葉山町議会 平成26年5月7日

招集年月日

平成26年5月7日(水曜日)

招集場所

葉山町役場議場

開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

開会

午前10時00分

閉会

午前11時15分

応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

出席14名 欠席0名

出席並びに欠席議員の詳細
番号 氏名 出欠
第1番 鈴木道子 出席
第2番 長塚かおる 出席
第3番 待寺真司 出席
第4番 守屋亘弘 出席
第5番 田中孝男 出席
第6番 中村文彦 出席
第7番 畑中由喜子 出席
第8番 土佐洋子 出席
第9番 荒井直彦 出席
第10番 笠原俊一 出席
第11番 横山すみ子 出席
第12番 金崎ひさ 出席
第13番 窪田美樹 出席
第14番 近藤昇一 出席

地方自治法第121条により出席した者の職氏名

地方自治法第121条により出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
町長 山梨崇仁
副町長 山本孝幸
教育長 返町和久
総務部部長 小山誠
保健福祉部部長 仲野美幸
生活環境部部長 成島光男
都市経済部部長 吉田仁
教育部部長 沼田茂昭
消防長 高梨勝
総務課課長 高階歩

職務のため議場に出席した者の職氏名

職務のため議場に出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
議会事務局局長 矢嶋秀明
次長 廣瀬英之
局長補佐 永井秀子
主事 佐々木周子

会議録署名議員

会議録署名議員の詳細
番号 氏名
第9番 荒井直彦
第10番 笠原俊一

議事日程

第1 会期の決定
第2 会議録署名議員の指名
第3 議長諸般の報告
第4 町長行政報告
第5 議案第1号平成26年度葉山町一般会計補正予算(第1号)
第6 議案第2号工事請負契約の締結について
(各小学校空調設備設置工事(電気設備改修))
第7 議案第3号工事請負契約の締結について
(各小学校空調設備設置工事(建築改修及び機械設備改修))

議事の経過

議長(金崎ひさ君)

おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。全員出席でありますので、ただいまから平成26年葉山町議会第1回臨時会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)

議長(金崎ひさ君)

日程第1「会期の決定」を議題といたします。
お諮りいたします。去る4月30日、議会運営委員会を開きまして、会期は本日1日間と決定いたしましたが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたします。

議長(金崎ひさ君)

日程第2「会議録署名議員の指名」をいたします。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において指名をいたします。9番荒井直彦議員、10番笠原俊一議員のお2人にお願いいたします。

議長(金崎ひさ君)

日程第3、議長から「諸般の報告」を行います。
去る4月1日付の人事異動に伴いまして、事務局職員に異動がありましたので、職員を紹介いたします。事務局長の矢嶋秀明でございます。局長補佐の永井秀子でございます。以上、御報告いたします。

議長(金崎ひさ君)

日程第4「町長の行政報告」を行います。
町長の報告を求めます。町長、登壇願います。

町長(山梨崇仁君)

おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、行政報告をさせていただきます。去る4月1日付の人事異動に伴いまして、新たに議会に出席することとなりました職員を御紹介させていただきます。初めに、副町長の山本孝幸でございます。教育長の返町和久でございます。総務部長の小山誠でございます。保健福祉部長の仲野美幸でございます。教育部長の沼田茂昭でございます。よろしくお願いいたします。
続きまして、民間保育所設置運営法人の募集の結果について御報告いたします。本件につきましては、2月20日に公募の書類配布を開始し、事前相談等を実施した上で、4月10日まで申し込み受け付けを行いました。その結果、4法人から申し込みがあり、4月に立ち上げました葉山町民間保育所設置運営法人選考委員会において、運営法人に応募のあった候補者の選考を公平かつ適正に実施してまいりました。その結果、社会福祉法人みどりの風を候補者として選定させていただいたところでございます。今後も引き続き、決定した法人及び関係機関と協力しながら、保育所設置に向けての業務を推進してまいります。
以上、行政報告といたします。ありがとうございました。

4番(守屋亘弘君)

今の報告の中で、みどりの風の所在地はどちらですか。

保健福祉部部長(仲野美幸君)

横須賀市追浜町でございます。

議長(金崎ひさ君)

よろしいでしょうか。以上で町長の行政報告を終わります。

議長(金崎ひさ君)

日程第5「議案第1号平成26年度葉山町一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)

議長(金崎ひさ君)

提案者の説明を求めます。

総務部部長(小山誠君)

議案第1号平成26年度葉山町一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。
今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額91億8,960万円は変更せず、第1条に定めますとおり、歳出予算内におきまして補正をさせていただくものでございます。
それでは、補正予算書の6ページ、別冊の歳入歳出補正予算に関する付属説明書では12ページにより御説明申し上げます。歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費の情報公開・個人情報保護事業につきましては、情報公開審査会及び個人情報保護審査会にそれぞれの諮問案件が生じ、当初予算を上回る開催が必要なことから、審査会に係る委員報酬を増額させていただくものでございます。
第12款予備費につきましては、歳入歳出の調整のため、12万円を減額し、補正後の額を3,988万円とさせていただくものでございます。
以上、補正予算につきまして御説明をさせていただきました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

議長(金崎ひさ君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。

4番(守屋亘弘君)

情報公開審査会の開催予定を2回という見込みだと。それがいいとか悪いとかじゃなくて、事実関係だけ教えてもらいたいんですが、異議申し立てが2件あるという解釈でよろしいでしょうか。

総務部部長(小山誠君)

そのとおりでございます。

14番(近藤昇一君)

この問題については、さきの議会で一般質問を私させていただいたんですけども、町のやっぱり姿勢がここに問われているんではないかなと思います。これは2件の、1つには職員の研修の問題、それからもう一つには職員の処分の問題、これについて一部非公開。あるいは処分の問題については全くの非公開。いわゆる町の姿勢が問われているんではないのかなと。私はこの審査会、開かなくてもいい審査会を開かざるを得なかったと。素直に出すべきものを出しておれば。審査会の結果はどうだったんですか。例えば処分の問題については一部公開。両方ともさらなる公開を求められた結果になってると私は聞いたんですけども。あのとき、町長以下職員は、この非公開にしたこと、一部非公開にしたことを妥当だと結論づけたんですけども、この審査会の結果を受けて町の姿勢としてどのようにお考えなのかを伺っておきます。

総務部部長(小山誠君)

議員おっしゃるとおりですね、審査会のほうに諮問しまして、1回目の結果としては研修につきましては部分公開ということで決定をいただきました。それに基づいて対応させていただいたところですが、議員おっしゃるとおり、不服申し立てが出ております。再度4月の審査会の中で諮問し、決定をいただいている部分につきましては、研修につきましては非公開部分を一部公開する旨の答申をいただいております。また、職員の処分状況、それにつきましても当初非公開決定ということであったところでございますが、4月にですね、再度不服申し立てということでされ、一部公開すべきという答申をいただいているところでございます。それに基づきまして、担当課である総務課のほうで今、検討して対応する運びとなっております。以上でございます。

14番(近藤昇一君)

私、あのときのね、正確な答弁覚えてはいないんですけども、たしか町長がね、処分については、私は県の対応と同等のね、対応をすべきだと。その際、町長は、県の対応だと、県は職員が多いから、個人は識別できないと。葉山の場合には職員が少ないから個人が識別できてしまうという答弁だったんですけども、調べてみたら、人事の公開についての中で、毎年1回、処分内容について公開してますよね。県の対応は大体そのような対応だったはずなんです。町長は、改めて情報公開に出した場合には、町が公開している内容も非公開としたという結論なんですけども。その点はどうお考えでしょう。たしか8月ごろね、広報には出てるんですよ。昨年度は懲戒処分は1人もなかったけども、処分内容を別に公開されてるでしょう。それ、どうお考えなのか。今回の不服審査…不服審査会、2回も使ってしまった。使わなくてもいいものを私は使ってしまったんじゃないかなと。町の姿勢によってね。その点はどうお考えでしょう。

町長(山梨崇仁君)

広報に公開している点と今回個別の情報公開で出せなかった点が、横のですね、均等な尺度を持ってなかったことについては、今後改めていかなければいけないとは思いますので、再度精査してまいりたいと思います。内容につきましては、やはり一般質問の際にもお答えさせていただいたように、やはり規模が違う自治体ですので、葉山町ならではの個人情報に関する運用というものを設けなければいけないとも考えております。今回の審査会の決定を受けて、今後の運用についてはその尺度をもって運用していくべきものとは考えておりますけれども、当初の判断については間違ったものとは思ってはおりません。

14番(近藤昇一君)

間違ってないというふうに…でも、結果的には間違っていたんですよ。審査会でそういう結論を出したわけですから。その際にも私、申し上げましたけどもね、議会が町が提案した情報公開条例を議会が全面修正して、で、全会一致でもって通ってるんです。そのことをやっぱり真摯に私は受けとめるべきなんですよ。町が出したのが、議会が全会一致でもって修正してしまったということを考えれば、議会としてはやはり非公開とされるべき事柄というのは最小限に抑えるべきだと。原則公開なんだというのをやっぱり、厳にやっぱり心にとめておくべきだと思うんですけども。その点の解釈について再度伺っておきたいと思うんですけど。

町長(山梨崇仁君)

解釈の範囲についてですけども、非常に難しい面があるかなというふうには考えております。一定の基準が今回定められたわけですけれども、町として積極的に公開する、特に御指摘があった知る権利の改正などについて、十分認識はしておるつもりですけれども、そのために失ってはいけない、例えば今回の件であれば職員のモチベーションであったりとか、情報公開制度の運用に対する過度な恐れをなしてはいけないという、微妙なバランスがかかわる問題ですので、そこについて、ほかの件についても同様に、この微妙なバランスについてはしっかり議論をした上で、今後の公開方針については定めてまいりたいと考えております。基本的には近藤議員がおっしゃるように、知らせる、お伝えする、そういった基本姿勢についてはしっかりと持っていきたいというふうに考えております。

議長(金崎ひさ君)

ほかに御質疑はございませんか。
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第1号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。

議長(金崎ひさ君)

日程第6「議案第2号工事請負契約の締結について」、日程第7「議案第3号工事請負契約の締結について」の2件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(小山誠君)

議案第2号工事請負契約の締結につきまして御説明申し上げます。この議案は、町内各小学校の空調設備設置工事に伴う電気設備改修工事で、提案理由にもございますとおり、地方自治法第96条第1項第5号の規定により提案させていただくものでございます。請負契約金額、消費税及び地方消費税の額並びに契約の相手方につきましては、議案書に記載のとおりでございます。
仮契約までの経緯につきましては、設計金額が500万円以上であるため、葉山町条件付一般競争入札実施要領に基づき、入札参加資格条件を定め、地方自治法施行令第167条の6の規定に基づき、平成26年3月24日に一般競争入札の公告を行いました。主な入札参加資格の条件は、葉山町競争入札参加資格認定を受けていること、建設業法第27条の23第1項の規定に基づく経営事項審査を受け、その経営事項審査結果通知書における電気工事の総合評点が901点以上であること、平成21年度以降に官公庁が発注する電気設備工事の施工実績があるものなどとしております。公告の後、入札参加資格確認申請及び資格確認等を経て、4月22日に電子入札による開札を行いましたところ、参考資料のとおり9,660万円で扶桑電気株式会社が最低価格で入札いたしました。改めて競争参加資格を確認するため、同社から工事費内訳書、同種工事等実績届等を提出させ、確認したところ、参加資格条件を満たしておりましたので、落札者として決定し、本年4月25日に仮契約を締結させていただいたものでございます。
工事の概要につきましては、別添の議案資料のとおりでございます。なお、竣工期限につきましては、平成26年9月30日を予定しております。
続きまして、議案第3号につきまして御説明申し上げます。この議案は、町内各小学校の空調設備設置工事における建築改修及び機械設備改修工事で、提案理由にもございますとおり、地方自治法第96条第1項第5号の規定により提案させていただくものでございます。請負契約金額、消費税及び地方消費税の額並びに契約の相手方につきましては、議案書に記載のとおりとなっております。
仮契約までの経緯につきまして、設計金額が500万円以上であるため、葉山町条件付一般競争入札実施要領に基づき、入札参加資格条件を定め、地方自治法施行令第167条の6の規定に基づき、平成26年3月24日に一般競争入札の公告を行いました。主な入札参加資格の条件は、葉山町競争入札参加資格認定を受けていること、建設業法第27条の23第1項の規定に基づく経営事項審査を受け、その経営事項審査結果通知における官工事の総合評点が901点以上であること、平成21年度以降に官公庁が発注する冷暖房空調設備の施工実績があるものなどとしております。公告の後、入札参加資格確認申請及び資格確認等を経て、4月22日に電子入札による開札を行いましたところ、参考資料のとおり8,040万円でエヌ・ケイ・テクノ株式会社が最低価格で入札いたしました。改めて競争参加資格を確認するため、同社から工事費内訳書、同種工事等実績届等を提出させ、確認したところ、参加資格条件を満たしておりましたので、落札者として決定し、本年4月25日に仮契約を締結させていただいたものでございます。
工事の概要につきましては、別添の議案資料のとおりでございます。なお、竣工期限につきましては、平成26年9月30日を予定しております。
以上で説明を終わらさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

議長(金崎ひさ君)

提案者の説明が終わりましたので、これより2件を一括して質疑を行います。

1番(鈴木道子君)

二、三質問をさせていただきます。この空調設備が設置されましたときに、この管理、またその運用については、どのようになさるおつもりでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

このエアコンが設置されました以降の管理につきましては、このエアコン自体の電源が、スイッチが各教室に設置される予定でございますので、まずそのスイッチの管理については、今のところ教員を予定しております。それ以降の細かい運用につきましては、これから学校側と十分協議しながら定めていきたいと、そのように考えております。また、教室によっても多少の立地条件等々によりまして温度差もありますので、そういうのも含めましてこれから運用規定を定めていきたいと、そのように考えております。

1番(鈴木道子君)

一度にそのような工事をやるということで、私は子供たちのために大変評価するところでございますが、この契約締結日、平成26年9月30日ということでございます。ことしの暑い夏には間に合わないということは、かねてから聞き及んでいるところでございますが、そういたしますと暖房から始まるというふうに理解してよろしいんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

現段階では暖房から始まる、そのように考えております。

1番(鈴木道子君)

例えば2学期が始まりまして、9月30日ごろになると大分大丈夫だと思いますけれども、何しろこの猛暑ということで、9月も相当暑い日々が続いております。この工事締結日ぎりぎりでなく、例えば少し早めに工事が終了したというようなことを考えますと、そのような場合には、例えば冷房が必要な気候であった場合には冷房も試運転的にやってみるというようなことは期待してよろしいんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

工事の竣工日によりますけれども、早めに終了して、その段階で残暑等厳しいようでしたら、当然試運転的に冷房を使用する、そのように考えております。

1番(鈴木道子君)

いずれにせよ、子供たちにとって快適であるということはもちろん望むところでございますが、それよりももっと我々として気をつけなければならないことは、子供たちのたくましい健康づくりという視点でございます。この視点をどうぞ基本として、運用規程、これからおつくりになると伺いましたけれども、そのところをくれぐれもお忘れなきよう運用規程をつくられると。そして適切な管理をしていただくということを念頭に入れていただきたいと思っております。暖房のときに今気になりますことは、風邪がはやりますと、エアコンですと乾燥するということがとても心配で危惧されるところでございます。この点についても、またさまざまなこれからの運用規定をつくる上において、御検討なさることと思いますけれども、子供たちの先ほど申し上げました健康づくりということを基本にして、ぜひ適切な管理をされるよう要望しておきます。以上です。

3番(待寺真司君)

今の1番議員の関連なんですが、工期の件なんですが、契約締結が9月30日となっておりますけれども、基本は夏休み中に終わらせるという形で教育委員会としては考えていると思うんですけど、それでよろしいでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

校舎の中に係る工事については、夏休みの期間中に終わらせたいと、そのように考えております。

3番(待寺真司君)

つまり、各教室への個別のエアコン設置は、なるべく夏休み中で、それでその他外で、変電所ですか、変電設備をやりかえるということで、そこの部分が最大見て9月30日にかかるかもしれないという形でしょうか。わかりました。
それで、今回4校同時なんですけれども、その4校の工期のかぶりというかですね、1業者がいろいろな多分下請さん、孫請さん使って同時に行えるのか、それとも1校ずつやっていくのか、その辺についてはどのような進め方になるでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

今のところ聞いておりますのが、工事の手法については4校一括で、同時に行うと、そのように伺っております。

3番(待寺真司君)

期日が決まれば、同日に着手に入るということで、わかりました。それで、一応夏休み期間中ではありますけれども、各校学校開放でプールの開放もあったり、グラウンドはそれぞれ生涯学習のほうで各団体に貸し出しもしております。あるいは体育館なんかでもありますけれども、その辺の工事車両との兼ね合いとか、使える範囲、そういったものは綿密に決まっていて、それは各団体のほうへの周知は既に終わっているんでしょうか。それともこれから行われるんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

夏休み期間中の学校開放につきましては、体育館やグラウンド、それからプール開放を予定しておりますので、今後利用経路の確保など安全対策最優先にですね、協議をして、今のところは開放をする予定で協議するつもりでございます。

3番(待寺真司君)

ちょっと聞き及んだ話だと、例えばグラウントだと半分は例えば工事のストックヤードというんですか、そういうのにして、半分は貸せるとか、そういうのもこれから綿密に決めていくということでよろしいんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

はい、これから綿密に決めていく予定でございます。

議長(金崎ひさ君)

ほかに御質疑は。

4番(守屋亘弘君)

まず1点は、議案第2号と第3号別々の予算を教えてください。

総務部部長(小山誠君)

この議案第2号、第3号に分けたという部分につきましては、主たる工事がですね、電気設備と機械設備という工種の違いがございます。そういったことで工事の規模が大きくなると施工可能な業者がですね、限られてくるということから、今回2本に分けてですね、契約のほうを結ぶこととさせていただいたところでございます。

議長(金崎ひさ君)

小山部長、予算の時点では2つに分けてなかったということですか。

総務部部長(小山誠君)

大変失礼いたしました。予算の段階では一括した形での予算計上となっております。ただ、内訳の中で、電気設備と機械設備の部分で設計のほうは上がっておりました。

4番(守屋亘弘君)

予算書ではね、明確…私は読み方が間違っているかもしれないけども、説明書の129ページで、各中学校空調設備設置工事だけになっていて、具体的な数字はないんですよね。だから、その下には、例えば長柄小、一色小学校トイレ改修工事、それから等々書いてあるので、実際に2つ合わせた工事の予算というのは幾らなんですか。

議長(金崎ひさ君)

守屋議員、予算書では一括計上ということで今、御答弁ありました。

4番(守屋亘弘君)

いやいや、だから一括でも幾らなんですか。予算が。ここに書いてある2億8,029万7,000円じゃないでしょう。

教育部部長(沼田茂昭君)

各小学校の空調設備設置工事の予算額につきましては、2億7,727万9,200円でございます。

4番(守屋亘弘君)

それと、教育長にちょっとお聞きしたいんですけれども、仮契約が4月25日だったと。それ以降、教育委員会の定例会あるいは臨時会を開いて本件を審議したんでしょうか。

教育長(返町和久君)

教育委員会の定例会の場ではですね、本件については審議はございません。

4番(守屋亘弘君)

それと、さきの第1回定例会で窪田美樹議員が総括質問を行ってますけれども、その中でちょっとはしょって言うと、当初の説明と計上予算がかなりふえている要因はと。それに対して町長は、受変電設備に多額な費用がかかると。というのは、たまたま入札結果を見ると、議案第2号ですよね、受変電更新。初めからわからなかったんですか、これは。受変電設備のパワーがね、足りないというのは、わからなかったということなんですか。町長、どうなんですか。工事の概要で受変電設備の更新、幹線設備の改修になってますけれども。しかもなおこちらの図面でね、受変電設備なんて入ってないんじゃないですか。どこに受変電設備があるんですか。

総務部部長(小山誠君)

御指摘の窪田議員の答弁の部分での対応の部分なんですが、この時点では暖房設備の老朽化云々ということでたしか議論がされていたというふうに私は理解しておるんですが、その改修をやるのであれば、たしか空調設備、エアコンの設置等々検討していた際にですね、同程度の金額というようなことで、機械の部分だけのお話をさせていただいたんじゃなかろうかというふうに思います。その後、受変電設備、その部分をですね、更新をしていかなければいけない、あと増設をしなければいけないというようなことからですね、今回設計の中にはそういった経費のほうも盛り込まさせていただいた関係で差異が生じているものというふうに理解しております。

4番(守屋亘弘君)

だから、受変電設備のね、やはり4校全部更新なりするのかという点は、どうなんですか。というのは、今の御答弁の中では、当然ながら老朽化等々はあろうかと思うんですよね。それを当初は見てなかったんじゃないかと。それははっきりしてるんじゃないかという点はどうなんでしょうか。

総務部部長(小山誠君)

御指摘のとおりでですね、その当時はですね、受変電設備の更新については考えてなかったというふうに理解していただいてよろしいかと思います。そして、先ほど御質問にもございました各小学校4校ですね、受変電設備のほうの更新と増設をさせていただくという形で設計のほうはなっておりますので、御了承ください。

4番(守屋亘弘君)

もう1点は、予算上ですね、各小学校空調設備設置工事監理業務委託、この予算は幾らなんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

監理業務委託は工事締結後に…工事を締結した後に契約をいたしますので、今現在まだ金額は定まっておりません。

4番(守屋亘弘君)

今現在は明らかにできないということでよろしいんですよね。いろいろあるから。それと、いいですか、続けて。

議長(金崎ひさ君)

はい、どうぞ。

4番(守屋亘弘君)

施工監理業務委託は、1社に発注予定なんですか。工事は2つに分かれているんだけども、施工監理業務委託自体は1本でやるというように、現時点ではお考えなんですか。

総務部部長(小山誠君)

その部分につきましては、1社を予定してございます。

3番(待寺真司君)

1点教えていただきたいんですけれども、この入札をかける際にね、議案第3号に関連してなんですが、この事業者というのはあくまでも設置の事業者だと思うんです。空調設備をどこのメーカーのものの、どのようなタイプを使うということを明記しての入札なのか、それともそれは入札した会社がそれぞれ取引しているメーカーさんのをつけるのか。要するにこちら側の希望で個別のエアコンをつけるのか、それとも業者の都合でつけるのか、その辺はどうなんでしょう。

総務部部長(小山誠君)

この部分につきましては、入札を行う際にですね、仕様の部分にこういったメーカーということで1社に限定したものではなく、広くとらえた形での取り組みをできるということで、仕様のほうを作成させていただいております。

3番(待寺真司君)

どうなんでしょう。それは国産メーカーに限ってるというような形の契約になるんでしょうか。

総務部部長(小山誠君)

国産メーカーに限ってのということでとらえております。

3番(待寺真司君)

ちょっと確認させていただいたのは、要は保証のほうなんですね。例えばエアコンなんか、個人で買えば個人でそこの保証もあるし、買った電気屋さんの保証もある。今回の場合は、国産メーカーであれば当然ある一定の保証期間もあり、あと、あるいはこの工事の締結の中で、どの程度、故障が発生したときのね、保証期間というのを設けているのか、それについては決まっておりますでしょうか。

総務部部長(小山誠君)

保証期間については1年というふうにとらえております。

3番(待寺真司君)

それはメーカー保証と…が1年で、それ以外の工事の関する保証というのは、ある。

総務部部長(小山誠君)

大変失礼いたしました。設置工事については1年ということになっております。機械については…ちょっと今お答えできないんですが、機械についても1年というふうになっております。

3番(待寺真司君)

これだけの多額の予算を使う事業で、ちょっと保証期間1年というのは、ちょっと短いのかなと、その辺の交渉ができるのかどうかですね、その辺もぜひ事業者とやっていただければなと思います。特に電気屋さんなんかは、少しお金がかかるんですけど、3年とか5年とか延長するようなサービスもありますし、そういった形で故障が、一斉にこれだけのものをつけて順調にいけばいいんですけども、やはり万が一のときにね、どれだけ事業者に対応してもらえるのかというのは大事な視点だと思いますので、その辺をしっかり取り組んでいただきたいと思います。要望しておきますので、お願いします。

議長(金崎ひさ君)

ほかに。

14番(近藤昇一君)

すいません。さきの懇談会の席上で要求した資料について伺っておきたいんですけども、どういう意味なのか、この見てもよくわからないんですけどもね、空調設備設置工事ということで、4校の合計が8,459万5,000円。入札結果が、これ、受変電設備含まないわけですから、税抜きですよね。税抜きで落札が8,040万になってるんですけど、これは見積もり額だからこの差が出るのかどうか。

総務部部長(小山誠君)

すいません。お手元のほうにですね、参考資料ということでお出しさせていただいた部分につきましては、この議会答弁がなされたというか、当初ですね、業者のほうから見積もりをいただいた平成24年の10月、11月の時点でのですね、見積もり額ということで、今回の工事議決案件の価格とは差異が生じているということで御理解いただければと思います。

14番(近藤昇一君)

予定価格とも違ってくるということですね。随分違ってきてるからね。私、求めたのは、受変電設備から何から、この例えばこれの実施設計、いわゆる空調、きちっと設置して使えるようになるまでの金額というのは一体幾らになるんですか。予算の段書では先ほど言ったように2億7,700万なんですよね。それは、確かにこれは子供たちの教育環境整備ということでは一定の評価はするものなんですけども、いわゆる計画的な財政運営からいってね、我々議会は、まあ私だけかもしれないけども、8,000万でつくと思ったんですよ。それが予算上では2億7,700万。実際使ったお金、幾らなのかなと。少なくとも今、電気設備工事では1億400万、プラスになってますよね。出された資料についてはね、あくまでも8,000万につじつまを合わせるような資料じゃないのかなって、ちょっと気がしてならないんですよ。議会の中での答弁なんですよ。それだけの重要性が私はあると思ってるし、責任もあると思ってるんです。それに対して、ああ、受変電設備が変えなきゃならない、なかったからちょっとふえちゃったんです。それだけで済む問題じゃ私ないと思うんですよね。本会議での答弁なんですよ。町長、どうお考えですか。その資料も出していただきたいんです。実施設計から、もうこれでもって金額全部確定ですよね。どういう金額がなったのか。

町長(山梨崇仁君)

実施設計の金額についてはまた後ほど提示させていただきますが、今回の工事については1億9,116万円で、工事そのものについては完了するものというふうに…あ、失礼しました。そこにまた今後監理委託費を計上した上で、全金額になると思っております。なお、平成24年の答弁につきまして、私が直接的なものではありませんけれども、恐らく教育委員会としてですね、設置をしていきたいという気持ちの上で、現状の入っている情報について皆様に、これは平成24年の10月、11月に出たものを12月の議会で答弁しているものですが、情報として速やかにお伝えをしたい気持ちがですね、こういった形になりましたが、やはり専門のほうで精査をした結果、受変電等附帯工事などがのっかってきてしまった上に、今回予算額としては2億7,000万、実際の計画としては2億円近くかかってしまったという結論でございます。答弁には慎重を期していきたいと思っておりますので、今後ですね、こういった金額及び今後の方向性については、なるべくどこの担当であっても具体なものにしっかりとのった上で答弁ができるように努めてまいりたいと、各部長にも指示をしてまいりたいと思っております。

14番(近藤昇一君)

ぜひね、こういうことを繰り返すと、町の財政計画って何だよ、財政見通しって何だよということになりかねない。言ったからには2億でも3億でも金出すんだよというんだったらいいですけどね、それだったら何のための予算だ、何のための財政見通しだって話になりますので、十分議会での答弁については慎重を期していただきたいと思います。

議長(金崎ひさ君)

ほかに御質疑はございませんか。

4番(守屋亘弘君)

ちょっと教えてもらいたいんですけれども、議案第3号で、括弧で建築改修及び機械設備改修ってありますよね。この場合の機械設備というのはどういうものなんですか。

総務部部長(小山誠君)

機械設備というのは、通常エアコンの部分を機械設備というふうに対応させていただいすおります。室内機ですとか室外機、そういったものでございます。

4番(守屋亘弘君)

エアコン本体ですか。それは普通、電気設備というものじゃない。ちょっと私、ド素人でわからないんだけど、普通は空調機械設備ならわかるけども、空調機自体の機械設備という解釈ですか。

総務部部長(小山誠君)

空調のエアコンのみならず、配管ですとか、そういったものも機械設備の中に費用的には入ってございます。

議長(金崎ひさ君)

ほかに御質疑は。

5番(田中孝男君)

予算審議の中でね、本来だったらもう少ししっかりやっておかなくちゃいけなかったことだなと思いますけども、幾つかやっぱり質問、疑問がありますので、質問させてください。
本日、机上に配付された資料の8,000万という答弁の中身ですけども、この中身を見ますと、今の機械設備いわゆる空調の、いわゆる何ていうんですかね、本体ですね、それに関する費用が、これを計算しますと5,036万なんですね。1台当たりこれ、104台で計算してますから、1台当たり48万1,500円になります。今度の今、議案に出ているものを1台当たりで計算しますと七十何万かな。大きな差があるんですよね。この今の消防長が御答弁された、当時教育部長時代だったと思うんですけども、この見積書みたいなこの数表はですね、今回見積もりに参加している業者が出したものなんでしょうか。それとも、全く関係のない業者からこの数字はとったものなんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

平成24年10月と11月に徴取した空調設備の設置工事の参考見積もりの業者は、今回の一般競争入札には入っておりません。

5番(田中孝男君)

それは資格がないから入ってなかったんですか。競争入札に参加する資格がなかったんですか、この書類を出された方は。

教育部部長(沼田茂昭君)

そのように聞いております。

5番(田中孝男君)

それから、今回の議案に関してね、やっぱりそれが本当に高いのか安いのか、議案として認めるべきかどうかを審議するについて、僕自身が余り知識がなかったものですから、教育部長のところにお願いをしまして、平成21年、22年に逗子市が同じようなことをやってるんですよね。それとの比較をしたいので、データとして調べていただけませんかということで、資料をいただきました。これについては教育部長、御存じですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

はい、承知してます。

5番(田中孝男君)

いただいた資料を見ますとですね、葉山町が1台当たり154万円、逗子市が1台当たり155万円と、大差ないよという資料をいただいたんですが、この中に葉山町の小学校4校で設備が124台になってるんですね。議案で見ると104台。それから、その前に、きょう机上配付されたものを見ますと105台、それから教育委員会からいただいたのが124台。一体何台設置。

教育部部長(沼田茂昭君)

104教室124台でございます。

5番(田中孝男君)

ということは、機械、いわゆる機械設備というのは、ここの議案書にある…議案書は104台だったと思うんですが。これ、台数で書いてありますよね。これ104台ではないんですね。これ、教室数…104室で125台。124台。それが正確だと。そうすると、きょう机上配付された中では、105台で見ているんですよね。ということは…105台ですよね、これ、合計すると、台と書いてありますから、教室数じゃなくて。要するに答弁するもとの資料自体が、ものすごく信憑性が薄かったということなんでしょうか。

総務部部長(小山誠君)

当時、教育委員会で業者のほうとですね、すり合わせをする中で、その段階では今御指摘をいただいた台数ということで、見積もりのほうもですね、見積もり業者のほうから上がってきた内訳が今回参考資料でお示しをさせていただいた部分でございます。
それと、先ほど、すいません、近藤議員のほうから御質問いただいておりました予算の内訳ということでございましたけれども、電気設備の部分につきましては設計額1億5,481万8,000円、機械設備のほうが1億2,239万7,000円ということになっております。申しわけございませんでした。

議長(金崎ひさ君)

一括でなかったということですか。予算。

総務部部長(小山誠君)

予算自体は2億七千七百数十万ということで、その内訳ということで御了解いただければと思います。

議長(金崎ひさ君)

守屋さんですね、守屋議員への答弁ですね。そうですね。守屋議員、一括ではなく、今、数字控えられましたか。先ほどの御質問ですけれど。もう一度、予算書では各工事が幾らなのだという御質問で、一括なのでという御答弁がございましたが、今ちゃんと…予算書では一括計上でしたが、中身がはっきり分かれていたということで、今、金額をおっしゃいました。もう一度発言していただきますか。じゃ、お願いします。

総務部部長(小山誠君)

大変失礼いたしました。私の勘違いで、近藤議員ではなく守屋議員だったということで、大変申しわけございませんでした。予算の内訳といたしまして、電気設備の部分が1億5,481万8,000円、機械設備のほうが1億2,239万7,000円ということになっております。よろしくどうぞお願いいたします。

議長(金崎ひさ君)

ほかに御質疑はございませんか。

14番(近藤昇一君)

疑問、また生まれてしまって、すいません。5番議員の質問で。この見積もりがした業者が入札参加資格がなかったということですけど、これはじゃあ教育委員会が独自で調査したというだけで、いわゆる契約段階で入札をどのようにかけるかというところまでのすり合わせは全く内部では行われてなかったと。教育委員会独断でこれを調べたというだけの数字だったということですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

この当時はまだそこまで考えておりませんで、単純にエアコンを設置した場合に幾らになるかという単純見積もりでございます。

14番(近藤昇一君)

やっぱりそういう数字が議会に出てくる。議会に出てくれば当然、よく町のね、職員はすごく嫌がるじゃないですか。数字がひとり歩きするって。それ、ひとり歩きさせてるのは役場、町のね、こういう態度だと思うんですよね。やっぱり議会に出すからには、それなりの根拠はあって、次年度に予算化したときに、それに何ていうかな、整合性のあるような数字というのをやっぱり本会議では出すべきだと思いますよ。それでもって何か我々が要求するとね、数字がひとり歩きするので控えさせていただきます。これはもう完全にひとり歩きしてますよ、8,000万と言ったのが2億7,000万。この辺は十分町長、再度ですけどね、先ほどもお願いしましたけども、やっぱりその辺は十分注意すべきだと。我々も勘違いするし、町民も勘違いするし、逆に言えばね、エアコンつけられないような町民だっているわけですよ。そういう人たちにとって、何だと。2億もプラスしてもね、子供たちにはエアコンつけるのかという、おれたち税金を納めてね、町に納めてるけども、エアコンもつけられない。そういう人だっているはずですよ。そういう人たちの気持ち考えたら、我々8,000万だからつけられますよって町民にお知らせしたら、2億8,000万だ。これから十分注意していただきたいと思いますけどね。再度、もし御答弁いただけるんだったら、お願いしたいと思うんですけど。

町長(山梨崇仁君)

やはり数字についてはひとり歩きすることを十分注意をして、安易な数字については公表しないように注意してまいりたいと思います。

議長(金崎ひさ君)

ほかに御質疑はございませんか。

4番(守屋亘弘君)

ちょっと異を挟むようですけれども、入札予定価格をね、足すとね、税込みで2億7,700万ぐらいなんですよ。だから、予算取り自体は、結果論だけれども、そんなにおかしくない。というのは、管財課で予定価格を、管財課の積算に基づいて予定価格を出したんですよね。だから、管財課の職員に伺ったら、全部数量表でやりましたと。ただね、1点は、落札金額からすると、予算と比べ…はしょって申し上げると、約2億8,000万の予算に対して1億9,000万だと、両方を足してね。9,000万、通常であれば不用額になりますよね。町長にお願いしたいんだけど、これだけの金額は不用額出たんだから、6月議会でね、防球ネットの修理代ぐらいすぐ出ますから、9月議会と言わず6月議会で出してきたらどうですか。

町長(山梨崇仁君)

貴重な御意見として、しっかりと受けとめさせていただきたいと思います。

議長(金崎ひさ君)

ほかに御質疑はございますか。

2番(長塚かおる君)

ボイラーの古い機械等の改修ではどこまで改修されるんですか。例えば教室の暖房用の、窓の下にある機械とか、ああいうのも全部撤去されるんでしょうか。

総務部部長(小山誠君)

ただいまの御質問の部分につきましては、暖房設備につきましてはですね、既存の部分には一切手をつけず、そのまま撤去もしないということで、当面対応を図らさせていただきたいというふうに考えております。

議長(金崎ひさ君)

よろしいですか。ほかに御質疑はございますか。

4番(守屋亘弘君)

肝心な話なんだけど、工程表はあるんですかね。工事工程表。後でいいんだけども。通常、議案第2号のね、工事が先に先行しないと、第3号の工事なんかできないですよね。

総務部部長(小山誠君)

工事工程につきましては、今回の議決を経てですね、契約、本契約を結ばせていただいた中で、今後詳細な部分についてですね、詰めた上で対応を図っていきたいということで、今現時点ではちょっとまだない状況でございます。それで、御指摘のとおり、電気設備等という部分での受変電設備のですね、機械製作、そういった部分で二、三カ月かかるということで、当然契約後にですね、早々にその部分については取り組みをしていただくような形になろうかと思います。機械の部分についてもですね、エアコンの発注、多分受注生産になるんじゃないかなというふうに思いますので、そういった対応は契約後にですね、対応させていただく予定となっております。工事はできる部分についてですね、とりかかっていただくような形になりますが、いずれにいたしましても夏休み、学校が休みになった段階で大型改修という形になろうかと思います。

3番(待寺真司君)

先ほどはエアコン自体の保証の話をちょっとさせていただいたんですが、その後、工事が終わった後、保守点検ですね、これはどのような形で教育委員会として考えられているんでしょうか。と申しますのは、今回吊るし型がほとんどです。それで、長年、経年の中でね、ナットが緩んでくるとか、そういったことで地震のときに落下しては大変なことになりますし、そういった保守点検について、工事後どのように考えていらっしゃるんでしょうか。

教育長(返町和久君)

質問にお答えいたします。今お話ありましたように、期間中はもちろん保守点検は行いません。業者によって行われることになります。ただ、将来的には当然必要だというふうに思っております。当面、日常的な清掃とか点検に関しては、これはこれから詰めていくところでございますけれども、学校のほうで行うようなことを考えております。その後の保守点検に、長期的な保守点検に関しましては、これはきちっとこれから詰めて考えていかなければならないだろうと、修繕費のことを含めて、そのような形で考えておるところでございます。

3番(待寺真司君)

今後考えていただけるというところでございますけれども、やはり昨今ね、老朽化した部分で大きな事故も起きています。今回は新設ですから、そんなすぐにということは考えにくいんですけれども、やはり人間がやることですから、絶対見落としのないようにですね、一つ一つ遺漏なき対応をお願いしたいと思います。それから長期の部分に関してはね、やはり当然保守点検委託ということもね、視野に入れて考えていかなきゃいけないというふうに思いますので、その辺の対応もよろしくお願いします。

11番(横山すみ子君)

少し御答弁はあったんですけれども、今回のこのエアコン設置について、教育委員会では話題になっていなかったと、先ほどお話しされたと思うんですが。児童・生徒、それから父兄の方たちへの今回夏休みから大きな工事に入るということについての情報は、もう既に出されているんでしょうか。これからですか。

教育長(返町和久君)

これからの本契約を受けまして、この後、きちっとしていくように努めていきたいと思います。以上でございます。

11番(横山すみ子君)

児童・生徒、それから親御さんたちにとっても大変うれしい、でき上がったときは大変うれしいことなんですけれども、大きな影響の出ることですので、どのようなやり方でお伝えになるんでしょうか。PTAに話をするのか、それとも全生徒に手紙なり広報なりをお渡しになるのか伺いたいんですが。

教育長(返町和久君)

正直に申しまして、詳細はこれからということでございますけれども、月例で校長会がございますので、その場で校長たちにしっかりこの話をお伝えしまして、各学校できちっと伝わるようにしてまいりたいと思います。

11番(横山すみ子君)

1点なんですが、教育委員会の中でも多分担当がかわると思うんですけれども、校庭等を使用されている方々に対しては、いつごろ周知を図られるか伺います。

教育部部長(沼田茂昭君)

エアコンの設置工事については、毎月行われる学校開放の抽選会において、もう既に細かく…既にもう連絡はとっておりまして、徐々に内容を細かくしながら周知をしていくと、そのように処置したいと思います。

11番(横山すみ子君)

利用される方も協力する意思は十分にあるだろうとは思うんですけれども、どうなるんだろうというさまざまな声を聞きますので、本日契約が認められれば、あと先ほど教育長も、これからきちんと詰めていくというお答えでございましたけれども、なるべく早く正確な情報をお渡しいただきたいと。ちょっと無駄にとは申しませんが、心配をされている向きもありますので、その点はなるべく早めにお願いをいたします。

13番(窪田美樹君)

今回9,000万の不用額が出るというところで、中学校のエアコン設置についても、これ、設計は済んでいるので、このまま来年度ということをあったんですけれど、またこのままの計画で言うと、来年の夏も暑い。このまま小学校の計画がそのままずれるかどうかわからないんですけど、9月30日に受け渡しというと、来年の10月から使えるようになるというと、また暑い夏を過ごさなきゃいけないというところに、普通教室はついてるというところなんですけれど、不用額が出たんであれば、春とか、冬休みはね、短いから無理であっても、春休みにつけて、その前から使えるようにするとか、来年のね、暑い夏の前、5月、6月…6月とか7月に使えるようにするというようなお考えはないんでしょうか。

総務部部長(小山誠君)

工期的な問題もあるというふうに私、伺っておるんですが、やはり春休みの期間だけではちょっと間に合わないのかなというふうに考えられますし、またこの部分については補助金の部分の兼ね合いがございますので、その部分については、中学校の部分については27年度対応させていただきたいというふうに考えております。

議長(金崎ひさ君)

ほかに御質疑は。

7番(畑中由喜子君)

先ほど3番議員も御心配をしておられましたけれども、天井からの吊り型ということで、当然とは思うんですけれども、この工事の中には耐震性を持たせる天井構造の工事というものも含まれると考えてよろしいでしょうか。

総務部部長(小山誠君)

室内機の部分でよろしいんでしょうか。その部分については天井吊り下げ式という部分で、校舎内にアンカーをとりつけてですね、落ちないような方策、あと地震で揺れが生じますので、それを防止するブレースという、振りをとめるものがございます。それを用いてですね、落下しないような方策をとって対応していきたいというふうに考えております。

7番(畑中由喜子君)

そのブレースをつけたりなんかというのもそうですけども、当然、天井の構造そのものを強化しなきゃいけないということが発生するかなと思うんですね。現に体育館の天井などをこれからね、耐震構造にするわけですよね。重要な部分だと思うんです。ただ、落ちないようにだけではなくて、天井の構造そのものがそれに耐える、もともと違いますから、その重さを耐えなきゃいけないわけで、その辺をぬかりなくやらなきゃいけないんじゃないかと思うんですけども、この工事費にそれも全部含まれると考えてよろしいですね。

総務部部長(小山誠君)

御指摘の部分につきましてはですね、天井の補強というか、その部分については耐震補強工事をやった際にですね、もう既に対応済みというふうに伺っております。そういったことで、今回機器を天井に吊り下げる部分については、補強する云々という部分はございません。そういったことで御了承願えればというふうに思います。
屋内運動場の部分、これは耐震の部分、以前あったものと対応が変わったということで、今後その屋内運動場の天井については撤去する方向での取り組みをしていきたいというふうに思っております。ですので、教室については問題ないというふうに御理解いただければというふうに思います。

7番(畑中由喜子君)

私、素人ですので、素人考えですけれども、今までついてなかった、相当重量のあるものをとりつけるわけですから、天井の構造というものも、以前と同じ、あるいは以前の耐震構造でいいと、だけで済むかどうかというのは、私は疑問に感じますので、その辺はきちんとした対応をしていただきたくて、またそれの御報告もいただきたいと思います。チェックの後ですね。
あともう一つ、これ、全体の経費なんですけれども、国庫が入ってますが、その辺も含めて全部の計算書というんでしょうかね、財政の全体の予算と実際にかかった金額と、それからどれくらい補助金が出るのか、それも全部含めて、一覧表にしていただけたらと思うんですけども、そういうものはつくっておられますか。

総務部部長(小山誠君)

費用の内訳につきましては、後ほど資料を提出させていただければというふうに思います。

4番(守屋亘弘君)

もう1点、先ほど来申し上げたとおり、落札価格は、はしょって申し上げると1億9,000万ですよね。国からの交付が、補助金が約4,400万かな、4,000万前後。そうすると、国からのやつは減らされちゃうんですかね。というのは、当初予算については、そういうような金額を計上してるんだけど、実際落札金額は変更したと。変更したというか、変わっちゃったとなれば、何か率でもらっているのかね。どうなんでしょうか。

総務部部長(小山誠君)

御指摘の部分なんですが、補助金の積算に当たってはですね、国のほうで示されている平米単価に基づいてですね、補助金の決定がされるというふうに伺っておりますので、この契約金額が下がったから云々ということでの減額ということはないように考えております。

4番(守屋亘弘君)

当初予定よりも補助率が上がるということですよね。単純な話。

総務部部長(小山誠君)

そのようなことになるかと思います。

議長(金崎ひさ君)

ほかに御質疑はございませんか。

2番(長塚かおる君)

この空調設備は耐久年数というか…は、どのくらいというふうな。

総務部部長(小山誠君)

13年というふうに承知しております。

2番(長塚かおる君)

保守点検など、これから検討ということでしたが、物質的なフィルター…よくわからないんですが、フィルター交換とか、そういったものの維持管理というのは年間どのくらいを予定していますか。

総務部部長(小山誠君)

フィルターの清掃ですとか、そういった部分、ちょっと教育委員会のほうともすり合わせしてないんで、私が答えていいものかわかりませんけれども、できるだけ職員で対応してですね、まめにですね、フィルターを掃除していくということによっても、ききですとか機器のもちぐあいも違ってこようかと思いますので、そこら辺は教育委員会のほうに対応をですね、考えていただきたいというふうに考えております。

議長(金崎ひさ君)

ほかに御質疑はございませんか。
御質疑がなければ、これにて議案第2号及び議案第3号の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第2号及び議案第3号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第2号及び議案第3号は原案のとおり可決されました。

議長(金崎ひさ君)

以上で本日の日程はすべて終了いたしました。会議を閉じます。平成26年葉山町議会第1回臨時会を閉会いたします。(午前11時15分)


以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成26年5月7日

葉山町議会議長 金崎ひさ
署名議員 荒井直彦
署名議員 笠原俊一

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更新日:2018年01月31日