総務建設常任委員会会議録 平成22年11月8日
開催年月日
平成22年11月8日(月曜日)
開会時間
午後1時00分
閉会時間
午後2時55分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 付託案件
(1)陳情第22-14号 「安心・安全な国民生活実現のため、国土交通省の地方出先機関の存続を求める陳情書」
(2)陳情第22-22号 「葉山町海水浴場の開設期間に関する陳情書」 - その他
出席並びに欠席委員
出席8名欠席0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 伊藤友子 | 出席 |
副委員長 | 山梨崇仁 | 出席 |
委員 | 畑中由喜子 | 出席 |
委員 | 近藤昇一 | 出席 |
委員 | 伊東圭介 | 出席 |
委員 | 佐野司郎 | 出席 |
委員 | 金崎ひさ | 出席 |
委員 | 笠原俊一 | 出席 |
オブザーバー | 議長鈴木道子 | 欠席 |
傍聴者
森勝美議員 土佐洋子議員
一般傍聴者 2名
説明のため出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
都市経済部部長 | 吉田仁 |
産業振興課課長 | 鈴木貞夫 |
産業振興課課長補佐 | 高梨順一 |
会議の書記
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局主事 佐々木周子
会議録署名委員
委員長 伊藤友子
会議の経過
委員長(伊藤友子君)
こんにちは。午前中に引き続き御苦労さまでございます。これから総務建設常任委員会を開きます。(午後1時00分)
全員出席でございますので、本日の会議を開きます。
お手元に本日の会議次第をお配りさせていただいております。本日の会議は、付議案件といたしまして陳情第22-14号「安心・安全な国民生活実現のため、国土交通省の地方出先機関の存続を求める陳情書」と2番目といたしまして今回初めてですが、陳情第22-22号「葉山町海水浴場の開設期間に関する陳情書」、そして2といたしましてその他となっております。
本日の会議の進め方でございますが、次第書に従って順番に進行したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
御異議がございませんので、そのように本日の会議を進めさせていただきます。
では、まず付議案件の(1)陳情第22-14号でございますが、これは10月の7日、継続となっております。その継続の理由といたしましては、もう少し各委員の皆様が調べたいと、もう少し時間が欲しいということで継続になっております。本日はそれぞれお調べいただいた結果で、もう今回決着できるのではないかと思いますが、御意見ございましたら、よろしくお願いいたします。
委員(近藤昇一君)
これをすべて丸ごとっていう、なかなか難しい部分があると思うんですけども、もし皆さん方がよろしければ趣旨了承という結論で、意見書なしという形でやらしていただければいかがかなと思うんですけども。御賛同願えないでしょうか。
委員長(伊藤友子君)
そのほかに、今、近藤委員のそういう御発案ありましたけれど、ほかに御意見ございますか。
ございませんか。それでは、ちょっと暫時休憩といたします。(午後1時03分)
委員長(伊藤友子君)
休憩を閉じまして会議を再開いたします。(午後1時04分)
ただいま近藤委員より、陳情第22-14号は趣旨了承でどうかという御意見がございました。皆様よろしいですか。
(「はい」の声あり)
はい。それでは陳情第22-14号は趣旨了承といたします。意見書なしと。そのようにさせていただきます。
では、2番に入ります。陳情第22-22号「葉山町海水浴場の開設期間に関する陳情書」、これは初めてでございますので、事務局のほうで朗読をお願いいたします。
(書記朗読)
賛同者ございますか。
議会事務局次長(山本孝幸君)
賛同者、朝山正和、大宮文彦。以上でございます。
委員長(伊藤友子君)
署名が。
議会事務局次長(山本孝幸君)
署名が1,498名提出されてございます。
委員長(伊藤友子君)
1,498名の署名がここに来ております。どうぞ回してください。ざっとで。これは、担当呼びますか。
それでは、皆様この件に関しましてはきょう初めてですので、担当の説明を求めることがございますか。はい。それでは担当を今呼びますので、暫時休憩いたします。(午後1時07分)
委員長(伊藤友子君)
では、休憩を閉じまして会議を再開いたします。(午後1時10分)
吉田部長初め担当の皆様、御苦労さまでございます。では、吉田部長、きょうの出席の担当者、御紹介願います。
都市経済部部長(吉田仁君)
よろしくお願いいたします。職員の紹介をさせていただきます。私の隣になります課長の鈴木でございます。その隣、課長補佐の高梨でございます。部長の吉田でございます。よろしくお願い申し上げます。
委員長(伊藤友子君)
よろしくお願いいたします。それでは早速でございますが、この陳情第22-22号「葉山町海水浴場の開設期間に関する陳情書」について、審議に入ります前に御説明ありますか。何か特に、資料。ではお願いします。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
それでは、提出させていただきました資料の説明をさせていただきます。1ぺージ目が海水浴場利用者数と集計表でございます。平成17年から22年、ことしの分まで載せさせていただきまして、平成21年から海水浴場開設期間を51日にいたしまして、一応21年、22年と、若干ですが人数がふえているというような状況でございます。
続きまして2枚目のほうのですね、神奈川県内の海水浴場の開設期間の資料でございまして、開設せずというのが3つございますが、これが21年から海水浴場を開設しないということで、これは横須賀市、三浦市、二宮町ですか、そちらのほうは海水浴場をやめたという状況でございます。で、一応海水浴場名の横に22年度と21年度の開設期間を載せさせていただいております。うちの場合、昨年が21年度が7月11日から8月30日まで、ことしが7月10日から8月29日までという形になっておりまして、横須賀市などもやはり7月の11、12とか、そのくらいから開設していると。ことしで言えば7月10日にすべて統一して開設したということで、確認をさせていただいております。
以上、他の海水浴場の開設期間を明記させていただいた資料でございます。以上でございます。
委員長(伊藤友子君)
はい、ありがとうございます。では、御質疑のある方、どうぞ。
委員(近藤昇一君)
この表を見る限りでは、ふえてますよね。そうすると、いろんな多分、何ていうのかな、町のほうの運営の方針みたいなのがあると思うんだけど、日にちを延ばしたから人がふえるというのはどういう相関関係になってくると考えますか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応過去のこの51日にするまでの間で、平成14年ぐらいから組合との調整をさせていただいている中で、7月の上旬、結局梅雨時で雨が多くて人が余り来てないということで、多いときで土曜日・日曜日で300人とか、そういう数字があらわれておりましたので、最初の部分の10日前後、第5週目の土曜日かということでお話を組合と進めさせていただいて、一番人数が来てない部分というのが資料的にその当時担当のほうで調べて、やらせていただいたという経緯を聞いておりますので、結局天候に左右されるというのが一番なんですが、この2年間に関してはちょうど海開きぐらいから晴れ出してというのがございまして、ことしにすれば7月中、非常に暑かったという部分、8は逆に暑過ぎて人数が落ちてる部分もあるんですが、一応日にちを延ばせばというものかどうかというのは、ちょっと私のほうでは今のところうまくいってるという状況になっておりますので、難しいかなという判断をしております。
委員(近藤昇一君)
それともう一つに、仮に期間を延ばした場合の経済効果っていうの、今、幾らだったっけ、海水浴場の開設にかかる費用というのが千何百万。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
1,500万弱でございます。
委員(近藤昇一君)
で、もし期間を延ばしたら当然監視員とかそういうので、また財政負担がふえるよね。それとの経済効果、今言われたように、期間延ばすとすれば、まさか9月に入ってまで開くというんじゃないだろうから、今言われたような梅雨時も含むよね。そこに経済投資して、その経済効果がどれだけあるのかなというのは、その辺は計算は、計算したとか考慮に入れたとか、そういうのはあるんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
短縮するに当たって調査、入り込み客数的なものを調査された段階で、雨が降っていたりなんかしますと、1人とか、海水浴場によってはゼロというような数字も日にちによって上がっていたということですので、ですから経済効果的には、天候がよければある程度は見込めるのかなというのはありますけども、現状でいきますと、過去何年間のを見た限りでいくと、その分はやはり梅雨時の時期にございますので、余り晴れたというようなものが余りなかったというようなことを前任者のほうから確認をしております。
委員(金崎ひさ君)
陳情書に書かれていることでちょっとお聞きしたいことがあるんですけれども、昨年から10日間少なくしたというのが、理由としてやはり財政の逼迫だというふうに書かれているんですが、町側としてはそれのみの財政調整で10日少なくしたという結論でよろしいんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
実はこれ、平成14年ぐらいからですね、事業に、各課の事業に対して5%削減、8%削減とか、ずっと続いてまいりまして、一応海の海水浴場を使っている他の例えば放送設備の設置とか、遊泳区域のブイの設置とかというのをいろんな業者を探しまして、価格をその都度安くしてやってきたという経緯がございまして、その中でも最終的に日数を減らす以外に海水浴場にかかっている費用を削ることが不可能という形になったという形で一応平成20年度から51日という形でうちのほうは出させていただいたと。20年度に関しましては、町長のほうから昨年と同様にしろということで、62日間開催させていただきましたけど、やはりどうしても金額的に削る限界に、他の要するにものが削る限界にきておりましたので、最終的には私どもも日数を削る以外に方法がないという形で最終的にこういうふうになったという形でございます。
委員(金崎ひさ君)
そうすると、やはりここに書かれているように、150万円の削減がほかにないから、日数でやろうということで、それがじゃあ間違いないということですよね。じゃあ例えば、150万をみんなで負担しますからということで、そういう財政的な援助さえあれば、期間を町としては延ばすことは何ら問題がないということなんでしょうか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応、業者さんのほうでその額を全額持つというお話も当初いろいろその打ち合わせの中で出ていたということなんですが、海水浴場、うち3つございまして、海の家の軒数が5軒のところ、十何軒のところとございますので、海の家の負担が、その出すのに非常に負担が大きくなるということで、当初組合のほうからもそういう形でできないかというお話もございましたけど、要するに組合によってちょっと価格が変わってくるというような形で、反対されると言っちゃ変ですけど、いう組合もございましたので、そういった形で今、統一してやらないと問題が生じるということがありますので、一応出す…出したいという組合もございましたけども、うちは出せないという組合もございましたので、組合間でお話をいただいて、日数的に削らせていただいたという経緯がございます。
委員(金崎ひさ君)
今後の問題で、財政だけで、それさえクリアできれば日にちを延ばすことには何の問題もないのかということを聞きたいんですけれども。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
問題が…問題は日にちを延ばすというのは、今までその日にちでやっておりましたので、それに関しては町としては問題はないというふうには考えております。
委員(金崎ひさ君)
以前に条例つくるときか何かでちょっと聞いたことがあるような気がするんですが、もう一度お聞きしますけど、海水浴場の開設期間しか海の家というのは営業しちゃいけないという取り決めがあったように思うんですが、そうですよね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
そのとおりです。
委員(佐野司郎君)
これ、財政的な見地から短縮したということで、結果的に7月が海水浴場客がふえてるというデータ出てるんですけど、これはあくまでも鈴木課長が言うように、お天気に左右されるものですから、必ずしもそれが成功か不成功かというのはわからないという点が1つと、それから物事の考え方として、開設期間を縮めるんじゃなくて、普通の民間の業者であれば開設期間にどうしたらお客が呼べるかって発想をするはずなんですね。それを役所的に経費を縮めるのに日数を縮めれば開設費用が縮まるということで、5%、8%というシーリングがあったということで、そういう結果になったということなんで、やむを得ないと思うんですけど、もしそういう見地でいけば、全部やめたらすごい浮くんじゃないですか。10日でこれだけ浮くんだから、全部やめれば財政的にすごい助かりますよね。そうすると、海水浴場が葉山にとって何なのかと、この陳情に書かれていることに答えたことにならないんですよね。財政的な理由で縮めたというの、よくわかりました。で、今いろいろ金崎委員も質問したんですけれども、財政的で、また足りなくなれば今度はもう10日縮めればまた150万浮いてくる。もう10日って、なくなりますよね。その海水浴場が何かというのが町長の政策ですよね。私、一般質問したときに海水浴場はなくしません。葉山は海水浴場、一つの看板ですからってお答えになったんだけど、ちょっと違いませんかっていう気がするんだよね。海水浴場の開設期間を延ばせとは言わないけど、ずっと続いてきた海水浴期間を有効に使うという発想は前向きでいいんだけども、お金が足りなくなったら減らせばいいっていうんなら、最初から全部やめちゃえばいいと思うんですよ、私。だから、財政的な見地で、臨時的に何とか一遍、しょうがない、ことしは緊急なことだから10日減らすけども、やっぱり全うすべくいろんなことを考えなきゃいけないと思うんですよ。その方法をというのは、考えたこともない…あるのかないのか。ないのかね。150万の効果と、確かに1人しか来ない雨の日もあるでしょう、当然あるんだけど、じゃあことしみたいに暑くて晴れたらいっぱい来れば、また復活するんですか。そういう確たるものがないじゃない。とりあえず予算書の中の1,500万円を1割減らすために、10日休んだというだけなんだよね。これでは役所のやることとして正しいのかどうかって、ちょっと疑問があるんですけど、その辺、どういうふうに考えていらっしゃいますか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応海水浴場に関しましては、葉山の観光の目玉として過去からずっとあるものでございますし、当然全国の渚100選に選ばれたり、海水浴場88選に選ばれたりもしておりますので、我々観光を担当している課としては、海水浴場をなくすとか、そういう考えではいない状態でございます。ただ、今回の日数削るという形のものは、要するに影響は余り出ないだろうと。要するに観光客が来るときに、これ、海水浴場を開設してなくても泳ぐのは可能でございますので、町民の方で泳がれている方、その方たちは皆さんその状態で泳いでいますので、その部分に関しましては非常に今まで過去の人数的に少ないので、そこは開設しなくても、観光のほうの目玉として、今、開設している51日間でいかに宣伝をして、いかにお客さんを呼ぶかということを考えるということで、これ、町単独では、はっきり言って先ほど言いましたようにいろんな経費削られておりますので、今までは京浜急行の中吊りに海水浴期間とかいろいろ載せさせていただいて、宣伝をさせていただきましたけども、非常にお金がかかるものは削ってきたという経緯がございますので、その辺のところに関しましては3市1町でやっている観光連絡協議会のほうで新宿や大宮、または駅のほうに、各駅長がいる駅のほうに協賛でポスターを張っていただいたりというような宣伝をさせていただいて、観光的に海水浴場として葉山町が今までやってきたものは守っていこうという考えでやっております。ただ、今回に限りまして言えば、過去からの経緯で、どうしても予算的なものということで削らざるを得なかったんですが、ここで景気が回復してくれれば、一応もとに戻すとか、そういう形では町長も言っておりますので、我々もその指示に従って、今、できる範囲のところで最大限の宣伝をさせていただいて、観光客を呼ぶというような形を努めさせていただいております。
委員(佐野司郎君)
状況が戻ればもとへ戻すことも考慮のうちに入っているということが一つ確認できました。で、私がなぜこういう言い方しているかというと、この、ここも堀内から出ているんですけれども、堀内の海岸業者だけでなくて、町の中の業者の夏を主に営業している業者の人たちが要するに海水浴場が開設されれば、ああ、葉山海水浴が始まったということで、お客さんが来てくれると。で、これが戻れば幾らかでもお客がふえると思うから陳情になってるんだと思うんですよ。ですから、やっぱり海岸組合だけじゃなくて、町全体、特に夏の海水浴場にかかわる営業をしている人たちで、一遍そういうものを確認し合わなければいけないんだと思うんですね。で、本当に海水浴場を期間を延ばせば町全体が本当に潤ってくるのか、そういう方策が地元の業者さんにあるのか、あるいは町としてはどういうスタイルで夏を迎えればいいのか、海水浴場も年々変わってきてますので、どれが正しいか、私によくわかりませんけども、やはり当てにして営業している人たちがいるから、こういうふうに陳情になるんだと思うんで、その人たちは客が減ったのは海水浴場…減ったか、あるいはふえないのは海水浴場が開設されないからだと思うから出てきたんだと思うんですよ。ですから、その辺が納得されない部分があるんだということは事実だと思うんです。ですから、その辺を組合との話し合いだけじゃなくて、何らかの方法で、町長もいろんな懇談を開いてるんで、そういうことをテーマにその人たちの意見も聞いて、一番あるべき姿というのを、財政的に一時避難したのは別として、これから将来に向かって探っていくべきだと思うんですけども、いかがでしょう、そういうことは考えられませんでしょうか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応現在も各商店会の方たちとお話をさせていただいたりしておりまして、各海岸組合にも町内で買っていただきたい。町内の人をアルバイトなり雇っていただきたいということで、今、昨年からデータをできれば組合のほうで出していただきたいと。金額までは要らないですけど、効果として町の中の商店から買ってますよとか、町の中にいる方をできるだけアルバイト等で雇っていただきたいというようなことで、何人ぐらい葉山の方がいるかとか、そういうデータを組合のほうに出していただけるように今お願いをしている最中でございます。その内容さえわかれば、ある程度の方向性がまた見えてまいりますし、あと皆さん、海の家をやって20年とかなってますので、そこの従業員の方も、最初はアルバイトだったんだけど、今、葉山に住んでいただいて、そこで働いていらっしゃるという方もいらっしゃいますので、そういう海があったから、海の家があったから葉山に住んだんだという方も何人かいらっしゃいますので、そういう方たちが町民となっていただいて税金を払っていただくという形になれば、そちらのほうも効果があるというような形をとらせていただきたいと思ってますので、その辺も踏まえて組合のほうにはデータを出していただけるように依頼をしております。
委員(佐野司郎君)
大変いいことだと思うんですけど、私が言った中に、組合だけじゃなくて、海岸沿いの飲食店だとか、いろんなほかの物品販売だとかというのがあるわけですから、その人たちの意見も聞いて、多分ここに出てくる…出てきたんですけども、私が聞きたいのは、開設をもとへ戻してくれとか延ばしてくれという意見は多いんですか、少ないんですか、聞きませんか。この陳情が出てくるまで、ほとんど聞かなかったことですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
何件かはございましたけど、各商店会等で海に隣接する商店会の方たちとお話しした段階では、今はまあやむを得ないだろうという回答がほとんどでございました。
委員(畑中由喜子君)
この陳情書の中に書いてあることで伺いたいことがあるんですけども、ここに海水浴場運営プランの見直しってなっているんですね。このプランって、どういうものなんですかね。ありますか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
プランとしてうちのほうで出してるものというのはないものですから、各組合ごとにいろいろな何ですか、営業方式が変わっておりますので、組合との調整でここの海水浴場はこういう形というような話はさせていただいておりますけど、町としてプランがあるという形ではございません。
委員(畑中由喜子君)
わかりました。それで、去年でしたっけ、条例ができるまでの間に検討委員会というのをやってましたよね。あれ、何かきちんとした終わり方ができなかったという残念な結果だったのかなというのもありますけれども、今、いろいろ近隣の商店会のお話とかありまして、確かに海水浴場開設期間中に観光客がたくさん来てくだされば、それだけ町が潤うというのはあるかもしれないんですけどもね、同時に近隣の住民ね。が、どういう立場に置かれちゃうかというのがあると思うんですよ。その声というのも、確かにあると思うんですけども、そういうのはどうなってるんでしょうかね。まあ、私も葉山警察とか、いろいろ伺ってはいるんですけども。ことしも何だっけ、まとめの会やりましたよね、もう。10月にやりましたか。まだなんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
今その反省会というか、事業者を集めて会議をやるということなんですが、先月の末と、あと今月の頭に総会というか、組合で会を開くというんで、それが終わってからやらせていただくということで、今、最終的な予定を調整しているところです。
委員(金崎ひさ君)
ここにじゃあプランというものがあるのかなと思ったんですけど、ないっていうことなので。それで、新たな観光収入の検討とありますけど、これ、観光としての海水浴場というふうな考え方を持ってると思うんですが、町としてやっぱり新たな観光収入を検討して、そして財政的に豊かになるというふうなことを望んでいらっしゃると思うんですが、それのプランはあるんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応、町として何らかの形で海水浴客を呼びたいということで、今、過去5年ぐらい前から夜間営業とか出てしまいまして、逆に町民の方に迷惑をかけてる。今、我々が考えてるのは、昼間に何かイベントをやってお客さんを呼べないかとか、そういうものを考えているんですが、各組合ごとによって、またちょっとあれが、考え方が違う部分ございますので、その辺を調整しながらですね、今後やっていきたいというのと、たまたま昨年、21年度からですか、夏みかんワインを使った夏みかんサイダーというのが出まして、それを海の家で売っていただきたいということで、酒商組合さんと商工会のほうを通じてお願いをさせていただいてまして、2年間で約、今現在10万本ぐらい売れてるんですよ。夏の期間だけでも結構売れてますので、その辺のところも含めた形で、葉山に来ればこういうものが飲める。今、新たなものもできないかというような形で検討に入っておりまして、一時は夏みかんを何か使ったかき氷てきなものもできないかとか、葉山独自で、葉山に来れば食べれるというようなものも考えて、それを海の家で販売していただければ、少しは観光客が伸ばせるんではないかというようなことも今、商工会を通じて考えておりますので、その辺をまた少しでも観光客誘致につながるような形で努力していきたいと思っております。
委員(金崎ひさ君)
先ほど開設期間中でなくても泳ぐのはオーケーだからということで、海があれば冬でも泳げるということなんでしょうけれども、結局なぜ開設期間を広げなきゃいけないかというと、海の家の営業ができないということもあると思うんですね。ですから、こういう陳情書が出てきたんじゃないかなというふうに思うんですが。先ほど聞きましたけど、その条例か何かで決まってるんですよね、開設期間しか海の家は営業してはいけないみたいな。そこのところの取り決めを壊すことはできるんですか。県条例。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応県条例になっておりますので、町が壊すというのは難しいと思います。
委員(金崎ひさ君)
いや、どうすればいいのかなというふうに考えたいなと思って、今聞いてみたんですが。じゃあ県条例で縛られているから、開設期間しか海の家は営業できないということで、だから開設期間を広げてくれというものも入っているのかなと思います。じゃあ、開設期間でないときに泳いだ場合に、それは自己責任で、例えば事故があったときには、御自分が海があったから泳いだんだから、どこにも文句は言えませんよということだろうと思うんですが。じゃあ開設期間中に泳いで事故に遭った場合は葉山町が訴えられるんですか。監視員を置かなきゃいけないという、その辺のものがあるんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
当然、海水浴開設期間は監視員を置かなければいけないということなんですが、監視員の過失によって何か事故があったという場合は訴えられるかもわかりませんけども、やはり泳ぐ方は自己責任で泳がれてますので、放送では飲酒をした場合は泳がないでくださいとか、遠くから車で来られた場合、少し休んでから泳いでください。あとラジテオ体操的なもの、準備運動をやってくださいというようなことを放送等で流しておりますので、その辺のところで今、過去にそういったよその海水浴場を含めて何か事故があったときに訴えられたとか、そういうことはございません。
委員(金崎ひさ君)
決算でちょっと見てみたら、やっぱりこの150万というのはほとんど10日間の監視員の人件費かなというふうに思うんですね。それで、開設期間というのは監視員を置かなければならないという取り決めがあるということなんですね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
県の条例のほうで監視所と遊泳区域と、そういうものを置かない…放送設備とか設置しなければいけないということになっております。
委員(金崎ひさ君)
そこのところで、資格を持った者が監視しなければならないとか、何か例えばその辺のボランティアの人をお願いするとかということはできないんですか。資格がいるんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応資格的なものは、看護師、特別に置いているものは看護師、救急救命士であれば事故があったときに対応できる。監視員に関しましては、救急法から何から全部、ある程度の講習を受けてる方ということ、ただ、それも全員が全員持ってなければいけないということではないので、何人かの方が持っていて、その中に何人か監視所につきますので、その方はそれを徐々に覚えていって講習を受けたりしていくという形をとっております。
委員長(伊藤友子君)
よろしいですか。
委員(畑中由喜子君)
長者ヶ崎と大浜なんですけど、昔はそれぞれ海水浴場を開設してましたよね。このきょう出た資料では、17年にはもう既に1つになってるんですけど、組合は相変わらず2人なんです…2つなんですよね。その辺って、ちょっとどうなのかなって思うんですけど。これって、いつぐらいから1つの海水浴場にしちゃったんでしたっけ。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
ちょっと何年とは今ちょっとはっきりデータとして言えないんですけども、そこを2つを1つにした理由というのが、大浜の海水浴場自体が途中から砂が海に入ると深くなる状況でございまして、要するに歩いて行くと1メーター80ぐらい、どんと沈んでしまうというのがございまして、海水浴場として開設しているのは非常に危険ではないかというようなことを県のほうと相談をさせていただきまして、マリンスポーツのレジャーをやるところという形で、そこを設置いたしまして、長者ヶ崎と合体をさせていただいて、ですから今、監視員は長者ヶ崎のほうしか置いておりません。そちらには遊泳区域がございませんので、そちらには看板を立てまして、遊泳は長者ヶ崎のほうでお願いしますというような形をさせて、遊泳禁止ではないんですけども、遊泳される方は長者ヶ崎のほうでという形で、そちらはマリンスポーツ的なエリアに指定をさせていただいて、業者さんのほうにお願いをして、できるだけ危険のないような形の方向をとらせていただいております。
委員(畑中由喜子君)
その場合ね、できれば組合も1つに合体していただいたほうが、何かと連絡とか、それからルールの問題とか、やりやすいんじゃないかなって思うんですけど、どうなんでしょうね。だって実際には分かれていて、で、片っ方にしか監視員がいないっていう状況って、ちょっとイレギュラーすぎますよね。その辺はどうなんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
過去には両方に何軒かずつ海の家がございまして、今はたまたまことしに言えば大浜は1軒だけになってしまって、長者ヶ崎も4軒ですか。ですから、できれば1つになっていただければ、うちのほうも見やすいということでお願いはしているところでございますけども、一応組合として申請をしている関係ございますので、費用的なものとかいろいろございまして、すぐ合併するというわけにはいかないという今お話を受けております。
委員(畑中由喜子君)
じゃあ、町としての働きかけはしているという。
委員長(伊藤友子君)
他にございますか。
委員(笠原俊一君)
観光協会はね、やっぱり地元の業者さんというか、海の方々といろいろ諮って話を聞きながら、こういう日数だとかね。当然この前回150万の削減ということで減らしたという話、わかったんですけども、当然葉山の観光業というか、海を交えた産業の育成という中で、いろいろ鈴木さんの場合は地元の商工会だとか話聞いてると思うんですけども、その中でやっぱり3つの海水浴場の方々が一同こぞって期間を長くしてくれと、こういうような形なの。それとも、この書き方は、葉山の海水浴場ということで、3つ一応大きく分けて3つ海水浴場、葉山が監視員を置いているのありますよね。全部の海がやっぱり一同こぞってこの期間を広げてくれっていう言い方をしているんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
これが出たときに、各組合のほうにはうちのほうでもお伺いを立てさせていただきましたけど、組合としては今、町の財政状況がこういうことだということは理解しておりますということで、要するに51日でいったことに関しては、伸ばしていただければ一番いいですけども、今、一応現在こういう状況だって説明は過去何年間かさせていただいてこういう状況になりましたので、御理解をいただいてるっていうように、組合のほうは御理解いただいてると思っております。
委員(笠原俊一君)
組合の方々の代表というか、方が書いてあるように思うんだけども、そういった方が納得しないからこういう陳情になるんじゃないかなと僕は思ってるんだけどね。ましてや、矢部さんというのは元町の商店会の会長じゃないですか。ね、そういう方も今ここにはこういう名前になってますけども、実際にそういう役員さんでもありますし、ですからやっぱり地元の発展ということを考えて、こういう出されてる部分があるんじゃないかなと思うんですね。ですから、それを考えていくと、やっぱりたかだか町の費用が150万なんですけども、全体像からすれば、もっと大きな流れがあるんじゃないかなと思ってしまうのは当たり前のことだと思うんですね。ですから、例えば組合の方々は町の意向が150万、お金がないんならしょうがないなと、のんでるかもしれないけども、それを支えてる、ベースになってるほかの役員さんじゃない人たちは、もっとやっぱり広げてくれというふうに思ってるんじゃないかと思うんですね。ここにその資料があるんですけども、例えばそれであれば強烈に思ってるところは期間を長くして、3つの浜がいつも同じだけ日数をあける必要はないんじゃないかという思いがあるんですけど、私は。ここに書いてあるように、例えば藤沢市は片瀬の海岸と片瀬西のほうと辻堂は日数が違うんですよね。ですから、そういう使い分けというのもあるんじゃないかなって気がするんですけども、そこいら辺は葉山の場合はそっくり全部同じにやらなきゃいけないって考えてるんですか。また、そういう話は組合さんとも出てるのかどうかっていうのもちょっとわからないんですけどね。必要に応じて、ぴったり同じにする必要はないんじゃないかな。特に地域地域、森戸は森戸、一色は一色、長者・大浜というのは、それそれ用途も違ってる部分はありますし、またそこに遊びに来る人が目的がちょっと違ってるんじゃないかなと思うんですよ。遊びに行く目的がね。それであれば、それに合わせたような使い勝手というのもあってもいいんじゃないかなと思うんですよね。ましてや、葉山のほうが監視所が置いているから云々といったって、監視所が何人いたってさ、おぼれたときはやっぱり地元の何ていうのかな、海の家、小屋の人たちだとかが一番初めに協力してくれて、なかなかこういうふうにやらないと、目があれだけで行き届いて、葉山が提供している監視所だけが安全を守ってるわけじゃないでしょう。と僕は思うんだけど、どうなんだろうね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
鎌倉なんかの場合はですね、期間が違ってる部分というのがですね、逆に入り込み客数でいきますと何十万人のところと3万人分ぐらいなところという形で、海水浴場の規模が違うということで何か日にちをずらしてるというようなことは聞いております。葉山の場合は大体2万から5万ぐらいのところで、3つの海水浴場が大体そのくらいの人数で来られてまして、また森戸は家族連れが多いとか、一色は若い人たちが多い。長者ヶ崎・大浜に関しては近隣に駐車場が非常に多いものですから、そういったお客さんが来るという形でやっておりますので、今、葉山で海水浴場ごとに日にちを変えてしまうと、非常にちょっと宣伝しづらい部分がございまして、例えば森戸だけが先に早くからやってるという形をとりますと、一色とか長者ヶ崎に車で来られた方たちが、こっちは何だ、監視員もいないのかとかいうようなこともあるしというのを、これは組合の方とか近隣の方とお話ししたときにそういう話がございましたので、統一でやったほうが葉山の場合はいいだろうといを形でやらさせていただいております。
委員(笠原俊一君)
当然ね、僕なんかも葉山育ちですから、行く場所の用途が違ってね、遊びに行くのが多いと思うんだけども、例えば森戸の海岸は家族連れで泳ぐのにどうぞとかね、そういう宣伝のやり方もあると思うんですよ。大浜だとか長者のほうはマリンレジャーのヨットだとかカヌーだとか、いろんなものがありますから、そういう用途別の宣伝の仕方もあるだろうし、であれば当然、できればというのは時間の延長だとか、時間の使い方なんかも、それぞれで僕はいいんじゃないかなと思うんですけども、町として、だからここはこういう海岸の使い方をどうぞ、時間も、期間もどうぞって、そういう考え方で宣伝していったらどうかと思うんですけどね、そういう新しい海の使い方っていうの。今まで3つの海岸が…4つですけどね、本当はね。だって、全く景観も違うし、海の深さの構造もちがうし、磯も違うじゃないですか。それぞれの使い方の中でその協議しながら、いかに…この陳情は開設期間の長さということなんだけども、それにあったやり方というものを提案していくのが将来型じゃないかなというふうに思うんですけどね。いかがでしょう。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応各海水浴場の特色というものを宣伝には使わせていただきまして、費用的に削られてる部分はあるんですが、例えば「じゃらん」とか、ああいうところで海水浴場の当然特集を組みますので無料で載せさせていただける「横浜ウォーカー」とかありますので、それには各海水浴場の特色を出させていただいて、宣伝をさせていただいております。
委員(笠原俊一君)
最後にしておきますけどね、要はお金と要するに投資金額とそれに見返りというのかな、町のほうはそれだけ財源が大変だからといって、要するに減らしたわけなんですけども、逆に何ていうのかな、その経済波及効果というのかな、ことしは例えば自分の仕事から言えば、夏が長くて暑くて飲み物が、飲料がかなり売れたという記憶があるんですけども、それと同じように、やっぱり毎年のね、天気は一定とは言いませんけども、ことしなんかに限って言えば、もっと長くやっておけば、もっと潤ったんじゃないか。そうすれば、ぐるっと回ってね、町のほうにも要するに所得税、法人格の店がたくさん売り上げ上がれば、それだけ入ってくるわけですから、そういう見方もできるんじゃないか、町も潤うんじゃないかなっていうようなね、気がするんですよね。例えばたばこ屋さんにしたって、人が入ればそのたばこからの、大分変わっちゃいましたけどね、それでもって町は潤うというのが幾らでもあるわけですから、いかに使ってもらって、ぐるっと回って町のお金にしていくかということですから、そういった損得の勘定というものを含めて、やっぱりやってるんじゃないかな。
それともう一つは、葉山は観光と住宅の町と言いながら、観光にも、本当は住宅の町なんだろうけれども、観光業というのがかなり力を入れてるわけですよね。そのメーンのところですから、そこに余り出し惜しみしちゃうと、いかんのじゃないかな。何のための町なのかなっていう気がしてならないんですけどね。まあ、そういったところも考えて、やっぱり産業振興ということをやってもらいたい。そこの場所が鈴木さんの課なんじゃないかなって思ってますので、お願いしたいと思うんですけど。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
はい、わかりました。
委員長(伊藤友子君)
ほかに。
委員(畑中由喜子君)
今、笠原委員が言われたの、本当に私もそのとおりだと思ってるんですよね。私も葉山で生まれ育ちまして、それぞれの浜って特色があって、楽しみ方も違った。それはもう小さいときからそういう楽しみ方をしてきましたから。ただ、やっぱり海の家って、本当にさま変わりをしてしまって、海水浴客のためだけじゃない営業に今なってきてますよね。そこの部分で、近隣の住民が非常に影響を受けるっていう問題も出てきているわけなんですよ。だから、それは営業時間、営業期間も、そういうふうに迷惑をこうむっちゃう人たちにとっては短いほうがありがたいっていうふうに当然なってきちゃうわけですから、その辺をね、きちんとやっぱり考え方を変えて、今、笠原委員が言われたみたいなすみ分けというのかな、やっていくっていうのも必要かなって思います。
それと、浜が非常に今、やせてきてますよね。だから、一色の浜なんていうのは特に非常に海岸の奥行きが狭くなってきていて、夏の間、海の家がしっかり建てちゃうと、段差がついちゃうし、大潮のときなんて、ちょっとでも波が荒れたりすると、普通に歩くこともできなくなっちゃうようなところがあるんですよ。で、そういう部分も考えていかなきゃいけないと思うし、今、歯抜け状態になっている海の家のつくり方をね、工夫していけば、もうちょっと何ていうのかな、お互いに、住民(テープ1-B)御意見いただいてる部分ですけども、全く実現しないまんまきてますよね。その辺で、もうちょっと町としても海水浴場をどうするのかっていう、ここに運営プランって書いてあって、現実にはそういうものは町にはないっていうことではありますけども、やっぱり海水浴場をどうするのかっていうのは大きな問題なのかなっていうふうに思いますよね。今だって、本当に一色だって、本当の意味の海の家をやってるところはもう2軒しかないですからね。あとは夜の営業がすごく盛んなところっていうことになっていて、そういう部分でさま変わりしてしまっていますよね。それが果たしてどうなのかっていうことは、もう本当にずっと言われ続けていることですし、それによる被害をこうむる、またそういう被害感情を持ってしまう人たちっていうのも大勢いるっていうことを町は忘れちゃいけないと思うんですよね。その辺どうなんでしょうね。町としての海水浴場をどうしていくのかって。海水浴場ですよ。夜の営業じゃないですよ。海水浴場としてあくまでも町が取り組むのは海水浴場ですから。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
先ほども言いましたように、宣伝等をさせていただいて、昼間に誘客をできるだけするような形をとらせていただきたいというのが、町としては意向でございまして、この入り込み客数には夜間のも一切入っておりませんので、人出が。昼間の純然たる人数という形で出させていただいておりますので、監視員がいないんで数えられないっていうのも夜もあるんですけども、監視員がそれを数えていただいてっていう形で出しておりますので、我々もできるだけ昼間に人が呼べるような海水浴場ということで考えております。
委員長(伊藤友子君)
ほかにございますか。
委員(近藤昇一君)
ちょっと先ほどの続きになるんですけどね、やはり財政が逼迫しているからというね、だけでじゃあ150万削ったのかっていうのは、ちょっといただけないんじゃないかなと。行政がね、やる施策としては。いわゆる経済効果とか、そういったものもさまざまな部分を考えて、逆に経済効果あるんだったら、何ていうの、財政逼迫したって、金投入したほうが上がりがね、ふえるかもしれない。だから、その辺も計算して、実際にじゃあこの後、何日間かふやした、ふやして、どれだけの経済効果があるんだっていうところも、ある程度試算しておかなきゃ説明できないんですよ。逼迫、逼迫だけであったらね、さっき言ったように、逼迫してるからこそ金投入して、もっと金もうけしなきゃいかんじゃないかという話にもなっちゃうんですよ。だから、その辺も先ほど言ったように経済効果。きちっとやっぱり計算しておかなきゃいけないんじゃないかな。
で、もう一つには、私、経済効果だけじゃないと思ってるんですよ。葉山の先ほどいろいろ出たけども、海水浴場をどうするのかね。ほかのどこかの海岸みたいに、全くのイベントオンリーでね、集客するのか、それとも静かな海にするのか、それをうまく調和させていくのか、一つの方針がないと、中途半端になると一番いけないんですよ。それを町民も理解して、葉山はこういう方向でいくんですと、理解してくださいと。だから人が来るんです。で、経済効果が上がるんですってやるのかね、あるいはもうお客来なくてもいいよ、静かな海がいいよという町民が選ぶのか、その辺の方針をきちんとしてないと、いつまでたっても海水浴に対する…海水浴場に対する町民の不満、いつまでも出ちゃうんですよ。町だってそんなに強権力持ってないから、一つのやっぱり方針を持たないと、それだって当然県にも協力を求めてやっていくとかね。私なんか見てると、逗子なんかはそういうイベントを中心にしてね、あそこからもう有名な会社が出てるということで、あそこで何かやるとすごい人が集まるっていうんだけど。じゃあ葉山の海岸であれやるの。町民はどうするの。どう判断するのっていうのが出てくると思うんですよ。その辺も含めた一つの方針、こういう運営プランというの、町がつくるのかどうかわからないけど。そこははっきりしたほうがいいと思うんですね。経済効果、それから町民がどう考える。町の海水浴場の方針。まあ、この陳情に関してだと、ちょっと広くなっちゃったけども。だから、そういう面で言えば、実際にこの人がふえてる。21年…20年から比較、3年間ふえてる。じゃあ、これに対して経済効果はどうだったのというのも、ある程度、何か試算の仕方があると思うんだよね。是非そこがはっきりさせると、説明するのも楽じゃないかなと思うんだよね。いかがですか。研究してよ。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
今、先ほど言ったように、組合のほうにも協力依頼をしたり商店街のほうにも協力依頼をして、どのくらいの経済効果があるかというのを調べてる最中でございますので、できるだけ早くそのデータが出せるような形頑張りたいと思います。
委員長(伊藤友子君)
ほかに御質疑ございますか。
委員(山梨崇仁君)
今、課長がおっしゃった件なんですけども、先ほど夏みかんを使ったかき氷の話とかございまして、その経済効果というデータを集められて、それは私は、近藤議員もおっしゃいましたし、各議員も皆さん求めてると思うんですけど、町の海水浴場の運営を今後どうしていくかという計画を、そのデータをもとに構築していかなきゃいけないと思うんですね。で、私が伺ってる限り、町長については、私もかつて検討委員会が開かれる前だったと思うんですけど、10日間短縮、それ以降、もっと短縮するのか、もとへ戻すのか、どうするんだと聞いたら、検討委員会にそれもお願いするってはっきり言ったことを、多分2年前ぐらいだと覚えているんですね。結果、検討委員会はそのまま解散してしまって、ことしの春ぐらいに町長に聞いたときには、本会議で町長はこれ以上短縮はしない。それだけははっきり明言してくれたことは記憶しているんです。ただ、葉山の海水浴場を町長としてどうしていくかという点について、私は全く何にも聞いたことがないと思ってますので、その辺は早急に見せていただかないと、この陳情を私は審査する中で、例えばこれをですよ、否決するということも、議会にとってももちろんできますけど、それすることは、じゃあ今の町長のやってることが正しいんだ、150万削減して、このまま続けていくべきなんだっていう意思をあらわさなきゃいけませんし、逆に賛成する…採択したときには、もっと新しい方法をもっと考えなきゃいけないんだということを押しつけることにもなりますし、一方で150万、もっと負担して盛り上げろということを議会として示さなきゃいけなくなるんです。それなのにもかかわらず、町側に何にも受皿もなければ根拠もないとなると、議会側も非常に困った状況になると思うんですけども、今後のプランの立て方。で、私、言いたかったのはですね、町長の意思ではなくて、どうも課長がすごい頑張ってるという思いをいつも受けとめるんです。実際に夜回られるときも、課長がすごく回られてますし、商工会と話が密にできるのもよくわかってるんですけども、それを町長の意向でですね、データをとって、町長の意向で町をどうしていくんだと動いているというのは、正直余り感じないんですね。本会議場と課長と直接こうやってお話聞けてる立場なので感じているんですけども、今後についてもう一度改めて明確なお話をいただけますか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応、先ほど申し上げたかき氷の件とか、その辺も町長のほうにはお話をさせていただいております。で、一応我々としては、先ほど近藤委員が言われましたように、昼間イベントをやってお客さんを呼ぶ、要するに音を出したり、音楽家を呼んでやるとかということは、ちょっと周りの方に迷惑をかけるという部分ございますので、もっと一緒に何か遊んだりとか、海で、海のものを、海を使ったもので遊べるものとかというような形で、今の監視員等とかも協力をいただいて、何かできないかというようなことも今、考えております。一応、当然海水浴場ですので、遊泳区域のブイ以外のところは、少し離れればウィンドサーフィンや、そういうものができるところもございますので、そういったものを含めて、ことしは各、ちょっと提案もございましたけど、シュノーケリングできるようなところを葉山、岩場が多いので、そういうところをやらせたらどうかとか、そういう宣伝もしたらどうかとかいうような話も出ておりますので、当然我々も近隣の方に迷惑をかけないような形で誘客していきたいというのを思っておりますので、その辺等、また町長と相談させていただいて、いろいろ企画をさせていただきたいなと思っております。
委員(山梨崇仁君)
私はこういった陳情が出てくる背景にはですね、やはり申し上げたように、町が今後どうしていくかというビジョンがないために、延ばしてほしい、短くしてほしいという意見がさまざま割れていってこういった陳情が出てきていると思うんです。今の課長の話もそうですし、先ほどからのお話も、すごく、ぜひ取り組んでほしいお話ですし、ビジョンとして見せていただきたい。それが町民に対するやっぱり夢とか希望とか、もし我慢を強いているんであれば我慢に対する、いつまでという約束をですね、するということでモチベーションも保たれると思うんです。それが町民の活性化につながる一つの手だと思うんですけども、そういったいつまでに見せられるのかと言われたら、いつごろになりそうですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
財政事情になりますので。この海水浴場の開設期間を短くするという最終的な結論に達する前にですね、うちでやってる各いろんなイベント、補助金等ございます。それをずっと全部削らせていただいてきて、海水浴場だけさわらないというわけにはいかないような状況、予算の総枠がありますので、いろんなイベントまたは廃止したイベント等もございます。そういったものをやってきてる中で、どうしても最終的に1,000万超えでかかってる部分のところを少しでも削らないと、課の中の予算としてが成り立たなくなってしまうという状況で、例えば20万…20万補助金出してるところを15万にしていただいたりとか、そういう形でいろいろなところを詰めてやらせてきていただいて、海水浴場に関しましてもその期間を縮める前には、先ほど言ったようにいろんな放送設備なり何なりというのを買いかえるのをやめて、少しでも修理して使ったりとか、遊泳区域のブイの設置に関しましても、昔は百何万かかっていたものを七、八十万ぐらいでできる業者を探してきたりとかですね、そういうことをやりながら削ってきたような状況で、要するに課として削らざるを得ない状況に置かれたものですから、要するに他のイベントを廃止したりしたのもありますので、そういった均衡を図る意味でも、150万という数なんですが、これが産業振興課としてできるぎりぎりの線でやらさせていただいたというのが実情でございます。
委員(山梨崇仁君)
例えば町でも民間委託とか指定管理とか行っていますし、何回か質問したんですけど、公園の手入れが町内会でやってもらうことで経費を削減するとか、地方なんかだと最近、道路もですね、町民の方、村民の方が自分たちで持ってきてアスファルト、コンクリートを固めて道路を整備したりというのをするといった、そういった地方の元気なお話がよく聞こえるんですけれども、今回のこの海水浴の件についても、一つの公共事業と見れば、町がお金を出資してやるのが厳しくなっている状況について、町民の活力、皆さんの力を使って運営を長らえるという方法も考えられるのかなと思うんですけど、技術的にですね、お金を出資してもらうということももちろん、ここに書いてあるとおり可能かもしれませんけども、実際に今言ったブイを打ってもらうというのがどうかわからないですけど、民間の委託をする協力をさらに進めることで、現状を維持することというのは可能な点はあるんでしょうか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
過去にこれ、ブイを張るとかいうのを組合でできないかとか、今、監視所、プレハブで2軒、森戸と長者ヶ崎と建てておりますけど、例えばプレハブをうちが買い取っちゃって、組合の方に建てていただけないかとか、いろいろな案がこれ、過去に出ております。その中でやはり組合の方たちもその海水浴場開設の前、要するに1週間ぐらい前にそういうことでやるとなると、皆さん、海の家建てている忙しい時期なんで、人的な協力が難しいということで、最終的に日数を削るしかなくなったというのが実情でございまして、いろんな方策をやったんですが、組合の中でボート屋さんが組合長やられてるところでしたらば、遊泳区域のブイはおれが張ってやるよという方もいらっしゃったんですが、ほかの組合がそれはできませんと言われちゃいますと、それだけをそこに頼んで、じゃあ幾らぐらい安くなるのかというのを見積もり等を業者とかとらせたら余り変わらないと、値段的にもやはりそちらのやってくれた方の支払いしなきゃいけないということがございますので、そうするとやはり変わらないというようなことございましたので、一応そういう最終的な結果になったということでございます。
委員長(伊藤友子君)
よろしいですか。他に御意見ございますか。伊東委員はよろしいですか。それではちょっと私から一言伺いたいんですが、今、各委員から質疑が出まして、冒頭ですね、なぜこの海水浴場の期間を縮めたかというのに鈴木課長のほうから、海水浴場にかかる費用、それから先ほどもおっしゃいましたけど、各イベントも切ってきたと。もう他に削るものがないくらい限界だと、削るものに。だから150万の削減をするために日数を切ったということでございましたけれど、それに各委員が、それじゃビジョンがないじゃないか。それから住宅と観光の町と標榜しているのに、ちょっと反すると私も思います。それから、じゃあプランというか、今後の方針はどうするのか。それにもはっきりした今お答えはここで出ておりません。で、私もですね、先ほど佐野委員でしたか、財政的理由により縮めたということでは、それじゃあもっと財政が逼迫したら、もっと海水浴場の日数を縮めるのか、最終的には一切なくしちゃうのかと。そういうようなことに至りはしないかというような懸念もございました。で、そのときにですね、こういう提案をされていらっしゃるのがね、このままだと、そのままになってしまうと思うんですが、佐野委員は各海岸組合だとか、それから現場に携わっている人の意見とか、それから町の人、アルバイトをするような人だとか、海水浴場とそれから海の家、そういう観光資源にですね、かかわるような、夏の観光資源にかかわるような人たちの意見をいろいろ聞いて、集約していくべきではないかと。これに何のこうするべきだということございませんでしたので、改めて委員長のほうからですが、これは本当に大切なことだと思うんですけれど、今後どうするかというときにね、一つのいい提案だと思うんですよ。これについていかがでしょうか。部長でも。
都市経済部部長(吉田仁君)
委員長初めですね、各委員さんの言うこと一つ一つがですね、的を射てございまして、町議会議長さん、鈴木道子さんあてにですね、このような陳情が出ていると。私たち事務方とすればですね、この陳情の趣旨をどのように委員さんたちがですね、判断しやすい。説明しやすい、陳情者の方に納得がいただくといいますか、議会全体また町民の方たちにも納得がいただけるようなですね、資料を出せれば私たちも胸を張ってですね、ここでいろいろ御質問に対してお答えはできますが、各委員さん御承知のとおりですね、私たち部長たちも課長もそうでしょうけども、どこへ出張行っても町の方針という言葉をですね、余り言えないというんですかね、その結果としてですね、きょうもいろいろ、本当に納得いくお話ばかりいただくんですけれども、町の方針がこうですから、経済効果がこういう効果が出ているから、来年は減らすどころじゃなくてふやしていくんだというようなこと、大変申し上げられないのがお恥ずかしいということはまずおわび申し上げますけども、その意見の中で一つ私、感じた点はですね、海水浴場を開設する場所場所によってですね、費用対効果は全然変わってくると思います。で、佐野さん、笠原さんおっしゃったようにですね、地元の商店街にも関係がしてくるということを考えますと、一つの大きなヒントをいただいたのかなというような気持ちはしてございますので、またほかの委員さんが昔ながらの葉山の海、静かなですね、いつでも散歩に行けると、玄関を出たら葉山は散歩道なんだぜみたいな部分の浜もあっていいのかなと。大変参考になりましたものですから、今、部長としてここで明確な、いついつ方針が出ますとか、経済効果は幾らですというのはなかなか申し上げられませんけども、来年度予算に向けてですね、どのようなことで説明できるか、御納得いただける具材をそろえられるかというところを、ちょっとここでちょっと僣越ですけれども、申し上げたかった。委員長の答えにはなっているかどうかわかりませんが、何かの形でですね、課長、一番詳しいものですから、適材適所でございますので、予算までには何とか出せるんではないかというところで御理解いただきたい。
委員長(伊藤友子君)
一つ、ありがとうございました。御意見、部長のお話伺ってよかったと思います。一つですね、みんなの話し合い、今後どうしていったらいいか。やはり携わっている人たち、それから町民の人たち、みんな含めて、やっぱり話し合いと意見を聞く場っていうの、必要じゃないかと思いますが、それについてはいかがですか。
都市経済部部長(吉田仁君)
意見聞くのは大変ありがたく存じ上げます。
委員長(伊藤友子君)
じゃあ、ぜひその方向性も考えていただきたいと思います。
他に御質疑ございますか。よろしいですか。では、御質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。担当の皆様、長いことありがとうございました。御苦労さまでした。職員退席のため、暫時休憩いたします。(午後2時12分)
委員長(伊藤友子君)
じゃあ、再開いたします。(午後2時12分)
休憩を閉じまして会議を再開いたします。では、陳情第22-22号につきまして、委員の皆様から御意見をお伺いしたいと思います。どうぞ端から。
委員(近藤昇一君)
今の説明の中だとね、現実にここ3年間ぐらいのトータルを見てくると、若干ね、ふえてると。じゃあ、そのふえてて、活性化がなされてないのかどうかっていうのがちょっと私も現状よくわからないし、で、ただ単に財政が逼迫してるから金削ったんだって、そういう説明っていうのはね、これ、最低なんだよ、はっきり言って。こういう経済効果があるとかね、今こういう時期だからこそ、余計経済効果っていうのを重視しながらね、何ていうの、投入するところには投入する、切るところは切るというのがやっぱり基本的な方針にならなきゃおかしいんですよ。幾らでもあるときだったら、そんなぼんぼん使ったっていいかもしれないけども、今もうね、そういう経済効果も一定考えながら投入しなきゃならないと。で、先ほど言ったようにただ単に経済効果だけじゃなくて、一つの海岸のあり方、海水浴場のあり方をきちっと方針として持たないと、いつまでたってもこの問題解決しない。そういう面で、ちょっと説明できないんだよね、はっきり言って。出てきたけども、じゃあここに言うように、新たな観光収入となるのかね。じゃあ観光収入に本当に逗子みたいにしちゃっていいのか。逗子だってあれ、議会の中ではかなりこれを問題にしている人もいますよね。もう、ずっと継続的にあの問題を取り上げてる議員もいますから、そういう面では逗子だって本当にあれが市民に納得されてるかどうかというのもやっぱりあるんですよ。じゃあ葉山なんか余計あると思うんでね、私どもも感じるのはそう思ってるし、その辺の方針がないと、お金かければいいっていう問題でもないし。金もうけできるからいいっていう問題でもないと思うし。その辺きちっと、極めてみたいし、私も今これをどうする、この陳情をどうするかというのは、結論を見てません。
委員長(伊藤友子君)
結論、今出ない。
委員(畑中由喜子君)
私も今いろいろ質問して、町の対応というのを聞いたわけですけども、皆さんお聞きのとおり、はっきりしたものは出てきていませんよね。で、この削った根拠というのが、とにかく経済効果…じゃなかった、ごめんなさい。財政逼迫ということしかないという話で、ただ、大分昔からその財政逼迫と言ってきて、この長者ヶ崎・大浜も1つにしちゃえとかって、私の記憶ではそうだったと思うんですよ。だから、もう大分前からそういう形できてはいるんだろうと思いますけども、でもここへきて、やっぱりきちんと町としてどうなんだということが言えないというのはね、問題だと思うんですよ。確かに海岸の管理というのは町に権限がないわけです。唯一権限が出てくるのが海水浴場の開設期間という、開設をするからこそ町がということになってきて、だからこそ町がきちんとしたものを持ってなければいけない、特にね、その期間なんだと思うんですよ。それなのに何も出てこないまんまというのは、私も納得できませんし、だからじゃあこの陳情に対してどうするんだということは今、私も言えないかなって思ってまして、もうちょっと見きわめたいと思います。だから今、私は結論には至らない、私自身としては。そういう状況です。
委員長(伊藤友子君)
金崎委員、どうぞ。
委員(金崎ひさ君)
私は結論を出すべきというふうに思います。というのは、確かに質問しましたら、財政的なシーリングをかけたことによってどんどんとしわ寄せがきて、日にちを削るしかなかったから削ったというふうなていたらくですよね。それで、結局いろんな部分でもそうなんですが、町長のまちづくりに対する指針が全くないというのが私は問題だと思うんです。ですから、海が活性化しなければならないということもところどころでおっしゃってますけれども、こういう形でどんどんどんどんシーリングをかけていって開設期間を少なくして、人が大勢来たからいいじゃないかみたいな将来展望の全くないというところに、やはり議会としてはメスを入れなきゃいけないと思うんですね。それで、その今回このいいチャンスとして、葉山町海水浴場の開設期間に関する陳情書、これを私は結論を出して採択をしたいと思っているんですけれども、将来、来年度に向けての予算編成がもう始まります…始まってますよね。ですからこれ、継続にすると議会としての意思をやっぱり町長の返答待ちになっちゃうんですよ。それで、陳情書に対してきちっとこちらが採択をした場合ですけれども、その経過と、それから結果を報告させる義務を私たち持ちましたよね。ですから、この意見の中で関係者といろんな話し合いをしなさいと。そしてどうすれば期間を延ばせられて、財政逼迫しているところをクリアできるか、そして私の質問の中で監視員もお金を出すのは150万のお金を各組合で出そうとしたら挫折したという説明がありましたけど、お金を出すのはだめだけど、人は出そうとか、監視員を順番制にしようかと。そういう協力体制も町民との協働で葉山の活性化に対する協働をするというこのいい私は機会になると思うんですね。だから、町民との、関係者との話し合いということも必要だし、それで組合だけではなくて、私も実は一色のお店の方に、本当に海水浴場の期間中にコーヒーを飲みに来てくれるとか、そういうことでね、よそ様、町…町外からいらした方たちが結構来てくれるんですよと。何で期間を短くしたんでしょうという苦情もいただいております。ですから、葉山の一般のお店に対する影響というのも、私はかなりあると思いますね。ですから、目先の150万云々の問題ではなくて、みんなで知恵を出し合って活性化の一助になればいいという考え方でもっていろんな人と話をさせるべきだと思うんです。ですから、議会としてはそのような意見を入れて、この陳情書を採択、結論を出して採択をして、そして、さあどうなんだ、経過はどうなんだ、報告をしなさいということで、どんどんと町長に指針を持たせるというふうなやり方も、これからの議会はしなければいけないんじゃないかなというふうに思うんですけど。私の意見としてはそうです。
委員長(伊藤友子君)
はい、ありがとうございます。では、伊東委員、どうぞ。
委員(伊東圭介君)
今の質疑等を聞いてる中でですね、それからまたこの資料等を見る中で、きょうのこの資料は恐らく今、担当課がつくってきた資料というのがこの要するに日数減らしても逆に減らした年はふえてるんだよということを証明したい資料であって、あとはまた開設期間もですね、市町村のを並べる中で葉山が特別遅いわけじゃないよという言いわけというか、いう部分だというふうには思いますけども。まず、僕は一律にね、ほかに合わせることもないですし、基本的には葉山らしさを、葉山の魅力をね、出せれば、決して悪いことではないと思います。行政側のほうの財政の逼迫というのはね、特にやっぱり現実の話だと思うんですよ、これは本当に。で、そういう中で、費用対効果からすれば、お客さんの少ない前と後ろ、この部分を切ってるということであれば、やはり一つ費用対効果から言えば仕方ない面もあるのかなというふうには思いますけども、皆さん、今、お三方が言われたようにね、葉山の海水浴場のあり方というのが、まあああいう形で昨年条例も出しましたけども、つくりましたけども、あれはまたちょっと僕は違うと思ってまして、もっと全体に網羅したね、本来は条例が出てくるべきだというふうに僕はずっと思ってましたし、そういう面からいっても、やはり葉山のまちづくりどうするんだっていうところにやっぱりこれもつながってくるんだというふうに思います。お三方が言ったとおりだと思います。
で、この陳情についてどうするかという部分でございますけれども、予算の時期もね、金崎委員が言われたように近づいておりますので、私としては町の方針もあるんだけども、今の段階では、僕は趣旨は了解するというところで御同意が得られるんであれば、これはもう趣旨了承という形でね、するべきものではないかなというふうに思いますけども。
委員長(伊藤友子君)
はい、ありがとうございます。では、佐野委員、どうぞ。
委員(佐野司郎君)
委員長言われたように、住宅と観光の町という標榜をしているんですけれども、私の持論としては既に観光の町ではないんじゃないかと。住宅に関しては5階建て以上はだめだよとか、緑はこれ以上減らさないんだよとか、山の開発はしないんだよとか、一つの合意みたいなものができておりまして、それが具体的な施策では打ち出されなくても、もう既に町民の合意というものがあって、住宅の町という姿はそれぞれ多少違うにしても、一定の共通項を持って町が運営されているということは事実だと思うんです。ところが観光に関しては、何の施策もないし、何の柱もなくて、観光協会というのがあって、あるいはよその三浦半島の観光会議に参加してるとかということで、唯一海水浴場が観光の目玉だったんですけれども、それとてふらふらふらふらしてるという状況は、皆さんがおっしゃるとおりだと思うんです。もし海のあり方については、私は必ずしも海水浴場じゃなくてもいいというふうに主張した時代もありまして、みんなが納得する形で海をどうするかというのは決めるべきだというふうに考えてきたんですけれども、現実に海水浴場がある限りは、きちっとやって、それが葉山の性格づけの一つにならなきゃ、観光の施策の目玉にならなきゃいけないんだとすれば、そうするのが一番だと思います。変な例で悪いんですけど、よく休む飲み屋さんにはお客が、営業してる日でも来なくなるということがありまして、やはりやるんであればきちっとやって、きちっとお客が呼べるイベントなり企画なりを立てるべきだし、一時、町が、行政が海水浴場を開設しなくてもいいという意見がありました。だけど、やはり町の目玉であり町の施策であるんだから、町の影響力を残すために町が開設するんだというのは前の町長がそういうふうに主張しておりました。で、譲らないと。海水浴場は町の力で開設するんだと言ってきたんですから、それを変更するのは自由ですけれども、かわりがなければいけないわけで、そのままだらだらと自分たちの影響力を放棄するというのは、町の運営としても納得できないんですよ。で、いろんなことを考えますと、必ずしも海水浴場じゃなくてもいいにしても、やはり住宅の町ほど住民の合意か得られてない現状では、海水浴場をどうしていくかというのをやりながら考えていくしかないと思います。ですから、これに携わってきた方、あるいは間接的に携わる方がもとへ戻してくれという気持ちは大変よくわかります。ですから、趣旨は本当に理解できるんですけれども、じゃあ皆さんがおっしゃるように、海をどうしていくかということについては、もっと考えていかなきゃいけないんだろうと。町長だけの責任ではなくて、議会もそれによく考えて、方針を出していかなきゃいけない。住民の方の合意を得ていかなきゃいけないと思いますので、それはいいきっかけにしたいと思いますけども、現時点の現状を見た限りでは、これにかかわる人は確かに戻してほしいだろうなと思いますし、150万というお金が本当に出せないのかどうかというのも問題ですので、ほかにやりくりするすべがないのかと言われたら、あるのかもしれないというふうに思いますので、私はこれは趣旨を了承して、ぜひそれについて先ほども言いましたとおり、関係者あるいは住民の方の意見を集約していく会議を持ってほしいなと思っております。
委員長(伊藤友子君)
ありがとうございます。では笠原委員、どうぞ。
委員(笠原俊一君)
先ほどね、部長のほうで来年以降、海のあり方というものを考えるというお話しいただけたので、一つよかったなと思っているんですけども。葉山の海の場合はいろいろ特色があるということ、先ほど言ったとおりなんですけども、特にこの陳情に関しましては、元町の役員さんなんですね、この、商店会の役員さんが出てることですから、当然海岸と連動して開設期間を考える会とは言いながらも、元町をリードする、新しく80軒以上組織を固めているんですね。そういった意味合いも込められているんじゃないかなと僕は思ってますから、やはり葉山の一番のメーンの商店街が元町ですから、そこの役員さんがやっぱりこうやってやるんだと、葉山の要するに生きる道は海なんだよということを特に言いたいんじゃないかなという気もしてます。ですから、そういった意味合いからいけば、やはり議会としていろいろ応援ができればなと思ってますから、当然その趣旨は了承して、いい形で町長がやっていただけるように運んでいくべきだなと私は思っております。以上です。
委員長(伊藤友子君)
はい、ありがとうございます。副委員長の山梨委員、どうぞ。
委員(山梨崇仁君)
私は結論から言えば、これは採択すべきだというふうに思っております。確かに予算のこともそうですし、1番はですね、この最後の2行に海水浴場運営プランを見直してほしい。これが先ほど私が申し上げたように、町民が先が見えない葉山の観光の目玉である海水浴場をどうしていくんだということに関する思いであることが1点と、それから新たな観光収入の検討ということもそうですけども、先ほど課長のほうからも夏みかんのかき氷とかサイダーを出したらどうだとか、いろんな方策を手を尽くすというような方向の話はあったので、それをさらに強く望みますという陳情について、私は採択すべきだというふうに思います。
で、1番は、課長や部長がああいうふうにですね、予算までにある程度提示したいとか、データを収集して考えたいというふうにおっしゃっていても、町長がのってなければ、彼らの苦労も水の泡になりますから、これは趣旨了承として課長や部長の働きを押すことも一つですけども、やはり採択をして、町長に議会としてはっきりもう一度考え直すということを意思を表明する必要があるんじゃないか、そういうふうに考えております。
委員長(伊藤友子君)
はい、ありがとうございました。今、委員の皆様からこの陳情書に対してどうしたらいいかというので御意見をいただきまして、結論を出して採択すべき、それからあとは趣旨了承としたい。それから今、結論は出ないというふうに、3つに分かれました。
委員(近藤昇一君)
今、採択すべきだっていう方がお2人いるんで、趣旨了承はあり得ないと思うんですけども…になると思うんですけども、改めて、じゃあ私としてはここではっきりと開設期間の復旧ということを言われてますので、果たしてそれの150万の経済効果があるのかどうかね。その辺、私は確認できない限りは採択には賛成できません。
委員長(伊藤友子君)
よろしいですか。畑中委員もお手が上がりましたけど。休憩しますか。
意見調整に。暫時休憩。(午後2時30分)
委員長(伊藤友子君)
休憩を閉じまして会議を再開いたします。(午後2時36分)
皆様の御意見か出そろいましたので…出そろいましたね。まだ御意見ありますか。もう一回お伺いします。
委員(畑中由喜子君)
どうしてもきょう採択…採決するという御意見の方があるようですので、そうすると趣旨了承というのはあり得なくて、それですと私ももう一回意見を言わせていただかないといけないかなと思います。
委員長(伊藤友子君)
はい、おっしゃってください。
委員(畑中由喜子君)
はい。先ほども申しましたけども、町としての海水浴場をどうするのかということが出てきてない中で、私はなかなかこれ今、採択、採決するのは難しいと思ってるんですけども、佐野委員もおっしゃったように、確かにもう観光としての町という部分では、今までもずっと施策のない中できてるんですよ、もう既にね。森さん以前から。それはもうずっと前から私も質問に取り上げてきてましたけども、観光協会のこともそうですし、海水浴場のこともそうですし、もうなかなかプランって出せなくて、ビジョンが出せないまんまに推移して今日を迎えているわけですね。そういう中でもう先ほど来、課長からの説明でもるるありましたけれども、どうしても削らなきゃいけないというシーリングの中で、こういう形になったんだという説明がありました。そこに至るには、この部分だけではなくて、みんな削られてるんですよね。ほかの部分も。住民の生活に直接関係あることでも削られていますし、それから町内会とかそういうところでも削られているわけです。で、それで、じゃあこの150万、今、150万という数字になってるんですけども、これを復活させるということにこの議会意思がはっきりした説明もできないまんまにやるということは、私はちょっと賛同しかねます。で、多くの住民が、そうだねと、海水浴場を期間を長くすれば,これだけ自分たちの生活にも関係するんだという納得がね、いくということが必要じゃないかなって思います。で、削られてる中には、本当に少ししか削られてなくても、それがその補助金の大部分だったりするというね、非常に大きな影響をこうむっている方たちもあるわけですから、そういう中ではこの150万というのは相当大きな金額ですしね。そういうことに関する、やっぱり納得ある程度きちんと議会としても説明がつくような形で私は決着したいと思ってますので、今すぐっていうことでしたら、仕方ないですけれども、不採択という形に私はとらざるを得ないと思っています。
委員長(伊藤友子君)
ほかに、もっと御意見に…。
委員(佐野司郎君)
わかりにくくて悪いんですけれども、私が言ってるのは、要するに数字的な裏づけがなければ、これは結論が出せないということに対する反論は休憩中に言わせていただきました。ですけども、じゃあこれを150万を削ったものですから、150万、確かに予算的には削れたけども、それによって失われたお金があるとすれば、本当に150万の効果があったのかどうかというのは、これ、わからない。数字的な裏づけないわけですから。それを戻すのにも数字的な裏づけがない。ということで、それは尺度にはならないということは休憩中にその反論をいたしましたけども、私は観光の町でなくて、何もないんだから、本当のところを言うと、それが決まるまで、これを安易に戻して、事足れりとするのは私、納得できないんですよ。やっぱり根本的な問題として考えてほしいというのはきょう言わせていただこうと思ってます。採決をしたときには、私は不採択に賛成しようと心を決めてました。だけど、理由が気に入らなかったというか、理由が納得できなかった。数字的なものを待ってたんじゃ間に合わないんですよ。150万の効果が、減らした効果が本当にあったのか。確かに予算上から150の数字が消えましたけど、じゃあ150減らしたおかげで、もしかしたら200損してるかもしれない。ということもあり得る。じゃあそのデータはどうするんだといったら、それはない。だから、その反対もない。これはしょうがないと思ってます。ですから、本当の願いは観光政策、特に目玉で、最後に残った葉山の観光要素の海水浴場というのをどうするのかというのは決めてほしいなということがありますので、それまで私は戻さないほうがいいかなという気もしておりますので、不採択とは言いませんけれども、賛成しないつもりで発言をしておりました。ここで最後の意見を言わせていただきます。
委員長(伊藤友子君)
ほかはございますか。
委員(笠原俊一君)
私は採択をしたいなと思ってますので、基本的には。ただ、先ほどからるる心配があるというのも十二分にわかりますのでね、ですからそういった意味で、議会としては皆さんこういう政策について、本来はそういった方向にしたいという気持ちがあふれてますから、そういう意味合いから採択という形にあえてしなくても、趣旨了承ということで何とかできるのかなという気持ちがあったんですけれども、ここで皆さんそれぞればらばらになって、うちの会派も同じような気持ちがありながら採択に回らざるを得ない。私としては逗子が、今まで逗子とね、非常に近かったものが、逗子に26日で、6月からやってるのに、何で葉山が負けるんだと、こういう持論もありますのでね、私は早期にやるべきだというふうな思いがありますので、採択したいと思いますけど。ただ、そうなると、うちの会派も割れてしまいますので、ちょっと問題があるなとも考えております。ただ、持論としては…。
委員長(伊藤友子君)
話し合いしますか。暫時休憩で。
委員(笠原俊一君)
そうですね、ちょっとさせていただきたいなと思うんですけども。
委員長(伊藤友子君)
じゃあ、もっと御意見をもう一回お伺いしましょう。
委員(山梨崇仁君)
ごめんなさい、どうも皆さんの議論、受けてになっちゃうんですけども、私は先ほど質問では言いましたけど、150万円を何とか持ってきて戻せとかですね、150万を何とか、何とかという話ではなくてですね、ここに書いてあるとおりに、趣旨は復帰を要望している、これが来年、再来年、それ以降か、まだわかりませんけども、とりあえず町がこのままほうっておいたら、じゃあ150万また減らしたって、経済効果わからないから減らしましょうよと言われたら、何にも反論のし返しがなくなるんですね、議会としても。ですから、ここで一たん150万戻すか戻さないか、来年の予算、だれが責任とるんだって話ではなくて、町にもう一度プランをしっかり立てなさい。検討をもう一回し直しなさい。それが行政の限界がきているんであれば、町民の方と、金崎さんおっしゃったように、町民の方の意見とかアイデアをいただきながら、もう一度町の活性化を考え直しなさい。そういったことをここで言わないと、何かお話どうも聞いていると、来年の予算がさらに厳しいみたいな話もしていたので、またさらに経済効果わからないので、150万減らしましたと言われたら、ほんと手の打ちようがなくなってしまいます。それを私は強く懸念しているので、それを今ここではっきりと議会として議論をしっかりしなさい、これからも考え直しなさい、そういうことを言わなきゃいけないかなと思って、今回採択すべきだというふうに思っております。
委員長(伊藤友子君)
はい、ありがとうございます。金崎委員、どうぞ。
委員(金崎ひさ君)
私も陳情の趣旨の中にね、150万の復活を願うとかということであれば、これは問題だと思うんですけれども、やはり開設期間の復帰を要望していらっしゃるわけですから、これが予算が150万つかないけれども、開設期間を延ばすためにはどうすればいいかとか、それぞれの話し合いの知恵がね、起きるんじゃないかと。例えば監視員の人的な協力をしますよと申し出る方がいるかもしれないし、あるいは150万に足りるぐらいの、足りない部分のお金を募金しましょうとかというのも出てくるかもしれない。わからないんですよ。ですけど、私は基本はこの陳情を否決にする気はないんですね。ですから、私が趣旨了承で頑張っていることで、採択は早いとおっしゃってる方たちが結論は出しづらいから、じゃあ否決をせざるを得ないということであれば、否決よりも私は趣旨了承のほうがいいかなというふうに思いますし、まだ継続のほうがいいかなと思いますので、ちょっと休憩をしていただいて、そのあたりをお話をさせていただきたいと思うんですけれども。
委員長(伊藤友子君)
かしこまりました。ほかに、今言っておきたいという御意見お持ちの方は、どうぞ御遠慮なく。
以上ですか。よろしいですか。では、暫時休憩いたします。(午後2時45分)
委員長(伊藤友子君)
休憩を閉じまして会議を再開いたします。(午後2時50分)
皆様の御意見を十二分にお伺いしましたところ、全員の方が趣旨了承という御意見のようでございます…まだあったんですか。失礼いたしました。では、御意見ございますそうで。
委員(金崎ひさ君)
申しわけありません。趣旨了承ということで、多くの方が進めたいというふうにおっしゃってらして、私が採択をするべきというふうに言いました。それで、状況を考えまして、私は不採択ということは全く望んでおりません。それで今、休憩中にいろんな委員の意見を聞いて、思うところは一緒なんですね。ですから、やはりまちづくりの一環として海水浴場をどうするのかということをきっちりと将来展望を見せてもらいたい。そして町民との協働で活性化に協力をお願いしたいということは思うところは一緒なわけでございますし、部長の答弁にもありましたけれども、今はっきり言えないけれども、みんなの意見の質問を聞いて、いい結論を出したいようなこともおっしゃってましたし、それから話し合いもするというふうに断言なさっていますので、私は趣旨了承ということにしていただいて、そして所管事務調査をお願いしたいと思うんですね。で、委員会の中で所管事務調査として話し合いはどこまで進んでいますかとか、予算取りはどうなりましたかとか、あるいは期間はどうなりますかとかというふうなことを聞いていきたいなというふうに思っておりますので、そういうことでお願いをして、趣旨了承ということで了承いたします。
委員長(伊藤友子君)
この…異議なしですか。所管事務調査で当委員会の問題として今後追いかけていくと、この問題を追求していくと。それには皆様賛成ですか。
委員(近藤昇一君)
できれば各常任委員会ごとに、必ず何らかの報告はするというぐらいの取り組みを、我々だってね、来年の3月までだから、一応の任期はね。そうすると、もう来年の開設準備とか、いろいろ当然そのあたりまでかかってくるんですよ。ですから、一回一回、今回は何も進展なかったという報告でもいいから、一回はさせると。常任委員会ごとにね。
委員長(伊藤友子君)
これからね、毎回ね。
委員(近藤昇一君)
そういうのをちょっと要望していきたいと思います。
委員長(伊藤友子君)
はい、かしこまりました。じゃあ、そのような方向で進めさせていただきたいと思います。
どうも皆様ありがとうございます。それでは御意見が本当に出そろいまして、全員の方が趣旨了承という御意見でまとまりました。そこで陳情第22-22号は趣旨了承と決定いたしました。以上でございます。
では、その他はございますか。何か。
委員(佐野司郎君)
視察報告文案はいつですか。全権委任します。(「異議なし」の声あり)
委員長(伊藤友子君)
視察報告文案、もう少々お待ちいただきまして、各皆様のところにメールで先に入れさせていただいて、お時間のあるときに、皆様お忙しいでしょうから、お時間のあるときにチェックをしてくださって、それぞれがお返しください。それでまとめさせていただきたいと思いますので。(私語あり)それはまた、よろしいですか。はい。
以上できょうの付議案件は全部終わりました。では、議会事務局のほうから、きょうの結論を御報告願います。
議会事務局次長(山本孝幸君)
本日、付託案件でございますが、陳情第22-14号につきましては全会一致で趣旨了承。同じく陳情第22-22号につきましても全会一致で趣旨了承でございます。なお、陳情22-14号については、意見書なしでございます。以上でございます。
委員長(伊藤友子君)
はい、ありがとうございます。そういうことになりました。報告文案の作成は、いかがいたしましょうか。(私語あり)趣旨了承でもありますよ。
(「正・副一任」の声あり)
一任で、じゃあお任せいただきまして、また文案は皆様に見ていただきます。どうもありがとうございます。長いこと御苦労さまでした。お疲れさまでした。これで総務建設常任委員会を終了いたします。御苦労さまでした。(午後2時55分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成23年2月1日
総務建設常任委員会委員長 伊藤友子
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更新日:2018年02月02日