総務建設常任委員会会議録 平成21年10月7日
開催年月日
平成21年10月7日(水曜日)
開会時間
午前10時01分
閉会時間
午後2時07分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
(1)所管事項調査
ア.平成21年度葉山海水浴場の開設状況について
イ.真名瀬漁港再整備事業の現況について
ウ.真名瀬漁港放置ボートについて
エ.長者ヶ崎町有地の利活用について
(2)その他
出席並びに欠席委員
出席8名 欠席0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 伊藤友子 | 出席 |
副委員長 | 山梨崇仁 | 出席 |
委員 | 畑中由喜子 | 出席 |
委員 | 近藤昇一 | 出席 |
委員 | 伊東圭介 | 出席 |
委員 | 佐野司郎 | 出席 |
委員 | 金崎ひさ | 出席 |
委員 | 笠原俊一 | 出席 |
オブザーバー | 議長 鈴木道子 | 出席 |
傍聴者
阿部勝雄議員 土佐洋子議員 森勝美議員
一般傍聴者 8名 報道関係者 1名
説明のため出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
都市経済部部長 | 高梨勝 |
産業振興課課長補佐 | 高梨順一 |
産業振興課係長 | 青木聡 |
管財課課長 | 小坂満理子 |
産業振興課課長 | 鈴木貞夫 |
産業振興課課長補佐 | 関口之宏 |
総務部部長 | 根岸隆男 |
管財課課長補佐 | 千葉和久 |
会議の書記
議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行
会議録署名委員
委員長 伊藤友子
会議の経過
委員長(伊藤友子君)
おはようございます。これから総務建設常任委員会を開きたいと思います。(午前10時01分)
全員出席でございます。それでは本日既に総務部長は…あ、違う。管財課長も違うし、ごめんなさい、失礼しました。失礼いたしました。都市経済部長、高梨さんにそれではきょうの担当の出席者、御紹介願います。
都市経済部部長(高梨勝君)
おはようございます。それではきょうは産業振興課が出席していますので、御紹介させていただきます。産業振興課長の鈴木でございます。高梨課長補佐です。関口課長補佐です。青木係長です。よろしくお願いいたします。
委員長(伊藤友子君)
よろしくお願いいたします。それでは説明をしていただく前にですね、きょうのお配りいたしました資料につきまして確認をさせていただきます。まず分厚いのを、お手元にあるかと思いますが、平成21年度第2回葉山町海水浴場関係機構等調整会議という報告書、それからその一番最後にですね、2枚ですが、真名瀬漁港区域内放置ボートの撤去に向けた経緯と、これがございます。それから次が総務建設常任委員会の行政視察日程表、これはあれですが、あともう1枚ございますね。それで、進行のやり方なんでございますが、今、担当部長とちょっと協議をいたしまして、まずこの1番のですね、ア、平成21年度葉山海水浴場の開設状況について、これを資料と同時に説明していただきまして、まずこれについて御質疑を受けます。で、終わらせましたらイとウをまた説明いただきまして、で、またイと…イから順番に質疑をお受けしたいと思いますが、このような進め方でよろしいでしょうか。
委員(伊東圭介君)
本日この所管事項調査としてね、ア、イ、ウ、エと4件あるわけですけども、委員からも要望があった所管事項調査もございますけども、すべてがそうではないと思うんです。これ町側からの当委員会に対する説明をしたいという案件もあるんではないかなというふうに思いますけども、前回のその常任委員会の席でこれすべて所管事項という形で上がっていたんでしょうか。ちょっと私ども全く会派にこの今回4つのですね、説明、委員長からもなかったですし、その辺、今、委員長冒頭に言われなかったんで、その辺の御説明をお願いしたいと思います。
委員長(伊藤友子君)
あ、そうですか。特にこの所管調査…所管事項調査で、ええ、ア、イ、ウ、エと長者ヶ崎の町有地の利活用についても入ってはおりますが、まず委員のほうから中間報告、それから経過報告を求めるというのもございますし、またちょうどこういう機会なので、総務建設常任委員会を開くんであれば中間報告としてエの長者ヶ崎町有地の利活用については説明をしたいと担当の部長のほうから御依頼がございました。ですから、このくくりとしてはどうしても所管事項調査に入れなければなりませんので、こういう御説明を一括させていただくということでございますが、何か。
委員(佐野司郎君)
ということはですね、これからこれは当委員会の所管事項調査としてずっと取り上げていくということを決定したということでよろしいんですね。
委員長(伊藤友子君)
いや、それはまだ皆様にお諮りしてません、御報告だけですから。今後これを追っかけていくかどうかというのはきょう皆様の、またやっていこうということであれば所管事項調査としてまた継続いたしますが。
委員(佐野司郎君)
報告と所管事項調査の案件とはちょっと違うんじゃないかと思っているんですよ。所管事項調査であれば、当委員会としてある一定のその成果を得るまで所管事項調査として扱っていくべきものということで、それは委員の意見も当然今までの慣例としては入れていただいているというふうに解釈しております。きょう報告であれば、これは報告事項ということでその他で扱っていただきたいと思うんですけれども、いかがなもんでしょうか。
委員長(伊藤友子君)
ああ、そうですか。ちょっと…はい、報告であればエは報告だということですね。ちょっと暫時休憩いたします。(午前10時07分)
委員長(伊藤友子君)
休憩を閉じまして会議を再開いたします。(午前10時07分)今、佐野委員それから伊東委員から御指摘がありましたように、エの長者ヶ崎町有地の利活用については報告をしたいという旨の、部長からですから、確かにこのくくりの所管事項調査に一括入れないでですね、その他で報告というふうにすればよかったと思います。じゃあ、訂正をさせていただいて、今後そのように取り扱いをしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。そしてその報告をお聞きになって、いや、これはこの所管事項調査として当委員会で追いかけていきたいというお声がありましたときには、次からは所管事項調査とさせていただきます。よろしいですか。ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
では、本日はですね、これをここで…どういたしましょうかね、きょうは所管事項調査ということにはなっておりますが、エにつきましては報告ということで、その他に入れさせていただきたいと思いますが、お認めいただけますでしょうか、よろしいですか。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。それでは、その他に報告とさせていただきますので、そのようにちょっと付議案件のところを書きかえてくださいませ。ありがとうございます。
それでは始めさせていただきます。まず、アの平成21年度葉山海水浴場の開設状況について御説明を願いたいと思います。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
それでは、平成21年度海水浴場の開設状況について御説明させていただきます。資料のほうですが、厚いところに3つついておりまして、そのうちの一番頭が平成21年度第2回葉山町海水浴場関係機関等調整会議、これが3ページございまして、その後に第10回葉山海水浴場あり方検討公募委員部会報告ということで、30日に開催した議事録をつけさせていただいております。で、今年度の開設状況につきましては11日間短縮で51日間ということで海水浴場を開設させていただきました。一応海水浴場の人員に関しましては昨年度よりも約1万7,000人増という形で、葉山町は増になっております。他市の状況を確認いたしますと、横須賀市が若干ふえたという形で、あと鎌倉、逗子、三浦に関しましては減少しているというような報告を受けております。
今回葉山町のほうの開設状況でございますが、従来ございました騒音等の苦情等に関しましては、葉山町に関しましては4件ございまして、1件はメールで寄せられた苦情でございますが、それに関しましては関係組合に確認したところ、すぐその場で対処したという回答を得ております。
その他3件匿名の苦情がございましたが、1件は森戸の盆踊りのときに苦情があったということで、守衛さんのほうから私のほうに連絡をいただきました。ただ、当日私も盆踊り会場におりましたので、盆踊り会場で道路等に行ったんですが、このくらいの音ならば問題はないだろうという判断をさせていただきました。
あと2件に関しましては一色海水浴場で匿名で苦情が2件ございまして、それに関しましてもうちのほうで職員が現地におりました、その時間帯に。一応道路…道路を渡った山の上等を確認しておりましたので、その時点では職員からは問題はないという回答を得ております。私も海岸にいましたが、それほどの苦情ではないという判断で、一応組合長ともその場でお話をさせていただいて、今こういう苦情が来たんだけどという形でしたが、全部回ったところそれほどの音は出てないと。相手方の方に守衛さんのほうで確認したところ、場所等の、今どちらにいらっしゃってうるさいかという確認をさせていただきましたが教えていただけなかったということで、そのとき職員が2名ほど現地にいましたので、その職員と私とでは問題はないという判断をさせていただきました。
一応今回の海水浴場のほうに関しまして、資料のほうで海水浴場関係機関ということでお集まりいただきましてお話を伺わせていただきました。一応神奈川県横須賀土木事務所許認可指導課のほうでは今回、ことしに限っては苦情等は一切ありませんでしたということです。神奈川県鎌倉保健福祉事務所に関しましても苦情等は葉山町に関してはなかったと。あと神奈川県の…葉山警察署ですね、そちらのほうに確認したところ、苦情…花火とかいろいろ海水浴場以外の海岸でもございますので、海の家のイベント等に関しては三、四件だったようですという回答でございますが、特に大きな問題になるようなものはありませんでしたという回答を得ております。ことしは警察官の方も夜間2名でパトロールをしていただきまして、苦情等の事前の、苦情等が起きないような形の警備をしていただいたということでございます。
事故といたしましては、海水浴場管内では死亡事故等一切ございません。ただ、名島のほうで死亡事故が1件ございまして、これは海上保安庁、警察のほうで対応をしていただきまして、救急態勢をとっていただいたという形でございます。ですから監視員のほうはそちらのほうにはかかわっていないという状況でございます。
一応、内容的なもので言いますと、今回の海水浴場関係では1件、一色で盗撮事件がございまして、一色のトイレでございます。盗撮事件がございまして、監視員のほうで何か素早い対応をしていただいて、警察に通報した関係で被疑者を確保できたということで、警察からお礼のほうをいただいております。その他では一色海水浴場のところで遊泳区域を今回、お子様用のエリアということで遊泳区域のブイを設けまして、ちょっと今まであった遊泳区域を若干縮めましてやらせていただいたところ、子供さんたちのところでは非常によかったということでお礼等が届いております。あと森戸のほうに関しましてもほとんど問題がない状態で、苦情等も来ておりません。長者ヶ崎、大浜に関しましては、海水浴場等に関してはほとんど問題がないということで聞いておりまして、あと夜間等も、長者ヶ崎は5時までですので、大浜が10時までということで営業をさせていただいておりますが、大体8時ごろには皆さん終わってまして、ほとんど遅くまで営業をしているというのはありませんでした。
今回は葉山町といたしまして、産業振興課といたしましては金、土、日、ほとんど毎週職員交代で海水浴場パトロールを行いまして、一応苦情等があるといけませんので、各組合のルールはございますけども、ルール違反になる前の時点で、職員がちょっと音が大きいのではないかと判断したものに関しては下げていただいたり、そういった方向で処理をさせていただきました関係で、大きな苦情等もなく無事に終わらせていただいたということでございます。以上でございます。
委員長(伊藤友子君)
はい、ありがとうございます。それでは説明が終わりましたので質疑に入りたいと思います。御質疑のある方はどうぞ。
委員(近藤昇一君)
その海水浴場の状況と同時にね、その条例のほう、あれはどうするのかなというのがまだひとつはっきりしないんだけど。
都市経済部部長(高梨勝君)
条例につきましては町長と先日お話ししたところ、町長としてはやはり御指摘いただいた部分についてよく精査して、町の責務の部分について条例を考えていきたいので、指示としてはこの間みたいに6月じゃなくて議会のほうにも御審議いただく時間、それから私のほうからもやはりパブリックコメントの時間とそれからこの考える会の方たちとの意見を聞く時間を設けさせてもらいたいので、おおむね3月の議会に提出させていただいて、3カ月間の御審議いただいて6月で条例化ということで、それに向けてスタートしましょうということで、この間、町長とはそういう話で進めるように今考えております。
委員(近藤昇一君)
その条例に向けての一つの海水浴場のね、ことしの状況というのも我々知りたかったと考えているんですけども。そういう面で果たして3月で間に合うのかどうかというのがね。というのは、海水浴場のその調整会議、来年に向けてはいつごろから始まるんですか。大体もう3月ごろ始まるんじゃないですか。もっと前か。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
3月末ごろにやる…毎年はやる予定でやっておりますので。
委員(近藤昇一君)
そういう話聞くと、だからできれば3月の議会で結論出しておかなければ、調整会議の中でどんな話が出るかわからないけど、それと全くね、違うような条例ができたときにね、改めてそこでもって周知徹底しなきゃならないのかという話になりますよね。で、実際そのじゃあ議会のほうでそれを認めるか、あるいは修正かけるかというのはわからないわけですから、3月議会で私いいのかなとちょっと思うんですよ。その辺どうなんでしょう。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
今回の調整会議のところでも条例等のお話をさせていただきまして、今回条例等の関係ございますので、例年は3月にやっているんですが、12月ごろにもう一度お集まりいただける…いただくような形になるかもしれませんというお話はちょっとさせていただいております。その間にいろいろ組合等とか考える会の会議を開かせていただいて、その状況を見て調整会議をやりたいという形で、この間調整会議では終わった後にそういう話をさせていただきました。
委員(近藤昇一君)
実際にもう6月否決されているわけですから、そういうふうにやっぱりそういうのを一つの経験として今後生かさなきゃいけないと思うんですよ。で、今の町のほうのお考えでは、あり方懇の意見、それからパブコメ、それで最後に議会の…議会だって意見があるわけですよね。で、今言われたように3月提案して6月でいいのかなとは言うんだけど、6月でもって議会がどういう意思を示すのか、そのまま通すのかそれとも修正するのか否決するのか、いろいろなケースが考えられますよね。それで、この調整会議とかそういうのでもってずっと話し合ってきたのに、議会がもしね、仮の話して申しわけないけども、もっときつい条例にしろと、議会の意思として修正かけられたら今までのその調整会議での話が全部パーになるよという話なんですよ。だから早くしたほうがいいんじゃないですかということなんですけどね。そんなぎりぎりでまた6月でいいよなんていう話になると、何のための調整会議やってきたんだという話になりますよ。じゃないかなと私は思うんですよ。部長どうですか。
委員長(伊藤友子君)
その辺はいかがですか。時期的な問題ですね。
都市経済部部長(高梨勝君)
たらればの世界が入ってきてあれなんですけど、前回については僕一番足りなかったのが利用者のいろんな方の意見の集約がちょっと薄くて、ちょっと行政側から見過ぎてしまったかなというところがあったので、まず土台の反省点のところがありますので、今度聞いて吸収力というのがちょっと多少ありますので、その辺の時間帯からすると今の流れでいいものができてくるというふうに私は思っていますので、このスケジュールで一応は考えているということなんです。ただ、この後皆さんともう一回…実はこの9月30日にこの会議を開いたのも、実はいろいろ6月で御指摘いただいたことがあったので、課長にいつもは11月やっているのを一回この10月の議会前にこの調整会議開いてほしいということを言って、この調査を見ていただいて、また次の中で議会とも、それから皆さんこういう会議の方とも話し合いながらやっていきたいというふうに考えていますので、一応いいものの方向に行くというスケジュールからいくと今の流れでやらせて、まず考えさせていただきたいと。やっている中でこういう御議論でまた所管調査の中でやって、もうちょっと早いほうがいいんじゃないの、あ、できますという感じになりましたらまた早めていくということも考えられますけど、まずはちょっとその辺のところをちょっと丁寧にやらせていただければと思っていますので、そういう考え方だけ。ただ、早められるのは早められる、ちゃんとじっくりやるんならじっくりやるという、そういう柔軟なものは持ってやっていきたいと思いますけど、とにかくそこを丁寧にやらせていただきたいという御理解のもと、その月を考えていただければと思います。
委員(近藤昇一君)
町長もそういうふうに思っているのであれば今、部長にね、幾ら詰めてもさ、いきなり部長の考えでもってね、早めますとは言えないんでしょうけども。ただ、そのことだけはちょっと私の意見としては指摘しておきたいなと思います。
それで、きょうこうやって資料出されているだけども、きょう出されてね、朝出されて読めというのもきついんだけどね。海水浴場の関係でちょっと伺っておきますけども、私の聞いた範疇では、うわさで聞くとその警察官も入るようなトラブルも何かあったような、砂浜でね、聞いているんですよ。それどういう事件だったのかというのは掌握していますか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
組合のほうの方の、組合長のほうから報告は受けました。で、状況といたしましては一色海水浴場でクローズサイン、要するに店を閉める、閉めてあるよというサインに対しまして、我々と一緒に回っていた方が、最初はずっとその形のクローズサインでよかったんですが、その日に限って何か間があいているとだめだということで海の家の方に言われたらしいんです。で、何か違反だということで言われたらしいんですが、海の家の方は一応そのよしずでクローズサインをしていたものを、我々もそのクローズサイン見ておりますし、その状態で問題はないだろう。組合のほうも、組合としてもそれでクローズサイン問題ないということでずっとやっておりましたけども、何日かたってからなんですけど、急にそのあいているのがだめだとおっしゃられて、何か海の家の方と話をされているときに、警察官が回っていますので、何かあったんですかという声をかけられたと。で、警察に聞いたところトラブルとかそういうことでは一切ありませんと。ただ、そこで海の家の方とその方がお話をされてて、だめだとか、いやこれでいいんだとかという話をされてましたという話です。それだけは報告を受けてます。
委員(近藤昇一君)
私の仄聞する範囲ではね、何か大きな声でやりとりをしていたと。その暴力ざたにはなっていない…いなかったようですけども。その辺も、私も客観的にそこで…場所にいたわけでもないんで、人からの伝え聞きですから事実関係もわかりませんけども。実際にそういうのが…職員のほうでその場に立ち会っていたわけではないわけですね、そういう話を聞いているということで。
それともう一つ、音の問題で問題ないと判断したということですけども、それは主観的にですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応ですね、主観的というよりは道路隔てた向こう側に行ったりとか、いろいろ参りまして、そこで音が聞こえていない、で、海の家に近づいていってどの辺のところで音が聞こえるのか。民家があるところで聞こえればもうそれを少し下げろという形になりますけども、その辺のところもほとんど海岸に行かないと聞こえない程度ということだったんで問題ないという判断をさせていただいた。
委員(近藤昇一君)
そうした場合にやっぱりほら、行政がやるときにね、その主観でね、言っているほうも主観で言っていると思うんですよ。その人にとってはうるさいかもしれない。だけども一つは条例もあるし、たしか組合との…何だっけ、協定でしたっけ、いわゆる海水浴場の開設の内規ですか、規則…ルールか。ルールではそのデシベルでもって決めていますよね、たしか。これはあれか、県の…県の条例か。そういうもののその用意というのは町は考えてないんですか。言われたときに実際に測定してこういう数値でしたと、それ客観的ですよね。でないと、人によってはね、町はどちらに立っているんだと言われちゃうんですよ。人によって…苦情言ってくるからその人にとってはすごくうるさいわけでしょ。だけど町は、いや、この程度は大丈夫ですよと言っちゃって、数値も示してないとなると、そういうおそれがあると私は思っているんですよ。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
すいません、言葉が足りなくて申しわけありません。職員だけではなく、近隣住民の方にも確認をとりながら、で、また第4町内会の方も一緒に回っていただいたりとかしておりまして、その方たちも一緒にいて大丈夫だという判断をさせていただいたものですから、我々も大丈夫だということ…職員だけではございません。一応近隣の方、そこのところで夕涼み的にされている方、音は大丈夫ですかと確認をして、問題ありませんという話を聞かせていただいた上で、そういう判断もさせていただいた。
委員(近藤昇一君)
それともう1点。あり方懇ですか、これ話に聞くと部会が3つに分かれているんだって。今、ここに出ているのは公募…公募委員部会か。で、あと2つあるということなんですけど、これ全体会とかほかの部会は開かれているんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
もう一つ海岸の海水浴場関係の方たちの部会と、あと町内会の方でお願いしている部会なんですが、海岸のほうの部会に関してはやっております。で、町内会のほうに関しまして開催をしたいということでお願いを回ったんですが、長者ヶ崎の…下山の組合とかの方で出てくる方もいらっしゃるんですが、確認したところ、もう問題ないから、何か問題があったら呼んでくれよという話で言われていまして、今うちのほうではいついつに開催したいということでやりたかったんですが、たまたま人数的なもので出席者が少なくてちょっと開催できなかったりとかいうのがございましたんで、うちのほうとしては今月中に他の部会ももう一度開かせていただいて、またこのお話をさせていただくという予定で今動いております。
委員(近藤昇一君)
議事録を私も読んでいないけど、前回の委員会のときも確かね、全体に対しての報告か何かを考えているって言われたような気がしたんですよ。で、やられているのかなと思ったら、今見てみたらこのあり方では公募委員会しか開かれてないということなんですけども。私の聞いた範囲では、何で委嘱されたかわからない、そして1回目…1回何か開かれたと、呼ばれたと。で、それに出なかったら、あとは一切案内来ないという話を聞いているんですけども、それは間違いないですか。あとは一回も開かれていない。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
全体は一回も開いていないです。
委員(近藤昇一君)
だから、その町内会の方たちを集めての説明とかそういうのは一切やられてないという、1回目にやっただけで。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
はい、そのとおりです。
委員(近藤昇一君)
じゃあ、その人たちにはそのほかの、いわゆるこの公募とか海岸関係の議事録とかそういう報告書というのは渡っているんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
現在渡っておりません。
委員(近藤昇一君)
だから結局ね、議会にはこうやって出てくるけど、実際にその委嘱した人たちが一体今何やっているのか全くわからないという不満があるんですよ。委嘱はされたけども一体どうなっているのよと。確かに中にはね、そうやってさきに課長が報告しているように、忙しくて行かないよ、問題ないからいいよという人もいるかもしれないけども、委嘱されたからには何らかのこのアクションを起こしたいという人もいるかもしれない。そういう人たちにほかは今全体どうなっているのかというのが報告されてないというのはね、これはやっぱり失礼な話じゃないかなと思うんですよ。それが常時全体が開かれてて、ここの部会ではこういうことを今話し合われている、こういうことを話し合われているということがやられていれば、たしか去年…いつごろからだったっけ、もう結構…あ、ことしの3月ごろからか。結構回数としては、この公募委員会が10回になっているからやられているんだよね。で、そういう人たちには一切報告がないというのはやっぱりこれは失礼だと思いますよ、委嘱しておいて。その点どうなんでしょう。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
先ほど申し上げたように、今月中に1回開くという形で今検討しておりますので、今月中にまたやらせていただくと。
委員(近藤昇一君)
あのね、今月中というのはまだ、ね、きょう7日か、月末まであるんだよね。それまでの間に私は各委員に、今までにこういうことをやっています、その案内と同時にね、渡しておくのが礼儀じゃないかなと思うんですけど。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
はい、そのつもりでいます。
委員(近藤昇一君)
お願いします。
委員長(伊藤友子君)
じゃあ、その案内と同時に経過報告のようなものをこれから出すということですか。はい。
委員(金崎ひさ君)
2点ほど質問があるんですけれども、苦情は4件あってそのうち3件が匿名で、そしてたまたま居合わせて余り根拠のない苦情だったというふうに判断なさったわけですが、この匿名の苦情に一々町が応対しなきゃいけないんでしょうか。そのあたりどういうふうに考えていらっしゃいますか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
匿名の苦情、役所に…守衛さんのほうに電話がかかってきたりする場合もございますので、そうしますと私どものほうに連絡があります。で、今回この3件に関しましてはたまたま現場に居合わせたもので、今こちらにいるんでその方からもう一度電話があったら今どこの場所でうるさいか聞いていただけないかというような話をさせていただいて、職員が…行っているということは言わなくても結構なんで、どこの場所でうるさいか言っていただきたいという旨を守衛さんのほうに連絡をさせていただいて、で、現地、そこの場所だけではあれなんで、近隣をずっと歩いて回ったりとかさせていただいている最中にやはりまた電話がございまして、場所は言っていただけないということだったんで、一応我々としてはその現場に居合わせたものですから、当然どこか風の向きで別なところに音が聞こえる場合もございますので、その辺を考慮して回らせていただいて、対応…対応というかその場にいたものですから、そういう形の対応をさせていただいたということで。
委員長(伊藤友子君)
ちょっとお待ちください。
都市経済部部長(高梨勝君)
産業振興課の基本的な考え方は、迷惑はかかるのは嫌だというのが、だれに対しても嫌だと、苦情があるのもやっぱり何かそれは迷惑かかっているとか、嫌な思いをしているんだろうなという気持ちがあるので、匿名だろうと何だろうと、本当に何なんだというのがどうしても知りたいというところで、捕まえに行くんじゃなくて、一方通行であれば入り口にしたって、ここだめ、だめ、だめというのをやるという努力をして、僕もちょっと夜なんて見ていても、気持ちがもうとにかくみんなに迷惑かからないように、で、楽しく、いいと、やっぱり観光も持っていますし、町のイメージを上げたいという部分も持っていますので、そういったところから動いていますので、根拠があるないよりは、やっぱりイメージダウンにならないように考えたいという動きを絶えず持ってやらせていただいています。
委員(金崎ひさ君)
やはり海水浴場を開設すること自体が反対で、何もかも気に食わないというふうな苦情もあるかもしれませんので、やはり秘密を守るということで、この人からこう言われたからこういうふうにしてよということではなくてね、やはり町の対応としては、基本としては連絡先を聞いた上で、そしてそれを人に漏らすのではなくて、きちっとした情報として把握するためには匿名とかそういうことではいけないと思うんですよ。ですから、例えば守衛さんが聞いたにしても、担当課から折り返し電話させますから電話番号教えてくださいとか、何かそういうふうな最初の対応というのが必要じゃないかなというふうに私思ったんですけれども。今、部長ではどんな苦情でも楽しく過ごすために真剣に受けとめてという対応もいいかとは思いますけれども、やはり町としてきちっとした態度を示すために、やはり匿名じゃなくして正式な、正確な情報を、その人が感じたことで正確なね、情報をいただくということで。そして町としてはみんなが楽しく過ごせるために対応を図るという体制のほうがいいんじゃないかなと私思ったんですけれども、その辺は今の部長のお考えを聞きましたので、すべて真剣に、匿名だろうが何だろうが楽しく過ごすためには真剣に受けとめたいということであれば、でも大変だなと思いながら、それに対して匿名を受けるなということは言いませんけれども、私はそうじゃないかなというふうに思うんです。それはそれとして、次の質問よろしいですか。
委員長(伊藤友子君)
はい、どうぞ。
委員(金崎ひさ君)
海水浴場客に一人も死亡事故がなかったというのはすごく、本当によかったと思います。で、もちろん監視人も置いているし、ですけれども、毎年たしか葉山丸で沖合から海水浴場の…何ていうの、監視みたいなのをしていましたよね。ことしもしましたか。そういうの別にしてないんですか、ちょっと教えてください。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
葉山丸に関しましては毎年回っていただいております。で、沖合で何か暴走しているのがあるとかというのは注意していただいて、で、特別に葉山丸が来たときに監視員から見えますので、監視所のほうから何か特別なことがあれば無線で連絡するということで、各監視所と葉山丸同じ無線機を積んで連絡を取り合いながらやらせていただいております。ことしに関してはほとんど問題がなかったということでございます。
委員(金崎ひさ君)
それで、葉山丸が今、葉山港に定置していますよね。それで、来年度からは指定管理が葉山町でなくなって民間業者にということになると決定したんですけれども、葉山丸の処遇というのはどうなりますか。
都市経済部部長(高梨勝君)
所管がまだ…所管がえしてやはり葉山丸は売却するしかないのかなとは思っているんですが、それにかわるので、昔議会からも御指摘いただいて、消防でもっと動けるように何かゴムボートみたいなのがあればいいねという話が何かあったと思うんですが、そのかわるものとして夏には監視所にゴムボートで船外機で救助行けて、もっと機動力があるもので、夏以外については消防のほうで使えるようなゴムボートに変えられないかなというので、私の今、構想の中に入っています。それで売却益が出たときにそれで買っていただけないかという提案をして、何らかの、実を言うと私、去年は随分葉山丸に乗りました。で、土・日はほとんど操船して海岸回りました。機動力がないんです、あれ。本当に岩場で助けるのが助けられないじゃないか、自分が遭難しちゃうんじゃないかというような感じのところありました。ですから、暴走ボートのほうの抑えになっていたんですが、今度は暴走ボート、プラス救助にも行けるようなものを一つ置けないかなという構想でちょっと今考えさせていただいていますので、今後来年度予算になって、これもたらればでございますが、私、担当部長としてはそういう方向で安全のところについてやらせていただければなとは思っております。
委員(金崎ひさ君)
はい、わかりました。
委員長(伊藤友子君)
よろしいですか、はい。はい、じゃあ、先にお手が上がった伊東圭介委員、どうぞ。
委員(伊東圭介君)
海水浴場の開設期間についてですけども、ここに報告はあるわけですけども、この今年度予算の関係で10日間短く開設をしたわけですけども、ことしのこの結果を受けてね、これはもう予算の話になりますので、もう間もなく決定していかなきゃいけない話だと思うんですけども。ことしの結果を見て担当としてどのように来年度この開設期間についてね、考えているかを教えていただければと思いますけども。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応来年度も同じ51日で開設できるような形で動いていこうかという形で今思っております。
委員(伊東圭介君)
そうしますと、昨年までに比べてやはり10日間短縮ということということですか。今年度も予算のときにね、議会からもいろいろな御意見もあったというふうに思います。で、ことしのこの一夏終わった結果を見て、今、課長はそういう答弁をされましたけども、それの方針で今後予算編成に入っていくということでよろしいですか。それは課長のあれですか、それとも町長まで入った今のお言葉ですか、どうですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応町長のほうとも相談をいたしましてそういう形で、同じような形でいくという話を受けておりますので、51日という形でうちのほうは今考えております。
委員長(伊藤友子君)
よろしいですか。じゃあ、佐野委員が先です。どうぞ。
委員(佐野司郎君)
条例についてということなんですけれども、否決された条例のその原因の一つに、県に先行して禁煙を全海岸で条例にしたいという項目があって混乱を生じた面もあったと思うんですね。やはり海水浴場とそれから事業者の問題と、禁煙を全海岸に適用するということはやはり別の問題として取り扱って、関連はあるんですけれども、海水浴場はそれじゃどこでたばこを吸ってもらうかというようなこともありますので、かなりこの前の条例乱暴で、海岸についてのこともそちらに振られて否決されてしまったと。条例にちゃんとなってなかったということだと思うんですけれども、それを分離して…した条例でも別に構わないと思うんですけれども、その辺の…もう県も大分禁煙についてはいろいろ決まってまいりましたので、その辺についてのお考えはいかがですか。
都市経済部部長(高梨勝君)
この中で、ことし県のほうが動きが出ましたので、あれについては神奈川県のほうの条例を適用しながら、町がどのようにそれをフォローできるかと。余り町が入れると県の条例で町が取り締まれと、監視員までその取り締まりやれというふうになると問題がありますので、監視員はあくまでもライフですから、命を守るほうを主にしていただきたいので、その辺の整理がついてその中で条例がどうなっていくかというのを考えたいと思っています。ただ、あの中ではやはりたばこが禁止条項に入れるよりは、その条例に基づいた葉山町が協力していくというほうがいいのかなというふうには今思っております。その辺についてはまだ具体詰めてませんが、やはりこの間の問題点はよく精査させていただきたいなとは思っております。
委員(佐野司郎君)
近藤委員のお話もありまして、時間的制約というのも当然あると思うので、私はこれ意見になってしまうんですけれども、例えば喫煙所を設けるのに、じゃあ町で設けなさいと、県は禁止しますけど町でセッティングしなさいと、管理もしなさい、お金は払いませんということになると思うんですよ。だからそういう問題も抱えながらね、それをクリアしていくのはやはり時間がかかってしまいますので、やはり海岸は…海水浴場は海水浴場として物を考えていくほうが私は処理しやすいんじゃないか。で、今、部長がおっしゃったように、県の喫煙というか、禁煙条例については県とすり合わせながら町の負担をどうしていくかとか、あるいはどこまでを禁煙区域にするとか。海水浴場を禁煙にしてはいけないということではなくて、海水浴場として禁煙は定められるけれども、全海岸を対応するには時間がかかりますので、私はぜひ別に考えていただきたいと。で、いろんなお話し合いやことしのデータなどを含めて、そのどちらにも偏らない、しかも部長がおっしゃるように快適で楽しい海水浴場ができるような条例を目指すべきだと思うんです。と思っております。
委員長(伊藤友子君)
それにつきまして。
都市経済部部長(高梨勝君)
原則的にその方向でとにかく向かっていきたいなとは思っております。
委員長(伊藤友子君)
よろしいですか。じゃあ、ほかにございますか。手をお上げになった笠原委員。
委員(笠原俊一君)
幾つか伺いたいんですけども、海水浴場の11日間を減らして、今、課長の答弁で来年も51日間、短縮した中でやりたいというお話で、基本的に花火大会は花火大会の準備委員会ということで議長も入りながら葉山の花火のことを考えるということでやっていますね。で、この海水浴場の開設期間については、どうも今のお話ですと町長の意向というものが非常に強いというようにとれてしまうんですけども、単純に財政的に厳しいからということでお話があったように思うんですけども、この海水浴場の開設期間の、ざっくばらんにね、決めるというのはどういう段階でやってられるんですか。どういうグループで話をしているんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応町長よりの指導というか、指示で各関係機関と調整をさせていただいて、この日程でどうかというお話も。で、それもことし突然起こったわけではなくて、これは五、六年前からそういうお話がございまして、海水浴場で使っている開設するためのいろいろな費用的なもの、当然今まで過去に何年間かシーリングもされていますので、当然その分をすべてある程度削ってまいりまして、もうほかの、要するに問題から限界にきていたという形で、一昨年ですか、最終的に51日でやらせていただきたいという旨で、皆さんに御了解を得て51日ということでやらせていただいたんですが、一昨年はちょっと62日に戻ってしまったというあれがございまして、ことし本年度またその51日にしたということで、何か新たになったみたいになっているんですが、実際はもう五、六年前からそういう話をさせていただいて、何らかの方法はないかということで、その関係機関にも御協力できるものをという話をさせていただいたんですが、ちょっとそれが無理だということで最終的に日数を削るしかなくなったというのが実情でございます。
委員(笠原俊一君)
今、課長が皆さんに御相談をしてと、その皆さんというのはどういったところなんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
海水浴場組合と関係の方、あと当然県の許認可とかもございますし、そちらのほうにも相談をさせていただいて決めさせていただきました。
委員(笠原俊一君)
条例上ではね、(テープ1-B)葉山というのは海と山もあり、住宅のまちということで、大いに住民の方々、海の海水浴場の開設期間というのは関心があることなんですね。議会でも51日間ですよなんて話は一切なかったんですね。で、この間、例えば海水浴場の開いたとき、あるいはその後ことしは商工会長と話もしたんですけど、個人的にね。町長は運が強いねと、10日間から減らしたけれども、ことしはたまたま7月の頭が大分雨だったですからね、そういった意味合いからすれば減らしても、経済的にはね、変わらなかったと。しかしながら、逗子は逆に、これは行革の懇談会に、私もメンバーですから、その考え方、あり方ということで話をしたんですけどね、逆に逗子はその開設期間をふやして県内の人たちに大いに海を楽しんでいただこう、これは健康増進にも役が立つことですよね。単に財政的な問題から日数を減らす、当然それは監視員がいりますから、それ考え方を転換するべきじゃないかということで、行革の中でも話をしたことがあるんですね。で、特に海の関係の業者というのは海岸業者だけじゃありません。それとまた子供たちも海がいつでも泳げるというかな、それだけ楽しみに、その期間中に安心して泳げるということも大きに影響があると思うんですよ。ですから単に町長が経済的なものだけだということであれば、これからもっと大きな形で経済的にはどうしたらクリアが、監視ができるかとか、今ちょっと読まさせていただいたんですけども、やっぱりその中でその海の業者がその分をフォローしてもいいよというようなトーンもありますよね。ですから、いかにその海を長く使えるか、当然だから昔はクラゲが出ればその間はもう泳げないよと。でも砂浜で波打ち際で楽しむということも当然あるわけですから、いかにその海を使うかということもこれからたくさんの人たちと議論していかないと、せっかくきれいないい海があるのにそれを絞ってしまうというのがどうなのかなと思うんですね。ですから、もう少しいろんな角度で相談ができる場所をつくったほうがいいんじゃないかなというふうに思うんですけど、いかがでしょう。
都市経済部部長(高梨勝君)
一応ですね、この関係者会議というのがそれに携わる方が、まずやられる側の方が主です。それから今、去年からやらせていただいたあり方検討会というのも本来条例をつくっていただくんじゃなく海水浴場のあり方を考えていただいていましたので、そっちのほうの議論も主にやっていただいたほうが今はよろしいのかなと思いますので、全くないんじゃなくて、いろんな意見を吸い上げる方向…形だけはできていますので、また…初めて11日間削りました。それでやりたいほうはやりたい、いや、よかったねという意見もあるとか、そういうのはこれから集約させていただきますので、それを集約しながら来年度考えていきたいと思いますが、財政的には本当に僕たち一番背負わされているのは、お金の問題というのは本当にどうしても切り離せないというところがありますので、その辺の苦渋の選択もあるかもしれませんが、意見をとにかくいろいろ幅広く聞かせていただいて考えさせていただきたいと思います。
委員(笠原俊一君)
お金の問題というふうになってね、お金の問題、お金の問題になると、じゃあやめてしまったほうがいいんじゃないかということになるし、ね、せっかく…ここは違う場所ですから、それ以上のことを行革の突っ込んだ話しませんけどね、お金の問題、お金の問題というふうになると何もやらなくなってしまう。せっかくだからやっぱりすばらしい海があるんだから、それをなるべく町のほうがたくさんの住民の人に使っていただくということを逆に考えないといけないんじゃないかなと思いますので、ぜひたくさんの、当然それに関係する人たちもいますし、観光協会もありますからね、今度町長が観光協会の会長を外れるということですよね。外れましたか。ですから、違う…一人で考えるんじゃなくて、いろんな人と相談をしながら、いい形で、できればもっと長く開設はしていただきたいなと思いますので、いずれにしてもお金のことということだけを大前提にするんじゃなくて、何が大事かということで議論をしてもらいたいと思います。お願いします。
委員(山梨崇仁君)
私も笠原委員の御発言全くそのとおりだという思いで発言したいんですけども、6月の定例会のときにですね、海の家の開設期間について話し合う検討委員会を設けてはどうかと聞いたところですね、その検討委員会がもうあり方検討委員会ででき上がっているというふうに答弁をいただいた記憶がありまして、それちょっと話し合いますという答弁をもらって、私は質問の中でもらっております。ただ、今のところまだそれについて話し合われた経過がありませんので、本会議答弁ですからぜひともその辺は明確に実行していただきたいなというふうに思います。
私が一番心配しているのは、確かに町の目線から見れば、これは来年度の予算で大変な問題を抱えているという皆さんの思いはわかるんですけども、町全体から見れば、例えば来年の1,000万が10年間の10億、20億の経済効果を生まなくなる可能性とすれば大変な損失とも考えられますので、まさに検討委員会の方々の中から出てくるその素人の奇抜な発想が実は実を結ぶこともありますし、また別の皆さんと違った視点のプロの方もいらっしゃると思いますので、いろんな意見を本当に酌む中で何とかできないかという可能性をぜひ模索していただきたいなというふうに思います。
委員長(伊藤友子君)
答弁は。
委員(山梨崇仁君)
もし御回答いただけるんであれば。
委員長(伊藤友子君)
高梨部長、検討委員会を…。
都市経済部部長(高梨勝君)
検討委員会の中でやはりあり方ですので、よくして…海水浴場をどういうふうによくしていくのということの答えからいくと、そういう問題も出てくると思います。ただこの中で、今までの10回の中の公募の中ではやはり短くして、もう本当はやってほしくないという意見もあったり、いろいろあるんですよ、実を言うと。ただ、私たちもそれだけは片っ方だけだとかいろいろありますので、多くは予算の問題とは言っていますが、実は夏休みの始まるところから夏休みだけでもいいんじゃないのなんて意見の中も考えながら、その前の週ぐらいでどうだというのも加味しながら、今回多少考えさせていただいているんですが、今後この中でじっくりその辺も話させていただいて、検討をさせていただきたいと思います。
委員長(伊藤友子君)
関連。
委員(金崎ひさ君)
ちょっと疑問が起きたんですが、海の家というのは県のところを借りていますよね。それで7月から何カ月…2カ月ぐらい借りるんじゃないかと思うんですが、借りてて、そして海の家が海水浴場が開設される前に営業しちゃいけないんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
通常ですと営業…海水浴場開設期間でないと営業してはいけないという形になっております。
委員長(伊藤友子君)
よろしいですか。ほかにございますか。
委員(畑中由喜子君)
いろいろ御意見出てますけども、確かに海水浴場の開設期間をね、短くしてほしいという声は私もたくさん聞いていますし、それはさまざまな意見あると思うので、それはしんしゃくしていっていただくしかないかなと思っています。
で、一つ伺っておきたいんですけど、この調整会議のこの報告書なんですけども、町の所管の方以外は全部黒塗りになっていますよね。それで、民間のほうはね、ともかくとして、神奈川県のその許認可指導課とかそれから警察署の交通課までですね、これ公の役職の方たちですので、これをなぜ黒塗りにしなきゃいけないかというの、いわゆる匿名性というの、それを一度伺っておきたいなと思ったんですけど、いかがですか。
委員長(伊藤友子君)
そうですね。なぜここを黒塗りにしなきゃいけないんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
今回の出す前にですね、ちょっと皆さんにその許可をとらなかったものですから、とりあえず消させていただきました。御本人たちに出すという確認をちょっと…こういうのを出すという確認をとらせていただかなかったものですから。
委員長(伊藤友子君)
どうかな、それは。だって公的にね。
委員(畑中由喜子君)
だから、民間のね、方たちね、には許可とるかとらないかってあると思いますよ。で、嫌だっておっしゃればやっぱりね、伏せるというのはあれだけども、その公の役職の方たちに関しては許可も何も必要ないんじゃないかなという認識なんですよ、私たちは…私たちはって、私は。その辺はいかがですか。
都市経済部部長(高梨勝君)
すいません、とにかく役場の職員以外はという遠慮があったもので、そういう考え方で、普通は、通常は公務員ですから出ていいのかなというものもありますが、御協力いただいているという観点から一回は聞いてみたいなというのはありますので、今後は出ささせていただきますよという声をかけて、ここについては出すようにこの方たちに…了解を得るんじゃなくて、一言言ってからやるかなという考えぐらいですので、公務員だから出す出さない、個人情報だからという問題ではございませんので、次回についてはその辺のところを説明して公務の方は出ささせていただきますよという、了解というよりこちらから言って出すというのが礼儀だと思った程度ですので、そういうふうに御理解いただければと思います。
委員長(伊藤友子君)
当然ですよね。
委員(畑中由喜子君)
逆に出しちゃ嫌だという人がいたら、それは問題だというふうに思いますので、申し上げておきたいと思います。
それで、ことしの海水浴場の開設状況についてなんですけども、近隣…海のね、そばに住む者として、ことしは大変いろいろ問題があったというふうに思っています。私自身に対してもいろんなことが起こりました。それで、鎌倉市でね、非常に嫌な事件が起こりましたよね。海岸パトロールをしてくださっている民間の方のところに、玄関ドアに赤いスプレーで「死ね」と書かれたという事件、新聞にも報道されていますよね。さっきほかの委員の方から匿名の苦情が云々というお話ありましたけれども、私たち近所に住む者としてはやはりね、非常にその辺の危機感というのはあるんですよ、ずっと前から。だから、その匿名でももうね、楽しく過ごせるようにということで、町としては対応をしていただけているというのは非常にいいことだと私は思うんですけども、匿名にしなければいられないような危機感というものもあるということを、これは皆さんに知っていただきたいなって思います。私自身もことしは非常な思いをしまして、警察にも届け出てありますし、それゆえにパトロールも強化していただいたりしています。そういう問題があったということをね、やはりその鎌倉だけじゃなくて葉山にもあるということ、これは私皆さんに申し上げたいと思います。
この調整会議の中で葉山警察署の方が休日返上で職員を配置し、機動隊も配置して警備態勢を整えたことにより問題は特に起きなかったが、やはり海の家の営業時間が23時までというのは短くできないものかと。また、8月の終わりを短縮して7月の頭から開設したほうがいいのではないかと思うという、これはもう実感として多分お持ちになっていることだと思うんですね、ことしいろいろ特にありましたし。やはりその開設時間が23時までというのが一般的に考えてやはり非常に遅い時間というふうに受け取れますしね。実際に早く終わるほうがその健全な、みんなが楽しく過ごせる海という、非常に公共性の高い場所ですから、海岸というのは。一部の人たちだけのその楽しみのためということではないというふうに思いますのでね、その辺をどうとらえるかということだと思うんですけども、いかがですか。
都市経済部部長(高梨勝君)
とにかくその夜間営業についてはいろいろな御意見があることは承知していますので、条例とともに今後こういう方々と一緒に、いい環境の海水浴場の話し合いをしながら、そこの問題についても、こういう指摘もありますよ、ああいう指摘もありますよって、みんなが知りながらやっていって、どう改善していくかというふうにちょっと話し合いの中から出していきたいなとは思っております。
委員(畑中由喜子君)
ずっと前からね、この時間については問題として取り上げられていることでもありますので、本当に真剣に考えていただきたいなというふうに思います。
あと、あり方検討の公募委員部会のことなんですけども、この9月30日に開催された分についてはこれ消してあります、黒塗りになっていますけども、4人の方しか出席されなかったということですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
はい。
委員長(伊藤友子君)
出席者4人ですか。
委員(畑中由喜子君)
そうすると、このあり方公募委員部会って、メンバー的には何人でしたっけ。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
たしか11名。
委員(畑中由喜子君)
11。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
はい。
委員(畑中由喜子君)
そうするとね、11人中4人しか出席されなかったということで、議会で言えばこれは成り立たない委員会…会なんですよね、会議ですね。で、残念ながら皆さんお忙しかったのか、出席されなかったということなんでしょうけども、やはりこれ公募委員ってそれなりにね、きちんと出ていただかないと、その日にちの設定がそれでよかったのかということかなと思いますけども、どうなんですか、この辺は。
都市経済部部長(高梨勝君)
申しわけないです、日にちについては僕が産業振興課に10月7日の日に所管事務で出るんであれば何らかの、私たちだけの状況報告よりはいろんな方の報告でどうでしたかというのを皆さんに客観的に見ていただけるようにしたいから、急遽だけどちょっとこれ9月中に開いてくれないかということをしました。で、この報告についてはこの夏どうだったのというのが主な意見で聞いていますので、何か物事を決めるとか方向性を決めていただくときにはこういう人数では成立しないと思いますが、この第10回目についてはこの夏の御意見をちょっとのせて皆様にこういう方の意見もありましたよというので御協力いただいて報告になっていますので、次回から何か決めていただくときにはそういう出席がない限りは延期とか、そういうふうに考えていけばいい…いきたいなと思っております。
委員(畑中由喜子君)
言葉を返すようですけども、海水浴場は8月の31日で終わったわけですよね。で、1カ月たっているわけでしょ。その間にやろうと思えば開催できたと思うんですよね、日程調整をしながら。多くの方から意見を聞かなければ、やはりことしの夏がどうだったかというのをね、ちょっとね、それ伺うにしたって、じゃあほかの方から文書で出していただくなり御意見の聴取したのかということですから、それできてないとすればね、やっぱりそれはアンバランスなというか、11人中4人の方の意見だけ、御感想だけというのではね、やっぱりこの検討委員会としてのその意見ということにはならないんじゃないかと思うんですけど。
都市経済部部長(高梨勝君)
これ意見じゃなくて、こういうものがありました程度のを開いてもらったんですよ。で、もう一回11回でもう一回あれです、開いてそういう意見が言っていただく…あと7名の方ですか、その意見のやつで報告書をまた開けたら。この公募委員会のほうについては9月の初め…7日の日に課長何とか調整してくれということで7日ぐらいから調整していたんですよ。で、公募委員会は大体水曜日でオーケーというふうにとれていたんです、実は。全員オーケーだった…オーケーの形から寸前になって仕事が入ったってキャンセルが相次いでしまって、一番最初の通知文の出す前に電話でもかなり調整してもらっていたんです。で、この10月7日の日というのは大切じゃないかなと、皆さんで議論できるときに皆さんの意見をよく、いっぱい出しておきたいなというので、そういう調整はさせていただいています。ですが、足らないということで…だと思いますので、11回目はまたもう一回この、この間こういう反省会の話があったんだけど皆さんの意見のないからというのの議題を最初にやって、その報告書を議会のほうにも提出させていただくという形でいかがでしょう。
委員(畑中由喜子君)
この10回目、せっかく出てくださったね、4人の方には…の無駄足ということでは、それはもう申しわけない形だと思いますけども、やはりこれだけではちゃんとしたまとめということにはならないというふうに思いますので、今後はね、やはりきちんと皆さんの意見が反映できるような形に持っていっていただきたいと思います。それお願いしたいと思います。
それと、先ほど近藤委員からも御意見出ていましたけども、このあり方検討委員会のそのほかの部会ですね、全く見えないですよね。さっき課長が組合のほうの部会はやったとおっしゃっているんですけども、それは報告いただいていないように思うんですけども、いかがですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
それに関しましては内容的なものが、要するにうちのほうからの部会、今、公募部会のほうの今の状況の説明をさせていただいたのと、あと条例関係のほうの説明をさせていただいたということで、意見的なものとしてはそのままで結構ですという回答でしたので、お話し合いの中で。議事録としてはうちの報告という形のもので、それに関して意見はほとんど出なかったということで、議事録としてはお出ししていない状況でございます。
委員(畑中由喜子君)
それでもあり方検討委員会というね、ちゃんと委嘱状の出ているものですよね。それに関してはやはりきちんと報告書というのを上げていただきたいと思いますので、議会にはそれはお示しいただきたいと思います。同時にですね、近隣の住民の方たちの部会なんですけども、これまたその公式なものなわけですから、そこへはね、条例の話すらいってないということなわけでしょう。だから、その辺が非常に、何ていうのかな、バランス欠いているなという感じがするんですよ。ここの…そこに所属している委員さんの中には非常に怒っていらっしゃる方いらっしゃるしね、本当にやっぱり失礼な形になっちゃっているなって思います。そこへは、先ほど質問出ていましたけども、早急に対応という形で考えてていいですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
はい、早急に対応いたします。そこには…。
委員(畑中由喜子君)
報告書を出していただくというのと2つ質問しましたけど。
委員長(伊藤友子君)
一つは報告書を出してくださいと。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
1点目のほうの、要するに部会のほうの報告書ということで、それはお出しいたします。で、そちらのほうも早急に対応いたします。
委員(近藤昇一君)
決算のときも言ったんだけども、ことしお客さんが…先ほどね、課長も言ってたようにお客さんがふえたと。11日減らしたけどお客さんがふえた。これをもう少し、何ていうのかな、深い分析、課長はクラゲが少なかった、天気がよかったと言っているんだけども、その条件はほかも同じだと思うんでね、やっぱりもうちょっと深く分析する必要があるかなと。それがもしね、葉山だけがふえたというのを特徴的なものがもしつかまえられれば、そのことで日にちの延長云々じゃなくて、そこのところを強調することによって集客ができると。で、課長もこの中で報告していますけども、逗子ではキマグレンでもって人がいっぱいになったけども、最終的にはお客さん減っているわけだよね。葉山はそんなキマグレンのイベントをやらなくても客がふえたと。そこをもう少し分析できないのかなと思うんですけどね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応、今過去のですね、11日間短縮した時点のものの人数等を今ちょっとチェックを行っております。今やっている限りですと、昨年度の状況を見ますと来場者の2けた以下、中には雨が降っていて4人とか、3回以上、4人とかいう日もございます。そういう日が昨年ですと約20回ぐらい2けた以下のものがございましたけども、ことしは2けた台の人数で推移しているのが三、四回しかない。11日削ったんでその分を差し引くと同じぐらいになるのかなということで、今ちょっと土、日のところを調べているんですが、7月の上旬の土、日、1,000人超えているところも、日もありますので、そういったものをちょっと調査をしながら。で、あと去年、おととしを見ますと1日のマックスの数字が最高で二千何百人というのが何回か数えられている。ことしを見ると3,000人を超えているものが何回かあるという形がございますので、その辺のところでどういう状況だったのか、その日がどういうものがあったのかとかいうのもちょっと今調査をさせていただいているところで、まだちょっと結論は出てないんですが。ですから、縮めた部分のところで4人とか8人とかと過去の人数が出ている部分がなくて、たまたま8月にずっと天気がよかったものですから、今まではお盆に集中型で、どっとその時期に来ていたんですが、そこがうまく何か分散して2,000人から3,000人で推移しているというのがことしの人数的なもので把握できておりますので、その辺もうちょっと調査をさせていただいております。
委員(近藤昇一君)
ぜひその調査の結果もね、議会のほうにまた報告もらえれば。特に葉山の場合には3カ所、4カ所という海水浴場があって、経費の面から言ってもね、逗子は1カ所で済むという。清掃の面から言っても相当金額が違うというね、ものがありますので、その11日減らした、減らしたけどもお客はふえるんだよというのを町のほうで指し示すことができればね、減らしたことに対する批判も少なくなるのかなと思いますので、ぜひそれは十分な検討をしてもらいたいなと思います。
委員長(伊藤友子君)
よろしくお願いします。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
はい、わかりました。
委員長(伊藤友子君)
ほかにございませんか。
委員(畑中由喜子君)
その人数の数え方なんですけど、この間決算の特別委員会の中で課長が説明してくださったのは1日3回、監視員が数えてその延べ人数にする。延べ人数ということは、朝からずっといる人は3人分に数えられちゃうということなわけですよね。そうすると実数とはかなり違う数ということになるのかな。各そうすると逗子とかほかの海水浴場も全部その同じ数え方をしているということなんですかね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
そのとおりです。同じ数え方です。
委員長(伊藤友子君)
いいですか。じゃあ…ございませんか。
委員(山梨崇仁君)
まずその人数の件なんですけれども、私の見たところなんですけども、葉山の海のその昼間の人数の観測やって、逗子、鎌倉の夜の人数というのは恐らく相当半端じゃない人数が来たと思うんですね。ただ、観測したものは日中しかしていないということで、私の受けている印象としては別に例年どおりの葉山だったんじゃないかなというふうに思っているんですけども。数ではなくてその私見というか所見というか、その産業振興課さんのほうで受けているその…何ですか、印象というのはどうなんでしょうか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
私どももやはり昼間も夜も回りましたけども、夜は昨年並みぐらいかなという感覚がしましたけど、昼間はやはり…場所によってなんですけど、多いところと少ないと感じるところがございました。で、例えば長者ヶ崎とか大浜ですと車で利用されて来られる方が多うございます、駐車場がある関係で。ですと、そこですと満車になってしまうとそれ以上の人数がふえないという形なんですが、一色とか森戸ですと車以外にもバス、または近隣の方は歩いて来られますので、そういった形で人数がある程度ふえているんではないかと。ですから、長者ヶ崎、大浜に関しては昨年より人数は減っております。で、やはり車の関係、ガソリン代が高いとかそういうのもあるとは思うんですが、ただ、一色、森戸に関しましては8月だけ見ると両方で3万人近くもふえていますので、7月はちょっと天候が悪かったので昨年より大分落ちていますけども、相殺すると1万7,000人ふえたという形になっております。で、夜のほうに関しましては、これ鎌倉も逗子も皆さん確認とっているんですが、どこも人数は把握していないというような形で、うちのほうも夜どのぐらいの人数がいるかというのは、職員が見て回ってこのお店が大体いっぱいだとか、ここはとかというのは把握はしていますけど、最終的にどのくらいの人数がいたかというようなものはデータとしてはとっておりません。
委員(山梨崇仁君)
端的にですね、景気がよかった悪かったという見方で、逗子はどう見てもですね、夜の景気は、お店に入っているかどうかはわかりませんけど、ほんと浜は人でいっぱいだったという印象はあるんですね。その点、葉山は確かに人数伸びていると言われていますけど、じゃあそれだけ景気がよかったかという点については、一言で言ってしまうとどうなんでしょうか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
ちょっと景気ということになりますと、海の家の業者さんのほうに赤字にはなってませんかというような確認をさせていただいたところ、何とか大丈夫ですよという回答を得ておりますので、その辺のところでいけば、去年と変わらないかどうかはわからない、落ちているかどうかはわからないんですけども、赤字にはなってないという回答はきておりますので。
委員長(伊藤友子君)
よろしいですか。
委員(近藤昇一君)
今、夜云々と言うんですけども、海水浴場の開設、夜泳いでもいいんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
町といたしましては夜間は監視員等いませんので、海の家の関係者に関しては組合でも泳がないようにという形で、5時以降は泳がないようにという形でお客さんたちにもやっていますし、5時以降の脱衣更衣、要するに着がえたりシャワー浴びたりするのを、5時に戻って来られる方いらっしゃいますけど、5時以降に来て海に入るというような方はいらっしゃらないという形で聞いております。
委員(近藤昇一君)
私の意見ではね…あ、すいません。私の意見では町として夜の集客を勧めるという考えはあるんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
私のほうの、産業振興課としては海水浴場開設期間の日中の客をふやすという形で動いています。夜のほうをふやすとかというようなことは考えておりません。
委員(近藤昇一君)
いいんですね、はい。
委員長(伊藤友子君)
ほかに。
委員(山梨崇仁君)
で、もう1点はですね、実際の海の家の運営のほうなんですけれども、先ほどから委員の方々からもいろいろ御意見がありましたけども、産業振興課の報告を聞く限りは特段問題がなかったという総括なのかなというふうには判断しております。で、その上でですね、実際に組合のほうでもかなり厳しく自己規制をしてですね、内部で統率をとってやっていたと、問題に対する事前対処もかなりあったというふうに聞いているんですけども、その点何か特段すべき点等ありましたら御報告いただけますか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応組合のルールというのがございまして、その一色海水浴場組合ですとルールを守らないという…守るという誓約を出さされているということで、これは騒音苦情とかそういうのではございませんけども、イベントはやらないといって海の家を開いた方がイベントをやったために組合から営業停止になったという形の報告は受けております。
委員長(伊藤友子君)
ほかに、よろしいですか。ございませんか。はい。それでは…まだ。
委員(山梨崇仁君)
今の営業停止についてもうちょっと詳しく御説明いただけますか。
委員長(伊藤友子君)
営業停止について。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応そのライブをやらないという形で海の家を開設するという形で組合に届け出をされた海の家がライブをやってしまったということで、組合のほうから2日間の営業停止ですか、を言い渡されてやられたというのを…。
委員長(伊藤友子君)
もっと自主的に長くやった…停止したと。
委員(山梨崇仁君)
確認ですけども、その騒音だったりとか苦情が受けるようなことであったとかいうわけでなくて、あくまで内部ルールの中で、内部の申告に、お互いの中でちょっとずれたものしたからお互いで厳しく監視し合ったという程度のものということですね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
はい、そのとおりです。
委員長(伊藤友子君)
ほかにございますか。
委員(畑中由喜子君)
今の件ですけども、それは組合がきちんとね、機能したということでもあるし、やっぱりどこかに何かね、載ってたほうがいいんじゃないですかね。報告として出てないんだけど、何にも、一色の組合さんからも何にも。出てる、ここに。ごめん。どこ。え、何ページ。あり方のほうね。ああ、そうですか、わかりました。じゃあ、こっち側の調整会議のほうには出なかったということね、そういう意見は。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
調整会議では出なかった。
委員(畑中由喜子君)
それは調整会議で出していただいたほうがよかったかなという気もしますけど。出ているならば…あ、ごめんなさい。
委員長(伊藤友子君)
畑中委員、もう一度。
委員(畑中由喜子君)
調整会議のほうでもきちんとね、出しといていただいたほうがよかったのかなという気がしますけど。
都市経済部部長(高梨勝君)
恐らく、調整会議では問題前に自主ルールの中で解決しちゃったので、問題点なんですかという話の関係者会議のほうではやったんでそこで持ち上がってないと思うんです。ただ、あり方としては現状の話のざっくばらんのほうになりますので、関係者というと警察関係の方もいてどういう違反だとか、そういうふうなのが主になるので、関係者会議では違反させる前に私たちがとめたよというところまでは手を挙げて申し上げてないと思います。
委員(畑中由喜子君)
その内部ルールについても、私はごく近所に住んでいるものですから、道路の使い方とか何とかでさまざま、あ、ルールに違反しているなというのを目撃したこともありますので、その辺さらにですね、内部ルールをきちんと守っていただけるように、それは指導していただきたいと思います。
もう一つ伺いたいのが、撤去、海の家の撤去に関することなんですけども、県は撤去後に完成検査というのかな、全部きれいにもとどおりになっているかというのを検査しますよね。町はそれに立ち会われるんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
町はそれには立ち会いません。
委員(畑中由喜子君)
あ、そうですか、はい。それはわかりました。それで、ただですね、ことしその後にこの間クリーン葉山、お掃除の日がありましたよね。で、やはり海岸にですね、絶対漂着したのではない塩ビ管、長い塩ビ管とか、幾つかそういうものがあってクリーンセンターに処理していただいたというのがあるんですね。やはり町もですね、葉山の海岸のことですから、また住民から本当にもとのとおりにきれいに戻してほしいというのは陳情ずっと出ているわけですから、それに立ち会っていただくということがね、必要なのかなと思います。場合によっては県は写真でしか見ないという検査の方法というのもあるように聞いていますし、ことしがどうだったかまだ私も県に確認してませんからわかりませんけれども、町はぜひとも本当に現場に立ち会ってね、見ていただくということをお願いしたいと思うんです。
というのは、去年もおととしもですね、土台の石と見られるものが波に洗われて出てきたりするんですよね、それから土のうが残っているのが出てきたりとか。一見何でもないときには見えないんですけども、ちょっとその後波が来た…嵐が来たりするといろんなものが露出してくるわけですよ。そういうのをじゃあ完成検査のときにわかるかどうかということなんですけども、これはもうモラルの問題でしかないかもしれませんが、見落としのないようにね、きちんとやはりもとに戻していただきたいというがありますので、町もそこは立ち会っていただくべきかなと思うんですけども、いかがでしょうかね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
これ立ち会いはやっておりませんが、町としまして各組合で最終的にいつまでに片づけるというのが海岸ごとに違います。それを県土木のほうに確認しておりますので、その近辺には町の職員も海に回って見ております。その状況を見て何か残しているものがないかとかいうような形で見させていただいております。ですから、県と一緒に立ち会うという形ではなくて、町は町で独自で見させていただいております。
委員(畑中由喜子君)
残念ながらことしはその見落としがあったということなのかなと、葉山のときにそういうごみがありましたのでね、残念ながらそういうことかなと思うんですけども。それと各浜でその撤去の期限が違うということについてなんですけれども、やはりなるべく早くね、もとの浜に戻していただきたい、海水浴場が終わった後はね、戻していただきたいなというのは一般の住民としてはそういう思いがありますので、すごく遅くまで、何ていうの、撤去期間をとっている組合もあって、そうすると何かそこで土、日がまた来たりするとね、結構そこでまた遊んでたりするのを見かけるんですよ。やっぱりそれは営業しているというのは違うかもしれませんけれども、その施設を使ってね、遊んでいるということになると、やはりそれは何だかおかしいんじゃないのという感じを受けてしまいますしね、やはり、何ていうのかな、粛々と撤去していただきたいと思いますので、その辺の指導というのはできないんでしょうかね。
委員長(伊藤友子君)
いかがですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
町からはちょっとその辺の指導というのはちょっとできないと思います。というのは、撤去期間というのは各組合でお金を払って占用許可を取られているものですから、その業者さんにお願いをして撤去をする海の家もございますし、自分たちで撤去するという方もいらっしゃいますと、やはり人数的なもので日数がかかってしまうということで、県土木のほうでいつまでに撤去するという話し合いをさせ…片づける日にちをさせていただいて許可しているという形になると思いますので、その辺をちょっと町から早くしろということはちょっと言えないとは思いますので、県土木のほうにはちょっと確認はさせていただきますけども。
委員長(伊藤友子君)
お願いします。よろしいですか、あとは。はい。
では、自席からちょっと二、三点。一つは感想なんですが、この夏、もうこの海水浴場の海の状態というのを、いろいろ問題があるということで、私、職員に頼みまして一度一色海岸とそれから森戸をパトロールいたしました。それから、もう一つはもう終わりという直前に鈴木道子議長と私と、それから担当の産振の職員の皆さんと回りました。ライブをやっておりました。両方ともありました。だけど、私の見る限りでは何か自主ルールを大変あの中で非常にうまくやっているな、そしてもう終わりが、9時でございましたかね、9時ね。もう閉めようというので、ああ、これはかなり問題なくやっているなと思いましたけど、それはただ2回だけですので、御近所に住む方にはいろいろと問題になることも目につくのかなと思います。ただ、感想としては、夜のパトロールをして、ああ、これはひどいなということはなかったというのが私の感想でございます。ですから、かえって先ほど畑中委員が御指摘のようにですね、あり方検討委員会のいろいろな立場の方が入っているわけですから、4人で委員会が成立するなんていうことがないように、ぜひ11人にお声をかけたらなるべく多くの参加をいただいてですね、各方面の意見を集約できるようにしていただきたい、それがまず1点。
それから、報告書がいろいろきょうお約束をしていただいて出ると思いますが、委員会の開かれる何日か前にですね、報告書が、みんな各委員が読めるように前もって配付をしていただきたい、以上でございます。はい、お願いします。いいですか。(私語あり)高梨部長…ちょっとお待ちください。
都市経済部部長(高梨勝君)
(テープ2-A)そのように事前に出せるよう頑張らさせて…ただ、今回はちょっと議会と重なっていましたもので、私もおしりをたたくのは余りにもかわいそうだったものでこういう結果ですが、それ以外については、産業振興課というのは今、一生懸命頑張っていますので、その辺は重々やらさせていただきたいと思います。
委員長(伊藤友子君)
お願いいたします。それではこれでアにつきまして終わります。
イ、ウにつきまして、では説明を願います。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
それではイの真名瀬漁港再整備事業の現況ということなんですが、現在県と国のほうで再整備のことに関しまして話し合いを持っております。ただ、国のほうからいいとか何かって返事がまだ来てないということなので、きのうも若干図面を直したりとかというのはしておりまして、うちのほうとしても予算の関係ございますので、できるだけ早く回答をいただきたいということでお願いはしておりますけども、現在まだ概算要求に関して正式に回答はまだ来てないという状況でございます。(私語あり)
委員長(伊藤友子君)
声を出してください。近藤委員、どうぞ。いいんですか、今説明の段階ですが、何か。(「説明は終わった。以上で。」の声あり)まだです。途中です。はい。じゃあ、説明続けてください。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
はい。で、次にウのほうの真名瀬漁港放置ボートについてですが、資料を出していただいているように、21年6月24日から9月1日まで撤去に向けた経緯ということで書類を出さしていただきました。漁業組合の関係の船を置く場所というのがなかなか決まらないで大変御迷惑をかけたんですが、一応今度決まりまして、漁業組合のほうの船が3隻船揚げ場のほうに移動したという形になりました。現在置かれているのが、漁業組合のほうで1杯ございますが、死亡者の方の船ということで、今、漁業組合のほうで対処をするということで報告を受けております。で、9月1日に、2枚目のほうですが、告知という形でこれを各プレジャーボート等に張らさせていただきまして、適正な保管場所で管理してくださいというような形で、条例が昨年度短縮されまして、ちょっと1年近く経過ということで今回漁船も動きましたので、これからは条例のほうのプレジャーボートに関してになりますので、こういった形で徐々に厳しく、だんだん取り締まっていかなければいけないという形でやらせていただいているところでございます。以上でございます。
委員長(伊藤友子君)
ありがとうございます。それではイの真名瀬漁港再整備事業の現況についてということで、簡単な御説明ではありましたが、御質疑ある方、どうぞ。
委員(近藤昇一君)
すいません、私も資料要求しちゃ常にしっ放しでもって後追っかけるのをすぐ忘れてしまうんですけども、その申請書の書類というのはもう事務局に出されていたんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
前に出してございます。で、図面のほうは手直しちょっとしただけなのでまだ、それがまだ確定ではございませんのでそれは直してませんけども、その状態で置いてあります。
委員長(伊藤友子君)
あるそうです。
委員(近藤昇一君)
じゃあ、後で確認します。
委員長(伊藤友子君)
ごらんください、事務局で。ほかにございますか。
委員(畑中由喜子君)
今、申請の途中の段階ということなんですけど、一番最初にいろいろ…何だっけ、検討委員会じゃなくて何だっけ…検討委員会だ。検討委員会から答申が出て、私たちもそれはいただいていますけども、漁港の設備そのものと、それから水道の施設をつけるというのの2つの答申という形で出ていたと思うんですね。で、水道のほうはやらないということになって、それ私自身もやらなくなったというのを知らないでしばらく過ごしちゃったんですけども、その辺の説明がきちんとね、漁協のほう、あるいはその検討委員会のメンバーの方たちに出るのが非常におくれたということなんですけども、その辺の理由というのは何なんでしょうね。取り入れるか取り入れないかというのは、それはあると思うんですよね。だけど、その説明が非常に手間取った、きちんとした説明に至るまでに随分時間を要してしまったという、その辺が理解できないんですけども、何かそれはあったんですかね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
我々のほうにはその説明をしろという指示はございませんでしたので、まず1点目。それで町長のほうで判断されて、そのときに漁業組合さんが来られたときもそういう回答をしていると。で、一応我々の判断といたしましては町長のほうから委員会のほうにそういう説明があったものという判断をさせていただいていたんですが、それがいってなかったということで質問等が来ましたので、で、町長が…ほうでそれを回答をまた、こういう回答をつくって出せということで言われたので、指示があったのでそれを出させていただいたというのが実情でございます。
委員長(伊藤友子君)
ほかに。
委員(畑中由喜子君)
近藤委員が、一般質問だっけ、一般質問されたときにね、そういう説明を町長はされてないんですよね、その水道施設はやらない…やるとかやらないとかということは一切おっしゃってないですよね。
委員長(伊藤友子君)
でも、何かで中止ということを言いましたよ、資料で。(私語あり)ええ、たしか。何のときだったかわからないけど。公平性を保つため云々という、ありました。
委員(畑中由喜子君)
全協でした。
委員長(伊藤友子君)
何だったかしら。(「本会議場。」の声あり)
委員(畑中由喜子君)
本会議場で一般質問されたのは…(「補足ね」の声あり)
委員長(伊藤友子君)
補足。
委員(近藤昇一君)
時系列で考えなきゃだめなんですよ。私が質問したときは町長は検討委員会の回答を尊重すると言ったんですよ。
委員長(伊藤友子君)
そうおっしゃっていました。
委員(近藤昇一君)
それ全部やるという話はしてないですよ。尊重するとたしか言ったはずなんですよ。違う。どうぞ。
委員長(伊藤友子君)
ちょっとちょっと、まずこっち。
委員(山梨崇仁君)
すいません、事実確認なんですけども。その翌日、私一般質問しまして、3月のときに。で、その日、もうその日に朝に答申書がレターケースに入っていまして、このとおりやるんですかという質問に町長がそのとおりやるというふうに私、答弁いただいたのは覚えています。はい。
委員長(伊藤友子君)
ということですが。
委員(近藤昇一君)
その後に変更になっちゃったわけでしょ。で、時系列的にはどうなの。(私語あり)
委員長(伊藤友子君)
暫時休憩いたします。(午前11時38分)
委員長(伊藤友子君)
休憩を閉じまして会議を再開いたします。(午前11時46分)
ちょっと時間をとりましたけれども、なかなかこれは精査がここでは難しいということになりましたので、ちょっと正確を期したいと思いますので時間をいただきたいと思います。よろしいですか。そして必ず皆様に御報告いたしますので。調べてくださるのはどこで調べてくださいますか。産業振興課で。(私語あり)そうですね。じゃあ、委員長から、はい、委員長からみんなに報告をしますから、お願いします。
委員(佐野司郎君)
そのとおりで結構なんですけれども、ただ、いわゆる町長の諮問機関ですよね。答申をいただいて、一度はそういうふうにすると言ったんだか言わないんだかわかんないけど、やるっていって言って、それで変更したんならばちゃんと説明すべきですよね。町長自身で説明して、もし陳謝しなきゃいけないことがあったらすればいいんですよ。で、ちゃんと理由を説明して、それでも御納得いただけなければ問題が生じるでしょうけど、そこまで…そこまで議会に知らされてない。
委員長(伊藤友子君)
今の佐野委員のおっしゃるとおりだと私も思っているんですよ。はい。(「だからちゃんとやるように言ってくれない、自分の責任なんだから。」の声あり)いいですか、それ、やって…言ってくださいますね。(私語あり)
委員(笠原俊一君)
ちょっとこれに直接触れてはいかないんですけども、今、佐野さんの言ったとおりなんですよ。だってこれが初めてじゃないでしょ。前回私の総括質問をやらせていただいたときに図らずも言わせていただきましたけども、町民会議も町長の私的諮問機関でありながら業を煮やしてというかね、悔しい思いしながら自主解散したんですよね。御自分がつくった会議なのに自分がどういうふうにね、裁こうがそれは勝手かもしれませんけども、誠意を持ってやっていくというのが、御本人ですから我々とはちょっと違うんじゃないかなというふうに思いますね。
委員長(伊藤友子君)
関連。
委員(山梨崇仁君)
関連といいますか、そうですね、議会への説明というのはもちろんなので、時系列も確認していただくということで。ただ、私としてはどこかで聞いたという記憶もありますので、それはそれで一つ置いておいていいんですけども。今の笠原委員のお話にもあったように、その町民の方々に集まっていただいたその委員会の中でのその説明責任もしっかり果たしていかなければいけないとは思うんですね。その件についてちょっと1点、私手元にある資料で気になる点があるんですけども、県から出ている資料でですね、「真名瀬漁港再整備事業の変更申請に水道施設を含めない説明会を開催しないことについて」という資料が今手元にあるんですけども、これ神奈川県の水産課の押印があるので間違いない資料だと思うんですけど、その点について後で、休憩後で結構ですので、どういった経緯でこういった資料が出てきたのか、ちょっとその辺についても説明をいただきたいというふうに思います。
委員長(伊藤友子君)
休憩後じゃなくて今…今。今いただけますか。ありますか。この今、山梨委員が県の…(「県の課長あてに。」の声あり)そうですね、米山さんあて。関連、はい。
委員(金崎ひさ君)
その資料持っているんですけどね、森町長がその検討委員会に説明をしないということをなぜ県に言わなきゃいけないのか、それが私はちょっと理解できないんですけど。経緯ということで、そういう経緯が出てくるとは思うんですが、県から説明しろと言われたんじゃないかと思うんですよ。それについて説明しませんよということを県に答えた文書だと思うんですけども、本当に自分の諮問機関なので、御自分が責任を持って、そこに県が介入するということ自体私はおかしいと思うし、説明はするだしないだじゃなくて納得のいくようにしなきゃいけないことだと思うんですよ、諮問をしてそれで答申を、本会議で私も聞きましたけど、2つ、2つ答申を受けていますということで、水道施設とそれからあそこを整備することと2つ受けていますということが御報告なさっているわけですから、何でこれが県にね、そういうことを森英二の名前で米山さんに対して出したかというところが非常にわからないことだし、そんなことにすること自体、森町長自身恥ずかしいことじゃないかと思うんですけども、それもちょっと経緯をすいませんが詳しく、副委員長から要望ありましたけども、どうも理解しがたいんです、行動が。だから、御自分がきちっと説明すればこんなことにはならなかったと思うんですよ。ですから、この中に了承を得ておりますなんて、了承を得ているのに何で県が介入しているのかなというのもわからないところなので、その辺を町の担当として理解できているんでしょうから、御説明を後ほどで結構ですのでいただきたいと思います。
委員長(伊藤友子君)
今できますか。この最後の水道施設を含めなかったことの説明会は開催いたしませんなんていうのを全く県に報告するというのはおかしいですね。どんなものでしょうか、両委員から、ええ。(私語あり)後で…今簡単にできますか、ずばり。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
これに関しましては県のほうに水道施設をやらないということを委員会の方から報告を受けていないという旨の連絡がいったそうでございます。県のほうではそういう説明会を開けと、こういう申請を受け取る指導の立場上こういう説明会を開きなさいという連絡が私のほうに電話でございました。何回か町長のほうにお願いをして説明会を開いていただきたいというお願いをしたら、やらないと言われまして。で、うちのほうは変更申請と船用の申請をしている関係ございますので、これのためにとまってしまっては困るので、県のほうに今どうしてもやっていただけないので…(私語あり)はい。という報告をさせていただいたところ、ちょっとしばらくしてから県のほうから連絡がございまして、やらないという理由を文書でいただきたいということで、町長のほうに報告したところこういう回答を出すということで言われましたので。一応この文に関してはメモ書きで、その場で町長から言われた内容を私がメモに控えまして、私のほうで文書はつくりました。文書をつくって町長に確認をしていただいて、これでよいかということで、これは産業振興課のほうに決裁文書としてつくらさせていただいて県に送りますという形で送らさせていただいております。
委員(金崎ひさ君)
経緯はわかりました。全く町長の怠慢ですね。私はちょっとこれはおかしいと思いますよ。それで、町長が文書を見たということは、「代表2名の委員と面会し了承を得ております」と書いてありますよね。この了承を得たということであれば報告をしてほしいという苦情、県にいかないと思うんですよ、人間であればね。人間のお互いに話し合っていればね。だから、この辺のところも町長独特の勘違いじゃないかなという気がするんですけれども、その辺はちょっとこれ…あれですね、本当に佐野委員がおっしゃったとおりだと思います。その辺、委員長、把握していただいて。佐野委員が先ほどおっしゃったとおりだと思いますのでね、委員会として、委員会として本当にこういうことに申し入れを、こんなことにかかわって町長の態度がおかしいと思うんですよ。だから町長も少し認識を持ってね、行動すべきだということをぜひ委員長のほうから厳重に…部長に言っていただいてもいいんですが。こういうことになること自体がおかしいと。
委員(山梨崇仁君)
この文書で私一番気になるところがですね、この書類をいただいた方と代表2名の委員と面会し了承を得ておりますという点について、その書類をいただいた方はなぜ議員にその書類を渡しているかというとですね、了承してないということなんですね。その内容が違うということでこれをおかしくないかと、行政手続上おかしくないかという話をされたものできょうこうして聞いているんですけども、産業振興課のほうでその辺について把握されている点があったら教えてください。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
この2名の方が来られた…3名だったと思うんですけど、来られたときに私も後から呼ばれました。呼ばれたときの私のほうの話に関しましては、その代表の方と話したとき、今後こういう変更があった場合は速やかに連絡していただきたいという旨を町長に言われまして、町長からは今後は産業振興課が携わっているので、産業振興課として報告をしなさいという形の指示を受けました。今後ということですので、私としては今申請を出しているものに、個々に小さい数字の動きとかいろいろございますけども、大幅な変更があった場合は報告をさせていただきますという形でその場で回答をさせていただきました。ですから、今までのところそういう大幅な変更がないので何の報告もしておりませんけども、そういう形で今後はということで言われたので、私が言ったときの以降としてですね、今後はということを行ったとき言われましたので、この文書をつくっている言われた段階では、要するに今後はということは前のことはもう終わったのかなという私は感じはしましたけども、まだ了承してないということであれば、当然それはそういうことになると思います。
委員長(伊藤友子君)
あ、続きですか。では先に、副委員長。
委員(山梨崇仁君)
2名か3名いらっしゃったその日というのはいつなんでしょうか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
ちょっと後で。すいません、後で調べて日にちは。
委員長(伊藤友子君)
やっぱり、正確なね。後で調べますということです。
委員(笠原俊一君)
まずね、2通りで分けたいと思うんですよ、私の頭の中では。で、一つは議会の答弁、議会に対する答弁。これは日程を追ってということで、先ほど近藤委員と山梨委員から調べて、鈴木課長のほうからその日程的なものは議会に対する答弁としてあるというふうにいただきましたね。で、もう一点は、この真名瀬漁港施設整備推進協議会、この方たちからの要望事項ということできょう今、そういった観点で委員長からお話があってどうしたらいいかとやっていると思うんですけども。前回私が議長のときに図らずも、審議会ですか、その方たちがやっぱり町長の私的諮問機関として議会に来られたときに、これはあくまでも私の議長としてお答えはできませんと。あくまでもこれは町長の私的な諮問機関であり、その審議会の方々が町長から委嘱を受けたというか、メンバーができ上がって組織ができたんですね。それがあくまでもシンクタンクとして、町長のシンクタンクとして動いていると。それが気に入らないからって議会に言っても困りますよと。あくまでも議会は参考には聞きますけれども、それは議会としてこれがいいとか悪いとか、こうしなさいということは言えませんということでお断りをしたことがあるんですね。ですからこれ全く今回も同じことで、幾らこの方々が議会に訴えてこられても、これはあくまでも町長がどういうふうにしていくかということは町長の裁量ですから、ですからそれを来られても我々は困るんですね。ただし、いろんな条例だとかいろんなことが絡みがありますから、議会は議会の中として町長にただすことはできますけれども、あくまでもこのグループは私的な諮問機関という位置づけですから、これはその中でもって町長にやっていただくのが筋ではなかろうかなと私は思っております。本当にこういったことで大変つらい思いをしてかわいそうなんですよね。ですから、たまたまさっき言ったように、私はこの前、本会議場でその方々の声を代弁して言ったつもりではあります。以上です。
委員長(伊藤友子君)
ありがとうございます。よろしいですか。今の笠原委員の御意見ごもっともだと私も思っているんです。ただ、こういう委員会の俎上にのってきた場合にはですね、先ほど金崎委員のほうから委員長を通しても言ってくれと。だからそれは皆さんの総意であれば私は正・副で行きますけれど、そのときにですね、やはり御自分がつくられた私的諮問機関なんですから、やるもやらないも正確なお答えはその方たちに誠意を持って町長の口から伝えるべきだと私は思っているんですよ。そういうことをお伝えするならやぶさかではありません。いかがですか。よろしいですか。じゃあそれは、ね、皆さんの同意を得ましたのでお伝えします。それでやっぱりね、御自分のつくった私的諮問機関をもっと大事にね、誠意を持ってやっぱりその方たちに直接お伝えするべきだと私はかねて思っておりますので、わかりました。では、これにつきましてはこれでお受けいたしました。
委員(山梨崇仁君)
質疑なんですけども、私が一番心配しているのはですね、先ほども課長がおっしゃったように、国・県の申請をして待っている段階。それというのは水道施設はないとしてもスロープの船揚げ場の修理ですよね。で、その申請がとまっている理由になっていたりとかですね、葉山町のほうでもめているんじゃないかとかですね、そういった視点を持たれてしまって、本来の目的である事業のほうがとまってしまったり、来年予算化してもちろん事業を進めると思うんですけども、そこのほうでこういった町の中のその町長部局での問題というものがそちらのほうに派生していくのが一番私は恐れているんですけども、その点は大丈夫なのかというところをぜひ伺いたいんですけども。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
私もその辺が心配になりまして先ほどの文書で出せというこなんで、この文書を出せばうちとして今申請している内容で進めていただけるのかという確認をしまして、それでやるということなので文書を出したという経緯がございますので、今やっていることに関しましてもそれ以降もいろいろ修正等の話を進めておりますので。そのとまっている理由というのは今は全然違いますので、そちらの理由ではないということで県のほうから聞いております。
委員長(伊藤友子君)
よろしいですか。はい。ほかにございますか。イの…イのほう、真名瀬漁港再整備事業の現況について、これにまだ御質疑続けますか、それともよろしいですか。はい。高梨部長、何か、いいんですか。はい。それでは…。
委員(近藤昇一君)
今、時系列のやつの…やつは調べて出してくれるんだよね。
委員長(伊藤友子君)
ええ、そうです。それは先ほどお約束していただきましたよね、時系列の。言った言わない、文書でもらったとか、町長の、水道の施設のことで、はい。(「それはお出しします。」の声あり)はい、ぜひお願いします。いつごろまでに出していただけますかね。(私語あり)今週中でよろしいですか。じゃあ、金曜。(「なるべく早く頑張らせていただきます。」の声あり)なるべく早く。そういうことでございますので、これはじゃあ、イはこれで終わらせていただきます。
残りますのはウの真名瀬漁港放置ボートについてでございますが、時間も昼食の時間となりました。このままちょっと続けるには少し時間がかかるかなと思いますので午後に回させていただきます。何しろいろいろ御意見が伯仲しているものですから、非常に時間がかかりました。お許しください。それで、午後でよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)それでは、ウは、ウの質疑は午後に回させていただきます。再開は1時10分とさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。どうも。
では、昼食のため休憩いたします。(午後0時04分)
委員長(伊藤友子君)
では皆様、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時10分)
午前中に引き続きまして会議を行いますので、イまで終わりましたので、ウの真名瀬漁港放置ボートについて御質疑を伺います。
委員(近藤昇一君)
結果的にまだ残っているのは何隻になるわけですか。もともと何隻だったっけ。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
今現在12隻でございます。
委員(近藤昇一君)
もとは…ごめんなさい。条例が施行された時点。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
一応この所管事項になってからは頭は21ですけど、その前はたしか24ぐらいあったんだと思いますけども。
委員(近藤昇一君)
約半減したということでね、そういう面では担当のほうもかなり努力されたのかなとは思うんですけど。ただ、今、委員長ね、お願いなんですけども、事務局のほうに議長あての要望書が届いているというので、これからあした議運であれして多分要望書出されれば机上配付になろうと思うんですけど、参考にちょっと内容を読み上げていただければと思うんですけど、いかがでしょう。
委員長(伊藤友子君)
あ、そうですか、はい。皆様いかがですか、そういうお声がありますが。事務局のほうにその要望書なるものを読み上げてもらってよろしいですか。(「お願いします。」の声あり)はい、かしこまりました。それでは、事務局、山本次長、放置ボートの要望書が出ているようですね。それをちょっと読み上げてくださいますか。参考に。
(書記朗読)
はい、ありがとうございます。ということでございます。
委員(近藤昇一君)
もう当然条例も施行されていますし、この条例そのものは議会全会一致でもって途中で修正されてね、1年短くなってもう1年たつわけで、一日も早く、条例違反ですから撤去しなきゃならない。ただ私は心配をしているのはね、先ほどのその水道施設じゃないけど、今度は…何だっけ、真名瀬漁港の再生交付金事業とはまた違う問題だけども、こういう答申が出てて、町長はどれを尊重するのか知らないけども本会議でも尊重するって言ってて、水道はやりません。で、こちらのそのじゃあ放置ボートについても建設的協議の場が今後町当局の主導のもとで設けられることを強く望むといって、これも聞かないということで、ちゃんと説明されているのかどうかなんだよ。それでまたこちらにね、議会のほうに持ってこられても困るなと思っているんだけどね、その点はどうなんですか。これはもうやるつもりがない。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
その件に関しましては、要望書…あ、委員会から出た回答でうちのほうに指示が来たのは真名瀬漁港再整備の中の船揚げ場というだけでございまして、それ以外のものに関しては何の指示もいただいておりませんので、我々は去年から進めております撤去のほうということで看板等を設置して周知するような形と、この方、御本人もカウンターに1回来られてお話をして、もうどける…どけなきゃいけないんですと説明もさせていただいておりますので。で、それ以降協議する場とかという話はちょっと我々のほうにはございませんので、今までどおり我々はできるだけ早く自分たちの保管場所を探してくださいということでお願いをして、当然今回漁協さんのほうは3隻動かしていただいて、あと1隻に関しては近々、死亡者の元組合員の方の部分ということでやっていただくというのと、あとやぐら等も今残っている部分ございますので、その辺も漁組さんのほうで撤去していただくような形で指導しておりますので、その形で動いているということで、その件に関して何々しろというような指示等は一切受けておりません。
委員(近藤昇一君)
じゃあ、町長のほうからそういう指示がないということでよろしいですね。で、もう一つ聞きたかったのは、12隻のうち今、町内の所有者というのは、町内在住の所有者というのは件数わかりますか。全員。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
私が調べたところで町外はいませんので、全部町内。
委員(近藤昇一君)
はい、了解。
委員長(伊藤友子君)
他にございませんか。
委員(金崎ひさ君)
次のページの告知板のところですけど、葉山町長名で出ていますけど、これは速やかにということだけで指定は…日にち指定なんかはしていないし、それから撤去しない場合はということで線引いていますけれども、こういう強制をいつごろまで待ってやるおつもりなんでしょうか。それは…これは書いただけでその気持ちはないということなんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
今回は一応今までこの方たちと接触させていただいて我々が言われたことは、1年間早くしたのはおまえらが勝手にやったんじゃないかと。だから来年の何月までいいんだろうというようなことを何回も言われ続けてきましたので、その期間がこれで切れますので今回これを張らせていただきます。この後は、今…前に森戸、長者ヶ崎等を県で放置ボート対策であとやったやり方がございますので、それに順次沿った形で文書を、いついつまでにどうしろ、いついつまでに…例えば、いついつまでに産業振興課までに連絡をして現状を説明してくださいとか、そういう文書を張らしていただいて、個々と折衝しながら進めていきたいと思っております。
委員(金崎ひさ君)
そうすると、今後のことになりますけれども、もっと強力的に…強力に撤去を進めるということで、期限を切ったりいろんなことでやろうという意識を持ってらっしゃるということですよね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
はい、そのとおりです。
都市経済部部長(高梨勝君)
一つは、これ条例違反になっているという事実と、今回は議会のバックアップをいただいて短縮してもらっているというのがあったんで、本当はこの1年間遊ばせてよかったのかと僕なんてよくやったんです。でも必ず出てくるのは、今みたいな要望書が出てくるから1年間看板やって、聞いてないし知らないはだめだよというのをやって始めましたので、ぜひとももう本当に議会の皆様にはもう失礼なことしちゃっているんです。せっかく1年短くしてもらって、それをかっぽっちゃったという状態で、言われても仕方がないんですが、これから先はちょっと本当に悪いけどどいてもらうよというのが主になると思いますので、その辺だけ頑張らさせていただきたいと思いますので、すいません、遅くなって申しわけございません。
委員(畑中由喜子君)
金崎委員の御質問の関連なんですけど、この告知の文章で日にちは21年9月1日と下に入っていますけども、速やかに撤去してくださいとなっていますよね。この文章で強制撤去に踏み切れるのかどうかというその辺なんですけど、どこかに日にちがね、いついつまでにとかってないといけないんじゃないかなという気がするんですけど。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
先ほど説明しましたとおり、県がやった方式がございまして、この次にこういう文書でいついつまでにこちらへ連絡ください、その後にいついつまでに…状況によってその船はこの日までにどけますと言ったのにどけてなければこういう形でとかと、その文章を徐々に変えて、順序立ててやらさせていただきます。で、そのスケジュールに関しましては県土木のほうでやったスケジュールがございますので、それで今、我々もその内容で、同じものでいいかどうかいろいろ検討をさせていただいて、今月末ぐらいまでにはある程度の流れをつくりたいなと思って…(私語あり)あ、できたらそれをお出しするような形で。
委員(佐野司郎君)
所有者の方全部知っているわけじゃないんですけれども、所有者の方の考え方とすると、条例ができたことは承知していると思うんですよ。で、条例ができてからあそこに置いた人も中にはいるみたいな話も聞きますし、承知しているんだけど結局強制撤去されるまでは置き得だという考え方があるんですね。で、いつまでに…いずれはどかされるだろうけど、頑張っていればしばらく使えるという考え方があると思うんですよ。で、所有者の方と面談をしたときに、向こうの考え方というのはおおよそわかる…わかったんですか。正直なことを言うか言わないかは別にして、どけるつもりでいるけども、生活かかっているわけじゃないと思うんですよ。ですから、どけるつもりだけど持って行き場がない。持って行き場がないということは探していないということも含まれるわけですよね。で、どける気があるのか。だから強制になればどかされるのを覚悟している節もあると思うので、その辺の感触というのは得られたものはないんですか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
要するに、強制的にどかされるという覚悟しているという方は、我々が話した段階ではニュアンス的にはいらっしゃらなくて、何名の方はいろいろなところに船を置けないかと聞きに行っている方で、そういう方もいらっしゃいますので、一応今現在動かして…動かそうとしている方も何名かいらっしゃいます。で、要するに置いておけば、そのまま強制撤去されるまで置いとけるというような判断をされているというようなニュアンスはちょっと受けなかったんで、我々としてもそういうニュアンスが受けられるようなことがあれば、それに呼応した何かを講じなければいけないということになりますので、今ちょっと水産課のほうにもちょっと確認はとっているんですが、漁港漁場の法律の中で占用許可で違反した場合に使用料の5倍以上の超過金を取れるとかという条文がございます。そういったもので何かできるものがあるのかなというので調査はさせていただいております。ただ、それで超過金とか罰則金というのを取ってしまうと、払ったんだから置いているというような形をとられると困りますので、今、県のほうに確認しているのは、例えば事前に置いてあった何カ月間分だけはこの金額かかりますよと。これ以降は、次置きっ放しだとそれから何倍になりますよとか、そういう何かああいうのができないのかとかというなのをちょっと相談をかけているんですが、事例としては今のところ県ではないということなんで。ただ、漁港漁場の39条にそういう条文がございますので、その辺のところで何か使えるものがないかというようなことで相談はかけております。
委員(佐野司郎君)
お願いの形をとり始めてから十分時間と方法は尽くしたと私は思っているんですね。で、置いてある方の甘えの部分があって、方々探しているとは言いながら、自分に都合のいい場所を探していればそうそうめっかるものじゃないと私は思うんですね。ですから、こちらが強い具体的な方策を出すと、それでは車に積んで例えば上山のほうの空き地に持って行って使うときに運ぶ算段をするとか、次のことを考えていくと思うんですね。あるいは乗るのをやめてしまうとかということもあると思うんで、やはりある…やりますよという予告はいいんですけれども、もう…もう、今やるとおっしゃっていましたけど、もうこちらが具体的にこういう処置をとらせていただきますというのを出さないと、これ以上進展しないような気がするんですけども、いかがでしょうか。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
先ほど申しましたとおり、その県のやり方で文章がございますので、それに順序立てて何日までにという、最終的には何日までに撤去しろになるんですけども、その順序を出させていただきますので、それをちょっと見ていただいてということでよろしく。
委員(近藤昇一君)
今のね、長者ヶ崎の町有地では使用損害金と言ったっけ、という形でね、いわゆるそのお金払っているからいいんだみたいなことやられちゃうと困るから、賃料じゃないと。使用損害金だったかな、そういう名目で弁護士とも相談して、相当金かな。で、何倍だっけ、2倍とか3倍取ったのかな。というのを、最初はね、地代相当分しかもらってなかったけども、議会からの指摘もあって2倍だか3倍の、もらうようにはなったと。そういうのも一つ私はあると思うんですよ。ただ、その係留料となると条例で係留料決めているんだ…のかどうかという問題になっちゃうから、何かその辺をうまく活用できないのかな。で、さっき言ったように、私はもう町長にちょっと…委員長のほうから言ってもらったほうがいいのかね、それとも担当のほうから言ってもらったほうがいいのか。何しろこの検討委員会のね、答申についてもちゃんと説明しておいてもらわないと、結果的にまた議会のほうにね、ね、こういう約束しているのにというまた話が来かねないという面では、やらないならやらないということは明確にしておいて…そちらにね、答申が出てそれに対する答えがね、出てないと、約束したじゃないかという話になっちゃうわけです。すると今度また議会に来るわけですよ。それをはっきりさせといてもらうように町長に言っておいてください。お願いします。
委員長(伊藤友子君)
ぜひはっきりさせておいてください。
都市経済部部長(高梨勝君)
私たちもこの件についてははっきりしておかないと次へ進められないので、その辺については町長のほうにお願いして、はっきりして、やらないと言ってもらわないと私たちこれ(反訳不能)違うもので、それはまずいですよという進言も込みで、もう議会としてはもうずっとやっているんだよというのもちゃんと進言しながら、はっきり言ってくれということを伝えておきます。(私語あり)わかりました。
委員長(伊藤友子君)
お願いします。ほかに。
委員(山梨崇仁君)
すいません、強制撤去という、ちょっと不勉強で申しわけないんですけども、内容証明を送りつけて、例えば行政だったら行政代執行を行うとか、法的手続があると思うんですけども、そういった形で行うのではなくて、あくまでその町民対町民ですから、話し合いの上でということになるんでしょうか、確認させてください。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
やはり相手があることですので、状況、人によってまた違うと思いますので、先ほど言ったその予定表のとおりいった段階で、通常ですと森戸の放置ボートですとここまでの文書でどかす人と、全くどかさない人、まだ海岸の場合はもう使わない、捨ててあるようなボートもございましたので、そういうのではなくて、今は皆さん使えるボートが置いてございますので、その辺のところを加味しながら、相手によってちょっと変わる可能性も出てきますけども、最終的にどうしてもどかないという場合は強制的にやらざるを得なくなるのかなというのはありますけど、それも今度予算上のまた問題がございますので、逆に場所を…どうしてもいついつまでにどかないということであれば、場所をどこか借りてそちらに船を移してしまうとかいう形もとれるんではないかというようなことで、県土木のほうからも前に動かしたときにそういう方法をとって、そこに取りに来てもらったという部分もございますので。で、それで何か告示をして、何カ月間かすると廃棄してもいいとかというようなものもあるらしいので、その辺のところもまたちょっと勉強させていただきながらやっていきたいと思っています。
委員(山梨崇仁君)
細かいんですけども、その撤去するというのは根拠となる法律は代執行法になるんでしょうか。何か別に強制撤去して、例えば船傷つけたから損害賠償請求されたとか、そうなると困ってしまうんで、ちょっとその辺を教えていただきたいんですが。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
撤去に関しましてはちょっと県土木のほうに確認をさせていただいてやらせていただきます。ただ、県土木で撤去するときに立ち会いをさせていただきましたけども、専門業者に頼んで写真を撮って、傷をつけないというような形でやっていましたので、たしか条文がそこに文書の中に、何条により撤去しますとかというのが、それが載っていたはずなんで、その辺ちょっと調べさせていただいて、またそのスケジュールのときの資料の中にそれを含めさせていただいて出させていただきます。
委員(畑中由喜子君)
ちょっと余計な先の心配かもしれないんですけども、その強制撤去にもし至ることになると町が場所を、スペースをね、確保して、それは町有地のどこかでできるかもしれませんけども、移動させたりとか、いずれもすごくお金のかかることになってしまいますよね。そういうのはきっちりその持ち主に請求することができるということで考えていいわけですよね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
県土木でやった段階では、所有者がわかるものはそれで請求をさせていただいてもらっているということでしたので。今回は所有者ほとんどわかりますので、請求先もわかりますので、もしそういう形であれば、その方に請求するという形。
委員(畑中由喜子君)
また蛇足ながらですけども、その今残っている12隻の中に町の職員あるいはその親戚とかその関連の方というのはもう一切、絶対いないということで確認できますよね。
産業振興課課長(鈴木貞夫君)
町の職員はおりません。そこにはいません。置いてある人はいません。親戚というとちょっとわからないですけども。(私語あり)
委員長(伊藤友子君)
ほかございますか。ほかにございます。ないですか。
(「なし」の声あり)
はい、なければですね、これで産業振興課所管の3件につきましてはこれで終わらせていただきます。長時間にわたりまして担当の職員の皆様、それから高梨部長、御苦労さまでございました。ありがとうございます。
暫時休憩いたします。(午後1時30分)
委員長(伊藤友子君)
会議を再開いたします。(午後1時32分)
その他のほうに移らせていただきます。報告といたしまして長者ヶ崎町有地の利活用についてでございます。既に担当職員が席に着いていらっしゃいます。総務部長、どうぞ、きょうの皆さんを紹介してください。
総務部部長(根岸隆男君)
どうぞよろしくお願い申し上げます。お時間をいただき、ありがとうございます。職員紹介させていただきます。総務部長、根岸でございます。それから管財課長、小坂でございます。同じく管財課課長補佐、千葉でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
委員長(伊藤友子君)
はい、ありがとうございます。それでは早速ですが、きょう今ただいま長者ヶ崎町有地の県道路公社への有料貸し付けについて、これを今、資料として御提供いただきました。皆様お持ちですね、はい。それでは御説明を願います。
管財課課長(小坂満理子君)
それでは本日の議題2、長者ヶ崎町有地の利活用についてということで、長者ヶ崎町有地の県道路公社への有料貸し付けということで、現在協議を行っている段階について御報告をさせていただきたいと存じます。お手元の資料に沿って御説明をさせていただきます。
かねてより議会からの御指摘もちょうだいしておりましたが、長者ヶ崎町有地の年間駐車場としての開設が町としての一つの懸案になっておりましたが、夏の間以外はその人件費等の管理経費も賄えないということが現実的な課題となっておりました。一方、県の道路公社のほうも逗子海岸の駐車場を道の駅化をするようにというような活性化の要望とか、長者ヶ崎の駐車場も下の町の駐車場が夏以外は無料であることから、そちらのほうに車が流れてしまう等々の問題もあって、経営改善が課題となっておりました。で、ちょうど折しも平成20年の4月に長者ヶ崎の駐車場が「とるぱ」に指定されましたので、道路公社のほうではその撮影スポットを設置するなどの整備に着手していたところでございます。また、県の道路公社に対しましては道路公社の有料料金体系と町の観光協会の料金体系が違うことから、利用者からクレームが来たりそういったことがあるので、その解決が課題となっておりました。こういったことで町のほう、道路公社のほう、それぞれ懸案を持っていたところ、今般この町有地部分を道路公社に貸し付けし、道路公社が一体管理するという一つの解決案が浮かんでまいりました。で、現在までの話し合いの中で一応基本的に合意ができているところをペーパーのほうに列挙させていただいております。
葉山町の持っている町有地につきましては、簡単な整備をした上で小型車用の駐車場とし、この一体化した有料駐車場は海水浴場の開設期間とそのほかの季節では土、日、あるいは旗日の日だけを有料駐車場にし、それ以外の日は無料で開放するということでございます。で、具体にゲートの開け閉めとかそういった業務は葉山町の生きがい事業団に委託をしているという、委託を計画しているということでございます。そして、町有地の貸し付けの基本となる基準額なんですが、道路公社が県から借りているその基準の単価と葉山町の単価では約2万円ほどの差異がございますが、葉山のほうが高いのですが、これについては葉山のほうの基準に沿ってということで一応基本的に合意はできております。そして、有料開設日についてはその普通財産の貸し付けの規則によって計算した金額の満額で、で、無料の日については何とか半額でということでお話がついているところでございます。
おめくりいただきまして、裏側、貸付料の概算ということでございますが、今言った条件の中で計算をしてみますと、大体年間155日ぐらいの有料駐車場開設日、そして残り210日ぐらいが無料ということになると思われます。貸し付けの単価でございますが、長者ヶ崎の場合、近傍類似地の評価額が1平米当たり約9万6,000円となっております。貸し付け面積1,430平米については町にとって一番有利な、一番大きな面積を一応考えております。これで計算しますと、有料駐車場として開設する間の貸付料約175万、そして無料の日はその2分の1ということで計算をいたしますと117万ほどになりますので、大体290万ぐらいの貸付料になるということになっております。そして、全部管理については道路公社のほうが行っていただく…行ってもらうということになっております。
町有地の整備につきましては、基本的には路面整備をするということと、あわせてベンチを置いて、あとは下の町有地と上の道路公社とのあの斜面とかに植栽を考えているということでございますが、どんな植栽にするかということは、海辺の潮風に強いものとかということで、まだその辺のところは未定でございます。現在のところ、来年度当初から町との普通財産の貸し付けの契約を結び、その後に整備等を行って、早くいけば来年のゴールデンウィークに合わせた開設を、もしもう少し時間がかかるようだったらば、来年の海水浴場の開設時期に合わせてオープンをしたいということでございます。
一応このような形で長者ヶ崎町有地の利活用について具体の方策が浮かび…出てまいりましたので、この場で御報告をさせていただきました。
委員長(伊藤友子君)
ありがとうございます。以上、報告をいただきましたが、どういたしましょうか、何か御質疑…え、どうぞ。
委員(畑中由喜子君)
ここに金額が出ていますけれども、ちょっとごめんなさい、手元に資料がないんですが、夏の間、葉山町が有料駐車場として管理し、町にはね、ほんの少ししか入ってませんけども、その辺のその金額等はどの程度の差異がありますか。全体の差異…何だ、町に反映されてなくても、何ていうの、収入になっている部分というのがありますよね、人件費なんかは引かれていますけども、今、観光協会のほうで。
管財課課長(小坂満理子君)
とりあえず普通財産を夏の間2カ月観光協会に貸していた金額といたしましては、今年度からは減免を行いませんでしたので約六十数万円、で、前年度まではそれを半額にしておりましたので30万ちょっとでございます。で、その場合に、もしも2カ月の間に利益が出た場合には、その利益については町へ協力金という形で入れていただくことになっておりましたが、年によって協力金がゼロのときもございました。
委員(畑中由喜子君)
町にとってのその歳入ということではね、非常に高くなるということは理解できますが、それで、ちょっと県の公社との貸し付けでいいのかな、言い方は。貸し付けでいいんですかね。の、その条件というのは、当面この有料駐車場として貸すということですけども、万が一町として利用の、別のね、利用の形を…例えば何か建物を建てるなりというね、そういう利用の施策が出てきた場合に速やかに何もなく返していただけるものなのか、そういうような条項というのは入るんでしょうか。県との、県の公社とのその貸付契約の内容ですけど。
総務部部長(根岸隆男君)
契約自体は来年の4月1日以降にやる予定でございますので、貸し付けをする期間であるとかそういった条件であるとかという部分については、今の御指摘も当然頭の中に入れながらですね、やっていきたいと思います。ただ、今これまでの話し合いの公社との中では、建物を建てる…そういった考えは全くございません。ベンチ等については設置するものの、建物を建てるというのは全く入っておりませんので。ただその条件としてですね、契約の段階で入れるということは、じゃあそれについては考えていきたいというふうに思います。
委員(畑中由喜子君)
町の利用計画が出たときという意味で、県が建物を建てるとかじゃなくて、逆…逆です。町が何らかのね、土地の利用を、その駐車場ではなくて未来永劫ないとは言えないと思うんで、あれだけの景勝地で町の財産ですからね、あそこを有効利用…さらに有効的な利用方法が出てきたときという意味。
総務部部長(根岸隆男君)
貸し出す期間は一応現段階においては3年ごとというふうなことを考えているわけです、今の普通財産の貸し付けについてですね。だから何十年とかということではまずないわけでございますので、それは当然町がそこに建物を建てるということであるならば、町の土地で契約期間も切れればですね、それはまた当然のことながら権利としては町に生じてくるわけですから、そこら辺は私どもは心配はしておりません。
委員(畑中由喜子君)
それと、この町有地に隣接して例の不法に占有していた、今もいる、現在形ですよね、ところがありますよね。そこは結局取りつけ道路がないという大きな問題を抱えているわけですけれども、その問題はどういうふうになっていくのか、ちょっと気がかりですけど。
管財課課長(小坂満理子君)
その辺につきましても道路公社のほうのお話の中で、道路公社のほうでその辺の通行とかについては配慮をする形で対応してくれるということで今お話は進んでおります。
委員(畑中由喜子君)
その内容がわかりませんけれども、勝手に想像すると、その通路を設けてあげるとかということになるのかなというのも一つ考え方としてありますけれども。その対応の仕方によってね、もしもそういうことだとすると、町にその土地を取り戻したときに、その同じ条件を町がのまなきゃならないというようなことにもなりかねないかなというのはありますよね。で、現在町はその考えはなくて至っている…今日に至っているわけですから、その辺は担保されるんでしょうかね。県とのやりとりとはまた別というふうにちゃんと線が引けるのかどうかね。
管財課課長(小坂満理子君)
ただいまの件ですが、例えば今、夏の駐車場の間につきましてもゲートを閉められている、で、それについては個別の対応でゲートを開閉できるような状況でしていますので、そういった方法はあると思います。で、道路公社のほうについてもいろんなそういうデリケートな問題についても理解の上、私どものほうとしても顧問弁護士などにも相談して、そういったような権利とかいうのが発生しないような中で対応は考えていきたいと思っております。
委員長(伊藤友子君)
ほかに。
委員(伊東圭介君)
ありがとうございます。ここにあります海水浴場開設期間、週末、祝祭日は有料駐車場と、上記以外は無料駐車場とありますけども、これは現在の町有地の駐車場のみのことですか。一元管理と書いてあるんですけども、その辺どうなんでしょう。
管財課課長(小坂満理子君)
上の現在の道路公社の上の部分と、今、下の町の持っているところを全部一つの駐車場として道路公社が管理いたしますので、その上下合わせた、1階建て、2階建てと申しますか、それらをひとまとめにして1年間通じて、週末、旗日は有料、あと夏の間は有料、それ以外の平日については無料で開放。ただ、朝ゲートをあけて夕方にはもうゲートを閉めるということになります。
委員長(伊藤友子君)
よろしいですか。
委員(伊東圭介君)
はい、わかりました。ありがとうございます。
委員(近藤昇一君)
一つには今回の貸し付けでは無料開放日が約210日間ある。で、これ貸し出す方法については後でまた聞くけども、いわゆる取りつけ道路ね、先ほどのお話の説明ではこちらはこちらのゲートでもって生きがい事業団に委託するみたいな話になっていましたよね。いわゆるその取りつけ道路を一体化した場合にね、上の駐車場と同じように1年じゅう徴収するような形ができないものかどうかという。上は1年じゅうやってない。やっているよね。(「それは無料化すると言っているんだから」の声あり)あ。(「来年から無料化」の声あり)あ、上も無料化するのか。こっちだけじゃないのか。勘違いしてました。
管財課課長(小坂満理子君)
ゲートの位置をずらしまして、上のほうにもう少し、国道の方にゲートを前のほうに持ってきちゃいます。はい。ただ、これ…。
委員長(伊藤友子君)
両方一元化。
管財課課長(小坂満理子君)
それについてはまだ道路公社のほうもその新しいゲート口の辺はまだ県の普通財産のまんまですので、とりあえずきょう私どものほうで常任委員会のほうに御報告を済ませた後にその結果を道路公社にお話で、それから県のほうにその普通財産を借りれるかどうかとかというまだ交渉がございますので、まだ正式にそれが県のほうで了解が得られたということではないんですが、一応ゲートの位置をもっと上に持っていって、そこで1つの料金所にして平日…夏以外の平日はもう全部無料にしてしまうということでございます。
委員(近藤昇一君)
すいません、私の全くの勘違いで申しわけなかったんですけど。それで、貸し付けるに当たって、先ほども同僚の委員からも出てましたけども、3年間ということですけどね、町が必要な…なった場合のね、緊急に必要になった場合に3年間待たなきゃいけないのかどうか、それともその契約条項の中に緊急の場合とか何か、書けるものなのか。いわゆるその3年間というスパンではもう何かあっても利用できないという形なのかね。
総務部部長(根岸隆男君)
緊急という事例がどういうものかちょっとわかりませんけど、また契約のですね、法律的にもちょっとわかりませんが、一応契約期間を定めることは事実でございまして、その間にこれ急用だから、急用だからちょっともうこれ解除とかという、その急用の理由ですとかですね、そういったものもあろうかと思いますが、基本的には契約期間はやっぱり難しいのではないかというふうには思います、それは。
委員(近藤昇一君)
そうした場合に、1年後との契約というのは、これは無理なんですか。
管財課課長(小坂満理子君)
葉山町公有財産規則の中の普通財産の中に第37条に貸付期間がございます。今、部長のほうでお答えをさせていただきましたけれども、まず頑丈な建物を所有を目的として土地を貸し付けるときは一応30年、そして余り頑丈じゃないとき…建物の所有を目的とする場合の土地の貸し付けが20年で、上記以外は3年で、一時使用のときとかは1年となっておりますので、一応道路公社さんのほうもその利用のあれもありますので、現在のところこのところから3年ということで考えております。
委員長(伊藤友子君)
というのが決まりであるそうです。
委員(畑中由喜子君)
夏季と週末と祝祭日以外無料という部分なんですけども、例えば真名瀬の駐車場ね、通年で24時間で機械化して駐車場として稼働させようということになりましたよね。一つの大きなその理由というのが、ウィークデーって余り使われないならば無料開放でもいいじゃないかというのがあるんですが、バス停まで車で来て車を置いて行っちゃう人とか、これまでそういうのがいっぱいあって有料にしたというね、経緯がありましたよね。そもそも真名瀬有料にしたとき、それから一色海岸のあの外れのところ、三ヶ岡のところの駐車場もそういう形で有料化したんですよね。で、ここもそういうことあったと思うんです。葉山の人じゃないですよね、ここに置いて行くのは横須賀の市民なんですけども、置いて行っちゃう。それまた大いにその想像つくわけですよね、できるわけです。で、ここをもっとその利益というか、利潤追求するのであれば、やっぱり機械化して、その機械化ってゲート一つでいいはずですから、上と下をそうやって…どうやってつなぐかはちょっと技術的にわかりませんけども、そういう形というのも考えられるんじゃないかなと思うんですね。有人じゃなくてその機械化して、そのかわり通年24時間という営業もできるんじゃないかなと思うんですね。その辺の検討というのはされたのかどうか、私はすべきじゃないかなと思うんですけども。その辺は、県の考えももちろんおありでしょうけれども、絶対ここ車置いて行かれちゃうなというのが想像できますので、その辺、県がどの程度実態をね、把握していらっしゃるのかわかりませんけども、かつてそういう問題がすごく大きかったというのは私たちは体験として知っているわけですから。いかがでしょうか。
管財課課長(小坂満理子君)
ただいまのお尋ねでございますが、無料開放日につきましても夏以外のその平日無料にする日は朝9時にゲートをあけて17時に閉めるということでございますので、今までですと町の部分については全くのフリーでございましたので、一晩でも二晩でもとめることができたんですが、これからは一応今のところ生きがい事業団さんを使っていただけるということで詰めていますが、朝あけて夕方5時には閉めてというような形になりますので、今、委員さんがおっしゃられたようなことはないと思われます。
それと、一応「とるぱ」に指定されたので上から…本当にあの一番何か景観、「とるぱ」の中でも非常にあそこのスポットは人気も高いようなんですが、そういったことでその機械とかというのではなくて、そこのところを少しちょっとプチ公園化という言葉だったんですが、ちょっとお休み…御休憩いただけるベンチとかを設けて、それからちょっと植栽というか、ミニ花壇みたいなのも置いた、そういったような潤いのある場所というようなプランでもございましたので、これは私どもとしても大事な長者ヶ崎の景観を守るという意味でもとてもいいプランかなというふうに思ったような次第でございます。
委員(畑中由喜子君)
その使い方がね、やっぱりすごく、真名瀬は今度24時間になったのでよかったと思うんですけども、この景勝地で夏の17時というと、これからきれいな景色を楽しめるところなわけですよね。で、それが幾ら「とるぱ」のその施設ができて撮影スポットだ何だって、プチ公園化すると言ったって車とめられない、入らない、じゃあ路上駐車するのかということになっちゃって、これはその有効な使い方とはとても言えないって思っているんです。で、住民の方だって、有料になればお金はかかるかもしれませんけれども、それだったら車で来て景色を楽しんで、ほんの少しのお金かかりますでしょうけども、楽しめるということでね、そういうふうに有効に利用してほしいなって思うんですよね。それが真名瀬は今度24時間で、その管理も結構大変だとは思いますけども、時間的には余裕を持った使い方ができるということで、大いに利用できるんじゃないかという期待がされるわけです。ここについてその9時から17時というと、すごくもったいない使い方になっちゃうんじゃないかなというのがあります。(「17時、5時でしょう。9時から5時。」の声あり)何て言った私。9時から17時、5時です、だから、夕方5時だとね。(「そうね、早いですね、随分。」の声あり)だから、そうすると夏場の有料の部分も、これと同じ時間帯なわけですよね。夏場の有料の…夏場の有料で、夏場とか週末、祝祭日も同じ9時から17時なわけでしょ。
管財課課長(小坂満理子君)
夏季の海水浴場開設期間につきましては朝の6時から夕方の18時ということでございます。で、道路公社のほうでも、あとは長者ヶ崎町有地に隣接して京浜急行のほうでも有料駐車場とかつくっているということで、そういった台数とかもいろいろ踏まえながら一応こういったような時間帯でということで計算をしているところでございます。ただ、この無料開放日について町から2分の1のお金を払うということで、正直理事のほうでもすごく当初は赤字になってしまうというようなことは言っていましたが、今後その逗子海岸のほうの整備とか合わせてこの三角地帯、逗葉新道とそのトライアングルで整備していくことによって集客を図り、何とかペイできるようなペースに持っていきたいというようなお話でございました。またこの駐車場の開設時間等につきまして、また御意見をいただいたものを道路公社のほうにも申し上げて、また今後その利用状況とか見ながら対応していただくことも考えたいと思っております。
委員(畑中由喜子君)
県の公社にすればね、その無料で開放するときは半額でも高い、貸付料がね、半額でも高いと思っているんだろうなと思うんですけども、機械化して全部有料にした場合にはね、1年通年で全部満額じゃなくたって、それは町との交渉ですからいいと思うんですよ。どうしたってウィークデーというのは利用台数というのは少なくなるでしょうからね。だから、その辺の工夫というのはしていただくとしても、やっぱり機械化するというのはそんなに問題あるかなという気がするんですけれども、ぜひその辺はね、検討していただけたら、もっと自由な使い方…何ていうのかな、利用の仕方が広がるというのかな、と思うんですね。で、なおかつそのバス通勤の方なんかに車を放置して行かれるという弊害は防げると思いますので、ぜひともそういう交渉をお願いしたいと思いますけど。
総務部部長(根岸隆男君)
今、生きがい事業団の活用については道路公社のほうからまずお話があった件でございます。こちらのほうで生きがい事業団を使ってくださいよということではなくて、まず向こうが地域の人にも働く場をということであって、それからそのもう一つはウィークデーは無料で使えるようにしたいと、これは道路公社のまず考えでございますので、今この常任委員会で報告させて、るる御意見、例えば車をとめて行ってしまうんではないか、あるいは5時というと夕日がこれからではないかというようなことについては、今、課長言ったとおりこれから調整をすることはまたございますので、具体的な使い勝手等についてはですね、公社と話を進めていきたいというふうに思っております。
委員長(伊藤友子君)
そうですね、利用状況を見ていろいろとまた、ね、3年間に一度の契約更新がありますから、またいろいろと意見を言うことができると思います。今はまだ始まっておりませんが、こういう道路公社との粗々の取り決めということできょう御報告がございましたので、あとはまだ、また来年度どのような状況になるか、使用状況を見守っていきたいと思いますが。
そのほかにございますか。よろしいですか。はい、ありがとうございます。それではこれで報告を終わります。どうも担当の方御苦労さまでございました。ありがとうございました。
じゃあ、退席をなさいますので、暫時休憩いたします。(午後2時02分)
委員長(伊藤友子君)
じゃあ、皆様休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時04分)
ただいまその他で報告ということで、この道路公社に葉山の町有地貸し付ける件ございましたが、いろいろと御意見もございまして、今後の時間のことだとか駐車の件についてはまたいろいろ問題も出てくるかと思いますが、いかがいたしますか、これを当委員会の所管事項調査としてする必要がございますかどうですか。
委員(近藤昇一君)
また変更が…変更というか、何かあれば報告があるでしょう。
委員長(伊藤友子君)
あると思います。
委員(近藤昇一君)
今のところ町有地の問題についてはね、一つの前進を見たんでね、私はとりあえず向こうが報告したいというんであれば報告を受けるという状況でいいと思いますけどね。
委員長(伊藤友子君)
そうですか。皆様はいかがでしょうか。(「結構です。」の声あり)同じくでよろしいですか。はい、それでは…これは今のところ所管事項調査としては追いかけません。また報告があったら随時向こうから報告したいというのであればお受けするということにいたします。はい。それではこの本日の付議案件はこれで終わらせていただきます。
では、その他に移りますので、本日の…あ、その他で何かございますか、特に。
委員(畑中由喜子君)
すいません、今の件ですけども、必要があったらまた所管事項でお願いしますと、こちらからでもいいわけですよね、この委員会からね。
委員長(伊藤友子君)
そうです。もちろん、もちろん。
委員(畑中由喜子君)
では、そういうことでお願いします。
委員長(伊藤友子君)
はい、どうぞ、そういうことを、はい、担保しておいてください。はい。
それでは、特にその他について委員の皆様からないようでございましたら、本日はこれで当委員会を終わらせていただきたいと思います。よろしゅうございますか。どうも御苦労さまでございました。ありがとうございます。(午後2時07分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成22年1月7日
総務建設常任委員会委員長 伊藤友子
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更新日:2018年02月02日