葉山町ごみ問題特別委員会会議録 平成21年11月16日

開催年月日

平成21年11月16日(月曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午後0時00分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件
    (1)請願第21-3号 ごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施することを求める請願書
    (2)陳情第20-30号 ごみの発生抑制、減量化、資源化を進める施策として「葉山町ゼロ・ウェイスト計画」の実施とその実施宣言を求める陳情
    (3)陳情第20-31号 2市1町ごみ処理広域化と自区内処理の事業計画との比較を早急に町民に説明することを求める陳情書
    (4)陳情第21-12号 ごみ処理経費削減のための実効性ある具体策を早急に調査検討することを求める陳情書
  2. 所管事項調査
    ごみ処理施策の現況について
  3. その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 金崎ひさ 出席
副委員長 加藤清 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 近藤昇一 出席
委員 山梨崇仁 出席
委員 伊東圭介 出席
委員 鈴木知一 出席
委員 森勝美 出席
オブザーバー 議長 鈴木道子 欠席

傍聴者

土佐洋子議員 阿部勝雄議員 待寺真司議員 伊藤友子議員
一般傍聴者 5名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
生活環境部部長 成島光男
環境課主事 服部雄一郎
クリーンセンター主査 逸見義直
環境課課長 池田務
クリーンセンター係長 山本圭一

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 金崎ひさ

会議の経過

委員長(金崎ひさ君)

おはようございます。定刻になりましたので、ただいまからごみ問題特別委員会を開会いたします。(午前10時00分)
全員おそろいでございますので、この委員会は成立いたしております。きょうは皆様方の次第書とともに、葉山町廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の新旧対照表が配られておりますが、お手元にございますか。これ、きょうのその他で、実は12月に条例改正があるそうなので、それの御説明を事前に少ししたいということで、申し入れがけさございました。それでその他のほうに入れさせていただくための資料でございますので、後ほどごらんください。
それからまず議題といたしましては、付託案件、請願1本、それから陳情3本の継続となっているものを行います。そしてこの特別委員会、毎回行おうということになりました所管事項調査として、昨日までのごみ処理施策の現況についてということで、御説明をいただきながら質疑を加えていきたいというふうに思います。そしてその他では、今申し上げたことと、そして皆様方からの御意見を伺いたいというふうな段取りで、午後から他の特別委員会が設定されておりますので、12時をめどに皆様方の御協力を得て終了させたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それで正・副で事前に参りまして、皆様方の要求資料をなるべく早く出すようにというふうに申し伝えておきましたところ、早く出ておりまして、もう既に皆様方のお手元には届いているとは思いますが、この資料の確認をまず事務局にしていただきたいというふうに思います。お持ちでしょうか、皆様。はい、それではすいません、資料の確認をお願いいたします。

議会事務局局長(上妻良章君)

それでは資料の確認をさせていただきます。この資料につきましては、今、委員長がおっしゃったように、12日の皆様のボックスのほうに入れさせていただいた資料でございます。参考資料の1といたしまして、ゼロ・ウェイストごみに関する説明会と実施記録、これ、4月から9月の分でございます。資料の2でございますけれども、焼却炉改修工事前後の熱灼減量、COの濃度でございます。資料の3でございますけれども、19年度、20年度、ごみ処理の単価の一覧でございます。資料の4といたしまして、ごみ処理費用年度別支出表、決算ベースでございますけれども、支出表でございます。資料の5でございますけれども、統計の指標でございます。資料につきましては20年度、21年度月別のごみ量の比較表でございます。それと先ほど委員長のほうから御説明がありました資料7といたしまして、きょう、廃棄物の減量化・資源化及び適正処理等に関する条例の新旧対照表が出ております。資料としては以上でございます。

委員長(金崎ひさ君)

皆様、おそろいですか。ございますか。ありますね。それではまず請願のほうに入りたいというふうに思います。請願第21-3号ごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施することを求める請願書についての皆様方の御意見を伺いたいと思いますが。今回この問題については、裁判のことが大変影響するかなというふうに思いまして、口頭弁論のたびに行おうというふうな形で今まで行っております。そして第4回の口頭弁論が、10月の29日になされております。そして資料としては、この口頭弁論の要旨、その他今回配られました資料の中に裁判の経過というところがございますけれども、その準備書面2のとおり陳述したというふうになっております。そしてその陳述書というのは事務局にございまして、結構長いものなんですが、ごらんになったかどうかということはさておきまして、この説明を受けたいということであれば、担当課をお呼びいたしますけれども、このまんま引き続き請願審査の、もう担当課の話はいいということであれば、即入りたいと思いますけれども、いかがいたしましょうか。(私語あり)
あ、そうですか、はい。総務の方はその口頭弁論のことについてちょっと時間がとれないということで、総務はすいません、事前に申し入れてなかったので、総務課の方はお呼びすることができないんですけれども。ここにある書類を、あらましを環境課のほうで説明していただくということも可能ではございますけれども。この請願に関しましては、裁判が主ではございませんので、即請願審査に入っても私はいいとは思いますけれども、皆様方の御意見により考えたいというふうに思っております。いかがいたしましょうか。きょうは担当課の方はよろしいですか。もう弁護士さんにはいろいろとお話を聞いておりますので、この請願の内容についての和解ということについては、もう十分皆様、御理解いただけたというふうに思いますけれども。裁判が終了したわけではございませんので、あんまり変更はないかというふうに思いますけれども。その過程についてきょうは聞かなくてもいいということで進めてよろしいでしょうか。

委員(伊東圭介君)

裁判の経過については私も傍聴させていただいておりますけども。傍聴といっても10分、15分で終わる準備書面のやりとりと次の日程を決めるだけの裁判でございますので、ほとんど公開の場で行われてるわけではないんでね。実際にはここに届いてくる書類を結局読むという形でしか経過わからないんですけども。担当課のほうが当然、担当の主任弁護士も含めてですね、お話をしてるでしょうし、今後の予想される、何ていうんですかね、裁判の今後の動きみたいなもの、前回は、前回来ていただいた岩橋弁護士から、裁判終わった後、私も話を聞きましたし、そういったことも担当課のほうから少し話をしていただいたらどうかなと思うんですけど、いかがでしょうか。

委員長(金崎ひさ君)

それでは暫時休憩いたします。(午前10時08分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時10分)
休憩中に担当課の環境課ですけれども、職員を皆様の御要望に応じて出席していただきましたので、まず成島部長、出席職員の紹介をお願いいたします。

生活環境部部長(成島光男君)

生活環境部長の成島です。環境課長の池田です。よろしくお願いします。

委員長(金崎ひさ君)

お願いいたします。今、請願審査をしているんですけれども、先日の10月29日の口頭弁論の内容について、あらましで結構で、もう書類はいただいておりますので、わかる範囲内で結構ですけれども、ちょっと御説明をいただきたいという御要望がございましたので、出席していただきました。よろしくお願いいたします。どうぞ。

生活環境部部長(成島光男君)

10月の29日にですね、第4回の口頭弁論として、横浜地方裁判所のほうで行っております。この第4回口頭弁論につきましては、被告である葉山町側からですね、準備書面として提出させていただいております。この準備書面につきましては、我々の被告側の準備書面として9月に一度提出しております。この内容につきましては、先方、原告のほうからですね、訴えられた内容について、全体についての準備書面として提出のほうさせていただいております。この第4回の口頭弁論の準備書面2につきましては、先方からですね、横須賀市がやはり9月3日の日にですね、我々のほうに準備書面2としてですね、提出しております。その2に対しての我々の準備書面という形で出させていただいております。この準備書面2の内容につきましては、もう議会のほうへ既に提出させていただいておりますけれども。大きく言いますと、横須賀のですね、人件費についての賠償について、横須賀がいろんな内容で出してきておりますけども、町の考え方としてこの準備書面、向こうの準備書面に対して、そういう横須賀市の準備書面の正当性がないんだっていうことをですね、今回書かさせていただいております。メーンについてはその内容になっております。
そのほかですね、他の横須賀のほうで他でですね、こういう判例があったということも出ておりましたので、判例について当然結果ですね、葉山町認めますけども、それがこの葉山町の今回の向こうから訴えた内容にですね、合致するかどうかというような内容についても、反論的な内容で今回は出させていただいております。
今後につきまして今度先方のほうからですね、葉山町のほうに準備書面2に対しての内容が出てくるかと思います。そのほか、今予定してるのは、次の12月にございますけども、葉山町がですね、今ごみ処理をどういう内容でやってるんだっていうようなことについても、若干説明をさせていただきたいということで、裁判所のほうにはこのお話のほうはさせていただいております。現状については今のところそのような形で、ほんと細かいお話はさせていただければよろしいんですけども。ちょっと我々もですね、現在裁判中の内容でございますので、細かいところまでにつきましてはちょっと今回については勘弁していただきたいと思っております。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ありがとうございます。次回は12月の何日でしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

12月の17日でございます。

委員長(金崎ひさ君)

12月の17日。はい、10時半からですね。ありがとうございました。今のことで何か聞きたいことがございましたら、委員の方の挙手をお願いしたいと思いますが。よろしいですか。

委員(伊東圭介君)

経過については書類も読んでますし、一応雰囲気も含めて傍聴させていただいてますのでわかってるんですけども。この間も岩橋弁護士が言ってられましたけれども、またもうお二方いらっしゃると思うんですけれども、弁護士の方。今後のスケジュール的な予想されるべき、まだその2月の18日も決まってますし、その先もあると思うんですけど。今後の何ていうんですかね、スケジュール的なもの、この間御説明、多分されたの聞いてたと思うんですけど、部長も。そのままでいいんで、伝えていただければと思うんですけど。

生活環境部部長(成島光男君)

今のところですね、今後3回先まで決まっております。12月、2月、4月までの予定は決まっております。今後についてですね、どういう内容でいくかということにつきましては、多分このやりとりがですね、何回か続くのではないか。もうお互い出し合ってですね。そのある程度の出し尽くした段階で、今後については証人喚問とかですね、そういう内容に入っていくのではないかというのは伺っております。ただ、それにつきましてはやはり裁判の中でそういうのを決めていくということですので、どの段階で決めるかというのは、今の段階でははっきりわかりませんけども。年内、といっても来年4月に7回目が予定されておりますけども、それ以降ではないかなというふうに思っております。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。

委員(近藤昇一君)

今、証人ということですけども、どちら側…こちら側も証人を申請するつもりがあるということでよろしいんでしょうかね。

生活環境部部長(成島光男君)

その内容につきましては、現段階では、今後どういう形で向こうも準備書面出てくるかわかりませんので、今のところはその点については未定です。ただ、弁護士さんが言うには、いずれはそういう話になっていくんじゃないですかということで、向こうが出すのかこっちがやるのかっていうのは、ちょっとそれは現段階ではわかりません。

委員(近藤昇一君)

十分慎重に。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。よろしいでしょうか。よろしいですか。はい、それでは職員退席のため、暫時休憩いたします。ありがとうございました。(午前10時17分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時17分)
この請願についての御意見を伺いたいというふうに思いますけれども、挙手をお願いいたします。
いかがいたしましょうか。裁判がそのような形で随分長引くようなことでございますので、これまでそれで終了するまで和解にこだわって継続するのか、それとも議会として何らかの意思を示すのかということが分かれ目かなというふうに思うんですけれども。いかがいたしましょうか。

委員(近藤昇一君)

私どもは前回と同じように、これについてはやっぱり否決という、不採択という対応をすべきだと思うんですけどね。

委員長(金崎ひさ君)

結論を出すとしたら。

委員(近藤昇一君)

はい。結論を出すべきだという立場です。

委員長(金崎ひさ君)

出すべきだということで、今回不採択という御意見が出ましたけれども。ほかに御意見のある方。

委員(森勝美君)

私もその考えでずっとおりました。といいますのは、今、葉山町ではもう減量化に向けていろんな進め方をしております。まずは生ごみを50%減量すると。そうしますと、ごみの量が減ってきますので、広域化についての実現をということですが、とてももうそういうところまでいかないだろうと。それと裁判をしている中でですね、広域に行くということはもうあり得ないというふうに考えられます。それからごみはやはりですね、人口も横須賀市も1万人減っていますし、大型のごみ処理施設が必要かどうかという疑問もまたわいてきます。
それと一番…横須賀市で焼却場を建設予定にしていたところは、町内会とですね、住民協定結んで、他市のごみを絶対入れないというふうに結ばれていますし、それをあえて老朽化したからということで、そこにというような考え方もあるようですけれど、いかにしても大型の焼却場をこれから建設するに当たっては、CO2の問題もありますし、非常に難しいだろうと。それで横須賀市さんでもね、小学校4年生にごみゼロスーパー大作戦という教育をずっと続けていますよね。そういうことから考えても、やはりごみは減っていく方向に行ってると思います。
そうすると、この2市1町の場合は、一部事務組合という形になるということもありましたし、葉山町にとって非常に不利な状況、要するに不燃ごみの担当を葉山町がする。そのためには1日10トン車が50往復、保育園の前、小学校の前、それから住宅地、伏見台ですよね。それとそこを通る。それで、町道ですので、非常に道路状況も整備が大変になってくるだろうと。葉山町にとっての負担のほうが多いと。
それから三浦市と横須賀市でごみ処理施設をつくるということで、三浦市は横須賀市の倍の1人当たりの負担額になると。そういったことを考えましても、やはり葉山にとってメリットは余りないだろうというふうに考えられますので、やはり広域化について葉山町として直ちに実施するということを求めているこの請願については、非常にもう後には戻れない、もう葉山町では動き出しています。そういう状況から考えましても、やはりこの請願については、できないということももうはっきりわかっている以上は不採択にすべきではないかなというふうに私は思います。

委員長(金崎ひさ君)

請願の審査でございまして、このごみ処理広域化をというところに、2市1町ということは一言も入っていないと私は思っているんですけれども。今の御意見、2市1町に戻れということではないというふうに思いますので、御意見として伺いますけれども。ほかの陳情と勘違いなさっているとしたらば、一言申し上げておきます。ほかにございますか。

委員(伊東圭介君)

私は請願の署名議員でございますので、当然採択をしていただきたいわけですけども。この請願が出された時点から、もう時間がやはりたってまして、いろんな部分で状況が変わってきているのは私も認めざるを得ないところだというふうに思ってます。この広域に関してもですね、政権が変わったことでですね、循環型社会形成推進交付金事業でしたっけ、が民主党のほうの事業仕分けの中にも入ってて、今週にはかけられるということで、場合によっては広域の部分のね、国のほうの考え方が変わってしまうという状況にもなってきたということもあると思うんですね。
そんな中、この請願を、ほかの陳情もあるんですけども、審査してる中でですね、そういった国の方針、裁判も当然そうなんですけども、国の方針が少し変わる可能性もあります。恐らくこれ、来年度予算にかかわる話なんで、12月までには恐らく方向性少し出てくるんじゃないかなという気がするんです。そうしますと、ここまで継続をしてきたものでございますので、本心とすれば採択という場でこの場で決めていただきたいんですけども、ここまで来ましたんでね、少しそういった方向も見きわめる時間もあってもいいんではないかなという気持ちもあるんですけども。皆さんいかがでしょうか。

委員長(金崎ひさ君)

そのような御意見に対してでもいいですし、この請願についてでもいいですので、お手を上げていただければ。

委員(森勝美君)

今ね、委員長が2市1町という言葉、一言も出てないとおっしゃったんですが、言いかえれば、「横須賀、三浦市とまず和解し」というところから、その最後にいって「ごみ広域処理の実現は」っていうふうにつながっていると私は考えましたので、そういう言葉使いましたけど。横須賀、三浦市というふうなのがまず前提にあるなというふうに思ったものですから、そのように言いましたけど。

委員長(金崎ひさ君)

最善のごみ処理広域化をということで、2市1町に戻れということではないということで、広い意味での広域化ということを考えてほしいというふうな御説明が、前に紹介議員のほうからあったというふうに私は理解しておりますけれども。2市1町に戻れと理解したというのは森委員のお考えであって、この書面からは読み取れないということを申し上げただけでございますので。そのあたりはそれぞれの委員の皆様の御意見を伺ってるところでございますので、私が余計なことを口出しをしたかもわかりませんが、そのように私は思いました。ほかに御意見ございますか。

委員(鈴木知一君)

先ほど伊東委員から継続のお話がありましたけれども、町長が、前守屋町長のときに、議会の意思は広域という意思だったはずで、町長選挙で森町長になって、広域反対というマニフェストを実行するために、町長の意思で2市1町の広域を勝手に離脱したと私は考えておりまして。それによって横須賀市、三浦市の市長から訴えられて今裁判をやってるということ。その並行して葉山町ゼロ・ウェイスト計画ということが持ち上がって、その計画は行政サイドでは進んでいるのかなと思いますが。基本的に広域じゃなくても、広域処理をしながらゼロ・ウェイスト計画というものはできると思っていますし、ちっとも焼却炉を含めて葉山のごみ処理の進展がしてない中で、やっぱり1つはごみ処理の広域化が、もう1つは焼却炉を新しく考えていかなきゃいけないということと、今、森町長が考えている、ごみをゼロにしておけばごみ処理は安くなるんだというやり方と、ごちゃごちゃになっているような気がするんですが。先ほど伊東委員もおっしゃったように、国の交付金の考え方も変わってきている中で、やっぱり継続にまずは賛成をして、12月の様子を見て、それから判断していけばしょうがないのかなとは思います。基本的にこの請願は賛成したいんですが。継続に賛成するという意見でございます。

委員長(金崎ひさ君)

はい。継続、別に動議が出たわけではございませんので、皆様の意見を聞いてからにしたいと思います。ほかにございますか。

委員(畑中由喜子君)

一番最初のころから私申し上げているんですけども。やはりこの請願の内容、非常に今裁判の係争中ということにかかわりのある内容になっておりまして。私は今この請願を通すということになりますとね、裁判の相手方に塩を送るみたいな形になるんではないかということを非常に危惧しています。良識的に考えても、裁判の相手である横須賀・三浦両市と和解しということは、向こうからは賠償を求められているわけですから、和解するということは賠償金払うということですから。まずその辺からして非常に裁判と深くかかわってしまうということが危惧されます。私はこの請願は不採択とすべきと思っておりますけれども。
今、知一委員からもいろいろ御意見出ましたけれどもね。まず、ちょっと反論になると思いますが、広域を進めながらゼロ・ウェイストを同時にというのは、これは不可能な話だと思ってます。というのは、前からいろいろな議員さんたちがおっしゃってますけれども、広域で進めるということは、いろいろな施設が規模の大きさというものが決まってきてしまいますよね。その中でなるべくゼロにしていこうというのは、この広域処理の中では、資源化・減量化ということはうたっていましたけども、その目標とする数値っていうのは非常にお粗末なものでしたよね。それに対する批判というのは当時からあったわけで。それはもうゼロに近づけようということでは、まるでそれとは違っていました。現実の問題として、ゼロに近づけていってしまうということは、施設そのものが使い切れなくなってしまうということにつながりますのでね、これはもう全然違う政策だというふうに私は思っています。ですから、広域を進めながらでも資源化・減量化ができたじゃないかっていう御意見に対しては、それはちょっと無理があるというふうに思いますし、それから現在葉山町で何も進んでないという御意見のようでございましたけれども、私はモニターの制度とか、それから地域でモデル地区ですか、の指定も始まっておりますし、かなりいろいろな面で進んできてると思うんですね。住民の方の御協力も得ながら進んできていると。それは評価できるんじゃないかというふうに思っていますし、うちの焼却炉にしても、県からの改善命令が出ていたものを改善しないで放ってあった、前町長のときですね。それがわかって改善することになったわけですけれども、その改善の結果は、改善工事をした結果、非常に熱灼減量も多くなりましたし、それから熱灼減量が多くなったわけじゃないね。少なくなった。たくさん燃せるようになりましたし。効率よく燃えるようになったことで、重油の使用、利用もすごく減ったわけですよね。実際に経費の節減に大きくつながったということもございます。これ、もっと早くやっておくべきだったんですよね。町はそれだけ大きな損失をしたというふうに考えられます。それはまた環境問題でもあってね、CO2の削減にもすごくこの間寄与してきてると思いますし、そういう部分での経費の節減ということにもつながってると思いますし、評価できる点は多々あると私は考えていますし、進んできているというふうに考えていますので、その点についても今のやり方でもっと進めていくべきじゃないかというふうに思っています。
で、この請願は、もろもろ申し上げましたけれども、一番のポイントはやはり裁判。非常に危惧されますので、これを通すことはできないなというふうに考えています。

委員長(金崎ひさ君)

はい。ほかに。

委員(山梨崇仁君)

私の場合は、繰り返しになってしまうんですけども。そもそも私この請願に対しては、確かに和解という言葉が気になるということは再三申し上げておりまして。同時にゼロ・ウェイストの進捗につきましても判断しなければいけないので、継続にすべきであるというふうに考えておりました。その後、一般質問なり今回いただいた資料なども拝見しておりますが、そのゼロ・ウェイストが明らかに進捗をしていて効果を生んでいるという点を、私は確認をしておりませんし、現状裁判のほうもまだ和解に至ったということはありませんので。私は確かにこの書いてある内容について皆さんの議論があることはわかっているんですけども、それとはまた別の視点でこの請願はぜひとも継続をさせていてですね、ゼロ・ウェイストに対しての一定の評価、それから裁判が和解に対してどういった進捗を迎えるのか、そういったものをはっきりとさせた上で議会としての意思をはっきり見せる時期が来ると思ってますので、現状では継続であるべきだというふうに私は変わらず思っております。
なお、1点だけ、これは後でまた話が出ると思うんですけれども、いただいている資料の、参考資料6のほうではですね、ゼロ・ウェイストの効果として、可燃ごみを半減化するという目標があると思うんですが。可燃ごみが現状、森町長が就任してからの、20年4月から21年度になっても減ってないんですね。ですので、そういった意味でもゼロ・ウェイストにも引き続きといいますか、今まで以上にちょっと内容はどうなのかということをぶつけていかなければいけないなという思いを持っておりますので、そういった点も合わせてもう一度この請願の趣旨というものを心新たにですね、持って環境課と話していかなければいけないなというふうに思っておる次第でございます。以上です。

委員長(金崎ひさ君)

副委員長、何かありますか。

委員(加藤清君)

私は結論は継続ということです。本来であれば各自治体はですね、全部自区内で処理しなければいけないというのは基本でございます。私もそうは思っております。こんなでも小さい自治体に、炉を持ち、それから最終処分場を持ちということは、とてもできないと思ってます。だから広域がある程度広域を進めていかないといけないのかなと思ってます。それが私の意見でございますが。ただ、今の動向を見ますと、そういうのが基本になってて、裁判の状況、それから国の予算の事業の仕分けの状況を見ますと、現在もいろいろ見なきゃいけないということで、12月のときまで継続していただけばと思っております。以上です。

委員長(金崎ひさ君)

はい、皆さんの御意見伺いまして、継続という御意見も多いようでございますので、伊東議員、動議として賛否をとらせていただきますけれども、よろしいでしょうか。

委員(伊東圭介君)

はい、皆さんが賛成していただければ、今後の経過も含めてですね、継続ということで動議を出したいと思いますけど、いかがでしょうか。

委員長(金崎ひさ君)

それでは継続という動議の扱いにさせていただきますけれども、その継続に賛成の方、挙手をお願いいたします。
(挙手多数)
多数でございますので、それではこの請願についてはとりあえず継続ということで結論を出させていただきます。
次の陳情第20-30号に入ります。ごみの発生抑制、減量化、資源化を進める施策として「葉山町ゼロ・ウェイスト計画」の実施とその実施宣言を求める請願書について審査に入ります。あ、ごめんなさい、ごめんなさい。これは間違いでしたね。陳情ですね。すいません。はい、陳情でした。陳情書。次第書が間違えております。はい、すいません。間違えました。実施宣言を求める陳情です、はい。陳情です。
では、これに入らせていただきますので、この件についての…もう担当課はよろしいですね。はい、それでは御意見を伺います。いかがでございましょうか。ございませんか。取り扱いについてでも結構でございますので。

委員(近藤昇一君)

この陳情にある早期に宣言ということについて、若干の私もね、時期として、去年の…失礼、ことしの1月に宣言すると、当初の言ってたのが、時期を見たいという町長のお考えから若干延びてるわけですけども。その時期がいつなのかというのは、私もその判断迷うとこではありますけども。全体の陳情の趣旨としてはいいのかなというようなちょっと理解に変わってきましたので、よろしければ趣旨了承であるならばと思っております。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに御意見ございますか。

委員(森勝美君)

ゼロ・ウェイスト計画をまず今着々と進めている段階ですし、いずれは葉山町のゼロ・ウェイスト宣言もできるようになるだろうということを考えれば、早期にというのはちょっといつぐらいというふうに目安がありませんが、その宣言はいずれはやはり皆さん町民に広くお知らせする意味でもするだろうというふうには考えますので、近藤委員と同じように、私も趣旨了承が妥当ではないかなというふうに思います。

委員長(金崎ひさ君)

趣旨了承、はい。ほかにございますか。

委員(鈴木知一君)

私は基本的には反対なんですが。仮に森町長が1期4年でやめるという宣言をしてる中で、あと2年ちょっとですか。もし町長が変わって違う政策になったときに、町民はまた方向が変わったり、そういう危惧というか、本当に町民からわき出たごみゼロ、ゼロにする資源化・減量化という、そういう気持ちがあって出てきたものではないと思うんですよ。確かに選ばれた町長ではありますが、マニフェストを実行する中で行っている政策だと思いますが。そういった中で、ほかの委員も早期にとか、本当に煮詰まって機運が高まって出てきているって、私は今の行政のあり方やそういう雰囲気で思えないんで、手を叩いてこれを賛成したいっていう気持ちにはなれない。だとしたら趣旨了承でもとは思いますが、でもそういう1期4年の森町政の中で、趣旨了承というのも私は賛成しかねるので、反対をする意見でございます。

委員長(金崎ひさ君)

わかりました。ほかにございますか。

委員(山梨崇仁君)

7月からですね、ずっと継続で来ておりまして。私は先ほど申し上げたように、ゼロ・ウェイスト計画についての内容も、今回出された資料の中で疑問点が多々ありますので、継続はすべきじゃないかというふうに。そもそも宣言といいますと、ちょっと規模が違いますけど、例えば独立宣言とか人権宣言とか、革命が起きたり戦争が終わった後にですね、間違いないことを宣言するものであって、ゼロ・ウェイストが達成された後に宣言するというのはすばらしいと思うんですが、それを議会が今のうちからやってしまってですね、万が一ゼロ・ウェイストが何かの事情で頓挫したときに、問題となるのは議会側が責任を負うことになりますし、ちょっと私は時期尚早だというふうに思っております。ですので継続を改めて考えております。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。

委員(加藤清君)

私は宣言、ゼロ・ウェイストそのものについては、前から言ってるように反対するものじゃないですけど。ここに書いてあるゼロ・ウェイスト計画の実施ということで、実施ということ、計画の具体の案も何も今のとこ私には出てない。多少いろんな説明会等でやってますけど、案も出てないのに、今、山梨委員が言われるようにですね、安易にここで妥協って言っちゃおかしいんですけど、ここで趣旨了承してもですね、やっぱり議会の責任ということじゃないんですけど、ちょっと安易過ぎると思いますので、私は継続ということです。以上です。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ほかにございますか。なければ暫時休憩いたしますけれども。畑中委員、よろしいですか、御意見は。

委員(畑中由喜子君)

私も宣言ということ、時期がいつにしたらいいかということがなかなかまだ見えて、私自身ね、見えてないんですね。ですから今すぐこれをどうこうしなければいけないっていうふうには、余り強く思えない状況ですので、もし継続という動議が出るんであれば、私は継続でもいいかなというふうに思ってます。

委員長(金崎ひさ君)

暫時休憩いたします。(午前10時44分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時45分)

委員(伊東圭介君)

じゃあ私も意見だけ言わせていただきたいと思います。ちょっと微妙で、非常に扱い難しい陳情だなというふうに思ってます。やはり今皆さん言われたとおり、宣言の時期という話になるならばですね、そういう意味では今ではないですし、早急にでもないというふうに私も考えます。当然今までのこの議論の中で、裁判というのは一つ大きなファクターになってますのでね。そんな中で、この今、裁判中の中で、そんな宣言をするなんていうのは、またけんか売るようなものですからね、正直。そういうことを考えれば、そういうのを含めて一つきっちり終わったところで、その成果も含めてね。例えば50%なら50%と言ったところへいったときに、それから先の部分での当然話になってこようというふうに思いますので、当然今ではないというふうに思います。そういう考えからすればですね、これ不採択という話になってしまうんですけども。状況含めてね、皆さんでもう一度考慮しようということであれば、継続ということでも私も結構だと思います。

委員長(金崎ひさ君)

では、継続の動議として諮らせていただきます。よろしいですか。はい、ではこの陳情第20-30号に関して、継続という動議が出ました。賛成の方、挙手をお願いいたします。
(挙手多数)
はい、わかりました。賛成多数でございますので、ではこの陳情第20-30号は継続ということにさせていただきます。
次、陳情第20-31号2市1町ごみ処理広域化と自区内処理の事業計画との比較を早急に町民に説明することを求める陳情書について入らせいただきます。このことに関しまして御意見がございましたら伺います。

委員(山梨崇仁君)

この継続につきましては、前回の議論でもありましたけども、基本計画を見たいということで、現に一度たしか一致して継続したと思うんですね。私もそれに賛成をしておりますので、引き続きこれも継続をしていくべきだというふうに考えております。

委員長(金崎ひさ君)

事態が変わらないということで、継続ということが山梨委員から出ましたけれども。確かに前回の委員会ではそのようなことになっております。状況が変わらないのも、どの委員も一緒でございますので、継続ということでよろしいでしょうか。はい、では陳情第20-31号は継続とさせていただきます。
次に陳情第21-12号に入ります。ごみ処理経費削減のための実効性ある具体策を早急に調査検討することを求める陳情書に入らせいただきます。この件に関しての御意見を伺います。
ございますか。ございませんか。御意見。

委員(近藤昇一君)

これについても先ほど、このまま私は採択ということについてはちょっと異論がありますけども。最終的に当然そのごみ処理の経費削減という方向ではね、我々も当然そういう議会も考えていかなきゃならないことだとは思うんですよね。ただここに書いてあるように、理念や主義主張にこだわっているなんてね、私ちょっと抵抗があるしね。どういう意味なんだろうというのを聞いてみたいとは思うしね。いろいろ内容的にも引っかかるところがあるわけですけども。継続していくべきものでもないかなと思いますので、もし御賛同願えれば趣旨了承でね、されたらどうかなと思っております。

委員長(金崎ひさ君)

趣旨了承という御意見が出ましたけれども。ほかの委員さんの御意見を伺いたいと思います。

委員(鈴木知一君)

基本的には賛成なんですけど。近藤委員から趣旨了承という発言がありましたので、趣旨了承に賛成したいと思います。

委員長(金崎ひさ君)

ほかにございますか。

委員(伊東圭介君)

今、近藤委員、そして鈴木知一委員からもありましたけども。確かに(テープ1-B)解決しなければいけない課題だというふうに考えます。ましてやこのような財政状況になった中でね、非常に大きなウエートを占めるこのごみ処理費がですね、少しでも削減できるということが今後葉山町のためになるわけでございまして、そういうことを考えれば、この陳情については採択というふうに考えたいと思います。その陳情の陳情項目にある部分でですね、やはり議会としてこのごみ特別委員会を介して私どももいろんなことを考えながら、町当局に提言するということになってますので、ぜひこの部分について、この当委員会の趣旨からしてもね、この陳情は採択というか、認めていく方向でいきたいなというふうに思います。ただ、一部内容については、これ、もろ手を挙げてという部分がないというふうに近藤さん言われましたけども、そういう部分もあるということであればですね、趣旨了承で皆さんが合意いただけるんであれば、私も趣旨了承でこの陳情については決めていきたいなというふうに考えます。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ほかに御意見ございますか。

委員(畑中由喜子君)

私もごみ処理経費の高さということはね、前政権のときから引き続いてずっと引きずってしまっている問題で、これが一朝一夕に解決することではないということも同時にあるわけですけれども。削減に向けての努力をしていかなければならないのはもう自明の理です。ですからその部分では、この陳情にあるのは本当にそのとおりだと思うんですけども。やはり文章の中にね、私も引っかかる部分があります。葉山町の財政状況は理念や主義主張にこだわってることを許さない。これは何を意味してるのかって、私にも理解できないですし、どこの部分なのかなというのは疑問ですし、これをも私はひっくるめて認めるというわけにはいきませんので。そういたしますと、やはり趣旨了承であれば賛同できるかなと思ってます。

委員長(金崎ひさ君)

はい、では暫時休憩いたします。(午前10時53分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時53分)
この陳情に関しましては、趣旨了承という御意見が多数でございまして、今、皆様の御意見を伺った中で、趣旨了承であれば賛同するという、ほとんどの、皆様がそういう御意見でございましたので、趣旨了承というふうな取り扱いにさせていただきたいというふうに思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
はい、では趣旨了承といたします。
ありがとうございました。これで付託案件のすべて4本は終わらせていただきましたので、事務局から結果報告をさせていただきます。どうぞ。

議会事務局局長(上妻良章君)

それでは付託案件4件の結果を報告させていただきます。まず1番、請願第21-3号でございますけれども。これにつきましては継続動議の上、4対3で継続でございます。2番、陳情第20-30号でございますけれども、これにつきましても継続動議、6・1で継続でございます。3番、陳情第20-31号につきましても、これは全会で継続でございます。4番、陳情第21-12号でございますけれども。これは全員意見一致ということで趣旨了承というところでございます。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ありがとうございました。
では次の所管事項調査に入りますので、職員入室のため暫時休憩いたします。
(午前10時55分)

委員長(金崎ひさ君)

では休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時56分)
環境課とクリーンセンターの職員の方に入室していただいておりますので…ちょっと待ちますか。暫時休憩いたします。ごめんなさい。(午前10時56分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時57分)
休憩中に環境課、クリーンセンターの職員の方に入室していただいておりますので、成島部長、職員の紹介をお願いいたします。

生活環境部部長(成島光男君)

職員のほう紹介させていただきます。環境課長の池田です。ごみ担当しております服部です。クリーンセンターのほうから、一番奥ですけども担当係長の山本です。担当の逸見です。成島です。よろしくお願いいたします。

委員長(金崎ひさ君)

お願いいたします。それでは今回は大変濃厚な書類を出していただきまして、ありがとうございました。きょうはこの説明から入らせていただきたいと思いますので、御説明はどなたが。課長ですか。

生活環境部部長(成島光男君)

じゃあ説明前に私のほうから。前回10月2日のごみ特のときにですね、資料要求のほうをうちのほうにありましたので、それに基づきまして、今回資料1からですね、6までを提出させていただいております。担当のほうからですね、順番に説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。まず資料1のほうから説明いたします。

委員長(金崎ひさ君)

ちょっとお待ちください。何かありますか。

委員(近藤昇一君)

一言言っておいたほうがいいんじゃないの。足りないみたいだから。

生活環境部部長(成島光男君)

クリーンセンター所長ですけども、ちょっと今、体調を崩しておりまして、休暇とっておりますので、今回担当者のほうで対応させていただくということで御了承願いたいと思います。

環境課課長(池田務君)

それではですね、参考資料1の御説明をさせていただきます。まず初めのページでございます。初めのゼロ・ウェイスト、ごみに関する説明会等の実施記録でございますが。こちらにつきましては大きく分けますと、生ごみ処理補助について、ゼロ・ウェイストについて、モデル地区についてという3つの内容がございます。
まず、生ごみ処理補助の関係なんですけども、4月からですね、こちらはことしの4月からの新たな補助制度の概略と補助対象となります各機種を実際に持ち込んで、各町内会館でその説明を行いました。また、ゼロ・ウェイストにつきましては、ゼロ・ウェイストとは何かに始まりまして、関連の事業予定などを各町内会におきまして、町内会館におきまして説明させていただきました。また、モデル地区につきましてはですね、ゼロ・ウェイストに基づく資源化・減量化策の展開に先立ちまして、町内会を単位とするモデル地区を選定しまして、生ごみ自家処理の取り組みなどを行うものなんですが。その御希望する町内会へ説明を行いました。そのほか町民の方からの御希望による説明会などを入れますと、結果としてはですね、表裏、裏には10月以降の日程が入っておりますが、4月からこの11月現在までの合計で52回の説明会を行いまして、計1,200人以上の出席をいただいております。
あと、その真ん中のところにゼロ・ウェイストごみの減量関連各種広報記録というのがございます。こちらはですね、その他広報といたしましては、まず「広報はやま」なんですが、こちらには毎月掲載させていただいております。それからラジオ・テレビでは湘南ビーチFMですとか、テレビ朝日等の情報番組に職員が出ております。ほかには一番下のメディア掲載というタイトルに記載してあります新聞や雑誌の掲載となっております。
ページめくっていただきまして、次の2ページ目がゼロ・ウェイスト10月以降の記録でございます。
それから次のページですね。分別体験モニター事業でございます。この分別体験モニター事業でございますが、こちらにつきましては、2の事業の目的がございます。2、事業の目的。まず(2)の焼却ごみと埋め立てごみの排出量の把握というのがございます。こちららにつきましては吊りはかりを配布して、燃えるごみやリサイクルができる空き缶などの計量を行うというものでございます。また、分別収集体制を見直すため、そのための実験としまして、(3)ですね、指定袋の適正なサイズの確認ということで、ごみ半減を想定したごみの指定袋の使用を行いました。3にありますように、対象は公募の100世帯でございまして、4のとおり期間は8月下旬から10月下旬までの2カ月間でございまして、終了後は報告書を提出していただいております。
まためくっていただきまして、次の手動式生ごみ処理機モデル事業ですが。こちらはですね、家庭ごみの減量の核となります生ごみ自家処理の推進に向けまして、庭も電気も必要としないこの手動式の生ごみ処理機を提供し、こちらの目的なんですが、2、事業の目的にありますように、(1)の生ごみ自家処理推進の課題の検証とありますが、こちらは対象機種の課題を把握することございます。また(2)では生ごみ処理による焼却ごみ減量効果の把握ということで、焼却ごみの減量効果を数値として確認しまして、世帯人数ごとの生ごみ排出の傾向を把握することがございます。また(3)の使いやすい生ごみ処理機の普及推進ということで、使いやすいこの手動式の生ごみ処理機によりまして、従来の手間がかかる、庭がないとできないといった、生ごみ処理は難しいというイメージを払拭しまして、生ごみ処理全般への関心を高めていただくことが目的でございます。対象は3にありますように公募の200世帯で、4のとおり期間は8月下旬から10月下旬までの2カ月間で、終了後はやはり報告書を提出していただいております。
次のページでゼロ・ウェイストモデル地区でございます。こちらはゼロ・ウェイストモデル地区なんですが、こちらは町内会の公募によりまして、50世帯から100世帯程度のまとまった地区をモデル地区として指定します。そしてまず2、事業の目的(1)生ごみ自家処理の協力推進でございます。こちらにつきましては5種類の対象の機種のうちからですね、1世帯につき1セットを無料で配布しまして、地区全体での可燃ごみ減量効果の測定ですとか課題解決に努めるというのが目的でございます。またその下の下のほうなんですが、(2)の資源化・減量化に適した分別収集方法の実験的導入ということで、資源化率を向上させまして、住民にとって利用しやすい分別収集体制の実現のため、可燃ごみ、不燃ごみ、資源物、それぞれの分別収集方法につきまして可能な地区は実験を行い、効果を測定するというものでございます。こちらにつきましては例えば戸別収集、それから資源物の回収拠点の設置、資源物のかご出し等が想定されます。
次のページなんですが、次のページにありますように、現在モデル地区といたしましては、一色台自治会、つつじヶ丘町内会、東伏見自治会、イトーピア自治会の4つの地区が決定しております。こちらがモデル地区の概要でございます。
最後、次に裁判の経過でございますが。最後のページでございます。まず5月14日に第1回口頭弁論がございまして、原告、こちら横須賀市・三浦市ですがね、が訴状のとおり陳述しました。被告である葉山町が答弁書のとおり陳述したということでございます。第2回口頭弁論は7月2日にありまして、原告は準備書面(1)を陳述、葉山町は原告側の主張がすべて整った後に反論する旨陳述いたしました。第3回口頭弁論が9月3日にありまして、原告は準備書面2のとおり陳述、葉山町は準備書面1のとおり陳述いたしました。第4回口頭弁論につきましては、10月29日にございまして、葉山町は準備書面2のとおり陳述しました。こちらが現在までの状況ですが、今後の予定といたしまして、第5回口頭弁論が12月17日、第6回口頭弁論が2月18日、第7回の口頭弁論は4月15日が予定されております。
以上が参考資料1の御説明でございます。よろしくお願いいたします。

委員長(金崎ひさ君)

はい、次は逸見さん、どうぞ。

クリーンセンター主査(逸見義直君)

続きまして参考資料2から6までの説明をさせていただきます。
まず参考資料2につきまして、焼却炉改修工事前後の熱灼減量とCO濃度についての資料でございます。この資料についてですが、平成19年度中に焼却炉の燃焼状態の基準の一つである熱灼減量が基準の10%を超過した月が二月ありまして、基準外の運転状況にあるとして、県行政センターより熱灼減量が基準内で運転できるようにという改善を求められておりました。焼却炉の改修工事、これは燃焼用空気ダクトの設置及び可動部のシールによる余剰空気の遮断、また未燃焼物が排煙のほうへ落ちてしまわないように、火格子という網がついているんですけれども、それの形状の変更、さらには燃焼室内の燃焼用の空気が万遍なく循環し、いわゆる燃え残りを少なくするような加工を行い、熱灼減量の改善を見込む工事。これを平成20年10月に1系統、1、2号炉焼却炉の工事、21年5月に2系統、3、4号炉の焼却炉の改修工事と、2回に分けて実施をいたしました。こちらの資料の一番上段の部分なんですけれども、こちらが焼却炉、まだ改修工事をする前の前6カ月、平成20年6月から平成20年10月までの熱灼減量とCO濃度についてで、資料の中段については、1系統、1、2号炉の焼却炉のみ改修が終わっている期間で、一番下の表が全焼却炉の改修が終わった期間ということで、熱灼減量とCO濃度について記載をさせていただきました。この工事により、各期間の平均において改修工事が進むごとに熱灼減量の平均の数値、低下が見られました。また、COの濃度につきましても、規制値では瞬時値で500ppmと規定されているんですけれども。全焼却炉改修工事後は良好な数値となっておりますので、この2件の数値から判断するに、改修工事の効果はあったものと考えております。
続きましてA3の横の表、資料3のほうなんですけれども。平成19年度・20年度のごみ処理の単価についての記載でございます。この表の一番上に、可燃ごみ(直営分)というのがございますが、こちらの焼却炉運転にかかる人件費、ごみ焼却処理事業費及び重油の使用量を合算し、算出をしてございます。その他の単価につきましては、各年度の委託契約の単価を記載してございます。なお、平成19年度の廃プラスチック、段としては大体表の真ん中ぐらいなんですけれども。廃プラスチックの契約単価についてなんですけれども、平成19年度は契約を1立方メートル当たりの単価ということで契約をしていたんですけれども、廃プラスチックにつきましては、1トン当たり約8立米から10立米ぐらいのかさがありますので、トン換算にすると大分金額が安くなりますので、20年度からは1トン当たりの単価で契約をしました。そうしますとトン換算で1トン当たり3万3,180円の減額が果たせました。
次に今度は資料の4番目、参考資料4番目なんですけれども、こちらがごみ処理費用の年度別支出表(決算ベース)となっております。これは過去5年間のごみ処理経費決算ベースの増減理由の資料でございます。目立った増減があるところにつきましては、表のとおりの理由を記載させていただいております。一番下の合計額のところなんですけれども、合計額としましては、前年度比で93%から103%ぐらいの増減ということで、大きな変動はないんですけれども、個々の事業においては、その事業における工事を行った際など、一時的に支出がふえる事業がございます。
次に資料の5番目なんですけれども、こちらが廃棄物処理の一般会計決算額に占める割合と、人口1人当たりのごみ処理費及び1トン当たりのごみ処理費(処理及び維持管理費含む)の年度ごとの数値と、県下において葉山町が幾つの市町村の中で何位かという資料でございます。一番上の廃棄物処理の一般会計決算額に占める割合が、平成14年、15年とほかに比べて少し高くなっておりますが、これは平成14年12月1日から適用されましたダイオキシン類対策特別措置法により、排ガス中のダイオキシンの規制が強化されたため、排ガス浄化装置の交換が必要になり、従前は電気集塵機という機械を使って排ガスを浄化していたんですけれども、それをバグフィルターという排ガス浄化装置の機械へと交換工事等を行いましたために、そのときの費用が増大しました。
それで最後に資料の6番目なんですけれども。平成20年度と21年度の月ごとのごみ量の比較を表にしてございます。平成21年につきましては、今まとまっている直近のデータが10月の収集のデータまでですので、一番右の列に、前年同数ということで、平成20年の4月から10月までと、平成21年の4月から10月までのごみ量を比較できるようにしております。
以上をもちまして、簡単ではございますが、参考資料の説明を終わらせていただきます。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ありがとうございました。いろんな資料がございますので、質疑もたくさんあろうかとは思いますが、40分をめどに質疑を打ち切らせていただきます。で、挙手をお願いいたします。参考資料の幾つと言っていただければ無差別で結構ですので。皆様お気づきの点からどうぞ。

委員(山梨崇仁君)

初めにちょっと資料の単位について1点。参考資料3なんですけども。処理費増減のこの単位は円ですか。

クリーンセンター主査(逸見義直君)

はい、トン当たりの処理費というところでよろしいでしょうか。ごめんなさい、これは円になっております。失礼しました。

委員長(金崎ひさ君)

円です、はい、質疑は。

委員(山梨崇仁君)

そうしましたら、2点ばかりまずはお聞きしたいと思います。参考資料2のですね、CO濃度なんですけども。21年の1月に67.9という、ちょっと脅威な数字があるんですけども、これは主な理由はどんな事情からでしょうか。

クリーンセンター主査(逸見義直君)

このCOの濃度というのが、焼却炉運転中の午前10時ちょうどの段階で、数字を機械から読み取って記載をしているんですけれども、ごみの投入のタイミングとか、あとは燃焼の状態、空気巻き込んで燃焼している状態などの、例えばちょうどごみを投入した瞬間なんかですと、一時的に焼却炉の温度が下がったりとかするんですけれども、そういう常に数字が変化をしていっている中で、この午前10時ちょうどの段階で67.9という数字がそのときには出ていたというものでございます。

委員(山梨崇仁君)

大変素直な御答弁でよくわかるんですけども。現状そうなりますとですね、今の私、お話も前々から伺ってまして、ごみの投入するタイミングによって変わってくるということは。そうなりますと直近の6、7、8、9月、0、0、0が続いてますけども。これじゃあ11時だったらどうなのという話になってしまうんですね。その点について安全面に担保された御答弁をいただければと思うんですけど、いかがでしょう。

生活環境部部長(成島光男君)

維持管理基準におきましては、このCO濃度はですね、100ppm以下という形で示されております。今、67.9って逸見のほうがお答えしたと思いますけども、その瞬間時での数値がたまたまこのときにはこういう形になってたということでございまして、これをふえてるどうの、これよりも10時以降について燃焼効率どんどんよくなっていきますので、数字的にはこれより低い数字になってるっていうふうに我々判断しておりますので、この1月の67.9はですね、特別管理上問題があるというふうには我々のほうは認識はしておりません。

委員長(金崎ひさ君)

濃度の測定は常に数値で出ているんですか、機械に。

クリーンセンター主査(逸見義直君)

機械では常に出ているんですけれども。それを、記録もグラフ、折れ線グラフのようなものでは機械でずっととってはいるんですけれども。それを表にする段階、日報の段階でこの午前10時というのを、私どもの維持管理の一つのめやすの時間としまして、午前10時ちょうどで幾つっていうのをいつも日報のほうに書いてそれを管理としております。

委員長(金崎ひさ君)

そうするといつでもいいですので、1日の就業時間中の時間、間に、1時間おきに何ppmだったかというのをとっていただいて、この特別委員会に資料として出していただけますか。いつでも構いません、1日決めていただいて。それは可能ですよね。

生活環境部部長(成島光男君)

グラフでですね、出ておりますのでちょっと見づらい点がありますけども、色か何かでわかりやすくしてですね、このCO濃度についての、1日こういう経緯だっていうのを資料で次回提出させていただきます。

委員長(金崎ひさ君)

はい、お願いいたします。それでよろしいですか。

委員(山梨崇仁君)

もう1点、参考資料6なんですけども。ゼロ・ウェイスト事業と関連して伺いますけれども、その資料の1のほうではゼロ・ウェイストについて大変、環境課さんのほうで御努力されているということはよくわかるんですけども、では実際にごみの半減を目指しているゼロ・ウェイストの可燃ごみ量というものが、平成20年度4月から21年度の10月までの数字が減ってなく、むしろ平均値でふえてしまってるんですね。これにつきまして環境課並びにクリーンセンターのほうではどういった見解をお持ちか。もし事情があるようでしたら、その点について御説明いただきたいと思います。

生活環境部部長(成島光男君)

この表ではですね、確かに20年と21年の半年間を比較しますと、約35トンほどの増という形になっております。ただ、今我々がやっているこのテストにつきましては、8月以降ですね、やらさせていただいておるものですけども、ただくるくるの実証実験やってますけども、それによって減る量っていうのは200人程度ですので、表上はすぐにあらわれてくるような量ではないんですね。全体量としては我々減ってるかなと思ってましたけども、実績としてはですね、その年の状況等によって、多少の前後っていうのはどうしても生じてきちゃいます。今のところ前半部分につきましては、大体毎年ごみ量の多い時期に当たっております。後半部分につきましてはごみ量が大体減ってくる時期というふうになってますけども。今後のちょっと推移を見させていただきまして、先ほど環境のほうで広報等でもですね、いろんな形でPRのほうさせていただいておりますので、そういう成果がですね、少しずつ出てくるんではないかなと思っております。

委員(山梨崇仁君)

申し上げたかったのが、参考資料1のゼロ・ウェイストに関する説明会は4月からやってらっしゃいまして、実証実験はもちろんわかるんですけど、普通説明会を町が始めたり広報が打たれ始めれば、それはもう大いなる啓発活動ですから、自然とですね、可燃ごみの量といいますか、全体のごみ量はもちろん変わらないかもしれませんけど、分別がふえて容器包装プラがふえていくとか、かわりに可燃ごみが減っていくという現象があっていいと思うんですね。確かに夏、ことしは海水浴場の観光客が多かったので、それが含まれているという事情であれば8月は理解できるんですけども、それ以外についてゼロ・ウェイストとして分別が進められている、町全体としての動向を感じられる資料というものがちょっと見当たらなかったので、そこを心配してるんですけども。そのモデル地区とは別に考えてですね、ゼロ・ウェイスト事業としてどういうふうにお考えになってるかを改めて教えてください。

生活環境部部長(成島光男君)

今、委員言われるように、ゼロ・ウェイストとしてですね、今、今年度から事業を進めさせていただいてるわけですけども。今年度につきましては、いろんな点についての周知とかですね、方法、モニターをやらせていただきまして、どのくらいのごみ量の袋にすればですね、半減が進むかとか、そういう目安的なものをですね、調べさせていただいてる状況でございます。今、委員言われるように、今年度からゼロ・ウェイストどうのということで減ってくるというのはですね、我々としてはそういう方向で行っていただくのが一番いいんですけども、結果としてですね、今のところはこういう状況になっております。ただ、極端な伸びとかですね、そういうふうには見当たりませんので、我々としてはですね、今後この環境で行ってます事業をですね、さらに推進していくことによって、ごみ量を全体としては少しずつですね、減少方向を示すんじゃないかなというふうには考えております。

委員(山梨崇仁君)

そうですね、部長のおっしゃることよくわかりますので、私も引き続きというふうには申し上げたいんですけれども。何分評価をする立場としましては、来年度の予算をこれから考えていく上で、数値としてですね、この事業がどうだったかという話をしなければいけませんから、実際に啓発活動を行って、町の職員の人件費を使って今、説明会をしていますから、その成果というものを常に求められているという気持ちの上で、もしかしたら啓発活動が足らなかったかもしれない、広報の仕方が悪かったかもしれない。そういった思いで引き続き強化していっていただきたいというふうに思います。意見として最後述べます。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに御質問ございますか、御意見でも結構です、どうぞ。

委員(加藤清君)

すいません。参考資料の6。これ単位トンで。何、数値は。

クリーンセンター主査(逸見義直君)

はい、トンになります。申しわけないです。

委員(加藤清君)

それで収集で乾電池が0って、あらわれてこないっていうこと。重さとして。ずっと0なんで。ということですか。

クリーンセンター主査(逸見義直君)

乾電池につきましては収集量が非常に少ないため、トンに満たない、もう何百キロ、百何キロというような状況なので、ちょっとこちらには0というふうに表記をさせていただきました。

委員(加藤清君)

今の話じゃないけど、数値にあらわれないじゃないけど、乾電池、結構有害、水銀のあれがあるんで、ということなんで、その辺考えてもう少ししないといけないんじゃないかなと思いますけど、何か方法として。

生活環境部部長(成島光男君)

乾電池につきましては、今役場とですね、図書館で乾電池の収集行っておりますけども、これにつきましてはある程度たまった場合にですね、搬出させていただいております。現在、ここに記載するほどの量がたまっておりませんので、クリーンセンターのほうで保管のほうをさせていただいております。搬出した段階でここの中の数値に載せると、そういう形で対応させていただいておりますので、御理解のほうよろしくお願いいたします。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに。

委員(近藤昇一君)

その参考資料6なんだけど、燃えるごみがふえてて、本来ふえなきゃなんない、分別でね。ところが減ってるっていう、逆転しちゃってるんですよね、やっぱり。その辺は。あとこの表のつくり方も、小計でもって燃えるごみとそれから減らしたいほうとふやしたいほうが一緒くたでもって小計出してるでしょう。だから総量としては減ってるかもしれないけど、燃えるごみはふえてるけども、分別でもって回収してふえなきゃなんない部分が減っちゃってるっていう、逆転現象なんですよね。やっぱりここのところを押さえていかないと、燃えるごみは減らないんじゃないかなと。逆に言えば、例えば古紙なんかは燃えるごみに出ちゃってるのかなと考えてもおかしくないしね。そういうことじゃないのかなと思ってるんですけれども。だからこの表のつくり方もちょっと考えたほうがいいのかなと思うし、これからの方針としてやっぱり可燃ごみ以外のところはふえていくっていう、ふやしていくっていう方向でいいんでしょう、方向としては。

生活環境部部長(成島光男君)

まずこの表のつくりにつきましては、これにつきましては前回提出させていただいておりますごみ量のですね、資料があったと思いますけど、あれに合わせるような形でつくらさせていただきましたので、こういう形になっておりますけど。今後ちょっとその辺につきましては、再度検討させていただいて、もっと見やすいような表にしていきたいと思います。
また、今、委員が言われるようにですね、最終的には可燃ごみ、それ以外のものについて分別やっていくんだっていうことですので、その量についてふやしていくっていうのが我々の目標になっております。ゼロ・ウェイストにつきましては可燃とかですね、不燃ごみを減らすんだっていう方向でやっておりますので、今後についてはそういう周知などについてですね、徹底してやっていきたいというふうに思っております。

委員長(金崎ひさ君)

ほかに。ほかにございますか。

委員(山梨崇仁君)

ちょっと離れますけど、参考資料4のですね、不燃物処理事業なんですが。いただいている16年から20年のこの5年間の中で、金額が下がってきているのはよくわかるんですけども、毎年理由がついているためにですね、実際の例えば10年、20年スパンで見たときに、今後費用がどうなっていくんだということがちょっとわかりにくかったので、この辺について今後の予測といいますか、引き続き工事なく、修繕費なく何年ももっていくものなのか、ちょっと教えてください。

クリーンセンター主査(逸見義直君)

ここ数年につきましてはこういった増減理由のところのこの工事がなくなってきているんで、確かに金額は下がっていっているんですけれども。不燃物処理の機械、使っている機械も、機械なのである程度時間がたてば、それがちょっと今ここで5年先なのか10年先なのかというのはちょっと何とも申し上げられないところではありますけれども。何年かの後にはまた定期的な、逆に今度ここに記載してあるような工事を逆に執行しなければならないことが何年か先には来ようかと思いますけれども。それを、なるべくそのサイクルを長くできるように、日常の整備を行い、適正な運転をし、なるべくそのサイクルが長くなるように作業のほうはしていきたいと思います。

生活環境部部長(成島光男君)

ちょっと補足させていただきますけども。この表を見ていただきますと、一番下段にですね、合計が出てると思いますけども、平成16年から18年ぐらいまでは、まだ少しの伸びですけども、それほど極端に変化はない状況でやってきておりました。19年度以降ですね、全体を減らしていくという形で取り組んできておりますけども、20年度につきましては、炉の緊急的な工事で三千何百万、そのほか重油の高騰がありましたので、結果としてはですね、前と同じような形になっておりますけども、我々としてはここについては、20年度についてはこういうものがなければかなり減少はしてきてるんじゃないかなというふうには考えてます。21年度につきましても、やはり全体的には、金額的には抑えさせていただいておりますので、どんどん減ってきてるというふうには考えております。ただ、ごみのこの焼却処理事業についてですね、ここについて20年度1億8,000という形になってますけども、21年度につきましては1億6,000万台だったと思います。今、今年度の予定ではそのくらい支出予定してますけども、これにつきましては20、21、2年間で炉の改修を行ってますので、こういう数字になっておりますけども、通常ですと大体1億5,000万ぐらいがですね、維持管理として支出のほうはさせていただいてる状況となっております。
今後につきましてもですね、この維持管理につきましてはある程度の数字っていうのは、炉をやっぱり燃やしていくためにはそのくらいの支出っていうのは必要だと思っておりますけども、それ以外のものにつきまして、例えば焼却灰等のですね、運搬事業とかですね、そういうものにつきましてはいろんな点でですね、精査させていただきまして、入札できるものについては入札をやっていこうと。ただ、何でも入札やればいいって問題じゃありませんので、排出者責任というのはいつまでもついてきますので、我々としては安心してですね、処分ができるものについては、そういう方向でごみ処理の全体的な経費をですね、削減していきたい、そのように考えております。

委員(山梨崇仁君)

御丁寧な御答弁ありがとうございます。私が不燃物処理事業の点について伺いたかったのが、通常施設として例えば不燃物のほうは金属プレス機と焼却炉ありますけど、あと車とかですね。そういったものを考えたときに、これからであれば減価償却も踏まえた上でですね、10年スパンで、5年スパンで、建物がどれだけ費用がかかっていく。だから1年ごとにこのぐらいの平均値だという話をしたかったので、この不燃物処理事業については今後どのぐらいの平均値が見込まれるかという質問がメーンだったんですけども。何分いずれもかなり使い込んでるものですから、どうでしょう、今ある現状の施設について、今後見込まれる維持補修費、それから車などについては交換の時期などもですね、見させていただいて、その上、そういったものをまとめた資料というものを出せるかどうかという点ではいかがですか。

委員長(金崎ひさ君)

見込みの資料がつくれますか。クリーンセンター関連のことだと思うんですけれども。きょう所長がいらっしゃらないので。じゃあ部長。

生活環境部部長(成島光男君)

今言われたのは、この各事業の中で、何年後にはこういうことがあって、どのくらいの経費が見込まれるという資料でよろしいですか。じゃあそれにですね、今考えられることでですね、やはり不燃物でもいろんな点で維持管理やっていく部分ってございますので、全体のものについて年次ごとにですね、考えられてるような経費について、資料として次回に提出させていただくようにします。

委員長(金崎ひさ君)

お願いいたします。ほかにございますか。

委員(畑中由喜子君)

今のお話なんですけども、それこそ一般廃棄物処理基本計画があればね、その中でね、網羅してくる話なのかなって思うんですけども、その処理計画そのものっていうのは、どういう計画に。計画をつくる計画っていったら変かもしれないんですけど、どういう予定になっていますか。私は早くつくるべきだっていうふうにずっと申し上げていますけども。

生活環境部部長(成島光男君)

一般廃棄物のですね、処理計画につきましては、今、委員言われるようにですね、我々としても早くやりたいっていうのは思っております。ただ、何分ちょっといろんな点でですね、今のところ仕事量がですね、非常に多い部分がございまして、我々としてもですね、今22年度までそういう計画がございます。それに合わせるような形でですね、一応申しわけないんですけども、今、現段階では23年度の改正に向けてですね、処理のほうをやらさせていただきたいというように考えております。

委員(畑中由喜子君)

一般廃棄物処理基本計画に関してはね、それこそ広域でやっていたときから、町としてはどういう方針で臨むのかと。それをもって広域に行って話をしてこなきゃいけないということをずっと議会からは指摘がありましたよね。にもかかわらず、広域のあれがどうなるかわからないというようなことで手つけてこなかったんだけれども、やっぱりそれが一番の基本ですよね。それがなければ計画って成り立たないんで、それこそ今ここでごちゃごちゃ聞こえてきますけど、宣言より先だと。ほんとそうだと思います。だから23年度って遅すぎるんじゃないですか。もうゼロ・ウェイストだってそれに組み込まれてなければ、ごみの処理計画とはなっていかないはずですから。そこには財政計画も伴うわけで、伴っていかなければこれまた計画とは言えないわけですよ。それはもう、そんな悠長なこと言ってるいとまはないと思います。いかがですか。

生活環境部部長(成島光男君)

今、委員言われたとおりですね、計画に基づいてですね、処理するっていうのは当然だっていうふうに我々も考えております。ただ何分にですね、いろんなところが立て込んでおりまして、我々といたしましては早い時期にですね、来年度早々から検討しようというふうにはなっておりますので、早いうちから改正のほうは準備のほうはさせていただきたいと思います。先ほど23年度4月っていうようなことですけど、もっと前にですね、できた段階ですぐお示しできるような形でとりかかっていきたいというふうには考えております。

委員(畑中由喜子君)

今の話ですけども、改定、そうすると今はゼロ・ウェイスト計画も含めて、古い一般廃棄物処理基本計画でやってるっていうことになっちゃうわけでしょう。ゼロ・ウェイストなんて入ってないじゃないですか、一言も。それっておかしいでしょう、やっぱり。イの一番にやらなきゃいけないことじゃないかと思いますよ。それこそまた人件費ふえちゃうかもしれないけどね、人の配分だって、これには集中的にやっていかなきゃいけないっていうことだとすれば、環境課に人員配分、もっとよこせっていう要求、部長は当然していただかなきゃいけないと思うし、それぐらいの大変なことだと思いますよ、これ。

委員(近藤昇一君)

ちょっと関連で。ゼロ・ウェイストへの挑戦で我々説明受けたのは、これの実現までのプロセスでは、2010年3月葉山町ごみ処理基本計画改定。これ当然そろそろだと思っていたら、とんでもない話が今聞こえちゃったんだけど。町長、どう思ってんのよ。人をふやしたってやらざるを得ないでしょ。自分がここまでね、ごみ問題、新たな問題を提起してるんだからさ。ほんとですよ、もう。宣言なんかそんなのは吹っ飛んじゃうよ。町長、宣言したいだろうけども。基本計画もない中でもって宣言なんかできるわけないじゃん。場合によっちゃここに町長呼ばなきゃだめですよ。町長どう思ってるんだって。それも含めて。

委員長(金崎ひさ君)

きょうは時間が来てまいりましたので、あれですけれども。その件に関しては町長の答弁、私の一般質問で受けておりまして、計画があってその計画どおりやってないんだから問題はないというふうな不謹慎な答弁もありました。また改めてその問題について町長をお呼びするということも考えさせていただきますけれども、成島部長、今何かお答えできますか。もうこれを最後にしたいと思いますけれども。

生活環境部部長(成島光男君)

近藤委員言われるのはですね、当然かと思いますけども、我々としてはですね、できるだけ早いうちに、この計画についても改正のほうやらさせていただきたいと思います。我々も考えていること自体、計画がないとですね、できないというふうには考えておりますので、調整の中でもですね、2009年度中、この21年度中に計画案を諮問するんだと、推進委員会のほうにですね、諮問するんだという形になっておりますけども、これから推進委員会もございますので、ちょっと担当のほうとですね、もう一度よくこれからの計画をですね、精査させていただきまして、ちょっと私、23年ってお話ししましたけども、早いうちにですね、やらさせていただきたいと、そのように考えております。

委員長(金崎ひさ君)

この問題についてはまた改めてやりたいと思いますけれども。ほかに。きょう最後でどうしてもというのがあれば。

委員(畑中由喜子君)

資料5に統計指標っていうのの一覧をいただきましたよね。県内順位ということで、大体これは1位って読むかどうかってことなんだけど。トップというふうに読むかどうかなんですけど。一方で参考資料3のほうでね、さっき御説明いただいた中で、可燃ごみ直営分については、人件費とそれから焼却…工事の請負費を含む、重油使用量から算出っていうこの部分なんですけども。他町村でのデータの取り方でね、直営でやってるところっていうのがほかにあるのかどうかね。少ないんですよね。ほとんどないとかって私記憶があるんですけども。そうするとこの直営分の人件費っていうもので、ものすごく経費がうちの場合膨らんじゃって見える形なのかどうかというのが。要するに統計の指標なんだけども、その中身ですよね。何と何が加わってるか、全町村が全く同じ基準でやってるかどうかというのがものすごく問題だと思うんですよ。これは前、消防のほうでもこういうケースがありまして、うちが特殊だったんで指標がずれてるというかね、何かそういう例があったんで。ごみがどうしてうちだけこんなにっていう部分では、どうなんだろうと疑問があるんです。その辺というのは精査されたことがあるかどうかね。要するに県の指標の取り方です…というか、基準の取り方。

生活環境部部長(成島光男君)

この(テープ2-B)資料4でですね、一部に職員給与費という形で出させていただいておりますけども。大体3分の1程度で大体3億円ぐらいがですね、この人件費で使われております。やはり全体のですね、経費削減というのはかなり図ってきておりますけども、ごらんになっていただきますと、毎年ですね、2億9,000万台っていうのがずっと続いておりますので、ここの部分というのは減らすことというのはなかなか難しいところがございます。我々の形の中では現段階では町長のほうでは直営という形でやっておりますので、ここの部分を減らすということはできません。職員を減らすというのはなかなか効率が悪くなるというのはありますけれども、なるべくアルバイトとかですね、そういうのを減らすような方向ではやらせていただいておりますけども。この統計資料の中の1人当たりという形とか1トン当たりというのは、人件費も当然入ってきておりますので、一概には全団体が同じ内容でやってるかといいますと、人件費が入ってる、入ってない、人件費の部分は委託でやってるという部分がございますので、統一的な形ではないというふうに思っております。どうしても人件費部分というのはいじれませんので、結果的にはこの資料を見ていただくとわかるように、県下でもですね、今11年までしか参考図書がございませんので、11年度からのやつ見ていただくとわかりますとおり、大体下から1番、2番、3番ぐらいの範囲に入っております。やはりこれを変えていくためには、やはり人件費的な面についても考えていかなきゃいけないっていうのを思っておりますけども、この人件費についてはですね、今後の我々の課題とさせていただきたいというふうには考えております。

委員(畑中由喜子君)

その人件費なんですけども。今後の見通しとしてゼロ・ウェイストを進めていく中の方策の一つでね、戸別収集ということを考えてるわけですよね。それが直営だからこそできるっていう説明もあったように思いますし、これを委託に出したらとてつもない金額になっていくんじゃないかっていうのもありますよね。そういうところも含めて、やっぱり計画としてね、比較できるようなものもつくっていかないといけないと思いますし、そうでないとちょっと説明として迫力ないですよね。だからもちろん人件費の分考えなきゃいけないんだけど、必要な人員減らすわけにはもちろんいかないわけですから、その辺きちんと説明ができる形に整えていただかなきゃいけないんじゃないかなと思いますけど、いかがですか。

生活環境部部長(成島光男君)

今ですね、ちょうど今後の分別についてですね、どのような形でやっていくかという話し合いを行っているところでございまして、区割りによってですね、どういう状況になるかっていうの、まだはっきりしてるところじゃございませんので、今、委員言われるような内容についてですね、当然我々のほうもどのくらいになるかっていうのは計算していかなきゃいけないというふうに思っておりますので、今後いろんなデータを集めていった中で、少しずつわかってくると思いますので、わかった段階でですね、少しずつ情報としては提供したいっていうのは考えております。

委員長(金崎ひさ君)

この資料の質疑に関しましては、時を超えて特別委員会のごとに御質問を受けたいと思いますので。きょうはとりあえずここで切らせていただきます。ありがとうございました。
では、ありがとうございました。職員退室のため、暫時休憩いたします。(午前11時46分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時47分)
それではその他に入らせていただいて、最初に申し上げましたように、条例改正についての御説明をしていただきたいというふうに思いますので、部長、出席職員の…池田課長だけですね。じゃあ、ほかの方は退席なさいました。成島部長と池田課長が出席していただいております。では御説明、どうぞ。

環境課課長(池田務君)

それではお手元の参考資料7をごらんください。葉山町廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の件でございます。こちらにつきましてはですね、この新旧対照表をごらんください。参考資料7の一番最初なんですけども。まず現行がですね、動物の死体1個につき2,000円以内で規則で定める額となってございます。こちらはですね、1個につき6,000円以内と改めさせていただく予定でございますが、現在動物の死体につきましては、クリーンセンターに搬入しまして、1体につき2,000円の手数料をいただいております。しかし実際はですね、委託費は5,800円となっておりまして、そのため受益者負担によります適正な手数料の徴収を行うため、1体につき2,000円以内を6,000円以内という改正することを考えております。
その下の特定家庭用機器廃棄物という欄がございます。こちらはいわゆる冷蔵庫、エアコン、ブラウン管テレビ、洗濯機、プラズマテレビ、衣類乾燥機の家電6品目でございますが。現在は販売店に引き取ってもらうことが基本になっておりまして、販売店が既になくなっている場合のみクリーンセンターに収集か持ち込みをしていただきまして、1個につき1,500円の手数料となっております。それをですね、廃止しまして、クリーンセンターでの扱いはやめるということを考えております。したがいまして、この別表から特定家庭用機器廃棄物の規定を削ることとしております。
なお、条例の施行日なんですが、22年4月1日を予定しておりまして、現在条例をですね、次の議会に提案させていただくことを考えております。
以上が参考資料7の概要でございます。

委員長(金崎ひさ君)

はい、ありがとうございました。御質問ありますか。

委員(近藤昇一君)

今、委託料が5,800円って言いましたね、この動物の死体について。これは向こうが取りに来てくれて5,800円でいいんですか。こちらが運ぶの。

生活環境部部長(成島光男君)

来てもらって5,800円という形です。

委員(畑中由喜子君)

その動物の死体なんですけども。受益者負担で自分のうちの飼い犬とか飼い猫の場合は受益者負担というのはわかりますけども、道路でひかれてたりとかそういうのありますよね。そういうのはかかるんですか、やっぱり。

生活環境部部長(成島光男君)

この動物の死体という形でですね、手数料いただくものにつきましては、飼ってる動物をですね、町のほうに持ち込まれたときに、手数料としていただくもので。ただ道路とかですね、中にはステーションとかもございますけども、そういうものについては受益者負担というのは発生しません。

委員長(金崎ひさ君)

よろしいでしょうか。

委員(畑中由喜子君)

それと家電6品目、もう町で取り扱わないようにするということで、それはそうなんですけど。そうすると実際消費者としては、どういうふうにしたらいいんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

家電リサイクル法ではですね、この4品目については、販売者、それからリサイクル、市民ですね、それから家電メーカー。この3者がですね、協力してこの処理をするんだって扱いになっております。これを例えば廃止した場合ですね、どういう形になるかといいますと、まず買いかえるときにつきましては、基本的には買うところでやっていただきます。それから不用の場合、処分するときですけども、このときには販売した購入店に依頼をするというのが原則となっております。そのほか直接ですね、これ、リサイクルで対応していただける、リサイクル券を購入した後にですね、対応してくれる業者がありますので、そちらのほうに直接持ち込んでいただくというのも一つの方法でございます。そのほかですね、メーカーがですね、指定した取引場所っていうのが決められています。葉山町のこの近辺ですと、金沢区にございますけども、そちらのほうにですね、送っていただくとかですね、そちらのほうに持ち込んでいただく。そういう形でですね、この家電4品目については対応していただくような形に、今後についてはなる予定でございます。

委員(畑中由喜子君)

ちょっとなかなかイメージできないんですけど。例えば小さいものだったら、自分で金沢区に持っていくとかというのもできるでしょうけども、冷蔵庫の大きいのとかね、もういらなくなっちゃったとかあり得ますよね。買いかえではなくっていらなくなっちゃったようなものをどう処分できるのかっていうのが、何かすごい不安なんですけど。

生活環境部部長(成島光男君)

それは先ほど言いましたように、例えば冷蔵庫とかですね、壊れた場合は、買いかえというのが普通だと思うんですけども、買いかえのときには販売店でリサイクルで処理をしていただくようになります。例えば冷蔵庫が壊れ…パソコン等ですね、パソコンじゃない、すいません。テレビが壊れて新たなものを購入しない場合ですね、そのテレビを買ったところがわかる場合は、そちらで処理の委託をするような形になっております。それ以外のものにつきまして、例えば新しいものを買わない、または販売店が、引っ越してきたとかですね、既にその販売店がなくなった場合とかですね、そういう場合につきましては、先ほど言いましたように対応業者のほうに郵送で送ってもらうか持ち込んでもらう。またはメーカーが指定してる業者にですね、処理のほうを依頼するとかですね、本人が持ち込んでもらうとか、そういう形になる予定でございます。

委員長(金崎ひさ君)

ほかによろしいでしょうか。

委員(山梨崇仁君)

2点ですけども、動物のほうで、飼い犬・猫の持ち込みの実績値って今数字お持ちでいらっしゃいますか。

環境課課長(池田務君)

20年度実績で20件でございます。動物死体処理件数全体なんですけど、224件です。

委員(山梨崇仁君)

ということは204件は持ち主不明というか、道路で死んでた遺体ということですね。
家電リサイクルのほうなんですけども、私もこれ、一般質問して実直にお答えをいただいたので、大変感謝するところなんですが。横須賀市のホームページとかですね、三浦市もそうですけども、見ますともう、引き取りはしないんですけども、民間の業者の名前、電話番号、直接もうホームページのほうに記載されているんですね。電話をしてみますと、担当の職員のほうで大変丁寧にこういうふうにしてくれという御対応をいただきましたので、町としてもこれ、ただ単に扱わないというだけだと問題だと思いますから、その後の民間への流れというものを丁寧に構築していただきたいと思いますけども、その辺は御対応よろしいでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

当然ですね、現在につきましては町で引き取るという形になっておりますので、そういう形のホームページを出させていただいておりますけども、今後につきましてはなるべく早いうちにですね、4月からこういう形になるんだ、条例通らさせていただいた後にはですね、そういう形で周知等を徹底していきたいというふうに思っております。

委員長(金崎ひさ君)

はい、よろしいでしょうか。はい、それではこの件に関しましては、これで終了させていただきます。
職員退席のため暫時休憩いたします。ありがとうございました。(午前11時56分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時57分)
時間内に終わりそうで、御協力ありがとうございました。陳情第21-12号につきましては報告文が必要となっておりますが、いかがいたしましょうか。
(「正・副一任」の声あり)
それでは正・副一任でということでつくらせていただきますけれども、皆様に見ていただかなくてはなりません。それから11月30日から始まります定例会のほうで報告をしなければなりませんので、恐れ入りますが、25日に議会運営委員会があるんですけれども、この日に皆さんに少しお集まりいただいて報告文案の検討をしていただければと思うんですが、いかがでございましょうか。よろしいでしょうか。

委員(山梨崇仁君)

他の委員会で事前にメールで送っていただけるところもありまして、メールでいただいて当日までに逆にメールで修正があれば各返信するといった形のほうが当日スムーズかなと思うんですけど。

委員長(金崎ひさ君)

個人的にはメールでということもよろしいんですが、全体に読んでいただくというのが必要かなというふうに思っておりましたけれども。25日にそれをやらせていただく。事前にはもちろんメールで皆様にお知らせはいたします。そして25日の議会運営委員会が終了次第ということで、皆さんメンバーじゃないですね。何時ということに…ちょっと休暇いたします。(午前11時59分)

委員長(金崎ひさ君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時59分)
では11月25日、9時半にごみ問題特別委員会を開催いたしまして、報告文案を検討していただきますので、よろしくお願いいたします。
それで今いろいろ問題起きまして、いろいろと一般廃棄物処理基本計画のことについても、町長呼びたいというふうな御意向もあったかに思いますが。今後の、定例会も始まりますし、今後の時間調整をして、そのようなこともやってみたいというふうに思います。きょうの日程調整はその25日だけで終わらせていただいて、後ほど検討させていただきますので、よろしくお願いいたします。
きょうはありがとうございました。12時ちょっと過ぎましたけれども、これで終了させていただきます。ありがとうございました。(午後0時00分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成22年1月21日

葉山町ごみ問題特別委員会委員長 金崎ひさ

この記事に関するお問い合わせ先

お問合せ先:議会事務局
〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間:8時30分~17時00分
閉庁日:土・日曜日、祝祭日、年末年始
電話番号:046-876-1111 ファクス番号:046-876-1717

更新日:2018年02月02日