総務建設常任委員会会議録 平成27年8月26日

開催年月日

平成27年8月26日(水曜日)

開会時間

午後1時30分

閉会時間

午後2時26分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件
    陳情第27-13号 当町職員の特殊勤務手当の引下げを求める陳情
  2. 行政視察について
  3. その他

出席並びに欠席委員

出席 6名 欠席 0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 横山すみ子 出席
副委員長 細川慎一 出席
委員 鈴木道子 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 石岡実成 出席
委員 伊東圭介 出席
オブザーバー 議長近藤昇一 出席

傍聴者

金崎ひさ議員 窪田美樹議員 待寺真司議員 土佐洋子議員
一般傍聴者 1名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
総務部部長 池田務
総務課課長 新倉利勝
総務課課長補佐 鹿島正
総務課係長 岩田英之

会議の書記

議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局局長補佐 永井秀子

会議録署名委員

委員長 横山すみ子

会議の経過

委員長(横山すみ子君)

それでは、定刻になりましたので、総務建設常任委員会を開会いたします。(午後1時30分)
委員は全員おそろいでございます。
前回の引き続きで、陳情第27-13号当町職員の特殊勤務手当の引下げを求める陳情を取り扱います。前回の審議の際に調査を依頼されておりますが、本日は総務課職員に待機していただいておりますけれども、総務課職員、総務課から6月22日に資料等が出ておりまして、説明を聞く必要があれば入室していただきますけれども、いかがいたしましょうか。必要なければ、このまま進めます。

委員(伊東圭介君)

すいません、ちょっと聞きたいこともありますので、待機しているんであればお願いしたいと思いますけど。

委員長(横山すみ子君)

はい、承知いたしました。それでは、職員入室のため、暫時休憩をいたします。では、入室をお願いします。(午後1時31分)

委員長(横山すみ子君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時31分)
総務部職員入室でございますので、総務部長のほうから御紹介をお願いいたします。

総務部部長(池田務君)

それでは、出席職員の御紹介をさせていただきます。私、総務部長の池田です。よろしくお願いします。隣、総務課長、新倉でございます。課長補佐、鹿島でございます。係長の岩田でございます。以上です。よろしくお願いします。

委員長(横山すみ子君)

ありがとうございました。本日は陳情第27-13号当町職員の特殊勤務手当の引下げを求める陳情を審査するに際しまして、先日資料提出をいただいておりますが、この問題に関連して、御説明いただけるところがあればお願いいたします。それでは、どなたから。新倉課長、お願いします。

総務課課長(新倉利勝君)

6月22日付ということで、お手元にあるかと思います。こちらのほうの特殊勤務手当ということで御説明させていただきます。
葉山町におきましては、この横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市とございますけれども、一番左側にございます葉山町でございます。防疫作業従事職員ということで、特殊勤務手当500円、1日もしくはですね、または1回ということでついております。この500円につきましては、保健関係また消防関係というところで、つけさせていただいているところでございます。2番目の行旅死亡人及びというところでございます。1件3,000円、これにつきましては消防のほうで扱っているものでございます。3番目でございます。死畜処理作業でございます。1回300円。これはクリーンセンターのほうで道路等で死亡しているものがあれば取りに行くというものでございます。4番目でございます。災害現場作業従事職員、1日または1回1,000円。こちらのほうは消防のほうで行っているものでございます。5番目でございます。救急業務従事職員、救急救命処置1回510円、救急救命士以外1回200円。こちらのほうもですね、ともに消防というところになっております。
なおですね、三浦市のほうのところでございますが、防疫作業従事のところで1回200円というふうになっておりまして、その下のところにつきましては空白になっております。これはですね、以前ですね、以前の、今回のですね、陳情のほうの23年2月17日というのがございますが、この時点におきましては三浦市は特殊勤務手当はございました。その後のですね、平成23年4月1日におきまして、この防疫作業従事職員以外の三浦市のですね、特別勤務手当が廃止という形になっております。ということで、この2つの表をもし比べた場合ですね、三浦市のほうはこの防疫以外のものはもう今はやめているという状況でございますので、その辺を御承知いただきたいというふうに思います。
あとはですね、近隣の市、そしてまたは同等のですね、町をこちらのほうに記載させていただいておりますが、ごらんのとおりになっております。説明のほうは以上でございます。

委員長(横山すみ子君)

ありがとうございます。では、ただいまのことに関連いたしまして、職員の方に御質問があれば挙手を。

委員(鈴木道子君)

ありがとうございました。三浦市につきまして、23年4月1日より廃止された件につきましては、何かほかの件で充当できるというようなこと等の理由があるんでしょうか。何らかの理由、もし把握していたら教えてください。

総務課係長(岩田英之君)

先日三浦市の担当職員の方にも確認とったんですけれども、一般職の方については全て本来の業務であるという理由で廃止をしております。防疫作業のほうにつきましては、三浦市のほうの病院関係の職員が対象となっていますので、その病院関係の職員の手当につきましては、まだ特殊勤務手当が残っているという状況になっています。ですので、一般職員につきましては全て廃止という形で聞いております。

委員長(横山すみ子君)

他にございませんか。

委員(細川慎一君)

この特殊勤務手当、葉山町においてをお聞きしたいんですけれども、1番、2番、3番、4番、5番まである中で、例えば昨年度、一度も出動というか、出費というか、なかったものもあるようにお聞きしたように思います。その辺ちょっとお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。

総務課係長(岩田英之君)

まず1番目、防疫作業従事職員につきましては、これは行っておりません。以下、2番目の行旅死亡人、それから4番目の災害現場作業従事職員、こちらの3点につきましては、昨年度は実施しておりません。以上です。

委員(細川慎一君)

ありがとうございます。ごめんなさい、確認します。1番、2番、4番がなし。3番と5番に関しては、どのくらいの件数ですとか、料金が発生したのか、教えてください。

総務課係長(岩田英之君)

まず3番目の死畜処理につきましては、昨年度221回行われました。それから救急業務につきましては、救急救命士のほうですが55回、それ以外につきましては59回となっております。なお、この回数につきましては、例えば動物の死体1体につき2名の職員が出れば2回という形で数えさせていただいていますので、その延べ人数という形になります。以上です。

委員長(横山すみ子君)

はい、ありがとうございます。他にございますか。

委員(石岡実成君)

今、動物の処理のほうで、2名が出る場合もあるということなんですけど、例えばそれって、ちょっと細かい話なんですけど、2名で行くケースというのは、どんな感じなんでしょうか。

総務課係長(岩田英之君)

通常はごみ収集を行っていますので、ごみ収集のほうで大体3名、運転手と作業員2名で出動するケースがあります。その出動中に、この2名の職員で、1名が箱を持って準備し、1名がその死体を入れる。こういった作業を2名で行うということがあるということです。

委員長(横山すみ子君)

他に御質問がなければ…。

委員(鈴木道子君)

今の動物の処理ですけれども、2名でやるということについて、普通の一般常識から考えますと、例えば犬・猫程度でしたら1人でできるのではないかというように思いますけれども、その点についての何ていうんでしょうか、改善の検討とか話し合いとか、そのようなことは今まではなさったことはないですか。

総務課係長(岩田英之君)

必ずしも2名で行ってるというわけではありません。そのケース・バイ・ケースによると思いますので、1名で行うこともあります。例えば大きい鳥とか、そういったものもありますので、そういうときには2名でないと対応できないということもあると思いますので、必ずしも2名と限定しているわけではないです。

委員長(横山すみ子君)

よろしいですか。ほかの皆様…どうぞ。

委員(畑中由喜子君)

それぞれちょっと違うかも…ちょっとずつ違うかもしれませんけれども、始まりの年度って、何年度ぐらいからこの特殊勤務手当それぞれ葉山町としてはつけているんですか。

委員長(横山すみ子君)

休憩しますか。

委員(畑中由喜子君)

すいません。私も条例集見ればいいんですけど。そうすると、今までに1回も使われてないというのって、ありますか。例えば行旅…2番目ね。これは私、使ったというのを記憶があるんですけれども。でも、それ以外ので、昨年度はなかったと言われた分も、これまで適用されたことが全くないというのはどれですか。それとも、必ずどこかの時点では使われてますか。

総務課課長補佐(鹿島正君)

今残っております特殊勤務手当の中で、災害現場作業従事職員の手当につきましては、災害対策本部が設置されたときの手当については今のところないというふうに…今までありません。

委員(畑中由喜子君)

そうすると、一番下に※印でちょっと説明が附帯していますけど、毒性物質による災害の際には…あ、「横須賀市の日額は」か。加算されるって。それは大変な従事作業になると思うんですけど、どういうときにこれは使われるものなんでしょうか、葉山の場合。

総務課課長補佐(鹿島正君)

今の規定上はですね、災害が発生したときに、災害対策本部が設置された上で、災害対策本部長の命を受けて災害現場に出動して防災作業、応急作業、救助作業に従事したとき支給するというふうに規定されております。

委員長(横山すみ子君)

それでは、他になければ退室していただいてよろしいですか。まだございますか。

委員(伊東圭介君)

すいません。先ほど回数をお聞きしたんですけれども、単純にこの単価掛ける回数ということでよろしいんですか。年間の。先ほどのは多分25年度の実績だったと思うんですけど。確認です。

総務課係長(岩田英之君)

そのとおりでございます。単純に単価を掛ければ金額が出てきます。

委員長(横山すみ子君)

では、よろしければ、職員の皆様には退室していただきますが、よろしいですか。
それでは、職員の皆様ありがとうございました。職員退室のため、暫時休憩をいたします。
(午後1時46分)

委員長(横山すみ子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時46分)
前回、鈴木委員のほうから三浦の例について少し調査をという御要望がございまして、事務局で調査をしております。その件について御報告をいただきたいと思います。それでは、永井職員、お願いいたします。

議会事務局局長補佐(永井秀子君)

事務局のほうから三浦市のほうにも調査をかけまして、先ほど総務課長がお話をされてたとおり、23年度、給与制度の関する総合的な見直しを行って、特殊勤務手当を廃止しましたという御回答をいただきました。以上です。

委員長(横山すみ子君)

はい、ありがとうございます。という回答が来ているということでございます。それでは、先ほどの職員の説明、それから今の事務局の調査含めまして、この件について委員の間で御意見を交わしていただければと思います。
三浦につきましては個別にというよりも、給与の総合的な見直しの中で取り組んだという回答が来ているということでございます。申しわけありませんが、他のところについては、こちらから、事務局から直接の調査はかけておりません。
この内容について、もしくはもっと調査かけたほうがいいという御意見があれば、またそれもありとは思いますけれども。

委員(伊東圭介君)

討議というか、意見になると思うんですけれども、それぞれ各自治体の事情というのも私はまさにこの特殊勤務手当というのはあると思います。そういった財政的な理由と思われますけれども、三浦市のほうではなくしてきたという経緯もあると思います。当町のこの昨年度の実績を見てもですね、金額的には非常に少額なものであると思います。しかしながら、実際にこの勤務に従事する職員にとっては、やはり非常に普通の勤務とは若干違う部分もあると思うんですね。精神的にもそうですけれども。そういった部分がある中で、今まであったわけでございますし、今までこうしてきたという部分がありますので、まさに手当、特殊勤務手当とは言いながら、やはり手当、給与の一部ということを考えれば、給与全体の中で見直すということはあり得るとは思いますけれども、今すぐこの陳情をですね、採択して低いところに合わせろというような趣旨には、私は賛同しかねるというような考え方でございます。

委員長(横山すみ子君)

他に御意見ありますでしょうか。

委員(鈴木道子君)

私も同等の意見でございますが、三浦市が平成23年、給与手当の見直しの中でこのような措置をとられたということがございますが、格別、他の自治体で同様なことがなされたというわけでもないと思います。この資料の中では手当がない項目があるところが幾つかございますけれども、三浦市の措置に…三浦市の措置を参考にして、これで当分いくのだろうかというような検討は…検討並びに組合等との話し合いというのは今後必要かとは思いますが、今の時点でこの陳情の趣旨に全く賛同するという事態ではない気がいたします。これからの私たち委員会のそうそう直近ではありませんけれども、この2年間のうちの所管事項のようなことは必要であるのではないかというふうに思っております。

委員長(横山すみ子君)

他に、他の委員の皆様。

委員(畑中由喜子君)

この間うちから町長が地域手当の件での答弁ですけれども、給与の総合的な見直しをしているというふうに、しきりと言われておりまして、これらの特殊勤務手当について、その話し合いの中に入っているのかどうかというのがちょっと私、わからないんですけれども。その辺の確認というか、聞くことはできますかしらね。

委員長(横山すみ子君)

先ほど御質問出るかなとちょっと思ったんですが。

委員(畑中由喜子君)

ごめんなさい。そこで聞けばよかったですかね。

委員長(横山すみ子君)

そうしますと、陳情を余り長く持っているのもよくはないと思うんですけれども、特殊勤務手当について、現在もしくはこれからやる中にこれが含まれているかどうかということですね。
暫時休憩をいたします。(午後1時54分)

委員長(横山すみ子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時02分)
先ほど職員退室していただいたんですが、その後、確認したい事項が出てまいりまして、再度御出席をいただきました。では、どうぞよろしくお願いいたします。委員のほうから御質問を、どうぞ。

委員(畑中由喜子君)

すみません。一度に伺いきれなくて。当町で今、給与の総合見直しをしている最中ということで、町長からも何度も御答弁をいただいている状況があるんですけれども、その総合見直しの中に、特殊勤務手当も含まれて検討されているのか、協議されているのかどうかという点について、いかがでしょうか。

総務課課長(新倉利勝君)

今、畑中議員言われた総合的見直しというのは、今ちょっと組合のほうでいろいろと話をしているというところの部分だと思うんですけど、特勤、特別勤務については含まれていないというのが今現状でございます。

委員(畑中由喜子君)

含まれていないというのは、含まれない理由って伺うのはおかしいかもしれないんですけど、三浦市の場合ではこれも含めて総合見直しをされたというふうにさっき伺ったんですが、当町ではそうすると総合見直しというのはどういう内容になるんですか。特殊勤務手当は含まないで見直しを図ってると。でも、総合見直しという名前はかぶっているわけですけれども。

総務課課長(新倉利勝君)

今の見直しの内容なんですけれども、当然号給がある中で、例えば大卒、高卒、短大卒の、その入ったときの金額の差というのが果たして今のでいいのか。ほかのところと比べてですね。そういう割合も含めるのと、あと先ほど申しました特勤につきましては各地域性がございますのと、あとはやりもございますので、この段階にはちょっとまだ今入れるべきではないということで、今、組合とは別の話といいますか、これを外した話をしているところでございます。

委員(畑中由喜子君)

ちょっと変な聞き方かもしれないんですけど、そうすると今現在、葉山町にある特殊勤務手当というのは5項目、細分化すれば6項目ですけれども、あるわけですが、このいずれもその必要性というのかな、使う使わないは別としても、この事情は残しておくべきという考え方ということでよろしいんですよね。金額もありますが。

総務課課長補佐(鹿島正君)

葉山町においての特殊勤務手当という点ではですね、陳情のほうについている資料に、先ほど課長の説明にもありましたが、23年2月17日の総務課から提出させていただいた資料が、資料としてついている部分があると思うんですが。23年度において、23年度以降において葉山町においては特殊勤務手当を既に総合的に見直した結果、今の特殊勤務手当まで絞ったと、そういう事情がございまして、現状、町当局としても労働組合側としても今の特殊勤務手当に特段のこれ以上の要求もなければ、我々も今は削る必要もないというふうに認識しているところです。

委員長(横山すみ子君)

では、よろしいですか。もう一回お呼びするというのは、さすがにできないので、心残りないように。
委員長席からちょっと確認をさせていただきます。今、給与の総合的見直しの交渉に入っているということは、給与表を含めて本格的な交渉に入っているという解釈でよろしいんですか。

総務課課長補佐(鹿島正君)

委員長おっしゃるとおりなんですが、平成19年に給与構造改革という町の給料表を改正する大きな給与構造改革がございました。その後の見直しについて不十分だったということの反省点も踏まえた中で、主に給料表の見直し、それから給料の構造についての、給料体系の構造についての見直しが総合的見直しの主な内容になります。

委員長(横山すみ子君)

はい、ありがとうございました。かなり本格的な交渉中ということのようでございます。
それでは、二度もお出でいただいたんですが、お戻りいただいてよろしいでしょうか。では、本当に申しわけありません。ありがとうございました。職員退室のため、暫時休憩をいたします。
(午後2時08分)

委員長(横山すみ子君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時09分)
疑問点について再度質問を行いました。では、先ほどの話の続きに入りたいと思いますので、御発言をよろしくお願いいたします。

委員(石岡実成君)

私もですね、先ほど伊東委員がおっしゃったようにですね、今、職員の方の説明を受けまして、平成23年度改定しての今のこの数字があるということで言えば、多分この問題はきっと個人個人で考え方が極端に違えば、もうサービスの一環で全て廃止するべきだという考えもあるでしょうし、いろいろ、なかなか折り合いがつくような話じゃないかもしれませんけども、今までたどった経緯からすると、現状このままもうちょっと様子を見るほうがいいような気はしております。

委員長(横山すみ子君)

他に御発言、よろしいですか。

委員(畑中由喜子君)

この陳情が求めているのは、地域手当ということもちょろっと出てくるんですけども、引き下げを求めるということで、廃止してくださいということではないと思うんですけれども。逗子市との比較ですごく大きく違うのは、災害現場作業事業職員と…従事職員と災害現場作業従事職員、上記以外…災害対策本部長の命令以外というところが一律1,000円になっているのが逗子市にはないという、ここの部分が一番大きくて、あとは防疫のところが当町は500円が逗子市は400円、それから行旅死亡人、これが3,000円が逗子は1,000円ということと、死畜の処理が300円が逗子は200円という、この差をどうにかして…引き下げるべきだという陳情だと思うんですけども。それぞれの…(私語あり)あ、そうか。失礼しました。あ、そうすると、全て廃止してくださいと言っているということになるわけ。(私語あり)ただ、この陳情者は、この数字で見ているということですよね。だから、またちょっと違って、現状が今、三浦市は防疫作業従事職員以外の手当がないということなので、この添付の資料がない状況だと、全くゼロになっちゃうということですよね。今、給与の総合見直しを行っているという中に、特勤手当の分はついていないという現状があると伺いましたけれども、私も今すぐこの特勤手当をどうこうするということではなくて、ごめんなさい、私は地域手当を引き下げるべきだというふうに、先にそっちだというふうに考えていますので、この陳情については今すぐこのとおりにという形にはならないかなと思っています。ただ、やっぱり全部なくせというふうには読み取れないので、引き下げも視野にというふうにこの陳情の内容は読んでもいいのかなというふうに思います。この添付の資料のとおりだとお考えであればね。というふうに、ちょっと変な話ですいませんけども。

委員長(横山すみ子君)

副委員長、よろしいですか。考え中。それでは、それぞれ委員の皆様、御意見が出そろったように思いますけれども、再度職員を呼んで確認事項も確認させていただきましたので、この陳情の扱いについて決定に入ってもよろしいですか。それでは、陳情第27-13号当町職員の特殊勤務手当の引下げを求める陳情について、採決に入らせていただきたいと思います。この陳情に賛成の方は挙手を願います。
(挙手なし)
挙手なしということで、陳情第27-13号は否決されました。(「不採択」の声あり)失礼いたしました。不採択されました。なお、いろんな意見出ておりましたので、またそれは所管の際に出していただきたいと思います。それでは言い直します。陳情第27-13号は賛成なしにより不採択となりました。ありがとうございました。
それでは、次の項目として、次第のところの2に行政視察についてというふうに書かせていただきました。今、資料を配らせていただきますが、なかなか日程決定が難しいところがございまして、御苦労をおかけしております。
これは現時点でまとめるとこういうふうになるという資料で、最終的にまた日時も入れ、日程も、それから…すいません、誤字じゃないんですけど、入ったものをまたお配りすることになると思いますけれども。ありがとうございます。それではちょっと御説明させていただきますが。以前の委員会で御要望のありました視察項目をなるべく入れて、交通の行き方はシンプルにということで、副委員長ともどもさんざん考えたんですけれども、なかなか相手のあることで、難航いたしております。今治で見たいものがあるということをまず第一に考えて日程を入れたんですけれども、2枚目を見ていただきますと、案のほうですね。最初は京都に寄って、それから今治に回るというルートを考えましたけれども、時間的に大変苦しいので、初日に今治に入りまして、今治ルートのところで自転車でサイクルツーリズムですね、推進事業がテレビ等でも放映されて、大変外国の方の関心も多くて成功をおさめているということで、どういうやり方をしているかを見ることができるなということで、初日の午後に今治市役所に伺って、その説明を聞いて、道の駅のところにそのサイクルツーリズムの基地のようなものがあるということで、そこまでを初日に入れさせていただくという、これは仮にもうオーケーをいただいております。今治に泊まりまして、次の日の午前中に第1の目的でございました「さいさいきて屋」という非常に成功しているJAのところを午前中にお願いできないかという申し入れをいたしましたら、もう既に無理ですと言われて、午後になってしまいました。午前中なんですけれども、御相談なんですが、今治はタオル事業が大変盛んなところで、一時衰退したんですけれども、日本のよさを生かして、またデザインや色も大変工夫されて、今、今治、タオルでのまちおこし、成功中でございますので、そのまとまって知ることができる現場へ行きたいなと思いまして、探してもらったんですが、永井さん、ちょっと御説明いただいていいですか。タオル美術館の件ですね。

議会事務局局長補佐(永井秀子君)

今治のタオルの産業を施設を見学する、または視察するに当たり、タオル美術館がございますが、JR今治駅より少し離れておりまして、また最寄りの駅からも少し離れておりますので、こちらのタオル美術館含め、もう一つの漆の産業の施設を見学し、「さいさいきて屋」のほうに回る、午前中だけの2時間か3時間をジャンボタクシーか何かで回って、お昼過ぎには「さいさいきて屋」で昼食をとり、午後2時ごろから「さいさいきて屋」での視察研修と2日目は考えておりますけれども。以上です。

委員長(横山すみ子君)

ということで、タオル美術館が市内にあれば時間的に大変余裕があったんですけれども、ちょっと離れた丘の上ということでございます。ホームページ上で見ると、ちょっと魅力的な美術館なんですけれども。今治に集中して、今治のまちおこしをずっと見て歩くということになると思います。美術館では買うこともできるという設定になっておりまして、大量なお買い上げも期待されるところですけれども、とてもきれいです。これがちょっと遠いからやめておくということであれば、今治市内でも何カ所か、タオルに関して見たり買ったりすることはできると思うんですが、歴史とかデザインとか美術とか、そういう流れがわかるものとしては、こちらのほうがいいかなというふうに思っております。もし賛成していただければ、ジャンボタクシーで団体行動でだあっと動いて、タオルだけではなくて、先ほど事務局言ってくださいました漆のところも見て、「さいさいきて屋」にお昼に着くようにして、「さいさいきて屋」の産物を利用した食堂がございますので、そこで食べた後、現場を見ておいていただいて説明を聞く。説明を聞いた後が大変忙しいんですが、終わった後、早々にまたジャンボタクシーか何かで飛んでいかないと高速バスに間に合わないんですね。それで、高速バスで本州に渡って新幹線に乗って京都に着きますのが、何とちょっと夕食の時間を過ぎてしまうぐらい、7時過ぎると思いますので、視察で余りやらないことなんですが、もし皆様がお嫌でなければ列車の中で夕飯をとっていただくということになるかもしれません。四国がやはり時間のかかるところでして、交通をうまくつなぐのが難しかったということで、今のところそのようになっております。
それで、もう一つの条件が、視察の2番目に大きな目的であります京都府の複合施設、中学校を中心とする複合施設の見学の申し込みが2カ月前という、人気のところで制限がございまして、18日にならないととれたかどうかがわからないということになります。それで、京都が午前中とれる可能性もありますので、前の日にちょっと無理してでも京都入りをしておけば、どちらかで見学をさせていただけるかもしれないということで、ちょっと2日目に無理をしていただきます。京都でもし午前に視察することができた場合、何時の新幹線で京都をたって逗子に着くという計算のもとに、午後の数時間をそれぞれ京都で学びたいことに充てていただくということが可能になります。2日目がきつい分、3日目が少し余裕ができるということになりますが。これはめでたく京都がオーケーと言ってくれた場合なんですけれども、もしだめな場合の第3案について、また副委員長等からいろんな示唆をいただいておりますので、18日がだめな場合ですね、もう本会議中でございますので、どこかで御相談するということも可能かと思うんですが、まずは第1番目に京都で、今の御提案では京都の景観に関する規制が大変厳しく、また成功しているということで、それも見たい要素だということで、複合施設がだめな場合は規制の実態とそれから現場を拝見するということで代案とさせていただければと思っておりますので、次にお話をするときは、18日過ぎたところで、できました、だめでしたの御報告をして、また御相談ということにしたいんですが。ジャンボタクシーはお金的には大丈夫ですか。

議会事務局局長補佐(永井秀子君)

まだ決定を、こちらで。

委員長(横山すみ子君)

全体の経費としては。2日目の夕飯は、節約のためというよりも、待っていただくと夕飯がとても遅くなってしまうということで、その後、御自由にどこかお出かけになるのは、京都、魅力的なところはたくさんあると思いますので、大体そんな日程を考えております。ですので、正式に見学するところが今治で午前・午後、それで2日目は自主的な研修をした後、「さいさいきて屋」、それから京都では京都市にお世話になるところと、それから自主研修のところに関しましては、修学旅行方式でそれぞれ課題を見つけていただいて、何時になって来なかったら皆帰ってしまいますよということになりますけれども、そのような多少余裕を持った行き方をしたいと思いますので、中間報告ですが、こんなことで今、進めております。何かお気づきの点があれば御指摘いただいて、まだ修正は可能でございます。断られそうになると、ますます行きたくなって、どっちかとれないかなと思っているんですが。なお、おすすめ箇所としては、個人的には京都国立博物館、リニューアル終わった後、ちょうど今、力を込めた展覧会が開かれておりますので、京都駅から近くて、非常に行きやすいところです。もし何かあれば、それぞれ正・副委員長か事務局にまた御指摘いただくということで、中間報告として終わらせていただいてよろしいでしょうか。それでは、行政視察についての御報告はここまでとさせていただきます。
その他、何か皆様のほうからございますか。御提案でも御指摘でも。なければ、また、これからはずっと多分1カ月以上顔を合わせることになると思いますので、お願いしたいと思います。事務局からは特にございませんか。
特にないということですので、本日の議事をこれで終わらせていただきます。総務建設常任委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。(午後2時26分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成27年11月5日

総務建設常任委員会委員長 横山すみ子

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〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
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更新日:2018年02月02日