台風への備え

台風はいきなり発生する地震と異なり、テレビやインターネットを通じた報道による情報収集により、早めの対策、早めの避難を行うことで被害を未然に防いだり、軽減することが可能です。

台風の備えでするべきこと ~今のうちに実施してください~

側溝や排水口はごみや落ち葉が詰まっていないか確認する。

雨どいに継ぎ目のはずれや落ち葉や土砂が詰まっていないか確認する。

屋根瓦のひび割れやずれ、トタンのめくれ、スレートのゆるみはないか確認する。

屋外の飛ばされそうなものは、室内に移動するかロープやネットなどで固定する。

雨戸・シャッターを閉める。

カーテンを引いておく。

浸水に備え大切なものや家電製品は高いところへ移動する。

食材等必要になると予想されるものを買っておく。

靴を手元に用意しておく。(窓ガラスが割れた場合は屋内でも靴を履いて行動!)

アンテナやプロパンガスボンベはしっかり固定されているか確認する。

空いたペットボトルやヤカンに飲料水を、風呂、たらい、バケツに水を張っておく(トイレなど生活用水の確保)。

停電に備えて

携帯電話やパソコンは充電しておく(バッテリーを準備しておく)。

電池式のラジオを準備しておく。

LEDランタンなど照明器具を準備しておく。

カセットコンロを備えておく(ガスボンベの備蓄も併せて備えておく)。

冷蔵庫の温度設定を最も低い温度(冷蔵庫設定で最も強く)にする。

【停電に関するお問い合わせ先】

東京電力パワーグリッド株式会社

0120-995-007

03-6375-9803(有料)

断水に備えて

1人あたり9リットル(1日3リットル×3日分)の飲料水とそれとは別に風呂おけに水をためておく。

ハザードマップによる確認

もしもの時に備えてハザードマップで自宅付近の土砂災害や洪水による浸水などの危険性を確認しておく。

自宅から避難場所までの避難経路をマップに書き込んでおく。

【避難経路を考えるにあたって注意すること】

・2箇所以上の避難場所へ避難できるように複数の避難経路を確認する。

・洪水による浸水または、土砂災害によって通行止めになる恐れがある道路は避ける。

防災行政無線による放送内容を知らせる防災情報メールの登録をする。今すぐ登録してください。

非常持ち出し袋の準備

避難時の非常持ち出し袋を確認する。

非常持ち出し袋は日ごろから準備し、すぐに持ち出せるようにする。

何を入れたらよいか

懐中電灯(LED推奨)

携帯ラジオ

予備用乾電池

携帯電話の充電器

ライター

食料(火や水を使わずに食べられるもの。乾パン、袋詰、アメなど)

水(ペットボトル500mlが使いやすい)

医薬品(常備薬、絆創膏、ビタミン剤など)

衣類(下着、厚手の靴下、軍手、防寒衣、タオル)

衛生用品(マスク、歯ブラシ、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、生理用品)

現金(おつりが出ない場合があるため、硬貨も準備)

権利書等大切なもの(銀行の貸金庫の利用も有効)

免許証等、身分証明書(コピーを用意)

保険証(コピーを用意)

お薬手帳の写し、病歴などのメモ

カッパ

眼鏡、コンタクトレンズの予備

早めの避難を心がける

それぞれの危険性に応じ、町からの情報や指示だけに頼らず自らの判断で早めに避難することが大切です。友人の家や親戚などの安全な場所へ早めに避難をしてください。

自分自身でこまめな情報収集を心がける

葉山町のホームページや気象庁のホームページでこまめに気象情報をご確認ください。

「土砂災害警戒情報」は土砂災害発生の危険性が高まっていることを知らせるものです。

土砂災害に注意する

土砂災害の発生前には、前兆現象がみられることがあります。急傾斜地やがけの渓流付近にお住まいの方は、前兆現象などにより危険を感じたらただちに避難してください。その際は近隣への声かけをお願いします。

前兆現象

【急傾斜地の崩壊】

・斜面から水が湧き出ている

・小石がぱらぱら落ちてくる

・斜面に割れ目が見える

【土石流】

・川が濁り、流木が混ざっている

・地鳴りや山鳴りがする

・雨が降っているのに川の水位が下がる

【地すべり】

・井戸の水が濁る

・斜面から水が噴き出す

・地面がひび割れたり、陥没や隆起をする

上記のような前兆現象があったら、早めの避難行動を取ってください。

避難情報に注意する

水害・土砂災害について町が出す避難情報に注意する。

防災に関する情報は現在、警戒レベル運用をしています。

【警戒レベル1】

・早期注意情報(気象庁が発表)

災害への心がまえを高めます。

【警戒レベル2】

・洪水注意報、大雨注意報等(気象庁が発表)

避難に備え、ハザードマップ等により自ら避難行動を確認します。

【警戒レベル3】

・高齢者等避難

避難するのに時間をかかる高齢者などの要配慮者やその支援者は避難を始めます。

通常の避難行動ができる人は、家族との連絡、非常持ち出し袋の用意など避難の準備を始めます。

【警戒レベル4 】

・避難指示

対象住民は避難を完了していなければなりません。

まだ避難していない住民は直ちに避難します。万一避難する余裕がなければ、命を守る最低限の行動を取ります。

【警戒レベル5】

・緊急安全確保

既に災害が発生している状況です。警戒レベル5の発令を待たず命を守るため最善の行動を取ります。

安全な経路で避難する

避難時には、河川沿いやがけ沿いの道は避けてください。大雨により道路にある側溝やマンホールのふたが外れている場合があるので、十分に注意して近寄らないようにしましょう。

また、避難は「決められた避難所に行くこと」だけではなく、何らかの手段で安全を確保するという意味です。町が指定する避難所であるかどうかにかかわらず、近隣の安全な場所(親戚や友人の家等)への避難や、場合によっては屋内のより安全な場所への移動を行うことも避難行動の一つとなります。

命を守るための早めの避難行動を取るよう心がけましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

お問合せ先:防災安全課
〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間:8時30分~17時00分
閉庁日:土・日曜日、祝祭日、年末年始
電話番号:046-876-1111 ファクス番号:046-876-1717

更新日:2019年10月10日