葉山町ごみ問題特別委員会会議録 平成22年3月9日

開催年月日

平成22年3月9日(火曜日)

開会時間

午後1時30分

閉会時間

午後3時47分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

(1)付託案件
ア 請願第21-3号 ごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施することを求める請願書
イ 陳情第20-30号 ごみの発生抑制、減量化、資源化を進める施策として「葉山町ゼロ・ウェイスト計画」の実施とその実施宣言を求める陳情
ウ 陳情第20-31号 2市1町ごみ処理広域化と自区内処理の事業計画との比較を早急に町民に説明することを求める陳情書
(2)所管事項調査
ごみ処理施設の現況について
(3)その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 金崎ひさ 出席
副委員長 加藤清 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 近藤昇一 出席
委員 山梨崇仁 出席
委員 伊東圭介 出席
委員 鈴木知一 出席
委員 森勝美 出席
オブザーバー 議長 鈴木道子 出席

傍聴者

佐野司郎議員 伊藤友子議員 待寺真司議員 守屋亘弘議員 阿部勝雄議員
中村常光議員 土佐洋子議員
一般傍聴者 11名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
生活環境部部長 成島光男
環境課係長 雨宮健治
クリーンセンター係長 山本圭一
環境課課長 池田務
クリーンセンター所長 石川渡

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 金崎ひさ

会議の経過

委員長(金崎ひさ君)

皆様、こんにちは。定刻になりましたので、ただいまからごみ問題特別委員会を開催いたします。(午後1時30分)
全員おそろいでございますので、この会は成立いたしております。
次第書を皆様にお配りしておりますけれども、きょうは付託案件が請願1本、陳情が2本ございます。そして、所管事項調査としていつもやっております、ごみ処理施策の現況についてということで担当課を呼んでおります。そして、その他ということで行いたいと思いますけれども、この段取りでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
はい。では、まず請願第21-3号ごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施することを求める請願書について、審査に入らせていただきます。
この件に関しましては、継続が続いておりますけれども、皆様方の御意見、この扱い、いろいろ御意見がございましたら挙手をして、申し述べていただきたいというふうに思っております。何かございますか。
これは、裁判を見守ろうということで長い間の継続でございます。それで、弁護士さんもお呼びして、裁判はどういうふうになるのかということも聴取いたしましたところ、2年はかかるだろうということで、私たちの選挙が来年ございまして、このまんまこれだけの人数の署名をいただいている請願書でございますので、何もしないでこのまま流すということは、この会としてはあってはならないことと思いますので、結論はいずれは見たいと思います。

委員(近藤昇一君)

この請願ですけども、広域をどうするのかという云々についてはね、引き続き議論はするにしても、この請願そのものを議会で長くこう継続しているということについて、裁判へどういう影響があるんだろうかということを、これについては前回、裁判のときに弁護士にじかに聞いて見ました。そうした場合にやっぱり一定の影響があるだろうと。議会が結論出さないということで。ですから、それぞれのね、議員はそれぞれのそのごみの処理に対する考え方はあるとは思います。そういう議論は引き続きやるにしても、この請願についてはやはり処理したほうが私はいいのかなと。そのことによって、これを継続することによって、裁判に一定の影響を与えるというおそれが、弁護士のほうからも言われましたんで、私は早めに結論を出すべきだと思います。

委員長(金崎ひさ君)

はい。早めに結論という御意見でございます。私も、どうしても来年の5月までにはきちっと議会としての結論を出すべきものだというふうに思っております。ですから、裁判の成り行きを見ながら継続ということは、少しここで委員の方たちにも考え、もう一度改めて考えていただきたいというふうに思いますけれども。いかがでしょう、紹介議員の伊東…じゃあ山梨委員。

委員(山梨崇仁君)

私、先日の2月のですね、裁判のほうを傍聴に参りまして、その際に非常に慎重にならなければ、これ請願の処理も含めて、今後、慎重にならなければいけないなと改めて感じた経緯がございますので、その御報告も含めて私のことをお伝えしたいんですが。私は結論から申し上げれば、やはり今までどおり継続にしたいというふうに考えております。その理由なんですが、従来この「和解」という言葉がということで弁護士の先生のお話も受けとめてお伝えしておりましたが、先日の裁判の中でですね、このごみ問題の委員会の議事録、それから本会議場での町長や議員の質問の議事録、それからこういった資料のたぐい、もちろん町に出ている町民の方からの資料、広報紙なども含めてですね、横須賀市側が裁判資料として提出をしているということがありました。実際、私も目で傍聴した中で、そういった書類が見えたのも確認しておりますので、一定のもちろんこれが否決されるという形になるとですね、それは裁判することにならないかもしれないんですけれども、私は否決するという気持ちは今、持っておりませんので、かといってこれの結果を出すということは非常に裁判に影響するということを改めて認識いたしました。今のところ、裁判の流れを聞く限りでは、夏ごろまでに証拠調べを終わらせて、来年の冬には一定の答えが出るという弁護士の話もございましたので、来年の5月までということはもちろん私もあってはならないと思うんですが、裁判の証拠調べが終わるまで、議会として態度を出すことは、私はさらに慎重にならなければいけないという思いを持っておりまして、継続すべきという思いを今、強く思っております。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ありがとうございます。裁判の状況を知らせていただきましたけれども、そういうふうなことも加味して、ほかに委員の方で御意見がございましたら。

委員(畑中由喜子君)

私も毎回裁判を傍聴に行っておりまして、今、山梨委員が言われたように、横須賀市側から「議会だより」も含めて証拠として出されているというのも見ました。で、私が感じたのは、ちょっと山梨委員とは違いまして、やはり議会がきちんとした結論を出せないということが裁判に影響するというふうに私はとらえております。で、この内容からいって、両市と和解するということは、私はあり得ないと思っております。和解するということは、つまり賠償金を払うという、私のほう…たちのほうからね、葉山町側からということはそういうことを意味しますし、それがきちんとした対応をとれないということが、私は裁判に影響するというふうに考えておりますので、一定のもう期間を経ておりますし、結論を出すべき時期が来ているのかなというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

はい、そのような考えもございます。ほかに。ほかの委員さんの御意見を皆様に伺いたいと思いますけれども。和解ということが、葉山町が賠償金を払うということにつながるというふうに畑中委員の御意見ですけれども。いいですか。

委員(伊東圭介君)

私は、この請願に対する署名議員でございますので、やはりそのときと全く今も変わっていません。これは請願としては採択をしていただければという立場でございます。最初は2,807人の署名でございましたけども、その後、修正という形で参考ということで事務局からも御報告がありましたけれども、8月の18日は7,324人、そして12月7日には7,801人ということで、相変わらず署名の方々ふえているということで、やはりひとつこのごみ問題ということは葉山町にとって大きな課題であるということは明白だというふうに思ってます。
今、お2人から裁判の話があったわけですけども、裁判を私も傍聴する中で私の立場とすると、やはり今の葉山町が、葉山町側のほうの弁護をされている弁護士さんと私たちの考えていることには隔たりがあるというふうに考えています。今の弁護士さんはやはりごみ処理の広域について異論を唱えている方でございまして、横須賀市・三浦市がこの裁判に持ち込んだ一番の理由というのは、その信義則に反するんだというところだというふうに思います。やはり考え方に当然隔たりがあって、そこを裁判所が仲介する中で、今、裁判になっているわけでございまして、そう考えると裁判の部分についてはですね、私ども当然議会側の何ていうかな、意思も当然注目されますし、町民の反応というのも注目されるというのは当然のことだというふうに思っています。ただ、最後、最終的に裁判所は、ごみ処理に対して広域がいいのか、単独がいいのかとか、そういった結論は絶対出ないというふうに考えています。ただ、法的に言えば、恐らく葉山町のほうにですね、法的に言えば恐らく瑕疵はないような形で出るんでしょうけども、また、そうじゃない部分というのかな、が信義則という部分では僕はあるなというふうに思っていますので、ちょっとまとまらない話ですけども、結論から言えば、皆さんが採決に入るということであればですね、それは、私は入っていただきたいなというふうに思っております。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。はい、どうぞ。

委員(鈴木知一君)

私も伊東委員と同じ意見で、第一に考えるのはごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施することを求めるという請願でありますので、早く横須賀市・三浦市との同じテーブルにつけるような努力、今まで議会の総意として広域でいこうという意識があったにもかかわらず、町長の離脱のやり方を含めて信義則というとらえ方の中で、畑中委員もおっしゃったその「和解し」ということは、二の次、三の次の解釈ということで、私はこの陳情書は直ちにごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施するということを第一に考えれば、採択すべきという考えであります。

委員長(金崎ひさ君)

森委員は何かありますか。

委員(森勝美君)

この請願の趣旨に一番重きを置いているのは、ごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施するということになっておりますが、このごみ処理の広域化ということは、要するにごみは減らさない。ある程度のごみの確保がないと、焼却場の大型をつくってしまえば常に一定量を供給しなければならない。しかし、今、このごみを大量にいつまでも出すという時代ではありませんし、やはり環境に配慮したことを考えれば、ごみはできるだけ減らすに限る。やはり、大量生産、大量消費、大量焼却という時代はもうとっくに過ぎております。で、ということから考えましても、実施することは不可能と思います。で、既に、2市で進めておりますし、それについても三浦市の負担は横須賀市の倍と。で、このごみの広域化というのは大きな市がメリットがあるっていうことは、もう既に皆様も御承知と思いますので、そういったことを考えますと、広域化についてこの直ちに実施はできないだろうと。そう考えますと、この請願の趣旨と現実問題として葉山が減量化を進めている時点ではそぐわない。それから、裁判を今、進めております。これはある程度、時間かかるだろうということも言われております。で、弁護士をね、お呼びしたときにも、既にそのときに結論を出すべきではなかったかなと私は思うんですが、今までこうやってまだ継続をしているということについては、やはり裁判にどういった影響を与えるかという大きな影響を考えれば、私はこれは本当は不採択にしたいところですが、継続をするべきではないかなというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

継続。継続ですか。継続ということですね。はい、わかりました。

委員(近藤昇一君)

私はね、これについては不採択すべきだろうと思うんですけども、先ほど言いましたように、いろいろ意見はあると思うんですよ、ごみの処理についての意見。私はそれはちょっと差し置いて、とりあえずその1億4,700万の裁判やっているっていうことを考えてみたら、これはこれでもって私は不採択にして、改めてそのごみの処理の議論についてはね、これはもう自由にどんどんやるべきだと思いますけども。町に損害与えるか否かのその瀬戸際というんであるんならば、これはとりあえず否決しておくべきかなと思っております。

委員長(金崎ひさ君)

皆様、ちょっと今、もう一度携帯電話をお調べください。マナーモードに、傍聴の方も含めてよろしくお願いいたします。

委員(加藤清君)

結論をと言えば、私は、これは採択だと思っています。それで、このごみの広域化と単独処理というのをやっぱり人それぞれによって単独のとらえ方、広域のとらえ方が非常に違うと思っています。それで、私の単独というとらえ方で、単独処理というとらえ方ですが、全部自分のところでやる。完全自区内処理でやるというのが、私は単独の処理だと。当町においてはそれが本当にできるかというと、こんな狭い町の中でかなり無理があろうと思います。行く行くは…行く行くはということじゃないけども、広域でやらなければならないと思いますので、私が2年前ですか、広域に向けての求めるということで、私もそれに賛成しましたし、これは直ちに私は採択すべきと。ただ、1点引っかかるのは、この和解ということですけど、これはもうある面で裁判等、双方がやっていることですから、それも多少は無視ということじゃないんですけど、その辺は裁判は裁判、議会は議会とはっきり分けるべきだと思っておりますので、私は採択にということで結論で結構です。したいと。

委員長(金崎ひさ君)

はい。継続という御意見が2人ほどございました。そして、あとは採択、不採択はともかくとして結論を出すべきだということもございましたけれども、どういたしましょうか。その継続ということを動議として賛否をとってよろしいでしょうか。まず、そのようにいたしますか。そうですね。
それで、和解という問題ですけれども、ちょっとこの委員会の前にいろいろと新聞報道などに横須賀の市長が裁判を起こしている相手と消防の広域のことも云々というふうな答弁をなさっておりましたし、やはり相当な影響を近隣市とうまくいかない状況をつくっているなというふうに私考えております。それで、和解というのは、違う角度では委員長として町長に一般質問で和解、お話し合いをする努力をするべきだということも申し上げておりますけれども、機会を見てという答弁をいただいて、まだやったかどうかもわかっておりませんし、そのようなことも含めて、まず、継続を、きょうは継続と…はい、どうぞ。

委員(近藤昇一君)

今、委員長、消防の話も出したんでね、ちょっと反論しておきたいんですけども。横須賀市がひどいものだなと私は思ったんです、逆に言えば。ごみ広域化では、横須賀市は得するわけですよ。消防の広域では損をすると。で、新聞で発表したんだから、何百万だったっけ。ね、そういうところでね、葉山に対する裁判を引き合いに出して、裁判、向こうが仕掛けてきた裁判ですからね。ひどいものだと私は逆に思いましたよ。得するところはね、裁判までかけてやろう。で、片っ方は損するからそんなものできないよって最初から言っちゃうってね。逆にもう横須賀市こそひどいですよ、と私は思います。そのことは指摘しておきます。

委員長(金崎ひさ君)

いずれにしても、隣まちでございますので、けんかを町長もうちの特別委員会に向けて全面戦争だということで撤回されていますので、やはりうまくやれるところはやらなければいけないという意味で申し上げました。
それで、この請願に関してですけれども、まず継続という御意見が出ておりますので、これから諮りたいと思います。きょう、この請願書、継続ということで賛成なさる方の挙手をお願いいたします。
(挙手少数)
じゃあ継続少数でございますので、それではきょう結論を出したいというふうに考えます。よろしいでしょうか。はい。では、この請願書…(休憩を求める声あり)休憩。
では、暫時休憩いたします。(午後1時50分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時58分)
では、結論を出して挙手をいただきますけれども、最後に何か御意見を述べたいという方がいらしたらお聞きいたします。

委員(畑中由喜子君)

会派で話し合いをいたしましたけども、やはりこの請願の最も強調されているところというのかな、「横須賀・三浦両市とまず和解し、協議を進めることが今後にとって望ましく、かつ現実的」というふうに結んでいらっしゃいまして、この点に関して、やはり先ほども申しましたけれども、今は係争中、それも賠償を求められている裁判に和解するという意味はですね、賠償金を払うと。その満額かどうかは別としても、賠償金を払うということの意思表示にとられるということがありますので、これをやはり通すということは、町に損害をもたらすと。議会が町に対して損害をもたらす結果を生むということには、私は、それは賛同できませんので、私ども会派としては不採択と。それは町民の方に対しても、とっても不利益をね、損害をこうむるということになります。
それで、あとは広域ということ、広域処理ということなんですけれども、広域連合をね、とかく連想、私なんかは連想しちゃうんですけれども、今後は町がずっと単独でやれるかどうかもわからないし、その辺は別にね、また議論のあるところだというふうに思っております。

委員(近藤昇一君)

先ほども言いましたけども、この請願では明確にやはり横須賀、三浦という形の名指しが入っています。で、私どもも会派の中では、他市とのね、広域的なその処理についてもいろいろ検討は進めております。しかし、それが今ね、明確に打ち出せる状況かどうかということについては、いろいろやはりほかの市の事情もありますんで、打ち出せていない状況ではあります。しかし、この請願そのものについては、やはり今、裁判が横須賀市・三浦市から起こされているということを考えた場合に、まず葉山のその利益ですか、経済的な利益をとりあえずは私は優先すべきだと思っています。そういう面でこの1億4,700万ですか、が本当に議会の意思で裁判に影響が出てしまうというのはやっぱり私は避けるべきだと思います。で、前にも言いましたけども、じゃこの仮にね、和解、葉山町から申し出て、損害で払わなきゃなんない事態が生じたら、町長に負担させればいいじゃないかという議論もありますけども、それについては今、町長に請求しても、町がその代位でもって請願できるというような形になっていますんで、やることになっていますから、結局はまた町がお金を払うということにならざるを得ないというのを考えた場合に、とりあえずはこの請願については不採択にして、で、先ほど言いましたように、ごみの処理のあり方については、引き続き議会でもこの特別委員会がありますんでね、議論は当然していくべきだと私は思っていますんで。とりあえず、この請願については不採択にすべきだと思っています。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ほかに。なければよろしいですか。

委員(山梨崇仁君)

先ほど、継続と申し上げましたので、結論をもって少し私の気持ちというものを御説明したいと思います。傍聴の方もいらっしゃるのでなるべくわかりやすく説明したいと思うんですが。
本請願につきましては、2つの大きなポイントがあると思っています。1つは、先ほどから近藤委員、畑中委員もおっしゃっているように、裁判に与える影響といったその司法に関する資料としてどう扱われるかという議会の意思が1つ。もう一つはこの請願の中に書き込まれていることの思いを反映した町民の7,801名の皆様の思い、政治的な判断としての大きな支持ですね。これを2つの判断の指針としなければいけないと思っています。で、これがですね、もし、行政側が今、従来といいますか、正当な適正な事業を行っていく中で裁判もなく、横須賀市との関係を少しこじれさせたとか、逗子とどうしようとか、そういった状況であれば、私は全くもって政治的判断のみでこの請願を判断したいというふうに思っていますので、そういう場合であればもちろん採択すべきだというふうにずっと考えてまいりました。私の思いというのは、この代表の方々とも私、何度も話し合いの中で、葉山町は単独で行えるものではないというふうに何度も伝えておりますし、よく御理解していただいていると思います。ここに書いてあるとおり、その「広域化」という言葉が私は2市1町に限ったものではないという思いもいただいておりますし、私もそうあるべきだということは伝えておりますので、恐らくこの請願なされた方々は御理解をいただいているとは思います。で、この請願を出されたときには、その町民の方々にはこの文面だけでやっぱり判断をしていきますから、その和解というものについても、裁判の和解ではないというふうに皆さん認識して請願されたものというふうには、私も考えております。ですので、冒頭に申し上げました、これが町民の意思であるということを酌む、その政治家としての務めであれば、やはり採択すべきという思いは今でもぬぐい去ることができません。
ただ、一方で、もう一つ申し上げましたとおり、その裁判にかかる、これが一つの資料となるということを、私ははっきり認識している今、これがどういうふうにとられるかということは、非常にこれは政治家のもう一つの念、町に対するその負担、負荷を与えてはいけないという、町に、町民に対して最善の将来を築いていかなければいけない立場、責任としては、裁判に対してこれは不利になるという認識を持っている以上、この資料を私は提出させることは断じてできないというふうに思っています。これは弁護士、岩崎弁護士にお越しいただいたときに…失礼、岩橋弁護士にお越しいただいたときに、明確にこの和解というもの、裁判の資料としては不利になるという御答弁をいただいております。私はこれが非常に大きな意識の中で引っかかっているところでございまして、現状ですね、これが町民の思いをそのままダイレクトに議会として受けとめることがいいのか悪いのかという判断からすれば、最終的にこれは現状では私は採択することができないという思いに今、至っております。
まさに断腸の思いとはこういうことを言うのではないかと思うんですが、この請願書を出されてから、かれこれ1年近くもたとうとしておりますが、さまざまな面と私はこの請願のもとにいろんな町民の方と意見を交わすことができまして、町のごみ問題についてもさらに深く考えることができました。非常にそういう意味では、今回の問題意識はすごく町のこれからを占う大切な時期だというふうには思っておりますので、大変迷うところでございましたが、現段階というふうに委員の皆様がおっしゃっておりますから、現段階であれば採択することはできないという思いに至っているということを改めて申し上げたいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに御意見ございますか。

委員(森勝美君)

3委員の方のおっしゃるとおり、この和解について、まず岩橋弁護士からあり得ないと。訴訟上の和解はないということと、それからこちらから申し入れることも、などはとても不利になるというお話も聞いていますし、この1億4,700万ですか。これについて認めるわけにはもちろんまいりません。といいますのは、いろいろと裁判の状況を見ておりますと横須賀市のほうは徐々に金額を減らしてきているとか、そういったような非常に不可解な行動が見えてきておりますし、それについて実態はじゃあ本当はどのぐらいの不利益があったのかということが不明な…と私は思っております。で、地域での広域化というふうに言い直しているようですけれども、もともとこの請願というのは「両市と和解をまずし」というふうな内容になっております。これは裁判を訴訟を起こされたのでこの「まず和解し」という言葉が出てきているんだというふうに思います。で、これについてそのまま単純な和解というふうにはとても考えられません。ましてや、この町民に多大な損害を与える。これを議会が認めたとしたら、非常に問題ではなかろうかというふうにも思います。で、結論としては、やはりこれは不採択にすべき。裁判を今、実施している以上は、裁判に不利な影響を与えかねない。これはできるだけ議会としても避けなければいけないというふうに思っています。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに意見はございますか。

委員(伊東圭介君)

私の立場は先ほども御説明させていただきましたけども、どうしても裁判という、特にこの和解という言葉の中でこう今、議論がされたんですけども、うちの岩橋弁護士も申しておりましたけど、こういった裁判というのは非常に珍しいって言われてたと思うんですよ。で、基本的にはないはずの裁判であるはずなんですけども、それがこういう形で行われてきた。そこがやはり当町の決断がですね、やはり信義則に反していたという、まさに横須賀・三浦が今、裁判を仕掛けているその原因だというふうに思います。確かに、最初は三浦半島4市1町で行われていたものがですね、鎌倉・逗子が抜ける中で、そのときは当然そういったことも起きなかったわけですし、本来であれば5月の段階でですね、町長がもう少し町のごみ処理方針について、選挙公約も含めてこういう形なんだというしっかりとしたものを説明すれば、この裁判は起きなかったはずである裁判だというふうに思います。それがまず前提としてあります。
で、和解というところでこれを認めることによって町に損害を与えるという部分でございますけども、私の意見としますと、この和解、もう既に裁判になって、横須賀、三浦、そして葉山も既に弁護士をも含めて、もう痛みを受けているわけです。それが裁判だというふうに思っています。この和解については、私は今後のことを考えるんであれば、この例えば全額とは申しませんけども、裁判所の和解案が出たときの一定の部分については、この和解金を払っても今後のためにその和解金は逆に町民に利益になるというふうな考え方も持っています。そう考えないと、このなかなか請願をね、採択するところまでいかないというふうに思っています。というのは、現状のごみ、ゼロ・ウェイストだけが町のごみ施策とはなり得ないことは皆さん、議員の方々も御存じだというふうに思っています。で、そのごみ処理については近藤委員も言われていましたけども、今後、どういう形が本当に葉山にとっていいのかということは、また議論しなければならないわけですけども。現状このまま何年も放置するわけにはいかないということは、これは議会の皆様ほぼ同じ意見を持っているんだというふうに思います。で、今後のことを考えたときに、この「和解」という言葉を逆に私は理解をして、和解金、多少なりとも払う中でも既にこの問題については早く決着をし、次の段階、本来の行政としての役目であるごみ処理という部分をですね、着実に進めていかなければならないというふうに考えておりますので、私の立場からすれば請願、署名議員でございますけども、この請願については採択をさせていただきたいというふうに思っております。以上です。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ありがとうございました。ほかにございますか。
なければ、この請願書、請願21-3号につきまして結論を出したいと思います。この請願に採択することに賛成の方は挙手をお願いいたします。
(挙手少数)
賛成少数でございますので、委員会としては不採択ということに結論を出しました。
では、次の陳情第20-30号に入ります。この件はいかがいたしましょうか。これも継続が続いておりますけれども、ごみの発生抑制、減量化、資源化を求める施策として「葉山町ゼロ・ウェイスト計画」の実施とその実施宣言を求める陳情でございます。御意見を伺います。はい、どうぞ。

委員(森勝美君)

もうごみの発生抑制、減量化、資源化、これはもう全国的に進められております。で、あえてゼロ・ウェイスト計画というふうにしたのは、やはりごみの減量化、資源化が一体どういうものなのかというある種のキャッチフレーズですよね。そして、町民の目線を引き寄せるという私は力もあるというふうに思っています。内容としては、ごみの減量化、資源化、発生抑制、これに尽きるんですけれども、これを早くというふうにもありますけれども、この3番のですね、事業者がというところなんですが、もう町の事業者は有料でごみは引き取っていただいておりますし、この事業者というのを大きな意味の事業者にするとすれば、これは拡大生産者責任ということが求められるんじゃないかなというふうに思います。
こういうことをやはり進めていくためには、それなりの町として計画、それから政策を進めるためのこれを目標といいますかね、そういうところまで持っていかないと、ごみを税金でいつまでも処理するということは、非常におかしいんじゃないかというふうにも思います。そういうこともあって、この政策を進めていくためには、実施宣言を早急にということはちょっと難しいのかもしれませんが、ある程度もう進んでおります。で、各地域でそれぞれ皆さんやる気満々で減量化を実施しておりますので、行く行くはそういうふうになれるだろうというふうに思います。それで、「早期に町民に対して内外に広くその実施についての宣言を求めることを陳情します」ってありますが、もう徐々に徐々にそのごみのモデル地域、そういったところが名乗りを上げてくださって、予算的に3年…21年度ですか、は、4地域というふうになっていますが、他の地域でもぜひというふうにおっしゃっているようですので、これを進めていけば早期にできるんじゃないかというふうに思います。それで、やはり実施宣言はともかくとして、もうゼロ・ウェイスト計画というのは着々と進んでおりますので、これは、私は趣旨了承でいいかなというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

趣旨了承ですね。ほかにございますか。御意見。

委員(鈴木知一君)

私は、この陳情に反対の意見で述べさせていただきたいと思います。まず、先ほどの広域化離脱で、焼却炉の今後の計画を含めてまだ計画的なものがない中で、ゼロ・ウェイスト計画を実施するという余りにもおこがましいというか、本来、ごみ処理というのは行政がやるべき事業のはずのものに対して町民に任せるということが、本当に町民から理解されてしてくれる人がどのぐらいいるんだろうかなって、今の現状を見ると、ゼロ・ウェイスト計画をぶち上げても、果たして賛同できる町民の方たちって何割いるのかなって今、考えております。で、そのためには、ステップ・バイ・ステップといいますか、段階的に進めていかなきゃいけないものがあるはずで、実際には求めるというのは到底私は理解できないと考えております。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ほかに。

委員(近藤昇一君)

私は、ごみの問題についてはね、これはやはり国の施策が大きく影響している。で、上勝でも大木町でも国の施策を変えなければ最終的にはゼロにはならない。その宣言の中にもそのことはうたってあるんですよね。で、そういう中で、いかにして各地方自治体がね、ごみを減らしていくのかということをみんなで努力しているんですけども、それにはやはり市民、町民の協力なしではやり得ないんですね。で、本来は、葉山の議会の中でもだれ一人として、ごみふやせばいいなんていう考え方持っている人は一人もいないと思うんですよ。ごみは減らさなきゃいかんと。それは皆さん同意されていると思うんですけども。その減らし方がね、行政が一体どこまでやれるのか。行政が全部やれば、それは町民、市民楽なんですけれども、しかし、それではもう経費が余りにもかかりすぎる。それで、どうしてもやはり排出者である消費者にもね、協力を得なきゃならないということで、どこの自治体でも努力して、で、それで成功している自治体も数多くはございます。そういう面では、町民の協力を求めるという姿勢については、私は賛同するものですけども。ただ、ゼロ・ウェイスト宣言が果たして今、町民の中に本当に受け入れられるのかどうかということについては、やはりまだまだ私、実感として持ち得てないというのがあります。
で、ゼロ・ウェイストの宣言を今、町長どのようにされるのかわかりませんけども、やはり多くの町民がこれに賛同できるっていうような全町的な盛り上がりですね。そういうのをやはり判断した上でやるというのが、宣言したけども、町民ついてこないじゃ、これどうしようもないと私は思っていますんで、そういう面では今、3カ所のモデル地区、これからまたモデル地区をふやしていこうという方向だと聞いております。その辺を見ながら判断を私はすべきじゃないかなという面で、ここで言われている早期にというのがやはりどうしても若干引っかかるのかなという面では、継続の動議を出してもいいのかなと私は思っていますけども。

委員長(金崎ひさ君)

はい、一応皆さんに御意見を聞いてからと思います。ほかにありますか。

委員(伊東圭介君)

今、近藤委員が言われたとおりというか、部分なんですけども、ただ継続の部分が私はちょっと考え方が違って、もし継続ということであるんならば、一般廃棄物処理基本計画が出たところで一度判断をしたいなと。そこまでの継続ということであればね。そこでその基本計画見る中で、とてもじゃないけども、ゼロ・ウェイスト計画、ましてやその実施宣言なんかとんでもないという結論になりかねない部分がありますので、そこまでということであるんなら私は継続もいいのかなというふうに思っています。ただ、本日、結果を出すということであればですね、やはり現状においてその実施宣言もしすることになれば、将来において禍根を残すことは間違いないというふうに現状では考えておりますので、不採択というところでございます。もし、皆さんが賛同していただけるんであればですね、一般処理、一般廃棄物処理基本計画出るところまでということで、継続でお願いしたいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

委員長として担当課のほうに一般廃棄物処理基本計画が5月ぐらいに出るということを聞きましたので、それ出た案ができ次第、特別委員会のほうで報告するように言ってありますので、そう長い時期ではないとは思いますけれども、次回の特別委員会はそれの報告になるかと思います。はい。

委員(山梨崇仁君)

大変恐縮なんですが、今の委員長とですね、伊東委員の御発言にちょっと私としての意見を少しお伝えしたいんですが。まず一般廃棄物処理計画はその行政の廃棄物処理法に基づく排出責任としての処理計画をつくるものであって、今回この陳情にあるゼロ・ウェイストについては、恐らく予算委員会の中で出されたゼロ・ウェイスト推進に係る大綱がですね、それに該当するのかなというふうに私は正直思っているので、その点、もしよろしければ御留意いただければとは思っております。
で、私のこの件につきましてですが、やはりその宣言というものに、私も非常に引っかかるところありますので、今すぐにという気持ちは全くございません。ですので、私としては処理計画の後のその大綱がことしのたしか夏に出るというふうに…7月ですね。なっておりますので、その大綱の中でゼロ・ウェイストをどう考えていくかということをしっかり見せてもらった上で判断をしていきたいというふうに思っておりますから、もしよろしければ、その7月の大綱まで継続したいというふうに私は思っております。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ほかにございますか。

委員(畑中由喜子君)

基本のところでは、私も今すぐに宣言というのは、前回のときも申し上げたと思いますけども、まだ十分に住民の中に浸透していない時期での宣言というのはどうなのかなという思いがあります。
ただ、ゼロ・ウェイスト非常に誤解されている部分があるのかなというのがありますけれども、ごみをすべてゼロにするということを言っているわけではなくて、ごみとなってしまうものを極力減らしていこうと。ゼロを限りなくゼロに近づけていこうよというその環境問題への取り組みでもあるわけで、私はその方向としてね、それが間違っているというふうには思っていないんです。で、ただ、それには多大なエネルギーが必要ですし、私も視察に訪れましたけれども、上勝町でも最終的には国のね、拡大生産者責任をきちんと問うというところでタッグを組んでいく自治体がふえるようにという運動を続けるんだと、そういう宣言でもあるわけですね。ですから、今、葉山町がここでやることがね、そこに直接今の時点でつながるというふうにはまだ思えない状況ですので、私も今回は継続という形でいけたらというふうに思います。

委員(加藤清君)

私も結論から言えば継続。だれしも思っている、ゼロ・ウェイスト計画については、それほど皆さん反対しないと。ということは、ごみの資源化・減量化等がついて回ってくると思うんです。ただし、それにこのゼロ・ウェイスト計画には、それに対する目標年次等々、あと施設のですね、計画をどういうふうにするか。特に炉の問題ですけど、その辺が何にもうたわれていない。それで、直ちにするということは、非常に危険な部分があります。先ほど皆さん言っていますけど、やっぱり一般廃棄物の計画が出て、その計画を見て、我々がある程度半断するんだろうと思っていますので、私は、今回は継続で。

委員長(金崎ひさ君)

はい。それでは、近藤委員からも動議として継続が出ておりますので、まずそれを諮らせていただきたいと思います。継続の動議に賛成の方は挙手をお願いいたします。
(挙手多数)
多数でございますので、では、この件は大綱が出るまでという御意見がございましたけれども、少し継続をさせていただきます。はい。
では、次に、陳情第20-31号に入らせていただきます。2市1町ごみ処理広域化と自区内処理の事業計画との比較を早急に町民に説明することを求める陳情書でございます。これに関しまして、これも継続が続いておりますけれども、御意見を伺いたいと思います。

委員(近藤昇一君)

これについても先ほど請願が結論を出しましたんでね、この陳情についてはやはり(2)の「3」のところで、「広域協議会に復帰して」という文章というのはやっぱりこれ相入れないものかなと私は思っていますんで、今回、結論を出したほうがいいかなと思っております。

委員長(金崎ひさ君)

結論をということですね。はい、ほかにございますか。

委員(伊東圭介君)

今、近藤委員言われた(テープ1-B)はこのごみ処理の計画葉山町どうしていくんだということで、要するにすべてにおいて試算をしなさいよ。数値目標、また経費、そういったことをですね、ごみ量も含めて、数値目標、それから経費の部分、そういったこと、それから葉山町の町民が負う負担というのかな、そういったものをすべてこう考えた中で、いわゆる早く計画を出しなさいよと言っている内容だというふうに僕はとれるんです。そういうふうに考えますと、やはりこの陳情については、一部の語句をとってね、字句をとって非常に厳しいという今、御意見だったですけど、私はそういった部分を抜いて、全体的に内容を判断した段階でこれは趣旨了承できるものだというふうに判断しますので、ぜひ趣旨了承をできるかどうか、まず皆さんに御意見いただきたいなというふうに思います。

委員(畑中由喜子君)

この下記の3案ですね、「比較提示すること」ってなっているその1、2、3の3番目に、「2市1町のごみ処理広域化協議会に復帰して」ってなっているんですね。これ事実上は不可能なことだと私は理解するんですけど、例えばこれを除いてとかっていうね、趣旨了承になるのか。そのいろいろな説明をね、必要としているということは今、伊東委員、言われたとおりだと思うんですよ。で、町はそれに関して、その努力もしておりますけれども、まだまだ努力もしていかなきゃいけないという状況、御理解いただくためにね。そういう状況だと思うんですけれど、この3番についてこれだけ明確に書かれていて、これを含んでいる限り、私はちょっと不可能かなって思ってしまうんですけども。この場合の何というんでしょうね、どのような試算というんですか、それももうできないって、これはっきり環境課から答弁出ていますよね。広域でやった場合はどうなるかということは、もう全くそれは試算できませんって、大分前だったと思いますけれども、はっきり答弁が出ていますので、この点がちょっと私は引っかかりますね。

委員長(金崎ひさ君)

これ20年の11月27日に提出された陳情ですので、長くかかっているということで、少しずれた感、字句もあるかとは思いますけれども、伊東委員のおっしゃるには、そういうのをすべて含めて趣旨了承という提案をなさったように私は受け取っております。ほかに。

委員(山梨崇仁君)

本陳情につきまして、私、実は先ほどの請願とは…実はと言っちゃいけませんね。請願とは全く切り離して考えさせていただいておりますが。やはりこのタイトルにあるとおり町民に説明をすることを求める陳情書で、その大きな2つの理由に基づいて考えますが、1つ目のゼロ・ウェイスト政策は時期尚早なのが行わないこと。これは願意は達しているというふうに考えております。で、(2)のほうは、事業計画案を提示して説明をいただきたい。1つ目の…ごめんなさい。比較して説明していただきたいということで、その比較は何かというと、1つはゼロ・ウェイスト宣言を実行した場合、2つが老朽化した焼却炉を補修して続けた場合、3つ目がごみ処理協議会に復帰した場合と、あくまで仮定の3点を挙げてほしいということで、今回2番目の陳情内容があると思います。で、この場合の3番目なんですが、「協議会に復帰し」という考え方をするとおかしいんですが、協議会に参加していたときの資料というのはもう既にありますし、私も自宅に2市1町広域化協議中の資料というものはすべて持っておりますので、それで3番の比較の対象にできると私は思うんですね。ですから、1番、2番はどうかというふうに考えたときに、1番、2番は5月に基本計画が出てまいりますので、基本計画をもとにこれを考えることは十分できるというふうに思っております。ですので、私としては、以上の2つの理由については十分賛意を得られると思ってますので、趣旨了承ということであれば趣旨了承、採択というのは、大分時間もたっていますので、趣旨了承が一番妥当かなというふうには今、考えております。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに。

委員(森勝美君)

一番やはり引っかかるのは3番、「2市1町のごみ処理広域化協議会に復帰して」って、この言葉一つでもう既に、町としては離脱をもうして、裁判に訴訟まで起こされている。この状況を知りながら議会としてこれを趣旨了承なり何なりということは私は大変問題だろうというふうに思います。
で、これのですね、ゼロ・ウェイスト宣言を実行してごみは町内で燃やさず、ごみ処理はすべて外部の民間業者に委託する場合ってありますが、これについてもごみは減らしていけばどんどん町民の御協力で減らすことはできます。皆様その気持ちは十分おありです。ごみをやはり減らしている方は極めて少ないです。で、それについて、その反対にごみを分別もさることながら、余りしないで出されている方との差が激しいです。そういう方とやはりごみの分別をしっかりしている方とのことを考えると、これはやはりごみはどんどん減っていくものというふうに考えますし、(私語あり)生産者、拡大生産者責任も問われてくる問題でもありますので、これは何といっても…ちょっと、静かにしてください。委員長、いいんですか。

委員長(金崎ひさ君)

どうぞ、おっしゃってください。

委員(森勝美君)

そういうことで、まず老朽化した焼却炉を使える間は補修し続けて使い、それ以外のごみ処理はすべて全国の民間業者に委託する場合とかありますけれど、老朽化っていいますけれど、この町の焼却炉は平成14年の国の恒久対策でバグフィルターをつけることによって、新たにその部分はまだ6年ですか、21年ですからね。6年しかたっていないわけですよ。そこの部分を老朽化とは私は言わないと思います。老朽化しているっていうところは、やはり前からあるレンガの部分とかそういった部分であって、この皆さん、老朽化っていうふうな認識のようですけれど、あれは老朽化と言えるかどうか、その辺もちょっと問いたいところです。
で、とりあえず、この陳情についてやはり考えると、やはりこの一番問題になるのがその3番ということであれば、やはりこれは趣旨了承は無理でしょうと思います。この部分をなくしたとしても、趣旨了承は、私は無理だろうというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

今の森委員の御意見に議員としての認識を一にしたいというふうに考えますけれども。まず、1番のごみ処理はすべて外部の民間業者に委託する。ごみは減らしても、どうしても燃さなければいけないごみは民間業者に委託するというのは、これは町長の答弁でございますので、まだこの件に関しては変更されたと思っておりません。それから、2番、老朽化ではないという、でもうちの葉山町の焼却炉は明らかに老朽化、建設して四十何年たっておりますので、これは…ごめんなさい、35年。ですから、老朽化ということにはもう間違いないというふうに思っておりますので、それはともかくといたしまして、やはり認識を一つにしたほうがやりやすいかなというふうに思いましたので一言申し上げます。

委員(伊東圭介君)

今、何人か御意見いただいたんですけども、森委員の発言を考えると、もうとてもじゃないけど、趣旨了承は難しい。全会一致が原則でございますので、即座に採決に入っていただいて結構でございます。

委員長(金崎ひさ君)

休憩をして、少し趣旨了承のことは私、委員長として話し合おうかと思っておりましたけれども、とりあえず皆様の御意見を伺ってから休憩に入りたいというふうに思います。ほかに意見述べてない方。

委員(加藤清君)

私は、結論から言えば趣旨了承。まず、引っかかるのは、私の思いとすれば、1番はある面で、「1」のほうですけど、こういうこともあり得るのかなと。2番が若干老朽化になり、使い続けての引っかかりますが、この辺も。一番問題なのは、やはり2市1町のこれはもう具体的な名前出てませんが、横須賀と三浦ということですけど、復帰しということですけど、復帰しないにしてもですね、横須賀、三浦とやっぱり近隣市ということであるなら、やはり何らかの手を打たなきゃならない。この辺はもうそういうのは私含めていると思うんですね。ということは、先ほど消防の問題、今後いろんな問題が出てこようと思う。であるならば、私はここで趣旨了承したほうがいいと思います。以上でございます。

委員長(金崎ひさ君)

あと、ほかにどなたか。

委員(近藤昇一君)

先ほどいろいろ議論が、意見としては出ていたんですけども、この2市1町のごみ処理広域化協議会に復帰した場合のね、試算という部分でありますけども、これはっきり言いまして、2市1町へずっとやってきた試算については、とても参考にはなんないだろうと。というのも、仮に、葉山町が不燃物の処理施設を抱え込んだ場合にどこにするのか。ここでもって果たしてね、現焼却場のところでもって1日50台の10トントラックが入ってきて可能なのかどうかっていう、それだってまだはっきりと明確に場所が選定されなかった。もし、ほかの場所につくるとすれば、町がね、全部進入路から、土地からね、用意しなきゃなんない。そうしたら、もう当然金額的には全然差が出てきますよね。そういったことを考えた場合には、あれはまず参考にはならないだろうと。で、じゃあ今からこれを試算しろっていっても、これはちょっとはっきり言って無理でしょう。そういう面では、事実上これについては不可能な、まあほかの2つについてはね、やろうと思えばできる試算かもしれませんけれども。どうしても、ここのところが一つ引っかかる、私は引っかかるなと。で、趣旨了承とした場合に、どうしてもここのところについても議会としてやらせなきゃならないということになると、ちょっと私も自信ないなと。多分環境課に幾らせっついても計算してくれないんじゃないかなと思いますんで、ちょっと趣旨了承は無理かなと思います。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ほかに。あとはどなたか。

委員(鈴木知一君)

私は、基本的に賛成の意見です。これを今まで継続で引っ張ってきて、それが今まで何だったのかなって気もしますが、もう本当に時期的にはずれている部分がほとんどなので、今さら町民に比較の説明をしろということ自体、この陳情がもし採択になったとしても、難しい要望なのかなとは思いますが、やはりそれも含めて、町民に誠意をもってわかるように、納得できるように説明するという行政の責任ということを考えますと、採択すべきと考えます。

委員長(金崎ひさ君)

ちょっと暫時休憩させていただきます。(午後2時40分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を解いて会議を再開いたします。(午後2時42分)
では、この陳情第20-31号に関しまして、結論を出したいというふうに思います。では、この陳情第20-31号を採択することに賛成の方は挙手をお願いいたします。
(挙手多数)
はい、多数でございますので、これは採択されました。はい。では、事務局、すいません、3本の報告をお願いします。

議会事務局局長(上妻良章君)

それでは、付託案件の部分について結果を報告させていただきます。請願第21-3号につきましては、継続動議が2-5の否決になりまして、結果ですね、不採択でございます。陳情第20-30号でございますけども、これにつきましては、継続動議によりまして継続でございます。陳情の第20-31号につきましては、採択、賛成多数で採択でございます。以上でございます。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ありがとうございました。では、次に、所管事務調査に入りますので、暫時休憩といたします。職員が入室いたします。(午後2時43分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時44分)
きょうは、生活環境部長ほか職員の方に入室いただいておりますので、いつものようにごみ処理施策の現況についての御報告をしていただきたいと思います。では、生活環境部長、出席職員の御紹介をお願いいたします。

生活環境部部長(成島光男君)

生活環境部長の成島です。よろしくお願いいたします。職員の紹介をさせていただきます。環境課長の池田です。係長の雨宮です。クリーンセンター所長の石川です。係長の山本です。よろしくお願いいたします。

委員長(金崎ひさ君)

そちらから御報告することがあったらお願いいたします。

環境課課長(池田務君)

それではですね、ごみ処理施策の現況でございますが、まずですね、既に3月号広報、ホームページあるいは回覧等で御案内のとおりですね、4月1日から家電の5品目、テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機等の回収方法を変えさせていただきまして、クリーンセンターでの回収や直接搬入の受け付けはしないこととしております。なお、広報につきましては4月の広報にも載せる予定でありまして、町内の広報板はこの水曜日から張る予定でございます。
それからですね、ほかに今後の予定といたしまして、まずゼロ・ウェイスト推進委員会のほうなんですけれども、今月にですね、今月中には中間答申が出てくることになっております。それからゼロ・ウェイスト関係のモデル地区の関係なんですけども、モデル地区の一色台自治会におきましては、4月から戸別収集と資源小屋の実験の運用を開始いたします。それから、ゼロ・ウェイスト関係広報につきましてはこの5月号を予定しておりますが、今後の取り組みの方法ですとか、予定をですね、町民の方へわかりやすい形で広報の5月号に載せるべく今、原稿を作成中でございます。以上が近況でございます。

委員長(金崎ひさ君)

一色台の戸別収集ですけれど、これは今のような収集方法ですか。燃えるとか、燃えないとかというふうな形でやるんですか。あと、内容を教えてください。

環境課課長(池田務君)

燃やすごみとですね、容器包装プラスチックで、その他プラスチックを戸別収集という形にする予定でございます。御自宅の前に出していただくと。その他のものですね、ミックスペーパーとか、古紙類とかすべて資源小屋に置いて回収という形を取る予定でございます。

委員長(金崎ひさ君)

方法として、例えば月曜日というふうに実施するんですか。一気にやるんですか。じゃあすいません、内容を。

環境課課長(池田務君)

すいません。まず、燃やすごみなんですけども、週2回、こちらは火曜日、金曜日ですね。それから容器包装プラスチック、こちらが週1回、木曜日。で、その他プラスチック、こちらが月1回で第2水曜日でございます。で、こちらは戸別収集ということで御自宅の前に出していただくということでございます。で、その他のものすべてですね、古紙類、ミックスペーパー、牛乳パック等なんですけども、資源小屋で常時回収という形なんですけども、まとめて持ち込んでいただきまして、品目別のかごに入れていただくと、そういう方式を考えております。

委員長(金崎ひさ君)

そうすると、一色台の中に資源小屋があって、そこに持って行っていただいて、一色台の対象世帯数を教えてください。

環境課課長(池田務君)

115でございます。

委員長(金崎ひさ君)

世帯。はい、それでは、御質問、これに限らず何かございましたら。

委員(鈴木知一君)

先ほどの一色台の戸別収集ですが、生ごみは庭等ある家は生ごみ処理機でやる。ない世帯は燃やすごみと一緒に生ごみも出すということでしょうか。

環境課課長(池田務君)

そのとおりでございます。

委員長(金崎ひさ君)

そのとおりです。

委員(鈴木知一君)

せっかく戸別収集するということで、生ごみも分別の科目に分けて行政が責任を持って生ごみの処理をすべきと考えますが、これからの予定というのはございませんか。

環境課課長(池田務君)

今のところ、特には予定はしていません。

委員(近藤昇一君)

燃えるごみは戸別じゃないの。

委員長(金崎ひさ君)

戸別です。

委員(近藤昇一君)

でしょ。

環境課課長(池田務君)

戸別でございます。はい。

委員(近藤昇一君)

だから、燃えるごみと容プラとそれから廃プラも戸別。(「そうです。」の声あり)で、あとはその他の資源ごみを資源小屋にということですね。

委員長(金崎ひさ君)

そのようです。

委員(山梨崇仁君)

全然話が変わってもいいですか。

委員長(金崎ひさ君)

どうぞどうぞ、何でもいいです。

委員(山梨崇仁君)

はい、まず、冒頭に一つ申し上げたいんですが、この資料、予算委員会で提出いただきました予定表、大変私はすばらしいものだというふうに評価をしております。で、それについてもう一言つけ加えれば、その他事業についてですね、他の課の事業の中でこういった年間のスケジュールを見せていただいたのは初めてですので、私はこういったスケジュールというものをほかの事業課もどんどん行うべきだというふうに思っておりますが、まず、環境課としては先進的な取り組みであるというふうに思っておりますから、その点は改めて申し上げたいと思います。
ただ、1点、今後のお願いというか、希望を含めてなんですが、やはり9月以降ですね、どうも白紙の部分が多くなってきて、これ以降はちょっと結果が出ないとわからないという思いがあると思うんですが、やはり予定表ですから、こうなるだろうという結果を踏んでですね、目標を踏んで、であるからその上で今度はこうしていくんだという内容をやはり書いていかなければいけないと思いますし、その場合、例えばそうですね、わかりやすいのが、この下から3つ目の集団回収整備で町内会との折衝とありますが、町内会、町の中で限られている町内会の数しかないんですから、それを今月は3町内会、来月は3町内会というふうにして、年間で36町内会話を終えるとかですね、そういったやはり数字をしっかりと盛り込んでいかないとこの予定表も進捗の管理ができないと思いますから、そういった意味の予定表管理を行っていただければというふうには思っております。今後の課題というか、環境課と私たちがコミュニケーションする上でも、こういった資料が一つあると非常にわかりやすく、今月はこれやっていますねということを話ができますので、ぜひともなるべく詳しいものを今後つくっていただけるように御努力いただければというふうに思います。
で、現状ですね、質問なんですけども、モデル地区のほうが順調にこれから稼動をするということで、私が伺いたいのはそのモデル地区の9月以降なんですね。その効果測定以降、開始までの空白期がありまして、ここも私のイメージとしては、もうどんどんモデル地区をどんどんふやしていって、結果的に全町モデル地区と言いながら全町ゼロ・ウェイストができちゃったよというような流れのほうがスムーズじゃないかなという思いはあったんですが、参考までにこの9月、効果計測以降、どんな動きをモデル地区としてとらえて全町にこれから広げていくことをお考えか、教えてください。

環境課課長(池田務君)

よろしいですか。例えば上の3つから戸別収集、分別回収というところありまして、一色台のは継続してやるんですけれども、それらの効果をですね、分析しまして踏まえつつ、他のところのですね、市街地の実験にも取り組んでいくべく研究するということでございます。

委員(山梨崇仁君)

もちろん他のほうを研究するのはわかるんですけども、もう8月になると、始まるまで半年になるわけですね。で、その半年間、何をしていくかということをやはりプランとして持っていただきたいんですけども、それは研究をするのはもちろんなんですので、研究をして半年間どう過ごすかをもうちょっと具体的に教えていただけますか。

環境課係長(雨宮健治君)

モデル地区につきましてはですね、一色台のほうで実証実験をやるのとですね、あと今、この間の予算委員会でもちょっとお話ししたんですけれども、既成市街地のほうでもですね、当然これ収集効率なんかを確認するためにも、これはやっていきたいと思っております。これ合わせてやっていった中でですね、今回モデル地区においては、先ほど課長のほうから御説明したとおりでですね、戸別収集というのを実施していくんですけれども、これがこの費目で戸別収集本格実施に持っていくのかどうかというまあ最終的な結論というのを出していかなければいけないかと思っています。全町実施に向かってですね、そこの確定をしていくのとですね、後半のその9月以降の動きなんですけれども、実際のその分別のパンフレットの改正ですとか、あとは周知のためのですね、そのチラシの作成ですとか、結構煩雑にですね、いろいろ実はやることがものすごく詰まっているような状況です。僕らそれできるだけ早い時期からですね、取り組んでいきたいなと思っているんですが、現在のスケジュールにおいてはですね、9月ぐらいに運営確定をして、後半その印刷物の作成ですとか、あとは周知用のそのプログラムの作成ですね。前にもちょっとお話ししたかなと思うんですけど、パワーポイントで通常説明会という形で実施していたものをですね、もうちょっとわかりやすく、どうやればわかっていただけるのかということでですね、ちょっと工夫をしていろいろ試していきたいなと思っておりますので、そういったものが後半ぎゅっと詰まってくるのかなというふうに考えているところです。
で、すいません、今、ここ空白になっているんですけれどもですね、実は結構入っていてですね、それが今、具体にどうこうというのは書けないというような状況でございますので、その辺はちょっと御容赦いただければと思います。

委員(山梨崇仁君)

わかりました。とりあえず9月まで一たん今のことをやっておいて、その上で今度広報活動に移られるという話だと理解させていただきます。できましたら、9月以降はですね、どんな動きをするかということを箇条書きでも結構なので、今度の予定表が冊子にされて、多分来年の3月以降という考えもまた出てくると思いますから、四半期後でも結構ですので、そのときには、何をするかって課題がもし見えているのであれば、それもしっかりとわかるような予定表を出していただきたいというふうに思います。
で、ちょっと私、気になって、これは離れますけども。事業系ごみなんですけども、残念ながらですね、収集ステーションには事業系のごみがたまに混じっていることがよくありますし、前、植木剪定枝の持ち込みで事業者がうまくこうすり抜けたりするなんていう話もありました。その辺についてのちょっとこの表ではない、イレギュラーなほうの対策についてはどういった今、動きをされようとお考えでいらっしゃいますでしょうか。

環境課係長(雨宮健治君)

事業系ごみにつきましては、今、委員御指摘のとおりですね、さまざまな実は課題があるのが現状です。で、一般家庭に対してはですね、袋、指定袋の導入ですとか、戸別収集等によっても責任を出していただくということですね。一定のインセンティブも働くというふうに我々にらんでおります。
で、事業系ごみについてはですね、こちらのスケジュールのほうにもあるんですけども、商工関係の方たちとですね、実際どういう取り組みを進めていくべきなのか、ごみを減らすためにですね。そういったのをちょっと円卓会議という形でですね、予定をしておりまして、今、その準備を実はしているところでございます。ここで皆さんとちょっと意見交換をしながらですね、どういう形で取り組んでいただける。持続可能にですね、事業者の方たちが取り組んでいただける仕組みというのをちょっと見ていきたいなと思っています。
先ほどのそのステーションに排出されている事業系のごみですとか、あとはステーション、クリーンセンターに持ち込んだ他自治体からですね、住所等を偽って入ってくるごみというのですね、明らかに怪しいものについてはですね、窓口でシャットアウトするようなことも実はやっているんですけれども、全部が全部実際本当に防除できているのかというところは結構疑問があるところです。この辺ですね、他都市の事例ちょっといろいろ見たりですね、しながらちょっと研究はしているところでございまして、来年度、再来年ですか。新しく分別体制変えるときにはですね、一定の効果が出るような仕組みというのをですね、構築していきたいなというふうに考えているところです。

委員長(金崎ひさ君)

いいですか。

委員(鈴木知一君)

先ほどの一色台のモデル地区の戸別収集ですが、週2回燃やすごみ、容器プラスチックの収集ということで、一番やっぱりかさばるというか、早く処分してもらいたいのは生ごみだと思うんですよ。それを生ごみだけを週2回収集するということだけでも、戸別収集の意味もあるし、最終的にごみを減らす一番の方法だと思うんですが、どうして行政はその生ごみを分別して、収集して、独自の方法でも生ごみを処理しようということを考えていかないんでしょうか。

委員長(金崎ひさ君)

先ほどはその計画はないというような御答弁がありましたけれども、生ごみに関する処理方法ですか。各人でやっていただくということは聞いておりますけれども、町としては燃やすごみと一緒に出していただくでしょう。

環境課課長(池田務君)

今はですね、あと堆肥化しておりまして、今、それだけというのは実情でございます。

委員長(金崎ひさ君)

堆肥化をしているんですか。

環境課課長(池田務君)

堆肥化とかですね、減量化を図っているということで、そちらの現状ということでございます。今。

環境課係長(雨宮健治君)

すいません、生ごみのですね、処理につきましては、現在、町としてはですね、各家庭で自家処理をしていただくということをですね、重点にして今、進めているところでございます。集約的に集めてですね、資源化をするという手法は、先進都市では事例としてあるんですけれども、例えばバイオガスを抽出する。これゼロ・ウェイスト実施である大木町なんかそれに取り組んでいます。で、あとは堆肥化をするというパターンなのかなと思っているんですが。堆肥化をもし実施した場合ですね、町では全町的に集めた場合ですね、その行き先が決まらないとですね、これ非常に大きな問題になると思います。例えばですけど、事例としてはですね、三浦が高速堆肥化しつつ生ごみを集めてですね、高速堆肥していたんですけども、実際は今、稼動はしてはいないというような状況です。で、バイオガスについてもですね、安定的に抽出するというためにですね、生ごみをある程度集める必要があるということと、あとはその生ごみだけで収集するということはですね、これ私は大木町でちょっと収集の現場見てきたんですけれども、樽で生ごみだけを集めているんですが、やはりその樽の周辺は臭いです。生ごみだけしか入っていませんので。そんなこともあってですね、ステーション周りの状況なんかを勘案しますとですね、これだけ住宅が密集しているところで生ごみのみの収集というのはちょっと厳しいのかなという考えがございます。ですので、今のところですね、町としてはですね、皆さん御家庭で比較的葉山町、住宅事情がそんなに密集しているというわけでなくですね、お庭等がかなり残存していますので、そういったところで御自分のところで出たものは御自分のところで使っていただくということですね。分別にして、御自分のところで自家処理をしていただくという方向で今、進めているというところでございます。

委員(鈴木知一君)

私はこの前、横須賀のテクニカルショー、環境の…ごめんなさい。横浜の、あとビッグサイトと二、三カ所そういうごみ処理に関しての展示があって見てきた中で、例えばレジ袋なり、ごみ袋をビニールで生ごみを出して、それを自動選別でベルトコンベアで破壊して、ビニール袋だけを自動で洗ってくれる。そういうシステムがあるんですよね。で、頭からそのポリ容器だ、樽みたいなので収集するとか、そういう本当に研究しているのかなと思えるぐらい温度差というか、どうして50%減らすのに生ごみが鍵を握っていると思うんで、生ごみの処理だけでもすごい資源化の方法もあるにしても、削減、燃さないということに対して効果がすごいあると思うんで、率直に言って、個人にどうしてこういう手動式のごみ処理機とか、キエーロとか、コンポスターとか、菜園バケツとか、どうして個人にやらせるのかなというのが非常に疑問で、それが果たして成功する割合がどのぐらいあるんだかっていつも思うんですが、しかも経費もかかるし。もう少しその辺の行政が責任を持って生ごみを処理する方法を具体的に考えていかなきゃいけないと思うんですが、いかがでしょう。

環境課課長(池田務君)

まず、この鈴木議員のおっしゃることもなんですけども、もっともなんですけども、やはり今の段階ではですね、まずは町民の方に生ごみ処理機ですか、確実に使っていただいて、実際には疑問点があれば、すぐですね、連絡いただいて、我々も何か伝達というか、指導というか、おこがましいんですけど、実際その現場に行ってですね、事情を把握したり、アフターフォローをやっておりますので、まずはそれをですね、広げていくことが今はそれをやっているという段階でございます。

委員長(金崎ひさ君)

そうすると、町としては協力してくださって、町民が生ごみを出さないのが一番なんですが、出される方の生ごみは永久に燃えるごみと一緒に燃やすということしか考えていないということですね、現況としては。

環境課係長(雨宮健治君)

そういうふうに言われてしまうとそうなのかもしれないんですけれども、我々の考え方としてはですね、生ごみの自家処理については、持続的に実施をしていただかなければいけないのかなと思っていましてですね、強制的にやらせるとかですね、そんなことではなくて、基本的にこう自発的にですね、環境とかのことも考えながら自発的に動いていただいた方がですね、まず快適に使っていただく環境というのを整える必要があるだろうということでサポート体制の充実ですとか、あとは定期的なですね、電話とか訪問によるですね、状況の確認なんかをさせていただいているところです。そのような状況をですね、続けていく中でですね、さらにこう周りで、今まで興味はあるんですけど、なかなか取り組めなかったような方たちがですね、取り組んでいただけるという環境を整えてですね、その自家処理の推進というのがですね、できてくるのかなと思っているところなんですね。ですので、一気にこう施設を用意してですね、処理をするというのもですね、一気に解決するようには見えるんですけれども、課題は実はいっぱいあるということは我々も認識していましてですね、で、そんなこともあって、今、自家処理ということで住民の方と、協力していただく方ですね、と一緒になってですね、削減できるようにしていきたいというふうに。それで今、実施をしているところです。

委員長(金崎ひさ君)

生ごみの削減のデータというのは取っていますか。だんだん減ってくる状況が絶対出てこなきゃいけないと思うんですけれども、そういうのは資料は取っていますか、データとしては。

環境課係長(雨宮健治君)

モデル地区でですね、実際に配布して生ごみの自家処理、皆さんにやっていただいていますんで、3カ月、配布してから3カ月後のデータというのは実は取っています。ですので、生ごみの処理機がですね、どのぐらいの稼動をしていてですね、どれぐらいの生ごみが処理されたのか。これは一般的な全世帯の原単位からこう比べてですね、これぐらい減っているということは一応データとして取っています。ですので、こういった定期的にですね、データを取りながら、あとはいかに皆さん、生ごみ処理機の効率を上げるかということをですね、我々と地区の方と協働でですね、どういうふうに刺激をしていくとより使いやすくなってくるかというところは、研究をしながら進めているところでございますので、データについては定期的に取っていく予定でございます。

委員長(金崎ひさ君)

モデル地区で減量したデータだけですよね。クリーンセンターの中で生ごみが全部のごみの中で何%あるというの出ていますよね。それを日ごろそのデータとしてだんだん生ごみが減ってきているなという実感を持つために、やっぱりデータが必要じゃないかと思うんですが、そういうのは取っていませんか。

クリーンセンター所長(石川渡君)

燃えるごみについては、計量器ありますので全部とっております。

委員長(金崎ひさ君)

生ごみの。

クリーンセンター所長(石川渡君)

生ごみと燃えるごみが一緒の袋で入ってきちゃうんで、それは全部一緒です。

委員長(金崎ひさ君)

ないですね。

クリーンセンター所長(石川渡君)

はい。

環境課係長(雨宮健治君)

一色台、モデル地区のですね、データについてはですね、自家処理の生ごみの自家処理容器を配布する前の組成分析結果から配布して3カ月後にどうなったのかというのを取っています。ですので、またさらに3カ月後にどうなったのかということで、それによって可燃ごみ量と生ごみの組成率が落ちていくということで、その効果というのが見れるようにですね、一応データは取っているという状況です。

委員(森勝美君)

先ほど他市の事業者の事業系のごみが結構入っているということですが、町内に結構他市の資材置き場、それから事業所がありますよね。で、たまに気になるんですけれども、ステーションにそれを持ってくる業者もいるということも何回か私も見て、記憶あります。そういうことはやはり事業者に、町内に資材置き場だけある方はどうかと思いますが、町の環境課のほうなり、クリーンセンターのほうで何らかのその何ですかね、注意ということはできるんですか。

クリーンセンター所長(石川渡君)

収集員が現場回れば大体事業系のごみはこんなもんだというのがわかりますので、その辺の周りのその中見て、会社名とかそういうのがあれば全部注意しております。

委員長(金崎ひさ君)

他に。

委員(山梨崇仁君)

私、よく仕事で横須賀にも行くことがありまして、横須賀の収集の実態をよく拝見するんですけども、ここ、ことし、去年ぐらいからですかね、断固としてごみを持っていかないなんていう姿勢を昼ステーションを見るとわかるんですね。その本当シールが張ってあって、ものすごい量のごみが残っていて、そのシールのとおり実際によく見てみると、分別ができていないごみが残ったままなんです。以前、私、収集の方々とちょっとお話ししたときに、でもやはり私たちは公務員として働いているので持っていかなければいけない責任はあると思うんですという御発言はあったんですけども、一方で、そういう横須賀市のような姿勢、態度をとることも時には必要なんじゃないかなと思うんですけども、その点はクリーンセンターとしてどういうふうにお考えでいらっしゃいますでしょうか。

クリーンセンター所長(石川渡君)

一応収集できないごみについては上にシールを張って置いておきます。ただし、それが2週間以降ですか、余り長期にあるということはちょっと景観的にも余りよくないので、2週間ぐらいたった後で回収しているのが現状でございます。

委員(山梨崇仁君)

それはよくわかっておりまして、私も前、本会議でそのシールの数を数えておいてほしいと要望したので、また、それはそれで結構なんですけども。申し上げているのは横須賀市さんの場合はですね、本当に、ああこれ全部燃えるごみで持っていってもらっていいんじゃないのっていうところに、ちょっとしたプラスチックが入っていたりとかですね、それだけでもうだめだというふうになっているんですね。で、本当に厳しい規定があるんだなというのは肌身で感じるので、所長がもし横須賀市に行く機会があったらぜひごらんいただきたいんですけども、そういった姿勢を強く打ち出すことは考えていらっしゃいますでしょうか。もうさらに厳しくですね、持っていかないんだ。もしくは、注意をするんだという気持ちを持って収集に望んでいただくことというのはいかがなんでしょうか。

クリーンセンター所長(石川渡君)

はい、検討させていただきます。はい。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに。

委員(鈴木知一君)

一色台のモデル地区の例で再び申しわけないんですが、戸別収集のやる意味というのは、その分別をちゃんとして責任持って玄関先へ私のごみですよっていうのを出して、分別してなかったら、これはあなたのごみですねということで回収しないという、それが明確に出ることが戸別収集の第一の目的だと思うんですよ。まず、そうですよね。伺いますけど。

環境課課長(池田務君)

そのとおりでございます。

委員(鈴木知一君)

そうすると、一色台で各家庭にこれだと、70世帯が生ごみ処理機配布されて、それ以外の世帯の方は生ごみと燃やすごみと一緒に出すわけですよね。と、本当にそのちゃんと生ごみ処理をやっている家庭の人とその生ごみも燃やすごみもみんな一緒に出す家庭とすごい温度差、その地域の中でもすごい意識が違ってきちゃうような気がするんですけれども。で、最初言ったように、行政の仕事を各家庭に生ごみの処理を任せるという形で、各家庭に補助金つけてでもその生ごみ処理機をたくさんこれから導入していくということですよね。

環境課課長(池田務君)

生ごみ処理の自家処理は進めていくという意味で、積極的に進めていくということです。

委員(鈴木知一君)

例えばコンポストとか、どうしてもうまく腐敗したり、べちゃべちゃになって、じゃこれどういうふうに処理しようっていったときに、生ごみと同じでそのぐちゃぐちゃになったものを埋めて、そのままにしちゃうのも嫌だと思って、ごみとして出す場合がありますよね、失敗例として。そうすると、それは行政は責任持って焼却処分するなり、これからもしていかなきゃいけないということでよろしいんですか。

環境課係長(雨宮健治君)

我々ですね、今、生ごみの自家処理につきましては、そういった失敗をしてしまったりですね、うまくいかなかったものに対してできるだけフォローをしていこうということで、サポートしているような状況です。これがごみとしてですね、排出された場合はですね、我々はごみとして収集する義務がございますので、それはごみとして処理をするという流れになってこようかなと思っています。ですので、自家処理についてはですね、できるだけサポートしながらそういう、要は失敗をして挫折をするような例をできるだけなくしていくということで、今、やらさせていただいているところです。

委員長(金崎ひさ君)

今、鈴木委員の言わんとすることは、私がちょっと判断するところによりますとね、モデル地区をせっかく設定するんであれば、モデル地区でも生ごみは生ごみで分別して、そしてそこに生ごみが何グラムぐらい出たと。そして、今度その70世帯が生ごみを出さないような容器を配布しているにもかかわらず、何グラム、何キロ出たと。それで、どういうふうに指導すれば何キロに減るというデータをもって、生ごみというものを最初から燃えるごみと出すんではなくて、そういうデータをつくるためにも活用したらどうかということをおっしゃりたいんじゃないかというふうに思うんですけれども、そういうふうなモデル地区の活用方法をする気があるのかないのかということだと思うんですが、ちゃんとそういうことで的を射た答弁いただきたいと思います。

環境課係長(雨宮健治君)

現在ですね、戸別収集とですね、この間の夏、公募で100人で応募していただいた方の指定袋と合わせてこれを実施すると。それと、資源回収ですね、これの実験をさせていただこうということでモデル地区のほうは設定しています。生ごみのですね、中のその比率ですとか、あとは状況についてはですね、先ほどもちょっとお話ししたとおりなんですが、実施前のごみの組成と3カ月後の実施の組成、今度はこのモデル地区を全部実施したときにですね、実際どう組成が変わってくるのかという調査はですね、引き続き実施していく予定ございます。で、その中で生ごみの実際のその比率が下がってくるとかですね、重量自体が下がることも想定ができるんですけれども、そういったもので分析をしてですね、実際その生ごみの処理機の稼働率ですとかというのは出すことはできますので、その辺で追っていけるのかなというふうに考えています。

委員長(金崎ひさ君)

ですから、燃えるごみと一緒に出すと組成分析も大変なので、モデル地区は生ごみは生ごみで分別して出していただいて、燃すのは一緒でもいいから、収集した後にですね、生ごみが何キロ出たかというデータをとって、そしてその自家処理に対する指導方法を考えたり、そういうことで生ごみを減らしたいという指針に対してのモデル地区の活用方法を伺っているんじゃないかと私は思ったんですが、そういう方法を取る気はないということですか。

環境課係長(雨宮健治君)

一応ですね、モデル地区のこの実験のやり方についてはですね、地元の自治会さんなんかで、有志で一生懸命やってくれていらっしゃる方がいらっしゃるんですけれども、その方と詰めながら進めているのが現状です。で、実際にですね、その指定袋の効果ですとか、そういったものもちょっと我々としてですね、本当にその面でやったときに、戸別収集と合わせたときのその成果というのもちょっと見てみたいなというところも実はございまして、今のところですね、その生ごみだけより分けるということはですね、考えていないのが現況です。

委員長(金崎ひさ君)

はい、じゃあそのようでございます。

委員(近藤昇一君)

ちょっと全体的にね、いろいろとこの間も私、言ったかもしらんけども、何というのかな、計画をつくるための準備段階で、その計画ができないと物事が進まないというような感じがしてならないんですよ。で、今、その試験的にやっているからその成果を見てからどうのこうの。成果を見てからどうのこうのというのは、どうも、で、はっきり言って、後ろ切られていると思うんですよ、ごみの問題については。ねばならないはずなんですよ。だけども、やっていることがどうもこれを試験的にモデル地区のやってみて、その成果を見てというふうでは私、だめじゃないかなという気がするんですよ。成果は成果として、それは当然今後の参考になるけれども、ねばならないというところがまだいまひとつ見えてこないんですよ。どうしてもやんなきゃだめだと。だから、ここまでにはこれだけのものをどうしてもこれは実施しなければ目標達成できないという、一つの目標をきちっと出しておいて、実際それができないかもしれない。できなかったならば、その原因を明らかにして計画をローリングしていくというのが、ちょっとそれが見えてこないんだけども、どうでしょうかね。部長か。

生活環境部部長(成島光男君)

このモデル地区のですね、ごみ量を生ごみ関係につきましては、全体まず一色台全体のですね、組成分析もやらさせていただいております。で、生ごみ処理のですね、導入してですね、それからの組成分析もやらせていただいております。そういう点で1件1件という対応もございますけども、我々は全体の量という形で組成分析をやらせていただいて、ある程度のデータというのは収集をさせていただいております。あと、近藤議員が言われるようにですね、結果を見て、ねばならないという話じゃないんですけども、我々としてはですね、ねばならないという感じではないんですけども、やっていかなきゃならないんだというふうに考えています。ただ、このモデル地区のですね、結果をある程度見させていただいて、それからさらに反省させていくんだというふうに考えておりますので、考え方の問題かなと思うんですけども、我々のほう決してねばならないということじゃなくて、やっていかなきゃならないというような状況でですね、考えておりますので、その点、御理解いただきたいというふうに思っております。

委員(近藤昇一君)

計画ができるまで何か物事が進まないみたいな感じがしてしょうがないんですよ。ですから、やれることはもう直ちにどんどんどんどん実施いかなきゃなんない部分があるんじゃないかなと。例えば資源化の問題でもね、やれることはもう計画ができてからやる、あるいはそのモデル地区の成果を見てからやるじゃなくて。そうでないと、モデル地区は進むけども、この間も言ったかもしれないけど、ほかのところ冷めていますよね、まだ。で、今度5月にどの程度のもの…で、5月にその広報にゼロ・ウェイストの詳しい、何というのかな、説明みたいな、何ページぐらい使う予定なんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

今はですね、この町民向けにですね、発するような内容のものをとりあえず2ページでやらさせていただきたいと思っております。ただ、これが5月だけで終わるということじゃなくて、継続的にですね、広報ですので、ごみだけでスペースとるわけにいきませんので、担当部署とですね、相談させていただいて、なるべくですね、隔月に2ページとかですね、そういうような割合で、町民向けにこう発信していくという内容のものをつくらさせていただきたいと、広報していきたいと思っています。
そのほかですね、当然説明会等もですね、随時やっていきたいと思っております。一遍にどうのというのはなかなか難しいものですから、少しずつですね、町民の皆様にですね、御理解いただけるような内容のものを発信していきますので、当然ホームページに関しまして、そういうものを利用できるような状況には持っていきたいと、そのように思っております。

委員長(金崎ひさ君)

部長に最後に御相談があったんですけれども、実は先ほどの請願審査の中でもね、この委員会の中でごみ処理のあり方についても、検討というか、意見を出し合わなければいけないということもございますし、それから、陳情もですね、議会としてね、ごみ処理経費削減のための実効性ある対策を議会がつくって考えてほしいということは、陳情も趣旨了承しているわけですよ。で、この特別委員会で提案型の一緒になって、行政と一緒になって考えていこうという体制を委員が持っておりますのでね、先ほどのようなせっかくいい意見が出てもですね、御理解いただきたいとか、そういう町民向けの説明会のようなことをされたら困るわけですよ。ですから、いい意見だと思えば、これからモデル地区を使ってこうやるという計画を持っていて、そのやり方について意見を述べているわけですから、いい意見だと思えばそれも取り上げようという姿勢をまず持っていただかなければいけないと思いますので、モデル地区の方たちの御意見を伺って、その意見どおりにやるから、ここでは説明すればいいんだ、意見、議員の意見は議員の意見としてまあ承っておくけれども、反映はしませんという態度は非常に委員会としては困りますので、これから一緒になって考えていくという体制を整えるのにどうすればいいかと、相談していたいと思っていたんです。ですから、そういうことを行政と議会も一緒になって今後のごみ行政に対して意見を出し合いますので、行政側も一緒になって考えてほしいという対応をとっていただきたいというふうに思います。いかがでしょう。

生活環境部部長(成島光男君)

今、委員長が言われたですね、議会側からの提案、また当面、私たちのほうでですね、いろんなことを考えてもすべてじゃないと、パーフェクトじゃないと思っていますので、委員長言われることは我々もよくわかりますし、それも当然入れられるものについては入れていって相談させていただきたいと、そのように思っております。今後ですね、いろんな点でそういうのございましたら、事前に、または我々のほうにですね、この委員会の中でも結構ですので、御意見いただければ我々も考えてですね、それに対してどうするかというのは、ちょっと即答というのはなかなか難しい点もあるかもわかりませんけども、一緒になって考えていきたいというふうに思っております。

委員長(金崎ひさ君)

ぜひ、そういう対応でこの特別委員会臨んでいただきたいというふうに思うんです。先ほどの鈴木知一委員の意見ですけれども、どうせモデル地区を使ってやるんであればね、生ごみを減らそうというのが町の方針なわけですから、生ごみが幾らたまって、そしてモデル地区でやっていくうちに、生ごみが幾らになったということで、モデル地区の中でやったらどうかという私は非常にいい提案だと思って聞いていたんですけれども。それをはなから燃えるごみと混ぜて出しますということで、組成分析をするからいいですというふうな考え方ではなくてね、もうそれも少し検討してみてね、モデル地区だけは生ごみを別に出していただいて、そして、組成分析はしなくても、生ごみの量がわかるということはいいんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひ、これも検討していただきたいというふうに代表して申し上げておきます。

生活環境部部長(成島光男君)

このモデル、一色台のモデル地区につきましては、4月からですね、実際に運用させていただきたいと思っております。当然そのやっていただく地域の方にもですね、そういう点についてお話もさせていただきたいと思いますので、我々もこれについて町内会も含めてですね、検討はさせていただきたい、そのように思っております。

委員長(金崎ひさ君)

近藤委員がおっしゃるように、指導力を持って、指針を持ってやるべきだというふうに思いますのでね、すいません。ほかに。

委員(鈴木知一君)

委員長、ありがとうございます。で、その生ごみを分別して集めて、で、またクリーンセンターで燃したら何の意味もないと思うんですよ。だから、行政は責任持って生ごみを一番いいやり方で、葉山らしいやり方で処分を考えてほしいと思っております。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに。

委員(山梨崇仁君)

ちょっと本件からそれるんですけども、広報という今後の周知の中で、少し私から申し上げたいことが。今回、環境課でホームページ上に「ユズ求む」出ていますね。私はあれ大変すばらしいと思うんです。従来の行政のその広報でしたら、鳥獣対策のためにお願いみたいなタイトルから入って、こうこうこういうユズをある方用件みたいなの書かれてですね、非常に堅苦しい文書だと思うんですが、まず求めることを「ユズ求む」から入っていってですね、非常に本当わかりやすいと思うんです。ああいう広報って…(私語あり)ああいったですね、おもしろみのある広報というのは私、絶対これから必要になってくると思うんですね。私の一意見ですので、年齢とか地域とかはもちろん格差はあると思うんですけども。その広報の仕方というものも、いろんな方法があると思いますので、従来どおりのやり方ではなくて、新しいやり方を常に求めていただきたいというふうには思います。
で、これは意見になってしまうんですが、別件でですね、今、委員長がおっしゃっていたこれからの委員と理事者側、担当のですね、議論についてなんですけども、今後、この後、その他のほうでもしお話しできればと思っていたんですけども、私たちのほうからやはり提案をすると、どうしても私は常に担当の皆さんがですね、いや、とはいってもねと、やりますとは言えないんだよねというようなですね、そののどにいつも引っかかったものを感じるんですね。今後は、私たちと提案をしながら、それに対して率直なできない理由だったりとか、実はこういった事情があるのでこういうふうには考えたくないんです。どう思いますかと、逆にですね、反問権じゃないんですけども、反問権というとですね、いろいろ支障がありますので、本当に地に足をつけた議論をするためには、もう少し担当の皆さんのその本音をですね、私たちも受けとめる覚悟は必要なんじゃないかなと思っておりますので、もし、その他のほうで議論ができれば、もうちょっとこう担当の皆さんが説明をしやすい、逆に私たちにそういうことを言うなら、これはこういう問題をどう考えるんだというような言いたい気持ちをですね、酌んであげたいなというふうに私は正直思っております。それでこそ、活性化した議論ができるんではないかというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

ぜひ、それを望んでおりますので、質問あればおっしゃってくださいませ。はい。

委員(近藤昇一君)

委員長もね、山梨さんも言われた中身なんですけども、やはり執行権だ、審議権だというのはやっぱり抜きにして、行政のほうも議会を巻き込むつもりでね、やって、もうこう決まりましたじゃなくて、こうしたいけどもどうだろうかというような形をやはりその姿勢を持ってもらいたいなと。でないと、ね、どこかの課じゃないけども、もう決まっちゃったことを最後で決めてね、議会に報告して、一切1年間議会に報告しなかったということで…同じ部長か。(笑い)失礼、そういうのじゃなくてね、常に議会と、特別委員会こうやってできているんだから、議会巻き込むつもりで私はやってもいいかなと。残念ながら議会のほうにはそれだけのなかなか調査権、調査の能力はね、不足している部分、当然職員の皆さんのほうがそういう調査する能力というのは高いし、いろいろ知識も豊富だと思うんだけども、つたない知識かもしらんけどもね。で、我々の意見を、議会の意見を聞きながらやっていけば、そう大きな問題にはならないと私思いますんで、ぜひその姿勢をね、やっぱり貫いてもらいたいなと。同じ部長なんで、ぜひその姿勢は堅持してください、ごみに関しては。

生活環境部部長(成島光男君)

ごみに関しましてはやはり住民と密着している問題ですので、我々としてはですね、やはりいろんな意見を収集してですね、取り入れるものについて取り入れて、住民の皆さんがやはり排出しやすい、また我々の協力していただけやすい状態をつくっていきたいと思っていますので、我々の協力していただけばありがたいと思っております。よろしくお願いいたします。

委員長(金崎ひさ君)

住民の代表が議員ですので、議会と一緒になって考えていかなければ、ごみ問題って解決しないと思うんですよ。だから、ぜひそういうことを望んでいる、今お聞きのように、全議員が望んでおりますのでね、ぜひ形式的な委員会ではなくて、活発な実りのある特別委員会にしたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。はい。ほかに。

委員(近藤昇一君)

広報のやつはもう原稿は締め切って入稿しているんですか。まだ、していない。もしね、あれだったら、確定した段階でも構わないと思うんだけども、資料として出していただければと思います。

委員長(金崎ひさ君)

じゃあ、案が出ましたら、お願いいたします。ほかに。

委員(伊東圭介君)

(テープ2-B)各議員考えていること違うということも、また一つ頭に置いておいていただきたいなというふうに思うんです。で、協力しないわけではないですけども、やっぱり考え方としてね、その現状のごみ処理の経費どうするんだ。今後のごみどうするんだ。また、いろんな見方があると思うんです。で、その部分についても、今後、今のはこの委員会でその今後の部分、計画的に当然議論する中でやっていこうよという話だとは思うんですけども。やっぱりさっき近藤委員が言われたようにね、少しスピード感を持っていただかなきゃいけないのかなというのが正直なところなんですよ。で、政策が大きく転換して、まだ2年しかたっていないと言われるかもしれないですけども、2年もたっちゃったんですよ、そういう意味では。で、もう現町長の任期も1年10カ月しかないわけですから、そういう意味では、もう少しいろんな意味でスピード感を持って、よく町長言っていたですよね、スピード感を持って。最近全然言わなくなっちゃったですけど。そういった意味で、もう少しいろんなことを全町にかかわることなんで、ごみだけ処理していればいい話ではなく、税金の使い方として今のごみ、決していいと思っていないはずなんですよ、部長、ね。その辺を考えていただきたいなという、最後は意見になりますけども、ぜひお願いしたいというふうに思います。

生活環境部部長(成島光男君)

確かに我々もですね、ごみ処理経費に関しましては、かなりかかっているって認識しております。ただ、今、スピード感を持ってというお話ございましたけども、我々できるところからですね、徐々に塵芥処理費等については見直しを図ってきております。で、例えばこの22年度予算におきましても、塵芥処理費だけどを見ますと、前年度から約9.数%、約10%弱ぐらいの減を図らさせていただいております。ただ、清掃費全体から見ますと、今年度につきましてはし尿の建設とかですね、人件費の関係で、どうしても共済とか退職の負担金とかふえる部分ございましたので、全体から見ると、それほどの効果は出てないように見えますけども、これがある一定の時期たちますと、かなり我々としては効果が出てくるんじゃないかなと思っております。ただ、それだけで満足できる数字かといいますと、そういう数字じゃございませんので、今後もですね、さらにごみ処理経費を下げるような方向で努力はしていきたいというふうに思っております。

委員長(金崎ひさ君)

いいですか。じゃ、よろしいですか。では、所管事項調査を終わります。ありがとうございました。じゃあよろしく、またお願いいたします。
暫時休憩いたします。(午後3時34分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時35分)
お疲れさまでございました。その他に入ります。ここで皆様方からの御提案なんかございましたら。

委員(山梨崇仁君)

先ほど申し上げたことなんですが、改めて申し上げたいと思います。私、もちろん伊東委員がおっしゃったように、前提としてですね、議員各位はそれぞれ違った意見を持っていて、それぞれがそれぞれの代表ということですので、それで今、こういった委員会運営ができ上がっていると私は思っているんですね。ですので、反問権が非常に難しいということもよくわかってはおるんですが、ここまでごみ問題に関してその議会として踏み込んでいる状況、事細かに担当がやっていることをですね、逐一報告しろということを指示している中で、議会としても大きな責任を持っていると思います。そういった意味では、議会側のこれまでのといいますか、その行政は信頼した中での…その信頼という言い方は変ですね。行政に任せて、その報告を受けて審査するといった、これまでの議会からもう一歩踏み込んだ形となりますと、やはり議会側ももう一歩踏み込んだ責任。もう一歩踏み込んだ委員会運営ということをしていかなければいけないなという必要に迫られていると思います。
そういった中で、それを前提にした上で、ごみ問題については、私は説明者側、担当者側がですね、説明するだけではなくて、何か、逆に議員側に問いかけたいことがもしあればということをですね、常に最後でも途中でも結構ですが、投げかける機会を与えてもいいんではないかというふうに思っております。

委員長(金崎ひさ君)

はい、私もちょっとここのところ何回か、何か一線引かれているなっていう気がしたもんですから、きょうはちょっと一言申し上げましたけれども、やはり一緒になってごみ行政を考えていきたいというのが本音でございますので、山梨委員のおっしゃることは大変よくわかりますし、私もその都度、何か議員に聞きたいことはないかというようなことは、尋ねてみようとは思います。はい。今後の運営に反映したいと思います。ただいまの御意見。ほかに。

委員(近藤昇一君)

とかくね、私の言葉遣いもそうかもしらんけども、町側を追及するだけのね、何か追及されるだけという意識があるかもしれない。おれの言葉遣いも悪いのかもしれないけど。そういう面では、議会がどういう形でもってこのごみ行政について協力できるかというのをちょっと調整してみてね、本当に無理なところは私、やめたほうがいいと思うんですけども、一致点でどこまでだったら皆さんが一致してね、意見が出せるのかというのをひとつ声上げてもいいのかなとは思うんですけどね。議会としての発信でね。

委員長(金崎ひさ君)

そうすると…。

委員(近藤昇一君)

どこで一致できるかというのは、それは探らなきゃだめですよ。

委員長(金崎ひさ君)

担当課抜きに、この委員の中でいろいろと御意見交換というのを一度やりますか。

委員(近藤昇一君)

それはいいと思いますけどね。

委員長(金崎ひさ君)

そうですね。じゃあ次回の委員会は、もちろん付託案件もございますけれども、委員同士の意見交換ということでごみに関することを行いたいと思います。そして…。

委員(近藤昇一君)

すいません、その際にやっぱり今、もう言ったんですけどね、ぜひ留意していただきたいのは、先ほど山梨さんも言われたように、いろんな意見があるんですよ。そこで、一致点を追求してください。多数決でもってやっちゃおうなんていうことはやめていただきたいと思って。大変難しいと思うんですけどね。それ難しいのをちょっと挑戦してみてもいいのかなと思ったんです。

委員長(金崎ひさ君)

そうですね。皆さんの意見を、忌憚ない意見を伺って、そしてごみ路線の将来像が議会の中で見えてくればいいなというふうに思いますので。では、次回はそのことについてちょっと時間をとらせていただきます。その後、また職員の中で聞かなければいけないことがあるかもしれないし、職員が考えていることがあるかもしれないし、その辺は少し充実をさせて今後の将来展望のほうに生かしていければなというふうに思っております。わかりました。ありがとうございました。

委員(山梨崇仁君)

先ほど伊東委員がおっしゃっていたその件とですね、今回のゼロ・ウェイスト…今回ゼロ・ウェイストについての意見でしたけども、廃棄物処理という視点から考えなければいけない点と、ゼロ・ウェイストをどう進めるかという点と、全く私は別物だというふうに認識をしておりまして、もし委員の皆さんがその辺で認識が一致されるようでしたら、その次回の委員同士の意見交換をどこに置くかという軸だけでも決めておいていただいたほうがいいのかなと。

委員長(金崎ひさ君)

いや、すべてではないかと私は思うんですけれども。ゼロ・ウェイストに関する意見でもいいし、廃棄物の処理の問題でもいいとは思いますけれども。決めることはないんではないかと。話しているうちに二股に分かれる可能性はあると思いますけども。

委員(山梨崇仁君)

わかりました。それでは結構です。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ほかに。

委員(鈴木知一君)

先ほど葉山の生ごみ処理の方法を考えてほしいって言ったんですが、横浜の国際展示場でこの前、テクニカルショーという県下の工業製品を展示する催しに行ってきまして、生ごみ処理機の1日約40キロを処理する処理機なんですけれども、その会社が横浜の磯子にあるということで、いろいろ話を聞いたら、ぜひ見にきてほしい。そのかわり、生ごみ30キロ、40キロ集めるのが大変だけれども、前もって行く日にちを言ってもらえれば、用意してお持ちしていますということで、簡単な性能なんですが、大体30分で半分なくなってしまう。ほとんどその水蒸気で水だけ出てくるという。で、その水も下水道につなげればベストだけれども、ほぼそんな汚い、においがつくような水ではないということと、あと消費電力もわずかだし、こういう機会って、以前町田か日野にもありましたよね。そういうのも参考にしながら、これがベストだと言っているわけではないんですが、委員会の委員と合わせて、担当職員もこういうすぐれものもあるということで、百聞は一見にしかずということで視察へ行かれたらどうかなという提案なんですが。

委員長(金崎ひさ君)

視察の提案ですけれども、今年度はちょっと無理かなと思うんで。

委員(近藤昇一君)

非常に危険じゃないかなと思っています。委員会としてはね。有志の方が行かれる分には、勉強になりますからね。委員会として行ったとなると、特に民間でもって、どこかの行政がね、採用していて、そこからの紹介で行くんならまだいいんですけども、で、また葉山町の一つの方針がいろいろ決まっていて、その中の何社かがあると。それを我々も見ておこうよというんだったらいいんですけども、まだ方針が明確になってない中でもって、委員会としてはちょっと厳しいかなと思いますよ。ですから、知一さんが中心になって手を挙げて有志集まれというんであれば、私も行っても構わないと思うんですがね、有志でね。

委員長(金崎ひさ君)

そうですね。はい、ちょっと私も資料見ていませんので、後でまた検討いたしまして、委員会で行けるかどうかというのを検討いたしますけれども。ちょっと、でも年内は無理だということでございます。

委員(森勝美君)

そういう今、知一委員の資料ですけれど、5月のあれですかね。あそこでビッグサイトでする環境展に行きますと、いろんな機種、それから一番今、最先端を行くだろうっていう機種も見られます。それで、電気を使う、大型のね、機械ですと電気をたくさん使うのは、それはエコとは言い兼ねるので、そういう方法もあるということは私も知っています。以前から、要するに消滅型っていう機種で水と炭酸ガスに分解されるという、で、ごみは消えるという方式だと思うんですけど。いろいろ機種はあるというのはよく知っていますので、5月の終わり、じゃあ委員会として環境展を見にいくか、そういうことも考えたらどうかなと思います。

委員長(金崎ひさ君)

はい、それも御意見として伺っておきます。とにかく年度内は無理ということで。はい。来年度の考え方としてまとめさせていただきます、副委員長とともに。

委員(鈴木知一君)

先ほどのごみ処理機ですけど、本当に30キロ、40キロ生ごみを集めるの大変なんだそうで、ばらばらに行かれてもかえって迷惑かなということで、まとまって職員も合わせて行かれれば、1回で一目瞭然で処理の能力もわかるのかなと思って提案いたしました。

委員長(金崎ひさ君)

職員を含めてというのは、ちょっと職員、町自身がまだそういう考え方を持っていないとさっきおっしゃっていましたので、その辺が行くかどうかというのはわかりませんので、ちょっとそれは承っておきます。それで、ちょっと検討させてください。

委員(鈴木知一君)

もう二、三週間前に雨宮係長にはカタログを見せて、検討はしているかと思うんですが、きょうの話だと全然その返ってこないと。(笑い)

委員長(金崎ひさ君)

ちょっと乗り気じゃないですね。はい。ほかに。なしですか。
では、今、伺った意見は今後の参考にさせていただいて、また視察の件は年度が変わりましたら御報告をいたします。では…報告文がございました。すいません。請願と陳情1本の報告文案がございます。いかがいたしましょうか。

委員(畑中由喜子君)

基本的には、いつもどおりにお願いをしたいと思うんですけども、私、やっぱり裁判のことがすごく気にかかるんですよね。それで、陳情20-31のほう、採択という形ですか。陳情21-31、採択になった分で、先ほど意見申し上げましたけれども、これが入っているわけですよね。広域、3番目ね。それからタイトルもなんですけど。これをやはり裁判に配慮した形で、そういう意見ももちろんあったんですけど、それも加えていただきたいなと思うのと同時に、やはりその辺に配慮したその形模索していただけたらありがたいかなと思います。

委員長(金崎ひさ君)

はい、じゃあ報告文案は正・副一任ということで、はい。

委員(近藤昇一君)

特に、先ほども言いましたように、横須賀・三浦がこの委員長報告を使う可能性もありますんで、その辺ちょっと配慮してもらいたいなと思っています。

委員長(金崎ひさ君)

はい、では極力十分考えさせていただきまして、次の委員会が17日の11時半から報告文案がございます。そのときに、皆さんに見ていただく前に、事前にメールか何かでお配りいたしますので、それまでに御意見をまとめていただいて、そして17日の11時半から決定をしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。ほかに。
(「なし」の声あり)
なしですか。では、事務局からもないですか。今で間違いないですね。大丈夫ですね。
では、これで特別委員会を終了いたします。皆様お疲れさまでございました。ありがとうございました。(午後3時47分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成22年8月19日

葉山町ごみ問題特別委員会委員長 金崎ひさ

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更新日:2018年02月02日