葉山町議会 平成29年9月29日
平成29年 葉山町議会第3回定例会会議録(第4日)
招集年月日
平成29年9月29日(金曜日)
招集場所
葉山町役場議場
開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間
開会
午後 3時00分
閉会
午後 3 時39分
応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員
出席 13名 欠席 0名
番号 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
第1番 | 横山すみ子 | 出席 |
第2番 | 金崎ひさ | 出席 |
第3番 | 鈴木道子 | 出席 |
第4番 | 飯山直樹 | 出席 |
第5番 | 石岡実成 | 出席 |
第6番 | 山田由美 | 出席 |
第7番 | 近藤昇一 | 出席 |
第8番 | 窪田美樹 | 出席 |
第9番 | 畑中由喜子 | 出席 |
第10番 | 待寺真司 | 出席 |
第11番 | 笠原俊一 | 出席 |
第12番 | 土佐洋子 | 出席 |
第13番 | 伊東圭介 | 出席 |
第14番 | ( 欠員 ) |
地方自治法第121条により出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
町長 | 山梨崇仁 |
副町長 | 山本孝幸 |
教育長 | 返町和久 |
政策財政部部長 | 小山誠 |
総務部部長 | 太田圭一 |
福祉部部長 | 仲野美幸 |
環境部部長 | 伊藤義紀 |
都市経済部部長 | 永津英彦 |
教育部部長 | 沼田茂昭 |
消防長 | 福本昌己 |
総務課課長 | 鹿島正 |
選挙管理委員会事務局書記長 | 鹿島正 |
職務のため議場に出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
議会事務局局長 | 田丸良一 |
次長 | 廣瀬英之 |
局長補佐 | 永井秀子 |
会議録署名議員の詳細
番号 | 氏名 |
---|---|
第3番 | 鈴木道子 |
第4番 | 飯山直樹 |
議事日程
第1 議案第36号 平成29年度葉山町一般会計補正予算(第6号)
議事の経過
議長( 伊東圭介君 )
皆さんこんにちは。ただいまの出席議員は13名でございます。定足数に達
しておりますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。 (午後3時00分)
議長( 伊東圭介君 )
日程第1「議案第36号平成29年度葉山町一般会計補正予算(第6号)」を議題といたします。朗読。
( 書 記 朗 読 )
提案者の説明を求めます。
政策財政部部長( 小山誠君 )
それでは、議案第36号平成29年度葉山町一般会計補正予算(第6号)につきまして御説明申し上げます。1ページ、第1条に定めますとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,238万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を99億6,077万7,000円とさせていただくものでございます。
それでは、歳入歳出補正予算につきまして、補正予算書の8ページ並びに別冊の補正予算に関する付属説明書の11ページから順次御説明申し上げます。歳入、第15款県支出金の選挙費委託金は、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査委託金でございます。昨日の衆議院解散に伴う衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の実施にかかる経費に対する委託金でございます。続きまして、補正予算書の10ページ、付属説明書の12ページ、歳出、第2款総務費の衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査費は、当該選挙の執行に必要な経費でございます。
第9款教育費の小学校管理事業は、保守点検において指摘のありました葉山小学校の防火シャッターの修繕に要する経費でございます。
補正予算書の10ページ、第12款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため153万2,000円を減額し、補正後の額を3,516万6,000円とさせていただくものでございます。
以上、補正予算につきまして御説明をさせていただきました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
議長( 伊東圭介君 )
提案者の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
3番( 鈴木道子君 )
防火シャッターの修繕のことでお伺いいたしますが、これが2015年の12月に横浜で事故がありまして、そして平成27年12月4日付で県教育委員会から通達が来たということで、平成27年ですから、2015年ですね。事故が12月1日にあって、即座に12月4日、県教育委員会
から通達が来たということで、ここにおいては迅速な感がいたしますけれども、当町においてその通達を受けて点検をいつしたか、そして今回補正で上がってきました時期等を見ますと、大変に日数がかかっているという感がいたしますが、その辺のところはどうなのでしょうか。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
まず、横浜の事故については人的ミスという意味合いも強いことから、平成27年12月に県から、県の教育委員会から校内の安全管理についてという依頼の文書が来ましたのは、学校内で安全管理の徹底をお願いしますという文書でございまして、まずこれを受けまして、学校サイドのほうに安全管理を徹底するように指導をするとともに、この文書を受けて、通常行われている、消防設備点検というのは年2回行いますので、その2回目の総合点検が、これ年明けに行っているところでございます。それとは別にですね、この通知を受けまして、今回の補正にも絡んでくるんですけど、過去にそのシャッターそのものの保守点検というものを行っていなかったので、なので28年の当初予算にこのシャッターの保守点検を計上するといった動きをとっております。
3番( 鈴木道子君 )
私が懸念いたしますのは、消防の通常点検はちゃんとできているということですけれども、このような事故があったということ、それから当町では小学校にこの防火シャッターをやってから大分日数もたっておりますので、この横浜のような事故を懸念して、即座にその対応をしなかったのかなという、ちょっと疑点がございまして、その辺のところは、何ていうんでしょう、御懸念がなかったんですか。ちょっと日数がたち過ぎているのではないかという思いがいたします。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
即座に対応したというのは、いわゆる操作方法とかの再確認、シャッターを降下させたり巻き上げたりするときの動作の確認を、それは学校サイドには行っておりま
す。いわゆるソフト面での確認は行っております。ハード面の保守点検については、確かに日数がたっていると言われるとそうかもしれませんが、平成28年の当初予算に計上して行ったというふうに御理解いただければと思います。
3番( 鈴木道子君 )
やはり子供に関する安心・安全の部分ですので、こういうことに関しては私は速やかに対処するという姿勢をもう少しお持ちいただきたいというふうに思っております。今後いろいろなことが惹起した場合には、もう少しスピード感を持っておやりいただきたいということをここで申し上げておきます。以上です。
2番( 金崎ひさ君 )
資料の1の地図のところですけれど、3カ所記していただいていますけれ
ども、葉山小学校に関しての修理箇所だと思いますけれども、この葉山小学校に幾つ防火シャッターがあって3つがだめだったんでしょうか。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
葉山小学校は全部で11基ついておりまして、そのうちの3基でございます。
2番( 金崎ひさ君 )
他は大丈夫ですね。それで、他の小学校・中学校はどうなっていますか。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
長柄小学校は6基、一色小学校が5基、葉山中学校が12基、南郷中学校が7基ございます。これは防火シャッターです。上山口小学校は防火扉のみでございます。28年、29年と、2年とも他の学校の異常は認められておりません。
2番( 金崎ひさ君 )
じゃあ、全部今年度に調査をして、あとはここを3つ直せば大丈夫というふうなことだと思いますけれども、これもできたらね、夏休み前にやりたかったなと思うんですけども、調査依頼をしたのがいつごろで、そして結果が出ていつごろ、そしてきょうの予算計上になったのか、それを教えてください。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
経過につきましては、7月の6日に契約をしておりまして、契約先が文化シャッター横須賀販売株式会社。いわゆるシャッター本体の保守点検ですので、シャッター屋さんと契約しています。点検日が7月の24日でございます。結果報告がなされたのが8月の29日でございまして、9月の20日に業者立ち会いのもと、修繕方法について確認をしております。その結果、9月の27日に、おとといですか、見積もりが上がってきたというのが主な経過でございます。
議長( 伊東圭介君 )
よろしいですか。
7番( 近藤昇一君 )
この防火シャッターについてはそもそも18年、平成18年にやはり小学生が挟まれる事故があって、各地方議会、葉山でも私、一般質問させていただきました。その際に、国土交通省から出ている指示があるんですよね。そこでは閉鎖作業時の運動エネルギーが10ジュールというんですか、10ジュールというんですか。それと防火シャッター等の質量が15キログラム以下、人と接触した場合には5センチ以内で停止すること、この3つの条件がつけられて、葉山も上小は防火扉だからということで、ほかの学校については年次的にね、改修していくんだと。その安全装置をつけるということだったんですね。でやられたと思うんですけど。ただ、今回のこの資料を見て…資料で一色小…一色じゃない。失礼。横浜で起きた事故について、とまらなかったわけですね。当然ここの学校も安全装置つけてたはずですよね、各学校に全部指示されて、葉山もつけてたわけですから。その安全装置のシステムというのはどういうシステムなんですか。葉山の場合は。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
資料の、シャッターの写真があろうかと思います。これは故障箇所の写真ではなくて、防火シャッターのイメージの写真なんですけれども、このシャッターがしまった状態の下に黄色い部分が確認できるかと思います。この部分が、いわゆる物に触れたときにはね上がってとまるという安全ストッパーでございます。その当時、これを順次学校のほうに…のシャッターに設置したと、そのように聞いております。
7番( 近藤昇一君 )
じゃあ、横浜のほうはそういう装置はついてなかったということなんですかね。いわゆる、何ていうか、自重でおりてくるわけですよね。それで、今の説明だとこの黄色い部分にさわったら何らかのその動作があって、その場で停止するということですから、電気的なものは何もないわけだから、ワイヤーが切れてガラガラとおりてきても、もしさわればとまるはずですよね。だから、その安全装置が本当に働いてなかったとすれば、ちょっと葉山も不安だなと思っているんですけどね。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
この写真の黄色い部分というのは、いわゆる…繰り返しになりますが、安全対策の部分で、降下時に物に当たるとはね上がる構造になって、挟まれることが回避されるというふうになっているんですけれども、当然今回の保守点検の中にはこのチェックも含まれております。ただ、横浜の事例について、横浜のシャッターにこれがついていたかどうかというのは、我々どもは現段階で未確認でございます。
7番( 近藤昇一君 )
いや、私はそれ調べるべきだと思う。もしこれがついててね、こういった肋骨を折るような事故が起きたんだとすれば、葉山だって本当にそれがね、安全装置が大丈夫なのかどうかという点検から始めないと、つけてましたけども、やっぱりけがしました。じゃあ、何のためにお金かけてつくったのということになるわけですけども。ぜひそれを調べるのと同時に、先ほど言った運動エネルギーが10ジュール以下である、あるいはその質量が15キロ以下である、この辺はもうクリアしてるというふうに判断してよろしいんでしょうか。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
平成18年の通達の前にですね、記録によりますと平成16年にも防火シャッター閉鎖作動時の危険防止という、そういった事務連絡通知もございますので。今、具体的に確認しているわけではないんですが、そういった通達に沿ってクリアしているものだと、そういうふうには思っております。
7番( 近藤昇一君 )
いきなりの質問だったんでね。でも、少なくてもそのシャッターのメーカーに私はちょっと確認したほうがいいかなと思いますんで、確認ができ次第また御連絡…何かお知らせ願えればと思いますけども、よろしいでしょうか。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
今の通達に沿っての内容は確認させていただきます。
議長( 伊東圭介君 )
できるだけ早く確認ができれば、教育民生常任委員会でもいいかなと思いますので、報告のほうお願いいたします。ほかにいかがでしょうか。
9番( 畑中由喜子君 )
今のこの写真の黄色い部分のお話ですけども、平成18年ですか、議会で質問取り上げられた後、順次設置していくという話だったようですけれども、現時点では全ての、上小を除く全てのところのシャッターにこの黄色い部分はもう既に設置してあるということでよろしいですか。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
南郷中学校だけまだ未処理ですので…(「南郷」の声あり)南郷中学校だけまだ未処理ですので、早い段階に設置する必要があると思います。
9番( 畑中由喜子君 )
南郷中学のその設置がおくれている理由は何なんですか。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
まず、平成17年に一色小学校を行いまして、平成19年に葉山小学校、20年に長柄小学校、23年に葉山中という順番にやってきたんですけれども、南郷中学校に関しては廊下部分に防火シャッターが取りつけられておりませんで、階段横にしかなかったので、この段階で一回設置工事をとめたと、そのように聞いておりますが、今回の件もありますので、早急に対応はしたいなとは思います。
9番( 畑中由喜子君 )
すいません、私の理解がなかなかいかないんですけども。そうすると、南郷中は今も廊下への…廊下への防火シャッターの設置はしてなくて、いまだに階段横のままということだということですよね。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
理由は定かではないんですけど、南郷中学校の防火シャッターというのは、階段の横にしか設置されてないんです。もともと、こういった写真は廊下の端と端についているようなイメージなんですけれども、南郷中は廊下というよりも階段の踊り場のところについております…横ですかね。そこについておりますので、多分、当時早急に設置する必要ないというような判断があったのかもしれません。
9番( 畑中由喜子君 )
ちょっと思い浮かばないんですけど、階段の踊り場に設置してあって、防火扉としては当然ですけども、役割は果たすわけですよね。ただ、そこにはこの安全装置の必要がないという理由がわからないんですけれども。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
必要がないわけではありませんので、つけなければいけないんですけれども、平成23年から滞ってしまっているということでございます。
議長( 伊東圭介君 )
いいですか。
7番( 近藤昇一君 )
いや、私が最後まで、そこまで聞けばよかったんだけれども。18年の6月の定例会で私、一般質問をしてるんですよ。当時の教育次長、教育長も答弁してるんだけど、葉山小学校におきましては防火シャッターが10カ所。今申しましたように、上山口小学校はございません。長柄小学校が6カ所防火シャッターございます。一色小学校の5カ所については対応済み。あと中学校につきましては葉山中学校が10カ所って言われています。数字がちょっと違うよね。防火
シャッター。それから南郷中については5カ所。先ほどの説明では7カ所になっていますけど、設置されていると。これらについては教育委員会の立場としては17年でお願いしたところでございますが、本来継続的に進めていきたい意思はございましたけれどもって、さまざまな事情によって、ことしはできなかったと。来年に向かっては1カ所ずつ、または1校ずつでも進めていきたいという考え方は持っています。もう10年以上たってる。これどうしてですかね。結局、町のほうで予算組んでくれなかったと。教育委員会は必要だと思っていたけども、町の財政課がお金くれなかったということですかね。それとも教育委員会がまあいいやって言った。どっちなんですか。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
少なくとも財政課で予算を切られたということではないと思います。何らかの理由で滞っていたと思うのですけれども。今回ですね、こういった事象が出ましたので、再度確認したところ、南郷中学校だけまだつけてないということがわかりましたので、それは早急に対応したいなとは思います。
7番( 近藤昇一君 )
今の教育部長を責めても仕方ないんですけども、その十何年前にこういう議会の答弁やってるということをね、やっぱり町側もきちっと認識しといて、全部把握してるわけです、教育委員会は。だったら何できょうの補正予算に同時に組めなかったのかというのは。ね、そういう認識してるんだったら、ついてないというのは認識して、必要だというのがわかってるんだったら、きょうの補正予算組んでもよかったじゃないですか。その辺はどうなんですか。いや、
それもやっぱり、いやいやいやいや、財政のほうでもって無理だと言われたというんなら、町と町長に聞かなきゃいけないんですけど。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
今回の補正予算は、先ほども言いましたように、おととい見積もりが上がってきまして、急遽本日の本会議の補正予算に計上させていただいたもので、その後、この南郷中学校の件も確認できておりましたので、もう時間的な余裕がなかったと、そういうふうに御理解いただければと思います。
7番( 近藤昇一君 )
必要でないというんなら、これ、ね、いいんだけども、もう10年以上前に議会で必要だということを認めているし、毎年やっていくんだということを認めていながら、十何年たってまだできてなかったということで。それを教育委員会が認識してたんだったら、もう直ちに予算組みたいと。これはいつごろやりたいと思います、じゃあ。きょう補正予算組んでないけど。
私は直ちにやるべきだと思うんだけど。ね、ここでもってこういう問題になったから、ね、いいわけですよ、次の補正かあるいは当初予算に盛られなかったら、何で盛れなかったかというのは、その原因がすぐわかるわけですよ。教育委員会やりたかったけどもというね。どこかで切られたと。そういう意思はありますか。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
まず、いつ計上するかというのが今ここではっきり言えませんけど、とにかく速やかには行いたいとは思います。
7番( 近藤昇一君 )
いわゆる子供の安全の問題なんですよ。事故が起きてから、あ、しまったじゃね、遅いんです、はっきり言って。この10年間事故が起きなかったというのがもう不幸中の幸いで、もしわかったんだったらもう直ちにやらなければ、その責任問題がね、議会でもしこの問題が、こういうことを議会で指摘されていながらね、ずるずる引き延ばしてって、仮にそこで事故が起きたら重大問題ですよ。ですから、もう直ちにやりたいという意思表明がされれば、多分町長だ
ってもう最優先で予算組むと思いますけどね。教育委員会の考えをまず聞いておかなければ、教育委員会やる気ないのに町長に聞いたってしょうがないし。
教育長( 反町和久君 )
大変申しわけないなと思いますけれども、実は私もきょうの午前中まで知りませんで、南中の件ですけれども。今お話をお伺いしながら、確かに御指摘のとおり、子供の安全問題ですから、早急に取り組まなきゃいけないなと思いますけれども。今、その実情含めてどういうふうにしていけるのかって、ぱっと具体なことは浮かびませんので、これが終わった後でもすぐに検討をさせていただいて、本当にこの会期中にできるかどうかもちょっとわかりませんけれども、可能な限り早く取り組みたいというふうに思います。
7番( 近藤昇一君 )
町長にも伺っておきます。もし教育委員会のほうでもって必要だという…必要だと、ね、思わないことはないと思うんですけども。直ちに予算組みたいと言った場合には、町長としてはやはりそこは優先的に予算組みしていくというつもりがあるのかどうか。大した金額じゃないんですよ。
町長( 山梨崇仁君 )
学校の安全、施設整備、いずれに言えることですけども、必要があると、もちろん声が上がればですね、早急に対応はしてまいりたいと思います。
10番( 待寺真司君 )
ありがとうございます。防火シャッターの件はぜひ早急に対応していただくことをお願いします。
衆議院の選挙が組まれまして、2,200万を超えるお金が出るわけですが、私はもう葉山の町議会議員としてというよりも、一国民としてこの予算を通したくないなという気持ちが実はあります。通さないと大変なことになるというのは重々承知していますけれども。なぜこのね、いろいろなアジアの緊張が高まっているときにこうやるのかというのは、本当にやっぱり一国民として不信感というか、不安を、議員としてもそうなんですけれども、持っております。まず最初に1点、町長、町長が出したわけですね。当然国からのお金でありますけれども、これは国税、国のお金でありますけれども、町長がこうして2,200万円の補正を組んで出してきました。今回の衆議院選挙、突然解散の、急遽10月22日ですか、というような形になりましたが、まずこの選挙に対して町長、3万3,000人の命を守る長としてどのようにお考えになっているのか、まず所見をお伺いしたいと思います。
町長( 山梨崇仁君 )
私も報道でですね、知る限りでしかないんですが、今後の北朝鮮情勢のさらなる緊迫化があるだろうということを踏まえたということもですね、現政権の声では聞くことがありましたが、一方で待寺議員がおっしゃるように、今なのかということについてはですね、非常に、じゃあ、この1カ月どうするんだということもありますので、難しい時期を選ばれたんだなという認識を持ってございます。市町村の長としましては、そういった国の考え方について、この時期においてですね、声を上げるわけにはいかないですけども、とはいえ、何かあった際に迅速に町
を守る行動がとれるようにはですね、緊張感を常に保持しながら、選挙事務についてもしっかりとミスがないように臨んでいかなきゃいけないというふうに思っております。
10番( 待寺真司君 )
まさに今、町長御答弁いただいたんで。例えば、平成28年度の決算終わったばっかりですけど、国民保護計画の委員会であったりとか、そういった部分が年1回の開催です。ただ、こういった時期にね、何かが起こるという想定のもと、やはり町が何か有事があった際に、ぱっとこう動けるような体制づくりをやっぱりしっかりとらなきゃいけないというふうに思います。これ全庁挙げてね、やはり緊張感を持ってやっていかないといけないというふうに思っていますけれども。例えば緊急でそういった委員さんに集まっていただいて対策を練るとか、そういった部分についてお考えありますでしょうか。
町長( 山梨崇仁君 )
今、地域防災計画やごみ基本計画に関する更新の準備をしている最中でありますので、その際の会議については本年度中にということは重々承知しているところでございますけれども、今すぐという状況においてはですね、まずは庁内の職員同士の関連と、あと場合によっては自衛隊関係とのですね、直接的なホットラインの確認等を行うことは大事なことかとは思ってございます。そういうふうに現状は考えております。
10番( 待寺真司君 )
J-アラートが作動しなかったとかというようなね、話もありますので、そういったことがないような形で万全を期していただければと思います。
それで、もう1点なんですけれども、第4投票所なんですが、今回また、多分プレハブを建てら
れると思いますけれども、使用料及び賃借料のうち、どの程度の金額、そのプレハブの設置・撤去にかかってきますでしょうか。
選挙管理委員会事務局書記長( 鹿島正君 )
第4投票所を予定しておりますプレハブ借上料につきましては、おおむね280万円程度を予定をしております。
10番( 待寺真司君 )
ちなみに、それはプレハブの設置・撤去、管理も含めて、町内業者ですか、町外業者でしょうか。
選挙管理委員会事務局書記長( 鹿島正君 )
今のところ町外になる見込みでございます。
10番( 待寺真司君 )
これ、以前も取り上げたんですけれども、選挙の…例えば報酬とか職員手当、賃金なんていうのは町の、いわゆる働いた方へ出されるものですけれども、それ以外の例えばこういった賃借料とか、工事請負費はわずかですけれども、その他、こういったものも町内業者にやはり優先して発注するのがいいんじゃないかなという部分もありますので、その辺。これ備品購入費が350万ぐらいついていますけれども、以前、自動でこう仕分ける、買いましたよね。今回この備品購入費にはそういった新しい部分は含まれていますでしょうか。
選挙管理委員会事務局書記長( 鹿島正君 )
今回備品購入、主なものといたしまして、衆議院の選挙に合わせまして、最高裁判所国民審査が同時に行われますので、そちら用の投票用紙交付機を新規に導入する見込みになっておりますので、各投票所に1台ずつ増設をさせていただく費用を考えております。
10番( 待寺真司君 )
最後にします。副町長の、実は以前プレハブを建てて壊すのは非常にもったいないということで、御調査いただけるということで。でも、残念ながら壊されちゃったという経緯があるんですが、今回もやはり、やっぱり厳しいですかね。
副町長( 山本孝幸君 )
建築確認等を正規にやらなきゃいけない関係とか、一年を通して借りる率に対しては非常に高額になりますので、今回も仮設させていただく予定でございます。
12番( 土佐洋子君 )
この選挙から初めてHAYAMA STATIONで投票ができるようになるんですよね。
選挙管理委員会事務局書記長( 鹿島正君 )
今回の期日前投票はHAYAMA STATIONを使う形で予定をしております。
12番( 土佐洋子君 )
では、今までの消防署もあって、HAYAMA STATIONでもあってということで、期間も同じでしょうか。
選挙管理委員会事務局書記長( 鹿島正君 )
消防署、従前の消防署の期日前投票所の扱いにつきましては、従前どおり期日前投票開始から投・開票日前日まで行います。ショッピングプラザHAYAMA STATIONにつきましては最後の3日間ということで、10月の19日(木曜日)から
21日(土曜日)までの3日間、そして時間もですね、消防署よりは投票開始が1時間遅く、そして1時間早く投票を締め切るという形で、午前9時半から午後7時までという形で予定をしております。
議長( 伊東圭介君 )
よろしいですか。(私語あり)じゃあ、すいません、先。
3番( 鈴木道子君 )
新しい期日前投票所ができるということで、その周知方法については十分なることが必要と思いますけれども、どのような形でなさるんでしょうか。
選挙管理委員会事務局書記長( 鹿島正君 )
十分な周知が必要だというふうには思っておりますけれども、このような状況下で短期間でございますので、必ずしも十分にはならないかもしれないなと思っているところでございます。具体的には、既に「広報はやま」には掲載することができませんでしたし、考えられる手として残されているものとしては葉山町ホームページに載せること、それ以外には新聞折り込みでチラシを出すこと、それから町内会の回覧でお願いをすること、それと投票所入場券にもその旨を記載することということで対応を考えております。
7番( 近藤昇一君 )
この問題については以前からね、決算とか予算でいろいろ話ししているんだけど、選管では検討します、検討しますでもって、常に前例踏襲できたんですけど、掲示板です。この掲示板ね、候補者のポスター掲示板。これは鎌倉、逗子、横須賀、三浦もそうかな、2段式になっているんですよ。葉山だけが3段なんですよ。場所によってはね、なかなか手が届かない場所もあると。だから選管の職員、一度自分でもって張ってみたらどうかってさんざん言ってるんだけど、いや、次回から検討します、次回から検討します。毎回3段なんですよ。前例踏襲なんですね。今回もやっぱりその前例踏襲になりそうですか。
選挙管理委員会事務局書記長( 鹿島正君 )
前例を踏襲して決定をしているわけではございませんで、そのときに見込まれている候補者数ですとかを勘案して決定をしている結果、今回は2段ということで予定をしております。
7番( 近藤昇一君 )
もう一つ、この短期間でね、やらなきゃならないということで、非常にこの選管…選挙管理委員会の仕事、大変な重量…仕事量だと思うんですよ、短期間に。そういう中で、選挙管理委員会関係の職員が療養休暇に入っているという話を聞いたんですけども、それ大丈夫ですか。
選挙管理委員会事務局書記長( 鹿島正君 )
もちろん予定外のことではありますけれども、残された人間で、総務課の職員も同じように併任の立場ではありますので、総務課職員の力も合わせましてですね、選挙を乗り切っていきたいというふうに思っております。
議長( 伊東圭介君 )
ほか、いかがでしょうか。御質疑ございませんか。御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり )
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議案第36号平成29年度葉山町一般会計補正予算(第6号)については原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
( 起 立 全 員 )
起立12名の全員であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
議長( 伊東圭介君 )
以上で本日の日程は全て終了いたしました。あすから10月11日までの12日間は常任委員会等の委員会審査のため休会とし、10月12日、午前10時再開いたします。
本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。 (午後3時39分)
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更新日:2018年05月09日