葉山町議会 平成28年12月14日

招集年月日

平成28年12月2日(金曜日)

招集場所

葉山町役場議場

開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

開議

午前10時00分

閉会

午後0時03分

応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

出席 13名 欠席 0名

出席並びに欠席議員の詳細
番号 氏名 出欠
第1番 横山すみ子 出席
第2番 金崎ひさ 出席
第3番 鈴木道子 出席
第4番 飯山直樹 出席
第5番 ( 欠員 )
第6番 山田由美 出席
第7番 窪田美樹 出席
第8番 畑中由喜子 出席
第9番 石岡実成 出席
第10番 待寺真司 出席
第11番 伊東圭介 出席
第12番 笠原俊一 出席
第13番 土佐洋子 出席
第14番 近藤昇一 出席

地方自治法第121条により出席した者の職氏名

地方自治法第121条により出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
町長 山梨崇仁
副町長 山本孝幸
教育長 返町和久
政策財政部部長 小山誠
総務部部長 太田圭一
福祉部部長 仲野美幸
環境部部長 伊藤義紀
都市経済部部長 永津英彦
教育部部長 沼田茂昭
消防長 福本昌己
総務課課長 鹿島正

職務のため議場に出席した者の職氏名

職務のため議場に出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
議会事務局局長 矢嶋秀明
次長 廣瀬英之
主任 佐々木周子

会議録署名議員

会議録署名議員の詳細
番号 氏名
第4番 飯山直樹
第6番 山田由美

議事日程

第1 議案第39号 葉山町農業委員会の委員の定数条例
(以上1件総務建設常任委員会審査報告)
第2 陳情第28-30号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書
第3 陳情第28-35号 御用邸、葉山公園一帯の景観を破壊するマンション計画に反対の決議を求める陳情書
第4 陳情第28-36号 葉山町下山口プロジェクトに係る公聴会における公述内容を尊重する重要性の確認を求める陳情書
(以上3件総務建設常任委員会審査報告)
第5 陳情第28-28号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善について、国への意見書提出を求める陳情
第6 陳情第28-29号 介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現について国への意見書提出を求める陳情
第7 陳情第28-33号 国に私学助成の拡充を求める意見書の提出に関する陳情
第8 陳情第28-34号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出に関する陳情
第9 陳情第28-37号 葉山町が進めている逗子市とのごみの広域処理について町議会として調査するよう求める陳情書
(以上5件教育民生常任委員会審査報告)
第10 議会議案第28-22号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書
第11 議会議案第28-23号 介護従事者の勤務環境及び処遇改善の実現を求める意見書
第12 議会議案第28-24号 国に私学助成の拡充を求める意見書
第13 議会議案第28-25号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書
第14 議会議案第28-26号 地方議会議員選挙における政策ビラ頒布の解禁を求める意見書
第15 議会議案第28-27号 地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書
第16 議会議案第28-28号 小規模な防災倉庫(10平方メートル以下)設置における建築確認手続きの簡略化と基礎構造において必要最小限の基準策定を求める意見書
第17 委員会視察報告(議会広報常任委員会・議会運営委員会)
第18 閉会中継続審査について
第19 議員派遣について

議事の経過

議長(近藤昇一君)

おはようございます。ただいまの出席議員は13名でございます。定足数に達しておりますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)
都合により暫時休憩いたします。(午前10時00分)

議長(近藤昇一君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時20分)
休憩前に引き続き会議を続行いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第1「議案第39号葉山町農業委員会の委員の定数条例」を議題といたします。
本件につきましては、総務建設常任委員会に付託し審査を実施していただいておりましたが、既に結論を得ておりますので、この際、総務建設常任委員会委員長より審査結果の報告を求めます。委員長、登壇願います。

総務建設常任委員会委員長(横山すみ子君)

総務建設常任委員会審査報告を行います。平成28年12月1日の第4回定例会本会議において付託された議案第39号葉山町農業委員会の委員の定数条例は、議会休会中の12月5日に担当部課長等の出席を求め、慎重に審査を行い、次のとおり結論を得ましたので御報告いたします。
議案第39号は、農業委員会等に関する法律(昭和26年法律第88号)の一部が改正されたことに伴い、葉山町農業委員会の委員の定数を定める必要があるため提案されたものです。
条例の内容は、1、農業委員会等に関する法律第8条第2項の規定により条例で定める委員の定数は9人とすること。2、委員は市町村長が議会の同意を得て任命することとされたため、関連する条例3件を廃止するものです。なお、この条例は平成29年4月1日から施行することとしています。
審査では担当課から、法律上、本町は農業委員会の設置が必須ではないが、農地法及び関連の法令に関する業務は行わなければならない。当該業務を行うに当たっては、その土地の事情等を熟知している農業委員会がいなければ困難であることから、農業委員会を設置することが効率的であるとの説明がありました。委員からは、本町は市街化調整区域が多く、担当職員だけで調査するのは困難である。本町農政の円滑な運営のため、現状では農業委員会を設置する必要があるため、条例に賛成するとして可決を求める意見と、これまでの公選制が公募を含めるものの推薦制に移行することは民主的ではなくなる危惧がある。本条例提案は、法改正に伴うものであることは理解するが、このような全国一律の制度変更には疑問があるため、本条例には賛同しかねるとして否決を求める意見がありました。よって採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決しました。
なお、委員から、来年新たに農業委員に就任する者に対し、地域の実情や農地法の改正等の研修の充実を図るべきとの意見があったことを付記します。
以上、御報告いたします。平成28年12月14日、総務建設常任委員会。

議長(近藤昇一君)

以上で委員長の報告を終わります。これより、委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて総務建設常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論ございませんか。
討論なしと認めます。あ、失礼、討論ございます。まず、委員長の報告、可決に反対者の発言を許します。

8番(畑中由喜子君)

8番畑中由喜子でございます。私は、議案第39号葉山町農業委員会の委員の定数条例に反対の立場から討論に参加いたします。
この条例は、これまで農業委員会の委員は農業者の代表として公選制によって選ばれてきましたが、農業委員会等に関する法律の一部が改正され、市町村長による任命制に変更することに伴い、新たに葉山町農業委員会の委員の定数を定めることとなり、制定するものです。当町においては、農業委員会の選任は公選制による枠と団体及び議会による推薦枠がありましたが、この全てを町長の任命によることとするものです。今回の農業委員会等に関する法律の改正は、委員の公選制を廃止し、意見の公表や建議を役割から削除するなど、民主的な手続や自主的な言動を制限することにつながることを深く憂慮するものです。
国ではTPPの承認案と関連法案を12月9日の参院本会議で有無を言わせぬ強行的な採決によって成立させました。日本の食糧自給率は、カロリーベースで39%という現実を改善することもできないまま、一向に明らかにならないTPPの中身によっては、食糧自給率がさらに低下するとの見解もあると言われています。これらの流れは、国が非常に強硬にTPPの発効に向けて動いていることのあらわれであり、そのために全国一律に、さらに統制を強めようとしていると考えざるを得ません。小さな町にはそれぞれの成り立ちや状況があり、それなりの工夫ややり方があることから、私はそれぞれの自主性が重んじられる制度こそが大切であると考えます。最近、まるで忘れ去られたような言葉ですが、地方分権、地方自治の観点からも、民主的な制度の維持を望み、私の反対討論といたします。

議長(近藤昇一君)

次に、委員長の報告、可決に賛成者の発言を許します。

11番(伊東圭介君)

11番伊東圭介でございます。ただいま総務建設常任委員会委員長より報告のありました議案第39号葉山町農業委員会の委員の定数条例につきまして、委員長の報告に対し賛成の立場で討論に参加をさせていただきます。
議案39号は、農業委員会等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、葉山町農業委員会の委員の定数を定める必要があるため提案されたものであります。
主な内容は、法律の規定により条例で委員の定数を現状と同数の9名とすること、もう一つは、委員の選任について、公選から町長が議会の同意を得て任命することとなり、関連する条例3件を廃止するものであります。
まず、定数に関してでありますが、本町は既に農地面積で法律上、農業委員会の設置が必須要件ではありませんが、市街化調整区域内の農地面積も多く、調査等にも担当職員だけでは限界があり、地域の事情等に精通した委員が必要であると判断をいたします。
農地法に基づく所有権の移転、権利設定等に関する業務、農地転用に関する業務、また農業経営基盤強化促進法に基づく業務や、租税特別措置法による納税猶予に伴う業務など多岐にわたる業務に対し、委員の判断も必要であると考えます。また、昭和40年代に当町では大和団地、現ダイワハウスが取得をしました土地についても、近年において県の指導もあり、非農地証明扱いによっての所有権移転等、件数が増加しているのも現状であります。委員の選任の方法につきましては、候補者選考委員会を設置し、推薦及び募集に応じた候補者を総合的に審査をし、決定し、最終的に議会の同意を得て任命することとなり、一定の公平性は保たれると考えられます。今までも実際に公選法に基づいた選挙になった実例も少なく、現状と変わらないと考えております。
以上の理由により、本案件についての賛成の討論とさせていただきます。

議長(近藤昇一君)

次に、委員長の報告、可決に反対者の発言を許します。

7番(窪田美樹君)

7番窪田美樹です。日本共産党を代表し、議案第39号葉山町農業委員会の委員定数条例に反対の立場で討論に参加いたします。
議案第39号は、農業委員会等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、葉山町農業委員会の委員の定数を定める必要があるため提案されたものです。担当課からは、法律上、本町は農業委員会の設置が必須ではないが、農地法及び関連の法令に関する業務は行わなければならない。業務を行うには、その土地の事情を熟知している農業委員がいなければ困難であるとのことから、農業委員を設置することが効率的であるというものであり、葉山町に農業委員を置くことに反対する、私は反対するものではありません。しかし、これまでの公選法が公募を含めるとしていますが、推薦制に移行することは民主的ではなくなる危惧が出てきます。
これまで農業委員会は農地を自主的に管理するために、農業に従事する人たちが代表者を選ぶ自治の仕組みでした。今回の制度改正は、農業委員を首長が任命することとなり、農業従事者の自主性が損なわれます。農業者の代表である農業委員は、農業者や地域の声を集結し、農地の権利移動の許認可や農地転用の業務を中心とした農地行政の執行を初め、農地に関する資金や税制、農業年金などかかわる業務も行います。これらの業務は、それぞれの地域の土地利用のあり方を踏まえた優良農地の確保と、その有効利用を進める上で特に重要になっています。農業委員会は、みずからの代表を選ぶことで農業者から信頼され、農地の守り手として役割を発揮します。地域の農業に関する全ての事項に意見を公表することや、行政庁に申し述べることができる意見の公表、建議という文言を法的根拠がなくても行えるためと削除し、農業委員会の公選制を廃止して首長の任命制に変えることは行政委員会としての独立性を奪い、農地の番人としての農業委員会制度を形骸化するものです。本条例提案は法改正に伴うものであることは理解しますが、このような全国一律の制度変更に対し、農業委員会は今後も地域の農業者の多様な意見を生かし、地域を守る安心・安全な農産物の生産を応援する対策をさらに強化していただくことを指摘し、反対の討論といたします。

議長(近藤昇一君)

次に、委員長報告、可決に賛成者の発言を許します。

3番(鈴木道子君)

3番鈴木道子でございます。ただいまの総務建設常任委員会委員長の報告に対し、賛成の立場から討論をさせていただきます。
議案第39号葉山町農業委員会の委員の定数条例に関しましては、農業委員会等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、葉山町農業委員会の委員の定数を定める必要があるため提案されたものでございます。この内容は、農業委員会等に関する法律第8条第2項の規定により、条例で定める委員の定数は9人とすること。また、委員は市町村長が議会の同意を得て任命することとされたため、改正するものでございます。
先ほどの賛成討論につけ加える形で申し述べさせていただきます。1点、反対討論の中で、これまでの公選制が公募を含めるものの推薦制に移行することは民主的ではなくなる危惧があるという討論がございましたが、私は市町村長が議会の同意を得て任命することという状況であることから、民意を得て選出された町長、また民意を得て選出された私ども議会、この双方の同意を得て任命されるということでございますので、民主的ではなくなる危惧というものは払拭されるというふうに思っております。現状としては公選制だったが変わらないということ、そしてこれからの農業委員のあり方が合理的かつ実情に沿った形で進歩していくためには、この条例改正が必要であると思っております。また、町長が議会の同意を得て任命するということにつきましては、その土地の事情等を熟知している農業委員の選出が私は多くの情報を持つ町長の提案ということで、私はこの農業委員にふさわしい方の選出は可能であるというふうに思っております。
以上、私が委員長報告に賛成するという討論につきまして、先ほどの賛成者に加える形で討論をさせていただきました。

議長(近藤昇一君)

次に、委員長の報告に反対者の発言を許します。
それでは、委員長の報告に賛成者の発言を許します。
討論がなければ、これにて討論を終結いたします。
これより採決を行います。議案第39号葉山町農業委員会の委員の定数条例に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
起立10名の多数であります。よって、議案第39号は委員長の報告のとおり可決されました。

議長(近藤昇一君)

日程第2「陳情第28-30号最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択を求める陳情書」、日程第3「陳情第28-35号御用邸、葉山公園一帯の景観を破壊するマンション計画に反対の決議を求める陳情書」、日程第4「陳情第28-36号葉山町下山口プロジェクトに係る公聴会における公述内容を尊重する重要性の確認を求める陳情書」の3件を一括議題といたします。
本3件については、総務建設常任委員会に付託し審査を実施していただいておりましたが、既に結論を得ておりますので、この際、総務建設常任委員会委員長より審査結果の報告を求めます。委員長、登壇願います。

総務建設常任委員会委員長(横山すみ子君)

総務建設常任委員会審査報告。平成28年12月1日の第4回定例会本会議において付託された陳情第28-30号最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択を求める陳情書、陳情第28-35号御用邸、葉山公園一帯の景観を破壊するマンション計画に反対の決議を求める陳情書及び陳情第28-36号葉山町下山口プロジェクトに係る公聴会における公述内容を尊重する重要性の確認を求める陳情書は、議会休会中の12月5日に関係部課長等の出席を求め、慎重に審査を行い、次のとおり結論を得ましたので御報告いたします。
陳情第28-30号の要旨は次のとおりです。平成28年の改定による地域別最低賃金は、全国加重平均で823円と初めて800円を超えたが、最も高い東京で932円、最も低い地方で714円と、時間額の差が218円まで広がった。最低賃金の地域格差をなくして大幅に引き上げ、中小企業支援策の拡充を実現するための意見書を国へ提出することを求めているものです。
審査では、議会は本年6月の定例会で既に同趣旨の意見書を国に対し提出をし、中小企業の経営者の支援策強化を特記した。10月には最低賃金が改正され、陳情者の願意は達成されていると判断するとの意見でまとまり、全会一致により趣旨了承すべきものと決しました。
陳情第28-35号の要旨は次のとおりです。御用邸、葉山公園一帯は、御用邸に配慮し、低層住宅にして保たれてきたところであり、良好な景観の形成を目標にしている町の将来のためにも、議会は4階建てマンション計画「葉山町下山口プロジェクト」に反対の決議をすることを求めているものです。
審査では、陳情者の願意は十二分に理解でき、懸念事項が多々あることも承知しているが、陳情書に書かれている「3者が2階建てにすることを決め」とある部分の記録が不存在で確証がない。また、法や条例に適合している建築計画について議会が反対の決議を提出することはできないとの意見が大勢を占め、採決の結果、賛成なしで不採択すべきものと決しました。
次に、陳情第28-36号の要旨は次のとおりです。議会において(仮称)葉山町下山口プロジェクトの公聴会での公述内容を尊重し、また町の施策が履行されることの重要性を確認することを求めているものです。
審査では、担当課から公聴会の公述内容も踏まえ、現在指導・協議を行っているとの説明があった。採択をした場合、結果が公表されていない現段階で、議会が公述内容の履行の確認をすることは非常に難しい。しかしながら、事前協議の結果については協議期間中に公表しないため、公聴会に参加した町民にとっては公述内容が十分尊重されているのか懸念を感じる思いは理解できるとの意見でまとまり、全会一致により趣旨了承すべきものと決しました。また、協議結果及び公聴会のあり方については、所管事務として調査・研究をしていくことを確認しました。
以上、御報告いたします。平成28年12月14日、総務建設常任委員会。

議長(近藤昇一君)

以上で委員長の報告を終わります。これより委員長に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。御質疑がなければ、これにて総務建設常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。
これより陳情第28-30号の討論を行います。討論ありませんか。
討論ございます。まず、委員長の報告に…よろしいですか。討論なしと認めます。
これより採決を行います。陳情第28-30号最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択を求める陳情書に対する委員長の報告は趣旨了承であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、陳情第28-30号は委員長の報告のとおり趣旨了承することに決定しました。
次に、陳情第28-35号の討論を行います。討論ありませんか。
ございます。委員長の報告は不採択でありますので、まず、委員長の報告に反対者すなわち採択することに賛成者の発言を許します。

6番(山田由美君)

6番山田由美です。この陳情第28-35号御用邸、葉山公園一帯の景観を破壊するマンション計画に反対の決議を求める陳情書に賛成の立場から討論させていただきます。
何が何でも経済成長という時代は、もう過ぎました。過労死にしても、介護離職にしてもそうですが、市民の事情より企業の利益が優先され続ける社会は、不健康であると思います。企業も市民から構成されるのですから、これからは市民の事情に配慮することが、これまで以上に求められるのではないでしょうか。少子高齢化が進行する今こそ、企業優先の思想は改められるべきと考えます。それが暮らしやすい社会、命を大切にする社会に通じることになります。企業活動の継続性にもつながります。このような観点から、多くの町民の意思を尊重するため、この陳情に賛成いたします。
以上で私の賛成討論とさせていただきます。(拍手)

議長(近藤昇一君)

次に、委員長の報告に賛成者すなわち採択することに反対者の発言を許します。

8番(畑中由喜子君)

8番畑中由喜子でございます。私は、陳情第28-35号御用邸、葉山公園一帯の景観を破壊するマンション計画に反対の決議を求める陳情書に対して、ただいま御報告のありました総務建設常任委員会の審査結果に賛成の立場で、原案に反対の立場で討論に参加いたします。
この陳情は、9月議会に提出され不採択となった下山口マンション計画について町長に慎重な判断を行うよう要望していただくための陳情書と同じマンション計画に関するもので、良好な景観の形成を目標にしている葉山町の将来のために、このマンション計画に反対の決議をするよう議会に求めているものです。
陳情では、このマンション建設の計画地一帯は、これまで2階建てにしてきたところで、昭和46年に御用邸が焼失し、再建された後、当時の神奈川県議会議長、葉山町議会議長と葉山町長によって、建物を建てるに当たっては御用邸に配慮して2階建てにすることを決めて現在に至っており、低層住宅地として保たれてきたと述べております。しかし、関係部課長等の出席のもとに行われた審査では、町には3者による取り決めがあったという記録はなく、その確証を得ることはできませんでした。現在このマンション計画は、葉山町まちづくり条例の特定開発事業として、条例に従って開発手続が進められているところです。手続の不備や違法が認められないものに対して、議会として計画に反対の決議をすることは非常に難しいと考えます。葉山町では第四次総合計画に定めたように、将来にわたって美しい海とみどりに、笑顔あふれる心あたたかなふるさと葉山を目指し、住民・行政・議会が主体となってまちづくりを担っていくことが重要としております。まちづくりは国の法律の枠を越えて行うことはできないというかせがあります。しかしながら、こうした現状にあって、これまでも知恵を絞り、工夫を重ねて、少しでも理想のまちづくりに近づけるように、町・住民・議会、町ぐるみで努力をしてまいりました。まだまだ不十分な部分があることも事実です。これからも条例の改正や、新たな仕組みづくり等、不断の努力が必要と考えます。
また、この陳情の提出に当たって、地域の方々は大変な労力と時間を費やし、景観を守ろうと立ち上がられました。まちづくりは個人で立ち向かうには限界があります。が、現在まちづくり条例に位置づけられた地域まちづくり推進協議会の結成に向けて準備を進められていると伺っております。地域の多くの方たちが参加されることで、より確かなまちづくりが進められることが期待されます。
最後に、マンション計画の事業者におかれては、これまで先人たちが守り抜いてきた葉山町の美しい景観にマッチした建物、静かで品のある、落ち着いた町という葉山町のイメージに見合った建物、そして地域の価値が一段と上がるような建物としていただくように強く求め、私の討論といたします。(拍手)

議長(近藤昇一君)

次に、委員長の報告に反対者すなわち採択することに賛成者の発言を許します。

7番(窪田美樹君)

7番窪田美樹です。日本共産党を代表して、ただいま行われました陳情第28-35号御用邸、葉山公園一帯の景観を破壊するマンション計画に反対の決議を求める陳情書に対する総務建設常任委員会の不採択との報告に反対し、陳情第28-35号は採択されるべきであるとの立場から討論に参加いたします。
陳情の趣旨は、議会に4階建てマンション「葉山町下山口プロジェクト」の反対の決議をすることを求めているものです。委員会審査では「陳情者の願意は十二分に理解するが、まちづくり条例に違反している部分が顕著にあるとは考えにくく、違法だと決めつけられないとの意見が大勢を占め」としています。果たして施行10年を経過した葉山町まちづくり条例が完全なものか、疑問の余地があり、現在総務建設常任委員会で継続的に所管事項調査を行っている最中でもあり、葉山町議会はマンション建設計画が適法かどうかだけを審議するのではなく、葉山町のまちづくりや景観上どのような影響を与えるのか、また住民感情も十分理解、配慮した判断を下すべきではないでしょうか。確かに陳情文では反対の理由としての根拠に具体性が欠けているのではないかとの疑念があり、陳情採択に導くには多少無理があるのではないかとも思われますが、せめて趣旨了承の扱いをすべきではないかと思われます。
しかし、委員会の結果は不採択であり、趣旨了承が全会一致を原則としている運営を考えれば、本陳情は採択として、行政にこれまで以上に住民の懸念を払拭するための努力を求めるべきではないでしょうか。また、下山口地区では、これまでもマンション建設計画や開発計画が浮上しています。これらの計画を葉山町のまちづくりにふさわしいものにしていくための方策を考える上でも、葉山町まちづくり条例や景観計画の見直しを行うと同時に、住民とともにまちづくりを進める必要があります。そのためにも、本陳情を採択してこそ、議会・行政・住民が一体となってまちづくりを進めるきっかけとなるのではないでしょうか。
以上の理由で本陳情は趣旨了承とされるべきでありましたが、委員会の結論が不採択ということであるので、採択を主張し、討論といたします。(拍手)

議長(近藤昇一君)

次に、委員長の報告に賛成者すなわち採択することに反対者の発言を許します。

9番(石岡実成君)

9番石岡実成でございます。陳情第28-35号御用邸、葉山公園一帯の景観を破壊するマンション計画に反対の決議を求める陳情書について、反対の立場として討論に参加いたします。
この陳情は、御用邸、葉山公園一帯は、御用邸があるために住民によって建物を2階建てに保たれてきたところで、良好な景観の形成を目指す目標にしている葉山町の将来のためにも、葉山町議会は京急不動産の4階建てマンション計画に反対の決議をするように求めているものです。
まず初めに、9月に行われた第3回定例会においても、今回の陳情の前身となる陳情第28-26号の京急不動産に対しマンションの規模縮小を求めた陳情書に対して、私は反対意見を述べさせていただきました。そのときにお伝えしたとおり、私個人、いいえ、ここにいる全ての議員が下山口地区の景観は葉山を代表する貴重で尊いものだと認識しておりますし、守っていかなければならないとも思っていることに疑いの余地はありません。また、下山口だけでなく、限りあるこの葉山町の緑、自然、景観全てをどうにかして守っていきたいとも思っていると思います。
せんだって、福祉文化会館で行われた今回の下山口プロジェクトを考える町民会議に出席した際では、町民の方から議会に対し、もちろん私個人に対しても、大変厳しい御意見、御指摘を受けてまいりました。その際、いっそのこと反対派の方々に賛同したほうがどれほど気持ちが楽になるのかと思うほどでしたが、それでもなぜこの陳情を通すことが難しいのか、ここまで一生懸命に運動されておられる方々の期待を結果として裏切る形をとらざるを得ないのか、私なりに必死に考えてまいりました。恐らくこれは議員個人の考え方や判断とは別に、多数決で議会全体としての結論を下すことの難しさがあり、なかなか御理解いただけない領域なのかもしれませんし、単なる私自身が未熟で覚悟が足りない、あさはかな人間なのかもしれません。ある方からは「悪党」と呼ばれたりもしましたが、それでも強く思うことは、議会の決議や判断は町長と同等、いや、それ以上に強い効力を持つものと思っていて、だからこそ冷静に、慎重に判断せざるを得ない部分が多々あるのだということを、町民の皆様を初め今回運動された方々には御理解いただきたいと思っています。
私自身は、今さら反対運動をされている方々の間で起こっているハレーションも、提出書類の不備も、中に記載された文言の一字一句を取り上げて、そこをベースに、だから認められない、審議に至らない、反対しますという結論に至ったわけではありません。強い効力を持つ議会の決議で、法的に違法だと認められない開発を根底からやめさせることはできないし、するべきではないという判断です。とはいえ、先日の総務建設常任委員会での審議に際し、御用邸周辺のエリアがずっと2階建てで守られてきたという紳士協定的な記録がないという点は、不備だとか虚偽だとかいうものではなく、客観的に物事を判断する上では、今回の案件だけでなく、今後あらゆる審議を行う上で非常に大切な部分であるということは御認識いただきたいと思いました。陳情者側の方からは、もしも今回の本会議で前回同様の表決結果になれば、葉山町議会は事実上、マンション建設に賛成という図式になり、開発者サイドをより勢いづかせることになりかねないとの懸念を抱かれておりましたが、先日の総務建設常任委員会のVTRを自分自身でも見直しましたが、意見を発言した全ての議員から、苦渋の決断をしたという言葉がその節々に出ていましたし、結果、不採択ではありましたが、それが直接的に、もろ手を挙げてマンション建設賛成を示したものとは決して読み取れないと思います。ましてや、開発を助長させるような誤解を受けるものでも決してなかったと思っています。ちょうどあの場には、開発者サイドの方々も出席しておられましたので、空気感は十分に伝わっていると思いますし、それでいて突然態度を変えるようなことがあれば、それは企業人としても、人としてもあってはならないことですし、先方にはぜひ今後も今まで以上に紳士的な対応を望みます。
今回のような開発に伴う問題では、住民運動の難しさや、それに寄り添うべき議員のあり方などさまざまな問題点を、課題を残したと思っています。環境や景観を守るには、まずは各地区の住民みずからが立ち上がり、まちづくり推進協議会を立ち上げ、地区計画を策定し、常にアンテナを張りながら、自分たちのエリアは自分たちで守っていくのだという姿勢が必要であり、今後はぜひその運動を盛り上げていっていただきたいと思います。また、これ以上環境破壊を阻止できるように、行政に対しては都市マスタープランの保養所廃止に伴う土地利用への対応という部分に記載された既存の良好な町並みや住環境との調和を図ることなどを誘導していくといった言葉を、いま一度しっかりと再認識していただき、しょせんきれいごとだよと言われないように、確実に履行していただきたいと思っていますし、指導と確認作業を続けていってほしいと切に願います。さらに、我々議会としては、限りある自然と景観を少しでも維持できるように、条例の見直しあるいは改定に向けて議論を交わし、広く町民の方々との話し合いの場を提供していく必要があるのだと思った次第です。
最後に、今回も本当に苦しい決断ではありましたが、こうして多くの傍聴者の方もいらしていただいておりますので、結果としてこの陳情に賛同、協力、御尽力された多くの町民の方々の御期待に沿えなかったことを深くおわび申し上げます。お認めいただけるかは別として、今回のプロジェクトの話では、これは終わりではないと思っておりますし、一人の議員としてできる限り今後の動きを注視していこうと思っております。
以上、陳情第28-35号の私の反対討論とさせていただきます。

議長(近藤昇一君)

次に、委員長の報告に反対者すなわち採択することに賛成者の発言を許します。
ございませんね。次に、委員長の報告に賛成者すなわち採択することに反対者の発言を許します。
討論がなければ、これにて討論を終結いたします。
これより採決を行います。陳情第28-35号御用邸、葉山公園一帯の景観を破壊するマンション計画に反対の決議を求める陳情書に対する委員長の報告は不採択であります。よって、陳情第28-35号を採択することについてお諮りいたします。本件を採択することに賛成の方は起立願います。
(起立少数)
起立2名、少数であります。よって、陳情第28-35号は不採択とすることに決定しました。
次に、陳情第28-36号の討論を行います。討論はありませんか。
討論なしと認めます。これより採決を行います。陳情第28-36号葉山町下山口プロジェクトに係る公聴会における公述内容を尊重する重要性の確認を求める陳情書に対する委員長の報告は趣旨了承であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、陳情第28-36号は委員長の報告のとおり趣旨了承することに決定しました。

議長(近藤昇一君)

日程第5「陳情第28-28号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善について、国への意見書提出を求める陳情」、日程第6「陳情第28-29号介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現について国への意見書提出を求める陳情」、日程第7「陳情第28-33号国に私学助成の拡充を求める意見書の提出に関する陳情」、日程第8「陳情第28-34号神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出に関する陳情」、日程第9「陳情第28-37号葉山町が進めている逗子市とのごみの広域処理について町議会として調査するよう求める陳情書」の5件を一括議題といたします。
本5件については、教育民生常任委員会に付託し審査を実施していただいておりましたが、既に結論を得ておりますので、この際、教育民生常任委員会委員長より審査結果の報告を求めます。委員長、登壇願います。

教育民生常任委員会委員長(待寺真司君)

教育民生常任委員会審査報告。平成28年12月1日の第4回定例会本会議において付託された陳情第28-28号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善について、国への意見書提出を求める陳情、陳情第28-29号介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現について国への意見書提出を求める陳情、陳情第28-33号国に私学助成の拡充を求める意見書の提出に関する陳情、陳情第28-34号神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出に関する陳情及び陳情第28-37号葉山町が進めている逗子市とのごみの広域処理について町議会として調査するよう求める陳情書は、議会休会中の12月6日に担当部課長等の出席を求め、慎重に審査を行い、次のとおり結論を得ましたので御報告いたします。
陳情第28-28号の要旨は次のとおりです。厚生労働省は、医療従事者の勤務環境の改善のための取り組みを促進するとともに、医療勤務環境改善に関する医療法を改正し、勤務環境改善に向けた医療機関の取り組みを支援するよう都道府県に求めているが、日本医労連が平成25年に実施した看護職員の労働実態調査では、状況が改善されていないことが明らかとなっている。勤務環境の改善なしに医療提供体制の改善はあり得ない。安全・安心の医療・介護を実現するためにも、医療従事者の勤務環境の改善を実効性のあるものにし、医療提供体制を充実していくことが求められていることから、1、医師・看護師・医療技術者・介護職などの夜勤交替制労働における労働環境を改善すること。(1)1日8時間以内を基本に、労働時間の上限規制や勤務間隔のインターバル確保、夜勤回数制限など、労働環境改善のための規制を設けること。(2)夜勤交替制労働者の労働時間を短縮すること。(3)介護施設などにおける1人夜勤を早期に解消すること。2、安全・安心の医療・介護を実現するため、医師・看護師・医療技術者・介護職を増員すること。3、患者・利用者の負担軽減を図ること。4、費用削減を目的とした病床削減は行わず、地域医療に必要な病床機能を確保すること。以上4点について、国に対し意見書を提出することを求めているものです。
審査では、医療提供体制の充実のためには医療従事者の勤務環境を改善することは不可欠であり、本陳情を採択し、国に対し意見書を提出すべきであるとの意見でまとまり、採決の結果、全会一致により採択し、国に対し意見書を提出すべきものと決しました。
陳情第28-29号の要旨は次のとおりです。多くの介護施設では、利用者の安全や必要最低限の介護を提供する体制を確保するため、職員を加配している。介護現場では休暇を取得できない実態が横行しており、法定基準を大幅に引き上げ、労働環境の改善を図ることが重要である。人材不足は地域の介護施策に深刻な影響を与えるため、自治体としても看過できない問題であり、国の責任で人材確保、離職防止の実質的な対策及び安全・安心の介護体制の確立を実現させる必要があることから、1、介護職員を初めとする介護現場で働く全ての労働者の処遇改善を図ること。2、介護保険施設の人員配置基準を利用者2人に対して介護職員1人以上に引き上げること。夜間の人員配置を改善(1人夜勤を解消)すること。3、上記の項目の実現を図るために、介護報酬の大幅な引き上げを行うとともに、処遇改善についての費用は国費で賄うこと。以上3点について国に対し意見書を提出することを求めているものです。
審査では、介護現場の人材確保及び離職防止のためには、介護従事者の勤務環境及び処遇の改善が重要であることから、本陳情を採択し、国に対し意見書を提出すべきであるとの意見でまとまり、採決の結果、全会一致により採択し、国に対し意見書を提出すべきものと決しました。なお、委員から、町独自でも介護従事者の処遇改善に係る対策を検討されたいとの意見があったことを付記いたします。
陳情第28-33号及び陳情第28-34号については、関連する陳情のため、一括して審査を行いました。陳情28-33号の要旨は次のとおりです。私学は公教育の場として大きな役割を果たしているにもかかわらず、教育条件等の整備の多くは保護者の負担である。就学支援金制度及び奨学のための給付金により学費の公私間格差は一定程度是正されたものの、私立高校の学費はいまだ高額である。さらに、各都道府県の授業料減免制度の差による学費の自治体間格差も生じている。教育予算を増額し、私学に通う生徒・保護者の負担を軽くし、教育条件の維持向上を図るため、私立高校生への就学支援金制度と私学への経常経費助成補助の大幅拡充を求めるため、国に対し意見書を提出することを求めているものです。
次に、陳情第28-34号の要旨は次のとおりです。神奈川県の私立学校に通う生徒1人当たりの経常費補助は国基準以下であり、全国最下位水準の助成額である。高い学費が原因で私立高校を選択できないことから、公立中学校卒業生の全日制高校進学率は改善はしているものの、とても高いとは言えない水準が続いている。ついては、教育の無償化により私学助成の一層の充実を図るよう、神奈川県に対し意見書を提出することを求めているものです。
審査では、教育を受ける権利を保障するため、公立学校とともに公教育を担う私立学校に対する補助のさらなる拡充が必要であることから、本陳情を採択し、国及び県に対し意見書を提出すべきであるとの意見でまとまり、陳情第28-33号及び陳情第28-34号については、全会一致により採択し、国及び神奈川県に対し意見書を提出すべきものと決しました。
陳情第28-37号の要旨は次のとおりです。町と逗子市との間でごみ処理の協定を結ぶことは、当面のごみ処理をどうするかにとどまらず、将来の町のごみ処理の基本的な形を決めることにつながる。ついては、議会においてもこの問題について協議、検討するため、特別委員会を設置するなどの取り組みを求めているものです。
審査では、本陳情は町が逗子市と覚書を締結したことを受け、将来の町のごみ処理に関して議会として調査することを求めているものであり、調査に当たり特別委員会の設置は必須ではないと考える。本委員会としては、逗子市とのごみ処理連携に係る進捗状況について随時所管事務調査として扱うこととしていることから、陳情者の願意は達成されているものと判断するとの意見でまとまり、全会一致により趣旨了承すべきものと決しました。
以上御報告いたします。平成28年12月14日、教育民生常任委員会。

議長(近藤昇一君)

以上で委員長の報告を終わります。これより委員長の報告に対する質疑を行います。
御質疑がなければ、これにて教育民生常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。
これより陳情第28-28号の討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。これより採決を行います。陳情第28-28号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善について、国への意見書提出を求める陳情に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、陳情第28-28号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
次に、陳情第28-29号の討論を行います。
ございませんね。討論なしと認めます。
これより採決を行います。陳情第28-29号介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現について、国への意見書提出を求める陳情に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
12名、全員であります。よって、陳情第28-29号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
次に、陳情第28-33号の討論を行います。討論ありませんか。
討論なしと認めます。
これより採決を行います。陳情第28-33号国に私学助成の拡充を求める意見書の提出に関する陳情に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
12名、全員であります。よって、陳情第28-33号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
次に、陳情第28-34号の討論を行います。ございませんね。
討論なしと認めます。
これより採決を行います。陳情第28-34号神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出に関する陳情に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名の全員であります。よって、陳情第28-34号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
次に、陳情第28-37号の討論を行います。討論ありませんか。
討論なしと認めます。
これより採決を行います。陳情第28-37号葉山町が進めている逗子市とのごみの広域処理について町議会として調査するよう求める陳情書に対する委員長の報告は趣旨了承であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名全員であります。よって、陳情第28-37号は委員長の報告のとおり趣旨了承することに決定しました。

議長(近藤昇一君)

日程第10「議会議案第28-22号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第28-22号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第28-22号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、議会議案第28-22号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を政府関係機関に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第11「議会議案第28-23号介護従事者の勤務環境及び処遇改善の実現を求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第28-23号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。討論ありませんか。
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第28-23号介護従事者の勤務環境及び処遇改善の実現を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、議会議案第28-23号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を政府関係機関に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第12「議会議案第28-24号国に私学助成の拡充を求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認め、よって議会議案第28-24号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。討論ありませんか。
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第28-24号国に私学助成の拡充を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、議会議案第28-24号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を政府関係機関に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第13「議会議案第28-25号神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第28-25号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。討論ありませんか。
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第28-25号神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、議会議案第28-25号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を神奈川県知事に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第14「議会議案第28-26号地方議会議員選挙における政策ビラ頒布の解禁を求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第28-26号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。討論ありませんか。
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第28-26号地方議会議員選挙における政策ビラ頒布の解禁を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、議会議案第28-26号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を政府関係機関に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第15「議会議案第28-27号地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第28-27号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。討論ございますので、まず原案に反対者の発言を許します。

4番(飯山直樹君)

4番飯山直樹。議会議案28-27号地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書に反対の立場で討論に参加いたします。
本国会の焦点の一つである年金制度改革法案については、国会の動きとしては11月25日に衆議院厚生労働委員会で可決、29日には衆議院で可決、参議院の委員会でも可決され、本日本会議のほうでの採決となっているのは御存じのとおりです。主要野党や一部マスコミでは「年金カット法案」と呼ばれ、年金支給額の抑制を強化する内容となっております。当法案についての主要メディアの世論調査では、反対57%で、評価するとした人はわずか31%程度のことであります。現在の年金生活者、経済活動の中心世代、若者、それぞれの立場は違ったとしても、老後の生活費として予定していた年金が法改正によって不確実になるのであれば、単純に、はい、そうですかということは…と言えないことは当然のことと思います。
こうした中、一般の方々から見れば、当法案によって一般で暮らしている、普通に暮らしている方々の年金が不透明になる中におきまして、こうした仕組みをつくる議員側が厚生年金に加入して、より安定を求めるとはどういうことなのだというふうに大きなクエスチョンマークがついてしまうのではないでしょうか。年金制度改革法案については、専門的な立場にあるメディアやコメンテーターによっても賛否両論はあり、一般の方々としては実際よくわからなくて心配との思いでしょうし、私自身も同じ感覚で捉えております。まさに今、議論の的である年金制度改革法案と、当意見書に関係性があるかどうかは、はっきりとはわかりませんが、国会で年金制度についての改革が行われようとしている最中であることを勘案すると、一般の方々としてはやはりクエスチョンマークがついてしまうものと感じられますので、新しい制度が有効なものであるかどうか、一般の方々が認識した後で、議員について考え始めることが好ましいと考えております。
また、厚生年金制度の加入対象の観点から考えてみますと、平成28年10月までは一般的には週30時間以上働く従業員が加入対象でしたが、一般的にはとの定義は通常ではフルタイム労働は1日8時間、週40時間勤務であり、その4分の3以上との規定に基づいております。本年10月からは、従業員501人以上の企業であれば週20時間以上働く従業員にも適用対象が広がっております。従業員501人以上の企業の定義は、会社法や法人税法に規定する大企業の規定とは異なり、独自の数字と思われます。この規定を自治体に当てはめると、庁舎の職員501人以上の自治体が今回の改定に該当すると考えられ、葉山町役場においてもこの規定には該当しないため、従来どおり4分の3以上、つまり週30時間以上勤務者のみを厚生年金加入対象としております。県内の町村自治体のほとんどがこの規定を下回るように思いますので、町村自治体の議員は職員数による規定から外れることになる可能性があると思います。なお、501人以上の考え方は、単純な職員数換算ではなく、従前規定において正規・非正規全て含めて厚生年金加入者総数で対応するようにとの指導があるとのことで、逗子市では公表職員数が501人未満であるものの、新基準に該当して対応しているとのことです。
一方、週30時間以上、つまりフルタイムの4分の3以上の勤務の点では、議員の場合は時間拘束ではないので、正規の議員活動を行った費用を1日換算とすると、週4日、年52週とすると、208日勤務と考えると、この基準に該当する議員としない議員が混在する可能性が示唆されます。地方議員がどこに所属勤務する職員とするのかについては、現在自民党が検討している案を見ると、地方議員を適用事業所に使用するものとみなすとしており、現実的に考えてもそれ以外考えにくいではないかと思いますので、やはり役場職員数の基準が影響してくるものと思われます。
また、本年10月の改正については、3年間の経過措置があるようですが、年金制度改革の根底にある考え方が、国民年金だけではやっていけないとの現実的な考えをもとにしていることからも、3年後には厚生年金加入対象がさらに厳しくなる。すなわち、501人以下についてはより減少することが示唆されます。
いずれにしましても、年金制度は今後どうなっていくのか、こうした状況を踏まえた上で、さらには4分の3以上の勤務時間についても実態をきちんと把握した上で、適切な判断をすればよいのではないかと思いますし、それが一般の方々も納得する道筋のように思いますので、現時点では当意見書については時期尚早と考え、反対といたします。

議長(近藤昇一君)

次に、原案に賛成者の発言を許します。

7番(窪田美樹君)

7番窪田美樹です。日本共産党を代表して、議会議案第28-27号地方議会議員の厚生年金制度へ加入を求める意見書提出に賛成の立場から討論に参加いたします。
その理由として、議員年金が廃止された際、既に議員を退職して議員年金の給付事項が生じている人は、制度廃止前の地方議員年金制度による退職年金の給付が継続されていること、制度廃止時に現職議員で受給資格を満たしている人は、制度廃止前の地方議員年金制度による退職年金の支給か掛金の総額80%の退職一時金の支給か、どちらかを選ぶことができたこと。高額受給者の年金削減、以上の点が国会で議員年金廃止とともに全会一致で法律が成立しています。しかしながら、議員の年金については、地方議員がその役割を果たすために、一般の勤労者と同程度などの住民の理解を得つつも、議員退職後の何らかの生活保障の検討を考えていくことが必要であるとして、地方議員厚生年金制度へ加入を求める意見書を提出することに賛成の討論といたします。

議長(近藤昇一君)

次に、原案に反対者の発言を許します。
次に、原案に賛成者の発言を許します。
討論がなければ、これにて討論を終結いたします。
これより採決を行います。議会議案第28-27号地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
起立11名、多数であります。よって、議会議案第28-27号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を政府関係機関に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第16「議会議案第28-28号小規模な防災倉庫(10平方メートル以下)設置における建築確認手続きの簡略化と基礎構造において必要最小限の基準策定を求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議会議案第28-28号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第28-28号小規模な防災倉庫(10平方メートル以下)設置における建築確認手続きの簡略化と基礎構造において必要最小限の基準策定を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立12名、全員であります。よって、議会議案第28-28号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を神奈川県知事に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第17「委員会視察報告」を議題といたします。
議会広報常任委員会及び議会運営委員会において、合同視察を終了いたしておりますので、この際、議会広報常任委員会委員長から報告を求めます。委員長、登壇願います。

議会広報常任委員会委員長(窪田美樹君)

議会広報常任委員会・議会運営委員会合同視察報告。議会広報常任委員会及び議会運営委員会は、去る10月18日から19日までの2日間、鳥取県北栄町及び同県大山町を訪問しました。ところが、10月21日、視察で伺った両町が鳥取地震に見舞われ、大きな被害に見舞われました。被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
視察概要。視察者、議会広報常任委員会、石岡実成副委員長、横山すみ子委員、鈴木道子委員、飯山直樹委員、山田由美委員、畑中由喜子委員、待寺真司委員、笠原俊一委員、窪田美樹。議会運営委員会、畑中由喜子委員長、土佐洋子副委員長、金崎ひさ委員、鈴木道子委員、山田由美委員、伊東圭介委員、窪田美樹。オブザーバー、近藤昇一議長。事務局随行、矢嶋秀明局長、永井秀子局長補佐。
視察日、10月18日、鳥取県北栄町視察の概要。視察テーマ、議会改革の取り組みについて。議員間討議。平成27年9月定例会において、一般会計補正予算に関する修正動議に討議を求める動議が提出された。その際、議長は「今回提出されました議会基本条例第10条には、各委員が自由闊達な討議により町民に説明責任を十分果たさなければならないと記載されております。これまでも十分とは言えなくても議論は重ねてきておりますが、さらなら熟議を重ねることをお願いし、私は北栄町議会基本条例第10条の規定に基づく討議を行うべきと決定いたします」とし、本会議において議員間討議が行われることが決定された。北栄町議会では初の試みとなった。なお、議員間討議にかかわる規程、要綱等はなく、議長の判断で決定されたとのことです。
視察テーマ、住民参加について。議会報告会(出前座談会)。北栄町議会では、住民団体のもとへ直接出向き、議会の活動を報告するとともに、住民の意見を聞き、まちづくり条例に役立てるため、議会報告会(出前座談会)を開いている。申し込みがあれば、どのような団体でも受けるが、実績的には主に要望があった自治会と開催しており、住民との意見交換方式で行っている。出向く議員は5人一組で出席し、開催時間はおおむね90分を目安としている。出席する住民は、自治会役員が多い状況であるとのこと。出された意見に対しては、町長及び議会が後日に文書で回答するとともに、公表している。平成27年度は5カ所で開催した。会議は、司会者がいかにうまく進行するかがポイントであり、そのためには事前準備が大事であるとのこと。司会者はテーマを所管する常任委員会の委員長が行っている。
視察日、10月19日、大山町視察の概要。視察テーマ、議会改革について。議員討論会。議員の資質向上と開かれた議会の実践の場として、町の進むべき方向性や行政の課題について適宜テーマを設け、予算・決算審議がない6月定例会と12月定例会において議員討論会を開催している。議員討論会のテーマは、議会運営委員会が提案し、全員協議会で決定する。議員討論会を行う本会議場には、執行部は出席しない。討論した議員への質疑は、時間の関係から今はしていないということである。なお、討論においては、結論を出さないというものである。議会テレビ放映等。議場での定例会、臨時会、討論会をケーブルテレビやユーチューブで生放送、録画放送を行っている。ただし、会議の全てを放映しているのではなく、議案審議など重要箇所だけの放映となっているそうである。このほか、平成27年8月からフェイスブックも導入している。
視察テーマ、議会だよりについて。議会だよりの編集は、広報常任委員会委員の6人が中心となって当たっている。委員会では、議会だよりの編集理念として、1、読んでみたくなる紙面にする。2、住民目線で読みやすい内容にする。3、議会だよりにしかない情報を載せる。4、会議録や活動報告ではなく、情報紙にする。の4項目を定めて編集しており、町民に興味を持ってもらうこと、愛読してもらうことに重点を置いている。毎号、定例議会の一般質問の通告締め切りと同時に第1回の委員会を開催し、割り付けや記事担当者決め等32ページの紙面の構成を検討している。その後、4回の委員会をそれぞれ長時間かけて開催し、議会閉会の翌月末には発行できるよう編集している。町民に議会をもっと身近に感じてもらうためには、まず広報の充実であるとして、議会だよりの編集に大きな力を入れているものであり、その結果として、第29回町村議会広報全国コンクールで優秀賞、第30回町村議会広報全国コンクールで優秀賞と、2年連続で獲得している。なお、視察の詳細、各委員からの所感を議会ホームページに掲載しております。どうぞごらんください。
以上御報告いたします。平成28年12月14日、議会広報常任委員会・議会運営委員会。

議長(近藤昇一君)

以上で委員会視察報告を終わります。

議長(近藤昇一君)

日程第18「閉会中継続審査について」を議題といたします。
お手元に配付してありますとおり、各委員長からただいま審査及び調査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。

議長(近藤昇一君)

日程第19「議員派遣について」を議題といたします。
お諮りいたします。議員派遣については、会議規則第128条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議員派遣につきましては配付したとおりに決定いたしました。

議長(近藤昇一君)

以上で本定例会の会議に付された議案の審議は全て終了いたしました。
お諮りいたします。会期は12月15日まででありますが、会議規則第6条の規定により本日で閉会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
異議なしと認めます。よって、本定例会は本日で閉会することに決定いたしました。
これで本日の会議を閉じます。平成28年葉山町議会第4回定例会を閉会いたします。
(午後0時03分)


以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成28年12月14日

葉山町議会議長 近藤昇一
署名議員 飯山直樹
署名議員 山田由美

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更新日:2018年01月31日