総務建設常任委員会会議録 平成27年6月22日
開催年月日
平成27年6月22日(月曜日)
開会時間
午前10時00分
閉会時間
午後2時21分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 付託案件
(1)議案第 8号 葉山町個人情報保護条例の一部を改正する条例
(2)議会議案第27-7号 葉山町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
(3)陳情第 27-2号 神奈川県最低賃金改定等についての陳情
(4)陳情第 27-5号 「『河野・村上談話』の無効を宣言し、自虐史観を一掃する『戦後70年談話』を日本政府に求める意見書の提出」についての陳情書
(5)陳情第 27-6号 葉山町情報公開、不服申し立ての諮問期間の短縮を求める陳情
(6)陳情第 27-13号 当町職員の特殊勤務手当の引下げを求める陳情 - 閉会中の継続審査について
- その他
出席並びに欠席委員
出席 6名 欠席 0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 横山すみ子 | 出席 |
副委員長 | 細川慎一 | 出席 |
委員 | 鈴木道子 | 出席 |
委員 | 畑中由喜子 | 出席 |
委員 | 石岡実成 | 出席 |
委員 | 伊東圭介 | 出席 |
オブザーバー | 議長近藤昇一 | 出席 |
傍聴者
金崎ひさ議員 飯山直樹議員 山田由美議員 窪田美樹議員 待寺真司議員
笠原俊一議員 土佐洋子議員
一般傍聴者 11名
説明のため出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
総務部部長 | 池田務 |
総務課課長 | 新倉利勝 |
総務課課長補佐 | 鹿島正 |
総務課係長 | 岩田英之 |
総務課係長 | 池田悠紀子 |
総務課主査 | 高岸洋太 |
総務課主任 | 川口健吾 |
政策財政部部長 | 小山誠 |
財政課課長 | 田丸良一 |
会議の書記
議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局補佐 永井秀子
会議録署名委員
委員長 横山すみ子
会議の経過
委員長(横山すみ子君)
皆さんおはようございます。定刻になりましたので、委員会を開会させていただきます。(午前10時00分)
開会に当たって、もう職員にもお入りいただいておりますけれども、本格的な委員会運営、本日が新しい議会で初めてでございますので、幾つか今までの進め方と確認事項についてお話をさせていただきたいと思います。
傍聴の皆様も含めまして、携帯電話、電源を切るかマナーモード、御確認をお願いいたします。
それでは、本日は陳情・請願もたくさん出ておりますので、今まで当議会でどのようなやり方をしてきているかをちょっと御説明をさせていただきます。陳情・請願につきましては、当議会ではほとんど同等の扱いをいたしておりますが、それが本会議から委員会に付託をされてまいります。扱いとしては採択、不採択という、請願につきましては決定をいたします。意見書を出すようにという請願の場合は、採択をされた後、意見書を委員会で作成して当該のところに送るということになります。それから陳情につきましては、今までの採択、不採択以外に趣旨了承と、気持ちはわかる、趣旨はよくわかりますという扱いを当議会ではいたしておりますが、他の議会では余り例のないことでございますが、なるべく町民の政策提案を受けとめたいということでそのような扱いをいたしておりますが、趣旨了承につきましては全会一致となった場合ということにさせていただいております。両方とも結果が出ました後、委員会報告をつくりまして、本会議で委員長が報告をいたします。そこで当委員会以外の方から、委員会でこのような質疑があったかないかという質問をいただくこともありますが、本会議での決定が最後の決定となります。
それから、本日もございますけれども、陳情・請願で国際的な問題や国に対する意見、あるいは県について、県に対して意見を出してほしいというような場合には、当該事案が葉山町の状況が深くかかわるもの以外は、職員をお呼びせずに陳情・請願で対応していきたいと思いますが、これはどうしても必要と思われる場合はお申し出いただきたいんですけれども、陳情・請願が出ているから自動的に職員をお呼びするというやり方ではなくいきたいと思っておりますが、よろしいでしょうか。どうしても必要と思われる場合は、お申し出いただければ、正・副委員長、事務局で協議をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日もそのようなものが含まれております。
それから、議案の進め方でございますが、ずっと議員をしてらっしゃる方にとっては大変うるさいことだと思いますけれども、一応御説明をさせていただきます。本日も職員入っていただいておりますが、職員に議案の御説明をいただいた後、質疑のやり取りをいたします。質疑が終わりました後、退席をしていただきまして、今度は委員同士の間で討議をすることになります。それが終わりました後、決定をする前に「御発言ありますか」ということを申し上げますので、そのときに御自分の意見をまとめて言っていただくという時間が持てることになります。その後、採決に入らせていただきますが、また本会議にというのは先ほどの請願・陳情と同様な流れとなります。
では後で、当たり前のことの御説明で大変、今までの議員さんには申しわけなかったんですが、そのような流れで進めさせていただきます。委員長一生懸命に運営させていただきますけれども、気づかないところがありましたら、どうぞ手を挙げてお願いをいたします。
それから、では運営につきましてはこれで終わりまして、本日資料を提出していただいております。ちょっと資料の確認をまずお願いをいたします。よろしいでしょうか。本日の資料として、情報公開ハンドブックの抜粋、それから社会保障・税番号制度の概要について。ちょっとナンバーが入っておりませんが、この2つがございます。それからカラー刷りのものとして、神奈川県が当町に送ってまいりました最低賃金制度についてのパンフレットを置かせていただきました。もう一つ、事務局で調査をしていただきました、現在出ている陳情等が他の議会でどのように扱われているかということの調査できたものについて、1枚つけてございます。もう一つが、特殊勤務手当に関する近隣市及び類似団体の状況というのがございます。あ、すいません。委員長が持ってただけでした。失礼いたしました。では、後ほど進みながら、必要なものについては改めてごらんいただくようにいたしますので、よろしくお願いいたします。
では職員の皆様、お待たせをいたしました。本日の委員会の次第がお手元にあると思いますけれども、この付託案件の順番のとおり進めさせていただきたいんですが、よろしいでしょうか。はい。それでは付託案件の順番のとおりに進めさせていただきます。
まず、第1番目、議案第8号葉山町個人情報保護条例の一部を改正する条例を議題といたします。職員既に入っていただいておりますので、部長から御紹介をお願いいたします。
総務部部長(池田務君)
私、総務部長の池田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは総務課の職員の御紹介をさせていただきます。隣におりますのが、課長の新倉でございます。課長補佐の鹿島でございます。係長の池田でございます。主査の高岸でございます。主任の川口でございます。よろしくお願いします。
委員長(横山すみ子君)
はい、ありがとうございます。それでは御説明はどなたから。
総務課課長(新倉利勝君)
それではですね、議案第8号葉山町個人情報保護条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
この条例は、提案理由にもありますとおり、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第31条の規定に基づき必要な措置を講ずるため、及び個人情報保護制度を適切に運用するために提案をさせていただくものでございます。
2番の内容でございます。参考資料として配付してございます条例の概要に記載しておりますとおり、個人番号をその内容に含む個人情報を特定個人情報とし、その取り扱いを番号法に準じたものといたしました。
内容の2点目でございます。自己の個人情報が法または条例の規定に違反して取り扱われているときに、当該個人情報の利用の停止、消去、または提供の停止を請求することができることといたしました。
3点目でございます。オンライン結合により、個人情報の提供を新たに開始する際に、審査会の意見を聞かなくてよい場合を規定することといたしました。
4点目でございます。個人情報を適切に取り扱うために、指定管理者が講ずべき措置を明らかにすることとし、事務または事業の受託者及び指定管理者の事務従事者の守秘義務を守ることといたしました。
5点目でございます。個人情報の存否を答えるだけで支障が生じるおそれのある開示等請求に対しましては、当該個人情報の存否を明らかにしないで請求を拒否できることといたしました。
3番目の、大きい3番でございます。施行期日等でございます。番号法のうち、個人番号の指定及び通知に係る部分の、施行日である平成27年10月5日から施行することといたしました。その(2)でございます。この条例ですが、規定が本改正によって条ずれを生ずるためにですね、これを改めることといたしました。
なお、今回の条例の改正部分が多岐にわたっております。6月18日のですね、際に参考資料として、皆様方には条例改正のあらましをお配りさせていただいております。こちらの条例の概要に記載してございます5つの内容をさらに項目別にですね、簡潔に要約して記載したものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議お願いいたします。
委員長(横山すみ子君)
御説明ありがとうございました。補足ございますか。よろしいですか。
本日資料が配付されておりますけれども、それはごらんいただくだけでよろしいですか。それとも御説明されますか。はい。それでは、本日配付の資料をお手元にお出しください。では、新倉課長、お願いいたします。
総務課課長(新倉利勝君)
申しわけございません。参考資料ということで、社会保障・税番号制度の概要についてということで、そちらの資料のほうの御説明をさせていただきます。
平成25年5月31日に、いわゆるマイナンバー法、番号法が公布されました。この一番上のところでございますが、同一人のですね、情報であるということの確認を行うための基盤でありまして、社会保障・税制度の効率性・透明性を高め、利便性の高い公平・公正な社会を実現するための社会基盤でございます。
次の図のところでございます。主にですね、「1」の付番、「2」の情報連携、「3」の本人確認の、この3つから構成されています。1番の付番につきましては、住民票を有する方全員ですね、重複のない番号を付番するということでございます。内容としましては、氏名、住所、性別、生年月日と関連づけられております。「2」の情報連携でございます。こちらの複数の機関の間においてですね、それぞれの機関ごとに個人番号やそれ以外の番号を付して管理している番号、情報をですね、ひもづけをしまして、相互に活用する仕組みが組み込まれているというところでございます。3番目の、「3」の本人確認でございます。これは自分がですね、自分であることを証明するための仕組みなどが組み込まれているというところでございます。
番号制度のメリットは大きく3つ挙げられます。「1」から「3」ございます。「1」につきましては、不正受給の防止、本当に困っている方へのきめ細かな支援が可能になるというところでございます。「2」でございます。社会保障、税関係の申請時に、課税証明書などの添付書類が削減される場合があるなど、手続が簡単になるというところでございます。「3」でございます。情報の照合とか転記等ですね、これまで費やしていた時間・労力がですね、大幅に、行政サイドなんですけども、手続が正確でスムーズになるというところでございます。
マイナンバーについてでございます。こちらのほうは平成27年10月5日以降、住民票を有する方に通知される12桁の番号でございます。平成28年1月以降ですね、年金・医療保険等のですね、手続などで、申請者等に個人番号記載が求められるというところでございます。
3番です。安全・安心の確保でございます。制度面の保護措置としまして、法律に規定があるものを除いてですね、個人番号を含む個人情報を収集したり保管したりすることを禁止しております。特定個人情報保護委員会という第三者機関におきまして、監視、監督を行うというところでございます。3番の「2」でございます。システム面の保護措置としまして、年金の情報は年金事務所、税の情報は税務署ですね、分散して管理をするというところです。行政機関間で情報のやり取りを行う場合は、個人番号を直接使わないよう、またですね、システムにアクセスできるものを制限し、通信する場合は暗号化を行うというところでございます。
すいません、4番目です。個人番号カードについてでございます。個人番号カード、こちらはですね、先ほどお話しました氏名、住所、生年月日、性別、個人番号などが記載され、また、本人の写真が表示されるということです。平成28年1月以降、個人番号カードの交付を受けることができるということです。
5番目です。葉山町の取り組みについてでございます。条例についてですが、個人番号をその内容に含む個人情報である特定個人情報を取り扱うため、現行の葉山町個人情報保護条例を改正する必要があり、第2回定例会に議案を提出させていただきました。システムの改修でございますが、こちらは神奈川県町村情報システム共同事業組合により調達されたシステムを共同で利用しておりますが、順次ですね、対応するために改修を行っているところでございます。「3」番でございます。特定個人情報保護評価ですが、特定個人情報の漏れ等のリスクを軽減するため、事務ごとに特定個人情報保護評価を行う必要があります。法定で個人番号を利用する事務についての特定個人情報保護評価は、庁舎内でございますが、おおよそ終了しているところでございます。
資料については以上でございます。どうもありがとうございました。
委員長(横山すみ子君)
はい、ありがとうございました。それでは、大分たくさん御説明をいただきましたけれども、委員の皆様、条例案について職員から確認したいことがあれば、お手をお上げください。そのほかにハンドブックの抜粋も頂戴しておりますのと、多分マイナンバー制度、これは来てますね。ございませんか。あ、今お手元にあるものも資料として来ております。
委員(鈴木道子君)
住基カードについては来年から廃止ということだと思うんですけれども、それは詳細な日時はどのようになるんでしょうか。ちょっと確認させてください。
それと、あとそれは個人的にはさみで切るとか、そういう処分の仕方でよろしいんでしょうか。
委員長(横山すみ子君)
現行の住基カードについてという御質問ですが。
総務課主任(川口健吾君)
現行の住基カードにつきましては、平成27年の12月まで発行することが可能となっております。平成28年1月以降については個人番号を発行するということになっておりますが、住民基本台帳カード、既存のカードにつきましては、取得から10年間有効となっております。ただし、個人番号カードを取得された際には、その時点から廃止という形となっております。その際には、手続の際に我々のほうで、既存住基カードについては回収するという流れになるかと思います。
委員(鈴木道子君)
では、ちょっと安直に、自分ではさみで捨てるということでもよろしいんですか。
総務課主任(川口健吾君)
すいません、詳細についてはまだ事務連絡等来てないんですけれども、通常の考えからすると町民健康課等で差しかえるであるとか、回収をするという流れになろうかと思います。
委員長(横山すみ子君)
まだ決まっていないと。他にございませんか。
委員(畑中由喜子君)
住基カードのときは有料、有償でしたよね。それで取るか取らないかは個人の自由でしたけれども、今回はどうなるんですか。
総務課主任(川口健吾君)
すいません。個人番号カードにつきましても、申請された方に対して交付するという形になっております。住民基本台帳カードにつきましては、手数料が1,000円が一般的なんですけれども、個人番号カードについては無償ということになっております。
委員長(横山すみ子君)
よろしいですか。他にございませんか。
委員(細川慎一君)
新しくですね、この改正されてから13条になる部分なんですけれども、指定管理者、それから受託者、こうした方々の従事する者の義務というのがあるんですけれども、こうした個人情報が不適切に使われた場合に、罰則を設けるという考えはなかったのかなと、ちょっと不思議に思ったんですけれども。
総務課主査(高岸洋太君)
今回の改正におきましては、罰則の新設というのはその中には入っておりません。
委員(細川慎一君)
これは役場外の方々に受託者、指定管理者制度を使って依頼をしてやってもらう場合であっても、万が一のことがあったら町が信用を落としてしまうし、責任も問われると思うんですよね。条例上のその罰則は、今後も設けるというか検討にもなっていないんですか。
委員長(横山すみ子君)
答弁どなた、よろしいですか。
総務課主査(高岸洋太君)
罰則につきましては今後の検討課題にはなろうかとは思いますけれども、今のところ罰則を新設しようというような動きは、今のところはございません。
委員(石岡実成君)
今回意外とこういった情報がですね、漏えいするということが、一番その住民の方からも懸念される部分だと思います。当然国からの指定マニュアル等に基づいた徹底的な管理をされるかとは思うんですけども、これ町独自のセキュリティーに関してのマニュアルなどは、制作というかつくっていらっしゃりは、してますか。
総務課主任(川口健吾君)
葉山町におきましても、他団体と同様にセキュリティーポリシー等あるところでございます。ただし、個人番号についての記載等、まだない状態ですので、そういったものは改正、今後していくことを検討しております。
委員長(横山すみ子君)
よろしいですか。
委員(伊東圭介君)
そもそもこの施行日が10月の5日となってますけども、国の関係で不正アクセス等の事案もあってですね、この法律自体は当然もう昨年通ってますけども、関連法案等のですね、状況というんですか、これすべて10月5日始められる状況に今なってるんですか、国のほうは。情報があれば教えていただきたいと思います。
総務課課長(新倉利勝君)
10月5日に進められるというところでのお話はいただいているところでございます。
委員(伊東圭介君)
じゃあすべての関連法案を、これ導入するに当たって、もう国のほうで法整備含めてですね、終わってるかどうかの情報は持ってないですか。
総務部部長(池田務君)
1月5日までの終了ということなんですが、ただこのですね、マイナンバー法ですか、それさらに改正する動きがあるんですね。次の段階で預金と連動するとかですね、また一部改正あるんですが、そちらはちょっとまだ審議中ということでございます。
委員(伊東圭介君)
はい、わかりました。
それからですね、もう一つ。この今回の条例改正は、このマイナンバー制を導入するに当たって、この当町の条例を改正する部分というのは、この特定個人情報の定義を新たに定めること、2条関係ですかね。それから利用及び提供の制限ということで、9条関係になると思うんですが、これが必要要件というか必要条件というか、の部分であって、それ以外の改正もありますよね。その辺のこう区別というんですかね、その辺をちょっと教えて、もう一度説明いただければと思いますけど。
委員長(横山すみ子君)
高岸さんでよろしいですか。どなたか。あ、失礼。どなたでも大丈夫ですが。はい。伊東委員、じゃ改めて。
委員(伊東圭介君)
今のわかりました。そういうことでよろしいんですよね、定義。まず2条関係と、それから9条関係がこのマイナンバー制を導入するに当たっての必要要件というか、という認識でいいのか、その辺も含めてですね、それ以外の改正はそれだけではないと思うんですけども、その辺も含めてお願いしたいと思います。
総務課主査(高岸洋太君)
お手元に議案のときにお配りさせていただいておりますけれども、条例の概要という資料がある、お手元あるかと思うんですけれども、その中の2の内容のところの(1)から(5)まであるかと思うんですけれども、まず(1)、こちらはもう番号法に基づくものになります。それから(2)利用停止請求制度、こちらのほうもですね、番号法の要請というような形になります。それから(2)後段のですね、是正の申し出を統合するというところは、利用停止請求制度の新設に伴いまして、一緒にやるというような形になります。以降の(3)(4)(5)につきましては、番号法とはまた別途適切に運用するための条例改正の内容というような形になりまして、番号法以外の部分というような形になります。
委員長(横山すみ子君)
よろしいですか。では再度。
委員(伊東圭介君)
じゃあ私が思ってたとおりの認識ということでよろしいんですよね。
委員長(横山すみ子君)
はい。では委員の皆様、御質問よろしいですか。
委員(細川慎一君)
第22条ですかね、加えられたこのただし書きなんですけれども、費用の減免または免除することができるという内容。何かを想定してこれは加えられたと思うんですけども、どういった場合を想定してこれが設けられたのか教えてください。
総務課主査(高岸洋太君)
今のところ例としましてはですね、例えば生活保護の受給者の方ですとか、そういった方を想定しております。
委員長(横山すみ子君)
よろしいですか。
委員(畑中由喜子君)
きょういただいた資料の裏の5番の、葉山町の取り組みについてというところで、特定個人情報保護評価というの、3番目にありますよね。これもうちょっと詳しく説明していただけますか。
総務課主任(川口健吾君)
特定個人情報保護評価についてなんですけれども、これにつきましては特定個人情報ファイル、マイナンバーとひもづいている個人情報ファイルを保有する者がですね、ファイルの取り扱いや個人のプライバシー等の権利利益に与える影響を予測した上で、特定個人情報の漏えいその他の事態を発生させるリスクを分析し、このようなリスクを軽減するための適切な措置を講じることを確認の上、特定個人情報保護評価書においてみずから宣言するものとなっております。これについては事務ごとに評価を行うこととなっておりますが、今月上旬におおよその事務が評価されている、評価…我々のところで、我々というか葉山町のほうでしております。
委員(畑中由喜子君)
その評価の内容とかは、一覧になってるとかそういう形ですか。
総務課主任(川口健吾君)
評価につきましては3種類ほどあるんですけれども、基礎項目評価書というのを我々のほうは作成し、特定個人情報保護委員会という内閣府の組織があるんですけれども、そこのサイトで公表しております。
委員(畑中由喜子君)
そうすると、町民の方も内閣府までの、そのサイトまで見に行かなければ、こういうものは見られないということですか。葉山町の中でいつでもそれを、何ていうんだろう、確認できるということはしないんですか。
総務課主任(川口健吾君)
現在のところは、葉山町のホームページ内にマイナンバー制度に関するページを設けているんですけれども、そこから特定個人情報保護委員会のリンクが張ってある状況です。それで現在まだPDF等載せていない状況ですけども、今後検討させていただければと思います。
委員(石岡実成君)
すいません、勉強不足だったら大変申しわけないんですが、先に我々のほうにはこういった資料もいただいておりまして、そもそもなんですけども、この2000…あ、すいません。平成28年1月以降、マイナンバーはこんな場面で必要となりますというタイトルだと思うんですけども、大変、多分今、我々もこう、テレビなんかでもよく見ててもですね、この必要性が本当にあるかどうかということすらもちょっと理解し得てない部分がありまして、これ最終的にはその住民票とか、例えば単純にとる場合でも、いずれの時代には必ずこのマイナンバーの記載が必要になるということは、どこかのタイミングで住民みずからが一度は役場に足を運んで、このマイナンバーを自分が何番であるかというものを、例えば取得するとか、カードをいずれは必ず持たなきゃ、もう普通のこういった生活ができない、不便になるというか、もうできないんだよというような流れには今後なるという話でしょうか。
総務課主任(川口健吾君)
個人番号につきましては、10月5日以降通知カードというもので、全対象の方、住民に対して簡易書留、世帯ごとに送られることとなっております。来年、平成28年1月以降につきましては、申請書の個人番号にかかわる事務についての社会保障・税分野等の申請書の中に、個人番号の記載欄が出てきますので、そちらで提供を我々のほうで求めるということになっております。
委員(石岡実成君)
すいません、細かいことですいません。そうしますと、必ず例えば普通に住民票とか取りたいなと思ったときは、事前にその自分のマイナンバーをメモ書きか何かしておいて、必ず窓口に行って何かカード持たなくても、申請するに当たってもその番号は必ず記載して、今後やり取りをしなきゃいけないという流れにはなるということですよね。
総務課主任(川口健吾君)
すいません。住民票につきましてはちょっとまた別に手続があるかと思うんですけども、社会保障・税分野の手続におきましては通知カード、あるいは個人番号カードといったもので番号確認を、葉山町のほうでは行っていく必要があります。
委員長(横山すみ子君)
では委員の皆様、よろしいでしょうか。まだ御質問ありますか。他になければ、職員への質疑終了してよろしいでしょうか。よろしいですか。はい。それでは職員の皆様、御説明ありがとうございました。
職員退室のため暫時休憩をいたします。(午前10時31分)
委員長(横山すみ子君)
では休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時32分)
冒頭に申し上げるのを忘れてしまったんですが、実はこれから御注意すること、多分私が一番危ないんですけれども、短い休憩の間は、今、カメラで放映をいたしておりますけれども、音も流れてしまいます。長い休憩に入りましたらとめますけれども、発言された後マイクをとめるのをお忘れにならないようにお願いをいたします。
それでは、ただいま職員とのやり取りでいろんな問題点わかったと思いますけれども、それでは委員の皆様、どうぞこの問題について討議ございましたらお願いいたします。
委員(畑中由喜子君)
今、情報漏えいの問題がすごく大きくなっていて、大問題ですよね。どうしても防ぎようのない部分でもあると。ハッキングするほうも日ごとに腕磨いてるというか、どんなところでも入れるようになっちゃうという危険性がある中で、またこのマイナンバー制度を導入するというのはどうなのかというのを、国でも非常に議論にはなってると思うんですが、一つのその、大きくその情報をくくる、今回税務署と、それから個人情報の部分は別に、何ていうんでしょう、集積しておくという話ではありますけれども、やっぱりすごく危険なんじゃないかなということがあります。その中で、町もやっぱりまだまだその体制整っているとは、十分整っているとは言い切れないような感じで、説明もはっきりしないというか、まだこれから決まるというようなところもあるようでしたよね、今もね。で、それはどうなのかなという部分では、私はこれはちょっととても恐ろしいなというふうに思っているんですけども、皆さんはどうお考えでしょうか。
委員(伊東圭介君)
私はね、この今回行政手続におけるこの特定個人識別にするための番号の利用等に関する法律という、これ長いんですけども、これが施行されてマイナンバー制度導入していく中においては、この葉山町の条例改正については仕方ないというか、それの流れに乗るということであれば、この改正は必要だと思ってますので、マイナンバー制度に反対するのであれば反対ということになるんでしょうけども、私はこれは葉山町だけでこの準備を整えないというわけにはいかないというふうに思ってますので、基本的にはこの条例改正については賛成したいと思ってます。
委員(鈴木道子君)
情報漏えいについては、私も大変心配な面もあるんですけれども、そのシステム等を熟知してるわけではないんですけれども、CIAの情報も漏れるというような状況にあって、一分の心配ということは払拭されたわけではありませんけれども、このマイナンバーについては今までの住基カード、私持ってますけれども、大変便利な点もございました。今の社会の流れから言うと、このマイナンバー制度が確立されるということは必要なことだというふうに理解せざるを得ない状況だというふうに思ってます。ただ、これから国もその情報漏えいについてはいろいろな面で研究を重ねて、もちろん対処する姿勢というのは持っているということを期待しています。
委員長(横山すみ子君)
いかがでしょう。先にあちらでいいですか。
委員(石岡実成君)
私もですね、今回のこの件に関しては賛成せざるを得ない状況ではあるかなとは思います。ただし、やはり先ほどから皆さんおっしゃられてますけども、情報漏えいであったりセキュリティーの問題というのは、やはり今後も避けて通れないし、我々もですね、もっと厳しい目でこの条例ないし、これからのこのマイナンバー制度をより厳しく見ながら、監督しながら、問題が起きる前にですね、新たな条例を、例えば改定するとかしながら、ただし今回のこの条例に関しては、何度も言いますけども賛成しなければいけないのかなとは思っております。
委員(細川慎一君)
私も今回の改正案、マイナンバーを扱う上で最低限の準備がなされると思うので、反対するところではないんですけれども、先ほど職員の方に質問させていただいた、条例上の罰則がないことは懸念をしています。それはやはり慎重に、より慎重に扱ってもらうことを促すためにも、条例上の罰則を設けて、指定管理者ですとか受託者も、その罰則の対象だということをですね、あらかじめ伝えて間違いが起きないように慎重にやっていくと。こうした検討すべきことが今後も出てくると思うので、より慎重に見続けながら運用していくことが望ましいんじゃないかと思っております。
委員長(横山すみ子君)
畑中委員、御意見ございましたけれども、御意見どのように取り扱ったらよろしいでしょう。
委員(畑中由喜子君)
取り扱いというよりも、私、住基カードの導入のときも賛成してないんです。できないということで。今回も、それよりさらにマイナンバー制度というのはくくりが強くなっていますし、本当にこれが公平・公正な制度となり得るかというのにも疑問がありますので、私はこれ賛成できないと思っています。
委員長(横山すみ子君)
わかりました。副委員長、御意見ございましたけれども、報告文案に織り込むということでよろしいですか。どのような議論があったという報告文案書きますけれども、その中でこのような御意見あったという記載は可能でございます。畑中委員のほうの御意見は採決に反映されるということで、はい。
他にもし御意見なければ、採決に入ってもよろしいでしょうか。まだ何か御意見ございますか。大丈夫ですか。
それでは、ただいま議題となっております議案第8号ですね、について採決に入りたいと思います。賛成の委員の挙手をお願いいたします。
(挙手多数)
挙手多数でございます。よって、この議案は可決されました。
報告文案につきましては後ほど一括で御相談をしたいと思いますので、後ほど問いかけをさせていただきます。
それでは続きまして、議案第9号ですね。あ、違った。失礼しました。議会議案第27-7号葉山町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の審査に入りたいと思います。本会議では総括的な質疑が行われましたけれども、本日はもうちょっと詳しいことということで進めていきたいと思いますが、職員の出席は必要でございますか。はい。
それでは、職員入室していただきますので、暫時休憩をいたします。(午前10時41分)
委員長(横山すみ子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時44分)
総務部の職員に入室をしていただきました。この、これは議員提案の条例案でございますが、町の状況について総務部に何か調査したいことがあれば御質問をしていただきたいと思います。もしなければ、また退室していただくことになりますが。
委員(細川慎一君)
人事院から給与制度の総合的な見直しを勧告していると思うんですけれども、このことにも地域手当、大きくかかわってくると思うんですが、何かそのことについては既に検討や議論が始まっているのかどうか教えてください。
総務課課長補佐(鹿島正君)
お答えうまくできるかわからないんですが、地域手当につきましての見直しについて、全国的な話の中で特定の、言い方悪いですが田舎といいますか、地域間格差を是正するのが目的で地域手当というものが定められています。そうした中で、現状国家公務員の給料が地域間の格差を是正する方法として、都心、都会部の給料が高くなってしまう。あるいは…あ、すいません。給料で差をつけにくい状況になっているということで、地域間の格差の是正のために、給料を全体的に下げる。その上で都心、都会部の公務員給料を上げるというような…あ、失礼しました。すいません。給料を、給料全体に下げる。その上で都会部の地域手当を上げる。それによって地域間の格差を保つということで、地域手当について支給率が上がる団体が存在をしました。そういった中で葉山町については、もともと地域手当の率が高かった。給料についても低いとは言えないという状況で、葉山町における給料の総合見直しという部分では、両方ともですね、給料も地域手当もそれぞれ下げる方向にしか検討ができないのではないかということで、今、検討をしております。
委員長(横山すみ子君)
他にございますか。
委員(鈴木道子君)
今までのいろいろ、この地域手当に関する町長あるいは職員とのやり取りで出たかと思うんですけれども、確認のために。この地域手当の算出率が、葉山町が10%になっているということにより、特別交付税が減額されているという証拠といいますか、そのような文章的なこと等は存在するんでしょうか。この議案の提案理由にもありますように、「国基準以上の地域手当を支給することにより、特別交付税が減額されている状況を是正する必要があり」というふうになっておりますが、こういう状況は大いに考えられることとは思いますが、この国基準以上の地域手当が支給しているから、特別交付税が減額しているというような文章的なもの、あるいはこう確認できる確固としたものがあるんでしょうか。
総務課課長補佐(鹿島正君)
今、委員御質問の点につきましては、財政課のほうに正確な資料はあるということになると思います。総務課のほうでは地域手当支給する側にはですね、特別交付税の減額される旨の文書等は一切ございませんので、今、文書でということではないというのが正直なところになりますけれども、財政課から聞いている話の中では、特別交付税の算定式ですね、算出方法が省令で示されている中の交付額積算式の中に、減額要素として、地域手当の超過支給額については減額する要素ということで、算出式の中にそれが含まれているということでは聞いております。
委員(鈴木道子君)
これはじゃあ、財政課にきちっと聞きたい部分もありますけれども、要素に含まれているということは、幾つかの他の要素もあるというふうに勘案してよろしいんでしょうか。
総務課課長補佐(鹿島正君)
はい、そのとおりです。
委員長(横山すみ子君)
他にございますか。
では、総務部に対してはこれでよろしいでしょうか。それではたびたび総務部、ありがとうございました。職員退室のため暫時休憩をいたします。(午前10時50分)
委員長(横山すみ子君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時51分)
ただいま総務部の説明が終わりましたけれども、これからこの議案第27-7号について、どのように進めるかについての御発言も含めて、委員間討議をお願いいたします。
委員(鈴木道子君)
今まで、今般の4月の選挙以前から、ずっと以前からいろいろ問題になり、いろいろな情報も伺っているところです。それで、本当にその特別交付税がこのことが理由により減額されている状況というのは、私もいち早く是正をしなければならない問題で、町民に対する不利益であるということは、本当に心苦しいところだというふうには理解しております。今、しかしながら財政課の話が…あ、財政課ですね。聞いたほうがよいというようなお話がありました。私は個人としては、この公の場で財政課のお話も聞いてみたいというふうに思っております。
委員長(横山すみ子君)
ただいま鈴木委員のほうからは、支出する側の総務部だけではなくて財政課からも説明を聞きたいという御要請がございました。
すいません、正・副委員長、財政課出席を求めたほうがよいという判断を事前にいたしませんで、待機しておりませんけれども、また休憩をして出席を求めてもいいんですけれども、このことについて聞きたいという、その資料等そろえなければいけないと思いますので、ちょっと暫時休憩をいたします。(午前10時53分)
委員長(横山すみ子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時05分)
部長、課長、申しわけありません。事前に予告してなかったので、大変お忙しい思いをさせました。
それでは、ただいま議案第27-7号の給与の一部改正の議案に入っておりまして、総務部からは説明を伺いましたけれども、その中で、財政課に確認をしたいという委員からの御発言をいただきまして、お願いをいたしました。よろしくお願いいたします。
それでは、部長から出席委員の御紹介を。
政策財政部部長(小山誠君)
それではよろしくお願いいたします。失礼いたしました。出席職員の紹介をさせていただきます。私、政策財政部長の小山と申します。よろしくお願いいたします。隣におりますのが、財政課長、田丸でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
委員長(横山すみ子君)
では、ありがとうございます。3月にも同じ事案、同じような事案がございましたけれども、4月の選挙で3分の1、議員さんがかわられましたので、改めてまた伺いたいことがあると思います。よろしくお願いいたします。
それでは、委員のほうから御要請がありました財政課、出席いたしておりますが、鈴木委員、よろしいですか。
委員(鈴木道子君)
私は前回の総務等傍聴もしておりませんで、大体いろんなことを情報として承っているところですけれども、確認でもう一度お伺いしたいと思います。この地域手当が国基準以上の数値で葉山町が支給しているということについて、特別交付税が減額されている状況であると。これについて、この地域手当が国基準以上を出していることにより、特別交付税が減額されているという、その何といいますか、文書的なものといいますか、確固たる証拠という言い方もおかしいんですけれども、そういうものがあるんでしょうか。
政策財政部部長(小山誠君)
今、鈴木委員のほうから御指摘の部分につきましては、これは特別交付税に関するですね、省令が毎年度末、3月末にですね、国のほうから通知がございます。内容といたしましては、地域手当の超過支給を理由とする特別交付税の減額というようなことで、特別交付税に関する省令の規定に基づいて減額がされているところでございます。
委員(鈴木道子君)
それはそのことのみが記されている…あ、でも文書で来るんですね。その、あの、何ですか、その、ちょっと資料というのは拝見できるんでしょうか。
財政課課長(田丸良一君)
今、部長申し上げたとおり、省令が改正されまして、そこの文言の中に地域手当の減額する旨が規定されておりますので、それに基づいて算定がされてるというところですけども。
委員(鈴木道子君)
先ほど総務のほうは、何点かその条件があるような感じに私は受けとめたんですけれども、そのこと1点で通知が来たんですか。特別交付税が減額されているというのは、このこと1点により特別交付税が減額しているというようなことと理解してよろしいんですか。
財政課課長(田丸良一君)
繰り返しになりますけど、省令が改正をされまして、今回それに基づいて減額した旨の通知が来ております。
政策財政部部長(小山誠君)
ちょっと補足になるかどうかわかりませんけれども、そもそも特別交付税につきましては、毎年、毎年ですね、12月と3月に交付決定通知というものが国のほうから来ております。そこの3月の交付決定時にですね、その地域手当超過交付部分ということで、減額される額面がですね、決定通知の中に盛り込まれております。その通知をもって減額される金額というのは確定してくるような形で、毎年国のほうから通知がされ交付決定がされている状況でございます。
委員(鈴木道子君)
それは3月ですね、それはね。はい。今までずっと地域手当、国基準以上でしたけれども、今回はその改正があったので3月にそれが新たに文書として来たんですか。今までもずっと3月に来てたんですか。
財政課課長(田丸良一君)
例年ですね、3月にその省令がほぼ毎年改正をされておりまして、今回の26年度の改正については、その特別交付税…失礼。地域手当の超過支給額相当額を減額するという、もともとの規定の適用のみになりまして、従来は附則でですね、前年度交付額の何割とかという規定が残されていたんですが、その規定が今回の改正により削除になりまして、本則のみの適用になりましたので、それを受けて減額の額で言いますと金額的には大きくなったというのが26年度の算定結果でございます。
委員長(横山すみ子君)
他の委員の皆様、何かありますか。
委員(畑中由喜子君)
今、課長が言われたように、3月の交付分に関して省令4号ですよね。で、決まりが来ているということですけども、この条例改正を今回試みているわけですが、改正の時期によって減額される金額が変わりますよね。つまり、早く改正して早く手当を減額したほうが、特別交付税に反映する額というのは当然少なくなるという考え方でいいわけですよね。
財政課課長(田丸良一君)
現状の省令がそのまま27年度も適用というお話という前提に立てば、超過支給額そのものを減額してますので、その減額の金額によって多い、少ないというのは影響が出ると思いますので、今、委員言われたとおりだなというふうには、現状の省令の中を読めばそういうことになると思います。
委員長(横山すみ子君)
他にございますか。
委員(伊東圭介君)
じゃあ、すいません。今の続きの話で。そうしますと、基準日等があるわけではなく、いわゆる超過分の支給分に対する減額ということでよろしいんですか。
財政課課長(田丸良一君)
はい。そういう解釈で結構だと思います。
委員(伊東圭介君)
じゃ、すいません、引き続き。それで26年度のちょっと確認を、私は今回また改めて議員になりましたので確認をさせていただきたいと思うんですけども、減額分は3,255万円程度ということ。それから4%の超過支給分が約4,500万ということでよろしいでしょうか。
財政課課長(田丸良一君)
減額されたのは3,255万9,000円です。その算定の中で超過、地域手当の超過分としては4,116万8,000円でございまして、41168,000円。ゼロ以下は引かないので、3,255万9,000円が減額されたという結果です。
委員長(横山すみ子君)
もし、他にございませんか。大丈夫ですか。それでは退席していただいてよろしいですか。
委員(伊東圭介君)
それから、すいません。本会議でも…あ、私、一般質問で聞いたんですね。ごめんなさい。一般質問で聞いたんですけども、6月4日、人事院に国交省の後行ったと思うんですが、そのときは部長も一緒に行かれてますか。町長と人事院に、総裁にですね、申し入れを要望書を提出したとき、どなたが行かれたか確認させてください。
政策財政部部長(小山誠君)
今お尋ねの部分につきましてはですね、町長と政策課長、私は行っておりません。出席者は2名だけです。
委員(伊東圭介君)
それから総括的な、この議案提案に対して総括的な質問が本会議であったと思うんですが、そのときにですね、提案者に対して質問があったんですけども、そのときに提案者の土佐議員は町長のほうへも確認に行ったということでございました。そのときに何名かの町長、副町長を初め職員の、同席の職員のことを言われてましたけども、そこのメンバーだけちょっと確認させてください。
政策財政部部長(小山誠君)
大変申しわけございません。今お尋ねの部分につきましては、私、承知してないところなので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
委員長(横山すみ子君)
同席されてないということですか。
委員(伊東圭介君)
そうしますと、政策財政部長は出席をされてないということですね。はい、わかりました。
それでは、財政課長のほうも出席されてないということですね。(傍聴席から私語あり)
委員長(横山すみ子君)
恐れ入りますが、傍聴席での御発言はちょっと自粛してください。
財政課課長(田丸良一君)
承知しておりません。
委員(鈴木道子君)
ちょっと私の理解がしてなかったら、ちょっと恥ずかしいんですけども、この特別交付税、交付税というのは国全体としても減額されてますよね、国全体で。そういう要素も、葉山もこうむっているということはないんですか。
財政課課長(田丸良一君)
全体のパイのお話だと思いますので、全体のパイの中で言えば、全体が圧縮されれば当然その圧縮されるというところはあると思いますが、取り立てその今の地域手当云々という話は、またその総額とは別の話になろうかと思いますので、全体のその16兆円とかという地方交付税の総額自体の減額は、直接的にその地域手当の減額というところにはつながってこないのかなというふうには理解してますけど。
委員(鈴木道子君)
今、では今、伊東議員とのやり取りでおっしゃった3,255万9,000円、ここには影響はしてないということですか。
財政課課長(田丸良一君)
全体のパイの話ですので、算定自体は国のほうで基準を決めますから、全体の中でどういうふうに国が考えているかというところはあると思うので、総額が減る中でじゃあどこを手厚くするとか、どこを減額しようとかというのは、ちょっとこちらでは把握できない部分もありますから、一概には言い切れないところはあると思いますけれども、直接その地域手当超過支給分が総額が減った分に影響するかと言われると、ちょっと直接はないのかなという、ちょっと見解しかお答えのしようがないところだと思います。
委員(鈴木道子君)
ということは、その国全体としてもいろいろ財政が困難なので、いろいろなことが減額されてますけれども、国としてじゃあその地域手当の超過してるところに手をつけようみたいなことがあったかなというぐあいには、考えていいんでしょうかね。
財政課課長(田丸良一君)
ちょっとその辺は、町ではちょっとわかりませんので、ちょっとお答えしかねます。
委員長(横山すみ子君)
では委員の皆様、ほかにございますか。よろしいですか。
では申しわけありません、委員長席から1点確認をさせていただきます。本会議で、私は総括的な質問をさせていただいて、議員提案の条例案を出すに際して執行部と話し合いをしたかというお尋ねをいたしました。そのときのお答えが、町長、副町長、財政課長ということでございましたが、財政課長同席されていないというお答えが先ほどございましたので、これはここで聞いてもしょうがないかもしれないですが、町長、副町長のみだということですね。財政課長はいらっしゃらなかった。それから小山部長も同席されていなかったという確認だけさせてください。
政策財政部部長(小山誠君)
そもそも今のお話なんですが、その部分については提案者である議員さんがその提出するに当たって、提案するに当たって、町長、副町長に申し入れというか、そのお話をしたという意味合いでの捉え方でよろしいんでしょうか。その席上に私ども、私含め財政課長が同席してたかどうかということであれば、私どもは立ち会っていませんというお答えだというふうに思っております。
委員長(横山すみ子君)
私の質問は、議事録見ないとわかりませんけれども、申し入れをしたかというふうにお尋ねはしておりません。議員提案の条例を出すに際しては、執行部と十分に打ち合わせをという指導もありまして、そういうことをされたのですかって申し上げたときに、町長、副町長、財政課長と話しましたということで、申し入れというふうにはおっしゃらなかったような気がいたしますが、そういうことで、お2人は同席でなかったということを確認させていただきました。ありがとうございます。
他に、もしなければ、突然上がってきていただいたんですが、よろしいですか。お戻りいただいてもよろしいですか。それでは部長、課長、急にお呼び立ていたしまして、申しわけありませんでした。ありがとうございました。
それでは職員退席のため暫時休憩をいたします。(午前11時22分)
委員長(横山すみ子君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時23分)
議案第27-7号について審査中でございますが、今、総務部とそれから財政課長からさまざまお伺いをいたしましたけれども、委員間討議まだしておりませんので、どうぞ、議論をしていただきたいと思います。進め方について何か御発言あれば、またお願いいたします。
委員(石岡実成君)
やっとこの時間が来たかなと私自身は思っております。前回の3月議会も私、全部の、中継含めて、傍聴もさせていただいておりますし、議事録含めて何度も何度も読み返しております。確かに、前回3月議会では不確定要素ないし疑問点がたくさんあった議案ではあるかとは思いますが、それから3カ月以上たっておりまして、町、行政側の姿勢、それからせんだっての本会議で細川議員のほうから、町長のほうにも一般質問の中でお話…落ち度がなかったかというところに関しては、町長自身も若干申しわけないというようなこともありますし、どの角度からですね、今回こういった状況を見ても、この地域手当に関してはもう守る…というか、是正するしかないというような、私自身ではもう結論が見えているようなところがあり、何となくですね、反対されている方たちの御意見を伺っていますと、主たる理由が、前回3月とは全然また変わってきているので、見当たらないような気が個人的にはしておりますので、もしもですね、私はそういった意味では今回、もちろん賛成者の中の一人でもありますし、強力にこれを推し進めたいと思ってはおりますけども、もしも、ここは討論の場なので、反対をされる方がいらっしゃいましたら、その辺をですね、わかりやすく説明をしていただきたいなとは思っております。
委員長(横山すみ子君)
石岡議員に御説明するというよりも、議員間討議をしていただきたいというお願いをいたしましたので、提案者でもございますし、御質問あればなさっていただいて構わないと思いますが。
委員(伊東圭介君)
じゃあ、それも議員間討議ということでございますので。今、石岡委員のほうからもありましたけども、石岡さんもですね、新人議員ということで今回当選されてきたわけでございます。先ほどあったようにね、以前から傍聴もされて、議事録も読んだということで、また今回も本会議場にもいらしたということなんですが、できれば自分の、自分としてね、例えば執行部側、町長とやりとりもね、僕はするべきだったんじゃないかなと思うんですよ。やはり一般質問の中で権利としてできるわけですから。そこで確認をする中でやっぱり、今回確認というかね、自分の採決を決めるべきだったんじゃないかなという気はするんですけど。提案者にも…あ、提案者というか、賛成者にもなってますので、その辺はいかがだったのかなという気がするんですけれども。
委員(石岡実成君)
確かに公的な場での質問をしなかったということに関してはちょっと落ち度があったかなとは思っておりますが、町長を含め、副町長とは事前にですね、私のほうも今回この賛成に回るに当たってヒアリングないし、いろんなその数字的な要素も含めて、また、町長自身には今後のもちろん展望も含めてのお話は、私なりには一応事前にはお話はさせていただいておりまして、先ほど本会議のほうで、今の小山部長のほうにも、別々で私は一応出向いてですね、いろんなお話等はさせていただいた上で臨んではおります。ただし、今おっしゃられたとおり、本会議場の一般質問ではしていなかった分に関しては今後ですね、そういったところの、進め方に関してはぜひ直していきたいかなと思っております。
委員(伊東圭介君)
今の御発言の中にあったんですけども、非公式な形で町長、副町長とお会いをして、この件に関して協議をしたということの確認でよろしいでしょうか。
委員(石岡実成君)
すいません、そうですね、公式か非公式かで言えば非公式になるとは思います。
委員(伊東圭介君)
それは、先ほど私が言った提案者の土佐議員とは別にということでよろしいですか。
委員(石岡実成君)
いえ、町長と副町長とお会いしたときは提案者の土佐議員と2人で伺いました。
委員(伊東圭介君)
ちょっとその辺も本会議のときの総括的な質問の中との整合性も、先ほどね、私も聞いたものとですね、先ほどの政策財政部長の、また課長の答弁とも何かどうも整合性がとれないというか、何をもって言っているのかもよくわからないんですけれども。いずれにしても、本来的には何のためにお会いするのかというのもよく私はわからないんですね、これを議員提案するに当たって。その辺はどういう考えのもとお会いになっているんでしょうか。(私語あり)
委員長(横山すみ子君)
静粛に願います。
委員(石岡実成君)
それに関してはですね、一応、これは多分議員というよりも、人としてある程度、本来私が今回この提案をしてる、賛成に回っているのはですね、結果としては職員の方の給与が下がるという図式になってはいますけども、単純にですね、町民の意思が、私の中にはたくさん届けなきゃいけない思いがありまして、そういったところをですね、進めるに当たっては、当然その町長サイドというか、行政サイドとして今後どうしていこうかというところの腹づもりというかですね、そういったところはやはり聞きたい、本音を聞きたいところもありましたし、今、委員長がおっしゃられたとおり、議員提案をするためには十分その話し合いが必要じゃなかろうかという。それは私、すいません、今それを逆に借りてはしまったんですけども、そういった面で言っても、さして差し障りはないような気がしますけども、いかがでしょうか。
委員(伊東圭介君)
そのときの内容として、町長と今後のお話ということだったですけども、そのときにも町長が答弁しているように、今年度についてはこの地域手当等のですね、削減はないと。今後については今後の課題ということに答弁は終始しているんですけども、その内容と同じということでよろしいでしょうか。
委員(石岡実成君)
はい、そのとおりです。
委員(伊東圭介君)
それをもって今回の条例提案の賛同者になったということなんでしょうか。
委員(石岡実成君)
はい、そうです。そのとおりです。
委員(伊東圭介君)
さっき私が言われた町長室へ土佐議員と一緒に行かれたということだったんですけども、そのとき、町側の答弁なんでちょっと…どこを認識しているかわからないんですけども、そのときに同席された方は土佐議員が本会議で言われた執行部側のメンバーだったということでしょうか。
委員(石岡実成君)
すみません、町長と副町長とお会いしたときは私と土佐議員と4人です。そして、小山部長とお話をしたときは、また時間を改めて別で話していますので。それで大丈夫ですか。
委員(伊東圭介君)
その時間的なものとか、日にち的なものはちょっと確認はとれないんですけども、どこを認識していたかという部分が、総括的な質問のときもそうですけど、今回もそんなに何回もというふうに私は逆に思ってませんでしたので、どこをということが逆に特定、ちょっとできないんですけども。4人で、町長、副町長、それから土佐議員、それから石岡議員でお会いしたときもあったし、別の時間、別の日の部分で政策財政部長、それから政策課長も同席していたということでよろしいでしょうか。確認させてください。
委員(石岡実成君)
はい、そのとおりです。
委員長(横山すみ子君)
他にございませんか。視点変えて、条例案そのものについても御議論をいただければと思います。
委員(細川慎一君)
すいません、ちょっと視点変わらないんですけれど。町長とお会いして、町長の今後の考え方を伺いましたということなんですけれども、とても大事なことなので、もしよければですね、教えてほしいんです。今、人事院から給与体制の見直しの勧告を受けている中で、今後どう考えているのか。もしお話があったんであれば、ぜひお話お聞かせ願いたいと思います。
委員(石岡実成君)
山梨町長のほうからは、どうしてここまで、たくさん皆さん町長ふがいないと言われていますよと、町長みずからはこの地域手当に関してどうお考えですかということを再度問いただしております。その中では本会議のほうでも皆さんに質問…あ、ごめんなさい。答弁があったようにですね、そこにメスを入れないわけではなく、お話はさせていただいている。ただ、優先順位として、そのプライオリティーが今そこにはないんだというところで、ことし、平成27年度に関してはこの地域手当については触れないということをはっきりと、触れられないということをおっしゃられていました。じゃあ、今後はという話に対しては、じゃあ、平成28年度になったらそれが必ず、今度は地域手当にメスを入れるんだということのお約束も、残念ながらそれはいただいてはおりません。その中で、やはりもうこれは待ってられないなというところがございまして、私も提案をするべきだなという方向に、さらに気持ちを高めたので。そういう感じですね。
委員(細川慎一君)
その人事院が言っている本給の引き下げ、2%程度、これ町は努力していかなきゃいけないんだろうと思います。その中で、私の認識としては地域手当、調整弁のような扱い方をしろと促されていると思います。その辺について取り扱いが今難しいんだという説明、町長からなかったですか。
委員(石岡実成君)
そこまでの話はありませんでした。
委員長(横山すみ子君)
よろしいですか。それではちょっと委員長から確認をさせていただきたいんですが。公式か非公式かという部分については明確ではなかったんですけれども、4人でお会いになったときは記録はとられなかったんですか。
委員(石岡実成君)
記録と申しますと、私、個人的なメモでもということではなくて…。
委員長(横山すみ子君)
ではなくて、町長、副町長という町の中枢の方とお話になっております。それで、誰か同席してメモをとるというようなことはあったのかという御質問です。
委員(石岡実成君)
それに関してはしてません。
委員長(横山すみ子君)
わかりました。記録はないということで。他に、委員同士でも、それからこれからの進め方でも御発言いただければと思いますが。
委員(畑中由喜子君)
これからの進め方というか、この条例に関する私の考え方ですけども、私は提案者にはなっておりませんけれども、前回3月議会のときにもこの同様の条例案には私、賛成しております。そのときにも申し上げたんですけども、町長はね、今、細川委員が言われたように、人事院勧告の規制見直しを受けて、給与の2%の削減、国公準拠を目指すんだということを言われていたと思うんですね。それを検討中というふうに言われていまして、この6月議会でも同様のお答えをなさっている。やはり、そちらに今、主眼が行っているんだなというふうに私は感じておりまして、そうするとなかなか地域手当の削減、6%に削減するというところまでたどり着かないなというのをすごく感じまして、私はそれであるならば、やはりこれだけ町民の生活に影響を与える特別交付税の減額されてしまっているわけですので、それが正しいと言っているわけじゃないんですよ。減額されていることが正しいと言っているわけじゃないですけれども、これだけの影響を受けてしまっていることに対して、議会としてやっぱりこれを黙って見ているわけにはいかないんじゃないかなということで。今回も私はこの条例提案には賛成をしたいというふうに思っています。余りに影響額が大きいんですよね。職員の方たちには、それはやはり生活面で大きな影響を与えざるを得ない結果になりますけれども、国公準拠ということを目指す中で、これもいたし方ない経路なのかなというふうに思っています。ですから、今回もうこの条例に関しては私は賛成すべき、通すべきだというふうに考えておりますので、そのように皆様方にもお伝えしたいと思います。
委員長(横山すみ子君)
条例案の中身の前に態度表明が続いているという状態でございますけれども、今の質疑の中で、私、正・副委員長からは出席要請はいたしておりませんけれども、ほかに出席を求めて問いただしたいということがありましたら御提案いただきたいと思いますのと、条例、内容についても御議論をいただければありがたいと思います。いかがでしょうか。
委員(細川慎一君)
今後の町長の考え方、どんなお話があったのかわからないので、ぜひですね、町長自身のお話を聞く時間、場所、こういったものをつくってお話を伺いたいなと思っています。(「賛成」の声あり)
委員長(横山すみ子君)
ただいま委員のほうから町長を呼んで発言を確認したいということで、賛成のお声もありました。他の皆様いかがでしょうか。
委員(石岡実成君)
あえて呼ぶなとは言いませんけども、たしかこの常任委員会に関しての理念的には、町の行政の人間をなるべく呼ばずにですね、この議員の中で討論を活性化させるべきであるというような条例をつくってまで動かしている地方自治体もおります。私もその意見に賛成です。今まで、3月議会も含めて、町長からの直接の意見を求めてない状況が多々あればそれはいいんですけれども、まして今、細川委員のほうからは、多分自分の一般質問の中で町長みずからの意見を伺って、町長、本当にそこまで言ってくれて、男気があって、ありがとうございますとたしか言ってたはずなので、どうもこの、今のこの質問に関して私は、質問というか、町長呼ばなきゃいけないという彼の意見は何となく、じゃあ、何のためにあの一般質問の中で町長にわざわざ意見を聞いたのかなというところであれば、ちょっと時間のかけ過ぎじゃないかなと思いますけども。
委員長(横山すみ子君)
委員会運営のあり方といたしまして、ここを調査したい、これを職員に確認したいという御発言がありましたときは尊重するやり方で進めさせていただいております。それは必要ないだろうというやり方は今までしてないので、御意見を伺っておりました。
委員(鈴木道子君)
実はこのことについて、選挙の期間中か、選挙の前だったかしらね、私はぜひ町長に伺いたいと思いまして、また町民の方も大変にこのことについて関心を持っていらっしゃいまして、その町民の不利益ということは看過できないというお声がたくさんございました。お会いしに行ったんですがいらっしゃらなかったので、こういうことで、ぜひ地域手当御考慮いただきたいという旨を伝えてほしいということを、当時の総務部長にお話しして戻ってまいりました。それから、非公式ですので、また町長とお会いしたときに、またこれは非公式ですが、町長にも直接お話をいたしました。そのときには、今、給与のことをやっているので、2つ一緒にということはあれなので、次の段階としてやりますというお話でございました。この非公式なお話をこの場でお話しするのは適切ではないと思いますけれども。そんなこともありまして、私、今回の総括質問等の町長の答弁もございましたけれども、本来的にはこれは町長がやることだというふうに思っております。もちろん自治法で、議員提案でこういうふうに形でもできるということはいろいろ、土佐さんの話等でわかりましたけれども。そこのところを私は…あ、ごめんなさい。地方公務員法ね、ごめんなさい。やはりもう一度町長にしっかり確認をしたいというような思いもありまして、今の細川議員の町長をお呼びするということに賛成をさせていただきました。
委員長(横山すみ子君)
それでは、午前中から何回か部署を分けておいでいただいておりますけれども、今、委員のほうから町長を直接この場にお呼びして質疑したいという御提案が複数からございました。予告をしてございませんけれども、議会開会中でございますので、待機されている可能性はあると思うんですが、本日もしくは次の機会とすると24日午前ということになるんですけれども、できれば本日に午後からおいでいただけるかということをお問い合わせしてもよろしゅうございますか。
ちょっと、暫時休憩をいたします。(午前11時44分)
委員長(横山すみ子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時45分)
今、複数の委員から御提案がございましたので、町長部局に問い合わせをさせていただきます。今お昼の時間に近づいてまいりまして、来ていただけるにしても、来ていただけないにしても午後1時から再開ということで、休憩に入ってもよろしいでしょうか。そのやり方でもよろしいですか。
それでは、昼食休憩に入らせていただきます。再開は午後1時からといたします。その間に町長出席の可否についてわかりましたら、委員の皆様にはお知らせをさせていただきます。それでは、午後1時まで休憩をいたします。(午前11時45分)
委員長(横山すみ子君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時00分)
全員おそろいでございます。
午前中、町長の出席を求めるために調整をしていただきましたけれども、本日午後は、町長は夕方まで公務が入っているということでございます。議会日程といたしましては、24日の午前が委員会審査の予備日となっていたんですけれども、町長午前中、24日も公務入っているということで、午後1時半から議員懇談会が予定されておりますけれども、その後に総務建設常任委員会を開くということでいきたいと思うんですが、委員の皆様いかがでしょうか。大丈夫ですか。ちょっと大変遅くなりまして申しわけありません。正・副委員長ちょっと出席要請の見通しが甘く、おわびを申し上げます。
それでは、この…したがいまして、今、審議いたしております議案、議会議案第27-7号葉山町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、継続していくということでよろしいでしょうか。それでは、この議案は24日まで継続をさせていただきます。
委員外議員からお手が上がっておりますが、よろしいですか。では、どうぞ。
委員外議員(土佐洋子君)
ありがとうございます。発言の訂正をお願いしたいところがありますので。先ほど委員長が財政部…部長と課長に質問されていた、私に対して本会議での質疑の中で、町長、副町長、それと財政課長って委員長おっしゃっていて、同席されましたかって聞かれて、それはしてませんということだったんですけども、私が本会議で答えましたのは、町長、副町長、財政課と申し上げております。
委員長(横山すみ子君)
あ、課長ではなく、財政課ですか。
委員外議員(土佐洋子君)
そのときに、本会議、横山議員も、私が答えたことに対して、「町長、副町長、財政課ですね」って言われているんですね。先ほどテープで確認いたしましたので、そこは訂正いただきたいと思います。
委員長(横山すみ子君)
では、私自身の発言に関することでございますので、財政課長と申し上げました部分は財政課と訂正をさせていただきますが、財政課も同席したということでございますね。
委員外議員(土佐洋子君)
町長室で町長と副町長にお会いして、それ以外に財政課に私が伺いに行ったということです。同席はしておりません。
委員長(横山すみ子君)
ただいまの御発言も記録に残りますので、私の発言の訂正といたしましては、「課長が同席したか」というところを、「課」というふうに訂正をさせていただきます。(私語あり)え。ああ、そうですね。ただ、発言としては私、本会議でそう言ってしまっておりますので。では、27-7号につきましては継続して審議を行わせていただきます。
それでは続きまして、陳情第27-2号に入りたいと思うんですが、陳情の読み上げ方、陳情・請願の読み上げ方についてちょっとお諮りをさせていただきたいんですが。27-2号をちょっとごらんいただきたいと思います。神奈川県最低賃金改定等についての陳情なんですけれども、今までのやり方といたしまして、全文、理由のところも読むというやり方をした場合と、タイトルとそれから陳情・請願項目と提出人という読み方をする場合があったんですけれども、皆様もう既に目を通していただいているという前提で、陳情の号数とタイトル、そして趣旨のところは…趣旨しかないか。あ、陳情項目について読み上げるという形にさせていただいてよろしいでしょうか。非常に短いのもあるんですけれども、2ページにもわたったりするものございますので、そのときまた不都合がありましたら御指摘いただきたいんですが。当委員会の基本的なやり方としてはそのようなやり方でいかせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、陳情第27-2号について読み上げていただきたいと思います。事務局、どうぞ。
(書記朗読)
陳情項目としてはこの2項目で、この点について意見書を提出するようにという陳情でございます。例年…昨年はなかったかもしれませんが、この陳情は議会に提出をされております。先ほど、朝お届けいたしましたのは、神奈川県に対して陳情をするようにという内容でございますので、県の側の最低賃金についての資料、町に来ておりましたので、配付をさせていただきました。この陳情の内容及び扱いについて、委員の皆様の御意見をお願いいたします。
委員(畑中由喜子君)
この最低賃金の改定については、今議会もちろん初めてですけれども、以前にも当町議会に出されたことがあると思うんですね。そのときも記憶ではもちろん議論の上、これを…。
委員長(横山すみ子君)
出しております。
委員(畑中由喜子君)
出していると思うんですが、その記録はおありでしょうか。
委員長(横山すみ子君)
記録を今ここには置いてないんですけれども、会議録をチェックいたしますと、全会一致じゃないときもありましたけれども、採択の上、意見書を提出しております。
委員(畑中由喜子君)
そうですよね。
委員長(横山すみ子君)
はい。
委員(畑中由喜子君)
わかりました。近隣、もちろん近隣それほど気にすることもないと思うんですけれども、同じようなものが出ていて、恐らく同じように採択されているかと思うんですが、いかがですか。
委員長(横山すみ子君)
本年同じ時期にやっているので、決まっている議会とまだ審査中のところがございますが、大きなところは早かったので、横浜市議会は5月中に採択をして、6月1日あたりに意見書を送っております。近隣、まだそれほど決まっていないという状況でございますが、御説明要りますか。少し調べていただいているんですけれども、まだ…あ、終わっているかな。では、近隣について御報告いたしますか。それでは、事務局お願いいたします。
議会事務局局長補佐(永井秀子君)
陳情27-2号の近隣の状況について御報告いたします。鎌倉市は議員配付に終わっております。逗子市は了承をしております。三浦市も了承をしております。寒川町、採択をしております。大磯町、不採択になっております。二宮町、趣旨採択になっております。以上です。
委員長(横山すみ子君)
決め方がかなり違いますのと、陳情を当町のように請願と同等に扱うかどうかというところで差が出ていると思います。配付しただけ。だから陳情の扱いが多分違うんだと思います。
委員(畑中由喜子君)
この最低賃金の諮問改定については、本当に、今、物価がどんどん上がる中で、最低賃金だけが据え置かれるということになりますと、ますます勤労者は大変なことになるというのはもう目に見えていることですので、そこはきちんと諮問改定をされるように望んでいるんですけども、この政労使会議、4月2日に行われた会議なんですが、そこでこの取引先企業の仕入れ価格の上昇等を踏まえた取り組みということが話し合われてという、ここの部分って今回初めて出てきていますかね。それとも前にもここの部分は含まれておりましたか。
委員長(横山すみ子君)
前の陳情ではこれは引用されていないんですけれども、政労使会議は初めて行われたものではなくて、何回かされているんですが、4月2日には安倍総理から、中小企業にまでこの賃上げを及ぼしてほしいという御要請があったという記事がございまして、それで引用されたのかと思います。言葉が出てきたのは初めてですね。政労使会議は政治と使用者と労働者とプラス学識経験者が入っておられます。
委員(畑中由喜子君)
現状で今、大企業はひとり勝ちみたいな形になっているんじゃないかと私思うんですけども、本当に中小企業…もっと、中小企業といえども大きいサイズで、私たちの身近にあるのって本当に零細企業だと思うんですが、そこにまできちんと行き届かないといけないというのはもう当たり前の話で、それをきちんとフォローアップしていかなきゃいけないというのは当たり前のことだと思いますし、もう直接この条例…陳情に対しての私の見解になっちゃいますけども、最低賃金の諮問と改定についてももちろん行うべき、アップですよね、上げるほうで。それからこの2番目の取引先企業の仕入れ価格の上昇等を踏まえた取り組みというのもきちんとなされるべきだというふうに思いますので、私はこれ全面的にこの陳情は採択したいなと思います。
委員(鈴木道子君)
私も同意見です。この中小、小規模事業者、日本の本当にその技術というのは私は中小…零細も入れていいと思うんですが、この企業なくしてはあり得ないと言ってもいいぐらいに、大変優秀な技術を持っているということがマスコミ等でも目にするところです。これはもう本当に日本の国力でもあるし、私は日本の文化でもあるし、この中小企業の応援のためには、もうぜひ私も採択をしていただきたいと思っております。
委員長(横山すみ子君)
他の委員の皆様いかがでしょうか。
委員(伊東圭介君)
労働者の立場からこれは出ているわけでございますけども、一方、この逗子・葉山を見てもですね、実際に中小企業、それから小売の業者、雇っている側の方もいらっしゃるわけです。そういった方々と話をするとですね、実際に、非常に人材の確保というのが難しいというふうに聞いています。これ最低賃金今回887円にしてくれということでございますけども、とてもこの賃金では人を雇うことができないというふうに聞いています。時給1,000円でも人が集まらないというふうに聞いておりまして、そういう意味からすると、事業主のほうの立場からするとですね、最低賃金が上がることによって、また現状の賃金を上げなきゃいけない。また、特に人材を確保するときにですね、非常に高い設定をしないと人材が集まらないということも本当聞いています。その人を、例えば高い時給で雇うことになれば、今までいた人がですね、同等というわけにはいきませんので、またそれより上がってしまうという、本当に悩ましいということをよく聞きます。そういったところは国が完全にですね、そこにも書いてあるように、履行状況についてフォローアップする、経済の循環がされないと、やっぱりそこまでなかなか、しっかり価格転化ができる仕組みをですね、まずつくってもらわなければいけないという状況にあるんだというふうに私は思っています。それとともに、人材確保にまた…がうまくいくようなね、システムというんですかね、そういったものもまた必要なんではないかなというふうに考えます。
委員(石岡実成君)
私はですね、畑中委員、また鈴木道子委員のほうの答弁と同じ意見でございます。最低賃金がやはりこのままですと、今、消費税もまた来年度以降は10%になる予定もありますし、ますますですね、こういったワーキングプアがふえるような状態というのは否めないというような状況からすれば、やはり底上げ、中小それから零細企業においても働く側の人たちを保障されるというか、少しでも待遇がよくなるというようなところが改善されないと、地域の、それから産業なども循環しないだろうというところが見込まれますので、私もぜひこれに関しては採択していただきたいと思います。
委員長(横山すみ子君)
他の御発言よろしいですか。採択ということになりますと、意見書を出すようにという陳情でございますので、採択の上、意見書提出ということになりますが、よろしいでしょうか。採決に入ってしまってもよろしいですか。
委員(伊東圭介君)
じゃあ、採決に入るということなんであれなんですけど、一応、私はできれば趣旨了承程度にしといていただければなというふうに思います。確かに労働者、賃金上げること必要ですけれども、一方、中小もそれをね、会社がありますので、当然そこががっぽり稼いでいるという話ではなくてですね、目いっぱいの対応をしている中でですね、やっぱり非常に人材確保が厳しいということも聞いておりますので。会社あっての従業員でございますので、会社がなくなってしまえば従業員も何もないんで、できれば趣旨了承ぐらいでと思ったんですけれども、採択というお話が多いんであれば、それで採決に入っていただいて結構です。
委員長(横山すみ子君)
わかりました。では、陳情第27-2号神奈川県最低賃金改定等についての陳情について、採決に入らせていただきます。この陳情採択に賛成の方は挙手を願います。
(挙手全員)
では、全会一致にて採択いたしましたので、意見書提出させていただきます。ありがとうございました。
では、続きまして、陳情第27-5号「『河野・村上談話』の無効を宣言し、自虐史観を一掃する『戦後70年談話』を日本政府に求める意見書の提出」についての陳情書、お開きいただきたいと思います。(私語あり)後で、すいません、報告と、全部一括させていただきます。
それでは、先ほど申し上げたようなやり方で読み上げをお願いいたします。
(書記朗読)
ありがとうございました。ちょっと手配することがありまして、暫時休憩をいたします。
(午後1時19分)
委員長(横山すみ子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時19分)
大丈夫です。つぶやいておられなかったと思います。それでは、議題に戻りたいと思います。27-5号、今読み上げていただきましたけれども、この扱いについて御意見をお願いいたします。
委員(畑中由喜子君)
考え方さまざまおありになるかとは思うんですけども、私はこれまでの日本が歩んできた道筋、この歴史観についても自虐的とは決して思っておりませんし、これは私は全く賛同する部分は一つもございません。むしろ、戦後70年培ってきたこの平和のね、道筋を今後も続けていくべきだと思っていますので、これに関しては私は受け入れることはできません。
委員長(横山すみ子君)
他の委員の皆様いかがでしょう。
委員(細川慎一君)
この件についてのこういったさまざまな意見があるということは議論を尽くしていく必要があるんだなということは思っていますけれども、この国の立場ある人間の責任ある発言なわけですから、これを直ちに無効を宣言するということを意見として出すのは、私はこの国の利益にならないなと思っているので、このことについてはちょっと賛成しかねるなと思っています。
委員(鈴木道子君)
この、今回の陳情の中でですね、私が同感できるところはですね、陳情の2番の理由の中にある、「私たち戦後の日本人に課せられた務めは、日本人としての誇りを取り戻し、英霊の方々にも恥じないすばらしい国をつくり、世界を照らす太陽のように、世界の平和と反映に貢献することです。」これは全く同感でございますが、この河野談話・村山談話の無効を宣言することというのは、安倍首相の言葉にもありますように、これはちょっとこの陳情とは違うことですので、これはちょっと陳情の要旨に賛成することはできないですね。
委員長(横山すみ子君)
それぞれ御意見をいただいて、激論ということにはならないんですけれども、扱いを決めてしまってもよろしいですか。それでは、陳情第27-5号に関する扱いを決定していきたいと思います。この陳情採択に賛成の方は挙手を願います。
(挙手なし)
賛成どなたもいらっしゃいませんので、不採択となりました。陳情第27-5号は不採択でございます。
それでは続きまして、陳情第27-6号葉山町情報公開不服申し立て審査期間の短縮を求める陳情。27-6号について朗読をお願いいたします。
(書記朗読)
ありがとうございました。本陳情について委員各位の御意見をお願いいたします。後ろに資料がついて、No.1、裏面が2となっております。本日2枚のもので情報公開条例ハンドブック(抜粋)がございます。皆様、先ほど拝見しましたら、お手元にハンドブックそのものをお持ちの方が多かったように思いますが、抜粋がついております。3月の議会でしたか、総務委員会で話題になりましたときに、担当課長のほうからハンドブックに期間について記載をしますということで、既に記載をされているはずでございますね。休憩して読んだほうがよろしいですか。よろしいですか。
すいません、ちょっと暫時休憩をいたします。(午後1時27分)
委員長(横山すみ子君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時27分)
委員の皆様、ただいま出ました資料等について担当課からの説明も聞きたいという御意見もございましたが…(私語あり)あ、意味は。不採択もしくはみなし。(私語あり)願意は達成されております。ただ、委員が新しくなっておられますので、この間の客観的な説明を伺うかどうかだけをちょっとお諮りして。陳情の扱いに関しては道はもう決まっているかなと思うんですが。それでは、御異論なければ、担当課に入室していただいて、経過についてちょっと御説明を聞きたいということで。暫時休憩をいたします。(午後1時28分)
委員長(横山すみ子君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時32分)
機構改革があったために所管がそちらに来たということで、またおいでをいただいて申しわけございません。それでは部長、御紹介をお願いいたします。
総務部部長(池田務君)
それでは職員の紹介をさせていただきます。私、総務部長の池田です。よろしくお願いいたします。隣が総務課長の新倉でございます。係長の池田でございます。主査の高岸でございます。どうぞよろしくお願いします。
委員長(横山すみ子君)
たびたび恐れ入ります。それでは、陳情27-6号が葉山町の情報公開に関する不服申し立て諮問期間の短縮を求めるという陳情なんですが、実はこの間、一応の期間については定められているということはあると思うんですけれども、当委員会も半数が3月議会にいらっしゃらなかった方でございますので、そこら辺について御説明をいただければありがたいと思います。どなたから…新倉課長、お願いいたします。
総務課課長(新倉利勝君)
すいません、恐れ入ります。4月当初にですね…あ、3月末か。4月当初。皆様方にこちらのほうをお渡ししたかと思います。こちらのほうなんですけれども、ページで言いますと57ページに当たります。これ前年度まで、こちらですと一番下の段になります。一番下です。一番下の(3)です。審査会への諮問は特別な事情のない限り、異議申し立てを受け付けしてから30日以内を目安としますということで記載させていただきました。昨年来いろいろ、ちょっと私、違う課にいたものですから、議事録を見させていただきまして、いろいろと討論があった中で、一応、今まで日にちの設定は特になかった。しかし、やはり葉山町としてはほかの市町よりも早くは対応はしていたけれども、ただ、その日にちの指定が…規定がなかった。そういうことも含めまして、ある程度の目安というのはどうなのかというお話を読まさせていただきました。その中で、一応当時企画調整課のほうでございますけども、ある程度目安というのは立てたいというところで、一応審議のほうは一応終わらさせていただいていたところでございますけれども、今回ですね、この4月1日のこのハンドブックの改訂に伴いまして、この一番下の(3)でございます。この部分を追加させていただきました。あくまでもですね、30日以内を目安というところにさせていただいております。やはりこの後、審査会とかですね、いろいろお呼びして行うに当たる、また準備等、資料等の準備ですね、それ含めまして、どうしてもやっぱり30日、絶対30日というふうに言ってしまうと非常にちょっと、いいかげんな部分も出てきてしまうということも含めまして、目安ということでこの辺を掲げさせていただいております。一応、すいません、対応ということではないんですけども、我々としては当然やっぱりこういうこともやっぱり必要であろうということで記載したというところで御承知いただきたいというところでございます。以上でございます。
委員長(横山すみ子君)
ありがとうございます。御質問あれば。どうぞ。
委員(鈴木道子君)
30日以内を目安とするということですが、もう少し期間が長くなった場合の、何ていうか、日限といいますか、それについてはどう考えてらっしゃるんでしょうか。
委員長(横山すみ子君)
30ではなく…。
委員(鈴木道子君)
30日以内を目安なので、最長でもこのくらいとかいうことはどういうお考えか伺わせてください。
総務課課長(新倉利勝君)
直近の、数回のですね、平均値は大体40日弱というふうに今までございます。というので、だからといって、延びるのが40日かどうかというのはわかりませんけども、やはりできるだけですね、もうこの1カ月…1カ月以内、目標をまずは1カ月以内。1カ月過ぎた場合にはできるだけ速やかにもう、解決といいますか、お答えできるような形をしたいというふうには思っております。
委員(細川慎一君)
すいません、前回の議会でも同様の内容の陳情が出ているようですけれども、不採択となっているからまたこの陳情が出てきたのかなと推測しますけれども、不採択となって、この陳情の意味しているところが実現されている、この経緯がちょっとよくわからないですね。もし御説明いただけるとありがたいんですが。
委員長(横山すみ子君)
お願いいたします。
総務課主査(高岸洋太君)
前回の陳情が委員会のほうで審査にかかっている、その審査の中でですね、企画調整課のほうからハンドブック等に努力目標を定めることも考えられますというふうな発言をさせていただいております。そちらの反映というふうな形です。
委員長(横山すみ子君)
既に約束された…ですね。当時の委員さんではない。違いますか。今の説明で大丈夫ですか。
委員(伊東圭介君)
すいません、1点だけちょっと教えてもらえばと思います。この30日以内を目安とするのはわかったんですが、この諮問を受けて逆に答申を出すのは60日以内ということで、変わりないということでよろしいでしょうか。
総務課主査(高岸洋太君)
その点は変更ございません。
委員長(横山すみ子君)
それでは、ハンドブック記載の日限と経緯について、よろしいでしょうか。何かありますか。委員の皆様よろしければ、職員の方にお帰りいただいても大丈夫ですか。
委員(畑中由喜子君)
これを条例上明記するということは考えられないですか。
総務部部長(池田務君)
まず、これ条例となりますとなかなか、それなりに何ですか、確固たる条例というか、規定になるわけですね。まずはですね、実務対応的にできることをやりましょうという形で、30日以内という目標を設定したものでございます。ただ、これに関しましてはですね、情報公開の主管課だけが知っていてもしょうがないので、部課長会で全庁的には周知を図って、今後これに即応するようにということ通知は出ております。
委員長(横山すみ子君)
大丈夫ですか。
委員(畑中由喜子君)
何はともあれ、やはり住民の方からの監査請求、あるいは不服申し立てに関してはなるべく、本当に真摯に速やかにというのをモットーにしていただけたらいいのかなと。これ意見になっちゃっていますけども、お願いしていきたい。条例上定めるというのは大変厳しいというのはわかりますけれども、でも、国の方針や何かから見ればね、やはりいろんなものを全て条例上に位置づけていこうよというのが趣旨のはずですので、そういうところも含めて今後も努力続けていただけたらと思います。いかがですか。
総務部部長(池田務君)
それらのことは大変重要なことですので、今後もそれを念頭に置いて行っていきたいと思います。
委員長(横山すみ子君)
では、他に御質問ないようでしたら、職員の皆様に退席していただきます。どうもありがとうございました。
職員退席のため、暫時休憩をいたします。(午後1時41分)
委員長(横山すみ子君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時42分)
では、陳情第27-6号について、皆様の意見交換をお願いいたします。
委員(鈴木道子君)
陳情の趣旨、願意は現時点においては達成されているというふうに理解をいたしますので、これはみなし採択ということになりますでしょうかね。と私は思います。
委員長(横山すみ子君)
新しい言葉が出てきたと思うんですが。
委員(畑中由喜子君)
願意が達成している場合にどのような方法があるかということを一度話していただけたほうがいいのかなと思いますけど。事務局。
委員長(横山すみ子君)
事務局、解説していただくことできますか。
議会事務局局長(矢嶋秀明君)
本件のように既に陳情の願意である制度が達成されているものについての取り扱いというのが、余り事例がないようでございまして、この辺はできれば委員の皆様で対応を御協議いただければと思いますが。まことに申しわけございません。
委員長(横山すみ子君)
いえ。幾つかというか、もう願意は達成されているということで否決ということ…不採択ということもあり得ないわけではないんですが、鈴木委員おっしゃられましたように、願意は達成されているので、採択と同じやり方ですけれども、もう願意は達成されているということで、そういうふうにみなして採択をするというやり方も、珍しいですけれども、あるのではないかということでございます。みなし採択、みなし不採択等、余りやらないやり方ですが、ございます。今回は願意は達成されているということについての認識は一致しているということで、陳情をどう扱うかということでございますね。
議会事務局局長(矢嶋秀明君)
すいません、ちょっと暫時休憩をいただければ。
委員長(横山すみ子君)
わかりました。それでは暫時休憩をいたします。(午後1時44分)
委員長(横山すみ子君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時56分)
陳情第27-6号については、願意は既に達成されたものと皆さんの議論の中で一致をいたしました。
それでは続きまして、陳情第27-13号に移ります。それでは朗読お願いいたします。
(書記朗読)
ありがとうございました。それでは、陳情第27-13号について審査に入ります。委員の皆様、お手元に資料が1枚来ていると思いますが。総務部総務課から、本日付でA4横の資料が出ております。
今、資料をチェックしていただいていると思いますが、これに関してそれぞれの御意見を、あれば挙手を願いたいと思います。
委員(鈴木道子君)
これ、陳情者の資料と、それから総務課の資料、もちろんその陳情を出された日にち、現在の状況だと思うんですけれども、確実にこの、こちら、総務課のほうは何日、何月何日現在なんですよね。というのは、ちょっとまた、ひょっとしてこの手当の、こう何ていいますか、状況変化が考えているのかなとか、あるのかなということも知りたいなと思いまして。日にちはいつ現在でしょうかね。
委員長(横山すみ子君)
きょう提出された資料が何月何日現在かということですか。現在じゃないでしょうか。(私語あり)
委員(鈴木道子君)
多分、この6月22日で総務課から出ていますので、これは6月22日、本日現在ですよね。陳情者はここの…(「4年前」の声あり)ねえ。というのは、つまり…ごめんなさい、続いて。近隣市等も含めて、近隣市等、特に状況変化の情報等は別にないというふうに判断していいんでしょうかねということが聞きたかったんです。
委員長(横山すみ子君)
4年前から比べてということですか。じゃなくて、現状において…(私語あり)本日現在の数字はこれということなんですが。と思います。確認をいたしますか。
委員(鈴木道子君)
これで、全くこれを基本として比較するということで、そういう態度でよろしいんですよねということ。
委員長(横山すみ子君)
暫時休憩いたします。(午後2時03分)
委員長(横山すみ子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時06分)
ただいま陳情の27-13号に関しまして、調査を行いたい、もしくは調査を要請したいという御意見がございました。どういう点についてお問い合わせをするか、各自調査もしていただきたいんですけれども、行政側に依頼するとすればどんなことかと御意見をいただいて。先ほどの、4年前に比べてなくなっているのはいつですかとか、そういう感じでよろしいんですか。
委員(鈴木道子君)
そういう簡単なことでも、もしわかれば知りたいですね。
委員長(横山すみ子君)
他にはよろしいですか。
委員(細川慎一君)
自治体によって名称も若干異なるということ、注意書きとして書いてあります。この作業内容ですかね、全く同一ということもちょっと考えにくいかなと思います。金額に差をつけるべきなのかどうかを判断するには、その作業内容、ちょっと比較ができると大変助かるなと思っています。
委員長(横山すみ子君)
御指摘のように取りそろえられるかどうかちょっと自信がないところがございますけれども。それでは、調査のためお時間をいただくということも含めまして、27-13号については、本日は継続審査ということにしてもよろしゅうございますか。きょうやっておきたいことがあれば御議論いただきたいんですが。調査が先ということであれば、調査整いましてから御議論いただきたいと思います。よろしいでしょうか。委員の皆様、継続の扱いにしてよろしいですか。それでは、陳情27-13号につきましては継続審査といたします。
本日皆様のお手元に差し上げました次第のとおり進めてまいりまして、ここの段階でちょっとこれまで決まったこと、それから報告文の扱い等について御協議をいただきたいと思います。議案第8号の個人情報の条例改正につきましては可決されております。これも報告文が必要なんですね。ここで報告文が1つ必要になります。それから、2番目の27-7号に関しましては継続となりまして、24日、議員懇談会終了後に再度扱わせていただきます。27-2号最低賃金につきましては採択して意見書を送るということで、ここも意見書が必要となります。それから、陳情27-5は不採択でございます。27-6号は趣旨が、願意はもう既に達しておりますという宣告のみといたしました。今の27-13号につきましては調査をかけさせていただきますということで、意見書を作成しなければ、報告文案と意見書の作成が必要となっておりますが、その取り扱いをいかがいたしましょうか。(「正・副一任」の声あり)それでは、正・副、事務局で用意をさせていただきます。
それで、きょう、24日の午後に本委員会を開催するということで、いつもよりも非常にタイトな報告文案の作成になります。予定としましては25日の午後に各常任委員会が報告文案を扱うということになっておりまして、通常1週間ぐらいの余裕がある場合はメールでお送りして意見をいただいて、それで開催しないということもあり得たんですけれども、今回は余りにもタイトでございますので、あともう一つ重要なものが含まれておりますので、報告文案についてもそれぞれ御意見が出ることが予想されますので、大変申しわけありませんが、1時半から一応総務建設常任委員会を、25日も入ると予想していただきまして、ここは報告文案の扱いというふうに想定しておいていただければ。13時30分ですね。事務局、1時半で大丈夫ですか。
議会事務局局長(矢嶋秀明君)
はい、1時半を予定しておいていただければ。
委員長(横山すみ子君)
それでは、1時半を予定しておいていただきまして、進行状況で奇跡的に皆さんの意見があっという間にそろうという現象が起きた場合はまた御連絡をさせていただくということになりますが、一応24日の議員懇談会終了後、そして翌日の1時半、委員会を予定しておいていただければと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、ここまで終わりまして、閉会中の継続審査について扱わせていただきます。まだ配ってない。
議会事務局局長(矢嶋秀明君)
一回ちょっと休憩していただいて。
委員長(横山すみ子君)
わかりました。それでは、休憩をさせていただきます。
(午後2時12分)
委員長(横山すみ子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時12分)
私が閉会中の継続審査についてと申し上げましたが、最終日に扱うべきことでございますので、順調にいけば24日に扱うということになるかと思います。失礼をいたしました。
それでは、その他に入らせていただきます。本当は24日に扱えばよろしいんですけれども、今、時間の配分を見ますと24日が夕方に地域手当について町長等伺って、意思決定をするかもしれないということで、大変タイトでございますので、皆様申しわけありませんが、所管調査、6月から8月いっぱいぐらいまで、何か取り組みたいことがあれば出していただきまして、また委員会開催して取り組むということにさせていただきたいんですが、総務建設常任委員会として閉会中に扱いたい事案、課題がありましたらお出しいただきたいと思います。
議員懇談会で横須賀の消防のことも説明されたりするんですけれども、実は前期いらした議員の方は何回か横須賀消防、現場に伺っておりますけれども、新しく入られた皆様はまだ現場に行ってらっしゃらないということもありまして、委員会として出向くということも可能でございます。その場合は他の傍聴議員の方も同行できますよね。(私語あり)総務建設常任委員会でもし必要ということで、やるということになれば、相手方と折衝して日時を決めて、出向いて説明を伺うということになりますけれども、その際に当委員会の委員の皆様が御同意いただき、また受け入れ先も同意していただけた場合は他の委員会の皆さんも、随行といいますか、一緒に行っていただく…傍聴していただくことができるようになります。いかがですか。今、1つそのようなテーマをいただきましたけれども。消防の広域について、指令室、指令のところで研修をさせていただくというのが1つ出ました。
では、まだ余裕がございまして、どうしてもということがあれば、24日にまたお出しいただければ取り組んでいけると思います。1つあれば、これで、あと、いきなり現場へ行って見るということではなくて、何を伺うべきかについても御相談してから行くということになると思いますので、よろしくお願いいたします。
恐縮ですが、もう一点ございまして、視察の日程が今期大変迫っておりまして、秋に行くとするとテーマ等について皆様からお出しいただいて、早急に相手方と折衝しないと日限が迫ってきているということがございます。総務は大変守備範囲が広いんですけれども、何か、この場でも、それから、これから期限を決めたいと思いますけれども、またいずれ出していただくでも構わないんですが、総務としてこういうところに行って研修をしたいというテーマあればお出しいただきたいと思いますが。あり過ぎますか。
委員(鈴木道子君)
これは教民も対応できると思うんですけれども、PFI方式で、京都の御池中学だったと思います。大変に成功例として聞いておりますので、そのPFI方式、視察もいいのかなということを、一つ提案させていただきます。
委員長(横山すみ子君)
副委員長、いかがでしょう。
委員(細川慎一君)
私が希望しているのが、借地公園制度、実施をしている自治体。空き家再生等推進事業を行っている自治体。それとですね、軽自動車の救急車を使用している自治体。視察を希望します。(私語あり)あ、自治体の名前。借地公園制度は、今わかっているのが宇都宮市、横浜市、川口市、静岡市、武蔵野市。空き家再生等推進事業が、広島県庄原市、福井県越前町。軽自動車の救急車は、江田島市、姫路市、和歌山県。あとは宮城県ですね。
委員長(横山すみ子君)
まだ、本日突然お問いかけしたので、それぞれお考えがあると思うんですけれども、逆算をしていきますと、6月いっぱいの間にテーマ、もしくは自治体をお寄せいただきまして、それで正・副委員長と事務局で相談をして、あっちとこっちというとだめでございますので、なるべく2つ、近いように組まなければいけませんので、案を出す段階までを準備させていただきたいと思います。皆様には6月中に案をお寄せいただきたいということでお願いをいたします。
それから、ちょっと手帳をお出しくださいませ。もう本当に皆様日程が大込みの御様子でございまして、あいているのがというか、教育民生が先に、11月の4、5、6あたりで行こうかなという話をされておりましたので、こちらが慌てて行くといたしますと、11月の終わりになりますと町長選挙により、前倒しの議会日程が迫ってくると思いますので、あいているとすれば16、17、18あたりか、その前の週、9、10、11、16、17、18あたりで、16、17、18で今のところだめという方がいらっしゃらなければ、あらかじめとってしまいたい。今、2泊3日のことで声をかけております。予算としては10万円程度でございますので、余り遠方を言われますと大変なことになりますが。16、17、18で差し支えのある方はいらっしゃいますか。では、なければそこをもう鉛筆で、総務の視察ということで入れておいていただければ。局長、いかがでしょう。大丈夫ですか。また変更することもあるかもしれませんが、16、17…どうぞ御一緒にお願いいたします。11月の16、17、18、月、火、水で押さえておいていただきたいと思います。それから、推薦する自治体もしくはテーマにつきましては、6月中に事務局のほうにお出しいただければと思います。
本日こちらで用意いたしました議題といいますか、項目はこれだけでございますが、ほかに委員の皆様からあればお出しいただきたいと思います。よろしいですか。それでは、次回の日程は24日、議員懇談会終了後、開かせていただきますので、よろしくお願いいたします。(「人数の関係で視察、私、こちらの総務と一緒に行かていただくことになると思います」の声あり)大歓迎でございます。え、何か…(私語あり)何か微妙でございますが、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、本日の議題はこれで終了をいたしました。長時間ありがとうございました。委員会を閉会いたします。(午後2時21分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成27年8月6日
総務建設常任委員会委員長 横山すみ子
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更新日:2018年02月02日