葉山町議会 平成29年5月12日

平成29年 葉山町議会第2回臨時会会議録

招集年月日

平成29年5月12日(金曜日)

招集場所

葉山町役場議場

開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

開会

午前10時00分

閉会

午後1時39分

応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

出席13名 欠席0名

応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員の詳細
番号 氏名 出欠
第1番 横山すみ子 出席
第2番 金崎ひさ 出席
第3番 鈴木道子 出席
第4番 飯山直樹 出席
第5番 ( 欠員 )  
第6番 山田由美 出席
第7番 窪田美樹 出席
第8番 畑中由喜子 出席
第9番 石岡実成 出席
第10番 待寺真司 出席
第11番 伊東圭介 出席
第12番 笠原俊一 出席
第13番 土佐洋子 出席
第14番 近藤昇一 出席

地方自治法第121条により出席した者の職氏名

地方自治法第121条により出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
町長 山梨崇仁
副町長 山本孝幸
教育長 返町和久
政策財政部部長 小山誠
総務部部長 太田圭一
福祉部部長 仲野美幸
環境部部長 伊藤義紀
都市経済部部長 永津英彦
教育部部長 沼田茂昭
消防長 福本昌己
総務課課長 鹿島正

職務のため議場に出席した者の職氏名

職務のため議場に出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
議会事務局局長 田丸良一
次長 廣瀬英之
主任 佐々木周子

会議録署名議員

会議録署名議員の詳細
番号 氏名
第11番 伊東圭介
第12番 笠原俊一

議事日程 会議録資料

第1 会期の決定
第2 会議録署名議員の指名
第3 町長行政報告
第4 議案第2号 平成29年度葉山町一般会計補正予算(第2号)
第5 議会議案第29-5号 葉山町議会委員会条例の一部を改正する条例
第6 議会運営委員会所管事務調査報告の件

追加日程

第1 議長の辞職について
第2 議長の選挙
第3 副議長の選挙
第4 議席の変更

議事日程

第7 常任委員会委員の選任について
第8 議会運営委員会委員の選任について

追加日程

第5 議案第3号 監査委員の選任について

議事の経過

議長(近藤昇一君)

おはようございます。ただいまの出席議員は13名でございます。定足数に達しておりますので、ただいまから平成29年葉山町議会第2回臨時会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
(午前10時00分)

議長(近藤昇一君)

日程第1「会期の決定」を議題といたします。
お諮りいたします。去る5月9日に開催されました議会運営委員会におきまして、会期は本日1日間と決定いたしましたが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第2「会議録署名議員の指名」を議題といたします。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において指名いたします。11番 伊東圭介議員、12番 笠原俊一議員のお2人にお願いいたします。

議長(近藤昇一君)

日程第3「町長の行政報告」を行います。
町長の報告を求めます。町長、登壇願います。

町長(山梨崇仁君)

おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、行政報告をさせていただきます。
本年2月から試行として実施する予定であった逗子市との可燃ごみ共同処理につきまして、逗子市の焼却灰から埋め立て処分の基準値を超える鉛またはその化合物が検出されたため、逗子市への搬入をやむを得ず一時延期していたところですが、逗子市が対策を講じた結果、3月末の検査数値が基準値の範囲内におさまったことから、7月より試行搬入を実施することといたしましたので、御報告いたします。なお、引き続き焼却灰の埋め立て処分の基準値をクリアするように、今後は薬剤、金属封鎖剤等を投入した冷却水を通して処分することとなりましたが、検査数値を注視しながら逗子市と情報共有のもと、慎重かつ適正な可燃ごみ共同処理に努めてまいります。
以上、行政報告といたします。ありがとうございました。

議長(近藤昇一君)

以上で町長の行政報告を終わります。

議長(近藤昇一君)

日程第4「議案第2号平成29年度葉山町一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

政策財政部部長(小山誠君)

それでは、議案第2号平成29年度葉山町一般会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。
今回の補正予算につきましては、1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ120万円を追加し、歳入歳出予算の総額を94億8,710万円とさせていただくものでございます。
それでは、歳入歳出補正予算につきまして、補正予算書の8ページ並びに別冊の補正予算に関する付属説明書の11ページから順次御説明申し上げます。歳入、第20款諸収入のコミュニティー助成事業助成金は、一色第5町内会の備品整備に対して、一般財団法人自治総合センターから交付されるものでございます。
続きまして、補正予算書の10ページ、付属説明書の12ページ、歳出、第2款総務費の法規訟務経費は、さきの第1回臨時会において議決をいただきました議案第1号の控訴の提起に要する弁護士費用等でございます。町内(自治)会支援事業は、コミュニティー助成事業助成金を財源として、一色第5町内会の備品整備に対して助成するものでございます。
補正予算書の10ページ、第12款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため43万2,000円を減額し、補正後の額を3,636万8,000円とさせていただくものでございます。
以上、補正予算につきまして御説明させていただきました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

議長(近藤昇一君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
ございませんか。

2番(金崎ひさ君)

13ページのコミュニティー助成事業助成金でございますが、ここにプロジェクター、ワイヤレスマイク、アンプ、プリンター等の購入と書いておりまして、他の議員から資料請求がございまして、その内容を見させていただきましたら、本染め子ども用半纏というのが74万7,360円と、一番高額になっております。ここのところ、なぜ一番高額のところを明示しなかったのかということをお聞きします。

政策財政部部長(小山誠君)

付属説明書の表記のほうに記載しなかったという、特段の理由はございません。単価的な1品単価の部分で高額な部分ということで、プロジェクターですとかワイヤレスアンプ等々を表題のほうに載せさせていただいたという経緯でございます。

2番(金崎ひさ君)

確かに半纏は40点で、そして単価が1万8,684円なので、単価的に考えるとその他に入れてもいいかと思いますけれども、やはり占める金額というのが120万のうち74万という金額になっておりますので、やはりわかりやすく、一番お金を使うところをこういう説明書きには書いたほうがいいかなというふうに思いますので、今後気をつけていただけたらというふうに思います。
もう1点よろしいでしょうか、引き続き。

議長(近藤昇一君)

どうぞ。

2番(金崎ひさ君)

同じところでございますけれども、これ、各町内会でやはり来年度予算に向けて申請書がいろいろと我が町内会ではこういうことをしたいというのが出ると思うんですけれども、これは一応コミュニティー助成金といいますか、助成金が出る状況だったので、そちらのほうにお願いをしたと。10月に既に申請をされていますので、コミュニティー…各町内から出た中でこれに当てはまるのは何かということで、町として助成金はどこかないかなというので見つけたのか、あるいはこういう助成金がありますよというところで、各町内会に対してそれに見合う事業をしませんかということで、何ていうんですか、PRしたのか。どちらでしょうか。

政策財政部部長(小山誠君)

この部分につきましてはですね、毎年8月にですね、神奈川県のほうを通じてですね、このコミュニティー助成事業の補助の募集がございます。それに基づきまして、私ども町のほうからですね、28町内会のほうに、こういった助成制度がございますということでの周知を図らさせていただく中で、各町内会のほうから私ども政策課のほうに御相談を受け、県のほうとも調整しつつ、申し出があった場合にですね、申請のほうをさせていただいているという形で取り組みをしているところでございます。そういったことから、今お話がございましたように、10月にですね、町内会のほうから申請を私ども町を介して県を通じてですね、一般財団法人の自治総合センターのほうに申請をさせていただいているという経緯でございます。

2番(金崎ひさ君)

そうしますと、8月に補助募集があって28町内会にそれぞれお話をして、今回は1件だったんですか。それとも、ほかにもあって、そしてふるわれたんでしょうか。

政策財政部部長(小山誠君)

この29年度のですね、コミュニティー助成事業の制度の部分につきましては、一色第5町内会のほかにですね、もう1自治会からの申請がございました。ただ、その申請の内容がですね、一応県を通じて申請をさせていただいたんですが、不採択となりまして、今回は除外されているというところでございます。

2番(金崎ひさ君)

そうすると、内容的に補助金をいただけるので、助成事業に値するので予算がついたということなんですが、不採択になったその内容的なもので、やはり町内会の活動のために必要だというふうに認められた場合は、来年度この助成金がおりなくても、今年度でもよかったと思うんですが、初年度に間に合ったと思うんですが、助成金が認められない場合でも、町として補助をするような事業をする、補助してあげるというふうなことではなく、全く別枠でやるということですか、内容的には。

政策財政部部長(小山誠君)

不採択となった案件につきましてはですね、町内会館の空調設備、その修繕という部分で、今現段階におきましてですね、故障している云々ということではなく、言葉が正しいかどうかわかりませんが、老朽化ということで、その部分での予防対策ということで申請をさせていただいた経緯でございます。ただ、その空調設備のですね、設備自体が、天井に設置されている空調ということで、それが町のほうで建物は所有しているという経緯もございまして、そちらのほうの財産の一部と認められるというようなことから、別の手法であれば考えられるんですが、今、既存の部分での修繕となると問題があるということで、不採択となったというふうに県を通じて確認をさせていただいているところでございます。

2番(金崎ひさ君)

不採択になった理由はともかく、その受け皿として町が、じゃあ今後例えば空調の修理ですけれども、どうするのかっていうことが次に引き継ぐのかどうかということをお伺いしております。

政策財政部部長(小山誠君)

すいません。御質問に十分答えできなくて申しわけございませんでした。今、議員御指摘のようにですね、その部分については当然故障してからではまた不便を来すということもございますので、何らかの形でですね、対応を図らさせていただきたいと思っております。ただ、町の財源でですね、やるというよりは、このコミュニティー助成事業を活用してですね、修繕ができればなというふうに思っておりますので、引き続き県を通じてですね、調整をさせていただく中で検討を図っていきたいと思いますし、もしそれが採択されないような状況であれば、当然町のほうでですね、整備をしていくというようなことも考えられるかなというふうに思っておるところでございます。

議長(近藤昇一君)

よろしいですか。

1番(横山すみ子君)

このコミュニティー助成事業は、全額補助されるということですよね。違いますか。

政策財政部部長(小山誠君)

こちら、満額ですね、助成されるということでなく、今回参考資料にもお示しをさせていただいたように、2ページ目ですね、のところに記載してございますように、今回122万5,464円という総事業費がございます。そこの部分の120万円、残りの2万5,464円については各町内会のほうの御負担ということで対応させていただくような形になっております。

1番(横山すみ子君)

すいません、不注意でした。これは町が各自治会等に申請をもらって、補助を出している、あのやり方よりは、かなり高額に補助が出るという解釈でよろしいんでしょうか。

政策財政部部長(小山誠君)

そうですね、今回120万ということですが、上限が250万という部分がございますので、こちらの補助を活用したほうが有効というふうに考えております。

1番(横山すみ子君)

今回、一色第5町内会がこれを活用されたわけですけれども、例年これが行われていたとすると、葉山町では今までどのような、このコミュニケーション助成事業の助成金で事業を各町内会が行っていたか、教えていただけますか。

政策財政部部長(小山誠君)

ちょうど私の手元にございますのが、21年度からのコミュニティー助成事業のですね、助成事業内容がございまして、例えば平成21年度、初年度だったかどうかちょっと不明ですが、この段階においては一色台自治会と木ノ下町内会、こちらの公園の遊具の設置ということで経費を両自治会合わせて250万円の助成を受けている経緯がございます。また、昨年度、平成28年度についてはイトーピア葉山自治会のほうにですね、会館のほうのガスこんろですとかホワイトボード、机等々の備品類購入ということで100万円の助成を受けている経緯がございます。補助申請がなかった年度、一部ございますけれども、ほぼ毎年度ですね、周知を図らさせていただいて、申請のほうもさせていただく中で、取り組みをさせていただいております。

13番(土佐洋子君)

関連でございます。コミュニティー助成事業助成金のところ、プリンター等、等のところの議案説明会のときに「等」というの、リストをあれば資料請求ということで出していただきまして、ありがとうございます。このところ、やはり先輩議員が言われたように、子供用法被というの、一番大きいと思いますし、助成申請事業の期待できる効果というところに、子供が大人と一緒に祭事に参加することによりということが書かれております。ですので、補正予算の付属説明書などにも、この部分などを明記するべきではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。

政策財政部部長(小山誠君)

これは今、議員のほうから御指摘いただいている部分につきましてはですね、次回以降ですね、その部分についても明確にですね、表記できるようにさせていただきたいというふうに思っております。大変申しわけございませんでした。

議長(近藤昇一君)

ほかに。

6番(山田由美君)

裁判のほうについて伺いますが、この出費自体について反対するものではございませんが、一度町は裁判に負けているという事実がございます。今度の裁判は絶対に勝たなければならないという、背水の陣で臨まなければいけないと思うのですが、果たしてこの陣容で足りるとお考えですか。これでもし途中で旗色が悪くなってきたから、また追加の弁護士さんを誰か探しますとか、そのようなことにはならないとお考えですか。この陣容で足りるということでしょうか。

総務部部長(太田圭一君)

現時点ではこの体制で十分だと考えております。

6番(山田由美君)ではお尋ねします。

弁護士さんは法廷にお入りになって発言することができると思いますが、学識者の先生は弁護士さんと同様に法廷で何か話すことができるのでしょうか。それとも、参考人というか、付き添いというか、そういう形で出席だけ許されるということなのでしょうか。

総務部部長(太田圭一君)

学識者の方に関してはですね、弁護士に助言、それから法廷に入るということではなく、意見書等を学識的な知見から助言すると、あるいは意見書を提出するというような立場でございます。

6番(山田由美君)

弁護士さんにしても学者の方にしても、それぞれ得意分野がおありになると思います。この学者の方が法廷にはお入りになれない、事前の準備の段階だけでのお手伝いということであれば、その事前段階でのお手伝いの方は、もっとほかにいらしてもよいのではありませんか。このような問題について詳しい学者の方、あるいは弁護士の方がほかにもいらっしゃると思いますので、その意見をほかに求めるということはしなくてもよいとお考えなのですか。

総務部部長(太田圭一君)

人選につきましては、顧問弁護士にお任せしておるところでございまして、その辺を十分検討した上で選定、選任されておりますので、問題はないかと考えております。

6番(山田由美君)

では、裁判が進行するにつれて旗色が悪くなってきたから、そのとき助っ人を頼みますということはないとお考えですか。

総務部部長(太田圭一君)

裁判の状況でございますので、全くないとは考えられません。状況に応じて柔軟な対応を考えております。

6番(山田由美君)

私たち議員としましても、この件に関しては絶対に負けてほしくないと思っておりますので、必要だと思われましたら追加の予算を組んでいただいて、ぜひとも絶対の陣容で裁判に臨んでいただきたいと思います。すいません、今のは質問ではありませんでしたが、失礼いたしました。

2番(金崎ひさ君)

ここの部分で、歳出の内訳として21万6,000円ずつと、弁護士分と学識者分とございますが、事前の説明の中で何か弁護団を組むような私はちょっと感想を持っていたんですが、顧問弁護士と、それから推薦されたこの関戸弁護士、2人対応でやるのかなと思ったんですが。ということは、この21万6,000円を2人で分けるということなんですか。それとも、顧問弁護士は控えていて、この関戸さん1人にお任せするということなんでしょうか。費用面でいかがでしょうか。

総務部部長(太田圭一君)

それに関しましてはですね、顧問弁護士と、それから今度の弁護士、選任いたしました弁護士の2名体制、プラス学識者ということで考えております。

2番(金崎ひさ君)

21万6,000円というのは、これは2名分、弁護士の場合は。そして学識者分は1名分が21万6,000円でよろしいんですか。

総務部部長(太田圭一君)

顧問弁護士分につきましては、第1審のほうでもう着手金としてお支払いしておりますので、1名分ということでございます。

2番(金崎ひさ君)

そうすると、控訴して新しくではなくて、新しく加えるのは関戸弁護士で、顧問弁護士は継続して最初の着手金でやっていただけるということですね。そうすると、成功報酬といいますか、成功報酬は2人分で新たにまた予算が組まれるということでよろしいんでしょうか。

総務部部長(太田圭一君)

そのとおりでございます。

2番(金崎ひさ君)

参考までにお聞きしますけど、学識者分は成功報酬はないですよね。

総務部部長(太田圭一君)

ございません。

議長(近藤昇一君)

ほか、よろしいですか。

6番(山田由美君)

今回の裁判については、議会としても応援するつもりで…私としても応援したいと思っておりますが、ほかに裁判に持ち込まれそうな案件が隠れているということはございませんか。

総務部部長(太田圭一君)

隠れているというわけではございませんけれども、懸案になっている問題については、今、調査中でございます。

6番(山田由美君)

その調査中の懸案というのは、やはり土地の所有権の問題でしょうか。

総務部部長(太田圭一君)

そのとおりでございます。

6番(山田由美君)

個人情報もあるので、詳しいことは聞けないと思いますが、場所はどのあたりですか。

総務部部長(太田圭一君)

申しわけございませんけれども、今ちょっといろいろですね、その件について調整中でございますので、控えさせていただきたいと思います。すいません。

議長(近藤昇一君)

よろしいですか。

8番(畑中由喜子君)

ただいまの件ですけれども、前回の第1回臨時会のときにやはり質問させていただきました。今後のことがとても大切になってくると思うんです。やはり今回の件も、町としてこういう不法占有されているという状況を把握していながら、しかるべき手を打ってこなかったことでこのような結果になってきているというふうにも考えられると思うんですね。その中で、今、部長からも御答弁ありましたけれども、何カ所あるかわかりませんが、町道の管理状況、これはかねてから議会で取り上げられておりますけれども、やはり明確になっていない部分がかなりあると思われます。前回の御答弁では、補助金ですか、国の地籍調査の目的の補助金がこれからできそうだということで、それを待ってというようなお話がありましたけれども、そういう悠長なことでいいのかどうかというのは非常に危惧されます。今回の裁判が非常にうまくいって、私は絶対勝たなきゃいけない裁判だと思っていますけれども、万が一ということもありますし、やはり裁判に持ち込んで、もしかしたら町が敗訴という危険性もあるわけで、これは全国的な例を見てもあり得る話なんですね。もちろん裁判、判例もお調べになっていらっしゃると思いますけれども。そういう状況の中で、国からの補助金をただただ待っていていいものかどうかということを非常に危惧いたします。やはりそのような地主さんに対して、きちんとした対応をとるべきだと。それも補助金を待たずに、すぐにでも行動に起こすべきだというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。

都市経済部部長(永津英彦君)

先日の答弁の中で、補助金を待っているというわけではなくて、基本的に補助金はいただこうと思えばいただけるというか、実際逗子市さんで昨年度使っています。ところが、発注してですね、現地立ち会い等をやったり、民有地界の立ち会いをやるとですね、決まっていかないんですね。当然、数百万という単位の補助金を得て逗子市が発注しても、実際のところは平面図をつくる程度にとどまってしまって、結果的にはそこに道路があるとか、民界が決まらないとかということで、成果が上がらないのが今、現状だと思います。そういう中で、どこまでお金を、予算をいただいて、補助金を使うにしろ使わないにせよ、どこまでそこを明確にして不法占用的なものを洗い出すかというのは、現状限界もあるなあというふうに…いう意味で御答弁したつもりでいるんですね。だからといって何もしないということではないので、今回の話については、基本的にはいろんな裁判事例もありますけど、それぞれの事情もあることもありますし、単純に道路法で認定をしている現場で、単純に事後取得を認めた前例はないというふうに解釈しているので、今回は本当におかしいというふうに町は思っています。当然その中で和解をする案をつくるとかですね、そういう中で実際には勝ち負けではなくて、最終的なつけかえをするとかですね、そういう形で現場を解決している事例というのはたくさんあるというふうに認識していますので、占用…不法占用も含めて道路管理は今後もしっかりやっていきたいというふうに考えています。

8番(畑中由喜子君)

そうすると、不法占用ということを地主さんが認めない限り、町は打つ手はないということになるんですか。

都市経済部部長(永津英彦君)

まず、不法かどうかというところで、そこに何平米、どういう形で占用されているかどうかが決まっていないところに、疑わしい話の中をどこまで指摘したり、精査していったり、本当に違法なんですというところを、今度逆に町側がそういう民有地の方に対して、所有者に対して訴えられるのかというところに限界があるというふうに感じています。

8番(畑中由喜子君)

そうすると、打つ手はないというふうに聞こえちゃうんですけれども、少なくとも昔からの公図があり、町の台帳があるわけですよね、道路台帳が。その中で、ここに町道、公道があるということを認識していただくという手はずから始めるということで、それをきちんと記録に残していく。地道な作業でしょうし、それを洗い出すのは非常に煩雑というか、数が多いでしょうから、大変な作業になるかとは思いますけれども、少なくともそういうような手続をとっていくことから始まって、やりとりがようやくそこから起こるということなんじゃないでしょうかね。いかがでしょう。

都市経済部部長(永津英彦君)

今おっしゃっている中身から言うとですね、道路法の中で町道何号線で何番地から何番地にかけて告示行為をしていまして、それについては62年に、昭和62年に告示を全路線に対して告示をしていまして、その中に、告示の中身というのは道路台帳平面図も含まれていまして、町役場とするとですね、ある意味、地主さんにそれぞれに承諾を得ることなく、法律的に告示をして、こういう場所にこういう道路があります。そこについては町道何号線ですという形で、それが今おっしゃられている町民の方に町役場がここに道路がありますと明示している話なんですね。それを告示書を見ているわけじゃないし、現場に立ち会いを行くとですね、そんなところに道路があるのは知らないとか、その幅を勝手に葉山町が決めているだろうとか、そういったトラブルの中で現状決まっていかなかったりというところで、問題が発生しているという話なので、何もしてないわけではないし、こちらは法律的というんですかね、そういう意味では法的に正しい告示行為ということでお知らせをしているはずなんですけど、現実はそう簡単にはいかないので、現場立ち会いが必要になって、スムーズにいかないというところで、そこについては努力を続けなきゃいけないというふうに思ってます。

8番(畑中由喜子君)

法的な話からいけば、告示をしているというのはもう大前提ですから、それを知らなかったとは言ってはいけないものだと思うんですね、本来はね。ただ、昭和62年、30年以上たってるわけですよね。そうすると、地主さんも代がわりをされたり転売されたり、あるいは今回のように公売にかけられた物件になってしまっていたりとかという、変化、変遷があると思うんです。そういう中では、町としてはもう告示は済ませておりますけれども、やはり周知させるという努力をする以外に、そうすると方法はないのかなって思いますけれども、やはりその手続もとっていかないと、町は何もしなかったという裁判例みたいになっていっちゃうのかなと思いますから、ぜひその辺は、大変な作業になると思いますけれども、告示をした部分について、改めて行動を起こすということを、今回のことをきっかけとしてやっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

都市経済部部長(永津英彦君)

ただ、広報等でですね、生け垣的なものが町道にはみ出しているときに剪定をしてくださいとか、そういうのを例年植木が伸びそうな時期に広報を繰り返したりしている中でですね、あと毎年道路が広がったり、改良したときに、毎年当然道路法の告示行為というのは、供用開始している場所が広がったりするので、そういうときのチャンスの中でですね、あとは占用料の更新の時期が当然ありますので、5年ごとに更新をしていますから、そういう部分でそういった内容をアピールしていくというんですかね、そういうことは努力するようにいたします。

議長(近藤昇一君)

ほかに御質疑ございませんか。御質疑なければ、これにて質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議案第2号平成29年度葉山町一般会計補正予算(第2号)については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。

議長(近藤昇一君)

日程第5「議会議案第29-5号葉山町議会委員会条例の一部を改正する条例」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第29-5号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第29-5号葉山町議会委員会条例の一部を改正する条例については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、議会議案第29-5号は原案のとおり可決されました。

議長(近藤昇一君)

日程第6「議会運営委員会所管事務調査報告の件」を議題といたします。
本件については、議会運営委員会委員長の報告を求めます。委員長、登壇願います。

議会運営委員会委員長(畑中由喜子君)

議会運営委員会の所管事務調査についての報告書を議長宛てに提出いたしました。内容を朗読いたします。
議会運営委員会の所管事務調査について、葉山町議会会議規則第76条の規定に基づき御報告いたします。
1、調査事項。議員活動の実態調査について。
2、調査対象期間。平成28年2月1日から平成29年1月31日まで。
3、調査の目的。平成25年及び平成26年の2カ年にわたり、葉山町議会議員報酬のあり方についての検討を行った際に実施した議員活動の実態調査について、平成27年の議員改選による新議会のもと、議会改革の検討項目として議員報酬の削減等が提案されたことから、新たな議員構成における議員活動の実態調査を実施する。
4、調査の範囲及び内容。
(1)領域A。本会議、委員会及び全員協議会における議員活動。
(2)領域B。法定外会議、研修会等における議員活動。
(3)領域C。領域A及び領域Bに付随する議員活動。
(4)領域X。町主催行事への出席及び住民からの各種相談。
5、調査結果。会議日数の合計が482、時間数にいたしますと1,115時間、8時間換算日数で割り返しますと139日となりました。したがいまして、議員活動換算日数は、年間1,115時間÷8時間で139日となりました。議員報酬の試算といたしましては、139日。そして町長職務遂行換算日数269日に比率を求めますと、51.7%となり、町長給料月額82万3,000円の51.7%で試算の議員報酬月額は42万5,491円となりました。
この調査結果の表につきましては、ホームページに掲載をさせていただきますので、細目にわたりましてはそちらをごらんいただけたらと思います。
以上、御報告申し上げます。

議長(近藤昇一君)

以上で委員長の報告を終わります。
本件は質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、質疑を省略することに決定しました。
以上で議会運営委員会所管事務調査報告を終わります。
この際、暫時休憩いたします。
(午前10時39分)

副議長(伊東圭介君)

休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前10時41分)
ただいま議長 近藤昇一議員から、議長の辞職願が提出されました。
お諮りいたします。この際、議長の辞職についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、この際、議長の辞職についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

副議長(伊東圭介君)

追加日程第1「議長の辞職について」を議題といたします。
本件については、議長 近藤昇一議員に関する件でありますので、地方自治法第117条の規定により退場をしていただいております。
辞職願を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
お諮りいたします。近藤昇一議員の議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議長の辞職については許可することに決定をいたしました。
この際、暫時休憩をいたします。
(午前10時43分)

副議長(伊東圭介君)

休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前10時44分)
ただいま議長が欠員となっております。お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決定をいたしました。
これより、議長の選挙に先立って、議長立候補者による所信表明を行います。議長選挙の立候補届け出は、私、伊東圭介1名であります。議長所信表明を行うため、私が自席に戻りますので、年長議員であります横山すみ子議員に進行をかわっていただきます。よろしくお願いいたします。
暫時休憩をいたします。
(午前10時45分)

進行役(横山すみ子君)

休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前10時45分)
議長立候補者による所信表明を行うに当たり、立候補いたしました伊東圭介副議長が自席に戻りましたので、私が年長のゆえをもって副議長にかわって進行を務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。なお、所信表明は登壇して行い、発言時間は10分以内とします。また、質疑は立候補者の所信表明が終了した後に自席で行い、立候補者に対する質疑時間は、答弁を含めて10分以内とします。
11番 伊東圭介議員の所信表明を行います。伊東圭介議員、登壇願います。

11番(伊東圭介君)

11番 伊東圭介でございます。議長選挙立候補に当たり、私の所信を述べさせていただきます。
前回の議長選挙より立候補者の所信表明が本会議場で行われ、ネット中継もされることとなり、多くの町民の方々にも議長選挙の様子がわかるようになったことは、葉山町議会が推し進めてきた議会改革の一環であり、開かれた議会に向けた成果であると思います。
さて、地方自治体の議会改革の波は、地方分権一括法の施行された2000年ごろから始まり、それまでの機関委任事務制度の廃止に伴い、条例制定権の拡大などを受けて確立された自治体の自己決定権を行使する機関である議会の権能を高めるための改革が始まりだと言われております。その後、2006年5月に全国に先駆け、北海道・栗山町議会が議会基本条例を制定しました。現在、11年が経過しましたが、全国で約740近い自治体が議会基本条例を制定しております。葉山町議会においても、約2年間検討を重ね、2009年10月に議会基本条例を施行し、現在に至っております。私は8年を経過した今こそ、制定したときにいま一度立ち戻り、葉山町議会基本条例の前文にあるように、「地方議会は二元代表制のもと、住民主権を基礎とし、住民の信託を受けて活動する住民の代表機関であり、合議制による議事機関である。また、長その他の執行機関と独立・対等な関係を保ち、監視機能と立法機能を十分に兼ね備えた地方自治の実現を目指すものである」という目標に向かって、議会全体で新たな改革に取り組むべき時期だと考えております。
そのような中、まず取り組まなければならない喫緊の課題として、昨年2月に起こった現職議員が覚せい剤取締法違反で逮捕、起訴され、その後、有罪が確定した事件を受けての議会の対応であります。この件に関しましては、専門的知見の活用をし、山梨学院大学の江藤俊昭教授に「罪を犯した議員に対する議会の対応」と題したレポートを提出いただいておりますが、その中にあります議会改革を政治倫理に連動させる葉山モデルを具体的に条例等に反映し、このようなことが二度と起こらないような方策を検討し、町民の皆様方の信頼回復に努めなければならないと考えております。
もう1点は、近藤議長の議長選挙の際の所信でもあり、2年間進めてまいりました議会ICT化の推進であります。この間、先進自治体の視察を初め、事業者のデモンストレーション、常任委員会・本会議での試行を行い、検討を重ねてまいりました。いよいよ本年第3回定例会よりタブレット端末を本格導入すべく平成29年度予算に計上し、準備を進めているところであります。このタブレット端末を利用してのペーパーレス会議システムを活用し、当初の目的であります議会運営の効率化、行政労務の縮減、ペーパーレス化による環境への配慮を実現していくことも、この2年間の大きな宿題であると思っております。
次に、議長の職務についてであります。皆様も御存じであるかとは思いますが、地方自治法第104条で規定をされているように、議長は議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表するとしております。このような権限を持つ議長職ではありますが、同僚議員諸氏、町執行部職員や傍聴人などの協力がなければ、円滑な議会運営が成り立たないものと考えております。私のすべきことは、議会として自由な議論と活動が十分に保障された議会運営を行うことだと思っております。皆様の御協力を重ねてお願いいたしまして、このたびの議長選挙に立候補いたしました私の所信の一端といたします。ありがとうございました。

進行役(横山すみ子君)

11番 伊東圭介議員の所信表明が終わりましたので、これより質疑を行います。なお、葉山町議会先例・申し合わせによりまして、1人の議員は3回までの質疑となっておりますので、御承知おきください。それでは御質疑、よろしくお願いいたします。
ございませんか。ないようでしたら、質疑を終結してもよろしいでしょうか。それでは、御質疑がないようですので、これにて11番 伊東圭介議員に対する質疑を終わります。
以上で議長立候補者による所信表明を終結いたします。暫時休憩をいたします。
(午前10時53分)

副議長(伊東圭介君)

休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前10時54分)

副議長(伊東圭介君)

追加日程第2「議長の選挙」を行います。
選挙は投票で行います。議場を閉鎖します。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員は13名であります。
次に、立会人を指名いたします。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番 横山すみ子議員及び14番 近藤昇一議員を指名いたします。
これより投票用紙を配付いたします。
(投票用紙配付)
念のために申し上げます。投票は単記、無記名であります。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検します。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と名前を読み上げますので、点呼に応じて順次投票願います。点呼いたします。
(点呼、投票)
投票漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。1番 横山すみ子議員及び14番 近藤昇一議員、開票の立ち会いをお願いいたします。
(開 票)
選挙の結果を報告いたします。投票総数13票、有効投票13票、無効投票0票。有効投票中、伊東圭介議員9票、畑中由喜子議員4票、以上のとおりです。この選挙の法定得票数は4票であります。伊東圭介議員は法定得票数を得ております。よって、私、伊東圭介が議長に当選をいたしました。
議場の閉鎖を解きます。
(議場閉鎖)
会議規則第32条第2項の規定による当選の告知を省略し、当選承諾の就任の挨拶をいたします。挨拶は、このまま議長席で行わせていただきます。
ただいま議長に選任されました伊東圭介でございます。同僚議員多くの皆様の御賛同を得たことは大変光栄に存じますとともに、議長席に着きますと職責の重さを改めて痛感をいたします。本日より私の任期満了までの約2年間、議長職を務めさせていただきます。皆様方の御協力のもと、町民の負託に応え、町民民主的な開かれた議会を目指し、引き続き議会改革に取り組んでまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
(拍手)
また、山梨町長を初めとします町執行部の皆様方には、円滑な議会運営と議会改革に御協力をいただきますことをお願い申し上げまして、議長就任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
(拍手)
ただいま私が議長に当選いたしましたので、副議長が欠員となりました。お諮りをいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定をいたしました。

議長(伊東圭介君)

追加日程第3「副議長の選挙」を行います。
選挙は投票で行います。議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員は13名であります。
次に、立会人を指名いたします。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番 横山すみ子議員及び14番 近藤昇一議員を指名をいたします。
これより投票用紙を配付いたします。
(投票用紙配付)
念のために申し上げます。投票は単記、無記名であります。
投票用紙の配付漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、点呼に応じて順次投票願います。点呼いたします。
(点呼、投票)
投票漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。1番 横山すみ子議員及び14番 近藤昇一議員、開票の立ち会いをお願いいたします。
(開 票)
選挙の結果を報告いたします。投票総数13票、有効投票13票、無効投票0票。有効投票中、待寺真司議員9票、窪田美樹議員2票、土佐洋子議員2票、以上のとおりです。この選挙の法定得票数は4票であります。待寺真司議員は法定得票数を得ております。よって、待寺真司議員が副議長に当選をされました。
議場の閉鎖を解きます。
(議場閉鎖)
ただいま副議長に当選されました待寺真司議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による当選の告知を行います。
それでは、就任の挨拶をお願いいたします。待寺真司副議長、登壇を願います。

10番(待寺真司君)

ただいま執行されました副議長選挙において選任をされました待寺真司です。副議長という職責の重さをしっかりと認識し、活動してまいる所存でおります。伊東圭介新議長のサポート役として、そしてまた常に開かれた議会を念頭に置き、皆様とともに議会改革をより一層進めてまいりたいと思います。また、山梨町長を初め、町幹部職員の皆様には本会議、委員会等を通し、闊達な議論、建設的な議論を行い、町民の皆様の負託、そして安全・安心、笑顔あふれるまちづくり、葉山のまちづくりにこれからもともに歩んでいければと思っております。よろしくお願いをいたします。何分まだまだ浅学非才の身でございますので、どうぞ議員各位、皆様方、そして町職員全ての皆様方からさまざまな御指導、御協力をいただきながら、副議長の職責をしっかりと2年間果たしてまいりたいと思います。今後ともどうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
(拍手)

議長(伊東圭介君)

以上で副議長就任の挨拶を終わります。
議事の都合により、暫時休憩をいたします。再開は午後1時、13時からといたします。
(午前11時16分)

議長(伊東圭介君)

休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後1時00分)
お諮りをいたします。この際、議席の変更を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議席の変更を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

議長(伊東圭介君)

追加日程第4「議席の変更」を行います。
議長の選挙に伴い、会議規則第3条第3項の規定によって、お手元にお配りいたしました議席表のとおり、議席の一部を変更いたします。

議長(伊東圭介君)

日程第7「常任委員会委員の選任について」、日程第8「議会運営委員会委員の選任について」の2件を一括議題といたします。
常任委員会の委員及び議会運営委員会委員の任期満了による委員の選任を行います。お諮りいたします。本2件の委員の選任については、委員会条例第6条第4項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっておりますので、指名をいたします。
総務建設常任委員会委員に2番 金崎ひさ議員、4番 飯山直樹議員、6番 山田由美議員、7番 近藤昇一議員、9番 畑中由喜子議員、12番 土佐洋子議員、以上6名を。教育民生常任委員会委員に1番 横山すみ子議員、3番 鈴木道子議員、5番 石岡実成議員、8番 窪田美樹議員、10番 待寺真司議員、11番 笠原俊一議員、以上6名を。議会広報常任委員会委員に2番 金崎ひさ議員、4番 飯山直樹議員、6番 山田由美議員、8番 窪田美樹議員、10番 待寺真司議員、11番 笠原俊一議員、12番 土佐洋子議員、以上7名を。議会運営委員会委員に1番 横山すみ子議員、3番 鈴木道子議員、5番 石岡実成議員、7番 近藤昇一議員、9番 畑中由喜子議員、10番 待寺真司議員、11番 笠原俊一議員、以上7名をそれぞれ指名したいと思います。
以上の指名のとおり選任することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認め、そのように決定をいたしました。
ただいま選任されました各委員会の委員長及び副委員長の選任については、委員会条例第7条第2項の規定により委員会において互選することとなっております。この際、委員長及び副委員長の互選のため、暫時休憩をいたします。再開を1時35分といたします。
(午後1時04分)

議長(伊東圭介君)

休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後1時35分)
ただいま休憩中に開かれた各委員会において、委員長及び副委員長の互選を行った結果を御報告いたします。総務建設常任委員会委員長に土佐洋子委員、副委員長に飯山直樹委員。教育民生常任委員会委員長に窪田美樹委員、副委員長に石岡実成委員。議会広報常任委員会委員長に金崎ひさ委員、副委員長に山田由美委員。議会運営委員会委員長に笠原俊一委員、副委員長に鈴木道子委員。以上であります。

議長(伊東圭介君)

ただいま町長から議案第3号監査委員の選任についてが提出されました。お諮りいたします。この際、議案第3号を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、この際、議案第3号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

議長(伊東圭介君)

追加日程第5「議案第3号監査委員の選任について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
本案については、畑中由喜子議員に関する件でありますので、地方自治法第117条の規定により退場をしていただいております。
提案者の説明を求めます。

総務部部長(太田圭一君)

それでは、議案第3号について御説明申し上げます。議会選出監査委員であります金崎ひさ氏が本日付で辞職されましたので、後任の監査委員として畑中由喜子氏を選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。以上で説明を終わります。よろしく御審議のほど申し上げます。

議長(伊東圭介君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
(「なし」の声あり)
質疑ございませんか。御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はございますか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議案第3号監査委員の選任については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立11名、全員であります。よって、議案第3号は同意することに決定をいたしました。
畑中由喜子議員、入場願います。
(畑中由喜子議員 入場)

議長(伊東圭介君)

以上で本日の日程は全て終了いたしました。会議を閉じます。平成29年葉山町議会第2回臨時会を閉会といたします。
(午後1時39分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成29年5月12日

葉山町議会議長   伊東圭介

葉山町議会前議長 近藤昇一

葉山町議会前副議長 伊東圭介

進行役 横山すみ子

署名議員 伊東圭介

署名議員 笠原俊一

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更新日:2018年04月25日