総務建設常任委員会会議録 平成26年4月30日
開催年月日
平成26年4月30日(水曜日)
開会時間
午後2時00分
閉会時間
午後3時51分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 付託案件
(1)陳情第25-20号 「葉山町勧奨退職に関する要綱」及び「葉山町勧奨退職に関する要綱の運用に関する内規」に基づいて、当該の手続きが公正・適正に行われるよう、議会に調査と指導を求める陳情
(2)陳情第26-4号 消防指令業務の共同化の検討を慎重に行うことを求める陳情 - 所管事務調査
(1)例規集に掲載されていない要綱について
(2)消防指令業務の共同化について - その他
出席並びに欠席委員
出席 7名 欠席 0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 土佐洋子 | 出席 |
副委員長 | 窪田美樹 | 出席 |
委員 | 長塚かおる | 出席 |
委員 | 待寺真司 | 出席 |
委員 | 守屋亘弘 | 出席 |
委員 | 荒井直彦 | 出席 |
委員 | 横山すみ子 | 出席 |
オブザーバー | 議長金崎ひさ | 出席 |
傍聴者
田中孝男議員 中村文彦議員 近藤昇一議員
説明のため出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
消防長 | 高梨勝 |
消防次長 | 小峰守 |
消防署長 | 穂積隆喜 |
消防総務課課長 | 尾崎一平 |
会議の書記
議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局局長補佐 永井秀子
会議録署名委員
委員長 土佐洋子
会議の経過
委員長(土佐洋子君)
少し早いですけれど、委員の皆様お集まりですので、総務建設常任委員会を開きたいと思います。(午後2時00分)
本日の会議の進め方ですが、通常でしたら次第の順番のとおり進めるところです。本日の付託案件(1)の陳情第25-20号と、所管事務調査(1)の例規集に掲載されていない要綱については、所管が総務部総務課でございます。また、付託案件(2)の陳情第26-4号と、所管事務調査(2)の消防指令業務の共同化については、所管が消防本部となっておりますので、次第の順番を変えてそれぞれの所管ごとに効率よく審査を進めさせていただきたいので、よろしくお願いいたします。(「了解」の声あり)はい、ありがとうございます。
それでは付託、付議案件1、付託案件について(1)陳情第25-20号「葉山町勧奨退職に関する要綱」及び「葉山町勧奨退職に関する要綱の運用に関する内規」に基づいて、当該の手続きが公正・適正に行われるよう、議会に調査と指導を求める陳情につきまして、これは前回の委員会の審査におきまして参考人招致をすることに決定いたしておりますが、事務局から小山正彦氏に出席要求をしたところ、既に終わっている件なので出席要請には応じられないとの回答があったことを御報告いたします。
この葉山町勧奨退職に関する要綱の休止について、これはこの4月1日から、葉山町勧奨退職に関する要綱の一時運用を休止をしているとのことです。この件につきまして担当職員、担当課職員から説明を受けることを皆様にお諮りしたいと思いますけれども、これはいかがいたしますか。
委員(守屋亘弘君)
必要ないと思います。
委員長(土佐洋子君)
必要ない、はい。ほかの委員の方よろしいですか。はい。ではこの陳情審査の取り扱いについて、委員の皆様から御意見いただきたいと思います。
委員(守屋亘弘君)
結論から申し上げるとね、私は不採択。理由は、既に顧問弁護士からお話を承ってますし、その中で違和感があるというような発言を受けとめて、私の解釈では、それぞれ皆さん解釈は異なるかもしれませんけれども、違法の、違法である、あるいは違法の疑いがあるんじゃないかと、そのように受けとめましたので、そういう点を踏まえれば、先ほども申し上げた結論になろうかと思います。
委員長(土佐洋子君)
守屋委員からは、採決をして不採択という御意見がありました。ほかの委員の方いかがでしょうか。
委員(待寺真司君)
4月1日から一時運用を休止ということで、今後それがどうなるのかということもあろうかと思います。それで、先ほど職員のところで呼ばないという形になりましたけれども、その休止して、あるいは変えるのか、あるいは変更を加えるのか、完全に廃止してしまうのか、その辺のちょっと将来展望というかですね、その辺がちょっと確認とれなかったなというのが、ちょっと今、1点残ってしまったんですけれども。私自身はこの陳情については、これも皆さんの意見が一致すればと思うんですけれども、きょう結論を出すというよりも、例えばその状況を所管事務調査として残して、この陳情自体は審査終了という形でいいのではないかなというふうに思っております。これは全員で一致しないと難しいので、守屋委員は今、不採択ということでしたから難しいのかなと思いますが、今後の動向をちょっと知りたいという部分を含めれば、所管事務調査には残していただいて、で、この陳情自体は既に終わったこと、また当該関係者が終わったことだということであれば、この陳情自体はもう審査終了でいいのではないかというふうに思います。
委員(守屋亘弘君)
この陳情者は当該人じゃないですよね。だからその辺をね、ちゃんとわきまえないと、実際の、まあ、言い方いいかどうかわかりませんけども、利害関係人ではない方から出てきたものですよね。で、実際の方はお呼びしたかったんだけど、もう既に終わったことだと。で、実際の当該事者は陳情を取り下げてますよね。だから、それはごっちゃにしないほうがいいと思いますけど。
委員長(土佐洋子君)
守屋委員が言われるように、この陳情を出されてる方と、当該人、元消防長とは違う方ですよね。
委員(待寺真司君)
それは理解してるんですけども、ここの陳情の項目と趣旨がですね、指導をいただくというような形になっております。指導ということが、この議会の、この委員会の中でのやり取りが指導に当たるのかどうかというのはちょっとわからないんですけれども、参考人の弁護士の見解も聞いたりとか、さまざまな職員から今回の手続についての調査は、私は議会として役割を終えてると思いますので、そういった意味での審査終了というかですね、そういうのでもいいので、十分に陳情者に対しては議会で丁寧に審査したということはわかっておられると思いますから、そういった意味では採択・不採択じゃなくて、審査終了で、そうった形でやることも私は間違いではないと思ってますので、提案をさせていただいた次第です。
委員長(土佐洋子君)
他の委員の方は御意見いかがでしょうか。
委員(横山すみ子君)
陳情のタイトルからいくと、不採択とすると調査までするなという議会意思のような結果になってしまいますので、十分今まで特別に弁護士まで来ていただいてお時間をいただいたということもありますし、総務課職員何回か来ていただきました。そこまで、議会としてできる調査はしたという意味では、不採択はちょっと当たらないかなと思うんですが、審査に関してはもう一歩したかったことを、御本人からはもうよろしいですという御返事だったわけで、ここで終わりなのかなという印象でございます。なので扱い、具体的な扱いとしては、当委員会で合意できれば、本日で審査は終わるというのが一番妥当かなと思っております。
委員(長塚かおる君)
この当該の手続が公正・適正に行われるように議会に調査と指導を求める陳情ということで、この元…前消防長に対しての勧奨退職の申請書に対しての経過というものは、これは御本人のほうももうやめられているということなので、これに関しても審査をするというものはもうないと思うので、この適正、これから公正・適正に行うように御指導いただきたくという、そういう、これ今後のことも含まれてはいますが、この陳情に関してのことに関しては、採択・不採択というよりも、御本人が下げているということもあって、それで審査をできないという見解でいいと、審査終了という形でいいと思います、はい。
委員(荒井直彦君)
私もですね、審査終了で、結論から言いますとその判断でいいと思います。もちろん守屋さんの意見も尊重したいんですけど、今回はもう審査終了のほうがよりいい判断じゃないかなと思います。
委員(窪田美樹君)
ここの、この陳情25-20号に関して、審査終了と、今までやってきた、ずっと継続してやってきました。そこでの出てきた答えが審査終了というのではなく、きちんとした結果を残すべきであると思います。ここの、決して本人が取り下げたというのは、陳情者の、この20号の陳情者ではないというところを見れば、答えをきちんと出すべきであると思います。ですので、採択…あ、採決をとるべきと思います。
委員長(土佐洋子君)
委員の皆様の御意見をいただきましたけども、審査を終了するには全会一致ということを見ないといけないんですけれども。
委員(守屋亘弘君)
先ほどこの陳情でね、議会に調査と指導を求める陳情となってますけども、指導をするまでもなく、先ほど委員長がお話しになりましたとおり、我々の知らないところでね、この要綱も内規も決められてたわけですよ、森英二前町長時代に。で、行政サイドは休止という表現をしてますけれども、指導をするって言ったって我々は何を指導するのかね。行政サイドが態度を決めたんだから、そういう方向でね、ぜひ取り組んでもらいたいと。だから行政サイド…まあ私が聞いてる範囲は非公式だけども、要するに休止という意味は、まだ、いわゆる職員組合と最終的な話がついてないから休止なんだと。話し合いがつけば廃止という考えだと思うんですよ。さっきね。だから、指導とは何を指すのかね、議会が指導するというのは。
委員長(土佐洋子君)
それについては、陳情者が何を意図するのかということはわかりませんけども、どうしましょう。ちょっと休憩したいと思います。(午後2時12分)
委員長(土佐洋子君)
それでは委員会を再開いたします。(午後2時14分)
この陳情第25-20号について、採決をいたしたいと思います。はい、その前に御意見がある方。
委員(待寺真司君)
採決するに当たっても、どこが賛成でどこが反対かをやっぱり言わないと、委員長報告つくれませんので、その辺をちょっと丁寧にやってから採決に入ってください。
委員長(土佐洋子君)
はい。まず陳情第25-20号について、採決の前に御意見をいただきたいと思います。
委員(守屋亘弘君)
私は先ほど申し上げた以上の説明は必要ないと思いますので、さっきの結論です。
委員(待寺真司君)
私はこの陳情、幾度かにわたってかなり、職員からもそうですし、参考人で顧問弁護士の先生も呼んで調査は十分に行ったという認識をしております。そういった意味では採択を支持したいんですけれども、ただ、こちらの陳情趣旨の中で、確かにこの勧奨退職とこの要綱の運用に関する内規についての問題点ととらえておりますけれども、ただ、町が、自身が定めた要綱・内規を法令遵守の立場から公正・適正に運用されなければならないというのは、それはそのとおりのことなので、それを指導をするというか当たり前のことなので、指導には当たらないかもしれないけれども、この陳情自体はごくごく当たり前のことを書いてあるというふうな認識をしておりますので、私は採決するんだったら採択の立場をとらさせていただきます。
委員長(土佐洋子君)
ほかの委員の皆様、いかがですか。
委員(横山すみ子君)
今の待寺委員の御意見とほぼ同じなんですけれども、今、冒頭に委員長から、この要綱、手続等が休止状態にあるというお話でございましたけれども、この陳情を出された時点では町が定めた要綱、内規に従って行われるべき手続が、あれで本当にされたのかなという疑問を持たれたんだと思います。それで、総務委員会で何回か総務課職員に来ていただいて調査しておりますし、それから議長のお計らいで顧問弁護士からもお話を伺うことができましたので、陳情趣旨に従って調査はしておりますし、この文言を読む限り、存在する法律、要綱、内規すべて遵守すべきものでございますので、その時点でこのような陳情が出たのは、内容としてはごく当たり前のことかなと思いますので、採択の立場をとらせていただきます。
委員(守屋亘弘君)
ちょっと質問ですけれども、例えばね、違法であるというものであったとしたら、それをも町が決めたんだから、これ、この要綱なり内規も認めるということになると私は考えるんですけど、そう考えてよろしいんですか。
委員長(土佐洋子君)
事務局、わかりますか。どなたに質問されてますか。
委員(守屋亘弘君)
だからさっき申し上げたとおり、顧問弁護士のお話も承った上で私は判断してるんだから、これ以上、例えばね、前にもお話ししたとおり給与条例主義という立場でね、あれば、かつて住民監査請求ではっきり給与条例主義だという見解も出てますから、いわゆる退職金も給与のうちという最高裁判断ですか、も、あるんですよ。だからこういう内規等々でね、条例じゃないもので決めているものは、私は少なくとも違法の疑いがあるんじゃないかと。ということです。
委員長(土佐洋子君)
という守屋委員の御意見ですよね、はい。
委員(待寺真司君)
弁護士のときの見解で明らかに答えているのは、給料条例に抵触していないかという問いに対して、していないと、一部事務組合の条例に基づいて退職金は支払われているから、条例に基づいているんだという返答を受けてますので、ですから今、守屋委員のおっしゃったのはちょっと弁護士の見解と違うんじゃないかなというふうに思ったんですけれども。要綱・内規であっても、やはり町がみずから定めたものを守らないということをよしとするような社会だったら、これは問題あるので、そこの点をやはり言われてるというふうな解釈を、まあ拡大解釈になるかもしれません。これは勧奨退職とそれの要綱に対しての陳情というふうな、断片的なとらえ方をすればそうですけど、私は拡大解釈をして、全体としてそういうふうにしてくださいよというふうにとらえてますから、採択という意見は変わりませんけれども、先ほどの守屋委員の意見に対しては、ごめんなさい、反論するようで恐縮なんですが、弁護士の判断は先ほど言ったとおりだというふうに思っておりますので、その程度です。
委員(守屋亘弘君)
いや、だから、いいですか。代表監査委員も弁護士ですよね、当然。だから弁護士同士でも見解は分かれることはあるんだけど、まあ言い方、自分勝手だけど、私はいいとこ取りしてね、解釈して、待寺さんも監査委員だから、あのとき全部連名で出してるでしょ。はっきり、当然監査委員ね。だからそれを守ってればこういうね、内規なんかあり得ないと言ってるの。そりゃそうですよ、お手盛りの内規ですから。給与条例主義に反してるんじゃないかって言ってるの。(私語あり)
委員長(土佐洋子君)
この扱いについて、扱いについてではなくて、この陳情についての御意見はほかによろしければ、よろしいですか、特に御意見は。
そうしましたら、委員の方の御意見をいただきましたので、採決に入りたいと思います。この陳情第25-20号について、賛成の方の挙手をお願いいたします。
(挙手多数)
挙手多数により、採択いたします。
続きまして、飛びまして2の所管事務調査(1)例規集に掲載されていない要綱について。これは前回の委員会で、審査時間の関係で取り上げておりません。前回の委員会で提出された参考資料、各課等で所管する要綱等の一覧の説明を求めるかどうかを決定させていただきたいと思います。委員の皆様いかがでしょうか。前回に皆様にお配りした要綱等の一覧がございましたけれども、それについて職員から説明を受けますか。職員の方に…(私語あり)前回職員から説明を受けていませんので、職員には待機…(私語あり)はい。ちょっと順番イレギュラーなんですけれども、どうされますか。
委員(守屋亘弘君)
私の要求というか要望は極めて単純で、例規集に入ってないものがたくさんあると。だから、一般質問でもしましたけれども、例規集自体を作成してほしいと。その際に町長の答弁は、お金もかかるしできないよという単純な話なんで、職員にお話聞いてもね、同じ答えしか返ってこない。情報公開を進めるというような、かつての議員時代の町長の話と随分違うなと、まことに残念だと。それだけ感想としてつけ加えるから、職員を呼ぶ必要はありません。と私は考えます。
委員長(土佐洋子君)
必要ないんですね。ほかの委員の方もよろしいんですか。はい。では職員を呼ばないということになりました。
では次に、また陳情に戻りますけれども、陳情第26-4号消防指令業務の共同化の検討を慎重に行うことを求める陳情について、これは前回に引き続き審査をお願いしたいんですけれども、前回の審査では担当課から陳情説明のほか、共同化に関する詳細な説明がございました。このため、4月8日(火曜日)に議員懇談会を開催し、全議員に対して同様の説明が行われました。本日の審査は質疑から行うために、職員を待機させております。そのため、職員を入室をしてもらいたいと思うんですけども、はい。
では職員入室のため暫時…(発言を求める声あり)あ、はい、その前に。
委員(待寺真司君)
これ陳情26-4号と、(2)の所管事務調査は同内容ですよね、ほぼ。だから先にそれで、新たなことがあれば説明を受けて、それで質疑でいいんじゃないかなと。一緒に混ぜたらどうなのかなと思うんですけど、どうですかね。分けたほうがいいでしょうか。
委員長(土佐洋子君)
どうでしょうか、委員の方にも。
委員(守屋亘弘君)
今までね、議員懇談会で2回ありましたよね。それからもう一度やるという話ですよね。それと総務建設で所管事項調査でやると。重複して無駄じゃないか。ただ、陳情審査はね、付託を受けてますから、第26-4号についてね、審議したほうがいいんじゃないか、単独にね。
委員長(土佐洋子君)
この所管事務調査につきましては、前回でしたか、横山委員から、ぜひこの委員会で所管事務調査として追っていきたいということでしたので、所管事務調査といたしました。
委員(守屋亘弘君)
ただ議長はね、議員懇談会で1月9日、最初やりましたよね。それで2度目も議員懇談会ということで、議長のお話で議員懇談会でやるということであったと私は理解してるんですけれども。
オブザーバー(金崎ひさ君)
前回のこちらの委員会の中で、大変、委員の皆様に対する御説明が、その前に1月の9日に行われた議員懇談会の説明よりもかなり密でしたので、それは全員に御説明をしていただきたいということで、私は全員協議会で行いますということを言ったと思うんです。それで町側と調整した結果、議員懇談会で行いたいということで、議員懇談会、町長主催になりました。それでこの前の委員会の中で、その説明を新たにしていただきました。そして共通認識を持ったというふうに思います。この委員会では所管事務調査として、その共同化についてはずっと追っていきたいということで所管事務調査に上がってるわけですから、議員懇談会と同じことを聞くの…まあ聞いてもいいですけど、聞くのではなくて、共同化に対する将来展望も何も全部含めて、共同化についての所管事務というのは別に構わないことではないかなと、私の見解ではそう思っておりますので、議員懇談会及び全協でやるからこの所管事務はいらないだろうというのは、それは委員の皆様の御判断で、一度所管事務に上げたんだけども、じゃあ取り下げようというふうになればなったで、私は全然それには口を出すつもりはございません。
委員長(土佐洋子君)
よろしいでしょうか。それでは待寺委員から、この所管事務調査にもあることなので職員を呼んで、説明を受けて、それでその陳情のほうも絡めて質疑を行うという…はい。
委員(待寺真司君)
きょうその所管事務調査で我々がやるということに当たって、今までこれまで議員懇談会も含めて、この委員会でもいろいろ説明あったと思うんですけれども、それ以外にね、新たな何か動き、例えばこう、規約がどうなったとか、パブコメのこれがどうなったとか、何かそういう変更があるんだったら、それを説明を受けて質疑したほうがいいんじゃないかなという意味での合同でいいんじゃないかなという。ただ、守屋委員がおっしゃられたんですけれども、その陳情を継続するに当たって、やはり慎重に検討を行うということの内容だというふうに思いますので、それを今現在やっている状況ですから、それを続けることで陳情としてはいろいろまた今後のやり取りの中で出てこようかと思うので、それをどう判断するかは最後でいいのかなというふうに思いますので、先にまず説明を受けて。
委員長(土佐洋子君)
はい、わかりました。そのように進めさせていただいてよろしいでしょうか。はい。
では職員に入室していただくため、暫時休憩いたします。(午後2時32分)
委員長(土佐洋子君)
それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時34分)
職員に入室していただきましたので、消防長より職員の紹介をお願いいたします。
消防長(高梨勝君)
消防長の高梨です。それでは出席職員の紹介をさせていただきます。消防次長の小峰でございます。消防署長の穂積でございます。消防総務課長の尾崎でございます。よろしくお願いいたします。
委員長(土佐洋子君)
ただいま委員より、新しい何かがあったらまずそこを説明していただいて、それで陳情とあわせて質問をしたいということなんですけども、ただいまこの規約が出てきましたけれども、こちらは御説明をまずされますか。
消防総務課課長(尾崎一平君)
それでは先にですね、お手元にお配りいたしました「5横須賀市・三浦市・葉山町消防通信指令事務協議会規約(案)逐条解説」という、この資料に基づきまして御説明させていただきます。
この規約案につきましては、現在消防通信指令事務共同処理推進委員会におきまして、各市町の法制担当を含めて検討を行っておりまして、5月中旬には規約案を確定させ、6月の議会に上程させていただくものでございます。現在運用しております横須賀市・三浦市の規約に葉山町が加わるもので、変更箇所にはアンダーラインを付記させていただいております。
それでは各条ごとに御説明させていただきます。1枚おめくりいただき、1ページをお開きください。第1条は協議会の目的、第2条は名称、第3条は協議会を設ける市町について規定しております。
続きまして2ページをお開きください。第4条では協議会が管理・執行する事務について、具体的に示したものでございます。その事務としましては、災害通報の受信、出場指令、通信統制、情報伝達等の事務に限り、共同して管理・執行する事務であると明確にしております。
続きまして、第5条の事務を管理・執行する場所につきましては、消防指令センターがある横須賀市消防局内としております。
第6条の協議会の組織ですが、会長、副会長のほか、委員を10名以内としており、その委員は各市町3名となっております。
次に3ページをごらんください。第7条では会長、副会長についての規定で、今回葉山町消防長が副会長として加わるものでございます。
第8条は委員の選任方法で、協議して定めた職というのが第6条の逐条解説に記載した3名となっており、参考資料としてですね、最後につけさせていただきました参考資料、資料3のとおりとなっております。
第9条、会長の職務代理については、第9条は会長の職務代理について規定したものでございます。
次に4ページをお開きください。第10条についての職員は、これは通信指令員であり、1日1名で3名の派遣をすることで現在協議しております。この協議会委員につきましては、別添でつけさせていただきました資料3、その中の2のとおりでございます。
第11条は、事務処理のための組織について規定したものでございます。
次に5ページをごらんください。第12条会議、第13条会議の招集、第14条会議の運営は、協議会の会議に係る一般的な規定でございます。
次に第15条でございますが、事務の管理・執行でございます。ここでは、共同で業務を行う上で運用に統一性を持たせる必要性があり、規定されております。ここで規定されてる事務は災害通報等の統計資料の公表や、災害情報の関係機関への事務連絡がありまして、規定類としましては消防通信事務処理要綱、通信用語の基準、具体運用・記録に用いる略語・略号でございます。
次に6ページをお開きください。第16条は経費の支弁方法の規定で、内容につきましては4月8日議員懇談会でお示しさせていただきましたが、参考資料2のほうで規定をつけております。このような形で規定とすることといたしております。
次に7ページ、ごらんください。第17条は財産の取得、管理及び処分の方法でございます。担任事務の用に供する財産は、指令センター内にある機器・備品類であり、現状は横須賀市が代表で取得をしているため、これらを整備するための予算執行に係る事務は横須賀市の条例を適用するものでございます。
続きまして、第18条はその他の財務に関する事項でございますが、協議会としては予算を持たないことから、本条の適用は今のところ想定されておりません。
最後に、第20条は協議会の規程でございます。関係する規程の整備ですが、消防通信指令事務協議会規程、経費支弁に関する規程、協議会規約に関する協議書、協議会公印管理規程等があります。これらの規程につきましては現在推進委員会で協議中のため、案の段階でございますが、参考資料といたしまして添付させていただきました。
以上で協議会規約案についての説明を終わらさせていただきます。
委員長(土佐洋子君)
ありがとうございます。ほかに御説明することはございませんか、特に新しく。(私語あり)はい。この規約につきまして、私たち初めて目を通したものですけども、委員の皆様、質問等あれば。
委員(待寺真司君)
ちょっと「てにをは」の訂正を。5ページなんですけど、5ページの逐条解説の、第14条の逐条解説で、「本条は会議において」ですよね。
それでですね、いいですか、引き続き。
委員長(土佐洋子君)
はい、続いてどうぞ。
委員(待寺真司君)
協議会の組織が第6条で設けられておりまして、委員を10人以内もって組織するということで、逐条のところにそれぞれ書いておりますけれども、いわゆる横須賀市・三浦市・葉山町がそれぞれ組織上名称が違うと思うんですが、ほぼ同級の人が3名ずつ入ってるという認識でよろしいんでしょうか。要するに、担当してる所管であったりとかそういうのを含めて、仕事を同一、あるいは役職柄同一の方たちの9名の組織というふうな認識をしておいてよろしいんでしょうか。
消防総務課課長(尾崎一平君)
まず第14条の逐条解説の部分につきましては、申しわけございません、「に」のほうが抜けておりましたので、最終的に正式なものができたときには、こういった部分は訂正させていただきます。
第6条の職に関しては、横須賀市・三浦市と同等の職に合わせております。
委員(待寺真司君)
そうすると、協議会の組織としては各市町の消防長3名が、それぞれ会長、副会長、委員にはそれぞれの役職の方3名ずつ、計12名の協議会組織、これで運営していくということの決めだと思うんですが、新たに例えば分課分掌があったりして、この共同指令に関連するような課が発生したりとか、あるいは課が集約したりとか、そういった場合でも人数としては各市町から3名ずつ確保するという、まあ10人以内となってるんでね、1人ふえることは可能かなと思うんですけれども、その辺はバランスをとりながら考えているのか。その将来展望はこの組織については、特にそこまでは踏み込んだ話し合いされているのかどうか、その辺いかがでしょうか。
消防署長(穂積隆喜君)
委員の質問にお答えさせていただきます。今のところ、現段階ではそこまでは考えておらずですね、今のところ3名ずつの、課長職3名ということで編成をしております。
委員(守屋亘弘君)
規約案の5ページで、第15条。ちょっとはしょって言いますと、当該事務に関する横須賀市の条例規則その他の規定を、三浦市及び葉山町の当該事務に関する条例、規則その他の規定とみなして、当該事務をその定めるところにより管理し、及び執行するものとするとありますよね。端的に言うとね、横須賀市の条例等に定めたものによるよということですよね、まず第1点。
委員長(土佐洋子君)
お答えは。
消防総務課課長(尾崎一平君)
これに関しましては、次の6ページのほうにですね、想定される規程類というふうに記載させて、逐条解説のほうに記載させていただいております。実際にはですね、条例、規程というふうに文言には書いてありますけども、事務処理要綱ですとか、あとは運用上ですね、通信用語、その用語の基準ですとか、そういったものに関して統一性を持たせるという意味で、ここには規定されております。
委員(守屋亘弘君)
いや、ですから、要するに横須賀市のね、条例等によるよということであって、その第2項、第3項には規定があるんだけれども、横須賀市が例えば条例を見直すよというようなときでも、わざわざ葉山町のね、この規約の変更ということじゃないから、葉山町議会のね、承認とか了解を得ることはないよということで理解していいんですよね。ただ単に第2項では…まあ第3項か、これは。あ、第2項か。変えようと、見直しするような場合にはね、事前に横須賀市及び葉山町と協議云々とあるし、第3項については決定した場合も通知しなくちゃならないと。これは例えば葉山町であったら町長にね、通知するなり報告すればいいということだと解釈してよろしいんじゃないかと思いますが。
消防署長(穂積隆喜君)
基本的に今、委員のおっしゃるとおりだと思います。
委員(待寺真司君)
今の守屋委員の関連で、要はその条例を制定する場合、横須賀市では議会通しますよね。当然、新規条例あるいは改廃ということであれば。で、その前段で協議をすると、町が。その段階で議会にもその情報というのは入ってくるということを担保しておいてほしいんですけど、それは大丈夫ですよね。議会の議決は今、返答あった、葉山ではしなくてもいいかもしれないけれども、その情報とか、何をどうしようかというのを、横須賀の市議会に出て可決した後、我々が知るということでは、それはちょっとまずいと思いますので、その辺は協議会というか、今の検討委員会の中でできてますでしょうか、話し合い。
消防署長(穂積隆喜君)
待寺委員おっしゃるとおりですね、この部分に関しましては、これが指令共同にかかわる部分の条例であればですね、もちろん葉山町の議会の皆様にもですね、こういった内容でこういった協議を申し入れられてる旨はですね、きちんと説明をしたいと思っております。
委員(守屋亘弘君)
だから端的に言えば、事前であろうと事後であろうと、例えば町長が承認して、あとは議会には報告事項だよという解釈が成り立つと思うんだけども、そういうことですよね。だから、くどいようだけども、葉山議会の承認等は必要ないと、そういうことですね。
消防署長(穂積隆喜君)
承認…もちろん事前にですね、制定する、改廃する、制定・改廃する場合には事前に協議という話になっておりますので、その協議を申し入れられた時点でこういった内容だということは、議員の皆様、議会の皆様にはお示しをしたいなというふうに思っております。
委員(守屋亘弘君)
くどくて申しわけないけど、議会の承認事項にはならないんですねと言ってるだけで、それは客観的事実だけ教えてもらえればいいの。だから町長が、例えば横須賀市長からかどうか知りませんけども、事前であればこうするよと。で、オーケーだよと言えばそれを報告するとか、それだけの話で終わっちゃうということなんですよ。そうでしょ。
消防長(高梨勝君)
ここで規約に、この規約の中に入ってる条例の改廃については、これ指令にかかわる部分だけですので、そこの部分についてだけを想定して、今、この規約つくってありますので、恐らく葉山のほうの議会の承認は必要とされないというふうには、ここでは、逐条ではされてますけど、大きく変更されるときは当然議会のほうには事前にお示しして、こういうふうな変更になりますけどという、まあ承認事項になるかどうかという問題は別として、事前には情報は出すと。先ほど待寺議員がおっしゃったとおり、事前には出してくれるでしょうね、事前にはお出しするということは、すると思います。
委員(守屋亘弘君)
だから報告事項で終わるんじゃないかと。葉山議会の承認云々は必要ないと私は考えているんですけども、そのとおりでいいんですかと聞いてるだけの話。
消防長(高梨勝君)
結果的にはそういう形になろうかと思います。ただ、その前に協議の中では、こういう協議はしなさいよという御意見いただく可能性はあるかもしれませんけど、承認、横須賀の条例に対しての承認というのはできないと思います。
委員(横山すみ子君)
総務常任委員会で所管事項としておいていただきたいと言ったのは、まさにそういう部分で、結果報告だけを議会にしていただくというよりも、何か変更がある場合には所管調査としてきちんと追いかけられるようにということで所管事項になっておりますので、協議終わりましたじゃなくて、協議事項が出てきましたというときにちゃんと御報告いただきたいですし、もしかしたら議長のほうから全員にというお話が出るかもしれませんが、その中で議会の意見が加えさせていただくこともできるんですよね。手続としては議会議決事項ではありませんけれども。というふうに私は解釈してるんですが、それで大丈夫ですか。
消防長(高梨勝君)
そのとおりだと思います。
委員(待寺真司君)
例えばこの共同指令に関するその条例がどういうもので、どうだというのは全然不勉強なんでわからないんですけれども、これを作成、横須賀市が作成して、協議して作成しますよね。議会に上程して説明するのは総務担当ですか。それとも消防担当。その条例内容もどういうのかというのが、ごめんなさい、理解してない中で、要はその条例の改廃とか新設の条例とかっていうと、かなりどの議会も丁寧に質疑しますよね。あるいは付託をして、委員会で付託をしてやる。その委員会付託が、横須賀の委員会だけ付託で、三浦や葉山では委員会付託にならないというような流れで恐らくやられると思うので、心配してるのは、それを見てこう、不安や疑問に思ったところを、我々はどこに言えばいいのか。例えばこの委員会で皆さんに言って、皆さんがそれを伝えるとか、あるいはこちらにその条例の方が来てくれるとか、あるいは聞きに行くとか、何かそういうようなこの議会対応の想定というのは綿密にされてますかね。
消防長(高梨勝君)
まだそこまではされてないんですが、当然今の横山委員さんから言われたとおり、事前に来て議会に意見を出して、意見があればそれを協議会のほうに戻して、こういう意見がありますから、そちらのほうもこれでという回答をいただいて、これ、ここにまさしく15条は協議してから改廃しなさいよって、あらかじめ協議して変えなさいとなってますから、事実上そこでのやり取りはあるかと思います。我々がわかんないようであれば、その方の、まあ出席までどうかわからないんですけど、その方への逐条をもらうとかそういうように丁寧な形はできると思います。
委員(守屋亘弘君)
ただ報告するだけで終わるんですよ。だって議会、葉山議会の議決は必要ないんだから。まあ丁寧な説明は大変結構だけども、事後においてもね。そういうことで、最終的には葉山町長がオーケーすればそのままですよ。あと報告どの程度するかの程度問題と私は解釈して、そういうことでしょ。
消防長(高梨勝君)
とにかく丁寧に説明したり、事前にというのはあらかじめは重々やらせていただきたいと思っております。結果、結果とは別にそういう丁寧な対応はさせていただきたいと思います。
委員長(土佐洋子君)
他には御質問ございますか。
委員(窪田美樹君)
最後の19条の協議会が解散した場合というのは、何のときに、どういうときが解散なんでしょうか。
消防長(高梨勝君)
解散というのはこの協議、この協議書を改廃したときですね。要するにもうこの指令台じゃだめだと。例えばもっといいものがあるから、新たな人たちが…でやりましょうというのもそうだと思いますね。例えば逗子が入ってきたり、もっと広い範囲でやりましょうとなったらこれはもう廃止ですから、そのときあるものの財産のことを書いてあります。
委員(窪田美樹君)
じゃあ、今、2市1町でやろうとしてる、新しい協議会がつくろうとしてるこの協議会がやってる間で、もしほかの自治体、逗子が入るとか、鎌倉入るとか、そういうときになったときには協議会は消滅して、また新しい協議会ができるという話なんですか。
消防長(高梨勝君)
すいません、僕の説明下手でした。例えばそういういっぱいあるやつで新たな機械を何か設けようとしたときに、今あるものはやめましょうと言ったときですよね、これは、この財産は。要するに今、横須賀にある指令台を使わなく…使わないときですね、使わなくなったとき。逗子が入ってくるだけでしたらあの機械が入りますから、今回と同じように協議会規約の変更という形になってくると思うんですけど、今あるあの機械を、これはもう使いませんよとなったときには、そういうときにこの協議会が解散されると思うんですけど。追加されるときには変更という形であれは使っていきますので、今言ったもっと広い範囲で、違う機械使うときには一たんあの財産あるものは一回解散して整理しましょうということは想定されます。
委員(窪田美樹君)
じゃあ今の三浦と横須賀がやってるものに葉山が入ろうとしてるわけですよね。ということは、新たな協議会をつくったんじゃなくて、三浦と葉山がやるところに…あ、ごめんなさい。三浦と横須賀がやってるところに新たに…新たというか入ったという、新たな協議会ができたんじゃなくてという説明に、機械は更新してないわけですよね。だからその、そこら辺は。
消防長(高梨勝君)
今回については解散じゃなくて新たに加わるという形をとらせてもらってます。ですから、全くの解散ですので、19条は解散ですから、あれをやめちゃおうというときの部分で、今回の協議会は解散じゃなく、新たに葉山が加えてもらうという形のものかなと思います。ですから、財産の処分の部分については、今回はないということになりますね。
委員長(土佐洋子君)
よろしいですか。
委員(待寺真司君)
この間4月8日…じゃないわ、4月8日か、の説明のときに、今回参考資料の、何なんだこれは、3ですか。あ、ごめんなさい、参考資料の2で経費の支弁に関する規定案が出てまいりまして、詳しくその計算式等が出てるんですが、既にこの間横須賀が68、三浦が18.3、葉山が13.7というパーセントはじき出してますよね。ですので、その基礎となる数値をたしかお願いしてたような記憶があるんですけれども。今回その計算式は出てきたんですけど、その数値部分がないので、ちょっと監査的に見ると数値が欲しいかなというところがありますので、今回でなくて結構ですけれども、早い段階でこれをもむ前にその数値、議会事務局のほうに出してもらえたらいいかなと思います。例えばその、例えば国勢調査いつ年のいつのをとってるとか、やっぱりその辺もね、きっちり数字というのは大事なものですので、基礎となりますから、この間既にパーセントが、あれは決定ではないですよね。決定なんですか。現段階のなのか、その辺だけちょっと1点確認。
消防総務課課長(尾崎一平君)
この負担割合につきましては、先日4月8日の議員懇談会でも明確なこの算出根拠を出しなさいというのがありまして、現在この資料、これのほかにも幾つか資料があったんですけども、資料作成をしておりまして、早い段階に提出させていただきたいと思っております。この算出の数値に関しては当然予算を組まなきゃいけませんので、その段階で数値のほうを出しております。
消防署長(穂積隆喜君)
今の説明にちょっと補足しますと、最終的なパーセンテージにつきましては、今、調整、担当者の調整の中で協議をしておりますので、まだ確定という形には最終的にはなっておりませんけども、ほぼその数字で決まるんじゃないかなというふうに考えております。
委員(待寺真司君)
つまりその国勢調査の人口をいつの段階でとるのかでも、やっぱりちょっといろいろばらつきあろうかと思うんですよ。葉山がふえてるときで、横須賀・三浦が減ってるときをとればね、当然そこで微妙な差も出てくるので、その辺どこの部分をとるのかというのも、国勢調査ですから何年間に1回しかやってないから、その時点がいつなのかというのもちょっと知りたいということと、あくまでも予算段階でとって、最終決定はこの発効する7月1日ということでよろしいですよね。
消防署長(穂積隆喜君)
まず国勢調査につきましては、平成22年の国調の人口の結果に基づきまして算定しております。既に…。(私語あり)
委員長(土佐洋子君)
質問はよろしいですか。
委員(守屋亘弘君)
ちょっと確認で申しわけないんだけど、規程案の関連で、葉山消防から指令台に派遣というんですか、出向というのか、まあ名称はどうでもいいんだけど、常時2人。
消防署長(穂積隆喜君)
派遣につきましては、協議会職員として派遣されるわけですが、1日の当務当たり1名となりますので、3名の派遣を今のところは考えております。(私語あり)1日1名。
消防長(高梨勝君)
1日のイメージは、この規程の別表のここ見ていただくと、第1通信係、第2、第3ってあるんですが、1日目、2日目、3日目って、こうやって、規程資料1です。資料1の、資料の1の協議会の規程の見開いたところの表の、通信の第1係、2係、3係というのが、1日目、2日目、3日目でこうやって、これが1日の、この係でこうやって動いている。その中に葉山町が1人、1人行くという形になってます。
委員(守屋亘弘君)
ちょっと失礼。この表はまだ直してないからだろうけれども、例えば第1係、第2係、第3係ってありますよね。まあ管理係は関係ないのかどうか知らないけども。そうすると第1、第2、第3に1人ずつという、だから延べにすれば1日3人と。24時間ですから、24時間勤務ということ。
消防長(高梨勝君)
第1係が24時間、この第1係の縦の人数、2、4、6…24時間。この1係が24時間やります。ですから、24時間やったら次の隊がまた24時間やって、ですから3日で1人ずつ、だから1日1人しかこれ、なれる予定でいます。
委員(守屋亘弘君)
葉山町の指令台にも1人いると。
消防長(高梨勝君)
葉山町には指令台がなくなりますから、それは現場のほうで活動をしてもらうようなつもりでいます。
委員長(土佐洋子君)
よろしいですか。
委員(窪田美樹君)
いつもその3人を予定していますって、その人数、派遣の、横須賀に。そこでいつも煮え切らないところなのが、この管理係というところにもしかしたら葉山の人が1人入るかもしれないみたいな、ここには葉山町は入らなくてもいいですかね。
消防長(高梨勝君)
まだ確定してないので、入らなくていいって言えないだけで、今、協議させていただいてるのは、このところは送らない形でやれるんではないかというような協議をしているところです。管理係に送らなくてもいいんではないかという協議をさせてもらってます。
委員(窪田美樹君)
この第1係の1つの係は24時間で、この管理係というのは何時間勤務、24時間なんですか。
消防長(高梨勝君)
日勤ですから8時間になります。
委員(守屋亘弘君)
それで、細かいようですけど、その第1係、第2、第3ってありますけども、格としてはね、三浦市は三浦市係長または主任ですよね。だから葉山町もそういうような等級の職員ということになりますか、一人ひとりで。
消防長(高梨勝君)
もともとが指令はですね、その辺の経験を積んだ者でないと的確な指令ができないので、どこもある程度年数を積んだというと、大体その辺の役職になってくるということで、この役職名で書かれてるんですが、これについても葉山についてはちょっと若年層が多いために、この辺のところの役職名はどうなのかというのと、それから我々は6階級しか持ってませんが、横須賀は階級が多いというのでその辺が合わなくなりますので、その辺の細かい詰めは残ってますが、おおむねそういったことでこういうような役職がついた者を送るつもりでいます。
委員(守屋亘弘君)
それからさっきは管理係に触れませんでしたけれども、体制は管理係は常駐ですか。それで葉山町からも1名出るという形になりますか。
消防長(高梨勝君)
日勤で8時間勤務で詰めまして、今やってるんですが、それ必要かどうかという今、協議は行われてまして、もしかしたらうちの場合必要じゃないんじゃないかというところが大きくありますので、ただ、我々ここに送りながらいろんな形で研修みたいな形で、先行きでここで訓練するのも一つの手かなという考えもありますし、いろいろな考えあるんで、もっとうちのやりやすい方向で今、協議させてくれてるので、とにかく効率的には送らないほうが効率かなというのか、送ったほうが効率かなというのを今ちょっと、もうちょっと煮詰めてるところです。管理というのは結局、今まで送られてきた横須賀と三浦のほうでやっていただければそれで十分足りてるみたいなので、葉山町があえてそこに入るのがいいのかどうかはもうちょっと詰めてから、ここはお答えしたいなとは思っております。
委員(守屋亘弘君)
じゃあ管理係をもし含めるとすれば、2人必要だということですよね、はい。
委員(待寺真司君)
ちょっとこの共同指令に派遣される職員の一月の流れというか、1週間の流れとか、その辺どういう勤務規定になってるのかちょっと御説明いただければ。24時間働いた後どういうふうになって、そして行かない日は町でどういう仕事してとかって、そういうサイクルみたいな、1週間のサイクル。例えば第1係が月曜日勤務、1人行きますよね、葉山の職員が。その人が1週間サイクルでどんなような勤務体系で週の労働時間を守っていくのか、その辺についてはどんなような形になってますか。
消防署長(穂積隆喜君)
基本的に勤務サイクルにつきましては、当町の3交替制勤務と同一の勤務サイクルになっておりまして、例えば当町の場合には月曜日当直すると次は木曜日、月・木・土で次は土曜日とか、そういうサイクルがあるんですけども、全く同じサイクルになっております。その24時間の勤務になっております。
消防長(高梨勝君)
1日出ると、こっちの2つの係はお休みなんですね。ですから1日出ると2日休んで、2日という感じです。出たら2日休んで次。
委員(待寺真司君)
まるっきり2日は休暇に充てられて、例えば…あ、そうか。もうこれ指令員専用だから、町の仕事はほとんどないんだ。通常昼間来ても。そういうことで2日休めるということなんですね。わかりました。
消防長(高梨勝君)
本当に細かいこと言うと、ある一定部分については時間調整で勤務しなきゃいけない昼間の勤務というのはありますけど、通信の形であればそれは出てこないんだよね…は出てこないですから、通信専門で送りますので。
委員(守屋亘弘君)
1日24時間で仮眠等のね、休憩時間は何時間なんですか。
消防署長(穂積隆喜君)
現在横須賀市と三浦市が行われているのは、基本的には2時間勤務をして、2時間交代というふうに聞いておりまして、1日のトータルとしては15.5時間の中に勤務の時間がちゃんときちんとおさまるような形で、勤務の割り振りをしているというふうに聞いております。
委員(守屋亘弘君)
例えば2時間休憩があるというか、そういう時間があると。1日の間に何時間あるの。
消防署長(穂積隆喜君)
1日の当務当たり15.5時間の勤務時間になります。
委員(守屋亘弘君)
一応現状と、こちらの指令台に派遣されても、勤務条件は変わらないと考えてよろしいんですか。
消防署長(穂積隆喜君)
勤務条件は変わらないと思います。
委員長(土佐洋子君)
他に御質問は。(私語あり)よろしいですか。委員の方質問なければ、職員に退室していただいてよろしいですか。よろしいですか。では、職員の方に退室いただきます。どうもありがとうございました。
暫時休憩いたします。(午後3時13分)
委員長(土佐洋子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時17分)
今、消防職員より説明を受けましたけども、次にまず陳情第26-4号についての取り扱いについて、委員の皆様に御意見いただきたいと思います。取り扱い、御意見等ありましたら。
委員(守屋亘弘君)
採決すべきと。で、採択と。極めて当たり前のことなんでね。実際問題としてパブリックコメントも実施するようになったでしょ。今まで町長サイドは何も考えてなかったけども、そういう方向に行って大変表面的には結構だと。その、継続審議というお話もあるけれども、いつまで継続してやってても余り意味はないんじゃない。極めて単純にね、この文言を理解すれば当然のことだと思いますので、そういう理由です。
委員長(土佐洋子君)
守屋委員からは採決をという御意見がありましたけども。
委員(窪田美樹君)
陳情の趣旨から言ったら私も採択、すぐに採択したいというところですが、ごめんなさい、申しわけない。私がここの理由の中で説明の不明点、陳情の理由の中で不明点を今の段階で解決できてない、この陳情者に説明ができないという私の段階が、これは私の落ち度でしかないんですけれど。というところでは、まだこれをいつまで審議するのかっていったら、これは共同化をするかしないかを…あ、参加するというところが最後の終結点だと思うので、いつまでもやってるわけではないと思うので、この内容に関してもう一度話をしていきたいと思いますが。
委員長(土佐洋子君)
それは副委員長、継続ということですか。
委員(窪田美樹君)
継続でお願いしたいと思います。はい。申しわけないですが、職員を呼んで…あ、職員を呼んでというか、今の段階で、ここの段階でこの内容にね、今この陳情の答えを出すという前に、どうしてこれをみんなで話し合わないのかなと。委員の中で話し合って…話し合いましたっけ、これ、この中身。この委員の中で話して、じゃあこの中でこの不明点で挙げられてる中を答えが出せるか、説明ができるかというところが、すべてのことに、一応町からこう説明は受けた部分と、ただ、全部にちゃんとした答えが出るというところであれば、その不理解な部分は私だけだと思うのでいいんですけれど、ほかの委員さんがもしまだ不十分な…十分に説明できるというところであればいいんですが、私はまだ不十分だと思ったので継続したいというところです。
委員長(土佐洋子君)
副委員長から、この不明点6点についてを、次の委員会で職員に聞きたいということで。
委員(待寺真司君)
あとちょっと明確な数字ということで、私も資料請求をしていますし、その陳情内容とそこの部分が大きく違ってはいないと思いますので、内容として。ですので、資料請求もしてますので、私も継続でいいのではないかというふうに思ってます。ただ、委員長言われたように時期があるので、総務建設常任委員会をやはりそんなにあけずにね、開いていくことが大事なのかなと。また5月のなかばにはある程度の骨格ができる、決まるというようなお話でしたので、そのあたりで一度大きな動きがあったかどうかの確認も含めて、陳情プラス所管事務調査ということでいいのではないかというふうに思ってます。
委員長(土佐洋子君)
お2人の委員から継続という意見がございましたけど、皆様それでよろしいでしょうか。
委員(横山すみ子君)
なお調査したいという意見をお2人の委員もお持ちですので、継続で賛成いたします。
委員(守屋亘弘君)
今までの経緯を見るとね、何やら町長は住民サイドに押されてね、実際動いてますよね。というのはその、町民に対して丁寧な説明自体を最初は考えてなかったんじゃないかと。というのは、パブコメも言われてからやるような状況でしょ。今までそういう、その1月9日の時点での説明ではそんな話は全然なかった。ただ、予算編成上、議会に説明するんだと。住民サイドの説明というような観点は全くなかったというように私はとらまえておりますので、この陳情の趣旨を素直に理解すれば採択してしかるべきだということです。
それから、6月でその議会の議決事件を上程してくるようなスケジュール聞いてますけども、継続してね、5月しかないですよね。それで5月何回やるんですか。閉会中の総務建設常任委員会を。そういうベースを考えれば、議案事件を議会が承認するなり否決するなり、それは知りませんけども、終わってから結論出したって意味はない話でしょう。そういう時点的なことを考えれば、とにかくはっきりさせたほうがいいと思うんです。じゃあ5月、逆に継続だというようなことであればね、何回審議してね、結論出すのかね、はっきりさせてもらいたいと。
委員長(土佐洋子君)
5月、皆さんはお忙しいと思いますけども、5月中に委員会を開いて、今言われた調査を行いたいと思います。その消防の職員の…(私語あり)それでは継続というお声があるんですけど、動議を出していただいて、それで皆様。
委員(窪田美樹君)
じゃ、継続をお願いしたいと思います。
委員長(土佐洋子君)
継続の動議が出ましたけども、皆様にお諮りしたいと思います。はい、では。
委員(守屋亘弘君)
私は先ほどから理由を言って採択すべきと言ってますので、継続審査には反対です。
委員長(土佐洋子君)
では賛成の方の挙手をお願いいたします。
(挙手多数)
賛成多数で継続といたします。
では、後ほどその委員会の日程につきましては、消防職員とのこともありますので、日程は後で調整して…(私語あり)決定してよろしいですか。
それでは暫時休憩いたしまして、日程の調整をしたいと思います。(午後3時26分)
委員長(土佐洋子君)
では、休憩を閉じて会議を再開いたしたいと思います。
(午後3時33分)
では、次回は5月12日の10時から、この陳情第26-4号に対して説明、質疑を行いたいと思います。この副委員長の言われた1から6について、それとあと、待寺委員の言われておりました数字についても出せるものでしたら出していただきたいと思います。そして守屋委員が言われてるように、なるべく早い結論を出したいと思います。
次に、その他に移ってよろしいですか。皆さん本日お手元に視察については配られてますか。(「今お配りします」の声あり)では暫時休憩いたします。(午後3時34分)
委員長(土佐洋子君)
それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時38分)
その他のところで、先進地の行政視察について、こちら2日目の内容とか場所が変わってるんですけど、こちら提案されてる待寺委員より御説明いただけますか。
委員(待寺真司君)
それでは、前回の委員会のときに東北地方ということで、宮古、久慈、七戸という提案をさせていただいて、皆さんに御了承いただいたその後、事務局と日程を含めてですね、各役場との調整をさせていただいた結果ですね、当初2日目は久慈というところで、観光行政についてということの内容でお願いしてたんですが、ちょっと日程の調整がですね、難しくて、そこでその久慈から1つ北にあります洋野町というところがございまして、こちらのほうも震災で建物等はかなりな被害を受けたんですが、被害者が出なかったという自治体でございます。この自治体のいろいろなことを調べる中で、震災復興計画と総合計画を期間を合わせて平成23年につくって、それを今、復興に向けてその計画に基づいて動いているというような流れがありましたので、その計画をつくるに当たって、もともとあった総合計画をどのようにリンクさせていったのかというようなちょっとお話を伺いながら、プラスやはりここもいろいろな産業観光施設が大打撃を受けたので、その新しい施設がいろいろとできてますから、座学をした後そういった施設をもし回れればなということで、「ウニーク」というですね、ウニがやっぱり原産のところで、産業物産館みたいな新しいのができているということですので、そちらは自主視察になるかもしれないんですけれども、実際の座学としては復興計画と総合計画との兼ね合いということでお願いをしたところ、二つ返事でオーケーが出ましたので、そのようにちょっと1点だけ変更させていただきました。
内容については宮古についてもこのように書いてあるんですが、この間、守屋委員からありました地域防災計画の変更についてということも、今、先方に打診をさせていただいておりますので、内容についてはそこが含まれてくるものと思います。それから現地視察に田老地区というところを選んでおります。こちらは職員も行っていただけるんですよね、田老の説明のほうはね。田老地区はスーパー防潮堤でかなり全国から視察が来てたんですが、残念ながら今回の震災ではその防潮堤を越えて、もう町がほとんど壊滅状態の状況でございまして、今ようやく北リアス線の三陸鉄道が全線復旧しているんですが、田老の駅前は私が昨年の行った段階ではまだ何も家も建ってないような状況で、その田老地区の方たちが今、仮設に入っている場所が、グリーンピア三陸宮古というですね、昔で言う財団がつくったグリーンピア、それをたしか市が買い取ったというふうに私ちょっと伺ってたんですけども、そういった状況があってそこに全員、田老地区の全員がそこに仮設住宅をつくって今、で、田老地区自体はもう海の近くには建てないということで、山を切り崩して復興計画を立ててるんですけれども、その辺の進捗状況なんかを現地を見ながら説明を受けたいと思います。
それで一応宮古に訪れますので、以前は久慈を宿泊予定にしてたんですが、宮古で勉強しますので、できればそのグリーンピア三陸宮古に宿泊をして、翌日、今回変わりました洋野町のほうに行きまして、先ほど御説明した内容を勉強したいと思います。洋野町が終わりましてから、ちょっと泊まる施設とかも少ないので、翌日のことを考えてJRの本八戸というところまで移動しまして、八戸に宿泊をする予定でいます。八戸を朝8時過ぎに出て、翌日は隣町の七戸で、この間とこれは同じ内容でございますけれども、コミュニティーバスと、それから環境配慮に関していろいろなインセンティブを取り入れてて、それが地域の商工会の商品券とかえるとかというような形で、地域活性化にも結びつけてるというようなことですので、その辺の勉強をしてきて、青森からこちらに戻るというような計画になっております。以上で、簡単ですけれども説明のほうは終わります。何かございましたら。
委員長(土佐洋子君)
はい。待寺委員、いろいろと調べていただき、御説明もどうもありがとうございます。何かございますか。特に。
委員(待寺真司君)
日程はもう25、26、27で全部とれるような状態です。
委員長(土佐洋子君)
はい。皆様、25、26、27で、よろしくお願いいたします。
先ほどの、次回の総務建設常任委員会の日程ですけれども、消防長から5月12日午前中から午後に変更してもらいたいということなんで、委員の皆様、大丈夫ですよね。それでは…(「午後何時」の声あり)13時でよろしいですか、13時開会で。はい。5月12日13時より委員会を開きたいと思います。
その他の部分で…(休憩を求める声あり)はい。暫時休憩いたします。(午後3時43分)
委員長(土佐洋子君)
では、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時50分)
では、委員会の視察についてはその方向で、そして前回陳情審査の終了いたしました陳情第26-3号葉山一色宅地計画に関する陳情書について、都市計画課より連絡があったんですけども、神奈川県から開発の許可が3月5日付でおりたとのことです。
その他ほかになければ。ございませんか。そうしましたら、先ほど陳情第25-20号について結果を見ましたが、こちらの報告文…(「正・副一任」の声あり)あ、はい。正・副でまとめて皆様にメールで送ります。その次の陳情26-4号については継続でございます。
それではこれで委員会を締めたいと思います。皆様お疲れさまでした。(午後3時51分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成26年7月11日
総務建設常任委員会委員長 土佐洋子
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更新日:2018年02月02日