葉山町議会 平成29年12月5日
平成29年 葉山町議会第4回定例会会議録(第3日)
招集年月日
平成29年12月5日(火曜日)
招集場所
葉山町役場議場
開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間
開会
午前 10時00分
閉会
午後 2時48分
応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員
出席 13名 欠席 0名
番号 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
第1番 | 横山すみ子 | 出席 |
第2番 | 金崎ひさ | 出席 |
第3番 | 鈴木道子 | 出席 |
第4番 | 飯山直樹 | 出席 |
第5番 | 石岡実成 | 出席 |
第6番 | 山田由美 | 出席 |
第7番 | 近藤昇一 | 出席 |
第8番 | 窪田美樹 | 出席 |
第9番 | 畑中由喜子 | 出席 |
第10番 | 待寺真司 | 出席 |
第11番 | 笠原俊一 | 出席 |
第12番 | 土佐洋子 | 出席 |
第13番 | 伊東圭介 | 出席 |
第14番 | ( 欠員 ) |
地方自治法第121条により出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
町長 | 山梨崇仁 |
副町長 | 山本孝幸 |
教育長 | 返町和久 |
政策財政部部長 | 小山誠 |
総務部部長 | 太田圭一 |
福祉部部長 | 仲野美幸 |
環境部部長 | 伊藤義紀 |
都市経済部部長 | 永津英彦 |
教育部部長 | 沼田茂昭 |
消防長 | 福本昌己 |
総務課課長 | 鹿島正 |
職務のため議場に出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
議会事務局局長 | 田丸良一 |
次長 | 廣瀬英之 |
局長補佐 | 永井秀子 |
会議録署名議員の詳細
番号 | 氏名 |
---|---|
第5番 | 石岡実成 |
第6番 | 山田由美 |
議事日程
第1 一般質問
1.土 佐 洋 子 【一括質問一括答弁式】
(1)“暮らしを守る”葉山
(2)“みんなでつくる”葉山
2.鈴 木 道 子 【一括質問一括答弁式】
(1)発達障害乳幼児への支援策について
(2)南郷公園の利用について
(3)災害時の飲料自販機活用について
3.山 田 由 美 【一問一答式】
(1)町内にベンチを増やす計画は
(2)生ごみの自家処理の推進策は
(3)災害対策について
(4)高齢世帯の見回りについて
4.金 崎 ひ さ 【一問一答式】
(1)高齢になっても安心して住み続けられる町づくりについて
(2)町の活性化について
議事の経過
○議長( 伊東圭介君 )おはようございます。ただいまの出席議員は13名でございます。定足数に
達しておりますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。 (午前10時00分)
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○議長( 伊東圭介君 )日程第1「一般質問」を行います。
第1番、12番 土佐洋子議員の一般質問を通告に従い一括質問一括答弁式により行います。
○12番( 土佐洋子君 )おはようございます。12番 土佐洋子でございます。議長のお許しをい
ただきましたので、通告どおり1点、3項目について一括質問一括答弁方式にて一般質問をさせていただきます。何枚か写真を使わせていただきますので、皆様におかれましては、iPadのカレンダーのところから出していただけるとうれしいと思います。
それでは、“暮らしを守る”葉山、“みんなでつくる”葉山、誰もが生命と財産を守られ、安全
で安心して暮らしている町について伺います。
政府が東海地震予知を不可能とし、気象庁では中央防災会議防災対策実行会議における南海トラフ沿いの地震観測・評価に基づく防災対応検討ワーキンググループの報告を受け、新たな防災対応が求められるまでの当面の間、南海トラフの地震に関連する情報を発表することとし、この情報は平成29年11月1日から運用を開始いたしました。
気象庁が有識者でつくる南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会を招集し、発生の可能性が高まっているかどうかを判断する。ただ、この評価は数日以内の地震発生など、高い確度での予知ではなく、平常時より相対的に高まっているというものです。東海地震では、確度の高い予知を前提として大規模な住民避難や企業の活動停止などが想定されていましたが、予知自治体が困難として対応が見直されました。南海トラフ地震への防災対応は、内閣府などが静岡県や高知県などモデル地区の検討に着手したばかりです。東海地震対策は、現在気象庁が地殻変動や地震などの観測データをもとに予知情報を首相に伝え、首相が警戒宣言を発令して、住民避難や公共交通機関の停止などを実施することになっています。しかし、最終報告書が現在の科学的知見では予知が困難だと指摘し、警戒宣言を発令できなくなりました。情報が出た場合に、沿岸地域の自治体や住民にどのような防災対応を求めるかは政府が検討中の状態で、自治体からは戸惑いの声も上がっていると聞いております。葉山町ではどのような対応をされるのでしょうか。
また、10月22日には、965ヘクトパスカルという巨大で大型な季節外れの台風21号により、葉山町内でも被害を受けました。町職員の皆様は、衆議院議員選挙の投開票日の作業とともに、夜通しとなってしまった台風への警戒も大変お疲れさまでした。この台風で被害が出てしまいました。他の近隣自治体に比べましたら、それほど大きな被害ではなかったかもしれませんが、やはり被害はございました。今後このような自然災害にどのように対応されていきますか。
また、私が平成28年第3回定例会において、町全体の安全対策・防災力の強化、消防団の活動と消防団員等の充足について伺いました。消防団について、その後の対応を伺います。
また、厚生労働省は、12月1日にインフルエンザが例年よりも早く全国的な流行期に入ったと発表いたしました。今後のインフルエンザワクチン供給量は、さきの使用量より減ると予想されておりましたが、メーカーが増産し、さきの使用量程度を確保できる見通しとのことです。インフルエンザと診断されたら、十分な睡眠と水分補給が重要になってまいりますが、予防も含めて町からの情報は十分でしょうか。
次に、乳がん検診のその後について伺います。質問とは違うんですけれども、先週11月30日に教育総合センターにて睡眠講演会というのが開かれました。私はこの講演会を聞きに行ったんですけれども、「あなたの「睡眠」大丈夫?」というタイトルで、人生の3分の1を占める睡眠、いつまでも健康に過ごすためには、運動とあわせて質のよい睡眠でしっかりと休養がとれることが大切とのことで、テレビなどでもおなじみの、かながわME-BYO見える化センター、田中先生から、睡眠が体に与える影響と、質の良い睡眠で生活習慣病が予防できることについてのお話を伺い、とてもよかったと思います。多くの町民の皆様が聞きに来てくださっていて、時間をオーバーして熱心に質問をされていました。健康は睡眠からということなのに、日本人の平均睡眠時間は先進国で最低だそうです。特に都道府県別では神奈川県が最も低いそうです。日本でふえている病気は糖尿病と高血圧症で、毎年10%も増加しているとのことです。睡眠時無呼吸の方は3,000万人もいるとのことで、神奈川県ではME-BYO見える化センターで睡眠の検査ができるそうです。この神奈川県の未病の見える化睡眠検診を勧めているそうですので、ぜひ講演の内容を町民の皆様にお知らせしてほしいと思います。健康でいられるように町民の皆様が取り組んでいただけるように、広報をしていただきたいと思います。
さて、乳がん検診ですが、私が平成29年第2回定例会にて、女性がかかるがんの中で最も多いケースの個別対応が必要ではないかということです。早期発見の鍵を握るのが検診でございますが、国が40歳以上の女性に勧めるマンモグラフィーだけでは異常を見つけにくいということを申し上げました。これは、乳腺の密度が高い高濃度乳房が日本人女性に多いためです。厚生労働省では、乳がん検診における高濃度乳房の被検者に対する通知方法について議論をしているということでした。前回の御答弁では、検診を逗葉医師会に委託しているため、逗子市との調整も必要となることや、高濃度乳腺と診断された人に対して、その後に超音波エコー検査を実施できる医療機関も少ないことから、今後他自治体との取り組みについて、情報を収集し、高濃度乳腺の人へ通知などの導入について検討をしてまいりますとのことでした。逗子市との調整や他自治体との取り組みについて調査されたのでしょうか、伺ってまいります。
次に、情報発信による町民と行政のコミュニケーション強化。「広報はやま」について、本当に
わかりやすく興味が湧く紙面づくりに努められているなと感じております。議会だよりも頑張ってまいりたいと思いますが、ホームページなどの電子メディアによる広報は、情報の瞬時性、メールなどによる双方向性などにすぐれており、拡充を図っていきますとございます。特に双方性について、どのように拡充されているのか、伺ってまいります。
以上、最初の質問とさせていただきます。御答弁、よろしくお願いいたします。
○議長( 伊東圭介君 )答弁を行います。
○町長( 山梨崇仁君 )土佐洋子議員の御質問に順次お答えをさせていただきます。
初めに、“暮らしを守る”葉山、“みんなでつくる”葉山、1点目、誰もが生命と財産を守られ、
安全で安心して暮らしている町とのお尋ねですが、第四次総合計画に基づき、消防・救急体制の確立のほか、災害に強いまちづくりの推進や、防犯・交通安全対策の具体的な取り組みを推進しているところです。防災の分野については、大規模災害発生時にも迅速に対応できる体制づくりを目指し、自助・共助・公助による適切な役割分担により地域防災力を高めることを基本方針とした事業を展開しております。
2点目、乳がん検診のその後についてのお尋ねですが、当町では、国の指針に基づき40歳以上の偶数年齢の女性に対し、視触診とマンモグラフィー検査を、また町独自の検査として、20歳以上39歳までの女性に対し視触診検診を実施しています。高濃度乳房の場合に有効な診断方法として、超音波エコー検査を導入する自治体も見られておりますが、当地域においては、超音波エコー検査を実施できる医療機関も少ない状況でございます。また、検診を逗葉医師会に委託しているため、逗子市との調整も必要となります。厚労省では、今後、高濃度乳房に関する自治体の対応をまとめたガイドラインを作成し、来年3月までに示したいとしておりますので、それを参考に乳がん検診事業を進めてまいりたいと考えております。3点目、情報発信による町民と行政のコミュニケーション強化のお尋ねですが、町の情報発信媒体には、主に広報紙、ホームページのほか、インスタグラムなどのSNSがあります。まず広報紙では、読みやすい紙面を心がけるとともに、町民の皆さんの行動を促すための特集記事を毎号企画しております。昨年、全国広報コンクールで入選した12月号では、特殊詐欺についての紙面において、行政としてのお知らせだけでなく、警察署や金融機関、町民の声を掲載することで、町民の皆さんに注意喚起を行いました。また、ホームページについては、来年2月にリニューアルを予定しており、欲しい情報を容易に見つけることができるデザイン構成、迅速な情報発信に力を入れてまいります。さらに、1万6,400人以上のフォロワーを有するインスタグラムの町公式アカウントでは、町の魅力を写真で発信するとともに、皆さんからも町の魅力を感じる写真を募集しており、投稿された写真を活用して、写真展やフォトブックの作成を行いました。今後も行政の一方的な情報発信とならないよう、媒体ごとにふさわしいコミュニケーション方法を考え、その強化を進めてまいります。以上で1回目の答弁を終わります。
○議長( 伊東圭介君 )再質問を行います。
○12番( 土佐洋子君 )御答弁、ありがとうございました。では、まず、誰もが生命と財産を守
られ、安全で安心して暮らしている町の、私が第1質問いたしました南海トラフのことを伺いたいんですけれども、この南海トラフの臨時情報が発表された場合の町の対応を教えてください。
○総務部部長( 太田圭一君 )まず、臨時情報と定例情報というのがございまして、定例情報につきましては、まずは定例的に事務処理、情報収集等を担当職員のほうでいたしますが、特に臨時情報の場合は3つの状況が考えられます。現状では、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された場合等ですね、まずそういったときにつきましては、地域防災計画に基づいてですね、地震災害時における事前配備第1ということで、担当職員と私が登庁し、情報収集等対応するということにしております。次にですね、2番目といたしまして、地震の発生の可能性が平常時よりも高くなった場合、これにつきましては、地震災害時における事前配備の第2ということで、47名の職員を配置して災害警戒本部会議を開催し対応を検討するということで、情報発信、それから防災無線による広報等を考えております。以上です。
○12番( 土佐洋子君 )第2配備のときにその47人の職員の方が災害対策本部を設置すると言われたのですが、ちょっと聞き取れなく…私がちゃんと認識できなかったので、もう一度その第2、第3のところを教えていただけますか。
○総務部部長( 太田圭一君 )第2、異常が、地震の可能性が平常時よりも高くなった場合につきましては、今のところ事前配備第2が47名でございますが、これは状況、そのときの状況ですとか情報の判断によって調整というかですね、臨機応変に対応することを考えております。
○12番( 土佐洋子君 )わかりました。平常のときがあって、その次に第1があって、第2があ
るというこの3つで、第3段階まであるわけじゃなかったんですね。これ、そういう情報を流したといっても、よく空振りをしてしまうということを恐れたりするかもしれないんですけども、情報
はしっかりと町民の皆様に流してほしいと思います。
次に、台風のことを伺いたいんですけども、先日も台風21号、大きな台風がございました。これよりも大きな台風というのは2009年のときの台風で、葉山町内、大きな被害があったと思います。このとき、台風21号のときに、海岸周辺が、すごい漁師さんの小屋が流されてしまったりとか、いろいろなものが海岸に流れ着きました。皆さん、写真は出ているでしょうか。これは、自宅前あたりのところなんですけれども、本当にまるで被災地のような状態だったんです。すぐに美化財団だとかいろんな、あともちろん地域住民の方がボランティアでこの後片づけというのをしたんですけれども。写真を変えましたが、これは町の森戸海岸北側にある公衆トイレです。この公衆トイレの下の土台のところは全て砂があったんですけども、その砂が流されてしまって、ここの桝も出てしまったりとかしたんですね。この手前はコンクリかと思うんですけれども、この台風が来るたびにこのような状態だと本当にイタチごっこかなと思うんです。このときは、県がこの砂入れというのをしてくれて復旧はしていただけたんです。でもまだトイレは使える状態ではないんですね。こちらのトイレも利用者の方が多いので、なるべく早く直してほしいと思うんですが、先日、産業振興課に伺ったところでは、今予算というか、幾ら費用がかかるのかというのを調べているところですって言われたんですけど、まずそのトイレ、修理できるの、いつぐらいになるかわかりますか。わかったらでいいんで教えてください。
○都市経済部部長( 永津英彦君 )大変申しわけないんですけれど、まだ完全に工期ですとか、いつまでに使えるようになるというところまでははっきりしてません。現在対応中です。
○12番( 土佐洋子君 )この砂はどこから持ってきたかといいますと、実は森戸海岸の南側には逆に砂が多くたまっていたんですね。その砂をダンプが何往復もして北側に持ってきて砂を入れてくれたんですけれども、その北側のところはどうなっていたかというと、こういうような状態で、まだ波が残っているのもわかると思うんですけれども、海岸の目の前にあった手漕ぎボートが散策路というのかな、全部打ち上がってしまった状態なんです。こちらに砂が着いてしまったのを持って行ったんですけれども、これも本当に台風が起こるたんびにこういうことをしていてはいけないと思うんです。何かちゃんと対応しなきゃいけないと思うんです。例えば、森戸の北、公衆トイレのところ、一色海岸のライフガードがいるところのトイレのように、砂ではなくて階段状にするとか、そういうようなことは考えられないでしょうか。
○都市経済部部長( 永津英彦君 )構造的にはいろいろ考えられるとは思いますけども、その今回に関しては、異例というか、高潮の状態で、なおかつ低気圧で水位も上がっている状態で、満潮時と重なったというところで、非常にその砂がなくなってるところと、堆積がすごいところと、顕著にちょっと地形ですとかいろんなことで、完全に想像できるというんですかね、日常的に確実にこうなるというところが想像できてない部分がかなり多かったと思うので、どこのトイレも大分被害を受けてまして、もう基礎どころか中まで水が入っちゃってる状態で、めちゃめちゃになっちゃてる箇所が何カ所もありますので、基礎的にはどこまでやれるかというのは限界があるとは思うんですけれども、今のところそのコンクリートで完全にというふうには、今は考えておりません。
○12番( 土佐洋子君 )今回の台風、実際に朝7時の満潮のときに台風の最接近ということもあります。でも、本当にこの異常気象といいますか、この時期にこのようなというか、この時期に来た台風だからこれだけ発達してしまったと思うんですけども、これから先もこういう台風って来ることが予想されるではないですか。ですので、県も復旧はしてくださいましたけども、そこまでじゃないですか。トイレも使えない状態で、それをこれからどうしていくのかということを考えていただきたいと思うんです。
この写真にもあります手漕ぎのボートですけれども、ほとんど利用というか、営業されていないと思われるんです。ですので、ほかの手漕ぎボート屋さんは、この台風が来るときとかってちゃんと管理をされていて、高台にボートを持って行くとかしていると思うんです。でも、ここのボート屋さんだけはずっと置きっ放しになっていて、こういう遊歩道とかに流されてしまってということになってしまうんですけども、何か町から県のほうにお話しして指導してもらうということはできないのか。でないと、こういうことが続いてしまう、本当に危険だと思うんですけども、いかがでしょうか。
○都市経済部部長( 永津英彦君 )昨日の花火大会のベンチの話ですとか、全てやっぱり神奈川県さんのほうに許認可権を持っていますので、だからといって結局地元でこういった迷惑な話になってしまったりとか、漁具倉庫であったり、いろんな占用物というんですかね、それが合法的なものもあれば不法に置かれている箇所もありまして、そういった部分、当然横須賀土木事務所が本来許認可権を持っているので、きっちりと指導していただきたい立場にはいますので、今後も河川砂防課のほうに…許認可指導課ですね、そちらに強く要望なり要請をお願いしていきます。
○12番( 土佐洋子君 )ぜひお願いしたいと思います。
写真、先ほどのに戻りますけれども、この瓦礫なんですけれども、漁師さんの小屋以外にも漁だとかそういういろいろなものがまざっております。壊れたボートだったり、ボードがあったりと
か、あと何かお風呂の桶みたいなのがあって、何でこのようなものが流れてくるんだろうと思うようなものでもう一面埋め尽くされておりました。このときも、本当にすぐにいろいろ対応してくださってきれいにはなっていったんですけれども、このFRPのもの、ボードとかボートというのは、もう台風のたんびにどんどんふえていくだけなんですね、対応してもらえない、処理をしてもらえないので。そうすると、またそこにそういうボードとかボートがふえていってしまう。先ほど、2週間ぐらい前でしたか、南西の風が強く吹いたときも、この浜にあるボートがまた海に流されてしまって、それが行ったり来たり、もうぷかぷかぷかぷかしている状態で、それも危険だとは思うんですけども、何か、もうほとんど所有者は全くわからないというものも引き取ってというか、いただけないんですけども、何か対応できないでしょうか。
○都市経済部部長( 永津英彦君 )繰り返しになりますけど、当然FRP、非常に処分に困るものだと思うんですね。埋め立て処分以外に方法がないのかなというところで、費用も当然かかってしまうので、なおかつ今御指摘されたとおり、本来台風による漂着物とかそういうものではなくて、ついでにというか、そういう形で不法投棄的にされているものも当然あって、置いてあればさらに置かれる可能性があってという実情はよくわかっておりますので、そういった意味では、繰り返しになりますが、横須賀土木事務所さんのほうに、それと美化財団ですね、美化財もやれる限界があるとは思いますけど、双方に対して撤去の依頼等を今後も続けていきます。
○12番( 土佐洋子君 )この問題、すごい難しいと思うんですけども、何か対策、考えていただ
けたらなと思います。この台風のときって、何か災害の指定みたいなものとかされなかったんですか。何かそういうのがあれば、そういうものでも対応してもらえたりはあるんですか。
○総務部部長( 太田圭一君 )防災のほうではですね、災害の指定等はございませんでした。
○12番( 土佐洋子君 )なかなか大きな災害とかも多いですから、そういう状況なのかもしれな
いですけども、防災の担当としても、そういうことも考えていってほしいと思います。
では次に、消防団のことについて伺いたいと思います。本当に消防団の皆様って本業を持ちながら地域の安全と安心を守るために、火災時の消火活動、台風や集中豪雨等自然災害時の防災活動を迅速に行っていただいていて、地域の被害軽減に努めてくださっていて感謝をしております。消防団員の定員というのは198人と思うんですけれども、現在欠員というのは何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか。12月1日に数人のレジェンドの方が消防団に入団したと聞いているんですけれども、いかがでしょうか。
○消防長( 福本昌己君 )今、議員おっしゃいましたとおり、消防団員に関しましては、職業を持
ちながら、いわゆる地域の防災活動を担う中核的な存在として我々消防に関しましてもですね、非常に協力を得ているところでございます。御質問のですね、現在消防団員の実員は179名でございます。この内訳なんですけども、消防団条例でですね、消防団になる資格という条件がございます。本町に居住し、または年齢満18歳以上であること、そして志操堅固、身体強健であって団員としてふさわしい者ということで入団をされていただいております。
御質問のですね、この12月1日に6人の方がまた新しく入っていただいたこの経緯なんですけども、日ごろ本町に関しましても、新入団員、この促進に関してはですね、非常に力を入れてきたところでございます。いわゆる、先ほど申しましたとおり、充足率を高めるためにはですね、やはり消防団の入団の促進が必要じゃないかということで、今回の6名に関しましては、過去に消防団を経験した人。これは、本団の方とですね、消防本部事務局といろいろな協議を重ねた結果ですね、まだ若くして、まだ余力というんですか、ある方がですね、退団するケースが非常に多いという本団からの意見がございまして、身分は消防団員から入るんですけども、手を挙げてくれた方が6人いまして、団員からですね、新しいスタートということで、そういった形で入団をしたいという希望を持ちまして、6名が増になったという経緯でございます。
○12番( 土佐洋子君 )私、先ほどの「レジェンド」という言葉を使いましたけれども、その6
人の方々の活動の内容というのは、今いらっしゃる現役の団員の方と同じということでよろしいんでしょうか。
○消防長( 福本昌己君 )この回答に関しては全く違います。というのはですね、この団員の身分は、新しく入った6名の団員の身分は団員と言いましたけども、消防団員という階級があるんですけども、身分は団員と言いましたけども、これもですね、充実強化の中で消防団本団というのは3名いらっしゃいます。この3名は、各1から6分団をまとめる3名でございます。この方たちと協議をした結果、歴任をした、消防団長、副分団長をですね、歴任した方たちなので、詰所に入るということはできないよなというような協議もございます。その中で、それではこの方たちをどのようにですね、この消防団のですね、充実強化に当てはめるかという問題に関しましては、本団付の消防団員という位置づけで、ちょっと長くはなるんですけども、災害時と平常時に分けまして、この6名にはですね、事前にこういうことをしてもらいたいというのを、本団と私ども消防事務局と協議をした結果をですね、伝え申してあるところでございます。
具体にはですね、災害時には、どちらかというと消防団の方たちは、特に先ほど議員がおっしゃいました台風の警戒、あるいは火災、建物火災だとかですね、当然2個分団が自動的に出動するというような体制をとっております。この本団付のいわゆる6名の方たちは、災害時には、庶務担当、支援担当、通信担当というような担当を持ちまして、本団3名のいわゆる補助に当たるということです。そして平常時にはですね、いわゆる消防団もいろんな訓練があるんです。その訓練に対しての指導をしていただく。具体には、応急手当指導関係とか、消防学校、あるいは県の消防協会開催の研修などがあるんですが、積極的に参加していただく。そして、消防団行事の企画とか運営等にも積極的にかかわっていただくというような、そういったですね、普通の…普通という言葉はちょっと語弊があるとは思うんですが、消防団員という、ちょっと階級は一緒なんですけども、今回のその6名の増員に関しましては、こういったですね、役目を持って入団していただいたという経緯でございます。
○12番( 土佐洋子君 )ありがとうございました。理解いたしました。その再入団された6人の
方々に活躍をしていただきたいと思います。
それでは、同じく12月1日より学生消防団活動認証制度というのができて、とてもよい取り組みだと思います。これで学生と企業側のメリットがうまく合致してくれて、入団してくれる方がふえてくればいいなと思います。私が平成28年第3回定例会のときに、葉山町内に合宿をしているヨット部の学生、大学生たちに、消防団に入団してほしいという趣旨の質問をいたしました。葉山町では、災害時における協力体制に関する覚書というのを関東学生ヨット連盟と結んでおりますけれども、その関東学生ヨット連盟、インカレが春と秋にございますけれども、そのときの合宿だけではなくて通年合宿をしている大学もございます。そのインカレの合宿が始まる前には、毎回福祉文化会館でヨット部の部員全員参加するという安全講習会があるそうで、これには20校以上の大学のヨット部約400人が参加していると聞いております。その学生も含めてという…写真を変えます。この学生の皆さん、消防団に入りませんかというのを葉山町ホームページに載っておりましたが、このヨット部の学生さんも含めてという理解でよろしいんでしょうか。
○消防長( 福本昌己君 )この質問に関しましても、回答としては全く違うと思っております。というのは、昨日も9番の畑中議員さんからですね、御質問がございました。まさにリアルタイムで12月1日にこの消防団に入りませんかというですね、学生消防団活動認証制度というのがですね、発足しました。これは、わかりやすく言うと、町内に住んでいる学生さん。学生なので在勤はないと思います。町内に住んでいる18歳以上の学生さんが、いわゆる消防団に入った場合、その企業さんに対して就職の活動をすると思います、その学生さんは。そのときに、1年以上私はどこどこ消防団で活躍しましたよというのをですね、消防団長を通して町長にこういった協力をしましたという事実を証明してくださいなという、そういった、わかりやすく言うとそういう制度で、町長が特にそれに関してはですね、何も支障がなければその証明を出して、この学生がですね、就職活動に活用していただくというような、わかりやすく言うとそういう制度でございます。
後段のですね、ヨット部に関しましては、確かに防災、私もちょっとやっておりましたので、各
インカレ等があるときの、通年開催でない合宿所が防災の協定を結んでいることは承知しております。それ以外に通年のですね、開設している、例えば日本大学さんであったり慶応大学さんであったり、これは通年開設でございます。そして、この学生さんがですね、葉山にいる場合は特に支障はないんですけども、都内とか地方にいらっしゃる学生さんが、目的は別として、この住所を合宿所に移したい、いわゆる私どものですね、任命の条件の中で、本町に居住しという居住にかかわるんですけれども、この住民票の異動というのはですね、本人の意思でできるそうです。これは町民健康課にも確認させていただいたんですが、普通は、社会通念上はですね、その合宿所の管理者にですね、学生は移してもいいですかというような、私は、いわゆるですね、相談をするはずだと思っているんですね。その理由は何と。実は地元の消防団で活動したい。そういったことがですね、あればですね、これも可能かなとは思っておるんですが、これも歴代の消防長から私、引き継ぎがございまして、ヨット部の学生が大きな災害時にですね、葉山のために尽力したいというときはですね、やはり地元に帰ってしまうのではないかというような、そういった消防団の役割としての活動ができないんじゃないかなということで頓挫しているということは聞いております。そういったことも含めまして、もしその通年開設のですね、合宿所にその当該学生がですね、どうしても葉山町に居住を移したいということであれば、その理由をですね、当該分団長が、そして本団の方たちが認めれば、それはできなくはないかなと考えております。
○12番( 土佐洋子君 )私が前回質問したときは、ヨット部の方が消防団活動に参加してみたいんだというお声を聞いたので質問をしたんですね。なので、もしもそのように住所を御自分でね、変更されて町内に持ってきてくださってということがあれば本当に可能だと思うんですけども、もちろん消防団条例があって、18歳以上で町内在住・在勤ということは認識しております。この認証制度ができたときに、この写真にあります、この入りませんかというのを見たときに、この条件が載ってなかったので、普通の消防団の募集のところにはその入団資格というのが載っていて、在住・在勤ということも書いてあるんですけども、こちらには書いてないので、そういう条例改正まで念頭に入れてのことなのかと思ったんです。通年のね、合宿…違うところをあけちゃった。こちらの消防団のところには、入団資格と身分というのがあるんですけれども、こちらの認証制度のところには、どこを見ても載ってなかったので、今の現役の消防団の方が見たときも、これだったらヨット部とかにもお願いできるんだねという声も聞きました。今、先ほど消防長が言われたように、ぜひ消防団、活動したいという方には、町内に住所を変更してほしいと思うんです。葉山に来てね、学生たちがヨットをするだけではなくて、消防団活動もして、町から活動認証をしてもらえたらすばらしいかなと思いますので、そちらのヨット関係者には伝えてみたいと思います。
次に、乳がん検診について伺いたいと思います。先ほどの答弁いただきましたが、まだ何も逗葉医師会や逗子市とは調整していないというか、これからということなんでしょうか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )第一答弁でお話ししたところですと、そのように聞きとられてしま
ったと思いますけれども、実際、医師会との調整のほうにはさせていただいたんですけれども、やはり投影されたマンモグラフィーであったりとか、超音波であったりとか、それをきちんと読影するというような制度がこの地域には難しいということなので、すぐに始めることは難しいんではないかというお答えはいただいております。そこで、一番最後のところで、厚生労働省のほうでガイドラインを作成するということを聞きましたので、それを、その指示に従ってですね、やっていけるところを決めていきたいと思っておりまして、そうすると3月ですので、30年度すぐにできるできないはわからないんですけれども、ちょっともう少し待ってから進めたいということで御理解いただきたいと思います。
○12番( 土佐洋子君 )来年3月というと、もう予算も無理ですけれども、その超音波エコー検
査、受診できるようになった場合、例えば町で受診費用の一部を負担しようとか、そういうようなお考えはありますか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )そういうことも含めてですね、がん検診、厚生労働省の指導に従って今実施しているところがありますので、町だけ単独で進めることも可能ですけれども、そのときのことはまだちょっと考えてなくて、今のガイドラインが来たところでそれを見て、どこで葉山町ができるのかというところから検討していきたいと思っております。
○12番( 土佐洋子君 )きのうも同僚議員がその受診率について質問されておりました。乳がんと子宮がんの受診率がすごい低いということで、これは先週でしたか、世界保健機構、WHOの国際がん研究機関の発表で、これは新聞発表でございますけれども、これだけ20歳から39歳の若年成人のがんの発生率が高いということでございます。ぜひとも、まずは検診に行ってほしいということがあります。ただ、検診も受けづらいのかなというのもあるんです。私もこの同じ緑のこの検診の、本当は9月、10月に受けようと思っていたのに委員会が入って行けなくなってしまって、今、今年度のラストチャンスというか、1月、2月の受診をできる受付期間でございますので、忘れずに送付しなくちゃと思うんですけども、なかなか受診しようと思った日、そんなに何日もあるわけではないですけれども、自分の仕事の日程に合わないとかってあると思うんです。もう少し何か幅を持たせるとか、そういうことって可能ではないですかね。もっと皆さんが受けやすいような日程をつくるというふうにしていただければ、例えば受診する日、検診の日が、例えば一日とらなきゃいけないのかなとか思われるんですけども、午前中の何時から何時の間とかだったら、じゃあ午前中だけお休みをとればいいのかなとか、あと、午後の検診ってないかもしれないんですけども、半日とれば受診できるんですよとか、そういうような案内の仕方はできないんでしょうか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )お知らせの中にも、また広報等でもですね、一応書いてあるつもりでお知らせしているつもりなんですけれども、がん検診、個別でも医療機関に行っていただければ、それぞれ御自分で医療機関に行っていただければ受けることもできますので、その辺もちょっと強調したような広報の仕方とかを工夫してみたいと思います。集団だけで決められた日というとなかなか難しい状況は理解できるところです。
○12番( 土佐洋子君 )もちろん集団検診でなくて個人で行けばいいとは思うんですけども、や
はり費用とかも違いますよね、集団で受けるのと個人の病院とかで受ける額が、1,000円かからないところが1,700円だったりとかして、それも何種類かそのがん検診を受けると額がふえてきてしまってというのがあるのかなって思うんです。先ほどのマンモ、エコーのことじゃないですけども、検診を受けた後も大切だと思うんです。再検査の通知とか来て、すごいどきどきするかもしれないんですけども、でもそういう再検査を受けるときってやっぱり町外で受けなきゃならないじゃないですか、ほとんどの再検査を受ける場合。例えば、大腸がん、ハートセンターも受けれるかもしれないですけど、湘南鎌倉だとか横浜南共済だとか、そういう大きな病院に行くことがあると思うんです。だから、そのエコーの場合もこの町内には医療機関がないっておっしゃいますけれども、それも同じことだと思うんです。南共済、乳腺外科とかございますから、近くだったらそこなのかなとか思うんですけれども、その3月に指針が出てから医療機関の施設一覧なども提示していただければいいのではないかなと思うんです。その再検査になった場合とかって、検査を受けた後に受診者の方が再検査に行っていただけているかというフォローは町ではできるんでしょうか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )しております。
○12番( 土佐洋子君 )逗葉医師会のお医者様などに言わせますと、その検査しっ放しというのが一番困ることって言われておりました。よく、その検査だけではないんですけども、その健康ということで、最近長柄の交差点のところに24時間のスポーツクラブができたりとか、あと逗子駅の近くにもフィットネスクラブがオープンしたりして、そういうところに入会しただけで健康になったつもりになっちゃう人っていませんか。町でも健康施設利用券というのを発行されてますけども、そちらは順調でしょうか。多分、みんながみんなそうではないとは思うんですけど、発行しただけで何か気持ち的に健康になった気がしちゃうと思うんです。それが、発行している枚数も私は今わからないんですけれども、その後、どれぐらい利用しているのかというのも、どのぐらいあるのか。もしもわかったら教えてください。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )29年度発行した数は1,225枚、25名の方が発行しております。ただ、今議員おっしゃるようにですね、昨年の例を見ましても、昨年は10回券がついていたと思うんですけれども、全て使い切る方というのはもう限られた方で、多分お試し程度に一、二回行ってという方が多かったようで、予算のほうも、年度途中では、もしかしたら補正をお願いするところかというような心配もしたところだったんですけれども、予算の中でおさまってしまったという、今おっしゃられたような状況にはなっております。
○12番( 土佐洋子君 )ぜひね、本当にきっかけづくりでね、そういうのを発行されてると思う
んですけども、皆様にぜひ使っていただきたいと思いますし、逗子市民の方から、葉山町はいいねって逆に言われたりしたんですけれども、ぜひ皆さん、健康になっていただけるように利用していただきたいと思います。再検査というのは、受診する側の意識の問題もすごくあると思うんですけども、先ほど部長がフォローはしているとおっしゃったので、しっかりと皆様に来ていただいて、エコーのことに関してはその厚労省からのガイドライン、3月に出るということですので、それからまた質問したいと思います。
次に、情報発信による町民と行政とのコミュニケーション強化について伺ってまいります。役場の庁舎1階や葉山マリーナの2階などで写真展が行われているときがございまして、とてもすてきで、足をとめられている方も多いと思います。フォトブックもとてもすてきなものだったんですけども、これって、先日、12月2日、クラシックカーレースがございましたけども、そのときのそのフォトブックなど、配布されたんですか。
○政策財政部部長( 小山誠君 )土佐議員おっしゃるとおりですね、今回、初の試みで三浦半島を1周するクラシックカーレース、その際に参加者の方にですね、フォトブックのほうを御提供させていただきました。
○12番( 土佐洋子君 )あのフォトブックを見ていただけると葉山のすてきなところ、行ってみ
たいところ、食べに行ってみたいお店などたくさん出ておりますので、参加していただいた53台の車、あとスタッフの人たちも、また葉山に来てみたいなと思っていただければうれしいと思いますし、また3月に、来年、クラシックカーレースがあると聞いておりますので、楽しみにしたいと思います。協働でできることとして、町は「広報はやま」については、町民レポーターを募集し、町民がみずから企画、編集、情報発信ができるコーナーを設け、町民との協働による紙面づくりを進めます。もう1点、町は、ホームページについては、写真などの町民投稿スペースを設けるなど、相互コミュニケーションの場の提供に努めますとございますけれども、これは実施できているのでしょうか。
○政策財政部部長( 小山誠君 )今、お話にございました部分についてはですね、今内部でも詰めておりまして、当然2月からリニューアルしますので、そこら辺も含めてですね、詰めの段階に入っているというふうに伺っております。
○12番( 土佐洋子君 )先日、総務建設常任委員会の行政視察で11月20日に兵庫県姫路市ひめじ防災プラザに行かせていただきました。こちら、ひめじ減災プロジェクトというのを伺ったんですけれども、姫路市内で発生した被害の状況を市民の方々から投稿してもらい、インターネット上にリアルタイムに反映するシステムがございまして、市民一人ひとりの防災意識の向上や被害を軽減する活動に役立てていくというものなんですけれども、この2月にホームページをリニューアルするとおっしゃいましたけれども、そのときに町でもそのようなことはできないでしょうか。
○政策財政部部長( 小山誠君 )今、具体的な提案というか御報告いただいたんですが、今回リニューアルの部分ではですね、一番大事にしたいというところで考えておるのが、やはり欲しい情報を容易に検索できるというか、受信できたり発信したりということができるような形でですね、対応できないかということでリニューアルを図っているところもございます。また、今現段階、多分議員も御存じだと思うんですが、私ども政策課のほうでですね、各課の情報を取りまとめた上で業者のほうに委託し、更新を図っているという仕組みになっております。それを今、今回リニューアルを図ろうとしているのは、政策課は管理はするんですけれども、原課から直接ですね、ホームページのほうに更新を図っていただいて、瞬時にですね、情報発信ができるようなシステムということで私は理解しているところでございますので、そういった今お話があった災害情報ですとかそういった部分もですね、双方向で、当然防災安全課からも発信できますし、町民の方からもですね、今こんな状況だというような情報がいただけるような仕組み、それがメール等による対応になるのか、ちょっと詳細な内容は私、存じ上げませんけれども、そんなような仕組みでですね、双方向からの情報をいただく中で発信ができるのかなというふうに考えております。
○12番( 土佐洋子君 )とてもね、有効なことではないかなと思うんです。一番心配だったのは、フェイクな情報が流れてしまってはと思ったんですけども、ひめじ減災プロジェクトを伺ったときに聞きましたら、フェイクなことは全くないと聞きました。平常のときには、例えばきょうはお天気がいいねとか、きょうはお星さまがきれいだねとか、そういう情報を流してもらって、その災害時だけではなくて、ふだんから使っていくことが大切だということを伺いました。
例えばと思ったんですけども、先週の神奈川新聞で二子山山系での救助要請が後を絶たずというニュースがあったんですね。葉山町を中心に三浦半島最大の自然を誇る二子山山系で道に迷って救助を要請するケースが後を絶たない。本当にこれって、ボランティアの方、二子山山系自然保護協議会の方たち、いろいろ頑張っていらっしゃると思うんですけども、何でこの地形で遭難してしまうかというと、民有地のためにハイキングコースが整備されていなくて、そんなに難しいわけではないと思うのに道がわかりにくくて迷ってしまうということがあったんですけども、そういうのも何かこういうようなインターネット上で、ここが、だから民間のところで看板が立てられないとか、そういうところもそういうルートを表示できるものがあればいいかなって思うんです。その遭難をなくすために、そのようなツールとして使えないかなって思うんですけれども、いかがでしょうか。
○政策財政部部長( 小山誠君 )今、二子山のお話、出ておりました。ちょっと私とちょっと議員
さんの認識がちょっと違っちゃてるのかちょっとわからないんですが、私いただいているのは、ボランティアの方たちによってですね、遊歩道というか散策路の整備もされている中で、道しるべ的な部分も、道標的な部分で、何か掲示されているという話も聞いております。にもかかわらず遭難者がいるというのは、今現実としてあるように伺っておりますので、それがどのような形でですね、対応できるか、ちょっと今後検証していきたいというふうには思いますけれども、今そのような状況だと認識してございます。
○12番( 土佐洋子君 )矢印があっても間違えてしまうという複雑なところなようですので、い
ろいろな便利なツールを使って遭難する方が少なくなれば、いなくなれば、なくなればいいなって考えておりますので、対応をお願いしたいと思います。
ちょっと一番下の写真、これもまもりんピック姫路というんですけども、その情報のこととはち
ょっと違うんですけども、姫路に行ったときに伺ったお話で、まもりんピック姫路というのがござ
いました。こちら、総合防災訓練とは違って防災の運動会を開いているんです、隔年で、2年に1回ぐらい。町民の方…市民の方2,000人ぐらいが参加する大運動会なんですね。これ、最近はその自治体とか町内会を全て回ったので、親子での参加などを促しているそうなんです。そのときに、幼年消防クラブというのがあるんですって。幼年というのは、保育園だったり幼稚園だったりに、全ての園にあるわけではないんですけども、そちらで防災の講話を行っているそうです。運動会では、園児たちがバケツリレーだったり、けが人の搬送リレーを行ったり、消火隊水玉入れゲームを行って、小さいときから本当に防災の意識を高めているそうなんです。葉山町では、かつて町民運動会というのがあったと聞いているんですけども、そういうのとあわせて、こちらのまもりんピック姫路は、楽しみながら、本当に、予選会もあるそうなんですね、町内会ごとに。それくらい皆さん頑張って運動会に参加されるんですけども、このように、そうすると町内会の絆がすごく高まるそうなんです。だから、ぜひ葉山町でもね、運動会があったと聞いてますけれども、そのような防災も絡めてもいいと思うんです。ぜひとも町民の皆様の防災意識が高まるような、何か町民がみんなで参加できるような、イベントと言ってはいけないかもしれないんですけど、そのようなことができないかなって思うんですけども、いかがでしょうか。
○総務部部長( 太田圭一君 )私どもでもやはり小さいころからというかですね、あと小さい若年層にもどんどん参加していただきたいというところもございますので、先進地の事例を今御紹介いただきましたので、その辺を研究して参考に検討してまいりたいと考えております。
○12番( 土佐洋子君 )どうぞよろしくお願いしたいと思います。これで私の一般質問を終わり
にいたします。ありがとうございました。
○議長( 伊東圭介君 )これにて12番 土佐洋子議員の一般質問を終わります。
第2番、3番 鈴木道子議員の一般質問を通告に従い一括質問一括答弁式により行います。鈴木道子議員、質問者席にお着き願います。
○3番( 鈴木道子君 )3番 鈴木道子でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告
をいたしました3項目について質問をさせていただきます。
1項目目、発達障害乳幼児への支援策についてお伺いをいたします。当町では、育児教室、育児相談として、ぴよぴよ相談、また2カ月児育児相談、離乳食教室、すこやか育児教室、2歳児教室等々、育児支援の施策がございます。発達障害乳幼児は、このような健診の中で見られることがあろうかと思いますが、現在の当町の現況と支援状況について、また今後の課題についてお伺いをいたします。
次に、南郷公園の利用についてお伺いをいたします。南郷公園はテニスコート、また運動場、野球場等の利用が大変に親しまれているところでございますが、この利用状況、また、特にテニスコート等の利用可否の判断と、また連絡方法について、どのような形でなされているかということについてお伺いをいたします。
3項目目、災害時の飲料自販機活用についてお伺いをいたします。過去の平成7年の阪神・淡路大震災、また平成23年の東日本大震災、さらに近年では関東・東北豪雨など、今までに地震、津波、台風等による風水害など多くの災害が生じて、発生しております。このような経験から、各自治体等、防災・減災に対する意識の上から、その対策や防災訓練等が講じられてきている中、被災時にはその初期段階や、また避難所においての飲料の確保が大変重要でございます。近ごろ、この飲料自動販売機の中には、災害時に被災者に対し無料で飲料を提供する災害支援型自動販売機があり、各地方自治体等において、この設置を進めているところでございます。当町でも、この飲料自販機が設置されているところだというふうに認識をしておりますけれども、現在の状況、活用、またその対応策についてお伺いをいたします。
まず、一括質問一括答弁でこの3項目についてのお答えをお願いをいたします。
○議長( 伊東圭介君 )答弁を行います。
○町長( 山梨崇仁君 )鈴木道子議員の御質問に、所管する箇所につきまして御答弁をさせていただきます。1項目目、発達障害乳幼児への支援策について、現況と支援状況及び2点目の課題についてのお尋ねでございますが、関連がございますので一括してお答えをいたします。町では、発達障害者支援法に基づき、平成19年度より、発達につまずきのある児童の早期発見、早期の発達支援を図るため、保健・福祉・医療・教育などが連携をして、一貫した相談・支援を行うため、発達支援システム会議を設置しています。早期発見では、子供の健やかな発育、発達を保障するため、母子保健事業における各種教室、健康相談、訪問指導、乳幼児健診等の事業を通じて、必要な支援をしています。早期発見では、発達につまずきのある未就学児の療育指導を町直営のたんぽぽ教室や民間事業
所で実施し、幼稚園・保育園や小学校への個別支援計画の引き継ぎなど、児童が成長の過程でステージが変わっても、切れ目のない支援ができるような体制を整えているところでございます。なお、課題といたしましては、支援が必要と思われても、繊細な問題でなかなか支援につなぐことができないケースもあることから、今後とも親御さんの気持ちに寄り添いながら、機会を捉えて関係機関につながるよう支援をしてまいります。
3項目目、災害時の飲料自販機の活用について、現在の活用、対応策についてのお尋ねですが、災害支援型の自販機は、病院や学校など主に災害時の避難場所に指定されている施設などに設置されており、大規模災害時に非常電源で稼働し、無償で飲料を提供するものなど、複数の飲料メーカーなどがベンダー、各企業の形態により、設置主との間で災害支援協定等を締結し、社会貢献活動の一環として行っているサービスと認識しています。長期避難所となる小・中学校等に飲料用自販
機の設置はありませんが、町の施設では、しおさい公園や教育センター、クリーンセンター、役場庁舎などに災害救援ベンダーを設置しております。先進地での設置事例などを参考としながら、今後、さらに研究してまいりたいと考えております。
以上で所管する1回目の答弁を終わります。
○教育長( 反町和久君 )鈴木道子議員の御質問にお答えいたします。2項目目、南郷公園の利用についての1点目、利用状況及び2点目、利用可否の判断と連絡方法についてとのお尋ねですが、関連がございますので一括してお答えをいたします。
南郷公園の利用状況につきましては、今年度の4月から10月末までの延べ人数として、テニスコートは約3万人、多目的グラウンドは約6,500人、野球場は約3,700人の方に御利用いただいているところでございます。有料施設等の利用可否の判断につきましては、公園管理事務所において、天候を考慮し、当日の開園時に判断をしているところでございます。また、連絡方法につきましては、利用者からの電話による問い合わせで対応させていただいております。特に、テニスコートについては、全天候型であることから、多少の雨天等でも利用者が希望されれば、常識の範囲内で御利用いただいているところでございます。以上でございます。
○議長( 伊東圭介君 )再質問を行います。
○3番( 鈴木道子君 )では、順を追って再質問をさせていただきます。1項目目の発達障害乳幼児への支援策ということについてお伺いをいたします。今回、いろいろ少し勉強いたしまして、この発達障害ということで、ASD自閉スペクトラム症、またLDいわゆる学習障害、それからADHD注意欠如多動症、MR知的障害、いろいろとございますけれども、ここで私が今回注目いたしますのは、このASD自閉スペクトラム症でございます。これは意外と軽く見られていた傾向がるというふうに伺いました。しかしながら、福井県のほうで、ちょっと事故がございまして、それが担任の先生方等の対応の不十分さ等があったというような報道がなされまして、特にこのASDについては、正確な判断ができるドクターというのが、日本では100人前後だというふうに聞いております。投薬ということが難しいということで、このASDに気がつく、発見と申しますかね、そのようなことで、視線計測装置ということが利用されているというニュースを聞きました。デモンストレーションも、私、見てまいりました。これは、大阪大学、金沢大学、浜松医科大学、千葉大学、福井大学等との共同で開発されたもので、つまり、親御さんは乳幼児、1歳、約1歳6カ月ぐらいの乳幼児が、どこを注視して見ているかということは、親側、大人側からはわからないんですね、なかなか。抱っこしているとどこ見ているか、どこに目線が行って興味をそそられているかということがわからない。この視線計測装置を使いますと、1つの画面がありまして、そこに映像が映されまして、そのどこを見ているかということが、何と言ったらいいんでしょうか、その画面でわかるというような、簡単に言えばそういう機械なんですけれども。そのことによって、例えば2つの画面が出て、1つがお母さんと子供の画面、また、反対側は幾何学的な模様、例えばですね、こういうのがある場合に、その子供が、どちらに視線が行っているかで興味の方向がわかると、簡単に言えばそのようなものですけれども。これは決して異常性といいますか、それを見つけるだけではなくて、そのお子さんが、例えば人間よりも幾何学的な模様のほうに興味があった場合は、そちらのほうの才能があるのではないかというような、教育的な面からも使えるというようなことだというふうに伺いました。
これを結構自治体で使われているんですけれども、厚労省のモデル事業としてやったそうでございますけれども、やはり、これはなかなか、発達障害という言葉がなかなか、「障害」という言葉がきついので、この映像の結果を判断する研修を受けた人がいるんですけれども、その発達障害という言葉を使わないで、発達の傾向性、それから興味性というような形で見るということで、保健師さん、お医者様の補助的なものという使い方ができて、大変に有効であるということを聞きました。それで、当町では、例えばいろいろな健診のときに、気づきがあった場合に、どのような対応で見守っている体制がつくられているか。まず、ちょっとその辺のところをお伺いをさせていただきます。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )当町におきましては、1歳6カ月健診のほうで、その発達についての部分をチェックすることになっております。それで、心理士の方との面談を初め、お母様方との面談をしていただいて、その後の指導としましては、町営のたんぽぽ教室のほうで、その中のつくしんぼグループ、一番小さいお子さんのグループございますので、そちらで指導…少し一緒に訓練というか通っていただくようなことをしております。
○3番( 鈴木道子君 )いろいろな課題ということがあろうかと思うんですけれども、この発達障
害ということが、2012年の段階で公立小・中学校の通常学級に通うお子さんたちの6.5%に可能性があるということが、文科省のほうで推計されたということで、これは6.5%がどういうことかというと、これは衝撃的な数字だということが、この2012年の段階で言われておりました。何らかの支援が必要であると。これはやはり早期発見ということが一番まず大事で、この視線計測装置による結果を参考にして、あとは診断等はドクター、保健師がやるということで、私は、これが平成29年度の文科省のモデル事業として予算が5,000万ぐらい、たしかついたんですね。多分、2012年の段階で、大変にこの6.5%の衝撃的数字が出たということの対応ですので、新年度予算も、多分、国のほうは、つくであろうというふうに、その可能性が多いというふうに思っておりますので、こういう装置を導入するということも、やはりやるべきだと私は思っているんですね。当町のことですから、逗葉医師会等とのお話し合い、または逗子市とのお話し合いという場面があるかと思うんですけれども、そういう私の提案について、いかがでしょうか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )この機械のことにつきましては、担当のほうでは承知していたようでございます。ただ、やはり今、母子保健を進めていく上で、人と人とのかかわりの中で、やはり丁寧に進めているところですし、この機械の使い方のこともいろいろ、これだけがということではできないことでございますし、もう少し慎重に、この機械の導入についてはですね、考えていきたいと思っています。
○3番( 鈴木道子君 )もちろんそうです。新しい試みですので。今のところ、近くですと、東京、
静岡、千葉、浦安市なんですけれども、結構、全国30自治体等で、これを併用しながらドクター、保健師さんの診断に大変生かされているということで、発見がまずあって、それからいろいろな、その子に、その親御さんが、この機械の結果、それからこの機械の見方、結果の見方として、講座を受けた、認定資格を取ったオペレーターがいるんですけれども、その方が、いろいろ保護者への伝え方、それからデータの読み方を説明したりということもするそうなんですけれども、そのことによって親御さんとか御家族、周りの方が、その1歳6カ月ぐらいの赤ちゃんに対する接し方の、大変よいアドバイスの機会になるということも私は伺いました。またそれによって、きめ細やかな、その子の興味のことがわかって、理解した上での親の接し方、そういう接し方をやってきて、また何カ月なり1年なりたったときに、どうその子の興味が変わっているかとか、そういう経過もわかるということで、じゃあ今までの接し方、やっぱりこのまま、こういうやり方でやれば、この子の苦手なところがカバーされる、または本当に伸ばしたいところが伸ばせられるとか、そういうこともわかる一つのコンテンツだと私は思っております。これにも、先ほど最初も申し上げましたように、いろいろな医学部等の大学の先生方も関知しておりますので、ぜひこれは研究していただいて、今の時代、将棋も人間対機械のような時代になってきましたので、活用できる場面が、大変あると思いますので、きょうを機会にぜひ研究、それから情報を集めて、葉山の子供たちの育成に資するものである場合、ぜひ導入ということをしていただきたいと思います。
今、部長がおっしゃいましたけれども、また、これを導入している自治体等の情報、それからその経過ですね、お子さんの育ちの経過等、ぜひ追いかけて、研究していっていただきたいということを申し上げておきます。具体的に、ぜひお願いいたします。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )議員の御説明の中にも、この機械だけに頼ることなくということでございますので、今の町で行っている健診の状況、子供さんの支援の状況の進める中でですね、この機械がどう使われるのかということとか、一応、近隣自治体、またお話聞く中では、お医者様が診断されるということですので、葉山町にはお医者様も、直接たんぽぽ教室にもお医者様もいるわけでもございませんので、近隣の状況等をですね、確認しながら進めて…進めるというか、確認をしてまいりたいと思います。
○3番( 鈴木道子君 )この発達障害については、昨日のニュースでも、成田空港で職員の方が発達障害の方に対する対応の研修を受けたということが報道されておりました。その発達障害の方に対する対応、きめ細やかな対応ができるということは、ほかの方にも優しく対応ができるということにつながるというようなことが、職員の方がお話しされておりましたけれども、これは本当に職員の方、そして私たち自身も、話は大きくなって、これからのオリンピックでおもてなしをというような心が日本国中にいわれておりますけれども、本当にそのきめ細やかな対人関係ができるということは、葉山町あるいは日本の本当にいいところで、最たる特徴だと思っておりますので、そこにも結びつくことでもあるし、また、予防医療の一環としても大変重要な部分であると思いますので、ぜひこれは念を入れて研究をしていただきたいということを、再度申し上げておきます。
それから、次の南郷公園に移ります。南郷公園、先ほどの御答弁で、テニスコートが3万人、野球場が6,500人、多目的が3,700人ということで、年間を通じてはもちろん、この上の数字をいくことというふうに思っておりますが。雨天のときの体育館が当町にはないということで、逗子市さんとの、逗子市さんの施設を利用して町民の方には楽しんでいただいているところでございますけれども、貴重な我が町の運動ができる施設だというふうに思っております。
それで、実はこの中で、特に今回、テニスコートの使用についてちょっとお伺いしたいと思って
いるのですが、先ほどの御答弁でも、全天候型という御答弁がございました。このホームページを見ましても、この文章でこう載っているんです。緑豊かな山々に抱かれながら快適なプレーを楽しむことができます。自然な滑りとクッション性のあるオムニのコート6面、オムニで括弧で目砂ですか、目砂をひいたオムニ芝と呼ばれる人工芝というふうに書いてありますが、このオムニのコート6面と、これで、その次が、疲労感が比較的少なく降雨後も早くプレーが再開できます、硬式テニス、ソフトテニス両方に使用できますと書いてあります。オムニという、これ、括弧つきで書いてありますが、意味が、私もわからなかったんですが、実際に使用している方に伺いましたら、全天候型というのは御存じなかったんですね。それは、近ごろ新しく使った方ではなくて、結構長い間やってらっしゃる方ですけれども、それを御存じなかったということで、私はここでやはり周知ができてないのだなというふうに思いました。大雨のときに、テニスをやるという方は、そうそういらっしゃらないとは思いますが、小雨程度、または降ったりやんだりぐらいでしたら、なさる方もいらっしゃると思うのですが、このコートが全天候型であるということは、やはり、この専門家の方は、このオムニのコートと見ただけで、そのような理解がなさるかもわからないんですが、全天候型対応ですよということを、やはり、このホームページ等、またはほかのところでも記述する必要があると思うんですけれども、どうなんでしょうか。私はちょっと、素人なので、その辺のところがわからないんですけれども。
○教育部部長( 沼田茂昭君 )御指摘のとおりですね、ホームページ上では「オムニ」という表現をしていまして、これいろいろ調べ方あるんですけど、全てというような意味もありまして、そこから全天候型というふうに言っております。ホームページ上は、確かにこういうわかりづらい表記になっておりますが、南郷の公園内の全体の地図が張っておりまして、そこには一応、全天候型というふうに記載はされております。ただ、ホームページの上では、こういったわかりづらい表現になっておりますので、それは直していくことは可能でございます。ただ、その全天候型という言い方が、人によっていろいろ捉え方ありまして、御指摘のとおり、どしゃ降りの雨の中でテニスやる方はなかなかいらっしゃらなくて、ただ、要するに小雨とか、もしくはこれから降りそうだけどど
うだろうかとか、そういった状況の中では、それでも土のグラウンドとは違いますので、使用可能ですので、利用者のほうの判断で利用していただいているという現状でございます。
○3番( 鈴木道子君 )それで町民の方が、例えば直前まで雨が降っていた、あるいはちょっと怪しい空模様のときに、きょうはできますかというお電話をした場合に、その町民の方は雨が降っているけれども開放していますかという意味合いで聞いていらしたそうなんですね。その電話をとった職員の方は、もう全天候型はもう周知の事実であるというような多分お思いなんでしょうね。できるかどうかはわかりませんけど来てみてください、御判断に任せますみたいな、そういうような対応をなさっているということで、私は南郷の方にも申し上げたんですけれども、まず最初に、このテニスコート…要するに電話の受け答えのマニュアルをね、きちっと現場の方にまでお伝えをしていただく必要があるというふうに思ったんです。もう、そのときにはもう、テニスコートは全天候型ですから開放していますと、まずそれが一番ですよね、おっしゃることとしてね。その次に町民の方が知りたいことは、コートの状態、例えば端のほうの2面は少々水たまりがありますとかね、その状況を伝える。そして、その上で、滑ったり何かするかもわかりませんけれども、あとはプレーする方の御判断ですねと、この3つを言えば、私は完璧…じゃない、よくわかると思うんですね、単純で。それがその、何ていうんでしょう、来てもらって見てくださいみたいな、それだけだと、何て不親切なみたいな、そういう感情をお持ちになった方もいらっしゃるみたいなんですよ。ですから、ぜひ、電話のマニュアルの仕方を、きちっと現場の方にお伝えをいただきたいということが、まず一番です。それ、いかがでしょうか。
○教育部部長( 沼田茂昭君 )今現在、事務所でその予約の受け付け等を行っている職員、もしくはアルバイト員について、彼らが、雨天のとき、または台風とか、あとは雪が降ったときの凍結の状態とか、そういった状況、それぞれの状況の中で、自分たちがどうやって対応するかというような、マニュアルというほど大げさなものではないんですけれども、覚書みたいなものはあります。ただ、それを受けて、その利用者との間の電話対応の詳細を明記したものがございませんので、御指摘のとおり、どういうことを相手に伝え、どういうふうに、それに対して対応していくのかという、一歩踏み込んだマニュアルといいますか、そういったものをつくるということは指示したいなと、そのように思います。
○3番( 鈴木道子君 )何回も申し上げますけれども、雨が降っているので、きょうは開放してい
ますか、閉鎖していますかと、そういう思いで聞かれている町民の方もいらっしゃる、全天候型と知らないで。ということを現場の方がおわかりになってないという感じを受けました。ぜひ、わかりやすく、端的に伝えるようなことを工夫していただいて、お伝えをいただきたいと思います。
それからもう1点は、8時半から使える、6月と8月は8時からということですけれども。お電
話をして、できるかどうかということを聞く場合に、細かい話ですが、8時15分ごろじゃないと、
職員の方が8時に来て、現場を見て、それで戻ってきて8時15分ぐらいから電話を対応ができるというような状況だというふうに伺っております。お使いになる方は、その時点で、やろうと思えばできますよみたいなお話をいただいて、それから用意をして行くと。用意はしてあっても、それから車で例えば行くという場合に、何だかんだ、プレーするまで30分ぐらいは最短でもかかってしまうと。すぐ、そうすると、プレーするのが9時過ぎごろになってしまうと。大変に、先般等、雨が多い季節でしたので、少しでも長くやりたいという思いがありまして、何とかその、8時のぐらいの時点で状況がわかるふうにならないかと。そうすると、状況がわかって、それから出発して、何とか8時半近くにはプレーすることができるというようなことをおっしゃっておりました。これは、職員の方の配置等いろいろなことがあると思うんですけれども、その8時の段階で、水たまりの状況とか質問の電話があったときに的確に、できるだけ的確にその状況が、難しいとは思うんですけれども、お電話でお伝えできる体制をつくると、つくってほしいという御希望なんですけれども、その辺のところはいかがでしょうか。
○教育部部長( 沼田茂昭君 )御指摘のとおり、今の時期ですと、供用開始時間が8時半からになっておりまして、これは有料施設を使い始めることのできる時間ですので、職員は8時ぐらいまでには、もう現場に行って開園の準備をしております。駐車場をあけて、各それぞれの施設の状況を確認して。つまり、そういった時間帯に、シフトの関係で職員が1名の場合もございまして、たまたま事務所に不在の場合もあるということから、多分ですね、確実に職員につながるのは8時15分ぐらいだというふうなイメージを持っていると思われますが、もちろんその8時で、要するに8時15分過ぎなければ電話に一切出ませんというような、そういった対応ではないので、8時ごろであっても、早い時間帯に受けることも、それは可能だと思います。ただ、あと、ほかの連絡方法として、特にテニスコートの場合は、施設の予約システムというのを今使っておりますので、そこのお知らせ欄を利用してですね、これは当日の朝であっても、その状況を連絡することができますので、ただ、時間がですね、やはり7時台とかだとちょっと厳しいかなと思いますけれども、そういう周知をする方法もございます。それについては、電話ではなくて、予約している御本人がシステムに入って、見て確認していただくという格好になりますが、繰り返しになりますけども、多少の雨であっても、御希望があればテニスコートは利用できますので、その辺は御本人が判断していただくと。公園のほうから、完全に今回閉園とかという連絡をする場合は、これは台風とかそういった状況のときでございますので、それ以外はまず、特にテニスについては、状況だけは正確に利用者に伝えるというところが一番大事かなと思っております。
○3番( 鈴木道子君 )いろいろな電話、お尋ね以外でも、例えばメール等で発信とか、いろいろな手はありますので、ぜひそれはお願いしたいと思います。数少ない、運動ができる当町の施設ですので、町民の方の利便性がスピーディーにいくように、そして、基本である全天候型というね、周知をぜひここで、そのホームページに何らかの形でやっぱり記載した方がわかりやすいと思うんですね。それをお願いしたいと思います。
それからもう1点は、毎週月曜日休みで、一時的に過去お休みなくしたようなことがございまし
たけれども、そのお休みを少なくしてもらえないかと。それはやはり、雨天のときに、せっかくやろうと思ったけれども雨でできない、またやっと晴れたらそれが月曜日でお休みだったという場面がたくさんあったんでしょうね、多分。それで、横須賀市で国際村に市営の5面のコートがございます。これは、伺いましたら、お休みは年末年始だけということでございました。やはり、幾ら全天候型といいましても、屋根のないところ、野外でのスポーツは、やはり雨天の場合は一般的にはできないという、しないということですので、気候も何か、きょうこのごろは晴天が続いておりますけれども、秋は大変に雨が多うございましたので、そのような、ぜひ休みを少なくしていただきたいという、そういう声もぜひ聞いてあげたいというふうに思います。やはり、これも職員の配置等で予算がらみのこともあると思いますので、すぐにはできないと思うんですけれども、その辺の検討についてはいかがでしょうか。
○教育部部長( 沼田茂昭君 )平成26年…あ、失礼しました。平成22年から25年にかけて、試行的にですね、テニスコートを月曜日オープンをさせていた時期がございます。施設全体のいろいろなメンテナンスや保守点検とかそういった作業のこともありまして、規則どおりに戻したというのが経緯でございますけれども、確かに、その当時と現在とでは、体制が多少異なっておりますので、その辺も含め、また、今の御指摘のとおり、長期間、雨とか、もしくは積雪などで長期間公園が使えなかったような、そういった場合も含めてですね、研究させていただきたいと。いろいろシフトの関係もございますので、それも含めまして、そのように研究していきたいと思います。
○3番( 鈴木道子君 )テニスは結構高齢になってもできるスポーツだというふうに理解しており
ます。本当に体育館のない当町といたしましては、貴重な運動場であり、町民の方が楽しんで精いっぱいそこを利用してスポーツをやっていただきたいという思いでございますので、ぜひ、このことについては努力をしていただきたいというふうに思っております。本当に具体的に検討してください。お願いいたします。
それから、次に移ります。飲料自販機活用についてですけれども、まずその前に、災害のことについて、先ほどの12番議員からもいろいろと映像で映されまして、ああ、こんなになっていたんだと、私もびっくりいたしましたけれども。先般の、森戸線とか芝崎の堤防が壊されたりとかいうことがありましたけれども、ちなみに、そのときの町内の被害額というのはどのくらいあったんでしょうか。
○総務部部長( 太田圭一君 )県管理のもございまして、町のほうとしては、今、積算中のものもございます。全ては把握してございません。
○3番( 鈴木道子君 )おおよその額もわかりませんか。わかりません。
○総務部部長( 太田圭一君 )今、積算中で、全くおおよそということについてもですね、概算でもちょっと積算中でございますので、わかりかねます、すいません。
○3番( 鈴木道子君 )では、これ積算終わりましたら、ぜひ、お教えいただきたいと思います。
よろしいですか。
○総務部部長( 太田圭一君 )被害額といたしましてもですね、例えばトイレの修繕費だとか、そういったところの費用ということになろうかと思います。
○3番( 鈴木道子君 )わかりました。いわゆる、町内の被害がどのくらいであったかということ
を知りたいので、ぜひお願いいたします。それから、あと、多分、南郷の終末処理場には、海水等のポンプアップが増したんではないかというふうに思いますけれども、その費用増というのがあったかと思うんですけど、それもやっぱりまだわかりませんかね。
○環境部部長( 伊藤義紀君 )台風によって海水が流入したと、そういう意味でございますか。マンホールから若干その海水が流入してくるというのはございますけれども、基本的には分流になっていますので、特段大きな被害ですとか、それから、一時的にポンプが状況が悪くなったというところは聞いておりますけれども、実際は、そこが稼働停止になるような状況というのはなかったというふうに承知しております。
○3番( 鈴木道子君 )これはじゃあ、別に特別な費用の増はなかったんですかね。
○環境部部長( 伊藤義紀君 )はい、台風による下水関係の特別な支出というのはございません。
○3番( 鈴木道子君 )ない。
○環境部部長( 伊藤義紀君 )ないです。
○3番( 鈴木道子君 )じゃあ、すいません、本題に移ります。この災害対応自販機設置状況、クリーンセンターとか役場庁舎、しおさい公園、教育総合センターですけれども、ちょっとこれ具体的に、何階とかお教えください、場所。
○総務部部長( 太田圭一君 )総務部のほうで管理しております役場につきましては地下1階、それから教育総合センターにつきましては2階の教育部門のところに設置しております。クリーンセンターにつきましては1階と聞いております。しおさい公園は教育委員会のほうでお答え願います。
○教育部部長( 沼田茂昭君 )しおさい公園は1階、博物館の1階の展示室に置いてあります。
○3番( 鈴木道子君 )私は、じかに細かく見たわけではないんですけれども、これが災害対応自販機であるということは、例えば町内会の方とか、しかるべき方たちは御存じなのでしょうか。お伝えはしてあるんでしょうか。
○総務部部長( 太田圭一君 )現在はですね、自販機に直接、災害対応型という旨の記載があるだけで、特に周知とか、そういうことはしておる状況ではございません。
○3番( 鈴木道子君 )これやはり、できれば全町民が知っているということが望ましいと思うんですけれども、少なくとも、その町内会の防災の係の方とか、しかるべき方にはぜひ、お伝えしたほうがいいと思いますが、その対応はいかがでしょうか。
○総務部部長( 太田圭一君 )管理の問題等もございますので、非常時は当然そこから、一応備蓄という形で使われておりますので、町内会の、必要であれば、代表の方に取りに来ていただくとか、そこからボランティアの人に出してもらうとか、さまざまな方法がありますので、管理上の問題等も考慮して、ちょっと検討してまいりたいと考えております。
○3番( 鈴木道子君 )災害が発生して、どこだどこだ、何階かとか、そういうことになりかねないと思いますので、ぜひ、しかるべき方には周知をするべきだというふうに思います。これは、災害対応型自販機というのは、私も聞いたところによりますと、いろいろな種類がありまして、震度5以上になると自動的に災害対応型になるとか、あとは、設置してあるところの人が鍵をあけるですとか、もうさまざまな対応のものができているというふうに伺っております。それで、当町にこの数カ所に設置してあるものは、どういうことですか、人間が鍵であけるみたいな形になっているんでしょうか。
○総務部部長( 太田圭一君 )直接、町で管理というよりはですね、ベンダーあるいは、これは組合のほうで管理している、契約しているものですから、今聞いている情報ですと、鍵で管理しているということでございます。なお、先ほどのちょっと追加でございますけれども、本数にもかなり限りがございまして、備蓄のほうはさらにそれ以上いっておりまして、個人での備蓄というものも進めておりますので、最悪の場合、この備蓄を…備蓄というか、ベンダー、自動販売機を震災対応のもので配給するという形になろうかというようなストーリーを考えております。
○3番( 鈴木道子君 )そうですね、よくわかっております。ただ、いざ災害というときに、スム
ーズに動いて、必要なものがどこにあるかという、その周知だけはちゃんとしておいたほうがいいと思いますので、ぜひ、これはもう一回洗い直して、しかるべき方にはきちっと周知をする。それから、組合の方がその鍵を持っていらっしゃるんでしたら、日曜とか閉庁時にはいらっしゃいませんので、そういう場合どうするのかとか、具体的に災害が発生したことを想定して、やはり対処の方法を考えておく必要があるというふうに今お話を伺って思いましたので、ぜひ、その辺ぜひ詰めるべきだと思います。先ほどのお話でも、12月1日からね、学生消防団活動認証制度がね、生まれたということで、大変にいいことで、学生さんにとっても、また町にとっても、大変にいいアイデアだというふうに思いました。こういうアイデアが先行しているという反面、今まであるところについての対処が、何か、大変に不十分であるというような印象を受けましたので、ぜひ、これは工夫なさって活用ができるような体制にしていただきたいと思います
それから、今この災害対応のときに、災害対応型カップ自販機、つまりお湯が出る自販機というものもあるそうで、そのお湯が出るということは大変に、例えば赤ちゃんがいる方が、ミルクつくるのにお湯を使ってできるし、また、その出る量も100ccとか何か決まったものしか出ないので大変よかったということが聞きました。東日本大震災の宮城県での使用方法とか、あといろいろ、今までいろいろなことがありましたけれども、過去をたどれば、2014年の山形県、徳島県、2015年の長野県、山梨県、茨城県、2016年は熊本県等のところで、大変に好評であるということを聞きました。ちなみに、このカップ自販機、災害対応型カップ自販機の提携というのは、まだ当町はありませんね。
○総務部部長( 太田圭一君 )そのとおりでございます。
○3番( 鈴木道子君 )大変に好評であったというようなことで、今、私が申し上げましたように、
真夏の暑い時期は冷たいものがよろしいでしょうけれども、それ以外の時期においては、やはり温かいお湯というものが重宝いたしますので、食べ物もアルファ米の調理ですとかフリーズドライの備蓄商品の調理ができるとか、利点もありますので、ぜひ、この辺のところも業者との調整等が必要だと思います。それを探っていただいて、設置ができるものだったら、それもさらに設置を探っていただきたい。それから、従来の災害対応の自販機も、まだまだ設置すべき、増設すべき場所等があると思いますので、その辺のところも町内全体を点検して、増設ということも、ぜひ検討していただきたいと思います。この増設、それからカップ自販機の設置、この2つについて御検討をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○総務部部長( 太田圭一君 )検討してまいりたいと考えております。
○3番( 鈴木道子君 )これで私の質問を終わります。
○議長( 伊東圭介君 )鈴木議員、小山政策財政部長から答弁を求められておりますので、よろしいでしょうか。
○3番( 鈴木道子君 )はい、もしあれでしたら、よろしくお願いいたします。
○政策財政部部長( 小山誠君 )すいません、お時間をいただきまして、ありがとうございます。
先ほど、鈴木議員のほうからお尋ねございました台風21号並びに22号の町の被害額云々という御質問がございました。その部分についてですね、県で対応した部分ですとか、そういった部分は、先ほど総務部長のほうで把握してないというような答弁もございました。町のほうの被害につきまして、財政課のほうでですね、災害復旧費の予算化というところで、各課のほうからですね、被害状況を確認する中で予算化した金額がですね、台風21号につきましては約340万ほど、台風22号につきましての被害額は約75万円ほどということで御承知おきいただければというふうに思います。
○議長( 伊東圭介君 )よろしいでしょうか。これにて、3番 鈴木道子議員の一般質問を終わり
ます。この際、昼食のため、暫時休憩をいたします。再開は午後1時からといたします。
(午後0時00分)
○議長( 伊東圭介君 )休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後1時00分)
一般質問を続行いたします。第3番、6番 山田由美議員の一般質問を通告に従い一問一答式により行います。
○6番( 山田由美君 )6番 山田由美です。議長のお許しを得ましたので、通告に従って一問一
答式で質問させていただきます。
まず最初に、補足説明をさせていただきます。午前中ほかの議員、同僚議員からの質問にも出てまいりましたが、11月の20日から22日にかけて、総務建設常任委員会の視察で兵庫県に行ってまいりました。姫路市とか豊岡市で先進的な取り組みを見てまいりましたが、私が今回一番印象が強かったのは、神戸市にあります人と防災未来センターでした。ここは大震災の教訓を伝えるための、いろいろな記録をおさめた記念館になっております。ここで、阪神・淡路大震災の追体験ができるシアターや、東日本大震災の記憶を伝える映画などがありまして、非常に感動しましたといいますか、改めて改めて震災の恐ろしさを強く心に刻みつけて帰ってまいりました。普通、私たちは日常の生活に紛れて大災害のことを忘れて暮らしていますけれども、本当はこの地震列島の日本はいつ大きな災害に見舞われるかもしれません。改めて自分自身に対しても災害の備えをしなければいけないというふうに、心に刻みつけて帰ってまいりましたので、本日の質問は、その大災害への備えということを中心に置いて聞いていきたいと思います。
葉山町で何ができるかといいますと、町としてのいろいろな物資の備蓄もあると思うのですが、もともとふだんから、災害に強いまちづくりというのも意識していかなければならないのではないかと思います。大地震が起きて、家屋が倒壊するということになりますと、多分あちこちで火災が発生いたします。一旦火の手が上がれば、もはや消防車も限度がありますし、火はあっという間に燃え広がってしまうと思うんです。その中で、道路が細かったり、家が建て込んでいたりしますと、逃げようにも逃げ場がありません。やはり日ごろから、ふだん、災害のときの逃げ場になるような空き地とか道路とか、広い道路とか駐車場でもいいんですが、緑地とか避難場所になるような空間を、意識的にまちづくりの中でつくっていかなければならないのだと思います。きょうはそういう観点で質問させていただきます。
では1番、町内にベンチをふやす計画は。町民が暮らしやすい町にするためには、町内随所にベンチがあることが望ましい。今後ベンチをふやしていく具体的な計画は。これについては、以前も同じような質問をいたしまして、町側からは、一生懸命ベンチをふやす努力をしていますというお答えをいただいております。ただその、機会があればベンチをふやしましょうということではなく、日ごろから積極的にここにベンチを何基ふやそう、今年度はどれだけふやそう、あそこにもここにもつくろうという具体的な計画があるほうが目標がはっきりして、町民の皆様にもわかりやすいのではないかと思われますので、その、数字の入った計画というものは何かお持ちでしょうか。
○都市経済部部長( 永津英彦君 )都市経済部では公園を管理してますので、一番ベンチの可能性が高い土地だというふうに認識してまして、当然公園ですと遊具もありますので、遊具との空間ですね。距離がやっぱりもうルールで決まってますので、のべつ幕なしベンチを置くというわけにもいかないので、現状では今おっしゃられたような数値で、目標値をつくってというような計画は持っておりません。ただし、大分老朽化もありますので、入れかえを順次やっていくとかですね、たびたび背伸ばしベンチ等も御要望いただいてますので、それも加味しながら計画的に維持補修をしていくのが今の現状でございます。
○6番( 山田由美君 )ベンチもですね、制限があることはわかっております。ただ、今までと同
じような置き方ではなく、例えばベンチを背中合わせに設置するとか、コの字型に設置するとか、あるいは木の下になるように設置するとか、工夫次第でちょっと置くベンチがふやせるのではないかという気もいたしますので、可能な範囲でふやしていただければと思います。もちろんお子さんが遊ぶ場所というのが優先とは思いますが、ただ、お年寄り、御近所の方の集合場所といいますか、憩いの場所という意味でも、ベンチはこれからますます重要になると思われますので、現状各地の公園を見ますと、もうちょっとここにも置けるんじゃないか、もうちょっとここにも置けるんじゃないかというふうに思いますので、なるだけその設置を優先的に考えていただけるとありがたいかと思います。実は、まちづくりということでちょっと図書館で本を探したのですが、こういう本を見つけました。「フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか」という題名で、この題名を見て、ああそうか、フランスにはシャッター通りってないんだと思って、ちょっとびっくりしたんですけれども、これを読んでみますと、フランスの方たちは、歩く町というのが非常に重要なことだと捉えていらっしゃるようなんです。どこかから車でやって来て、スーパーに車とめて買い物して、さあっと帰るというのではなく、公共交通でやって来てバス停でおりて、お茶をして食事して買い物して、ついでに映画も見てというふうに、町なかをゆっくり歩いて週末の一日を過ごすということが、フランスの理想的なライフスタイルになっているようなんです。実は先般、新葉クラブさんのほうの議会報告を拝見いたしましたら、金沢の視察というのが載っておりまして、金沢での小型のバス、フラットバスの御報告ですとか、シェア金沢の報告ですとか、これは非常にすばらしいと思って興味を持ったのですが、この本を読みましたら、金沢市はフランスのストラスブールの北西に位置するナンシー市というところと、姉妹都市の交流を40年近くやっていらっしゃるそうなんです。そうすると、金沢さんもそのフランスのまちづくりから多少インスピレーションを得たところもあるのかなという感想を持ちました。国が違いますので、そっくり同じことをまねすることはできませんが、歩くのが楽しいまちづくりという意味で、ベンチは非常に重要であると考えられます。この本の中からちょっと幾つか抜粋しますと、人々が歩いてウインドーショッピングできると、その町での滞在時間が長くなる。人は普通500メートル歩くと座りたくなる。500メートルごとぐらいにベンチがあると、ちょうど休みながら休みながら町の散策を楽しんでいただけるということになるようです。それからレンタサイクルなんですが、これもいろいろ工夫されていまして、1年間無料のレンタサイクルというシステムがあるそうです。毎日借りてちょこちょこ使って返すというのではなく、もう1年間ただで御自由にお使いくださいというレンタサイクルがあって、学生さんとかはそれを非常に有効活用しているという事例が載っております。それから各自治体で自転車マスタープランというものを作成しているそうです。自転車で動く楽しいまちづくりということで、各都市でマスタープランをつくっているということですので、これも、これからは参考になるのではないかと思います。あと、シャッター店舗をつくらないために、空き店舗にちょっと特別な課税をするとか、そういう法律上の措置もあるそうです。それからアーバニストという職があって、これは都市計画デザイナーのことですね。自治体とか何かが応募者を集めまして、応募者の中からふさわしい方をアーバニストに選定して、まちのデザインを考えてもらうとか、開発計画のときに調停役になってもらうとか、そういう仕組みがあるそうです。これは非常に勉強になる本でしたので、私、逗子図書館で借りましたので、職員の皆様ももし逗子図書館に行かれることがありましたら、参考にごらんになっていただければと思います。
それで、ベンチの話なのですが、せっかくベンチを置くのであれば、最近はいろいろな防災ベンチがふえております。ネットで調べますと、トイレベンチとか、かまどベンチとか、収納ベンチとか、多分値段はその分、張ると思いますが、さまざま工夫された特別なベンチが開発されておりますので、多分この特殊な防災対応ベンチというのも研究されておられると思いますが、防災ベンチについての導入計画などはどのようになっていますでしょうか。
○都市経済部部長( 永津英彦君 )私のほうから具体例を申し上げますと、戸根山公園にかまどベンチを設置いたしております。防災のほうの計画は総務部長のほうから。
○総務部部長( 太田圭一君 )特に防災ベンチという形ではないんですが、さまざまな観点で防災に関して検討しているところでございます。特段ベンチに特化しているということはございませんが、それは都市経済部と協力して進めてまいりたいと考えております。
○6番( 山田由美君 )災害時になりますと、公園が多分皆さんの集まる場所になるのではないかと思われますので、そこにかまどベンチとかトイレベンチというものがあらかじめ設置されていれば、日ごろから町内会の方などに防災訓練のときに使っていただいて、使用になれていただくということもあると思いますので、できましたら防災ベンチの研究を積極的に進めていただきたいと思います。それから、ベンチで言いますと公園ばかりでなく、お店にベンチがあると買い物客にとっては非常にありがたいと思います。コンビニとかスーパーさんとか、駐車場を割と広くとってありますので、その隅っこのほうの邪魔にならない場所にベンチがありますと、ちょっとお買い物したものをそこで食べて何か飲んで休憩するとか、バスが来るまでの待ち時間をつぶすとか、お友達と待ち合わせをしてちょっとしゃべるとかができますので、できましたら余裕のあるお店、店舗にベンチの設置をお願いしていただきたいと思います。これも前、同じようなことをお願いしてると思いますが、もちろんお店は御商売の都合もありますし、ベンチの周りにごみを捨てられたら誰が掃除するんだということにもなるかと思いますが、やはりこれから交通弱者がふえていく世の中ですので、とにかく座れる場所は町内各所にあったほうが望ましいと思われます。町内の商店に対する働きかけのほうは、どのようになっておりますでしょうか。ベンチの設置はお願いなさっていただけてますでしょうか。
○都市経済部部長( 永津英彦君 )御承知だと思うんですけども、上山口にある2つのファミリーマートさんとかは、改装されてイートインコーナーができ上がってると思うんですね。ですので、外に置くか店内に置くかというところでは、当然商店さんもそういった対応を、今は御商売の関係上も含めて検討されていますので、私どもが都市計画の土地利用で積極的にそれを指導しなくても、みずからという部分もありますし、今後そういったお店の開発の相談がありましたら、そういったことも一つの要素として指導していくようにします。
○6番( 山田由美君 )ありがとうございます。引き続き御協力をお願いいたします。自分が健康なうちはベンチの必要性はわからないと思うのですが、仕事で高齢者の方に接することがかったり、また、自分の家で親がだんだん年をとってきたりしますと、長い距離歩くということがどんなに大変かということが身にしみてまいります。我々まだそれほどの年ではありませんが、これから10年、20年、30年たてば、確実に足腰が弱って歩行が困難になってきますので、自分が将来困らないためにも、今からまちづくり意識して、足腰の弱い方のためにつくっていくことが大事だと思われます。引き続き研究をよろしくお願いいたします。
次、生ごみの自家処理の推進策にまいります。ごみ処理経費を減らすためにも、環境保護の意味からも、生ごみは自家処理することが望ましい。そのためには、自家処理する方向に向けて誘導策があるほうがよい。そのような計画はできているか。現在でも、葉山の町民の皆様で関心の高い方はキエーロを使っておられたり、御自分で庭に穴を掘って生ごみ埋められたりしておりますが、関心のある方とない方が割と二極分解しておりまして、熱心な方は非常に熱心なんだけど、興味ない方は余り興味のないままということで、なかなか生ごみの自家処理が、割合としてはそんなにふえていないのではないかという気がします。ちょっとずつはふえてると思うんですが。これ、生ごみの自家処理が進みますと、ごみ処理経費が大幅に多分削減できることになるだろうと思います。町としてもいろいろごみに関しては工夫なさって計画を進めていらっしゃると思うのですが、何かはっきり生ごみを自家処理するとお得ですよというような特典があると、皆様にわかっていただきやすいと思うのですが、何かそういう特典についてお考えはありますでしょうか。
○環境部部長( 伊藤義紀君 )特典というのは特に具体的にはございませんけれども、やはり山田議員言われるように、環境負荷の軽減ですとか、それからごみ処理経費の軽減のために一役を担っていただいてるんだと意識づけが大事だと思います。私どものほうも、やはりここのところ販売台数が鈍化しておりましたので、平成29年度については黒土つきの販売、それからコンポスターについては通常価格の半額で販売をしております。おかげさまで、平成28年度はですね、3機種合わせて80基だったものが、今年度につきましては11月末現在で147基販売してます。ですからやはり、生ごみ処理機も万能ではありませんので、無理なさらずにですね、なるべく長い期間使っていただく。少しでも御家庭の中から排出される生ごみを抑制して、量を少なくしていただくというところに着眼していくべきだなと思ってますので、今後もできればそういう取り組みをですね、続けていきたいなというふうに考えております。
○6番( 山田由美君 )この生ごみの自家処理はいいことだらけで、欠点がほとんどなく、実にすばらしいことだと思うのですが、なかなか興味のない方にはそのメリットがわかっていただけない分があると思いますので、これもしつこく広報していただいて、露骨にお金で返すとか何かではなくても、ちょっとした優遇策、例えばキエーロを購入していただいた方には図書館で1回に借りられる冊数をちょっとふやしますよとか、何か皆様に喜んでいただけるようなお金のかからない方策で誘導していただければと思います。ごみ処理にお金がかかるということもそうですし、生ごみというのはほとんど水分の塊ですから、それを燃やすためには重油をかけて燃やさなければいけないというようなことは甚だエコに反しておりますので、これからまた町のほうでも生ごみ処理についてはいろいろ対策があることと思いますが、町民の皆様の意識を高めるという点で働きかけをしていただければいいと思います。
ちょっと思いついたのですが、町長がですよ、いろいろなイベントのときに御挨拶なさいますよ
ね。そのときに、そのイベントが成人式であろうと出初式であろうと何でも結構ですから、話のついでにちょっと、皆様、生ごみの自家処理はどうなさっていますかとか、皆さん災害時のお水や食糧の備蓄はどうなさっていますかとか、御挨拶のついでにちょこっと一言宣伝していただけると、町民の皆様に対するPR効果があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○町長( 山梨崇仁君 )例えばですね、スポーツの大会などに私、伺いますと、その主催の方からですね、例えばこのスポンサーのここの会社の名前を言ってくださいとか、協力関係はこういう団体が来ているので、そこに感謝の辞を述べたらいいと思いますというふうにですね、そういったその場所の、よくTPOと言いますけども、アドバイスをもらって御挨拶に臨むことが多いです。ですので、なかなかですね、そこと直接的に関係がない話をするのは難しい状況もありますので、関連の、例えば環境フェスタとかわかりやすいですね。関連のときにはそういうことが言えるといますし、私も言わなければいけないことだと思っておりますので、今後ともタイミングがあればですね、言えるように心がけていきたいなというふうに思います。
○6番( 山田由美君 )ありがとうございます。町長が皆さんの注目の集まる場所で、一言でもさらっと触れていただけましたらば、非常に効果があると思いますので、町が進めていかなければならないことについては折々PRをお願いいたします。その場にふさわしい話題を出さなければいけないというのはもちろんなんですが、常に町長は町の課題を背負ってらっしゃる立場だと思いますので、一言何かつけ加えても怒られることはないのではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。
では次、3番にまいります。災害対策について、1.大規模災害が起きた場合、自宅に水や食糧が蓄えてあることが望ましい。町民の皆様に繰り返し広報するべきと思うが、備蓄の目標値は。この目標値といいますのは、意味が2つありまして、1つは御自分で1週間分が目標なのか10日分が目標なのか、何日分を目標にして備蓄するかということ。もう一つは、葉山町全体で見た場合に、何割の御家庭がその備蓄を心がけてくださるか、町民への浸透の度合いという意味になりますが、その両方の場合についてどのような考えを持っていらっしゃるかお願いします。
○総務部部長( 太田圭一君 )まず、大規模災害時に備えですね、町の…町もですね、ここでも何度もお答えしておりますが、非常食糧の備蓄を行っておりますが、まずは何といってもですね、自助であります個人での備蓄というのが、非常に重要であることは周知のとおりでございますが、目標といたしましてはまず最低3日間、1人3日分の食糧は確保していただきたいということで、都市部がですね、まず震災にあった場合、復旧するのに72時間と言われておりますので、最低3日分の備蓄をお願いしております。それから、そういったときはですね、3日分ということですが、それ以上にですね、例えば先ほどの南海トラフ地震ですとか、直下型の地震があった場合は、それこそ都市部が麻痺して交通機関も途絶えたということも考えられますので、1週間以上の備蓄というのを一定の余裕を持ってですね、備えていただく必要があるということを申し伝えておきます。なおですね、町民の皆さんにどれぐらいかというと、私ども考えているのがやはり100%の方が備蓄をしていただくのが一番でございますが、いろいろその辺は計り知れないところというか、測定できませんので、いろいろと防災訓練、それから津波避難訓練、それから地域のですね、防災訓練などで周知を図っていくところでございます。というのも、たまたま先ほどちょっと伺ったんですけれども、この間も防災訓練のときにこういった防災袋を配布しております。防災訓練のときにはこれを、これを中を入れて、中はこういうものがありますという説明を防災課の職員がきめ細かくしておりますので、その辺で周知はしていかれるのではないかと考えております。
○6番( 山田由美君 )ありがとうございます。個人の備蓄でまず命を救うことになると思います
ので、とても大事だと思うんですが、ついつい私自身も日ごろはそういうことが頭からすっぽ抜けておりまして、気がつくと備蓄を食べ尽くしてしまって、もう何も残ってないわということもある
ので、自分自身がまず備蓄をちゃんとしないといけないんですが、町民の皆様も備蓄の重要さはわかっていながら、ついつい忙しさに紛れて、あるいは重いものを買い物して帰ってくるの大変だから後回し、後回しになってると思いますので、繰り返し広報していただいて、備蓄を呼びかけていただきたいと思います。
大抵の方はスーパーなどにお出かけになってお買い物をなさると思うので、そのスーパーの店内とか、わかるところに備蓄を呼びかけるようなポスターがあれば、ちょっと気がついていただけるのではないかと思います。あるいは、町の広報板とかですね、ああいう皆様の目に触れるところに備蓄を呼びかけるようなポスターがあれば、気がつきやすいのではないかと思われますので、町内にあるスーパーさんにお願いして、何かそういうポスターを張っていただくということは、大してお金もかからずにできることではないかと思いますので、そのようなことも考えていただければと思います。3日分の備蓄は確かに最低限とは思いますが、首都圏に大災害が来た場合は、恐らく本当に交通網もずたずたになり、指揮系統もずたずたになり、助けは1週間後に来るのか2週間後に来るのかわかりませんので、まあ多分1週間ぐらいは最低ラインではないかと思います。量にするとかなりの量になると思われますので、日ごろからちょっとずつ買いためていくことが必要だと思われます。これもやはり町長がイベントのときなどに、ちょろっとスピーチの中に織り込んで、町民の方々に周知していただければと思います。命にかかわることが最優先ですので、本当に備蓄で命が救われることがあると思いますので、今後も広報をよろしくお願いいたします。
それから2.番、災害時の火事の延焼を防ぐため、住宅地に公園や空き地を確保することが必要と思われる。町民の皆様に土地の寄贈や遺贈をお願いしてみたらどうか。寄附者の名前を公園の名前にするなど、町への寄附制度を整備したらどうか。これはですね、高齢社会の進展に伴いまして、だんだん身寄りの少ない方がふえていくと思うんです。これから先、お子さんがなく、親しい親戚もなくお一人で亡くなられる方がふえていくのではないかと思われます。最近では就職活動の就活とか、結婚したい人の婚活という言葉が一般的になったのと同じく、亡くなる前の準備としての「終活」という言葉も大分一般化してまいりました。ですので、今でしたらば、町民の皆様に終活という考えをちょっとアピールしても差し支えないというか、それほどひんしゅくは買わないのではないかと思います。身寄りがあって、自分の遺産がこの人に行くということが確定してる方はいいのですが、親しい身寄りがない、自分が死んだ後、自分の家・土地がどうなるかわからないという方も一定数、これからは出てこられると思いますので、町からの呼びかけとして、もしよろしければ町に土地を遺贈してくださることを考えていただけませんかと呼びかけることがあってもいいのではないかと思います。例えば家なり土地なりを自分の死後、どうぞ町に使ってくださいと言って寄附してくださる方がいれば、その家が使える状態であれば、いこいの家のようにして使うこともできると思いますが、家が古くてそのままでは使えないという場合、取り壊して更地にし、そこを防災のための空間にするということがよろしいのではないかと思います。
現状、葉山町の中で住宅地はかなり建て込んできております。昔は畑とか空き地だったところが、どんどん住宅になっておりまして、家と家とが密集してほとんどすき間がないぐらいびっしり家が建て込んでいる地域がふえてまいりました。これはもし一旦火災になれば、延焼がどこまでも続いてしまって、相当な被害が起こることが予想されます。ですので、今から意識的に住宅地の中に空間を確保するということを考えていただきたいのです。町にお金があれば、土地を買い上げてそこに公園につくってくださればいいのですが、なかなかそうもいきませんので、もし町民の皆様でそういうお気持ちの方がいらっしゃれば、土地の寄附ということをお願いして、この後、防災公園にいたしますとか、防災広場にいたしますとか、そういうことを呼びかけるのがいいのではないかと思うのですが、町としてのお考えはいかがでしょうか。
○町長( 山梨崇仁君 )以前山田議員からもですね、御寄附の話があるという話をいただいたことがございまして、よく覚えております。ほかにもですね、御本人から直接御連絡をいただくことがあるんですが、実はなかなか難しいという状況で、議員の皆様に御寄附の報告ができないのがまさにその現状なんですけども、簡単に背景を御説明申し上げますと、御本人が御希望をされるのは、町に使ってほしいからであったりとか、管理してほしいからというお気持ちからお話をされることからですね、ほとんどの場合にやはり家がついていたりとか、あと山の斜面地があったりとかですね、何かと持ちきれないということも一部考えられる状況であることが多いというふうに思います。また、そういうケースでない場合はどうかというと、恐らく相続などでですね、要は売却できる、その民々で売り払いができてしまうものについては、そういう俎上にのってしまうんだろうなということは想像がつくんですが、そうでならないものがですね、多いがためになかなか町としても、ではと、もろ手を挙げて受け取ることができない状況が正直言ってございます。
また、そうではない場所であってもですね、これは山田議員の御提案がまさにそうでしたけども、やはり御本人の方のいろんな思いをお持ちでいらっしゃいますので、そうストレートにですね、要は町の条件とですね、都合を100%のんでいただいてというケースにはなかなかならないために、そこはまた難しい課題があるんだなというふうに痛感をしてございます。ただ、議員がおっしゃるようなこの視点は非常におもしろいといいますか、可能性はあると思いますので、引き続き寄附として、今、ふるさと納税も盛んですから、こういった不動産関係もですね、御相談には乗らせてくださいという姿勢は見せ続ける必要があるなと思っております。どういうふうにそれを広報していくかが鍵だなというふうには思って、この御質問をいただいておりますので、今後もぜひ前向きな検討の課題としてまいりたいというふうに思っております。
○6番( 山田由美君 )前向きなお答えをいただいたと思います。ありがとうございます。けさの
たしか読売新聞にも載っておりましたが、日本にはなかなか寄附の文化がないと。欧米では個人の寄附が非常に大きくて、いろんな公共のお役に立ってるけれども、日本ではまだまだ個人の寄附は少ないと書いてありました。ですが、これから先は多分寄附という考えが、皆様の頭に浮かぶようになってると思いますので、町からの呼びかけ次第では積極的なお答えがあるのではないかと思います。これから先、どっちみち人口は縮小していって、家も土地も余っていく時代ですので、こちらが、町の側が受け入れ態勢を整えていれば、それじゃあ僕も寄附してみようかというふうにお気持ちが動くかもしれませんので、今のうちから研究していただいて、どのように受け入れ態勢を整えたら有効に寄附していただけるかということを、ぜひ進めていただきたいと思います。期待して待っておりますので、よろしく制度のほうをつくることを、よろしくお願いいたします。
それから、もしその亡くなる…あ、ごめんなさい。寄附をしていただく方の御希望がいろいろあ
るかもしれませんが、例えば地域の人が集まる場所にしてほしいとか、あるいは子供たちのために使ってほしいとか、あるいはミニ図書館にしてほしいとか、その寄附をなさる方の御希望がいろいろ出ると思いますが、そのときでも何とか柔軟に対応できるようにしておけば、その御遺志を生かしながら有効利用することができると思いますので、例えば家を寄附していただいた場合、それを管理する主体が必要になるかと思われますが、町がちょっと後押しをしてNPOを設立するために人に集まってもらうとか、あるいは町内会さんに管理を受け持ってもらうとか、いろいろなやり方があると思いますので、今から研究をよろしくお願いいたします。これから先は町の予算というものが限られてきますので、多分個人の御寄附に頼っていろいろしていかなければならないことが出てくるかと思います。今の御高齢の方は大変な資産を持っていらっしゃるので、それがうまく町の新しい次の世代のために活用できるようになればと願っております。
では次、4番目にまいります。高齢世帯の見回りについて。今後、高齢世帯の見回りがますます必要になってくる。民生委員だけでは対応しきれないと思われるので、社会福祉協議会や自治会、町内会の役割が大きくなるはずだが、見回りの実施目標はどうなっているか。この高齢世帯、もしくは助けが必要な世帯の見回りというのは、現状でもなされているとは思います。ただ、現状ではまだ手薄な部分があるかと思われます。私が自分の勤務先の医院で見ている場合もそうなのですが、先月までは御自分で受診に来られたお年寄りが、今月になったらもう一人では歩けずに介添えの方と御一緒に来られたとか、この間までぴんぴんしていらしたのに、家の中で転ばれて急にがっくり健康状態が悪化したとか、急速にぐあいが悪くなって助けが必要になるということがございます。また、認知症の場合は外から見えないので、日ごろから接してないとなかなかその認知症になったということがわかりにくいことがございます。道で会って挨拶したぐらいではごく普通に見えても、実は家へ帰ったら、家の中で何がどうなってるかわからなくなったり、いろいろ生活に困ってるということがございますので、かなり密に見回りをしていかないと、これから先、多分孤立死というものが無視できない数で発生してくるのではないかと思われます。だんだん高齢になりますと、御近所とのつき合いも薄くなって、御家族も先立たれたり、親戚とのつき合いもなくなったりして、徐々に徐々に交友範囲が狭まって来て、かなりお一人でいられる時間が長い方がふえております。かなり注意して周りが見ていないと、あっという間に不幸な状況に陥っているかもしれません。これまで以上に見回りが重要になると思われますが、町としての、このくらいの頻度で見回りをしたいとかいう目標は、どのようになっておりますか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )何回という回数ではございませんが、やはり高齢者のみならず、支援が必要な方への見回りというか、見守りというような形で、体制は大変重要なことだと考えております。民生委員さんだけに頼ることなくですね、今後生活に必要…生活支援に関する協議体、きのうもお話しさせていただいたんですけども、圏域ごと、町内8つに分けてですね、その地域での課題を見つけて解決していくような組織もつくろうと思っておりますし、また、介護保険等につながっている方はいいんですけれども、つながっていない方の場合は、今、住民票で確認できる範囲では、独居老人の方にはですね、職員のほうで保健師、職員、生協の職員の保健師がですね、お電話なり訪問なりを実施しているところでございます。これからですね、地域の方のお力も借りることになるんですけれども、そういうつながってない方、つながってる方、高齢者にも限らずですね、地域全体でみんなで力を合わせて見守って支え合いながらですね、そんな社会ができればというか、地域づくりに進めていきたいと考えております。
○6番( 山田由美君 )はい、ありがとうございます。町としても当然重要性を認識していらして、
精いっぱいの努力をしてくださっていると思います。ただ、その現在の高齢化の進展がすさまじく速いので、今までと同じ制度といいますか、今までのペースでは多分間に合わなくなるのではないかと思われます。これから先、団塊の世代が後期高齢者になっていきますと、急速にお世話の必要な方がふえていくと思われます。もちろん民生委員だけでは足りませんし、町内会の見守りの力も落ちていくと思われます。御近所のことを気にかけていても、もう自分自身、体が動かないということになっていくと思いますので、ここはやはりマンパワーをふやすためには、お金をかけることしかないと思います。つまり、ボランティアに頼るのではなく、お給料をもらって業務として見回りの仕事をしていくということが必要になると思われます。これはもう、いたし方ないことですので、町の予算をその見回りの、見守りの人員のために使っていただきたいと思います。具体的には、社会福祉協議会の職員をふやすとか、アルバイト員を雇って見回りをしてもらうとか、仕事として見守り、見回りをする方たちをふやすしかないと思います。町の予算には限りがありますので、公共施設も直さなきゃいけないし、給食も何とかしなきゃいけないし、あれもこれもやらなければならないことは山積みと思いますが、見回り、お年寄り、高齢家庭の見守りということは、これは絶対にしなければならない重要任務と思いますので、今後予算配分のときにぜひそちらのほうに、そちらの仕事をする人間がふえるように予算配分をお願いしたいと思います。葉山町は、職員給与が高いとか、人件費が高いとか、指摘を受けているところですが、しかし私は、いたずらに人件費を削ることがいいとは思っておりません。仕事をするのは人間ですので、人間が動くにはやはり職員の給与というものは必要になってきます。仕事をする職員であれば、そこに予算が発生するのは当然ですので、ぜひその高齢世帯、独居世帯、あと助けが必要な方の世帯を見守るために、予算の配分を手厚くしてくださるようにお願いいたします。
それから、見回りについてなのですが、女性の方は割とお友達が多く、交流が長く続いている方が多いのですが、心配なのは男性のおひとり暮らしの方ですね。男性の方は非常にプライドが高くていらっしゃるのだと思いますが、なかなか自分から外に助けを求めることができない。井戸端会議に参加するということも余りないでしょうし、男性のほうが女性よりも見回りの必要性が高いのではないかと思われます。男性は役割を与えられると張り切るという傾向があると思いますので、例えば、ただ老人会の集まりに来てくださいというのではなく、実はパソコン使える人が必要なので、お手伝いに来てくれませんかとか、会計を見てくださる方が必要なので来てくれませんかとか、草花の手入れに詳しい方が必要なので来てくださいませんかとか、何かお役目を負っていただいて、自分が必要とされているんだというプライドを持っていただけると参加しやすくなるのではないかと思います。特に男性を、その地域の活動に引っ張り込むことについて、何かお考えのことはございますか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )特に方策ということはございませんが、今、地域づくりの中でいろいろな場面に、私も実際に見せていただいております。町内会長、自治会長さんにいたしましても、ほとんどが男性の方、また、貯筋運動の場所に伺いましても、男性の方も大分参加していらっしゃる状況がございます。一般的に、やはり男の方がお一人でとなったときにはお家でこもりやすいというお話も聞きますけれども、葉山の中では今、私が見ているところではそういう御活躍の方もいらっしゃいますので、やはりそこもまた地域の力で、例えばお隣にお一人の方がいらっしゃるということであれば、またそこで少し貯筋運動をお誘いしていただくとか、何かその地域の力を使っていただいて、実際お一人でいることを見ることができませんので、遠くから行った者とかは。ですからやっぱり地域の力をつけていくというところに、そこに解決の道があるのではないかなと考えております。
○6番( 山田由美君 )実は男性の方は結構両極端といいますか、差がありまして、積極的に活動に出て行かれて、役員とか引き受けられる方もいらっしゃいますが、そうではなく、ほとんどそういうところに近づかずに、家の中にこもってしまっている方もかなりいるようにお見受けしています。外に出る男性は目立つのでわかりやすいんですが、家にこもっていられる男性は多分現役で働いていた、いらしたころから余り地域とかかわりがなく、リタイヤ後もそのまま家の中にこもっていられて、奥様がいらっしゃる間は奥様を通じて多少は何かがあったけれども、奥様が亡くなってしまうと全く孤立したままで、カタツムリのようにこもっていらっしゃるみたいなことも見聞きしておりますので、多分こちらから探しに行かなければ、そういう男性を発見できないと思うのです。ですから、見回りの仕事、見守りの中で、隠れている男性、こもっている男性がいるのではないかという視点を持っていただいて、そのような男性を発見するために積極的に動いていただければと思います。御自分から出ていらっしゃる方は何も心配ないのですが、最初から、シャイといいますか、俺は地域のことはわからないよと思われて引っ込んでいらっしゃる方もかなりおいでだと思いますので、ぜひそのような方への働きかけをよろしくお願いいたします。
では、これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長( 伊東圭介君 )これにて6番 山田由美議員の一般質問を終わります。
第4番、2番 金崎ひさ議員の一般質問を通告に従い一問一答式により行います。金崎ひさ議員、質問者席にお着き願います。
○2番( 金崎ひさ君 )2番 金崎ひさでございます。最後の一般質問者になってしまいまして、
今まで3日間、議員がさまざまな質問をされて、そして答弁を引き出していらっしゃいますので、その答弁を踏まえた上で私も質問を重ねていきたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。まず、通告に従いまして一問一答式で行わせていただきます。高齢になっても安心して住み続けられるまちづくりについての交通問題について伺います。ここに改めて「高齢になっても」って書かせていただきましたけれども、この交通問題に関しましては、葉山町に住んでらっしゃる全ての人にかかわることというふうに思っておりますので、高齢になっても安心できる交通問題ということは、若い人にも安心して使える交通問題というふうに捉えていただきまして、私の質問を続けます。
まず渋滞問題です。もう師走になりましたので、ことし1年、この渋滞問題について何度か質問させていただきまして、これは相手があることですので、葉山町だけでどうにかなるという問題ではなくて、京急とかそれから逗子市さんとか、いろいろとお願いをしなければならないことだというふうに思っております。私もこの1年間、年末でございますので、全てを処理して新しい年度を迎え…年を迎えたいというふうに思っております。私はそのように主婦ですので、お片づけもしたいというふうに思っておりますけれども、職員の方がどのように考えていらっしゃるかわかりませんけれども。この渋滞問題について三、四点懸案事項があったというふうに思っております。まず逗子への渋滞、逗子駅へすごく渋滞するということで、町長もかつてサラリーマンだった時代に体験したというふうなお話も伺っておりますけれども。これ既に4番議員への御答弁で、新逗子の信号のタイミングをお願いをしているけれども、それ以来何にも変更がないということで、もう既にこれを聞いても進展がないということでどうしようもないのかなというふうに思っておりますけれども。どのような形で逗子市さんの、警察になるかと思いますけれども、要望なさって、そして期限を切って御返事いただくようにしてるのかどうかということだけお聞きします。
○政策財政部部長( 小山誠君 )今のお尋ねの部分なんですが、ちょっと私のほうも皆さんのほうに公表しないというか、あれなんですが。新逗子駅入り口のですね、信号のタイミング調整については、逗子警察署さん初め県警本部のほうにもですね、申し入れをしまして、ついせんだって警察署さんのほうから文書をいただきまして、取り組みをしたという旨のですね、通知をいただいております。実感、私も通勤、逗子からしてるんですが、ちょっとどういった形で交通渋滞が削減できたのかとかっていう、ちょっと肌で感じる部分がちょっとわかりづらいんですが、一応そういった取り組みをしていただいたという御報告はいただいているところでございます。
○2番( 金崎ひさ君 )そうすると信号のタイミングで少し解消に向かって、本当に1秒、2秒の話だそうですけれども、改正をしていただいたということでよろしいんですか。
○政策財政部部長( 小山誠君 )はい、そのとおりでございます。
○2番( 金崎ひさ君 )そうすると本当に実感された方がたくさんいらっしゃるかと思いますけれ
ども、ある程度、町としてはちゃんと対応していただいたということでよかったです。それは何よりでございます。それで逗子へもう一つ懸案事項としては、HAYAMA STATION経由の住民の足確保ということで、これは住民アンケートを行って、結果を年内に出して、そしてそれを議会にも報告していただくということでございました。それはかつての議員さんの御答弁をまとめさせていただいておりますけれども、それはそれで間違いないことでしょうか。
○政策財政部部長( 小山誠君 )先般、町長のほうからも答弁させていただきまして、そのような形でですね、今、集計作業というか、取りまとめをした段階で議員の皆様方、並びに町内会の皆様、また京急バスさんのほうにもですね、こういった結果が出てますということをもってですね、対応を図っていきたいというふうに思っております。
○2番( 金崎ひさ君 )先ほど山田議員からも御紹介いただきましたけれども、私たち新葉クラブと有志の議員で金沢市のほうに行きまして、コミュニティーバス、ふらっとバスっていうんですが、これを体験してまいりました。非常にいいなという思いをもって、この報告文にも書かせていただいておりますけれども。私は葉山町のコミュニティーバスの導入というのはここから始まるんじゃないかなというふうに期待しているんですね。ですから、HAYAMA STATIONを経由した町民の方たちの買い物と、それから役場のほうにも来れるみたいな。そしてあそこは病院通りになってますのでね、そのあたりもかなり役に立つコースかなというふうに思っておりまして。やはり交通不便地って葉山町の中にたくさんございますけれども、まずここが突破口かなというふうに期待をしております。ですので、ぜひこれは年内に間違いなく御報告いただいて、そして多分住民アンケートも欲しいというアンケートが多いんじゃないかなというふうに思いますけれども、一丸となって議会も協力したいというふうに思っておりますので、町と一丸となって京急のほうにお願いをするなり、ある程度の財政負担も必要かなというふうに思いますので、これはぜひコミュニティーバスの突破口として進めていただきたいというふうに思っておりますけど、町長、いかがでしょうか。
○政策財政部部長( 小山誠君 )答弁させていただいたように、私どももですね、実現できるようにですね、これからも取り組みをしていきたいですし、やはり町民の方たちのお気持ちがやっぱり一つになってですね、京急バスさんのほうにその気持ちを届けていきたいというふうに思っておりますので、引き続き対応を図らさせていただきたいと思います。
○2番( 金崎ひさ君 )政策変更といいますか、政策のことですので町長にお返事いただきたかったんですけれども。町長は、もちろん住民アンケートでどのようなものが出るかもわかりませんけれども、コミュニティーバスの導入ということについて全力を尽くすというふうなお考えを持っていらっしゃるのかどうか。町長としての御意見を伺いたいというふうに思います。
○町長( 山梨崇仁君 )私も住民の方々の意見を今回いただいてますので、その結果を踏まえて、しっかりとできることは取り組んでまいりたいと思っております。
○2番( 金崎ひさ君 )ありがとうございました。ぜひともこのアンケートの結果を待っておりますので、できればコミュニティーバス導入の突破口にしていただきたいというふうに思っております。その際は恐らく全議員が京急への要望についても賛同することというふうに思いますので。これはまた町長が指針を示していただくのを心待ちにしておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。それからもう1点、海岸からの福祉文化会館への土・日のコース導入ですが、これはいかがになりましたでしょうか。
○政策財政部部長( 小山誠君 )この点についても金崎議員初め飯山議員からも御質問いただいたりしているとこでございまして、昨日も答弁させていただいておりますけれども、京急バスさんのほうにはですね、やはり京急電鉄さんで行ってる女子旅きっぷ、その影響もありまして、町内にかなり来町者がふえていると。実態的にも町民の方がバス利用ができない状態もありますという旨はお伝えをさせていただいております。これはちょっと話はずれてしまうかもしれないんですが、しおさい公園のほうにおいてもですね、女子旅きっぷの利用者でですね、入館者がふえてるというような実態も伺っております。そういったことを踏まえてですね、含めて京急バスさんのほうには申し入れをさせていただいておるんですが、ちょっとまだ結果的にですね、結びついてないとこございますので、ここの部分についてもですね、引き続き京急バスさんのほうには申し入れをしていきたいというふうに思っております。
○2番( 金崎ひさ君 )福祉文化会館は土・日に行事が多くありまして、葉山町が主催している文化講演も恐らく土・日になりますね。それで、やはり海岸に住んでいらっしゃる方が、海岸回りで福文まで行けるのが土・日もあればというような御要望がすごく多くて、何回も質問をさせていただいておりますし、他の議員にも声が届いていることなので、やはり議会としても要望しているということに捉えていただきまして、これは3月末が年度がわりでございますので、今年度に起きたことをちゃんと御報告をしていただけるように、いい方向に御報告していただけるように交渉していただきたいというふうに思っております。交渉の過程をまた新たにお伺いいたしますので、お願い、お願いと口で言ってるだけでは向こうは聞いてないということもあるかと思いますので、ちゃんとした形で、町長名で要望書を出していただくという形に進めていただきたいと思うんですが、町長、いかがでしょうか。
○政策財政部部長( 小山誠君 )ちょっと繰り返しの答弁になっちゃいますけれども、先ほど答弁させていただいたように、アンケート調査の結果をですね、京急バスさんのほうにもお届けする場面というものを今調整してるとこでございます。それを年内にもですね、実現したいというふうに思っておりますので、その席上でですね、今お話がありました海岸線から、福祉文化会館、私も以前に京急バスさんのほうへもお伝えしたのはですね、循環バス的な要素を含んだ形で、福祉文化会館まで行かなくても海岸からですね、御用邸前を通って逗子へ山手に回ると。その逆回りもありということで要望させていただいてるとこです。それを土・日にやっていただくことによって、かなり、町民の方もそうですし、来町されたお客様方にとってもですね、利便性が図れるのかなということで、京急バスさんのほうにはそんなお話もさせていただいてるとこでございますので、あわせて申し入れを引き続きやっていきたいというふうに思います。
○2番( 金崎ひさ君 )ウィークデーは海岸から福祉文化会館に来るコースが運行されてます。それを土・日もお願いというやり方と、それから今おっしゃったような、部長がおっしゃったようなことを変更してほしいということでは、かなり相手に対して何ていうんですか、壁をつくって、ちょっとそれはうんと考えなくてはいけませんというお返事がおくれるか思いますので、とりあえずは月曜から金曜までやっていることを引き続き土・日もやってくださいというふうなお願いをしていただいたほうが早いかなと私は思っております。ただ、担当としてやりやすい方向があるかと思いますけれども、いずれにしても早い時期に、年度内には解決できるようにいろいろと策を考えながら進めていただけたらというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
それから逗子駅の渋滞緩和で、これはちょっと私、現物を見ていないのでわからないんですが、一つの情報として差し上げたいと思いますけれども。この前、自動運転の小型バスのデモンストレーションがあったんです。行かないかと言われて私ちょっと行けなかったので、行った人から情報をいただきました。そして例えば本当に無人ですから、そのときは人が乗っていたそうですけども、無人運転で小型バスで、そして逗子市への渋滞緩和ということを考えると、各団地からバスが人を乗せておりてきますよね。そしてバス通りまで行かないで、バス停に近いところで、だからバス停まで、団地からバス停まで届けるというためのバスだそうです。そしてこれおもしろいことに、Uターンしなくても、おりてきたらそのままバックしてまた上がるんだそうです。ですからUターンする場所がいらないので、これはね、国土交通省がやっておりまして、それから栃木県で実証実験が行われております。そして私もメールをいただいてそこに出したんですが、実証実験をする町というか自治体を募集しておりまして、ところが個人では入れないようなやり方になっておりまして、自治体名を入れなければ入らないんですね。ですからこれを実証実験で、もちろん無償ですので、うちには団地が山の上にたくさんありまので、どこかで二、三日の実証実験なんですけれども、やってみるとおもしろ半分で乗ってくれる人もいるかな。そうすると自宅から逗子まで自家用車で送っていく必要もない。バス停まで進められるということで、ちょっとおもしろい企画かなというふうに思っておりますので、このことは情報として差し上げますので、調査するなり何かして、もしも導入できるようでしたらやってみるといいかなというふうに思いますので。後ほどメールアドレスなんかをお知らせいたしますので、ちょっと検討してみてください。
それから、京急不動産の下山口の開発に関して、本当に町はよくやっていただきまして、下水に関して下水道をつなぐために、近隣の既にあるお家の工事を、下水道をつなぐための工事をするというふうにやっていただいたということを委員会のほうで承っております。できればなるべく早く予算化をして、そして下水道区域まで流していただいたら、公共下水道ね。そうするとその工事をしたのも一刻も早く役に立つかな。そして近隣の人たちが合併浄化槽であれだけのマンションの汚水を海に流されたら海が汚れるという御心配もなくなるのかなというふうに思いますけれども。その工事に関して、今開発の土地を、車を下水道工事…つなぐための管渠の工事をするために車が通れないので、開発区域の中の車に道路に通させていただくということになっているそうです。そして逗子のほうから来ると右折になりますよね。右折禁止だそうです。そして長者ヶ崎かどこかでUターンをして、左折で入ってくださいというふうな構成になっているそうですが、それは正しいでしょうか。
○都市経済部部長( 永津英彦君 )完全に現地を見てませんけど、私有地に入る入り口ですので、基本的に交通規制はかかってないというふうに思っています。なので、右折禁止は交通規制ではないと思います。自主ルールとか周りの工事車両に関してとか、そういった情報なのかなというふうに思います。
○2番( 金崎ひさ君 )いろんなマーケットでもそうですよね。右折禁止とか右に出てはいけませんとかっていうのも、あれは警察に捕まるようなことではなくて自主ルールだというふうに聞いておりますけど。多分右折であそこでずっと待たされるよりも、どこかでUターンして左折で入ってくださいというのは自主ルールだと思いますけれども。それはじゃあ町は知らない、報告ないですか。
○都市経済部部長( 永津英彦君 )基本的にはないです。もしかしたら都市計画課のほうで工事協定というか、地元の方と工事業者の関係で、みずから京急がやる工事に関しては右折しないようにしますというようなお約束があるのかもしれません。すいません。
○2番( 金崎ひさ君 )わかりました。じゃあ町が報告ないことでしたらここで言っても仕方がな
いので、とりあえずそのようになっているそうなので、でき上がったときに右折で入れるように、大きなマンションにね、右折で入れるような道をつくるのか。あるいは改めてUターンして入らなきゃこの駐車場には入れませんよっていう規約をつくるのか、それちょっとわからなかったものですから。でも、それは町がかかわることではないということでしたら、そこで渋滞が起きればまた問題ですけれども、起きるかもしれないということで質問を続けるつもりはございませんので。じゃあそういうことで、この件に関しては、一応町が関係ないということで承知をいたしました。
高齢になっても安心して住み続けられるまちづくりについての交通問題として一番言いたかったことはですね、運転免許証返上。私も高齢者講習が来たんですけれども、返上しませんかという御案内がたくさんあって。テレビではあちこちで本当に高齢者の事故が、踏み間違いとかね、起きますよね。葉山町ではそういう事例はございますか。
○政策財政部部長( 小山誠君 )私からお答えするのがいいのかどうかわからないんですが。私が今、葉山警察署のほうの協議会のですね、委員やってる立場として情報いただいてる部分をお伝えしますと、今、金崎議員おっしゃるとおりですね、高齢の方のですね、町内でも事故が発生してるということで、そんな大ごとにはなってないようなんですが、ただそういった傾向が見受けられるということで、警察署のほうもですね、積極的にですね、返納してもらうような広報活動をしているのと、商業施設のほうとですね、タイアップして、返還すると証明が出るそうです。それを持って行くと幾らかの割引がありますとか、そういった協力をいただいてる取り組みをしてるということは伺ってございます。
○2番( 金崎ひさ君 )民間でそういうサービスがあるというのも知っておりまして、葉山町とし
ては返納の…返上ですか、免許証返上に協力するために、例えば返上した人には足を確保しなきゃいけないので、先ほどのコミュニティーバスが走れば一番いいんですけれども、これはまあちょっと時間を置かせていただきまして、例えば京急の定期バスのようなのございますよね。あれの補助金を出すとか、そういうふうなことは考えていませんか。考えるつもりございませんか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )今策定しております第7期の高齢者福祉計画・介護保険計画の中で
は、具体的にどこの、例えばバスなのか電車なのかという、その具体的なとこまではまだちょっと明示しておりませんけれども、元気な高齢者の方、今外に出て行ることが可能な方につきましての、何か支援というか補助というか、それも一つ考えているところでございます。
○2番( 金崎ひさ君 )私が何でここで「高齢になっても」と入れたかといいますとね、高齢者の
方がこの葉山に若いころからずっと住み続けていらしてて、高齢になったら、元気で介護保険にもお世話にならないで、一生懸命、働いてはいませんけれども、地域で活動していて、そして何にもメリットがないという言い方をされるんですよ。それで今、山田議員がおっしゃったようにね、図書館もね、山田議員ですら逗子の図書館を使っているように、図書館も逗子に負けてると。それで本当に葉山町は高齢者にとって優しくないなと。もちろん介護とか民生費としては多いでしょうけれども、元気な高齢者に対して何にもしていないと。そして笠原議員がおっしゃってましたけれども,昼休みに私たち女3人で言え言えと言ったんですけどね。例えば高齢者の温泉ツアーをね、行くとか、そんなバス代ぐらいは町が出しますよとか。せっかく草津と姉妹都市なんですから、バスに乗ってそして実費というか、お泊まりのお金ぐらいは御本人が出していただいて、そして温泉ツアー1年に1回、あちらの閑散期のときに安く行けるような形でね、企画したらいいんじゃないかとか。いろんなことも考えているわけですよ。ですから町長もね、私、前回の一般質問で、本当に高齢者、若い人たちばっかりをターゲットに、住んでください、住んでくださいって言っても、そういう人たちが長年住めば高齢者になるわけですよ。だから若いときは魅力的だったけれども、高齢者になったら何もないなみたいなことで、なるよっていう話を前回質問したらば、自分も若いので若い人の気持ちはわかるけど、高齢者の気持ちはその場になってみないとわからないけれども、勉強するのでいろいろと御提案くださいというふうにおっしゃってました。ここに書いてます。ですから、それで今申し上げますけれども、ちょっと元気な高齢者に対して今、福祉部長もおっしゃったように、計画にも入っているということなんですが、来年度予算に向けて何かね、多少なりとも何か予算をつけるということはお考えになりませんでしょうか。
○町長( 山梨崇仁君 )まさに金崎議員がおっしゃっていただいたようにですね、葉山警察署が自主返納を促すと同時に、スーパーさんにお願いをして特典をつけてくださいということで今うまくいっています。町としても何かしなければなという気持ちももちろんありますし、また今の交通の関係でもですね、交通バリアフリー協議会のほうで、ほかの自治体に倣って町として何かできないかということについて福祉部長からも提案をいただいてますので、具体に固まればですね。ぜひやっていきたいなというふうに思っております。ただ、いずれも一定、町としての公共的な目的があってですね、交通事故の抑止のために高齢者の免許返納率を上げていこう。そのためのインセンティブであり、またバリアフリーのほうもですね、やはり健康のためということで、引きこもりになってしまわないようにということをやっぱり目的を持っているところがありますので、最後におっしゃられました草津町との姉妹都市のこともですね、非常にいいなというふうには私自身は感じるんですが、公金を使って旅行にという切り口になってしまいますと非常に難しいところがあります。何かしら町としての、姉妹都市だからというのにプラスアルファしてですね、何か目的が見出せればいいなというふうに考えてはいるところではありますので、議員の皆様の思いと、また皆様お認めいただければというところがあると思いますけども、50周年にもなりますので、何か試しにというのでどうだろうというふうには今考えてはおりますので、また御意見いただきながら、何か取り組んでいきたいなとは思っております。
○2番( 金崎ひさ君 )温泉に関しては、健康につなげる大変いい案をうちの代表が持ってらっしゃいますので、ぜひともそれは後ほど意見を聞いて、実行できるものであれば、やはりみんなが健康に草津の温泉を使いながら、食育も含めてというふうな、大変いいお話をされておりましたので、ぜひ横山議員に聞いていただけたらというふうに思います。きょうはちょっと私はそこのところはついでに言わせていただいただけでございますので、高齢者のために少しお金を使うということ申し入れておきます。それで、11月25日に教育長、スポーツオープンデーか何かございまして、グランドゴルフ大会か何かあったそうで、そのときの御挨拶で、高齢になってもスポーツをするということすばらしいというふうな御挨拶をされたということですが、正しいですか。私がじかに聞いたわけじゃないんですけど。おっしゃいましたか。
○教育長( 反町和久君 )そのように申し上げました。
○2番( 金崎ひさ君 )ああ、そうですか。ぜひ本当にスポーツをできるというか、先ほど南郷公園のことがございましたけれども。南郷公園はそれこそ車がないとなかなか行けない状態で、地域の小学校とか中学校というのは、やはりあれですか、土・日は使えないんでしょうか、一般の人は。どうなんでしょう。使えますか。鍵かけて入れなくしてますか。
○教育部部長( 沼田茂昭君 )学校施設については登録団体などが抽選を行うことによってグラウンド、体育館の開放はしております。
○2番( 金崎ひさ君 )グランドゴルフの練習だけでなくて、大きなそれこそボールが蹴られる公園がね、町長の施政方針…じゃなくて、マニフェストにあるんですけれども。それもなかなか難しい、余りないですよね。ですから、それこそボールの蹴られる、登録団体じゃなくても、子供と一緒に運動場に行って遊ぼうということができるのかできないのかということをお聞きしたんです。
○教育部部長( 沼田茂昭君 )非常に難しいんですけども、学校の施設…グラウンドについては、かつての池田小学校の事件以来ですね、非常にセキュリティーが高くなっているっていうことで、なかなかあいてるからといって自由に出入りして、数人のグループとかまだお子さんがボールを蹴るっていうのは、なかなか今難しい状況になっているということなんです。南郷公園の場合は、多目的グラウンドは有料施設ですけれども、その奥に芝生の広場等は、それは自由に使えるんですけれども、なかなか学校のグラウンドになりますと非常に厳しい部分がございます。
○2番( 金崎ひさ君 )子供たちの安全のためにそういうふうな扱いをしてるというのは、私も知
っております。それでそれも必要だというふうに思います。今現状的には鍵がかかってますか。そしていつ入れるのか。もちろん月曜から金曜までの子供がいる日は別ですけれども。そして登録団体が登録をしてやるときも別ですけれども。例えば朝は何時から何時まで鍵をかけてて、そして土・日はどうなっているか。それからこの冬休みとか夏休み、春休みはどうなっているかっていうのをちょっとお聞きします。
○教育部部長( 沼田茂昭君 )月曜から金曜の学校のある時間はもちろんなんですけど。まず土・日については、基本的には正門は閉まっております。抽選とかで利用する団体が鍵をあける場合、あとはナンバーの鍵になってまして、そういうので施錠を外すと。終わったら閉めると。ですので、例えば午前中と午後と2団体があれば、それぞれの団体が同じようなパターンで繰り返していくという形になります。冬休みや長期の休みのときも、土・日と同じ状況になってます。
○2番( 金崎ひさ君 )わかりました。そうすると基本的には休みの日は登録した団体が登録した人しか入れないという状態になっているということですね。わかりました、はい。それでは、状況を知りたかったんです、すいません。ついの住みかについて、2項目目に入ります。これ、第6期介護保険事業計画の中で、いろいろと取りざたされておりまして、地域密着型小規模の施設が外されたということで、なぜかということを決算のほうで言わせていただいたらば、町長は自宅で最期を迎えられるようにシフトするんだというふうに、第7期に関してはね。それはどのようなシフトの仕方を考えていらっしゃるのか、町長にお聞きします。
○町長( 山梨崇仁君 )恐らく直接的にですね、施設をつくらないで在宅というものではなくて、
金崎議員の御期待は、具体的にどういった方策をとっていくかということだと受け取りますけども。先日もこの一般質問で仲野部長からもお答えをしておりますが、在宅医療推進には、患者さんを中心とした医療と福祉の連携が何よりも欠かせないものになります。そういった連携をですね、しっかりとつなげていくことが非常に大きな鍵となりますし、先般、池子に町が設置しました、逗子と葉山で設置しました医療相談の窓口についてもですね、病院の、バックアップ病院と地域の医療機関との連携拠点にはなりますし、そういったことで医療内での規模によらない連携もですね、今推進がされているところでございます。実際に特別養護老人ホームとして利用されたい方というのも確かにいらっしゃいますけれども、趣旨的にはそういった安心を得るために何よりも自宅がいいというのが皆さん根底にはありますので、施設に頼らない形でそういったさらなる高みといいますか、国もそういった方向を目指していますので、そちらのほうに町としても向きを変えていこうということを考えております。
○2番( 金崎ひさ君 )確かに国の方針がそういうことで、そうすると住んでるところで看取りが
できると、そこで私の最期が迎えられるという状況をちゃんと見守りといいますかね、そういう高度ケアができるような形に整えるというふうに理解をいたしました。
それで、さっき7番議員でしたか、認知症対策として、大牟田市で自由に徘徊できるまちというのを銘打ってるというふうにおっしゃってましたけど、そこしかまだ聞いてないんですけれども、自由に徘徊できるということは、周りの人が理解して、そしてどんな人でも受け入れる町づくりを、大牟田市は市づくりをしているということだというふうに思うんですね。これまさに私どもが金沢に行きまして、シェア金沢の例を何度も申し上げますけれども。本当にごちゃまぜと言ってはばからないような姿勢というのは、行政運営の根本だというふうに思っております。ですから、今住んでいるところで、そのまんまの形でケアを受けながらそこで死ねるというのは、まさに理想だというふうに思っております。葉山町でどうにもならないからどこかよその町に行ってくださいではいけないというふうに思っておりますのでね、葉山町の施設に入所するということもありかとは思いますけれども、ただその今回のことはね、もう既に広報されていて、地域密着型小規模施設が本当にお隣にできるんだよみたいな、楽しみにしてらっしゃる方がたくさんいて、そして私どもの出前フォーラムでも、民生委員さんをやっていらっしゃる方がいて参加してくださったんですけれども、そんなのが第7期で消えちゃったんだったら、それは期待してる人がびっくりするよと。どういうふうに広報するんだと言われちゃったんですね。これはどういうふうに広報するおつもりですか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )町民の方々につきましては、広報紙にも掲載させていただきました。あとホームページ等を使ってですね、何カ月か前になりますけれども、できなくなったということはお知らせはしているところでございます。
○2番( 金崎ひさ君 )私はまだ皆さんにお示しをしていないし、7期がまだ政策段階だと思って
おりましたので、いろんな意見があって、またそこに加わるかもしれないと思って、もう既に報告していると思っていなかったんですけれども。じゃあ、もうこれは消えましたということは、町としてはもう報告済み。そして、それを見ていないからわからなかったと、びっくりしたということになったと。広報というのは幾らやっても足りないと言われるのが常でございますので、もう町としてはちゃんと第7期にはこれはないですということを広報しているということでよろしいですか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )すいません、答弁の仕方が誤解があるようでしたら申しわけないんですけども、7期は今策定中でございますので、策定の時点では、今、7期の間3年間については、施設はつくらない方向で在宅に力を入れていこうという考えをしているところでございます。6期のつくれなかったことについては、長柄で計画してましたけれども、資材の高騰などによりできなかったということはお知らせはしているということでございます。
○2番( 金崎ひさ君 )はい、わかりました。それを今回は挫折したけど、7期でも取り上げられ
るんだと、計画の中に入っているんだというふうに思っていらっしゃる方がたくさんいるということで、期待をして待ってた人がいるんだよという話を出前フォーラムで聞きました。ですから、どういう広報をするのかなというのをちょっとお聞きしたんです。わかりました。じゃあこれは淡々と進めるしかないのかなというふうに思いますけれども。障害者のグループホームでの看取りについて伺います。これ、障害者のグループホームっていうの、葉山町に1つございますけれども。上下で男子、女子と10人が入ってますけれども、これがついの住みかにはなり得ないというふうに理解はいたしておりますが、葉山町として施設をつくるという方向ではなくて、そして既存の施設、高齢者の施設に障害者が入るということも、枠をつくれと言ってもそんなうまいこといかないなというふうに思ってますし、やはり手っ取り早い話が、あそこのグループホームをついの住みかにしちゃうっていうのが一番やりやすい話ではないかなというふうに思っております。それで折に触れて私も質問させていただいて、そしてぐあいが悪いときもあるでしょうと。働くのが基本ですので、働きに行けない、風邪引いたときもあるでしょうというときにどうするんだということになると、業者が日中加算を使いながら対応するので、1日、2日のグループホームでの見守りはできるというふうな答弁をいただいておりますけれども、それはグループホームのついの住みか化ではないですよね。それはあくまでも応急処置。私はそのついの住みか化を望んでいるわけで、その件に関しては町長はどのようにお考えでしょうか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )グループホームにつきましては、金崎議員も御承知のように、夜間障害をお持ちの方が皆さんで生活する場所ということがもう基本のルールになっているところでごいます。そして体調の悪いときにつきましては、日中加算ができるような状況になっておりますので、グループホームをついの住みかというような考え方というのは、やはり今ある制度の中では難しいことだと思っております。例えば高齢になられた後はですね、65歳を境にですね、介護保険のほうに行っていただくとか、そういうことが今の制度のことだと思っておりますし、また先ほどのお話の中にありました、シェア金沢とかですね、私たちが視察しました富山型の施設とかですね、先ほど金崎議員がおっしゃいました、そのごちゃ混ぜの施設というか、いろんな障害があってもなくても、お子さんであっても高齢者でも何でもというふうに、みんなで支え合えるような形を今、国はつくっていこうということをしておりますので。30年度の介護保険の報酬の改定などのところではですね、新たに共生型のサービスということで、障害とか高齢とか分けることなくですね、寄り添って使えるような方向になっているようですので、そのグループホームの今の制度は、それが崩れてということではなく、グループホームは今のまま、夜間の使うところでついの住みかとは考えづらいと思っております。
○2番( 金崎ひさ君 )葉山の12月号に特集として、「この町で共に暮らす」というタイトルを書いてこの前自宅にも届いたんですけれども。本当に「共に暮らす」なんですよね。それでグループホームに入っている方たちが働けなくなって、そしてそこをついの住みか化しないのであれば、じゃあどうするおつもりですか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )同じことになりますけれども、もし高齢のほうの施設で住まわれるということができればそちらに移っていただくとか、それでそこの特別の枠とかについてですね、今何室を用意しておくということはしておりませんけれども、今の葉山の状況であれば、個人個人いろいろ生活の状況とか御本人の状態とか違うんですけれども、丁寧な相談の結果ですね、の対応は可能だと思っておりますので、そのときにというか、なる話なんですけれども、方向性としてはそんなように進めていけると思っております。
○2番( 金崎ひさ君 )なぜそういうことを言うかというとですね、障害者のグループホームに入
ってる人っていうのは、もちろん親が先に死にます。親がいません。それからもちろん家庭も持っていないので子供もいません。ですから本当に天涯孤独といいますかね、やはり行政が何とかしなければいけない人ではないかなというふうに思うんですね。それで「葉山の中で共に暮らす」という方針を立てていらっしゃるとしたら、やはり何とかしなきゃいけない。そうするとやはり障害者といえども、高齢者のホームに入れるような方策を考えるのが一番手っ取り早いかなと思います。そのために今から急激にそういうことが、それこそ団塊の世代がみんな年を取って、その子供たちがみんな高齢になってっていう時代がすぐ来ますのでね。ですからそういう下話を、高齢者の施設の事業者と、それから障害者の施設の事業者と、それから行政とが同じテーブルに着いて、どういう対応ができるのかという話し合いの場を設けていただきたいと思うんですけど、準備としてね。そういうのは今なさってますか。それともこれからやるおつもりでしょうか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )正式なシステムとしてはございませんけれども、必要なときにはそういう形もできますし、今後地域包括ケアシステムをつくる中で、障害の、今高齢者を中心に事業化システムという形の像がございますけれども。そこにも障害者が入るようなことは考えておりますので、今後そういう方針で進めていきたいと思っております。
○2番( 金崎ひさ君 )その辺はぜひとも準備を整えていただいて、一人ひとりの対応に、この人どうしようといって焦っても仕方がない。システムづくりというのは必要だというふうに思いますので、ぜひともよろしくお願いをいたします。
それから、障害福祉計画第4期では、グループホームの目標人数が15人になっていたと思うんですが、これ、30年度から第5期に入るんですけども、この人数は変えますか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )今の予定ですと、30年度から見込み数として23人、31年度が26人、32年度は29人ということで、今計画として上げているところでございます。
○2番( 金崎ひさ君 )これ、今10人枠で葉山町にグループホームがあるんですが。これ、グループホームをさらにふやさないことには、23人、もちろん承知してます、わざと言ってるんですけど。町外に出るという人も含めての話なんですが。やはりグループホームに入ることによって町外に出るということ、葉山の中で生きていけないということなんですよね。ですから気持ちとしては、葉山の中にグループホームを23人収容できるような形で整えるという意気込みを持っていただきたいと思うんですけれども。業者もあることですし、業者との連携、葉山町が建てるわけにはいきませんのでね。業者の連携があるとは思いますけれども、事業者とね。そういうあたりはどう考えてますか。あと23人になっても、足りないところは町外に出せばいいという安易な考えではないということをお聞きしたいんですが、いかがでしょうか。
○福祉部部長( 仲野美幸君 )葉山町ということではないんですけれども、やはり生活圏域の中で逗葉をということで考えることも多いですし、今回逗子さんの事業者さんがつくってくださるというお話を伺っていますので、この数字で上げさせていただきました。ただ、住みなれたところで地域で暮らしていきたいということは皆さんの願いだと思いますので、業者の方にもそういうことも伝えながら町のほうも進めていきたいと思っております。
○2番( 金崎ひさ君 )逗子はね、グループホーム6棟って決まってるんですよ。ですからこれ以上、計画にないから7棟できないんですよ。でも葉山町は幸いなことに人数しか決まってないので、グループホームをふやすことはできますのでね、その辺はぜひ連携して、まだ5期に入るこれからですので、ぜひともそのあたりも加味しながら、ぜひともいい、葉山町の人が葉山町の中に安心して暮らしていけるという形で整えていただけたらなというふうに思います。では、町の活性化について、世代を超え参加できるイベントづくりについて。これ、土佐議員がおっしゃってましたけれども、本当におもしろいところを見てまいりまして。姫路のまもりんピック。これ、今、防災総合訓練の中を運動会のような形にしてというふうなことを土佐議員がおっしゃってくださったんですが、答弁としては防災訓練を何とかしましょう、これから考えますというふうな答弁を総務部長がなさったんですが、私は違う観点から申し入れたいんですが。世代を超えて参加できるイベントっていうのが葉山町にあるのかないのか。町長、どのようにお考えですか。
○町長( 山梨崇仁君 )たくさんのイベントがあると思っております。来週、1月も今、ちょっと
先ほど話題になった葉山駅伝もですね、家族で参加される方もいらっしゃいますし、先日の美術工芸家集団の方々もですね、多世代の方々がいろんな作品を出品されていて、非常にすばらしいイベントがたくさんあるなというふうには思っております。
○2番( 金崎ひさ君 )民間力はすごいと思います。そしていろんなところで、神社もたくさんあ
りますし、神社にまつわるお祭りもございますし、本当に民間力はすごいと思います。葉山町が主導を持って、主導権を持って行う活性化に向けたイベントっていうのは、私は実は魅力を高める実行委員会というのを、今のような形になる前にすごく期待してて、それで時期が同じで葉山ふるさとひろばがなくなりましたよね。ですから、それにかわる一大イベントを、国からの補助金をいただきながら、葉山町で行うのかなってすごく期待をしていたんですけれども。先ほどのどなたかの質問では、飯山議員でしたかしら、地場野菜の料理教室とか、ガイドマップをつくったり何か、里山で何かをつくったりっていうふうなことをやって、広報の一環として若い人に移り住んでもらうためのイベントを行うというふうな、それは飯山議員の感想でしたよね。若い人に移り住んでもらうイベント化っていうのは飯山議員がおっしゃってましたけど。町長自身はどういうふうに、この活性化に役立つ、魅力を高める実行委員会の計画していることが活性化に役立つ何か、700万の予算組んでるんですよね。ですからこれ、何か…何を期待してますか。
○町長( 山梨崇仁君 )魅力を高めることでよろしいですか。お話の内容、私直接に今かかわってないのでですね、ヒアリングにも最近行けてないんですけども。飯山議員が報告したものをお話しいただきましたけども。そういった3点をですね、集中的に考えますと、私のそもそもの原点と余り相違ないなというふうに印象を持っております。というのは、外の方々がですね、料理教室とか山を使うというのは、正直すぐには結びつかないところがある中で、この葉山にお住まいの方々がですね、それこそ商工会長もよくおっしゃいますが、町に住んでよかったというふうに思ってもらえるための施策としては、町の地場野菜を使って自分の御家庭で料理ができるような機会がある。また葉山は海がどうしても外に向けて発信できますけども、山になかなかクローズアップされないものを、町民が実はそこで楽しんでるんだという構図がつくれたら、それはすばらしいんじゃないかというふうに思います。海と山の活性が、一方は町民の皆さんに向けて町は用意はできてるということは、本当におもしろそうなことだと、わくわくするところがありますので、ぜひ進めてもらいたいというふうに思って聞いております。
○2番( 金崎ひさ君 )それが葉山の活性化に役に立つイベントになるというふうに確信を持っていらっしゃるということでよろしいでしょうか。
○町長( 山梨崇仁君 )料理教室のほうはですね、これからも引き続きやっていくイベントだとい
うふうには聞いております。場所を変えて露出をふやしていきたいというふうには、初回はうまくまだ試してるということなので、たしかしおさい公園だったと思うんですけども、次回以降また変えていくという話は聞いております。それはイベントだとは思いますけども。もう一方の山を使っていこうとかですね、案内をしていこう、ガイドをしていこうということに関しましては、継続的にそういった形ができることだと思いますので、それはもちろん山に興味ない方もいらっしゃるかもしれませんが、興味のある方からすると、非常に元気が出るというか、楽しめる空間になるんではないかというふうに思います。
○2番( 金崎ひさ君 )葉山ふるさとひろばが中止になったということを、公にどういう理由でと
いうことをお聞きしていないんですけれども。状況を見ると40万だったのが20万に減ったり、それから実行委員会に全てを委ねて、そして葉山町を20万出すよということで、職員ももちろん出て、いろいろとなさっていましたが。やっぱり支え切れないといいますか、もう少し葉山町がお金も出し、口も出し、そして一大イベントとして盛り上げていこうという意識があったら続けたんじゃないかなというふうに思うんですけれども。非常に残念なんですけれども。町長自身は葉山ふるさとひろばがなくなったことについてどのような御感想持っていらっしゃいますか。
○町長( 山梨崇仁君 )その歴史をたどりますと、私の年齢よりもですね、長い歴史を持っているイベントでしたので。また先ほども名前を出してしまって恐縮なんですけども、?商工会長はですね、その早期のころの方として、よく昔の木ノ下通りでやったころの話などをされていらっしゃいました。非常に大事なイベントだという認識を持っている中で、もう休止して2年、3年ですか、たっているところではですね、非常に私としても残念な気持ちが、今でも秋になると、ことしはないんだなという気持ちになるのは正直なところです。ただ、実行委員会の方々もいろんな思いを持っていらっしゃると。私も細かく具体には聞いてませんけれども、新しく発展的にやるための休止なんだという声もいただいておりますので、休止というふうに私は聞いておりますので、またいつか新しい形になればという期待を持っていきたいなというふうには、今感じてるところであります。
○2番( 金崎ひさ君 )やはり葉山町が主導権を持って、こういうイベント、葉山ふるさとひろば
のようなイベント、あそこは町外からもいらっしゃるし、それから本当に子供からお年寄りまでみんなが集える一日のイベントですよね。ですから、あれをなくさない方向性というのはすごく大切だったのではないかなと。主導権を持って盛り上げるために、活性化のために、場所も役場の前ですし、そのような形でもっともっと町として協力を、お金も出すべきだったというふうに思いますし、もっと盛り上げるためにやるべきだったんではないかなというふうに思っております。それにかわるようなものを何か企画していただきたいなという思いで、ここで一般質問の項目に上げさせていただいたんですが。土佐議員もおっしゃってましたけれども、昔は私も若いころでしたね、葉山に住み始めたころは、町民運動会っていうのがあったのを記憶しております。そのようなものもいつの間にかなくなり、そして今度の視察をして、まもりんピックのように総合防災訓練を運動会のような形で、子供も大人もみんなで参加できるっていうふうな。それで地区対抗になってまして、姫路市は大きいですから地区予選があるんだそうです。そして本番に出るために、予選を勝ち抜いた人たちが出てきて、そこで競技をするという形になっておりまして。担架をね、つくり方を教わって、そしてそれを競技の中に入れるんですね。だから毛布と竹を持って行って、傷病者を連れて行って、傷病者は寝てるんですけれども。そして担架をつくって、そして傷病者を担いで入れて、そしてみんなで運んでゴールすると。それをリレーにするという形で。早いのを競うんですけれども、けが人を落としたらもうおしまいですので、その辺を考慮しながらやるようなゲームもございました。そしてバケツリレーといって、水はだめですのでボールをバケツに入れて、そしてそれをくみ出してはみんなで運びながら、ゴールはこういう大きなゴールがあって、そしてそこに穴が、このぐらいの穴があいてて、そこにバーンと水を投げ込むんですね。だから的ですよね。火の的ですよね。だから何でもいいから入れるんじゃなくて、パーンと投げるとバーンとはね返って、入らないボールもあるわけです。中に幾つ入ったかでゲームを競うというふうな、非常に工夫されたゲームになっております。そのようなことをね、防災訓練に入れるということではなくて、町民運動会の一環としてね、そのようなみんなで一堂に会してそういうことをやる。そして私は常に町民運動会と障害者の運動会が別枠だったのが非常に疑問に感じておりまして、町民運動会に車椅子レースをつくってもいいんじゃないかと。そうすると本当に車椅子を乗ってる人が速いんじゃないかと。ほかの人が、健康な人が車椅子になれなくって、同じ「ようい、どん」で進むと、車椅子の人が速いんじゃないかなと。そういうゲームも、パラリンピックもあることですしね。ちょっと工夫すればみんなが参加できる運動会になるのではないかなというふうに思っておりますので、そのようなみんなで参加できるイベントをぜひ企画していただきたいというふうに思いましたので、ここで項目に上げさせていただきましたので、ぜひ提案として申し上げますので、考えていただきたいというふうに思いますけれども、町長の御意見を伺います。
○町長( 山梨崇仁君 )体育協会のですね、新しいといっても大分時間たってますけども、歌代会長もですね、こういうものはどうだろうということを、公式の形じゃなくですね、思いとしてよく伺っております。私も例えば上山口小学校で、どうして、何か経緯は全く知らないんですが、個人的には木古庭と上山の地区対抗の綱引きをやってましたね、ずっと。すごく楽しみで、結果だけでも聞くのがうれしかったんですけども、今はなくなってしまっていてですね。ただ、なぜないかとか、できないかではなくて、そういったことによってすごくわくわくするのは、私だけではなくて多くの方々が、自分の地域、地区、町を代表することの、そういったものがあっていいことだと思いますし、そういった運動会があったらきっと盛り上がるんだろうなというふうに思います。いらっしゃる幹部の方々もですね、よく会議で話に出るんですが、大変だったよと言いながら、皆さんすごくにこやかに話をされるので、いい大会だったんだろうなというふうには、私は知らないのでお話を聞くだけなんですけども。やれるものであればぜひともというふうには思います。ただ、そのための条件としましては、やはり町も今、いろんな意味で協働という言葉をお借りしてですね、町がいろんな方々の多様化する価値観に応えるために、いろんなところに、先ほども見守りの話がございましたけども、細かく今動かなければいけない時代になってきている中で、そういったイベントをするとなると、どうしても町だけでは立ち行かないものがあります。どちらかというとお金だけ出してしまって、あとお願いっていうほうが体力的には楽なのかもしれませんが、それは本意ではありませんし、一緒になってやるということをですね、どういうふうにして誰と一緒にやるか。またその目的は何なのか。できれば疲れずにですね、ずっと毎年つなげていくものだというふうに考えますから、やりたいという気持ちをですね、またこういった議員さんともつながれること、また関係者と、体協もそうですけども、つながって、じゃあどうしようというところまで煮詰めていくことをですね、一つの目標として形にしていくべく頑張っていきたいなとは思います。
○2番( 金崎ひさ君 )ぜひよろしくお願いいたします。笑顔あふれる葉山のまちづくりに率先して進めていただきたいというふうに思います。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長( 伊東圭介君 )これにて2番 金崎ひさ議員の一般質問を終わります。以上で一般質問を終結いたします。
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○議長( 伊東圭介君 )本日の日程は全て終了いたしました。あすから9日間休会とし、来る12月15日午前10時再開いたします。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。
(午後2時48分)
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更新日:2018年07月11日