総務建設常任委員会会議録 平成22年6月15日

開催年月日

平成22年6月15日(火曜日)

開会時間

午前9時58分

閉会時間

午前10時21分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件
    陳情第22-6号 神奈川県最低賃金改定等についての陳情
  2. その他

出席並びに欠席委員

出席8名欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 伊藤友子 出席
副委員長 山梨崇仁 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 近藤昇一 出席
委員 伊東圭介 出席
委員 佐野司郎 出席
委員 金崎ひさ 出席
委員 笠原俊一 出席
オブザーバー 議長 鈴木道子 欠席

傍聴者

阿部勝雄議員

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
都市経済部部長 吉田仁
産業振興課課長 鈴木貞夫
産業振興課課長補佐 高梨順一

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局主事 佐々木周子

会議録署名委員

委員長 伊藤友子

会議の経過

委員長(伊藤友子君)

おはようございます。一、二分早いんですが、皆様おそろいなので総務建設常任委員会を開催したいと思います。(午前9時58分)
本日はお手元にありますように、付託案件といたしまして陳情第22-6号神奈川県最低賃金改定等についての陳情、これ1件のみでございます。あと、その他といたしまして視察の御報告がございます。以上でございます。
それでは、付託案件から始めさせていただきます。陳情第22-6号、この神奈川県最低賃金改定等についての陳情は昨年も同様なものが出てまいりまして、6月議会で付託されまして8月4日に審査をいたしております。で、結論は趣旨了承でございました。同じものだと思いますが。そのときもあれですね、担当は呼んでないんですね。はい。産業振興課なんですが、そのときも担当は呼んでおりませんで、いろいろ去年は資料が提出されておりまして、で、何か既に8月の5日にもう予定されている神奈川地方最低賃金審議会で審議が始まるということもありまして、ここでじゃあ審査をして趣旨了承ということになりました。どういたしますか。担当課は待機させておりますが。(「朗読」の声あり)朗読して、はい。(私語あり)そうですね、じゃあ、一応朗読をお願いします。
(書記朗読)
はい、ありがとうございます。以上のような陳情内容でございます。これについていかがいたしましょうか。

委員(近藤昇一君)

とりあえず担当から状況だけでも説明を受けて、やったらどうですかね。

委員長(伊藤友子君)

そうですか、はい。担当は待機してもらっているんですよね。え、あ、そうですか。はい。いかがですか、近藤委員の御意見も。はい、それでは担当から説明を受けることにいたします。
じゃあ、暫時休憩いたします。(午前10時04分)

委員長(伊藤友子君)

休憩を閉じまして会議を再開いたします。(午前10時05分)
担当の皆様、御苦労さまでございます。それでは、吉田部長のほうから担当の御紹介をお願いします。

都市経済部部長(吉田仁君)

どうもおはようございます。職員の紹介をさせていただきます。私の隣になります、課長の鈴木でございます。課長補佐の高梨でございます。部長の吉田でございます。よろしくお願い申し上げます。

委員長(伊藤友子君)

お願いいたします。それでは、説明をお願いします。状況をね、どのような今状況になっているかということですね。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

一応ですね、きょうお配りした資料に関しましては昨年最低賃金ということで、変わった状態のものということで、その前の昨年ですね、8月のときに最低賃金の資料という形で出させていただきまして、それから神奈川で言いますと23円ですか、上がった状態。前年が766円で、昨年、この資料に出ましたものが789円ということで、23円上がりましたという形のものの資料がございます。で、この資料によりますと1からずっとあるんですが、6番のところで最低賃金はどのようにして決められるのですかということで、こちらのほうで中央最低賃金審議会から示される引き上げ額の目安を参考にしながら、地方最低賃金審議会、そちらのほうで決定して、国のほうで最終的に決定するという形になっておりますので、これに関しましては各労働者の代表とかいろいろの方が集まって決められるという形になっております。で、うちのほうで調べている段階では、今現在少しでもアップしていただけるのではないかということで、そちらのほうにいろいろな資料を提出しているという団体のほうから報告は受けておりますので、町としてはそこの段階までしか把握しておりません。以上でございます。

委員長(伊藤友子君)

はい、ありがとうございます。では、御質疑のある方、どうぞ。どうぞ。

委員(山梨崇仁君)

すいません、ちょっと不勉強で大変恐縮なんですけども、国のほうでですね、民主党政権下で最低賃金は1,000円にしようという動きがあるという情報を聞いたことございまして、まだ政府内というか、省内審議だと思うんですけど、その辺の経過など、もし御存じでしたら。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

一応新聞・テレビ等でそういう発表とかございましたけれども、今現在こちらで、一番後ろのところに出ております地域別最低賃金というのがございまして、要するにこれを全部1,000円にするのかと。またはその地域ごとでこれ金額当然、物価とかそういうの関係して上げ下げ出ております。で、あとこの最低賃金の中に特定産業別最低賃金というのがございまして、そちらのほうですと神奈川の場合ですとそれに指定される業種というのがございまして、一応塗装…塗料の製造業とか鉄鋼業、電線・ケーブルとかを製造しているところ、あとボイラー・原動機、ポンプとかっていうものを製造しているところ、あと電子部品・デバイス・電子回路等の製造業、あと輸送用機械器具製造業、自動車小売業という形で、こちらのほうの最低賃金が神奈川でいきますと一番少ないところで810円、一番高いところですとボイラーとか原動機、ポンプ、圧縮などをつくっているところですと837円という特定賃金というのがございます。業種別に賃金が。で、こちらのほうは、最低賃金というのは都道府県分かれておりますけども、働いている企業のところが適用されますので、住んでいるところではなくて、例えば神奈川の人間が東京に働きに行ってれば東京のほうの最低賃金791円が該当するという形になりますので、一応そういう形でやっておりますので、その1,000円という基準がどれを基準にするかというのが我々もちょっとわからない状態で今現在、一番安いところを1,000円にするのか、それとも一番高いところが1,000円でやはり区分けするのかというものが、ちょっと情報的にはその辺が細かいところは入っておりませんので、ちょっとわからない。

委員長(伊藤友子君)

よろしいですか。

委員(山梨崇仁君)

お答えありがとうございました。基本的には上げていきたいという方向を政府は向いているということは間違いないと思います。で、もう1点がですね、例えば葉山町内で例えばこういう賃金の問題など労働争議があった場合に、労基署のほうに駆け込まれると思うんですけど、その情報というのは例えば葉山町にこういうことがありますよって情報で返ってくる、もしくは、逆に町としてどうですか、町単位としてとることってできるんですか。以前ハローワークさんの場合はたしかハローワークの管轄一括だったんで、葉山町という区切りはないというふうに言われたことがあるんですけど、労基署のほうはどうなんでしょう。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

昨年までは県政総合センターにそういう職員が配置されておったんですが、4月から統合されまして横浜にすべて、センターのほうに移ってしまったと。ただ、そちらのほうの方が順次回っておりますので、商工会等を通じて説明会等もやっておりますので、そういうところで葉山にそういう問題があればうちのほうに連絡をいただけるということなんですが、過去何年間かそういうもので問題があるという御連絡をいただいたのは1件もございません。

委員(山梨崇仁君)

わかりました。ありがとうございます。

委員長(伊藤友子君)

ほかにございませんか。

委員(近藤昇一君)

最低賃金と、よく言う公共工事の2省協定単価ってありますよね。それとの関係というのは何かあるわけですか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

この話の中では、あちらはその業種的に運転手が1日働いた場合幾らとかというその業種的に、何ていうんですか、試算するための表があるということなんですけども、うちの我々が直面しているのは美化財団の委託する場合に、海岸の特別な、何かトラクターみたいなの運転する人が1日幾らだとか、それを何日派遣するのに幾らかかりますとかっていうのはわかるんですけど、そこと最低賃金とのかかわりというのはちょっと、申しわけございません、確認はとっておりません。

委員(近藤昇一君)

じゃあ、少なくともその最低賃金は上回っているということでいいんですよね、公共工事ですからね。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

はい、そのとおりです。

委員長(伊藤友子君)

他にございませんか。ないようでございましたら、御質疑をこれで打ち切らせていただいていいですか。
(「はい」の声あり)
はい。それでは質疑を終結いたします。どうも、担当の皆様ありがとうございました。御苦労さまでございました。では、暫時休憩いたします。(午前10時13分)

委員長(伊藤友子君)

では、休憩を閉じまして会議を再開いたします。(午前10時13分)
この取り扱いについてはいかがいたしましょうか。

委員(近藤昇一君)

先例に倣ってでいいんではないかと思いますけど。

委員長(伊藤友子君)

あ、そうですか。はい。先例に倣うとしますと、先ほど申し上げましたように、去年の8月4日に趣旨了承ということでこの委員会を、はい、通っております。そのとおりでよろしいですか。

委員(佐野司郎君)

意見書って書いてあるんですけど、去年たしか出さなかったような記憶があるんですけど、それでよろしいでしょうか。

委員長(伊藤友子君)

あ、そうですね、意見書を出すようにと、出してもらいたいと、国に意見書を提出されますようと、お願いしますと書いてありますが、去年も趣旨了承、意見書なしにいたしました。そのとおりでよろしいですか。

委員(近藤昇一君)

皆さんが一致して出そうというんであれば、それには反対しません。

委員長(伊藤友子君)

はい、はい。

委員(山梨崇仁君)

私も最低賃金についてはなるべく上げていくべきだという考えを持っておるもので、採択できればと思うんですけども、皆さんの御意見がその趣旨了承ということですし、確かにこのメンバーで昨年も総務委員やっておりまして、全く同じように考えておりますので、趣旨了承。葉山町内において問題があればまた話は別なんですけども、町内においては今の担当の説明では特段問題はないというふうに聞いておりますので、ちょっと根拠に乏しいかなと思います。意見書は出さないで趣旨了承という形をとれればと思います。

委員長(伊藤友子君)

あ、そうですか。と今、副委員長の御意見です。皆様それでよろしいですか。
(「異議なし」の声多数)
はい、それでは陳情第22-6号は趣旨了承して意見書なしということにさせていただきます。では、付託案件は今回1件でございまして、これで終わります。
2のその他に移らせていただきます。それはお手元にありますように、総務建設常任委員会の行政視察予定(案)となっておりますが、おかげさまで…はい、10月28日で長野県の小諸市も受けてくれました。それから、小布施町もオーケーでございますので、28日と決定させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
はい。それでは、視察は長野県の小諸市と小布施町を10月の28日(木曜日)でございますが、決定とさせていただきます。山本次長、この大体のことについて説明をお願いします。

議会事務局次長(山本孝幸君)

行政視察の日程でございますが、今、皆様にお諮りいただいたとおり、10月28日にまず先に小諸市のほうに自治基本条例につきまして、3年ほどかけて市民との協働で自治基本条例を制定、この4月から施行しました小諸市のほうへお願いしたところ、快く受けていただきましたので、28日は小諸市のほうへ自治基本条例の取り組みについてを基本として伺いたいと思ってます。それで2時間ほどちょっとお願いしてあるんですが、また時間に余裕があったら小諸市と軽井沢町と御代田町の協働事業についてもちょっとお話しいただきたいとお願いしてございます。
日程でございますが、ちょっと朝、昨年よりは大分遅くなりましたけども、7時半ぐらいに出て小諸にお昼前にちょっと着いて、懐古園あたりでお昼の昼食、おそばあたりを予定してございます。一応宿泊については小諸市役所を大体1時半から4時ぐらい、大変近いところでございますので、宿泊施設と市役所、全く密接してございますので、小諸市役所に行った後に一応現段階ではグランドキャッスルのホテルのほうをシングルをそれぞれ予約して、今お願いしているとこでございます。夜につきましてはまた食事場所については後日また御相談させていただきたいと思っておりますが。
29日につきましては長野県の小布施町ということ、裏面になりますけども、先日全国大会…あ、全国の町村議長会の研修でパネラーを務められた小布施町の議長さんもいらっしゃいます。この4月から通年議会を実施してございますので、前回もお話ししましたが、たまたま総務建設常任委員会の方が全員議運でございますので、議会改革の取り組みとして通年議会を皆様挙げてございましたので、通年議会についてちょっとお話をいただきたいということで、ちょっと総務建設とは離れますが、そちらについてもお願いしてございます。あとはまちづくりへの取り組みということで、町民との協働でまちづくり委員会を設置してまちづくりの、自立したまちづくりへの取り組みに取り組んでおりますその内容について御説明を受ける。あとそれから一昨年策定しました景観計画、こちらも葉山も近日中に策定される予定でございますが、景観計画についてもお話を伺う予定でございます。
日程としてはホテルのほうを大体8時半ちょっと前に出て、小布施町のほうに10時20分ごろに到着して、午前中10時半から1回町並みを見るか、あるいはまた先にどれか視察目的の研修を受けて、午後と、比較的時間をですね、午前・午後の約3時間半から4時間程度お願いしてございますので、こちらにつきましても小布施町のほうで快く了解していただいておりますので、もし時間があれば午前中に議会のほうの改革の通年議会を聞いて、午後にまちづくりを聞くか、順番はこれから皆様と御相談したいと思いますが。あと町並みもかなりすぐれた町並みを保存しているようでございますので、そちらもあわせて、もし時間があれば視察したいというふうに考えてございます。大体3時半ごろに向こうを出発して、葉山のほうへは8時あたりに帰ってきたいというふうに考えてございます。
以上簡単ではございますが、バスで一応行く予定でございますので、よろしくお願いいたします。

委員長(伊藤友子君)

はい、ありがとうございます。以上のような今予定でございます。ええ。どうぞよろしく。これで何かございますか、御意見、御希望。よろしいですか。
はい、じゃあ、こういうことで10月の28、29で視察、結構盛りだくさんですが、進めさせていただきたいと思います。
その他ほかにございますか。
(「なし」の声あり)
その他で特にないですか。(「ありません。」の声あり)はい、はい、ではないようでございます。先ほど付託案件のところで、申しわけありません、私、伺いそびれてしまいました。報告文はいかがいたしましょうか。(「正・副一任。」の声あり)はい。では、正・副一任というお声がございますので、そのようにさせていただきたいと思います。
はい、それでは、本日の案件はすべてこれで、何だかちょっと簡単ではございますが、終わらせていただきたいと思います。はい。どうも御苦労さまでございました。本当にこういう日ばっかりではありませんので。きょうは、ええ。(午前10時21分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成22年8月27日

総務建設常任委員会委員長 伊藤友子

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更新日:2018年02月02日