葉山町議会 平成24年12月4日

招集年月日

平成24年12月4日(火曜日)

招集場所

葉山町役場議場

開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

開会

午前10時00分

散会

午後4時11分

応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

出席14名 欠席0名

出席並びに欠席議員の詳細
番号 氏名 出欠
第1番 鈴木道子 出席
第2番 近藤昇一 出席
第3番 窪田美樹 出席
第4番 守屋亘弘 出席
第5番 田中孝男 出席
第6番 中村文彦 出席
第7番 荒井直彦 出席
第8番 笠原俊一 出席
第9番 土佐洋子 出席
第10番 長塚かおる 出席
第11番 横山すみ子 出席
第12番 金崎ひさ 出席
第13番 待寺真司 出席
第14番 畑中由喜子 出席

地方自治法第121条により出席した者の職氏名

地方自治法第121条により出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
町長 山梨崇仁
副町長 田邉高太郎
教育長 豊田茂紀
総務部部長 上妻良章
保健福祉部部長 稲山孝之
生活環境部部長 成島光男
都市経済部部長 吉田仁
教育部部長 高梨勝
消防長 有馬弘
総務課課長 池田務

職務のため議場に出席した者の職氏名

職務のため議場に出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
議会事務局局長 山本孝幸
次長 廣瀬英之
主事 佐々木周子

会議録署名議員

会議録署名議員の詳細
番号 氏名
第5番 田中孝男
第6番 中村文彦

議事日程

第1 会期の決定
第2 会議録署名議員の指名
第3 議長諸般の報告
第4 町長行政報告
第5 議案第36号専決処分の承認について(平成24年度葉山町一般会計補正予算(第5号))
第6 議案第37号平成24年度葉山町一般会計補正予算(第6号)
第7 議案第38号平成24年度葉山町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第8 議案第39号平成24年度葉山町介護保険特別会計補正予算(第3号)
第9 議案第40号平成24年度葉山町下水道事業特別会計補正予算(第3号)
第10 議案第41号葉山町税条例の一部を改正する条例
第11 議案第42号葉山町国民健康保険条例の一部を改正する条例 第12 議案第43号葉山町介護保険条例の一部を改正する条例
第13 議案第44号葉山町指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例
第14 議案第45号葉山町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例
第15 議案第46号葉山町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例
第16 議案第47号葉山町が管理する町道の構造の技術的基準及び町道に設ける道路標識の寸法を定める条例
第17 議案第48号葉山町営住宅条例の一部を改正する条例
第18 議案第49号葉山町都市公園条例の一部を改正する条例
第19 議案第50号葉山町下水道条例の一部を改正する条例
第20 議案第51号葉山町廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例
第21 議案第52号葉山町証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例
第22 議案第53号工事請負契約の締結について(葉山町MCA同報通信設備工事)
第23 議案第54号神奈川県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について
第24 議案第55号指定管理者の指定について(葉山町子育て支援センター)
第25 議案第56号教育委員会委員の任命について
第26 議案第57号人権擁護委員の推薦について
第27 報告第7号専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)
第28 報告第8号専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)
第29 議案第58号葉山町議会会議規則の一部を改正する規則9
第30 一般質問
1.笠原俊一
(1)町防災体制の確立について
(2)道路整備について

議事の経過

議長(畑中由喜子君)

おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。全員出席でありますので、ただいまから平成24年葉山町議会第4回定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)

議長(畑中由喜子君)

日程第1「会期の決定」を議題といたします。
お諮りいたします。去る11月29日、議会運営委員会を開きまして、会期は本日から12月17日までの14日間と決定いたしましたが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月17日までの14日間と決定いたしました。

議長(畑中由喜子君)

日程第2「会議録署名議員の指名」を議題といたします。
会議録署名議員は、会議規則第111条の規定により議長において指名いたします。5番田中孝男議員、6番中村文彦議員のお2人にお願いいたします。

議長(畑中由喜子君)

日程第3「議長から諸般の報告」を行います。
今定例会に提出されました請願及び陳情は、お手元に配付した文書表のとおりですので、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。審査結果等については後日報告願います。

議長(畑中由喜子君)

日程第4「町長の行政報告」を行います。
町長の報告を求めます。町長、登壇願います。

町長(山梨崇仁君)

おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、行政報告を行わせていただきます。
初めに、葉山町在住の一般町民の方を原告とし、葉山町を被告とする訴訟について、11月1日付で原告より訴えの取り下げがなされましたので、お知らせいたします。訴訟の内容につきましては、10月5日の第3回定例会本会議にて御報告したとおりですが、葉山町固定資産評価審査委員会の下した裁決の取り消し等を求めるものでございました。10月17日に行われた第1回口頭弁論において、本町は原告の訴訟提起が訴訟要件を下記不適法である旨主張した…しており、原告の訴えの取り下げは口頭弁論の内容を踏まえたものと考えております。
次に、第3回定例会におきまして、議員各位からいただきました提言・要望等、合計76件につきましては、既に対応させていただいたものが1件、現在対応中のものが58件、その他が17件となっております。なお、質問項目ごとの対応状況につきましては、配付させていただきました資料のとおりでございます。
最後に、工事関係についてでありますが、1件1,000万円以上5,000万円未満の契約につきましては、お手元の配付資料により御報告にかえさせていただきます。

以上で行政報告を終わります。ありがとうございました。

議長(畑中由喜子君)

以上で行政報告を終わります。

議長(畑中由喜子君)

日程第5「議案第36号専決処分の承認について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(上妻良章君)

それでは、議案第36号専決処分の承認について御説明申し上げます。
専決処分書にもございますとおり、平成24年11月19日に平成24年度葉山町一般会計補正予算(第5号)について、議会を招集する時間的余裕がないため専決処分をさせていただきましたので、ここに御報告し、承認をお願いするものでございます。
提案理由といたしましては、専決処分書の理由にありますとおり、平成24年11月16日に衆議院が解散し、同年12月4日公示、同月16日投票の日程で、衆議院議員総選挙が執行されることとなったことに伴いまして、関係予算が急遽必要となり、専決処分させていただいたものでございます。
内容につきましては補正予算の1ページをごらんいただきたいと思います。第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,965万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93億4,452万9,000円とさせていただくものでございます。
補正予算書の6ページをお開きいただきたいと存じます。歳入、15款県支出金、第3項委託金、第1目総務費県委託金の選挙費委託金1,965万6,000円は、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査委託金でございます。
補正予算書の8ページをお開きいただきたいと存じます。歳出の第2款総務費、第4項選挙費、第8目衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査費の2,279万7,000円は、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査を行う経費でございます。そのうち、備品購入費につきましては、投票事務及び開票事務の効率化を図るため、自動交付機…失礼。及び自動読み取り機を購入する経費でございます。第2款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため314万1,000円を減額し、補正後の額を4,428万2,000円とさせていただくものでございます。
以上で専決処分の承認について報告を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認くださいますよう、お願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。

2番(近藤昇一君)

これ国政選挙ということでね、県の委託金があるんだけども、一般会計から300万強出しているんだけども、これは一体どのような経費がこれに当たるような形になるわけですかね。葉山町が持ち出さなきゃならんということで。先ほど言った備品購入費は700万だし。その辺いかがでしょう。

総務部部長(上妻良章君)

先ほど御説明申し上げましたまさに備品購入費の交付機3台、読み取り機1台の主な経費でございます。これにつきましては県の支出金が、それ以外は10分の10でございますけれども、9分の5が県支出金ということで、9分の4が町の持ち出しになりますので、その301万、その額でございます。

4番(守屋亘弘君)

今の説明で部品等を購入するということでもあるんでしょうけれども、317万1,000円は人件費ですよね。人件費は面倒見てもらえないの。

総務部部長(上妻良章君)

317万1,000円につきましては職員の手当でございますので、これにつきましては国のほうから10分の10いただけるという状況に…10分の10、国から…県のほうから委託金として支払われることにはなってございます。先ほど御説明をさせていただきましたけれども、予備費の部分につきましては備品購入費、これに関係します9分の4の負担分でございます。

4番(守屋亘弘君)

だから、こう解釈すればいいんでしょう。本来的に人件費はね…の部分は県なりが出してくれるんでしょう、ね。だから、ただ、部品が足りないから、県から出たやつを充当して、人件費はしょうがないから予備費から出したということでしょう。違いますか。

総務部部長(上妻良章君)

解釈といたしましては、ちょっと何回も同じ話をして申しわけないんですけれども、人件費につきましてはすべて10分の10ということで、県から委託金は入ります。予備費の部分につきましては、備品購入費の分の10分の10ではございません。9分の5が県支出の分でございますので、9分の4の部分、その部分を町費として支払うと、支払いをさせていただくというところでございます。

4番(守屋亘弘君)

国からは何もないってことですか。

総務部部長(上妻良章君)

国からの本来のお金を県が途中入りまして委託金としていただけるという部分でございますので、そういう御理解でということでお願いいたします。

1番(鈴木道子君)

若干関連することでお伺いしたいんですけれども、投票率が大変に低いという問題が、葉山町のみならず全国的な傾向があるように思います。その投票率向上のために、期日前投票におけることだと思うんですけれども、投票用紙の裏に…何でしたっけ、あれは。誓約書ですか、を印刷するという自治体が出てきております。これはその時々の選挙によって、県費かまたは国の費用か、または若干町の費用がかかるかとは思うんですけれども、その場合に、例えば上記組織に要望するとか、この辺のところを研究・検討をして投票率向上の一助となると思いますので、その点を検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

期日前投票は議員御指摘のとおり毎回ふえてるところでございます。これによりまして投票率かなり…あ、大きな変化ではございませんけれども、保っていられる部分であるというふうには認識をしてございます。ただいまの御指摘のですね、投票…期日前投票いらしたときに誓約という形でうちのほう記述を今お願いをしてございます。それは投票用紙…あ、案内を入場券の裏に印刷をいたしまして、それを書いてそのまま持ってきて、その場ですぐ手続ができると、対応している市町村もあるようではございます。これにつきましては、それをいたしますと、本当に…今、鈴木議員お話しになりましたとおり、確かにスペースをとりますので、費用的にはかかるところでございます。国政等選挙につきましては国等がその分は持っていただけると思いますけれども、基本的に町等の選挙に関しましてはすべて町ということで、その分の費用も膨れるところではございます。しかしながらですね、投票率を上げるという観点では貴重な御指摘であるというふうに認識をさせていただきますので、今後の選挙においてぜひ検討させていただきたいというふうに思います。

議長(畑中由喜子君)

ほかに。

12番(金崎ひさ君)

あ、すいません、備品についてですけど、先ほど御説明いただいたんですけどちょっと聞き取れなかったもので。706万7,000円のうち、自動読み取り機が1台に、あと何を2台とおっしゃいましたか。

総務部部長(上妻良章君)

交付機、自動交付機でございます。自動交付機がこれが3台購入いたしますのと、あと会計・集計のシステム、これはソフトでございますけれども、それが157万ございますので、トータルで706万7,000円というところでございます。

12番(金崎ひさ君)

そうすると、自動読み取り機と自動交付機というのは合計、葉山町が今何台持っていて、そして今後も使えるのかどうかというのをお聞きします。

総務部部長(上妻良章君)

読み取り機につきましては今回1台新たに購入をさせていただくというところでございます。前回につきましては試行という形でお借りをしておりましたので。交付機につきましては、今ちょっと全体的に何台あるかというのは、今ちょっと数字を持ち合わせていないんですけれども。ちょっとすぐ調べて、後で御連絡をします。

12番(金崎ひさ君)

そうすると、備品ですので今後の選挙にはこれが全部活用されるということでよろしいわけですね。

総務部部長(上妻良章君)

申しわけありませんでした。交付機20台でございます。
今の御指摘のとおり、今後の選挙に関して活用させていただきたいと思います。

議長(畑中由喜子君)

ほかに。

3番(窪田美樹君)

備品購入費のところでなんですけれど、以前の補欠選挙でその読み取り機を使ったがために開示がおくれたというんですか、という話はあったと思うんですけれど、今回これを導入することによってまたおくれるとか、そういったようなことは。

総務部部長(上妻良章君)

前回の選挙におきまして試行として導入をさせていただきました。そのときにまだ機械のですね、初めての使用でございますので、その信憑性等につきましてですね、間違いがあってはいけないことですので、その後の、読み取りの後のですね、検査を2回行ったという状況がございます。今回…前回の投票の中…あ、開票の中ではそう行った中で自動読み取り機の間違いはまずなかったという形でございますので、今回の選挙からはですね、そういった検査もかなり時間が短縮ができるということで、トータルの時間は短縮はできるというふうに考えてございます。

議長(畑中由喜子君)

ほかに。

3番(窪田美樹君)

じゃあ、その機械が不ぐあいだったわけじゃなくて、再確認のために時間がかかったということで、今回の場合はその再確認するような必要性はないということ、だから早く終わりますよということで。

総務部部長(上妻良章君)

再確認の頻度ということで御理解をいただければと思います。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑ありませんか。
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第36号は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第36号は承認することに決定いたしました。

議長(畑中由喜子君)

日程第6「議案第37号平成24年度葉山町一般会計補正予算(第6号)」、日程第7「議案第38号平成24年度葉山町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第8「議案第39号平成24年度葉山町介護保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第9「議案第40号平成24年度葉山町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」の4件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(上妻良章君)

それでは、議案37号から40号までの説明をさせていただきます。
初めに、議案第37号平成24年度葉山町一般会計補正予算(第6号)につきまして御説明申し上げます。
1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ429万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ93億4,882万2,000円とさせていただくものでございます。
それでは、補正予算書の5ページ以降、歳入歳出補正予算事項別明細書並びに別冊の補正予算に関する付属説明書により、順次御説明申し上げます。
補正予算書の8ページ、歳入、第15款県支出金、第2項県補助金、第3目衛生費県補助金の住宅用太陽光発電導入促進事業補助金52万円から、第20款諸収入、第4項雑入、第1目雑入の広域連合健康診査事業補助金379万4,000円につきましては、付属説明書の11ページにその説明を記載させていただいております。主な歳入内容といたしましては、まず第15款の県支出金のうち、保健衛生費補助金の住宅用太陽光発電導入促進事業補助金につきましては、住宅用太陽光発電設備の設置希望者が増加したことに伴う更正増でございます。次に、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時基金市町村補助金につきましては、子宮頸がんワクチン接種事業費が当初見込みを上回ったことに伴う更正増でございます。次に、緊急雇用創出事業臨時特例基金市町村補助金につきましては、報酬等の変動に伴い、更正減するものでございます。
次に、第20款諸収入、衛生費雑入の広域連合健康診査事業補助金につきましては、長寿健診の受診者数が当初見込みを上回ったことに伴う更正増でございます。
補正予算書の10ページ、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の職員給与費マイナス2,164万6,000円から、22ページ、第9款教育費、第4項社会教育費、第1目社会教育総務費の職員給与費の3万5,000円までは、付属説明書の12ページから17ページにその説明を記載させていただいております。主な歳出内容といたしましては、まず職員給与費につきましては、給料・職員手当等の給与事由の変動に伴う更正減でございます。
第3款民生費の社会福祉総務費では、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計繰出金につきまして、給料・職員手当等の変動に伴う一般会計繰出金の更正増を、また、緊急雇用創出事業臨時特例基金市町村補助金繰出金につきましては、報酬等の変動に伴い更正増するものでございます。
次に、第4款衛生費の保健衛生総務費では、救急医療対策事業の2次救急医療対策事業負担金の三浦半島地域病院群輪番制運営事業負担金において、県の小児救急医療支援事業補助金が減額されたことに伴う市町村負担金の更正増、後期高齢者健診事業の長寿健診の受診者数が当初見込みを上回ったことに伴う電算処理手数料、及び健診委託料の更正増でございます。また、予防費では子宮頸がんワクチン接種事業の補助対象が…失礼。拡大されたこと等により、接種者数が当初見込みを上回ったことに伴う予診表印刷経費、及びワクチン接種費、接種費用助成金の更正増でございます。環境衛生費では、地球温暖化対策事業の住宅用太陽光発電設備設置費補助金で、設置希望者が増加したことに伴う更正増。清掃総務費では、ゼロ・ウェイスト推進事業において、平成25年2月より、新たに3地区において戸別収集を開始し、資源ステーション方式での資源回収を実施することとなり、資源回収協力奨励金の増加が見込まれるため、更正増するものでございます。また、塵芥処理費ではごみ収集事業で清掃総務費同様の理由により、ステーションに設置する物品の購入経費を更正増するものでございます。
第7款土木費では、下水道事業特別会計繰出金を給料・職員手当等の変動に伴う一般会計繰出金の更正減でございます。
第8款消防費では、常備消防活動事業の消防活動事業で、新規採用消防職員の1名増員に伴う被服費等を追加購入する経費を更正増するものでございます。
補正予算書22ページの第12款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため4,799万1,000円を増額し、補正後の額を9,227万3,000円とさせていただくものでございます。
続きまして、議案第38号平成24年度葉山町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。
1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,903万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ39億1,686万6,000円とさせていただくものでございます。
それでは、補正予算書の4ページ以降、歳入歳出補正予算事項別明細書並びに別冊の補正予算に関する付属説明書により御説明申し上げます。
補正予算書の6ページ、歳入、第4款療養給付費等交付金、第1項療養給付費等交付金、第1目療養給付費等交付金の現年度分3,754万1,000円、及び第9款繰入金、第1項他会計繰入金、第1目一般会計繰入金の職員給与費等繰入金及び緊急雇用創出事業臨時特例基金市町村補助金繰入金149万6,000円につきましては、付属説明書の18ページにその説明を記載させていただいております。主な歳入内容といたしましては、第4款療養給付費等交付金につきましては、退職被保険者等療養給付費の増に伴うものでございます。第9款繰入金の職員給与費等繰入金、及び緊急雇用創出事業臨時特例基金市町村補助金繰入金につきましては、給料・職員手当等の変動に伴う一般会計繰入金の更正増でございます。
同じく、補正予算書の8ページ、歳出、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の職員給与費及び国民健康保険運営事業事業費の149万6,000円から、第2款保険給付費、第2項高額療養費、第2目退職被保険者等高額療養費の634万円につきましては、付属説明書の20、21ページにその説明を記載させていただいております。主な歳出内容といたしましては、まず第1款総務費の職員給与費、及び国民健康保険運営事業につきましては、給料・職員手当等の変動に伴う更正増でございます。
第2款保険給付費の退職被保険者等療養給付費給付事業、退職者被保険者等療養費支給事業、及び退職者被保険者等高額療養費支給事業につきましては、療養費、療養給付費、療養費、及び高額療養費が当初見込みを上回ったことに伴う更正増でございます。
続きまして、議案第39号平成24年度葉山町介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。
1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ468万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ24億7,632万2,000円とさせていただくものでございます。
それでは、補正予算書の4ページ以降、歳入歳出補正予算事項別明細書並びに別冊の補正予算に関する付属説明書により御説明申し上げます。
補正予算書の6ページ、歳入、第7款繰入金、第1項他会計繰入金、第1目一般会計繰入金の職員給与費等繰入金468万3,000円につきましては、付属説明書の22ページにその説明を記載させていただいております。
同じく、補正予算書の8ページ、歳出、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の職員給与費の468万3,000円、第7款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金、第2目償還金の国・県支出金等返還金の421万4,000円につきましては、付属説明書の24、25ページにその説明を記載させていただいております。
補正予算書の8ページ、第8款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため421万4,000円を減額し、補正後の額を617万1,000円とさせていただくものでございます。
続きまして、議案第40号平成24年度葉山町下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。
1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ199万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ12億28万8,000円とさせていただくものでございます。
それでは、補正予算書の4ページ以降、歳入歳出補正予算事項別明細書並びに別冊の付属説明書により御説明申し上げます。
補正予算書の6ページ、歳入、第4款繰入金、第1項他会計繰入金、第1目一般会計繰入金の一般会計繰入金マイナス199万2,000円につきましては、付属説明書の26ページにその説明を記載させていただいております。
同じく、補正予算書の8ページ、歳出、第1款総務費、第1項下水道総務費、第1目一般管理費の職員給与費マイナス166万4,000円、総務管理事務経費360万8,000円、第2款事業費、第1項下水道整備費、第1目下水道整備費の職員給与費マイナス32万8,000円につきましては、付属説明書の28、29ページにその説明を記載させていただいております。主な歳出内容といたしましては、まず第1款総務費の職員給与費につきましては、給料・職員手当等の変動に伴う更正減でございます。また、総務管理事務経費につきましては、平成23年度決算において、町が納付すべき消費税額から控除される課税仕入れに当たる下水道整備工事費等が当初見込みを下回ったため、納付すべき消費税の額が当初見込みより大きくなったことによる更正増でございます。
第2款事業費の職員給与費につきましては、給料・職員手当等の変動に伴う更正減でございます。
補正予算書の8ページ、第4款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため360万8,000円を減額し、補正後の額を1,088万5,000円とさせていただくものでございます。
以上、補正予算4件につきまして御説明をさせていただきました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより日程順に質疑を行います。
最初に議案第37号について質疑を行います。

4番(守屋亘弘君)

人件費についてですね、付属説明書の13ページに一般職分として△6,286万とありますけれども、これはいわゆる制度の見直しによって更正減になったと考えてよろしいんじゃないかと思うんですが。

総務部部長(上妻良章君)

一般職分のマイナス6,200…あ、ごめんなさい。6,286万円につきましては、給料分約3,500万、手当分2,600万でございまして、これにつきましては内訳といたしましては休職者の増、再任用職員の減、育児休業取得者の増、中途退職者等の事由によりマイナスになったものでございます。

4番(守屋亘弘君)

議案第37号の最後のページ、26ページに、今のようなその他の増減分で、例えば給料の場合は約3,500万、それから職員手当で2,600強、それで退職、人事異動、休業、休職等に伴う減となっていますけれども、そんなに退職人数がふえたの。

総務部部長(上妻良章君)

退職自体はですね、再任用の方が中途でお2人、あと消防の方がお1人…あ、お1人ということで、退職自体はそれほど多くはございませんけれども、育休の方が3名ございます。それ以外にですね、療養休暇、休暇等を取ってられる方が4名おられますので、その分トータルいたしますと約、給料にして3,500万の減になるというところでございます。

4番(守屋亘弘君)

ちょっと確認ですけど、まことに申しわけないんだけど、初任給のね、見直し、それから定期昇給の見直しをしましたよね。その分じゃないということですか。

総務部部長(上妻良章君)

その分ではございません。

4番(守屋亘弘君)

そうすると、人件費がそれ含めてどの程度になるんですか、24年度は。減になるの。

総務部部長(上妻良章君)

すいません、一般会計分ということで、今ちょっとトータルの数字は持ち合わせてございませんので、調べまして後ほどちょっとお答えをさせていただきたいと思います。

4番(守屋亘弘君)

町長が言うね、その年間5,000万の人件費減、たしかありましたよね。そうなると、両方足せばさ、1億ぐらいになるのかね。そうすると悠々目標量達成ということになるんですか。町長、そのように考えていいんですか。

町長(山梨崇仁君)

私の発意でこの春取り組みさせていただきました件については、確かに年間の総額で5,000万超、4年間で2億2,000万程度の経費削減が図れるというふうに見込んではおります。ただ、それと今回の件は別の事案…事由による人件費の減というものですので、本来であればこの金額がかかってもおかしくなかったというふうには認識はしております。

4番(守屋亘弘君)

じゃあ、この理由はそうすると24年度に限ってこのぐらいの金額が出たと、そういうことですか。

総務部部長(上妻良章君)

そのとおりでございます。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑ありませんか。

12番(金崎ひさ君)

付属説明書の15ページのことですけども、ごみ収集事業について、3地区においていよいよ2月からということで252万計上されておりますけれども、これは幾つステーションがあったところを、資源ステーションを幾つにして、そして何品目を行うのかを教えてください。

生活環境部部長(成島光男君)

この3地区のですね、ステーション数につきましては先日のごみ問題特別委員会の中でお話ししたと思いますけども、この3地区には約105カ所のステーションがございました。資源ステーションにつきましては、確定ではないんですけども、現在調整中ですけども、一応34カ所を行う予定でおります。

議長(畑中由喜子君)

品目については。はい、続いてどうぞ。

生活環境部部長(成島光男君)

品目につきましては、今、牛ヶ谷戸で行っているものと同じ内容をやる予定でございます。

12番(金崎ひさ君)

そうすると、21品目ということだと思いますけれども、そのことによりまして、これだけの枠が資源ステーション方向になって、もちろん牛ヶ谷戸方式というので、この3町内会もそれぞれが御自分の選んだ業者と直接契約をして、葉山町の収集にはならない資源…資源物を葉山町の収集にはしないという方式を行うということですよね。

生活環境部部長(成島光男君)

資源物につきましてはそういう内容でございます。

12番(金崎ひさ君)

そうすると、契約の方向性もあるのかもしれませんけれども、町としてはかなりミックスペーパーとかそういう資源物収集の量が減りますよね。そのことでミックスペーパー委託が、500万ぐらい別として、燃えないごみの収集委託が3,400万ぐらい契約をしておりますけれども、量が減るということに関しまして、それで回る箇所も少なくなりますよね。そういうことに関して減額補正というのはないんでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

その点につきましては契約内容の変更だと思います。これにつきましては今現在業者のほうとですね、打ち合わせをさせていただきまして、何らかの形で対応させていただきたいというふうに思っております。

12番(金崎ひさ君)

2月、3月、2カ月ですけれども、多少業者側にとっては楽な方向になると思いますので、その辺の結果は、じゃあ、不用額ということであらわれるというふうに思ってよろしいですか。

生活環境部部長(成島光男君)

契約変更をした場合につきましては不用額という形で出てくるものだと思っております。

議長(畑中由喜子君)

ほかに。

10番(長塚かおる君)

付属説明書の同じく15ページですが、住宅用…あ、住宅用太陽光発電設備設置費補助費で、10月に10件を増額したと思いますが、今回も10件ということですが、この2カ月の間にどれだけの進展があったんでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

今年度の補正を取得させていただきまして、約58件分の…あ、申しわけございません。9月の補正をさせていただきまして、約58件分の予算計上とさせていただきました。そのうち、11月末現在でですね、約、実績として61件の申請がございます。これはですね、全員が定額に満たしているわけじゃありませんので、若干当初の予算…補正予算額の金額の58件よりも多い件数の61件という形になっております。で、現在予算額としては残額は残っておりません。あと、そのほか現在、相談にですね、数件来られておりますので、今回それらを見込んだ上で10件分の予算を計上させていただいたものでございます。

10番(長塚かおる君)

そうしましたら、これから12月から3月までの間に一応10件という、想定ということでこれを、予算を立てたということでよろしいですか。

生活環境部部長(成島光男君)

そういうことでございます。

議長(畑中由喜子君)

ほかに。

5番(田中孝男君)

資源ステーションの予算として252万5,000円、で、34カ所という部長さんの今のお答えでしたけども、そうすると、1カ所の、あの木の箱のような中に幾つかの枠の…枠といいますか、かごが入ったセットが7万4,000円ということになりますけども、そんな高いんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

今回のこの補正予算額につきましては、先ほど資源ステーションの数を34件という形でお話しさせていただきましたけども、まだ34件で確定してるものではございません。当然、場合によっては何件かふえることも見込まなければいけないものだと思っております。予算につきましては、それらを見込んだ上で擬木ボックスにつきましては40件分の予算を計上させていただきました。各ステーションにですね、エコバッグを置かさせていただきますけども、大きいものと小さいもの、各1つのステーションに3個ずつ、計6個置かさせていただく予定でございます。予算計上につきましては大きいエコバッグを120個、小さいエコバッグを120個購入させていただく予定でございます。

5番(田中孝男君)

ということは、単価6万3,125円だと、あのワンセットが。で、今後これを考えるときに、その1個当たり6万3,125円ぐらいが経費としてかかるんだということでよろしいですか。

生活環境部部長(成島光男君)

そういうことになります。

4番(守屋亘弘君)

説明書の15ページでステーション関係の話があるんですけれども、ゼロ・ウェイスト推進事業の中で、既に実施している地区等の決算見込み額が185万強ですよね。で、新たに実施する3地域の決算見込み額が42万4,000円。これは先ほどお話があったとおり、2月、3月分ですよね。すると、2月、3月分をね、1年間単純6倍すると250万にもなるんだけど、既に実施してる地域等の決算見込み額というのは年間でしょう。3カ所やると年間ベースだと250万になる。既に実施している場所というのは、間違えるといけないんだけども、19カ所でしょう。いわゆる資源集団回収はその町内会・自治会等で19カ所と聞いてましたけれども、それよりも3カ所でやるとこんなにたくさんになっちゃうということですか、金額が。2月、3月だけで42万4,000円でしょう。単純にその年間で6倍すれば250万になるんだけど。そういうことなんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

今回の付属説明書の説明欄に記載させていただいてる内容でございますけども、この185万4,000円、決算見込み額ですね、これにつきましては町内19団体で行っている資源…集団資源回収、これの決算の見込み、また、現在行っていますモデル地区、一色台、牛ヶ谷戸、この2カ所についての資源回収の年間の見込み額、その合計額を記載させていただいているものでございます。また、42万4,000円、新たな3地区についての決算見込み、この内訳でございますけども、これにつきましては23年度の牛ヶ谷戸地区で実際に行いました実績をもとにですね、一月当たりどのくらいの量が回収されるのかというものを見込みをさせていただきました。その見込みの上で…二月でですね、大体35トンぐらいの見込みという形で試算させていただきまして、これらの地区にですね、それぞれ町内会の奨励金、業者の奨励金、この2カ月分で約42万4,000円ほどの金額がかかるものと思っております。で、これらの2つの合計からですね、今年度当初予算で計上させていただきました資源…集団資源回収の部分と2地区で行ってる資源回収、これらの差し引きをした結果、17万8,000円の不足が見込まれますので、予算計上を今回させていただいたものでございます。

4番(守屋亘弘君)

そんな説明聞いてないんだよ。ね、年間ベースでいけば250万強ですよ。2月、3月しかしない…しないんでしょう、この予算上は。それが42万4,000円ということでしょう。年間に直したら250万強ですよ。そうすると、19カ所の年間ベースよりも多いということになるはず。違いますか。ちょっと計算してみてくださいよ。小学校の算数なんだから。

生活環境部部長(成島光男君)

この集団資源回収19団体やってる内容ですけども、これは新聞、雑誌、紙類、布、この4種類を限定させて行ってる内容でございますので、この新たに3地区を追加する回収の資源物、内容が違います。当然内容が違いますので、資源回収する量も当然変わってきます。それらを見込んだ上で今回こういう形で予算の計上をさせていただいたものでございます。

4番(守屋亘弘君)

それじゃあ、どうして3地区と合わせてやらないんですか、19カ所は。これだけの利益が上がるということになる。そうでしょう、逆に利益が上がるんでしょう。250万の計算してみようか。424掛けるの6ですよ、254万4,000円だよ。だから、計算根拠が違うんじゃないか、あるいは間違ってるんじゃないかということを聞きたいんだけど。2月、3月しかしないんでしょう、ここで新たに実施する3地区の…3地区は。年間ベースじゃないでしょう。だから、年間ベースに単純に6倍したら254万4,000円になるんじゃないかと。そうなると、19カ所でやっているよりもここのほうが大変資源化率が上がるんじゃないかということを聞いてるんですけども、違うんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

今回補正で出させていただいた内容につきましては、同じような内容になって申しわけございませんけども、集団資源回収につきまして、上半期分、4月から9月までの実績が出ております。また、モデル地区の2団体につきましても4月から9月までの実績が出ております。これらの実績を見ますと、約93万円ほどの実績となっております。これを下半期の部分の実績も同量…ほぼ同量という形で見込みますと、やはり年間通して185万4,000円の奨励金が必要になりますので、今回この計算上の予算額に間違いというのは私どもは考えておりません。

13番(待寺真司君)

今の守屋議員の関連なんですが、その確認なんですけれども、この新たな3地区は単価はモデル地区単価の5円、それで回収してもらう業者へは7円、その見込みが42万4,000円ということの解釈でよろしいんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

そのとおりでございます。

13番(待寺真司君)

そうすると、ちょっと今やりとりの中でわかりにくかったんですが、要は19…185万4,000円の決算見込み額の中に、これ今後新たにやる元町と森戸と向原、この半期分の見込みというのはこの上の中に入ってるということでよろしいんですか。要は、今、守屋議員言われたように、この新たに実施する3地区の決算見込み額の42万4,000円の中に、これまでその3地区で集めた分も入っているのか、もしくはその3地区は19団体の中に入っているか入ってないか、私ちょっとごめんなさい、確認してないんですけれども、入っているとすれば、その費用がどういうふうに振り分けられているのか、ちょっとその辺がわからないので、わかりにくくなっちゃっていると思うんですけど、いかがでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

この185万4,000円の決算見込み、この中にはですね、この3地区のものについては入っておりません。この3地区につきましては集団資源回収を行っておりませんでしたので、そういうものはこの中に反映させておりません。

議長(畑中由喜子君)

よろしいですか。

13番(待寺真司君)

じゃあ、そうすると、先ほど守屋委員が言ったように…守屋議員が言ったように、42万4,000円がこの2カ月間で業者とその3地区に払う2カ月の費用ということでよろしいんですね、確認です。

生活環境部部長(成島光男君)

その内容になると思っております。

13番(待寺真司君)

ちょっとほかの部分でですね、12ページ、13ページで後期高齢者健診事業、これが受診者数がかなり当初見込みを上回っているということなんですが、これ当初見込みと決算見込みの人数ですね、どのような経緯になっているのか、まず教えていただきたいと思います。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

当初見込みはですね、約800人の方をですね、見込んでおりました。で、実際今の状況でいきますと、その見込みよりも現に今650名ほどはもう受けております。で、それの比率としますと、その予算現額ではですね、到底その支出が間に合いませんので、その分の見込みとして今回508万4,000円をですね、想定させていただいて計上させていただきます。

13番(待寺真司君)

では、人数的に相当伸びてるという解釈をとりますけれども、これは、何でしょう、特段町からのかなりPRですとか、そういった効果を奏してこういった見込みが…ふえることはいいと思うんですね、早期健診していただくのはいいと思うんですけれども、そういった町の積極的な働きによってこういう結果だったのか、それとも当初予算のね、見込みがちょっと違ってしまったのか、その辺はいかがなんでしょう。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

この今回上回ったことについては、そのなぜかという検証はしてございませんが、ただ、長寿健診の方の意識がですね、多分受けようという方が以前よりもふえたということは思われます。これは広報やそれから保健センター等ですね、保健師との活動やその周知方法が結構徹底されてきたというふうに思っております。

13番(待寺真司君)

それで、すいません、ちょっと議長、次の国保のね、ところと関連しちゃうんですけれども、一方でこういった健診の方多く受けていただいて、恐らく何らかのね、疾病とかも当然ゼロというわけではないと思いますので、その関係でこの保険給付費がやっぱり当初予算の見込みをかなり上回って、今回3,700万ぐらいですか、増額予算を組まれております。この辺の因果関係というのは調査されてますかね。わからなければわからないで結構なんですけれども、その健診を受けていただいたことによって悪いところが早く見つかって、その治療に入っていただくというのが非常に大事なことなんで、その辺の因果関係をね、やっぱり担当として、なぜふえているのか、なぜ足りなかったのか、そういったことの分析をしていただきたいという意味合いで質問させていただいておりますけれども。まだ現段階でできてなければあれなんですが、決算のときにはね、そういった報告もいただきたいんですけども、その辺の因果関係についておわかりになりますでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

今、御指摘されましたその因果関係についてはですね、精査はしておりません。ただ、後期高齢者、またはその退職者の方のですね、保険料の増につきましては、その健診がふえてる中でなぜその給付費がふえてるんだと、その交わるものがあるんですけども、その原因につきましてはですね、少しその比例するものと反するものがございますので、検査をですね、制度をもってですね、決算時期にわかればですね、御報告をさせていただきたいと思います。

議長(畑中由喜子君)

上妻総務部長、先ほどの答弁で。

総務部部長(上妻良章君)

すいません、お時間をおかけいたしました。先ほどの守屋議員の御質問にお答えをさせていただきます。今年度のですね、全体的な一般会計、特別会計も含めましたですね、給料関係の減額につきましては、6月の補正、この12月補正を合わせまして約9,100万円の減でございます。

議長(畑中由喜子君)

ほかに。

2番(近藤昇一君)

説明書の13ページの保健衛生費の県の小児医療費支援事業補助金が減額された。これはその理由とか経緯、お知らせ願いたいと思います。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

これは毎年神奈川県が独自で補助をしてる補助金でございます。で、今回24年につきましては100%前年と同じ額で補助がされるということで計上していたところなんですが、24年度の確定額になりました…減ではですね、100%ではなく84%の補助率ということで、その補助金が確定をされました。その補助金のその減額分といたしまして、小児医療のこの救急医療支援事業なんですが、これは3市1町が神奈川県に補助しているものなんですが、その割合として合算額として約270万…額がですね、補助金が減になっております。で、その減になったものに対して、神奈川県から補助が来ないものをそれは支払えませんというわけにはいきませんので、3市1町で割合というものを決めまして、今回町分の、私どもの追加分として29万円をですね、計上させていただくのが現状でございます。

2番(近藤昇一君)

まあ、ちょっとその辺は、県のその臨調との関係ではこれも対象になってるんですかね。

総務部部長(上妻良章君)

今回の臨調の関係では、これに関しては対象とはなってございません。

2番(近藤昇一君)

それとですね、資源ステーションの問題になるんですけども、結局業者に7円、町内会に5円という形でもって、この42万4,000円が振り分けられるという意味でよろしいんですよね。すると、これだけ…ええ。それで、これだけのお金が2カ月の間に町内会に入ってくる、年間にすれば相当な金額ですよね。で、ほかの町内会とか自治会でも早くやってほしいと、うちも手挙げてもいいよという自治会とか町内会があるということは議会の中でも指摘されておりました。それで、実際にそのほかの町内会・自治会はいつやるかわかんない。その間、やっぱりやる気があっても町内会としては不利益をこうむる。たまたま町が指定したこの地域だけは町内会の会費が、ね、割と、年間にすればかなりの金額が入ってくるというのは。各町内会も今、大変厳しい状況にあるみたいです。そういう利益を受けるんですけども、この資源ステーションだけ先行するというような考えはなかったんでしょうかね。前から我々も指摘してるし、ほかの議員からもそういう質問が出てるんですよね。それから先行してもうどんどんもう話し合いに入って、資源ステーションだけ先やりますよ、こういうメリットがありますよと言えばかなり町内会でも、各町内会も納得して利益をこうむったと思うんですけども。町がたまたま指定したとこだけね、19団体というのは別にありますけども、その辺、町長、考えどうですか。

町長(山梨崇仁君)

一般質問等でも同じような御意見をいただいておりまして、その件については議論を重ねてまいりました。ただ、結論から申し上げまして、戸別収集による収集量を別途行う…収集を別途行うこと、その中で今回の資源ステーションの設置が行えるというふうになっておりますので、また資源ステーションの設置数についてもですね、大きく変動することを踏まえますと、今回選定した箇所からまずやらせていただきたいという結論になりました。で、他の町内会につきましても、今回の資源ステーション方式ではありませんけども、従来の集団資源回収についてさらに強力に推進をしていくという方向については固めておりますので、ほかの町内会は決して全く今回の件とはかかわらないというわけではなくて、町の同じ動きの中でもうしばらくお時間をいただくというふうになろうかと思います。

2番(近藤昇一君)

若干一般質問の中でもそれ絡むんですけどね。結局…少なくともね、手上げてるとこがね、あるんであれば、そういったところとの相談というのはどんどん始めてね、私はいい…よかったんではないかなというふうな感じをしております。
それと…あ、ちょっと後でまた。あ、もう一ついいですか。

議長(畑中由喜子君)

どうぞ。

2番(近藤昇一君)

はい。消防費ですけども、これは定数を1人ふやすということでよろしいんですね。退職でもって補充ということじゃなくてね。ただ、今回は1名ふやしました。これは町長に聞いておきたいんですけども、やっぱり計画がここにないんですよね。たまたま今年度1人ふやした。じゃあ、来年度はもう1名ふやしたからいいじゃねえかと。で、ほかの自治体ではね、既にもう50、60、国の基準から言えば60%、70%でも、その国の基準を満たすように努力をしようということでもってやってるんですね。葉山の場合は50%割ってるんですよ。にもかかわらず、一向に歴代の町長はこれに対して一切目もくれなかった。やっとここでもって、私もこれ指摘してから何十年ってたってますけども、やっと定数が一部ふえたと。だけど、全く先見えないと。やっぱり、私だってこの葉山でもって100%いくなんてのはね、とても言えないですよね。でも、50をどれだけ上回っているのか。この消防職員のその苦労を見てみればね、何とかしてやりたいと思うのは人間として当たり前なんですよ。だから、どれだけの人数を何年かけてやっていくのかって、その計画が見えてこないとね、たまたま今回1人しましたと、来年はないですよ、しばらくないですよというのかね、ことし1名しました、で、1年に1人ずつふやしたって、10人ふやすのに10年かかるわけですね。だから、その辺の財政計画との絡みもあるでしょうけども、当然これ計画を立てるべきだと思うんですけども、その辺いかがですか。

町長(山梨崇仁君)

本件につきましても、かねてから議員の皆様も多く御意見をいただいておりまして、計画としてまだお示しできる段階には至ってないことが申しわけないんですけれども、ただ、消防長のほうからですね、消防としての見解、また財政当局のほうとですね、将来的な人件費の見込みなどについては今精査を図っておりまして、計画とするべき動きはしっかりと行っております。もうしばらくお時間いただきまして、それら素案をもとに町の将来像としての計画化を図っていきたいと思っておりますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。また、少なくとも来年度に向けてもですね、人員については何人ふやしていくんだということをお示ししていかなければいけないと思っておりますので、計画につきましてはそう遠くない時期にお示しができるものというふうに考えております。

2番(近藤昇一君)

だから、本来であるならばね、その計画に基づいて今年度ここでもって補正予算で1名ふやす、で、来年幾つというのが本来なんだよね。だけど、たまたま…いろんな理由があるでしょうけども、1名ふやしたと。少なくとも、来年度もしふやすつもりであれば、そのときにはその計画が示してなければ、その場その場でもって金が余ったから1人ふやそうかとかね、そういう形にしか見えてこないということで、少なくとも次年度予算には示すことができるんでしょうか。

町長(山梨崇仁君)

近藤議員おっしゃるとおり、その計画ありきでの予算化というふうにも重々承知はしておりまして、当初計画…当初予算の策定の時期にかかっております。この時期に間に合うかどうかというのは正直微妙なところがございますので、予算としてお示しできれば一番いいんですけども、少なくとも計画で必ずお示しできるようにはしていくというお約束は申し上げたいと思います。

13番(待寺真司君)

すいません、先ほどですね、私、高齢者の健診事業のところでちょっと勘違いをしておりまして、後期高齢者の健診者数がふえた、それが反映されるのは後期高齢者医療会計のほうになろうかと思いますので、ちょっと私も国保のほうで言ってしまいましたので、勘違いということなんですが。ただ、ぜひその因果関係というかですね、後期高齢者医療が最終的にどのような形で決算するかちょっとわからない。今回補正が上がっておりませんので、枠内でできるのかなというふうに思ってますが、その健診との因果関係をぜひ調査していただければということを改めてお願いするのと、それと、この健診の結果報告というのはすべて町のほうで把握できるものなんでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

その健診の結果といいますと、その内容ということでございますか。(「結果」の声あり)内容につきましては、詳細なものについてはないと思いますが、その受診をする方がですね、問診…チェック表というのがございますので、それらを含めれば何もないということじゃないんですが、どういうふうな形で整理…集約されているか、ちょっと今の段階でわかりませんが、これはわかると思います。で、待寺議員から御指摘がありましたように、今回補正を増させていただいたんですが、逆に私どもは長寿健診がふえてますので、お年寄りの方がですね、健康意識が高まっているということをかなり重要に受けとめまして、これがその次年度も続くようにですね、これをしていきたいなとは思っておりますので、それも含めてその決算時にですね、その検査をしましてですね、今のお話も含めて御報告はさせていただきたいと思います。

議長(畑中由喜子君)

よろしゅうございますか。

10番(長塚かおる君)

付属説明書の14、15ページの、子宮頸がんワクチン接種事業についてですが、補正予算で350万4,000円増額になっていますが、接種予定者として今これで何名ぐらいの予定になっているんでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

現在子宮頸がんの対象者人数としましては759名の方がございます。で、現在接種した方がですね、1回からのことを含めまして576名の方が接種を受けております。比率としますと約76%の状況になっています。

10番(長塚かおる君)

中学2年生以降は昨年度受けた方のみが今年度接種できると思うんですが、新しい方…新しい人として中学1年生が対象者になってるわけで、このふえてる分というのはその中学1年生の分がふえているということでよろしいんでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

はい、そのとおりでございます。ただ、説明書にも書いてあるようにですね、国の補正予算の措置の補正対象の拡大ということがございまして、23年度中にですね、まずその対象者の方がすべてできるだろうということでこの補助の対象になったんですが、24年度以降もですね、1回の方も対象にしましょうということがことしの2月に国のほうからその改正がございまして、そのために今回拡大をされてます。で、その拡大をされたものを見込みまして、今回350万の補正をさせていただきます。これは人数ではなくてですね、1回から3回まで接種する実態がございますので、その本数として約265本分をですね、今回この500…あ、失礼しました。350万、約1本1万5,000円を見当しましてですね、今のそのことを想定しながら今回計上をさせていただいたところでございます。

10番(長塚かおる君)

そうしましたら、中学2年生以降の人ももう少し受ける人も多くなって、中学1年生がこれから受けるとすると、今年度は1回しか受けられないという分があると思うんですが、この中学1年生の、何だっけな、この対象者にとっては、ことしのその啓発というか、受けるようにと言っていた部分として、今、中学1年生がどのくらい受けていたかはわかりますか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

その正確な詳しいことちょっと今手元には資料はないんですが、実際、今回新規で受けられる方につきましては、中学1年から高校1年の方が新規が26件、これ拡大な対象です。で、継続的に今進めてるのがですね、高校2年生までの方も今回継続の対象とされるということがその拡大の中に、内容にも含まれております。で、9月…申しわけありません。人数でございますが、9月末現在で今年度は100名の方がおられます。

10番(長塚かおる君)

そうしましたら、今、拡大してるんですが、中学1年生というのが多分176名葉山にいらっしゃるという話で、今100名近くということですが、半分は受けているんですけども、この辺の、全員に誘致するというか、何か啓発…推進できるようなことは行政としてはしてるんでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

周知・啓発につきましては、この子宮頸がんが補助が、接種事業が始まってからですね、かなり学校や保護者の方を通じてしております。なおかつ、対象者の方にはですね、個々に通知書とかその文書もですね、含めて個人の方に送っておりますので、周知としては結構徹底されてると思います。ただ、その率が、75%が高いか低いかによりまして、これあくまで任意接種でございますので、これは本人の事情等がございますので、私どもが76%になっておりますので、これは接種的にはかなり効果あるんではないかというふうには見ております。

5番(田中孝男君)

予算の精度ということでちょっとお尋ねしたいんですけども、補正というのは自治体、今期末に近づいてきて、当初予算に比べて見込みが大きいということで補正が出てくるんですけども、差が大きいんですよね。例えば145%とか、大きなものでは国保で174%、要するに、予算の精度というのはどうなのかなと。ちょっと危惧するのは、当初予算を設定するときに、みんなぎりぎりで、町長査定も含めてですね、ぎりぎりでやって、補正でどんどんのっけても別に何てことねえやという、言葉は悪いんですが、そんな思いってないでしょうね。174%と、74%も違うというのはかなり大きな差異だと思うんですけども、いかがでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

当初予算の審査等に当たりましては、かなりシビアな見方をしてございます。今回こういった形で74万…74%、あるいは50%というのはかなり大きな金額ではあろうかと思いますけれども、なかなかそこまで今回の伸び率としては見ることができなかった。当初予算の段階では、あくまでも想定の中ではかなり精査をした数字で出してきておるということで、補正をすればいいやという考えで予算を組んでいるつもりはございません。

4番(守屋亘弘君)

お隣の田中議員が質問なさったんで、質問項目を思い出したんですけれども、予備費がね、約4,800万積み増ししてるんでしょう。で、今までの補正前の予算額がね、4,400万強ですよ。それで今回補正予算額は約4,800万。4カ月ですよね、今月入れたら。どうしてもそれだけ積み増しする必要があるんですか。何かなければね、必要ないでしょう。今から不用額の準備してるというわけじゃないだろうけども、どうなんですか。どうしても積まなくちゃいけない必然性というのがあるんですか。

総務部部長(上妻良章君)

今回トータルで、人件費等も含めまして使わない金額が出てございます。プラス・マイナスの調整ということでですね、今現在予備費のところでその調整をしておるというところでございますので、あくまでも予備費として必要だから積んだという観点ではございません。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑ありませんか。

4番(守屋亘弘君)

必要だから。必要なんですか。必要だったらちゃんとほかのところで使えるでしょう、項目で。何で予備費に、ね、積み増しすることないじゃないですか。

総務部部長(上妻良章君)

ほかの項目を…申しわけございません、すべて調査を…精査をかけまして、また新たにそちらに配分ということであればですね、それはかなりぴたりの数字があるんでしょうけれども、現段階におきましてですね、プラス・マイナスの調整という形でですね、予備費に積まさせていただいておるというところで御理解をいただければと思います。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑ありませんか。
御質疑がなければ、これにて議案第37号の質疑を終わります。
次に、議案第38号について質疑を行います。御質疑ありませんか。
御質疑がないようですので、これにて議案第38号の質疑を終わります。
次に、議案第39号について質疑を行います。

13番(待寺真司君)

この国・県支出金等返還金、今回決算出ましたけれども、ごめんなさい、私はちょっと昨年の数字をちょっときょう持ってきてないんですが、これ昨年と比べてどうだったかということと、あと、たしか決算のときにね、その分見込んで予備費というか、繰越金を積み立てに回さずとってあるというような御説明を受けた記憶がありまして、そのときもうちょっとこれよりも多く見込んでたと思うんですが、昨年の決算とそれから当初見込んでた額との差異はどの程度出てますでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

大変申しわけありません、昨年度決算額なんですが、ちょっと持ってございませんので、今わからないんですが、今年度につきましてはやはりその交付決定額が国からが出ても見込みで来ます。で、実際その年度ごとのですね、決算額をやはり一度とってしませんと、その額については毎年変動がございますので、どうですかという状況判断ができないんですが、今回この返還金がございますが、毎年通じて見ますと返還金は出ておりますので、額のその見込み、またはですね、その想定につきましては、予算上のそのとり方ということもあろうかと思うんですが、これはその都度のその前年度の状況を見たりですね、いろんなその現状のものを把握した中で行っていきますので、申しわけないんですが、その額につきましてはですね、これも先ほどと同じように決算のときにですね、またわかり次第御報告をさせていただければと思います。

13番(待寺真司君)

たしか…ごめんなさい、決算のときだったと思うんですけれど、その見込み額が結構大きかったような記憶があるんですね。それで、そのとき、要するに介護保険の積立基金のほうに積み増しできるのではないかというような中でそのような御説明があったと思うんで、もしこれが当初見込みに差額があってね、たくさん使わずに済んだんであれば、恐らく次回の補正で積み立てで出てくるのかなということもあったので、ちょっと確認で聞かせていただいたんですが。たしか当初、この分を見込んで積み立てには回してないという御説明を受けてたと思うんですが、その辺、部長、いかがでしたっけ。町が見込んでた金額というのがたしかあって、説明を受けてたんです。ちょっとごめんなさい、決算資料きょう持ってきてなくて、その金額がちょっと頭に入ってないで質問してるので大変恐縮なんですが。その辺、差が出た場合は当然積み立てに回すということで確認をさせていただきたいんですけども、よろしいでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

大変申しわけありません、私も今ちょっと決算関係持っておりませんので、定かなこと言えないんですが、そちらに回すということはですね、状況等は考えられると思います。ただ、当初からですね、そちらに持っていくということの計画ではございませんので、状況によって判断をさせていただきたいと思います。

議長(畑中由喜子君)

ほかにございませんか。
御質疑がなければ、これにて議案第39号の質疑を終わります。
次に、議案第40号について質疑を行います。

4番(守屋亘弘君)

付属説明書の29ページに、総務管理事務経費で、平成20年度決算において町が納付すべき消費税額云々とありますけれども、これはその付属で本日参考資料がありますけれども、一番下のほうの消費税の概要でね、下水道課では消費税法に従い、消費税及び地方町費税を納税してると。「町費税を」とは何かを懇切丁寧に説明してください。

生活環境部部長(成島光男君)

大変申しわけございません、これは誤字でございまして、「地方消費税」に訂正のほうをお願いしたいと思います。

4番(守屋亘弘君)

で、両方あわせて読んでも、何だかよくわからないんですけれども、要するに、私の勝手な解釈は、納めるべき消費税を払ってなかったということじゃないんですか、23年度。というのは、一番下にね、この参考資料で12、それから3月で、9月に行った消費税の確定申告により、翌年度分を見込みで中間納付をしている。翌年度分まで払っちゃうんですか。どういうことなんですかね。払ってないから、それでこちらの説明書では平成23年度決算においてって。だから、払ってなかったということなんでしょう。それを今回払うよということじゃないんですか。何か非常にわかりにくい説明なんだよな。本来的に払うべき消費税を払ってなかった、だから払うんだと、そういうことでしょう。

生活環境部部長(成島光男君)

今回ですね、この補正予算につきまして、参考資料としてお手元のほうに配付させていただいていると思います。これちょっと見ていただきたいと思うんですけども、平成24年度、下の表の中のですね、9月、23年度決算確定申告というのがございます。これにつきましては、平成23年の4月1日から24年の3月31日まで、この課税期間に関しまして確定申告を9月に行っております。消費税につきましては納税額によりまして中間納付を行うようになっております。この中間納付というのは400万から4,800万円以下のものにつきましては年3回中間納付を行うという形になっております。そういう内容を前提とさせていただきましてこの表を説明させていただきますと、24年度の6月中間納付360万1,200円、これにつきましては上の表の平成22年度の決算確定申告という形で消費税額が確定しております。これに対して中間納付3回行うようになっております。この3回というのは、12月、3月、6月、この分が3回という形でなっております。今回この9月の部分で見ていただきますと、この欄の上から表の3行目、消費税の合計という形で1,739万5,000円が確定した消費税の合計額でございます。その下の中間納付額、これが12月、3月、6月、この3回分の納めた金額1,080万3,600円という形になっています。その差し引き659万1,400円、これがですね、23年の4月から3月31までの…31日までについての確定申告の不足分を今回ここで納付させていただいたものでございます。決して未納になってる部分とかそういう内容のものじゃなく、この9月で23年度分の消費税額が確定したということでございます。また、今と同じような形でですね、24年度の表の12月、3月、町の予算の中ではこの24年度の予算という形になりますけども、24年度6月、9月、12月、3月、これの合計の納付額につきましては1,889万円という金額になります。この金額につきましては、もう確定された金額でございます。当初予算でですね、1,528万2,000円の予算を計上しておりましたので、今回それの不足額360万8,000円、この金額を補正額として計上させていただいた内容のものでございます。

議長(畑中由喜子君)

よろしゅうございますか。

5番(田中孝男君)

差額でですね、要するに原価に算入すべき施工をしなかったから、そこで見込んでいた消費税額を返すよという話だと思うんですが、この360万8,000円というのは、例えば5%で計算すると約7,200万ぐらいの工事をしなかったという、課税されている仕入れですね、仕入れのほうの工事をしなかった。この7,200万というのはどんな工事をしなかったんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

消費税の計算、非常に難しい内容になってまして、簡単にちょっと説明させていただきますと、消費税につきましては課税売上にかかる消費税額から、一般に課税仕入れにかかる消費税額を控除して算出されるものとなっております。今回不足となった理由といたしましては、当初見込みをしておりました課税仕入れに当たる工事請負費とかですね、修繕料、これらが少なかったためにですね、課税売上にかかる消費税額から控除する課税仕入れにかかる消費税額が結果的には減った内容となっております。そのためにですね、消費税額が増となった、そういう内容でございます。

5番(田中孝男君)

それわかってますけど。で、合計すると大体7,200万ぐらいの予定工事をしなかった結果、お金を払う…戻した話になってるんですけども、このやらなかった7,200万というの、大ざっぱにどんな工事ですか。

生活環境部部長(成島光男君)

この消費税についてですね、今言われるような形、先ほど説明したほかにですね、地方公共団体につきましては課税のですね、特例というのがございます。これはですね、国や地方公共団体のですね、仕入れ控除税額の計算というのがございます。これ一般の事業者とは異なっておりまして、補助金とかですね、繰入金、これらの対価性のない収入を特定収入という形で表現しておりますけども、これによりまして賄われる課税仕入れの消費税額をですね、仕入れ控除税額から控除するための調整が行われます。それによって消費税額というのを計算されるものとなっております。単純にですね、不足した分が7,500万が幾らかという形で出てくるものではないと思っております。消費税額全体でちょっと話しますと、課税売上にかかる消費税からですね、課税仕入れにかかる消費税額、そこからマイナスですね、特定収入にかかる課税仕入れの税額、これを差し引きまして、さらに最初にお話ししました課税売上にかかる消費税の部分を控除して消費税額というのは求めるようになっておりますので、今言われるような形のですね、この部分が減ったから結果的にこうなったというような形でですね、一概に説明できるものではございませんので、申しわけないんですけども、私の説明はこの程度にさせていただきたい…できればと思っております。

5番(田中孝男君)

この付属説明書にね、こう書いてあるんですよ、「下水道整備工事費等が当初見込みを下回ったため」って。これは要するに工事費が減ったという話でしょう。ということは、当初予定した工事をしなかったという話ですよね。その中身はどんなもんなんですかという質問なんですけど。

生活環境部部長(成島光男君)

これにつきましては町の、9月のですね、決算の中でですね、葉山町の決算といたしまして工事請負費の不用額が出ております。また、修繕をですね、やる予定でいたものが東日本の関係で修繕ができなかった、それらの説明をさせていただいたと思います。それらの部分が決算額の中でですね、町の当初予算の額よりも減ってきておりましたので、同じようにですね、この消費税の計算の課税仕入れの部分についても同様に減ってきておりますので、そういう内容のもとに減という形でなっております。

4番(守屋亘弘君)

ちょっと丁寧に説明してもらいたいんだけど、もしその工事量が減ったと、7,200万ですか。であれば何で消費税を払わなくちゃいけないの。更正増になってるんだ。やらなかったら罰則食らうわけじゃないでしょう。(私語あり)

生活環境部部長(成島光男君)

消費税の税額計算、これについてでございますけども、一般に課税売上に対する税額、そこからですね、仕入れ控除税額の調整というものを行います。これらを引いた形が消費税額という形になるものでございます。ただ、先ほども言いましたけども、仕入れ控除税額の調整の中にですね、2つのものがございまして、課税仕入れにかかる税額というものとですね、先ほどお話ししました特定収入にかかる税額、これらのものがございます。これらの算式でですね、課税仕入れの部分から特定収入にかかる税額を控除するというふうになっております。ただ、控除した結果ですね、マイナスになる場合もございます。これ特定収入にかかる税額のほうが多かった場合、当然マイナスになると思いますけども、マイナスになりますと課税売上の対する税額に結果的にはプラスする計算になりますので、税額的に消費税額としては増になる、そういうような形で消費税額というのは計算されているものでございます。

議長(畑中由喜子君)

ほかにございませんか。よろしいですか。
御質疑がなければ、これにて議案第40号の質疑を終わります。これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第37号から議案第40号までの4件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第40号は原案のとおり可決されました。

議長(畑中由喜子君)

日程第10「議案第41号葉山町税条例の一部を改正する条例」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(上妻良章君)

議案第41号について御説明申し上げます。
この条例は提案理由にもありますとおり、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律の一部が平成25年1月1日に施行されることに伴い、葉山町税条例及び葉山町税条例施行規則の規定による処分、その他公権力の行使に当たる行為について葉山町行政手続条例の規定に基づき理由を示すこととさせていただくとともに、東日本大震災からの復興に関し、地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保にかかる地方税の臨時特例に関する法律の施行に基づき、平成23年度から平成27年度までの間において実施する本町における防災のための施策に必要な財源を確保するに当たり、平成26年度から平成35年度までの各年度分の個人町民税均等割の税率に500円を加算することとさせていただきたく提案するものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。なお、本案については、去る11月29日に開催されました議会運営委員会におきまして、総務建設常任委員会に付託することとなっておりますので、質疑は総括的なものに願います。

13番(待寺真司君)

それでは、10年間で500円上げることによって、総額どの程度のここに充てる費用を見込まれているのかが1点と、それから、支出に関して細かい規定というかですね、これは大丈夫、だめだとかと、そういうことが既に内部調整されているんでしょうか。それについてお伺いします。

総務部部長(上妻良章君)

今、試算をしておりますトータルといたしましては年間およそ790万ということで、それ掛ける10年というところで試算はしてございます。支出のほうでございますけれども、基本的に使える内容というのは決まってございます。それにあわせまして、例で申し上げますと、防災拠点施設でありますとか等々が決まっておるわけでございます。緊急の防災・減災事業といたしましてですね、その辺を精査をいたしまして、支出に関しましては今後決めてまいりたいというふうに思ってございます。

議長(畑中由喜子君)

ほかに。

4番(守屋亘弘君)

本条例の施行は来年1月1日からということですよね。それで、実際は26年度からだと。別に急がなくてもいいのかなと。というのは、26年度から実施、適用されるということでしょう、ね。それでもう1点は、ちょっと単純な質問で申しわけないんだけど、均等割税額3,000円に500円を加算する。だから、500円が値上げの幅だと考えてよろしいですか。

総務部部長(上妻良章君)

今回条例改正をお願いする部分につきましては、先ほど申し上げましたとおり、25年1月1日の施行という形を見据えての今回のお願いでございます。あと金額でございますけれども、守屋議員おっしゃるとおり、500円の加算ということでございます。

12番(金崎ひさ君)

総務委員なので、委員会のほうで詳しく審査させていただきますけれども、1点だけ町長にお聞きしたいと思います。これ26年度から10年間、年間790万円の、町民にとっては増税ですよね。それで、7,900万円を活用して、町長は防災に関するどのようなことをしようと思っていらっしゃるのかという、そういう展望をお聞きします。

町長(山梨崇仁君)

防災につきましては本年もですね、防災行政無線の改定を初め、自主防災組織の補助金の復活など、さまざまな手だてを講じておりますから、そういった面について活用をしてまいりたいと、そんなふうに考えております。

12番(金崎ひさ君)

すいません、今、予算化したものの補てんのための増税というふうに考えてよろしいんですか。で、これは新たに予算化…新たに予算化してほしいなと今思ったんですが、町長は26年度から年間790万円の、町民の皆様から増税としていただくわけですね、防災に関するお金として。それを、790万円を、町長、例えば10年間、7,900万円になるんですが、そのお金を活用しての、防災無線というのはこれがなくたってやったことなんですよね。だから、これを増税する意味合い、そして防災に関する自分の思い入れみたいなものがあれば審議…審査をしやすいんですが、何かございますか。

町長(山梨崇仁君)

発展的な活用ができればとは思ったんですけども、今回の法律改正の趣旨のほうがですね、23年度から27年度の事業実施の中でというふうに限定をされているところがございます。ですので、本年の取り組み、また来年の取り組みの中でも利用というふうに考えることが妥当なものというふうに考えております。

12番(金崎ひさ君)

防災無線などの補てんに使うということでよろしいですね。はい、わかりました。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑ありませんか。
御質疑がなければ、これにて議案第41号の質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第41号については、総務建設常任委員会に付託することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第41号は総務建設常任委員会に付託することに決定いたしました。

議長(畑中由喜子君)

日程第11「議案第42号葉山町国民健康保険条例の一部を改正する条例」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

議案第42号葉山町国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして御説明をさせていただきます。
この条例は提案理由にもございますとおり、平成23年12月28日に公布された国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令の一部が平成25年4月1日から施行されることに伴い、国民健康保険条例を改正する必要があり、提案をさせていただくものでございます。
改正の内容につきましては別添の条例の概要にありますとおり、1点目といたしましては、平成25年度から国民健康保険法施行令による所得割額算定方式が旧ただし書き方式に一本化されることに伴い、当町における所得割額の算定方式を変更させていただくものでございます。2点目といたしましては、事務費等の軽減や事務の合理化などを図るため、普通徴収にかかる納期について現行の4月から6月までの仮算定を廃止させていただき、6月から3月までの10期分の本算定のみの方式に変更させていただくものでございます。3点目といたしましては、旧ただし書き方式への変更に伴い、保険料の急激な上昇等による町民生活への影響を最小限にするため、平成25年度から平成29年度までの5年間、所得控除額の一定割合を旧ただし書き所得から控除する激変緩和措置を設けさせていただくものでございます。
条例の内容につきましては、第10条におきましては、いわゆる旧ただし書き所得を基礎控除後の総所得金額等と定義づけ、以下、各条文において基礎控除後の総所得金額等を所得割額の算定基礎とするために規定をさせていくものでございます。また、第14条は普通徴収の仮算定を廃止することに伴い、納期を現行の12期から6月以降の10期に変更するための規定をさせていただくものでございます。附則の第16号から22号までは保険料の急激な上昇等を激変緩和をする措置として、平成25年度においては基礎控除額後の総所得金額等から住民税課税標準額を控除した額の100分の90に相当する額を控除した額を…控除した金額を基礎控除後の総所得金額等として所得割額を算定することとし、平成26年度においては100分の75、平成27年度においては100分の60、平成28年度においては100分の40、平成29年度においては100分の20とし、それぞれを所得割額を算定する特例を規定をさせていただくものでございます。また、第22条で…第22項では、平成25年度から平成29年度までの間の所得割の被保険者均等割の基礎賦課額等に対する保険料率をそれぞれ、所得割は100分の50から100分の55に、被保険者等均等割は100分の30から100分の…失礼しました。100分の35から100分の30へ変更させていただく特例を規定させていただくものでございます。なお、施行期日は平成25年4月1日とさせていただくものでございます。
以上、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。なお、本案については、去る11月29日に開催されました議会運営委員会におきまして、教育民生常任委員会に付託することとなっておりますので、質疑は総括的なものに願います。

2番(近藤昇一君)

まず、基本的なところで聞いておきたいんですけど、これは以前に議員懇談会ですか、町側からの説明を受けた内容からは変わってないということでよろしいんでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

変わってはございません。

2番(近藤昇一君)

町長に伺っておきますけどね、非常に残念だなと思うんですけども、各…ほかの、葉山と同じような住民税あるいは所得税方式やってた自治体が今度旧ただし書きの方式に変えるという中でね、特に葉山の場合の特異なのは、この措置によって下がる方もいるんですよね、保険料が大幅に。しかし、この措置によって大幅には下がらないと。で、下がらない分を上がる人のほうに持ってって上がる人を助けると、やり方なんですよ。ほかの自治体の例を見ると、下がる人については手をつけないと。上がる人だけに…分について激変緩和やってると。過去、葉山町はそのいろんな形でもってこの保険料について激変緩和やってきました。それは上がる人に対してなんですよ。下がる人なかったわけですね、その当時は。例えば所得控除が減らされたりなんかする中でね、急激に保険料が上がってしまう。で、それについては3年間で少しずつ上げていくようにしようよと。だけど、今回の場合には下がる人がいるんですよ。下がる人が今度不利益をこうむるんですよね。本来下がるべき金額を上がるべき人のほうに回してあげると。人の保険料の面倒を見てあげようということなんですよ。何でこうなっちゃうかというと、一つの財政の枠の中でもって、こっちの財源をこっちに持っていこうってやっちゃったからですよ。ほかの自治体は全部財源投入してるんですよ。その上でもって激変緩和やってるんですよ。何で葉山町はこんな考え。それはもうこれまでさんざん指摘してきたじゃないですか。同じことをやっぱり出してきてるんですよ。で、町長に聞いときますけども、これは町民にきちっと説明するんですか。この人たちは上がりますよ、こういう人たちは下がりますよ、だけど、あなたたちは5年間かけて下がるんですと。そういう説明をきちんと町民にできるかですよ。怒りますよ下がる人は。本来下がんなきゃいけないのに人のためにおれの下がるべき保険料を人のために使うんじゃないかって話になっちゃう。だから、それちゃんと説明、町民にするんですか。

町長(山梨崇仁君)

今回の改定につきましては町民の皆様にしっかりと説明をするべきだということを私も考えておりまして、議員の皆様にお示しをしたのもそういう意味でも説明を早くからしておくべきという考えのもとで、まずは議会の皆様にお示しをしてまいりました。今後広報等、また窓口でもそうですけども、御質問いただければそれは必ずしっかりとしたお答えができるように準備もしてまいりますし、積極的に広報等でこちらのほうからこの変更についてお示しをしていくことも必要だというふうに考えております。

2番(近藤昇一君)

我々もっと早くに、ほかの自治体はもっと早くにこのどういうふうに影響を受けるかということをね、試算してたんですよね。葉山の場合には6月の段階では全く試算してなかった。で、9月議会でもはっきりした答えなくて、先般の懇談会の席上、やっと明らかになった。で、ほかのところではもう説明を市民に対してやってたんですよね。で、今ここでもって、12月議会で出てきて、12月定例会中に結論を出してくれ。じゃあ、それで3カ月でもって説明できるのか、町民から意見聞いたって、もう確定しましたと、これで御協力願いますという形でしかないじゃないですか。今、町が考えているのはこういうことを考えてますよ、ね、皆さん方の御意見お寄せくださいというのが本来の町民の声を聞く場じゃないですか。議会でもって決定しました、これに従ってください、何とか、何とか従ってください、そういう説明しかできないでしょう、もう。私はもう12月議会にこんなの出す必要ないと思ってるんだけどね、結論は。で、全国的に見ると何か今年度は…あ、来年度は実施しないという自治体もあるようです。何もすぐ実施する必要ないですよ、もう。私は十分町民にね、納得してもらった上でもってやるべきだ。特にこんなやり方すればね、もう…さきの一般質問でも言いましたように、行政不服審査請求とか出されたらどうするんですか。本来ほかの自治体ではみんな得してるのに、おれは何で5年間かからないとまともな利益にならないんだという話が出てきますよ、必ずこれ。そういうのを私はもう以前から指摘してたのに、何にも手をつけないで出してくるってこと自体がね、理解できないんですよ。私はもうこのままだったらもう、少なくとも我が党はこれには賛成できませんよ。この不利益…不利益になる人たちの面倒をどうするんですかって。その点どう考えますか。不利益に対する人に対して。だから、先ほど言ったように、ほかの自治体は実際保険料が下がる人に対しては何もしてないんですよ。だけど、葉山はそこに手つけてしまった。それについてどうお考えですか。

町長(山梨崇仁君)

余りこういう話は好きじゃないんですけども、国民健康保険の原理原則論というものにおいては、私、国民健康保険に加入される方、そうでない社会保険等に加入される方、その方々から等しく税金をいただいて町政運営を行っていく段階では、国民健康保険の方々だけに税金を投入するという、一定の利益を生じさせることも、原理原則論において、私は一定の制限を持たなければいけないというふうには考えております。ですので、国民健康保険はそもそもその国保会計の中でやりくりすべきだという考えは原則的には持ってはおります。ただ、そうではいかない現状もございますので、一般会計からの繰り入れなども行っていることも現状にはございます。ただ、今回の場合、利益をこうむる方というよりも、負担を生じる方に強く意識を配慮しておりまして、激変緩和も長時間において行うべきだという判断を行いました。そこに先ほどのお話に戻りますけども、一般会計から、それも会社勤めの方から、さまざまな方からいただいてる税金を投入することについては一定の制限を持って考えなければならないと考えるときに、国保が安くなるという利益というよりも、負担を抑える中でお互いに双方で持ち合うという原理原則論の中で国保会計を運営していきたいという判断をさせていただきました。

2番(近藤昇一君)

それについての論争を始めるとね、ちょっと切りなくなるとは思うんだけどね、少なくとも旧国保法とね、この間何か継続性があるなんてふざけたことを答えたけども、とんでもない話でね、新しい、今現在の国民健康保険法では社会保障というのを明確に位置づけてるんですからね、その法律が、旧法が生きているなんてとんでもない話なんだよね。で、この論争についてはまた改めてやりますけども、少なくても、ね、国のほうでもって政令で基準が決められましたと。で、本来従わなくてもいいんだけども、ほとんどの自治体がこれに従ってやろうとしてる段階でね、その中で、じゃあ、その旧ただし書きというのはどんなもんなんだ。調べてみたら、あ、私、今度安くなるよと、大分、そういう人だっていると思うんですよ。そしたら、あけてみたら町が勝手なことやっちゃって、安くならないと。これ何なんだと。で、ほかの自治体調べてみたと。そしたら、その負担が重くなる人については、今言ったようにね、5年間という非常に…私も5年間という年数については私は非常に評価したいなと思ったんですよ。しかし、逆見てみたらとんでもない話になっちゃってね、安くなる、保険料が安くなる人についても5年間段階的だ。で、それを知った町民の人はどうなるのかなと。私、高額所得の方たちだけがね、安くなるんだったら、話、ここまでしません。低所得者というか、200万、300万の人も本来安くなるにもかかわらず安くならないというんで私はもう非常にここでは怒ってるんですよね。もう高額所得者で限度額いっぱいのね、人たちが若干…かなり安くなると。これについて文句言ってるわけじゃないんです。でも、そこに差別できないんですよ。制度上、非常に難しい部分があるから。だからほかの自治体はそこについては手つけなかったと。だけど、葉山手つけちゃったと。だからそこにね、相互扶助だなんていう考え方がもう根づいちゃってるから、保険料についても他の自治体から比べればどんどん格差が広がっていく。そこにはやっぱり基本的な考えの差が出てくると思うんですけども、いかがですかね、もう。だって、国で省令で決められてるんですからね。いかがですか。

町長(山梨崇仁君)

おっしゃるとおり、国で決められたことですので、町としては変換を行わなければなりませんし、全国的にも数少ない所得割方式を採用している自治体でございますので、ただし書き方式に変えなければいけないということは重々承知をしております。その方法につきましては、私は現段階では新たな一般会計の投入というものは大変厳しい状況にあります。ですので、保険がですね、保険料が安くなるにもかかわらずという方々については御理解をいただかなければなりませんけども、そういった点につきましては広報等を強めていく中で、結果的にはただし書き方式に変更されることでということをですね、しっかりとお示しをすることで御理解を賜りたいというふうには考えております。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑ありませんか。
御質疑がなければ、これにて議案第42号の質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第42号については、教育民生常任委員会に付託することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第42号は教育民生常任委員会に付託することに決定いたしました。
この際、昼食のため暫時休憩いたします。再開は午後1時からといたします。(午前11時58分)

議長(畑中由喜子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時00分)

議長(畑中由喜子君)

日程第12「議案第43号葉山町介護保険条例の一部を改正する条例」を議題といたします。朗読
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

議案第43号葉山町介護保険条例の一部を改正する条例につきまして御説明をさせていただきます。
この条例は、提案理由にもございますように、介護保険料の納期について、仮算定方式を廃止し、本算定方式に一本化することにより、事務費等の軽減や合理化などを図るため提案をさせていただくものでございます。
改正の内容といたしましては、現在年額18万円以上の老齢・障害・遺族年金の給付を受けている方につきましては、特別徴収として年金から保険料の天引きを行われておりますが、18万円未満の方につきましては普通徴収として介護保険料を仮算定分を含め年間12期分に分割し、納付していただいているところでございます。このたびの改正は、当町の国民健康保険料の仮算定の廃止に合わせ、介護保険料普通徴収の現行の4月から6月までの3期分の仮算定を廃止し、6月から翌年3月までの10期分の本算定の一本化に改めさせていただくものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。

3番(窪田美樹君)

この提案理由というのは、事務の、事務費の経費…事務費の軽減ということなんですけれど、理由はその事務費の軽減だけでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

事務費ではなくてですね、作業的にもですね、また一番は、仮算定ですと加入者の方が本算定の2本の通知がございます。それをまず誤解ないように、できれば明確するために一本化を図ることも目的にしております。

3番(窪田美樹君)

この12回で払っていた分を10回にということなので、1回に納付しなければいけないお金という金額がふえると思うんですね。そうなると、負担…払いにくく、一度に払わなきゃいけないお金がふえるから払いにくくなる、納めにくくなるというような声が今度出てくる、多く出てくるようなことがあったら、またこれを検討し直すとか、そういったようなお考えはありますか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

10期分になりますと、その2カ月分だけがその10回分に割り振りをされるわけなんですが、その保険者の方にはですね、やはり10期分を12期から10期分に仮算定が本算定に一本化にしたほうがわかりやすいという声もございますし、また負担はふえるんですが、はっきり保険料通知がですね、1回に10期分にとお知らせしたほうがですね、明確になりますので、今現在ではですね、10期から12期に戻すという考えは今のところは持ってございません。

3番(窪田美樹君)

それでは12回を10回にすることによって、納めている方もわかりやすくなるし、事務手数料、事務費も軽減されるというメリットのほうが大きいということですか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

担当の事務処理の合理化やですね、また保険加入者の方に対するですね、周知や判断をするための明確としては、総体的には効果があると思っております。

3番(窪田美樹君)

それでは、介護保険、ここで10回というのを承認されたとして、もう一つ前の国民健康保険のほうで、これが通らなかった場合、国民健康保険の場合は12回、介護保険は10回という、別々の納め方はできるということを確認したいんですけど。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

仮に国民健康保険条例の改正のほうがですね、通らなかったと。介護のほうにつきましては認めいただきましたとなった場合にはですね、介護保険のほうにつきましては本算定のほうでさせていただきます。また、町村共同化システムのある13市町村で組織していることを皆さん御存じだと思うんですが、その13市町につきましては、町村につきましても、11町村が本算定にもう既に切りかえをしております。現在町と湯河原町…失礼しました、真鶴町だけが仮算定しておりますので、そのシステムのほうのですね、全体的な推移についても進めていきたいと思っておりますので、システム化のほうについてもですね、本算定をしていきたいと。本算定に移行した場合には、その経費等につきましては、このシステムが移行されておりますので、経費はかかりませんので、そちらのほうに移行もしていきたいという考えも持っております。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第43号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。

議長(畑中由喜子君)

日程第13「議案第44号葉山町指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例」、日程第14「議案第45号葉山町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例」、日程第15「議案第46号葉山町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例」、日程第16「議案第47号葉山町が管理する町道の構造の技術的基準及び町道に設ける道路標識の寸法を定める条例」、日程第17「議案第48号葉山町営住宅条例の一部を改正する条例」、日程第18「議案第49号葉山町都市公園条例の一部を改正する条例」、日程第19「議案第50号葉山町下水道条例の一部を改正する条例」、日程第20「議案第51号葉山町廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例」の8件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(上妻良章君)

それでは、議案第44号から51号まで、一括で御説明をさせていただきます。これら8議案につきましては、いずれもいわゆる地域主権推進一括法等に基づき、従来政令や省令で定められていた基準を条例に規定するものでございます。
まず、議案第44号葉山町指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例につきまして御説明申し上げます。こちらは、指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定めるものでございます。内容につきましては、別添の条例の概要のとおりでございますが、国の定める基準に従って規定した上で、指定地域密着型サービス事業及び指定地域密着型介護予防サービス事業の申請者資格について、葉山町暴力団排除条例の規定を踏まえた暴力団関係者を除外する内容を規定しております。
次に、議案第45号葉山町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例につきまして御説明申し上げます。こちらは、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定めるものでございます。内容につきましては、原則として国基準に従うものとするとともに、別添の条例の概要に記載しておりますとおり、6項目について国基準にない規定をしております。
次に、議案第46号葉山町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例について御説明を申し上げます。こちらは、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定めるものでございます。内容につきましては、原則として国基準に従うものとするとともに、条例の概要に記載のとおり、5項目について国基準にない規定をしております。
次に、議案第47号葉山町が管理する町道の構造の技術的基準及び町道に設ける道路標識の寸法を定める条例について御説明いたします。こちらは、町道の構造の技術的基準及び町道に設ける道路標識の寸法を定めるものです。内容は、別添の条例の概要に記載のとおりでございますが、神奈川県が県道について条例で定めている基準と同じ内容を規定しております。
次に、議案第48号葉山町営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。こちらは、町営住宅等の整備基準及び入居者資格にかかわる基準を定めるものでございます。内容につきましては、基本的に国基準どおり規定しておりますが、別添の条例の概要に記載のとおり、収入限度額を勘案する対象者のうち、子育て世帯について対象範囲を未就学児童のいる世帯から義務教育修了前の児童のいる世帯に拡大しております。
続きまして、議案第49号葉山町都市公園条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。こちらは、都市公園や公園施設の設置基準、バリアフリー法に基づく特定公園施設の設置基準を定めるものですが、すべて国基準どおり規定をしております。
次に、議案第50号葉山町下水道条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。こちらは、排水施設や処理施設といった公共下水道の構造基準と終末処理場の維持管理に関する基準について定めるもので、すべて国基準どおり規定しております。
最後に、議案第51号葉山町廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。こちらは、一般廃棄物処理施設における技術者の資格について定めるものですが、省令に規定する資格とする旨規定しております。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより日程順に質疑を行います。なお、去る11月29日に開催されました議会運営委員会におきまして、議案第44号、議案第45号、議案第46号及び議案第48号については教育民生常任委員会に、議案第47号については総務建設常任委員会にそれぞれ付託することとなっておりますので、この5件についての質疑は総括的なものに願います。
それでは、最初に議案第44号についての質疑を行います。
よろしゅうございますか。それでは、御質疑がなければ、これにて議案第44号の質疑を終わります。
次に、議案第45号について質疑を行います。

3番(窪田美樹君)

国の基準以外に町として6項目定めたということなんですけれど、その6項目はどれに当たりますか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

条例の概要のですね、(2)から(7)につきまして、6項目になります。

議長(畑中由喜子君)

よろしいですか。ほかに御質疑はありませんか。
御質疑がなければ、これにて議案第45号の質疑を終わります。
次に、議案第46号について質疑を行います。

3番(窪田美樹君)

47号でも、町としての基準を設けてるんですか。

議長(畑中由喜子君)

今、46号です。

3番(窪田美樹君)

あ、46号でも設けてるということでしたが、46号ではどの項目に当たりますか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

45号と同じようにですね、(2)から(7)までが6項目です。

議長(畑中由喜子君)

議案第46号です。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

失礼いたしました。(2)から(5)までの5項目でございます。
大変失礼いたしました。(2)から(6)までの5項目でございます。

3番(窪田美樹君)

この町で基準を設けたということなんですけど、どこか何か参考にされたようなところはありますか。どこかの自治体をまねたとかというのは。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

参考というより、近隣市につきましても同じような項目を設けておりますので、それと同じように引用をしております。

議長(畑中由喜子君)

ほかによろしいですか。
御質疑がなければ、これにて議案第46号の質疑を終わります。
次に、議案第47号について質疑を行います。
よろしいですか。御質疑がなければ、これにて議案第47号の質疑を終わります。
次に、議案第48号について質疑を行います。
よろしいですか。御質疑がなければ、これにて議案第48号の質疑を終わります。
次に、議案第49号について質疑を行います。
よろしいですか。御質疑がなければ、これにて議案第49号の質疑を終わります。
次に、議案第50号について質疑を行います。

4番(守屋亘弘君)

ちょっと教えてもらいたいんですけど、下水道法に基づいてですね、終末処理場と処理施設とどう違うのか教えてください。

生活環境部部長(成島光男君)

終末処理場につきましては、浄化センターのですね、水処理施設、これを該当するものとして扱っております。

4番(守屋亘弘君)

葉山町浄化センターは両方の意味を、施設だと考えてよろしいんでしょうか。終末処理場であり、下水の処理場だと考えてよろしいんでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

終末処理場という位置づけでですね、浄化センターについて施設について建設しておりますので、そういう位置づけでよろしいんじゃないかなというふうに私は認識しておりますけど。

4番(守屋亘弘君)

いや、ですから、私の解釈はね、終末処理場でもあり、下水の処理施設でもあると考えているんですけど、それは間違いないと。

生活環境部部長(成島光男君)

私はですね、同じ位置づけだと思っておりました。ただ、ちょっと今、守屋議員の言われることについて、もう一度ですね、もしよろしければお時間をいただけることでしたら、お調べした上でですね、後日回答させていただければと思いますけども。

4番(守屋亘弘君)

それともう1点はですね、いわゆるコミプラはね、汚水処理施設と規定してますよね。その下水道法で第2条、下水の定義があるんだけど、生活もしくは事業に起因し、もしくは付随する排水(以下「汚水」という)または雨水というとなってますが、そうなると、汚水処理施設、いわゆるコミプラも下水道施設なのかなということなんだけども、たまたま汚水処理施設とつけちゃったから、そう解釈しても構わないように思うんですが、いかがなんでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

コミプラにつきましては、下水道法の対象ではないと思っておりますので、別のものだと思っております。

4番(守屋亘弘君)

いや、だから下水というね、解釈なんですけれども、下水道法第2条、下水の定義に汚水ってあるんですよ。排水(以下「汚水」という)。だから、それじゃ名称が間違えてつけたということ。汚水処理施設でしょう、あの予算だ、決算だって、調べれば。そういう名称になってるんだけども。

議長(畑中由喜子君)

それでは、暫時休憩いたします。(午後1時27分)

議長(畑中由喜子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時30分)

生活環境部部長(成島光男君)

お時間とらせまして申しわけございませんでした。下水道法でですね、言ってます汚水、これにつきましては、葉山町の浄化センターで行っておるものは下水道法に基づく汚水処理、汚水、汚泥の処理等を行っているものだというふうに認識しております。また、合併浄化槽等につきましては、浄化槽法に基づいた汚水、汚泥の処理をしているものだと思っておりますので、それぞれ言葉は同じでも内容、意味合いは違うものだというふうに認識しております。

議長(畑中由喜子君)

それは先ほど、後ほどお答えしたいということでございましたけども、今答えられますか。

生活環境部部長(成島光男君)

後で。

議長(畑中由喜子君)

では、後ほどということで。

4番(守屋亘弘君)

それともう1点ですね、第19条の関連なんですけど、第1項の規定の中で、かつ計画下水量に応じとありますよね。こちらで言うと、ページをめくってということになるのかな。1項、排水管の内径云々とあって、かつ計画下水量に応じとありますけれども、現時点の葉山町の計画下水量、ボリュームは幾らなんでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

今手持ちでですね、計画下水量についての量というのはお持ち…手持ち持っておりませんので、後ほど回答させていただければと思います。

議長(畑中由喜子君)

ほかに。

8番(笠原俊一君)

4番の質問と重なる部分があるかもしれませんけども、まずこの提案理由で地域の自主性と自立性を高めるための改革だということなんですけれども、私が心配しているのは、葉山の町の、今、葉山の町が計画しているし尿の投入施設、それに利することになるのか、端的に言ってね、これは全く関係ないのか。しようとしている投入施設が、これを通すことによってやりやすくなるのかどうか、直接的に聞きたいんですけど、いかがでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

今回の改正につきましては、し尿を投入すること等についての問題は直接の関係はございません。

議長(畑中由喜子君)

よろしいですか。ほかに御質疑はございませんか。
御質疑がなければ、これにて議案第50号の質疑を終わります。
次に、議案第51号について質疑を行います。

4番(守屋亘弘君)

技術管理者ということになろうかと思いますけれども、現状その廃棄物処理施設、クリーンセンターにある施設を指すと思いますが、現実にその、現在技術管理者は在籍しているんでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

この技術管理者につきましては、葉山町でごみ処理施設について、この資格を持っている者は4名おります。また、粗大ごみの処理施設、破砕・リサイクルの技術管理者ですけども、これにつきましては2名資格を持っております。

議長(畑中由喜子君)

よろしいですか。

4番(守屋亘弘君)

ここで条例の一部を改正する条例なんですけれども、それを、その資格自体をはっきりさせるということなんですか。というのは、今ね…の御説明だと、いわゆるごみ焼却施設関連で4人の方がおられる。それから不燃物処理施設で2名ですか、2人の方がおられるということですよね。だからその資格を定めるということであれば、従来からと同じことなのかなと思うんですけど。

生活環境部部長(成島光男君)

資格については従来と同じでございます。ただ、今回廃棄物の処理及び清掃に関する法律が一部改正されまして、市町村の条例で定める資格という形に改正されましたので、葉山町は条例につきましても今回一部の改正をお願いしているものでございます。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑ありませんか。
御質疑がなければ、これにて議案第51号の質疑を終わります。これにて質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第44号、議案第45号、議案第46号及び議案第48号については教育民生常任委員会に、議案第47号については総務建設常任委員会にそれぞれ付託することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第44号、議案第45号、議案第46号及び議案第48号については教育民生常任委員会に、議案第47号については総務建設常任委員会にそれぞれ付託することに決定いたしました。
次に、議案第49号、議案第50号及び議案第51号について日程順にお諮りいたします。
最初に、議案第49号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第50号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第51号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。

議長(畑中由喜子君)

日程第21「議案第52号葉山町証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(上妻良章君)

それでは、議案第52号について御説明申し上げます。この条例は、提案理由にございますように、地方自治法の改正により所要の改正が必要となることから、葉山町証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正するものでございます。
条例の内容につきましては、別添の条例の概要のとおりでございますが、具体的には条例において引用している地方自治法の条文番号を変更するものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
御質疑がありませんので、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第52号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。

議長(畑中由喜子君)

日程第22「議案第53号工事請負契約の締結について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(上妻良章君)

それでは、議案第53号につきまして御説明を申し上げます。この工事は、葉山町MCA同報通信設備工事でございまして、請負契約金額、消費税及び地方消費税の額並びに請負契約の相手方につきましては議案書に記載のとおりでございます。
仮契約までの経緯について御説明を申し上げますと、契約の執行に当たりましては公募型プロポーザル方式により業者選定をしており、それを受けての随意契約となっております。公募型プロポーザル方式につきましては、平成24年9月20日に本町のホームページに参加資格要件、工事概要等を掲載した公告を行い参加企業の募集をいたしました。その結果、3社より参加表明があり、3社すべての資格要件を満たしておりましたので、プロポーザル関係書類の提出を依頼したところ、2社から企画提案を受け、書類審査、プレゼンテーションを行ったものでございます。評価結果につきましては、お手元に配付をさせていただきました葉山町MCA同報通信設備工事プロポーザル評価結果のとおりでございます。
契約の相手方はNECネッツエスアイ株式会社神奈川支店であり、請負契約金額1億4,526万7,500円、うち消費税及び地方消費税の額691万7,500円で、仮契約を11月20日に締結させていただきました。
この工事につきましては、既存の防災行政無線のデジタル化による高機能化、機器更新を行うものでございます。工事の場所、概要につきましては、添付させていただいております資料のとおり、音波伝搬調査、音響音達調査、親局設備及び副局設備のフロアプラン、設計並びに機器の更新を行うものでございます。工事の竣工期限につきましては継続費を設定させていただいておりまして、平成26年3月17日を予定をしております。
以上で説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。

13番(待寺真司君)

この間実験を議員も聞きまして、非常に鮮明な音が聞こえるということで説明も受けたわけですが、この契約金額の決定根拠なんですが、この間の説明だと、ちょうどこの実施設計業務、いただきました。これであると、そのラード、エルラッドというんですか、LRADの子局が10局で、従来子局5局で、15局で全域カバーできるんじゃないかという説明を受けております。今回この工事請負契約を見ると、その内容のところは屋外拡声子局設備42局という形での契約になってるんですが、この辺ついて、それによってその、今後どういうふうにね、締結をした後進んでいくのかがちょっとわからないんですが、この契約金額で結んでどのような形で行われていくということはある程度決まっているんでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

今御指摘の42カ所の子局につきましては、現時点の42カ所ということで、仕様につきましては42カ所の更新ということで仕様をさせていただきました。したがいまして、この金額につきましては、42カ所にスピーカーを設置した、その部分の金額でございます。この間デモンストレーションを行いまして、LRAD型、LRADの最新式のスピーカー、これは業者の提案でございます。これにつきましては、今後42カ所の音響音達調査等を実施する中で、業者等が並行してですね、LRADの可能性についても調査を行いまして、もしそれが可能ということであるならば新たな提案として受けましてですね、その時点に関しまして町がよしとした場合には、また議員の皆様にその辺御報告を申し上げるとともに、御説明を申し上げまして御了解をいただくような形をとらせていただきたいというふうに思ってございます。現時点でLRAD10カ所、あと子局、従来型5カ所と決定しているわけではございません。

13番(待寺真司君)

よくわかりましたけれども、ちょっとですね、この間の提案の中ですからこれからいろいろ調査して進めるということなので、1点ちょっとですね、不安に思った、この従来子局を使うというふうな形を提案されてますよね。その従来子局につけるスピーカーは従来型なのか、その辺がちょっとわからなくて。従来型を例えばこの、ちょっとまだ案なのでね、わからないんですけども、ここにつけたときにちょっと心配だなと思えるところがあったので確認をしたいんですけれども、もしその従来子局というプロポーザルがあって、調査していって、それを従来子局でやるとした場合には、スピーカーは変えないという、今のものを使うということなんでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

現時点のスピーカーはかなり古いものでございます。今の仕様でございますと、42カ所に1方向の、今までと形は同じで、性能はかなり違いますけれども、性能のかなりよいスピーカーを設置ということでこの金額は出てございます。それを今度LRADも提案として一緒にその可能性についても業者のほうが調べていくというところでございます。

13番(待寺真司君)

もしそうなった場合に、例えば費用の増減とか出ますよね。そうなった場合は、当然ふえた場合は議会にもう一度というような考えでいらっしゃるんですか。もしかしたら減るかもしれないし、その辺はどういうような状況で。

総務部部長(上妻良章君)

先ほどもうちょっと御説明をさせていただきましたけれども、変更が決定した時点でまた議会の皆様にですね、御判断をいただく場を設けさせていただきたいというふうには思ってございます。

9番(土佐洋子君)

LRAD子局10局ということでこの業者からの提案ですけども、この10局のところに、私が9月議会で一般質問をしましたときに吉田部長からお答えがあった11基の街灯に災害時でもバッテリーなどをつけて点滅というか明かりがつくような施設をつけるとおっしゃったのは、このLRADにつけるということでよろしいんでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

決定ではございません。今可能性ということでお話をさせていただいておりますけれども、もしその、この形で10カ所LRAD、5カ所の従来の子機ということにもし変更をまたお願いする段になりましたら、この間、都市経済部長がお答えしたとおり、そこのところには誘導灯とバッテリー等の設置は行いたいというふうに思ってございます。

8番(笠原俊一君)

1点だけ伺っておきます。今回この私の経験している中では、このプロポーザル方式っていうのが初めてなんですね。それで一応42局の従来型のスピーカーを設置するということで1億4,500何がしかの予算を計上して議決をいただいて、なおかつこの同じ会社のほうが提案をされてるLRADに乗りかえた場合には予算が安くなって、またそれはそれでそのときに提案するという、その予算と議会に提案する形というのは、かつてはこういうものをやるからこの費用でお願いしますと、こういう形でしか議会には提案されなかったんですね。それがもしかしたら変わるかもしれないと、変更するかもしれない、予算も安くなるかもしれないというやり方で出されるというやり方がプロポーザルだと、新しい時代だと言われればそれまでかもしれませんけれども、それでは議会の権能というものが、右なのか左なのかよくわからない。こっちもいいけども、もう少し時代がたてばいいものが出るよと言われたときに、はっきりとした値段、はっきりとした方針が定かではないものに対して意見を求められても私は非常に困るということの持論であります。この方式というものが、果たしていいものかどうなのか、私は疑問を感じているんですけども、何で今ここに出さなければいけないのか。きちっと決まってから出されてもいいんじゃないかなと私は思っているんですけども、どういうふうに考えてるんでしょう。私にはちょっと理解ができないものですから、これが新しい時代のやり方だということであればそれまでかもしれませんけども、ちょっと今までにないやり方なので確認だけさせていただきます。

総務部部長(上妻良章君)

先ほども説明を申し上げさせていただきました、ダブるかもしれません、それはわかっているとお答え、お話しをされるかもしれませんけれども、今回の御提案につきましては、あくまでも42カ所、今までの形の仕様の金額で、それでプロポーザルを行いまして、そのプロポーザルの内容、42カ所につきましてもこちらのNECネッツエスアイ、こちらのほうが評価的によいということで1億5,000万の金額でお願いをしているところでございます。その間でですね、プロポーザル方式のこれはよいところであるとは思いますけれども、LRADという新しいシステムの御提案があるというところで、それも一応研究としては並行して進めるというところではございますけれども、今回につきましては、可能性のお話ということはさせていただきましたけれども、議決をお願いする内容につきましては、42カ所のこの金額でお願いをしたいというところでございます。

12番(金崎ひさ君)

そうしますと、今、先ほど新たなLRAD10局というふうな形になった場合には、新たな提案として議会にも説明するとおっしゃいましたけど、それは議決案件ではなくて、一応この1億4,000万というものが議決が通ったとして、そして新たな提案ということは、それを下げてさらに提案するのか、あるいはこういう形で2,000万少なくなりましたとかという説明をするのか、どういうふうな形で提案をされるんですか。

総務部部長(上妻良章君)

新しい…もしですね、可能性の話でございますけれども、LRAD等を採用させていただきたいという過程になりましたらですね、当然事前に、また今回と同じような形で議会の議員の皆様には御説明を申し上げます。その後にですね、きちんと変更契約という形の議決をいただくべく、これは皆様にもお願いをする場を設けさせていただきたいと思っております。

12番(金崎ひさ君)

そうなると、きちっとした金額が出て議決案件として出てくるということでよろしいわけですね。そうすると、今はこの議案第53号といたしましては、42局の更新の仕様書の金額として私たちは今審議をすればいいということでございますよね。そういうことですよね。

総務部部長(上妻良章君)

そのとおりでございます。

12番(金崎ひさ君)

それでは、大まかなところで結構なんですが、電波伝搬調査と音響音達調査、それからフロアプラン設計と3種類の調査を行っておりますし、機器更新も5種類ございます。これ、大まかな金額というものは出ているんですか。それともすべてを含めた金額が1億4,000万ということなんでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

大項目としてですね、音波伝搬調査が幾ら、システムが幾ら、あと設置が幾ら、工事が幾らという形では金額は大まかには出てございます。

12番(金崎ひさ君)

恐れ入りますが、調査費用に関して教えていただけますか。大体どのぐらいのその、例えばLRADにしたらどうとかという調査が入っていると思うんですが、そのような調査費用というのは幾らぐらいかかっているんでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

すいません、ちょっとお時間をいただけますか。申しわけございません。

議長(畑中由喜子君)

はい。

総務部部長(上妻良章君)

お時間をおかけして申しわけございません。調査等はですね、実施設計費として約700万ぐらいの金額を提出をされております。

12番(金崎ひさ君)

それで42局のスピーカーをかえるので42掛け幾らという単価というのは出ているんですか。

総務部部長(上妻良章君)

そこまで細かい単価は今現状出てございません。

議長(畑中由喜子君)

よろしいですか。

8番(笠原俊一君)

私ね、この出し方についてちょっとだけもう一つだけね、疑問点があるのね。それはね、この間11月の20日に議員さん集まってくださいよと、全方位型のスピーカーの紹介したいということで聞かされてるんですよ。要するにね、おいしいえさを先に見させられて、これはすばらしいやと思わせといてこういう提案の仕方をされてるから腹が立つしね、何だ、やり方、おかしいじゃないかと思ってるわけ。明らかにこの間のLRADのほうがね、音量もよかったのよ。そういう、先にそういうものを見させといてからこの提案の仕方はないんじゃないの、と僕はおかしいと思ってる。反対してるわけじゃないけれども、これがプロポーザルの仕方だといえばしょうがないのかもしれませんけども、今までにはこういうやり方はされなかったよ。そういう意図は何だったの、11月の20日にやった意図は。それだけ聞かせて。

総務部部長(上妻良章君)

NECネッツエスアイのほうでですね、プロポーザルの内容ということでLRADという高性能スピーカー、まだ日本での実施の例はございません。それの提案がございました。これの可能性がある中でですね、この、どのような形かという形は私どもまだわからない状況がございました。実際にですね、それを業者のほうでプレゼンといいますか、実証、実験的な形で行いたいという提案を受けまして、それを皆様にもお知らせを申し上げまして、今回の内容でございますので、ぜひ聞いていただきたいということでこの間実施をさせていただいたというところでございます。

2番(近藤昇一君)

この42カ所というのは結局、単指向性の今までの方式でアナログ…失礼、デジタルにするという提案ですよね。我々それを聞かされてないんですよね。というのは、私ども静岡のほうに同報無線の視察に行ったときに、やっぱりアナログからデジタルに変えたと、そのことによって音がすっきり聞こえるようになったと、全然違いますよって説明を受けたんですよ。ですから町が今度アナログからデジタルに変えるということでものすごく期待を私も持ってました。今回の場合には単一指向性じゃなくて全方向、全方位のスピーカーを採用するかもしれない。で私たちこの間聞かされたんだけど、単指向性のね、いわゆるデジタル型というのは聞いてないんですよ。どう違うのかなというのがね。その辺がわからない中でね、先ほども笠原議員も言われたように、1つしか音を聞かされてないんですよ。アナログからデジタルに変わって、変われば音はもうすっきりするんですよ、単指向性のやつでもね。我々が視察したところは単指向性のやつですから、そういうふうに聞かされてますから。じゃああれと単指向性とどう違うのかなというのがね、聞かされてない中で、これありきみたいな形になっちゃうと、後で何か問題があったときね、という思いが、確かにあれも非常にすばらしかったし、かなり遠くの人も聞こえたというふうに聞いてますので、もうデジタルにすること自体がもう正解だったとは思うんですけどね。その辺、職員の皆さんは、その、あれかね、聞き比べをしたんですかね、防災の。

総務部部長(上妻良章君)

単指向性の高性能のものにつきましては、現在も最新式ということでですね、いろいろな自治体でこれは採用はされてございます。残念ながら私も含めましてですね、そこまでの確認はしてございませんけれども、この間ちょっとデモの中でも説明がありましたとおり、かなり性能的には進んでおるんだというところでございますけれども、あくまでも方向性としては単指方向という中で三つ四つ、あるいは2つで足りるかもしれませんけれども、スピーカーがいい。その中で到達距離に関しましても、現状の単指向性では1方向でしかない中を今回は、LRADに関しましては広い範囲でとれるという可能性がございます。今御指摘のですね、確かに単指向性につきましていきなりといいますか、内容に関してこういうものだという説明はございませんで、させてはいただきませんでしたけれども、この間のデモの中、その前のですね、プレゼンテーションの中でもかなり、それに関しましてもかなりクリアな性能の高いものだという説明は受けてございます。

2番(近藤昇一君)

この間のデモのときも、何だっけ、あれは、プロジェクターでね、見せてた中でも、その音の到達距離は単指向性のほうがあったんですよ、あの比較の中で。ただ、それは単指向性ですから一定の方向にしか届かない。ですから1つの子局でもっていろんな方向へ向けたスピーカーをつけなきゃならないというのと、そのLRADが1基で、あれ、幾つかのドーナツを重ねることによって性能が違ってくるみたいだけども、その費用対面ですか、そういう確認もしてるのかどうか。距離がもし単指向性のほうが届くのであれば、幾つかの方向に向けながらね、この設置箇所、減らすこともこれは可能だったですよね。このLRADよりも単指向性のほうがたしか到達距離はいいというふうに説明を受けましたよね。その辺の比較はどうなんでしょう。

総務部部長(上妻良章君)

せんだってのデモでですね、お話しをしたものは、LRADの単指向性の話を、放送スピーカー1方向の話だったと思います。それでいきますとやはり2,000メートルの到達点がございますので、そういった形になりますけれども、従来型のレグレクスフォーンでありますとかストレートフォーンにつきましては、これはやはり300から350あたりの到達というところでうちのほうは聞いてございます。

2番(近藤昇一君)

確認ですけど、それは従来型というのでそのデジタルにした場合でのその到達距離ということでよろしいんですか。

総務部部長(上妻良章君)

そのとおりでございます。

2番(近藤昇一君)

もう一つちょっと気になったのは、参考資料でもって出していただいた中で、この評価結果ですよね。大体そのNECのやつがいい点数になってるんですけど、ただ1つ、たった1点ですけども、その耐震、停電対策、災害対策についてということで、この辺の参考視点では1点だけ低いんですけども。ちょっと気になっているところなんですけど、どういう意味合いなんでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

すいません、今個々のですね、評価を持ってございませんので、どのような内容であったかと、どこを判断をして各点数がついたというのは、ちょっと今すぐお答えはできないんですけれども、トータル的に1点の差でございます。大きな差はなかったんでございますけれども、これに関しては、繰り返しというか、なぞりにはなりますけれども、確かに相手方のほうのが、1点ですけれども評価が高かったという部分はございます。

3番(窪田美樹君)

その費用面のほうでは15点違うんですけれど、お金にしたらどのぐらい違っていくんでしょう。

総務部部長(上妻良章君)

約300万ほどの差があったかと思います。

議長(畑中由喜子君)

続きですか。

4番(守屋亘弘君)

ちょっと基本的なことを教えてもらいたいんですけれども、通常請負契約ですよね。その入札予定価格というのはこの場合設定をしてたんですか。

総務部部長(上妻良章君)

設定はさせていただいております。設定をさせていただいております。

4番(守屋亘弘君)

きょうの参考資料で評価結果が、という資料あるんですけれども、これを見ると、その、この表の右側の企業のほうが値段が安かったという考えでいいんですか。

総務部部長(上妻良章君)

そのとおりでございます。

4番(守屋亘弘君)

しかしながら、いわゆるソフトの面では劣ったと。その実績だ、調査、システム、施工計画、保守、運用の面では、左側のというか、今回仮受注したという企業のほうがよかったということですよね。単純にその値段じゃないよというのはこういう意味だと、こう解釈すればいいということですか。

総務部部長(上妻良章君)

まさに守屋議員おっしゃったとおり、そのためのプロポーザルであるというふうには考えてございます。技術的にもかなり高度なものがございます。単なる金額だけでは今回当てはまらない内容ということでプロポーザルを採用させていただいたところでございますので、今まさに守屋議員がおっしゃったとおりでございます。

12番(金崎ひさ君)

これ、受注者の選定をした、完成したのはいつですか、選定をした日はいつですか。

総務部部長(上妻良章君)

提案書の締め切りにつきましては10月の16日でございます。最終的に委員会を開催して2社への結果通知をしたのは11月の7日でございます。

12番(金崎ひさ君)

卵が先かニワトリが先かという話だと思うんですが、これ、NECネッツエスアイ株式会社神奈川支局、支店に落ちたから、ここに決定したからその新しい提案としてLRAD方式が提案されたということですよね。万が一、西菱電機ですか、そちらになっていたらばこのLRADの提案はなかったということですよね。

総務部部長(上妻良章君)

そのとおりでございます。

12番(金崎ひさ君)

8番議員の疑問を私もちょっと、契約ってそういうものなのかなというのでちょっと疑問を感じてまして、何だかいろいろと考えたらそういうことではないかなと思ったんですね。それで新たな提案として、また議案として、新規のLRADを使った場合に、幾ら安くなるかわかりませんけど、新しい提案として議案として議決事項になるというふうな御答弁をいただいてますけれども、いざここで今の議案53号を議決しなければならないものは何だったのかなというふうに思うんですが。それは700万円かかっている調査費用とかそういうふうなことなのかなとも思ったりしますけれど、もしもそのLRADをやるのであれば、きちっとした金額が出たときに初めての議案として提案してもよかったのではないかなという気もしないではないんですが、そういうところは、本当にさっき言ったように卵が先かニワトリが先か、業者が決まっていますので、業者からの新提案として決まったことなのでいたし方ないとは思います。そういうことですか。

総務部部長(上妻良章君)

プロポーザルの結果そういう形になるという流れでございます。(「はい、わかりました」の声あり)

5番(田中孝男君)

非常にすっきりしない議案なんですよね。このすっきりしない理由はですね、町はできればそのLRADを使いたいと、そういう調査結果が出てくることを待ち望んでるというのがベースにあって、それで、実はその調査結果がついた提案ではないから今そこにそのかじを切ることができない。それで、これ、金崎さんの質問とダブるかもしれませんが、その700万の調査費というだけの議案として出すわけにいかないのでこの1億4,500万を今議決してくださいと、こういう話なんでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

当初ですね、システム、サポート会社がありましたから音響音達調査、先ほど申し上げましたけれども、電波伝搬調査のいわゆる実施方法等の提案等すべてを含んでの今回のプロポーザルでございます。単に調査だけで事前に出してという形はとらさせていただいてございませんので、トータルで御判断をいただければというところでございます。

13番(待寺真司君)

この工事議決を受けてね、どういうふうに進んでいくのか。これ、やっぱり急いでほしいというかですね、現状非常にやっぱり聞き取りにくいという意見もたくさん出てきております。それでこの間テストをね、聞かせていただいて、非常に鮮明で遠くまで飛ぶということがわかりましたので、きょう議決を得たら、例えば調査期間がどの程度を見込んで、議会に提案して、いつまでにできる、工期はありますけれども、少しでも早めることがね、今のこの時代必要じゃないかと思うんですが、その辺についてはこの業者と調整等はついてるんでしょうか。調査期間、それから工事期間でどの程度でできるのか。

総務部部長(上妻良章君)

全体の大まかな工程としてどのくらいかかるかという提案は受けてございますけれども、その提案をどこまで短くできるか。あのNECになった場合に、トータル的に全体工事としては早く上がるという提案は受けてございます。その提案を受けましてですね、調査等に含めましてもなるべく早く上がるような工事等の打ち合わせ等はしてまいりたいというふうに思ってございます。

3番(窪田美樹君)

新しいものでどこの自治体もやってないというところで、この前見せていただいた映像の中に、葉山町は山があるので山に当たるような、360度の音が出るから山に当たった反響はって、そこを考えたところはあってて、吸着機みたいなスポンジを入れたそこで音消しというような、とてもアナログな、なような感じがしたんですね。新しいもの、だからあれを開発したのは何か海軍だか、海の上での発信、だから障害がないところで360度聞こえるようにという仕様はとてもわかるんですけれど、それをいざ山が多いとか高い建物が多いとか、そういった弊害のある土地であれを利用するというところ、先進的なものを利用するのは、使いたいというのはわかるんですけど、あの音消しの仕方にとても疑問が、不思議なものがあったんですけど、実際ね、ほかの自治体が、葉山にやってみて、あれを毎年変えなきゃいけないとか、そういった経費とか、機械の金属のものは長くもつと思うんですけど、ああいったスポンジ的なものがどのぐらいもつのかとか、その、多分このNECの方もそんなに研究はされてないと思うんですけど、そういったところもきちんと研究はされたというか、話し合いみたいなものは行っているのでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

そういったことも含めて今後の提案の内容であるというふうには考えてございます。

議長(畑中由喜子君)

ほかに。

2番(近藤昇一君)

再確認ですけども、その調査の結果によってはこのまんまの形で行くということもあり得るということでよろしいんですよね。何か横浜市では一応採用しているとは聞くんですけど、他の自治体ではまだという形でね、葉山でちょっと実験してみようよという考えだとちょっととんでもない話でね。かつて何か川の中に葉山で実験するから炭を埋めたというのがあったけども、結局失敗して、私あのときに、やるときに葉山町は実験室じゃないって言い切ったんだけど、結局何にも残ってないよね。埋めたまんまだよね。そういうような形にはしたくないなと思ってますので、その辺は十分そこの町のほうもね、勘案していただきたいなと思いますので、その確認だけ。

総務部部長(上妻良章君)

その辺、十分調査研究の上決定をしてまいりたいと思っております。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑はありませんか。
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第53号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。

議長(畑中由喜子君)

日程第23「議案第54号神奈川県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(上妻良章君)

議案第54号について御説明を申し上げます。提案理由にもございますとおり、神奈川県市町村職員退職手当組合を組織する足柄消防組合が平成25年3月30日をもって解散し、同年3月31日をもって脱退することに伴い、組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、地方自治法第286条第1項に規定する協議を行う必要が生じましたので、同法第290条の規定により提案をさせていただくものでございます。
今回の協議の内容は、足柄消防組合が脱退することに伴い、組織団体を規定する別表第1並びに組合議会議員選挙区及び定員数を規定する別表第2から足柄消防組合を削るものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第54号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。

議長(畑中由喜子君)

日程第24「議案第55号指定管理者の指定について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

議案第55号葉山町子育て支援センターの指定管理者の指定について御説明させていただきます。
本議案につきましては、葉山町子育て支援センターの指定管理期間が平成25年3月31日をもって満了することに伴い、次の葉山町子育て支援センターの指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案をさせていただくものでございます。
この指定管理者を選定いたしました経緯につきましては、参考資料の経過書にもございますとおり、葉山町子育て支援センター条例第6条第2項の規定に基づき現指定管理者から町長の指定する日までに申請書及び書類が提出されたもので、葉山町子育て支援センター条例第6条の2項に規定する基準を審査した結果、基準を満たしていることとともに、参考資料のとおり良好に運営がされていることが認められましたので、現指定管理者であります特定非営利活動法人「葉山風の子」を引き続き指定管理者とする提案をさせていただくものでございます。
なお、指定管理期間は平成25年4月1日から平成30年3月31日までの5年間とさせていただくものでございます。参考資料の「特定非営利活動法人葉山風の子」の概要につきましては御参照いただければと存じます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。なお、本案については、去る11月29日に開催されました議会運営委員会におきまして教育民生常任委員会に付託することとなっておりますので、質疑は総括的なものに願います。

2番(近藤昇一君)

今の説明ですと、今回一般公簿みたいな形はしなかったということで、今現在指定管理の業者の意向を聞いてその評価をして継続するということで、ほかに希望を募るとかそういうのはしなかったということでよろしいんでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

そのとおりでございます。

2番(近藤昇一君)

それはどういう理由で。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

本条例の6条2項に現指定管理者がですね、引き続き申請書、また申請書を提出された場合、その内容が良好に審査で良好に運営されてると判断した場合は、現指定管理者に引き続きお願いするという条項がございますので、今回申請が出されましたので、今回その審議した結果、現指定管理者ということで提案をさせていただきました。

2番(近藤昇一君)

制度的にそうなってるでしょうけども、すると一度何しろ指定管理が決まってしまえば半永久的にそこで指定管理ができるという形になる可能性はあるということですね。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

現条例から判断しますと、現の指定管理者が申請した場合に、その運営事業に問題がなければですね、引き続きお願いします。そのために今回その条例の6条2項を定めておりますので、そこに支障がないということを判断しましたので今回また提案をさせていただきました。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑はありませんか。
御質疑がなければ、これにて議案第55号の質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第55号については、教育民生常任委員会に付託することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第55号は教育民生常任委員会に付託することに決定いたしました。

議長(畑中由喜子君)

日程第25「議案第56号教育委員会委員の任命について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(上妻良章君)

それでは、議案第56号につきまして御説明申し上げます。現教育委員会委員であります篠原知氏の任期が本年12月14日をもって満了となるため、その後任委員として、葉山町堀内1959番地、昭和23年10月15日生まれ、小峰みち子氏、満64歳を教育委員会委員として任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。
なお、小峰氏の略歴につきましては、議案資料としてお手元に配付をさせていただいたとおりでございます。
以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。

4番(守屋亘弘君)

地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第3条で、組織についてですね、教育委員会は5人の委員をもって組織する。ただし書きがあって、町村においては3人にできるよということなんですけれども、実際問題その3人…葉山町の場合3人にしたとすればね、教育長と委員長の職務代理者兼保護者、それから委員長の3人で十分だと私は思ってるんですけれども、今回ね、委員、ある委員が退任するということで後任という形であろうかと思うんだけど、その4人にするとか3人にするという検討はしたんでしょうか。町長だよ、提案者だから。

町長(山梨崇仁君)

定数についての検討は行ってはおりません。行ってはおりません。

4番(守屋亘弘君)

だから従来どおりね、5人でいいよと。だから逆に言うと、5人でいいというね、必然性なりさ、論拠をはっきり示してくださいよ。だって、さっき申し上げたとおり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律ではただし書きで3人にすることはできるとなってる。全然話が違うかもしれませんけれども、議会でも議員定数のね、削減等も行ってきたし、ただ漫然と従来5人でやってるから5人でいいやと、そういう話じゃないと思うんですよ。4人でもいいんでしょう。3人以上にすることができるって。ねえ、教育長、そうでしょう。教育長、いかがなんですか。3人以上にすることができるんだから4人でもいいんでしょうって聞いてるんです。

教育長(豊田茂紀君)

法律上はそういうことでございます。

4番(守屋亘弘君)

だからそういう検討もしてほしいということを言ってるんですけれども、何もしてなかった、ただ従来どおりだと。それじゃあ時代の流れというかね、そういうものを何も酌んでないのかな。例えば私の記憶で間違いあればいけないけれども、維新八策とかいって、彼らの話では教育委員会を廃止するってなってる。それで、いじめ問題から端を発したかどうか知りませんけれども、教育委員会制度自体がいろいろ議論を呼んでいるときに、ただ従来5人やってるから5人でいいよ、そういう単純な話じゃないと思うんだけど。全然そういう考慮をしなかったというのはどういうことなのかね。漫然とですよ、私に言わせれば。教育委員会自体は何やら独立してるということだけども、ここにあるとおり地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条1項の規定によりって書いてあるでしょう。これは首長が選んでね、議会の承認を得るということなんでしょう。だからそういう、何回も言うような話だけども、前5人だから従来どおり5人だと、そういう発想はもうぜひやめてほしい。教育委員会制度自体が問題になっているときに、単に、はい、1人退任なさるから次はその後任だと。それから逆にですね、この方は教育長含みなんですか。

町長(山梨崇仁君)

そういうことは一切考えてはおりません。

4番(守屋亘弘君)

そうすると教育委員会委員長含みでもないということですね。

町長(山梨崇仁君)

委員長が御勇退されるということですので、その人員の補充ということにはなりますが、役職を含んでということは私は考えておりませんので、教育委員として働いていただく、その中でそれについては議論していただくことになるというふうに考えております。

議長(畑中由喜子君)

教育委員会でもお答えになりますか。

教育長(豊田茂紀君)

教育長含みとか教育委員長含みというようなことは、基本的にはないのかな。ただ、実際教育委員の中から教育長及び教育委員長を欠員が生じたときに互選をいたしますから、そういう中で、それと同時に提案した場合には事実上のそういう事実としての含みというのはあるかもしれませんが、今回ここで町長が提案されている教育委員の候補については、そういうものは含まれておりません。

議長(畑中由喜子君)

ほかに御質疑はありませんか。
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第56号はこれに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第56号は同意することに決定いたしました。

議長(畑中由喜子君)

日程第26「議案第57号人権擁護委員の推薦について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(上妻良章君)

議案第57号について御説明申し上げます。現人権擁護委員であります瀬高が平成24年12月31日をもって退職することに伴い、後任の委員として葉山町木古庭239番地の2、小松原榮氏、満64歳を法務大臣に推薦いたしたく人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の意見を求めるものでございます。
なお、小松原氏の略歴につきましては、お手元に配付をさせていただきました資料のとおりでございます。
以上で説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第57号は原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第57号は原案のとおり推薦に同意することとされました。

議長(畑中由喜子君)

日程第27「報告第7号専決処分の報告について」、日程第28「報告第8号専決処分の報告について」の2件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)
提案者の説明を求めます。

総務部部長(上妻良章君)

7号、8号一緒でよろしいですか。

議長(畑中由喜子君)

はい。

総務部部長(上妻良章君)

それでは、報告7号につきまして御報告を申し上げます。専決処分書にもございますとおり、地方自治法第180条第1項の規定に基づき全国自治協会町村有自動車共済業務規約の範囲内で町が当事者である和解及び損害賠償の額を定めることについて専決処分をいたしましたので、その報告をさせていただくものでございます。事故の内容につきましては、本年8月6日、午後1時30分ごろ、クリーンセンター清掃作業員が葉山町堀内918番地の7、シーサイドコート葉山にて収集作業中、同マンションの外壁に収集車を接触させ破損させたものでございます。和解の内容につきましては、当事者協議の結果、本件事故による町の過失を100%とし、シーサイドコート葉山管理組合が所有するマンション外壁修理代58万8,000円を町が同組合に支払うことで平成24年11月16日に和解が成立し、既に支払いを終了しております。
続きまして、報告第8号につきまして御報告を申し上げます。専決処分書にもございますとおり、地方自治法第180条第1項の規定に基づき全国町村会総合賠償補償保険の範囲内で町が当事者である和解及び損害賠償の額を定めることについて専決処分をいたしましたので、その報告をさせていただくものでございます。事故の内容につきましては、本年8月17日、午後1時30分ごろ、葉山町堀内2286番地、葉山町クリーンセンター場内において、クリーンセンター作業員が粗大ごみを持ち込んだ葉山町長柄1288番地の1、八幡俊勇氏所有の車両から粗大ごみのソファをおろす際にひきずったため、ソファの金具で八幡氏所有の車両後部バンパーを損傷させたものでございます。和解の内容につきましては、当事者協議の結果、本件事故による修理代、車両修理代4万1,689円を町が八幡氏に対して支払うことで11月26日に和解が成立し、既に支払いを終了しております。
以上で報告を終わります。

議長(畑中由喜子君)

提案者の説明が終わりました。本2件の報告を終わりたいと思いますが、特に御質疑等ございますか。

2番(近藤昇一君)

報告8号のほうについてちょっと聞きたいんですけども、我々粗大ごみを持ち込んだときは自分の車から自分でおろしますよね。これはどういう規定になってるんですか。持ち込んだときは職員がおろしてあげるという規定になってるのか、持ち込んだ人間がおろすことになってるのか。これを親切でね、おろしてあげて、これじゃあ職員だってたまらないとおれは思うんだけどね。持ち込んでおろせないものだったらステーションにね、張り紙して…張り紙というか、そのステッカーを買ってステーションに出せばいいだけであってね。そのステーションのお金をケチるために、言い方悪いかもしれないけども、そのために持ち込んで職員がおろしてあげて、たまたま傷つけてしまったという。だからやり方としてはどうなってるんですか。町が、職員がおろしてあげるという形になってるんですか。それとも持ち込んだ人間がおろすという形になってるのか。それを決めておかないとまたね、それこそまたボディーにちょっとぶつけちゃってまた損害賠償って話もあり得ることだし、一切持ち込んだ人たちがおろしてくださいよ、おろせなかったらステーションに出してくださいと、その分のステッカーを買ってという形にしないと、同じ事故が起こるような気がするんですけど、いかがですか。

生活環境部部長(成島光男君)

ステーションにですね、搬入されたものについてですね、明確にこういうような形で対応するという方法は定めておりませんでした。ただ、職員がですね、搬入してきた方のですね、不燃物、そういうもの、粗大ごみ等について、隣で見てるというのもいかがなものかということで、今までですね、一声かけてお手伝いするというような位置づけでやっておりました。今回たまたま職員がですね、おろすときにソファの下にですね、突起物があったためにですね、それをこすってしまったという問題が生じました。これに対して今後ですね、どのような対応をとるべきかということでちょっと話をさせていただいております。当然隣で声もかけずに見てるというのはどうかということもございます。私たちといたしましては、そういう廃棄物を持ってきた方に対してはですね、一声をかけてですね、町民の方と一緒にですね、その荷物をおろすとかですね、そういうような形で対応をしていこうということで、今後は必ず声をかけた上で職員だけでやることではなく住民の方とですね、一緒にやるという形で対応させていただいて、今後こういうような形がですね、起きないようにしていきたいというふうに思っております。

4番(守屋亘弘君)

報告第8号のことですけれども、甲のね、過失責任というは100%ということになりますか。

総務部部長(上妻良章君)

100%ということで査定をさせていただいております。

4番(守屋亘弘君)

それと和解の内容で、ここの(2)甲及び乙は甲乙間に一切の債権債務関係はないことを確認するとありますけれども、これはどこかの陳情書にありましたように、債権債務はないというようなことは、報告7号の(3)にある甲及び乙は今後本件事故に関して一切異議の申し立てをしないということと同義語と考えてよろしいんでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

基本的には内容同じでございますけれども、保険会社のこういった場合の示談書と同じ内容ということでこういった記載にさせていただきました。同じでございます。

議長(畑中由喜子君)

よろしゅうございますか。ほかに御質疑はございますか。

1番(鈴木道子君)

報告7号でもよろしいんですね。

議長(畑中由喜子君)

はい。

1番(鈴木道子君)

報告7号で1点ちょっと確認したいんですが、この外壁の修理をやる業者は、もうそれは一方的にこのシーサイドコート葉山のほうで決めるということなのでしょうか。

総務部部長(上妻良章君)

費用のほうはこちらでもちますけれども、業者等につきましては相手方が選定して行うということで聞いてございます。

議長(畑中由喜子君)

よろしいですか。ほかに御質疑はありませんか。
それでは、これをもって報告第7号及び報告第8号を終わります。

議長(畑中由喜子君)

日程第29「議案第58号葉山町議会会議規則の一部を改正する規則」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
本案は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第58号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定いたしました。
お諮りいたします。議案第58号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案のとおり決定されました。
それでは、ここで暫時休憩いたします。再開は午後3時20分といたします。(午後2時44分)

議長(畑中由喜子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時20分)

議長(畑中由喜子君)

日程第30「一般質問」を行います。
8番笠原俊一議員、登壇願います。

8番(笠原俊一君)

8番笠原俊一でございます。大変皆さんお疲れのところ、私一人のためにありがとうございます。
それでは通告に従いまして、2項目にわたり、これより質問をさせていただきます。1項目目は町防災体制の確立について伺います。当町では東日本大震災の教訓を踏まえ、災害からの被害を最小限にとどめるために、前定例会で成立しました葉山町第三次総合計画後期基本計画にある重点施策への取り組みや、災害に強く、安全なまちづくり実現のために、この具体的対応を進めていかなければなりません。また、現在北朝鮮のミサイル発射報道もあり、我が町だけが絶対安全であると言い切れることではないと考えております。
1点目に、町の防災行政無線について、この充実に向けた取り組みについて伺います。議員の視察や個人の研究として、他の自治体の取り組みも幾つか視察をさせていただいた経験がございます。学校教材にもあると聞く「稲むらの火」で知られた広川町については、既に同僚議員からも以前話がございました。防災行政無線の取り組みには葉山町同様に、高い柱の上にスピーカーを取りつけ住民に知らせる方法や、各家庭のテレビ・ラジオに緊急放送を配信する自治体、また警察車両や行政車両で危険を知らせて走る自治体など、町の立地状況やその時々の状況に合わせ、各種の方法を複合させて行うほうが有効でありますし、そのように運用している自治体も見てまいりました。さらに、携帯やスマートフォン等、時代を先駆するいろんな設備も使う必要もこれからは必要と考えております。また、さきの、今回、本日の議案の中でも一部触れられてきておりますが、いずれにいたしましても住民に的確な情報提供を早期に行える体制が重要と思いますので、そこで老朽化しているこの町の防災行政無線の充実の取り組みをまず伺います。
2点目に、全国瞬時警報システムJ-アラートとの対応と体制について伺っていきます。大津波警報、津波警報、緊急火山警報、緊急地震速報、弾道ミサイル攻撃、航空機攻撃、ゲリラ特殊部隊攻撃、大規模テロ、津波注意報、震度速報、気象警報、指定河川洪水予報、その他土砂災害警戒警報、東海地震予知警報、臨時火山情報、こうした情報を通信衛星を利用して地方公共団体に送信すると同時に、地方自治体防災行政無線を自動的に起動して住民に伝達するシステムとして、平成16年(2004年)11月、高知の芸西村で住民参加実証実験が行われて以来、多くの自治体でこのシステムを導入しているようですが、当町でも既に昨年導入され、今後防災行政無線の充実や、湘南ビーチFMデジタル化放送等に向けて、費用を含めそうした変更が生じてくるのか否か。また、有事警報発生後の庁内の体制や、自治会などとの連携などを想定する課題について、そうした試案があれば伺いたいと思っております。
3点目に、湘南ビーチFMとの協議についてお伺いをいたします。前議会で逗子市にある町所有の土地を湘南ビーチFM放送局に有償契約で貸し付けることとなりました。これは葉山マリーナ局が津波などで放送困難になる等、有事の対応を備えることとして、安全面の配慮が一義にあり、サテライト局としては従来の施設を今後も使用していく、あるいは葉山に置くということを聞いておりますが、今回伺いたいことは、防災行政無線を補完していく意味で、アナログ波からデジタル波に変わり放送されると伺っており、より出力アップにつながることから、携帯ラジオや町内全世帯の家庭内にラジオの設置を進める方策を検討されているのか否か。また、有事の際の情報提供がJ-アラートや防災行政無線を含め、強化されていくと期待しております。そこでこうした関連などの協議についてを伺っておきたいと思っております。
4点目に、津波警報時に危機警報や避難指示を発令した場合の緊急避難地としての海岸線高層マンションへの住民避難について伺います。現在、こうした場合の協力マンションが葉山に5つあると聞いて…伺っております。また、以前にも同様の質問をしたことがございますが、一色から…失礼。下山、一色、堀内の海岸線付近にお住まいの高齢者や幼児を抱える住民に、大津波から一刻も早い避難は非常に難しいことであろうと思います。総合計画では具体の取り組みにはまだ触れられておりませんので、こうした対応と近隣のこのような堅固なマンション等の受け入れなど、町内会や自治会での対策や、町としてこうしたマンション、あるいは県の施設と協議をされているのか。また、協議をされているのではないかと想定し、どの程度の進捗が図られているのかを伺っておきます。
2項目目に道路の整備について伺います。1点目…まず1点目に、道路整備について6月の答弁後の県との話し合いを伺うと通告をいたしております。朝・夕の通勤・通学の手段や、鉄道のない当町の交通手段は、徒歩、自転車、バイク、乗用車、バス利用など、道路整備は住民の生活に大変重要な課題であります。一色御用邸から逗子市に至る海岸線の狭隘部分では歩道も未整備の箇所もあり、雨天時には傘を差すのもはばかれるような状態もございます。また、通学時の子供たちの安全の確保にも道路拡幅、あるいは歩道整備の必要性も感じております。総合計画の道路整備には国・県道、町道全般の展望は記載をされておりますが、町長も就任後1年近くになり、また副町長もいろいろな経験や人脈をお持ちであると伺っております。また、前回の町長の答弁では、国・県道整備に対してはさまざまな場面を通じて要望を続けていくとありましたので、今回通告した箇所の具体的進展があれば聞かせていただきたい。さらに、県当局、あるいは道路整備の協議について、また町道の整備に関しては都市経済部道路河川課への具体的な指示もされているのではないか、あるいは部課からのお話も伺っているのではないかと思い、お伺いをしていきます。
2点目に伺います。来年の2月から試行的に既に行われている町内会に追加され、堀内3町内会でのごみ戸別収集がスタートされると聞いて、示されておりますが、ごみの収集作業は町道・県道を利用しながら行うことだと思い、その円滑な収集のためにこうした整備の必要性は生まれてこないのか。また、夏ごろからは全町実施をしたいというような話も伺っておりますので、町全体の事業として、一部の部署だけで考えるのではなく、部課を横断して考えていく必要があるのではないかと私は考えておりますので、来年度の…年度末や新年度の町道の整備等々を伺っておきたいと思います。
以上、2項目6点について質問をいたします。よろしく御答弁をお願いいたします。

議長(畑中由喜子君)

答弁を行います。

町長(山梨崇仁君)

笠原俊一議員の御質問に順次お答えさせていただきます。
初めに1項目目、町防災体制の確立についての1点目、町防災行政無線の充実・取り組みについてとのお尋ねですが、町防災行政無線の再整備については先ほど議決をいただき、2カ年の継続事業として本契約となったところでございます。施工業者との契約はプロポーザル方式を採用し、難聴対策等々の課題をいかに解消できるかを企画・提案の中で慎重に業者を設定し、平成26年3月の完成を目指してまいります。
次に2点目、全国瞬時警報システムの対応と体制についてとのお尋ねですが、現在このシステムは消防庁舎の防災無線室に配備し、ことし9月に国が実施した全国的な訓練に参加した際、当町は自動放送ができたことを確認しており、現在も正常な運用を保持しております。平成19年3月に、町内で武力攻撃や大規模テロ等が万一起こった場合、町民の生命・身体・財産を保護するための葉山町国民保護計画を策定し、その情報伝達の即時性を目的に国が直接伝達するシステムがこの全国瞬時警報システムになっております。今後、町防災行政無線の再整備についても、この全国瞬時警報システムの更新が含まれているため、連動しながら支障がない運用を図ってまいります。
次に3点目の、湘南ビーチFMとの協議についてとのお尋ねですが、湘南ビーチFMに関しましても防災行政無線の聞きづらさの対策として、現在協定に沿った割り込み放送を実施させていただいております。現在は全国に先駆け、湘南ビーチFMがデジタル化の実証実験中であり、このデジタル対応ラジオが災害情報を補完する役割が多機能になるとの事前情報はいただいておりますので、当町も今後このラジオについてはその他研究をしてまいります。また、湘南ビーチFMとは平常時・災害時を問わず、多方面で連携もしていきたいと考えております。
次に4点目の、津波警報時の海岸線高層マンションへ等への住民避難についてとのお尋ねですが、東日本大震災時の津波被害以降、当町においても県が公表した明応型地震の津波浸水予測をもとにした津波ハザードマップが年内に完成し、各戸配布する予定でございます。この更新・改訂版には沿岸町内会及び海岸関係者を含め、計3回の意見交換会及び現地踏査を経て策定し、海岸線マンションを特定した協力避難ビルは現状では5カ所になっております。この避難ビルへの避難計画については、特に高台まで徒歩などで避難が困難な災害時要援護者や、各海岸に訪れた滞在者等を想定しております。今後も町は沿岸町内会等と連携させていただきながら、交渉中であります避難ビル対象施設管理者と協定締結に向けて協力要請を続けていく予定でございます。
次に2項目目、道路整備についての1点目、道路整備について6月答弁後の県との話し合いを伺うとのお尋ねですが、三浦半島中央道路延伸につきましては、神奈川県、逗子市、葉山町で構成する三浦半島中央道路1期区間連絡調整会に担当職員を出席させたほか、8月には議員御指摘の箇所を含めて、広く国・県道の整備について政党を通じた要望を行うなど、あらゆるチャンネルを利用して神奈川県に対して要望をしてまいりました。また、松久保交差点への信号機設置につきましては、神奈川県警に対して機会をとらえて要望しておりますが、今後もねばり強く継続的に要望してまいりたいと考えております。
次に、年度末、新年度の町道整備計画を伺うというお尋ねですが、町道整備につきましては現場確認を行い、危険性や緊急性の高い路線を優先的に必要な整備を実施しております。年度末の町道整備計画は特にございませんが、突然の風水害等に伴う災害発生時には、緊急維持費にて対応をしていきます。新年度の町道整備計画については、今年度実施しております道路橋の点検・調査、長寿命化修繕計画に沿って道路網の安全性・信頼性を確保するために道路橋の補修整備を計画的に進めてまいりたいと考えております。
以上で私から1回目の答弁を終わります。

議長(畑中由喜子君)

再質問を行います。

8番(笠原俊一君)

まずね、私がこの2つのテーマというのは、どういう意味合いがあって聞くのかということをまずお話をしておきます。私は山梨町長が非常に若くて行動力があるという前提で、例えば総合計画等々を早くつくりなさいよと、あなたのカラーを出しなさいよということで3月の定例会等々に話をしたことがあると思います。また、いろいろな相談をするところには腹を割ってこの葉山の町のありようというものをしっかりと話をしなければいけないよと。きずなを築いてほしいという意味合いで、県や関係の議員等々に話をして、この町の大事なトップですからね、そういったことの話し合いの場を持ってほしいということが大前提の質問であるというふうに私は思っています。
それでね、まず一番初めに言っておかなければいけないのは、前回6月のときにこの道路問題等々については、あらゆる場面を通じて要望活動を続けていくという答えをしてるんですけども、私が見る限り、続けていくということが前提になってやったということなんだけども、ね、そういったことが見えてないのね、私には。ですから、例えばいろんな道路の問題は住民生活の上で、葉山の町は鉄道がないんだから、絶対必要なものなんですよ。先に道路のことだけを特筆に言えばね。それじゃあ、この逗子と葉山にまたがる県会議員がいるじゃないですか。そういう人と葉山の問題点、ぴたっと話をしているのかどうか。まずやってますか、そういうことを。具体に。

町長(山梨崇仁君)

県会議員さんともそうですけども、黒岩知事とのですね、懇談会、また政党との懇談というか、要望活動等の機会をとらえて、そういった話は伝えさせていただいております。

8番(笠原俊一君)

順番が違っちゃうんでね、余りその特筆性やりたくないんだけども、じゃあ、逗葉新道の無料化どうなってるんですか、いつまでにやるという答えもらってますか。そういう発言をしたくないわけね。だから、問題点は葉山の人たちはこういうのを持っているんだよということを腹を割ってきちっと話し合いを、土俵をつくっておかないといけないでしょう。特にこの間、副町長はいろんな人脈があるんだよと、すばらしい人をお雇いになったという御自分の話もあるし、そういうのを利用しながら、あるいは部課をこういった話にやんなさいということをやっていかなければいけない。前回私もね、個人的にというか、吉田部長にも言ったんだけども、来年から、2月からごみのね、収集作業あるね、「風吹けばおけ屋もうかる」ということわざ知ってるかと。一つのことを行ったらね、回り回ってほかのことが連動してくるんですよ。だからそういうね、ごみの収集作業に土木、道路河川、話し合いの場を持ったことあるか、ありませんと答えてましたよ、ね。一事が万事そういうこと。一つのことを何かなそうとしたら、必ずどっかと重なりがあるから、その部署というか、部課が、部があるわけでしょう。そういうコンセンサスをとるのが首長の役割でしょう。そういうことを私は全体を通して言いたい。私の考え方はいかがですか。まずそういう考え方を持っていただきたいと、私は先輩として、年上として思っているんです。いかがですか。

町長(山梨崇仁君)

笠原議員のまさにおっしゃるとおりだと私も考えさせていただいておりました。先日、全庁内に向けて来年度の行政の取り組む方針として、横連携といったものを一つテーマに掲げようといったかけ声を上げさせていただいております。ただ、笠原議員がおっしゃるように、一つの事案についてこういった連携をと私から言うよりは、現場の職員同士の中でこれは連携したほうが効率がいいじゃないかといったものをどんどん出してもらえるようにといった体制をつくることが私のそもそもの仕事でありますので、掛け声をこれからかけていきながら具体的にどういった連携ができるか、私自身も期待をしながら職員との、職員の横のつながりの活性化、さらにそれが住民サービスの向上につながるように期待をしておるところでございます。

8番(笠原俊一君)

それで、今までの町長さんは大事な補佐がいなかった。今回はそういったサポート役ができたんだから、ぜひとも町長に落ちている部分、町長の配慮が足りない部分、あるいはそこまで…配慮が足りないという失礼な言い方になって申しわけないんですけども、そういう見落とした部分というのかな、そういった部分をぜひとも副町長が補佐をしてやっていただければ、よりよい町になっていくんじゃないかなと思ってますんで、ぜひともあらゆる面で、さっき言った家訓があるということを頭の隅に入れておいていただきたい。まずそういったことを、私のきょうのまとめの話ですから、先に言っておきます。先に言わないと忘れてしまうからね。私がですよ。
それでは、一番初めの話を伺っていきます。この1項目目の1から3番については、ほとんど想定する課題というのは1つです。それで、そのことについて伺いますけれども、まず、町長の考え方も、先ほどの議案のことも伺っていきます。それで、エルラド方式にしても、42局のあの議案の五十何号でしたっけ、それにしても、あの図面を見る限り葉山全町じゃないんですよ、ね。図面見ました。葉山にはね、山もあるんですよ。ハイキングコースもある、ね。そういったところは落ちてるの。全部網羅されてないんですよ。町長の考え方は葉山の住民の世帯のところだけに警報が届けばいいんですか。首長としてのお考えを伺いたい。

町長(山梨崇仁君)

確かに昨今、町の散策路といいますか、ウォーキングなどで訪れる方がふえておりまして、山を歩かれる方がいらっしゃることは重々承知しております。ただ、当町の場合は約70%以上がその山林に占める割合があるために、まずは市街地を優先としたそういった防災行政無線の確実な、聞こえるといいますか、難聴地域対策に取り組むということが優先順位としては高くなるというふうには考えております。

8番(笠原俊一君)

まあ、参考資料でね、こうやっていただいた資料ございますね。その中には確かに住宅が密集しているところ、そういったところには届くような、この参考資料には丸、円が書いてありますよね。見てます。ね。で、本当に山間部、山間部で考え方があって、自然保護の方々が動物だとかそういったものがね、あったときに、例えば中央道つくるときにその自然体系を崩すから、なるべく防音をするために、あそこは3つのトンネルを開閉してませんね、1カ所だけ、ね。森戸の要するに上流部分はふさいでいるんですよ。これは環境対策だということで、騒音だとか排気だとかそういうのが出ることによって環境が悪化するということで、あそこは閉まっていると、つくるときにそういう話出ました。ね。それは確かにその環境という意味ではあるかもしれない。ただし、有事のときには葉山の人たち、どこにいるかわかんないよ。で、今、子供たちはハイキングだとか教育の現場としても山に、野に山に出なさいというような教育も学校教育の場でも、また、山梨町長も子供たちに自然に触れ合うということ大事だという話も聞いているからね。そういう子供たち、可能性あるでしょう。そしたら極力、やはりハイキングコースなり、全町を何らかの形で音が届くように考えるというのが首長の考え方じゃない。もし私だったらそのように配慮するけど、どう。基本的な考え方。

町長(山梨崇仁君)

確かに全町どこでも音が聞こえるということは大変いいことだというふうには思います。ただ、現状今ある運用の中でということがまず優先されて考えておりますし、経費の面もございます。何よりもハイキングコースの対策については、例えば携帯電話が通じないエリアがあるとか、そういったことのほうもございますので、音が聞こえるということも大事ですけども、一方で何かのときに連絡がとれるといったことの対策のほうを優先順位高く取り組んでまいりたいというふうには考えております。

8番(笠原俊一君)

これからのね、いろんな機械というのは、何しろ携帯なんかもね、その衛星からとるから、そういう場所がなくなるのかもしれませんけども、確かに今の携帯電話では南郷地域の奥に入ると非常に悪い。であれば逆に、それを補完する意味でもこれからの防災行政無線、なるべくそっちにいったところも飛ばしてあげなかったら、逆の作用でしょう。音が聞こえなかったために有事から逃れられなかった、どうしてくれるの。あそこの場所は葉山の地域じゃない、ほとんどが逗子だからいいよというわけにいかないよね。と私は思っている。私は考えているから、これからのために全町でなるべく聞こえるような方策というものを頭の隅に入れて考えていただければ幸いというように思ってますけども。いずれにしても、人が住んでる、人が動いてるところだけなればいいということでは僕はないと思ってる。ということで御検討をお願いしたいと思います。
それではね、そのまたもう一つ、J-アラートとエルラドで有事のときの放送、もちろん国民保護法との関係があって、これまで…ここからここまでの部分は国がやらなければならないということは承知をしております。しかしながら、葉山の町でもほかの部分というのはやらなければならない。特に庁内、町の中の体制、こういったものが、私のほうも福本君からいろいろアドバイス受けているから知ってることもあるけれども、やっぱりその…何ていうのかな、町の中でこういうふうになったらだれがどういうふうにする、あるいはそれをどういうような訓練を町外にやっていく、こういったことが有事を避ける、危険から回避するということだと思うんですけども、こういった体制、現実の体制ですよ。要するに、ペーパー上ではできているという話は聞いてるんだよ。現実の体制・対応がとれているかどうかということを、とれてなければこれからどういうような体制をとるために、いつごろからそういう訓練をするということを明確に聞きたい。いかがでしょう。

町長(山梨崇仁君)

職員のですね、まずは町民に対する対応の訓練としまして、笠原議員がおっしゃるとおり、これまで図上訓練や年間大きく行われる総合防災訓練等がございました。今後、来年以降でございますけども、その職員のですね、通常時からの防災訓練、町民の皆様を誘導するための訓練として、1月17日、阪神大震災の日をですね、一つのきっかけとしまして、当町役場への参集訓練、また日中は職員の通常時の避難訓練、避難誘導訓練、また講演会、3月11日におきましては来年度…あ、失礼。来年ですけども、3月11日においては警察との合同の大規模の災害時対応訓練等を行っていきたいと、今そういった予定を計画しております。いずれにしましても、これはまずすぐの、この半年間の話ですけども、これまで職員たちのですね、町民との実際の訓練というものが大分おろそかになっていたということを感じておりますので、そういったものを恒常的に常に訓練し、それが日ごろから行える体制になるように、日ごろからしっかりと訓練を図っていきたいというふうに考えております。

8番(笠原俊一君)

たまたまね、この間議会の視察で鈴鹿市に行ったら、きょうはちょうど防災何とか訓練やっているとこだった。ね。私の知る限り、葉山の職員の緊急参集訓練、やったことはないんじゃないかな。職員のね。職員が、命令を下す職員たちが参集訓練をして、どういう体制でぱっと来るのか。まずこの葉山の町の庁内の体制。たしかそういうペーパーはあるというふうに聞きました。こういう動きでやるということは聞きましたけども、幹部職員を含めてそういったことを、私の記憶ではないと思っているんだけど、勝手な間違いかもしれないんで、少なくとも山梨町長の中ではないよね。少なくともね。ですから、首長がだれであろうがそういったものをこれからやっていかなければいけないと思うし、部長さんたちがすべて葉山の町に住んでいるとは限らないし、課長さんがすべて葉山町に住んでいるとは限らない。指示を出す人間が近所にいなかったら話になんないでしょう。それから、やはり町民のほう、自治会のほうに連動して体系を組むんじゃないですか。方法だとかのところには細かくいろんな体制、副町長が事に当たるとか何とか、トップになるとか何か書いてあったのを読んだことあった記憶はしているんですけども。ね。だからそういう体制というものを、せっかくその与えられたJ-アラート、あるいはいろいろな危機管理の道具、それを使いこなしていくのはまさしく我々…我々は行政じゃないけども、行政側でしょう。それをできる体制をいつから行っていくのかということが大事なんじゃないかなと私は思っているんですけども、明確に春までにやるよ、何とか体系をこれから組んでやるよという御返事をいただけるとありがたいんですけども、いかがでしょう。

町長(山梨崇仁君)

過去にはですね、職員の参集訓練を行ったことがあるといったことを私も実態はというか、経験はないんですけれども、経緯があるということは職員から聞いております。ですが、久しぶりといいますか、久しくやってなかったことは事実でありますので、申し上げたように、まず1月、そして3月と、この半年間しっかりと実際の訓練を行うということで、職員の中での意識の啓発を行っていきたいと思っておりますし、これは必ずや継続的に行うことが大事だと思っております。また、継続的かつその訓練を経た上での発展的な形というものも常に模索したいと思っておりますので、それはしっかりと取り組んでまいりたいとお約束を申し上げたいと思います。

8番(笠原俊一君)

約束いただきましたので、ありがたいと思います。やはりせっかくそのペーパーがあってもね、現実にやらなければいけないと思いますし、かつて私もそういったことで、その後やっていただいたのかどうかちょっと記憶ないんですけども、大多数の職員がやっぱり葉山じゃないんで、大事な、泊まっていくわけにいかないしね、遠くからでもそういう部署の人は来なければいけないというのはこれしょうがない、使命だけどね。実際にそういったことをやって問題点を考えていただければまたありがたいと思いますし、今、町長がやるよって言っていただいたんで、それを期待をしております。
それでは、全体像としてはそういうことなんで、あともう一つ、1の3番のことなんだけども、湘南ビーチFMとの協議ということで、そのビーチFMの場所を貸したということの一番の大きなメリットというものはね、たしか、これはまだ山梨さんが町長になる前から、私は新たにこういうような動きがあって、こういうふうに一生懸命私は努力してるという話もかつてしたことがあると記憶してるし、1カ所の町内会の総会の中で私がかわりに町の方向性というものを話したことがあるということを山梨町長も記憶していると思うんだけども、覚えてますよね。私が湘南ビーチFMの移転はこうなるだろうという、想定の中で町は動いているよということを、記憶があると思うんですけども、もう記憶がなかったらまた、固有の名前を言う必要はないんで抑えておきますけども。あそこの場所にビーチFMができることによって、そのメリット、今の20キロのアナログからデジタル放送に将来変わると。それが私の情報では来年の認可がおりてできるのが、建屋ができてということを考えると、やはりこれの、先ほどの問題と同じように、26年になるだろうという想定も聞いておりますし、そのFM局ができることによって出力が上がって、例えば緊急放送が外から入る。また、各家庭のほうからは中からラジオが自動的に入ってその有事を知らせる、こういったものが両方できればなお一層安全確保になるね、いいことね。ぜひともそのFMさん、木村さん、社長さん、いろんな人脈があるから、それを葉山の町、全世帯、約1万五、六千ですかね、それにつけてもらいたいね。費用は町のほうはないから、なるべくそういう国絡みのほうで出していただいて、あとは町が出すのか、住民と折半なのか、そういったことも必要なことだね、よろしくお願いします、私は答えて、何とかそういう方向性に働きをかけた経過があります。そういうために一生懸命努力した経過があります。それから、その情報も入っておりますし、今おおむねその緊急の防災ラジオをつけるとすると、8,000円から1万円ぐらいの費用がかかるんだろうということでありますし、もしそうなったときに、町長の対応としてはそのお金、1つ1万円とすれば、全部払うとすれば1万5,000世帯、1億5,000万ですかね、1,500万ですか、計算ができなくなった。ね。そういう費用が発生すると思いますけども、そういう取り組みについては前向きに考えていただけるのかどうか。いかがでしょう。

町長(山梨崇仁君)

しっかりと情報がといいますか、その防災無線の情報がしっかりと届けられるように、まず防災行政無線の改定から入らせていただいております。で、私の考えとしては、その上で実際の難聴地域がですね、仮に生じた場合にはそういったラジオ等、別途の方法について、その地域の方々と話していく必要があるというふうにも考えております。また、先日、町内会でですね、既にそういったラジオを配布されたといったことも聞いておりまして、町といいますか、町とその地域の方々と密に話しながら、本当に必要な施策というものをその時点で打っていくことが一番なんではないかというふうには考えております。

8番(笠原俊一君)

そうですね、各町内会がいろいろな形で費用がいただけるような形の体制になりますし、みずから、自分たちの生命は自分たちみずから守ろうという機運が上がれば、私はいいことだと思ってますけども。まず頭に入れておかなければいけないというのは、町長ね、総合計画というのがあって、そこに重点課題として町長は防災、入れているんです、ね。防災を重点だというのは、まずこれを特筆してここをいじったのは議会側じゃないですよね。ね。いずれにしても、議会がサゼスチョンした部分もありますけれども、重点課題として入れているんです。ですから、費用がかかるかもしれないけども、住民のためにあらゆる方策を、安全対策を講じていきますというのが一義じゃない、ね。その場で費用がかかる、どうしようと考えるのはそれからのことであって、まず住民の安全、お金にははかれない部分がいっぱいある。重点プロジェクトの中には、重点課題の中には、1番に挙がった、「よみがえれ故郷の森・川・海推進プロジェクト」、「防災機能の充実」、「防災体制の確立」これはトップに来ているんです。これをつくったのは行政だからね。そのために邁進する努力をしていただきたいということがきょうのこちらのほうのはい、お願いします。
で、続いて話をしていきます。1番の1の4で津波警報のときの高層マンションへの住民の避難、これについては先ほどハザードマップ等々でやっていくということで伺いました。また、協力の…協力マンションというのが5カ所はというのを私も知ってます。でもね、5カ所だけじゃだめだよね。やっぱり葉山全部のマンション、それは今、自動ロックというのかな、不審者が入れないようにということなんだけども、ね、いざというときにはやっぱり一番近いとこの堅固なマンション、そういったところに逃げるのが普通でしょう。それが一番安全対策なんだから、それは部課にお願いをして、命じて、極力有事のときの避難を人道的な立場からお願いします、防災協定を確たる、協定を結んでいるからあなた受け入れないのおかしいじゃないかということじゃなくて、やっぱり近所に住む地域の一つのコミュニティーの一員としてね、ぜひともお願いしますよという形をもっと確立していただきたいと私は思ってますので、これはお願いをするしかない。それに向けて町長は努力をしていかなければいけないと思っていますし、部課に命じていただきたい。できるだけ、葉山のきちっとしたところは100%そのマンション、どことどことどことどこ、普通に見たって逃げるときはそこに逃げるよというのが心情じゃないと私は思ってますし、そういう協力を、町長、副町長だけじゃなくて、部課でもお願いをする、あるいはいろんな人脈、県・国、県会議員、そういうのを使ってぜひともやっていただきたい、これは要望にしときます。ということでお願いします。よろしく。はい。
なるべく早く終わるように約束しましたんで、あともう少しだけさせていただきたいと思います。2項目目に移ります。2項目目、先ほどしょはなに言いましたので、個々の問題について町長の考え方、私の友人は、葉山というのはね、葉山の道路というのは非常に狭いからいいんだと言った方がいます。非常に狭いからよさが失われないんだ、だからいいんだと言いました。でも、商工会の視察のときに、県下からバリアフリーの問題で視察に来た人が言いました。雨の日、まだ元町のあの改良工事がなされる前、雨が降っててバスが通った。葉山はここは健常者には危ない町だ、言われました。ね。雨の日、お年寄りが商店街を買い物に来ます。そのときに歩道はない、傘は車がすれ違ったときに飛ばされた。身の危険を感じた。こんな葉山、怖くて嫌だ。寂しいでしょう、そんなこと言われたら。そして、葉山マリーナのあたり、非常に狭い場所がある。あるいは真名瀬の芝崎のあたり、非常にまだ狭い家がある、狭い道がある。それを広げるためには引っ越しもせざるを得ない。土地はもしかしたら御自分の名義じゃない。いろいろ複雑、難しいものがあると思います。そういったものを踏まえて、町長のお考え、ああいった道は狭いままでいいのか、いかがなのか。私の友人は葉山の道は狭いところがあって、ローカルだからいいんだと言った人がいます。町長のお考え方いかがですか。ただし、それはこちらのものと整合性が図れなくなることを言われるかもしれませんけども、まず首長としてのお考えを聞いておきます。いかがでしょう。

町長(山梨崇仁君)

町の道としてですね、総括してお答えするのは大変難しいところでございまして、私が例えば葉山町の御用邸の近辺、これはそのお住まいの方に申しわけないんですが、であったりとか、一色のあの地域というものは、ある意味町のシンボリックな地域でもあるというふうに考えております。そういった地域の、住宅街の中までですね、道を広げていくというのは、正直私は景観であったりとか、その町の風土というものを残していくという気持ちのほうがはやるところがございます。ただ一方で、市街地として、今、笠原議員がおっしゃったような元町の商店街の地域だったりとか、場所によってはですね、道を拡幅して観光に資する、そして安全を確保するといったことが優先的に考えられる地域もございますので、それは葉山町全体とはいえ、小さな町とは言いながらもそれぞれの地域の特色を生かしながらのまちづくりをする上で慎重に考えながら対応していきたいというふうには思っております。

8番(笠原俊一君)

かつて、三浦半島一周すべて歩道を整備するという計画がありました。また、そういった流れの中で真名瀬の遊歩道等々が勘違いをされて批判を浴びたこともあります。いずれにしても、住民の方々が安心して動ける歩道の整備、あるいは道路の有効な活用のために、経済も含めて活用のために町道の整備、自分の権限の中の町、道路づくりは、これは町長がやらなければならない、私は使命だと思ってますんで、そういったものをぴたっと、私の友人みたいにね、車がないほうがいいんだ、一方通行にしちまえ、車なんか通さないほうがよくなる、極端な考え方を持った方もいました。もうお亡くなりになっちゃったんでお名前は言いませんけども。それが葉山の、ローカルのよさだという人もいますけども、ね、やっぱり文化だとかいろんなものを、じゃあ洗濯板でもう一回昔ながらに洗濯するのか。冗談じゃないよ。やっぱり一回便利になれば便利さを求めるのが当たり前だし、それと融合していくものが行政の役割だからねということは私は言いました。必要な場所は歩道を整備しなければいけないと思いますし、広げていかなければいけない。それにはあらゆる手だてを使って、よろしくお願いをしていきたい…お願いをしたいと思います。
あと4分ぐらいでやめることにしますから。それともう一つ、最後にします。先ほど言いましたように、来年の2月からを目途に3町内会、ごみの収集作業が動きますよね。そういったときにやはり私どものところもあるでしょう。そういう整備をしなければいけないんじゃないかな。あるいはパッカー車が入らないから軽で入って行かなきゃいけないんじゃないかな。場所によっては住民のお力をいただいて、住民が…牛ヶ谷戸でやったようにそりで引っ張ってくるようなところもあるのかな、いろいろなことが想定されます。そういったときにここの場所だけは道路をきちっと直しといたほうがいいよ、そういったことも生まれるんじゃないかと思います。こういう、町を挙げての事業で展開をしていかなければいけない。そういったことなんで、ぜひともそういう話し合い、もしかしたら道路河川だけじゃないと思います。例えばごみの収集、きょうごみのことでやってるわけじゃないですよ。ね。回収作業で狭い道に入って行ったときに、通学時間帯かもしれない、もしかしたら一つのことをやることによって、そういった町全体の連動が生まれるかもしれない。そういったことを想定して道路行政ということを新年度…年度末、あるいは新年度道路計画というものを、縦割り、横割り、そういったことをなくして、葉山全体の事業としてよくするために、牛ヶ谷戸さんでやったのは、デモ、モデルケースとしてやったわけで、それが定着して、それから発展してこれから3カ所、あるいは夏過ぎには全町挙げてということになっていけば私はうれしいと思いますし、それには町道だけじゃない、私道の管理のところも入らせなければいけないことになると思う。私は思ってますし、あるいは県道の部分を使ってやらなければいけない。そういったときに、葉山さんからごみの収集、戸別収集、県道でそういうふうにやる、今までと方式が違った、そんなこと聞いてないよということにならないようにしていただきたいと思いますけども、いかがでしょう。道路行政ということで結構ですよ。

町長(山梨崇仁君)

可能性の範囲のお話としてしまっては大変恐縮なんですけども、現状ではその道路の管理という意味ではやはり危険性と緊急性というものを真っ先に考えなければなりません。また一方で、来年度から始まる…来年から始まるその戸別収集においてですけども、現在のところではその戸別のルートを選定した担当のほうから道路についての提言というものはいただいておりませんので、確かに実際に町を隅々まで歩く職員が多くこれからいるわけですから、そういった方々にですね、そういった緊急な工事箇所、危険などについてはしっかりと声を届けるようにといったことを、庁内で連携を図ることも大変大きなことなんではないかというふうには思います。いずれにしましても、その道路の整備によってですね、町民の方々に御負担であったりとか、危険なことがあっては決してならないとは思っておりますので、その旨も改めて申し上げたいと思います。

8番(笠原俊一君)

以上で終わりますけれども、先ほど言いましたように、一つのことを、新しいことを始めればいろんな広がりがあると。そしてそういったことについては、やっぱり部長たちにきちっとこういったことで話をして、それは町長が言いにくかったら副町長を使って、ね、部課をまとめていろんなことを想定をして対応をしていっていただきたい。田邉副町長、よろしいですね。町長だけに私は言ったつもりはありません。よろしくお願いいたします。以上で終わります。

議長(畑中由喜子君)

これにて8番笠原俊一議員の一般質問を終わります。以上で本日の一般質問を終わります。

議長(畑中由喜子君)

本日の日程はすべて終了いたしました。明日は午前10時再開いたします。本日はこれにて散会いたします。どうもお疲れさまでございました。(午後4時11分)

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更新日:2018年03月20日