総務建設常任委員会会議録 平成23年11月11日
開催年月日
平成23年11月11日(金曜日)
開会時間
午前10時00分
閉会時間
午前11時03分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 付託案件
(1)陳情第23-10号 葉山町職員給与の改正を求める陳情書
(2)陳情第23-20号 葉山町非常勤特別職の報酬の改正を求める陳情書
(3)陳情第23-21号 葉山町町長および教育長の給与の削減に関する陳情書 - その他
出席並びに欠席委員
出席 6名 欠席 0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 金崎ひさ | 出席 |
副委員長 | 中村文彦 | 出席 |
委員 | 鈴木道子 | 出席 |
委員 | 田中孝男 | 出席 |
委員 | 土佐洋子 | 出席 |
委員 | 伊東圭介 | 出席 |
オブザーバー | 議長畑中由喜子 | 出席 |
傍聴者
守屋亘弘議員 窪田美樹議員 山梨崇仁議員
一般傍聴者 3名
説明のため出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
総務部部長 | 上妻良章 |
総務課課長 | 池田務 |
総務課課長補佐 | 梅田仁 |
総務課副主幹 | 内藤丈裕 |
総務課主査 | 大内友宏 |
会議の書記
議会事務局局長 山本孝幸
議会事務局主事 山崎大輔
会議録署名委員
委員長 金崎ひさ
会議の経過
委員長(金崎ひさ君)
では皆様、おはようございます。定刻になりましたので、ただいまから総務建設常任委員会を開催いたします。(午前10時00分)
全員おそろいでございます。きょうは皆様にお配りしております次第書どおりに、付議案件が陳情第23-10号葉山町職員給与の改正を求める陳情書、陳情第23-20号葉山町非常勤特別職の報酬の改正を求める陳情書、陳情第23-21号葉山町町長及び教育長の給与の削減に関する陳情書が付託案件の継続となっておりますので、これをまず審査をいたしまして、そしてその他に入らせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。では、そのように進めさせていただきます。
まず陳情第23-20号に関して資料要求がありまして、そして既に9月の29日、皆様のお手元にお配りしてあると思いますけども、もしきょうお持ちでない方は事務局に用意してございますが、皆様お持ちでしょうか。平成22年度月額または年額支給の非常勤特別職勤務日数等実績表です。ございますか。はい、どうぞ、鈴木道子委員。ない、じゃあちょっと配っていただけますか、すいません。はい、9月の29日です、ありますか。では皆様、お手元にお持ちと思います。
きょう、ちょっと陳情第23-20号の資料なんですけれども、職員に待機していただいておりまして、この新しい資料の説明を受けたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
じゃあ暫時休憩して、職員の入席をお願いいたします。(午前10時02分)
委員長(金崎ひさ君)
では休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時03分)
上妻部長、出席職員の紹介をお願いいたします。
総務部部長(上妻良章君)
それでは出席職員の紹介をさせていただきます、よろしくお願いいたします。隣におります総務課長、池田でございます。課長補佐の梅田でございます。副主幹の内藤でございます。主査の大内でございます。私、部長の上妻でございます。よろしくお願いいたします。
委員長(金崎ひさ君)
お願いいたします。9月の29日に既に担当課のほうから出していただきました、平成22年度月額または年額支給の非常勤特別職勤務日数等実績表についての御説明をお願いいたします。
総務課課長(池田務君)
それではですね、平成22年度月額または年額支給の非常勤特別職勤務日数等実績について御説明させていただきます。
まず上からいきますとですね、まず教育委員会の教育委員の関係ですね。委員長、日数35、委員28でございます。こちらにつきましては委員会、これ毎月の定例会でございます。その他ですね、体育祭、運動会等の出席がございます。それから監査委員でございますが、こちらにつきましてはですね、例月出納検査のほかにですね、決算審査、定期監査等がございます。その下の選挙管理委員会の委員さんにつきましては、委員会19回といいますか、これ、定例会は毎月ありまして12回ございまして、そのほかに定例会、委員会等があるということでございます。それから委員長につきましては1週または2週に1回程度、決裁の事務で勤務することがあるということでございます。その下の農業委員会でございますが、月1回の委員会等がございまして、その他が会長45日、委員43日、1人平均という数字となっております。その下の固定資産評価審査委員会の委員さんでございますが、こちらにつきましては22年度、委員会3回となっておりますが、こちらは不服審査の申し出があったときに限り開催しております。それからその下の顧問弁護士ですが、こちらは随時の相談。それからその下は産業医でございます。こちら定例的に月1回の安全衛生委員会ですね。こちらに出席してもらってるほかですね、その他健康相談等を随時行っていただいております。それから下の交通指導員でございますが、1人平均日数が40日ということでございます。その下の社会教育委員でございますが、こちらは定例会と県社教連の関係の会議等でございます。その下は体育指導員でございますが、会議等12回ございまして、あと行事等につきましては体育祭ですとか、町民駅伝等のイベント関係の出席があるということでございます。それからその下の青少年指導員でございます。こちら、会議等を14回、そして事業協力、行事等がありますが、こちらの行事等につきましては、成人式ですとかあるいはジュニアキャンプ等々がございます。
以上がこの月額または年額支給の非常勤特別職の勤務日数の概要でございます。以上で説明を終わらせていただきます。
委員長(金崎ひさ君)
ありがとうございました。では何か御質問ございましたら、どうぞ。
委員(鈴木道子君)
固定資産評価審査委員会ですけれども、不服審査があったときというお話でしたが、過去にそういう例が、過去と言いましてもここ二、三年、5年以内ぐらいであったらそれを、何回ぐらいか教えていただけますか。
総務課課長補佐(梅田仁君)
こちらにありますとおり、平成22年に3件申し出がございました。それ以前はちょっとある年とない年とあるんですが。はい。
委員(鈴木道子君)
大体平均でどのくらいということが言えますか。
総務課課長補佐(梅田仁君)
多い年で3件ぐらいなんですが、正直申しまして0件の年もございます。
委員長(金崎ひさ君)
それ、0件の場合はやはり年額支給は決まっていて、これは3って書いてあるのは3回あったから3回開いたということですか。3件あったから3回開いたということですか。
総務課課長補佐(梅田仁君)
そのとおりでございます。
委員長(金崎ひさ君)
はい、わかりました。ほかにございませんか。
委員(伊東圭介君)
非常勤特別職、この部分については月額、そして年額の支払いになってると思います。今までの部分で言うと、附属機関の関係の報酬の支払い方というのがあったと思います。あれは基本的に日額でなってたと思いますけど。葉山町の支払いの方法、この非常勤特別職もそうですけども、すべてがあれですか、振り込みということでよろしいですか。日額の部分も含めて。
総務課課長補佐(梅田仁君)
今は基本的には振り込みで支払ってるように認識はしております。
委員(伊東圭介君)
恐らく全部そうなんだと思います。その支払いの方法というのは、葉山町の場合は全部振り込みなんですけども、その辺はちょっと直接非常勤特別職と離れちゃうのかもしれないですけれども、例えば逗子なんかは出席の都度、現金を支給して判こをいただくような形をとってると思いますけども、そのあたりっていうのは、葉山町は振り込みをとってますけども、どちらが事務的なメリットがあるんですかね。わかりますか。
総務課課長補佐(梅田仁君)
私、前に会計課にいた経歴がございますので、そちらの観点からお話しさせていただきますと、やはり現金を取り扱うというのは非常に紛失するとかそういうリスクがありますので、基本的にはもう振り込みをするというのが一応今支払いの部分での考え方の基本にはなっております。過去に現金で支給したという例はございますが、今もうほとんど振り込みの方法、ほとんど振り込みのはずなんですが。一応そういう考え方です。
委員(伊東圭介君)
はい、わかりました、ありがとうございます。
委員(鈴木道子君)
関連ですけれども、振り込むということは手数料が発生しますか。
総務課課長補佐(梅田仁君)
今現在、指定金融機関とどういうあれになってるのかちょっとわからないんですが、私がいた当時は振り込み手数料は発生しておりませんでした。
委員(鈴木道子君)
かつてはね、そうかもしれないんですけど、今現在どうなんでしょうね。ちょっとその辺も、もし発生してるとしたら考慮する必要もあるし。
委員長(金崎ひさ君)
聞いていただけますね、ちょっとすいませんが、だれかに。後ほどお返事します。
じゃあほかに質問ございますか。なければ傍聴議員から手が上がっておりますけど、よろしいですか。どうぞ。
委員外議員(守屋亘弘君)
まず第1点は、いつぞや議会に見直しの条例が出ましたよね。それで議会で否決したと。今もって出てこない原因というのは町長が何にも決断できないから。
総務課課長(池田務君)
今現在ですね、要するにこの報酬につきましてはですね、裁判の事例、そして財務面と、財務面のですね、そちらの2つの考えがございますね。それで現在ですね、最高裁の判例が出てないんですね。高等裁判所の判例も分かれておりまして、最高裁の判例を待っているという状態でございます。町長からもですね、現在指示はございません。
委員長(金崎ひさ君)
指示はない。
委員外議員(守屋亘弘君)
その判決云々もさることながらね、中期財政計画ではっきり非常勤特別職の報酬の見直しをすると書いてあるでしょう。それ全然、例によって町長は記憶にないとか何とか言って、やらないのかね。
総務課課長(池田務君)
やはりちょっと繰り返しになってしまいますけども、制度的なものとですね、財務面ですね、財政面とですね、削減とその二面性がございまして、今現在ですね、両方を勘案して、まだ状態ですね、最高裁判所の判例を待ってると、そういった状況でございます。
委員外議員(守屋亘弘君)
それじゃ町長の態度は最高裁の判決待ちだと。すると町長任期なんかもう1月19日で切れちゃってさ、やんないということだよ、何も。それで前にお話ししたとおりね、仙台地裁の判決も出てますよね。それについてお調べになったのかどうか。
総務課課長(池田務君)
仙台地裁の判決ですが、9月15日ですね。月額支給は違法ということですね、出ておりまして、今現在仙台高裁へ控訴ということは承知しております。
委員外議員(守屋亘弘君)
それとこの表の中でね、当然月額の場合は、これは全部年額、月額なんですけれども。例えばね、教育委員会、月1度委員会ありますよね。休んでももらえるということですよね。
総務課課長補佐(梅田仁君)
22年度の実績としては、4人の委員さん全員定例会には出席してるというふうに聞いております。
委員外議員(守屋亘弘君)
だけどもルール上はね、じゃあ休んでももらえるということでしょう、月額というのは。年額はちょっと置いておいて。それとね、これ回数書いてあるけども、例えば選挙管理委員会のね、月1回委員会がやってると。選挙のないときは実際はね、選挙人名簿の調定ぐらいで1時間もやってないんじゃないの。1回やってると言ったって。その時間的な問題はどうなのかね。それまで全部調べてさ、大体選挙管理委員会の委員がさ、月1回1時間もやってなくて3万5,000円というのは高すぎると思うんですけど。そういうことでしょう。時間までは全部調べてないんでしょう、1回やってる時間というのは。農業委員会だってそうだと思うんだね。ここで会議やってさ、1時間足らずで終わっちゃってるよ。月1回の。
総務課課長補佐(梅田仁君)
おっしゃられるとおり、この表上では時間までは調べておりません。
委員長(金崎ひさ君)
よろしいですか。じゃあ今調べていただいて。振り込み料の有無。
総務課課長補佐(梅田仁君)
お時間をいただきまして、すいません。先ほどの振り込み手数料、現在も振り込み手数料は発生してないと。なしということでございます。
委員長(金崎ひさ君)
それに関していいですか。いいですか。
委員(鈴木道子君)
ごめんなさい、確認ですけども。金額等にかかわらずというふうに判断してよろしいですね、すべて。
総務課課長補佐(梅田仁君)
はい、そのとおりでございます。
委員長(金崎ひさ君)
よろしいでしょうか。で、ほかの陳情のところもきょうは何らかの結論を見たいと思っているんですけれども。陳情第23-10号と23-21号に関して、また資料以外でもちょっと聞きたいことがあれば、ぜひ質問をしていただきたいと思います、職員がいるうちに。いかがでしょうか。ございませんか。
委員(田中孝男君)
給与っていろんな意味で条例で決まっているんですけども、これ、この前もちょっとお尋ねしたような気がしますが。例えば議員がですね、条例の改正案みたいなものを提出してそれが可決されると、給与にしても何にしても変えなくちゃいけないということになりますか、法律的に。やるやらないは別として。
総務課課長(池田務君)
はい、そのとおりでございます。
委員長(金崎ひさ君)
そのとおり、改正するということですよね、はい、可決すれば。よろしいですか。
委員(土佐洋子君)
前回の陳情審査のときに、非常勤特別職の報酬の改正について、9月議会では提案はないけれども、12月議会への提出はなくはないとのことだったんですけども、そういうふうに考えてよろしいですか。
総務課課長(池田務君)
実は今現在ですね、特に指示がないので出さない可能性が多いということですね。
委員長(金崎ひさ君)
ない。はい、よろしいでしょうか。いいですか。じゃあなければ職員に退席していただきますが、よろしいでしょうか。
では暫時休憩いたします。ありがとうございました。(午前10時19分)
委員長(金崎ひさ君)
では休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時19分)
一応職員にいろいろお話を伺いましたが、これからは1つずつ行いたいと思います。
まず陳情第23-10号から入ります。葉山町職員給与の改正を求める陳情書について、何か御意見がございましたら伺いたいと思います。
委員(土佐洋子君)
この扱い。
委員長(金崎ひさ君)
御意見、扱いその他もろもろすべてのことで、この陳情に関することでお願いします。
委員(土佐洋子君)
この件については、議員報酬とか定数のことでしたら、自分たちのことなので自分たちで決めていいと思うんですけども、この件については町長とかあちら側が提案するのかなと思います。ちょっとこれについて休憩をとりたいと思うんですけど。
委員長(金崎ひさ君)
じゃあ休憩でよろしいですか、皆様。じゃあ暫時休憩いたします。
(午前10時20分)
委員長(金崎ひさ君)
では、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時41分)
皆様の御意見を一応伺うということで始めたいと思います。どうぞ。はい、副委員長どうぞ。提案をするんでしたらどうぞ。
委員(中村文彦君)
この件については趣旨了承ということでよろしいでしょうか。
委員長(金崎ひさ君)
趣旨了承という御意見が出ました。休憩中にもそのような話し合いをいたしまして、皆様異存はないというふうなことをお聞きしておりますが。正規の委員会のほうで皆様方の御意見を一人ひとり伺いたいというふうに思います。いかがでしょうか。よろしいですか、趣旨了承で。御意見なしで趣旨了承でいいですか。
委員(伊東圭介君)
すいません、私としてはですね、本来この陳情23-10号、それから23-21号ということで、この葉山町の職員給与の改正を求める陳情書、それから葉山町長及び教育長の給与削減に関する陳情書については、本来的に言えばですね、この陳情の趣旨はですね、やはり職員給与10%引き下げることというこの具体な数字も入っております。町長に関しても10%、それから教育長についても10%ですかね、入ってるわけでございます。これが陳情の趣旨だというふうに、私は願意だというふうに思っておりますので、それに関しては本来的にはやはり議会がですね、それについてこの具体の数字まで入れてこの陳情を採択するということについては反対の部分がございます。というのは、やはり二元代表制のことを考える中でですね、名古屋市の例もあるわけでございます。河村市長のね。そういったことを考える中では、やはり今度こちらがこういう形で提案をすれば、町長側から議員の報酬について10%下げなさいよという条例が提出されてくる可能性もあるわけです。その二元代表制のバランスを考える中で、私はこれを本来的には陳情についてはそぐわないというふうに考えております。しかしながら、人件費のことについては当然取り組まなきゃいけない当町の喫緊の課題であるということを考える中で、趣旨了承というお話がありますので、もし皆さんがそういうことであるならばですね、方向性として見直しを考えなさいよという報告をつくっていただく中でですね、趣旨了承ということであれば私もそれに賛成をしていきたいなというふう思いますけども。この具体な金額が入ったものについては、やはりのめないと。この10%の根拠もないわけでございますので、本来的には町側のほうから提案されるべきだというふうに考えております。以上です。
委員長(金崎ひさ君)
はい、ありがとうございます。
委員(土佐洋子君)
この委員会で陳情人の方をお呼びしてお話を伺ったときに、この10%にはそれほどこだわらないということもおっしゃってましたし、10%ではなくて数%で構わないというふうに伺いました。ですので、やはり議員報酬とともに削減、私は議員報酬の削減も提案したことがあるんですけども。やはり削減していかなくてはいけないものだと思いますので、趣旨了承に賛成したいと思います。
委員(田中孝男君)
要するに人件費についてですね、やはり今の町は真剣に取り組むべき大きな課題だ、重要な課題だという趣旨とですね、この間陳情人からの御説明をいろいろお聞きして、具体的に10%ということではなくて、それに、じゃあ9%じゃだめなのかというやりとりではなくてですね、要するに真剣にこの問題に取り組んで早く実効を上げてくださいよというのが願意だと思います。そういう意味で、限りなく採決に近い気持ちで、変な言い方ですけど趣旨了承でいいかなと。
委員(鈴木道子君)
皆様と同じ部分もございますし、それからこの陳情者の方の10%じゃなくてもいい、数%というようなお話が出ましたけれども、陳情者の方の本来の意味の陳情を生かすという形をとりますと、私はやっぱり趣旨了承という形が一番いいのではないかというふうに思います。また、本当は御意思を生かせれば採択なんでしょうけれども、やはりこれは自主的な職員の、行政側の態度も必要。それから、かといっていつまでも待ってるわけにはいかない、今の財政状況を考えると、私たちとしてはぜひ給与の削減ということをしてほしいと。その気持ちは確実です。繰り返しますが、すみません、陳情者の方の御意思を一番生かすやり方としては趣旨了承というふうに思います。
委員長(金崎ひさ君)
皆様の御意見、趣旨了承ということで、それぞれ御意見伺いました。それを生かした上での趣旨了承ということにとりまとめさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。では趣旨了承ということで、この陳情第23-10号は終わらせていただきます。
では次、陳情23-20号葉山町非常勤特別職の報酬の改正を求める陳情書に入らせていただきます。この件に関しましては、どのように取り扱いをすればよろしいでしょうか、御意見を伺います。
委員(伊東圭介君)
この葉山町非常勤特別職の報酬の改正を求める陳情書でございますけども。これについてはたしか21年の3月の議会だったと思いますけども、改正案が出てきたわけでございます。しかしながら議会では否決ということになりました。そのときの理由について、さまざまあったわけでございますけども、例えば生涯学習課が主管してます社会教育委員だとか体育指導員、青少年指導員、または町民サービス課の主管しております交通指導員等、そのあたりのところも若干日額制という部分についても議論があったと思います。そういったこと、またすべてが日額制にはなってこなかったと思います。監査委員ですとか農業委員会委員ですとか、そういった部分は職責を考える中で、たしかそのまま月額のままで10%、または若干なりの減の形で出てきたと思います。そういったことを考えまして、議会の反対の趣旨もですね、すべてがまずいよということではなく、もう一度よく実績等も踏まえた中で新たな提案をしなさいよというようなことで否決をしたような経緯だと私は思ってますし、私もそういう主張をしておりました。その後、町長が9月議会に再提出するということで、22年の6月の本会議での答弁があったと思います。それ以後もう9月議会って、今もう既に終わってるわけでございますけど、されて来てない現状であります。先ほど総務課長のほうからも答弁ありましたけども、一応司法の結果を待つということで、それは制度の問題でしょということありますけども、報酬の額の面も合わせて提案するんであるから、司法の結果を待つような答弁があったと思います。陳情者の方のお話を聞く中では、制度の問題も一つあるけども、やはりこれも報酬額が主眼であるんだよというお話があったと思います。そういうことを考えれば、やはりこの10号、20号、21号という中で、やはりですね、人件費の見直しというものは必要だというふうに思います。
そういう中から導き出される結果としては、やはりこれもですね、趣旨了承で、当然行政側のほうも司法の結果を待つという御答弁はありますけども、やはり議会としては趣旨了承をする中で見守りをするべきだなというふうに思いますので、趣旨了承ということで皆さん方にお話をさせていただきたいと思います。以上です。
委員長(金崎ひさ君)
よろしいですか。異議なしでしょうか。
委員(田中孝男君)
この陳情23-20号、21号も、もう第10号と同じようにですね、切り口としては要するにこの部分について真剣に取り組んでくださいと。次なる調整にですね、大いに期待をしまして、ここは趣旨了承でいいかなというふうに思います。
委員長(金崎ひさ君)
では皆様全員が趣旨了承ということで、異議なしということですので、ではこの陳情23-20号も趣旨了承とさせていただきます。
では、次に23-21号のほうに入らせていただきます。葉山町町長及び教育長の給与の削減に関する陳情書。もう前回2本の陳情書の中でいろいろこの件に関しても御意見をいただいたように受けとめさせていただいておりますが。新たにこの件に関してのみ御意見があるという方がいらしたら、お手を上げていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
なければ3本すべてが趣旨了承ということで、行政に問題提起を投げかけて、あちらで自主的にやりなさいよという意味で趣旨了承というふうな御意見がまとまっているかと思いますけれども、この陳情第23-21号に関しましても同様に趣旨了承でよろしいですか。
(「異議なし」の声多数)
いいですか。いいですか。特別、報告もありますので、特別何か御意見がありましたら。
委員(土佐洋子君)
こちらの23-21号も、こちらの陳情の趣旨の中に10%削減しとございますが、陳情者の方に聞いたところ、これも10%にはこだわらないということで、でも町長及び教育長の給与を削減してほしいという趣旨はわかりますので、趣旨了承としたいと思います。
委員長(金崎ひさ君)
はい、わかりました。
委員(田中孝男君)
この3番目の町長給与ですけども、僕は本当に力があってですね、一生懸命やってくれて、もうエネルギー出してくれる。というのは大統領みたいなものですから。本当にそういう町長だったら今の給与は決して高くないというふうに僕は思います。結果次第というか。現状の町政から考えますと、もうちょっとガーンと下げてもいいのかなと。申しわけない言い方ですけども、そんな思いなんで。これから先に大いに期待をしたいというふうに思っております。
委員(鈴木道子君)
確認ですけれども、この給与、報酬については、今の町の財政を考えるに、再検討、または手をつけざるを得ないであろうという意思のもとに趣旨了承ということでございます。
委員長(金崎ひさ君)
はい、わかりました。よろしいですか。では陳情第23-21号も趣旨了承とさせていただきます。この3本の報告文案ですけれども、いかがいたしましょうか。
(「正・副一任」の声あり)
では正・副一任ということで、報告文案、今皆様方から受けとった思いを盛り込んだ報告文案を作成したいと思いますので、できましたらまた皆様方にお知らせをしたいというふうに思います。それで修正をお願いできたらというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。これは初日に報告ですね。12月議会の初日に報告ということになると思いますので、その段取りで準備をしたいというふうに思っております。
ではその他に入らせていただきますが。その他で何かございますか。ないですか。
(「なし」の声あり)
ないですか。ではここで視察のことを、皆様大変お疲れさまでございました。2泊3日で大分県のほういろいろと見させていただきまして、感じるところがそれぞれの委員さんにあったかと思います。町政に反映するための視察の勉強ですので、また皆様方の議員の活動として肥やしになったのではないかなというふうに思います。その視察の報告文案も作成をして、これも初日ですか。
議会事務局局長(山本孝幸君)
いえ、これは開会中の委員会の中で示させていただきます。
委員長(金崎ひさ君)
そうですか。わかりました。じゃあその下案といいますか、皆様それぞれの思いがおありと思いますので、とりあえず事務局と私たちで内容を書いたものを皆様にお見せしますので、それにいろいろと繰り入れたり、繰り下げたりいろいろあると思いますので、していただけたらと思います。それも含めて、今事務局が言ったように、定例会の中の委員会で皆様にお示ししたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
ほかにございますか。ないですか。どうぞ。
委員(鈴木道子君)
1点、これは私も責任があるんですけど、由布市に行きましたときにですね、由布市の何ていいますか、スポットの部分が、由布市の観光資源の里の湯というところですか、なんかあるというふうに後で伺ったんですけれども、そこをぜひ見たかったなという思いがいたしました。私も勉強不足であれですけども、まちづくり、本当に住みよさ日本一の町ということで、大変環境的にも私たちがちょっと雑誌で見るようなところで、そこが見られなかったのがちょっと残念だなと思って。私は本当に反省として事前の勉強が足りなかったんだというふうに思いまして、それが1点ありましたので。今後はしっかり勉強して、場所が決まったらそこで何を見るべきかということ、私ども委員もしっかり提案をしていかなきゃいけないなという反省がございました。
委員長(金崎ひさ君)
はい、わかりました。
委員(田中孝男君)
視察についてですけども、僕は豊後高田の議長さんがですね、うちの市は学力向上を考えて、県下一を目指してると。その後ですね、担当の職員が町をいろいろ案内してくれた中で、いろいろと突っ込んで話を聞いてみました。独自の予算もつけてですね、独自の方策を導入して学力向上に目指すと。これはどっちかというと教育民生委員会のほうが適任なのかもしれませんけども、ものすごくいろんなヒントをもらったような気がしたんです。このことは今回の視察目的の中には入ってなかったのかもしれませんけど、非常に大きなインパクトを持って受けとめておりました。もしほかに御意見というか、同じような御意見があればですね、そんなこともつけ加えていただけるといいかなと。しないよと言やあ、それはそれでいいんですけど。
委員長(金崎ひさ君)
視察目的には入っていなかったんですが、やはり現場に行って話を聞くというところはそういうよさがあるわけですよね。ですからこれは、今いらっしゃいますけど、教育民生常任委員長のほうにもお知らせをします。そしてどのような調査をなさるかは委員会にお任せしたいというふうに思いますけれども。付録として得た情報だというふう私は思っておりますが。
委員(鈴木道子君)
感想をちょっと言わせていただきますけど。豊後高田市の昭和のまちづくりですけれども。やはり行ってみて、本当にいろんなことがよくわかりました。昭和のまちで観光客を今集めておりますけれども、まちづくりに関しては過去に幾つかの町も見ましたけれども、果たしてこれからリピーターがいるかというような観点も私は大変疑問に思いましたので、まず第一陣としてはかつての賑やかなお町として栄えていたところの再生ということで、アイデアでああいうふうになりましたけれども、いろいろお金をかけてあれがいつまで続くのだろうか。そしてリピーターが果たしているのだろうかという、大変に何ていうかな、すごい大きな疑問が見てわきました。これは葉山町がこれからいろいろなことでまちづくりをやっていく面において、考えていかなければならない一つの大きなポイントだというふうに思いました。
委員(田中孝男君)
ちょっと違う意見なんですけど。あの町を歩いてみてですね、やはり商売の原点みたいなものが復活してるのかなと。いわゆる商店主のビジネスに関する感性とか、いわゆる接客業というものに対する考え方、そういうものが非常にやっぱりあれを契機に、あそこに働いている人たちの受けこたえ見ると、本来これは昭和のころはあったような気もするんですけども、そういったものがぐっと盛り上がって出てきてるなという感じがしました。もちろんあそこにあれだけのアンカー施設があって、今まで財政的にも手がつけられなかった古い町を、何とか理由をつけて活性化しようというそのプロジェクトだと思うんですけども、あの中の人の変化、人の違いがものすごく大きかったんじゃないかなという感じがしました。
委員長(金崎ひさ君)
そうですね、人づくりだなという感じもしました、私も。
委員(鈴木道子君)
そうそう、それを申し上げるのを忘れましたけども、それは私も感銘を受けました。本当に心から観光客をもてなすという、商売っ気が感じられないほどに心のこもったお店の方の対応というのは非常に感じましたね。それは大変に重要なことだと思っております。
委員長(金崎ひさ君)
わかりました。はい、よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。ほかのこと。
議会事務局局長(山本孝幸君)
由布市でですね、皆様が例えば議会のアンケートの結果等について、追加で請求した資料がですね、申しおくれましたが事務局に届いてございますので、いつでも事務局のほうへお越しいただければと思います。必要ならコピーいたしますので、よろしくお願いします。
委員長(金崎ひさ君)
はい、じゃあ見てください。ほかにございませんか、いいですか。それでは本日の委員会をこれで終了させていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。(午前11時03分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成23年12月6日
総務建設常任委員会委員長 金崎ひさ
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更新日:2018年02月02日