総務建設常任委員会会議録 平成26年5月29日
開催年月日
平成26年5月29日(木曜日)
開会時間
午前9時00分
閉会時間
午前9時25分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 付託案件について
(1)陳情第26-4号 消防指令業務の共同化の検討を慎重に行うことを求める陳情 - その他
出席並びに欠席委員
出席 7名 欠席 0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 土佐洋子 | 出席 |
副委員長 | 窪田美樹 | 出席 |
委員 | 長塚かおる | 出席 |
委員 | 待寺真司 | 出席 |
委員 | 守屋亘弘 | 出席 |
委員 | 荒井直彦 | 出席 |
委員 | 横山すみ子 | 出席 |
オブザーバー | 議長金崎ひさ | 出席 |
傍聴者
畑中由喜子議員 近藤昇一議員
一般傍聴者 2名
説明のため出席した者の職氏名
なし
会議の書記
議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局局長補佐 永井秀子
会議録署名委員
委員長 土佐洋子
会議の経過
委員長(土佐洋子君)
まだお1人みえておりませんが、時間になりましたので、ただいまから総務建設常任委員会を開会いたします。(午前9時00分)
お手元に本日の会議次第をお配りさせていただいております。本日の会議は陳情第26-4号消防指令業務の共同化の検討を慎重に行うことを求める陳情のみを扱います。
それでは、付託案件の陳情第26-4号を議題といたします。本陳情につきまして、これまで3月7日、4月30日、5月12日の3日間にわたり審査を行ってきました。また、去る5月26日の議員懇談会において、消防通信指令事務の共同運用についてパブリックコメント実施結果などの報告がございました。これらを踏まえまして、本陳情の取り扱いにつきまして、委員の皆様方から御意見を伺いたいと思います
委員(待寺真司君)
すいません。ちょっとこの陳情の前にですね、事務局のほうに確認したいんですけれども、この消防指令業務の共同化に対する関連する件で、この後、議運があろうかと思うんですけれども、陳情が出てるというようなお話を耳にしているんですが、内容等について、もし簡単に御説明いただければ、これと関連する部分がね、多いのであれば、またそれも取り上げて、恐らくこの総務建設常任委員会に付託されるでしょうから、その辺でまた合同で陳情審査というようなこともあり得るということも思いますので、ちょっとその辺について御説明、事前にいただけると助かりますので。
議会事務局局長(矢嶋秀明君)
第2回定例会に付託する案件として、陳情が3件出ておりまして、そのうちの1件の趣旨は、横須賀市・三浦市・葉山町消防通信指令事務協議会規約案について再交渉を求める陳情でございます。規約案について、葉山町長が主体性を持って横須賀市・三浦市と再交渉することを求めるというものでございます。
2つ目がですね、消防指令業務の共同化の検討とともに、将来、仮に横須賀市・三浦市が広域化するとしても、葉山町は広域化路線には参加しないでい続けることについての附帯決議を決議することを求める陳情でございます。
もう一つ、3つ目でございますが、やはり消防指令共同化のための事務協議会の規約の承認の採決を来春の町議会選挙後に延期することを求める陳情でございます。
以上3件が今回の定例会に上げる陳情となっております。
委員(待寺真司君)
ありがとうございました。非常に関連する陳情がまた3件上がってくるということで、この陳情自体ね、私はこの間の段階では趣旨了承でというお話をさせていただいて、趣旨了承ですと全委員さんの同意がないとできないということで、きょう何らかの形でとは思っていたんですけれども、今、局長からあったように、この3件、共同指令に関すること、これを慎重に審査をしてほしいという陳情でありますので、そこがまた出てきたということは、そこの部分も慎重に審査を進めるという点では、私はきょうの段階ではこの陳情についてはまた継続をして、そして残りまた3本、恐らく総務建設にこの後、議運で付託されるでしょうから、そこの中で一緒に合同でまたこの部分も後日またほかの部分と含めて結論を出していくのがいいのかなというふうに個人的には思っております。
委員(守屋亘弘君)
とにかく、陳情第26-4号ね、先に結論を出すべきだと思いますよ。どんどんどんどん陳情が出てきたら、自動的に継続だと。例えば議案が出てきて、議案がね、はっきりしちゃったら、みなし不採択ということになるでしょう。違いますか。(「みなし不採択なんですか」の声あり)不採択になりますよ。(「みなし採択」の声あり)不採択。だって、議運がね、議案が…ごめんなさい。議案が通ってしまえば、もうこれは終わったということになるでしょう。こういう慎重に行うことを求める陳情自体が。どうして別個、陳情が出てきたからね、継続だという論理自体は、私はおかしいと思う。この陳情自体をね、どう考えるかですよ。それ以外に、じゃあ常にそういうこととはならないでしょう。
委員(待寺真司君)
それはケース・バイ・ケースだと私は思いますので、今回のこの陳情自体は慎重かつ十分な調査検討、議論を尽くした上で判断されることを求めます。これは、ここの部分はね、これはやっぱり議会としては、これまでもね、どの議案に対したって、慎重にね、かつやっぱりみんなで意見を言い合いながら審議してますから、至極求められていることはよくわかります。だから、だからこそ、新たな陳情、今回それに関連する部分、非常に密接に関連してるんだから、そこの部分も慎重に審査するということは、この陳情の意を十分に酌んでますし、守屋委員が心配されている、この例えば規約案が通ったら、みなし不採択になる。僕は逆で、みなし採択になるものだというふうに認識してますけど、事務局、その辺は見解いかがでしょうか。
委員(守屋亘弘君)
いや、この本日の陳情第26-4号については、冒頭に書いてあるでしょう。平成26年1月9日、町が議会に云々と、ね。いわゆるこの中では、説明は不明な点も多く云々と。だから慎重に行うと、お願いしたいということでしょう。それについて議長はね、4月8日の議員懇談会で次のように言ってますよ。そういう意味で1月の9日に議会に説明をしましたということは、資料不足であるので、町民の方に町長の口からそのようなことがおっしゃられたとしたら、議会として大変不満でございます。ねえ。それから引き続いてだ。まあ、町長のよくわからないような説明あったけど、1月9日の議会懇談会は、議員の皆様の御意見がありましたし、私も申し上げましたけれども、資料不足、説明不足だということははっきりと申し上げております。これを受けて陳情が出てきた。そういう経緯ですから、その後はね、どんどんどんどん、今申し上げた4月8日の議員懇談会、あるいは総務建設常任委員会における所管事項調査でも出てきましたけど、原点は1月9日にあるんですよ。だからそれをもってね、判断すべきだと思いますよ。後から陳情が出てきたから、それを含めてというのは、私には全く理解できない。
委員長(土佐洋子君)
他の委員の方。(「さっきのみなし不採択、採択。仮にの想定で」の声あり)(「いや、だから休憩で言うのかね、委員長が指名されてないのにさ、発言してどうするの。議事進行ちゃんとやってよ」の声あり)失礼いたしました。
委員(待寺真司君)
先ほど私が質問した後、すぐにあっちへ行ってしまったので、返事が聞けなかったので。みなし採択になるという認識をしているんですけども、その辺はいかがでしょう。仮にので恐縮なんですけれども。例えば規約案で通ったと仮定して、その場合、継続していた場合、この陳情の扱いについてはどのようになるのか、ちょっと教えていただければと思います。
議会事務局局長(矢嶋秀明君)
すいません。ちょっと私も参考書等をですね、見させて勉強させてもらっているところでございますが、それぞれちょっとケース・バイ・ケースによりまして、その陳情の願意等によって判断が微妙に変わる場合もあるようでございますが、一応本会議や委員会で議決した案件と同一内容の請願は、やはりみなし採択、みなし不採択とすることは可能でございます。ただ、それぞれ願意によって、ちょっと取り扱いが微妙に異なる場合があるようでございますので、ちょっとその辺はそれぞれ慎重に見ないとわからないところでございます。すいません。
委員長(土佐洋子君)
他の委員の方で御意見ある方。
委員(窪田美樹君)
似たようなというんですか、消防に関するこの後陳情が出る…陳情か何か出るって、それが総務委員会に付託されるであろうということがお話にも出てますが、今回のこの陳情が第26-4号に対しての議会としての総意、委員会としてのしっかりした判断は、ここで出すべきで、継続したいということなら、それこそ委員会の総意でなくてはいけないというところで、待寺委員の言われている、その次に3本出るんだからという理由には、私は納得することができないというところが私の意見です。この陳情に関して、26の陳情の意見は、慎重に行うことを求めるというところはこの方の願意であるので、ここの1、2、3、4、5、6という理由の中で、この前の委員会の中の議、町部局の人と消防の方とのお話の中では、ここでの質問、不明点でのお答えはいただいているので、これに対しての意見はしっかりとここで出せるものと思っていますので、ここは継続ではなくて、採択、採決をとるべきと思います。
委員長(土佐洋子君)
他の委員の方。
委員(待寺真司君)
要は、ここのね、陳情の趣旨にね、拙速に協議会に参加する可否を議決するのではなくって書いてあるんですよね。でも、今度議案として出てくるわけですよ。この「拙速に」というのはね、どの程度のことをこの陳情者が想定しているのか。これまでも全員、議員懇談会や総務建設常任委員会の陳情審査や所管事務調査で、かなり多くの時間を使ってきたと思っているんです。では、陳情者はどこまで議会が議論すれば納得するのか、その辺がわからないので、仮にこれを採択したら、議決するのではなくというところをとられてしまったら、今度の出てきた議案に対して議決を僕はとれないんじゃないかという心配があるから、この陳情の慎重に調査するというところの趣旨は了承すると。ただ、この可否を議決するのではなくという言葉にはちょっと抵抗があるから、その点で継続をしてね、それで可否がその場合に出た場合、これは当然その部分でみなし採択になるものだというふうに認識をしているので、私は趣旨了承が通らないなら継続だという意見で、それは変わりありません。
委員(長塚かおる君)
私も、この陳情が今、書き方にすごく疑問を持っているんですけれども、拙速に参画する可否を議決するという今、待寺委員がおっしゃったようなところを、ここの部分とそれから慎重かつ十分な調査、検討、議論を尽くすという部分の、このどちらをとるかというか、何かどちらも…どっち…慎重かつ十分な調査等は今、1月から繰り返しやってきていると私は思っていますが、今この参画するということを可否を議決するのではないという言い方に対しては、やっぱり疑問を持っているので、ここの部分と、あと陳情の理由、説明での不明点というこの1から6までの挙げられてる部分、この、これをなぜこれを、ここを明確に、不明点、ここのことも話し合いはしてきましたが、ここが必要かどうかという部分も、ちょっと疑問に思う部分が、消防のこの指令業務共同化に参加するために、これがここがわからなければ参加できないかどうかというのを、私もそこはちょっと疑問というか、そこが不思議でしょうがないという部分があります。
今この陳情、慎重検討してくださいと判断されることを求めますというこの陳情を出しているにもかかわらず、同じ方がこういったまた陳情を出してくるということは、どちらかというと議会を全然信用してないという意味で、またこういうのを出してきたのかなという思いがあるんですけれども。なので、そういうところも含めて、やはり全部まとめて継続で、趣旨了承でこれをおさめられないならば、26-4号を趣旨了承でおさめられないならば、やはり継続でこれを全部一緒に審査していきたいと思います。
委員(守屋亘弘君)
陳情は何回出そうと陳情者の自由ですから、それを否定するような発言はね、おかしいと思うんですけど。
委員長(土佐洋子君)
他の委員の方、御意見あれば。
委員(横山すみ子君)
途中から連絡できず、遅参いたしまして、大変申しわけありませんでした。今、皆さんからも意見が出ているんですけれども、消防指令業務の共同化の検討を慎重に行うことを求める陳情の「慎重に行う」だけであれば異論がないですけれども、この陳情の趣旨という、願意のところの3行が、可決する…「可否を議決するのではなく」と言われると、その慎重の度合いがどの程度かということが意見一致しないままであれば、幾らやっても慎重に審議していないという評価をされてしまう危険性が大変に大きいと思います。また陳情が幾つか出されておりますし、この問題について、ずっと町民の皆様から出るという可能性はあると思いますけれども、同じ方たちからということであれば、一括扱うほうがいいのかなというふうに感じますので、趣旨の「慎重に行うこと」だけであれば趣旨了承でいいと思いますけれども、この3行の願意を含むとなると、先ほどお2人の委員の方から、趣旨了承でなければ継続して慎重に、一括審議したいという御意見ありましたけれども、それに賛成をさせていただきます。
委員(荒井直彦君)
私も、今回、趣旨了承ができなくなれば、継続で構わないと思います。というのが、やっぱり同じ方から同じような内容で出ているので、一括でやったほうがいいと思います。
委員長(土佐洋子君)
4人の方から、趣旨了承というお話がありましたけれども、2人の方から結果を出したいということなんですけれども、趣旨了承は全会一致ですので。
暫時休憩いたします。(午前9時18分)
委員長(土佐洋子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前9時23分)
委員(守屋亘弘君)
だから、さっきから申し上げている、以前から申し上げているとおり、私は採択という結論で、本日もそのように考えております。
委員長(土佐洋子君)
ほかの委員の方。
委員(窪田美樹君)
私も採決をとっていただきたいと思います。
委員長(土佐洋子君)
採決という御意見もございますが。
委員(長塚かおる君)
継続の動議、出させていただきます。(「賛成」の声あり)
委員長(土佐洋子君)
ただいま長塚議員から継続の動議がございましたので、この動議について採決を行います。継続審査の動議に賛成の方、挙手をお願いいたします。
(挙手多数)
挙手多数でございます。よって、継続審査の動議は可決されました。
これで本日の審査は、この陳情のみとなりますので。報告は特にございませんので、これで、その他は特にないですね。この陳情のみを扱うこととした委員会ですので。それではこれで…(私語あり)
議会事務局局長(矢嶋秀明君)
すいません。視察につきましては、先日お配りしました予定のとおり、今、進めております。例の最後、自費で乗っていただくグランクラスにつきましても、予約がとれたそうでございます。また、詳細につきましては改めてペーパーにまとめて御報告したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
委員長(土佐洋子君)
それでは、これで委員会を閉会いたします。(午前9時25分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成27年1月21日
総務建設常任委員会委員長 土佐洋子
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更新日:2018年02月02日