総務建設常任委員会会議録 平成29年1月31日

開催年月日

平成29年1月31日(火曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午前11時34分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 所管事務調査について
    (1)葉山町公共施設等総合管理計画の策定について
    (2)特定開発事業(葉山町下山口プロジェクト)について
  2. その他

出席並びに欠席委員

出席 6名 欠席 0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 横山すみ子 出席
副委員長 鈴木道子 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 石岡実成 出席
委員 伊東圭介 出席
委員 土佐洋子 出席
オブザーバー 議長近藤昇一 出席

傍聴者

金崎ひさ議員 飯山直樹議員 山田由美議員 窪田美樹議員
一般傍聴者 6名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
政策財政部部長 小山誠
公共施設課課長 行谷友良
公共施設課課長補佐 長谷川宣治
公共施設課係長 臼井秀明
公共施設課係長 河地大輔
公共施設課副主幹 丸山さつ紀
都市経済部部長 永津英彦
都市計画課課長 高階歩
都市計画課課長補佐 山本英清
都市計画課係長 松井一機
都市計画課副主幹 寺嶋泉

会議の書記

議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局局長補佐 永井秀子

会議録署名委員

委員長 横山すみ子

会議の経過

委員長(横山すみ子君)

それでは、ただいまから総務建設常任委員会を開会いたします。
(午前10時00分)
委員全員御出席でございます。
本日の進め方をちょっとだけお伝えしたいんですが、非常に重要な問題を2つすることになっておりまして、最初の公共施設等総合管理計画の策定についての御説明については、パブリックコメントがきのうからでございますので、それで御説明を聞くということで、11時までにこちらを終了したいと思っております。それ以前に御質問がなければ繰り上がりますけれども。次の特定開発事業について、多分傍聴の方が多いと思われますので、余り12時まで押してしまって短い時間にならないように、配分を半分半分ぐらいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは職員入室のため、暫時休憩をいたします。(午前10時01分)

委員長(横山すみ子君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時02分)
職員入室していただいておりますので、部長のほうから御紹介をお願いいたします。

政策財政部部長(小山誠君)

改めましておはようございます。お時間いただきましてありがとうございます。それでは出席職員の紹介をさせていただきます。隣におりますのが公共施設課長、行谷でございます。その隣が課長補佐の長谷川でございます。その隣が係長の臼井でございます。その隣が副主幹の丸山でございます。その隣が係長の河地でございます。私、政策財政部長、小山です。どうぞよろしくお願いいたします。

委員長(横山すみ子君)

よろしくお願いいたします。昨日からパブコメが開始されているということで、大変お忙しい中でございますが、御説明をいただきたいと思います。それではどなたから。はい、それでは行谷課長、お願いいたします。

公共施設課課長(行谷友良君)

それでは葉山町公共施設等総合管理計画策定の進捗状況につきまして御説明申し上げます。
まず、葉山町公共施設等総合管理計画におけるパブリックコメントの実施についての報告をさせていただきたいと思います。これにつきましては、昨日より2月28日までのおおよそ1カ月間を定めさせていただきました。パブリックコメントの実施の御案内につきましては、1月と2月の「広報はやま」、そちらのほうでお知らせをさせていただいてると。それとあわせて町のホームページでも行っているところでございます。昨日からの実施ということで、現段階においては意見等はまだいただいてないというのが現状でございます。本日は、このパブリックコメントを行う計画の素案をメーンに説明させていただきたいと思ってるところでございます。
まず、この本計画は既に御案内のとおり、平成25年11月29日のインフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議において、インフラ長寿命化基本計画が政府決定され、平成26年4月22日には総務省から公共施設等総合管理計画の策定に当たっての指針が示され、さきのインフラ長寿命化計画の行動計画と一体のものとして、公共施設等総合管理計画を策定するよう要請がなされました。これを受けまして、葉山町におきましても本年度に計画の策定を実施したところでございます。
今回の葉山町の計画では、平成60年度までの32年間、60年までの32年間にわたる、ちょっと長期にわたるものとなってございます。計画では、個別具体の施設名を挙げて何かをするというものを盛り込んでいるものではございません。例えば学校を縮小する、何を縮小する、そういった個別具体なものを載せてるものではございません。主にですね、平成25年度に作成いたしました公共施設白書を基本ベースといたしまして、公共施設等の現況、将来見通し、課題の把握、箱ものとインフラに分けての、施設類型ごとの管理に関する基本的な方針を定めたものとなってございます。個別具体の施設についての計画につきましては、本年度作成いたしますこの計画に沿いまして、来年度以降から検討を始めていきたいというふうに考えているところでございます。また、これ32年間の計画になっておりますので、非常に計画期間が長いということもございます。必要に応じて見直しは随時図っていきたいというふうに考えてございます。
この計画の実施につきましては、本年度業務委託におきまして実施しているところでございます。委託業務の相手方は国際航業株式会社神奈川支店でございます。契約金額は643万6,800円となってございます。
業務の主な内容といたしまして、町における人口推計ですとか、財政シミュレーション、施設ごとの現状把握、町民アンケート等々をやっていただくという形でございます。また、本年度の6月議会におきましては、委員会条例等の制定と、委員報酬の補正予算を計上させていただいているところでございます。既に委員会につきましては3回ほど開催させていただいており、3月にもう1回開催をするという予定となってございます。委員会委員につきましては、委員は7名で、委員長は首都大学東京の准教授、副委員長につきましては東京芸術大学の准教授で、いずれもまちづくりや都市計画、建築の根源的問題に取り組まれている専門家でございます。その他委員につきましては、学校長、町内会連合会長、社会福祉協議会長、商工会からの推薦で建設業、建築業に携わる、いわゆる公共施設に深く関連している方々でございます。この委員会では、公共施設等の総合管理計画そのものを策定するというものではなく、これからの町の公共施設等のあり方についての提言をいただき、計画に反映していくということで行っているものでございます。
次に、本年度計画策定に付随した業務の内容について御説明申し上げます。まずアンケート調査でございます。こちらにつきましては、公共施設の利用状況や今後のあり方などを中心にお尋ねしたものでございます。町内在住の18歳以上の方を対象に、1,500名を対象に、10月26日から11月9日の間実施いたしました。回収につきましては583通、回収率につきましては38.9%でございました。なお、このアンケートの集計結果につきましては、町のホームページにも掲載させていただいておりますので、ごらんいただければというふうに思ってございます。
次に、役場庁舎内での検討でございますが、施設所管各課とのヒアリングを随時実施してきたということでございます。今後につきましても継続的に行っていく予定でございます。
その他、今後の予定につきましては、県へのヒアリングを受けたりですとか、あるいは計画が完成したときには議会への報告を初め、ホームページ等に掲載し公表してまいりたいというふうに考えてございます。
以上、簡単でございますけども、施設の管理計画における進捗状況について御説明でございます。
続きまして、お手元にお配りしてます素案、パブリックコメントをやるための素案でございますが、これにつきまして主なところをちょっと抜粋したものを、パワーポイントのほうで担当のほうから説明したいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。

委員長(横山すみ子君)

ありがとうございました。御説明はどなたから。それでは河地係長お願いいたします。

公共施設課係長(河地大輔君)

それでは葉山町公共施設等総合管理計画(案)について、パワーポイントを使って説明させていただきます。
まず、計画の概要でございます。現状と課題といたしまして、現在町が所有している公共施設等建築物やインフラは老朽化が進行し、改修や更新に多大な費用が見込まれます。また、人口減少や社会保障費の増大により、資金確保が懸念されます。
次に目的につきましては、町が所有する公共施設等の総合的かつ計画的な管理のための基本方針を定めるものでございます。
計画期間につきましては、平成29年度から平成60年度の32年間としております。
公共施設等の管理に関する基本的な考え方といたしまして、1、点検・診断等。2、維持管理・修繕・更新等。3、安全確保。4、耐震化。5、長寿命化。6、統合や廃止の6つの観点で記載しております。
施設類型ごとの管理に関する基本的な方針といたしまして、公共施設等インフラの種別ごとに記載しております。
計画案の目次につきましては、記載のとおり4章により構成しております。第1章「はじめに」のこちらのページ以降、お手元の葉山町公共施設等総合管理計画(案)に記載してあるページを画面右上に表示しておりますので、詳細につきましてはそちらをごらんいただければと思います。
2、計画の位置づけでございますが、本計画は本町の最上位計画である葉山町総合計画に基づき、今後の公共施設等の整備や管理等に係る基本的な方針を定めるものでございます。また、地方公共団体がインフラの維持管理、更新等を着実に推進するための、中長期的な取り組みの方向性を明らかにする計画として策定する、インフラ長寿命化計画としても位置づけられるものであります。
3、対象施設でございますが、本計画では町役場庁舎や学校、町内会・自治会館、福祉文化会館などの建築物、公共施設等、道路・橋梁及び下水道などの社会基盤施設、インフラを対象とするものでございます。
第2章、公共施設等の現況、将来見通し、課題の把握・分析。2、将来人口推計でございますが、本町の人口は昭和45年から昭和55年にかけて急増しており、平成12年には3万人を超え、平成22年では3万2,766人となっております。今後の見通しでは、平成62年には平成22年と比較すると約17%の減少が見込まれております。世代別では、年少人口は減少する一方、老年人口は増加し、少子高齢化が進むことが予測されております。
3、財政状況でございますが、保健・福祉等にかかる扶助費は平成18年度から平成27年度にかけて2.2倍となっております。こうした状況のもと、普通建設事業費は抑制傾向であるとともに、人口が少子高齢化の傾向を示す中、公共施設等の改修や更新のための予算も限られることが想定されております。投資的経費につきましては、平成23年度から平成27年度までの5年間の平均値は6.2億円、平成18年度から平成27年度までの10年間の平均値は9.3億円となっております。平成23年度から平成25年度にかけて投資的経費が低く推移しているのは、小・中学校の校舎及び体育館の耐震整備などの大型工事がおおむね終了したことも影響しております。
4、公共施設等の状況、公共施設の総量と割合といたしまして、平成27年度末時点における本町の公共施設の総延べ床面積は約7.9万平方メートルです。このうち学校教育系施設が52.5%と最も多く、次いで下水道施設の11.4%、行政系施設の10.6%となっております。
公共施設の整備状況につきましては、本町の保有する公共施設は半数以上が建築後30年を経過しております。学校教育系施設はその多くが昭和40年代から50年代に建てられております。昭和51年度にクリーンセンター、昭和59年度に役場庁舎、昭和63年度には福祉文化会館が建てられ、消防庁舎は平成8年度に建てかえを行っております。下水道施設は平成9年度に葉山浄化センター、中継ポンプ場が建設されております。最近では平成24年度に青少年会館が建てられております。
公共施設数量の同類型町村との比較でございますが、本町は県内では小学校が多く、その他は少ないという状態です。また、全国の同類型町村の平均と比べ、公会堂、町民会館、図書館は同規模、その他は少ないという結果になりました。公共施設一覧につきましては、計画案16ページと17ページに記載されているとおりでございます。
インフラの現況につきましては、道路は平成27年度末時点で1,311路線、延長15万2,689メートル、道路面積63万8,627平方メートルが整備されております。橋梁は平成27年度末時点で69橋、延長605メートル、面積2,727平方メートルが整備されております。下水道は平成4年度から整備が開始され、平成26年度末時点での下水道管路の整備延長は9万4,594メートルとなっております。インフラ一覧につきましては、計画案の24ページと25ページに記載されているとおりでございます。
5、公共施設等の中長期的な経費見通しでございますが、推計ソフトを用いて、本町が保有する公共施設等の今後の改修・更新に必要な費用を試算いたしました。その結果、今後40年間の改修・更新費用の総額は483億円、1年当たりに換算すると12.1億円と推計されました。この金額は投資的経費決算額の直近5年間平均6.2億円の2倍、10年間平均9.3億円の1.3倍になっております。本町の現状や考え方をより詳しく反映することを目的に、本町の直近の実績値データをもとに独自に推計を行いました。その結果、全量更新を行った場合には直近5年間と比べて1.7倍、直近10年間と比べて1.1倍との結果となりました。また、平成22年から平成62年にかけて、総人口が17%減と推計されていることから、更新時にその規模で建物面積を削減する案についても検討いたしました。その結果、直近5年間と比べて1.6倍、直近10年間と比べて1.0倍との結果となりました。
6、住民ニーズでございますが、町民意識調査の結果、公共施設一般開放の利用状況を見ると、利用した人の割合が高かったのは大きな公園で、以下図書館、公衆トイレ、福祉文化会館の順でした。公共施設の管理運営への町の関与のあり方につきましては、本町が直営すべきという施設は町役場、消防庁舎、教育総合センター、保健センターの順で多く、過半数を超えております。一方、朝市・農産物加工所は約1割と、ほかに比べ低くなっております。経費抑制の取り組み方法について、複合化、民間の資金やノウハウの活用、近隣自治体との共同は、「賛成」「おおむね賛成」の割合が高くなっております。公共施設料金のあり方については、「近隣の同種の施設と同等程度は利用者が負担する」「使用する照明や空調などの光熱水費相当分は利用者が負担する」が、それぞれ約3割を占めております。
第3章、公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針。1、計画期間でございますが、本計画は総務省指針及び葉山町総合計画と整合することを考慮して、平成29年度から平成60年度までの32年間といたします。また、計画期間を4期に分け、期ごとに具体的な方針や工程表を定めるものでございます。
2、現状や課題に関する基本認識といたしまして、1、人口減少と少子高齢化。2、財政的制約の強まりと、公共施設等の改修や更新等に要する費用の増加。3、全庁的取り組み体制の強化を挙げております。
3、取り組み体制といたしまして、1、全庁的な取り組み体制の構築。2、フォローアップ方策の2点を挙げ、図のように公共施設マネジメントを推進いたします。
4、公共施設等の管理に関する基本的な考え方。1、点検・診断等につきましては、施設管理者は適切な点検を実施し、劣化・損傷の程度等の把握に努めます。公共施設課は大規模な修繕・改修・更新の計画策定、診断評価により施設間における対策の優先度を判断します。点検・診断の結果を老朽化対策等に活用します。
2、維持管理・修繕・更新等につきましては、予防保全、事後保全等の手法を適切に使い分けます。対策の優先度に基づき維持保全を実施します。更新時には民間活力の導入、維持管理費の削減、サービス向上等を検討します。
3、安全確保につきましては、危険性が認められる施設は、緊急性・重要性を勘案し、必要な修繕等を実施します。危険性が高い施設、老朽化により供用を廃止した施設は順次解体・撤去に努めます。
4、耐震化につきましては、災害時の対応拠点等としての機能を確保するために、耐震化の措置を講じていきます。
5、長寿命化につきましては、長期にわたり利用していく公共施設等については、計画的な保全措置による長寿命化を実施し、トータルコストの削減と予算の平準化を図ります。
6、統合や廃止につきましては、公共施設については施設の用途や機能の見直し、施設の再配置、規模縮減、新たな価値を生み出す利活用等について評価し、その後の対策を検討します。インフラについては個別インフラ長寿命化計画に基づきながら、社会構造の変化等に応じて随時評価を行い、需要の変化に応じた総量等の最適化、安全性の確保等を推進します。
5、公共施設等マネジメントの全体構想といたしまして、町内外との取り組み体制を構築・維持し、公共施設等を取り巻く状況、本計画の管理に関する基本的な考え方等、さまざまな情報を関係者と共有し推進することとあわせ、フォローアップ方策を実施することで、公共施設等の総量及びかかる費用等の最適化を目指します。
第4章、施設累計ごとの管理に関する基本的な方針。こちらの章につきましては、公共施設の基本方針とインフラの基本方針といたしまして、施設類型ごとに基本方針を定めるものでございます。
行政系施設。予防保全型の維持管理により計画的な保全を実施します。改修・更新等の実施に当たっては、長寿命化を検討します。消防本部附属倉庫、第6分団詰所の旧建物については廃止します。
学校教育系施設。児童・生徒数の今後の推計を踏まえ、小学校・中学校の適正規模・適正配置等を検討し、学校施設の計画的な更新を検討します。更新に際しては長寿命化、類似機能の共用化や複合化・多機能化を検討します。給食センターの供用開始後は廃止となる各学校の給食室は、解体撤去を検討します。
社会教育施設。予防保全型の維持管理により計画的な保全を実施します。改修・更新等の実施に当たっては長寿命化を検討します。
集会施設。予防保全型の維持管理により計画的な保全を実施します。改修・更新等の実施に当たっては長寿命化・複合化・多機能化を検討します。民間移管の可能性を検討します。
公営住宅。予防保全型の維持管理により計画的な保全を実施します。改修・更新等の実施に当たっては、長寿命化を検討します。
保健・福祉施設。予防保全型の維持管理により計画的な保全を実施します。改修・更新等の実施に当たっては、長寿命化・複合化・多機能化を検討します。民間移管の可能性を検討します。
子育て支援施設。予防保全型の維持管理により計画的な保全を実施します。改修・更新等の実施に当たっては、長寿命化・複合化・多機能化を検討します。民間移管の可能性を検討します。
観光・産業振興施設。予防保全型の維持管理により計画的な保全を実施します。民間移管の可能性を検討します。
その他の施設。庁舎附属倉庫。事後保全型の維持管理にし、更新の際には複合化・多機能化を検討します。防災倉庫。事後保全型の維持管理にし、拠点施設の更新の際に複合化・多機能化を実施します。普通財産。廃止を検討します。バス停。事後保全型の維持管理にし、更新の際には民間移管の可能性または廃止を検討します。物置。事後保全型の維持管理にし、更新の際には民間移管の可能性を検討します。
公園内施設。公園施設における清掃、日常点検、定期点検を継続していきます。老朽化の度合いや破損の状況報告に基づいて、今後の修繕等に反映していきます。
供給処理施設。クリーンセンターについては広域連携等によるごみや資源物の効率的な搬出が可能となるよう、施設全体の再構成を検討する。なお、し尿処理施設については公共下水道への投入を実施しているため廃止とします。各汚水処理場については、公共下水道全体計画区域内にあることから、公共下水道の整備進捗に合わせ、適宜公共下水道への切りかえを実施します。なお、それまでの間については、施設の老朽化等の状況を勘案しつつ、適切に維持管理します。
下水道施設。葉山町下水道総合地震対策計画及び平成30年度以降に策定を予定しているストックマネジメント計画に基づき実施していきます。
インフラの基本方針。道路。道路施設については、道路パトロールはもとより、施設の状態を適切に把握し、状態に応じた補修の判断ができるよう、それぞれの管理手法に基づき適切な頻度で点検を実施し、また、必要に応じて重要度や周辺の状況を考慮し、適切な維持管理費用の削減と平準化を目指します。
橋梁。橋梁を良好な状態に保つため、日常的な維持管理としてパトロール、清掃などの実施を徹底します。また、葉山町橋梁長寿命化修繕計画に基づき、計画的・予防保全型管理の実施を徹底します。
下水道。平成30年度以降に策定を予定しているストックマネジメント計画に基づき実施していきます。
公園等。公園施設は遊具等の種類、使用頻度、立地条件等により寿命が異なることから、一律に更新時期は設定せず、清掃、日常点検、定期点検を継続し、状況に応じて速やかに修繕、更新、または撤去を行うこととします。大規模な公園の管理形態については、指定管理者制度の導入を検討します。必要に応じて部分修繕や塗装を実施し、公園施設の長寿命化を図ります。なお、公園としての利用に適していない場合は廃止・統合の可能性を検討します。
緑地。日常点検等を実施していきます。樹木が伸び、台風などによる近隣民家の被害が考えられる箇所については、計画的に強剪定を実施します。
汚水処理場。日常点検等を実施していきます。各汚水処理場については、公共下水道計画区域内にあることから、公共下水道の整備進捗に合わせ適宜公共下水道への切りかえを実施します。なお、それまでの間については施設の老朽化等の状況を勘案しつつ、適切に維持管理します。公共下水道への切りかえ後の処理場は用途廃止の予定となっております。
観光橋。随時職員による点検等を実施していきます。なお、点検調査結果、相当な老朽化が指摘されております。
歩道橋。県と協議しながら対策を実施していきます。
灯台。点検等を継続して行い、要補修箇所がある場合には修繕等を行う事後保全としていきます。
駐車場。要補修箇所がある場合に修繕等を行う事後保全としていきます。
漁港。平成29年度に作成予定の機能保全計画、長寿命化計画により、点検ルール、対応スケジュールを定め、計画的に実施していきます。点検等により要補修箇所がある場合に修繕等を行う事後保全としていきます。
古墳群。整備基本計画に基づき、逗子市と連携しながら遺構の保存整備を進め、パトロール、除草等日常的な維持管理を継続していきます。
法定外公共物(水路)。パトロールで要補修箇所がある場合に修繕等を行う事後保全としていきます。
防災行政無線。定期点検を実施、予防保全で対応します。
以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。

委員長(横山すみ子君)

御説明ありがとうございました。それではただいまの御説明とその前の説明も含め、パブリックコメントを考えるに当たってというか、計画自体についてもうちょっと説明してほしいという点がありましたら御発言をお願いいたします。

委員(畑中由喜子君)

最初に進捗状況をずっと述べていただいたんですけども、メモしきれなかった部分もあるので、書いたもので提出していただけたらありがたいんですけども。

公共施設課課長(行谷友良君)

じゃあ簡単にまとめてお出しいたします。

委員長(横山すみ子君)

はい、よろしくお願いいたします。他にございませんか。

委員(土佐洋子君)

この計画が平成29年度から平成60年度の32年、32年間ということなんですけども、今の生前退位とかいうお話をされてるところで、西暦にして示そうとかいう考えはなかったのか。平成だとこの29年度からだともうすぐに変わってしまって、わかりづらいかなと思うんですが。

公共施設課課長(行谷友良君)

確かに打ち合わせの段階でも、課内でもそういった意見はあったんですが、例えば西暦表示だとなかなかちょっと役所だとなじまない部分がありましたので、年度扱いをしてますので、あえてちょっと、平成何年度という形を使わさせていただいてということで、統一をしてございます。

委員(土佐洋子君)

この中でも、表の中でも併記してあるところとかありますけれども、そういうお考えはありますか。

公共施設課課長(行谷友良君)

スケジュールとかにはやっぱり併記はしてあるんですけれども、やはりその文面とかになりますとちょっとわかりづらいというのが正直ございまして、この現段階におきましては西暦表記はしてないという形でやっております。

委員長(横山すみ子君)

よろしいですか。

委員(鈴木道子君)

役所になじまないということですけど、今のお話ですけれども、今の現状で多分平成という言葉、そんな遠くない将来変わるであろうという見込みが考えられるところですので、これ今の段階では平成ということでわかりやすいかもわかりませんが、このあと数年したら、また反対に、逆にわかりにくくなってしまいますでしょう。その辺のところはもうちょっと柔軟に考えられないのですか。私は、例えば併記するとかね、何かそういう手もあるかと思うんですけども。

公共施設課課長(行谷友良君)

それでですね、ちょっと先ほど私もちょっと説明、さっと言ってしまったのでわかりづらかったと思うんですけども、この計画自体が三十数年に及ぶ長いものですので、当然先まで読めない部分も多分にありますので、見直しを加えながらこの計画をやりますよというお話をさせていただいてございます。その段階でそういった部分も含めて見直すということも可能かというふうに考えてございます。

委員(鈴木道子君)

4年ごとでしたっけ。ということはない。別に何年ごとの見直しということはないんですか。

公共施設課課長(行谷友良君)

基本的には総合計画策定の時期とリンクしながら改定を考えてございますので、とは言いながらも、やはり変更が生じた場合には随時対応していけたらなというふうに考えてございます。

委員長(横山すみ子君)

よろしいですか。他にございますか。

委員(伊東圭介君)

この総合管理計画というのは今年度中、28年度中に策定がなされる。その先のスケジュールなんですが、第1次の実施計画というのが30年から36年の間の計画ができる予定になってます。これを29年度中に策定ということでよろしいでしょうか。

公共施設課課長(行谷友良君)

伊東議員のおっしゃられるとおり、29年度から個別具体な話に移っていけたらなというふうに、今、考えてるところでございます。これにつきましても、やはり時間を要したりという部分がございますので、常日ごろ見直しをやりながら進めていきたいというふうに考えてございます。

委員(伊東圭介君)

その実施計画の中には、当然優先順位を含めて、個別の施設名等も明記されるということでよろしいでしょうか。

公共施設課課長(行谷友良君)

一応そのように考えてございます。

委員(伊東圭介君)

あとすいません。用語の関係で、予防保全型と事後保全型の維持管理というのがありますけども、これについて、要はあれですか、予防というのは壊れる前に改修なり修繕をしていくということで、事後保全型の維持管理というのは、要するに壊れちゃってから対応するということでよろしいですか。壊れちゃったというか、要するにそういうことの言葉の使い分けということでよろしいですか。

公共施設課課長(行谷友良君)

じゃ、ちょっと簡単に今御説明しちゃいますと、予防保全というのは損傷が軽微である早期段階から機能・性能の保持・回復を図るために修繕等を行う、予防的な保全のことを言うということが予防保全と。あらかじめ周期を定めて計画的に修繕等を行う場合を計画保全、この言葉も先ほど出てきたと思うんですけども、予防保全というのはあらかじめ行うもの、で、事後保全というのはおっしゃられるとおり、老朽化による不都合が生じた場合にその都度対応していくというようなことでございます。

委員(伊東圭介君)

計画なんでね、本来であればその事後保全型の維持管理というのはないのかなと思うんですよ、計画ですから。当然その状況に合わせてということはわかりますよ。わかりますけども、本来であればその前に、機能不全が起きる前に計画的にやっていくというのが計画であって、それではもう今の状況と変わらないんじゃないかなと思うんですよ。もう現状でもいろんなことが起きてますよね。福文のエアコンにしてもそうですし、図書館の関係でも出てると思うんですよ。数千万円というのを急遽ね、計上していくような形であれば、何のためのこの計画なのかなというのがね、ちょっと危惧されるというか、心配されるというか。その前にやはりその計画的に町民ニーズも含めてね、やっていくのが計画ではないかなと思うんですけど、その辺いかがですか。

政策財政部部長(小山誠君)

今、伊東委員が御指摘のようにですね、我々のほうもその部分重々承知してる部分ございます。ただ、先ほど来説明の中でも財源的な確保というところで、なかなか一遍にですね、予防保全的な取り組みができればいいんですが、財源的な問題もあって平準化を図る中で取り組みをしていきたい。そこに計画的な予防保全というか、そういった部分をとり入れながら、ただ、どうしても突発的にですね、計画以前にですね、万が一壊れたらということも想定もできますので、そういった部分での事後保全という言葉になろうかと思いますし、極力ですね、対応できるような形での計画立てをしていければなというふうに思っているところです。ですので、今御指摘の部分は、若干そういった部分で事後保全的な部分の対応というのもあるのかなというふうには思っておりますが、気持ち的は計画にのっとってですね、予防保全をしていきたいというふうに考えているところでございます。

委員(伊東圭介君)

そうしますと、その第1次の実施計画というのは…の優先順位というのは、やはりその老朽化ということが最優先になるんでしょうか。それとも町民のニーズも含めてね、もう少し機能を拡大するだとか、機能を充実するとか、そういうことも考慮されるのか。それともその、今、先に言った老朽化がもう大前提で優先されていくのか。そこだけ最後にお聞きします。

公共施設課課長(行谷友良君)

今の質問ですが、できれば一緒にやっていきたいというふうに考えてございます。要は老朽化も当然しかり、ただ、住民ニーズもありますので、そういったのも絡めながら一体として考えていくというのをできたらいいなというふうに考えてます。

委員長(横山すみ子君)

他の委員どうですか。

委員(土佐洋子君)

4章のところに、消防本部附属倉庫第6分団詰所の旧建物について廃止とあるんですけども、18ページの地図を見て、消防本部附属倉庫というのは、旧5分団詰所のあたりにあるものなんですか。

公共施設課係長(臼井秀昭君)

消防本部附属倉庫とは、旧第5分団詰所のことです。

委員(土佐洋子君)

それはイコール。はい、わかりました。

委員長(横山すみ子君)

他の委員の皆様、ほかにございませんか。
それでは、はい、議長から御発言求められております。よろしいですね。どうぞ。

オブザーバー(近藤昇一君)

ありがとうございます。先ほどの年号の表記について、行政になじまないと、この計画は一体行政のための計画なのか、町民のための計画なのかというのがね、やはりその辺を考えないといけないのではないのかなと思いますし、あとは基本的な方針としてその、何だっけ、先ほど副議長が聞いてましたけども、事後のというね、そういう中で実際にそのことでもって、例えばいろんな機械がもう既に耐用年数過ぎたきもかかわらず使い続けて、突発的に事故が起きてしまって、そのことによって誰が迷惑をかかるのかというと、町民に迷惑がかかってるというのをやはり考えないと。行政の事情だけが優先されてるというような、ちょっと気がするんですけども。
それともう一つ、その個別具体のインフラの基本方針の中では、この灯台については事後保全としていきますということで、何ら方針が出てない。これは毎年決算ではいろいろと指摘されてるんですけども、何の方針も持たないでもってずっと持ち続けていくというつもりなのかどうか、そこが非常に疑問なんですけども、いかがでしょう。

委員長(横山すみ子君)

年号については御指摘ということでよろしいですか。

オブザーバー(近藤昇一君)

そうですね。最後のところだけちょっと聞きたい。

委員長(横山すみ子君)

あと事後保全というか、修繕の問題についてと、それから灯台について方針が出るかと。

政策財政部部長(小山誠君)

この部分の表記についてはですね、今所管してる原課のほうともですね、調整する中でですね、今、議長御指摘のとおりですね、再三議会のほうでも御指摘いただいて、何らかの形で維持をしていかなければいけないということで、内部でもよく議論をしているところでございまして、そういった部分では例えば…たしか議員さんのほうからも御指摘いただいてる民間の資金活用というようなところからの取り組み、そういった部分の取り組みもできないかということで、いろいろ考えているところでございまして、そういった部分が形となってでですね、できるような形であれば予防保全という形でのですね、取り組みができるのかなとは思ってるんですが、なかなか優先順位的な部分で考えたときにですね、漁協さんですとかそういった他団体等の意見も把握する中で取り組みをしているというふうに伺っておりますので、できることなら予防保全ということも視野に入れつつですね、やっていきたいと思いますが、今の現時点でこの方針を立てていく中では、事後保全という言葉を引用させていただいてるというふうな部分で御理解いただければなというふうに思っております。ただ、これが全てではございませんので、今後ですね、当然個別具体の取り組みを検討していく中でですね、取り組みをさせていただければなと、方向性も出していければなというふうに思っております。ちょっとお答えになったかどうかわかりませんが、そんなようなことで御理解いただければと思います。

委員長(横山すみ子君)

パブコメ期間中でございますので、意見交換しながらが一番よろしいとは思うんですけれども、議員それぞれからの御意見も出せるということで、そのパブコメ提案に参考になるようなことについては聞いておいていただきたいんですが。あと10分以内で。

委員(畑中由喜子君)

パブコメの参考になるかどうかわかりませんけども、実施計画がもう一番の大変な作業ですよね。私はこの総合管理計画の中にもうちょっと具体的なものが出てくるのかなとちょっと勝手に考えてたので、これに実施計画を伴うということで、そこには個別具体の名称も出てくると先ほど御意見、質問も出てましたけども、それを計画をつくっていく、何ていうんだろう、やり方は、そうするとかなり大規模に町民の御意見、ニーズも伺いながらということになるのか、その策定の過程ですね。それはどのように今考えておられますか。

公共施設課課長(行谷友良君)

実施の段階ですと、議員おっしゃられるように施設の統廃合という話が持ち上がれば、当然町民の方も巻き込まなければいけないと思いますし、だからってそれを1年、2年で片づけられるかといったら、そこもちょっと微妙なところもあろうかと思います。ですので、その辺は慎重にやっていきたいと思います。ただ、実施計画の中でも、いきなりこの施設をどうしましょうかという話が出て、多分その期の、1期の間で片づく問題があればそれはいいんでしょうけど、片づかない場合もあると思います。そういうのは当然長い間やっていかなければいけないと思いますけども、まず今、私ども思い描いてるのが、一番はやっぱり施設が老朽化してますので、補修ですとか更新、その辺もちょっと見据えた形で実施計画に移れたらいいかなというふうに思ってると。ただ、建築してから随分長い間たってる施設もありますので、じゃあその施設が今どんな状況で、今後どういうふうにしていくかというのも当然見ながらやっていこうかなというふうに考えてます。ですからやる範囲はかなり広くなるとは思うんですけれども、多方面からいろいろ検討しながらいきたいなというふうに考えてるところです。

委員(畑中由喜子君)

第1次の実施計画の策定が19年度というふうにスケジュール出てるんですけども、そうすると今年度は着手しないで19年度、来年…再来年ですよね。相当まだ先ですよね。違った。

委員長(横山すみ子君)

違う、29年度。

委員(畑中由喜子君)

あ、ごめんなさい。29年度。

委員長(横山すみ子君)

だからもうすぐ、直近です。

委員(畑中由喜子君)

あ、直近か。そうですよね。だからそうするともう…ごめんなさい。そうすると、もう今からその体制というのはつくっていかなきゃいけないわけですよね。それはどうなってるんですか。

公共施設課課長(行谷友良君)

その体制ですけれども、ちょっと今、立ち消えになっちゃってる部分あるんですが、職員検討会というのも当然ありました。そういうところも活用しながら、あるいはその、当然職員間で、何ていうんですかね、まとまらない部分については部長会なんかもございますので、そういったものを利用しながらやっていきたいというふうに考えているところです。

委員(伊東圭介君)

関連するんですけど、この第1次の実施計画はまたあれですか、業務委託をするの。

公共施設課課長(行谷友良君)

業務委託、今のところは考えてございません。自前でやろうかというふうに考えているところです。

委員(伊東圭介君)

自前、直営でやるということですね。それに当たって、今、課長言われたとおり、職員の中のね、検討会も大事、部長会も当然ですけれども、やっぱり僕は町長の判断だと思ってるんですよ。やる、やらないにしても、その優先順位にしても、最終的にはね。だからその辺も庁内で当然早急に判断をしていかなきゃいけないことだと思いますので、最終的にはね、町長の判断でしょうけども。いや、大変だなというふうに思いますので、頑張ってください。

委員(鈴木道子君)

先ほど議長がおっしゃられた灯台ですけれども、クラウドファンディングのことですよね。再三再四提案してますけれども、これは灯台は、お話に聞くところによりますと、何かとても、何ていうんですか、船の航行にあそこは重要な地点だということをね、委員会等で伺ってますので、これは事後保全というのではなくて、もうちょっとこう前向きなね、保全方法をやっぱり検討しなきゃいけないというような思いがしまして、これは今、灯台だけが今、話題になって目についたので申し上げてますけども、そういうことを考えて、やっぱり事後保全とその、事前保全じゃない何でしたっけ、予防的なね、予防保全とのこのすみ分けをね、やっぱり重要度をしっかり再点検して、予防保全型が必要なものは予防保全ということをやるべきだというふうなことを、私、申し上げておきたいと思います。

委員長(横山すみ子君)

きょうの御説明に対する各委員からの御質問は終了ということでよろしいですか。さすが議員の視点からの御指摘とは思いましたが、パブコメ期間中ですので、今後どう対応するかは退席していただいてから御相談したいと思います。よろしいですか。

委員(土佐洋子君)

民間活力の導入ということで、今現在PFIを活用はされてるんですか。

公共施設課係長(臼井秀昭君)

現在葉山町の公共施設において、いわゆるPFIで事業を進めている物件はありません。予定も今のところございません。

委員長(横山すみ子君)

果てしなく議論したいところかとは思うんですが、それでは職員の皆様の御説明は終了させていただきます。ありがとうございました。職員退室のため暫時休憩をいたします。(午前10時54分)

委員長(横山すみ子君)

それで、は休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時55分)
今、説明を伺ったんですけれども、最初に聞いたとおり2月28日までパブリックコメントが出せることになります。議員としてお出しいただく場合に、もうちょっと調べたいとかということがあれば、委員会のほうでも考えたいとは思いますが、今のところ出し方としては議員からのパブコメを、事務局で一応まとめて出すというやり方を続けておりますけれども、それはそういうことでよろしいですか。28日にお出しいただいても大変困りますので、お出しいただく場合はもうちょっと前にということで。出すために考えてるうちに、ここはどうしてもやはりということがあれば、正・副委員長に御提案いただければ、自主的な取り組み、もしくは行政側を呼んでというチャンスもつくれると思いますので、その点はよろしくお願いいたします。
それでは公共施設等の、葉山町公共施設等総合管理計画に関する審査はこれで終了して、次に移りたいんですが、関連してございますか。

委員(畑中由喜子君)

議会としてのパブコメの締め切り、もう日程決めていただいちゃったほうがいいかなと思うんですけど。

委員長(横山すみ子君)

よろしいですか、決めて。はい。議長どうでしょう。

オブザーバー(近藤昇一君)

もしよろしければ24日というのはどうかなと思ったんですけど、金曜日なんですけど。

委員長(横山すみ子君)

わかりました。

オブザーバー(近藤昇一君)

の、12時。

委員長(横山すみ子君)

12時までに事務局にデータで。

オブザーバー(近藤昇一君)

できれば。

議会事務局局長補佐(永井秀子君)

そうです。こちらからもデータで用紙のほうを。

委員長(横山すみ子君)

ありがとうございます。ということで。

オブザーバー(近藤昇一君)

よろしいですか、それで。そうしたら皆さんに通知しますので。

委員長(横山すみ子君)

はい。議長まとめていただきまして、24日締め切りで、用紙も送っていただけるということで、データで提出ということでよろしくお願いいたします。
それでは、次の議題の審査に入るために、職員入室をしていただきますので、暫時休憩をいたします。(午前10時58分)

委員長(横山すみ子君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時00分)
本日の所管事務調査の2番目、特定開発事業(葉山町下山口プロジェクト)について審査を行います。もう既に職員入室していただいておりますので、部長から御紹介をお願いいたします。

都市経済部部長(永津英彦君)

すいません。お時間いただきまして、ありがとうございます。隣が都市計画課長の高階です。課長補佐の山本です。係長の松井です。副主幹の寺嶋です。部長の永津です。よろしくお願いいたします。

委員長(横山すみ子君)

この問題について、行政側の都市計画課でというか、全課含めて指導していらっしゃるところなんですけれども、その状況について報告、これはもう放映されている公式の場ですので、報告できる範囲で現在、現況について御報告いただきたいと思います。どなたから。

都市計画課課長(高階歩君)

それでは、こちらで御報告をさせていただける範囲の中でお話をさせていただければと思いますが。前回、協議事項についてお話をさせていただきましてからの進展の部分も含めまして、お話をさせていただければと思いますが。指導につきましては、9月15日に提出のありました事前協議書に対しまして、12課54項目につきまして指導をしておるところでございます。前回もお話しいたしましたとおり、2月の15日が条例でいいます5カ月の満了でございますが、それを目指して協定、確認通知をさせていただける…できるよう協議をしている最中です。具体的な協議内容につきましては、詳細にこちらでお話をさせていただけるだけの中身ではないと思っております…状況ではないということで、前回も具体には触れさせていただいていないところでございます。協定がまだ済んでいないことから、この場で具体なお話については避けさせていただきたいと思っております。
これまでの間、協議はほぼ大詰めを迎えておりまして、2月の15日を目指してというところでございますが、若干書類提出に時間を要したりしている関係で、5カ月満了の期間、2月15と前回お話ししたかと思いますけれども、2週間程度のずれが生じる可能性がございまして、2月末日、2月末ごろに延びる可能性があるということは今の段階でお伝えしたいなと思っております。なお、その間に木竹の伐採ですとか、あとアスベストに関して、既に解体工事のほうではございますけれども…が現地では進んでおります。木竹の伐採につきましては11月15日に事前相談が出ておりまして、全約140本の樹木につきまして調査結果が示され、伐採の計画などが報告されております。また、アスベストに関しましては、12月26日を皮切りに、たび重なる県の検査なども受けながら、今月末、きょうに完了を予定していると伺っておりますけれども、アスベストの除去作業が行われている最中でございます。これも若干延びる可能性もあろうかと思いますが、私どもに提出いただいているものにつきましては1月末にというふうに伺っております。
それから、住民の皆さんの動きでございますが、まちづくり推進協議会の準備会と称してさまざまな動きがされているというふうにも聞いております。また、近隣の住民の方から書面をいただいたりとか、さまざまな動きがありますものの、特段ですね、我々は出向いて行くようなことも、回答させていただくようなことも特になく過ぎておるところでございます。
以上、簡単でございますが、御説明させていただきました。

委員長(横山すみ子君)

ありがとうございました。この日程であれば、早ければ、もしかしてきょうでいくこともあるかなということで、一応入れさせていただいたのと、途中経過でも聞いておきたいということで、おいでいただいております。まだ協定が結ばれていないということで、個別のことについては多分御説明しにくいというか、できないと思うんですが。今の御説明と、なかった部分について、委員から御質問があればお願いいたします。

委員(畑中由喜子君)

すごい具体的なことになっちゃうかもしれないんですけど、アスベストの除去作業、すごく大変な作業だと思うんですが、これは県の、今御説明いただいたのは県の調査をして、やはり存在が明らかになり、作業そのものは県の監督のもとということになっているんですか。

都市計画課課長(高階歩君)

こちら、解体の作業の中で一番近隣の方々も心配されていたことです。先ほど県の立ち会いのもとでというお話ししましたのは、除去する体制が整っているかどうかという事前検査でございます。これが12月から1月の20日までにかけまして、入念な検査が行われ、確実な除去作業ができることが確認された上で、除去作業に入っているというふうに聞いております。このアスベストに関しましては、神奈川県の管理のもとで行われるということでございます。

委員長(横山すみ子君)

畑中委員、よろしいですか。

委員(石岡実成君)

すいません。初歩的な質問になるかもしれないんですけど、この2月末の協定が無事に結ばれた後というのは、例えば設計に関してですとか、よくある若干の例えば見直しを、また要望が例えば出たときに、そういった交渉ができる、できないという流れで言うと、もうできないというふうに考えればいいんですか。

都市計画課課長(高階歩君)

事前協議として出された図面や設計が現段階では最終なものと考えております。これが協議をしていく中で、さまざま受け入れていただけるもの、相談で歩み寄ったもの、いろいろなものが反映されたものが最後、協定としてでき上がるわけでして、協定を結んだ以降にですね、原則論でいけば変わるものはないと思っております。

委員(石岡実成君)

ということは、今、じゃあ締結をする、協定するまでにいろいろと今そういったところの話し合いを順次進めているという理解でよろしいんですか。

都市計画課課長(高階歩君)

そのとおりでございます。

委員(鈴木道子君)

木の伐採、140本調査ですか。今お話がありましたけれども、これについては140本調査して140本伐採するということではないのですよね。そのちょっと中身を、もし答えられたら教えてください。

都市計画課課長(高階歩君)

現在140本と、先ほど約140本とお話しいたしましたが、具体的には136本という調査が上がっているようでして、この中の41本が枯れていると、40本程度が枯れているものだそうです。この伐採とあわせて、解体工事にどうしても管理上必要となる伐採が生じますので、そちらを伐採しますと、解体に関して残るものは50本程度残るというふうに聞いております。ただ、これからですね、協定が終わった後、図面に従いまして建設工事が始まっていくわけですが、建設工事に当たってはやはりまた管理上必要となる木を伐採せざるを得ないというふうなことになりますと、残る木が大変残り少なくはなるとは思います。その具体的な本数については、まだ伺ってはおりません。

委員(鈴木道子君)

調査としては、枯れているか枯れていないかの調査なんですか。調査という中身をちょっと教えてください。

都市計画課課長(高階歩君)

枯れている、枯れてないも含めまして、樹種、それから幹周りがどれくらいのものだとかですね、樹齢何年ぐらいだろうとかということも、あわせて調査をしたということで結果をいただいております。

委員長(横山すみ子君)

よろしいですか。

委員(石岡実成君)

今の話にちょっと付随するんですけど、今進めている協定の中には、当然今、枯れ木が40本ぐらいあって、それを伐採して、今後工事に必要なもので、もしかしからふえるかもしれないという。逆に今度、建設をしている段階で、逆にまた新たな木を植えるという行程が必ずあると思うんですけど、その辺の具体的な本数であったりですとか、プランであるようなところも、ある程度示されているというところはあるんですか。答えられる範囲でいいですけど。

都市計画課課長(高階歩君)

工事に伴って、緑化の指導をしております。規定にうたっています率の緑化を指導しているわけですが、例えばそれに関しても、地域性であったりとか、エリアの大きさなどに鑑みて、例えば樹種ですとかですね、高さですとか、そういったものを含めて、これも協議の中の一つというふうに捉えておりますので、今、具体的にはちょっとお話しは避けさせていただきますが、適切な対応が図れるよう指導しておるところでございます。

委員(伊東圭介君)

すいません。今の関連なんですけど、私も。全てがそれ、例えばクロマツとかではないですよね。もうあれだけ放置されていた土地ですから、当然実生で出てきたね、いわゆる雑木みたいなのもあって、そういうのも合わせての話ですよね。クロマツだけが例えば140って、136って話ではないですよね。確認です。

都市計画課課長(高階歩君)

リストを集計しますと、約20種類の樹種が報告されております。マツが一番多いんですけども、中にはサルスベリであったり、クロガネモチであったり、ケヤキ、クスノキ、マテバシイなどなど、約二十数種類の樹種が報告されております。

委員(鈴木道子君)

木のことですけれども、ここの部分に関しては、結構数人の町民の方からマツが枯れているので早く伐採しないと、葉山の大事なマツに松くい虫が蔓延してしまうということで、早く早くという声を大分いただいているんですけれども。もちろん枯れたマツは伐採するんでしょうけれども、残ったものについての松くい虫防除といいますかね、その辺のところもやはり指導なさったほうがいいと思うんですけれども、その辺のところはちゃんと対応してくださっているんでしょうかね。ちょっとマツについてはもう少し神経使ってやらないと、葉山のマツ、全部なくなるというような事態になりかねないというようなお声も大変強くいただいているんですけども。

都市計画課課長(高階歩君)

マツの防虫業務については、今回の報告の中で具体に上がってきているものはないんですが、先ほども申し上げましたとおり、伐採する計画がこれからどういうふうになるのかわからないので、具体な防虫作業については今のところどのようになるかはわかっておりません。ただ、我々公共地、公共用地で管理しているマツに対して、防虫の薬を注入したりとか、薬剤注入を行ったりしておりますが、そういったことで枯れマツを防ぐということについては、やっておるのを踏襲していただくことは必要だとは思っておりますし、どういうような形でマツが残るかによっては、そのような話もあろうかと思います。また、あそこの土地に限らずですね、マツが枯れている様子というのは、私も目にしておりますが、環境サイドでの施策で防虫、薬剤注入などの作業も、業務もございますので、そういったところを総合的に活用しながら、マツの枯れマツの予防策はとっていかなければならないんだろうなと思っております。ことあそこの場所に関して、枯れマツの対応を具体的にとっているという話については、まだ聞いておりません。

委員(鈴木道子君)

とってないんですけれども、ちょっと対策として声かけておいたほうがいいんじゃないんですかと。いい機会ですのでね。民地といえども。

都市計画課課長(高階歩君)

現地を私どもも含めまして環境部局のほうも視察をしておりますので、枯れマツの早期伐採とですね、そのマツの、松くい虫の蔓延についての指導というか、口頭でのお話は随分前からしております。具体的な対応については、まだ聞いておりませんけれども、そういったお話は当然しております。

委員(鈴木道子君)

しているんだったらいいんですけれども、もうちょっと、どういう対応をなさるか、確認して、きちっと対策が講じられるような方向にしていただきたいというふうに思っております。

都市経済部部長(永津英彦君)

当然、マツを含め、緑地…緑化については環境課が指導事項を出していますので、その中で今の御意見も含めて、まだ協議済みにはなってませんので、当然現状枯れているものについては当然切って処分しますので、まだ目に見えてない、まだ大丈夫な木も可能性があるという御心配もあるんでしょうから、そこについて薬液の注入をするとかというのをやりなさいという指導事項に加えるとかというのはまだ可能ですので、そこについては、もともと当然やっているんですけど、それを新たにきっちり言うように、環境課のほうに言い伝えます。

委員(畑中由喜子君)

先ほどの御説明で、事前協議に関する指導が12課54項目にわたってということで今やっておられるという御説明がありました。当然、法に基づく指導、あるのは当たり前なんですけども、それ以外にやはり葉山町らしさというか、葉山町特有の、例えば自然環境に関するものとか、住環境、景観に関するものとかという、そういうものもこの指導の中に含まれているって考えてよろしいですか。つまり、やはり大きな建物が建つということに関してね、非常に近隣には影響が大きいわけで、法律に基づくだけでない影響というのって、あるわけじゃないですか。これまでは指導要綱という形でね、やれていた時代っていうのは、かなりその辺が町の独自色を出せていた部分もあった、いいとか悪いとかの問題ではなくてね。そういう時代もあったんですけれども、この指導の中にそういうものも含めていただけているということで考えてよろしいでしょうか。細かいことをお答えいただくのは無理なのわかっているんで、ちょっとその傾向について伺えたらと思ったんですけど、いかがでしょう。

都市計画課課長(高階歩君)

おっしゃっていただいているとおり、具体に申し上げるのは大変お話ができない部分があるんですけれども、法令に決まっていたり、条例で規定していたり、技術基準の中で指定しているものについて、一つ一つ改めて指導することは、どちらかといったらないものだと思っております。むしろ、こうあるべきだろう、こうあったほうが住環境の向上に寄与できるのではないか。こうあったほうが生活環境が向上するだろう。こういったものを指導しているのが中心です。そういった意味では、傾向というふうに言えるかどうかわからないんですけれども、必ずしなければいけないものばかりを並べているのではなくて、こうなってほしいという各部局の思いのようなものが詰まっているものだというふうに解釈していただいてよろしいかと思っております。

委員長(横山すみ子君)

なので協議に時間かかっているということかもしれませんが。他の委員の皆様、いかがですか。はい、どうぞ。

委員(石岡実成君)

すいません。また、半分はお願いというか、答えられる範囲でもちろんいいんですけれども。今回、多分浄化槽も当然入れると思うんですけど、もう向こうからは当然、向こう側が指定…指定というか、決めた浄化槽の業者さんというか会社さんがあると思うんですけど。そういったところの耐用年数とかという資料はいただいて見てはいるんですけど、逆に町側としてそれを、その会社自体も含めて、その予定されている浄化槽がしっかりと機能するものかどうかというあたりの会社さんの例えば調査というか、調べるとか、そういったことというのは逆にしたりはするんでしょうか。(「製品の確認ですね」の声あり)そうです。とか、評判というか、例えばそういったところの補償的な問題というか。

都市計画課係長(松井一機君)

最終的には建築基準法によって浄化槽の設置届が確認申請時に提出されて、それを保健所なりが審査をして許認可されますので、その製品について、その前段階、町としていい悪いというですね、調査は特に行わないですね。

委員(石岡実成君)

すいません。質問の仕方が悪かった。その製品というよりは、例えばよくあるのは、業者さんがしっかりした会社だから大丈夫だよといって、うのみにしちゃって、実はいろいろと後から調べたら結構トラブルがあるとかって、別にこのマンションの話じゃないかもしれないですけど、いろんな世間一般的にある中で言うと、そういった形で製品というか、そういったものが基本的にはしっかりとされているものかどうかという、ざっくばらんな部分だけでも調査する…調査というか、調べたりはする、しないというのも、ちょっと聞きたかったんですけど。

都市計画課係長(松井一機君)

いろんな業者さんいらっしゃいますので、その業者さんについて、いい悪いというのはないんですけれども、やっぱり浄化能力が出るかどうかというのは、今まで御意見を住民の方からもいただいていますので、そういった客観的な資料は頂戴をして、町としての、それについてだめとは言い切れない部分はありますけれども、検証というか、いただいている意見についての良好な状態で浄化槽を設置するんだという確認はしたいと思っております。

委員長(横山すみ子君)

よろしいですか。委員の皆様、御質問、一通りよろしいですか。

委員(畑中由喜子君)

下水道のことなんですけど、あそこ、まだ葉山町の公共下水道の計画が到達しないエリアですけれども、今これだけの規模のものを浄化槽対応でつくってしまって、下水道の計画が延伸していったときに、速やかにつないでくださいねみたいな、それこそ協定というんでしょうかね、そういうものというのは可能なんですかね、結ぶ…約束してもらうとかというのは。その場合、どことの約束になるのか、マンションが完成してしまって、管理組合になっちゃうわけですよね、恐らくね。そういうのって有効なのかどうか、町としての考え方はどうなんでしょうか。

都市計画課課長(高階歩君)

具体的な下水道課の指導内容は別といたしましても、ここ10年の間に下水道が整備される見込みがある状況ですので、当然ながらそういったことを延伸したときの接続というのはひとつお話をしていかなければいけないことだとは思っております。協定の方法をどういうふうにするかということについても、重要な部分かと思いますけれども、マンションについてはおっしゃられましたとおり管理組合が想定されますので、また住宅につきましても、別に管理的な、共用の道路とかもありますので、管理のする集合体ができればですね、そういったところとするのは有効なんだろうと思っております。まだ具体的にどことどういう協定を結ぶかまでを具体につくっておりませんので、具体な話は申し上げられないんですけれども、おっしゃるとおり、そこは約束をしていかなければいけないことだなというふうには思っております。

委員長(横山すみ子君)

委員の皆様、委員外議員から手が挙がっておりますが、認めてよろしいですか。それでは金崎議員、どうぞ。

委員外議員(金崎ひさ君)

ありがとうございます。1点お聞きしたいんですけれども、54項目の指導をしていらっしゃるということで、先ほどの御答弁の中で、のんでいただいたり、歩み寄ったりというふうなお話がございましたけど、この指導項目の中で、事業者のほうから、もうはなからこんなことはできないよと蹴られることもあるということでよろしいんでしょうか。蹴られた場合は、いたし方ないといって町が諦めるのかどうかをお聞きします。

都市計画課課長(高階歩君)

具体的なお話をしないと、大変イメージをわきづらい部分だと思って、わかりづらいお話になったら申しわけないんですけれども、だめもとというんですか、だめで当たり前だと思って指導することというのは、ほぼないと思っております。先ほども申し上げましたとおり、町のために、地域のために、将来のために、必要だろうと思うことを指導しておりますので、やはりのんでいただいたり、歩み寄ったりということが中心であって、だめと言われたからそれでいいやというふうなつもりで交渉しているものはございません。また、指導内容に対して、何もせずに回答がきているというふうには今思っておりません。比較的、持ち帰って、細かく調査や内部検討を済ませた結果が、こんなような状態だというふうなことで、だめに近い回答があることはあろうかと思いますけれども、比較的そういう意味では持ち帰られて検討されている時間長いので、これだけちょっと期間がかかっているというふうなこともお考えいただければありがたいと思います。

委員長(横山すみ子君)

議長から発言を求められております。どうぞ。

オブザーバー(近藤昇一君)

今の話と関連するんですけど、2月の15日、若干延びるということですけども、当然協議書ができ上がれば、協定ができ上がれば、それは公開されます。その協議の内容、経過、これは公開されるんですか。

都市計画課課長(高階歩君)

協定書は公開しておりますので、ごらんいただくことできるかと思うんですが、経過となりますと、交渉の経過、どのような回答があって、それについてどんなような交渉したかについては、記録に残るものが協定書の中に具体に載っかるものではないので、ごらんいただいてわかるものにはならないと思っております。

オブザーバー(近藤昇一君)

そこが一番気になるところだと思うんです。12課54項目というふうに言われているけど、これがどんな内容だったのか。結果的に協議書だけが出てきた。町民の目から見たら、何だ、このことは何も言ってないのかとかね、こういう要求もしてなかったのかとか、そういう結果でもって、不満だけが残るんですよ。我々聞いているところによると、各課、担当の課では相当な努力されてるという話も聞いてはいるんだけど、目に見えないわけですよ。ですから、結果が出てきた。協議書が出ました。これでおしまいですよ、もう変わりませんよ。じゃあ俺たち…住民のね、目から見ると、いや、私たちの意見はどれだけ反映されたのか。あるいは、公聴会まで開いておいて、公聴会でもっていろんな意見が出たけど、それは全部が全部ね、聞けないとは思うんだけど、これだけは町も要求しましたよ、相手はなかなか難しい部分もあってというのがね、わからないと、行政がどれだけ努力したかというのが見えてこないんですよ。何とかそれを見えるようにできないですかね。

都市計画課課長(高階歩君)

すいません、先ほどちょっとわかりづらいお話をしてしまったんですけども、指導事項、まず最初に指導した内容ですね、9月の15日に協議書が出てきた後に、11月に指導した分、それから対策書として出てきた…対策として出てきたものが協定を結ばれた最終結果、これはお見せできることになります。間の道中でですね、どのようなせめぎ合いがあってこうなったのかという具体な話については、すいませんが、お見せできるものはつくられないんですが、指導したことと結果協定したこと、この対比でごらんいただくことができるようになってございます。

委員長(横山すみ子君)

ただいま議長からの御指摘もあったんですが、2月15日までで、まだ延びるかもしれないということでございます。開会中の総務建設常任委員会で再度この問題について御報告をいただくときに、今の御説明聞いただけでも相当な交渉をしていただいているというのは聞くだけでもわかるんですが、その結果と、それから説明できるだけの部分については、この公開の委員会の席上で改めて伺って、恐らく住民要望を超えた項目がいっぱい入っているなというのもおわかりいただけるかと思うんですが。その先の部分については、そのような扱いで、次の委員会でまた御説明伺うというやり方にしたいんですが、よろしいでしょうか。(「お願いします」の声あり)3月の第1週か2週でしょうか、議運の委員長。そこら辺ですね。まだ日程決まっておりませんけれども、ちょうどいいころかなと思いますので、また続きをお願いすることになりますが、よろしくお願いいたします。委員の皆様、本日のところ、確認したいこと、よろしいですか。
早いですね。委員会の、常任委員会の開会中の日程としては、3月の3日から6日、どっちかということで、そうすると遅くしておいたほうがいいということにもなるかもしれないですね。それはまた協議をさせていただきましょう。きょうの段階で御説明いただけるところまでは御説明をいただきました。御質問なければ、職員の皆様、御退室いただきますが、よろしいですか。それでは、御説明ありがとうございました。職員退席のため、暫時休憩をいたします。
(午前11時31分)

委員長(横山すみ子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時32分)
きょうの所管事務調査については、いずれも中途のものということで、きょう決まったことについて確認だけさせていただきます。葉山町公共施設等総合管理計画のパブリックコメントに関しましては、議会のほうから、事務局のほうからデータを、パターンをお送りいたしますので、締め切りは2月24日として、データで御提出を願います。これは出したくない方は別に構いませんけれども、出される方は事務局で一応まとめさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
それから、本日御説明を聞きました特定開発事業、下山口の問題に関しましては、まだ54項目にわたって指導されて、それが終わっていないということで、延長される可能性もあるということでございます。正確に日程にうまく入るかどうかわかりませんが、ぜひ御配慮をいただきまして、開会中の常任委員会で次を報告を伺うことができればと思っております。委員のほうから何か気がつかれたことございますか。

委員(畑中由喜子君)

最初の公共施設等総合管理計画の進捗状況の書いたものを出していただくということ、お願いします。

委員長(横山すみ子君)

承知いたしました。この場で出すと言われましたけれども、事務局のほうから再確認をしておきます。なるべく早くお出しいただいて、御参考にしていただければと思います。
では、他になければ、本日の委員会、閉会したいんですが、よろしゅうございますか。それでは、総務建設常任委員会を閉会いたします。ありがとうございました。(午前11時34分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成29年3月2日

総務建設常任委員会委員長 横山すみ子

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更新日:2018年04月25日