総務建設常任委員会会議録 平成25年9月26日

開催年月日

平成25年9月26日(木曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午後0時14分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件について
    (1)議案第 21 号 葉山町総合計画策定条例
    (2)陳情第25-7号 「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書採択」に関する陳情について
    (3)陳情第25-8号 神奈川県に「公契約条例」の制定を働きかける意見書の提出を求める陳情書
  2. 行政視察(委員派遣)について
  3. 閉会中の継続審査について
  4. その他

出席並びに欠席委員

出席 7名 欠席 0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 土佐洋子 出席
副委員長 窪田美樹 出席
委員 長塚かおる 出席
委員 待寺真司 出席
委員 守屋亘弘 出席
委員 荒井直彦 出席
委員 横山すみ子 出席
オブザーバー 議長 金崎ひさ 出席

傍聴者

田中孝男議員 中村文彦議員 畑中由喜子議員 近藤昇一議員
一般傍聴者 2名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
総務部部長 上妻良章
企画調整課課長 伊藤義紀
企画調整課副主幹 和嶋敦
企画調整課副主幹 新倉裕二
都市経済部部長 吉田仁
産業振興課課長 矢嶋秀明
産業振興課課長補佐 関口之宏
財政課課長 田丸良一
財政課係長 阿比留正輝
財政課主査 行谷正茂

会議の書記

議会事務局局長 山本孝幸
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局主事 佐々木周子

会議録署名委員

委員長 土佐洋子

会議の経過

委員長(土佐洋子君)

おはようございます。委員の皆様お集まりですので、ただいまから総務建設常任委員会を開会いたします。(午前10時00分)
お手元に本日の会議次第をお配りさせていただいておりますが、本日の会議は付託案件として議案第21号葉山町総合計画策定条例、(2)陳情第25-7号「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書採択」に関する陳情について、(3)陳情第25-8号神奈川県に「公契約条例」の制定を働きかける意見書の提出を求める陳情書、2として委員派遣について、3として閉会中の継続審査について、4としてその他となっております。
それでは、本日の会議の進め方でございますが、次第書に従って進行したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
それでは議案の審査に入ります。議案の審査につきましては、さきにお知らせしましたとおり、議会運営委員会で了承されています委員会の自由闊達な討議のフローと、口述例に沿って審査を進めさせていただきたいと思います。委員会の自由闊達な討議は、当委員会での審査が初めてとなりますので、皆様の御協力をお願い申し上げます。
では、議案第21号葉山町総合計画策定条例を議題といたします。
職員入室のため暫時休憩いたします。(午前10時01分)

委員長(土佐洋子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時02分)
職員が出席しておりますので、部長から紹介をお願いいたします。

総務部部長(上妻良章君)

改めましておはようございます。本日の審査をよろしくお願いいたします。出席職員の紹介をさせていただきます。企画調整課長の伊藤でございます。副主幹の和嶋でございます。同じく副主幹の新倉でございます。私、部長の上妻でございます。よろしくお願いいたします。

委員長(土佐洋子君)

それでは議案第21号葉山町総合計画策定条例につきまして説明をお願いいたします。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

それでは御説明させていただきます。本会議において委員会付託となりました議案第21号葉山町総合計画策定条例についてでございます。本日お手元に配付させていただいております参考資料「葉山町総合計画策定条例について」をごらんください。
まず、条例制定の背景でございます。平成23年5月に地方自治法の一部を改正する法律が公布され、地域主権改革のもと自治体の総合計画基本構想の法的策定義務がなくなりました。策定及び議会議決を経るか否かは、自治体の判断にゆだねられることになりました。参考資料には、参考として旧法における基本構想策定の義務、その後の総務大臣通知によります策定義務の撤廃を記載しております。今後の取り扱いでございますが、当町では引き続き総合的かつ計画的な町政運営や、その長期的な展望を内外に示すことを目的として、平成27年度からの第四次葉山町総合計画を策定することといたしました。その場合、総合計画の策定根拠、条例が必要となります。こうした条例を制定せず基本構想を議案提出した場合、この議案は提出の根拠を持たないものとなります。そのため総合計画策定条例を今議会に上程させていただきました。
条例の内容といたしましては、条例策定根拠を明確にするとともに、必要事項や策定手順を定めるものでございます。本会議でお配りした条例案と参考資料裏面に記載してございます条例の骨子をあわせてごらんください。まず第1条に策定の趣旨、総合計画を策定することにより相互的かつ計画的な町政の運営を図ります。第2条に定義、用語の意義を規定しております。当町の総合計画は従来どおり、基本構想、基本計画及び実施計画の3層構造での構成を考えております。第2条の2号から4号までは、基本構想、基本計画、実施計画の定義をお示しさせていただいております。第3条は計画の策定について、第4条は総合計画審議会への諮問について規定しております。第5条は意見の聴取、いわゆるパブリックコメントの実施について規定いたしました。第6条は策定過程における議会報告について規定しております。第7条は計画内容の公表、第8条は他の個別計画との整合を図ることについて、最後に第9条は委任規定。それから条例の裏面をごらんください。附則といたしまして、条例の施行期日と経過措置についてございます。経過措置といたしましては、本条例の施行の際、既に規定されております現第三次総合計画につきましては、本条例の規定により策定されたものと見なすことを規定しております。
簡単ではございますが、以上で議案第21号葉山町総合計画策定条例について説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。

委員長(土佐洋子君)

ありがとうございます。説明が終わりましたので、これより質疑を行いますが、質疑の進め方について御説明を申し上げます。質疑終了後、論点を正・副委員長でまとめなければなりません。したがいまして、ある委員から論点Aの質疑があった場合は、まず論点Aについての関連質疑を行っていただき、論点Aの質疑が終わった後、次の異なる論点Bの質疑に移り、同じようにBの関連質疑を行い、Bの質疑が終わり、次に異なる論点Cの質疑に移るという方法で進めたいと思います。論点ごとに質疑を整理しますので、関連質疑を終わらないうちに異なる論点の質疑を行うことがないよう、委員皆様の御協力をお願いいたします。
それでは、これから説明員に対する質疑に入ります。今回あらかじめ横山委員、長塚委員、荒井委員から論点が提出されておりますので、まずは提出された論点から質疑に入ることとしますが、委員各位が議案調査を行う中で考えられた論点に基づき質疑を行っていただきたいと思います。なお、質疑ですので、意見は述べないようにお願いいたします。
では横山委員から、まず「他自治体では自治基本条例に総合計画を位置づけている例が多いが、当町ではその検討をしたのか」という論点からの質疑をお願いいたします。

委員(横山すみ子君)

今、委員長が読み上げていただいたとおりで、総合計画基本構想が議決事項から外れたという段階からの調査を少ししましたところ、自治基本条例の中に総合計画の策定を含めている条例のほうが多いように感じまして、当町では自治基本条例策定に向けての動きが一時ありましたけれども、今、とまっていると。その段階で総合計画策定条例をつくらなければいけなくなったわけですけれども、その際に自治基本条例との関連で何らか議論があったかどうかを伺いたいと思いました。よろしくお願いいたします。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

内部でですね、町長を初め総務部長ともその辺の自治基本条例の策定についての議論はさせていただいております。自治基本条例、一般的にその記載する内容としまして、市民の権利、それから施政への参政権、情報公開請求権、それから住民参加の手続きや仕組みですとか市民協働の仕組み、その他、他の施策・条例との関係、最高規範性があるというような非常に重たいその条例、町のその憲法というような受け止め方を事務局のほうでしております。その際にですね、内容が非常に最高規範性があるということで、強力な条例の制定になると。それにはやはり慎重論が当然出てくるような状況もございます。もしくは政治に参加できるその市民の範囲というのが、例えばよその例を見ますと、住所を有さないような方、それから外国人とかに対しても、その著しく広く市民参加ができるような条例のつくりをしておりますので、このことについては慎重に取り扱うべき必要があるだろうというところでございます。将来的に、じゃ自治基本条例を策定するのかしないのかというところについては、今のところまだ方向性は出しておりませんけれども、例えば議会基本条例のこと、それから今回お示しさせていただいた総合計画策定条例のどういう取り扱いにしていくのかということの一定の整理も必要になってきますので、今後もちょっとその辺をですね、検証し、検討しながら他自治体の状況などもですね、いろいろ聞き取りを行っていきながら検討は進めてまいりたいというふうには思っておりますけども、第四次の総合計画、第四次計画を策定するに当たって、まずは地方自治法の一部改正で策定の義務がなくなってしまったものに対しては早急に対応すべきものということで、今回の条例を上程させていただいたというところでございます。

委員(横山すみ子君)

総合計画策定の策定根拠のための条例が必要ということで、先にこちらを提案されたという御説明だったと思うんですが、自治基本条例についての検討の期間、いつまでに結論を出すということは、その話し合いの中ではあったんでしょうか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

いつまでにというところは、まだ具体的には定めておりません。

委員(待寺真司君)

今、横山委員の言われたその自治基本条例についてですが、町長はその自治基本条例に対してどういう、何ていうかな、方向性を打ち出していこうというふうに担当課に指示を出してるんでしょうか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

必要であるのかないのかというところをですね、まず見きわめなければいけないということと、自治基本条例、いろいろ賛否があると思うんですね。自治基本条例をつくるべきだということで、ちょっと変な言い方ですけれども、世の中の流れに沿ってつくった。つくったはいいけれどもその運用の仕方で、つくってしまったことが先に立ってしまって、運用の仕方でうまくいってないというような自治体も、神奈川県内ではないですけど、あるというふうに聞いておりますので、その辺はきちっと検証した上で策定が必要なのか、今ある条例ではそれがカバーできないのかというところを、担当課のほうで検証してくれというような指示は受けております。

委員長(土佐洋子君)

ほかに、この論点に関する関連質疑ございますか。

委員(守屋亘弘君)

そもそも論ですけれども、地方自治法でね、基本構想といえども義務づけが外れたと。で、あえてその条例を制定する必要もないんじゃないかと。まあ、私の勝手な考えですけれども、それ以前に自治基本条例をね、作成するほうが先じゃないかと考えてるんですけれども、その辺、卵が先かニワトリが先かの議論になるかもしれないけども、条例化しようというのは町長の発案なんですか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

今回お示しさせていただいた条例については、町長の指示によるものでございます。

委員長(土佐洋子君)

よろしいですか。ほかに関連質疑がなければ次に、こちらも横山委員から提出がございました「第2条で総合計画を3層構造としているが、その理由は」という論点からの質疑をお願いいたします。

委員(横山すみ子君)

今までの総合計画の策定のやり方として、基本構想、基本計画、実施計画というのが通例というか、そういうやり方のところも多いんですけれども、実施計画の扱いについて、もしくは基本構想と基本計画の扱いについて検討を加えている事例もあるんですけれども、なぜ当町では第四次も3層構造としたのか、その理由について…としたいのかですね、その理由について改めて伺いたいと思います。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

議員の皆さんも既に御承知だと思いますし、傍聴にいらしていただいた議員さんも数名いらっしゃると思いますけど、ワーキンググループ、過日行ったワーキンググループについては将来の町がどうあってもらいたいか、町の将来像、夢を語っていただくような、そういうワーキングになったと。これについては基本構想、町がどういう方向に進んでもらいたいかっていう話はですね、余りこういうものが町にとっていいというものについてはそんなに大きく差異がないものかなというふうに思ってました。そこに向けて基本構想の年月については、例えばいろんなこれから始まります都市計画のマスタープランの見直しですとか、そういうものも含めて長期的にあるべきものだと。あとその基本計画、実施計画については、時世に合わせて、町のいろんなその取り組みに合わせて短いスパンでなるべく区切っていくものだと。もしくはその、議会からも御指摘いただいてます町長任期に合わせてということで、町長の選挙以降にですね、大体1年間をかけて見直しをして、その次の年度からは新たな基本計画、それになぞらえた実施計画とすべきであろうと。ただ、その目指すべき将来像の基本構想部分については、そんなに差異がないだろうということで、その基本構想をもとに計画、基本計画、実施計画の従来どおりの3層構造にすることのほうが、町にとっては今までどおりのほうがいいんじゃないかというような考えに基づいて3層という形にさせていただいてます。

委員(横山すみ子君)

基本構想と重なるんですけれども、憲章のようなものをつくって、それで総合計画と合わせていくというやり方も考えられると思うんですけれども、そのことについては自治基本条例とも含めて議論されたことはあるでしょうか。3層構造でいくということを決める前にですね、どのような構成がいいのかという話し合いされたと思うんですけれども、市だと都市憲章のような、町だったら町の憲章、それが基本構想に当たるところかもしれないんですけれども、そんな議論はなかったですか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

先ほど最高規範性とかっていうお話もさせていただいたところだと思うんですけども、まだそこまで熟度が高まった議論を正直にさせていただいた状況ではないです。やはり今までの3層構造に対する不ぐあいがあるかなしかっていうところからその検証を始めたところで、議会からのお認めいただく内容についても、議会でその後審議していただくような機会もございますし、現在のところそこに特に不ぐあいは感じていないというところで、従来どおりその3層構造で総合計画の策定条例をつくるというところで、最初からそのような方向性で進めてきたというような状況でございます。

委員長(土佐洋子君)

ほかに関連質疑のある方いらっしゃいますか。

委員(長塚かおる君)

すいません、確認をさせていただきたいんですが、今、基本構想と基本計画の、町長の就任の1年間かけて、基本計画を練るという、その今、策定状況というのをもう一度教えていただけますか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

総合計画の特別委員会も設置していただきましたので、その中でもちょっといろいろ議員の皆様からも御意見を伺いながらということで考えてるんですけれども、今のところ事務局の案といたしましては、基本構想を10年から14年程度というふうに見ております。で、10年から14年、近隣の状況を見ますとかなりその、基本構想といえども、期間が短くなってるというのが今のトレンドみたいな形になってますので、10年ないし14年、それに合わせて基本計画、実施計画と基本計画はほとんどイコールの状況で動くと思うんですけども、大体4年ぐらいをめどに計画、基本計画を策定していこうというふうに考えてます。その間首長選挙がございますので、選挙で新しい町長になった折にはそのマニフェスト、意向を踏まえて、1年弱かけて見直しをかけて、その翌々年度から新しいその基本計画でスタートするというような予定で考えております。

委員(長塚かおる君)

そうしますと、今回はこの基本計画というのは来年の…来年ですよね、来年の11月ぐらい、10月ぐらいまでに素案、計画案を立てる予定ですけれども、これは町長の任期に合わせるということは、4年ではなく短いものをつくる予定なんですか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

その辺やはり選挙の結果によってというところもございますけれども、期間に関しては先ほど申しましたように、委員会のほうにもいろいろ提案をさせていただいて御意見をいただきながら決めていこうかなと思ってるんですが、当初は首長選挙が28年の1月にございますので、初回のですね、期間をその後を見据えて合わせていくためには、第1期としては6年というふうに今のところは見てます。それ以降4年、4年というふうに切って、先ほど申しましたとおりその10年から14年の基本構想というふうに考えておりますけれども、どういう期間の切り方がいいのかというところを、今いろいろその調査しながら決定していこうと思いますし、委員会の意見も踏まえながら決めていこうかなというふうには思ってます。今のところはまだかちっと固めた案というのはまだございません。

委員長(土佐洋子君)

ほかに関連質疑がなければ、次…あ、はい。

委員(待寺真司君)

今まで第3次の場合は基本計画、それから実施計画の関連が、基本計画は6・6・3で、実施計画については3年ごと、時代が変わるのでローリングするというような形でやってきたと思うんですが、先ほどの課長の御説明の中で、今回は基本計画と実施計画はほぼかぶるというようなお話があったんですが、その辺の計画期間も全く4年というようなスパンで、両方とも考えるということであれば、その基本計画と実施計画の大きな違いというのはね、どういうふうに持っていくのかというのが1つ、その疑問点として残ったんですけれども、その辺はいかがお考えでしょうか。そこを合わせて2層というか、基本構想と基本実施計画みたいな形でね、2層に期間を合わせるならできるんじゃないかなというふうなちょっとイメージも持ったもので、その辺についていかがお考えでしょうか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

先ほど申しましたとおり、最初はちょっとイレギュラーな期間の設定になってしまうと思います。基本計画については先ほど第1期目が間近に迫ったその首長選挙もございますので、御意見を伺いながらだと思うんですけども、最初は6年というようなお話をさせていただきました。言葉足らずで申しわけなかったんですけど、実施計画についてはその6年の中を2つに割ろうかなと。第1期として3年、その2期として同じ6年の中でもう3年というふうに、実施計画については事業がぶら下がりますので、時世に合わせてですね、いろいろ制度改正等も踏まえて、実施計画は6年というのはちょっと長過ぎるかなというふうには考えております。

委員長(土佐洋子君)

よろしいでしょうか。ほかに関連質疑がなければ次に、長塚委員より「第5、町民からの意見を聞くものとするとあるが、素案のときなど、いつ、どのように行う予定なのか」という論点からの質疑をお願いします。

委員(長塚かおる君)

パブリックコメントが予定としては最終的な計画案ができてからの、で、概要として今、予定表にいただいたと思うんですけども、このワーキンググループで町民の方から意見を聞いた中で、その、本当に町民からの意見を聞くというこの趣旨について、最終的にほとんど決まったところでまた意見を聞くというだけなのかどうかという、その、何か町民から聞くという、何かスタンスが、どこまでを本当にやっていこうと思っているのかを伺いたいんですが。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

お尋ねいただきました、その町民に聞くというのは、先ほどの説明でパブコメのことを示したものですというふうにお話しさせていただきましたけども、町民ワーキングについても町民の方から50名の方に御参加いただきましたけれども、意見を聞くものの一つというふうには考えております。パブリックコメントについてはですね、現予定では26年度、総合計画審議会のほうと絡めてお話しさせていただきますと、諮問、素案を諮問するのがですね、26年の5月というふうに大体予定を立てております、当初。で、答申をいただくのが10月ぐらいをめどにということでございますけれども、その中間の8月ぐらいにパブリックコメントをして、その出てきたパブリックコメントも総合計画審議会にこういう意見がありましたということを付してですね、最終的な答申をいただくというようなスケジューリングを立てております。ですから、すべて答申が出て決まったものに対してパブリックコメントをやっても意味もないというふうに思ってますので、諮問から答申までの中間地点でパブリックコメントを実施して、それを総合計画審議会のほうに報告させていただくというように、事務局のほうでは今、考えております。

委員(長塚かおる君)

では確認ですが、これ総合計画の特別委員会でいただいた資料で、パブコメの概要については11月、平成26年度11月というふうにいただいてるんですが、これは8月にそのパブコメをやったことをまとめるのが11月という意味なんですか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

そのとおりでございます。

委員(長塚かおる君)

パブリックコメントも市民、町民から聞くという話に、一つではありますが、このワーキンググループをせっかくつくった中で、これ総合計画の話の中でも出たと思うんですが、町民の方50名の方を選抜して、で、お話を聞いて、これを聞いたという、その聞いた話が本当にその基本計画のほうに、自分たちの夢がどう反映したかというのは、それが町民から意見を聞くということも一つのその反映されたかどうかという、その審議というか、そういう場面というのはつくらないんですか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

それも前回にちょっとお話しさせていただいたかどうか記憶にないんですけども、今回のワーキンググループに御参加いただいた方々はちょっと特別枠みたいな形でパブリックコメントを別口で、一般の方、すべての町民の方と別にですね、実施しようというふうに思ってます。時期といたしましては大体同時期という形で考えておりますけども、ちょっと別枠で、皆さんで御議論いただいた内容に対してこういうふうに今、素案ができてますので、それに対して御意見をどうぞというような格好で実施させていただくつもりでおります。

委員(守屋亘弘君)

ワーキンググループで作業をお願いしたと。それはいいとか悪いとかじゃないんですけども、今回のケースはトライアルと考えていいんですか。というのはね、その、私のまた勝手な考えなんですけども、ワーキンググループで作業してもらって、なぜね、またさらに町民の声を聞くということでパブリックコメントするのかね。ただ単純に考えれば二重手間じゃないかと。で、今の御答弁の中では別枠だというようなお話なんだけど、単純に考えれば同じじゃないかと私は理解、解釈してるんだけど、それは行政サイドと私と当然ながら立場が違うので、そういう見解の違いというのが出てくるかもしれないんだけども、極めて、くどいけども単純に考えれば、何もそこまで、パブリックコメント自体は必要ないんじゃないかというのが私の結論なんですけど。やっぱりどうしても必要とお考えなのかね。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

ワーキンググループは1,500人の方に無作為抽出でお知らせをしてですね、御参加いただけますかということに対しての、当初54名の方だったんですけども、最終的に50名の方に御参加いただきました。いろいろさまざま御意見をいただいて、最終的にその報告書という形で議員の皆様にもお配りさせていただきました報告書をつくり上げた。で、そのワーキンググループをやっていく中でも、もともとアンケート調査やるつもりでおりましたし、予算計上もさせていただいてるんですけども、ワーキンググループのメンバーの方からも、私たちは将来の町に対していろんな思いがあるから参加した50名です。ただ、私たちの意見がすべてではないということも行政側のほうで承知しておいてくださいと。今回都合が合わなくて来れなかった人、例えば日曜日に仕事されてる方もたくさんいらっしゃいます。その人たちの意見はどうやってすくっていくんですかっていうお尋ねを受けたんですね。時間が終わってからですけども受けました。それに対しては町のほうで幅広く意見を聞くことの一環として、また1,500人の方無作為抽出でアンケートをやりますと。で、守屋議員に今お尋ねいただいた、重複してるんじゃないかというようなお話はですね、今、事務局のほうでこれからやるアンケートの中身をつくっているところなんですけども、それについては町民ワーキングでいただきました皆様からの葉山の強みとか弱みとか御意見、そういうものを踏まえてですね、設問をつくっていくというような形をとりました。ですから一番最初の第一段階としてまずはワーキンググループをやって、自由闊達に意見を言っていただく。で、その意見をKJ法によってやったんですけども、その意見を踏まえた上でアンケートのつくり込みの材料にもさせていただいたと、2段階目ということで、今度のアンケート用紙を、アンケートの設問をつくり込んでいったというような構成をしてるような状況なんです。ですから、まるっきり重複してるんじゃなくて、じゃあ私たち行政からじゃなくて町民の方々の目線から見て要望とか希望とかっていうもの、それからそのよくない点ってどういうものなんだろうなっていうことを洗い出した上でアンケート用紙をつくり込んでる、その作業の一環としてもワーキンググループの方々の意見、報告書というのも使わせていただいているということで御理解いただければと思います。

委員(長塚かおる君)

今、守屋さんがおっしゃったのは、パブコメとそのワーキンググループと同じじゃないかっていう話、だから2つつくる必要があるのかっていう質問だったと思うんですけど。2つ、同じ、特別枠は必要じゃないんじゃないかって話。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

ただ、せっかく日曜日、時間を割いていらしていただいた方々に対してですね、やはり行政の発信力の充実っていうところもまだまだ足りないなと思ってるんですけども、パブリックコメントやりますよっていうようなお話をした上で、パブリックコメントはどなたでも御意見どうぞとしてますけれども、かかわっていただいた方にはやはりこういう内容でできましたというような礼を尽くすという意味もありますし、こういう内容で今、素案ができてます、皆さんからいただいた御意見と乖離がありますかっていう意味も含めてですね、実施させていただきたいというふうに思ってますので、個別にその50名の方々にはダイレクトにその通知をしてですね、パブリックコメントの意見募集をかけることをもう当初からちょっと予定していたというところでございます。

委員長(土佐洋子君)

よろしいでしょうか。

委員(横山すみ子君)

今のアンケート、パブリックコメント等で町民の意見を十分に聞いていくという御説明でしたけれども、直接的な説明、つまり意見交換できる形での、顔を合わせた形で説明をするという機会を設けるべきだと思うんですが。実は議会でも総合計画で報告会をやったときに参加が非常に少なくて、総合計画というものが町民の皆さんにとって遠いんだというのは実感をいたしましたけれども、これから先の14年、長ければ14年、10年の計画をつくるというのが、右肩上がりの時代の計画ではなくて、かなり厳しさも持った計画をつくらざるを得ないという予測も立つわけで、私はそのパブリックコメントや、それから選抜して御参加いただいた方たちの熱意は本当にすばらしいと思うんですけれども、やはりこういうふうな感じで、もっと大勢になりますけれども、直接町長、町側が、このような将来像に向けてこういう計画を立てたいという案をお示しして、直接意見交換できる場というのも必要ではないかと思っておりますので、町長との触れ合いとかそういうのはしょっちゅうなさると思うんですが、総合計画でそれをやるべきと思っているんですが、そういうことについては議論の中になかったでしょうか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

現段階でその、例えば車座会議みたいなのをやるとかっていうような話は、具体的にはまだ考えてありません。で、今後そういうことがやはり町長の意向で必要だよということであればですね、出前でそういう御説明をさせていただいて、意見交換をさせていただくようなことも考えていく必要はあるかというふうには思います。

委員(横山すみ子君)

そのような発言があったということをお伝えいただきたいと思います。小規模でやるのがいいのか、ちょっと大規模になるかは効果を見てということだと思うんですけれども、直接性を大事にしていただきたいと思います。

委員長(土佐洋子君)

副委員長、何か、大丈夫ですか。ほかに関連質疑ございませんか。
では次に荒井委員より「第6条基本的事項を議会に報告するとあるが、基本的事項とは何か」という論点からの質疑をお願いします。

委員(荒井直彦君)

今、委員長のほうからお話あったとおりで、第6条に記載してある部分でですね、基本的な事項という部分の事項ということは何でしょうかというような単純な質問なんですけど。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

まず基本的な事項というと、例えば基本構想で言えば町の目指す将来像もそうだと思います。それから基本計画で言えば重要施策とか、施策の体系についてお話をさせていただく、御意見をいただくということになろうかと思います。ただ、今、横山委員もおっしゃってたとおり、右肩上がりの成長、経済成長期と違ってですね、今はどこが真にその行政が行わなければいけないものかっていうところの精査は非常に大事かなというふうに思いますし、それに対して、例えば地域主権でやっていただくものというのも当然出てくるだろうというふうにも考えておりますので、その辺のいろいろ御相談、御意見を伺うことも含めて、骨子も含めてですね、基本計画についてはつくり込みの段階でいろいろ御意見を伺っていく必要があろうかと思ってます。ただ、実施計画になりますと、例えば基本計画になぞらえた形の事業立てっていう形になりますので、これについては実施計画をお示しはさせていただきますけれども、一つ一つの事業に対して議員の皆様から御意見をいただくということはかなり量も、事業も三百四、五十事業ございますので、そこまでについてはちょっと御意見を求めるにもいささか大変かなというところもございますので、構想とその基本計画のレベルについて御意見をいただくというようなつもりで記載をしてございます。

委員長(土佐洋子君)

よろしいですか。関連質疑もございませんか。
では、ほかに御質疑は何かございましたら。

委員(守屋亘弘君)

ちょっとお願いなんですけれども、基本計画、基本…ごめんなさい、基本構想、基本計画、実施計画のね、定義づけはどうなんでしょうか。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

条例の第2条のですね、(1)に、1号、2号、3号、4号というふうに記載させていただいておりますのは、総合計画というのは総称してすべてその3層、すべてを含めた形で総称して総合計画と言いますと。で、2号については基本構想は先ほど来お話ししてますとおり、町の、まちづくりの基本理念、目指すべき将来像ですね。基本計画についてはその基本構想を具体化して実現するための施策の基本的な方向を体系的に示します。それから4の実施計画については、具体的なその事業を示させていただくと。それからその指標を入れたりだとか、そういうような内容のものになるということで2条の定義となります。

委員(守屋亘弘君)

議会でね、議決事件になったと。で、わかりやすいのは、基本構想に反対だから基本計画も反対だよと。極めてわかりやすいですよね。ところが基本構想にね、容認しておいて、基本計画に反対だっていうのは論理的に私はおかしいと思うんだけど、この定義であればね、主旨一貫してるかなということなんですけれども、あるいは行政サイドから、まあ再議という話はありましたけれども、基本的なスタンスとしては私はおかしいと考えてるんですが、行政サイドとしてはどういう判断をする。

企画調整課課長(伊藤義紀君)

ちょっとその辺は私が個人的にお話しするような話でもないかなと思いますけども、第三次のですね、後期基本計画でいろいろ議員の皆様から御意見いただいたときにですね、基本計画にいろいろ書き過ぎて、内容が、文字数で言えば多過ぎませんかというようなお話を議員の皆様にお尋ねさせていただいたことをちょっと記憶してるんです。で、例えば基本構想は、今もそうですけど、至って簡単に書かれていると、町の将来像。基本計画も目指すべきところがですね、さきのそういう震災という、3.11なんかがありますと当然防災関係とかはたくさん書くようにはなってしまうのかなと思いますけれども、ちょっと内容的にボリュームがあり過ぎるんじゃないかというふうには考えてます。ですからその辺の基本構想は、極端に言えば箇条書きでもいいんではないか。で、よその自治体でも基本構想をすごく簡略化して書いてるところもございます。施策の大綱でございますので、細々したことまで書き記すのはどうかなというところもございます。あとはそこを目指すための基本、実施計画については、基本構想から来てる基本計画、それを目指すための事業立てという形でつくり込んでいくべきかなと。ですから、その基本構想と基本計画が整合していないとかっていうことがないようにですね、基本構想をあくまでも基本構想を達成するための基本計画だというようなつくりにしていかなければいけないというような、そういう自覚はもう持っております。ですから基本構想をお認めいただければ、基本計画もそれになぞらえた形で、中身としてはいいねと言っていただけるようなものをつくっていくべきだなというふうには考えております。

委員(守屋亘弘君)

ですから、その基本構想を離れてね、基本計画つくるはずがないんだから、基本計画…あ、ごめんなさい。基本構想を容認しておいてね、基本計画を反対するっていう論理的にはあり得ないっていうことですよね。

総務部部長(上妻良章君)

非常にお答え難しいところでございますけれども、今までの話の中で大きな基本構想というものを具現化するための基本計画ございます。課長がまさに説明したとおり、構想を具現化するための基本計画ということで策定するわけでございますけれども、前回等も例に取り上げさせていただければ、その中で皆様、議員の皆様のお考えの中では、具現化するために基本計画の中にそれは、まだこれが足りないんじゃないか、これが必要じゃないかというところの見解の相違でございますとか、御意見の部分で御指摘をいただいたというふうには理解してございます。

委員長(土佐洋子君)

ほかに質疑ございますか。なければ、これにて質疑を終結いたします。それでは職員の皆様ありがとうございました。
職員退出及びただいまの質疑・答弁を踏まえ、正・副委員長で論点を整理するため、暫時休憩いたします。ありがとうございました。(午前10時44分)

委員長(土佐洋子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時50分)
先ほどの質疑・答弁を踏まえ正・副委員長でまとめました論点と思われる事項を申し上げます。
1、他自治体では自治基本条例に総合計画を位置づけている例が多いが、当町ではその検討をしたのか。
2、第2条で総合計画を3層構造としているが、その理由は。
3、「第5、町民からの意見を聞くものとする」とあるが、素案のときなどいつどのように行う予定なのか。
4、「第6条基本的事項を議会に報告する」とあるが、基本的事項とは何か。
以上4点の論点があったと思われますが、過不足ありましたら委員の皆様から御指摘をお願いいたします。
よろしければ、これより論点ごとに委員間討議に移りたいと思います。進め方については、まず各論点に対する各委員の考え、立場を明確に表明していただき、「2」その上で各委員間で考えが異なる点がある場合は原則として委員間討議を行い、「3」その結果として最終的に合意できた点と合意できなかった点を整理していきたいと思います。
ではまず論点1、他自治体では自治基本条例に総合計画を位置づけている例が多いが、当町ではその検討をしたのかについて、各委員の皆様の考えや立場を表明していただきたいと思います。

委員(守屋亘弘君)

ほかの例が多かろうと少なかろうと、それは私はどうでもいいことで、基本的な考えがね、その、町の憲法と思われるね、自治基本条例を制定するのが先であって、私の考えで言えば、あえて総合計画の関連の条例を策定する必要はない。要綱で十分ですよ。というのは、期限の問題ありますけれども、現町長の任期に限るというならわかるけども、その後もこの条例によって拘束されるというか、ようなことであれば、それまでね、現町長に権限が及ぶのかね、という懸念がありますので、素直に、反対意見述べてるようなもんだけど、どうのこうのと言えないと。結局町長に聞かなくちゃわかんないんじゃないかな。あえてこの時期にね、条例案なるものを上程したっていうのが、真意が私にはわかりません。

委員長(土佐洋子君)

はい。ではほかの委員の方。

委員(横山すみ子君)

今回第4次総合計画というか、基本構想、総合計画を策定するに当たって根拠が必要であるというのは理解できます。そしてその根拠として、やはり条例化できるもの、つまり要綱とかではなくて条例化できるものは条例として、多くのところで議論をした上で定めることができるほうが望ましいと思いますので、私が自治基本条例との関連について伺ったのは、自治基本条例をやるという姿勢のままになっている中で、そこはどういう議論をされましたかという確認でありまして、総合計画、新たなものをつくるに当たっては条例必要と思いますので、私の先ほどの質問項目出させていただいたのは、その関連性についての確認でしたので、条例制定はすべきものと考えております。

委員長(土佐洋子君)

他の委員の、はい。

委員(待寺真司君)

私も今、横山委員と同じ意見で、特にまた担当課のほうからは最高規範性がある自治基本条例について、慎重にこれからも進めていきたいというお話もありましたので、今は次の四次をつくるに当たって、やはり根拠条例がいるという認識でおりますので、ただ、まちづくり自治基本条例についても前町長時代にスタートをしたんですけれども、一向にそれ以降とまってしまってるというような状況があるので、その辺はちょっと別段部分でね、どういうふうにしていくのかっていうのは進めていっていただきたいと思いますけれども、この条例については、特に自治基本条例との関係については、特段私は問題ないと思います。

委員(長塚かおる君)

私も自治基本条例、こちらのほうもこれから町が取り組んでいかなければいけないものだと思いますが、こことの関連性というものも加味しながらこれをつくっていくということなので、問題はないと思います。

委員(荒井直彦君)

私も横山さんと待寺さんと長塚さんと同じで、別に問題ないと思っております。

委員(窪田美樹君)

自治基本条例のほうでも一応検討を行ったという、勝手に別々に走ってるわけではないということで、で、この総合計画策定条例のほうは、条例のほう、要綱でいくべきではない、この四次をつくっていく上で条例制定が必要だと思うので、私も条例制定には賛成で、この意見には賛成ですって言っちゃいけないか。

委員長(土佐洋子君)

横山委員のいただいた論点について、はい。
では次に論点2でございます。第2条で総合計画を3層構造としているが、その理由はということについて、各委員の皆様の考え、立場を表明いただきたいと思います。

委員(待寺真司君)

担当課長からの説明で十分理解できましたので、今回別に3層構造という、従来型の踏襲になりますけども、第四次については私はそれでいいのではないかというふうに思っております。

委員長(土佐洋子君)

ほかの委員の方。

委員(横山すみ子君)

論点として出させていただきましたけれども、対案としてこの別の方法がいいという対案を持って伺ったのではなくて、3層構造にされたその行政側の理由を聞きたかったということですので、これでよいかと思っております。

委員(荒井直彦君)

私も同感です。

委員(窪田美樹君)

お話の中では、説明の中では不ぐあいが見られないということで、何か少しの適当さっていうんですか、今、やってて大丈夫だからっていうところは不安は残ったんですけれど、不ぐあいが見られていないというところで、この、じゃあ3層構造でというところに落ち着きました。

委員長(土佐洋子君)

よろしいでしょうか、皆様。はい。
では次に「第5、町民からの意見を聞くものとする」とあるが、素案のときなどいつどのように行う予定なのかということについてのお考えや、立場表明をお願いいたします。

委員(長塚かおる君)

ワーキンググループなどの一般町民の方たちのお話も伺うということでしたので、その辺を計画の中にもしっかり盛り込んだ中でやっていただけると思うので、それを一応周知することを条件に問題はないんではないかと思います。

委員長(土佐洋子君)

皆様そのような…あ、はい。

委員(窪田美樹君)

あの中で、ワーキンググループの中で皆さん、町民の方の意見を聞いて、ここでもんでまた町民の方に投げ返して、またそこで意見を整理して答申に持っていくという、このキャッチボールはすごい町民の方の意見を通していく、届けていくというところにいいところはあると思うんで、これは何回までやっていくのかなっていう、どこまで聞いてどこまでを町民の方の意見を反映できる行政としてやっていくのかなっていう不安は残ったんですけれど。その中でもこのパブコメを行って、キャッチボールをやっていけるっていうところにも、それを条例の中に書き込んでいっているというところがいいと思ったので、いいです。

委員長(土佐洋子君)

他の委員の皆様はよろしいですか。
特にないようでしたら、次に「第6条基本的事項を議会に報告する」とあるが、基本的事項とは何かということについて、お考えなどありましたら表明いただきたいと思います。

委員(荒井直彦君)

行政からの説明で言うと、基本構想、基本計画においての骨子、重要施策を示すものということで、その時代時代に流れにあったときの重要施策とおっしゃってましたので、別に問題なかったと思いますので、と思います。

委員長(土佐洋子君)

それでは皆様の御意見を伺いまして、論点1でございます、他自治体では自治基本条例に総合計画を位置づけている例が多いが、当町ではその検討をしたのかについて委員間に考え方が異なる点がございますので、まずこの論点について委員間討議を行いたいと思います。御意見のある方は挙手をお願いいたします。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと現実に即しての話でいいですか。

委員長(土佐洋子君)

はい。

委員(守屋亘弘君)

私はその、これは行政サイドの案ですから、じゃ議会はどう対応するかっていったら、たまたま総合計画特別委員会設置してますけれども、現実の姿を見ると諮問・答申機関が2つあるということじゃないかと。だから総合計画審議会に諮問して答申を得ると。それをもって、多分議会でこういう案でどうでしょうかってなるんでしょ。まあその、議会の特別委員会の役割がどういうことなのかね、私は詳しく聞いていないからわかりませんけれども、実際に議決権というかね、持ってれば、先ほどもちょっと触れたように否決されたら困るから、全部総合計画審議会の答申は無視だということになりかねないんじゃないかと。根本的な問題はそこにあるんじゃないかと思うんですよね。だから昨年の7月31日の総合計画審議会の文章を読むと、議会事務局は悪者になっちゃったりする。現実はそういう文章残ってるんだから、そういうことでしょ。何が何だかさっぱりわかんないよね。だから議会としてどういう特別委員会が役割を果たすのかね、つくっちまったからいいじゃないかっていうことじゃないと思うんだけど、その辺まだ役割分担もはっきりしてないんでしょ。どうなんですか。この間傍聴しなかったからわかんないんだけど。

委員(横山すみ子君)

議会の総合計画特別委員会がどのように進めるかは議会が決める問題だと思うんですね。で、今提案されているのは、この総合計画第四次をつくる前に、根拠条例としてこの条例をつくりたいということで提案をされてきていまして、内容に問題はないと、私は議論の中で思いましたので、総合計画特別委員会がどのようなやり方でいって議決権を非常によく果たすかっていうのは議会自身が決めればいいことで、そこで必要があれば行政からどこで説明を聞くとかっていう、そのやり取りではないかと思いますので、条例の、条例を可決するか否決するかのための議論で言えば、問題はないのかなと。で、また別の委員会になりますけれども、総合計画特別委員会で進め方については今、協議されているところで、進みつつありますので、そこでの御提案ということでよいのではないかなと思いますが。昨年は総合計画特別委員会が素案ができた後、議案として出てきた後につくられたために、非常に圧縮された議論でいろんなことが起きたなと思っておりますので、今回は一番よいやり方を選んでいけるような気がいたしますので、問題ないかなと私は思ってるんですが。

委員長(土佐洋子君)

ほかに。

委員(守屋亘弘君)

ですから、私が最初にお断りした、現実に即して考えればということでお話をして、で、実際にじゃあ議会はどうかかわるのかっていったら、まだわかんないんでしょう、特別委員会自体が。発足して何カ月になるんですか。

委員(横山すみ子君)

今、特別委員長がこの席におられないんですけれども、そういうふうに言われたら大変心外とお思いになるのではないかと。どのように進めていったらいいかということの御提案をいただいて、8月30日に粗々進む方向について、横須賀に聞きに行こうとかっていうことで、これからのスケジュールについても御相談が入っているところでございますので、委員会はあるけど何をやったらいいかわからないという状況ではないと私は思っております。

委員(守屋亘弘君)

くどいけど、決めたんですか、どういう役割を果たすかっていうことを。

委員長(土佐洋子君)

暫時休憩いたします。(午前11時06分)

委員長(土佐洋子君)

では休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時15分)
では御意見ございますか。

委員(守屋亘弘君)

休憩中にやっとわかりましたので、賛成します。

委員長(土佐洋子君)

はい、ありがとうございます。ではこの、以上で委員会討議については終結したいと思いますけれども、御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
御異議ないものと認め、委員会討議を終結いたします。
ただいまの委員会討議を通じて合意形成が図れた合意事項と…あ、すべて合意形成が図られた合意事項、明らかになりました。
先ほどの委員会討議を踏まえ、争点、自治基本条例の点で、要綱でもという御意見もありましたけれども、合意を見ましたのでということでよろしいでしょうか。はい、争点がなくなったということでよろしいでしょうか。
では、これより採決に進みますけれども、採決前に御意見があるようでしたらお願いいたします。
では、議案第21号に賛成の方の挙手を求めます。
(挙手全員)
賛成全員ということで、よって議案第21号は原案のとおり可決されました。
以上で議案第21号について審査を終了いたします。
それでは引き続き陳情の審査を行います。陳情第25-7号森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書採択に関する陳情についてを議題とし、審査を進めます。陳情文書を朗読お願いいたします。
(書記朗読)
ありがとうございます。この陳情の審査に当たりまして、職員に説明を求めようとも、特に出席しても説明することはないということですので、お呼びしない方向で皆様の御意見を伺おうと思いますけれども、いかがでしょうか。よろしいですか。
それでは、これより陳情第25-7号につきまして、委員の皆様からの御意見等伺いたいと思います。

委員(守屋亘弘君)

行政サイドを呼ぶか呼ばないかはちょっと別問題で、ちょっとこれ、今読み上げてくださった中で、これは地方税と解釈するのかね。なおかつ目的税となるのかね、ちょっとその辺がわかんなくなったんですけれども。あ、いいですか、続けて。

委員長(土佐洋子君)

はい、続けて。

委員(守屋亘弘君)

添付資料の中で、地方の地球温暖化対策に関する財源確保、総務省ということで、であればこの部分は地方税かなと。で、その個人が納付するものなのか、多分個人が納付することになろうかと思うんですけども、納税者っていうのはだれに、対象がだれになるんですか。

委員長(土佐洋子君)

この件に関してどこか担当の課をお呼びしたいということですか。
ちょっと、暫時休憩いたします。(午前11時25分)

委員長(土佐洋子君)

では休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時35分)

委員(横山すみ子君)

内容について少し独自調査をさせていただきたいので、継続にしていただけるとありがたいです。

委員長(土佐洋子君)

はい。継続審査を求める動議がありますので、皆様にお諮りしたいと思います。継続審査とする方に賛成の方の挙手を求めます。
(挙手多数)
賛成多数。よって陳情第25-7号は継続審査と決定いたしました。
次に、陳情第25-8号神奈川県に「公契約条例」の制定を働きかける意見書の提出を求める陳情書を議題といたします。では、陳情文書を朗読お願いいたします。
(書記朗読)
はい、ありがとうございます。この陳情の審査に当たり職員から説明等を求める必要があれば、財政課の職員を待機させておりますので、いかがでしょうか。特に必要ないですか、よろしいですか。
それでは皆様から、この陳情に対しての御意見を伺いたいと思います。

委員(横山すみ子君)

以前もこの公契約条例の制定を求める動きというのはあったと思うんですけれども、当町ではまだこの具体的な話し合いに入っておりませんけれども、必要な条例だと思っておりますので、この陳情のとおり意見書を提出したいなと、内容から飛んでしまって申しわけないんですが、思っております。

委員長(土佐洋子君)

ほかの委員の皆様、御意見ありますか。

委員(待寺真司君)

今、横山委員からあった、町としてその公契約条例にどう取り組んでるのかっていう、先ほどちょっと職員を呼ぶかっていうところで、町の状況を聞いておいたほうがよかったかなと。というのは、町でまだ検討もしてないことを、県に対して議会として意見書を上げるっていうことがどうなのかなという部分がちょっとありまして、その辺検討が進んでいるのであればね、その中で一体となってやっていくってこともあるんでしょうが、町としてまだ何も考えてないよと。ただ、これを見ると県のほうでは協議会ということで、いろんな連合の団体とかも入って、建設業の方も席に着いたところなのかなと。それを後押しするということであればいいのかもしれないんですが。ただ、実際入れている自治体はね、県と一緒にその公契約条例をしっかりとやっていくという部分では、上にそういうのがついてくるということは非常にいいと思うけど、じゃ実際やってないところがどうなのかなっていうのがありまして、その辺もし、さっき飛ばしちゃって申しわけないですけど、町の状況とかはその辺担当課、もし控えて、もう帰しちゃったですかね。そしたらその辺説明いただく中で、ちょっと判断したいなというふうに思うんですけれども。

委員長(土佐洋子君)

そうですね、はい。川崎市、相模原市、厚木市で制定、で、町の状態、状況がどうかという、それも何課…財政課、はい。

委員(待寺真司君)

あとちょっと議会事務局のほうで各、これ県内の入れてない自治体に出てるんですかね。これはいただいたのが鎌倉・逗子・葉山支部なんで、鎌倉・逗子・葉山に同様の陳情が上がってて、それで鎌倉・逗子の状況とかその辺の調査っていうのは事前にできてましたでしょうか。

議会事務局局長(山本孝幸君)

提出状況はわかりますし、近隣の内容も把握しておりますので、今、もしよろしければ。近隣で言いますと横須賀市、三浦市には提出がございません。逗子には提出ございまして、たしか採択して意見書を逗子は出しております。結果がわかってるのは逗子だけでございまして、ほかは、寒川は不採択、大磯・二宮は机上配付、二宮は趣旨だけは了承したということで、うちで言う趣旨了承で意見書なしという状況でございます。

委員(待寺真司君)

二宮が趣旨了承の…。

議会事務局局長(山本孝幸君)

意見書なしです。それで大磯は机上配付、寒川は不採択、近隣で言えば逗子は採択で意見書あり、三浦・横須賀は採択ありません。鎌倉は採択…あ、ごめんなさい、継続審査です。以上です。

委員(待寺真司君)

継続。

議会事務局局長(山本孝幸君)

はい、鎌倉は継続です。

委員長(土佐洋子君)

今、事務局取り扱い状況について伺いましたけれども、待寺委員から職員にお話を聞きたいということなので。(私語あり)皆様いかがでしょうか。職員に説明を受けたいということなんですけれども。
それでは職員の方を呼びたいと思いますので、暫時休憩いたします。(午前11時43分)

委員長(土佐洋子君)

それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時46分)
職員が出席しておりますので、部長から職員の紹介をお願いいたします。

総務部部長(上妻良章君)

よろしくお願いいたします。出席職員の紹介をさせていただきます。財政課長の田丸でございます。係長の阿比留でございます。主査の行谷でございます。私、部長の上妻でございます。よろしくお願いいたします。

委員長(土佐洋子君)

それでは陳情第25-8号につきまして、先ほど待寺委員からの質問をお願いいたします。

委員(待寺真司君)

大変申しわけありませんでした。また御足労いただくことをお許しいただきまして、ありがとうございます。今回のこの陳情なんですが、県に議会として働きかけるに当たって、公契約条例を当町はどういうような今、制定に向けて動いてるとか、そういった状況なしに自分たちが全く手をつけてないものを上部団体である県に意見書として議会として出すのはどうかなという、ちょっとした思いがありましたので、町として今、公契約条例に関して、これまでも同僚議員から一般質問等で取り上げられておりましたけれども、それを受けた形でこの公契約条例というものをどのように今後取り組んでいくのか、あるいは現在どういうような状況にあるのか、その辺のちょっと御説明をいただければということでまたお越しいただいた次第でありますので、よろしくお願いいたします。

財政課課長(田丸良一君)

現在町の状況についてちょっと御説明をさせていただきます。従来から一般質問等でも御質問を受けておりまして、その際においては、現状においては労働者の賃金であるとか、就業時間、勤務条件などは労働基準法や最低賃金法で定められているというところがございまして、これら労働行政については国全体でとらえて、国の政策として取り組んでいくべきではないかという答弁をさせていただいてるところです。そうした背景を受けまして、こういった問題については一自治体で解決できるという問題ではなくて、国として統一的な基本的な事項を定めていただいた上で解決していくべきではないだろうかというところがございます。今年度につきましては町村会を通じまして基本的事項の統一を図ることということで、町村会には要望をさせていただいたところでございます。以上です。

委員(待寺真司君)

町村会に対して今、要望を上げたということですが、町村会はその要望を受け取って、これはほかの自治体からどう出てるのかわからないんですが、それを国に対してある程度要望として上げてる状況であるということでよろしいですか。

財政課課長(田丸良一君)

結果としてですね、ほかの自治体さんの賛同を得られてないっていうところがかなりありましたので、結果としては最終的に国へは上がってないというところが今の現状でございます。

委員(待寺真司君)

わかればでいいんですが、その賛同を得られない大きな理由っていうのはどうなんでしょう、他の自治体において。その町村会の中でそういう話し合いというのは持たれてるのか。

財政課課長(田丸良一君)

時間的にちょっと追加で出した関係もございましたので、今年度については調整がつかなかったっていう部分が大きかったっていうような話は聞いてございまして、また来年度以降引き続きというような課題にはなってるかというふうには聞いてございます。

委員長(土佐洋子君)

ただいまの関連質疑ございますか。ないようでしたらほかの質疑ございましたら。
なければ、これにて質疑を終結してよろしいでしょうか。では職員の皆様どうもありがとうございました。
じゃあ職員退席のため暫時休憩いたします。(午前11時50分)
 

委員長(土佐洋子君)

では休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時51分)
それでは、これより陳情第25-8号につきまして、委員の皆様からの御意見を伺いたいと思います。

委員(守屋亘弘君)

私は採択の上、意見書を提出すると。

委員(待寺真司君)

今、担当課から説明があったように、今、町としては公契約条例の制定に向けてはまずは国のほうに基本的事項を定めて落としてこいと、落としてきてほしいと。落としてきてほしいという要望を上げてる段階で、残念ながら各自治体と足並みがそろってないということで、県を通して上げていくということができてないという状況なので、この公契約条例自体をそれぞれ各自治体の判断でもう既につくってるところもたくさんあるんですが、今、町のそういった状況を考えると、国から県、町とおりてくる順番を考えれば、この陳情を採択して意見書を出して、県に先につくれっていうと、そこを何か町と若干違いが出ちゃうんじゃないかなという懸念があるんですね。で、先ほど横山委員言われたように、その公契約条例自体は私自身も反対するものでもないんですが、その手続上どうしていくかという部分で、県に対してこう、意見書を提出するというのも一つの手なのかもしれないんですが、逆に議会として、県としてやるんであればやはり県会議員であるとか、県議会に対してそういうものを出していただいたほうがいいのかなというのはちょっと思ってるんですね。先ほどの繰り返しになってしまいますが、今、町がそういった国に対して統一基準を求めているのであれば、これをまた県につくってくれと求めてしまうと、そこで県と国とでまた調整がどうできるかっていうのもわかりませんので、その辺をちょっと慎重に考えたほうがいいのかなというのが気持ちなんで、趣旨は十分わかりますので、ただ、県に対して意見書となるとちょっとまだ考えるところではあります。

委員(窪田美樹君)

先ほど待寺委員が、県が先で、町が、町に公契約条例がまだできてないようなときに県に上げるのはどうなのか。だけど県にもつくってもらい、町もつくってもらいっていうような、一緒にやっていくようなこともありなのかなっていうお話もありました。国からおりてきて順番がそうであるのかもしれませんが、その後押しをするためにも町も全くやる意思がないっていうわけではなく、町村会の要望も出している、国にも働きかけているんだけれど、その動きがなかなかできてこないというところでは、ではまた国にも働きかけて、県にも働きかけてというところがあってもいいのではないかというところで、この意見書を、この陳情を採択して意見書提出したいと思います。

委員長(土佐洋子君)

ほかの委員の方。

委員(横山すみ子君)

議会質問の中では、多分私は質問項目に出したことはないんですけれども、公契約条例必要であるという質問は議会ではかなり出ているのと、それから最低賃金も神奈川県で独自のものをつくっていたりしますので、町での動きは議会…議会全体ではありませんけども、議会でも出ておりますし、県に先んじてやっていただくということも助けになるなと思いますので、私は採択の上、意見書を送らせていただき、個人的には議会でまた努力をしたいと思います。

委員長(土佐洋子君)

他の委員の方。

委員(長塚かおる君)

私も採択をして意見書を提出ということで異議ないと思います。

委員長(土佐洋子君)

荒井委員はいかがでしょうか。

委員(荒井直彦君)

私も採択して意見書ありで。

委員長(土佐洋子君)

今、皆様の御意見を伺ったところ、待寺委員がちょっと今、町が国に働きかけてお願いしてるところなのでという御意見ですけれども、いかいがいたしましょうか。

委員(待寺真司君)

ちょうどこの添付していただいた資料の(3)で、公契約条例に対する市町村の考え方等という一覧表がありまして、この中でもやはり国や他自治体の動向注視、あるいは国が関係法令を整備すべき、国に法整備を要望または要望したいというような形で、この条例自体をやっぱり国が、今の町の態度と一緒で、国が法令整備すべきという団体数が非常に多くなってるなというような状況もありますので、その辺いきなり町が県に対して意見書を出していいのかなというのは、やっぱりまだちょっと引っかかるところがあるんですが。今、今ちょうど俎上にのったところですよね。その状況もまだどういう話がされてということは、県の情報としてはまだ持ってないということだと思いますので、その辺なくしてきょう一発で決めていいのかなっていうのはちょこっとあるんですが、その辺の状況を調査した上でということであればまた他でも、鎌倉なんか今、継続してるという状況だということでございますので、その辺の今、県のこのちょうど出ている第1回目の協議会等で、県が本当に後ろ向きでね、全く取り組む姿勢がないということであれば、逆に町議会としてもね、必要なものだという部分で上げていくということもいいかと思うんですが、その辺の情報をちょっと私自身も大変申しわけないんですが、つかんでおりませんので、もし可能であれば継続にしていただいて、その辺の状況をちょっと調査させていただく中でまた判断していければなと思うんですが。これはあくまでも私自身の意見ですから、皆さんがきょう採択ということであれば、それはそれに従います。

委員(横山すみ子君)

陳情からちょっと離れるような感じがして大変申しわけないんですが、先ほど町は国に対してということで、町村会を通じて動いていると。そうであればこの陳情の扱いはまたそれぞれだと思うんですが、議会としての後押しとしては国に対してそういう基準を早くつくってくださいというのをあわせて出すと、矛盾が解消されやすいのかなと思います。これはまた次回に。

委員長(土佐洋子君)

多くの委員の皆様が賛成して意見書を提出ということなんですけども、待寺委員から調査したい旨の継続をしたいという御意見もあるんですけれども。(「継続に賛成します」の声あり)継続、はい。(私語あり)継続の御意見があったということです。

委員(守屋亘弘君)

確認で申しわけないけど、継続の動議が出たよと。

委員長(土佐洋子君)

継続の御意見が出たところです。

委員(守屋亘弘君)

だから動議は出てないよということね。

委員長(土佐洋子君)

そうです。

委員(守屋亘弘君)

はい、わかりました。
私は今回で、さっき申し上げた、もう結論を出すべきだという意見です。

委員(待寺真司君)

一致しないということでありますので、継続のちょっと動議を出させていただいて、採決をしていただければと思います。

委員長(土佐洋子君)

継続審査を求める動議がありますので、まず継続審査についてお諮りしたいと思います。継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(挙手多数)
賛成多数で、継続審査とすることと決定いたしました。
以上で本日付託されました案件の審査について終了いたしました。本日の審査結果について事務局から報告をお願いします。

議会事務局主事(佐々木周子君)

本日の結果について御報告いたします。議案第21号は全会一致により可決されました。陳情第25-7号と陳情第25-8号については、ともに継続審査となっております。以上です。

委員長(土佐洋子君)

ありがとうございます。
それでは、次に2、行政視察について、こちらも事務局からお願いいたします。

議会事務局局長(山本孝幸君)

事務局のほうから日程につきまして簡単に御説明させていただきます。日程となって、(案)がないですが、現段階ではですね、最終のところまで煮詰まってる部分がない、煮詰まってはないので、ちょっと案という形でございますが。10月24日、一応JRの逗子駅に皆様7時半に集合していただいて、逗子から東京、上越新幹線を使って越後湯沢、それから北陸線ということで魚津のほうに行っていただいて、魚津のほうで一応道の駅蜃気楼についての視察、観光振興条例についての御説明を受ける予定でございます。なお、海の駅につきましては第三セクターでございまして、視察、前後にですね、視察日を含めて前後に株主総会が予定されてるということで、対応できるかどうかもう少し待ってくれということでございますので、対応できればそちらで説明が受けられるんですが、説明、対応できないということであれば資料だけ持って、委員の皆様と一緒に施設のほうを見学ということだけになるということでございます。したがいまして、昼食の場所も今、一応海の駅蜃気楼にはなってございますけれども、もし海の駅が視察で受けられないということで、先に市役所のほうで観光振興条例をやるというような日程の前後によっては食事場所が変わるということで、また決まり次第皆様にはお知らせさせていただきたいと思います。視察を終えましたら富山のほうに移動していただいて、ANAのクラウンプラザホテルに宿泊ということでございます。着いてから夕食までは一応1時間弱ぐらいですけども、一応自由行動ということでゆっくりお風呂入っていただくなり、町を見ていただきたいと思っております。夕食はですね、裏面に地図がついておりますけども、約、ホテルから歩いて15分から20分ぐらいのところでございます。散策をかねて徒歩で行っていただくなり、皆様各自夕食場所へ集合していただくということにしておりますので、こちらはもう予約取れておりますので、よろしくお願いいたします。
めくっていただいて翌日の25日の金曜日でございます。こちらはホテルを一応7時40分に出発して、射水市役所の新湊のほうまで移動する予定でございます。現段階では電車で行くことになっておりますけれども、今後少し内容を煮詰めて、移動の方法がタクシーになる可能性もございます。それもあわせてまた決まり次第正確に皆様に御連絡させていただきますが、行政視察の時間と内容については変更ございません。みえる・わかる・わかり合える行政、協働のまちづくりの推進条例、広報サポーター制度ということで、広報はこれは議会広報じゃなくて市の広報でございますが、その市の広報について市民の方から御意見を伺うという制度でございます。昼食につきましても射水市内となってございますが、タクシー等の変更によっては富山になることもございます。一応富山に戻っていただいてからは自由行動ということで、5時20分に各自富山駅構内のみどりの窓口に集合していただきたいと思っております。ただいま富山駅構内は上越新幹線の工事中でございまして、かなり工事で行くまで、たどり着くまでに工事現場を通って行きますけれども、改札口は1カ所しかございませんので、各自改札口近くのみどりの窓口に、裏面に地図がございますけども、そこに集合していただいて、午後3時49分の電車で帰途につく予定でございます。それから新幹線の乗り換えの、越後湯沢でございますが、時間に余裕がございませんので、夕飯は電車の中で食べていただくことになりますが、できれば富山駅で、あるいは富山の自由行動の間に各自食事については用意していただきたいと思っております。越後湯沢ではちょっと時間の余裕が、行きもそうですが、電車と、新幹線と特急の時間がもうほとんど、8分とか9分しかないんですが、駅がその割には結構広いので時間がありませんので、お弁当の用意はあらかじめしておいていただきたいと、帰りは大体おおむね9時ぐらいを予定してございます。今、申しましたとおり、ちょっとまだ未確定な要素がございますが、2週間前ぐらいになりましたら確定すると思いますので、改めて詳細な確実な情報については御連絡させていただきます。以上です。委員長、よろしくお願いいたします。

委員長(土佐洋子君)

はい、ありがとうございます。何か御質問などございますか。
そうしたら、詳細が確定いたしましたら事務局から御連絡いただけるということですので、よろしくお願いいたします。
それでは視察に伴いまして、閉会中の委員派遣についてお諮りいたします。所管事務調査のため会議規則第73条の規定により、議長に対して派遣承認要求を行うこととして、派遣委員は全委員とし、日時、場所及び目的については配付の視察日程のとおりとし、経費等の手続については委員長に御一任願いたいと思いますけども、御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
はい、御異議なしと認め、そのように取り計らわせていただきます。
これより閉会中の…あ、すいません、失礼いたしました。先ほどの議案第21号の取り扱い、報告文案。
(「正・副委員長一任」の声あり)
はい。では正・副委員長でまとめさせていただきまして、まとまり次第メールで委員の皆様にお送りさせていただきます。大きな修正等がなければ、報告文案の審査ということで日程を設けておりますが、メールでやり取りしたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。それじゃあ皆様に集まっていただかなければならないような変更がなければ、メールにて協議させていただきます。
で、これより閉会中の継続調査申出書を配付したいと思います。少々お待ちください。
(資料配付)
では、今、紙を出していただく前に、4、その他について、何か委員の皆様からありましたらお願いいたします。
では、閉会中の継続調査についてを議題といたします。ただいまお手元に配付いたしました申出書のとおり、議長あて申し出たいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
はい、御異議なしと認めます。よってお手元に配付いたしました閉会中の継続調査申出書を本職から議長に付議要求いたします。
その他についても特にないということですので、以上で本日の案件は終了いたしました。
暫時休憩したいと思います。(午後0時10分)

委員長(土佐洋子君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後0時14分)
継続の審査がございますので、11月18日の10時から開会いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
これにて総務建設常任委員会を散会いたします。皆様お疲れさまでした。(午後0時14分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成26年1月10日

総務建設常任委員会委員長 土佐洋子

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更新日:2018年02月02日