葉山町議会 平成21年6月22日

招集年月日

平成21年6月22日(月曜日)

招集場所

葉山町役場議場

開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

開議

午前10時00分

散会

午後1時43分

応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

出席17名 欠席0名

出席並びに欠席議員の詳細
番号 氏名 出欠
第1番 畑中由喜子 出席
第2番 近藤昇一 出席
第3番 阿部勝雄 出席
第4番 土佐洋子 出席
第5番 山梨崇仁 出席
第6番 伊東圭介 出席
第7番 鈴木知一 出席
第8番 佐野司郎 出席
第9番 守屋亘弘 出席
第10番 森勝美 出席
第11番 伊藤友子 出席
第12番 待寺真司 出席
第13番 金崎ひさ 出席
第14番 笠原俊一 出席
第15番 加藤清 出席
第16番 中村常光 出席
第17番 鈴木道子 出席

地方自治法第121条により出席した者の職氏名

地方自治法第121条により出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
町長 森英二
副町長  
教育長 豊田茂紀
総務部部長 根岸隆男
保健福祉部部長 石川恵一
生活環境部部長 成島光男
都市経済部部長 高梨勝
教育部部長 吉田仁
消防長 有馬弘
総務課課長 矢嶋秀明

職務のため議場に出席した者の職氏名

職務のため議場に出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
議会事務局局長 上妻良章
局長補佐 高橋孝行
主事補 佐々木周子

会議録署名議員

会議録署名議員の詳細
番号 氏名
第7番 鈴木知一
第8番 佐野司郎

議事日程

第 1 議案第7号 平成21年度葉山町一般会計補正予算(第2号)
第 2 議案第8号 安全で快適な葉山海水浴場の確保に関する条例
第 3 議案第9号 葉山町真名瀬駐車場条例
第 4 議案第10号 葉山町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
第 5 議案第11号 工事請負契約の締結について【長柄小学校校舎耐震補強工事】
第 6 議案第12号 工事請負契約の締結について【葉山処理区木古庭長柄幹線築造工事】
第 7 議案第13号 人権擁護委員の推薦について
第 8 議案第14号 人権擁護委員の推薦について
第 9 報告第1号 平成20年度葉山町繰越明許費繰越計算書(一般会計)
第10 報告第2号 平成20年度葉山町繰越明許費繰越計算書(下水道事業特別会計)
第11 報告第3号 土地開発公社の経営状況に関する説明書の報告について
第12 請願第21-3号 ごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施することを求める請願書
第13 陳情第21-9号 葉山町ゼロ・ウェイスト計画を町民に広く知らせることを求める陳情
( 以上2件 ごみ問題特別委員会付託 )

議事の経過

議長(鈴木道子君)

おはようございます。ただいまの出席議員は17名でございます。全員出席でありますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)

議長(鈴木道子君)

日程第1「議案第7号平成21年度葉山町一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)

議長(鈴木道子君)

提案者の説明を求めます。

総務部部長(根岸隆男君)

議案第7号平成21年度葉山町一般会計補正予算(第2号)につきまして御説明をさせていただきます。
1ページ、第1条に定めましたとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,680万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ88億364万8,000円とさせていただくものでございます。
それでは、補正予算書の4ページ以降、歳入歳出補正予算事項別明細書並びに別冊の歳入歳出補正予算に関する付属説明書により順次御説明を申し上げます。
補正予算書の6ページでございますが、歳入第13款使用料及び手数料、第1項使用料、第5目商工使用料の真名瀬駐車場使用料の315万円から第20款諸収入、第4項雑入、第1目雑入のコミュニティー助成事業助成金の250万円につきましては、付属説明書の11ページに説明を記載をさせていただいております。
また、補正予算書の8ページ、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第10目町民相談費の町民相談事業に要する経費の277万8,000円から、11ページ、第9款教育費、第3項中学校費、第1目学校管理費の中学校耐震整備事業の309万8,000円までは、付属説明書の12ページ、13ページにその説明を記載させていただいております。
第13款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のための141万5,000円を減額し、補正後の額を3,858万5,000円とさせていただくものでございます。
以上で説明を終了させていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。

議長(鈴木道子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。

9番(守屋亘弘君)

まず、歳入で国庫補助金、地域活性化・経済危機対策臨時交付金、これは約1,000万の数字になってますけれども、葉山町はこの金額以上にはないということでしょうか。

総務部部長(根岸隆男君)

これは、今年度の臨時交付金の金額の内々示は、八千二百数十万内々示をされているところでございます。これにつきましては、今回の補正予算においては、必要最小限の補正予算をさせていただき、その他の金額約7,000万につきましては、今後9月補正において、それまでにいろいろ調整をさせていただいて、できれば9月補正にお願いをしたいというふうに考えております。現時点においては、その一部を補正させていただいたということで御理解をいただきたいと思います。

9番(守屋亘弘君)

今年度のみという解釈でよろしいんでしょうか、この交付金、臨時交付金自体。

総務部部長(根岸隆男君)

本年度のみと、単年度ということで理解をいたしております。

9番(守屋亘弘君)

それでは、歳出の面でですね、付属説明書の12ページ、13ページで、小学校耐震整備事業並びに中学校耐震整備事業とありますけれども、これは今申し上げた国庫支出金で全額賄うと、もし臨時交付金がなければやらなかったという解釈でよろしいんですか。

総務部部長(根岸隆男君)

本件につきましては、中期財政見通しによれば平成22年の事業として位置づけをさせていただいているわけですが、この交付金が支給されるということによりまして、21年度の今回の補正に上げさせていただいたということでございまして、やる予定ではなかったということではございません。

9番(守屋亘弘君)

いや、だから21年度ではやる予定がなくて、お金がついたからやるよと、簡単に言えばそういうことでしょう。

総務部部長(根岸隆男君)

そのとおりでございます。

9番(守屋亘弘君)

たしか2月19日の全協の際に、教育委員会から平成20年度対象教育委員会の点検評価報告書についてという書類が出てて、学校の耐震化率、これが平成20年4月1日現在で葉山町は54.2、神奈川県は90.4、全国で62.3%と数字が載ってまして、この間の6月の17日の神奈川県新聞によると、公立小・中学耐震化率、県内全国1位93%。しかしながら、葉山町は、最低は葉山町で、前年同期比4.1%増の58.3%、まことに恥ずかしい。これは、こういう予算が初めてついてやるよということのような話ですけれども、今までこういう事態を招いたのは、教育委員会がぼんくらだったのか、あるいは今までの町長、副町長が予算をつけなかったのか、その辺、いかがなものでしょうか。

教育部部長(吉田仁君)

御指摘のとおりですね、新聞報道等を見ますと、非常に葉山町が耐震化率が低いという御指摘は数年前からいただいてございます。その都度ですね、そのよその市町よりもですね、建物が凝ってございまして、単純な説明をいたしますとですね、葉山小学校の場合は3棟、分母が3つなんですね。長柄小学校と南郷中学が現在残ってますが、長柄小学校についてはですね、6棟に分かれてございます、構造体がですね。南郷中学も6つに分かれてるということで、再三御説明はしてきたつもりでございますけども、その分母の多いところが残っているというところが一つの大きな原因ではないかと。もう一つはですね、ほかの市町はですね、その工事のやり方なんでしょうが、葉山町の場合は、どうせ足場を組むんでしたらばその外構も一緒にできればやろうと、補助金の関係も考えて一気にやろうという考えで進んでいると私は思っています。

9番(守屋亘弘君)

いや、ですから、今までね、こういう状況を放置していたと言っては言葉は過ぎると思うんだけども、どうしてこういう状況だったのかね、その原因は何なんですか。予算がないからというか、財政が厳しいから耐震化率も進まなかったのか、教育委員会の対応がまずかったからなのか、その辺、どういうことなんですか。

教育部部長(吉田仁君)

いろいろな複合的なですね、原因はあろうかと思いますが、予算的な問題が一番大きな問題ではないかと思っています。

9番(守屋亘弘君)

いや、ですから、財政が厳しくてその小学校、中学校の耐震化工事までできなかったと、そういう解釈でよろしいんでしょうか。そうするとですね、小学校生、中学校生の安心・安全という問題から言うと、これはただ単に財政が厳しかったからできなかったというだけでは済まないと思うんですけれども、その辺、教育長はどのようにお考えなんですか。

教育長(豊田茂紀君)

耐震工事については、たしか記憶が間違いなければ平成24年度までには完成したいということで計画は立てておりました。それを国の補助金の関係で前倒しができるという状況になりましたので、前倒しで21年度、耐震工事の予算をお認めいただいたということで考えております。

9番(守屋亘弘君)

いや、だから、国のほうでお金をつけてくれるからやって、やるんだというようなことであろうかと思うんですけれども、実際問題はさっき申し上げたとおり県内最低のランクづけ。ごみ処理の1トン当たり処理費もワーストワン、耐震化率もワーストワン、これはどこから来てるのか。よく、教育委員会はごみは関係ないけれども、こういう問題は非常に町民サイドでは一体どうなってるんだという話になってますので、その辺しっかりやってもらいたいと思うんですけれども。
あともう1点は、この表記自体はどこで書いたんですか。この説明の文章。私はたまたま今回広報特別委員会の委員長になったけれども、こういう行がえなんていういのはあり得ないんじゃないの、この文章。

教育長(豊田茂紀君)

調べさせていただきたいと思います。(「えっ」の声あり)調べさせていただきたいと思います。

9番(守屋亘弘君)

ちょっとお聞きしたいんだけども、こういう説明書を出してきて、校正なり何なりやってるんですか、ふだん。「することが判明したた」「め」で行が変わってる。こんな文章のつくり方はないと思うんですけれども、こういうことが常に行政サイドではまかり通っているのかどうか、だれもチェックしてないのか、その辺いかがなものですか。

総務部部長(根岸隆男君)

作成するに当たっての、文章自体の、いわゆる句読点等については誤りはないのかなと思いますが、確かに御指摘いただいた点、「判明したた」で改行しているということでですね、それについては、もう少し配慮をするよう心がけてまいりたいというふうに思います。申しわけございませんでした。

議長(鈴木道子君)

よろしいですか。他に。

5番(山梨崇仁君)

コミュニティー助成事業補助金についてですが、かねてよりこの、今回補助金の対象になった一色台自治会、それから木の下町内会が大変元気があるということはよく聞いていて、喜ばしいことだと思うんですが、他の自治会・町内会は動向的にはいかがでしょう。公園としてもどんどん遊具が減っている状況がありまして、こういった助成金を使って遊具がふえるということは本当に喜ばしいことだと思います。これは地域の力をこういう形で反映しているというふうに思います。他の自治会はいかがでしょうか。

都市経済部部長(高梨勝君)

今回のなぜこの2町内会になったかというほうの御説明からちょっと御理解いただきたいんですが、このコミュニティーの使えるのが、地域で維持管理協定をされた公園に限るということになってます。その対象になるのは5町内会という形です。5町内会中この木の下と一色台での対象になりました公園、木の下ふれあい広場と一色台については遊具がないということで、かねてからこの2町内会がぜひともという強い要望がございましたので、この2町内会に限って今回はさせていただいております。ただ、他の公園にじゃあ要望はないのかということになりますと、やはり遊具が撤去されれば要望が出てくるという形で、その辺については把握しておりますが、ぜひともという強い要望があった2町内会からやらせていただいております。

5番(山梨崇仁君)

そうですね、そもそもその町内会がすごい要望をくださって町がそれを実現できたと、非常にいい形だと思います。ただ、遊具は確かにほかの公園もまだまだ少ない、撤去されたばかり、撤去されてそのままの状況でございますので、引き続き自治会の要望にこたえていけるように、町もぜひ前向きに努力していただきたいというふうに思います。
もう1点、住宅用太陽光発電設置費補助金なんですが、当初予算見込みをしていた10件をこの3カ月間で消費し切ったということになると思うんですが、これは4月や5月に集中的に10件受注という…申請があったのか、それとも平均的に何件ずつあって、残り9カ月、10件の補正で済むだろうと、そういう予測で立てられたのか、その辺をお伺いします。

生活環境部部長(成島光男君)

この事業につきましては、地球温暖化の観点から今年度から始めさせていただいておりますけども、4月からですね、募集を開始させていただきました。4月、5月の間にですね、9件の申請がございました。また、6月の初めに1件申請がございまして、既に10件の予定はいっぱいになっております。今現在ですね、3件から4件ぐらいの問い合わせがございます。ただ、県の補助金の関係もございますので、やみくもにふやすということはできませんでので、今年度につきましては、今のところこの10件を追加という形で考えさせていただいております。

5番(山梨崇仁君)

意向だけ町長にお伺いしたいんですが、今年度20件を想定するということですが、これは来年度以降も20件、たとえ国や県の補助金が減ってきてしまっても、このくらいの数字を目指していきたいというお気持ちはありますか。

町長(森英二君)

今年度の申し込み件数、推移といったものを見ながら考えていきたいと思います。

議長(鈴木道子君)

よろしいですか。

12番(待寺真司君)

それでは、観光施設維持管理事業真名瀬駐車場の、この後議案が出てくると思うんですが、この予算書を見させていただく中では、支出のほうが大体月49万で6カ月、308万というお金が出ておりまして、一方歳入のほうがですね、これは恐らく10月から、もちろん…恐らくというより10月から3月の見込みでこういう形だと思うんです。そうすると冬場はツーペイというかとんとんでできて、逆に今度4-9の夏場はですね、町としては、ここの部分ではかなり収入がふえるんじゃないかという予測が立てられているんですが、その辺の予測見込みとかはどのように立てられているのでしょうか。

都市経済部部長(高梨勝君)

今までのから見ますと、恐らくこれの2倍は入ってくるというふうに。それから、3倍近くまで今回行くんじゃないかなという予測はありますが、夜間部分については、ちょっとこの3カ月間…6カ月間で様子を見ながらというふうに思っていますが、恐らくこれの2倍から3倍近くだと思います。

12番(待寺真司君)

町内他にも駐車場がございまして、ここが一つ試金石になろうかと思いますので、その辺、毎月毎月データをですね、ある程度きっちりとっていただいて、その流れはつかんでいただきたいと思います。
それから…よろしいですか、引き続いて。

議長(鈴木道子君)

どうぞ。

12番(待寺真司君)

それから、先ほど耐震事業のお話がございましたけれども、これは平成20年度に診断した結果ですね、それによって国庫補助金の率が決まるというふうに私は理解しているんですが、最大で3分の2国庫補助金、この特例期間中は出ると思うんですが、今度の南郷、上山については、そのIs値との関係もあると思いますけれども、見込みとして国の補助金どの程度まで使えるような見込みになっていますでしょう。

教育部部長(吉田仁君)

上山口の場合はですね、耐震のIs値がですね、二次診断の結果がですね、0.13ということで、これはですね、上積みの補助金がいただけるんじゃないかと。南郷の体育館につきましては、この二次診断の結果は0.96なものですから、これは通常の2分の1になると思われます。

12番(待寺真司君)

当初の計画より前倒しできたことというのは非常に喜ばしいことだと私自身は思っておりますので、引き続きですね、子供たちの安全を守るために、工事の期間中もぜひ、この後議案で出ますけれども、安全確保をお願いしたいと思います。
それからもう1点ですね、ごめんなさい、救急医療対策事業で新型インフルエンザの発熱外来の経費が今回7月から9月の3カ月間ということで出ておりますけれども、我々としてちょっと心配なのは、その後のですね、秋から冬にかけてこういったことが引き続き行われるのではないかと思ってるんですが、このときの、これからなんでしょうけど、国の対応、これはちょうど国庫支出金のですね、新たなメニューで地域活性化の交付金でできているんですが、引き続きこういうものは国のお金としてすべて担保していただけるのかどうか、その辺は担当課のほうで調査のほうはできていますでしょうか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

今回につきましては、補正の歳入の欄に書いてありますように、地域活性化・経済危機対策臨時交付金という形で出ておりますけども、この発熱外来につきましては、本来の趣旨というのは、一般病院もしくは感染症の病院、その中でもって発熱外来をつくったとき、病院の一般の診療と同等の扱いをしなさいというふうになっております。今回の交付金がついてますけども、当然葉山町も逗子市も鎌倉市もそうですけども、行政が開設をしていると。そういう中でもって県のほうに要望を、なぜ行政がやったものについて、本来であれば国あるいは県がやるものを行政がやっておるという中では、行政に単独でもって負担を負わせるのはおかしいとうい形でもって要望しております。そういう中で、私どものほうに来るのではなくて、県のほうに直接ですね、国のほうからこういう交付金がつきますという形で連絡を受けてます。今、議員が言われましたように、これから再度発熱外来を開設したとき、交付金がつくかということですけども、今現在、申しわけございませんが、確認はできておりません。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。

2番(近藤昇一君)

まず、この地域活性化・経済危機対策臨時交付金なんですけども、この交付金を使って小学校の耐震事業、あるいは発熱外来ということ、これを否定するものじゃないんですけど、その地域活性化という面で本当にこのお金が地域活性化のために役に立つのかどうかというのがね、非常に疑問なんですよ。いずれにしろやらなきゃならなかったことを、たまたまこの交付金が来たからその交付金を使えばいいやと。だから、本当にこの今のその経済状況の中でね、地域を活性化していくという意味合いがこの補助金に見えないんですよ、事業に。ほかの自治体では、地域経済を活性化させるための何らかの予算をここでもって組んでいるんですよ、この補助金を…交付金を使って。その辺どうなんでしょう。小学校の耐震整備、中学校の耐震整備、これはもうやらなきゃいけないことだし、先般ね、ほかの、他の議員からも出てますけども、県下最下位というような状況、いろいろその理由は述べてますけども、述べてますけども、前からそのことは指摘されてたわけですから、当然それに対する何らかの対策は教育委員会としても考えておかなきゃいけなかった。たまたまこの交付金が出たからそれを使っちゃえという。どうなんですかね。本来のこの、確かに大きく見れば経済の活性化になるかもしらんけども、このことを、3つの対象事業が地域経済の活性化にどのようにつながっていくのかというのを、町長でもいいけども、お答え願いたいと思いますけども。

総務部部長(根岸隆男君)

この交付金につきましては、地域活性化、そして経済危機対策臨時交付金という間に黒ぽちを入れての交付金になっておりまして、御指摘のように今回その一部を例えば小学校の、上小の体育館、南郷中体育館、診断結果等に基づいてですね、なるべく急がなければいけないという判断のもとに今回救急医療対策事業とあわせてまず補正をさせて、今、提案をさせていただいているわけですが。先ほどもお答え申し上げましたように、これにつきましては、9月補正でさらに残りの部分を精査してまた御審議を賜りたいというふうに考えております。その中においては、今、近藤議員が御指摘のですね、いわゆるその一つの地域活性化策というものも盛り込む可能性もありますので、今回につきましては、緊急的なものについて該当するものをですね、選んで今回はその一部を補正させていただいたということで御理解いただきたいと思います。

2番(近藤昇一君)

先ほどの説明の中では、残り金額もそんなに多くない形ですよね。そういう面では、まずそのことが先頭に私はあるべきだと私は思います。
次に、そのコミュニティー助成事業なんですけども、住民が自主的に行うコミュニティー活動、これは先ほどの説明でも町内会から強く要望があったと、具体的な形でこういう遊具の要望があったということでよろしいんでしょうか。

都市経済部部長(高梨勝君)

2町内会とは、この遊具がということで打ち合わせは済んでおります。うちのほうでカタログを持っていって、具体的に言っちゃいますと、カタログを持っていってどれがいいでしょうかと、選んでくださいという形をやって、その中でこの2機種が選ばれたということです。

2番(近藤昇一君)

御承知だと思うんですけども、このステンレス製の滑り台、真夏、熱くて半ズボンの子供は座れないんだよね。そういったことも当然考慮に入れた上での設置だということでよろしいんですか。

都市経済部部長(高梨勝君)

一応、要望の中ではそれだったので、半ズボンといいますと、暑いときは熱いのかなとは思いますが、その中でも乗り越えてこれが一番いいということでしたので、その辺も多少は織り込み済みというふうに考えております。

2番(近藤昇一君)

行政側の、その、例えばその、何ていうかな、アドバイスというのもね、例えば、町営住宅のわきの公園にはステンレス製の滑り台がたしかありましたよね。あそこ、真夏、ちょっとさわってみたらいかがかなと思います。とてもさわれる状況じゃないときがあります。そういう面で、ほかのどんなものがいいかというのはね、私も住民との話をしてませんので、その辺もちょっと考慮したほうがいいのかなというようなちょっと気がします。
それともう一つ、太陽光発電のやつなんですけども、町長、今年度のその希望の状況を見てということですけども、希望の状況を見て、先ほどの質問では、来年度どうのこうのということですけども、利用の状況を見て今年度も追加する予定、可能性というのは残っているんですか。私は、もし可能であれば、そういう、今年度だってあと、今、御答弁の中でも3件か4件既に問い合わせがあるということですから、これから何カ月、半年以上時間がありますのでね、十分これもオーバーしてしまう可能性もありますよね。そういった場合の対応というのは、今年度はもうやるつもりはないですか。

生活環境部部長(成島光男君)

この補助金に関しましては、県のほうの補助金も一緒に入っております。県のほうもですね、当初ですね、各団体にですね、何件ぐらいかということを募集のほうをしております。今回ですね、追加ということで、御存じだと思いますが、鎌倉なども既に追加という形でさせていただいてます。葉山も当時10件で、一応倍、20件だから倍という形で県のほうには申請のほうをさせていただいております。これ以外ということですけども、補助金に関しましては、やはり県のほうもですね、予算の範囲内でやっておりますので、非常に難しい部分があるのかなというふうには思っております。先ほど三、四件というお話をしましたけども、その先につきましては、もしやるとしたら町単独という扱いになってしまいますので、我々としては、今年度につきましてはこの10件、合計20件ですね、その範囲内でやらさせていただきたいというふうに思っております。

2番(近藤昇一君)

確かにその件数にもよるとは思うんですけどね、町長ね、今の地球温暖化対策の上から見れば当然非常に重要な問題だと思うんです。まだまだこの、何ていうんですかね、設備そのものについて、まだまだいろんな制度的に不十分なところがあると思うんですよ。設備投資と、それからそれを、費用を回収していく年数が余りにも長過ぎるという面では、非常に費用負担が大きいという面で、まだまだ問題はあるとは思うんですけども、町民の意識として非常に高いものがあるのかなと私は思っています。そういう面で、ある程度の、これがね、何十件も出てくるようだとちょっと考えますけども、その件数によっては、やはり町単独でもね、今年度、やはり町民の意識が高揚しているときにやっぱりその施策を打つということが私は必要だと思うんですよ。そういう面でいかかでしょう、町長。

町長(森英二君)

確かに、今、環境に関する関心、今のエコカーの問題等も含めて大変話題になってきてますので、この太陽光発電についてもこれからの推移を見ながら、やはりそれを助長していくといいましょうか、助成していくことが大事だなという認識は持っております。

議長(鈴木道子君)

よろしいですか。

16番(中村常光君)

付属説明書の11ページのですね、コミュニティー助成事業助成金というのについてお伺いをいたします。条例集を確認してませんから、確認の意味でちょっと質問をしたいと思います。葉山一色台自治会、それから木の下町内会、これが実施する公園遊具の設置というふうに助成に書いてあるわけで、結局この12ページを見ますと、歳出のほうでは、木の下町内会については、冒険お山複合遊具設置、堀内防災広場というふうに書いてあるんですが、これは、その一色台自治会にしても木の下町内会にしても、それぞれその自治会・町内会がお金を持っていてて、それにこの金額を助成して遊具をつくるという補助金なのかどうかということをまず確認をしたいと思います。

生活環境部部長(成島光男君)

このコミュニティー助成につきましては、町内会のほうで自主的に行うものということになっておりますので、町のほうからですね、この2町内会に対しまして補助金という形で支出をさせていただきます。その支出を受けまして町内会のほうはですね、町と協議をいたしまして実際のこの施行に当たる、そういう形で今回計画させていただいております。

16番(中村常光君)

そうすると、全額町が持つということですか。

生活環境部部長(成島光男君)

そのとおりでございます。

16番(中村常光君)

そうすると、ちょっとおかしいと思うのは、それぞれの自治会・町内会が実施する事業ですね、それに補助すると書いてある。補助じゃないですよ、全額というのは。まずそれがおかしいと思うんですね。特に木の下町内会の場合は公園なのかどうか。これは防災広場とうい認定であって公園じゃないと思うんです。さっき言ったとおり、私は条例を確認してませんからよくわかりませんけれども、都市公園、その他の公園、それからこういった広場をどこが管理していて、そこへ遊具をやった場合に、事故が起きたときに、町内会が実施するということですから、管理も町内会がやって、町内会が責任を負って今後管理していくのか。やっぱり町の公園としての認定の中で町が設置してやっていることになると、補助金ではなくて町がやる、実施する事業だというふうに考えられますが、いかがですか。

都市経済部部長(高梨勝君)

こちらのほうの支出と歳入を見ていただくと、やはり一般財源、町のを使ってますので、これは町自体が行うというふうに考えるのが正しいと思います。それから、今の維持管理につきましてですが、遊具の保守点検につきましては町が行います。それから、木の下公園のところは、2段目の上側の木の下ふれあい広場というところの空所を使っている土の部分で、防災広場の下のコンクリートのほうではございません。

16番(中村常光君)

じゃあちょっと確認をもう一回しますがね、あそこは防災広場だけじゃなくて、防災広場が下の部分で、上の部分はふれあい広場というふうに公園として認定しているんですか。ちょっとそこのところを確認をさせてください。要するに、公園でも都市公園とその他の公園っていろいろ分かれていると思うんです。担当も違うんだろうと思うんですがね。

都市経済部部長(高梨勝君)

あちらのほうにつきましては、都市公園にはなりませんが、都市計画課で管理している児童公園とか一般公園のうち、防災広場をすべて都市計画課のほうで管理して行っております。それの上の上段のほうが、通称ですね、「木の下ふれあい広場」というふうに使っておりまして、上側のほうの維持管理の協定を木の下町内会と町が結んでいるということでございます。

16番(中村常光君)

ちょっとわかりにくいんですけれども、それは町の分で町が管理しているんだとすると、町内会が実施する公園遊具というのは、ちょっと、文言がどういうふうになるのか理解しにくいところなんですがね。それから、その公園に、そのふれあい広場というのは、公園に…条例を見てないからさっきからわからないんですが、公園なんですか、それとも防災広場という認定なんですか。そのうちの一部が、幾ら幾らが公園として使用するというふうになってるんですか。そこのところがはっきりしないんですがね。

都市経済部部長(高梨勝君)

何度も同じようになるかと思うんですが、防災広場等の上の段の土の部分が木の下ふれあい広場になっておりまして、そちらのほうに遊具を設置するということでございます。それから、町内会とは、草刈とかそういう維持管理のほうでありまして、保守点検につきましては町が行わせていただきます。ただ、全部やっていただくということじゃなく、町も維持管理協定を結んでありましても、管理責任はございますので、双方お互い協力し合って維持管理を行っていくということでございます。

16番(中村常光君)

これ、取得するときにですね、防災広場で取得してると思うんですよ。公園とかふれあい広場なんていう文言は初めて僕は聞くんですがね、あそこは、災害があったときに、資材を置いたり、仮設住宅を建てたり何かする、多目的で使うというのであそこをもっときれいにしろという話もあったけども、そういうものに使うのであるからというのであの程度でおさめてて特に整備もしないんだけれども、公園なら公園のように整備していかなきゃいけないし、遊具をやったら、その多目的で使うその防災広場としてはちょっと問題があるのかなという感じがするんですが、その点、町長、いかがですか。どういうふうに認定して考えているかというの。

議長(鈴木道子君)

高梨部長の…(「今後もあることだからね」の声あり)ちょっとお待ちください。

都市経済部部長(高梨勝君)

すいません、1つだけ。防災広場で資材等を運び込もうとしているところの部分は、アスファルト等で舗装されている部分で、今回はその上の段の土の部分を、ただ、防災上必要であれば、上の段でもテント等を使って防災としては使うと思います。ただし、維持管理する間、この木の下町内会とその広場開放をしておりますので、そちらのほうに遊具を設置するということでございます。

16番(中村常光君)

だから、さっきから申し上げているとおりね、全部が防災広場なのか、下が防災広場で上がふれあい広場なのか、その認定がちゃんとしてあるのかどうかということを伺ってるんですよ。(私語あり)おかしいでしょう。あんたやってよ、わからない、おれ、聞こえないんだもの。おかしいよ、だって。そこに遊具をつくったからって、仮設も何もできやしないし、そういう認定なんだ。だから上は公園にしたのか…。

都市経済部部長(高梨勝君)

呼び名としては、全体、土も全部ぶっ込んで全部が防災広場です。ただ、今、木の下町内会と維持管理で、皆さん、遊んでも大丈夫ですよと、危なくない場所を使っているのは、上側の今一緒に草刈したり、そういう通路をつくったり、皆さんで一緒にコミュニティーでつくっている上の部分の土の部分だけ、全部防災広場ですが、上の部分だけ使っている、ここだけ維持管理していただきましょうというのが、今、木の下町内会と通称名でふれあい広場、公園広場と使っています。台帳上は全体が防災広場です。ですから、防災があれば上の段も防災で使うということになります。

16番(中村常光君)

どうもわからないな。それがだから上がね、そんな遊具を置いたら防災広場じゃないんでしょうと言いたいんですよ。分かれてるんだったら公園としてちゃんと管理しなきゃおかしいですねって言いたいんですよ。どっちなのかさっぱりわからない。公園の認定してあるなら公園でもって、遊具をつくろうが何をしようが管理がだれだかってはっきりするんですよ。そうじゃないとすると、町内会に委託して町内会がこれ実施すると書いてあると、町内会の責任で、今、遊具で問題が起きてます。新しい遊具じゃないですけどね。20年、30年前のがすり減って事故が方々で起きてるわけです。それが町で設置したら町の責任になるけど、助成…ここに補助すると書いてあるから、町内に補助して町内が実施するんだとすると、町内の責任なんですねという確認をしてるんですよ。というのは、防災広場なのか、防災広場の一部上の段はふれあい広場で公園なんですと、だから町内に委託して管理してもらってるんですというんなら、それはそれでいいんです。僕はいけないとかいいと言ってるんじゃないんですよ。その線引きがはっきりしてるのか、してないのか、してるならどこが管理するのかというのを伺っているんです。

都市経済部部長(高梨勝君)

防災広場なんです。全部防災広場なんです。防災広場の上の段の一部を災害がないときについては皆さんで使っていただきましょうということで協定で今使っているところです。ですから、防災上必要であれば上の段もそのときには使うと思いますが、防災広場でも一部の部分についてこの遊具の設置をさせていただこうということでございます。

16番(中村常光君)

わかりました。そうすると全部防災広場になるんですね。防災広場で、目的はあくまでも仮設住宅を建てるとか、災害のときには資材とか車とかいろいろやるんでという目的だったと思うんですが、こういう何とかのお山というのをつくるのは好ましいことではないと僕は思うんですが、いかがですか。例えば、砂場ならね、そのとき砂場を埋めちゃうというか、砂場じゃなくて何とかそこへ物を置くとか何とかできるけど、お山というのは何メートルのどんなのだかまだ聞いてませんけれども、そういう構築物ができるということは、防災広場とはちょっと違うのかなと。使用目的が違ってくるのかというので伺っているんですが、いかがですか。

都市経済部部長(高梨勝君)

私どもとしましては、この遊具の一つの設置であれば、防災機能が損なわれないのではないかというふうに思ってまして、今回コミュニティーのほうに申請させていただきます。

議長(鈴木道子君)

よろしいですか。

16番(中村常光君)

よくわかりません。だけど、いずれにしてもこれだけ出てますから、悪いことではないと思うんです。ただ、はっきりしないと禍根を残す、何か将来問題が起きるような気がしてしょうがないです、これ、はっきりしないと。ぜひはっきりして運営をしていただくようにお願いをいたします。終わり。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑は。

13番(金崎ひさ君)

先ほどの御答弁がちょっとわからなくなったので、もう一度確認をしたい
と思いますけれども、コミュニティー助成事業補助金に関しましては、維持管理協定が結ばれている団体が5団体しかないと。そのうちの2団体が大変要望が強かったので、この2団体に設置をしたというふうにお答えになりましたけれども、それで間違えがないんでしょうか。

都市経済部部長(高梨勝君)

遊具の設置、今回の遊具の設置につきましては、そういうことになります。

13番(金崎ひさ君)

そうしますと、全額補助で、そして管理は町だということなんですけれど
も、この維持管理協定が結ばれている団体という指定をしたのはどこなんでしょうか。その補助金をくださる宝くじのほうからそういう団体に対してという条件があったのか、それとも葉山町が対象を選ぶ中でそれを自分たちが条件として出したのか、考えたのかということをお聞きします。

都市経済部部長(高梨勝君)

このコミュニティー助成というのが、こういう町と管理協定を結んでいるところじゃないと出ませんよということでしたので、この5団体が選ばれたということです。

議長(鈴木道子君)

他に御質問はありますか。

8番(佐野司郎君)

もう一度戻って悪いんですけれども、コミュニティー助成事業助成金についてですけども、これはですね、公園ということで、公園ありきでもって物が処理されているんですけれども、これは公園でなければいけないということですか。
それが1つと、それから、公園を、契約を、協定を結んでたということを今説明なさいましたけども、じゃあ公園の遊具設置に使おうというのはだれが決めたんですか。
それともう一つ、中村議員とのことで、防災広場であればこのぐらいは大丈夫だろうという高梨部長の御判断ですけれども、いざ災害が起きたときに、何かを設置してしまっていいということであれば、だんだんだんだん全部あそこに何か設置できることになりますよね。そうしたら防災広場であることがおかしくなりませんか。物を置くぐらいであれば即座にどかせるということもありますけども、設置してしまえば、それが防災対策に障害になる可能性もあります。この3点についてお答え願いたいと思います。

生活環境部部長(成島光男君)

最初の1点目ですけども、この一般コミュニティー助成につきましては、特に公園の遊具とかですね、そういう縛りはございません。うちのほうから申請したものの内容によって判断されます。一例としましては、生活安全の確保の推進を行う事業とかですね、今回、レクリエーション活動という形で提出のほうはさせていただいております。そのほか、全部で7つぐらいのですね、項目がございまして、その中の1項目として今回補助金、助成金の申請のほうはさせていただいております。

都市経済部部長(高梨勝君)

先ほど来の、設置したら支障が出るんじゃないかというお話ですが、防災の上の段の一部であれば、この遊具であれば大丈夫だということを担当でも、それから町内会、そこの木の下町内会でも話し合って行っておりますので、私どもとしては、この部分については支障はないというふうな判断をさせていただいております。

8番(佐野司郎君)

公園って特定されているわけではないということなんですけれども、各町内会・自治会というのは、いろいろな事業をやっていく中で、これからさらに充実していかなきゃいけないと私も一般質問で申し上げたところでございますけれども、やはりこれは、町内会連合会とか何とかに、こういう助成金があるんだけれどもという問い合わせ、あるいは投げかけとかいうのはしたんでしょうか。公園って、お答えはなかったんですけど、公園でしようと決めたのはどなたなんでしょうか。

都市経済部部長(高梨勝君)

私のほうとしましては、コミュニティーでお金をですね、実際の話、遊具の設置のお金がなかなか出せないということで、何かの補助金で置けないかということでいろいろ調べまして、今回のコミュニティー助成というのが見つかりました。それは、町内会と維持管理協定を結んだ公園の遊具であれば何とか出せるんじゃないかということで、担当のほうとが折衝しまして、今回ここの公園の2個が遊具の管理協定を結ばれているからということと、あとは、町がその以降を管理、点検を行うという条件のもとにこのお金が出てますので、今回につきましては、ここの2件が町が選ばさせていただいたということになると思います。

8番(佐野司郎君)

そうすると、かねてからその2自治会、町内会からどうしても遊具が欲しいという要望があって、予算づけができなくて保留していたんだけれども、助成金が入るので、条件がレクリエーションということで、管理協定も結ばれてて、条件が合うのでということなんですか。それとも、先ほど聞いたのは、カタログを持って向こうへ行ったと言いますので、こちらでどうだいって、ちょうどお金が出るからこの辺で据えないかといってカタログを持ってセールスに行ったんですか。

都市経済部部長(高梨勝君)

いろいろ工夫いたしまして、財政課とか担当課が、何かお金が出てこないのかと、この遊具が欲しいということからこの話が始まりまして、県との折衝の中、このコミュニティーの条件のものがようやくこぎつけられたということでございます。

8番(佐野司郎君)

先ほどもどなたかがお尋ねになってましたけれども、もともと要望があって、必要があって、それをおくらせていたのか。やるべきことを…やるべきことというか、優先順位があっておくらせていたのか。たまたまそういう助成金が出たので、町内会・自治会がどういう要望を持っているかわからないけれども、公園が一番ぴったりだと、いち早く条件を満たすということで決めたのかと。だったらどなたが決めたんだと私は聞いているわけです。

都市経済部部長(高梨勝君)

要望につきましては、この補助金の前からずっとありました。その要望にこたえるべく何かないのかということで、予算計上のことも考えました。どこからお金が引っ張れないのかということを考えました。そのときに、そういう努力のもと、今回これが合致したので、すぐにこのコミュニティ助成について応募させていただいたということでございます。

8番(佐野司郎君)

そういう説明なら納得できるわけですよね。ただ、その、公園としてそういうものを設置していいかどうかという判断はちょっとわかりませんけれども、そういう要望があって、それにはこういう遊具が欲しいということであったけれども、予算がなかなかつけてあげられなかった。たまたまこういう助成金があったので、よし、ちょうどいいやということで、そこを最優先に決めたということであれば納得できるんですけども、ぜひそういうふうに説明していただきたいんですね。町内会・自治会、いっぱいあるんですよ。どこもいろんなことをしたくてという自治会もある、町内会もあるわけで、何でここだけ最優先で選ばれたのかなという疑問は当然生じますので、そういう、行政というのは大変難しいと思いますけれども、あくまでもだれが見ても公平・透明であるべきでありますので、ぜひそういう説明をしていただきたいと思います。以上です。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございますか。

15番(加藤清君)

防災広場の件についてお尋ねしますけど、この冒険お山のということ、今、中村議員、佐野司郎議員から言われてましたけど、大きさとしてどのくらいなんですか。例えばですね、小学校とか中学校にある鉄棒ならね、普通、線のような形だと思うんですよ。これは多分面だと思うんですよ、何メートル掛ける何。支障がないと言いますけど、災害時、本当に支障がないのかどうか。大きさによってはかなり問題になるのではないかと思いますので。

都市経済部部長(高梨勝君)

おおむね2メーター範囲の幅をとるそうです。それから、高さが大体、お山ですから一番の頂点が5メーターぐらいの…(「逆」の声あり)横が5メーターで、高さがマックス2メーターという大きさのものでございます。

15番(加藤清君)

5メーター、それじゃあ平面的には5メーター掛ける5メーターで、高さが2メーターということですか。だから、その辺をちょっとはっきりしてください。それは、大きさによれば車1台分とかね、そうなればかなり支障が出てくると思うんですよ。また、設置する、平面的に設置する場所によっては。

都市経済部部長(高梨勝君)

申しわけございません。こちらのすべてが横ですと5メーターですが、一つのお山で登っていくところの幅からいきますと、これは1メーター足らずのもので、そこに滑り台がついてまして、すべての長さが5メーターになるという形で、私どもとしては、この範囲であれば支障がないという判断をさせていただいております。

議長(鈴木道子君)

部長、すいません、設置自体がどのくらいの大きさか、登るところは1メートルというのはあれなんですけれども、加藤議員が聞いているのは、設置自体のこの使う面積のことだと思うんですけれども。(発言を求める声あり)
畑中議員、このことについてですか。

1番(畑中由喜子君)

理解を得やすいようにですね、資料の提出を求めていただきたいと思います。

議長(鈴木道子君)

そうですね。

1番(畑中由喜子君)

そうすれば一目瞭然でわかると思います。

議長(鈴木道子君)

暫時休憩をいたします。(午前10時57分)

議長(鈴木道子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時10分)

都市経済部部長(高梨勝君)

お時間をいただきまして、まことに申しわけございませんでした。図面のとおりこちらのほう、先ほど申しわけございません、5メーター、2メーターなんて申し上げまして。3メーターの3.1メーターで、影響範囲といたしましては9.1平方メートル、おおむね3坪というふうな形になります。

議長(鈴木道子君)

よろしいですか。他に御質疑はございませんか。

1番(畑中由喜子君)

小学校・中学校の耐震整備事業なんですけれども、先ほど守屋議員からも御指摘が出ておりましたが、6月17日付神奈川新聞、私もこれ拝見いたしまして、県下最低という数字ということで、これ非常に不名誉な数字だと思うんですね。その都度、教育委員会からの御説明としては、葉山町の学校は棟数が多い、棟数が多いために分母が大きくなるので、耐震整備は進んでいるけれどもパーセンテージで見ると低くなってしまうという御説明がずっとなされておりますよね。ちょっと一般的に考えてどこの市町村の学校でも棟数って1棟じゃないと思うんですよね。渡り廊下でつながって何とかでというのが一般的な学校の形かなと思います。そういう中で、葉山町だけが棟数がやたら多いということでもないんじゃないかなという気もするんですけれども、その辺の実態ですね。神奈川新聞にこういうふうに書かれていると。神奈川新聞がどこまで調査をされてどういう形でされているかわかりませんけれども、これはその県の統計の出し方かもしれませんよね。そうなると、その申請というか、その葉山町から出している資料の出し方がよその市町村と違う可能性もあるんじゃないかなというふうにも思うわけです。私たちは、議会としては、一通りの大きな部分の耐震化はもう済んでいるんですという説明すら受けているわけですよね。そういう中で、いまだに58.3%と言われると、町民はこれは何なんだというふうにお思いになるのは、これは当然のことですし、もしその辺のその数字のからくりというかね、違った基準で葉山町がとらえられているとしたら、これは大変困ったことですし、正しい実態をね、やはりきちんと御説明する、町民に対しても議会に対してもですね、していただく必要があると思いますけれども、その辺の調べというのは、教育委員会としてはなさっているんでしょうか。

教育部部長(吉田仁君)

全く議員御指摘のとおり私も同感でございます。再三ですね、御説明して、ほんとくどくなりますけども、一番端的な例を挙げますとですね、葉山中学校の場合はですね、分母が2つなんです。体育館と普通教室棟と。また、その、現在残ってございます長柄小学校と南郷中学校の話をさせていただきますけども、これがまた6つに分かれていると、構造体がですね。ですから、非常にその分母がふえてしまうというところで、その町民の皆様には一体何をやってるんだと。先ほどの御質問にもございましたけども、その教育委員会の怠慢ではないかというような御指摘もわからないではないんですが。それと、最初に御質問のあったその報告の内容、私も異動したときにおかしいんじゃないかということは当時の担当に聞きましたけども、間違ってございません。各市町同じようなその出し方をしているという認識で葉山町も提出してございます。

1番(畑中由喜子君)

そうするとですね、先ほどのやはり守屋議員の御指摘のとおり、非常に耐震化がおくれているというとらえ方で正しいということになるわけですね。

教育部部長(吉田仁君)

棟数のですね、割合でいけばですね、県下でその6月の時点で不名誉だというお話でございますけども、その全体の面積でいきますとですね、かなりのいいところには行くんではないかというふうな認識はしてございますけども。

1番(畑中由喜子君)

例えばですね、そのとらえ方を面積比でいくというような数え方があるならばね、それをやはり求めるべきですよね。棟数だけの記録しか出てこないと、いつまでたってもこの形になると思いますし、その辺はやはり努力していただかないと、いつまでたってもおくれてる、おくれてるで非難されるだけということになりかねませんよね。その辺、いかがですか。

教育部部長(吉田仁君)

そのような話もですね、教育委員会の中で、その面積で周知していきたいというような話は出てございますので、どのようなその町民の方にですね、どのようにすればよく説明ができるかということをちょっと考えていきたいと思います。

1番(畑中由喜子君)

この新聞記事が出たのは17日ですよね。もう約…まだ1週間にはなりませんけれども、やはりこういうことはね、迅速な対応が大切だと思います。教育委員会の中で議論なさっているだけじゃなくて、早い決断と、早いその行動ですね、発表をしていただくということがやはり必要だと思いますけれども、いかがでしょうか。

教育部部長(吉田仁君)

よくわかりました。

議長(鈴木道子君)

他に。

1番(畑中由喜子君)

じゃあ、そうすると、いつごろまでに決断をしていただけますでしょうかね。わかっていただいただけじゃだめなので、いついつの会議で諮りますと、それで公表していきたいというようなことまで言っていただけたらありがたいです。

教育部部長(吉田仁君)

今月末をめどにですね、いろいろな方法で公表していきたいというように思っております。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございますか。

3番(阿部勝雄君)

ちょっと今のと関連するんですけど、今まで我々のところに棟数だと言って、例えば渡り廊下だとか、裏の物置だとか、あたかも子供たちが使わないようなところも含めてるんだと言って比率を出されたという説明を私は考えてて、あ、そうか、じゃあ今実際上使っているところは大体進んでいるんだなと感じてるんですが、残念ながら、今のは全く一番使うであろう体育館ですよね。それも2つとも体育館。実際上いつも使っているところがそういう耐震を今やらなきゃならないというのは、明らかにそういう棟数だけじゃない、実際上使っているところを今やらなきゃいけないというのは、おくれを指摘されてもやむを得ないだろうと。単なる面積だけじゃなくて、今使っている、現実に危ないんじゃないかと言われるところだと私は思うんですよ。その辺は、単なるその棟数が云々という問題じゃなくて、今使っている現実に子供たちが生活している場の危険性というものについて考えるべきだと思いますが、いかがなものでしょうか。

教育長(豊田茂紀君)

基本的には部長が答えたとおりですが、今御指摘のあった部分も含めて、再度私どもの中でどういう説明をしてきたのか、していくのかということを整理していきたいと思っております。

議長(鈴木道子君)

他に。

2番(近藤昇一君)

教育委員会に要求しておきたいんですけども、年に一度、今年度からかな、教育委員会から議会に対しての報告が求められましたよね。その報告文のときに、私、たしかこの耐震化の問題では指摘してるんですよ。それで新聞発表されちゃったと、また。だって、これは町民とか父母にとってはやっぱりすごい不安ですよね。葉山町の教育行政って何やってるんだと、子供の安全を考えてないのかと我々も言われますよ。説明するんですけど、それは本当ですかと。教育委員会の言いわけじゃないですかと、我々言われちゃうわけですよ。根拠を持ってませんから。葉山町はこう言ってます。ほかのところはこういう計算です。ほかのところの値、実際持ってないわけでしょう、具体的に。例えば、隣の〓子がこういう計算しているんですよと、葉山町はこういう計算しているからこうなってるんですと。我々は持ってない、説明を受けてるだけなんですよ、根拠ないんですよ。そういう面では、その辺のことをきちっと我々が求めなくても報告をしていただきたいんですけど、いかがですか。

教育長(豊田茂紀君)

報告をしていきたいと思っております。

2番(近藤昇一君)

お願いします。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございますか。

9番(守屋亘弘君)

先ほどこの臨時交付金の件で総務部長からお話がありまして、葉山町としては、8,000万から9,000万ぐらいの金額が交付されそうだということであったと思うんですけれども、それで今回は約1,000万、この3件で充当すると。実際にその9月でまたさらに補正予算云々というお話もあったように記憶するんですけれども、例えば、こういう耐震化ということであればですね、各町内会館あるいは自治会館等については現在どういう状況なのか。もし必要であればどんどんそういう耐震化診断、そういうことをすべきだと思いますけれども。
それともう1点は、前にお話ししたとおり南郷上ノ山公園の野球場、これは教育部長は、教育委員会の職員の方々でいわゆるフラットにすると。セカンド後方のグラウンドが土盛りしたように膨らんじゃってる。そういうようなものも含めてどういう方針でこの臨時交付金を使うのかね、その辺の一貫した考えというのはあるんでしょうか。

総務部部長(根岸隆男君)

今回については先ほど御説明をさせていただいたとおりでございます。そして、その、実は今回の国の補正予算は、伊東圭介議員のときの御質問、あるいは伊東圭介議員のところでもおっしゃっておられましたが、実はもう1本公共工事に関するものがございます。それについては、補正額、国の補正額としてはそちらのほうが多いのですが、まだ葉山町のほうには幾らという金額が来ておりません。先ほど申し上げた、いわゆる今回の臨時、経済危機のほうについては八千幾ら来てますと、こういうことでして、その対応といたしまして、守屋議員は速やかにいろいろ今例を挙げられましたけども、もう既に今回もう先ほど先日もお話ししました教育委員会関係、あるいは消防関係からも要望が出ております。したがいまして、そういったものも含め、それから、その公共工事に、ちょっと名前が明確に覚えてないんですが、そっちのまた内示もされると思いますので、それも含めてですね、今後調整をしていきたいというふうに考えておりますので、今回はこの補正予算ということで御理解いただきたいと思います。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。

2番(近藤昇一君)

先ほど聞けばよかったんですけども、コミュニティー助成事業助成金なんですけど、先ほどの説明では、これについては、何ていうんですか、新たにこの宝くじ普及広報事業費という形ではなかったわけですね。なぜ今回補正なのかなというのが、なぜ当初予算じゃなかったのかなというのがちょっと疑問に思ったんですけども。

生活環境部部長(成島光男君)

コミュニティー助成につきまして、申請のほうにつきましては、昨年の11月にですね、申請のほうはさせていただいております。ただ、当初予算を計上するにはですね、向こうの内示というのをいただかないといけないんですけども、内示をいただいたのがですね、2月の半ばに内示をいただいております。最終的に交付決定通知をいただいたのが4月にいただきましたので、今回ですね、こういう形で、補正という形で提案のほうをさせていただいております。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければこれにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第7号は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。

議長(鈴木道子君)

日程第2「議案第8号安全で快適な葉山海水浴場の確保に関する条例」、日程第3「議案第9号葉山町真名瀬駐車場条例」の2件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)

議長(鈴木道子君)

提案者の説明を求めます。

都市経済部部長(高梨勝君)

それでは、御説明させていただきます。まず初めに、議案第8号安全で快適な葉山海水浴場の確保に関する条例について御説明申し上げます。
この条例は、提案理由にもございますように、葉山町の海岸利用に関して、事業者、利用者及び町の責務を明らかにすることにより、安全で快適な海岸と近隣住民の平穏な生活を確保するため提案させていただくものでございます。
それでは、条例の内容について御説明いたします。第1条につきましては、条例の目的を定めるものでございます。第2条は用語の意義、第3条につきましては事業者の責務を、第4条では利用者の責務を、第5条では町の責務をそれぞれ規定させていただきました。第6条につきましては、ルールの制定または改正に当たっての規定をさせていただきました。第7条につきましては、町はこの条例に違反した者に対し、指導または勧告をすることのできる規定をさせていただきました。8条につきましては、この条例の必要事項の委任を定めたものでございます。なお、この条例の施行日は、平成21年7月1日からとさせていただくものでございます。
続きまして、議案第9号葉山町真名瀬駐車場条例について御説明申し上げます。この条例は、提案理由にもございますように、自動車を利用する町民及び観光客等の利便を図り、地域経済の振興に資するため設置する葉山町真名瀬駐車場の運営について、葉山町観光協会への管理委託方式を見直し、その位置づけを明確にする必要があるため提案させていただくものでございます。
それでは、条例の内容について御説明申し上げます。第1条につきましては、条例の趣旨を定めるものでございます。第2条は、名称及び位置を定めるものでございます。第3条につきましては、駐車場の供用時間で24時間使えるよう定めるものでございます。第4条につきましては、利用できる車両を定めるものでございます。第5条につきましては、1号から6号に該当した場合は駐車を拒否することができる規定をさせていただくものでございます。第6条は、駐車場の使用料金を定めるもので、1時間当たりの使用料金を利用期間及び時間の区分ごと定め、利用期間区分ごとに上限額を定めさせていただくものです。第7条は使用料の減免、第8条は使用料の不還付について規定させていただくものです。第9条につきましては、禁止行為等を1号から5号まで規定し、各号に掲げる行為をした者に、利用者に対して退去を命ずることができる規定をさせていただくものでございます。第10条は駐車場の施設・設備を損傷等したときの損害の賠償を定めさせていただくものでございます。第11条は免責事項を定め、第12条につきましては、この条例の必要事項の委任を定めたものでございます。第13条並びに第14条につきましては科料を定めたものでございます。なお、この条例の施行日は、平成21年10月1日からとさせていただくものでございます。
以上で御説明を終わらさせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。

議長(鈴木道子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより日程順に質疑を行います。なお、本2件については、6月12日の議会運営委員会におきまして、総務建設常任委員会に付託することが決定しておりますので、質疑は総括的なものに願います。最初に、議案第8号について質疑を行います。

1番(畑中由喜子君)

この条例に関連してですが、考える会というものが立ち上がってますよね、住民の公募の委員会ですけれども、その会議が何回も重ねられていると思うんですけども、その議事録の提出を求めたいと思いますが。あすの審査に間に合うようにお願いしたいと思います。

都市経済部部長(高梨勝君)

提出をするようにいたします。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。

14番(笠原俊一君)

1点、議案の8号についてお伺いをしたいんですけども、条例の施行が21年、ことしの7月の1日からということになっておりまして、一番最後のところで、この条例の施行に関し、必要な事項は長が別に定めるという、要は運用の規則あるいは要綱的なものがほかに用意をされているのではなかろうかなというふうに思っているわけでございますけれども、そういったものが何ら示されてないということの中で、これについての要綱あるいは運用規則等というものがどの程度用意をされているのか。日程的にもう少ないと思いますので、もしあればそういったものも委員会の付託のときに示していただきたいなと、このように思うわけでございますけど、いかがでしょうか。

都市経済部部長(高梨勝君)

この条例につきましては、まだ規則等については用意はしておりません。

議長(鈴木道子君)

他にございますか。

1番(畑中由喜子君)

議案第8号の海の条例ですけども、もう一つ資料で、かねてよりその住民の方が毎年のその夏の状況のまとめというんでしょうかね、それを産業振興課のほうに提出していらっしゃるというふうに伺っております。その状況をやはり資料として提出していただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。

都市経済部部長(高梨勝君)

一応名前が出てる方と、送られてる分もありますが、その方にちょっと聞いてみないと、そちらのほうを提出できるかわかりませんので、その辺の確認させていただいて、そのメールを送られた方が提出してよいということになりましたら提出させていただきます。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。

13番(金崎ひさ君)

ついでにもう一つ資料提出をお願いしたいんですけれども、ここに、3条に書かれておりますルールと呼ぶということなんですが、ルールもできましたら資料として提出して
いただきたいと思います。

都市経済部部長(高梨勝君)

今のところ前年のルールが決定されてるというふうに聞いてますので、そちらのほうの提出となると思いますが、提出させていただきます。

議長(鈴木道子君)

他にございますか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これに議案第8号の質疑を終わります。
次に、議案第9号について質疑を行います。

9番(守屋亘弘君)

先ほど補正予算の審議をいたしましたけれども、一応歳入で、使用料で商工使用料、真名瀬駐車場使用料315万、これは10月1日以降半年間の使用料ということでよろしいんでしょうか。

都市経済部部長(高梨勝君)

そのとおりでございます。

9番(守屋亘弘君)

そうしますと、おおよそ年間を通せば600万以上の収入があるというように考えてもよろしいんでしょうか。

都市経済部部長(高梨勝君)

先ほど申したとおり、恐らく残りの半年間は2倍から3倍いきますので、900から1,200の間ぐらいは大丈夫だと思っております。

9番(守屋亘弘君)

かつて…かつてというのか、いわゆる葉山町観光協会が今までというか、9月末まで管理委託をするような形になってると思うんですけれども、要するに三ヶ岡駐車場と長者ヶ崎駐車場との使用料、例えば、夏場、これでいけば昼間は300円ですか、なってますけれども、夏場の土・日、それから祝日、300円になってますけれども、先ほど申し上げたほかの2カ所の駐車場と使用料は同じなんですか。

都市経済部部長(高梨勝君)

使用料は異なっております。あちらのほうについては1回幾らという形で、今は1回500円で、夏場は1,000円…1,500円という形でいただいています。

9番(守屋亘弘君)

それであれば、真名瀬駐車場をもっと高く取ったらどうですか。

都市経済部部長(高梨勝君)

使用時間にかかわると思うんですが、こちら1時間当たりの単価ですので、場合によってはこちらのほうが高いという形。ただ、短時間で利用される方はこちらのほうが利用しやすいのかなというふうに思って設定させていただきました。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。

2番(近藤昇一君)

資料要求しておきます。また当日言って、その日出てくるんじゃなくて。当然機械式なので、どのようなものなのか、いわゆる図面とかそういった資料の提出を求めたいと思います。

都市経済部部長(高梨勝君)

今あるものをすべて出させていただきます。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて議案第9号の質疑を終わります。
ただいま議題となっております議案第8号及び議案第9号については、総務建設常任委員会に議会休会中の審査として付託することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第8号及び議案第9号については、総務建設常任委員会に休会中の審査として付託することに決定いたしました。

議長(鈴木道子君)

日程第4「議案第10号葉山町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)

議長(鈴木道子君)

提案者の説明を求めます。

総務部部長(根岸隆男君)

議案第10号葉山町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について御説明をさせていただきます。
この条例につきましては、提案理由にもありますように、昨年8月11日の人事院勧告に基づいて、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が昨年12月26日に公布され、本年4月1日から施行されたことに伴いまして、国家公務員の勤務時間が1週間当たり38時間45分、1日につき7時間45分となったこと、また、他団体の状況から本町におきましても国家公務員に準じて職員の勤務時間を改めるとともに、休息時間を廃止する必要があることから改正をお願いするものでございます。
この条例による改正の内容につきましては、職員の勤務時間を1週間当たり現行の40時間から38時間45分に、そして、1日につき8時間の勤務時間を7時間45分と改めるとともに、一般職の職員の勤務時間の短縮に合わせ、再任用短時間勤務職員の勤務時間を同様に短縮し、1週間当たり16時間から32時間を15時間30分から31時間に改めるものでございます。
また、休憩時間を置く規定について、現行の6時間を超える場合においては少なくとも45分、8時間を超える場合においては少なくとも1時間の休憩時間を、6時間を超える場合には1時間の休憩時間と改めるとともに休息時間を廃止するものでございます。
附則につきましては、施行期日を平成21年7月1日からとするものでございます。また、本条例の改正に伴いまして、葉山町一般職の職員の給与に関する条例に規定される再任用短時間勤務職員に係る勤務時間も同様に改める必要があることから、同条例第11条第3項中の8時間を7時間45分に改めるものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。

議長(鈴木道子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。

9番(守屋亘弘君)

人事院勧告が出されて国家公務員の勤務時間が変更になったと。地方公務員は国家…失礼、人事院勧告同様に従わなくちゃならないのか、その辺、いかがなんでしょうか。

総務部部長(根岸隆男君)

基本的にはそれに従うべき今回条例案を出させていただいているところでございます。

9番(守屋亘弘君)

いや、ですからルールで従わなくちゃならないとなっているのか。国家公務員に関する人事院勧告なんだけれども、いわゆる、この間もちょっと質問したんですが、この間の人事院臨時勧告で、いわゆる6月の期末手当の支給率の改定ということになったと思いますけれども、それは別に厳密には地方公務員は従わなくたって構わないという私は解釈しているんですが、今回については地方公務員もルール上は従わなくちゃいけないのか、そういう条例を改正しなくちゃいけないのか、その辺はどうなんでしょうか。

総務部部長(根岸隆男君)

人事院については国家公務員に対して実施し、そして、神奈川県の人事委員会もあるわけですが、必ず何が何でも守らなければいけないというところの規定はないかと思いますが、葉山町におきましては、これまでも国公準拠という形で対応しておりますので、そこの勧告に従って今回も実施をさせていただくということでございます。

9番(守屋亘弘君)

私はちょっと、私の考えを申し述べれば、これはいいとこ取りじゃないかと。この間も一般質問しましたけれども、ラスパイレス指数がね、19年度103.0、それから地域手当調整後が106.9。それで、20年度がコンマ5ずつ上がっている、103.5、それから107.4ですか。それだったら、ラスパイレス指数も100にして、なおかつ国家公務員とその勤務態様を同じにするんならわかるけれども、給料のほうはいいとこだけ、取りだけして、なおかつ勤務時間もいいとこ取り。給料と勤務時間というのはある程度連動していると思うんですね。ですから、こういう場合に、じゃあ給料も下げますよというのが本来的なことではないかと思うんですけれども、町長、いかがでしょう。私の考えは間違っているでしょうか。

町長(森英二君)

人事院勧告は、それぞれについて先ほど言ってた夏季一時手当金、凍結ですね。そういったもので出してきているということと、この勤務時間は勤務時間として出してきている。それぞれの自治体において、職員の給料、そういったようなものは、それぞれの立場で、状況で決めているということだから、必ずしも連動するとは限らないというふうにとらえております。

9番(守屋亘弘君)

じゃあ一般に、私もかつて最低賃金制度ということで、1時間八百何十円しかもらってなかったときがあるんですよ。だから、そういうね、片一方は自分の都合のいいようにして、片一方はね、その国の指針を守らないというのであれば、そこにそごが生まれるんじゃないか。だから、一般の、それは経営コンサルタントもなさっていた町長にはよくおわかりだと思うんだけど、民間ベースで言えば、その勤務時間と給料とは明らかに一般の職員、社員の場合には関連があると私は認識しているんですけども、今回、その勤務時間は少なくなる、ただし給料は逆にラスパイレス指数でいけば高くなっているというのは、変わらないでしょう、ラスパイレス指数自体は。この間の両方期末手当の支給でも同じように下がれば変わってこない。そういうような状況を今後もそのまま置いておくのかね。やっぱり全般的な見直しをするというようなことであれば理解できるんですけれども、いいとこ取りだけしてね、一般のそれじゃあ住民に話を聞いてほしいと思うんですけれども、やはり改善の余地があると思いますが、いかがでしょうか。

町長(森英二君)

私が継続して続けているふれあい座談会、直接住民の人と会っていろいろと話を聞く機会もつくっていますよ。そういった場面でも、その給与の問題については発言する方も事実おられるんです。そういう住民感情というものも考慮しながら何か方策は考えていかなければいけないなというふうには思っております。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。

13番(金崎ひさ君)

参考資料の下のほうの表を見ていただきたいと思うんですけれども、現行と改定後の差でございますけれども、もしこれが改正されましたら12時から13時までが休憩時間というふうに明記されておりますけれども、町長は土曜開庁、日曜開庁とか、それからサービスの向上ということで、例えばお昼休みをなしにして、それこそ交替制でですね、12時に来ても、12時半に来ても窓口があいているという状況を考える可能性もあるかとは思うんですけれども、そういうふうなことができなくなるということになりますでしょうか。

総務部部長(根岸隆男君)

まず、この表ですけども、休息時間がなくなって休憩時間が15分延びるということで、もろもろの改正をさせていただいていますが、職員の実際の勤務時間等々については何ら全く変わらないというのがまず現状でございます。休憩時間につきましては、一応決まりではですね、何時間以上は何分の、少なくとも何分の休憩時間を置くという法的な決まりもございますので、この昼休みをなくしてずっとというのはちょっと難しいかなというふうには思います。

13番(金崎ひさ君)

それでは、条例の中でも12時から13時までは窓口は閉じるというふうな形になるということでしょうか。庁舎の問題ですけれども。

総務部部長(根岸隆男君)

窓口対応につきましても、全く現行と変わらないように対応する予定でございます。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第10号は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。

議長(鈴木道子君)

この際、昼食のため、暫時休憩いたします。再開は午後1時からといたします。(午前11時51分)

議長(鈴木道子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時00分)

議長(鈴木道子君)

日程第5「議案第11号工事請負契約の締結について」、日程第6「議案第12号工事請負契約の締結について」の2件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)

議長(鈴木道子君)

提案者の説明を求めます。

総務部部長(根岸隆男君)

ただいまより議案第11号、12号について説明をさせていただくわけでございますが、議案第11号の議案に添付をさせていただいております参考資料、入札結果というペーパーがございますが、そこの予定価格に誤りがございましたので、議員の皆様におきましては申しわけございませんが、ちょっとお時間をいただきまして、正しいものに差しかえをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

議長(鈴木道子君)

資料配付のため、暫時休憩いたします。(午後1時02分)

議長(鈴木道子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時03分)

総務部部長(根岸隆男君)

お時間をいただきありがとうございました。ただいま配付させていただきました、このペーパーでございますが、この表の一番上、予定価格税抜き、もと、誤りが2億1,366万4,500となっておりますが、ただいまお渡しした資料におきましては、2億349万円というふうに訂正をさせていただきました。これに基づきまして説明をさせていただきますが、議案等におきましては何ら変更がございませんので、御了承いただければと思います。
それでは、まず議案第11号につきまして御説明を申し上げます。この工事は長柄小学校校舎耐震補強工事でございまして、請負契約金額、消費税及び地方消費税の額並びに請負契約の相手方につきましては、議案書に記載のとおりでございます。
仮契約までの経緯について御説明を申し上げますと、契約の執行に当たりましては、設計金額が500万円以上であるため、葉山町条件付一般競争入札実施要領によりまして、地方自治法施行令第167条の6の規定により4月24日に条件付一般競争入札の公告をいたしました。主な参加資格要件といたしましては、葉山町競争入札参加資格認定を受けていること。建設業法第27条の23第1項の規定に基づく経営事項審査を受け、その経営事項審査結果通知書における建築一式工事の総合評点が1,001点以上であること等といたしました。5月12日まで設計図書の閲覧、入札参加資格確認申請の受付を行いましたところ、12社から申請があり、審査の結果、11社が参加資格要件を満たしておりました。業者につきましては、お手元に配付させていただきました入札結果に記載してございますので、業者名につきましては省略をさせていただきたいと思います。なお、電子入札の開札を5月29日に行いましたところ、お手元に配付させていただきました資料のとおり、第1回目の入札におきまして、1億3,210万円で馬淵建設株式会社が最低価格でありましたが、予定価格が500万円以上の工事につきましては公共工事低入札価格調査案件となっており、今回の入札額は調査基準額を下回りましたので、落札は保留とさせていただきました。これに伴いまして、調査及び事情聴取を行い、契約の内容に適合した履行がされると認められましたので、落札者といたしました。これによりまして、仮契約は本年6月8日に締結をさせていただきました。
この工事につきましては、長柄小学校校舎の地震に対する安全性の向上を図るために行うものでございます。工事の概要につきましては、耐震補強工事として鉄骨ブレースを18カ所、既存窓等を鉄筋コンクリートで壁にする開口閉塞を11カ所、鉄板による柱補強を1カ所、耐震スリットを10カ所、エキスパンションジョイントの拡幅を3カ所施工いたします。あわせて老朽化及び学習環境改善のため、屋上と屋根の防水改修、外壁改修及び建具改修、高架水槽撤去等を行い、これに伴う電気設備、給排水衛生設備の改修を行うものでございます。この工事につきましては、平成21年10月30日、この工事の竣工期限につきましては平成21年10月30日を予定しております。
続きまして、議案第12号について説明を申し上げます。本工事は公共下水道の木古庭長柄幹線築造工事でございまして、請負契約金額、消費税及び地方消費税の額並びに請負契約の相手方につきましては、議案書に記載のとおりでございます。
仮契約までの経緯について御説明申し上げますと、契約の執行に当たりましては、設計金額が500万円以上であるため、葉山町条件付一般競争入札の実施要領によりまして、地方自治法施行令第167条の6の規定により4月22日に条件付一般競争入札の公告をいたしました。主な参加資格要件といたしましては、葉山町競争入札参加資格認定を受けていること。建設業法第27条の23第1項の規定に基づく経営事項審査を受け、その経営事項審査結果通知書における土木一式工事の総合評点が1,001点以上であること等といたしました。5月11日まで設計図書の閲覧、入札参加資格確認の申請の受付を行いましたところ、12社から申請があり、審査の結果、11社が参加資格要件を満たしておりました。業者につきましては、お手元に配付させていただきました入札結果に記載してございますので、業者名につきましては省略をさせていただきます。電子入札の開札を5月28日に行いましたところ、お手元に配付させていただきました資料のとおり、第1回目の入札におきまして、6,595万円で大和小田急建設株式会社横浜支店が最低価格でありましたが、予定価格が500万円以上の工事につきましては、公共工事低入札価格調査案件となっており、今回の入札額は調査基準額を下回りましたので、落札は保留とさせていただきました。これに伴い、調査及び事情聴取を行い、契約の内容に適合した履行がされると認められましたので、落札者といたしました。これによりまして、仮契約は本年6月8日に締結をさせていただきました。
この工事につきましては、公共下水道計画に基づき幹線管渠等の布設を行うものでございます。工事の場所、区域につきましては、添付させていただいております資料のとおり、一色地区の白石橋付近からどれみ幼稚園前を通り、そうてつローゼン方面へ延長約470メートルの着色されている部分を施工させていただくものでございます。工法といたしましては、白石橋北交差点から約170メートルが推進工法及び開削工法、残りの300メートルは開削工法で施工いたします。なお、工事の竣工期限につきましては、平成22年3月26日を予定しております。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。

議長(鈴木道子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより日程順に質疑を行います。最初に、議案第11号について審議を行います。御質疑ございませんか。

2番(近藤昇一君)

今の御説明の中で、後ほどの公共下水道のほうもそうなんですけども、12社中11社が参加要件を満たしたと。その1社についてはどういったところが条件満たしていなかったか。

総務部部長(根岸隆男君)

1社につきましては、規定から外れた誤った申し込みというものでございます。したがって失格となる。申し込みを受けなかったということでございます。

2番(近藤昇一君)

もうちょっと具体的に。何の規定に外れていたのか。

総務部部長(根岸隆男君)

経営事項審査の1,001点以上を条件とさせていただきましたが、その事業者につきましては、点数が700点台だったということで受けられないということで、それが1社でございます。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。

12番(待寺真司君)

議案第11号に関して、ちょっとこの工事とは別件になってしまって恐縮なんですけど、まあ先ほど来、ちょっと耐震化率の件でいろいろと出ていまして、私ちょっと記憶をこう呼び起こす中で、昨年の6月に質問した段階では、たしか棟数と、それからあれですね、面積ですね。その工事をした場合の、その延べ床面積の率で比べると、たしかあのときも10%ぐらいの開きがあったかのように記憶しているんですが、特に長柄小学校の場合は、これ棟数でカウントしているので、多いカウントになっていると思います。その工事が完了した後のその棟数での耐震化率、それから延べ床面積での耐震化率の差はやはり10%ぐらいあって、ちなみにどのくらいになるのか。それを教えていただければと思います。

教育部部長(吉田仁君)

お答え申し上げます。棟数での耐震化率は70.8%になります。それとですね、あの面積での耐震化率は約80%になると思います。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
なしですね。御質疑がなければ、これにて議案第11号の質疑を終わります。
次に、議案第12号について質疑を行います。議案第12号。

2番(近藤昇一君)

先ほどと同じ質問なんですけれども、こちらも12社中11社だというお話だったんですけど、この1社は。

総務部部長(根岸隆男君)

本件もですね、内容は同じでございまして、1,001点以上のところが700台ということですが、事業者が両方ともですね、議案11、12でございますけれど、同じ業者だったということで両方ともだめと。こういうことになります。

2番(近藤昇一君)

そうすると、その同じ業者は片っ方耐震工事もできるし、下水道工事もできるというような業者だったわけですか。

総務部部長(根岸隆男君)

そのとおりでございます。

2番(近藤昇一君)

それで、この案件については、先ほどの説明でも低価格調査制度が適用されたということで、調査の上、大丈夫だということなんですけれども。この案件としましては、金額としては6,500万なんで、当然下請とか、そういったこと、幾らでもっておろすのかというのは町のほうでは把握しているということでよろしいですか。

総務部部長(根岸隆男君)

本件につきましては、近藤議員からも以前も御質問受けていると思います。したがいまして、本件のですね、調査票、低入札価格に関する調査票によって調査してですね、それによりまして労働者の具体的な供給の見直し、人数、労務単価等々、それから下請予定契約者との契約予定額、それについても調査をいたしまして、それにその金額についてはですね、平均の金額と比べても十分対応できる金額ということで判断をいたしております。

2番(近藤昇一君)

確認しますけど、当然下請、孫請というところで、その労働者の賃金については、最賃は保障されているということでよろしいですか。

総務部部長(根岸隆男君)

本件のこの調査をした中では保障されているというふうに理解をしております。

2番(近藤昇一君)

で、その調査は公開の対象になるとお考えですか。

総務部部長(根岸隆男君)

これにつきましては、今ちょっと明確にちょっとお答えできない。ちょっとお時間をいただければと思うんですけれども。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
よろしいですか。御質疑がなければ、これにて議案第12号の質疑を終わります。これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第11号及び議案第12号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第11号、議案第12号は原案のとおり可決されました。今回、議案第11号について一部訂正がございましたが、今後、職員の方には注意をしていただきたいと思います。

議長(鈴木道子君)

では、日程第7「議案第13号人権擁護委員の推薦について」、日程第8「議案第14号人権擁護委員の推薦について」の2件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)

議長(鈴木道子君)

提案者の説明を求めます。

総務部部長(根岸隆男君)

議案第13号及び議案第14号について御説明を申し上げます。人権擁護委員の推薦でございまして、現委員であります永田和子氏及び中村欣司氏の2名の任期満了に伴い、葉山町下山口1437番地の1、永田和子氏、満68歳について再任を、葉山町堀内101番地、西村憲夫氏、満60歳を新たな委員としてそれぞれ法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。なお、両氏の略歴につきましては、お手元に配付させていただきました資料のとおりでございます。
以上で説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。

議長(鈴木道子君)

提案者の説明が終わりましたので、これより日程順に質疑を行います。最初に議案第13号について質疑を行います。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて議案第13号の質疑を終わります。
次に、議案第14号について質疑を行います。

9番(守屋亘弘君)

議案13号、14号ともにちょっと共通することなんですが、素朴な質問として、人権擁護委員法で人権擁護委員は無報酬というようなことになっているようですけれども、実際問題としてはボランティア活動と解釈してよろしいんでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

これにつきましては、人権擁護委員法で定められた範囲の中で委嘱のほうを行いまして、活動のほうを行っていただいております。給与等につきましては、支払いのほうはございません。ただ、実際かかった費用につきましては、弁償のほうはさせていただくようになっております。

9番(守屋亘弘君)

ですから、いわゆる費用弁償、まあ交通費等の実費がかかれば町から支払いするけども、いわゆる報酬あるいは給料というものは出てないよということであろうかと思うんですが、これは全国一律なんでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

費用弁償の部分につきましては、町が支給していることではなくて、法務省のほうの国のほうの支給となっております。で、この内容につきましては、全国一律になっております。

議長(鈴木道子君)

ほかに御質疑はございませんか。

2番(近藤昇一君)

順番だって言ったっけ。ごめん。両方ともいいの。

議長(鈴木道子君)

13号はもう終わり、質疑は終わりました。

2番(近藤昇一君)

この鑑定事務所というのは、どんな仕事なんでしょう。それと、この略歴ずっとあるんですけど、いまだこの肩書きはすべて持っておられて、役職をやっていられるということでよろしいですか。

生活環境部部長(成島光男君)

この鑑定事務所、不動産のですね、鑑定等を行っているものでございます。現在の役職については、平成19年の4月から役職につきまして、そのまま行っております。

2番(近藤昇一君)

私もこの方のことは全く存じてないんですけども、役職とか業績、仕事の関係から見ると、果たして人権擁護という形での仕事を過去、それに関連するようなお仕事、あるいは役職についておられなかったようなんですけども、その辺の判断はいかがなものなんでしょう。

生活環境部部長(成島光男君)

この中でですね、見ていただくと、平成16年4月からですね、民事調停委員などもされております。私、面接させていただきまして、この方につきましては人権擁護委員にはふさわしい方だというふうに我々は判断のほうはさせていただいております。

議長(鈴木道子君)

他に御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて議案第14号の質疑を終わります。これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第13号及び議案第14号は原案のとおり推薦することに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議案第13号及び議案第14号は原案のとおり推薦することに同意することとされました。

議長(鈴木道子君)

日程第9「報告第1号平成20年度葉山町繰越明許費繰越計算書(一般会計)」、日程第10「報告第2号平成20年度葉山町繰越明許費繰越計算書(下水道事業特別会計)」の2件を一括議題といたします。朗読。
(書記朗読)

議長(鈴木道子君)

提案者の説明を求めます。

総務部部長(根岸隆男君)

それでは、報告まず第1号につきまして御説明を申し上げます。この報告につきましては、さきの第1回定例会におきまして、平成20年度葉山町一般会計補正予算(第4号)において補正をさせていただき、翌年度に繰り越して使用できることとされました繰越明許費につきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定により繰越計算書を調製いたしましたので、同法の規定により御報告をさせていただきます。
内容につきましては、繰越計算書に記載のとおり第2款総務費、第1項総務管理費のシステム開発事業から第8款消防費、第1項消防費の消防車両整備事業までの4事業につきまして、記載の金額を翌年度に繰り越して使用させていただくに当たり、議会の議決を得て措置させていただいたものについての御報告でございます。以上で報告第1号については説明を終わらせていただきます。
続きまして、報告第2号について御説明を申し上げます。この報告につきましては、さきの第1回定例会におきまして、平成20年度葉山町下水道事業特別会計補正予算(第4号)において補正をさせていただき、翌年度に繰り越して使用できることとされました繰越明許費につきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定により繰越計算書を調製いたしましたので、同法の規定により御報告させていただくものであります。
内容につきましては、繰越計算書に記載のとおり、第2款事業費、第1項下水道整備費の葉山浄化センター建設工事委託ほか2件につきまして、記載の金額を翌年度に繰り越して使用させていただくに当たり、議会の議決を得て措置させていただいたものについての御報告でございます。
以上で報告を終了させていただきます。

議長(鈴木道子君)

提案者の説明が終わりました。本2件の報告を終わりたいと思いますが、特に御質疑等ございますか。

9番(守屋亘弘君)

報告第2号の葉山浄化センター建設工事委託で、2カ年の工事委託ということで6億5,000万の金額であったと記憶しておりますけれども、この金額でいきますと、1億640万というのは、その16.4%に当たるということになろうかと思います。したがって、残りはですね、21年度に完全に工事が完成し、その所有権も移転すると、そのように考えてよろしいんでしょうか。

生活環境部部長(成島光男君)

葉山浄化センター建設委託につきましては、平成20年、21年と2カ年で行う予定で委託のほうをさせていただいております。20年度事業につきましては、今のところで予定どおり工事のほうは進んでいるというふうに思っております。また21年度事業につきましても、今年度中のですね、完成という形で話のほうは伺っておりますので、それが終了次第ですね、葉山町のほうに移管されるという方向で今のところ考えております。

議長(鈴木道子君)

他にございますか。
では、これをもって報告第1号及び第2号を終わります。

議長(鈴木道子君)

日程第11「報告第3号土地開発公社の経営状況に関する説明書の報告について」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)

議長(鈴木道子君)

提案者の説明を求めます。

総務部部長(根岸隆男君)

それでは、報告第3号につきまして御説明を申し上げます。
初めに、平成20年度葉山町土地開発公社事業報告及び決算報告につきまして御説明を申し上げます。報告書の1ページをお開きいただきたいと思います。1の事業の概要でございますが、平成20年7月31日付で、葉山町に主馬寮公園用地の4分の1の部分を4,000万円で売却したものでございます。このことに伴いまして、同土地の所有権につきましては、共有者持ち分となり、葉山町土地開発公社4分の3、葉山町4分の1となったものでございます。2の一般諸務事項でございますが、記載のとおり定款の規定に基づき理事会への事業報告書、決算報告書、定款の一部変更、事業計画、予算書、資金計画を提出し、議決を得たものであり、また町長に対し事業報告及び決算報告を提出したものでございます。3の理事会及び議案につきましては、3回の理事会を開催し、その内容は記載のとおりでございます。
次に、2ページでございますが、公社の役員、3ページは公社の職員の名簿で、それぞれ記載のとおりでございます。
次に、4ページをお開きいただきたいと思います。財産目録の資産の部の現金及び預金につきましては、634万7,931円となっております。公有用地につきましては、主馬寮公園用地と長柄松久保歩道整備用地の合計額1億3,929万3,930円で、資産合計といたしましては1億4,564万1,861円となっております。負債の部の固定負債の長期借入金につきましては、公有用地取得費として金融機関からの借入金残額の1億3,929万3,930円となっております。
続きまして、5ページの損益計算書につきましては、事業収益といたしまして、主馬寮公園用地の4分の1を町に売り払った4,000万円となっております。事業原価につきましては、事業収益の取得原価を記載いたしております。経常利益につきましては、事業外収益から事業外費用を差し引いた1万8,158円となり、当期純利益及び当期利益についても同額となっております。
6ページの貸借対照表、7ページの事業収益明細表、8ページの事業原価明細表につきましては、それぞれの内容は記載のとおりでございます。
続きまして、9ページの公有用地明細書につきましては、表中の上段が平成18年度に購入いたしました主馬寮公園用地で、表中の下段が平成19年度に購入いたしました長柄松久保歩道整備用地の明細で、それぞれの当期内における増減を記載したものでございます。
10ページ長期借入金明細書、11ページの基本金明細表につきましては、それぞれの内容は記載のとおりでございます。
続きまして、12ページの監査報告書でございますが、本年5月21日に定款第7条第4項に基づく監事2名による監査報告をいたしたものでございます。
続きまして、平成21年度の事業計画及び収支予算書につきまして御説明を申し上げます。予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。平成21年度葉山町土地開発公社事業計画でございますが、公有地取得事業計画として1億円を設定させていただいておりますが、公有地取得事業につきましては、町が進めております都市計画道路五ツ合森戸線、向原森戸線、一色下山口線、町道下山口上山口線、長柄橋イトーピア線の用地を地権者の協力が得られた場合、土地開発公社の介在により適宜迅速に取得できるよう措置するものでございます。
続きまして、2ページの予算、3ページの資本的収入及び支出、4ページの予定貸借対照表、5ページの予定損益計算書、6ページの販売費及び一般管理費、7ページの資金計画につきましては、記載のとおりでございます。
以上で報告第3号の説明を終わらせていただきます。

議長(鈴木道子君)

提案者の説明が終わりました。本件の報告を終わりたいと思いますが、特に御質疑等、ございますか。

9番(守屋亘弘君)

21年度の計画及び収支予算書の中の4ページ目、平成20年度予定賃借対照表ってありますけれども、葉山町土地開発公社では賃借対照表という名称でこういうものをつくられるんでしょうか。

総務部部長(根岸隆男君)

貸借対照表については、公社の規定によってこのような書類をつくるというふうに理解しております。

9番(守屋亘弘君)

予定…これを「たいしゃく」と読むんですかね。というのは、例えばね、20年度の平成20年度貸借対照表って書いてあるんだけれども、20年度同じような予定表、予定賃借対照表かな。だから、葉山町土地開発公社では、賃借対照表という名称でこういうものができているのか。余りおれをうれしがらせないでよ。

総務部部長(根岸隆男君)

本日はいろいろ訂正がありまして申しわけございません。おわびのしようがないんですが、本件につきましての貸借対照表ということで、大変申しわけございませんが、それで御理解いただきたいと思います。申しわけございませんでした。

議長(鈴木道子君)

ほかに御質疑等ございますか。
(「なし」の声あり)
では、これをもって報告第3号を終わります。

議長(鈴木道子君)

日程第12「請願第21-3号ごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施することを求める請願書」、日程第13「陳情第21-9号葉山町ゼロ・ウェイスト計画を町民に広く知らせることを求める陳情」の2件を一括議題といたします。

議長(鈴木道子君)

お諮りいたします。本2件については、過日開催いたしました議会運営委員会におきまして協議しました結果、ごみ問題特別委員会に付託の上、議会休会中の審査とすることに決しましたが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、請願第21-3号ごみ処理広域化を葉山町として直ちに実施することを求める請願書及び陳情第21-9号葉山町ゼロ・ウェイスト計画を町民に広く知らせることを求める陳情は、ごみ問題特別委員会に付託の上、議会休会中の審査とすることに決定いたしました。

議長(鈴木道子君)

以上で本日の日程はすべて終了いたしました。明日から6月28日までの6日間は委員会等開催のため休会とし、来る6月29日、午後2時再開といたします。
本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。(午後1時43分)

この記事に関するお問い合わせ先

お問合せ先:議会事務局
〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間:8時30分~17時00分
閉庁日:土・日曜日、祝祭日、年末年始
電話番号:046-876-1111 ファクス番号:046-876-1717

更新日:2018年03月20日