葉山町議会 平成27年12月11日

招集年月日

平成27年12月1日(火曜日)

招集場所

葉山町役場議場

開会(開議)及び閉会(散会、延会)並びに時間

開議

午前10時00分

閉会

午前11時27分

応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員

出席14名 欠席0名

出席並びに欠席議員の詳細
番号 氏名 出欠
第1番 横山すみ子 出席
第2番 金崎ひさ 出席
第3番 鈴木道子 出席
第4番 飯山直樹 出席
第5番 細川慎一 出席
第6番 山田由美 出席
第7番 窪田美樹 出席
第8番 畑中由喜子 出席
第9番 石岡実成 出席
第10番 待寺真司 出席
第11番 伊東圭介 出席
第12番 笠原俊一 出席
第13番 土佐洋子 出席
第14番 近藤昇一 出席

地方自治法第121条により出席した者の職氏名

地方自治法第121条により出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
町長 山梨崇仁
副町長 山本孝幸
教育長 返町和久
政策財政部部長 小山誠
総務部部長 池田務
福祉部部長 仲野美幸
環境部部長 伊藤義紀
都市経済部部長 吉田仁
教育部部長 沼田茂昭
消防長 高梨勝
総務課課長 新倉利勝

職務のため議場に出席した者の職氏名

職務のため議場に出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
議会事務局局長 矢嶋秀明
次長 廣瀬英之
局長補佐 永井秀子

会議録署名議員

会議録署名議員の詳細
番号 氏名
第9番 石岡実成
第10番 待寺真司

議事日程

議長諸般の報告
第1 議案第34号 葉山町税条例及び葉山町税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
第2 議案第38号 財産の無償貸付けについて
(以上2件総務建設常任委員会審査報告)
第3 陳情第27-25号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員について国への意見書提出を求める陳情書
第4 陳情第27-26号 「介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書
(以上2件教育民生常任委員会審査報告)
第5 議会議案第27-19号 安全・安心の医療・介護の実現のため、医療従事者の勤務環境改善を求める意見書
第6 議会議案第27-20号 介護従事者の勤務環境及び処遇改善の実現を求める意見書
第7 議会議案第27-21号 葉山町議会会議規則の一部を改正する規則
第8 議会議案第27-22号 活火山防災対策の強化を求める意見書
第9 議会議案第27-23号 歩行者、自転車及び車等が安全に通行できるよう道路等の環境を早急に整備することを求める意見書
第10 陳情第27-27号年金削減を取りやめ、マクロ経済スライドの廃止、最低保障年金制度を求める陳情
(以上1件教育民生常任委員会閉会中の付託)
第11 委員会視察報告(総務建設常任委員会)(教育民生常任委員会)
第12 閉会中継続審査について
第13 議員派遣について

追加日程

第1緊急質問
1.金崎ひさ

議事の経過

議長(近藤昇一君)

おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。全員出席でありますので、本会議を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。(午前10時00分)

議長(近藤昇一君)

議長から諸般の報告をいたします。
去る10月8日の第3回定例会本会議において、地方自治法第98条第2項の規定により、監査委員に対し、平成26年度葉山町一般会計歳入歳出決算の審査において明らかとなった4件の職員給与の過支給に係る事項について監査を求め、その結果について報告を請求することを全会一致により議決いたしました。12月7日付監査委員より、お手元に配付してありますとおり監査結果の報告がございましたので、報告いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第1「議案第34号葉山町税条例及び葉山町税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」、日程第2「議案第38号財産の無償貸付けについて」の2件を一括議題といたします。
本2件については、総務建設常任委員会に付託し審査を実施していただいておりましたが、既に結論を得ておりますので、この際、総務建設常任委員長より審査結果の報告を求めます。委員長、登壇願います。

総務建設常任委員会委員長(横山すみ子君)

総務建設常任委員会審査報告。平成27年11月27日の第4回定例会本会議において付託された議案第34号葉山町税条例及び葉山町税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例及び議案第38号財産の無償貸付けについては、議会休会中の12月2日に担当部課長等の出席を求め、慎重に審査を行い、結論を得ましたので御報告いたします。
議案第34号は、地方税法(昭和25年法律第226号)の改正に伴い、所要の改正を行うため提案されたものです。改正内容は次のとおりです。1、法律に条例委任事項が設けられ、徴収の猶予並びに職権による換価の猶予及び申請による換価の猶予に必要な手続を定めること。2、平成27年3月の地方税法改正により、地域決定型地方税制特例措置「わがまち特例」に追加があり、固定資産税の課税標準額を減額する割合を町税条例に定めること。3、平成27年4月1日から平成28年3月31日までに初めて車両番号指定を受けた車両のうち、燃費性能及び排出ガス性能に優れた環境負荷の小さいものの軽自動車税を、平成28年度に限り軽減することの3点です。なお、この条例は平成28年1月1日から施行することとしています。ただし、固定資産税に係る部分の改正は、公布の日から施行することとしています。
審査では、事前に提出された論点に沿って審査しました。委員の総意として、本議案は地方税法の改正に伴い所要の改正を行う必要があり提案されたものであり、内容のうち、3点目の軽自動車税の軽減については、買いかえの促進により車両廃棄が多くなることによる環境負荷等を考慮すれば全面的に賛同できない部分はあるものの、1点目の徴収の猶予並びに職権による換価の猶予及び申請による換価の猶予に必要な手続と、2点目の津波災害警戒区域において、管理協定が締結された津波避難施設等及び新築のサービスつき高齢者向け賃貸住宅に対して講じる固定資産税の特例措置については、町民の不利益とならないよう措置が図られており、全体として問題のある規定はないものと判断するとの意見でまとまりました。よって採決の結果、全会一致により可決すべきものと決しました。
次に、議案第38号は、南郷地区活性化事業を推進するため、葉山町商工会に町有地(長柄字松久保1583番17)を契約の日から30年間無償で貸し付けることを提案されたものです。
審査は、現地調査を行い、また事前に提出された論点に沿って審査しました。委員の総意として、南郷地区活性化事業は地域の活性化のみならず、町全体の商工業、農水産業、観光業の発展のために大変重要であり、町としてできる限りの支援を行うべきであると考えることから、本議案には賛成するものである。なお、施設建設後についても、町として商工会と緊密に連携し、事業を成功に導かれたいとの意見でまとまりました。よって採決の結果、全会一致により可決すべきものと決しました。なお、当該事業地区に隣接する三浦半島中央道北側の早期解決と、逗葉新道の無料化について、所管事務として調査をしていくことと決しました。
以上、御報告いたします。平成27年12月11日、総務建設常任委員会。以上です。

議長(近藤昇一君)

以上で委員長の報告を終わります。これより、委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑なければ、これにて総務建設常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。
これより議案第34号の討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議案第34号葉山町税条例及び葉山町税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立13名の全員であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第38号の討論を行います。討論はありませんか。
討論ございますので、まず原案に反対の方の発言を許します。ございませんか。
それでは、原案に賛成の方の発言を許します。

4番(飯山直樹君)

4番飯山直樹です。議案第38号に賛成の立場で討論に参加いたします。
南郷地区活性化事業共同店舗のプロジェクトは、逗葉新道出入り口から近く、1日1万台以上、年間400万台を超える車が往来するため、大きな販売効果、広告効果の期待できる立地です。逗葉新道は、湘南方面へ抜ける観光道路の中心的役割を担っておりますが、鎌倉方面へ向かう観光客に対しては葉山町が通過点となってしまい、積極的なアピールができていなかったように思います。当プロジェクトは、南郷地区のみならず、町全体の産業活性化の起点となり得る大切な拠点と思われます。
無償での貸与については、その時点でのキャッシュの面で見れば、確かにキャッシュの印はありませんが、情報の受発信により葉山のイメージを上げる効果により、いわゆるのれん代、認知度が上昇できれば、ブランディングの効果が期待でき、まさに稼ぐ行政そのものの効果と言えるのではないでしょうか。例えばトヨタ、日産、ホンダなどのよく知られた企業の企業価値評価では、ブランドの価値を金額で数値化しております。売るためには第一に認知を高めることからであり、それにより葉山が全体が潤うのであれば、行政の役割として評価すべきことと思いますので、当議案に賛成いたします。
情報受発信のための個々のアンテナショップとしての役割や、葉山の情報受発信基地としての役割として活躍できるよう、常にアイデアを出し続け、つくった後にこそ発展できるよう取り組んでいただけるようお願いいたします。また、販売面で見れば非常によい立地ですので、一般的には相応の売り上げにはなるとは思いますが、認知はされても売れないということであれば、売るものの評価がされていないということも考えられますので、常に危機感を持って経営に取り組んでいただけますよう、皆さんで一致取り組んでいただければと思います。以上、賛成の討論とさせていただきます。

議長(近藤昇一君)

引き続き賛成の方の発言を許します。ございませんか。
なければ、これにて討論を終結いたします。
これより採決を行います。議案第38号財産の無償貸付けについてに対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立13名全員であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。

議長(近藤昇一君)

日程第3「陳情第27-25号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員についての国への意見書提出を求める陳情書」、日程第4「陳情第27-26号介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める陳情書」の2件を一括議題といたします。
本2件については、教育民生常任委員会に付託し審査を実施していただいておりましたが、既に結論を得ておりますので、この際、教育民生常任委員会委員長より審査結果の報告を求めます。委員長、登壇願います。

教育民生常任委員会委員長(待寺真司君)

教育民生常任委員会審査報告。平成27年11月27日の第4回定例会本会議において付託された陳情27-25号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員について国への意見書提出を求める陳情書及び陳情第27-26号介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める陳情書は、議会休会中の12月3日に担当部課長等の出席を求め、慎重に審査を行い、次のとおり結論を得ましたので御報告いたします。
陳情第27-25号の要旨は次のとおりです。政府は、医療機能の再編によって医療提供体制を改善しようとしているが、医療従事者の勤務環境の改善なしに医療提供体制の改善はあり得ない。安全・安心の医療・介護を実現するためにも、医療従事者の勤務環境の改善を実効性のあるものとし、医療提供体制を充実させることが求められていることから、1、看護師など夜勤交代制労働者の労働時間を1日8時間、週32時間以内、勤務間隔12時間以上とし、労働環境を改善すること。2、医師・看護師・介護職員などを大幅にふやすこと。3、国民(患者・利用者)の自己負担を減らし、安全・安心の医療・介護を実現すること。4、費用削減を目的とした病床削減は行わず、地域医療に必要な病床機能を確保すること。以上4点について、国に対し意見書を提出することを求めているものです。
審査では、毎年同様の陳情が提出されるということは、勤務環境の改善が実現していないということにほかならない。医療提供体制の充実のためには、医療従事者の勤務環境を改善することは不可欠であり、本陳情を採択し、国に対し意見書を提出すべきである。社会保障費の増大という課題はあるものの、実態として医師・看護師・介護職員の不足は深刻であり、国に対し対策を求める必要があるとの意見が大勢を占め、採決の結果、全会一致により採択し、国に対し意見書を提出すべきものと決しました。
陳情第27-26号の要旨は次のとおりです。国は、介護職員の賃金改善を図るため、平成27年の介護報酬改定で、介護職員処遇改善加算の引き上げを行った。しかし、同時に介護報酬が引き下げられたことにより、人員配置の引き下げを検討する事業者もあり、利用者の安全や介護の質にも影響を及ぼしかねない事態となっている。本来、国の責任で行うべき介護従事者の処遇改善や、安全・安心の職員体制を最低限保障することについて、事業者または介護報酬への転嫁で対応することには限界があり、抜本的な改善を図ることはできないことから、1、介護職員を初めとする介護現場で働く全ての労働者の処遇改善を図ること。2、介護保険施設の人員配置基準を、利用者2人に対して介護職員1人以上に引き上げること。夜間の人員配置を改善すること。3、上記の項目の実現を図るため、国費で費用を賄うこと。以上3点について、国に対し意見書を提出することを求めているものです。
審査では、介護現場の人材確保及び離職防止のためには、介護従事者の勤務環境及び処遇の改善が重要であり、国の責任により対策を講じる必要があることから、本陳情を採択し、国に対し意見書を提出すべきであるとの意見でまとまり、採決の結果、全会一致により採択し、国に対し意見書を提出すべきものと決しました。
以上、御報告いたします。平成27年12月11日、教育民生常任委員会。

議長(近藤昇一君)

以上で委員長の報告を終わります。
これより委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
御質疑がなければ、これにて教育民生常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。
これより陳情第27-25号の討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより採決を行います。陳情第27-25号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員について国への意見書提出を求める陳情書に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立13名全員であります。よって、陳情第27-25号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
次に、陳情第27-26号の討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより採決を行います。陳情第27-26号介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める陳情書に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立13名全員であります。よって、陳情第27-26号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。

議長(近藤昇一君)

日程第5「議会議案第27-19号安全・安心の医療・介護の実現のため、医療従事者の勤務環境改善を求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって議会議案第27-19号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第27-19号安全・安心の医療・介護の実現のため、医療従事者の勤務環境改善を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
13名全員であります。よって、議会議案第27-19号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を政府関係機関に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第6「議会議案第27-20号介護従事者の勤務環境及び処遇改善の実現を求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって議会議案第27-20号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定いたしました。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第27-20号介護従事者の勤務環境及び処遇改善の実現を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
13名全員であります。よって、議会議案第27-20号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を政府関係機関に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第7「議会議案第27-21号葉山町議会会議規則の一部を改正する規則」を議題といたします。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって議会議案第27-21号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定いたしました。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第27-21号葉山町議会会議規則の一部を改正する規則については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立13名全員であります。よって、議会議案第27-21号は原案のとおり可決されました。

議長(近藤昇一君)

日程第8「議会議案第27-22号活火山防災対策の強化を求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって議会議案第27-22号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより採決を行います。議会議案第27-22号活火山防災対策の強化を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
13名全員であります。よって、議会議案第27-22号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を政府関係機関に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第9「議会議案第27-23号歩行者、自転車及び車等が安全に通行できるよう道路等の環境を早急に整備することを求める意見書」を議題といたします。
意見書を朗読させます。朗読。
(書記朗読)
本件は提案理由の説明及び質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって議会議案第27-23号は提案理由の説明及び質疑を省略することに決定しました。
これより討論を行います。討論ありませんか。
まず、原案に反対者の発言を許します。
次に、原案に賛成者の発言を許します。

4番(飯山直樹君)

4番飯山直樹です。議会議案第27-23号に賛成の立場で討論に参加いたします。
本意見書に述べられておられますように、町内主要道路の中には、幅員が狭く、歩行者が車をよけなければ通行するのが危険な道路が存在します。特に森戸海岸線に関しましては、観光客の往来と住民の日常交通道路としての二面的な役割を担っていることから、交通量が多く、極めて危険な状態が続いております。雨の日では、車とすれ違う際に傘を横にしなければ車が通れないような狭さになっています。狭い場所がございます。道路交通法では、歩行者の近くを通過するときは安全な間隔を保たなければならないと表記されており、その間隔については数値として明確には示されていませんが、安全な間隔とは少なくとも1.5メートルとの見解が一般的には考えられているようです。傘を横にしなければ車とすれ違えない道路が、安全な間隔を保てる道路とは到底考えられません。事故は既に起きておりますし、今後いつ重大な事故が起きても不思議ではない、危険と隣り合わせの状態です。また、葉山から西湘に至る海岸線道路においても、これだけ狭い道はほかにないと思われます。葉山の観光産業促進の観点から見ても、機会喪失につながる主要な課題の一つではないかと思われます。したがいしまして、神奈川県においては、葉山町内における県道及び県管理の国道について、すべての利用者が安全に通行するための道路等の環境整備を早急に講じられるよう強く要望し、賛成の討論とさせていただきます。

議長(近藤昇一君)

引き続き、原案に賛成者の発言を許します。討論はほかにございませんね。
討論がなければ、これにて討論を終結いたします。
これより採決を行います。議会議案第27-23号歩行者、自転車及び車等が安全に通行できるよう道路等の環境を早急に整備することを求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
起立13名全員であります。よって、議会議案第27-23号は原案のとおり可決されました。よって、意見書を神奈川県知事に提出いたします。

議長(近藤昇一君)

日程第10「陳情第27-27号年金削減を取りやめ、マクロ経済スライドの廃止、最低保障年金制度を求める陳情」を議題といたします。
お諮りいたします。本件については、去る12月7日に開催されました議会運営委員会におきまして協議しました結果、教育民生常任委員会に付託の上、議会閉会中の審査とすることに決定いたしましたが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、陳情第27-27号は教育民生常任委員会に付託の上、議会閉会中の審査とすることに決定いたしました。

議長(近藤昇一君)

日程第11「委員会視察報告」を議題といたします。
総務建設常任委員会及び教育民生常任委員会において視察を終了いたしておりますので、この際各委員長から報告を求めます。
まず、総務建設常任委員会委員長の報告を求めます。委員長、登壇願います。

総務建設常任委員会委員長(横山すみ子君)

総務建設常任委員会行政視察報告。総務建設常任委員会は、去る11月16日から18日までの3日間、愛媛県今治市及び香川県高松市を訪問し、次のとおり行政視察を実施しました。
調査視察日。1、愛媛県今治市、平成27年11月16日。2、同上今治市、11月17日。3、香川県高松市、平成27年11月18日。
調査視察先及び視察目的。1、愛媛県今治市役所、サイクルツーリズム推進事業について。2、同上今治市内、越智今治農業協同組合「さいさいきて屋」、直売所による地域農業振興の拠点づくりを目指して。3、香川県高松市役所、地域コミュニティーへの支援事業、コミュニティーを軸とした協働のまちづくり。
視察者。横山すみ子、細川慎一、鈴木道子、畑中由喜子、石岡実成、伊東圭介の各委員並びに近藤議長が訪問をいたしました。随行は矢嶋秀明事務局長です。
この視察先のサイクルツーリズム推進事業については、三浦半島自転車宣言が行われたことに関連して、先進地を視察をいたしました。2の「さいさいきて屋」は、南郷に設置される予定の商業施設のこれからの展開について、非常に参考になるということで視察をいたしました。3の高松市役所は、協働のまちづくりの中で地域コミュニティーへの支援事業を具体的に行われているということで、視察をさせていただきました。
視察内容及び今治市、高松市については、報告文案に記載してございますので、会議録に添付されますので、それをごらんいただきたいと思います。以上で視察報告を終わります。

議長(近藤昇一君)

次に、教育民生常任委員会委員長の報告を求めます。委員長、登壇願います。

教育民生常任委員会委員長(待寺真司君)

教育民生常任委員会行政視察報告。教育民生常任委員会では、去る11月4日から6日の3日間、滋賀県近江八幡市、愛荘町及び石川県加賀市を訪問し、次のとおり行政視察を実施しました。
視察日は平成27年11月4日から6日まででございます。
視察地及び視察目的。1番目の滋賀県近江八幡市につきましては、福祉トータルサポートセンター構想について。2日目、滋賀県愛荘町においては、午前中に「けんこうプール」について、午後には給食センターについて。3日目の石川県加賀市においては、子育て支援についてと、家庭教育支援条例について視察してまいりました。
視察者は記載のとおりとなっております。なお、随行は佐々木主任が随行をしております。
3日間の視察でございましたけれども、1日目の福祉トータルサポートセンター構想につきましては、多様化する生活福祉について、市民が持つ多様なニーズに対応するために、福祉の窓口の一本化ということを課題として挙げられておりました。当町でも、ワンストップというような形で行政の窓口が多岐にわたっておりますが、訪れた住民がワンストップでさまざまな相談ができることが、これからの行政のあり方として理想ではないかというようなところで、先進的に取り組んでいるところでございました。
2日目の愛荘町におきましては、午前中においては厚生労働大臣からも認定をされております健康増進施設として「けんこうプール」を視察してまいりました。歩行用プールなどもありですね、特に高齢者、あるいは視察した当日は赤ちゃんの水泳教室をやっていたりとですね、町民全体で健康維持を図っていこうという施設の運営に取り組んでおられました。午後については、給食センターを視察してまいりました。この件については一般質問等でも各視察した委員からいろいろと出ておりましたが、内容については記載をさせていただいておりますので、ぜひ御一読いただければと思います。
3日目につきましては、石川県の加賀市を訪れてまいりました。加賀市におかれましては、石川県内ではなかなかない人口消滅可能性の都市に指定されたということで、非常にそこをクリアしていくためにも、子育て支援に対して非常に複合的に、重複的にさまざまな施策を展開しておりました。その中でも家庭教育支援条例というものも設ける中でですね、家庭教育の重要性についても、地域一体となって取り組んでいこうという姿勢が見受けられたというところでございました。なお、詳しい内容や委員の所感については記載をしておりますので、ぜひ御一読いただければと思います。
最後になりましたけども、2日目の愛荘町におきましては、午前中は宇野町長に、午後には藤野教育長に、時間最後まで我々の質問に丁寧に御回答いただいたことを、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。以上で報告とさせていただきます。

議長(近藤昇一君)

以上で委員会視察報告を終わります。

議長(近藤昇一君)

日程第12「閉会中の継続審査について」を議題といたします。
お手元に配付してありますとおり、各委員長からただいま審査及び調査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。

議長(近藤昇一君)

日程第13「議員派遣について」を議題といたします。
お諮りいたします。議員派遣については会議規則第128条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、議員派遣につきましては、配付したとおりに決定いたしました。
(発言を求める声あり)

2番(金崎ひさ君)

この際、動議を提出したいと存じます。去る12月1日に行われました私の一般質問における町長報告配付の件で、山梨町長の答弁に虚偽の疑いがございますので、緊急質問をしたいと存じます。御同意の上、この際日程に追加し、発言を許可されることを求めます。(「賛成」の声あり)

議長(近藤昇一君)

ただいま、金崎ひさ議員より、御自身の一般質問における山梨町長の答弁の件について緊急質問をしたいとして、同意の上、この際日程に追加し発言を許されたいとの動議が提出されました。この動議は賛成者がありますので成立いたしました。
この際、この取り扱いについて議会運営委員会で協議を行うため、暫時休憩いたします。
(午前10時47分)

議長(近藤昇一君)

休憩を閉じ会議を続行いたします。(午前11時05分)
先ほど、金崎ひさ議員から提出されました緊急質問の動議を議題といたします。これより採決を行います。金崎ひさ議員の緊急質問に同意の上、この際日程に追加し、追加日程第1として発言を許すことに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
起立10名、多数であります。よって、金崎ひさ議員の緊急質問に同意の上、この際日程に追加し、追加日程第1として発言を許されたいとの動議は可決されました。
暫時休憩いたします。(午前11時06分)

議長(近藤昇一君)

休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時07分)

議長(近藤昇一君)

追加日程第1「緊急質問」を行います。
先ほど議会運営委員会を開きまして、質問は自席におきまして、会議規則の規定により3回を基本として15分を目安に行うことと決定いたしましたので、お願いいたします。金崎ひさ議員の発言を許します。

2番(金崎ひさ君)

お時間をいただきまして、まことにありがとうございます。私の一般質問におきまして、町長答弁でございます。読ませていただきます。「その青い町政報告のほうは私が個人で、それこそ政治活動としてつくったものでございます。町の中でポスティングを全戸に行ってくれる業者さんを探したんですけれども、結論としては「広報はやま」を配る業者さんしかありませんでした。そこにお願いをしたところ、タイミングは全くずれたタイミングでお願いをしたんですけれども、結果的には同時期に配られてしまっているということで、誤解を招いていることがあれば、大変申しわけないなと思います」というふうな御答弁をなさっております。
昨日、町民の方から町に対して何かの問い合わせがあったと思いますけれども、それが小山部長からお返事をいただいて、その中に業務の効率性から同時配布されたものと確認しましたというふうにあるとお伺いしましたが、それは正しいでしょうか。そういう配布をなさい…町民の方に配布をなさいましたか。送付なさいましたか、小山部長。

議長(近藤昇一君)

答弁を求めます。

政策財政部部長(小山誠君)

町民の方からそういった部分の問い合わせがございまして、そのような回答をさせていただいております。

議長(近藤昇一君)

再質問を行います。

2番(金崎ひさ君)

それでは、同時…確認をしました。どなたに確認をされたんでしょうか。業者ですか。それとも町長ですか。

政策財政部部長(小山誠君)

私の判断材料としましてはですね、町の支出に伴う部分ではなく、町の執行した業務というふうな認識を持っておりませんでしたので、そのような回答をさせていただいた次第でございます。

2番(金崎ひさ君)

確認をしましたというところは、どなたかに確認したかどうかをお聞きしてるんです。業者にしたのか、町長にしたのか。それとも御自分の判断…でも確認をしましたということですので、ちょっとその意味を教えてください。

政策財政部部長(小山誠君)

私が町長に確認とか、そういう部分はしてございません。業者のほうにも確認してございません。あくまでも私ども執行する行政の立場としてですね、そのようなものを発行したということの処理はしてないというような意味から、御回答をさせていただいたような次第でございます。

2番(金崎ひさ君)

それでは、小山部長の名前で出していらっしゃいますので、小山部長自身が業務の効率性から同時配布されたものではないかなというふうに思ったということに理解をさせていただきます。
私は、業者のほうに確認をさせていただきました。12月の4日に確認をさせていただいて、その件に関してファクスもいただいておりますけれども、担当の方が25日に町長からじかにお電話があって、そして配布をしていただきたいという依頼があったということでございます。そのときに、「広報はやま」と同時に配ってくださいとおっしゃったということでございます。それから、29日…それは町長、間違いございませんか。

町長(山梨崇仁君)

電話口でのやり取りなので正確には覚えてないんですが、結果的に今から配れるのは「広報はやま」のタイミングでうちは配りますという回答をもらって、私はそれで結構ですと。同時に配ってくださいということは答えました。

2番(金崎ひさ君)

同時に…それでは結構です。同時に配ってくださいということであれば、先ほど読み上げました議事録に全く違いがございまして、全くそのことは考えていなかったという御発言だというふうに思います。タイミングは全くずれたタイミングでお願いをした。お願い…このタイミング…お願いしたタイミングというのは、全くずれたということは、もっと早い時期にお願いしていたのを、業者が勝手に一緒に配れば便利だからということで、町長に預かったものを長い間保管して同時に配ったというふうに私は理解をいたしましたが、そういう意味でおっしゃいましたか。

町長(山梨崇仁君)

よくわかりました。金崎さんが誤解されてる点がすごくよくわかりました。私が全くずれたタイミングというのは、私は当初ですね、内をあけますと、別の業者さんで7日に…7日から配ってくれる業者さんがあったもので、いろいろと…これは私の考え方として、できればその時期がよかったというふうには思っておりました。ところが、私としては全くもっと早い時期に。私も実は作成がぎりぎりだったもので、おくれてしまう可能性もありましたし、業者さんとしてそこしか配れないということでしたので、であればということで、私の意識としてはずれた時期になってしまいましたけれども、お願いをしたという経緯でございますので。私が何かずれた時期にお願いをしたわけでは全くなくて、お願いしたのはおっしゃるとおり、確かに数日前だったと…25日とおっしゃいましたか。25日で間違いはないと思いますし。ただ、私のお願いとしては、単独で配って、それももう少し遅い時期に配ってほしい意識があったもので、ちょっと意図と違うところで、結果的には同じ時期になってしま…「広報はやま」を配るときと同じ時期でしたということを御答弁させていただきました。

2番(金崎ひさ君)

全く理解に苦しみます。このときに、町内で業者が1個しかなかった。そしてこのことにお願いするしかないというふうなことをおっしゃっております。そしてこのたまたま同じ業者になったということでございますが、それでは同じ業者に…もう書類は整っているわけでございますから、30日からではなくて、7日に配布してくださいというお願いができたと思うんですけれども。それはなさらないで、なぜ「広報はやま」と一緒にということを同意なさったんですか。

町長(山梨崇仁君)

全戸でやっていただける業者さんがですね、そのタイミングでということで話をしましたので、私としては別にそれに異存を唱えるわけでもなく、自分の希望というか、お互いの妥協点だというふうには思っております。

2番(金崎ひさ君)

はっきり…時間もございませんので、はっきり答えていただきたいんですが、町長としては自分の町政報告は7日に配りたかったという御希望で、今おっしゃいましたね。いいですか。

町長(山梨崇仁君)

私の希望としては…ごめんなさい、これ内容とは大分ずれてますけども、あえてお答えしますと、なるべく遅い時期に…これがいいのか悪いのか別にしてほしいんですが、遅い時期に配ってほしいなという意向があった中で問い合わせをしました。7日に…月の7日に配る業者さんがいらっしゃるんですね。ところが、すごく件数が少ないんです。それじゃあちょっとなと思ったところで、全戸配布してくれる業者さんをということで、そういえば「広報はやま」があるなと思って業者さんに聞いたら、もうすぐ始めてしまうので、うーんという回答の中で、じゃあ間に合うならいいですよというふうにお答えいただいたもので、ちょっと自分の予期とは違ったんですけども、急遽お願いをしております。

2番(金崎ひさ君)

そこが理解ができないんです。30日に用意をした書類を7日に配ってくださいというのは、業者がストックしておけばできるわけですよ。それを、町長の意向が7日だったのであれば、7日に配布して…同じポスティング業者に7日に配布すればいいわけですから。ですから、なぜ「広報はやま」と一緒に配るというふうになったのか。そこのところを私は今質問いたしております。町長の意向が7日であったら、今頼んだポスティング業者に、「広報はやま」と同じポスティング業者が全戸がそこしかなかったということですので、そうすると、僕は7日に配布していただきたいので、7日に配布すれば全然問題なかったんですよ。7日にストックしておいて、29日に品物が届きますけれども、7日に配布してくださいねという契約が、山梨町…山梨崇仁個人として、その業者と契約ができたはずですよ。それがなぜなさらないで、「広報はやま」としたか。そして私の一般質問にこのような、いかにも意図しない…意図しないで、偶然の成り行きのような発言をされたということが問題で、緊急質問させていただいております。そこのところがわかるように説明いただけますか。

町長(山梨崇仁君)

確かに御答弁の中で、「広報はやま」と同時に…金崎議員としては、同時に配ることを意図したんじゃないかという御質問があったように記憶をしてるんです…違ったら申しわけないんですけれども。私としてはそういう意図はなかったということから、誤解を与えたんであれば本当に申しわけないということは申し上げたことを覚えております。決して「広報はやま」と配ることがいいとか悪いとかいう意識ではなくてですね、できることであれば、なるべくこう時期を…この時期という私の望みがある遅い時期ということで、配ってほしい中でいたところを、業者さんも都合があるんだと思います。申し上げた7日から配るという業者さんは、月の1回7日にやるんだということをはっきりおっしゃっていたもので、業者さんの都合を考えると、何回も何回もということも難しんじゃないかなというふうには思った次第です。

2番(金崎ひさ君)

すいません。3度しか許されていないんですけれども、ちょっとかみ合わないので。町長の答弁がかみ合わないので、何度も同じことを聞かせていただきますけれども。7日に配る業者は、戸数が少なかったからそれは断念したということですよね。そして、全戸に配布される「広報はやま」と…「広報はやま」が受けてらっしゃる業者は全戸に配布されるから、そこに全戸をお願いしたと。そして御自分の希望としては、なるべく遅い7日がよかったと。だから、なぜそのポスティング業者に7日に配ってくださいと申し…言わなかったのか。私は今、私の質問で、私が意図したのではないかというふうに言ったとおっしゃいますけれども、もう一度議事録をよく読んでいただきたいと思いますけれども、私はこういうふうな配布をされると、危機管理がない。誤解されますよという意味で申し上げております。町長は、もちろん私は意図しておりません。そういうことでポスティング業者が一つだったので、偶然時期が一致したんですと。お願いするのはもっと早いタイミングでお願いをしておりましたということが全くずれているので、緊急質問をしているんです。私の申し上げていることがおわかりになりませんでしょうか。なぜ、自分が意図した7日に、全戸配布をするポスティング業者を見つけて、そこに7日に配布してくださいねとお願いをしなかったのかということなんです。ひょっとして、「広報はやま」と一緒でしたら安くなりますよみたいなことがあったとしたら別ですよ。でもここに、ちゃんと普通に金額もそれなりにですね、張っていると思いますが、普通に支払ってますので、決して町からそういう町長として職務を乱用したわけではないと。職権乱用したわけではないというふうな説明がここにございますので、なぜ…今の質問に答えていただけますか。なぜ、その業者に7日に配布してくださいとお願い…自分の思いであればですよ、おっしゃらなかったのかを言ってください。

町長(山梨崇仁君)

議員の皆さん、十分おわかりだと思いますけども、私自身もですね、政治活動として選挙が近い時期にやるということは、わからないところもありながらですね、一応内容として選管に見てもらって、問題ないということをいろいろと調べたんですけども、それでもできれば遅い時期という意向があったことは、そのまま今お伝えをさせていただきます。7日というのはですね、私が7日がいいと言っている…金崎さんそういうふうに判断されてますけども、そうではなくて、7日に配る業者さんがあったので、そちらがいいなとは思ってたんです。別に私が7日を指定してるわけではなくて、7日に配る業者さんがあったので、そこがいいなということを確認したところ、件数がすごく少なかったので、そこは断念をしました。そこの業者さんに、いや、もっと全部配ってくれとか、金崎さんの論調をお借りすると、じゃあ1万4,000件全部配ってくれとか、7日以降もっともっと遅くやってくれということは、多分そちらの業者さんにも言えたかもしれないんですけども、私は言いませんでした。同じように先方の業者さんに今度聞いたところ、3件目聞いたらですね、そこの業者さんは広報と一緒に配るので、そのタイミングに間に合うならいいですよというふうに言われたので、じゃあそれでお願いしますというふうに、私なりに何か、絶対ここじゃなきゃだめだという強い意志もなかったですし、そこは業者さんとの関係もある中で、個人の交渉の結果だというふうにお考えください。実際それを逃すと、全戸配布してくれる業者さんはありませんでしたから、そこまで無理を言うのもどうかなとは思いました。

2番(金崎ひさ君)

今の質問で、町長が答えられたことはまた議事録に載せると、すごく揺れてるんですよ。はっきり筋が通っていない。私ここに7日がよかったとおっしゃってます、どっかに。私そのまま書きましたからね。御自分の意向が7日がよかった…その言い方ではなくて、7日に配布する業者があったから、そこに言ったら断られましたと。そして「広報はやま」のポスティング業者にお願いしたら、「広報はやま」と一緒に配りますけどいいですかみたいなことを相手から言われたとかというふうなことを、ちょっと私も聞いただけでまだ文章見ておりませんので、多少間違いがあるかもしれませんけども、そのような答弁をされて、そして今は、私が7日でよかったと思っていなかった。相手が7日だったからみたいなね。何ていうんですかね。筋を通していただきたい。せっかくのお時間をいただいてね、のらりくらりと自分は正しいんだということを主張するためにいろいろとおっしゃっていると、時間の浪費でございますので、町長は私のこの答弁に対して、どのように…弁解じゃないですよ。どのように謝罪か、あるいはどのようにこういう事情でした、こうでしたということを御説明いただけるんでしょうか。もう時間がないのでお願いいたします。

町長(山梨崇仁君)

冒頭に申し上げましたけれども、金崎議員がおっしゃるような取り方をされておりますのは、よく理解ができました。私があたかも、結果的にそうなっちゃったから、私は「広報はやま」と配ってほしくなかったんだみたいなことをですね、申し上げたように金崎さんはお取りになってますけども、ちょっと私それについては、そういうふうに誤解を与えたことは申しわけないなというふうに思います。改めてもう一度、私個人のことなので、日常とは若干違いますけれども、私としての意向として、私個人の意向としては、なるべく遅くという意向でした。7日というのは業者さんのスケジュールの一つです。「広報はやま」の業者さんからすると、もうちょっと…たしか月末の1日、2日から配り始めるというスケジュールでした。そのスケジュールに自分が合わせた。どちらかという選択肢で、結果的に全戸配布をしてくれるところを選んだという結論ですので、そこについて私の意思としては、確かにぶれたかもしれ…こっちがいいかな、こっちがいいかなと選択をしましたので、ぶれはしたかもしれませんが、結果的には「広報はやま」さんのほうでお願いをしますということを…お願いをしました。

議長(近藤昇一君)

時間経過してますので、まとめていただけますか。

2番(金崎ひさ君)

本当に申しわけございません。時間がずれて。でもここで終わるわけにいかないので、少しだけまとめさせていただきます。そうするとですね、町長の意向としては、なるべく遅く配りたかったという意向があったにもかかわらず、やはり「広報はやま」と同時に配るほうがよかったというふうに…思いがあったということを今おっしゃったというふうに思います。すみません、いいんですか。

町長(山梨崇仁君)

今回の虚偽発言ということで今お話しいただいてるんで、明確に申し上げますが、私は「広報はやま」と一緒に配ることがよいとか悪いとか、そういう意識でもって業者さんを選んだつもりはございません。むしろ前回の答弁では、そういうふうに誤解を、「広報はやま」と一緒に配るようにあえて仕組んだとかですね、そういうふうに誤解を招いてしまってるんであれば、大変申しわけないということを申し上げまして、これ以降ですね、そういった誤解を招く可能性があることについて、十分配慮をしながら自分の政治活動を行わなければいけないなというふうに思っておりますから、金崎議員がおっしゃるように、私があえてそこを選んだとか、誤解を招くことを何とも思ってないわけではなくて、私はそこについては明確に謝罪をしたいというふうに思います。

2番(金崎ひさ君)

大変申しわけないなと思いますとおっしゃってますので、その件に関しては町長謝っております。私が虚偽発言であるというのは、タイミングは全くずれたタイミングでお願いをしたんだけれども、結果的には同時期に配られてしまっているというのが、町長は「広報はやま」と同時に配られるということを承知でお願いをしているにもかかわらず、このような発言をされたということが虚偽だというふうに申し上げております。この始末についてどのように処置をすればよろしいか私自身はわかりませんが、本会議では、やはりそのようないいかげんな答弁をされては、議会としては黙っているわけにはいかないということで、今ここで緊急質問をさせていただいておりますので、この扱いについては議長にちょっとお願いをしたいと思いますけれども、ここで町長が、この件については間違いがあったというふうにおっしゃってくだされば、それでもよろしいんですけれども。どういうふうにいたしますか。町長自身、この部分です、私が申し上げてるのは。タイミングは全くずれたタイミングでお願いをしたんですけれども、結果的には同時期に配られてしまっている。これがですね、タイミングは「広報はやま」と25日同時にお願いをして、そしてそのときに、同時に配りますよということを業者から聞いて、町長は認識をしていた。それでゴーサインを出したということは、この部分が全く間違いだというふうに思います。いかがですか。

町長(山梨崇仁君)

言葉の取り方の一つだとは思いますので、そこについて、私の思いについては先ほど申し上げました。これは皆様の御判断にお任せするかと思いますが、金崎議員がおっしゃるように、そういう視点があった…あって、金崎議員が実際にはそういうふうにお感じになられてることについては、そういうふうに誤解を与えるような答弁をしたことは申しわけないというふうに思います。また改めて申し上げますけれども、今回の一連の経緯で、私のところにもお二方からですね、これは町で一緒に配ったように取られるよという御指摘をいただきましたので、そういった誤解を与えないようにすることは、今後重々気をつけなければいけないということは、改めてこの場をお借りして申し上げたいと思います。

議長(近藤昇一君)

まとめていただけますか。

2番(金崎ひさ君)

ありがとうございました。これで町長からの御発言もいただきましたので、私としてはこれで納得をせざるを得ないのかなというふうに思いますので、本当に皆様お時間をいただきましてありがとうございました。これで私の緊急質問を終わります。

議長(近藤昇一君)

以上で金崎ひさ議員の緊急質問を終わります。

議長(近藤昇一君)

以上で本定例会の会議に付された案件の審議は全て終了いたしました。
お諮りいたします。会期は12月14日まででありますが、会議規則第6条の規定により本日で閉会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、本定例会は本日で閉会することに決定いたしました。これで本日の会議を閉じます。平成27年葉山町議会第4回定例会を閉会いたします。


以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成27年12月11日

葉山町議会議長 近藤昇一
署名議員 石岡実成
署名議員 待寺真司

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更新日:2018年01月31日