葉山町ごみ問題特別委員会会議録 平成21年7月17日

開催年月日

平成21年7月17日(金曜日)

開会時間

午前9時59分

閉会時間

午後0時01分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

(1)付託案件
ア 請願第21-3号 ごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施することを求める請願書
イ 陳情第20-26号 ゼロ・ウェイスト宣言を行わないことに関する陳情書
ウ 陳情第20-27号 陳情書(ゴミ問題・ゼロ・ウェイスト計画採用の危険性のこと)
エ 陳情第20-30号 ごみの発生抑制、減量化、資源化を進める施策として「葉山町ゼロ・ウェイスト計画」の実施とその実施宣言を求める陳情
オ 陳情第20-31号 2市1町ごみ処理広域化と自区内処理の事業計画との比較を早急に町民に説明することを求める陳情書
カ 陳情第20-32号 葉山町ごみ処理の現状及び20年度以降のごみ処理事業計画について早急に町民に説明することを求める陳情書
キ 陳情第20-33号 ゴミ処理に関する陳情
ク 陳情第20-35号 21年1月に予定されているゼロ・ウェイスト宣言を行なわず具体的なごみ減量策を町民にしっかり説明することを求める陳情書
ケ 陳情第21-9号 葉山町ゼロ・ウェイスト計画を町民に広く知らせることを求める陳情
(2)その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 金崎ひさ 出席
副委員長 加藤清 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 近藤昇一 出席
委員 山梨崇仁 出席
委員 伊東圭介 出席
委員 鈴木知一 出席
委員 森勝美 出席
オブザーバー 議長 鈴木道子 出席

傍聴者

阿部勝雄議員 伊藤友子議員 待寺真司議員 土佐洋子議員
一般傍聴者 7名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
総務部部長 根岸隆男
生活環境部部長 成島光男
環境課係長 雨宮健治
総務課課長 矢嶋秀明
環境課課長 池田務

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 金崎ひさ

会議の経過

委員長(金崎ひさ君)

おはようございます。数秒前でございますけれども、全員おそろいでございますので、ただいまからごみ問題特別委員会を開会いたします。(午前9時59分)
それで、私たち付託されております請願と陳情、この次第書に書かせていただきましたけれども、きょうは都合により午前中のみの委員会開催とさせていただきますけれども、それでよろしいでしょうか。
では、傍聴者がいらっしゃいますので、許可したいと思いますが、よろしいですか。
それでは暫時休憩いたします。(午前10時00分)

委員長(金崎ひさ君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時00分)
先ほど申し上げましたけれども、本日は午前中のみの審査とさせていただきますけれども、まずこの請願及び8本の陳情を1件ずつきょうは審査を進めてまいりたい。そして結論が出るものであれば出していきたいというふうに考えております。
それでですね、陳情第20-33号ゴミ処理に関する陳情でございますけれども、昨日付で取り下げとなっております。それで、そのあたり、事務局に報告していただきますけれども、取り下げの方法といたしましては本会議で取り下げということになるそうでございます。それで、委員会としては議長から私のところに取り下げ申請が来ているということで、委員会としては審査を中断してほしいという要望がございますので、まず中断ということにさせていただきますけれども、その前に取り下げるための順序というものを事務局で御説明お願いします。

議会事務局局長(上妻良章君)

それでは、流れとして説明をさせていただきます。陳情20-33号につきまして、21年昨日付で取り下げの申請がございました。これにつきましては、もう既に委員会付託で継続審議になってございますので、議長の許可ではなくて、取り下げ申請の許可云々は議会の本会議の許可となりますので、直近の議会、第3回議会に議案として提出をさせていただきまして、そこで取り下げてよろしいかどうかの御審議をいただくというところでございますので、よろしくお願いいたします。

委員長(金崎ひさ君)

そのような段取りになっておりますので、まず議長からの御要請もございますし、このキに関して、陳情第20-33号に関しては中断ということで、今回は何にも触れないということにさせていただきますけれども、そういうふうな取り扱いにさせていただきます。
それでは、まず請願第21-3号ごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施することを求める請願書でございますが、前委員長からの引き継ぎによりますと、これは理由の中に横須賀・三浦両市とのまず和解しという文言が入っておりまして、この和解というのは裁判が行われている以上、裁判上の和解につながるので、裁判の成り行きを見たいから継続というふうな形になっております。それで、その裁判の内容でございますが、私、事前に聞きましたところ、7月の2日に第2回の口頭弁論が行われました。そして、そこで何も結論が見えておりませんので、前回の委員会と状況は変わらないのではないかなというふうに思っておりますので、これは審査、もちろん御意見がある方はおっしゃっていただきたいと思うんですが、私は継続という形で、きょうはさせていただけるのが、前回の継続をした本意ではないかなというふうに思うんですが、委員の皆様の御意見をお願いします。

委員(畑中由喜子君)

結論的には、私も継続に賛成です。一つお諮りいただきたいことがあるんですけれども、今、委員長おっしゃいましたように、裁判を継続中でございます。それで、私はほかの数名の議員の方たちと裁判の傍聴に毎回行っておりますが、葉山町の弁護していただいております岩橋弁護士とおっしゃる方なんですけれども、裁判所で名刺交換もし、顔見知りにさせていただいたので、この請願のことも非常に気にかかりますし、一度お会いしてお話を伺いたいということで、先日同僚議員と一緒にお話を伺うチャンスを得ました。そして、いろいろなことをお話伺わせていただいたんですけれども、やはりこの請願の内容にあります「和解し」という、この部分ですね、その場面によっては非常に裁判に影響するという御意見もありまして、私どもはそれを伺って、私はそういう意見を前回申し上げておりましたし、納得いく内容だったんですけれども、やっぱり皆さんでね、この委員会として一度弁護士の見解というものを聞いて、同じベースに立って審査をするということのほうがいいんではないかなと。町民の方にも納得していただけることになるんじゃないかなと思いますので、ぜひ、それは岩橋弁護士になるのか、町の顧問弁護士になるのかわかりませんけれども、一度委員会にお呼びして、お話を伺えたらと思うんですけれども。提案させていただきたいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

きょうはともかくとして、継続として、そして次回の委員会で参考人ということになるんですかね、参考人として岩橋弁護士か顧問弁護士か、その裁判に携わっている弁護士さんを呼んでほしいという御意見だと思うんですが、それに対してほかに。

委員(伊東圭介君)

今、畑中委員の提案なんですけれども、ぜひ私もお願いをしたいなというふうに思ってます。あわせて、「広報はやま」7月号のこの口頭弁論の全文ですとか、10ぺージ、11ぺージに関するこの件も、どういう経緯でここにこういったものを載せたのかも含めて、総務課、問い合わせ先として環境課、総務課というふうになっていますけども、その辺を含めて聞きたいなというふうに思います。口頭弁論の全文の中にもいろいろ書いてあるんですけれども、例えば岡山県の美作市の例なんかも書いてあるんですけども、これ、若干調べてみると、経緯、全く違うんですよね。うちの経緯とは全く違いますし、こういったことをまたこの例に出してくること自体も、ちょっと私は聞いてみたいなというふうに思ってます。実際に美作市のほうでもアセス費用とか何かの問題で結構問題になっていて、今後裁判になるかもしれないというような事実になっていますので、その辺を含めてね、私も調査したいなというふうに思います。以上です。

委員長(金崎ひさ君)

環境課に聞くのであれば、きょう待機させておりますので、きょう呼ぶことも可能なんですけれども、参考人ということも、岩橋弁護士の件もありますので、きょうは申しわけない。時間がないので、審査をするとしたら次回の委員会で環境課も呼んで、2つの項目でということで調整を、時間調整をしながら行わせていただくほうが、ちょっと合理的かなというふうに今、思ったんですが。ほかの委員の方の御意見、いかがですか。

委員(山梨崇仁君)

今、伊東委員がおっしゃいました内容ですが、私も基本的に畑中委員がおっしゃるように弁護士の方、来ていただいて、法的な見地から請願を含め、今の葉山町の状況、それから市長が向こうかわられましたので、横須賀市のその後の動きなど、もしわかるような動きがあれば、裁判に関する点でいろいろ伺いたいなとは思います。それから、重ねて伊東委員がおっしゃるような今回の広報の件、私も甚だ疑問に思っておりますので、それが弁護士さんの立場からどう考えるのか。もちろん御相談があったと思うので、私、これも人づてに聞いてはいるんですけれども、実際のところどうなのかということを、はっきりと伺いたいと思います。
一方で、町が載せるプロセスというのは、弁護士さんの意見あるないにかかわらず、町長が最終決定してますので、普通は環境課にしっかりと、環境課、総務課、それから町長、場合によってはしっかりと、どういう意思を持って、何を目的にしたのかというのは、弁護士さんとはまた別の面で、しっかり聞きたいなと思います。

委員長(金崎ひさ君)

ちょっとこの請願に絡めてということで、この和解に関する弁護士さんのお話というふうなことで、じゃあ請願日程の日にと思ったんですが、今の山梨委員のお話をちょっと聞いてますと、所管事項調査としてごみ問題の裁判がどうなっているかということについてだとしたらば、請願審査関係なく、所管事項調査のほうに持っていきたいなと思うんですが、そのあたりのちょっと整理をしていただけたらと思うんですが、いかがでしょうか。

委員(近藤昇一君)

伊東委員の言われているようにね、弁護士の見解も聞いてみなければいけないから、当然そことの絡みになっちゃうかなって、どうしてもね。弁護士の絡みを所管事項だけでね、やるというのも何だし。ついでにという話、当然なると思うので。ただ、それについても我々もいろいろうわさは聞いているんだけど、じゃあ職員で対応できるのかなというのがね、ありますのでね。その辺はまた委員長で判断しておいたほうがいいかなと思います。

委員長(金崎ひさ君)

わかりました。それでは、よろしいですか、きょうじゃなくて、環境課に聞くのはきょうじゃなくて、伊東さん、次回ということでよろしいですか。

委員(近藤昇一君)

時間の問題もね、委員長、心配されているんだろうけども、次回環境課が出てきて、環境課で決着つかなかったらどうするのかという話になる。

委員長(金崎ひさ君)

もちろん岩橋弁護士との調整をして、そして日程調整をして、岩橋弁護士がオーケーの日に委員会を開催して、そして環境課を引き続き呼ぶということで、皆さんの聞きたいことを一気に聞くと。御一緒ではなくて。

委員(近藤昇一君)

環境課で対応できれば、それでいいんですよ。岩橋弁護士に話聞いて、環境課はどうなんだ。環境課は、こうこう、こう考えてますと。そこで決着がつけばいいんだけど、つかなかったらどうなのかな、また延びちゃうなってちょっと気がしたんですけど。これ、委員の皆さんの御意見で構いませんけど。

委員長(金崎ひさ君)

そのあたりはやっぱり、どのような話が出てくるかによって、また判断させていただきますし、課を超えなければいけないとかということになったら、また事務局とも考えさせていただきますので、とりあえずきょうはそういう御意見があったということで、継続にさせていただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
それでは、次回、後ほど日程調整をさせていただきますけれども、請願第21-3号はきょうは継続ということにさせていただきます。
それでは、陳情第20の…(発言を求める声あり)

委員(伊東圭介君)

結構なんですけども、「広報はやま」のこの口頭弁論全文のほうはともかくとして、載せた経緯とか、そういった部分、だれの判断…最終は町長に決まっているんですけれども、これを載せるというね、部分において、若干聞きたいなという部分はあるんですよね。これはなるべく時間あけないで、もう7月に出てるわけなんで、できれば総務だとか環境課だとかね、その辺で、裁判関係なくね、この載せたという経緯についてだけ、ちょっと先に聞きたいなと思うんですけど、いかがですか。

委員長(金崎ひさ君)

いいですか。きょうでいいですか。それでは、ちょっと暫時休憩いたします。(午前10時12分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時13分)
ただいまの提案について、今、事務局が調査中でございますので、少しお待ちくださいませ。それで、陳情第20-26号ゼロ・ウェイスト宣言を行わないことに関する陳情書に入らせていただきます。この件について、もう既に職員もお呼びになって、そして調査も済んでいる…質問も済んでいるということでございますが、何か御意見がございましたら、皆様どうぞ挙手をお願いいたします。

委員(山梨崇仁君)

20-26号なんですが、その内容、ゼロ・ウェイスト宣言を行わないことに関する、その旨説明をするという趣旨が冒頭ございますが、その理由を読んでみますと、「21年1月に行うとされているゼロ・ウェイスト宣言」というふうに明確に定義されております。現状これは半年前にもう行わずにきておりますので、この場合、私は委員会としては審議終了というんですか、趣旨了承というのか、現実問題、実際にはゼロ・ウェイスト宣言が近々行われるということもございませんし、この陳情の趣旨にのっとって行政のほうも慎重に行われているという感触も私はつかんでおりますので、その趣旨は、願意は達成できているという認識から、これについての審議を…ごめんなさい、私、形式的にどうしたらいいのか、何とも言えないんですけれども、そういった趣旨で考えていければいいなというふうに思っております。

委員長(金崎ひさ君)

願意が達成したということで、その下の、次の自区内処理の事業計画と断念した広域ごみ処理計画との比較を早急に町民に説明するとことを求めているんですけれども。この件に関しても、もう審議未了とかでよろしいんですか。

委員(山梨崇仁君)

その点につきまして、この後の陳情のほうにも同じように比較をする、説明をするということがございます。私、大変恐縮ながら、ゼロ・ウェイストの説明会に参加しなかったもので、その内容についてちょっと私、把握しきれてないんですけれども、町としては説明会を開いているという姿勢を私は感じておりますので、その点でも願意は達成できているのかなというふうには感じてはおります。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに御意見ございますか。

委員(近藤昇一君)

ほぼ同じような意見になろうかと思うんですけれども、まず、これからごみ処理基本計画、作成していく。そういう中では当然、町が進むべき道の中でね、一定の費用についても当然出てこなきゃいけない。その際に、じゃあ広域の計画のときの費用との対比というのは当然出てくると思うんですよ。それで、その間、ゼロ・ウェイストに向けての説明会、ずっと開いておりますので、私はこのゼロ・ウェイスト宣言を行わないというような形でのあれであるならば、決をとるんであれば、私は不採択の立場で。で、審査終了ということであるならば、それはそれで私は同意したいと思いますけども。

委員長(金崎ひさ君)

審査終了という意見がお2人から出て、決をとるならという、結論は後にして、審査終了ということがございますけれども、内容的にはちょっと時期がずれちゃったかなという気がするんですけれども。いかがでしょうか、皆様。ほかの委員の方で、審査終了ということで、全会一致でよろしいでしょうか。ちょっと暫時休憩いたします。(午前10時17分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時17分)
それでは、陳情第20-26号に関しては、ただいま皆様お聞きのような御意見が出ましたので、次に移らせていただきます。陳情第20-27号に入ります。では、この陳情20-27号についての御意見を伺いたいと思います。御意見、どうぞ。

委員(近藤昇一君)

前正・副委員長がたしか東家さんとお会いして、それにしてもこの願意が私、つかみきれてないという面では、私は26と同じような対応かなと。これについては私も賛否はどうも決めかねるというのが本音です。

委員長(金崎ひさ君)

わかりました。ほかに御意見ございますか。
ほかに御意見ございますか。なし。

委員(山梨崇仁君)

委員長、暫時休憩を、すいません。

委員長(金崎ひさ君)

暫時休憩いたします。(午前10時19分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時20分)
ほかに御意見ございますか。なし。
それでは、ただいまの御意見を承るということで、今回は陳情20-27号を…ごめんなさい。次の20-30号に入らせていただきます。よろしいでしょうか。では、20-30号ごみの発生抑制、減量化、資源化を進める施策として「葉山町ゼロ・ウェイスト計画」の実施とその実施宣言を求める陳情について、御意見を伺います。これは実施宣言を求める陳情でございますが。御意見は…もし、ちょっと委員会としてまだ結論が出ないということであれば、いろんな継続を承っておりますので、継続ということもあるかと思いますが。

委員(近藤昇一君)

議会としてもいろいろゼロ・ウェイスト宣言についての注文をね、いろいろ出した経過もありますし、もし結論を出すのであれば、私の考えとしては趣旨了承に。

委員長(金崎ひさ君)

趣旨了承と御意見が出ております。ほかに。

委員(森勝美君)

今、近藤委員の私、意見と同じなんで、今、町としてもいろんな方法でこの取り組みを進めている状況でありますので、これをなお一層進めていけばいいんではないかというふうに考えていますので、やはり趣旨了承に賛成したいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに。

委員(伊東圭介君)

私は今のですね、森町長の提案されてますゼロ・ウェイスト計画そのものは、ごみ処理施策ではないというふうに僕は判断をさせていただいています。いわゆる資源化・減量化施策ではあるけども、ごみ全般のすべてを解決するものではないというふうに考えています。で、町長の任期から考えても、こういった町がですね、ゼロ・ウェイスト宣言なるものをすることによって、後世までこれを宣言が引きずられるという部分においては非常に懸念をするところでございまして、私はこの陳情については不採択の意見を持っております。

委員長(金崎ひさ君)

採決をしろということでございますね。ほかに御意見ございますか。

委員(山梨崇仁君)

私は、この陳情につきましては趣旨了承という考えを持っております。理由としましては、この陳情の中にもございます、確かにゼロ・ウェイスト計画というものが、発生抑制、減量化を進め、資源化を向上させると。地域の資源循環型社会の形成に寄与するという考え方については、確かに賛意をあらわすものではありますが、まさに伊東委員がおっしゃいましたとおり、森町長がゼロ・ウェイスト宣言を展開をしたいという発言からもう1年以上たっておりますが、いまだに私の中ではゼロ・ウェイストでごみの政策であるというふうに全く言い切れませんし、むしろそれが葉山町の象徴のように言われるときには、私はちょっと気持ちとしてつらい部分があるのが正直なところでございます。そういった現状の中でゼロ・ウェイストを宣言するんだという本内容を採択することもできないという、大変厳しい状況があります。ですので、私としては陳情の趣旨につきましては、言いたいことはわかるんであると。ただ、現実、葉山町の政策としては、ゼロ・ウェイスト宣言を基本とすることはできないという観点から、趣旨了承という答えを導きたいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに。

委員(鈴木知一君)

先ほど伊東圭介委員とほぼ同じですけれども、ゼロ・ウェイストが第一になっちゃいけないと思うんですよ。その前に長期計画やビジョンや、まちづくりの構想の中にゼロ・ウェイスト計画というものが下にあるべきなのに、その先にゼロ・ウェイストを決めちゃうことによって、構想も何も土台から崩れてしまうような気がするので、この計画を、この陳情を採択するということは、私にはできない。で、趣旨了承にも反対したい意見です。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。

委員(畑中由喜子君)

私もね、あえて言うならというか、私もこの早期にね、宣言を求めるという部分について、本当に今すぐやるべきかどうかというのは、非常に、もちろん迷いのあるところで、ただ資源化・減量化に向けてね、限りなくゼロに近づけていくんだという、その趣旨としては私はその方向だろうというふうに、ごみ処理問題としてね、そういうふうに思っておりますが、宣言についてどうかというと、直ちにというようなことはね、やっぱりちょっと考えにくい。もうちょっと町全体の、町民全体のものとなって宣言をしていくということにすべきじゃないかなと。前にも、前から議会としてもそういう御意見出てますよね。ですから趣旨了承という形がいいかなというふうに思っていたんですけれども、採決ということになれば、これはいたし方ないですけれども、私はできれば趣旨了承という形で、皆さん合意していただければね、それがいいかなと思っております。

委員長(金崎ひさ君)

それでは、副委員長、よろしいですか。

委員(加藤清君)

私がこのゼロ・ウェイスト計画というのは、言葉だけのとらえ方すれば、非常にすばらしい言葉で、やっぱりそれに目指していかなきゃいけないということで、これは言葉だけとらえれば非常に宣言してもいいのかなという気はありますけど、ただ、総合的にごみ、資源、さまざまな点から考えますとね、ちょっとその宣言だけが先行し過ぎて、何か実態が伴わないような気がします。これ、実施宣言を求める、そのゼロ・ウェイスト計画の実施とその実施宣言を求める陳情となりますと、ちょっと非常に私は疑問に思いますので、不採択のほうがいいのかなと。これをとらえればですね、全体、ごみ全体で考えれば、葉山の本当にごみ計画もまだできてないような気がしますので、不採択という、採決をとるならば不採択ということで。

委員長(金崎ひさ君)

皆さんの御意見が出ましたので、ちょっと暫時休憩させていただきます。(午前10時27分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて再開いたします。(午前10時29分)
趣旨了承ということはちょっと難しいかなというふうに思いますけれども、採決をとるかどうするかということについて、またもう一つ御意見がございましたらお願いいたします。

委員(鈴木知一君)

全く我々はゼロ・ウェイスト計画に賛成ということではないし、時期尚早的な考えもありますので、この時点でもう一回と言っては語弊がありますが、継続の要望を出したいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

動議ということでよろしいですか。それでは、継続という動議が出ましたので、継続ということで賛否をとりたい…(「賛成」の声あり)よろしいですか。では全会一致で継続ということにさせていただきます。それでは、陳情第20-30号に関しては継続審査といたします。
先ほど請願のところで伊東委員から御要望がございまして、「広報はやま」の件に関して、今、調整をしてもらいましたら、総務部長が今、出てきてくださる。それから環境課もですけれども、出てきてくださるということなので…総務課だけですか、すいません。総務課だけだそうです。いいですか、伊東委員、環境課は。

委員(伊東圭介君)

広報に関してなので、構いません。

委員長(金崎ひさ君)

そうですか。では、広報に関しての、ここにちょうど間に入らせていただいてよろしいでしょうか。

委員(畑中由喜子君)

それは構わないんですけれども、ごめんなさい。きょう、私、広報を持ってきてないんですけれども、それをお願いできますか。

委員長(金崎ひさ君)

資料としてそこの部分だけを刷ってください。じゃあ、暫時休憩いたします。(午前10時31分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時34分)
総務部長に御出席いただいております。部長、突然の要請で対応していただきまして、ありがとうございました。「広報はやま」7月号の口頭弁論の全文について、委員の方からちょっと内容を、どういう経緯でという、これを掲載したのかということをお聞きしたいということで、総務部長に来ていただきました。では、出席職員の紹介をお願いします。

総務部部長(根岸隆男君)

おはようございます。職員を紹介させていただきます。総務部長、根岸でございます。それから総務課長、矢嶋でございます。よろしくお願い申し上げます。

委員長(金崎ひさ君)

では、伊東委員から質問。

委員(伊東圭介君)

お忙しいところ、ありがとうございます。今、委員長が言われたとおりでございますけども、まず「広報はやま」7月号に掲載されました横須賀・三浦の損害賠償請求に係る第1回口頭弁論の全文ということで掲載がされています。また、11ぺージのほうには、その部分で葉山町長森英二というところでこの記載がされているわけでございますけど、この掲載に当たっての経緯というんですかね、そういったものをまず御説明をいただきたいというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

ではお願いいたします。

総務部部長(根岸隆男君)

この広報7月号に本件の記事を掲載するに当たりましては、今、経緯という御質問をいただきました。経緯については、森町長から、この広報紙に口頭弁論のこの内容について掲載をしたいと。ついては、全文並びに、そして今、伊東委員がおっしゃった葉山町長森英二という部分を付してですね、載せるようにという強い指示がございました。それに対応したということでございます。

委員(伊東圭介君)

この口頭弁論の文章自体はですね、これは弁護士さんが主導で考えられた内容なのか。その辺のちょっと、この口頭弁論の部分についてお伺いをしたいと思います。

総務部部長(根岸隆男君)

当然、その裁判を進めていくに当たりましては、訴訟代理人である岩橋弁護士を中心としてですね、町の担当課でございます総務課と調整をしながら進めていくということでございまして、この本文につきましては訴訟代理人の岩橋弁護士が最終的にはつくられ、町もそれで承知をしたということでございます。

委員(伊東圭介君)

今後ですね、弁護士の方をですね、この委員会に参考人で招致してという話に今なってますので、内容、深い部分についてはお伺いをいたしませんけども、さまざまな書かれている部分の内容については、当然総務部長も内容を全部チェックされてるということでよろしいでしょうか。

総務部部長(根岸隆男君)

当然のことながら、細かな法的な意味合いというところまでについては理解できない部分があるかもしれませんが、この内容については読ませていただいているということでございます。

委員(伊東圭介君)

例えば岡山県の美作市の例が書かれておりますけども、こういった例について実際に調査をかけていますか。

総務部部長(根岸隆男君)

そこについては行政として、たしかチェックをしている経緯はないと思います。ただ、これを訴訟代理人としてここの文章に、中に表現するということは、それは代理人である弁護士のほうで承知していることではないかということで、町としてはチェックはした経緯はないと思います。

委員(伊東圭介君)

そうすると、環境課も含めて、その辺の調査はしてないということなんですかね。

総務部部長(根岸隆男君)

環境課の部分の対応については、今ここでしてる、してないということは、ちょっと把握しておりませんので、申し上げられることはできないということでございます。

委員(伊東圭介君)

その辺も、本来であればですね、やはり町としての部分ですね、当然いろんなことを調べるべきではないかなというふうに思います。私も自分なりに調べた中では、やはりこの葉山が2市1町から離脱をした経緯とは全くというかな、また別の経緯もありますし、実際には美作のほうでもですね、離脱をして、美作市ともう1町ですね、一緒に離脱をしていますけれども、残った5市町から今後裁判にもなりかねない話も実際に出ているらしいんですね。アセスにかかった費用ですとか、そういったもの、人件費の話は出てないそうですけれども、さまざまな部分でそういった部分になるかもしれないというような状況というふうに、私が調査した限りはなっているそうでございます。ここにこういった例を出すのも含めてね、その辺もいかがなものかなあという気が若干いたしましたので、申し添えておきたいということです。
それから11ぺージのほうのこの文章でございますけども、例えば上から5行目の部分でですね、「地球レベルでの環境問題に逆行する2市1町のごみ広域化計画の見直しは当然と思います。」という、この部分でございますけども、非常に引っかかる部分でございますけど、この分析は要するにだれなんですかね。

総務部部長(根岸隆男君)

これは町長の主観として、町長の職及び名称で、町長の主観として掲載してあると、このように理解しております。

委員長(金崎ひさ君)

いいですか。

委員(伊東圭介君)

もしほかの委員の方、あればお願いします。

委員長(金崎ひさ君)

ほかの方いらっしゃいますか。

委員(山梨崇仁君)

私は2点ございまして、まず1点目は、口頭弁論の全文を載せるという、裁判が行われて、これから横須賀市・三浦市の弁論を聞き、これから葉山町がそれに対して反論をしていく、そういった駆け引きともとれる、一番敏感な時期だと思うんですね。その時期に町民に対して全文を載せるということの趣旨、目的、意義をどうとらえてこれを載せたのか、私はちょっと理解しかねるんですが、その点はいかがですか。

総務部部長(根岸隆男君)

町長からの受け売りになるかもしれませんが、町長としては今回のこの口頭弁論の文面については、ぜひともこの内容を町民に対して広く周知をしていきたいという考えでございまして、この掲載が今後の裁判にどのように影響を与えるかという観点よりも、この口頭弁論においてのこの表現が非常に町長としては理解できるということでございますので、これを広く町民にまず知っていただくということが一義的な目的であったというふうに理解しております。

委員(山梨崇仁君)

私としましては、町長という仕事は町民の皆様から信託を受けて、町長職を任せるという形で受け取るものであって、この裁判についても町長が判断をして、町長が勝つためにどうするかを考えて裁判を闘うべきだと思うんですね。確かに説明責任という一方での義務もありますけれども、それは説明責任も2種類ありまして、消極的なもの、積極的なもの、広報紙に出すというのは積極的な情報公開です。それを果たしてする必要があるのかというのは、私は甚だ疑問を覚えますし、それへこの1ぺージ丸々使うんであれば、仮にここに一言ですね、総務課にて口頭弁論を公開しておりますと、周知することだけでも私はよかったんじゃないかなというふうに思います。
もう1点、話が変わりますけれども、ちょっとこれはどうかと思うんですが、紙面の構成上、10ぺージに全文が載せられています。私自身もそうだったんですけれども、9ぺージから開いたときに、いきなり裁判の口頭弁論が載っているんですね。これは何なんだという印象を持つと思うんです。これが広報紙をつくる上での町のある意味、手法であれば、それはそれで話は変わるんですけれども、いきなり全文を載せるのであれば、むしろ町長の思いを初めに載せたいんだということを説明した上で、口頭弁論について、私は載せることには決して賛成はしませんけれども、口頭弁論があるという流れのほうが広報紙としては至って自然ではないかと思うんですけれども、この掲載は単なる紙面の都合上ですか。

総務部部長(根岸隆男君)

これについては、当然レイアウトの部分からしますとですね、適切かどうかというところは私どもも若干疑問が出るところですが、これは広報を掲載を進めていく間においての間の中での町長の指示があったということは事実でございまして、そこでやはり編集上このような方法がその時点では最適であるというふうな形で、今回はこのような紙面構成になったということで御理解いただきたいと思います。

委員(山梨崇仁君)

これは意見ですけれども、伊東委員のお気持ち、私は大変よく理解ができます。私個人としましても、申し上げたように9ぺージから見開きでいきなり全文を読まされて、その後ろに町長の言葉と、ああ、なるほどと判断したときに、町長の言葉には2市1町がまるで環境問題について悪なんだというような印象を受け取れる紙面構成を行うことが行政のいう公平性にかなっていると私は思えないんですね。2市1町はまさに裁判中であり、相手がいることであり、私どもでさえも2市1町がすべてだめだという発言をしたことは一度もございません。2市1町をもっと説明をしてほしい、もっと知りたい、その中で判断をしたいという気持ちがあったことは事実ですけれども、こういった言葉を私は行政が公平性をよく言う中でですね、載せることに対して強い遺憾の気持ちを覚えています。以上です。

委員(畑中由喜子君)

伺っておきたいんですけれども、私もこれ見てびっくりしました。まして真ん中に「いそぎく」がこういうふうに挟まっていましたから、口頭弁論だけがいきなり見えたので、今、山梨委員が言われたことも私、同じように衝撃受けました。それはともかくですね、これを掲載するについて、町長の強い指示があったというふうに部長は御説明いただきましたけれども、顧問弁護士の御意見というのは、お聞きになったんでしょうか。顧問弁護士あるいは裁判に携わっておられる弁護士。やはりこれは今、裁判中のことであり、相当な影響を及ぼすということについて、やはり町長の思いだけで対応されたのかね。やはりちょっと気にかかるところなんですけれども、その点はいかがですか。

総務部部長(根岸隆男君)

当然その訴訟中のことでございまして、それを町の広報紙に掲載するということについては、弁護士との相談はしてございます。弁護士の考えとしては、最終的には町長の判断でございますと。ただ、そこでですね、裁判は、その裁判を進行中は粛々と進めるということも大事なことなんだと。しかしながら、この広報に載せる載せないについての最終判断は町長の判断によるものですと、このようなことは言っておられたと記憶しております。

委員(畑中由喜子君)

それは顧問弁護士さんですか。

総務部部長(根岸隆男君)

訴訟代理人の岩橋弁護士でございます。

委員長(金崎ひさ君)

いいですか。

委員(近藤昇一君)

町長がどんな思いでこれを載せたのか、私もよくわかりませんけどね、確かに訴訟を起こされているということについては、町民も大きな不安を感じているんだと思うんですよ。それに対する不安を払拭するためにこれを載せたのかなという、善意にね、考えればそうかなとは思うんですけども。私は裁判をやっているという中では、もう既に弁護士に一任しているはずですよね、委任状を出して。ということは、裁判は、裁判については弁護士が、これは勝つために全権委任を受けて、当然依頼者を裏切るようなことをやれば弁護士法違反になりますから、そのために全力を挙げているという私は立場だと思うんで、一つには美作の例もね、行政が知らないでも、私は弁護士のほうで責任とらなきゃいけない問題だと思います。
今、裁判やってる中でね、口頭弁論が町民に必要なのかどうかということなんですよ。それだったら、もっとわかりやすく裁判のね、今こういう状況ですという、先ほど山梨君が言ったかな、こういう状況ですということを町民にきちっとお知らせすると。そんな全文載せてね、意味が私はないと思うんですよ。そういう面では、あえてこれ見れば三浦・横須賀の人たちは、余りおもしろくはないでしょうね。行政の担当者は。それを考えたら、本当にこれ、政治的にどうだったのかなと。裁判は裁判で、弁護士に一任していくというのが私は筋だと私は思いますけどね。そういう面で、当然今、部長のほうからもね、岩橋さんの見解は承ったんだけども、次来たときも確認はしたいと思うし、この上はやっぱり、次に開催するときは、町長が待機してないとね、これ以上、部長に聞いてもきついよね。と思います。

委員長(金崎ひさ君)

皆さんの御意見を町長にはぜひお伝えするようにと、最後に言おうと思ったんですが、次回の委員会で町長に待機して、町長にじかに、直接に御意見をしなければいけないというふうな委員の御意見もありますので、それは次回、調整させていただきます。議長を通して伺いたいと思います。

委員(伊東圭介君)

1点だけ確認させてください。問い合わせ先ということで、環境課、総務課の連絡先が書いてありますけども、この件に関しまして、町民のほうから問い合わせがありましたか。

総務課課長(矢嶋秀明君)

この口頭弁論の資料を、コピーをいただきたいという方はいらっしゃいましたが、問い合わせ、特にはなかったようでございます。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。よろしいですか。
それでは、本当にきょうは突然お願いして、ありがとうございました。では本当に、くれぐれも町長に今の御意見をお伝えしておいてくださいませ。それで、次回はぜひ直接お話をしたいという趣旨もございますので、議長を通して出席依頼をお願いすると思いますので、よろしくお伝えください。ありがとうございました。暫時休憩いたします。(午前10時51分)

委員長(金崎ひさ君)

それでは、会議を再開いたします。(午前10時51分)
陳情の途中で入れさせていただきましたけれども、またこれは引き続き皆様の御要請どおり審査を重ねてまいりたいというふうに思います。
では、次、陳情第20-31号に入らせていただきます。この2市1町ごみ処理広域化と自区内処理の事業計画との比較を早急に町民に説明することを求める陳情書でございます。御意見を伺います。

委員(近藤昇一君)

これについては、ゼロ・ウェイスト宣言、まだやってないというのもありますし、ただ、陳情項目の3番のところについては、現実的に既にもう不可能な私は気はします。そういう面では、私はこの陳情については不採択だというふうに考えております。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに。結論を出すということだと思いますが。ほかにございますか。

委員(畑中由喜子君)

私も同様に、2の3のところの内容は、やはりもう現時点で考えられないことだというふうに、私はね、判断いたしますので、このことの議会意思をこれから示すということについては、不採択せざるを得ないというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。

委員(伊東圭介君)

私はこの陳情の内容に関しまして、非常に的を射た陳情、現時点においてもですね、(テープ1-B)1町のですね、広域に復帰してという部分をとらえて不採択というふうに言っておられますけれども、そこを突出してとるのであれば、そういうことの方向で話をされるんでしょうけども、私は趣旨了承でも十分可能だというふうに思ってます。この2市1町で協力してごみを処理する場合というふうに書いてありますので、その試算ということで、その試算はもう以前にも出ている話ではありますけども、そういった、要するに陳情の要旨という部分については、広域と自区内処理と書いてありますけども、これはゼロ・ウェイストであるんであれば、その試算の比較ということでありますので、私は趣旨了承でいいんじゃないかなというふうに判断をさせていただきます。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。

委員(山梨崇仁君)

私は、まずこの(1)について、先ほど申し上げたように、20年1月予定というものなので、願意は達成されているという印象を持っております。続きまして(2)のほうにつきましては、比較提示をしてほしいということが趣旨にありまして、その中の1つに2市1町の場合、ゼロ・ウェイスト宣言を実施した場合、民間委託した場合という、これにつきましても伊東委員がおっしゃいましたように、2市1町のほうについては、かつてさまざま資料出ております。これ、まだ民間の「2」のほうなどでは、まだまだ不足している部分もございますので、私もこれにつきましては、これから一般質問等を通じて、ほかの陳情もそうですけれども、説明をもっとしっかりしていただきたい。比較する資料が欲しいというのがございますから、それは訴えていきたいと思っております。ですので、願意は達成されている部分ございますが、後段につきましては十分賛意をあらわすものとして、私は趣旨了承が妥当かというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに。

委員(鈴木知一君)

私は、採択の考えでおります。2市1町のごみ処理広域化協議会に復帰してということの意見、さまざまな意見ございましたけれども、森町長に対して議会の考え方は、ごみ処理広域化の総意だったはずだと思います。それが継続してる、してないということは、個々の委員のお考えかと思いますが、復帰してという意味が相手があってのことであって、やはりこちらから意思を示さない限り、伝わらないと思いますので、私はこの陳情の趣旨に対して賛成、採択という意見でございます。

委員長(金崎ひさ君)

先ほど山梨委員の発言の中で、1番の20年1月、これたしか21年の1月というふうに直されたと思います。21年です。ほかに。

委員(森勝美君)

この今、山梨委員のおっしゃるように、1番の問題については、これはもう今、行っておりませんので、願意は達成されていると思います。しかし、2の「3」なんですが、これについてはやはり今、相手もあることだしという意見もありましたとおりに、今はもう裁判中でありまして、復帰については極めて難しいだろうというふうに思います。これについては私も状況から考えて不採択がふさわしいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに御意見ございますか。

委員(加藤清君)

採決をとるなら私は採択でいいと思います。というのは、1番は現時点でも行われてないこと。また2の1、2については、やっぱり早急にですね、今、説明はしてるかもしれませんけど、もっとやっぱり町民に十分に説明する必要があると思います。3については横須賀市の首長もかわりましたし、いろんなこともありますし、この2市1町が横須賀・三浦なのか、ここで言ってる近隣自治体ということで、ほかのものも考えられますので、私は採択ということで、できればお願いいたします。

委員長(金崎ひさ君)

それでは、暫時休憩をいたします。(午前10時58分)

委員長(金崎ひさ君)

では、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時03分)
この取り扱いについて、再び質問をいたしますけれども、皆様の御意見はいかがでございましょうか。

委員(畑中由喜子君)

先ほど来御意見出てますように、1については、陳情項目のね、1についてはほぼ願意を達していると。ただ、今後の計画について…それからその2の3については、これまでも2市1町を進めていく中でいろいろ数字も出ておりましたよね。ただ、今後の計画案、事業計画案ということについては、これから基本計画が出てくるだろうという段階でありますので、それを待つという部分もあるかと思いますので、継続ということで、少し様子を見たいと思いますが。御賛同いただければ、動議として。

委員長(金崎ひさ君)

動議として継続。よろしいですか、継続で。

委員(伊東圭介君)

今、畑中委員が言ったことであればですね、もう少し進捗状況も含めて見るということで、継続に賛成しても構いません。

委員長(金崎ひさ君)

では継続と、全員継続賛成ということで。では、この陳情20-31号については継続とさせていただきます。
では、次の陳情第20-32号葉山町ごみ処理の現状及び20年度以降のごみ処理事業計画について早急に町民に説明することを求める陳情書に入らせていただきます。この件に関しての御意見がございましたら挙手をお願いいたします。
ごみ処理事業計画がこれから出るということで、先ほどの陳情も継続ということになっておりますけれども、これも様子を見るということでもいいかなとは思いますけれども、いかがいたしましょう、御意見がないようでしたら、引き続き継続ということにさせていただきますか。まだ町のほうから計画が確かに出ていないので、全くわからない状態、前回継続したのと様子が変わらないなというふうに私も思いますけれども、いかがいたしますかね。

委員(鈴木知一君)

議会の議員の考え方ということで、私はこの陳情に対して賛成で、採択したい考え、後押しをするという意味でも、やはり継続、継続ということが果たしていいことかどうかまで考えれば、後押しをするということで、私は採決に入って、決をとり、採択の意思を示したいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

そういう理由もあるかと思います。採決に至るには。いかがでございましょうか。

委員(山梨崇仁君)

私は本来この陳情も先ほどの一つ前のと同様にですね、説明をしっかりしてほしいということ、私も同感ですから。ただ、ほとんど内容も一緒ですので、趣旨了承という考えを持ったんですけれども、それを継続にしておりますし、タイトルもこれは当初の26号とは違って、説明をというふうに書いてございますので、これも継続であるべきだというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

継続という御意見も出ました。継続で了解ですか。
継続でよろしいでしょうか。鈴木委員は。

委員(鈴木知一君)

多くの委員の方々が継続という意見なので、今回継続に賛成いたします。

委員長(金崎ひさ君)

それでは、20-32号については継続ということで、町に一刻も早くごみ処理事業計画を出すようにということは、皆様個人的に質問もできますし、できればそのような形で進めればと思います。では、この陳情に関しては継続とさせていただきます。
では、陳情20-33号は冒頭に申し上げましたような形でございますので、陳情第20-35号に入ります。21年1月に予定されているゼロ・ウェイスト宣言を行なわず具体的なごみ減量策を町民にしっかり説明することを求める陳情書でございます。御意見をどうぞ。
これは何度も出ておりますが、ゼロ・ウェイスト宣言を行わなかったという現実がございますので、どのような扱いにすればいいかということを、御意見いただきたいと思います。

委員(山梨崇仁君)

この陳情につきましては、当初私が申し上げた26号と同様に、宣言が行わないという件につきましてはもう願意が達成されているという観点、それからごみ減量化策を町民にしっかり説明ということで、確かにしっかりということには私も不安はありますが、町としてはゼロ・ウェイスト計画について説明会を行っておりますし、町長の座談会のほうでも別のシーンではありながらごみのことも話されているとは聞いております。ですので、これにつきましても願意は達成されているという判断をさせていただきたいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

願意は達成したということで、よろしいですね。それでは、20-35号は皆様の御意見を承ったということで、次の陳情第21-9号に入らせていただきます。これは前委員会で付託された案件でございまして、朗読はいたしましたけれども、まだ職員を呼んでおりません。もし職員に対する質問があるようでしたら、待機をさせておりますので、皆様方の御要望に応じたいと思いますが、いかがでございましょうか。21-9号です。

委員(山梨崇仁君)

ゼロ・ウェイストのこれは具体的な内容について、かなり踏み込んでおりますので、私も現状の具体的な施策の進行について、環境課からいろいろ伺いたいとは思います。

委員長(金崎ひさ君)

では、伺いたいという御意見が出ましたので、では暫時休憩をいたしまして、環境課職員に出席を今、求めますので、休憩いたします。(午前11時10分)

委員長(金崎ひさ君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時14分)
環境課の職員に出席していただいておりますので、まず出席職員の紹介をお願いいたします。

生活環境部部長(成島光男君)

おはようございます。生活環境部長、成島です。よろしくお願いいたします。出席職員の紹介をさせていただきます。環境課長の池田です。同じく係長の雨宮です。よろしくお願いいたします。

委員長(金崎ひさ君)

お願いいたします。陳情第21-9号に関しての委員の皆様から環境課に現状をお聞きしたいという要請がありましたので、出席していただきました。質問をどうぞ、委員の皆様、挙手をお願いいたします。

委員(近藤昇一君)

陳情の理由、読んでるでしょう。これに対する見解をずっとちょっと述べてもらえる。

委員長(金崎ひさ君)

それでは陳情の理由もお読みになっていると思いますけれども。見解を。

委員(近藤昇一君)

一つ一つこっちで聞いてさ、どうのこうのよりも、一応全部やって、その上で聞きたいことがあれば。

委員長(金崎ひさ君)

わかりました。それでは、見解をまず述べていただくということで、すいません、よろしくお願いします。(私語あり)
休憩しましょうか。暫時休憩いたします。(午前11時15分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時17分)

生活環境部部長(成島光男君)

この陳情第21-9号について、担当部局としての見解ということでございますけども、この陳情理由といたしましてのゼロ・ウェイスト計画について、ごみのむだ、浪費をゼロにするということは、町民が知らない方がいるんじゃないかということをうたわれております。これらにつきまして、担当課のほうといたしましては、今年度からゼロ・ウェイストの推進という形で事業を進めさせていただいておりますけども、この関係につきましては4月にですね、生ごみの削減をするという形で説明会のほうをやらさせていただいております。5月にはゼロ・ウェイストの懇談会という形で、各町内会のほうに、会館のほうに出向いて説明会のほうをさせていただいております。また6月にですね、再度生ごみについての説明会というのをやらさせていただいております。担当のほうとしてはですね、できるだけ住民のほうに周知を広げるために、今のところ4月、5月、6月とですね、連続して説明会などをやらさせていただいている。そういう状況でございます。
2番についてですけども、今お話ししたようにですね、環境課といたしましてはゼロ・ウェイストを推進していくんだということで、7月以降ですね、手動式のごみの、生ごみの削減という形の、くるくるという形で皆様には紹介させていただいていると思いますけれども、それの実証実験を今後進めていきたい。またごみの収集等につきましても、同じく実証実験という形でですね、8月以降行うという形で今、準備のほうはさせていただいております。とりあえず今後について、この2つの実証実験を中心にやらさせていただきたいと思っております。それと並行した形でですね、町内会のほうについての実験という形でですね、今、町内会、幾つかの団体とはいろんな内容について説明等をやらさせていただいて、今後その団体については決めさせていただいて、実際に今年度中にですね、そういう形のものを進めさせていただきたいというふうに思っております。
一応、我々のほうではゼロ・ウェイストをですね、町民のほうに理解していただきたいということを思っておりますので、いろんな点で説明会とかそういうものをなるべく多い機会を持ってやらさせていただきたいと思っておりますので、もしそういう町内会の方でですね、議員さん、そういうことがありましたから、私のほうにも何でも結構です、言っていただければ出向いて行って説明等もやらさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

説明を受けて御質問がありましたら。

委員(山梨崇仁君)

「5」なんですけども、今、説明の補足でまたさらに説明いただきたいんですが。ゼロ・ウェイスト推進委員会の中の資料のことだと思うんですけれども、積極的に説明をされていないということですが、この内容と、その後の、この陳情を出されたのが6月ですので、その後の経緯などありましたら、詳しく教えてください。

環境課係長(雨宮健治君)

非常に手厳しい御指摘だなとこれは思っているんですけれども、我々もゼロ・ウェイストというのはいろんな自治体で実際これやられているものでもないので、我々も試行錯誤、ある意味、手探りのような状態も含めてですけれども、どういうふうな見せ方をしていったらいいのか、自分たちで今、持っている状況をですね、どのように伝えていったのがわかりやすく皆さん理解していただけるのかというのを、常にこれ、考えながら、実際今、広報ですとか説明会なんかもやっているような状況でございます。
明確にこうですと言い切れるものについては、我々のスタンスとしては全部お出しをしながらやっているというふうに御理解いただきたいなと思うんですけれども、なかなか確証のとれるものばかりでもないというのが現状でございますので、その辺については消極的というふうに見られちゃうことは非常に残念だなと思っていますので、今後説明の仕方ですとか資料の出し方というのがですね、こういった御指摘を受けないような方法というのを今後考えながら進めていきたいなと思います。ということで、お答えになっているかどうかわからないですけど。以上でよろしいでしょうか。

委員(山梨崇仁君)

この件につきましては、かねがね昨年の年末に「ゼロ・ウェイストへの挑戦」という資料を改訂版をいただいて、そのとき私も質問させていただいて、環境課さんのほうでは結構苦労されているというのは感じてはおりますが、やはりその答弁を繰り返しいただいても、ちょうど皆様、まさに不安、それも議員としても、私どもも本当に不安だということは一言で表現できてしまう状況なんですね。ですので、もう一個、別の視点から伺いたいのは、ではいつごろになればですね、町民の皆様に対して、議員に対して明確なベンチマークするような目標、それから指標、ターゲットをですね、見せていただけるのか、それがいつごろになるかということでも結構ですけど、その点ではいかがでしょう。

環境課係長(雨宮健治君)

目標についてはですね、「ゼロ・ウェイストの挑戦」でもお示ししているとおりなんですけれども、ごみの50%減、第1期目標ですね、その後、75、85、最終的にゼロに限りなく近づけるというのが目標でございます。この目標についてはですね、我々の今のごみ処理の現状等を考えたときにですね、ごみを減らしていくということが非常に重要課題になっているというような現状からですね、これは何でも、何が何でも達成していかなければいけないような目標。まずとりあえず第1期目標の50%というのは、これを達成させなければいけないということで、現在推進委員会も含めてですけれども、どういう施策を投入してですね、その効果がどういう効果があって、この施策を投入するかというのを含めてですね、推進委員会で審議をしながら、施策の構築。ゼロ・ウェイスト政策コスト案をベースにですけれども、方針に基づいてやっていくんですけれども、それを御審議をしていただいているというのが現状でございまして、我々もそれの委員会の審議進めていく中でですね、審議はスムーズに進むように、各種データの取得ですとか分析というのは、あわせて進めているというようなものでございますので、いつになったらというのは厳しいんですけれども、目標はあくまでも50%減というのがまず第1期目標でございますから、それに向かってやっていくと。それに付随するアウトカム、波及効果としてですね、ごみ処理費の削減ですとか資源化率の向上ですとか、いろんなものがくっついてくると思うんですけども、委員会についてはそのアウトカムの部分も含めてですけども、成果が出るような形で施策というのを組んでいっていただけるようにしていっていただきたいということでお願いしていくつもりでございます。
ですから、目標自体は50%減というのが今のところ掲げている目標で、そこに到達するのをどういうことをすればというのが今、委員会のほうも含めてですけども、審議をしているということで御理解いただければと思います。

委員(山梨崇仁君)

お気持ちは大変よくわかります。50%、2年後、2年半後となるでしょうか。そういった最終的な目標というのはわかるんですけれども、私が申し上げたかったのは、例えば推進委員会で施策を諮っていく。その結果の数字を見ながら次の判断をしていくという考え方の中にもですね、では、いつまでにまず次の何%を持ってくるんだ。その次はいつまでに何%持ってくるんだ。そのために推進委員会を日程をこうとって、いつまでに推進委員会の中で審議を終えて、その施策を実際に実証実験を行ってとりまとめるんだという、そのコントロールする、マネジメントする上でも絶対的に計画というものは必要だと思うんですね。その計画に縛られて仕事をするのが私は環境課さんの仕事だと思っているので、まずその50%という大きな目標はいいんですけれども、その目標に対して我々はこうアプローチをしていくというコミットを発表できる時期というものがいつか知りたいんです。

環境課係長(雨宮健治君)

御指摘していただいたのがですね、最近環境課の中でもよく議論になる、議題になっております。おっしゃるとおりわかっておりまして、このまま漠然とやっていきますと、場当たり的な委員会での審議になってしまって、我々の計画している目標も当然達成できないというのは理解しておりまして、議員おっしゃるように、ある程度計画性を持って委員会なんかも開催しなきゃいかんなということで、実際どういう、全体のゼロ・ウェイストのコスト案についても、全体の方針、向かうべき行政側の考えた素案という形で出させてもらってますので、あれを一気に審議していただいても多分話はまとまらないと思ってます。ですので、例えば分別なら分別、収集なら収集方法の改善とか、ある程度大きなジャンルがあって、それに分派する小さい枠がある。そういったのをどういうふうに組み合わせて、どのタイミングでどういうふうに審議していただくのかというのは、近々にちょっと詰めさせていただこうかなということで、それを委員会の中でもちょっとお諮り一回させていただいてですね、確認をした上で進めていきたいというふうに思っておりまして、それを近々委員会を開催させていただいてやろうかなということで、今、環境課の中では議論をしているというような状況でございますので、議員おっしゃることはよくわかっておりますので、一応そのような方向で今、進んでいるというふうに御理解ください。

委員(山梨崇仁君)

これまでにしますけれども、私は例えば50%が目標ができたのかできなかったのかというのは、これは町長の政策判断であり、次の町長選挙のときに判断される町民の意見としてあらわれると思うんですね。これに対しては、また話は別なんですけれども、申し上げたようなショートスパンでの物事の決め方というのは、まず前提として必要であって、たとえ私はそれが失敗してもいいと思うんです。例えば来月までに10%減らすといって、それができなかったということもあると思うんです。それがなぜできなかったのか。次の来月はどうすればできるのかという判断を考えていただくための計画だと思っているんですね。ですから、それに環境課さんが絶対に守らなければいけなくて、守らなければ町民や議員、ほかの議員は知りませんけれども、からしかりがくるんだということを考えるのは、私はナンセンスだと思うので、その辺をぜひ、今回ゼロ・ウェイストというのは従来の通例や先例に倣ったものではなくて、全く新しい、いわば葉山町のフロンティアですから、それを行っていく上で失敗や批判を恐れていては事務は進まないと思っています。ですから、その辺の新しい考え方をぜひ環境課さんから発信する、ぜひ取り組んでいただきたい。そういうふうに思う中で、毎回毎回申しわけないんですけれども、来年までにどうするんですかという質問をさせていただいておりますので、議論があるのであれば、結構ですから、ぜひ我々のこれからゼロ・ウェイストを実行する我々が安心する目標というものを見せていただきたいというふうに思います。
一方で、話変わるんですけれども、先ほど部長から御答弁いただきました生ごみの説明会、懇談会、6月も行ったということですけれども、この具体的な回数を教えてください。

環境課係長(雨宮健治君)

すいません。ちょっと手持ちの資料がですね、生ごみの説明会ですとか、ゼロ・ウェイストの説明会とがごっちゃになっちゃってるので、一応7月の末、もう7月の21日までの段階の話になりますと、合計で延べ31回開催をしておりまして、参加人数としましては、トータルで454人の方に御参加いただいてます。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに御質問ございますか。

委員(山梨崇仁君)

1回当たり15人平均。確かにこれは多いのか少ないのかと言われれば議論分かれるところでしょうけども、今後も同じようなペースで行っていくおつもりでいらっしゃいますでしょうか。

環境課係長(雨宮健治君)

今、出前の出張講座も含めてですね、非常に多くの御要望がありまして、それに逐次こたえているような状況でございます。今後我々施策が組み始めてですね、姿が見え始めたときは、こちら側もペースを上げてですね、露出度をちょっと上げていきたいなと思ってますので、今後はさらにふえるというふうに我々は見込んでいるところでございます。

委員(山梨崇仁君)

さらにというのは、参加される方々がふえるのか、回数がふえるということでよろしいですね。

環境課係長(雨宮健治君)

回数は当然ふえると思います。それで参加していただけるようにですね、陳情のほうにも書いてあるんですけれども、興味を持っていただけるような広報というのをですね、今ちょっとボランティアスタッフさんなんかも含めて、一緒にちょっと検討しているところでございますので、できるだけ興味を持っていただいて御参加いただけるように工夫はしていきたいなというふうに考えております。

委員(近藤昇一君)

ゼロ・ウェイストについてはね、なかなか先進がないと言われるんですけれども、ゼロ・ウェイスト宣言は確かに今、先進では2町しかないけども、ごみゼロを目指しているところは幾らでもありますよね。基本は私、同じだと思うんですよ。ごみ、過去、前町長にもごみゼロを目指すと言ったら、町長は理論的には可能だけども現実に難しいと。しかし今の町長は理論的にも実践的にもやっていこうという決意をしたわけですよね。そういう面では、他市に学ぶところは幾らでもあるんじゃないかなと思ってるんですよ。ただ若干ね、燃やさない、埋め立てないというところは若干違うかもしれないけれども、その経過では、減らしていくという経過ではそれぞれ同じだよね。そういう面で、この近辺でも、鎌倉では半減化を挑戦しましたよね。残念ながら…残念ながらという形で、じゃあそれは何でなのかとかね、今、横浜ではG30やっているし、それらの例もね、やっぱり参考にしながら、鎌倉なんかは今、50%をとりあえず目標にしているというのであれば、なぜ鎌倉が達成できなかったのかというのを、反面教師的にね、こういったところがやっぱりちょっと足りなかったとかね、その上でもって、葉山はじゃあここのところはこうやっていこうというのが具体的に出てくると、私もっと町民の方たちが理解してくれると思うしね。それで、一定程度理解してくれて、し始めると、私、参加者ももっとふえると思うんですよ。運動としても広がっていくし、その辺がやっぱりまだ頑張りどころなのかなとは思うんですけどね、いかがでしょう。

環境課係長(雨宮健治君)

おっしゃるとおりでございまして、我々も施策、ゼロ・ウェイストへの挑戦、あるいは施策コスト案を組んでいく中でですね、全国の自治体の減量化策ですとか、事例の調査研究はかなりやらせていただいております。それの集合体がゼロ・ウェイストの施策コスト案だというふうにまずお考えいただければなと思います。
他の自治体の結果ですとか、そういったのもちょっとなかなか評価をしたりですね、そこの場に我々がいたわけではありませんから、客観的な視点でじゃないと評価できないことからですね、余り実は言いたくはないということはあるんですけれども、そういったこともちょっと考えながら、施策コスト案の方針というのはつくっているというふうにまず御理解いただきたいなと思います。今後も調査研究等は、それにとどまらず進めておりますので、よい事例があれば積極的に調査研究は進めておるというふうに御理解いただければと思います。

委員(鈴木知一君)

そういう住民の説明会とか計画とか、机上でできるものは並行してやるべきなんですけれども、一日でも早くモデル地区を指定して、住民に生ごみだけでも分別したものを出して、生ごみを堆肥化したり、循環型社会ができるように、一日でも早く戸別収集してやるべきだと思うんですよ。それが本当の生の住民の声につながるし、これなら何年かでごみも半減できるねとか、そういう住民の生の声が後押しというか、広がっていくことだと思うので、どうしてモデル地区というか、実際にそういう戸別収集やる、やると言っていても、二の足を踏んでいるんだか、いつからそういうことをやるんだという計画が発表されないんだか、その辺、早急にモデル地区で早くやるべきだと思うんですけど。

環境課係長(雨宮健治君)

モデル地区につきましてはですね、多数の自治体、町内会さんからお問い合わせをいただいております。現在、ほぼ成立が決まっているところが1地区ございまして、そちらについては生ごみの資源化というのを大前提に地区全体でそれを取り組んでいただいた上で、資源化物の出し方なんか、みずから自分たちが快適になるような方向で、町と協働でその施策を、やり方をちょっと模索をしていきたいなと。あわせてですけれども、戸別収集の内側の実験です。収集が、ごみが減った状態で戸別収集の実験をさせていただいて、現在のステーション収集との収集効率の差なんかもそこで我々としてデータをとって分析をしていきたいなというふうに考えております。別に戸別収集、二の足を踏んでいるというわけではなくてですね、施策コスト案の中では戸別収集化はしていきますという方向を出しているということで、それに向かって準備は着々と進めているというふうに御理解いただければなと思います。ですから、ゼロ・ウェイストのモデル地区については、今、1地区ほぼ成立状態でございますので、そこについてですね、ことしの夏、力を入れていきながら、1地区ですね、ごみの50%減、さらにもっと減量が進めばいいと思っているんですけれども、そういった地区を一つつくって、モデルになるような状況をつくっていきたいなと思っております。

委員(鈴木知一君)

先週、尚政会、会派6人で愛媛県の内子町へ視察に行ってきたんです。バイオマスタウン構想のお話を聞きながら、生ごみの収集のやり方も見てきました。ポリ容器に水きり用の二重の仕組みがあって、それはちゃんと市販されてますよということで、それに2トンのトラックを、リフトつきのをして、まだモデル地区で収集作業をやっているんですけれども、基本的に生ごみは夏はにおいがするということで、EMみたいにボカシを、同じ愛媛県でそういうEMに近いものを開発して、それを町が無料でステーションにポリ容器に生ごみをやったときに住民がちょっと一振り二振りやると、においも発生しないとか、本当に細かいノウハウがあると思うんですよ。それを最終的に破砕機にかけて堆肥化するんですけれども、それも女性の人が2人で分別しながら、中に王冠が混じっていたり、ビニール、いろんなの、やっぱり絶対混じっちゃうということで、それをやっぱり手作業でにおいのする中、そういう作業が必要だった。でも、それも最初の計画にはそれがなかったということで、本当に机上の中で幾ら計画しても、実際やってみなければ、やっぱり気がつかない部分もあるし、そういう経費もかかるということで、それが2カ月、3カ月、堆肥化して、それでセメント袋の大きさで300円で市販されてるんですよ。そこまでやって初めて循環型の資源化の生ごみのただ燃せばいい、ただコンポストで埋めればいいというだけじゃなく、まちづくりの構想だと思うんですよね。机上のそういう計画や説明会は必要なんですけれども、一日でも早くそういうモデル地区を決めて住民に周知させてやることが、やっぱり住民同士の情報交換になって、これはいいよ、これからはやっぱり大切なことだよということを、住民が言ってくれると思うんですよ。それを早くやるかやらないかが、やっぱりごみゼロが、ゼロ・ウェイスト計画にも、評価にもつながると思うんですよね。どうしてそれが早くできないんだか、不思議でならないんですけども。日本、実際たくさんある中で、そういう細かいことも成功している自治体たくさんあるので、それをまず取り入れて、できることからお金のかからないようなところからやるべきだと思うんですけれども。

生活環境部部長(成島光男君)

議員御存じだと思いますけれども、ゼロ・ウェイストにつきましてもこの21年度からですね、実際に本格的にやっていくという方向で今やらさせていただいておりますけれども。先ほど雨宮のほうからもお話があったと思いますけれども、モデル地区につきましては、今年度、今、議員言われるすぐにというお話ですけども、我々も早いうちにやりたいとは思っておりますけども、当然町内会から申し込みがあってですね、そことの話し合いの上でですね、決定させていただきたい。むやみにやってもですね、失敗しても何にもなりませんので、失敗しないようにですね、我々としても今の町内会とよく話をさせていただいて進めさせていただきたいと思っております。その中で、とりあえず今のところ、1自治会ですけれども、ほぼ内容が固まり、実施する方向で今、進んでおります。他の自治会ともそういうお話をさせていただいておりますので、議員が言われるようになるべく早い方向でですね、進めさせていただきたいと思っておりますけども、議員のお気持ちはわかるんですが、もう少し我々にお時間をいただければなというふうに思っております。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。

委員(伊東圭介君)

そうですね、今、うちの会派の鈴木委員が言いましたけれども、基本的にはどこもやっぱり全く施設を持たない中でのゼロ・ウェイストというのは、なかなか難しいという、やっぱり限界だと思うんですね。とにかく私ども議員が一番心配しているのは、コストのことだと思うんですよ。それだけはほんと待ったなしのはずなんですね。とにかくこのゼロ・ウェイスト、とにかく減量化でいいんだけれども、スケジュールどおりね、進めてくれなきゃ一番困るところだと思うんですよ。陳情の内容はそういうことですよね。今のクリーンセンターも毎年2億からの金をかけてやっているわけなんで、そこが一番やっぱり問題なのかなと。いち早くそこをとにかく脱却するというかな、その部分を解消できることがまず念頭にそこがないとと思うんですね。当然それにとらわれれば、今、進めている施策がぶれる可能性もあるし、あせってよくない場合も当然出てくるんだろうけども、やはりそこがひとつ町民に目に見える部分、これだけ協力いただいたら、これだけ減りましたよと。この部分が教育だ、福祉に回せますよと、そういったわかりやすいところからやっぱり進めていくことが一番大事かなと思うんですね。とにかく、今のコストのことだけは十分考えていただいて、いち早く一般廃棄物の処理計画をやはり考えていただく。それがやっぱり重要だと思うんですね。そこではもう一度、今の森町長がどう判断するかわからないですけれども、施設持たなきゃ無理なのかどうなのかも含めてね、考えてもらいたいと思うんですよ。それがない限り、やっぱり進められないと思うんですね、このゼロ・ウェイスト、ゼロ・ウェイストって、生ごみだけとりあえず半減化していくというのでは、やっぱり今後のビジョンも見えない中で、なかなか町民が納得できないというふうに思いますので、今の段階では、まだスタートですから、スケジュールどおりやっていくというところが一番大事だというふうに思いますので、その辺はお願いをしたいというふうに思います。意見で結構です。

委員長(金崎ひさ君)

暫時休憩いたします。テープ交換のため。(午前11時45分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時45分)
ほかに御質問ございますか。

委員(畑中由喜子君)

この陳情の3、一番下のところ、2というのは、これ、3と読んでいただきたいということなんですけど。この部分で、広報、教育活動、啓発活動を積極的に働きかけてほしいという要請があるわけですよね。で、町内会、葉山町の町内会連合会では、ゼロ・ウェイスト計画の推進、ゼロ・ウェイストの推進に賛同して協力していきましょうということを決められたということですよね。実際にどういう働きかけをね、それは連合会としては、そういう決意をなさったということでしょうから、それが各町内会あるいは自治会にどのような形でいくのかなというのは連合会の問題といえばそうかもしれないんですけれども、やっぱりそういうところに積極的に働きかけるというのは、多くの方に参加していただいて周知できるいいチャンスだと思うんですよね。町内会・自治会によっては出前出張講座をお願いしますというところもあるでしょうけども、逆に環境課のほうからはどういう働きかけをしておられるのかね、そこのところがやっぱり積極的かどうかというのもあるかなと思うんですけども、その取り組みというのはどういうふうにしていらっしゃるんでしょうか。

環境課係長(雨宮健治君)

現在のところはですね、モデル地区のお話ですとか、あとは今回うちのやっているモデル事業の御説明ですとか、うちのほうからお願いをする場合、これ、町内全体なんですけれども、そういった場合ですとか、町内会・自治会さんのほうから御要望があって行く場合とか、さまざまで入れ乱れているのが現状でございます。我々が今後ですね、町内会連合会さんとしてですね、そういうありがたい御決定をしていただいたということもありますので、積極的に各町内会さん、自治会さんと連携をとってですね、私どものほうからも積極的にお願いをしたりさせていただこうかなと思っているところでございます。

委員(畑中由喜子君)

いいチャンスだと思うんですよね、やっぱり。だから町内会・自治会だけじゃなくて、ここに書いてあるようにボランティア組織とか推進グループ、幾つかおありになると思うし、そういうところには本当に町のほうから積極的に踏み込んでいくというのが町の姿勢を出すということからいってもね、積極性が見えるというのはいいことじゃないかと思うので、今までそういう形でやっていらっしゃらなかったというほうが、むしろ、説明会をね、各地区で打っていらっしゃるから、それでというのはあったかもしれないけれども、やっぱり積極的にもっと話を聞いてほしいというところ、計画を知ってほしいというのは出たほうがいいんじゃないかなというふうに思うんですよね。ぜひこれは進めていただけたらと思うんですけど、進めるという方向でよろしいでしょうかね。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。御質問がなければ、ちょっと私からよろしいでしょうか。陳情理由の2番の2番なんですが、この陳情者は広報手段についても苦言を呈していらっしゃるんですが、担当課としてはどのように思っていらっしゃいますか。

環境課課長(池田務君)

今までやってみたのは、広報の紙ベースですね、あとホームぺージですとか、それからあとラジオ、トーク・イン葉山、それから広報板ですね、ありとあらゆるものを使ってはいるものの、実際ですね、それでも足りないんじゃないかというお声があると思うんですよ。先ほどございましたように、受け身じゃなくて、今後我々も積極的に出向いていくといった形をとりたいと思います。それで、実際懇談会のアンケートでもですね、懇談会はいかがでしたかというのがありまして、8割方オーケーなんですけれども、一部期待と違うなという声が1割ほどあるんですよね。そういった事実がございますので、それを今後払拭していただくためにも、こちらから積極的にどんどん出していこうかとは思っております。

委員長(金崎ひさ君)

じゃあ、認識を持っていらして、これから改善するつもりだということでよろしいわけですね。

環境課係長(雨宮健治君)

これ、補足なんですけれども、最近ですね、これ今、我々でオフィシャルと言っちゃいけないな、いつも町がやっている手法で考えるべきことはすべて今やっている状態なんですけれども、それでちょっと足らないということもございますので、最近はスーパー等でチラシを配ったりですね、スーパーに駐車場でお願いをさせてもらって、場所借りてですね、チラシを配ったり、そういうことも実際やっております。我々今、ボランティアスタッフさんなんかも一緒に行ってですね、どうやって周知をしていったら効果的なんだろう。どういうふうにやれば興味を持って見ていただけるんだろうという視点からですね、いろいろとこの周知のチラシをつくってみたり、今その研究しながらやっているようなところでございますので、これからその周知方法なんかにつきましても、より効果的なものというのを考えながらですね、進めていきたいなというふうに思っておりますので、その辺で御理解いただければなと思います。

委員長(金崎ひさ君)

認識を持っているということがわかれば、それで結構です。

委員(山梨崇仁君)

関連で申しわけないんですけれども、広報もそうですし、広報のアイデアを出すときとか、話が戻りますが、生ごみの説明会、懇談会に町長はどれだけかかわっていますか。その説明会に町長が出席されているかとか、アイデア、広報が足らないからこういうふうにしたらどうだというアイデアを町長から出てきたりとか、町長が実際にビラを配っているとか、どれだけかかわってやっていらっしゃるか、それとも環境課さんが単独で動いていらっしゃるのか、その点だけ確認をさせてください。

生活環境部部長(成島光男君)

説明会等にはですね、町長直接は出席のほうはしておりませんけども、環境のほうからですね、町長にはこういう形で行っているとかですね、そういう説明はさせていただいております。町長から広報についてですね、もっと積極的にというお話は我々も受けておりますので、雨宮もお話ししましたけれども、広報についていろんな点で今、検討させていただいております。新たな周知方法としてですね、別の方法も今、一つ考えておりますので、それも近々やりたいと思っております。それにつきましても町内回覧とかですね、広報を作成したものをスーパー等でですね、直接このごみの減量をやっていただくというのは女性の方が多いかなと思いますので、スーパー等でそういうチラシを配布するとか、そういうことも検討させていただいております。こういう案につきましては、町長のほうには報告のほうはさせていただいております。

委員(山梨崇仁君)

報告はもちろん義務ですから大切なことだと思いますけども、私が申し上げたかったのは、実際に例えば交通安全運動のときには教育長や町長が町で配ってましたね。同じようにスーパーで町長が街頭でやっていらっしゃるか、それとも説明会は先ほど参加されてないということでしたけども、町長が先導となって、一丸となって町ができているかという一つのシンボルだと思うんですよ。その辺は現状どうですかということをもう一度改めて教えてください。

生活環境部部長(成島光男君)

現状では直接というのはありませんけども、今そういうお話も受けましたので、町長のほうにお話しさせていただいて、今後ですね、町長時間がとれればですね、そういう点も町のメーンという形でやらさせていただいておりますので、町長にも積極的に参加させていただければなというふうに報告はさせていただきたいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

では、質疑、これでよろしいでしょうか。どうもありがとうございました。
職員退出のため、暫時休憩いたします。(午前11時54分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時55分)
ただいま御質疑を終わりましたので、陳情第21-9号についての御意見を伺いたいと思います。

委員(山梨崇仁君)

環境課から大分現状についてお話をいただきまして、さらに今後の方向性についても具体的な、いつまでという約束はありませんでしたけれども、やる内容についてはある程度報告がございました。その中でこの陳情の趣旨、それからこの理由について、環境課のスタンスとして、これは明らかに間違っているという話はございませんでしたし、むしろ広報については御指摘のとおりというふうに考えているところもございますので、私は、議会としても今後このゼロ・ウェイストに限ってはですね、ぜひ採択をして、さらに減量化・資源化に努めてほしいという意思をあらわすべきだと考えておりますので、採択をすべきだというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

採決をということで。では、これは採決に入らせていただきます。陳情第21-9号に関しまして、採択することに賛成の方は挙手をお願いいたします。
(挙手全員)
全会一致で採択ということになりました。
では、一応結論が出ていたのが何点かございますけれども、委員会報告といたしましてはいかがいたしましょうか。
(「正・副一任」の声多数)
正・副一任という御意見が出ました。いずれにしても、では私たちで一任させていただいて、次回の定例会に報告になりますので、事前に皆様にお示しして修正をかけていただきたいというふうに思っております。
それでは、次回の委員会開催の日程でございますが、請願にかかわることで、やはり次回の裁判の口頭弁論が9月の3日にございます。それで、その以降ということで日程調整をさせていただきまして、9月の4日の午後1時半から、このごみ問題特別委員会を開催したいと思います。先ほど岩橋弁護士の出席をこの日にお願いしたいと思いますが、今、局長に調べていただきましたら、今は岩橋弁護士はお留守で、8月の5日に葉山町にいらっしゃるそうです。そのとき、じかにお目にかかって、参考人としてこの9月4日、午後1時半から出席をお願いできるかどうかという日程調整をしていただきたいというふうに思います。万が一、岩橋弁護士がだめな場合は、他の顧問弁護士でも了承していただけますでしょうか、皆様。それでよろしいですか。
では、本会議がございますので、9月の4日ということは、もう移せない状況ですので、9月の4日の1時半からのごみ問題特別委員会は開催ということで、うまくそれに岩橋弁護士が合えば出席を、参考人として出席をしていただく。そして既に議長にお願いしましたので、このとき、町長にも出席をしていただきたいというふうに思います。町長の特別な予定があれば別ですけれども、出席していただくようにお願いをいたしました。
以上でございますが、きょうは午前中の会議で、すべてに御意見を述べていただくことができて、本当に御協力ありがとうございました。ほかにございますか。
では、事務局から陳情・請願に関する結果報告をしていただいて、この委員会を締めたいと思いますので、事務局お願いします。

議会事務局局長(上妻良章君)

それでは、結果報告をさせていただきます。付託案件、アの請願第21-3号につきましては継続でございます。イ、20-26号、ウ、20-27号につきましては審査終了でございます。20-30号につきましては継続でございます。20-31号につきましても継続でございます。32号につきましても継続でございます。20-33号につきましては現在、取り下げ願いが出ておりますので、中断ということでございます。20-35号につきましては審査終了でございます。陳情21-9号につきましては全会一致採択ということでございます。以上でございます。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ありがとうございました。それでは…。(発言を求める声あり)

委員(畑中由喜子君)

先ほどの陳情の中にあるあれなんですけど、ゼロ・ウェイスト推進委員会で、1回もう開かれているわけですけれども、どのような資料が配られ、またどのようなことが議論されたかというのを随時ね、資料として議会でも拝見できればと。だから1回目、2回目と追っていけたらなと思うんですけれども、その資料提出を、要求をお願いしておきたいんですが。

委員長(金崎ひさ君)

わかりました。では事務局のほうに置けるかどうかということを検討いたして、もしそうなれば置かせていただきます。後ほどまた委員には御報告いたします。
ほかにございますか。なし。では本日のごみ問題特別委員会を終了いたします。ありがとうございました。(午後0時01分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成21年9月4日

葉山町ごみ問題特別委員会委員長 金崎ひさ

この記事に関するお問い合わせ先

お問合せ先:議会事務局
〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間:8時30分~17時00分
閉庁日:土・日曜日、祝祭日、年末年始
電話番号:046-876-1111 ファクス番号:046-876-1717

更新日:2018年02月02日