葉山町議会 平成23年9月6日
招集年月日
平成23年9月6日(火曜日)
招集場所
葉山町役場議場
開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間
開会
午前10時00分
散会
午後4時07分
応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員
出席14名 欠席0名
番号 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
第1番 | 鈴木道子 | 出席 |
第2番 | 長塚かおる | 出席 |
第3番 | 窪田美樹 | 出席 |
第4番 | 守屋亘弘 | 出席 |
第5番 | 田中孝男 | 出席 |
第6番 | 中村文彦 | 出席 |
第7番 | 荒井直彦 | 出席 |
第8番 | 笠原俊一 | 出席 |
第9番 | 土佐洋子 | 出席 |
第10番 | 山梨崇仁 | 出席 |
第11番 | 横山すみ子 | 出席 |
第12番 | 金崎ひさ | 出席 |
第13番 | 伊東圭介 | 出席 |
第14番 | 畑中由喜子 | 出席 |
地方自治法第121条により出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
町長 | 森英二 |
副町長 | |
教育長 | 豊田茂紀 |
総務部部長 | 上妻良章 |
保健福祉部部長 | 稲山孝之 |
生活環境部部長 | 成島光男 |
都市経済部部長 | 吉田仁 |
教育部部長 | 高梨勝 |
消防長 | 有馬弘 |
総務課課長 | 池田務 |
職務のため議場に出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
議会事務局局長 | 山本孝幸 |
次長 | 廣瀬英之 |
主事 | 佐々木周子 |
会議録署名議員
番号 | 氏名 |
---|---|
第5番 | 田中孝男 |
第6番 | 中村文彦 |
議事日程
第1会期の決定
第2会議録署名議員の指名
第3議長諸般の報告
第4町長行政報告
第5陳情第23-6号神奈川県最低賃金改定等についての陳情
(以上1件総務建設常任委員会報告)
第6陳情第23-13号こどもたちの健やかな成長のための協力への陳情
第7陳情第23-14号「給食の食材が放射線量ゼロであることを目指す事及び、教育委員会主体の給食説明会を早急に開催する事」の陳情書
第8陳情第23-15号「放射線量と子ども達の安全を考える」陳情書
第9陳情第23-16号「葉山町にある公立保育園、小中学校の土壌検査の早急実施願い」の陳情書
第10陳情第23-17号「町民参加型の(仮)葉山町放射能汚染に関する意見交換会の開催及び継続的な町民参加型の対策会議委員会設置要望」の陳情書
(以上5件教育民生常任委員会報告)
第11陳情第23-2号陳情22-3号「葉山町ゴミ焼却炉のダイオキシン測定に関する陳情書」に関連する経過報告のお願いの陳情(葉議第46号の件)
(以上1件ごみ問題特別委員会報告)
第12意見第3号飲食物摂取制限に関する指標の早急な見直しを求める意見書
第13取下げ第23-1号陳情第23-12号「浄化センター処理能力改定の事実調査と調査結果を公にする事を求める陳情」の取下げについて
第14取下げ第23-2号陳情第23-7号「葉山町非常勤特別職の報酬の改正を求める陳情書」の取下げについて
第15取下げ第23-3号陳情第23-11号「葉山町町長および教育長の給与の削減に関する陳情書」の取下げについて
第16議案第14号平成23年度葉山町一般会計補正予算(第3号)
第17議案第15号平成23年度葉山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
第18議案第16号平成23年度葉山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
第19議案第17号平成23年度葉山町介護保険特別会計補正予算(第1号)
第20議案第18号平成23年度葉山町下水道事業特別会計補正予算(第1号)
第21議案第19号決算の認定について(平成22年度葉山町一般会計歳入歳出決算)
第22議案第20号決算の認定について(平成22年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算)
第23議案第21号決算の認定について(平成22年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)
第24議案第22号決算の認定について(平成22年度葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算)
第25議案第23号決算の認定について(平成22年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算)
第26議案第24号決算の認定について(平成22年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算)
第27議案第25号専決処分の承認について(葉山町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例)
第28議案第26号葉山町税条例の一部を改正する条例
第29議案第27号葉山町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
第30議案第28号葉山町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び葉山町立の障害者支援施設に関する条例の一部を改正する条例
第31議案第29号教育委員会委員の任命について
第32議案第30号葉山町議会基本条例の一部を改正する条例
第33報告第6号健全化判断比率の報告について
第34報告第7号資金不足比率の報告について
第35報告第8号専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)
議事の経過
議長(畑中由喜子君)
おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。全員出席でありますので、ただいまから平成23年葉山町議会第3回定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)
議長(畑中由喜子君)
日程第1「会期の決定」を議題といたします。
お諮りいたします。9月1日、議会運営委員会を開きまして、会期は本日から10月7日までの32日間と決定いたしましたが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
よって、会期は本日から10月7日までの32日間と決定いたします。
議長(畑中由喜子君)
日程第2「会議録署名議員の指名」を議題といたします。
会議録署名議員は、会議規則第111条の規定により議長において指名いたします。5番田中孝男議員、6番中村文彦議員のお2人にお願いいたします。
議長(畑中由喜子君)
日程第3「議長からの諸般の報告」を行います。
今定例会に提出されました請願及び陳情は、お手元に配付した文書表のとおりですので、それぞれ所管の委員会に付託いたします。審査結果等については後日報告願います。
議長(畑中由喜子君)
日程第4「町長の行政報告」を行います。
町長の報告を求めます。町長、登壇願います。
町長(森英二君)
おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、行政報告を行わせていただきます。
去る7月1日付で人事異動を行い、既にポストに着任いたしておりますので、御承知かと存じますが、改めて異動のありました議会に出席させていただく職員を、町長部局、教育委員会部局の順に御紹介をさせていただきます。総務部長の上妻良章でございます。保健福祉部長の稲山孝之でございます。教育部長の高梨勝でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
本年の第2回定例会におきまして、議員各位からの提言・要望等合計70件につきましては、既に対応させていただいたものが6件、現在対応中のものが53件、そのほかが11件となっております。なお、質問項目ごとの対応状況につきましては、配付させていただきました資料のとおりでございます。
次に、工事関係についてでありますが、1件1,000万円以上5,000万円未満の契約につきまして、お手元の配付資料により御報告にかえさせていただきます。
続きまして、訴訟の提起が1件ございましたので、御報告させていただきます。本年3月まで葉山町に在職していた元の再任用職員より、葉山町を被告とする訴訟が提起され、去る6月14日に横浜地方裁判所横須賀支部から訴状等が送達されたところでございます。本件訴訟は、原告の雇用が継続されなかったことは不当であるとして、原告が被告との間に労働契約上の地位が存することの確認を求めているものでございます。本町といたしましては、原告の主張には理由がないと認められることから、応訴することとして、訴訟代理人を選任し、去る7月20日に第1回口頭弁論が開かれたところでございます。
以上を申し上げまして、行政報告といたします。
4番(守屋亘弘君)
町長の行政報告の冒頭で、7月1日付で部長職の人事異動があったと。で、私の記憶する範囲、3月時点で元総務部長がおられた。4月1日で前総務部長、7月1日で現総務部長、3月末で元総務部長が定年退職されたのは理解できるにしても、民主党政権じゃあるまいし、何でくるくる総務部長等をかえるのか、その理由を教えてください。
町長(森英二君)
町行政の円滑な運営のために人事異動は行っております。
4番(守屋亘弘君)
町行政の円滑なためにといったら、3カ月ごとにかえるのが妥当だと町長は考えておられるんですか。
町長(森英二君)
3カ月ごとにかえるというふうに決めているわけではございません。たまたま3カ月、新年度に入って3カ月経過したところで異動を行ったということでございます。
4番(守屋亘弘君)
総務部長…前総務部長と町長の間に何か特段の交代すべき理由があったんですか。
町長(森英二君)
人事異動を行う際に、その当人と町長との関係がどうのこうのということは一切関係ありません。
4番(守屋亘弘君)
それから引き続いて訴訟の件がありましたけれども、文書公開等は議会事務局等にあるんでしょうか。送られてきているんでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
文書等は議会には御報告申し上げてございませんけれども、町長の行政報告の中で御報告を申し上げたということでございます。
4番(守屋亘弘君)
ですから、提出してもらえるかどうかね。本日は9月6日ですよね。いつ…先ほどの説明だと、もう以前に訴訟は提起されたんでしょう。で、その事実関係を…事実関係に関する書面等は議会事務局等に何も送られてないと思うんだけど、その辺はどうなってますか。
総務部部長(上妻良章君)
大変おくれて申しわけございませんけれども、事実関係の内容について、後ほど資料として提出をさせていただきたいと思います。
4番(守屋亘弘君)
それと、2市1町のごみ処理関連の裁判で、9月中に一応判決が申し渡されると聞いておりますけれども、そのスケジュールはどうなってますか。
総務部部長(上妻良章君)
判決等につきまして、もう少し延びるということで聞いてございますので、何日に判決が云々ということで、今ちょっとお答えすることはできません。
11番(横山すみ子君)
行政報告になかった問題について、その理由をお伺いしたいんですけれども、今、ごみ焼却炉が停止をいたしております。ダイオキシンの…ダイオキシン類の排水中に基準以上にオーバーしたことについて、原因究明と対策について取り組んでおられますけれども、5月臨時議会のときもそうでございましたが、今、町民にとって非常に重要な問題について、なぜ9月議会冒頭のこの町長行政報告でこの問題について報告がなかったのか。それから、今までの本会議の中で、焼却炉の問題については近々議会に御説明できる状況になると思うという御説明がたびたびございましたけれども、この行政報告でなぜこの2点について触れられなかったか、お伺いをいたします。
町長(森英二君)
6月、7月、8月と、3カ月連続でダイオキシンの出た原因の究明、調査を専門の機関に送って行っております。最後の8月に行った結果が今月9月中に出るという予定になっております。その結果をもって議会の皆様方にも御説明なりができるのではないかと。今そういう段階にありますので、行政報告するところではまだございません。
11番(横山すみ子君)
昨年の12月9日に、議会は全会一致でダイオキシン類基準オーバーの原因究明とその対策について、早急に調査結果を出した上、町民に説明をするようにということが決議として上がっておりますが、そのことについての御認識はいかがでしょうか。
町長(森英二君)
原因究明、そういったものがすべて終わった段階で説明はいたします。
議長(畑中由喜子君)
行政報告の範囲内での御質問にお願いをいたします。
11番(横山すみ子君)
行政報告でこのようなことを申し上げるのは…はい、異例のことと承知をいたしておりますが、本会議は町民の皆様もインターネット等を通じてずっとごらんになっています。本当に町長が行政報告に立たれたときに、この問題に触れるか触れないかは町民にとって非常に注目の的だと思いますので、できれば途中経過でも御報告をいただきたいと思います。議長、すいません、ありがとうございました。
議長(畑中由喜子君)
以上で行政報告を終わります。
議長(畑中由喜子君)
日程第5「陳情第23-6号神奈川県最低賃金改定等についての陳情」を議題といたします。
本件については、総務建設常任委員会に付託し審査を実施していただいておりましたが、既に結論を得ておりますので、この際、総務建設常任委員会委員長より審査結果の報告を求めます。委員長、登壇願います。
総務建設常任委員会委員長(金崎ひさ君)
総務建設常任委員会審査報告。平成23年6月17日、議会第2回定例会において付託された陳情第23-6号神奈川県最低賃金改定等についての陳情は、議会閉会中の平成23年7月19日に担当部課長等の出席を求め慎重に審査を行い、次のとおり結論を得ましたので御報告いたします。
陳情第23-6号の要旨は次のとおりです。今日、非正規労働者の増大と、それに伴う低賃金層が増大している。また、正社員の採用が減少していることや、雇用形態の多様化の名のもとに進められた労働者の非正規化など雇用環境が悪化する中で、最低賃金制度が果たす役割はますます大きくなっている。最低賃金制度は、賃金格差を是正するために必要不可欠な社会的セーフティーネットの一つであり、真にセーフティーネットとしての有効に機能させるためには地域別最低賃金の改善,特定最低賃金における企業内最低賃金協定の締結拡大、雇用労働者の拡大、均等・均衡待遇が重要な課題であるとし、1、神奈川県最低賃金の諮問・改定を早期に行うこと。2、最低賃金の改定に当たっては、地方最低賃金審議会の自主性を尊重すること。3、早期に生活保護を下回らない生活ができる最低賃金となるよう適切な対応を図るとともに、その趣旨及び内容の周知徹底を強化すること。4、2010年の雇用戦略対話の確認に基づき最低賃金1,000円に向けた取り組みへの指導を行うこと。以上4点について意見書を国に提出するよう求めているものです。
審査では、委員総意の意見として、最低賃金については、法に基づき手続を進めるものであり、同制度については厚生労働省で周知徹底を図っている。また、最低賃金1,000円については、全国でも例はないが、神奈川県は東京都に次ぐ額であり、願意は理解できるとし、全会一致により趣旨了承すべきものと決しました。
以上御報告いたします。平成23年9月6日、総務建設常任委員会。
議長(畑中由喜子君)
以上で報告を終わり、これより委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて総務建設常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。陳情第23-6号神奈川県最低賃金改定等についての陳情に関する総務建設常任委員会の結論は趣旨了承であります。本件については委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、陳情第23-6号は委員長報告のとおり趣旨了承されました。
議長(畑中由喜子君)
日程第6「陳情第23-13号こどもたちの健やかな成長のための協力への陳情」、日程第7「陳情第23-14号「給食の食材が放射線量ゼロであることを目指す事及び、教育委員会主体の給食説明会を早急に開催する事」の陳情書」、日程第8「陳情第23-15号「放射線量と子ども達の安全を考える」陳情書」、日程第9「陳情第23-16号「葉山町にある公立保育園、小中学校の土壌検査の早急実施願い」の陳情書」、日程第10「陳情第23-17号「町民参加型の(仮)葉山町放射能汚染に関する意見交換会の開催及び継続的な町民参加型の対策会議委員会設置要望」の陳情書」の5件を一括議題といたします。
本5件については、教育民生常任委員会に付託し審査を実施していただいておりましたが、既に結論を得ておりますので、この際、教育民生常任委員会委員長より審査結果の報告を求めます。委員長、登壇願います。
教育民生常任委員会委員長(山梨崇仁君)
教育民生常任委員会審査報告。平成23年6月17日、議会第2回定例会において付託された陳情第23-13号こどもたちの健やかな成長のための協力への陳情、陳情第23-14号「給食の食材が放射線量ゼロであることを目指す事及び、教育委員会主体の給食説明会を早急に開催する事」の陳情書、陳情第23-15号「放射線量と子ども達の安全を考える」陳情書、陳情第23-16号「葉山町にある公立保育園、小中学校の土壌検査の早急実施願い」の陳情書及び陳情第23-17号「町民参加型の(仮)葉山町放射能汚染に関する意見交換会の開催及び継続的な町民参加型の対策会議委員会設置要望」の陳情書は、議会閉会中の7月7日に担当部課長の出席を求め、一括して審査を行い、結論を得ましたので御報告いたします。
陳情5件の要旨は次のとおりです。陳情第23-13号。福島第一原子力発電所の水素爆発後、3月21日から22日にかけて東京で降下物として検出されたセシウム137は、1963年の大気圏核実験の際に東京で1年間に確認された量の3倍近くに達したという。また、内部被曝は外部被曝より人体への影響が大きいと言われているが、現在の日本の食品放射線暫定基準値は世界の基準を大きく上回っており、安全という言葉に大きな違和感を感じざるを得ない。放射能の影響を大人より受ける子供たちが健やかに成長するための配慮が必要なことから、1、長野県松本市と同様に、本町においても子供たちの内部被曝を減らすため、給食の食材を関西・四国・九州等の産地のものから選ぶこと。また、必要に応じて神奈川県教育委員会等に働きかけを行うこと。2、特定の情報源ばかりでなく、さまざまな角度からの情報収集し、勉強会を行い、町として情報の公開及び共有をすること。3、小・中学校、保育園での課外授業などの行き先等について、子供たちの安全・安心を考慮した体制づくりを検討すること。以上3点について実現に向け取り組むことを求めているものです。
陳情第23-14号。文部科学省は、子供の被曝量について、年間1ミリシーベルトを一つの目安としているが、現在本町の子供たちの年間被曝量は1.09ミリシーベルトになると考えられ、子供たちを放射線被害から守るには配慮が必要な数値であると言える。また、本町の給食には、国の安全基準を満たしているとして、微量ながらも放射線量が検出されている食品が含まれているが、将来にわたる子供たちへの放射能被害リスクをできるだけ抑える必要があることから、1、長野県松本市の取り組みを参考とし、町の給食食材の放射線量をゼロにすることを目指す指針を持つこと。2、放射線量ゼロを目指すに当たり、教育委員会主体の給食説明会を早急に開催すること。以上2点について対応を求めているものです。
陳情第23-15号。本町の現在の空間線量は、東日本大震災以前に比べ2から3倍になっている可能性が高い。放射線が子供たちの体に将来どのような影響を及ぼすかはわからないため、1、将来の子供たちの体に対するリスクを軽減するため、可能な限り子供たちへの放射線量の影響を少ないものにしていくという指針を持つこと。2、その指針を実現するための基準として、法律で定められている子供の年間被曝量1ミリシーベルト(外部被曝及び内部被曝の合計)を守る努力をすること。3、その基準を守る目安として、法律で定められているクリアランスレベル0.01ミリシーベルトを守ること。4、指針を定めた際には町や教育委員会から各家庭にその理由及び内容を告知すること。以上4点について対応を求めているものです。
陳情第23-16号。文部科学省は、子供たちの年間被曝量を1ミリシーベルトと定めているが、町の子供たちの年間被曝量は1ミリシーベルトを超えるおそれがある。しかしながら、6月10日に開催された教育民生常任委員会において、教育委員会の回答が不明瞭であり、強い不安を感じたため、1、公立保育園、小・中学校の土壌検査を早急に実施すること。2、その結果、必要であれば、砂の除去をすること。以上2点について対応を求めているものです。
陳情第23-17号。放射能汚染が子供たちの将来にどんな影響を及ぼすかがわからない中、子供たちの安全を各家庭の判断に任せるのではなく、できる限り子供たちを守りたいと活動している方たちなどと向き合う場を行政が主体となって設け、真剣に子供たちの安全を考えるため、1、本町主体で町民参加型の放射能汚染に関する意見交換会を早急に開催すること。2、意見交換会の中で、何らかの対策が必要であると判断した場合、継続的な町民参加型の対策会議委員会を設置すること。以上2点について対応を求めているものです。
審査では、担当課から原発事故後の経過や取り組み等について、放射能モニタリングデータによる安全の確認、5月19日からの町独自の放射線量の測定や、6月2日からの小・中学校及び保育園での毎週木曜日の放射線量の測定を行うとともに、6月23日には各小・中学校校庭及び保育園園庭での放射能土壌検査を実施し、いずれも基準値以下であり、安全が確認されていると説明を受けました。
次に、給食の食材については、財団法人学校給食会及び同給食会指定の業者から仕入れており、市場に流通しているものは安全と認識していること。また、県内産の食材に関しては、県衛生研究所の測定結果を注視しながら、状況により臨機応変に対応していくとの説明がありました。意見交換の場については、町長と教育委員会で陳情者と意見を交わしており、今後も保護者に対応を説明する機会を継続的かつ必要に応じて設けることで合意している旨の説明もありました。
合意形成の過程で委員から、給食食材については陳情内容に全面的に賛同することはできないとの意見や、県や他市町村の食材に対する対応を調査した上での判断が必要ではないかとの意見もありましたが、陳情5件の願意は子供たちの安全を第一に考え、安心・安全の環境を確保することであるとの認識に立って、陳情内容は既におおむね達成されていると判断し、陳情第23-13号、陳情第23-14号、陳情第23-15号、陳情第23-16号及び陳情第23-17号の5件の陳情については、全会一致で趣旨了承すべきものと決しました。
なお、審査中の議論を受けて、給食食材や放射線(能)に対する取り組みや現況については、今後所管事務調査として取り上げ、引き続き調査することとしたことを付記します。
以上御報告いたします。平成23年9月6日、教育民生常任委員会。
議長(畑中由喜子君)
以上で報告を終わり、これより日程第6から日程第10までについて一括して委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて教育民生常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。
これより1件ごとにお諮りいたします。陳情第23-13号こどもたちの健やかな成長のための協力への陳情に関する教育民生常任委員会の結論は趣旨了承であります。お諮りいたします。本件については委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、陳情第23-13号は委員長報告のとおり趣旨了承されました。
次に、陳情第23-14号「給食の食材が放射線量ゼロであることを目指す事及び、教育委員会主体の給食説明会を早急に開催する事」の陳情書に関する教育民生常任委員会の結論は趣旨了承であります。お諮りいたします。本件については委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、陳情第23-14号は委員長報告のとおり趣旨了承されました。
次に、陳情第23-15号「放射線量と子ども達の安全を考える」陳情書に関する教育民生常任委員会の結論は趣旨了承であります。お諮りいたします。本件については委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、陳情第23-15号は委員長報告のとおり趣旨了承されました。
次に、陳情第23-16号「葉山町にある公立保育園、小中学校の土壌検査の早急実施願い」の陳情書に関する教育民生常任委員会の結論は趣旨了承であります。お諮りいたします。本件については委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、陳情第23-16号は委員長報告のとおり趣旨了承されました。
次に、陳情第23-17号「町民参加型の(仮)葉山町放射能汚染に関する意見交換会の開催及び継続的な町民参加型の対策会議委員会設置要望」の陳情書に関する教育民生常任委員会の結論は趣旨了承であります。お諮りいたします。本件については委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、陳情第23-17号は委員長報告のとおり趣旨了承されました。
議長(畑中由喜子君)
日程第11「陳情第23-2号陳情22-3号「葉山町ゴミ焼却炉のダイオキシン測定に関する陳情書」に関連する経過報告のお願いの陳情(葉議第46号の件)」を議題といたします。
本件については、ごみ問題特別委員会に付託し審査を実施していただいておりましたが、既に結論を得ておりますので、この際、ごみ問題特別委員会委員長より審査結果の報告を求めます。委員長、登壇願います。
ごみ問題特別委員会委員長(横山すみ子君)
ごみ問題特別委員会審査報告。平成23年6月7日、議会第2回定例会において付託された陳情第23-2号陳情第22-3号「葉山町ゴミ焼却炉のダイオキシン測定に関する陳情書」に関連する経過報告のお願いの陳情(葉議第46号の件)は、議会休会中の6月13日には担当部課長の出席を求め、また閉会中の6月27日には陳情者との意見交換を行い、慎重審査の結果、次のとおり結論を得ましたので御報告いたします。
陳情の要旨は次のとおりです。平成22年3月4日に提出の陳情第22-3号「葉山町ゴミ焼却炉のダイオキシン測定に関する陳情書」は趣旨了承となった。その後、関係部署に結果を聞いたが進展が見られず、いまだ行政からダイオキシン類の検査結果の回答がない。平成22年11月25日、焼却炉放流水から基準を上回るダイオキシンが検出され、県の指導により焼却炉の運転は停止されているが、ダイオキシン類に対する町民の不安が解消されていないことから、1、陳情第22-3号の提出時からダイオキシンの発生状況と経過の報告、2、平成20年度以降の測定データの報告書、3、ダイオキシン類発生が確認されたときのクリーンセンターの測定者と責任者の報告書、4、ダイオキシン類関連の安全を確認する責任部署、5、ダイオキシン類を川に流して処理された事実と、この作業の責任部署及びこの報告書の上部者の確認の部署、以上5項目について議会の力で解明し、陳情元への回答と町民への広報を求めているものです。
審査の中で、担当課から、趣旨了承となった陳情第22-3号の対応として、陳情項目であるダイオキシン類測定を連続燃焼中の測定のみでなく、炉の点火から埋火までの連続測定の可能性について専門業者と協議したが、燃焼中以外の検査は法定外のものであり、測定を行ったとしても計量検査証明が発行されないことから、町としての正式な測定データとならないので、測定に至らなかったとの説明がありました。
6月27日の審査では、陳情内容にさまざまな疑問点や問題点があったことから、陳情者を招き、陳情項目等の真意を確認するため、休憩時間中に意見交換を行いました。その中で、1、依頼項目の「測定データの報告書」は、可能な限り開示を求めるものであること。2、多くの委員が疑問を抱いていた「ダイオキシンを川に流して処理されたと伺っていますが、この事実」については、水処理施設が満水になった場合の放流水についての質問に対し、担当職員からは、森戸川に流れているといった程度の回答しかなかったので、「伺っています」としたこと。また、「作業の責任部署及びこの上部者の確認の部署」については、ダイオキシン類の排出は犯罪であることから、職員の責任を追及するのではなく、早く防止させたいとい気持ちからの記述であること。3、「議会のお力で依頼項目を解明していただき」については、議会が陳情内容を解明するのではなく、町から陳情者への回答と町民へ公表を求めていること。要約すれば、職員の対応が適切でなく、明確な回答を得られなかったことから、現況や事実関係を明らかにしてもらいたいこと。そして、ダイオキシン類に対する町民の不安を払拭するため、資料や数値を可能な限り陳情者初め町民に開示し、葉山町が安全であることを明らかにしてもらいたいことが陳情の願意であることが明らかとなりました。
委員から、休憩中に陳情人から話を聞いて願意はわかったが、会議録に残らないため、意見交換で明らかとなった陳情の真意を対外的に明らかにすることができないので、趣旨了承が妥当である。採択するのであれば、陳情者から聞いた願意が文面と違い差しかえが必要であるので趣旨了承との意見の一方で、12月9日、ダイオキシン類基準値オーバーの原因究明と町民への不安を払拭するための対策を求める決議を全会一致で可決しているが、現在もなお町民の不安は払拭されていないことから、趣旨了承は理解できないので採択。陳情者を参考人として再度招致して会議録に残し採択する。陳情者との意見交換で確認した内容を報告書に記載すれば採択してもよいのではないかとの意見もありました。
合意形成に向けた討議を経る中で、陳情者が述べた陳情願意を報告文に補足することとし、葉山町が安全な町であるということであれば、ダイオキシン類に関する可能な資料や数値等を陳情者及び町民に開示してダイオキシン類に対する町民の不安を払拭してもらいたいというのが陳情の願意であると理解し、採決の結果、全会一致により採択すべきものと決しました。
以上御報告いたします。平成23年9月6日、ごみ問題特別委員会。
議長(畑中由喜子君)
以上で報告を終わり、これより委員長報告に対する質疑を行います。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにてごみ問題特別委員会委員長に対する質疑を終結いたします。
陳情第23-2号陳情22-3号「葉山町ゴミ焼却炉のダイオキシン測定に関する陳情書」に関連する経過報告のお願いの陳情に関するごみ問題特別委員会の結論は採択であります。お諮りいたします。本件については委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
異議なしと認めます。よって、陳情第23-2号は委員長報告のとおり採択されました。
議長(畑中由喜子君)
日程第12「意見第3号飲食物摂取制限に関する指標の早急な見直しを求める意見書(案)」を議題といたします。
意見書(案)を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
本件は、議会会議規則第35条第2項の規定によって、提案理由の説明を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、意見第3号は提案理由の説明を省略することに決定しました。
お諮りいたします。意見第3号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、意見第3号は原案のとおり決定されました。よって、意見書(案)を意見書として政府関係機関に提出し、神奈川県知事あて参考送付いたします。
議長(畑中由喜子君)
日程第13「取下げ第23-1号陳情第23-12号「浄化センター処理能力改定の事実調査と調査結果を公にすることを求める陳情」の取下げについて」、日程第14「取下げ第23-2号陳情第23-7号「葉山町非常勤特別職の報酬の改正を求める陳情書」の取下について」、日程第15「取下げ第23-3号陳情第23-11号「葉山町町長および教育長の給与の削減に関する陳情書」の取下げについて」の3件を一括議題といたします。
議長(畑中由喜子君)
お諮りいたします。陳情第23-12号、陳情第23-7号及び陳情第23-11号については、お手元に配付してあります取下げ第23-1号から取下げ第23-3号までのとおり、陳情者から取り下げたいとの申し出がありますので、これを許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、陳情第23-12号、陳情第23-7号及び陳情第23-11号の3件の陳情の取り下げについては、許可することに決定いたしました。
議長(畑中由喜子君)
日程第16「議案第14号平成23年度葉山町一般会計補正予算(第3号)」、日程第17「議案第15号平成23年度葉山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」、日程第18「議案第16号平成23年度葉山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、日程第19「議案第17号平成23年度葉山町介護保険特別会計補正予算(第1号)」、日程第20「議案第18号平成23年度葉山町下水道事業特別会計補正予算(第1号)」の5件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明を求めます。
総務部部長(上妻良章君)
それでは初めに議案第14号平成23年度葉山町一般会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。
1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億9,053万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を93億2,324万1,000円とさせていただくものでございます。
それでは、補正予算書の4ページ以降、歳入歳出補正予算事項別明細書並びに別冊の補正予算に関する付属説明書により順次御説明申し上げます。補正予算書の6ページ、歳入、第9款地方特例交付金、第1項地方特例交付金、第1目地方特例交付金のマイナス666万4,000円から、8ページ第20款諸収入、第4項雑入、第1目雑入のコミュニティ助成事業助成金210万円につきましては、付属説明書の11ページ以降に、その説明を記載させていただいております。
主な歳入内容といたしましては、まず、第9款地方特例交付金のマイナス666万4,000円につきましては、児童手当及び子ども手当特例交付金が1,715万9,000円減額交付されること、並びに住宅ローン減税分、自動車取得税減税分の減収補てん特例交付金が1,049万5,000円増額交付されることから、その差額を減額補正させていただくものでございます。
第10款地方交付税の1億3,847万3,000円につきましては、少子高齢化の進展、社会経済情勢の低迷により財政需要が増加したことにより、当初予算で計上しました地方交付税を更正増させていただくものでございます。
第15款県支出金、児童福祉費補助金の82万2,000円につきましては、子育て支援事業に伴う臨時特例交付金を更正増させていただくものでございます。また、保健衛生費補助金の52万円につきましては、住宅用太陽光発電設備設置費補助金の更正増、教育総務費補助金の60万7,000円につきましては、市町村被災児童生徒等就学支援事業費補助金の更正増、徴収費委託金の1,240万円につきましては、県民税徴収取扱委託金を更正増させていただくものでございます。
第17款寄附金、社会福祉費寄附金の20万円につきましては、指定寄附に伴う収入を補正させていただくものでございます。
第19款繰越金につきましては、後ほど御審議いただきます議案第19号平成22年度葉山町一般会計歳入歳出決算において確定しております前年度から繰り越された剰余金3億9,2076,000千円から、当初予算に計上させていただいております2億5,000万円を差し引いた1億4,207万6,000円を補正させていただくものでございます。
第20款諸収入、総務費雑入の210万円につきましては、コミュニティ助成事業助成金を補正させていただくものでございます。
補正予算書の10ページ、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第3目財政管理費の積立金1億6,000万円から、16ページ、第9款教育費、第3項中学校費、第2目教育振興費の財源更正5万1,000円までは、付属説明書の14ページから19ページに、その説明を記載させていただいております。
主な歳出内容といたしましては、第2款総務費の基金積立金として、財政調整基金積立金1億6,000万円、事務処理OA化事業として、財務会計システム印影変更に伴うシステム改修経費、20万5,000円、神奈川県町村情報システム共同事業として、共同化による新たな選挙システム運用に伴う経費、10万5,000円、過誤納金還付金経費として、税額更正による還付金3,100万円を補正させていただくものでございます。
第3款民生費の国民健康保険特別会計繰出金として、県町村情報システム共同化による新システム移行に伴う繰出金19万9,000円、青少年会館建てかえ事業として、既存施設の取り壊し工事費384万3,000円、保育園運営事業として、備品等購入経費82万2,000円を補正させていただくものでございます。
第4款衛生費の老人保健医療事業として、22年度交付金の額の確定に伴う超過交付額の返還金3万5,000円、地球温暖化対策事業として、住宅用太陽光発電設備設置費助成経費104万円、ごみ焼却処理事業として、焼却炉停止中のため不要となる維持管理に係る経費、マイナス1,079万1,000円、クリーンセンター維持管理運営事業として、焼却炉停止中のため不要となる焼却用燃料費等経費、マイナス507万6,000円、焼却灰等運搬処分事業として、焼却炉停止中のため可燃ごみ運搬処分委託に係る経費1億1,121万円を補正させていただくものでございます。
第7款土木費の下水道事業特別会計繰出金として、後ほど御審議いただきます議案第24号平成22年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算において、剰余金確定に伴い繰出金1,000万円を減額補正させていただくものでございます。
第8款消防費の防災対策事務運営事業として、海抜表示標識設置経費96万6,000円などを補正予算計上させていただいたものでございます。
なお、第9款教育費につきましては、特定財源と一般財源の財源更正をさせていただいたものでございます。
第13款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため697万6,000円を追加し、補正後の額を6,367万5,000円とさせていただくものでございます。
続きまして、議案第15号平成23年度葉山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。
1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,366万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億1,294万7,000円とさせていただくものでございます。
それでは、補正予算書の4ページ以降、歳入歳出補正予算事項別明細書並びに別冊の補正予算に関する付属説明書により御説明申し上げます。補正予算書の6ページ、歳入、第4款療養給付費等交付金、第1項療養給付費等交付金、第1目療養給付費等交付金の現年度分1,085万円から第10款繰越金、第1項繰越金、第1目繰越金の前年度剰余金1億261万2,000円につきましては、付属説明書の20ページに、その説明を記載させていただいております。
主な歳入内容といたしましては、第4款療養給付費等交付金の退職被保険者等高額療養費交付金として、1,085万円を補正させていただくものでございます。
第9款繰入金の他会計繰入金として、県町村情報システム共同化による新システム移行に伴う繰入金19万9,000円を補正させていただくものでございます。
第10款繰越金につきましては、後ほど御審議をいただきます議案第20号平成22年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算において確定しております前年度から繰り越されました剰余金1億261万2,000円から、当初予算に計上させていただいております繰越金4,000万円を差し引きました6,261万2,000円を補正させていただくものでございます。
補正予算書の8ページ、歳出、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の国民健康保険運営事業19万9,000円から第11款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金、第2目国庫支出金返納金の73万4,000円につきましては、付属説明書の22、23ページに、その説明を記載させていただいております。
主な歳出内容といたしましては、第1款総務費の国民健康保険運営事業として、県町村情報システム共同化による新システム移行に伴う経費19万9,000円、第2款保険給付費の退職被保険者等高額療養費支給事業として、高額療養費支給に要する経費1,085万円、第3款後期高齢者支援金等の後期高齢者支援金支払事業として、後期高齢者支援金の額の確定に伴い81万4,000円、第4款前期高齢者納付金等の前期高齢者納付金支払事業として、前期高齢者納付金の額の確定に伴い3万1,000円、また前期高齢者関係事務費拠出金支払事業として、前期高齢者関係事務費拠出金の額の確定に伴い1,000円、第11款諸支出金の国庫支出金等返納金として、平成22年度負担金及び補助金の額の確定に伴う超過交付分返納金73万4,000円などを補正予算計上させていただいたものでございます。
第12款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため、6,103万2,000円を追加し、補正後の額を7,555万7,000円とさせていただくものでございます。
続きまして、議案第16号平成23年度葉山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。
1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,007万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を7億2,172万4,000円とさせていただくものでございます。それでは、補正予算書4ページ以降、歳入歳出補正予算事項別明細書並びに別冊の補正予算に関する付属説明書により御説明申し上げます。
補正予算書の6ページ、歳入、第4款繰越金、第1項繰越金、第1目繰越金の前年度剰余金の4,007万2,000円につきましては、付属説明書の24ページにその説明を記載させていただいておりますが、繰越金につきましては、後ほど御審議いただきます議案第21号平成22年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算において確定しております前年度から繰り越されました剰余金4,107万2,000円から、当初予算に計上させていただいております繰越金100万円を差し引いた4,007万2,000円を補正させていただくものでございます。
なお、歳出、第5款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため、4,007万2,000円を追加し、補正後の額を4,107万2,000円とさせていただくものでございます。
続きまして、議案第17号平成23年度葉山町介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。
1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,548万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を23億6,737万円とさせていただくものでございます。それでは、補正予算書4ページ以降、歳入歳出補正予算事項別明細書並びに別冊の補正予算に関する付属説明書により御説明申し上げます。
補正予算書の6ページ、歳入第8款繰越金、第1項繰越金、第1目繰越金の前年度剰余金2,548万8,000円につきましては、付属説明書の26ページにその説明を記載させていただいております。なお、第8款繰越金につきましては、後ほど御審議いただきます議案第23号平成22年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算において確定しております前年度から繰り越されました剰余金2,748万8,000円から、当初予算に計上させていただいております繰越金200万円を差し引きました2,548万8,000円を補正させていただくものでございます。
補正予算書の6ページ、歳出、第7款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金、第2目償還金の国・県支出金等返還金206万6,000円は、付属説明書の28、29ページにその説明を記載させていただいております。
主な歳出内容といたしましては、第7款諸支出金の国・県支出金等返還金として、平成22年度介護給付費及び地域支援事業費の確定に伴う返還金206万6,000円を補正予算計上させていただいたものでございます。
第8款の予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため2,342万2,000円を追加し、補正後の額を2,542万2,000円とさせていただくものでございます。
続きまして、議案第18号平成23年度葉山町下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。
1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ704万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を12億4,274万5,000円とさせていただくものでございます。それでは、補正予算書の4ページ以降、歳入歳出補正予算事項別明細書並びに別冊の補正予算に関する付属説明書により御説明申し上げます。
補正予算書の6ページ、歳入、第4款繰入金、第1項他会計繰入金、第1目一般会計繰入金のマイナス1,000万円及び第5款繰越金、第1項繰越金、第1目繰越金の前年度剰余金1,704万6,000円は、付属説明書の30ページにその説明を記載させていただいておりますが、繰越金につきましては、後ほど御審議いただきます議案第24号平成22年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算において確定しております前年度から繰り越されました剰余金3,204万6,000円から、当初予算に計上させていただいております繰越金1,500万円を差し引いた1,704万6,000円を補正させていただくものでございます。
補正予算書の6ページ、歳出、第4款の予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため704万6,000円を追加し、補正後の額を1,004万6,000円とさせていただくものでございます。
以上、補正予算5件につきまして御説明をさせていただきました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明が終わりましたので、これより日程順に質疑を行います。最初に、議案第14号について質疑を行います。
4番(守屋亘弘君)
説明書の11ぺージ、地方交付税の関連なんですけれども、一番下に調整率の説明があるんですけれども、この中で財源不足額を上回ったため…失礼、最初から言うと、普通交付税の総額が財源不足額を上回ったため、調整率による調整は行わない。昨年度の補正予算(第2号)では、調整率が0.00819354、すごい数字があるんですが、この財源不足額とは幾らなんですか。
総務部部長(上妻良章君)
不足額総額が幾らというのは今ちょっとつかんでおらんのですけれども、国の当初の予算額がその額、これにつきまして交付税の予算総額の不足が生じないと…上回ったというところで、調整率がなかったということで聞いてございます。
4番(守屋亘弘君)
よくわからないんだけど、総務部長もよくおわかりじゃないと思うんだよね。というのは、調整率…昨年度と比較して調整率があるとすれば、基準財政需要額と基準財政収入額の差以外にも数字が出てくるんじゃないか。というのは、今年度は今申し上げた基準財政需要額と基準財政収入額の差が4億3,847万3,000円と、そのまま交付されてるよということですよね。であればね、財源不足額を上回ったと。だから、昨年は調整率がさっき申し上げたような数字だったんだけど、今年度は普通交付税の総額が財源不足額を上回った。だから、単純に言えば、さっき申し上げた差し引きでもらったということでしょう。交付されたということでしょう。昨年は差し引きの上で、なお調整額というのは373万5,000円あった。それは調整率をぶっかけて下げられたんですよね。だから、財源不足額を上回った。というのは、財源不足額が幾らだったから上回ったということでしょう。そういうことじゃないと、普通交付税の総額、総額が4億3,847万3,000円ということでしょう。これを上回った。だから調整率とか調整は必要なかったという意味合いじゃないかと思うんだけど。
総務部部長(上妻良章君)
財源調整率につきましては、国全体としてですね、全国の財源不足があるわけでございます。それに対してトータルの普通交付税の額、それが上回ったということでございますので、調整する必要がないと。これが逆に財源不足額が全体的に上回った場合には、多少の調整率を掛けて全国の交付団体にそれを交付するということでございますので、全体の国のですね、中での財源不足額がどのくらいかというのは、ちょっと今ではつかんでおらないということでございます。
4番(守屋亘弘君)
ちょっと確認で申しわけないんだけど、国が計算するということ。だから、ここ、文言だけで言うとね、葉山町の財源不足額を上回ったと。そうじゃないということだな。
総務部部長(上妻良章君)
国の全体の話でございます。国全体の話でございます。葉山町の調整率ということではなくて、国全体のということで御理解いただければと思います。
4番(守屋亘弘君)
はい、どうもありがとうございました。それと、引き続いてですね、14ぺージ、15ぺージの総務費、徴税費、賦課徴収費、過誤納金還付金経費3,100万円。これは平成22年度決算ではね、約1,500万なんですよね。で、今回補正で3,100万で、合計4,000万になってると。単純な比較でいくと、先ほど申し上げた22年度に比べて2.7倍になっているんですけれども、その理由は何なんでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
この税額更正でございまして、申告、これの訂正がございました。その件がですね、今回非常に1家族3人分なんですけれども、非常に大きく、下げての申告がございました。したがいまして、その分の還付金がかなり、3,100万円近くと多く出たことによるもので、それによる補正でございます。
4番(守屋亘弘君)
単純に言うと、多くかけちゃったよということですよね。納税額を。だから、それに是正する、そういう意味で4,000万は必要だと考えていいんですか。
総務部部長(上妻良章君)
当初税額につきましては、申告によりまして税率を掛けてお願いするところでございますけれども、その申告額が下げてですね、所得がないと、少なくなったということで、下げての、かなり減額をしての申告になりましたので、その分の還付をさせていただくというところでございます。
4番(守屋亘弘君)
それと、16ぺージと17ぺージ以降、いわゆる4款清掃費、2項…ごめんなさい、間違えました。おわびの上、訂正します。4款衛生費、2項清掃費、2目塵芥処理費。この補正関連で見ますと、要するに平成23年度中はおんぼろごみ焼却施設を再稼働しないという前提であろうと私は解釈してるんですが、そういう解釈で正しいんでしょうか。
生活環境部部長(成島光男君)
この当初予算にも計上させていただいておりますけども、今年度につきましては可燃ごみについて来年の3月分までを委託するっていう形で予算のほうを計上させていただいておりますので、炉については今年度は停止をさせていただくっていうことでございます。
4番(守屋亘弘君)
そういう前提であればですね、2目塵芥処理費のごみ焼却処理事業は、今回の補正では補正額マイナス1,080万程度なってますけれども、全額更正減にすべきだと思いますが、いかがなんでしょうか。
生活環境部部長(成島光男君)
このごみ焼却処理事業の中にはですね、クレーン関係の予算も計上させていただいております。そのためにクレーン関係の消耗品、修繕、また点検委託等の予算は残させていただいておりますので、全額ではなく、それ以外の金額の今回1,079万1,000円を更正減という形で計上させていただきました。
4番(守屋亘弘君)
クレーンの修理関係以外だと思うんだけど、実際にクレーンの修理関係は幾らなんですか。というのは、全額1,400万なんてクレーンの修理にかかるはずがないんだけど。と私は考えてます。
生活環境部部長(成島光男君)
そのほかにですね、ダイオキシン関係の委託関係も入っておりますので、ちょっと先ほど説明漏れてますけども、主なものはクレーン関係でございまして、それ以外のものもこの中に含まれているっていうことでございます。
4番(守屋亘弘君)
この間、ごみ特でダイオキシン類測定分析のスケジュール等をお話がありましたけれども、じゃあ23年度でね、ダイオキシン類測定分析、何検体やる予定になってるんですか。
生活環境部部長(成島光男君)
今年度のダイオキシンの測定に関しましては、ごみ問題特別委員会の中で資料をお出しさせていただいておりますけども、原因を究明するために6月、7月、8月、連続3カ月、3検体ずつやらさせていただきます。それ以降ですね、10月、12月、翌年の2月、これらにつきましてもダイオキシンの検体、3検体を3回やらさせていただきます。これにつきましては、この最初の6、7、8月でですね、原因究明を行いますけども、それ以降についてもですね、ダイオキシンが実際出てるかどうかというのを確認させていただくためにですね、後半部分についても予算のほうを計上をさせていただいております。
4番(守屋亘弘君)
そうすると、今の説明だと、6、8、9、それから…あ、失礼。6、8…6、7、8。これで9検体ですよね。3検体ずつだというのは、ね。それから、その後も3検体ずつだったら9検体で18検体だ。それ以前は全然やってないんですか。4月から、4、5は。数字が合わない。
生活環境部部長(成島光男君)
その辺につきましても、特別委員会の中で説明したと思いますけども、今年度クリーンセンターの生活排水につきましての放流というのは、全体とめておりました。4月、5月、6月…4月、5月に関しましては実際放流というのを行っておりません。放流を開始したのは6月の第1回目の検査を行った後の内容によってですね、ダイオキシンが基準値を超えてないということで放流を開始させていただいておりますので、それですので4月、5月についてのダイオキシンの検査というのは行っておりません。
4番(守屋亘弘君)
だから端的に言ってね、何検体やるんですかと。冒頭で言ったでしょう。6、7、8だ、どうだこうだ関係なくて、全体で何検体やる予定になってるのか、教えてくださいよ。
生活環境部部長(成島光男君)
1回当たりですね、3カ所からのダイオキシンの調査を行う予定でおります。
4番(守屋亘弘君)
だから全体で何検体やるのかって聞いてるんですよ。もうそんなことはね、この間のごみ特で聞きましたよ。3カ所で1検体ずつやるといったのは。だから全体で何検体やるんですか。それで幾らになるんですか、実際問題。そうでしょう。先ほどのごみ焼却処理事業の中でダイオキシン類測定分析やるんだよと言ってるから、全体で何検体やってね、幾らになるのかって聞いてるんですよ。何をとぼけた話してるのか。ただただ時間の無駄だよ。何検体やって、1検体が幾らで、10万だ何だって言えばいいじゃないか。
生活環境部部長(成島光男君)
今年度、ダイオキシンの調査は、先ほど言いましたように各月ごとに行いますと、合計6回行います。その1回当たり3カ所1検体ずつやりますので、今年度合計では18検体を行う予定となっております。1検体当たりの金額でございますが、ちょっと今ここで手元にございませんけど、大体9万から10万円ぐらいの金額になっております。
4番(守屋亘弘君)
それから、18ぺージ、19ぺージにクリーンセンター維持管理運営事業とありまして、その中では焼却用燃料等にかかわる経費の更正減。だから焼却用燃料等にかかわる
「等」が入っているんだけども、実際問題その焼却施設を再稼働しなければ、当然更正減になるんですが、焼却用燃料自体は幾らなんですか、この中で。
生活環境部部長(成島光男君)
今回の補正の中での焼却…特A重油に関する部分に関しましては、480万円の更正減という形でやらさせていただいております。
議長(畑中由喜子君)
まだ続き…今の件で続きがおありですか。それ以外でしたら、ちょっと一度、すみません。
12番(金崎ひさ君)
焼却灰等運搬処分事業について、1億1,121万円の計上になっておりますけれども、これ、6月議会の補正では9月までの同事業の計上がありました。そして、9月以降はどうするのだという質問の中で、それ以上の予算は予備費は5,000万しか残っていないので組めないと。そして9月になったら繰越金が出るので、22年度の決算からの繰越金が出るので…剰余金ですか、ですから、そこから組みたいようなことをおっしゃってました。そして、今回繰越金が1億4,207万6,000円、答弁なさったのは部長でしたが、町長の思惑どおりにこういう余剰金が出て、それを今度はごみの焼却に回そうということだと思うんですが、全く将来展望が見えないんですね。それで、今年度は停止するということを今伺ったんですが。町長に伺いますが、この焼却炉、こういうごみ関連に関する将来展望、どのような図を描いてこのような予算計上なさっているのか、伺いたいと思います。
町長(森英二君)
先ほどもそれに関連する質問が、答弁をいたしましたが、6月、7月、8月と連続して調査をかけております。で、一番新しくは9月中に8月の決算結果が出てまいります。それをもちまして、県のほうにデータを提出し、指導と相談もしながら進めていくわけですけれども、その結果が炉の当面は今すぐ、もう相当の期間停止していますので、再開させるにしてもどういう補修が必要になるのか、そういったことも調査しなければなりません。したがいまして、今回はこの年度内の3月までの停止している補正予算を出させていただいているということでございます。
12番(金崎ひさ君)
そうすると、町長のこの予算計上の思惑の中には、今年度は停止ということを今、部長から御答弁ありましたけれども、停止の内容として、例えば補修したり、それから再稼働するための準備期間のための停止という思いもあるということなんですか。それとも、あの焼却炉を再稼働することはもう難しくて、もうそのつもりはないという意味で、とりあえず形を整えるために3月末までの予算計上させていただくということなんですか。その辺をはっきりさせてください。
町長(森英二君)
先ほど答えましたように、最終的に、将来的にといいましょうか、最終的にそのまま停止あるいは廃炉ということになるのか、あるいは一部補修したりメンテを行って、一時的に、あるいはある時期まで稼働させるのかという結論は、今の段階では決めておりません。
12番(金崎ひさ君)
決めてなくて予算を計上されたと。じゃあ、そうするとね、うがった見方をしますと、これは繰越金が1億4,207万6,000円出たから、とりあえず3月まで予算が組めるから、3月までの処分費を出そうということだったんですか。お金ありきで期日を決めたということですか。これが例えば5,000万しかなかったらば、二、三カ月分しか出せないので、それにしておこうと。そしてまた12月議会で何か考えようというふうなことだったんですか。その辺をお伺いいたします。
町長(森英二君)
お金が先に出てきて、数字が出て、それに合わせて期間を設けたということではなくて、この年度内、3月末までは今のような形態、休止状態が続くであろうと。そのためにはこれを焼却委託する費用が必要になるから、提案させていただいているということであります。
12番(金崎ひさ君)
では、あくまで町長としては、まだ将来展望は何もなく、とりあえずは運搬処分委託に3月まではお願いしようという考え方で計上なさったということで、確認ですが、それでよろしいんでしょうか。
町長(森英二君)
結構でございます。
12番(金崎ひさ君)
それで、先ほど4番議員の検体についてのちょっと関連なので、引き続きやらせていただきますけれども。この前のごみ問題特別委員会で、今、町長もおっしゃいましたけど、今月中にダイオキシン類の結果が出るので、雑排水…クリーンセンターからの排水からはないということで、あとは炉だろうという推測ができる結果が今月中にできるんだということをおっしゃっていましたけれども、それでその後、予備としてずっと排水路に、水に関しては検査をするんだということで、今月までの検査は義務…ダイオキシン類を出したということに対する義務と責任として、どうしてもやらなければいけない調査だというふうに説明を受けました。今後の今おっしゃった検体、16カ所、1回につき9万円ですか。これをするというのは義務としてやらなければならない調査なんでしょうか。
生活環境部部長(成島光男君)
義務ではございません。やはりクリーンセンターのほうの排出水からダイオキシンが出てるかどうか、やはり安心・安全のためにはですね、やっぱり町として確認する必要があると思いますので、10月、12月、2月についてのダイオキシンの調査をやらさせていただくということでございます。
12番(金崎ひさ君)
その件に関しては補正予算とは関係ないので、一言だけ申し上げますけれども、そういう方針が決まらない上に、これもすべて無駄なお金になるかもしれない。非常に無駄なことが多いというふうなことだけは申し上げておきます。
ほかに移りますけれども、もしあれでしたら一回下がりますが。
1番(鈴木道子君)
私は2項目お伺いをさせていただきます。民生費、保育所費の中で、放送設備一式とございますが、これは今までなかったものでしょうか。また、今、震災との関係で何か子供の避難等で新しくつけるものでしょうか。ちょっと内容をお伺いをさせていただきます。
保健福祉部部長(稲山孝之君)
放送設備は現在ございません。今まで利用してきたものはですね、移動式のポータブル的なものの使用をさせていただきました。今回はですね、設置をお願いしているのはアンプ、チューナー、プレーヤー、それからワイヤレスマイク等ですね、一式設置をしたいということで計上させていただきました。
1番(鈴木道子君)
保育所の運営にとって今までそういうものがなかったというのは本当に不安でした。大変にいい計上だと思っております。
引き続いて次の項目ですが、消防費、防災対策費ですが、この津波の被害を防ぐために町内の主要な電柱に海抜表示標識を設置するというふうに出ておりますが、これはもう早急に設置をしていただきたいというふうに私は思いますが、この設置の完了はいつごろめどでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
今、早急にという1番議員のお話でございます。これにつきましては海抜測量も含めてですね、あと100カ所設置も含めておりますので、年度末には何とか設置をしたいなというふうには思っております。
1番(鈴木道子君)
これ2項目で終わりますけれども、1点、私は町長に申し上げたいんですけれども、隣の逗子で震災復興と地域活性化ということで、プレミアム商品券を補正にのせるというようなニュースを伺いました。当町もかつてプレミアム商品券出したときに大変好評で、続いてという要望が多く寄せられたところであると認識しておりますけれども、この震災復興という意味にかけまして、大変今のタイムリーな私はお隣の逗子の応対であるというふうに思いますけれども、町長は今回、もちろんこの補正には載っておりませんけれども、町長のそれに対するお考えを1点伺わせていただきます。
町長(森英二君)
鈴木議員御指摘のとおり、前回行われましたプレミアム商品券については、大変好評であったと。それから地域商業等も活性化に非常に役立ったということを商工会等からも話を聞いて、再開を望みたいという要望も受けております。今の逗子の例を引き合いに出してのこれはチャリティーを兼ねたキャンペーンと、チャリティーを兼ねたプレミアム商品券というふうに理解しておりますけれども、当町におきましても検討の余地は…必要性はあるかなというふうに思っております。
8番(笠原俊一君)
私も2点ほど一般会計の補正について質問があったんですけれども、先ほど4番の議員が私の1点の重なっていることについて、るる質問していただきましたので、気になった部分を追加しながらお伺いをさせていただきたいと思います。先般9月の1日に全員協議会の席の中で、ある程度、町のごみの政策というものがわかるかなというように思っていたんですけれども、わからなかったという中で、この今回の補正予算でもって初めてこの町のクリーンセンターの問題について直さないかと。来年の3月いっぱいまでは手をつけないという今お言葉がありました。そして私は前回の1日の日にも、町長の任期は1月の15日が選挙になりますよという話もしたと思いますけれども、そのような新聞報道も、もう既にされましたので、この点は確認としまして、この補正予算の中から推測する、推察することができるという中で、1点はわかりました。
そして今、るる説明があった中で、ごみの焼却灰運搬等ですね、処理等について、来年度までの追加補正ということで、1億1,000万強のお金が追加補正されるということですけれども、町長はいろいろふだん町の中で言っているごみの戸別収集というものは、当然ごみの戸別収集が進めば、この運搬処理費用というものは、量に計算してありますから減るはずだということになりますので、これもやはりごみの収集、戸別収集もやらないという理解でよろしいのかどうか。この補正から読み取れるのは、そういうことになるんじゃないかなというふうに思うんですけども、総務部長、部長、どういうふうに考えたらよろしいですか。この件は全くこれに当てはまりませんか。当然、戸別収集事業を始めれば量は減るわけですから、この費用が変わってくるというように読んで、私はですからこういったものから、やらないというふうに読み込んだんですけど、いかがでしょう。
議長(畑中由喜子君)
総務部長じゃなくて、生活環境部長でよろしいですか。
生活環境部部長(成島光男君)
戸別収集、資源ステーション、指定袋、これらについて、今、議員のほうから今年度やらないんじゃないかっていう形でお話を伺いましたけども、ことしの2月の定例会の中で条例改正を提出させていただきまして、改正について否決っていう形になっております。私たちのほうもですね、5月には住民のほうに説明会等を開いて理解を得られる努力をさせていただいてるところでございます。また、その中でいろいろな御意見等伺いまして、内容についてもですね、さらに検討させていただいて、一部変更できることにつきましては変更させていただきたい。そのように考えておりますけども、いずれの段階で提案のほう、再度の提案をさせていただきたいと考えております。ただ、今年度はやらないのかっていうことにつきましては、そういう考えじゃなく、いずれどこかでやらさせていただきたいと思っておりますけども、その時期につきましては、まだ今現段階ではお話しできる状態ではないっていうふうに思っております。
8番(笠原俊一君)
毎回よくわからない答弁になってしまうんですけども、当然、今回ごみの袋の補正、出てませんし、物が出てませんね。ということは、条例改正しないということで、ごみの減量化に向かってはごみの指定袋も一緒じゃないとやらないというような町長の御意見というかな、お話、部長の答弁もありましたけれども、それを抜けば、できないことはないとは思うんですけれども、いずれにしても今回の補正予算にそういったものが出てこない限りは、読み取れない、やらないだろうということで、片方で先ほど4番が話をしましたとおり、クリーンセンターについては現状維持ということで、何も手を打たないということがわかりましたのでね、当然そういう方策があわせて出てくるのかなあというように思えば、何もやらないというようにしか読み取れないということの私は理解をさせていただきたいと思いますけれども、そういう理解をしてしまってもよろしいですか。いかがです。それだけ聞いておきます。
町長(森英二君)
今、笠原議員御説明のとおり、さきの議会で条例案が否決をされて、いわゆる半減袋、いわゆる半減袋の導入はまだ実現できないということです。こちら担当としては、半減袋、それから戸別収集、資源ステーションのいわゆる3点セットが一番有効的であるから、それを目指したいという方向は持っておるわけですけれども、いかんせん条例化が必要なものが入っていると。ならば、じゃあそれを必要としない、今のお話では戸別収集あるいは資源ステーションについて先行したらどうかという町民の方からの意見も多く寄せられております。そういった方策について、いずれにしても町内会、そういった単位で相当な説明と協力を求めなければいけませんので、今、町内会のほうとも協議をしながら、どういう地域でどういう方式がとれそうかということを検討している段階でございます。あきらめているわけではございません。
10番(山梨崇仁君)
幾つかございます。初めに、13ぺージ、付属説明書13ぺージのコミュニティー助成事業助成金、かつて一色や木下で助成金適用されて、非常にいい内容だったと思うんですが、この3自治会の具体的な助成金の使い道について、まず教えてください。
生活環境部部長(成島光男君)
今回のこのコミュニティー助成事業助成金でございますけれども、付属説明書の中に記載しておりますけども、町内会、3町内会に対しまして、改修工事を行うものに対しての歳入を計上させていただいたものでございます。これは住民が…コミュニティーがですね、自主的に行う事業に対して交付されるというものでございまして、実際、町のほうにですね、連絡が来るのが今年度ちょっと遅かったものですから、通常ですと6月ぐらいの補正の中で提案させていただくものとなっておりますけども、本年度、申請してから確定の通知が来るのが6月を過ぎるような状態になっておりましたので、今回こういう形で補正のほうをさせていただいたというものでございます。
10番(山梨崇仁君)
了解です。続きまして15ぺージの事務処理OA化事業の町長印の変更なんですけども、変更する理由を教えてください。
総務部部長(上妻良章君)
長年の使用によりまして、かなり磨耗等が進んだために、新しく更新するものでございます。
10番(山梨崇仁君)
あと2点です。16、17ぺージの地球温暖化対策事業の住宅用太陽光発電設備なんですが、県知事もかわって、この太陽光については注目が集まっていると思います。伺いたいのは、まず県とのかかわりの中で、当初予算にかかわってくるのかもしれませんが、今後の太陽光に対する力の県の入れ方と町の歩調について伺いたいことが1点と、逆の視点で、町民のサイドのほうで今回10件補正してますけども、どれくらいの盛り上がりというか、ニーズがあるのか。あわせて町の触感を教えてください。
生活環境部部長(成島光男君)
御存じのように、今年度、神奈川県知事の改選がございまして、黒岩知事になられまして、その中で太陽光について打ち出されております。県のほうも予算のほうをですね、かなりの増額って形で計上しております。その中で各町村、町のほうにもですね、連絡が来まして、どのような形で対応するかっていう調査がございました。今年度、当初予算の中で28件分のですね、補助、助成の交付金額を計上させていただきましたけども、町といたしまして、今後の見込み等を含めまして、10件分をですね、プラスさせていただいて、予算のほうを計上させていただきました。昨年の実績見ますと、大体9月以降につきまして、申請自体がかなり減ってくるような状況も見受けられました。今年度10件を計上しておけばですね、我々としては多分要望の範囲内で対応できるのではないかなというふうに考えまして、今回この形で計上のほうをさせていただいたというものでございます。
10番(山梨崇仁君)
では、現状、枠が足らなくなるとかですね、ニーズが余りにも多くて今回補正してるとか、そういうわけではなく、県の意向を受けての補正なんでしょうか。
生活環境部部長(成島光男君)
今の現状で申しますと、8月末の時点でございますけども、予算では28件分という形でお話ししましたけども、全部が予算の満額に満たしたものじゃございませんので、実際29件の申請がございまして、補助の決定をさせていただいております。また、そのほかにですね、キャンセルっていう形で、今のところ4件ほど予定されております。これにつきましては当初予算の中で対応させていただくっていう補助要綱の中でございますけども、今回こういう形で補正予算を出ささせていただくっていうことで、キャンセル待ちというような形で受け付けのほうをさせていただいております。実際、キャンセル4件ございまして、残りにつきましては6件程度は余裕があるという、今補正を通させていただきますと、6件程度の余裕があるっていう形になります。
10番(山梨崇仁君)
先ほど部長がおっしゃいました県の調査があったということですけれども、県から具体的に来年度に向けての方針など決定事項など連絡は来てるんでしょうか。
生活環境部部長(成島光男君)
来年度についての話っていうのはまだ来ておりません。今年度についての補正とか、そういうものはどうですかっていうような調査は来ております。
10番(山梨崇仁君)
すいません、最後にします。18、19ぺージの防災対策事業なんですが、この海抜の表記について、逗子市でも行うという話を聞いてるんですけども、津波、海抜に対する意識というのは、逗子市においても葉山町においても同じだと思います。他市との連携としてどのようにその点お考えになってますでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
今回につきまして、この100カ所の表示につきましては、これは町単独でやらせていただくものでございます。津波関連につきましては、県としてもですね、県単位でも湾岸市町の連携ということもうたってございます。たしか県知事もそのような姿勢だということでございますので、今後につきましては他市、近隣市等とですね、津波対策等の連携はとってまいりたいというふうには思っております。今現在、具体的にどうのというところはございません。
10番(山梨崇仁君)
以前6月に県のほうで土砂災害防止法に係る住民説明会を行っている中で、私のほうに来てる話、これは葉桜・イトーピアの話だったんですが、葉山町の説明会ということで、葉山町の地図のもとの説明であって、葉桜・イトーピアの方々は、結局逗子側におりて逗子駅に行かれる。生活圏があちらにかなりある関係で、その地図に対してですね、我々は逗子には逃げられないのかと。逗子側の問題はどのように把握できるんだというような意見が私のほうにも届いております。同じように、この津波の問題も、さきの地震の際には逗子市民の方々が葉山のほうに避難もされているということもございますし、その辺、例えばこの海抜表記についてもですね、なるべく逗子市においても葉山町においても、同じようなデザイン、同じような場所に掲出されているべきというのがユーザーじゃなくて…市民の方々、側からすればの視点じゃないかなと思うんですが。その辺、特に共同歩調をとるような話し合いは、今のところはないということでよろしいでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
鎌倉・三浦等が同じような形で海抜表示をされるというお話は聞いておるんですけれども、現時点、今、具体的にですね、隣近の逗子と歩調を合わせて云々というところのみたいな話はございません。
10番(山梨崇仁君)
意見になってしまうんですが、デザインを景観上ですね、にも配慮したものをぜひ創意工夫を行っていただきたいという思いを持って、この件については注視をしておりました。申し上げていることも、意見ですけれども、逗子市ともぜひ間に合うのであればお話をしてほしいなというふうには感じてはおりますが、その可能性についていかがでしょう。最後にします。
総務部部長(上妻良章君)
申しわけございません。検討させていただきたいと思います。
11番(横山すみ子君)
2点についてお伺いをいたします。防災対策費と、それから先ほどの焼却灰等運搬処分事業なんですが。まず防災のほうで、この補正予算に載っていない問題について、検討された結果載っていないのかどうかについてだけ確認させてください。
1つは、三浦半島活断層群について、非常に報道等が出ておりまして、県の防災の重点としても三浦半島活断層を最重点とするという方針が出たということでございますが、当町はまだ横須賀は横須賀市の活断層群について非常に立派なカラーの地図と解説が出ておりますけれども、当町の町民の方たちに、当町として三浦半島活断層群が葉山町内にはこんなふうだというような地図等の作成や、あるいは説明などについて至急やるということを検討されたかどうか。補正には載っておりませんが、検討されたかどうかを伺います。
総務部部長(上妻良章君)
今まだ具体的にですね、いついつまでに、いついつにこの住民の方に御説明申し上げる、どのような図面ですか…も含めて、ビジュアルで示すという具体な話はないんですけれども、これにつきましては、申しわけございませんけれども、重要な内容でございます。活断層につきましては非常にナーバスな話ではございますけれども、その辺を含めまして作成に向けて検討はさせていただきたい。説明会につきましても検討はさせていただきたいというふうには思います。
11番(横山すみ子君)
ホームぺージには載せていただいておりますけれども、拡大をするとちょっとわからない…ぼやけてしまうということがございますので、お願いいたします。
もう1点、町長のほうなんですが、自主防災組織に対する資機材の助成金について、ぜひ早めにということを、多くの方がおっしゃっていると思うんですが。今回の補正に載ってるかなあと期待をしておりましたけども、なかったんですが、御検討はされましたか。
町長(森英二君)
防災資機材のより充実ということは、幾つかの町内会のほうからもお話を伺っております。で、特にこういう今の状況下ですから、それを望む声もあります。また、私自身、3.11のとき、夜、巡回をしたときに避難場所ですね、停電中ですから真っ暗な中で不安を抱えていたという。ところが、ある場所では自家発電機を調達してきて、それで明るさを保っていたというような、そういう場所によっても差もございます。そういった意味で、そういう資機材の中でも非常に緊急あるいは重要性の増すものというものも順次リストアップしたりして充実させていきたいというふうには考えております。
11番(横山すみ子君)
お考えをいただいてるということで、大変ありがたく思うんですけれども、ぜひこれを数字として表現していただいて、消防のほう、あるいは防災に、このように余裕ができたお金を回しましたというのは、だれも納得のいくところだと思いますので、なるべく早く実現していただきたいと思います。
もう1点、ごみのほうで、すいません。先ほど部長のほうから、本年度は炉は停止したままの方針で、この予算計上したというお話がございました。前の資料を持ってくればよかったんですが、大変申しわけないんですが、ちょっと置いてきちゃったので。本年度の焼却灰等の可燃ごみの焼却や運搬委託が2億8,000万ということでよろしいんですか、数字として。で、昨年の11月26日から本年3月31日まで、一度御説明を伺ったときに約1億2,000万という数字を本会議でおっしゃっていただいた記憶があるんですけれども、もしこの記憶が間違っていなければ、トータル4億ということでよろしいんでしょうか。部長、この点について確認させてください。
生活環境部部長(成島光男君)
今年度の焼却灰の予算額の合計は、こちらに記載してあります補正後の額って形で約2億8,000万円って形になっております。この中にはですね、横浜市の焼却灰のですね、委託分というのが約360万ほど含まれておりますので、こちらから引いた金額が実際の焼却に対しての予算額って形になります。それと、昨年の11月からトータルってことでございますので、予算額とですね、実績を足すとその金額になるのではないかなっていうふうには思っております。
11番(横山すみ子君)
今その金額とおっしゃっていただいたんですが、横浜市のそのお金を引くと、約2億7,640万プラス1億2,000万で、約4億、昨年の11月26日以降かかっているという解釈で間違いありませんか。
生活環境部部長(成島光男君)
そうでございます。
11番(横山すみ子君)
本日の補正予算、拝見していて、地方交付税等も予想よりも多くいただけて、繰り越しのお金もあって、ものすごく追い詰められるかなと思っていたら、数字的にはちょっと一息ということかもしれませんが、約4億のお金がこのごみ問題で運んで焼くために使われていると。それから、横浜市は6月まで焼却を受けてくださいましたけれども、これは緊急対応ということで、約7カ月対応していただいたんですが、自治体の常識として非常事態になった場合に、次の対応策を考えるのに約半年は余裕を見ようと。それ以降も何の対応策がなければ、これ以上契約は受けることができないというのが横浜市の解釈だったのかなというふうに私は思ったんですけれども。町長に伺います。焼却のお金は載っていますけれども、炉をとめたまま焼却委託をするとして、次の対応策を考えるためには、水が大丈夫であったということがわかれば十分なわけではなくて、水が大丈夫だったから県にどういたしましょうという相談に行っても何もならない。町がどういう方針を持つかということをはっきりさせた上で相談に行かなければいけないわけでございますが、本会議でもごみ特でも、何人かから出ておりましたが、これからの対応のために専門家の知恵を借りるという予算が載ってないんですけれども、町長、任期来年の1月…(「15日」の声あり)まででございますけれども、その間に、先日のごみ特でも、まだいろいろ知恵を絞って考えるということでございましたが、お一人で知恵を絞るのではなくて、この関係の専門家の意見を聞いてみるための予算ということであれば、今、9月に載っていれば町長任期中に相談ができるんですけれども、12月補正ということですと、ほぼだめなんですが。この専門家の知恵を借りて焼却炉について評価をするというお考えはなかったんでしょうか。
町長(森英二君)
この炉の存続あるいは休止という方針につきましては、これは先ほど来答弁しておりますように、8月までの調査、これを9月には、今月中には出てきます。そういったものを参考にしながらといいましょうか、県のほうにも報告をするわけですけれども、そういった段階におきまして、私としてはこの炉は存続させたいのか、あるいはもう休止させるのかという方針は持って県のほうとの話し合いは入ることになろうかと思います。つまり、県の権限でといいましょうか、今の状態であれば、炉はもうとめなさいとか、あるいは続けなさいということは言わないと思います。こちらの方針を決めて、それについて相談をするということになろうかと思いますので、私の当然のことながら、この任期中に決めて、十分その対応は図っていくということでございます。
11番(横山すみ子君)
現在の焼却炉、ダイオキシン類が基準をオーバーしたということで、とまっておりますけれども、とめるか使うかというのは、大きな政策的な問題になると思います。それを水の中のダイオキシン類が9月の調査結果で大丈夫であったから、それじゃどうするかというときに、私が相談に行くときに既に方針を持って行くということは、町長お一人でお決めになるおつもりですか。
町長(森英二君)
この9月1日に第3次…4次、総合計画基本計画の説明をさせていただいたと思いますけれども、その中でも、この焼却施設については経済性、安全性、効率性、そういったものを十分考慮しながら結論を出していくというふうに表記をしております。それに従って、私の考え方で方針を出していきます。
11番(横山すみ子君)
私お一人で決めるおつもりなのですかっていうふうに伺いました。どのような手順で、その炉についての方針を決定されるか。この予算に載っておりませんので、かえって心配で伺っております。お聞かせください。
町長(森英二君)
例えば審議会とか委員会とか、そういう専門家を集めて、あるいは専門家の意見を聞く意思があるのかどうかというお尋ねかなと思います。しかし、そういったのを今、専門家を集めて意見を聞くということじゃなくし、個人的に、個々にそういう知識を持っている人の意見を聞くことはありますけれども、形としては私が自分で決めていくということになります。
11番(横山すみ子君)
ゼロ・ウェイスト政策を出されたときのことが頭をよぎるんですけれども、先ほど…先ほどじゃない、議会で全会一致で決議を上げておりますけれども、ごみ処理政策の大きな変更に関しては、その選択の幅、そしてその政策の一つ一つについて利点や問題点、あるいは経費について十分に説明してから行うようにという決議を議会全体で上げておりますけれども、そのことは覚えていらっしゃいますでしょうか。
町長(森英二君)
それは大変大事なことと理解をしております。
11番(横山すみ子君)
だんだん補正予算からずれていきそうで、もう一つでやめさせていただきますけれども、大きな政策変更、同じ文字の大きさで印字されておりますけれども、ここのごみ焼却施設の金額に関しては、この補正予算の中のどのくらいの部分を占めるか。あるいは93億になった予算の中で、ごみ処理経費がどのぐらいかかっているかということを考えれば、非常に大きな政策です。それを自分が個人的にいろいろな人の意見を聞いて決めて県に行くというのは、絶対にやめていただきたいと思います。
議長(畑中由喜子君)
答弁が必要ですか。
11番(横山すみ子君)
はい、再確認させてください。
町長(森英二君)
私としての考え方は、先ほど答弁したとおりでございます。
3番(窪田美樹君)
11ぺージの地方交付税についてお伺いいたします。補正で1億3,000万…1億4,000万ぐらいふえているんですが、ここに社会経済情勢の低迷により、財政需要が増加したこと。この財政需要の中身を教えていただきたいです。
総務部部長(上妻良章君)
財政需要の中身、具体的にはですね、高齢化の進展等もございますけれども、その辺の医療費の増でありますとか、そういったものを含めまして需要の増加ということで記載をさせていただいたというところでございます。
3番(窪田美樹君)
税制の減収というのもありますでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
後ほど審査をいただきます22年度の決算の中にもございますけれども、税収に関しましては、住民税も含めて、たしか4%ぐらいの減収にもなってございます。
3番(窪田美樹君)
もしこの税制の減収があるのであれば、この1項目に、こちらには増加って書いてあることに対して、減収があるのであれば別項目として書いていただくほうがわかりやすいとか。項目が違うのではないでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
こちらにつきましては、基準財政収入額、こちらに(2)ということで収入額の部分で税収がございます。これにつきましては21年と大きな差がこの辺はございませんので、表記の方法といたしまして財政需要の増加という形を主な理由として書かせていただいたというところでございます。
3番(窪田美樹君)
現実が少ないから…少ないから一緒に…一緒にというか、書いてないということですか。
総務部部長(上妻良章君)
基準財政収入額につきましては、昨年と比しましてですね、ほぼ同じような金額ではございます。それにつきまして、地方交付税のほうはふえてございます。と申しますのが、こちらにも書いてございますように、財政重要額がふえたということでございますので、そのような記載をさせていただきました。ただし、窪田議員おっしゃるように税収につきましても当然減はしております。
3番(窪田美樹君)
次の項目で、款の県支出金、県補助金のほう、教育費県補助金のほうなんですけれど、市町村被災児童・生徒等就学支援、これはどこに、どのように使ったお金でしょうか。
教育部部長(高梨勝君)
こちらのほうは、この東日本の大震災によって避難されてこられて、葉山の町立の小・中学校に入られた方が対象になります。それから、幼稚園の方が対象になりまして、その方たちに対して今もあります幼稚園の、町の住民であれば幼稚園の就園の補助が受けられたり、このような被災の小学校児童の就学補助とか、そういうのが受けられるのを、国がですね、その受け入れた自治体でも支払えるようにできるということで、この予算が第1次補正予算でつきました。それを各市町村のほうで支払いを事務を行うということで、支払いにつきましては既存の事業の中で支払うということで、第1回目は歳入のみを補正をさせていただきました。最終的には最終精算したときに、歳出と歳入のほうをもう一度補正をさせていただいて精算するという形を今回とるようになると思います。
議長(畑中由喜子君)
質疑の途中でございますが、昼食のため暫時休憩といたします。再開は午後1時からといたします。(午後0時02分)
議長(畑中由喜子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時00分)
休憩前に引き続き、議案第14号の質疑を続行いたします。質疑のある方。
4番(守屋亘弘君)
まずは、青少年会館建てかえ事業で、9月1日に全協で説明は受けましたけれども、今回の補正予算ではいわゆる現有施設の撤去工事費用ということで、380万強計上しておりますけれども、実際の建設工事の費用については、12月にまた補正予算で、この間の説明だと約4,200万円程度だと聞きましたけれども、12月で第3号か第4号かね、一般会計予算の補正ということで計上されると考えてよろしいんでしょうか。
保健福祉部部長(稲山孝之君)
既製青少年会館の建てかえにつきましては、今議員が言われたように9月の1日に全協で説明をさせていただきました。そのときにですね、私、最後に、議員皆様にお願いをさせていただきましたが、9月の当初補正予算には解体費を計上させていただきますと。で、9月中にですね、今、建築申請を出しております。9月中には確認がおりる予定になっておりますので、その中では実施設計が入っている中で、工事費が算定が出てきます。そうなった中でですね、9月議会に追加補正としてですね、させていただきたいというふうに考えております。ですので、施工としましては、9月に認めていただければですね、12月には工事が着工できるかなという予定でおります。
4番(守屋亘弘君)
そうすると、今議会に第4号補正予算として当該建設工事の金額を計上すると。それであれば来年3月末竣工、いわゆる完成するというスケジュールに間に合うと、そのように解釈していいんですか。
保健福祉部部長(稲山孝之君)
そのとおりでございます。24年3月末には完成を目指しております。
4番(守屋亘弘君)
それから、防災対策関連なんですけれども、クリーンセンターについてですね、私は前から耐震診断をすべきだという提案をしていまして、ことしの3月議会でも予算策定上、その費用を計上すべきだと提案をしてるんですが、だれ一人相手にしてくれないんだけども、実際問題、3月11日に大震災が起こった際に、その際はおんぼろごみ焼却施設は停止してたから問題なかったかもしれない。稼働していたらどうなっていたか。実際問題、現在不燃物処理施設は稼働してますよね。それとクリーンセンターで職務を行っている職員諸君がいる。そういうことを考えてみた場合に、そういうようなことは全く考えてないのかね。その辺、町長どうなんでしょう。ただ、私は3月11日に当大震災が起こった後にクリーンセンターに電話して、一応確認をしたんですけれども、その際、大変結構だと思ったのは、特段の被害は及んでないということで一安心したんですが、実際問題、今後またああいう事態を起こった際に、何ら予防策、あるいは防止策を講じてないということは、極めてゆゆしいことだと私は考えておりますけど、どうなんですか。もうこのままでいいんだと。おんぼろごみ焼却施設も壊れないし、その職務をしている人たちが不幸にして何らかの事故に巻き込まれても、それもいいよと、そういう考えなんですか。
町長(森英二君)
3月11日の震災クラスの地震が来たときに、クリーンセンターの焼却炉そのものに異常がなかったということは聞いております。したがいまして、それによる職員に被害が及ぶということは想定はしておりません。
4番(守屋亘弘君)
だからね、3月11日におんぼろごみ焼却施設は停止中だったと。それが私はね、不幸中の幸いというべきか、もし稼働中であったなら、あるいはとんでもない事故になったかもしれない。私が3月議会でお話ししたのは、まだ大震災が発生する前ですよ。耐震診断を行ったらどうかと。ところが何ら相手にされなかった。で、あのような大変不幸な事態が発生して、なお私の言うことが正しかったと私は思ってるんだけども、どういう感覚でね、考えてるのか。検討しますとか、そういうようなことで、いつもお茶を濁されちゃってる。実際に、あすでも大震災は起こるかもしれないじゃないですか。そういうことは何にも考えてないんですかね。それで、たまたまクリーンセンターに働いている職員諸君がそういう事態に巻き込まれて負傷するなりしても構わないと考えているんですか。どうなんですか。
町長(森英二君)
震災等の事故により、あの今の焼却炉が倒壊するとかということは想定しておりません。したがいまして、稼働していたらどうだったと思うかという仮定の話には答弁できません。
4番(守屋亘弘君)
いや、だからさっきも申し上げた、ね。不燃物処理施設は稼働してるんでしょう。だから、例えばおんぼろごみ焼却施設は稼働してなかった。不燃物処理施設は稼働してたんでしょう。担当部長、どうなんですか。
生活環境部部長(成島光男君)
不燃物の処理施設につきましては稼働しておりました。
4番(守屋亘弘君)
まあ、大変不幸中の幸いというのか、ごみ焼却施設は稼働してなかった。だから、大変激しい地震にも耐えられたのかもしれない。それは確かに仮定条件で話でしょ。ただ、最悪の場合を想定していろいろやるんでしょう。そうじゃないんですか。この間も教育委員会から評価書の話あったけれども、学校の耐震化率なんていうのは県下で秦野市と葉山がワーストワンですよ。そうでしょう、教育長。だから、いろんな想定をして、どうしたら100%にするかっていうような考えてやってるんでしょう。25年度までやるとか。そういう考えは全然及ばなくて、ただ仮定のね、ことには答えられないとか、それがリーダーの言うべきことですか。耐震化工事だって、そうでしょう。大震災が起こったらということでやるんでしょう。大震災が起こるか起こらないかわからないからやらないよっていうわけじゃないんでしょう。どうなんですか。もう一切やらないっていうことですか、クリーンセンターの耐震診断も。町長、答えてくださいよ。
町長(森英二君)
クリーンセンターの焼却炉につきましては、第1次診断は過去に行っております。それから、今の、これ、教育委員会のほうかもしれないけども、学校の耐震についても今、一色小学校の新館、それから上山口小学校の教育研究所と、こういったものの耐震工事が残っておりますけれども、これは24年、25年ということで完全にやっていくということを教育長とも話をしております。
議長(畑中由喜子君)
守屋議員、恐れ入りますが、補正予算の範囲内での質疑にお願いします。
4番(守屋亘弘君)
わかりました。いや、だから、補正予算でね、クリーンセンターの耐震診断は目視で行ったということだけなんでしょう。目視でしょう。どうなんですか。しっかりした耐震診断はしたんですか。だから、そういうものをいつやるのかね。今回の補正予算の中では入ってないけれども、どう考えてるのか。職員諸君の安全な職場の構築ということだって、しっかり考えなくちゃいけないでしょう。それを私は申し上げてるんですよ。そういうものは一切考えないのかね。考えないなら考えないでいいですよ。だから、はっきり目視だったということは確認してくださいよ、まずは。どうなんですか。
生活環境部部長(成島光男君)
クリーンセンターの施設につきましては、議員も御存じだと思いますけども、精密機能検査というのをやらさせていただいております。その中で、建屋についても当然対象となって行っておりますけども、すぐに危険というような形での判断をされておりませんでした。我々といたしましては、当然議員が言われるようにですね、そこの耐震診断等のところ、クリーンセンターの安全性等、それで考える必要はあると思っておりますので、それにつきましては今後の検討課題というふうな形で我々やらさせていただきたいと思っております。ただ、現段階では精密機能検査の中では、急を要するような内容のものはなかったんではないかなっていうふうには思っております。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑は。守屋議員、補正予算の中での御質疑でよろしいですか。
4番(守屋亘弘君)
なぜ私だけ質問を遮るんですかね。
議長(畑中由喜子君)
補正予算の今、質疑を行っておりまして、その範囲でお願いいたします。
4番(守屋亘弘君)
焼却灰等運搬処理事業で、そもそも補正第2号ですか、今回第3号。約2億1,200万かな、の補正を行ったと。実際問題、総合計は、この事業の総合計は、私の計算によると3億8,682万9,000円になる。そのような数字でよろしいんでしょうか。
生活環境部部長(成島光男君)
申しわけございませんけど、今、議員が言われる3億幾らという形で、ちょっと私どもでは把握しておりませんけど、先ほど議員、他の議員でお話ししたと思いますけども、今年度の焼却ごみ、1年間の予算では約2億7,600万円ほどの予算を計上させていただいてるっていうことでございます。
4番(守屋亘弘君)
いや、ですから、焼却灰等運搬処分事業でね、再提出の当初予算が1億7,400万程度だったんでしょう。それで6月議会で補正が1億100万ですよ。それで今回の補正が1億1,100万かな。それで全部足していったら、さっき申し上げた3億8,700万程度。なぜ、だけど担当部長はつかんでないのかね、全体の事業費を。
生活環境部部長(成島光男君)
今、議員が言われてるのは、この焼却灰等運搬処分事業、全いろんな中に項目が予算の項目ございますけども、この事業費といたしましては3億8,600万円、約3億8,600万円という金額になります。私が先ほど説明させていただいたのは、この中のごみ焼却、可燃物のごみ運搬処分委託に関する内容の話をさせていただいたもので、私のほうのちょっと説明が悪かったことは申しわけございませんでした。
4番(守屋亘弘君)
平成22年度の決算関連の説明書には、非常に明快に数字まで出てるんですけれども、今申し上げたね、3億8,700万の内訳を教えてください。例えば、焼却灰、飛灰何トン、不燃物残渣何トン、容器梱包プラスチック何トン、可燃ごみ何トン、廃プラスチック何トン、植木剪定枝何トン。これでもって全部その3億8,700万ぐらいの中身がわかろうかと思うんですが。どうですか。
生活環境部部長(成島光男君)
当初予算の中で計上させていただきました、例えば廃プラスチックの運搬処分、不燃残渣の処分、植木剪定枝の運搬処分、これらについての補正というのは行っておりませんので、当初予算のままの数字となっております。それ以外の金額につきましては、先ほどからお話ししてます可燃ごみの処分委託につきましては約2億7,600万円ほど。それから焼却灰処分委託に関しましては、横浜市の部分の委託がございますので、その部分として約367万円ほどを残させていただいて、それ以外につきましては更正減させていただいております。もう一つ、飛灰処分委託というのは当初計上しておりましたけれども、これにつきましては全額更正減という形でさせていただいております。これらの結果の総合計が約3億8,700万円という金額となっているものでございます。
4番(守屋亘弘君)
確認ですけど、飛灰は更正減したというのは、どこでしたんですか。
生活環境部部長(成島光男君)
飛灰につきましては、当初予算の中でですね…飛灰につきましては当初予算の中で約976万5,000円ほどの計上させていただいております。6月の補正の中で、その半分、上半期分、4月から9月分までの更正減って形で金額を減額させていただいております。今回残りました10月から3月分まで、これらにつきましても更正減って形で今回予算のほうは計上させていただいております。これにつきましては、直接この説明書の中で出ておりませんけども、説明の中で予算現額、補正予算額、補正後の額、これの中で括弧書きでですね、ここに説明させていただいておりますけども、補正予算の中では飛灰とかですね、そういうものに焼却灰、そういうものについての更正減をさせていただいた内容、最終的には相殺させていただいてですね、最終的に補正予算額として1億1,121万円を今回計上させていただいたっていうものでございます。
4番(守屋亘弘君)
全然答弁になってないんだよ。私が聞いたのは、具体的に何トンですか。例えば可燃ごみをね、何トン焼却処理すると。だから、まあとにかく全部言えないというんだったら、可燃ごみの焼却処分数量だけ教えてください。
生活環境部部長(成島光男君)
可燃ごみの積算に関しましては、前年度の実績等をもとにですね、試算させていただいております。年間の総量では約7,506トンを処分するっていう形で予算のほうの計上の数量として、算出のもととして使わさせていただいております。
4番(守屋亘弘君)
そうすると、7,500トン強でしょう。そうすると、平成22年度実績よりも可燃ごみはふえちゃってると。可燃ごみはね、平成22年度で7,237トンじゃなかったかと思うんだけど…7,327トンか。それで…ちょっと待ってくださいよ。それで、20年度がね、7,600トンジャストですよ。もっと言おうか。19年度が7,615トン。そうすると、ほとんどね、減ってない。だから22年度よりもふえちゃった。ふえる見通しだったということですか。じゃ、何のためにゼロ・ウェイスト政策やってるのかね。どうなんですか、町長。
生活環境部部長(成島光男君)
先ほど7,506トンという形でお話ししましたけども、22年度の可燃ごみの実績といたしましては7,327トンが実績となっております。このほかにですね、粗大ごみ、また不燃ごみの中から一部分は可燃ごみのほうに回る部分もございます。それらを見込んだ上での7,506トンという形で予算のほうを計上させていただきました。
4番(守屋亘弘君)
そうすると、7,327トンのうちには、そういう数字が含まれてないと。一体どの数字が正しいのかね。だって、22年度のね、可燃ごみの数字として、ごみ特等で出てきてるんでしょう。そうしたら不燃ごみからの可燃ごみの振りかえがあったと。それは当然あるでしょうよ。だけど、それがね、それじゃ22年度で幾らあったんですか。何か数字がいつも変わっちゃうんだよね、説明してくれって言ったら。だから、そうなると、じゃあ先ほど申し上げた平成21年度はどうだったんですか、正確に言うと。そういう不燃ごみから可燃ごみの振りかえ。まあ、これはいいや。補正予算と関係ねえって言われちゃうから。だけど、正確な数字っていうのは、どれなんですか。7,506トンが22年度の可燃ごみ処理数量だと…あ、失礼、23年度がね。そうすると、さっきの話に戻りますけれども、ほとんど可燃ごみの数字は前年度と比べて減ってない。それだったら、ごみウェイスト政策なんていうのは関係ないじゃないですか。どうなんですか、町長。
町長(森英二君)
ごみ減量化を確実に実行していくために、3点セットでやりたいということで、3月に資源有料の袋ですね、指定袋の導入をお願いをしている次第でございます。
4番(守屋亘弘君)
そうするとね、いや、数量にこだわるけど、予算特別委員会あてに参考資料と出したクリーンセンター・環境課共同でつくった去る2月23日の資料だと、平成23年度予測として、総可燃ごみ量が約6,000トンとなってるんですよ。いつの間にか1,500トンはふえちゃったんですか。7,500トン云々という話でしょう。だから、何も減ってはいない。ふえちゃってる。これをどう受けとめるんですか。ふえりゃ当然ごみ処理経費はふえるでしょう。当たり前の話だよ。頭で考えるのと現実とはかくも違ってきたと。何やってるんだよ。やれ町民に対して何回も説明しましたって、だれも信じてないんじゃないの、この調子じゃ。だから、施策と実際の整合性はどこで図ってるんですか。平気で7,506トンですなんて説明して、恥ずかしくはないのかね、町長。
それで、じゃあ当然その分ですね、焼却灰、飛灰もふえますわね。だから、予算時点では、例えば焼却灰が950トン、それから飛灰が150トン出てるんですよ。じゃあ、今回の見直しと言うべきかどうか知りませんけども、焼却灰と飛灰の数字を教えてください。数量を。
生活環境部部長(成島光男君)
先ほども申し上げましたけども、23年度予算の中で焼却灰の処分委託、飛灰の処分委託、これらにつきましては更正減をさせていただきました。ただ、横浜市で行った焼却に関する焼却灰の委託分についての予算額は残させていただいております。
4番(守屋亘弘君)
だから、更正減だ、そんなことは聞いてないの。処理数量見通しを教えてくれって言ってるんですよ。だから、さっき私、数字言ったでしょう。予算ではその焼却灰950トン、飛灰が150トン、合計1,200トン…1,100トン。どうなんですか。数字を教えてくださいって言ってるんだから、さっきみたいに教えてくれりゃいいんですよ。
生活環境部部長(成島光男君)
この焼却灰、飛灰に関しましては、委託料の中ですべて含まれておりますので、葉山町の中で焼却灰、飛灰についての発生っていうものはございません。ですので、予算のほうも計上はしておりません。
4番(守屋亘弘君)
それだとね、それじゃあ先ほどと同じ資料っていうか、提出日、去る2月23日でね、焼却灰等運搬処理委託料で、数量まで入ってるんだよ。平成23年度予算、数量、さっき申し上げた焼却灰が950トン、飛灰が150トン。それからその他全部あるよ。じゃ…それで数量掛ける単価でしょ。それでもってこういう補正を組んでるんでしょう。数量がなくて、鉛筆なめて金額を決めたんですか。どうなんです。それで、それでこういう予算を認めろっていうの。どうなんですか、町長。提出者でしょう。さっきは可燃ごみは7,506トン。それと同様に焼却灰、飛灰は幾らですかって聞いてるんだけど、それはわからないと。どうして金額が出てくるのかね、不思議だよね。
生活環境部部長(成島光男君)
先ほど7,506トンという形でお話ししたのは、可燃ごみの総量、不燃等を含めた形での搬出の部分で、搬出する総量でございます。これにつきましては、民間の業者のほうに委託を行う予定で総量を算出させていただいて、金額を計算させていただいておりますけども、この委託する単価の中に飛灰とか焼却灰の処分部分も含まれておりますので、葉山町の中で焼却灰の処分委託を行うとか飛灰の処分委託を行うとか、そういうものがございませんので、先ほどから申し上げてますとおり、今回補正におきましてこれの部分についての予算をゼロにさせていただいたっていうことでございます。
4番(守屋亘弘君)
そうするとね、確認ですけれども、7,506トンの中には焼却灰も飛灰も入ってるよと。そういうことでよろしいんですか。
生活環境部部長(成島光男君)
そういうことでございます。
4番(守屋亘弘君)
それじゃ、さっきはね、可燃ごみは数量がね、7,506トンだと言ったでしょう。そうじゃないんですか。議長、ちょっと確認してくださいよ。しょっちゅう数字が変わったらさ、それでこんなね、私に言わせりゃ補正予算組んでてね、認めてくれっていうんでしょう。ちょっと暫時休憩でもしてさ、ちゃんとした数字をね、言ってくださいよ。さっき言ったでしょう。平成22年のね、焼却灰等運搬処理事業の中には、ちゃんと書いてあるんだ、数字が。それで金額まで入ってますよ。もう腰だくでつくったの。それで認めてくれっていうんですか。議長、ちょっと調整してくださいよ。こんなので、ばかばかしくて、やってられませんよ。どうなんですか。
議長(畑中由喜子君)
暫時休憩いたします。(午後1時33分)
議長(畑中由喜子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時36分)
生活環境部部長(成島光男君)
お時間いただきまして、申しわけございませんでした。先ほどのですね、7,506トン、この中には飛灰、焼却灰、これらの数値っていうのは含まれておりません。あくまでもこれらにつきましては可燃ごみの搬出する量となっております。私の説明がちょっと不十分で申しわけございませんでした。
4番(守屋亘弘君)
7,506トンの中に飛灰、焼却灰の数字が含まれてないという理解でよろしいですか。
生活環境部部長(成島光男君)
そういうことでございます。
4番(守屋亘弘君)
そうすると、焼却灰、飛灰はね、何にもないよと。そういうことになっちゃいますよ。だから、ね、費用の面で言うと7,506トンの中に含まれてるんでしょう。そういうことじゃないの。ちゃんとさ、区切って説明してくださいよ。だから、数字がね、含まれても含まれてなくても、費用には含まれてるよということでしょう。その辺、総務部長、どうなんですか。生活環境部長とやり合ったって、らちがあかないからさ、ちゃんと答えてくれよ。
生活環境部部長(成島光男君)
委託する費用の中は、これは民間で処分をお願いしていただいているものでございます。この中の単価には、飛灰、焼却灰、これらの処分量も含まれた中で委託を行っておりますので、ですから町の中での予算は発生しないっていうことでございます。
2番(長塚かおる君)
青少年会館の建てかえについてちょっとお尋ねします。今回建てかえの取り壊し費用がこちらに計上されて、384万3,000円となっているんですが、取り壊しの前に、やはり今の青少年会館の中の引っ越しというか、児童館の移動というのがあると思うんですけれども、それについての費用というのはかからないんですか。
保健福祉部部長(稲山孝之君)
今回の補正の中には含まれておりませんが、取り壊しを始めるのは大体11月ぐらいになろうかなと思います。それで、その間の今活動している団体がおられます。学童保育等もあるんですが、その学童保育等のものをですね、中止をするのではなくて、一色にある憩いの家のほうに一時活用をそちらに移行する予定でございます。
2番(長塚かおる君)
その憩いの家に引っ越す場合、今回の予算、上がってないけれども、取り壊しの前にこれは引っ越しをしなければなりませんよね。それのついての引っ越し代というのは、今、全く出てないんでしょうか。
保健福祉部部長(稲山孝之君)
備品関係等の移動になると思いますが、これをできる限り職員の中でですね、すべてやっていこうということで、経費を節減するために今回はその事業費等はですね、含まれておりません。
議長(畑中由喜子君)
ほかに。
5番(田中孝男君)
先ほどどなたかの質問で町長がお答えになった中身についてお尋ねしたいんですが。今、町内会とですね、何か打ち合わせをされてるというようなニュアンスの御発言がありましたけども、どんな方とどういうような打ち合わせをされてるんでしょうか。
町長(森英二君)
私の聞いてるのは、各町内会のこのごみ問題への取り組みの方向といいましょうか、希望といいましょうか、そういったものを各町内会がそれぞれが提案提出をしている段階であるというふうに聞いております。
5番(田中孝男君)
私も議長も、きのうの町内会連合会の会合に出ておりまして、町長とそういう話はしていないというようなことを聞いております。それから、町長と連合会の会長が話されるときもですね、町内会のほかのメンバーに対して、きちっとこんな話をしますよという前提をきちっとつけてからするという約束をきのうしておりますので、その辺のところをひとつ御確認いただきたい。それが一つ。
それからもう一つ。先ほどのお答えの中で、町内会のほうから要望があれば、袋を使わなくても、例の半減袋ですね、あれを使わなくて資源ステーションと、それから戸別収集はやるかもしらんような町長のニュアンスがあったんですが、その辺についてもう一度確認させてください。そういう可能性を町長は秘めてると、町内会から、なしでいいじゃないかという話があったら、のるよというふうに受け取ってよろしいですか。
町長(森英二君)
私は、あくまでも環境課として、このごみゼロ・ウェイストを進めるためには、やはり半減袋というものの有効性を考えておりますので、早くこれを議会で承認していただきたいということを掲げておりますので、それができない間に戸別訪問と資源ステーションだけで始めますよと私は言っておりません。ただ、そういう戸別収集と資源ステーションでもスタートしたらどうかという町内会のある意見もあるということを承知しているという意味で言ったわけでございます。
5番(田中孝男君)
今、承知されてることについてですね、可能性があるようなニュアンスの御発言あったので、確認をさせていただきました。
それからもう一つですね、7,506トン、来年の3月まで、いわゆる燃やすごみについては外部委託で出しますよというお話なんですが。今の町長のお答えの中にも、できるだけ早く議会の承認を得てその3点セットが実行できるようにしたいというお話でございました。きのうの町内会連合会の中のいろんな話の中にもですね、一部の町内会長から、議会が邪魔をしてて、それを通さないから、ちっとも前へ進まないと、議会が邪魔をしてるというようなニュアンスがありましたので、ちょっとそれは否定しましたけども、私は否定しましたけども。というのは、議案に出てないもの、審議のしようがないわけですよね。で、9月のこの議会にそれをお出しにならないと。次に出す機会というと、12月ですか。それに出して、できるだけ早くと言われても、議会としても対応のしようがないかなあと。その中間でも出る可能性があるのかもしれませんけど。議会に出て初めていいとか悪いとか、こんな意見だよ、あんな意見だよというやりとりがあると思うんですけども、出ないことにはどうにもならないんで、町内会でそういう何ていうんですか、誤解が出るのはぐあいが悪いなということなんで、町長もできるだけ早く、できるだけ早くというのは、できるだけ早くお出しいただかないと、返事のしようがないので、その辺はどうお考えになってるのかをお聞きします。
町長(森英二君)
議会で否決されたというのは3月の議会の事実でございまして、それが住民の方にも伝わった発言になってるのかなとは思いますけれども、その後、できるだけ早くこれは理解をいただいてというふうにしか、今の私としてはできるだけ早くということでいきたいと思っております。
議長(畑中由喜子君)
補正予算の範囲での御質疑にお願いいたします。ほかに御質疑は。
12番(金崎ひさ君)
海抜表示標識について、私がかつてこのことで6月議会だったと思いますけど、一般質問したときに、インターネット中継でごらんになった方から連絡が入って、うちのほうもぜひ調べて表示してほしいというふうな要望があったんですが、町内の主要な電柱100カ所とありますが、これの設定というのはどういうふうに決めるつもりなんでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
町内に電柱5,000本ほどあるというふうには伺っております。どこをチョイスするかというのは、今、鋭意検討しているところでございまして、主に海岸線、これをまず標高でございますので、主にはやっていこうという形では今のところは予定はしてございます。
12番(金崎ひさ君)
では、100本すべて町の方針で町が決めるということで、要望を受けるということはないということでよろしいんですか。
総務部部長(上妻良章君)
現時点ではですね、以前59カ所、古い表示板があったというようなところも聞いてございますので、海岸線を主にですね、いろいろ防災の観点の知識の中でですね、選定をさせていただければというふうには思っております。
12番(金崎ひさ君)
はい、わかりました。これは大変いいことですので、早く表示をしてあげたい、あげたらいいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
それから、焼却灰等運搬処分事業ですけれども、この1億1,000万、計算をすると4億円弱にわたるごみの処理費ですけれども、やはりごみを少なくすれば、これが金額が減るというふうなことになっておりまして、じゃあ町がどのような方策でごみを少なくするのか。先ほど8番議員もありましたけれども、一応1億1,000万というものは計上しておりますけれども、3月までの間に何とかこれをごみを減らそうとする方策を考えるのかというふうな趣旨の御質問があったと思いますけれども、それに対して田中議員が今、質問していただきましたけれども、私も大変あいまいで、町長に関してはわからないときにははっきりとわかるまで聞いたほうがいいということを実体験しておりますので、田中さんが聞いてくださいましたから3点セットをそろわないとやらないというふうな答弁を新たにいただきましたので、戸別収集だけで極力出す方の意識を減らして…意識を高めてごみを減らそうとすることをやらないというふうに判断なさっていると思うんですが、どのような方策でごみを減らそうとしているのか、条例提案もないまま、そして御理解をいただく、いただくというだけのお話なんですが、じゃあゼロ・ウェイスト政策をあきらめたということでよろしいんでしょうか。
議長(畑中由喜子君)
補正予算の範囲内で御質疑をお願いします。
12番(金崎ひさ君)
恐れ入ります。言い方を変えますと、この1億1,121万に不用額を出すつもりがあるのかないのか。ごみを減らす努力するのかしないのかということをお聞きします。
町長(森英二君)
ごみを減らす政策はいろいろと進めてまいります。
12番(金崎ひさ君)
もう先ほど質問いたしまして、将来展望がないところにもっての予算立てということで、いろいろというふうな答弁しかできないんだろうなということは、暗中模索、何もないのかなというふうな感想でございます。
それでは、青少年会館の建てかえ事業について伺いますけれども、大変順調に進んでおりまして、全協でも少し質問をしたときに、問題もあるだろうというふうなことを、実は民間から聞いておりまして、それできのうも前町議をやってた方に会ったんですが、何か反対している方がいるみたいですねみたいな話を聞きました。私も小耳には挟んでいたんですが、職員からはそんなことは全然問題なく、どんどんと3月末までに完成する計算で進んでいらっしゃって、これは何よりだと思うんですが、本当にこのことに関しましては、私、4年間の、もう町長もこれで終わりだと思うんですが、一つだけインターネット中継、これは本当に町長の功績だというふうに思っております。そしてもう一つだけ、青少年会館の建てかえが実現すると、これも褒めてあげたいなというふうに思っております。というのは、青少年会館というのは、町長の発案ではこれを平地にしてなくするというふうな発想のもとに、周りの方が動いて、町民が動いて何とかということで建てかえが実行できる…できそうなところなんですが、この反対する方の、強烈かどうかは恐らく職員の方から答弁がないので強烈ではないんだろうと、順調に進むだろうと思いますけれども、これ、施設を取り壊して予算を認めて、壊したが、でも建てられなかったというふうになっては、元の木阿弥というふうに思いますけれども、これは確信を持って完成に至るというふうな話し合いが進んでいると想像したいんですが、いかがでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
金崎議員おっしゃるように、隣接等の方からの反対は確かにございます。町といたしましてはですね、今、議員もおっしゃいましたように、地元の方々の要望でもございます。町といたしましても、せっかく建てるのであれば現状として一番よいものを建てたいんだという観点の中でですね、業務を進めまして、先ほど福祉部長もお答えいただきましたけれども、何とか早い、来年の3月中にの開設を目指してございます。反対する方は当然法的には基本的に今のところ問題はないというふうに私ども確信はしておりますけれども、隣接する部分でございますので、反対ございます。その辺に関しては、うちのほうも誠意を持ってですね、対応して御理解を願いたいという形で進めてまいりたいというふうに思っております。
12番(金崎ひさ君)
ぜひそのように進めていただきたいと思います。この予算を通す責任として、本当に施設がなくなっておしまいということになっては、どうしようもないなというふうに心配しておりますので、進めていただきたいというふうに思います。
それで、先ほど休憩中に伺ったので、もう私としてはいいんですが、一応会議中に伺ったほうがいいかなと思いまして、もう一度質問させていただきますけれども。被災地の方が葉山にいらしてて、それで教育費の補助金が出るということで、60万7,000円ということでございますが、これ、人数は小学生…幼稚園が2人と、計5人だったんですか。もう一度、すいません、はっきり教えてください。
教育部部長(高梨勝君)
幼稚園は2名です。それから小学校が2名です。中学校は1名、計5人というのが対象となっております。
11番(横山すみ子君)
先ほど伺ったときに、ついうっかりしてしまったんですが、防災対策費の海抜表示標識作成のところなんですが、地震は夜起きることも多いと思うんですけれども、その表示板は夜でもわかるように蛍光か何か、そういうことはできるんでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
現時点ではですね、蛍光取り入れての塗料を使ったものではございません。まず第一にですね、住民の皆様にですね、ここは大体海抜何メートルだということをまず御認識いただきたいということでですね、ちょっと夜間等につきましては、照明等も含めて今後検討させていただきたいということで、まずわかっていただきたいということで表示をさせていただくということで御理解をいただければと思います。
11番(横山すみ子君)
急ぐべきことですので、ぜひ急いでいただきたいんですが、町長、この間の3月11日も、いきなり停電になりまして、それで本当に見えなくなりました。先ほど総務部長は、これからの問題として夜間の表示板についてですね、今回は急いでつけるけれども、考えていきたいという御答弁でしたが、町長、いかがでしょう、地震も津波も夕方から明け方までの間も起こる可能性、大変高いので、改善を…つける前から改善をって、おかしいんですが、次のレベルも考えていただけるかどうかをお願いいたします。
町長(森英二君)
今、標高板の表示のお話ですけども、今、総務部長が答えましたように、これは一度つければずっとそこに張られてるわけで、機会あるごとにそこを目にするわけですね。日中。夜は見えなくても。ですから、ああ、ここは何メートルぐらいだというのが頭にもうすり込まれると思います。それがまず第一の目的で、じゃあどこへ避難するかというのが、これは現実問題として非常に重要になってまいります。したがいまして、今、町で計画しておりますのは、現在ハザードマップとして皆さんにお配りしてるのは、6メーターラインが赤線で入った地図だけなんですね。これを10メートル、それから15メートル、あるいは20メートルという範囲を色分けて地図を、ハザードマップをつくり、全戸に配布する。そうしますと、ああ、我が家の近くで避難場所と考えられるのは、ここは標高が15メーターぐらいのところなんだなと。じゃあ、もっと大きな大津波警報といったときには、もっと先まで行かなきゃいけないのかなとか、そういう想定もできます。あわせて避難場所の、例えば民間の高層の建物等とも協定を結んで、緊急時の避難場所に使わせていただくということもございますのでその避難場所と避難誘導路を記入した、それから標高、段階別のハザードマップ、これの作成をしていきたいというふうに考えております。
11番(横山すみ子君)
すいません。何度も申しわけありません。私も山寄りに住んでおりまして、海岸の景色好きで行くんですけれども、日常的に歩く回数が大変少ないので、そこら辺はどうなのかというのは、なかなかすり込めません。葉山の場合は、外から大勢おいでいただきますので、その方たちがわかりやすいようにするという配慮もとても必要だと思うんです。今、町長おっしゃったように、御準備いただいているようですので、次の段階としてはやっぱり夜にも備えて、しかも外から来た人もいるということを配慮してお進めいただきたいんですが、いかがでしょうか。
町長(森英二君)
もうほかでも見られますけれども、ケースによってですね、よそから来た人、例えば海水浴のシーズンのときに、海水浴場、そこのところに表示板をつくって、津波、地震がきたときにはどの方向へ避難してくださいとか、あるいは地図に経路を入れるとか、そういったものを掲示しておいて、万一のときに備えていくということも考えられると、そういう準備もしたい…する必要があるだろうというふうに思っております。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑は。
1番(鈴木道子君)
すいません。ただいまのことでちょっと関連ですけれども、今の町長の御答弁ですと、私も今、11番議員がおっしゃったようなこと、心配しておりますけれども、避難経路ですね、特に海岸の堀内のほうは大変細い道路が入り組んでおりますので、引っ越して間もない方、あるいは観光客等の方は、矢印をつけるというような自治体もあるかに聞いておりますが、この標高を表示するということに加えて、やはり避難方向の矢印というのも、私は付随すべきものだと思いますけれども、いかがでしょうか。
町長(森英二君)
そういったことも検討していきたいと思います。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑は。
5番(田中孝男君)
よくわからないんで教えていただきたいんですが、基金積立金です。財政調整基金積立金で、補正前の年度末現在高見込みが4億9,700万。これに対して補正で1億6,000万をつけて6億5,700万にされるということなんですが、この、これがなぜ1億6,000万になったのかということと、それからこの6億5,700万というのは、当初と、当初の計画とどのくらいの差異があるのか。その辺、教えていただけますか。
総務部部長(上妻良章君)
今回の補正でですね、昨年度の繰越額あるいは先ほども議論になりました交付税等で2億9,000万ほどの今回お願いをしております。それに対しまして、今回補正の支出がたしか1億3,000万ほどぐらいございました。残といたしまして1億6,660何万か、ちょっと細かい数字、申しわけございませんけれども、それを振り分けましてですね、1億6,000万を財調に積み立てさせていただくと。残りの660万何がしを予備費のほうへ積み立てていただくという考えでございます。
2点目の、当初と比べてどうなんだというお話でございますけれども、これ,財調の金額につきましては、昨年度もちょっと議論にはなってございまして、大体町長が5億からそのあたりが財調は適当ではないかというお話をされておりました。今回トータルで6億5,700になったところでございますけれども、現状のですね、税収の落ちと、そういったものを考えますと、大体5から6億、この程度の金額を財調に積んでおくのが、次年度も含めてですね、適当な金額ではないのかなというふうに判断をさせていただいているところでございます。
3番(窪田美樹君)
今の部分でなんですけど、財政調整基金6億5,000万、金額がかなり多くなっております、昨年度から比べて。町長のほうではこの金額がどのくらいあればいいとお考えになっておりますか。
町長(森英二君)
今、総務部長の答弁の中にも出てきましたけれども、私は5億円は最低積み立てていきたいというふうに思っております。
3番(窪田美樹君)
今現在、簡単にというか、考えて1億5,000万多くあるんです。その金額をもう少し、今、皆さんの希望があるところに広く、この金額、この財政調整基金というのは、いろんな目的に使えるものだということを勉強しました。1億5,000万、いろんなことに使えると思いますけれど、早急に使うようなお考えはありますか。
町長(森英二君)
これは今すぐ使うという予定はありませんので、このまま基金に積んでいくということで、今後そういう財政需要、ニーズは出てきますよね。そういった中で取捨選択して活用していくということであります。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑はございませんか。
4番(守屋亘弘君)
ちょっと確認をしたいんですけれども、先ほど来の話で、私が申し上げたのは、可燃ごみが去る2月23日の参考資料の中では約6,000トンだったと。実際に担当部長が答弁なさったのは、今のところ23年度での可燃ごみが7,500トン強だと。6,000トンに対しては1,500トンというのは25%増ですよね。いわゆる指定袋制を今のところ導入できないということから、可燃ごみの焼却数量を7,500トンと見込んだのか。その7,500トンとした根拠を教えてください。
生活環境部部長(成島光男君)
このごみ量に関しましては、確かに今年度から戸別収集等を始めていく予定でいろいろな資料等をお出ししておりましたけども、実際にはまだ今年度実施のほうには移されておりません。したがいまして、今回この可燃ごみの予算額の参考資料、もとの資料として7,506トンという数字を出させていただきましたけども、これにつきましては先ほども言いましたけども、昨年の可燃ごみの実績が7,327トン、これらのほかに不燃、粗大ごみ等から可燃処理するべきものが当然出てくると思いますので、そういうのを見越させていただきまして、約7,500トンという形の処理量で予算のほうは試算のほうをさせていただいております。ただ、あくまでもこの7,506トンがですね、今年度の目標かっていうことはまた別でございまして、あくまで予算上の話でございまして、我々といたしましてはごみ量をですね、少しでも削減するような努力というのは今後も続けさせていただきたいというのは思っております。
4番(守屋亘弘君)
昨年度時点は、指定袋制云々という話ではなくて、実際はしないし、今回も23年度、現時点ではしないと。したがって、端的に考えれば、従来の実績を加味して考えたら7,500トンだったというような説明と解釈しますけれども、それであればずっと、先ほど議論があった指定袋制の採用をしない前提でごみ処理計画数量を算出したと、このように解釈してよろしいですね。
生活環境部部長(成島光男君)
これにつきましては、あくまでも予算の中での数字でございまして、それらにつきましては先ほども町長も答弁しておりましたけども、我々といたしましてはできるだけ早い時期に対応できるようなこと、説明会等含めですね、住民に理解を求めていかなきゃいけないものだっていうふうに思っております。
3番(窪田美樹君)
民生費についてお尋ねします。ここの保育所費の中で、保育園の持つ子育て支援センター機能というのなんですけど、子育て支援センターというのは「ぽけっと」とかがあるんですけれど、それとは全く別のもの、保育園の持つ子育て支援センター機能というのはどういったものなんでしょうか。
保健福祉部部長(稲山孝之君)
まず初めの「ぽけっと」とは違いまして、ここに計上してありますのは保育園でございます。保育園の中にも、ただ園児を預かりまして、そこで一時保育をするだけじゃなくてですね、その保育園の中にもですね、その園児、または保護者とかに対する支援活動のこともですね、保育園の中では行っております。今回その中の一環として、放送設備の充実も含めてですね、それも支援センターの運営するためのですね、規則等がございますので、今回そのことを含めて計上をさせていただいたものでございます。
3番(窪田美樹君)
ありがとうございます。また防災費、防災対策費なんですけれど、その、この海抜のあれを100カ所ということなんで、海岸線のほうが主であるということなんですけれど、津波…今回の震災で津波が川を上って行って、川の周りにとても大きな被害があったということなんです。ですから、上山口…滝ノ坂のあたりの川のところも、海からずっと上っていくのではないかと思うんですが、あそこら辺に海抜表示が、津波に対して海抜表示が正しいかはわからないんですが、あそこら辺には表示されるようなことはありますか。
総務部部長(上妻良章君)
具体に今、そこに立てる立てないのお返事はできないんですけれども、議員の中からそういう御意見があったということは控えさせていただきたいと思います。
3番(窪田美樹君)
この海抜表示というのが津波対策ということであれば、川も考えた3月11日のことを考えれば、川を上っていくことは明らかであると思うので、そこら辺を考えていただきたいと思います。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑ございませんか。御質疑がなければ、これにて議案第14号の質疑を終わります。
次に、議案第15号について質疑を行います。
(「なし」の声あり)
ございませんか。御質疑がなければ、これにて議案第15号の質疑を終わります。
次に、議案第16号について質疑を行います。
(「なし」の声あり)
ございませんか。御質疑がなければ、これにて議案第16号の質疑を終わります。
次に、議案第17号について質疑を行います。
(「なし」の声あり)
御質疑がないようですので、これにて議案第17号の質疑を終わります。
次に、議案第18号について質疑を行います。
(「なし」の声あり)
ございませんか。御質疑がなければ、これにて議案第18号の質疑を終わります。これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第14号から議案第18号までの5件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第18号は原案のとおり可決されました。
議長(畑中由喜子君)
日程第21「議案第19号決算の認定について(平成22年度葉山町一般会計歳入歳出決算)」、日程第22「議案第20号決算の認定について(平成22年度葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算)」、日程第23「議案第21号決算の認定について(平成22年度葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算)」、日程第24「議案第22号決算の認定について(平成22年度葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算)」、日程第25「議案第23号決算の認定について(平成22年度葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算)」、日程第26「議案第24号決算の認定について(平成22年度葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算)」の6件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明を求めます。
総務部部長(上妻良章君)
それでは、議案第19号、第20号、第21号、第22号、第23号及び第24号につきまして御説明申し上げます。
初めに、議案第19号平成22年度葉山町一般会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。お手元に配付をさせていただいております葉山町一般会計・特別会計歳入歳出決算書並びに決算に関する付属説明書を御参照いただきながら説明をさせていただきたいと存じます。
決算書の1ページをお開きください。平成22年度一般会計の最終予算現額は、歳入歳出それぞれ96億5,515万1,500円でございます。これに対しまして歳入決算額は95億5,009万3,017円で、収入率は98.9%、前年度に比べ0.2%のプラスとなっております。また、歳出決算額につきましては、支出済額91億4,265万5,740円で、執行率94.7%、前年度に比べ0.7%のプラスとなっております。この歳入歳出決算額に基づきます翌年度へ繰り越される額は4億743万7,277円です。
決算書の2ページ、歳入、第1款町税から、6ページの第21款町債までは、付属説明書の2ページに歳入決算額総括表、3ページに歳入決算額前年度対比表、4ページに歳入決算額財源区分別表、5ページに町税決算額前年度対比表、6、7ページに町税徴収状況、さらに歳入決算の概要につきましては、同じく付属説明書の16ページから50ページにその説明を記載させていただいております。
付属説明書の4ページに戻っていただきまして、歳入決算額財源区分別表をごらんいただきたいと存じます。歳入決算額95億5,009万3,000円に対し、自主財源の割合は72.0%、68億7,878万4,000円で、前年度に比べましてマイナス6.4%、4億7,387万2,000円の減となっております。
このうち、歳入の根幹的財源であります町税は56億7,953万5,000円で、前年度に比べマイナス4.6%、2億7,645万7,000円の減となっており、歳入全体に占める構成比の割合は59.5%でございます。この主な要因は、個人町民税所得割及び法人住民税が減となったことによるものでございます。
自主財源のうち町税以外の歳入状況は11億9,924万9,000円で、前年度に比べマイナス16.5%、1億9,741万5,000円の減でございます。主な要因は、繰入金及び繰越金が減となったことによるものでございます。
次に、依存財源でございますが、総額26億7,130万9,000円で、財源構成比は28.0%、前年度に比べ0.7%、1,767万2,000円の増となっております。主な要因は、各種交付金及び国庫支出金が減となったものの、地方交付税及び町債が増となったことによるものでございます。
次に歳出でございますが、決算書の8ページ、歳出、第1款議会費から、10ページの第12款諸支出金までは、付属説明書の8、9ページに歳出決算額総括表・前年度対比表、10、11ページに歳出決算額款別・節別集計表、12ページに歳出決算額性質別前年度対比表、13ページから15ページに町債の状況を記載させていただいております。
それでは、付属説明書の8ページ、9ページをごらんいただき、説明をさせていただきます。歳出予算現額の合計は96億5,515万2,000円、これに対します支出済額は91億4,265万6,000円で、執行率は94.7%となっており、前年度に比べマイナス4.0%、3億8,535万3,000円の減となっております。
款ごとの執行状況につきまして、決算額、前年度との比較、主な増減理由などにより御説明申し上げます。
議会費につきましては、1億7,402万6,000円で、前年度対比マイナス4.6%、831万2,000円の減となっております。
総務費は16億3,441万3,000円で、前年度対比マイナス26.7%、5億9,503万3,000円の減となっております。主な要因は、定額給付金給付事業費の皆減などによるものです。
民生費は25億9,127万8,000円で、前年対比19.9%、4億3,084万2,000円の増となっております。主な要因は、子ども手当支給事業費の創設による増、障害者自立支援給付事業費の増などによるものでございます。
衛生費は12億9,032万5,000円で、前年度対比マイナス6.3%、8,636万7,000円の減となっております。主な要因は、緑地管理事業費の減、地球温暖化対策事業費の減、ごみ焼却処理事業費の減などによるものでございます。
農林水産業費は1億3,249万4,000円で、前年度対比200.7%、8,842万9,000円の増となっております。主な要因は、真名瀬漁港再整備事業費の皆増によるものです。
商工費は9,326万2,000円で、前年度対比でマイナス26.1%、3,297万4,000円の減となっております。主な要因は、プレミアム商品券発行事業補助金の皆減、葉山海岸創出・整備事業費の皆減などによるものでございます。
土木費は11億1,020万5,000円で、前年度対比マイナス9.3%、1億1,326万4,000円の減となっております。主な要因は、港湾管理事業費の皆減、急傾斜地崩壊対策事業費の減、道路維持整備事業費の減などによるものでございます。
消防費は5億5,122万9,000円で、前年度対比マイナス6.8%、4,051万1,000円の減となっております。主な要因は、消防車両整備事業費の減などによるものでございます。
教育費は9億7,280万7,000円で、前年度対比マイナス3.4%、3,455万6,000円の減となっております。主な要因は、小学校運営事業費の減、中学校運営事業費の減などによるものでございます。
災害復旧費は0円で、皆減となっております。主な要因は、大規模災害が発生しなかったことによるものでございます。
公債費は5億9,144万7,000円で、前年度対比2.1%、1,225万8,000円の増となっております。
なお、歳出に係る概要説明は、付属説明書の52ページから171ページにその説明を記載させていただいております。以上で一般会計決算の説明を終わります。
続きまして、議案第20号葉山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。決算書の143ページ並びに付属説明書の173ページ以降をお開きいただきたいと存じます。
この会計における最終の歳入歳出予算現額は37億19万7,000円で、これに対します歳入決算額は36億6,698万1,840円で、収入率は99.1%となっております。また、歳出決算額は35億6,436万10円で、執行率は94.4%となっております。この歳入歳出決算額に基づきます翌年度へ繰り越される額は1億6,685万9,548円でございます。
それでは、付属説明書に基づき説明をさせていただきます。まず初めに、加入状況につきましては、付属説明書の178ページの(1)加入率の状況、(2)年間平均世帯及び被保険者数の状況に記載させていただきましたとおりでございます。また、保険料率は、所得割・均等割・平等割からなっており、記載のとおりでございます。なお、保険料の収納状況は、現年度分が89.1%、過年度分9.3%、合計67.3%となっております。
付属説明書の175ページをお開きいただきたいと存じます。歳入につきまして御説明申し上げます。保険料は10億3,590万3,000円で、前年度対比マイナス4.8%、5,258万6,000円の減となっております。国庫支出金は6億7,240万9,000円で、前年度対比5.3%、3,412万1,000円の増となっております。主な要因といたしましては、一般被保険者に係る療養給付費負担金が増となったことによるものでございます。療養給付費等交付金は9,667万9,000円で、前年対比マイナス46.8%、8,521万3,000円の減となっております。前期高齢者交付金は9億2,762万2,000円で、前年対比19.0%、1億4,795万7,000円の増となっております。県支出金は1億3,579万7,000円で、前年対比マイナス1.6%、215万6,000円の減となっております。この主な要因は、国保の財政負担能力を考慮して交付される財政調整交付金が増となったことによるものでございます。共同事業交付金は3億2,590万7,000円で、前年度対比10.9%、3,199万2,000円の増となっております。主な要因は、医療費の額が交付基準額を超えた医療費に対し交付される高額医療費共同事業交付金の増、国保財政の安定化を図るための保険財政共同安定化事業交付金が増となったことによるものでございます。繰入金は3億231万円で、前年度対比マイナス10.7%、3,603万9,000円の減となっております。なお、このほか歳入決算の概要説明は、付属説明書の179ページから184ページまでにその説明を記載させていただいております。
次に、付属説明書177ページ、歳出でございますが、保険給付費は23億8,122万3,000円で、前年対比6.8%、1億5,129万8,000円の増となっております。主な要因は、一般被保険者療養給付費の増、一般被保険者高額療養費の増となったことによるものでございます。後期高齢者支援金等は4億4,319万4,000円で、前年対比マイナス2.2%、995万6,000円の減となっております。老人保健拠出金は363万4,000円で、前年対比マイナス94.9%、6,763万円の減となっております。介護納付金は1億8,662万5,000円で、前年対比6.5%、1,137万円の増となっております。共同事業拠出金は3億2,292万6,000円で、前年対比2.0%、639万7,000円の増となっております。主な要因は、高額医療拠出金の増、保険料の標準化、財政の安定化を図るための保険財政共同安定化事業拠出金の増となったことによるものでございます。基金積立金は1億4,004万円で、前年対比5万8,000円の増となっております。これは、国民健康保険事業運営基金への積み立てを行ったものでございます。その他、歳出決算の概要説明につきましては、付属説明書の186ページから195ページまでにその説明を記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
続きまして、議案第21号葉山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。決算書の185ページ並びに付属説明書の197ページ以降をお開きいただきたいと存じます。
この会計における最終の歳入歳出予算現額は7億3,210万7,000円で、これに対します歳入決算額は6億8,572万9,150円で、収入率は93.7%となっております。また、歳出決算額は6億4,465万6,618円で、執行率は88.1%となっております。この歳入歳出決算額に基づきます翌年度へ繰り越される額は4,107万2,532円でございます。
それでは、付属説明書に基づきまして説明をさせていただきます。まず初めに、被保険者の状況につきましては、付属説明書の200ページに記載させていただきましたとおりでございます。保険料の収納状況は、特別徴収分が100.2%、普通徴収分97.2%、合計98.5%となっております。
付属説明書の198ページをお開きいただきたいと存じます。歳入について御説明を申し上げます。保険料は3億8,878万5,000円で、前年度対比3.0%、1,120万4,000円の増となっております。繰入金は2億5,783万6,000円で、前年度対比マイナス0.7%、184万1,000円の減となっております。なお、このほか歳入決算の概要説明は、付属説明書の201、202ページにその説明を記載させていただいております。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。付属説明書の199ページをお開きいただきたいと存じます。後期高齢者医療広域連合納付金は6億3,235万5,000円で、前年対比6.0%、3,568万2,000円の増となっております。なお、歳出決算の概要説明につきましては、付属説明書の204ページ、205ページにその説明を記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
続きまして、議案第22号葉山町老人保健医療特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。決算書の205ページ並びに付属説明書の207ページ以降をお開きいただきたいと存じます。
この会計における最終の歳入歳出予算現額は1,789万3,000円で、これに対します歳入決算額は1,788万9,589円で、収入率は100%となっております。また、歳出決算額は1,788万9,589円で、執行率も100%となっております。この歳入歳出決算額に基づきます翌年度へ繰り越される額は0円でございます。
それでは、付属説明書に基づきまして説明をさせていただきます。歳入及び歳出につきましては、付属説明書の208ページ、209ページに記載させていただきましたとおりでございます。なお、22年度につきましては、保険制度改正に伴う追加請求における精算事務の最終年度となっております。
また、歳入決算の概要説明は、付属説明書の210ページに、歳出決算の概要説明は、同じく212、213ページに記載をさせていただいております。
続きまして、議案第23号葉山町介護保険特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。決算書の225ページ並びに付属説明書の215ページ以降をお開きいただきたいと存じます。
この会計における最終の歳入歳出予算現額は23億1,406万4,000円で、これに対します歳入決算額は21億8,336万3,820円で、収入率は94.4%となっております。歳出決算額は21億5,587万5,259円で、執行率は93.2%となっております。この歳入歳出決算額に基づきます翌年度へ繰り越される額は2,748万8,561円でございます。
それでは、付属説明書に基づきまして説明をさせていただきます。初めに、加入状況等につきましては付属説明書の220、221ページに、第1号被保険者の世帯数、被保険者数及び加入率の状況、保険料の所得段階別第1号被保険者数の状況、要介護(要支援)認定者数の状況、居宅介護サービス受給者数の状況、地域密着型サービス受給者数の状況、施設介護サービス受給者数の状況に記載をさせていただきましたとおりでございます。また、保険料収納状況につきましては、現年度分が98.9%、過年度分が29.7%、合計で96.9%となっております。
恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、付属説明書の217ページをお開きいただきたいと存じます。歳入につきまして御説明申し上げます。介護保険料は、65歳以上の方から徴収します第1号被保険者の保険料が4億7,704万9,000円、前年度対比1.6%、749万9,000円の増となっております。これは、被保険者数の増によるものです。国庫支出金は4億1,224万1,000円、前年度対比3.1%、1,228万4,000円の増となっております。主な要因は、介護給付及び予防給付に対する介護給付費負担金の増となったことによるものでございます。支払基金交付金は6億1,453万4,000円、前年度対比4.3%、2,506万8,000円の増となっております。主な要因は、介護給付及び予防給付に対する介護給付費交付金の増によるものでございます。県支出金は3億891万7,000円で、前年度対比2.3%、691万7,000円の増となっております。主な要因は、介護給付及び予防給付に対する介護給付費負担金の増となったことによるものでございます。繰入金は3億2,5624,000千円で、前年度対比1.2%、393万6,000円の増となっております。主な要因は、一般会計から繰り入れた法律(介護保険法第124条)に基づいた介護給付費繰入金の増及び緊急雇用創出事業臨時特例基金市町村補助金繰入金の増によるものでございます。なお、このほか、歳入決算の概要説明は、付属説明書の222ページから224ページにその説明を記載させていただいております。
次に、付属説明書の219ページの歳出でございます。保険給付費は20億3,244万7,000円で前年度対比3.5%、6,887万3,000円の増となっております。主な要因は、居宅介護サービス等給付費の増、施設介護サービス等給付費の増、高額医療合算介護サービス等費の増となったことによるものでございます。地域支援事業費は4,060万7,000円で、前年度対比マイナス1.2%、50万1,000円の減となっております。基金積立金は2,004万6,000円で、前年度対比マイナス53.4%、2,301万3,000円の減となっております。その他、歳出の概要説明につきましては、付属説明書の226ページから229ページにその説明を記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
続きまして、最後に議案第24号葉山町下水道事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。決算書の255ページ並びに付属説明書の231ページ以降をお開きいただきたいと存じます。
この会計における最終の歳入歳出予算現額は11億9,434万7,000円で、これに対します歳入決算額は11億8,241万5,555円で、収入率は99.0%となっております。また、歳出決算額につきましては11億5,036万9,106円で、執行率は96.3%となっております。この歳入歳出決算額に基づきます翌年度へ繰り越される額は3,204万6,449円でございます。
付属説明書の232ページの歳入決算額前年度対比表をごらんいただきたいと存じます。歳入は、前年度に比べマイナス33.3%、5億9,121万8,000円の減となっております。主な要因は、使用料及び手数料のうち下水道使用料が前年度に比べ4.4%、1,283万6,000円の増となったこと、また、諸収入の消費税還付金が増になったものの、国庫支出金の下水道事業費補助金が前年度対比マイナス75.6%、3億1,722万円の減、県支出金も同様に前年度対比マイナス68.4%、1,344万円の減、繰入金が前年度対比マイナス5.9%、4,290万8,000円の減に、また町債が前年度対比マイナス64.5%、2億1,840万円の減となったことなどによるものでございます。なお、このほか、歳入決算の概要説明は、付属説明書の236、237ページにその説明を記載させていただいております。
付属説明書の233ページの歳出決算額前年度対比表をごらんいただきたいと存じます。歳出は、前年度に比べマイナス33.3%、5億7,378万5,000円の減となっております。これは、事業費が2億6,977万5,000円で、前年度に比べマイナス67.0%、5億4,663万1,000円の減となったことによるものでございます。なお、公債費は6億1,592万3,000円で、前年度に比べマイナス7.1%、4,739万8,000円の減となっております。これは、元金償還金で4,414万6,000円の減、利子償還金で325万2,000円の減となったことによるものでございます。
なお、歳出決算の概要説明は、238ページから241ページまでにその説明を記載させていただいております。
以上で平成22年度葉山町一般会計歳入歳出決算ほか5件の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明を終わります。本6件に対する総括質問は、来る9月12日及び13日に行いますので、総括質問を予定される方は9月8日の正午までに要旨を添えて本職までお申し出ください。通告用紙は事務局に用意してございます。
議長(畑中由喜子君)
日程第27「議案第25号専決処分の承認について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明を求めます。
保健福祉部部長(稲山孝之君)
議案第25号につきまして御説明申し上げます。
この条例は、専決処分書にもございますように、本年3月11日に発生いたしました東日本大震災の被害の甚大さ等をかんがみ、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律が本年7月29日に公布、同時に施行されました。
改正の内容でございますが、災害弔慰金の支給対象となる遺族の範囲に、死亡者と同居または生計を同じくしていた兄弟姉妹が加えられたことから、本町におきましても所要の改正を行う必要がございましたが、議会を招集する時間的な余裕がなかったことから、専決処分のとおり本年7月29日付で専決処分をさせていただきたいので、御承認をいただきたく御提案させていただいたものでございます。
改正いたしました条例の内容でございますが、災害弔慰金を支給する遺族の順位を定める規定に、死亡者に配偶者、子、父母、孫またはそれぞれのいずれも存しない場合で兄弟姉妹がいる場合に、死亡者と同居または生計を同じくしていた兄弟姉妹に対して災害弔慰金を支給する旨の規定を加えるものでございます。
附則につきましては、この条例を公布の日から施行し、改正後に第4条第1項の遺族の範囲、事由に関する規定は、平成23年3月11日以降に生じた災害による死亡した町民に係る災害弔慰金の支給について適用するものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほど賜りますようお願い申し上げます。
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
4番(守屋亘弘君)
かなり条件がついているという解釈を私はしているんですけれども、例えばその兄弟姉妹(死亡した者の死亡当時、その者と同居し、または生計を同じくしていた者)、ただ単に兄弟姉妹じゃだめだよということであろうかと思うんですけれども、いわゆる同居している、あるいは生計を同じくしていた者じゃなくちゃだめだということでいいんですね、そういう解釈だよと。この解釈…あ、失礼。この条件以外のものは該当しないという考えでよろしいんですよね。
保健福祉部部長(稲山孝之君)
そのとおりでございます。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑ありませんか。
13番(伊東圭介君)
この制度については、申請主義をもって行われていると思いますけども、今までこの7月29日が施行されてから今まで、この部分に該当するものがいたのかどうかと、それともう1点、この周知について、町民に対する周知についてはどのようにするのかという、その2点をお願いいたします。
保健福祉部部長(稲山孝之君)
7月29日に公布した以降のですね、町民の災害に支給した対象者はございません。また、今御指摘がありました町民に対してどういう周知をするかということは、申しわけありません。これは3月11日に発生したものに対して7月29日から適用しておりますので、これに対して周知を図っておりません。今後につきましては、広報等でですね、何かの手段で住民の方に周知したいと思っております。
議長(畑中由喜子君)
よろしいですか。ほかに御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第25号については、承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第25号は承認することに決定いたしました。
議長(畑中由喜子君)
日程第28「議案第26号葉山町税条例の一部を改正する条例」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明を求めます。
総務部部長(上妻良章君)
議案第26号について御説明を申し上げます。
この条例は、提案理由にございますように、地方税法の改正に伴いまして、経済・社会状況の変化に対応しまして、税制への信頼の一層の向上を図る観点から、葉山町税条例の一部を改正させていただくものでございます。
条例の内容につきましては、別添の条例の概要のとおりでございますが、具体的には申告書不提出等の違反行為について、過料の上限額を3万円から10万円に引き上げさせていただくとともに、町たばこ税及び特別土地保有税に係る申告書不提出についても、新たに罰則適用の対象とさせていただくものでございます。
附則につきましては、施行日を本年10月1日からとさせていただくとともに、条例施行前にした行為に対する罰則の適用は、従前のとおりとするものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
4番(守屋亘弘君)
来月1日から施行するということなんで、当然のことながら法律遡及の原則、さかのぼらない原則に基づいて、今までのやつはチャラというか、3万円で済みむよということですよね。
総務部部長(上妻良章君)
そのとおりでございます。
3番(窪田美樹君)
この条例に3万から10万に上がるということで、この条例に該当する方はいらっしゃいますか。
総務部部長(上妻良章君)
本条例につきましては、いまだかつて該当した事例はございません。
3番(窪田美樹君)
じゃあ、この条例に該当する方がいらっしゃったら、やはりこの3万から10万に改めるということでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
そのとおりでございます。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第26号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
議長(畑中由喜子君)
日程第29「議案第27号葉山町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明を求めます。
総務部部長(上妻良章君)
議案第27号について御説明申し上げます。
この条例は、提案理由にもございますように、地方公務員の育児休業等に関する法律の規定に基づきまして、非常勤職員の仕事と育児の両立を容易にするための環境整備といたしまして、育児休業及び部分休業の取得が可能となるよう、条例の一部を改正させていただくものでございます。
条例の内容につきましては、別添の条例の概要のとおりでございますが、具体的には、育児休業につきましては原則として子の出生の日から1歳到達日まで取得可能で、やむを得ない事情がある場合等に、最長で子が1歳6カ月に達する日まで取得することができるとするものでございます。また、部分休業につきましては、3歳に達するまでの子を養育するため、勤務時間の始めまたは終わりにおいて30分を単位として勤務時間に応じた一定の範囲内で取得することができるとするものでございます。なお、育児休業及び部分休業のうちのどちらにつきましても、任命権者を同じくする職に引き続き1年以上在職している等、一定の要件を満たす非常勤職員が取得できることとなっております。
附則につきましては、施行日を本年10月1日とさせていただくものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
10番(山梨崇仁君)
ちょっとわからないので教えていただきたいんですが、この部分休業のほうなんですが、部分休業と育児短時間勤務の違いを教えてください。
総務部部長(上妻良章君)
部分休業につきましては、以前から一般職に対してもあったわけでございますけれども、今回非常勤に対しまして前後1時間ずつということで取得できる形ということになっております。短時間休業につきましては、その期間に6歳までのたしか期間におきまして、勤務時間を短縮できる規定であったということで、そのあたりに違いがあるというふうに認識をしております。
10番(山梨崇仁君)
6歳までが育児短時間ができるんであれば、この3歳までですけども、この育児短時間で部分休業分を補うことができると思うんですが。確かに朝の時間ができるかどうかという疑問はあるんですけども、その辺のちょっと違いが明確に、あと給与の関係もあるのか、お聞きしたかったんですけども、いかがでしょう。
総務部部長(上妻良章君)
お答え違ってたら申しわけないんですけれども、今回は非常勤の対応でございます。それであと給与の関係でございますけれども、休業の部分に関しては給与等の支出はございません。
10番(山梨崇仁君)
すいません、総務部長。一応正確に知りたいので、何でこれをなければいけないのか。育児短時間ではいけないのかという疑問について、一応正確な御答弁をお願いします。
総務部部長(上妻良章君)
育児時短に関しましては、トータルで週何時間を短くできる等という形で取得できるものでございます。今回の部分休業につきましては、1日のうちで30分以上という形の規定でございますので、その辺に差があろうかと思います。
4番(守屋亘弘君)
この条件に合致するというのか、当てはまる非常勤職員は現在何人おられるんですか。
総務部部長(上妻良章君)
現在、きょう現在でございますけど、町に非常勤、合計で68名でございます。そのうち12名につきましては、緊急雇用対策ということで1年以内でございますので対象外といたしまして、可能性ということでお答えを申し上げるならば、56名すべてが非常勤の方が対象にはなるということでございます。
4番(守屋亘弘君)
そうすると、いわゆる正職員というのは、280人程度でしょ。それで非常勤職員が68名としたら、それプラス、これは話違うけども、アルバイト員がまたおられますよね。280プラス68、約350、非常勤職員含めて。プラスアルバイト員。そうすると、アルバイト員はね、ちょっと外れるというか、人数、正確に数えられないと思うんですけれども、およそ400人ぐらいになるということなんでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
条例説明の趣旨とはちょっと違うかなというふうには思いますけれども、総人数で申し上げますと、現在約280名…二百七十何名だったと思いますけれども、それに68名でございますので、大体340名ぐらい。それに今ちょっと、アルバイト員が何人いるかは、ちょっとつかんでございません。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑ありませんか。
8番(笠原俊一君)
すいません。条件の概要の中で、この非常勤職員の仕事と育児の両立を図るため、一定の要件を満たす非常勤職員についてと。一定の要件ということは、どういうことなんでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
一定の条件、まず第一に、先ほど御説明をさせていただきましたように、1雇用者で1年以上そこの場で働いていただいている非常勤というのがございます。それ以外にですね、1週間の、これ、規則で定める内容でございますけれども、1週間の勤務日、これが3日以上であること、あるいは1年間の勤務日が121日以上であること等の要件を規則等で付していきたいというふうに思っております。
8番(笠原俊一君)
非常勤の取り扱いの考え方なんですけれども、非常勤職員というのは、ロングランで要するに1年なら1年とか、そういった形ではないわけですか。ロングランで非常勤だよという取り扱いをしてしまう。
総務部部長(上妻良章君)
状況はいろいろあろうかとございますけれども、今、非常勤の雇用に関しましては、半年ずつの雇用更新という形でやらせさせていただいておりますので、そのトータルで1年以上勤めていただいている方は該当するということでございます。
8番(笠原俊一君)
一般のね、正職員と違って、非常勤の働く場というのはいろいろあるんだけれども、一定の非常勤という枠がないと、例えば1年間以上の、1年猶予、最長で1年間ですか、育児休業。連続で子供が生まれてきたときには、ずっと休みでも非常勤なのかなと。うがった考え方というかね、ちょっと変わった考え方だけども。非常勤というのは特別のそういう条件の中でということが設定がないと、そうやってずっと何人か子供がつながって生まれてきたときにどうするのかなとかね、そういう考え方も生まれるのであれば、例えばどこかでそういう非常勤の基準というのがあるのではないかなと思って聞いたんですけども、その辺はどうなってますか。
総務部部長(上妻良章君)
基本的な法の趣旨がですね、非常勤の勤務形態の方でも育休が取れるようにという基本的な考え方でございますので、今、町の雇用の形態といたしましては、ほぼ、逆に普及の補充でありますとか、そういう形で非常勤をお願いしている部分も多うございますけれども、基本的な考え方はどのような形におきましても育休は取るべきであろうということを基づいてやらせていただいているということでございます。
8番(笠原俊一君)
当然ね、非常勤の働く方が、非常勤の方がいていただかなければ、この葉山の町、成り立たない部分がたくさんありますのでね、それはよろしいんですけれども、雇用体制を強化するということはよろしいんですけども、やはり余り非常勤の方が超ベテランになってるというかね、そういう逆現象というのもあろうと思いますので、そこら辺の整理だとか、物事の考え方をどこかできちっとしておかないといけないんじゃないかなというような思いがあって今、質問したところなんです。よろしいですか。
総務部部長(上妻良章君)
同じ御答弁で申しわけございませんけれども、今回の育休に関する条例変更に関しましては、地公法の改正によりましてお願いをするところでございますので、今回の法の趣旨ということでございますと、この内容でお願いをしたいということで御理解いただければと思います。
10番(山梨崇仁君)
この育児休業に関しては、昨年も改正があったと、改正をした記憶があるんですけれども、そのときも同じでした。今回も平成3年の規定にのっとるということで、なぜ今なのかという疑問なんですけれども。何か職員の方からそういうニーズがあったのでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
今回の改正につきましては、当初で説明をさせていただきましたとおり、ちょっとお答えになっているかどうかあれなんですけれども、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正、これによりましてですね、今回変更させていただいているということでございますので、平成3年云々という話がございますけれども、この4月の法改正、それによりまして今回町といたしましても条件整備をするために条例の改正をさせていただくということで御理解をいただければと思います。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑ございませんか。
4番(守屋亘弘君)
仮定の話で、町長に怒られちゃうと思うんだけど、正規の職員がね、育児休業を取ったと。その職務の内容によるかもしれませんけれども、補てんというのか補充でね、非常勤職員を採用しなければならないとか、アルバイト員を雇用しなくちゃならないと、そういうケースがあろうかと思うんだけど、まさか非常勤職員が育児休業を取ってね、その補充というのかね、そういうことで非常勤職員を雇うなんていうようなケースは、あり得ないと思うんですが、どんなものでしょう。
総務部部長(上妻良章君)
先ほどもちょっと申し上げましたけれども、今、私たち葉山町の非常勤の雇用形態がですね、そういったいろいろなもろもろの関係の補充という形の形態を主にとらさせていただいておりますので、そういった要件はなかなか、レアなケースではあろうかなというふうには思います。法の解釈の中でとっていいか、いけないかということになればですね、そういう条件になった場合には、それはもう申請があればですね、とっていただくというのが法の趣旨ではあると思います。
10番(山梨崇仁君)
雇用される側からすれば、こういった制度が充実しているのは非常にいいことだと思うんですね。一方、視点を変えて、雇用する側が今、募集をかけた段階で、非常勤職の募集について状況、募集状況でしょうか、葉山町としての求人に対する倍率というのは、どのような現状があるんでしょう。
総務部部長(上妻良章君)
直近でですね、非常勤を募集、1名させていただいたときに、20名以上のたしか応募の方がおられたというふうには記憶をしております。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第27号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩をいたします。午後3時35分に再開いたします。(午後3時02分)
議長(畑中由喜子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時35分)
議長(畑中由喜子君)
日程第30「議案第28号葉山町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び葉山町立の障害者支援施設に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明を求めます。
総務部部長(上妻良章君)
議案第28号につきまして御説明を申し上げます。
この条例につきまして、提案理由にもございますように、障害者支援法の改正によりまして所要の改正が必要なところから、葉山町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び葉山町立の障害者支援施設に関する条例の一部を改正させていただくものでございます。
条例の内容につきましては、別添の条例の概要のとおりでございますが、具体的には各条例において引用させていただいている障害者自立支援法の条文の項番号を繰り下げるものでございます。
附則につきましては、障害者自立支援法改正の施行日が平成24年4月1日までの間において政令で定める日となっていることから、本条例におきましても平成24年4月1日までの間において規則で定める日から施行することとさせていただくものでございます。
以上、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
4番(守屋亘弘君)
細かいことで、しかもなお、この本来的な関連じゃなくて、まことに申しわけないんですけれども、障がい者制度改革推進本部の名称においてはですね、障害の「害」をひらがなにしていますよね。これはそういう表示になってるということなんですけれども、その他については、「害」は全部漢字で表示すると私は解釈しているんですが、それでよろしいでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
お時間いただいて、申しわけございません。不勉強で申しわけないんですけれども、法律で規定しているものに関しては、その漢字を使わせていただくと。その表記をさせていただくということでございますけれども、法律の規定がないものに関しては、状況に応じていろいろな表記をさせていただいていると。状況に応じて各いろいろな、ひらがなを使ったりであるとか、「害」の字を違う字を使ったりという事例はあるようでございます。
4番(守屋亘弘君)
いや、意味するのはね、障がい者制度改革推進本部という名称では、障害の「害」はひらがなになってるんですよ。これはね。民主党政権が、現在こういう推進本部をつくったと。その中で、くどくて申しわけありませんけれども、障害の「害」はひらがなにしてあるんですよ。だから、それ以外の例えば法律あるいは制度等は障害の「害」は害虫の「害」、はっきり言えばね。という漢字を使ってる。だから、そういう仕分けで解釈してよろしいんですかという。
総務部部長(上妻良章君)
そのような解釈でよろしいかと思います。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第28号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
議長(畑中由喜子君)
日程第31「議案第29号教育委員会委員の任命について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明を求めます。
総務部部長(上妻良章君)
議案第29号につきまして御説明を申し上げます。
現教育委員会委員であります原田啓子氏の任期が本年10月31日をもって満了となるため、その後任委員として、葉山町堀内1376番地の9、昭和47年10月9日生まれ、遠藤麻衣子氏、満38歳を教育委員会委員として任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。なお、遠藤氏の略歴につきましては、議案資料としてお手元に配付させていただいたとおりでございます。
以上で説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
4番(守屋亘弘君)
基本的な考え方なんですけれども、地方教育行政の組織及び運営に関する法律で、教育委員会の人数については町村においては3人にできるとありますけれども、要するに私の考えとしては、現在5人おりますが、簡単に言うと、ふだん顔が全く見えない。教育長だけですよ。だから、町長はちなみに5人必要だと、そのように考えているやに、前にも質問しました…した結果の答弁ですが、今回もまあ5人体制でいくよと。そのメリットは何なんでしょうか。
町長(森英二君)
地方教育行政の組織及び運営に関する法律という中で、教育委員会は5人の委員をもって組織すると。で、ただし書きがございまして、教育委員会にあっては3人以上の委員をもって組織することもできると、「できる」条項になっているんですね、3人というのは。これは第1項なんですが、第4項に、地方公共団体の長は、第1項の規定による委員の任免に当たっては、委員の年齢、それから性別、職業等に著しい偏りが生じないように配慮するとともに、委員のうちに保護者、親権を行うもの及び未成年後見人を言う。これが第47条の第5、2項において同じとありますが、そういったいわゆる子供を育てている、未成年の子供を持って育てている若い人もメンバーの中にいるほうがいいだろうという趣旨で、この法律ができ上がっております。そういった意味で、現状においては、私は5人体制。そのうちの1人が教育長になっているわけでございますから、あとは教育委員が4名ということになるわけですね。教育長を除くと教育委員は4名、現在5名の教育委員会の体制でありますので、現状においてはこれが一番よろしいのではないかというふうに考えております。
4番(守屋亘弘君)
私の質問の趣旨が何かよくわかっておらないのか知りませんけれども、だから、5人を擁するね、メリットとは何ですかと。今の答弁だと、子育て中の方も必要だから選んだよというような話なんだけど、じゃあ3人の中で子育て中の人がいれば、その条件は満足されるわけでしょ。え。だから、いないから5人にしたということなんですか。
町長(森英二君)
いいえ、いないからではなくて、今まで5人、教育長を含めて5人体制でやってきている。これの体制が現状ではベストではないかと私は理解しているという答弁でございます。
13番(伊東圭介君)
現委員の原田委員が再任されないで、今回新しい新任の方をという理由については、今、町長が言われた、お子さんを恐らく20歳以下という部分だと思いますけれども、部分が外れるから再任をせずに、今度新しいという、新しい委員を選ぶということなのか。そこをちょっとお聞きします。
町長(森英二君)
この原田さんが任命されたとき、私はまだ町長の職にありませんでしたので、詳しいいきさつはわかりませんが、恐らくこの法の精神にのっとって原田さんにはまだ未成年のお子さんがおられて、親権者であったというふうに聞いております。で、今回10月31日に任期が終わるわけですけれども、それからおおむね3カ月間の間はまだそういう未成年のお子さんがおられるけれども、それを過ぎるともうこの条項に該当しなくなる。そういった法の趣旨からして、そのような人が1人、また新たに入ったほうがいいだろうということで人選を進めたということです。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑ございませんか。
1番(鈴木道子君)
1点だけお伺いをさせていただきたいんですが、お子さんがいらっしゃる方だということで、そういう立場の方がお入りいただくのは大変に結構だと思います。そして、教育は本当に大変当町にとりましても、日本の国全体にとっても重要な視点でございますので、教育委員の選任ということについても大変重要な点だというふうに理解をしております。つきましては、この遠藤さんというこの方が教育委員になられるに当たって、何か特徴的といいますか、何かこういう点がふさわしいというような面がもしお子さんをお持ちという以外にですね、ありましたらお教えをいただきたいと思います。
町長(森英二君)
未成年の子供を持ってるというだけが条件ではもちろんございません。御本人とも私は面識がございます。で、教育に対する識見、これは法の精神の中にも書かれております。こういう教育に対する識見を有する人ということで、また実際に教育面で、自分の子供をどうのこうのという視点ではなくて、こういう子供たちをですね、健全に育成していくというシステムの重要性というものをよく理解して、また実践もしているということで、私は理解をしております。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第29号はこれに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第29号は同意することに決定いたしました。
議長(畑中由喜子君)
日程第32「議案第30号葉山町議会基本条例の一部を改正する条例」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
本件は、提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第30号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
お諮りいたします。議案第30号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第30号は原案のとおり決定されました。
議長(畑中由喜子君)
日程第33「報告第6号健全化判断比率の報告について」、日程第34「報告第7号資金不足比率の報告について」の2件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明を求めます。
総務部部長(上妻良章君)
それでは、報告6号、7号について御説明を申し上げます。
まず、報告第6号につきまして御説明を申し上げます。御案内のとおり、健全化判断比率につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づきまして、監査委員の審査を受け、議会へ報告するとともに、公表することとなっておりますので、平成22年度決算に基づく財政の健全性を示す4つの指標の健全化判断比率の報告をさせていただくものでございます。各指標が基準を超えた場合には、財政の早期健全化や再生等を図る計画の策定が義務づけられておりますが、葉山町の平成22年度決算に基づく各指標の算定結果は、いずれも基準を下回っております。
それでは、健全化判断比率の各指標について御説明をさせていただきます。1つ目は実質赤字比率でございます。これは各年度の経営状況を示す指標で、一般会計の実質的な赤字額が標準的な状態で見込まれる一般財源の規模に占める比率をあらわしますもので、実質収支が赤字にはなっておりませんので、該当比率は出てまいりません。
2つ目につきましては、連結実質赤字比率でございます。これにつきましては、各年度の経営状況を示す指標で、一般会計、特別会計のすべてを合わせた実質的な赤字額が標準的な状況、状態で見込まれる一般財源の規模に占める比率をあらわすもので、やはり実質収支が赤字になっておりませんので、該当比率は出てまいりません。
3点目、実質公債費比率でございます。これにつきましては、自治体の標準的な税収と、地方交付税を合わせた収入に対する下水道など公営企業の支払う元利償還金への一般会計からの繰出金等を加えた実質的な財政負担の度合いを示す指標で、3カ年の平均で示されております。3カ年平均で1.5%、前年度対比マイナス0.1ポイントとなっております。
4つ目は将来負担比率でございます。これにつきましては、自治体が将来に支出しなければならない財政負担で、地方債の現在高や退職手当の負担見込み額などが標準的な状態で見込まれる一般財源の規模の何倍に当たるかを示す指標でございます。毎年度にとどまらず、中長期的な視点での財政状況をあらわしており、将来に財政を圧迫する可能性の度合いを示す指標と言えます。22年度につきましては、町債や退職手当支給予定額など、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率は算定されておりません。
以上で平成22年度決算に基づく健全化判断比率の状況につきまして報告を終わらせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
続きまして、報告第7号につきまして御説明を申し上げます。この資金不足比率の報告につきましても、地方公共団体の財政の健全化に関する法律によりまして、監査委員の審査を受け、議会へ報告するとともに、公表することとなっております。この指標につきましては、公営企業会計ごとの資金不足の事業規模に対する比率でございまして、葉山町は下水道事業特別会計が対象となります。下水道事業特別会計におけます資金不足額につきましては、一般会計等の実質赤字に相当する額で、平成22年度決算額は実質赤字とはなっていないため、資金不足比率は算定されておりません。
以上で平成22年度決算に基づきます資金不足比率の状況につきまして報告を終わらせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明が終わりました。本2件の報告を終わりたいと思いますが、特に御質疑等ございますか。
(「なし」の声あり)
これをもって報告第6号及び第7号を終わります。
議長(畑中由喜子君)
日程第35「報告第8号専決処分の報告について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明を求めます。
総務部部長(上妻良章君)
報告8号につきまして御報告を申し上げます。
専決処分書にもございますとおり、地方自治法第180条第1項の規定に基づきまして、全国自治協会町村有自動車共済業務規約の範囲内で、町が当事者である和解及び損害賠償の額を定めることについて専決処分をいたしましたので、その報告をさせていただくものでございます。
事故の内容につきましては、本年5月9日、午後3時15分ごろ、道路河川課職員が運転する公用車が葉山町下山口1719番地の4先において公用車を後進させた際に、車体の左側フロント部を葉山町下山口1719番地の4、高橋秀和氏所有のコンクリート塀に接触させ、剥離させたものでございます。
和解の内容につきましては、当事者協議の結果、本件事故による町の過失を100%とし、高橋氏が所有するコンクリート塀修理代5万7,750円を町が高橋氏に対して支払うことで7月7日に和解が成立し、既に支払いを終了しております。
以上で報告を終わらせていただきます。
議長(畑中由喜子君)
提案者の説明が終わりました。本件の報告を終わりたいと思いますが、特に御質疑等ございますか。
4番(守屋亘弘君)
毎度毎度で申しわけないんだけれども、道路河川課職員は現業系職員ですか。これは個人情報ほごの観点から、それも言えないということなのかどうか。
総務部部長(上妻良章君)
一般の事務職でございます。事務職員でございます。
4番(守屋亘弘君)
それから、いわゆる甲が100%過失責任があるという案件がずっと続いているんですけれども、毎度毎度、また同じ話をしてみっともないけれども、ねえ、町長、ちゃんと聞いてくださいよ。安全教育というのは何やってるんですか、町長。
町長(森英二君)
この安全運転管理ということは、大変重要ととらえておりまして、せんだって、公用車における…(私語あり)ええとですね、2週間…おおむね2週間ぐらい前ですけども、2週間から3週間前、4日間にわたって全職員を対象に、強制ではないけれども、多くの職員が参加しまして、ここの役場の入り口のところでですね、23年度安全運転講習会を実施いたしました。これは公用車運転時における車両事故を防止するため、ドライビングシミュレーションによる模擬運転を体験し、KYPといいまして、危険予知トレーニングを実施することにより、どのような場面においても交通事故が起こり得るのか、職員みずからが事故の原因及び対策を検証し、事故防止への取り組みを強化するという目的で、先月8月の11日、12日、8月18、19日、4日間にわたって、受講者数207名、これは神奈川県警察交通安全教育隊署員、県警本部のシミュレーション車により模擬運転を体験し、トレーニングを実施したということで、これが一番最近のトレーニングでございますけども、これは私も実験的に参加をいたしましたけれども、かなり密度の濃いといいましょうか、内容の濃い模擬運転ということで、それでそれぞれの参加者の運転の特徴、それから危険度合い等もシミュレーションで出てまいりますので、自己啓発、そういった自己の管理には非常に役立ったのではないかと。またそういうふうに職員からも聞いております。
4番(守屋亘弘君)
それと、本件は5月9日に発生したということですけれども、5月10日以降で現在のところまだ和解にも至ってないと、そういう…甲が100%過失責任がある案件というのは発生したんでしょうか、してないんでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
5月9日以降でございますけれども、昨年度からの示談交渉中は1件、昨年度からの示談交渉中が1件あるということは以前に御報告はさせていただいていると思います。それ以外におきまして、専決処分には当たらない軽微な事故に関しては、それ以降ですね、4件ほど起きてございますけれども、これは相手方に対する補償等はございません。
4番(守屋亘弘君)
ちょっと確認ですけど、4件起こってる。なお、私が申し上げたのは、本件と類似のということですので、いわゆる町側の過失責任が100%のものが、その5月10日以降4件起こってるという解釈でよろしいんですか。
総務部部長(上妻良章君)
そのとおりでございます。
4番(守屋亘弘君)
それじゃ、町長が一生懸命交通安全管理、研修会等をやっても、何にも効果がなかった。一生懸命、8月12日、13日、あるいは8月のお盆明けやったんだよと言ってるけども、その効果のほどというのは、どう考えればいいんですか。
町長(森英二君)
先ほど言いましたように、8月の11日から19日にかけての4回行っておりますが、それ以降、28日に1件ございますが、あとの3件はこの講習会を行う以前でございますので、この講習会後は劇的に減ると、あるいは皆無に近くなると確信しております。
9番(土佐洋子君)
今、町長が話されたドライビングシミュレーションのことなんですけども、207人の職員の方が参加されて、それでこのドライビングシミュレーションに乗ってすぐに採点とかがされて、ランク別にされると思うんですけども、余り採点が低い方とかには、対しては、再びドライビングシミュレーションに乗ってもらうというようなことも聞いてたんですけども、そのような職員の方がいたのかどうか、教えてください。
総務部部長(上妻良章君)
今、町長がお話をいたしましたシミュレーションにつきましては、10月の中旬以降にもう一度予定をさせていただいております。そのときにつきましては、前回の結果出てございますので、ランクがかなり低い職員に関してはもう一度受けるようにという指導はさせていただこうと思っております。
3番(窪田美樹君)
この何回事故を起こされている方は、これに自由参加というか、強制はしていないということなんですけれど、事故を起こした方には強制的にでも参加されているんでしょうか。
総務部部長(上妻良章君)
事故を起こした人間には必ず受講するようにということの指導はさせていただいております。
議長(畑中由喜子君)
ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
これをもって報告第8号を終わります。
議長(畑中由喜子君)
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。明日から5日間休会とし、来る9月12日、午前10時再開いたします。本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。
(午後4時07分)
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更新日:2018年03月20日