総務建設常任委員会会議録 平成27年10月15日
開催年月日
平成27年10月15日(木曜日)
開会時間
午前10時00分
閉会時間
午前11時06分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 所管事務調査
「葉山町まちづくり条例」について - その他
出席並びに欠席委員
出席 6名 欠席 0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 横山すみ子 | 出席 |
副委員長 | 細川慎一 | 出席 |
委員 | 鈴木道子 | 出席 |
委員 | 畑中由喜子 | 出席 |
委員 | 石岡実成 | 出席 |
委員 | 伊東圭介 | 出席 |
オブザーバー | 議長近藤昇一 | 出席 |
傍聴者
金崎ひさ議員 飯山直樹議員 山田由美議員 窪田美樹議員
説明のため出席した者の職氏名
なし
会議の書記
議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局局長補佐 永井秀子
会議録署名委員
委員長 横山すみ子
会議の経過
委員長(横山すみ子君)
おはようございます。委員全員おそろいでございますので、総務建設常任委員会を開会いたします。(午前10時00分)
次第にございますように、本日は所管事務調査の葉山町まちづくり条例について話し合いをさせていただきたいと思うんですが、本日は担当職員はお呼びしてございません。まちづくり条例、大変大きな項目でございますので、当委員会としてどのような視点から、どこまでを目指して、何をやっていきたいかということについて、少し相談をさせていただいて、途中修正しながらいくというやり方をしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、まちづくり条例について所管事務調査として追っていきたいという御意見はほぼ皆さんお持ちでしたので、それぞれどのようなことをお考えかについて、率直に出し合いながら、その話された委員への質問もありということで進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
では、どなたか口火を切っていただければ。
委員(畑中由喜子君)
まず、まちづくり条例施行されてから10年だっけ、たちますよね。この間、町が置かれている環境も、それから社会全体の環境も大きく変化してきておりまして、この町、葉山町というこの町をどうしていきたいかという、その行き先の方向によって、やはり対応したものでなければいけないと思うんですけども、第四次葉山町の総合計画も策定され、町長の意向としては町長選が12月にありまして、引き続きになるかどうかはわかりませんけれども、総合計画で示している進路というのは、今ある葉山町のとてもいい環境をそのまま保っていきたいということを総合計画の特別委員会の審査の中でもはっきりと明言されたわけですね。それに照らして、じゃあ今の葉山町のまちづくり条例で町を本当に守っていけるのかという観点がとても大事だと思いますし、それにはとても不足している部分が多いというふうに考えています。ですから、大幅な改善が必要…改善というのは町を守るためにどうしていったらいいかという点が必要なんじゃないかなというふうに思います。そのためにどうしていくかということを議会としても考え、町に提言していく、あるいは改正を求めるということをしていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思っています。
委員長(横山すみ子君)
そうすると、委員会としてになるかどうかわかりませんけれども、議会からの提案まで視野に入れて取り組むということになりますか。
委員(畑中由喜子君)
委員会の審査や何かを通して、町がそれを実行するということを言ってくれれば、それはそれでいいと思うんですけれども、それ、動きが鈍い場合に、あるいはやる気がない場合には、やはり議会からもきちんとした提案をしないと進んでいかないなというふうに思っています。今、本当にあちこちで開発、大きな開発の問題が吹き出ていまして、町民の間ではどうなるんだということの非常に不安が広がっていると思うんですね。それに対しても、できること、できないことって、もちろんあると思いますけれども、それに対するちゃんとした対応も町としてはとれていないような、不満を解消するという、不安とか不満とかにちゃんとお応えするということもできてないというように思えますので、それは非常に問題だなというふうに感じています。
委員長(横山すみ子君)
そうすると、現状認識として15年とか20年ぐらい前には、マンションを中心とする開発がものすごい勢いであって、山でしたよね。再び今度は宅地、宅造ですか。
委員(畑中由喜子君)
確かに今委員長がおっしゃったように、マンションの計画が続出したころというのは、そういう時期がありましたよね。でも、それに対応すべく、町は高さ制限も都市計画でかけましたし、いろいろさまざま工夫はしてきているんですよね。でも、今はマンションの高さとか建物の高さとかではなくて、いわゆる宅造、盛り土の問題とか、それからあとは景観の問題が非常に大きいと思います。ちょっとニュアンス違ってきているので、それへの対応がとても足りていないというふうに思います。前回規則の改正をこういうふうにしたいんだというのの御説明いただきましたけれども、小手先の規則で対応するということではなくて、これは要するに規則でやると議会は関与できない部分ですので、やはり他自治体での例にあるように、きちんと条例に位置づけて議会が関与するという、議会の責任もあると思いますので、条例に位置づけることが必要というふうに思っています。私ばかりしゃべってますけど。
委員長(横山すみ子君)
他の皆さん、いかがでしょう。畑中さんに対する御質問でも構わないと思うんですが。何か具体の提案もしくは疑問等ありましたら、お出しいただければと思います。ペースを早めるかどうかは別として、最低限、月1やるとしても、ここでは何を目的に、ここではというふうに一応のスケジュールを組んで、必要となったら変えていくというぐらいにしないと、ちょっと道に迷いそうな気もしますので、御提案があればぜひぜひ。どうぞ。
委員(畑中由喜子君)
すいません、私ばかりで申しわけないんですけど、この間、規則の変更の説明をいただいたときにも私、質問しましたけども、今、町の中で一番住民の方から疑問が出ている一体開発なのかどうかというね、先行して開発してしまって、後からまた残りのところを開発するという、いわゆる規制逃れというのがすごく目につくんですね。それに関して、問題提起さえなかったんですよ、町からは。規則の対応も入ってもいませんでした。その辺の要するに現状の認識ということが町がどうとらえているかというのがまず基本にね、知りたいですよね。そこを認識してもらわない限り、その部分への改善というのはないと思うんですよ。つまり、町は恐らく規制逃れはないという認識なんだと思うんです。でも、一般的に言えば、規制逃れですし、一坦の土地を幾つかに分けて開発して、大きな開発として取り扱わないで、条例に位置づけられている公園用地を供出しなきゃいけないとかという部分を確実に逃れるわけですから、あとは道路、取付道路の問題とかね、大きな開発になれば当然道幅も広い取付道路がなければいけないわけで、それを逃れることができちゃうわけですよ、小さな開発にして区切れば。その辺の認識というものを町がとらえていないというのがものすごい危機感があります。それを、そういう問題が現実あるんだということを認識しない限り、もちろん当然改善策なんか出てくるわけないんですよね。これは例えば、例えが悪いかもしれませんけども、待機児童の数を数えるのにどうだったかという昔のことを思い出していただくと、待機児童いないっていうようなね、要するに門前払いをしていて、数えない。だからないんだという時代もあったんですよ。やっぱりそういうやり方をしていては行政としてね、それは町、町民の信託に応える、負託に応えるということにはならないと思いますので、やっぱり現状の認識というものをきちんと持ってほしい。それをきちんととらえてやろうとしているのは鎌倉市の例がありますので、皆さんにもそれを見ていただければ、行政によってね、扱いがこんなに違っちゃうんだということ、やっぱり認識するところから始まると思いますので、問題があるかどうかということを、それは追求したいと思います。認識してもらうようにね。
委員長(横山すみ子君)
畑中委員からは、ずっとこの葉山のまちづくりについての対応から条例…要綱、条例、規則、知り尽くしている御発言なんですが、そのまちづくり条例を構成する基礎というか、いろんな条件があるんですけれども、そういうものを一回おさらいしたほうがいいかもしれないなと思うんですけれども。都市計画図なんですが、これはもうとっくに皆さん御存じで、一度おさらいする必要もないということであれば、しなくてもいいかと思うんですけれども。葉山の町にどういう規制がかかっていて、それはどういう意味を持って、他自治体と比べてどうなのか、足りない部分があるのかということも一つですし、あと条例・規則について逐条でちょっと追って議論したことがないんですね。当時はもう猛烈にやりましたけれども、最近ではないなということは思っておりますので、ちょっと何ていうの、基本的な状況認識のところで少し差があるかもしれないので、それを一回埋める作業をしたいという感じは受けるんですけれども、いかがですか。もう必要はないよということであれば、しないでいいですし。
委員(鈴木道子君)
畑中議員の今の御発言、それから委員長がおっしゃった御提案、新しい議員の方もいらっしゃるので、やはりもう一度きちっと認識を同じくするという点において、委員長がおっしゃったようにするのは私はやはり、まずそこから始めるのがいいかというふうに思います。
委員長(横山すみ子君)
そうですね、畑中委員おっしゃった、これ最後まで全部ちゃんと御提案いただいたので、取り組み方と、それからどのくらいの期間でやるかということは、その御提案を含みながらやっていけると思うんですけれども、一番最初の最初のところで、何が皆さんの手元に同じようにあるべきか、頭の中もそうですけれども。というところで、私が思いついたのは都市計画図と、その規制の意味合い、それからまちづくり条例について、もうとっくに御存じとは思うんですけれども、ざっと見ていくのと、余裕があれば逗子とか鎌倉とかとの比較もすると、どこが特徴的によくて、どこが足りないかとか、そっくりよそのを持ってくればうまくいくというわけではないとは思うんですけれども。そこら辺までやるとその先がまた見えてくるかなと思うんですけれども。いかがですか、石岡委員とか細川委員、やりたいことがあれば御提案ください。どうぞ、副委員長。
委員(細川慎一君)
さまざまなことから共通認識、とても大事だなと思っています。委員長がおっしゃったような部分も、ぜひ、同じタイミングで同じ知識を身につけたいと思うので、ぜひやっていただけたらありがたいなと思います。
1点だけちょっと御提案なんですけれども、この条例のことで勉強していくと、必ず最終的に建築指導主事の役割だとかに行き着いてしまうと思うんですね。この建築指導主事という方というか、立場の…立場、役割、あとこれは葉山町だと県土木、横須賀の県土木となるみたいですけれども、その関係だとか、今後のことももし所管調査の中でやらせていただけたらと思います。ぜひやっていただきたいなと僕は思っていますけど、いかがでしょうか。
委員長(横山すみ子君)
いかがですか。許認可権を町は持っていないというところで、県土木にその分はお願いしているというところがあるんですけれども。事前審査として何をしているのか、最後の許認可権はあちらに行ってしまうんですけれども、流れを確認して役割をきちんと見るというところですかね。ちゃんと調べてきてなくて申しわけないんですが、鎌倉は主事を持っているんですか。逗子は。(「市は持っている」の声あり)あ、持っている。持ってないんじゃない。(私語あり)どうぞ御発言ください。
オブザーバー(近藤昇一君)
いや、確認していただいたほうがいいと思うんだけど、逗子はまだ持ってないような気がしたんですよ。鎌倉がね、10年ぐらい前に取ったんですよ。取るの取らないのと、いろいろやったんだけど。市段階は取れることは取れるんですよね。体制を整備すれば。町はなかなかたしか難しかったはずです。
委員長(横山すみ子君)
その部分、確認してきてなくて申しわけないんですが、いつも主事がいればと思うときもあるんですけれども。
委員(伊東圭介君)
全体的なことになると思うんですけども、そうですね、もう少しポイントを絞るべきかなというふうには思います。というのは、今出ました権限の問題も、許認可の権限の問題もありますし、それから都市計画法、それから建築基準法という上位法がある中での話ということもあります。葉山町として何ができるかというところが一番問題で、先ほど畑中議員が言われたように、特定開発事業のところで、面積要件のところといいますかね、いわゆる面積の部分が今、一番問題になっているわけですけれども、でもそれなりの…それなりのというか、きちっとした手続を踏めば上位法に照らしてその事業は完結するわけでございますので、ただまちづくり条例というのは万能じゃなくて、ただ手続を要は複雑にしてというか、一定の面倒くささ、煩雑さをさせる中で事業者に協力を求めていくというような趣旨で私はまちづくり条例は成り立っているというふうに思ってます。それを全て、ちゃんとしっかりクリアすればですね、できてしまうものはできてしまうので、開発がいけないとかいいとかという話とはまた別の問題で、その手続さえ踏めば、その開発ができるというところもありますので、一つ一つ確認をしながらということも必要かと思いますけども、もう少し、今問題になっている部分をどう葉山町として問題解決ができるかというところだというふうに思ってます。ただ、現状の手続でもかなりの時間を要するというところは、事業者側の目で見ればですね、大分複雑な部分もありますし、これ以上、時間的なものも含めてですね、どうなのかなというところは一つ、私はあるなというふうに思っています。ただ、そういう形で一つ一つ今後そういったいわゆる開発逃れというか、特定に至らない部分での開発をしていこうというところがあるんであればですね、やっぱり思わしくはないなというふうな考え方を持っていますので、その辺、もう少しポイントを絞ってやっていくのも一つかなというふうに私は考えています。
委員長(横山すみ子君)
それで、何をやりたいですかという御質問なんですが。今、事務局、問い合わせてくださいまして、逗子・三浦市には建築主事はいないということです。鎌倉がかなりもめた後にやっと置いたというところで、横須賀はあるんですよね。横須賀・鎌倉は持っているけれども、三浦・逗子・葉山はいないので、衣笠で御厄介になっているという状況でございます。今、伊東委員のほからは、ポイントをもうちょっと絞ろうということがございましたが、どうでしょうか。
委員(鈴木道子君)
ポイントを絞るのは当然のことで、その前に、先ほど委員長がおっしゃった、まず共通認識、確認して進むというふうな進め方が必要かと思います。そのポイントというのは、今の開発逃れというお話もありますけれども、これも開発逃れの中に入っていると思うんですが、過去のいろいろな件で急傾斜地等をうまく逃れてしまったということで、大変不便なというか、不便というよりも危険な状況が残したまま業者が手を離れてしまったようなこともございますので、その辺のところもまず葉山の町民として住まわれた方の安全ということに力点を置いた開発ということも私は非常なポイントとして目を向けていかねばというふうに思っています。そのポイントを絞ってというのは次の段階で、まず共通認識、確認ということをやっぱりやっていったほうがいいかと思います。
委員長(横山すみ子君)
その基本的ないろんなこと、一緒に調べるという作業なんですけれども、総務建設常任委員会、正規の委員会でやるか、勉強会形式にするかもあるんですが、正規な委員会で記録を残しつつやる。どちらがよろしいですか。質疑に関しては正規な委員会でも、もう本当にフリーにできますので、その面で差はないです。もう全部知っているという方も中にはいるかなというところもあって、どのような進め方がいいかな。どうぞ。
委員(畑中由喜子君)
厳しい言い方になるかもしれませんけども、本来みんな同じ知識を持って議員として活動していくというのが基本だと思いますので、勉強の部分については正規の委員会でなくてもいいのかなというふうに思います。ただ、そういうチャンスをね、場を設けるということはいいと思うんですよ。必要…個人個人で勉強する、あるいは議会として用意するということでもいいと思いますので、正規の委員会としては、その上での議論ということを記録に残していくというのが重要かなと思いますけども、いかがでしょうか。
委員長(横山すみ子君)
委員の皆様、いかがでしょう。こういうことについて一緒に学んでおきたいということがあれば、項目に従って資料とか職員対応を準備して、勉強会として行うという位置づけがいいのではないかという御提案が今ありました。確かに、そこで議論積み上げて結論出すわけではないので、十分な時間をそこでとって、フリーにやったほうがやりやすいかもしれないですね。それはいかがでしょう。正式な所管調査ですと、日程取るのもなかなか難しくて、1カ月に1回ぐらいになるんですが、その間に挟むということですよね。
委員(畑中由喜子君)
正規の委員会でなければ、総務以外の方も議員が参加できると思いますので、別にそれは構わないと思うんですよね。ですよね。ですから、そういう形でやったほうが、議会全体としての知識を深めるということではいいかなと思います。それは別に新人の方だけが参加するということではなくて、私も参加させていただきたいし、ということでお願いをできればと思いますが、いかがでしょう。
委員(細川慎一君)
そのまま畑中委員の意見に賛成です。そういった場でやらせていただけるのは大変ありがたいことなので、ぜひお願いしたいなと思いますけれども。
委員長(横山すみ子君)
そうしましたら、日程調整も少し楽になりまして、どうしても参加したいと思う方を中心に日程調整をして、この日にやりますのでどうぞという進め方にできますよね。それでは、そういう形で事前勉強会のようなもの、事前審査ではありませんが、総務建設常任委員会のメンバー中心の勉強会を設定してお声がけをするというやり方をとりますが、そこに…そこでこれはやっておきたいというのがあれば、出していただければ。やってからじゃないと問題が、もっともっと出てこないということはあると思うんですけれども。勉強会で。どうぞ、副委員長。
委員(細川慎一君)
最も基本的な部分だと、区域区分とか用途地域とか、そういうところになると思いますけど、規制、地べたに関する規制はもちろん知っておかなきゃいけないと思いますし、まちづくり条例ということであれば、先ほど申し上げた最終的に建築指導主事のもとにちょっと話がいってしまうことなので、その役割だとかも当然知っておかなきゃいけないだろうなと思います。
委員長(横山すみ子君)
そうですね、項目を出しておいて、それで申しわけないけど勉強会に専門の担当職員の方には加わっていただくので、こういうことをやりたいので、申しわけないけど資料を出していただけないかという中で、かなりそろえることはできるとは思います。ただ、逗子や鎌倉のまちづくり条例との対比は、ちょっと後の段階ですね。まず葉山のことを知る、法律、条例、規則の割合というか流れというか、それも認識あったほうがいいですね。
委員(伊東圭介君)
委員長言われるように、そういう流れで結構だと思うんですけど、今、細川委員言われたのは、もう勉強会ということであれば、基本の基本からという話で地べたという話があったと思うんですけど。そうすると風致の関係だとか近郊緑地だとかって、いろんな葉山には規制がかかっているわけで、そこからの話になってしまうと思うんですね。
委員長(横山すみ子君)
これをお渡しして…。
委員(伊東圭介君)
都市計画関連の。そこからもやるのか、そうではない、もう少し絞って、先ほども言っているんですけど、まちづくり条例に特化したところでいくのかって、その辺も含めて考えていただければと思います。
委員長(横山すみ子君)
実は都市計画、これ、図なんですけど、近々またつくり直しになるとは思うんですが、どういう規制がかかっていて、それはどういう意味を持っているというのが後ろにも書いてありまして、欲しい方にはこれを御提供しておいて、ここがわからないとか、他から比べたらどうなんだとか、あると思うんですね。町はもう近隣の中では最高なぐらい、いろんなものをかけているというのは、見るとわかるんですけれども。必要な方にはお配りして、質問では出しても構わないということにすると、時間的にちょっと短縮ができるんですが。どうでしょうか。都市計画図関連というか、規制、現在町がどういう規制をかぶせているのかというのも、本当は基礎知識としてはあったほうがいいですよね。
委員(伊東圭介君)
葉山町の現状、今の地勢を見る限りですね、規制の問題もあるんですけど、基本的に問題になるところというのは、市街化区域の緑地部分が開発の対象になるということで、市街化調整区域とかはもう全く外の話というふうに考えていただいたほうがいいと思うんで。そうすると、そんなにもう大きなところがあるわけではないんですが、ところどころまだ残った良好な緑地、ましてや市街地の中にある緑地の部分の開発ということになると思うんですけど。その辺の認識は全員の方が持っているとは思うんですが、そこから、簡単にはそこから説明していただいたほうが早いのかなとは思いますので、それはそれとして。勉強会ということであれば、もうそういうレベルから始めても全然構わないと私は思ってますけど。
委員長(横山すみ子君)
わかりました。都市計画図は皆さんお持ちというか、見たことあるというか、お持ちでしょうかね。聞いたら、配らなかったということなので、こういう大きなものです。売っているんです。(私語あり)だから公務として必要だとおっしゃっていただけば審議に必要であるということで交渉いたしますというか、もらえますよね。これはやっぱり、しょっちゅう広げて壁に張ってくださいというわけじゃなくて、こういうふうなものがあるということを…資料としてはもらいましょうか。それで、この用語が問題なところがあるので、それを1枚の紙にちょっとまとめていただいたものがあるので、それは、では勉強会の前に皆様にはお届けするということで、議長、委員会以外の人にも範囲広げていいですかね。(私語あり)よろしくお願いします。ということで、あらかじめごらんいただいて、何がというのは、これは事のついでに都市計画法とか読んでいただくといいんですけれども、先ほど伊東委員が言われたように、私も昔、見当違いなことをやったんですが、都市計画法というのは開発を良好に行うための法律で、規制するものではないとさんざん言われてしまって、確かにそのとおりだったんですが。その中でまちづくり条例でどうするかということにはなるんですけれども。それでは資料、あらかじめ配らせていただきます。今御発言をいただいた組み立てでいけたらと思うんですが、内容と日程含めて、副委員長とちょっと協議をして、このようなやり方でいついつ勉強会を、2時間程度でしょうか、企画したいということでお知らせをいたしますので、よろしくお願いいたします。正規の委員会として、所管調査はこれのみではございませんので、きちんと入れていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
では、本日はまちづくり条例について御意見をいただきました。堅苦しい、採決するための議論ではございませんので、委員会で言い忘れちゃったとか、帰ったらこういうことだったということがあれば、御連絡をいただければその取り組みの中に加えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。では、本日は…どうぞ、議長。
オブザーバー(近藤昇一君)
せっかく勉強会だということなので、葉山町の規制状況、例えばこの間、住民運動をバックにしていろんな規制やってきたし、都市計画法上で高度制限やったし、あるいは地下室マンション、これの規制もやったし、それがどういったものなのかを改めて、基礎として葉山町が今こんな規制をやっているんですよ。そこからまたまちづくり条例の問題点が生まれてくるかなとは思うんですけどね。その辺の基礎のところを、もしやるんであれば都市計画課にね、説明してもらって、葉山町もここまでやってるんですって自慢したがるでしょうし、でも問題があるんだといったところでどうかなと思いましたので、ちょっと一言。
委員長(横山すみ子君)
わかりました。議長からアドバイスいただいたんですけれども、一回来ていただいたときに、開発指導要綱からこういうふうにと御説明はいただいたんですけれども、それの歴史でもないですが、経過とピンポイントで町として努力してここまでやっているということについて、どういう名称で何をやっているかというのを、ちょっとつくっていただいて、それに従って御説明をいただくようにいたします。その中で、指導主事がどうなんだとかというのも、もし入れば入れてもらうという形をとりますので、となると、きょうかあす、担当課にはお伝えしに行きますけれども、ちょっと準備期間が必要かと思いますので、1週間、10日はかかるかもしれませんが、お声かけます。よろしくお願いいたします。
では、まちづくり条例については…どうぞ。
委員(畑中由喜子君)
冒頭に私、まちづくり条例、平成17年でしたっけとか、のんきなことを言っちゃったんですけれども、平成14年でしたので、訂正させていただきます。
委員長(横山すみ子君)
もう13年も…。
委員(畑中由喜子君)
13年たってるんですよね。7月でしたから、もうそれを超えてる。そろそろ見直しの…施行は。公布は14年7月ですので。すみません、訂正させていただきます。
委員長(横山すみ子君)
マンション群のものすごい状況の中で、ついにやらざるを得なくてということでございました。それでは都市計画課の協力を得ながら準備を整えてまいりますので、よろしくお願いいたします。
では、その他のところで、これ以外に取り組むべきものというのがありましたら、みずからの首を締めるような発言なんですけれども。何か総務建設常任委員会として取り組むべきこと、御提案がありましたら、まちづくり条例のみでなく、取り組みをしたいと思いますけども、いかがでしょうか。具体にございますか。
委員(細川慎一君)
第3回の定例会でも多くの方が一般質問で扱っていたと思います。海のこと。その利用の方法だとか事故、問題、そういったところももしこの委員会でできればどうかなと思っています。
委員長(横山すみ子君)
現状把握と…どこまでやりましょう。
委員(細川慎一君)
現状把握も共通の認識があったほうがこの問題取り組める上、取り組む上で必ず必要だと思うので、現状把握と、これまでの取り組みですとか、今後どうしていく、どこに問題があるのかというところは、もしこの委員会でやれるならいいかなと思っています。
委員長(横山すみ子君)
他の皆様、いかがですか。
委員(畑中由喜子君)
膨大なことになっていっちゃうんですけど、都市マスが今、パブリックコメント終わったところで、今すぐそれで何ということはないかもしれませんけども、議会から出した意見に対しても、回答というか、町の対応が返ってきているところですので、どこかの時点でやはりこれも経過を見ていかなきゃいけないのかなというふうに思っていますが。
委員長(横山すみ子君)
議長、これはどうしますか。
オブザーバー(近藤昇一君)
都市マスについては、町民に対するパブコメが行われたんですけど、あえて議会として皆さんの意見をそのまま、議会としてまとめるんじゃなくてね、そのまま出して、そのまま回答をもらったんですけれども、議会として出したのであれば、やっぱりその辺は町民の方たちのパブリックコメントと違って、言って一方的に回答をもらっておしまいじゃなくて、それに対する再質問ができたほうが、議会としてやった意義があるのかなと思うんですよね。もしそういうのができる場があればとは思うんですけど。ただ、それが総務だけの問題じゃないしね、全体で出してるんで、ちょっと都市計画とも相談してみますけども。中身を何らか深めていくというんであれば、ここの場だと思うんですけども、総務だと思うんですけど、パブリックコメント、議会と出したやつの対応については議会全体の問題としてちょっと考えてみます。
委員長(横山すみ子君)
それでは、正・副議長でお考えいただいて、こちらでと言われれば、こちらでやるし、全協ですよね、形としては。になるか、御指示いただければと思います。よろしくお願いします。海のことについても、手をつけると膨大なことにはなるんですけれども、まずそれでは現状把握からと、あと条例化するかどうかの議論もものすごくやりましたので、そこら辺までざっとさかのぼったほうがよければ一回さかのぼるという形をとりたいと思います。日程調整の御協力を、ぜひよろしくお願いします。
もう一つ、改選の後だということで、公共施設白書について概略の御説明をいただきました。今、担当課が総合管理計画に向けて中間報告とりまとめの作業に一生懸命だという話なんですけれども、中間報告の案が出てきてからではなくて、途中経過をぜひ聞きたいと思うんですが、今、作業中ということですので、12月ごろに、そんなに長時間でなくてもいいので、現状何をやっていて、どんな問題があるかというあたりを継続して聞きたいなと思うんですが、これは皆様いかがでしょうか。先日の公共施設白書は、できたものについて御説明いただいたという形ですので。ここまで言うと、もう本当に時間があるのかという話にもなると思うんですが。御意見いかがでしょうか。
委員(畑中由喜子君)
ぜひこれも中間報告というか、途中で一度報告をいただいて、目を通したい。議会としては対応すべきではないかなというふうに思ってます。このごろね、とかく、はい、こういうふうにやりますといって、もう決まっちゃいましたみたいな提案がすごく連続していて、とても気がかりなんですね。結局、言ってしまえば中学校給食のことも何か振り出しまでは戻っていませんけれども、議会への対応、それから町民の皆さんへの対応って、新たにね、やらなきゃならなくなってきていて、そういうことのないようにね、していくべきだと思いますので、それは議会のほうからもきちんと要求したほうがいいのかなというふうに思いますので。
委員長(横山すみ子君)
なので、中間報告がまとまったら御報告というふうに言われそうになったので、その前にお願いできないかということで、タイミングとしては年内になるかと思いますけれども、12月の所管調査のとき、もしくは議会中の総務、議案の多さによりますけれども、というところで、どこかに入れたいと思いますので、よろしくお願いいたします。所管調査はもうこれだけで十分背中の荷物がいっぱいになっちゃったと思うんですが。工夫しながら取り組んでいきますので、よろしくお願いいたします。
本日その他のところで皆様から御提案とか御意見がなければ、来月の視察について、基本的にどんなことを質問するかということもちょっと皆さんで想定しながら行ったほうが実りがあると思いますので、もし他になければ、そちらに移ってよろしいですか。それでは、まだ詳細なところはこれからという部分もあるんですけれども、概略について永井さんのほうから言っていただいても…じゃあ、関連の資料を配付させていただきます。
(資料配付)
それではお願いいたします。
議会事務局局長補佐(永井秀子君)
それでは、来月11月16日(月曜日)から18日(水曜日)までの総務建設常任委員会行政視察の案について御説明させていただきます。16日(月曜日)は今治市サイクルツーリズム推進事業についてという内容で、今治市役所のほうへ視察に参ります。内容といたしましては、しまなみ海道を中心としてサイクル推進事業、大きくは国際大会まで開いているというところを現地視察も含めてお話し、約2時間半を予定しております。この日は今治市内のホテルに宿泊をします。翌日17日の火曜日は、今治市内の施設のほうを視察する形をとっております。大きい産業としました今治タオルのタオル美術館、今治市のふるさと美術古墳館、1カ所、四国お遍路に当たります栄福寺と、この日「さいさいきて屋」さんのほうで1時間半の視察研修を予定しております。内容としましては、まちおこし商業振興・地域経済活性化についてということで、研修を行います。その後、今治駅から高松のほうに移動いたします。この日は高松のほうで宿泊をいたします。翌日、ホテルから高松市役所のほうへ移動いたしまして、お手元にも資料を配付させていただいているんですけれども、地域コミュニティーの支援事業、大きくは2つございますので、こちらのほうを研修、1時間予定しております。その後、栗林公園のほうを視察しまして、高松駅に戻り、帰路となります。以上です。
委員長(横山すみ子君)
はい、ありがとうございます。当初皆様の御提案で京都の中学校を中心とする複合施設を申し込んだんですけれども、京都市がすごく議会日程が長くてというか、都合が合いませんで、だめでした。それで、四国の中の移動になりますけれども、高松市が地域コミュニティー協議会という活動を非常に活発にやっていまして、特に予算をつけて事業を、事業展開もしているということで、これが協働と言いつつ費用がかからないという我が町とどこがどう違うのかなというのもありまして、快く県庁所在地で大きなところなんですけれども、お引き受けいただきました。日程がちょっと混み合いますので、高松の場合は9時から研修をさせていただいて、先ほどちょっと休憩中にもお話しした栗林公園、和風の公園ということで見学させていただいて帰路に着くということになります。ちょっと暫時休憩をさせていただきます。
(午前10時45分)
委員長(横山すみ子君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時03分)
先ほど所管調査事項、たくさん御提案をいただきまして、日程を組み合わせながら進めていきたいと思いますが。まず、まちづくり条例についての勉強会に関しましては、10月の27もしくは29で原課と日程調整をさせていただいて、お知らせをしますので、よろしくお願いいたします。それから、総務建設常任委員会の本委員会の開催予定なんですが、11月4日、午前10時から開会の予定でございますので、よろしくお願いいたします。その後は12月の定例会で行うことになると思いますが、ここでどういうことをやっていくかに関しましては、副委員長とちょっと整えまして、あらかじめ皆様にこういう組み立てでやりますというのをお伝えするようにいたしますので、御協力をよろしくお願いいたします。
それでは、本日きょうの委員会で決めておきたいことに関しましては、このような進め方になりました。また総務建設常任委員会の行政視察が11月の16日から18日までとなっておりますが、本日お渡しいたしました資料に基づきまして、視察先での質問等構成をしておいていただければ助かりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
委員の皆様から御発言なければ、これで…どうぞ。
委員(鈴木道子君)
すいません。どっちでもよろしいんですけれども、この越智今治直売所…。
委員長(横山すみ子君)
はい。さいさいきて屋。
委員(鈴木道子君)
さいさいきて屋。集客の手法などをお聞きしたいというふうにお伝えしてあるということですけれども、私はぜひ、何ていうんでしょうか、現状の課題といいますかね、デメリットの部分があったらぜひそこをお伺いしたいと思っておりますので。よろしくお願いいたします。
委員長(横山すみ子君)
では、多分…多分じゃなく、活発な説明と質疑になると思うんですけれども。今、メモはいたしましたが、現場でぜひ御発言をよろしくお願いいたします。ものすごいエネルギーを感じるさいさいきて屋さんですので、テレビで拝見して、くぎづけになりました。本当にサイクルになってますよね。生産から消費までが見事サイクルになっていて、働いている…じゃないな、参加している方たちが本当に生き生きしていらっしゃるので、こんなふうになったらすごいなと思いましたので、現場で、どうぞよろしくお願いします。民間でございますので、視察に3万円のお金をお払いしてございますので、十分に研修していただきたいと思います。
それでは、他になければこれで委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
(午前11時06分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成27年11月30日
総務建設常任委員会委員長 横山すみ子
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更新日:2018年02月02日