総務建設常任委員会会議録 平成20年8月7日

開催年月日

平成20年8月7日(木曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午後0時38分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

(1)付託案件
陳情第20-8号 「〈協同労働の協同組合法〉の速やかな制定を求める意見書」採択を求める陳情
(2)所管事項調査
真名瀬漁港再整備事業について
(3)その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 待寺真司 出席
副委員長 加藤清 出席
委員 鈴木知一 出席
委員 土佐洋子 出席
委員 近藤昇一 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 伊藤友子 出席
委員 森勝美 出席
オブザーバー 議長 笠原俊一 出席

傍聴者

阿部勝雄議員 山梨崇仁議員 鈴木道子議員
一般傍聴者 1名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
町長 森英二
都市経済部部長 高梨勝
産業振興課課長 鈴木貞夫
産業振興課課長補佐 漉橋孝雄
産業振興課係長 高梨順一

会議の書記

議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 待寺真司

会議の経過

委員長(待寺真司君)

おはようございます。定刻の10時となりましたので、総務建設常任委員会を開会いたします。(午前10時00分)
本日、委員さん全員出席でありますので、本日の委員会は成立いたします。
直ちに本日の総務建設常任委員会を開催いたします。
本日、お手元のほうに次第、そして本日、陳情に関連する資料としまして、A4が2枚綴り、ホチキスでとめたのを委員さんのお手元にお配りをさせていただいておりますので、御確認をいただけますでしょうか。配付漏れ等よろしいでしょうか。
はい、ありがとうございます。それでは本日の次第のほうをお目通しいただきたいと思います。本日につきまして、議題1としまして、付託案件、陳情第20-8号「〈協同労働の協同組合法〉の速やかな制定を求める意見書」採択を求める陳情、こちらが付託案件として1件ございます。2としまして、所管事項調査で、真名瀬漁港の再整備事業についてということを設けさせていただいております。内容につきましては、6月30日、当委員会がございましたけれども、その午前中に町長並びに産業振興課長が県の水産課と会っていろいろと話をしているということでございますので、その経緯等についての調査報告ということで設けさせていただきました。3番目につきましては、その他ということで、9月4、5に実施予定でございます視察についてお話をさせていただければと思います。このような順序で本日進めてまいりたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
それでは、まず最初に陳情第20-8号「〈協同労働の協同組合法〉の速やかな制定を求める意見書」採択を求める陳情について議題といたします。それでは始めて…失礼いたしました。本日傍聴希望者がいらっしゃいますので、許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。
それでは傍聴者入場のため、暫時休憩いたします。(午前10時02分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて委員会を再開いたします。(午前10時02分)
それでは、陳情第20-8号につきまして、まず朗読のほうを事務局、よろしくお願いいたします。
(書記朗読)
はい、ありがとうございました。ただいま陳情の朗読していただきましたが、この審査に当たりまして、一応所管が産業振興課ということでございますので、本日職員のほうに待機していただいております。職員の、このきょうお配りした資料等ございますけれども、職員等にいろいろとお聞きになりたいこと等ございましたら、職員のほう、入室をしていただきますけれども、いかがいたしましょうか。
それでは、職員入室のため、暫時休憩いたします。(午前10時06分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて委員会を再開いたします。(午前10時07分)
職員のほう、入室しておりますので、職員の紹介をお願いしたいと思います。

都市経済部部長(高梨勝君)

おはようございます。都市経済部長の高梨でございます。産業振興課長の鈴木です。漉橋課長補佐です。高梨係長です。よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

よろしくお願いします。それでは陳情第20-8号について審査のほうをこれから行いますけれども、まず産業振興課のほうから、この陳情について説明等何かございましたら、まず説明をいただき、その後、質疑応答という形で進めたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。それでは鈴木課長、お願いいたします。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

協同労働の協同組合法の速やかな制定を求める意見書ということで、うちのほうで調査しましたところ、協同労働の協同組合とはということで、この法制化を求めております団体がございまして、約30年間、協同労働を追求してきた日本労働者協同組合連合会というところがございまして、そこの自己規定に掲げられております協同労働の協同組合とはという定義がございます。その定義につきまして、働く人々、市民がみんなで出資し、民主的に経営し、責任を分かち合って人と地域に役立つ仕事をおこす協同組合で、協同労働とは働く人同士が協同し、利用する人と協同し地域に協同を広げる労働ですという定義がございまして、その内容等を確認させていただきました。
近隣市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市に確認しましたところ、こういう陳情に関しては今のところ未提出であるという形で回答をいただいております。調べましたところ、東京都大田区と、あと名古屋市さんですか、名古屋市会のほうではこれに対する意見書の提出をするということで決定されているという情報がございました。以上でございます。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございました。ただいま説明のほうをしていただきましたけれども、それでは委員さんのほうから何かこの件に関しまして御質疑等ございましたら挙手をもって発言をお願いいたします。

委員(近藤昇一君)

この陳情にあるけど、超党派の議員連盟の国会議員が、その組織的なもの…自分で調べればいいんだろうけども、わかればと思ったんですけど。

委員長(待寺真司君)

超党派の議員連盟の組織。何か資料ございましたら。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

議員連盟の発足という形でですね、協同出資、協同経営で働く協同組合法を考える議員連盟の発足式が何か20日に国会内で開催され、全会派から国会議員が参加しました。日本共産党からは小池さんと山下両参議院議員という形で、あと高橋衆議院議員等が出席されて、この運動の主体は日本労働者協同組合連合会のほうでつくる協同労働の協同組合法制化を目指す市民会議、市民が出資して仕事をつくり出す経営に参画し、人と地域に役立つ仕事に取り組む協同労働の協同組合の理念のもと、全国で3万人が活動している等の報告がございまして、議員連盟といたしまして会長を坂口衆議院議員、日本共産党小池議員を含め、全会派から副会長を選任しましたという資料を手元にございます。

委員長(待寺真司君)

近藤委員、名簿がですね、事務局のほうで用意できています。これ、もしあれでしたら回覧させていただきます。
では、今ちょっと資料を回覧しておりますけれども、他に御質疑のある方、質疑受け付け続けたいと思いますけれども。

委員(土佐洋子君)

近隣市ではこの陳情が出てないということで、こちらに陳情が上がったというのは、町内で協同組合で働かれている方が多いというからなんでしょうか。その人数とかというのはわかるんでしょうか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

そこまでは把握しておりません。

委員長(待寺真司君)

近隣市に出てないというのは、特段理由とかはまだわからないということでよろしいですか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

一応近隣市のほうに確認しましたところ、現在未提出だということの回答だけを得たという形になっております。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。それでは他に。

委員(近藤昇一君)

実際にね、NPO法人なんかが町の仕事とかそれの入札というのは、これは不可能な今、システムになっているんですかね。

委員長(待寺真司君)

入札に関してですよね。指定管理者とかではなくてということですよね。工事の入札とか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

うちのほうでNPOを今、法人格を持っているNPOを使っているのが、海水浴場の監視員は使っております。

委員長(待寺真司君)

それは随契。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

随意契約という形で使わせていただいております。

委員(近藤昇一君)

所管違うだろうけども、その随契のときと入札に参加するというのと、やっぱり資格が違ってくるんですかね。この陳情ではさ、ここでは協同組合という形でね、やってるんですけども、いわゆるNPOとかいろんなのも、やっぱり同じような形になってるわけですよね。ですから、入札のときと随契というのと、資格が違ってくるのかなというのはあるんですか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

NPOでも法人格がないとだめだというような場合に、今うちが使っている団体がNPO法人格を取って、何年かすると資格を得られる…2年ですか、資格を得られるとかという形で、うちのほうは以降契約したという形になっておりますけど、入札等に参加できるかというのは、ちょっと私のほうではわからない。

委員(近藤昇一君)

陳情の趣旨そのものはね、いわゆる法的な根拠を与えてもらって、きちっと仕事が取れるようにというような趣旨だと思うんですよ。だから、今現状ではそれが難しいということでよろしいんですよね。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

今、社会的な要するに法的な根拠がないことから、何か社会保険や雇用保険の雇用を受けられないというのが不安定な活動にならざるを得ないということで…いう状況なんではないかと思うんですが。

委員長(待寺真司君)

どちらかというと社会保障の面で強いということでしょうか。

委員(近藤昇一君)

行政としてのね、取り組み、姿勢というのは、どんなものなんでしょうね、こういうものに対して。積極的にそういったものも登用すべきじゃないかという立場なのかね、あるいはそんなもの必要ないよという立場なのか。

委員長(待寺真司君)

行政の立場というと、ちょっと、課でのお答えは難しいかなというところはあるんですけれども。要するに、こういった団体、法制化で形がとられた場合に、受け皿としてですね、行政サービスの受け皿として積極的に町として、行政としてこういうのは活用していく方向なのかという御質問でありますけれども。部長、いかがですか、ちょっと答えにくい部分もあろうかと思います。

都市経済部部長(高梨勝君)

制度上、法人格が取られ、指名参加されれば、平等に扱えるという観点から、平等な競争の中に入ってこれるので、私たちも、もしこういうふうに本当に雇用の創出等であって、この法整備がされた以上は、平等に扱いながら、やっぱり、今一番問題になっているのは、こういう不安定さというところですので、そこから考えると、この意見が通って国が法整備させていただければという思いがあるということで、今、私たちが何をするというわけじゃなく、そういう思いはあるというふうに回答させていただくしかないと思います。

委員(森勝美君)

生きがい事業団も高齢者の働く場としてあるわけですけれども、そういったことも国として法制化されているわけで、今、非常に多い、こういう不安定な労働とか、いろんな面でそういう人たちが多いですよね。だから、やはり国がそういう国会議員がね、そういう動きをしているということであれば、やはり町としてもそれなりの考えを持っていたほうがいいかなというふうに思うんですけど。今、部長もおっしゃられたようにですね、やはりそういう傾向になっていくんではないかと思うんですけど。もう一度お伺いしたいんですけど、いかがでしょうか。

都市経済部部長(高梨勝君)

とにかく不安定な雇用とか、非正規雇用が大きくなるんじゃなく、安定された社会になっていくというのが、だれしも思っていると思いますので、そういうふうに考えてください。

委員(近藤昇一君)

今出たけど、生きがい事業団は、あれはどういう団体になってるわけ。NPOと、これと。(私語あり)だから、そっちは法律でもって根拠がある団体でしょ、あそこは。これ、言ってるのとは違うよね。

委員長(待寺真司君)

こちらも法制化したほうがいいんじゃないかという御意見という形で。意見、部長に回答を…いいですか。では、他に御質疑、よろしいですか。
よろしいですか、委員の皆さん。委員外議員のほうから発言の…それでは山梨議員、どうぞ。

委員外議員(山梨崇仁君)

ありがとうございます。先ほど土佐委員の御質問にもありましたけれども、現状の町の実態を少し把握したいと思うんですが。生きがい事業団のほうで高齢者の方々がというのはよく存じているんですが、ニート、ワーキングプア、若年層に関してですね、実際に失業率などを把握されているのかどうか。この協同労働協同組合法の制定によって、町が何か利益を受けられるような想定があるのかという点について、お伺いさせてください。

委員長(待寺真司君)

現状の把握ですね。それと、これを入れたことによって町でどのようなメリットがあるのかというような御質問でございますけれども。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

一応現状の把握ということで、葉山の場合、企業等が非常にございませんので、町の中に就労されるということは余りないという状況でございまして、データ的に今、そういう方が何人いらっしゃるかとかというのは、調査をしているので実質データが上がってこないというのが現状でございます。今、商工会等を通じてそういう就職関係をされてない方とか、そういうのが調査できないかということでは、お願いはしてございますが、現状でいきますと、ちょっと非常に難しい状況ということで、数字的な把握は現在できておりません。
これに伴いまして、町にということなんですが、今、調査した段階では、これが法制化されてそういうところの方にこの事業をお願いするとかいう場合が出たときの、前に調査をさせていただくようになるとは思うんですが、現在、先ほども申し上げましたとおり、町内にこういうと言っちゃあれですけど、団体等があるかどうかという調査も今しておりませんので、この辺、また今後いろいろ調査をさせていただいて、状況を把握していきたいと思っております。

委員外議員(山梨崇仁君)

1点確認なんですけれども、ハローワークのほうにですね、町からお願いをして、葉山町の住所を有する者の失業給付願のものの人数を教えていただくという確認って、できるんですか。

委員長(待寺真司君)

ハローワークに対してのそういう求人数とか情報。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

ちょっと確認はしてないんですが、数字的なもののデータをいただくということであればできるんではないかと思いますが、ちょっと確認をさせていただきます。

委員長(待寺真司君)

では、取れるようでありましたら、資料として御提出いただければと思います。
では、質疑のほうはこれで終結したいと思いますけれども、よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。それでは職員退出のため、暫時休憩いたします。御苦労さまでした。
(午前10時22分)

委員長(待寺真司君)

では、休憩を閉じて委員会を再開いたします。(午前10時23分)
それでは、ただいま陳情20-8号につきましての質疑を終結いたしました。それでは、この陳情につきまして御意見また取り扱い等について、委員の皆様からの御意見を求めたいと思います。

委員(近藤昇一君)

今これ回していただきましたけども、確かに超党派で取り扱いをこれからやっていこうということらしいんですけど。ただ、やっぱり、今、先ほども委員の中から出ましたように、この近隣の実態というのは、やっぱりもうちょっと知りたいなと思うんですよね。そういう面で、陳情提出者に来ていただいてね、参考意見もいただければと。参考人になるのか懇談会にするのか。この間、漁協とね、やったような形での非公式な懇談会にするのか別として、ちょっと話を聞ければと私は思うんですけど。御賛同願えればですけども。基本的にはこの陳情、この近辺では出てないというんですけども、先ほども所管のほうからは幾つかのところではもう上がっていると、意見書がね。そういう面では意見書を出してもいいと私は思うんですけど。その前に、ちょっと実態をやっぱり掌握したいと思っています。

委員長(待寺真司君)

ただいま近藤委員のほう、陳情の提出者との意見交換というか、そういった形でもう少し調査を進めたほうがいいのではないかというお話はいただきました。
それで、意見書の採択状況について、議会事務局のほうでも調べさせていただいておりまして、県ですと長野県、埼玉県なんかが既に出されて、全国の都道府県、自治体を含めて18団体が今、意見書を提出しているという状況です。これは8月1日現在という状況でございます。
では、他の委員の。

委員(畑中由喜子君)

もうちょっと詳しくという御意見はございますが、私は今のワーキングプアの状況とかね、労働者の置かれている非常に厳しいものが現状あると思うんですね。そういう中で、超党派のあれも大分…20日。ただ、運動のほうは、もう昨年の9月ぐらいから請願行動を起こそうということで、大勢の方が集まってやっていらっしゃる中で、いつこれが法制化なるのかなというの、まだわかりませんけれども、なるべく早くこういうものはスタートさせるべきだろうと思うんですね。町内ではね、生活クラブ生協がワーカーズコレクティブの形式で、法の裏づけのない中ではありますけれども、やはりそういう働き方が必要だということで、もう随分前から、10年以上前かな、あそこのセンターでデイサービスを扱って、あそこは自分たちで出資して、自分たちで働き方を決めてやっている、みずからが組合員となって働いているという、もうまさにワーカーズコレクティブの、この形をとっているんですけれども、先駆的にそういう試みをやっている方たちもおりましてね、これが法の裏づけがある働き方となれば、もっと弾みがつくだろうと思うんですね。なかなか大きくなっていかない、広がっていかないという現実もあります。そういうのを知らない人だって、もちろんいますしね。労働者を保護するという意味でも非常に重要な点だろうと私は思いますので、もうちょっと知りたいという御意見があれば、それもまた結構ですけれども、私はもう採択して意見書を上げてもいいんじゃないかなというふうに思います。私が調べたところでは、千葉市、市議会が意見書も上げておられますので、さっきの説明プラスですね、千葉市が上げられておりますので、そういうのも参考にはなるかなと思いますけれども。できれば採択して意見書をなるべく早い時期にというふうには思います。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございます。

委員(森勝美君)

畑中委員と私も大分同じ意見なんですけれど、非常にね、ワーキングプアが社会的にも非常に国の、大手企業でも、それこそ派遣社員とかいった非正規雇用社員を使っている状態が、もうかなり多くの国民にも知られている中で、こういった労働者の協同組合というものができて、それが法制化されて、法で保障されているということであれば、非常にそういった問題の解決にもつながるかなと思います。それは国の我々が思う以上にやはり国会議員がそのように動いているということは心強い限りでありまして、できるだけ多くのそういった各地方自治体のですね、後押しというのが多分必要ではないかと私も考えていますので、これはやはり採択して意見書を出すべきだなというふうに思います。

委員長(待寺真司君)

では、ただいま、もう少し調査、近隣も含めて調査をしたほうがいいのではないかという御意見と、なるべく早く採択して意見書を出したほうがいいのではないかという意見が2つ出ておりますけれども、他の委員の。

委員(伊藤友子君)

近年、非常に働き方というのが多岐にわたってきました。そしていろいろな点でフリーターの問題ですとか、今までにない働きのひずみというのが格差社会ということで、非常に問題になってきて、これをどうやって救済していくかなんていうことがなかなか大変な問題になってきたところへですね、こういう協同労働の新しい働き方に対して何か法整備をしてですね、位置づけをしようという動きというのは、当然のことじゃないかと思いますので、私も結論としては採択して意見書を国に上げてですね、国会議員のほうで、法整備ですから、超党派でできるだけ早いうちにですね、下のほうでいろいろな労働に関与している人たちが十分な対価が得られるような、そういう法整備が必要だと思っていますので、私もこれには採択して意見書を国に上げるということ、賛成です。ただ、先ほど御意見が出ているように、ここでですね、葉山町でどういう問題かというのを、この提出者の方にあえてここでお話を伺うという問題ではないんじゃないかなと考えております。もっと上のほうでですね、大きな社会問題として私たちが新聞や何かで、報道でひしひしと感じているもので私は今のところは十分ではないかなと思っております。

委員(鈴木知一君)

昨今、世界的にも景気の後退というか、本当に将来、インフレも懸念されるような状態になっていくのかなという見方もある中で、こういう働く人の立場の人が法の未整備というか、そういうところも早く改善して、いい状態で働けるような、こういう前向きに、建設的に国のほうも条例整備というか、法令化していってもらえれば、雇用の拡大といいますか、ワーカーズプアとか書いてありますけれども、小さなこの葉山町からでもそのような発信が早くできればと考えて、私も意見書を提出することに賛成いたします。

委員長(待寺真司君)

取り扱いについては、きょうのところで。

委員(鈴木知一君)

取り扱いは、先ほどお話ししましたけど、できれば早いほうがいいと思います。近藤委員の、この陳情者等に対してもお話を聞きたいという意見も一つの方法ですけれども、9月の議会までにお呼びして話をできれば、それもいいかと思いますが、私自身はそれをしなくても、意見を上げる…賛同するということには変わりないと思いますので、早ければ早いほうがいいと私は考えております。

委員長(待寺真司君)

それでは他の委員。

委員(土佐洋子君)

先ほど職員の方が資料を上げてくれるかもしれないといったこともありますし、近藤委員の言うように、もうちょっと調査をしたほうがと思います。

委員長(待寺真司君)

継続というような形の。

委員(加藤清君)

私は結論から申して、最終的にはこれは採択しなきゃいけないなと思いますけど、ただ、いろんな意味でですね、まだ調べることもあろうかと思うんですね。というのは、これは法のほうの整備とですね、それからこの陳情者が近隣に出てなくてなぜ葉山に出た。葉山の状況というのも、いろいろあろうかと思うんです。その辺をですね、やっぱりさっき近藤委員が言われた、懇談会じゃないけど、その辺をですね、していかなければいけないのかなと。なぜ葉山なのかなと思いますし、全国のいろんなの見ても、そんなにも出てないような気がするんですね。その辺の部分も必要かなと思うんで、私は今回は継続。ただし、早い時期には、これは結論出さなきゃいけないなとは思っております。以上です。

委員(畑中由喜子君)

意見が2通り出ておりますけども、さっき知一委員がおっしゃったように、結論的にはね、みんな賛成だと思うんですよ。それで、9月議会までにまだ日にちがありますから、そうしたら一度お話を伺うという場をもってね、結構詳しく知っている人と、そうでない人もいるだろうし、それから葉山の状況というのは、もちろん私だって全部詳しくは知らないわけですから、そういう実態って、フリーターの数とかというのをそれまでに調べられるかというのは、これはちょっと違う問題かなと思いますが、少なくとも提出者の御意見を伺うといういとまはあるかなと思いますよね。だから、9月議会までの間にもう一回そういう場を設けて、9月議会には、ただしもう意見書を上げたいと思いますので、それをおくれちゃうとね、結構後になっちゃいますから、遅過ぎちゃうといけないので、どっちにしても9月定例会に出すわけですから、結論を今出そうが、もうちょっと後であろうがね。だから、そうしたら一度お話を伺うという、何らかの形でということでしたら、いかがでしょうか。

委員長(待寺真司君)

意見が2つありますけれども、閉会中にもう一度調査というか、審議を、審査をいたしまして、そして9月定例会の冒頭になりますでしょうか。そこのときに委員会として意見書を提出するということを諮ってはどうかというような御意見であったかと思います。町内で、先ほど畑中委員おっしゃるように、いろんなワーカーズコレクティブの活動もありますので、その辺の実情なんかも、委員会としてしっかりと調査した上で、この意見書をそういった町内の実情なんかも盛り込みながら国に出していくということもひとつよろしいかと思いますので、いかがでしょうか。閉会中に再度審査の日にち、それまでに産業振興課、それから議会事務局を通じて資料等もいろいろ取り寄せることも可能ですので、その辺も委員さんのほう見ていただきまして、次回審査の中でまたいろいろと御意見をいただく中で意見書をまとめていきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
はい、ありがとうございます。それでは本日陳情第20-8号につきましては継続審査ということにさせていただきます。
では、続きまして所管事項調査に移らせていただきます。本日、所管事項調査につきましては、真名瀬漁港の再整備事業についてということで、前回定例会中の委員会の中で出ました所管事項調査、その他につきましても引き続きしておりますけれども、今回特段大きな動きがないということで、真名瀬漁港の再整備事業について設けさせていただいております。それでは、これまでの間の経過報告等も含めて、担当課より報告をしていただきますので、担当課入室のため暫時休憩いたします。(午前10時38分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて委員会を再開いたします。(午前10時40分)
職員のほう入場しておりますので、職員の紹介をお願いいたします。

都市経済部部長(高梨勝君)

都市経済部長の高梨でございます。産業振興課長の鈴木です。漉橋課長補佐です。高梨係長です。よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

よろしくお願いします。それでは、本日所管事項調査ということで、真名瀬漁港再整備事業についてということで、これから進めたいと思いますが、まず6月30日に総務建設常任委員会が午後開催をされました。その席、委員会のときに近藤委員のほうからも御指摘がございましたが、午前中に県の水産課のほうに町長が行かれているということで、その日の午後、委員会だったものですので、報告等がなかったのはなぜかというような御意見がいただきまして、その経過報告についてですね、きょうは調査を進めたいと思いますので、30日の経過報告並びにその他もし真名瀬漁港につきまして動きがありましたら報告をいただき、その後、質疑応答ということで進めたいと思いますので、よろしくお願いします。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

6月30日の件は、その日に報告できなかったのは大変申しわけございませんでした。帰ってきまして、すぐだったものですから、こちらのほうも内容的な準備とか、そういったことができませんでした。行った内容に関しましても、前回水産課長等が町長のほうに会われたときに、6月中には何とか方向性を出せればというようなお話をされておりましたので、それが6月中にちょっと出ないということで、それの延長的なものをお願いという形で町長が行かれるということで急遽決まりまして、30日の午前中に行くという形になりましたので、私もたまたま県のほうに別の案件で出張がございましたので、その内容ということで一緒に同行させていただきました。当初は一応お話だけということでございましたが、当日その場で私のほうに文書を渡されまして、文書が出されるということで、文書を出されたということで、その内容が私の名前で水産課長あての文書でございまして、内容的なものは県のほうに行って私のほうでコピーしてきましたので、手元にはございます。一応、当初行く段階ではごあいさつということでしたので、随行させていただいておりましたが、当日その日の会議の前にこういう文書を出すということだったものですから、緊急性もございましたので、文書の内容の把握もちょっとできない状態でしたので、同席をさせていただいて、内容といたしましては今現在まだ代替案等を決定していないということで、もう少し時間をいただきたいという旨を水産課長のほうに町長のほうからお願いをしたというのが実情でございます。以上です。

委員長(待寺真司君)

その他の動きは特に、検討委員会とかその辺の動きは、今後の。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

現在、検討委員会ということで漁組さんのほうで2回目まで終わっているんですが、3回目が今のところまだ開催されてない状況でございます。少しでも早く開催してくれというようなことは、事務担当ベースではお願いはしておりますので、今現在、夏でお忙しいのかどうかわかりませんですが、状況としてまだ3回目を開催していないというのが実情でございます。以上でございます。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございました。それでは、30日の件を中心に経過報告を行っていただきましたが。

委員(近藤昇一君)

今の説明じゃね、午後から委員会やってるのに、何の報告もなかったということの説明じゃないんだよね。行ってきたという事実だけだって我々になぜ報告できなかったのか。内容についてはもうちょっとまとめてからね、報告させていただきますと言われても、それはしょうがないかもしれないけど。実はきょう午前中行ってきました。真名瀬の問題やってるじゃない。何で言わなかったの。意図的なものが何かあったんじゃないかってさ。何か報告したら問題があるようなことがあったんでしょうかね。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

大変申しわけございません。意図的なものとか一切ございませんで、我々が前から水産課とお話ししている要するに内容と全く同じ状況のものを言われた内容なものですから、水産課のほうの回答も我々が、私が行って、今現在こういう状況ですという報告した内容と同じ回答でしたので、一応、余り進展とかそういうものが一切なかったものですから、報告は、帰ってきたばかりで申しわけございませんということで、課内のほうにもちょっと報告ができていない状態でしたので、見合わせさせていただきました。

委員(近藤昇一君)

そうすると意図的に言わなかったということだよね、見合わせていただいたということはね。忘れたんではなくて。それはちょっと失礼じゃない。事実として行ったか行かないかぐらいの報告はしてもいいんじゃないの。内容的な、先ほど言ったように内容的なものはね、これはもう重大な議会に対する冒〓ですよ。たまたま別の案件でね、審査してたから、こちらについて言及しなかったということならともかくとして、やっぱり真名瀬漁港のことについていろいろ我々審査してたんだから、実はきょう行ってきましたと。内容についてはまだまとまってないんで報告できませんというのを一言言ってりゃいいものをさ、我々も後からそうやって情報を聞いてね、気がつくということ自体がアンテナ低いと言われりゃそれまでかもしれないけど、ちょっとね、議会軽視じゃないかなと思うんだけどね。その辺はどうなの、今後の問題としては。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

今後はそういうことが一切ないようにさせていただきます。ほんと申しわけございませんでした。

委員(近藤昇一君)

それで、そのじゃあその文書というものは出せるの。それと、当然行ったからには復命書を出してるよね。そういったものは出せるの。でさ、きょうそのことについて聞くというのにさ、そのことについての資料が何もないというのもこれ、やっぱり失礼だと思うんですよ。今、課長が言われたようなことが、何らかの復命書とかね、何だか知らんけども県に出した文書があると言ったんだけども、それはこういう文書だとかね、何の資料も持たないでね、ましてやそういう謝るような内容にもかかわらず、きょう何にも資料出してないというのは、どういうことなのと思うんだけど。それらの資料、出せるんですか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

お出しできます。

委員長(待寺真司君)

今…それではちょっと暫時休憩しますが、今、近藤委員からの資料の請求が、県に先ほど鈴木課長がおっしゃっていた課長名で出したという文書、それと行ったという復命書ですね、それについて本日の所管事項調査の中で資料として早急に出していただきたいという要望でございますけれども、よろしいですか、準備すぐできますか。
暫時休憩いたします。(午前10時48分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて委員会を再開いたします。(午前11時09分)
それでは、ただいま資料請求がございました当日提出されたお願いという資料と、それから当日の復命書を今お目通しをいただきましたけれども、それでは質疑のほうを続けてまいりたいと思いますが、御質疑のある委員の方。

委員(近藤昇一君)

一つには、県が7月3日に国に行くというふうに言ってるんだけど、その回答については伺ってますか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

7月3日の回答につきましては、テレビ放映があります前ぐらいに一度電話がございまして、国のほうと最終調整をしているという形で、当初うちのほうで申請したものが受けられるかどうか、内訳申請等を介しまして、その辺の最終調整をしているというお話がございましたんですが、最終的に結論が出るのが、今月末ぐらいになってしまうというような話だったものですから、一応確認をさせていただいて、またこの5日に行ったときもお願いをしてきたんですが、できるだけ早く、うちはどうしたらいいのか、結論を出してくださいというお願いをしてまいりました。

委員(近藤昇一君)

いや、この復命では、県が7月3日に国に行くので、今後について確認してくるというお話ですよね。それはどうなったのかはわからないんですか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

一応代替とか何かという話は出てるんですが、それにはいろいろな調査等がいると。国のほうでも、そのものが、代替のものが判断、要するに交付金の内容になるのかどうかという判断が必要なので、具体的なものが出ないと、まず判断ができないという形の回答を得まして。ただ、前回御説明させていただいた内訳申請、種苗放流と調査に関しましては、国と県の考えがちょっと、言葉のあれだったみたいで、違っておりまして、国のほうでは内訳申請を受けないという法律とかそういう規定はないと。ただ、うちのほうで県のほうに申請に行った段階で、この間、申請を返されたという御報告をさせていただきましたけれども、県のほうとしてはそのときの判断として、申請を受け付けないという形で、うちの内訳申請を受け付けないという形になってしまったんですが、今、国のほうの回答がそういう内訳を受け付けないという法律とかそういうのがないという最終的な回答が出ましたので、3日以降の回答といたしまして。県としてうちの今、内訳申請をどうするかという形で、国のほうと最終調整をしていただいております。内訳申請を出せばやっていただけるのか、最終的な結論を今月末までには出していただけるという話で今、調整をしていただいているところです。

委員(近藤昇一君)

それと、この20年度の真名瀬漁港整備事業に関するお願いという形での文書を県に渡したということですよね。県農政水産課課長に。で、この文書の提出が課長になっているんだけど、これは町長名にできなかったという理由はあるんでしょうか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

先ほど申しましたように、今回はあいさつで行くという形で言われましたので、文書の提出はないという形で私も判断しておりました。ところが、当日随行した際に、高速道路の料金所のところで、この文書を渡されまして、これを出したいんだということで言われましたものですから、私のほうといたしましては、こういうのは出さないほうがよろしいんじゃないか。まして私の名前なんで、出さないほうがいいんではないかという形で、町長名で出されるんならわかりますけど、私の名前なんで、うちのほうの決裁もとっておりませんので、出さないほうがよろしいんじゃないですかってお話をさせていただいたんですが、一応、高速をおりる間際だったものですから、着いたのが5分後ぐらいでしたので、そのまま会議に入って、最終的に町長のほうで出されるということだったので、このままお出ししたというのが実情でございます。

委員(近藤昇一君)

だって、実態言えば課長がつくった文書じゃないんだ。ね。(テープ1-B)

委員長(待寺真司君)

部長は全くこの文書の存在自体も知らなかった。

委員(近藤昇一君)

それでね、見直し作業をやってるというんだけどさ、漁業関係者は検討委員会つくったよね。近隣住民との見直し作業、あるんですか、何らかの。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

今現在はやっておりません。

委員(近藤昇一君)

とりかかっているところだって言ってるじゃない。内容的にちょっと違うんじゃないのっていうのは、あるよね。課長を責めても悪いんだけど、課長名で出ればね、これちょっと、何でこれがさ、町長名で出せなかったのかっていうのが。やっぱり一度町長呼ぶか。

委員(畑中由喜子君)

素朴な疑問なんですけど、これ一応神奈川県の水産課で受付印、受領印を押されているんだけども、この文書そのものの体裁からいって、判も何もないですよね。公印が何にも、どこにも押してないんだけれども、こういう文書って成り立つわけ、公式に。受付印があれば、もう公式に受け付けられた、葉山町の都市経済部産業振興課長から出されたという文書で受け付けられているととっていいわけですか。そこの素朴な疑問なんだけど。

委員長(待寺真司君)

県が公式文書として扱ってくれるのかどうかというところが大きな。

都市経済部部長(高梨勝君)

この公印ついたということは、恐らくこれ、正式文書で受け付けてるというふうな形だと思います。

委員(畑中由喜子君)

そうすると、これを提出したときの現場の状況ということなんですけど、これ、課長名だけども、課長の手から、しようがなくて渡されたということですか。それとも町長が渡されたんですか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

文書は私が持ってましたが、入るときに渡されてましたので、それを受け取られて町長から渡された。

委員長(待寺真司君)

口頭で説明して十分いいことじゃないの、本当は。

委員(加藤清君)

ちょっと私の認識というか、今までの違うと思うんだけど、この2行目からなんですけど、漁港環境施設事業、途中とばして、云々について、中止したことを先般…中止ということは多分皆さん聞いて、見直しということで聞いてると思うんですけど、中止なんですか、これ読むと中止って読めちゃうんですけど。先般お伝えしたとおりですって書いてあるんですけど。多分、私なんかも中止というのは聞いてなくて、見直しましょうよというのは話聞いてると思うんですけど、これですと中止ですよね。その意図。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

この中止に関しましては、町長のほうに伺い立てたところですね、20メートル分、うちのほうで不調に終わった部分、その部分は予算を減額させていただいたということで中止にしたという形の説明でございました。

委員(加藤清君)

ということは、先ほどちょっと部長が言いましたけど、県はこれ、公式の文書ということですよね。葉山町は結局公式の文書じゃないということですよね。それでよろしいんですか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

一応私が5日にとってまいりまして、復命した時点で、これ町のほうで一応文書というふうに扱うという形で部長のほうに報告させていただいております。

都市経済部部長(高梨勝君)

公文書上というか、情報公開上、葉山町にあるということだけで、葉山町の決裁はされてるというものではないですよね。うちに公文書公開されたときに、うちでもこれは正式にとれますよということで。存在文書になります。これ以前ですと不存在文書になっていたという。(私語あり)別として、うちは公開できるような文書になりましたよということです。

委員(畑中由喜子君)

それで、町としての位置づけは、未決裁文書ということだけど、公文書じゃないということでいいですね。(私語あり)

都市経済部部長(高梨勝君)

ただ、町長にきのう確認したところでは、純粋に状況をお知らせして口頭だけではあれなんで、文書を出したんだよということを言ってましたので、そうすると決裁があろうがなかろうが、政治的判断の公文書扱いするのが普通だと思うんですけどね。ただ、町長名じゃないというところが引っかかるんで、その辺の調整はまだ必要じゃないかなというのはありますけど、内容のところは政治的判断として町長が言ったものであるというところになりますけど、一番最後のここの部分だけなんですけどね。じゃあ、なぜ町長で出さなかったんですかと言ったら、答えはいただいてないんですけど。

委員(近藤昇一君)

委員会の中でそういう公式な説明は我々受けて事情はわかってるけど、公文書としてこれが残ってね、これが、これだけが残るわけでしょう、公文書としてはね。そうすると、課長、全責任、何かあったらなっちゃうんだよな。こんなかわいそうなことやるなって、おれは思うんだよな。やっちゃだめですよ、本来。町長が全責任を負うんだから、ましてや町長がこうやって文書出すなら、町長名で何で出さなかったのかっていうのが、おれは不思議でならないんだ。何で課長名なの、何で部長名じゃないの。本来だったらね、部長名だったらまだいいよ。部長が全責任とれよって言いたいけど、課長にそんな責任とらせるなんていうのはね、ちょっとおれは理解できない。ちょっとその意図がね、確認できるんだったら、委員会としてもやっぱり。あのままだと職員かわいそうだと思うよ、おれ。意図がこういう意図だったということで理解、我々も、ああ、そうかと思うならいいんだけど。今の話じゃ、部長も本来、その意図は確認してないというんであれば。

委員長(待寺真司君)

ちょっと職員には答えられない部分もありますので。

委員(加藤清君)

ちょっと1点だけ確認。先ほど言った部長、確認なんですけど、葉山町は公文書じゃないということで。ただ、8月、これ5日に入手して…8月5日に入手して8月6日の復命書になってますよね。それからは公文書ということですね。結局、ちょっと私、言わせていただければ、その間、空白期間があるということですよね。6月30日から1カ月余りの空白期間があるんだよね、公文書にね。ということの解釈でいいんですよね。解釈側での問題ですから。

都市経済部部長(高梨勝君)

不存在だった期間があったということですよね。不存在であった。この文書が。ただ決裁がされてるものではないんで、情報公開できる公文書です。ということです。

委員長(待寺真司君)

暫時休憩します。(午前11時23分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて委員会を再開いたします。(午前11時29分)
ただいま、この平成20年度の真名瀬漁港整備事業に関するお願いというものが、県の環境農政部水産課の米山課長に出された経緯について、担当の鈴木課長のほうからいろいろと御説明をいただきましたけれども、この委員さんからの御意見等をいろいろ思いますと、直接この意図ですね、出した意図、経緯、それからまた産業振興課長名で出している点など、やはりこれを直接出した町長にお伺いするほうがよいのではないかというふうに委員長としては思いますけれども、委員の皆様いかがでしょうか。(「賛成」の声あり)よろしいですか。それでは、町長のほうに今、いらっしゃるか、確認いたしまして、それでこちらのほうに出てきていただきますが、職員はその際、同席で…部長のみ同席ということでの対応でよろしいですか。
それでは、職員入退出のため、暫時休憩いたします。(午前11時31分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて委員会を再開いたします。(午前11時35分)
それでは、森町長、お忙しいところありがとうございます。御入室いただいております。それで、本日なんですけれども、真名瀬漁港の再整備事業について所管事項調査を行っております。6月30日に町長と、それから鈴木課長が県のほうに行かれまして、そのときに文書、この平成20年度の真名瀬漁港再整備事業に関するお願いという文書を提出されたということで、今、職員との質疑のやりとりを行っておりました。その中で委員のほうから、この文書の作成、それから内容についても若干疑問が残る。それから、なぜ課長名で出されているのかなどなど質問が出まして、それにつきまして直接町長のほうから聞きたいということでございますので、お忙しい中をお越しいただきました。
まず初めに町長のほうから、その辺の、この文書を出した経緯等について御説明をいただき、そしてその後、質疑応答という形で進めたいと思いますので、よろしくお願いします。では森町長、お願いします。

町長(森英二君)

どうもきょうは暑い中、皆さん御苦労さまでございます。ちょっと声風邪を引きまして、声がちょっと出にくいので、聞きづらい点をお許しください。
まず、今、この6月30日になぜこれを出したのかという御質問ですが、中の文章を読んでいただけばわかることなんですが、この20年度の国・県への予算の要望、具体的に出す期限が6月30日となっておりました。その6月30日までに予算の要望を出す当初予定もあったりして検討していたわけですが、実際には30日までには出せないということで、そのままにしておくというのはよくないだろうと。要するに、要求する意思はあるんですよということを示すために、その計画を進めている実行責任者である課長の名前で出すのがいいだろうと。その際に、首長としての、町長として、これは一応一つの礼儀として、30日ぎりぎりですが、直接お伺いしてあいさつもしておいたほうがいいだろうと、そういう判断のもとに出したものです。そこで私も一緒に県のほうに行きました。

委員長(待寺真司君)

以上でよろしいですか、御説明は。

町長(森英二君)

あと内容について云々と言われたけど、そういう具体的に言われないとわからない。

委員長(待寺真司君)

そうですね、質疑、先ほどもありましたけれども。近藤委員、先ほどの当該、近隣住民とのというお話、その辺は近藤委員のほうから質問…私のほうから、じゃあ。よろしいですか。この内容なんですけれども、この内容については、町長が見て文書決裁というか、されたということでよろしいですか。

町長(森英二君)

そうです。

委員長(待寺真司君)

その中で、「近隣住民との見直し作業にとりかかっているところであり」という文章があるんですが、現在我々が所管事項調査で追っている中でも、まだ近隣住民とのこういった見直し作業にとりかかっているという報告は受けてないんですけれども、この辺は何か動きがあったということなんですか。

町長(森英二君)

まずは、漁協に直接かかわる漁民の人たち、具体的には漁協の組合員ですね、そこの中にまず検討委員会をつくっていただいて、どういう施設がいいのか検討してもらおうということで、1回、2回と、具体的には2回まで委員会が開かれて検討が進められております。それに伴って町民の付近の方も含めて、町民の方にもいろいろと考えていただいて、漁民の人が出された案、それと町民の人の案、そういったものをあわせて、行政も加わったものにしていきたいと。そういう構想でいるということを、ここはあらわしたものです。

委員長(待寺真司君)

構想ということであらわしたということですね。

町長(森英二君)

で、実際に住民の人からも案が出てはきておりますが、まだそれは公式な会議の席で検討されているという段階ではない。そういう意味で検討は進められているというふうに、文章になったわけです。

委員(近藤昇一君)

課長名で出したほうがいいだろうという町長のお考えはね、これがちょっと私も理解できないんですよ。一般的に課長名でもってもし出すんであれば、上司である部長、そして町長の決裁印をもって県に持って行く。町長名であれば別にだれの決裁もいらないんでね、町長個人でもって持って行ったって、だれが文句言うものじゃないんだけど、課長名でありながら何の決裁印もないというね、文書が県に出ているというのは、どういう…課長がね、全責任を負うのかって話になるわけですよ。課長が全責任を負っちゃうのか。だって、部長の決裁印もないわけですよ。町長の決裁印もないと。これだけ見れば、課長がさ、勝手にこれ出したと。だって部長も町長の決裁印もないんだもの。たまたま町長が一緒に行ったから、町長が出したということになるけども、この文書だけ見れば、課長が勝手に出した文書だと。その辺はどうなんだろう。

町長(森英二君)

今、委員が言われたように、私は一緒に行くと、同行する。で、そこで本来ならば、町長が直接先方、県に出向くんだから、それで十分であろうという考え方もありましたけれども、一応国のほうにも対してかかわりが出てきますから、実際に訪問したんだと。こういう要請をしたんだということの記録が残っておればいいというような感覚でこれ出したものですから、この実際業務に当たっている課長の名前でいいだろうという判断をしたということです。

委員(近藤昇一君)

その程度でもいいかもしらんけどもね、その程度でも私は課長が責任をとらされるということですよ。この文書だけ見れば。例えばね、この文書について、相手は課長あてですよね。向こうのね、水産課の課長、米山さんあてですよね。当然向こうは向こうで部長、最終的には知事まで決裁回るかもしれない。回したときに、この文書だけもしついていたとすれば、何だと、課長が個人的にね、いわゆる上司の決裁とかそういう…公印も押してないと。町の印鑑もね。いう形でもって、最終的には課長に対していろいろ問い合わせがきたりね、なっちゃうんじゃないか。何で町長名じゃいけなかったのかというのが、町長名だったら別に決裁印も何にもいらないですよ。最高権限者ですからね。このままだと、余りにも私、課長がかわいそうじゃないかなと。聞かざるを得ないもの、質問を。これは内容についてどうなんだとかね。これはちょっとやっぱりおかしいんじゃないかなと私は思うんですけど。

町長(森英二君)

その手続というか、署名といいましょうか、だれから出したということの問題があるかと思いますが、私は町長として実際に課長とそこに出向いているわけですから、ここで単に記録が残ればいいというふうに考えていたということで、課長のところの責任が問われるどうのということは想像もしてませんでした。また、今もしておりません。

委員(近藤昇一君)

別にこれがね、法的に違反だとか、そういうことじゃないんですけど、やはりその辺は私、慎重に今後やってもらいたいなと私は思います。でないと、町長そう思ったって、最終的にはこの文書がずっと残っていけばね、委員会の中でいろいろ課長、部長から説明を受けて、状況はわかったけども、この文書には状況は入ってないわけですよ。文書だけ残れば、何だ、昔、課長が勝手にね、上司の決裁も受けないでもって出した文書が、こんなのあるよなんて話になるわけですよ。その辺は十分、何ていうのかな、特に公的な仕事については、記録として残るということを考えてね、やっぱり事に当たってほしいなと思いますので、その辺は今後、私は十分注意していただきたいなと思いますけど。これは私の見解かもしれないけど。

委員長(待寺真司君)

他に。

委員(伊藤友子君)

私も同じく、事務決裁規程というものがどういうものであるのかということを、やはり町長がトップですから、次にやっぱり副町長がいらっしゃらなくて、責任を町長から伝達する次の人というのは部長ですから、部長から、だからここは少なくとも町長御自身のお名前になっていればいいという近藤さんの意見と、私も同感でございます。やっぱり、こういうものというのは、残ってまいりますよね。後々どんなことが起こるかわからないものですから、やはりその辺、町長もこれからよくお調べになって、副町長がいらっしゃらない現状においてはですね、町長と各部長との連動を密になさらないと、まずいことが起きたときに困るんじゃないかと思います。

委員長(待寺真司君)

他に。

委員(加藤清君)

先ほどもちょっと部長と課長に言ったんだけど、町長、これ、あれですよね、町としてはこれ出したとき、公文書という考えで出されたんですか。ただ私的な…私的と言っちゃ大変申しわけないんですけど、課長一個人のということで出されたんですか。

町長(森英二君)

課長という職名で出せば一個人とは言えないと思うんですよね。相手も県のほうの水産課の課長あてですから。課長にこちらの課長から出したということでございます。

委員(加藤清君)

ということは公文書ということで、当然よろしいですか。

町長(森英二君)

そうなると思いますね。向こうに記録を残したいということで出したわけです。

委員(加藤清君)

私、ちょっと調べたのでは、先ほどちょっと部長にも聞いたんだけど、不存在というのがあったんですよね、これね。不存在期間、葉山町で。公文書ですけど。これとって、きのうですか、5日の日にとって6日の日になって初めて公文書になって、1カ月と5日間の間、不存在という感じなんですよね。その間、公文書じゃなくて、あれですか、8月5日にとって、6日の日で初めて公文書になったということですか。だから、30日は公文書でないということですよね、渡したのは。そういうふうになるかと思うんですけど、その見解はどうなんですか。

町長(森英二君)

そのようになるかと思いますね。

委員(加藤清君)

事務的な話だからあれですけど、ちょっとおかしいなと思うんですよね。6月30日に出したのが公文書と町長は言ってるにもかかわらず、不存在期間があって、8月の5日になっているんですから、その辺は事務的な話になろうかと思うんですけど、ちょっとその辺の見解、ちょっとあれしておいてください。

町長(森英二君)

結果的に不存在の期間があったということは認めますけども、私は先ほど最初に委員長から問われたように、これを出した趣旨を答えるのがあれかなと思って今、出てきたんですけども、その点は先ほど述べました。あと、これが公文書かどうかということも答えました。あと、不存在になっていた期間があったということも認めます。

委員(畑中由喜子君)

今いろいろ議論されているように、この文書はやっぱり、すごく大きな問題を残したと思います。今後はやっぱりこういうことのないようにしていただかないと、課長も立場上、非常に苦しいことになるやもしれないわけですから、町長におかれては、十分に今後気をつけていただきたいというのが私の意見になるかもしれませんが。
それで、一つ、先ほどの内容のことでちょっとやはり引っかかりがあるんですけど、前回6月30日、奇しくも同じ日にちなんですが、総務の建設常任委員会をここでやっていました。午後ね。それで、そのときに私、課長には質問をしていたんですけれども、漁協でね、検討委員会が先行してしまいましたよね。この今後の計画の見直しその他のことで、漁協の検討委員会というものが先行して始まってしまって、私は近隣住民と、それから行政も入ってスタートを切るべきだったんじゃないかと思ったんですが、町長の見解は、やはりここに述べておられるように、近隣住民も入ってということを考えておられる、行政も加わってということでよろしいんですよね。それをいつ、どういう形で再スタート切れるのか。これ、きちんとやっていただかなければ、この文書の中身とも違ったことになってしまうわけですが、その点はいかがですか。

町長(森英二君)

今、漁協の検討委員会が先行してしまったという表現がありましたけど、それは私の考えているのはそういうことじゃなく、先行したんじゃなくて、先に始めてもらったということです。先行しちゃったんじゃなくて、まずは漁業関係者が一番かかわりが深いんだから、そこで検討してもらって、できれば3回、4回ぐらいやってもらってから、住民の公募もして、住民、行政が加わって一緒に検討したいと思っていたわけです。現状ではまだ漁協の検討委員会は2回まで開かれているわけですね。先月7月ぐらいに、じゃあ住民公募の準備も入ろうということで、文案もできて、どういうふうに、いつじゃあ会合をやっていくか、そういうスケジュールの調整のところまできております。ですから、住民それから行政もともに検討を進めていく、もちろん漁協も一緒に進めていくということには何ら変わりはありません。文書の中身がおかしくなるという心配はしておりません。ただちょっと、公募がいろんな事情でちょっと今まだ行われてない、おくれている。これは行うことは変わりありません。早い時期になってくると思います、これから。

委員(畑中由喜子君)

その点が私と町長とこの見解の相違になるかもしれませんけども、この間の委員会の中でも私、心配して申し上げたんですが、漁協の中での検討委員会が一定のね、結論に達したということになったとすると、それから後で改めて近隣の住民の方、あるいは行政も加わって、全くゼロベースからね、再スタートが切れるのか…再スタートという言い方じゃないかもしれないですけども、話し合いの場というものを持てるのかどうかというのを、私は非常に危惧するところです。現に、漁協の中でさえもね、一部の方たちだけの話し合いになっちゃっているんだというような訴えも出てきているわけです。だから、非常にその辺が、一律にスタートするということのほうがよかったんじゃないかなという思いを持っているんですけれども、その辺は再度になりますが、町長としてはそういう形でまとめていけるというお気持ちでいらっしゃるということでいいわけですね。

町長(森英二君)

先ほど来話していますように、まず漁協の人たちの意見、検討内容、そういったものを出していただいて、それとすぐあわせて住民参加で協働して進めていくということには何ら支障は起きないと。若干時間かかってますけれども、その方向でいくということには変わりありません。それが一番いい方法だと今も思っております。

委員(畑中由喜子君)

もう、あと私の意見になっちゃうので、後で述べます。

委員長(待寺真司君)

またちょっと話の論点が。では他の委員。特にこの文書関係の経緯等で。

委員(近藤昇一君)

町のほうの考え方としては、今、漁協内に検討委員会が設置されたと。その検討委員会に公募の町民を参加させるというおつもりなんですか。

町長(森英二君)

漁協は漁協で、一つのグループですから、団体ですから、漁業関係者としての意見を出してもらうと。それはそれとしてあと町民の人の意見というものは公募して集まった人たちを中心に意見をまとめて、それにできたところで行政も加わって、3者で話し合いを進め…案をまとめていくと、そういう方向で考えております。

委員(近藤昇一君)

それだったら同時進行でしょう。今の考えだと、漁協は漁協で考える。住民は住民で考える。それに最終的にそれぞれが出たら、行政が参加してという今お考えのようですけれども、それだったら漁協は始まっている。もう住民も始まっている。でないと、かなり時間かかっちゃいますよ。

町長(森英二君)

それでちょっと時間的には急がなきゃいけないかなという気持ちは今指摘のとおりあります。だけど、これはもう公募してどんどん案を固めていけば、漁協のほうからも2度開いていますので、おおよその案というものは出てきておりますので、その辺をあわせて進めていくのには、もうそれほど時間はかからないで済むと思っております。

委員(近藤昇一君)

最終的にはいつごろをめどに結論を出すというおつもりなんでしょう。町のほうとして。

町長(森英二君)

それ、そうですね、今、8月に入っているわけですけれども、公募の仕方がちょっと、広報でそのままだと大分時間がかかってしまうので、何らかの住民の公募の仕方を工夫して、早くそこら辺の住民参加を得ていきたいなというふうには思っておりますけども、秋になってしまうなということは思っております。ちょっとまだそういう意味で、また日にちを言うと明確に決まっておりませんので、秋ということで答弁しておきます。

委員長(待寺真司君)

ちょっと1点ですね、心配しているのは、結局、待たせているわけですよね、ある意味。事業の整備事業費、20年度予算、今のところまだ申請書を出してないという状況で、もうどこかの段階でアウトだよということがあろうかと思うんですよね。県・国のほうから。その辺を委員会としてもずっと調査で追ってきている中で、心配しているところで今、委員さんが期日はどうなんだというところだと思いますので、その辺しっかり国・県とのね。

町長(森英二君)

この文書の下から、本文のほうの4行目から…下から4行目、早急に代替案をまとめて要請する予定ですけれども、次年度にずれ込む可能性もあります。ここのところが6月30日に私、訪問した一つの意味もありまして、そこら辺のところ、どうしても本年度に間に合わない部分については、次年度にずれ込む可能性もあるということを文書にしておいて、私が直接伺って、その説明もしたということであります。だから、この早急にまとまらなければ、これが全部パーになるという理解はしておりません。

委員長(待寺真司君)

ちょっとこの内容とか経緯とか、何かその点に関して御質疑のほうはよろしいですか。今後の経緯についてはまた委員会でも所管事項等々でやりますので、部長のぜひ動き等ですね、国・県のさっき方針についてもまだ、いろいろ種苗事業なんかに関しても違いが出ているというような御説明もいただいたので、逐次御報告をいただきたいということをちょっと委員長から要望をしておきます。
それから町長、最後ちょっと…最後でよろしいですか、あと何か。

委員(畑中由喜子君)

確認をね、お願いしたいんですけれども、やはりこのこういう文書のやり方、出し方を、今後はしないというふうにね、控えるというふうに、やはり町長のお立場としてはこういうことはもうなさらないというふうにしていただけるかどうかね、その確認だけは。そうじゃないと職員だっておちおち仕事していられないと思いますよ。

委員長(待寺真司君)畑中委員のちょっと質問に付属させていただいて、この内容を聞いていると、この文書の作成は町長が行ったという理解でよろしいですか。

 

町長(森英二君)はい、そうです。

 

委員長(待寺真司君)町長が作成して、課長名で出したということは、以降ぜひ慎んでいただきたいという。

 

町長(森英二君)

それは、そのことは違いますよ。

委員(畑中由喜子君)

町長がおつくりになった文書を町長名でお出しになるのは、私は何も問題ないと思ってるんですよ。それ、さっきどなたかの意見もありましたけども。それはもうほとんどこの委員会としてはみんなそう思ってると思います。だけど、町長がおつくりになって、しかも何にも決裁のない文書が、公印も押してない文書がこういう形で出て行くというのが問題だと思ってるんですよ。それを伺ってるんです。

町長(森英二君)

これ、今、町長がつくったのか職員がつくったのかという指摘がありましたけれども、私、責任持って自分でつくって、職員からも、ここのところはこんなのどうだろうと。要するに一緒につくったということでいいと思います。原案は私がつくりました。だって、こういう趣旨で町長としても先方に伺いたいんだからということを強調したかったわけですから。待ってくださいよと、場合によっては来年度になるかもしれませんよということを言いたかったから、こういう文書になっているんで、どちらがつくったからって、大きく変わる内容じゃないんです。

委員長(待寺真司君)

そういう問題じゃなくて。

町長(森英二君)

ですから、今の手続上の問題は、改めるところは改めて、次回以降やっていきます。

委員(畑中由喜子君)

内容がね、いいとか悪いとかではなくて、メモとしてね、必要になるという…だとお思いになってつくられたということは、それはそれでいいんですよ。内容に賛成か反対かはまた全然別の問題ですから。だけど、こういう手続を踏まずにね、出されたということがやはり大きな問題になってくるだろうと。公的な文書として出す場合にね。だから、それをやはりきちんととらえていただきたいと思っているんです。それだけです。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。他の委員の皆様、よろしいですか。じゃあ、委員外議員から挙手がありますけれども、よろしいですか、発言を許可して。それでは山梨議員。

委員外議員(山梨崇仁君)

ありがとうございます。この文章中でですね、一文、先ほども質問が出てましたけども、4行目の…ごめんなさい、5行目の近隣住民とのという点につきまして、先ほど町長の御答弁の中ではですね、住民公募のスケジュール、それから検討がもうできているという御発言がございました。それは今、この課題になっている決裁のルールもございますが、決裁された形でスケジュール検討ができているというふうに判断してよろしいんでしょうか。まずその点、伺います。

町長(森英二君)

その公募する文書のことですか。公募する文書については、まだ決裁だとか何かやっておりません。文書ができてるということなんです。文書の案だけね。それを公募してというよりも…いや、決裁してというよりも、私と職員とで共通でつくった文書が公募する文書ができておりますということです。ただ、それの町民サービス課かな、公募する場合には、通すの。そこのところで出すのを今、ちょっと待っているという段階です。

委員外議員(山梨崇仁君)

それはじゃあ公文書でもう既に存在しているというふうに考えてよろしいんですか。それともまだ公文書ではないという状態なんでしょうか。

町長(森英二君)

公文書じゃないですよ。案ですよ。まだ案がつくられて…。

委員長(待寺真司君)

まだ庁内でたたいている案の段階の文書というさっきの発言で。

町長(森英二君)

そういう意味です。

委員外議員(山梨崇仁君)

もう1点、スケジュールという御答弁がございましたが、そのスケジュールについてもまだできてないんでしょうか。それとも、先ほどできてるというふうに発言されましたけども、どのようなものができてるんでしょうか。

町長(森英二君)

できてるというのは、公募するための文書ができてると。だから、もうそれを出せば、そのままどんどんスケジュールが進んでいくということの意味で、準備はできてると言ったわけです。

委員外議員(山梨崇仁君)

そのスケジュールが進んでいく、スケジュールというのはあくまで10月に出します、11月に公募しますといった、予定の計画があるかないかというものがスケジュールだと思うんですが、それはまだないんですか。それとも、出す日程も決まっていて、いついつ公募してというスケジュールもあるんですか。どちらなんでしょう。

町長(森英二君)

これは担当と最後の詰めをもう早急に行いますけれども、今の考えでは一番早く出る広報、今の場合であれば9月、間に合えば9月ですね。今、6日かな…いや、少しのスペースですから。もし余裕がとれれば9月ということになりますし、最悪それがもう全部固まっていて無理であれば、10月になるということになります。そういう程度の内容が進んでいるということですね。

委員長(待寺真司君)

いろいろな検討中ということで御理解いただければと思います。
では、町長に対する質疑のほうはこれで終結いたしたいと思います。それでは町長、退出のため暫時休憩いたします。どうも御苦労さまでした。

町長(森英二君)

どうもありがとうございました。(午後0時05分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて委員会を再開いたします。(午後0時10分)
それでは、休憩前に今、町長からの質疑終わりまして、その前に課長からの報告の中で、本年度の真名瀬漁港再整備事業の中の環境調査とか、それから種苗放流事業についての内訳での予算の申請というのが可能ではないかというようなお話がちょこっと説明の中でありましたので、その辺について、非常に重要なことでありますので、もう少し詳しく御説明をいただきたいということで、委員さんのほうから要請がありましたので、よろしくお願いいたします。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

では、その件について説明させていただきます。6月に県と国のほうで調整をした際に、県のほうの担当者、3名行っておりますので、聞き間違い等はないとは思うんですが、国のほうからは内訳申請は受け付けないというような形のお話があったということで、町のほうから申請に行った時点で、その場では受け取っていただけなかったという前回報告をさせていただきました。7月3日に県と国のほうで、その辺の再調査という形でお願いしたところ、国のほうでは調べたところ、法律的にとか、規約とか、そういうので内訳申請は認めないというようなものはないと。県が来られたときにお話しした担当者と県が再度調整したんですが、国のほうはそういうつもりで言ったのではないというような形のお話がございまして、県のほうはその場では、ではうちが聞き違えたという形で帰ってきましたということで御報告がありまして、ですから内訳申請自体に関しては、出せば受けていただける方向に今、進んでおりますということでお話をいただきましたので、それで一応帰ってきまして、うちのほうで調査ができる…内訳申請の内容的なものができるのか、今、調査をしておりまして、種苗放流等に関しましては、うちのほうで調べた段階ですと、一度種苗をお断りを、要するに申請を受け付けていただけなかった時点でお断りをしております。そのために種苗放流というのは、その年にまく大きさのものというのは、数決まっておりますので、よそに回していたりとかいう場合がございますので、改めて手を挙げた場合に、うちに回るものがあるのかどうかというのを今、早急に調査をしております。それが、そのものがあれば、それに関しては問題ないと思うんですが、もしなくて、例えば1年置くような小さいものしかないと。それをまいた場合に、それは交付金のほうの対象に、例えば2年、3年で大きくなるものだったらいいけど、5年、6年たたなきゃ大きくならないようなものをまいたときに、対象になるのかというような問題も出てきますので、県と国でちょっとその辺を調べていただきたいというお願いを、電話でこれは帰ってきてからいたしました。
もう1点のほうの調査のほうなんですが、調査のほうに関しましては、実は帰ってきて調べましたところ、前回やっているのは6月と11月。今回調査の6月がもう期限過ぎておりますので、1回だけでやった場合に、先ほど言った交付金の対象として見ていただけるのかというのも、再度ちょっと国に確認していただきたいという形で県のほうにお願いを今しているところで、その回答ができるだけ早くというお願いはしているんですけど、今月いっぱいぐらいかかるという形の先ほど申し上げたような回答を得ているというのが現状でございます。

委員長(待寺真司君)

ただいまの件につきまして、委員さんのほうから何か御質疑。

委員(伊藤友子君)

その6月の調査ができなかったと。そうすると今度はその調査をするのはいつですか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

ですから、6月と11月、前回6月と11月と調査しておりますので、日にちがずれちゃったときに、交付金とか何かの対象に、問題にならないのかどうか。例えば11月と3月に2回やる、または11月だけをやるといった場合に、交付金のほうの対象として扱っていただけるのかどうかというのを確認を今しているということです。

委員長(待寺真司君)

よろしいでしょうか。では、ありがとうございました。それでは、本日の真名瀬漁港再整備事業についての所管事項はこれをもちまして…何か、意見。所管事項調査の意見。退席していただきますか。ちょっと職員退出の前に1点だけ報告ということで、副町長のところが7月16日に回答というお話が前回の所管事項でありましたので、その動きについて報告をしたいということでございますので、報告をお願いいたします。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

一応7月17日の回答ということで、一応現在測量作業、境界の作業を続けていると回答をいただきまして、7月の29日に横須賀土木事務所、東部漁港事務所、漁協の事務局員、部長、私、担当と4名で行きまして、あと近隣の、隣の所有者の方と。29日に立ち会いを行いまして、今、最終図面を作成しております。その図面ができ次第、境界確定がそこである程度決まりましたので、図面をつくりまして境界確定を行いまして、その後すぐに御本人から取り壊すというお話をその場で伺わせていただきました。今その図面のほうを制作、業者のほうがかかっておりますので、できたときにまた御報告をさせていただきたいと思います。

委員長(待寺真司君)

図面が出て、出っ張っていた部分は取り壊すという御本人から回答があったということですね。

委員(近藤昇一君)

図面ができるのはどの時点。1カ月かかるのか、2カ月かかるのか、半年かかるのか。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

その時点では1カ月ぐらいという話ではあったんですが、早くできる場合もありますし、何かのかげんでちょっと遅くなるというのもあるということで聞いております。

委員(近藤昇一君)

今述べられたの、後で資料で、文書でいただける。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

Tと書いたのがございますので、そちらでよろしければお出しいたします。

委員長(待寺真司君)

それでは、よろしくお願いいたします。他によろしいですか。はい、ありがとうございました。委員外議員から質問、挙手がありましたので、発言を許可いたしたいと思います。

委員外議員(鈴木道子君)

ありがとうございます。1点だけ。図面を作成中ということは、もう既に境界が入っている状態ですか。

委員長(待寺真司君)

立ち会って確認して杭を打っているかどうかということだと思いますけれども。

産業振興課課長(鈴木貞夫君)

今現在、確定したマークをつけましたので、それで正式にはかりまして、そこにまた図面を引いてからやるという形になります。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。それでは、これで質疑を終了したいと思います。職員の皆さん、ありがとうございました。オーバーしまして、すいません。御苦労さまでした。
職員退出のため、暫時休憩いたします。(午後0時18分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて委員会を再開いたします。(午後0時18分)
ただいま所管事項調査につきまして、真名瀬漁港再整備事業について行いました。何か委員の皆様から御意見、要望等引き続きございましたらお願いしたいと思いますが。

委員(畑中由喜子君)

先ほど私の意見になってしまうけどということで、質疑としては打ち切ったんですが、この真名瀬漁港の再整備事業についてのこの議論ですね、検討、どう考えても、漁協が先行してしまってね、そこで漁協の意見としてはもうこういうふうにしてほしいんだと、こういうものを要望が固まったんだというものをもって、今度住民の団体と一緒になって、それが合わなかったらどうなるのかということですよね。どう考えても、それがうまく回ると、私の頭では考えにくいんですが、町長はなさると言っているんですけれども、そのやり方をね、すごい工夫が必要なんじゃないかなということ、議会からも何か言っておいたほうがいいのかなって思うんですけど。だって、余りに矛盾したことになっちゃうんじゃないかなっていう気がするんですよね。時期的にも早くしなければ、これは今度交付金の絡みもありますから、そういう時間的な制約もある中でね、どうもその辺が。それと漁協の中での意見が分かれているというのも、すごく気がかりなところなんですよ。だから、議会としてあと何ができるかといったら、引き続き所管事項でやっていくしかないのかな。でも、どこかの時点で所管事項の調査結果みたいなことで、中間報告というのを前にやったことありますよね。そういう形で、議会としての意見表明をしておいたほうがいいのかな、あるいはという思いもあるんですけども、それはまた皆さんと御相談ということではありますが。何かやっぱり一言言っておく必要があるかなという思いがあります。

委員長(待寺真司君)

先ほどの町長の御答弁で、公募についてまだたたき台の段階で固まってない。それからスケジュール的なものもまだ、ちょっと具体的に出てないんじゃないかなという危惧、懸念は持っておりますので、当委員会としても引き続き所管事項調査と、それから担当課と密に連絡をとり合うような形で、きょう畑中委員、また近藤委員からの意見も担当課聞いていると思いますので、今後についてどう考えているのかも含めて、調査という形で、正・副委員長にお任せをいただきまして、その辺を引き続き調査し、次回の委員会にまた報告できるような形で進めてまいりたいと思いますけれども、畑中委員、そのような扱いでよろしいですか。また一般質問等でその辺、9月になっても何にも動いてなければ、総括とかもあろうかと思いますので、よろしくお願いします。

委員(近藤昇一君)

あと、さっきのね、文書の件だけど、委員会としての何らかの意思表示したほうが私、いいんじゃないかなって気がするんですよね。町長、今後はないようにと言ったっけ、どういう答弁だったかな。私ちょっとあの答弁では不満足なんだよね。反省してないんですよ。ですから、委員会の決議という形かな、何か、それはちょっと委員長、研究しておいてください。事務局と相談して、どういう方法があるのかね。それは皆さんの同意が得られるかどうかという問題もありますけど、一応検討してみてください。

委員長(待寺真司君)

そうですね、今、近藤委員からの御提案がありましたけども、この今回の文書につきましては、町長がつくったものであるにもかかわらず、町長名でなく課長名で出したということは、ちょっと文書の作成方法、それから公文書としての扱い方、出し方等について、ちょっと問題が大きいかなというふうに思いますので。

委員(近藤昇一君)

仮に町長つくったとしても、部長、課長ね、ちゃんと。そういう流の中で課長の名前で出てくるんだったら、おれはいいと思うんだけども、その流がない中で、いきなり。

委員長(待寺真司君)

その場で渡されたって。

委員(近藤昇一君)

それはやっぱり絶対まずいと思ってる。

委員(伊藤友子君)

それに関連だけれども、この文書自体がね、高梨部長が後日知ったということで、ある一定時期、不存在だったというね、ところを、それじゃまずいからというので、この復命書を出せというので、こことここの関連があるようで、この実態というのはまた別々ですけれども、この文書自体を部長が知らなかったというね、これは大きな問題だと私も思います。それがとても町長にはそれが大きな問題だというふうにお考えになってないようなので、正・副委員長でこの辺調べられて、善処なさるときに、この点もよくよくちょっときちんと調べてみてください。

委員長(待寺真司君)

それでは今、近藤委員、伊藤委員から要望がございましたけれども、とにかく今回のこの文書の扱い方も含めて、やはり委員会として何らかの形で町長に対して意見を申したほうがいいのではないかというような御意見であろうかと思いますけれども、委員の皆様、そのような形でとりまとめて、そしてどのような方法があるのか、ちょっと事務局、正・副で研究をさせていただきまして、次回委員会に何らかの形で提案をさせていただくように進めたいと思いますけれども。

委員(森勝美君)

ここに町長が出席してちゃんとお話をされたんですから、それで了解したというふうに私は思っています。

委員長(待寺真司君)

私は思っているという御意見でございますけれども、他の委員の皆様はきょうのお話では御理解いただかなかったということでございますけれども。委員長としてもきょうの答弁で、若干やはり文書について近藤委員おっしゃるように事前に町長がつくられたにしても、出す前に職員とのディスカッションがあるべきであると思います。

委員(森勝美君)

それはそのとおり、今ね、委員長がおっしゃるとおりだと思います。これについてやはりそこまでの思いが至ってなくて、課長がそのように、今までの慣例として多分課長がこうやって出されていたんじゃないかと。

委員長(待寺真司君)

慣例はないでしょう。

委員(森勝美君)

いやいや、水産課のほうにね、課長が以前からの対応をされていたということで、このように多分、課長の名前のほうがいいんじゃないかというふうに思われたと、先ほども説明がありましたとおりだと思います。ここに出てきてちゃんと説明をして皆さんの質問にお答えしたんですから、私はそれ以上のことを何ら問題はないというふうに思います。

委員(伊藤友子君)

森委員のおっしゃることはわかるけれども、もっとそれよりも広範囲に、職員の事務決裁規程とか文書規程とかね、そういうところでもって町長はおわかりにならないまま違反されてしまったというふうに私は思いますので、二度とこういうような間違いがあって、とんでもない事態が引き起こさないようにというのがみんなの委員の老婆心じゃないかと思いますので、やっぱりはっきりするところははっきりしておいたほうがいいと思います。

委員(近藤昇一君)

ただ、ここでもって言った言わないだけでね、私は済ませられる、議会としてもやっぱり責務があると思うんですよ。議会にこんな文書出されてね、議会が黙っていたと。町長には伺った(テープ2-B)別にこれ、責任追及するとかそういう面では私はないと思うんですよ。注意を促すという面でね、私は議会としてはただすものはただすということでやるべきだと。それが議会の責務だと思います。議員の責務だと思います。

委員長(待寺真司君)

いろいろ御意見いただいていますが、文書規程等もね、調査をいたしまして、それで今後の対応も含めてね、注意喚起というのはやはり必要だと私も思いますので、ちょっと一度お預けいただきまして、次回委員会にどのような形で対応するのかも含めて、これはやはり委員会のね、皆さんの意見が一致して初めて委員会として意思を出せるということだと思いますので、ちょっと時間をいただきまして、調査のほうを進めていきますので、そのような形でよろしくお願いいたします。それでは、本日の所管事項については以上とさせていただきます。
では、その他でございますが、前回委員会で御提案させていただきました視察先、事務局のほうで対応をとっていただきましたら、両町とも快くお引き受けいただきまして、日程のほう決まりました。今お手元のほうに配付をさせていただいておりますが、先般も申しましたように、非常に和歌山というのは本州の中で一番時間的にかかるところで、飛行機等々も検討したんですが、やはり電車が一番時間的に間違いなく動けるという部分で、初日が6時15分集合の帰りが11時半到着予定ということで、本当に丸2日の視察ということになりますけれども、内容等書かせていただいておりますが、津波防災に非常に先進的に取り組んでいる和歌山県、それから漁港のいろいろな整備、それから栽培事業に関しても積極的に取り組んで、また海岸の環境保全にも非常にすぐれた取り組みをしている串本町ということで、この2つの町を訪問する計画となっておりますので、このような形で進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
次長、この件で何か補足、それから当日集合場所等について何かありましたら。これまでの期間で委員会を開くことはないと思います。ただ、きょういろいろいただいたのをとりまとめて、次回定例会が24日ですので、24日の前に一度、陳情も継続になっておりますので、開くと思いますが、次回皆さんとお会いするのが9月4日の視察当日になろうかと思いますので、その辺の集合時間等再度確認を次長のほう、お願いいたします。

議会事務局次長(山本孝幸君)

では、簡単ではございますが、9月4日の日に一応逗子駅に集合していただいて、当日視察先といたしましては有田郡の広川町に出向きまして、お昼にちょうど湯浅に着きますので、湯浅駅から約徒歩10分ぐらいで広川町の役場に行きますので、昼食については湯浅駅からちょっと歩いていただいて、とって、1時半…1時に広川町のほうの総務課長の西岡さんのほうに防災対策ということで、津波ハザードマップ等についても含めて、簡単な広川町の防災対策についてお話を伺った後に、稲むらの火の館ということで、昔の南西地震のときの教訓を生かした防災教育センターというものがございますので、そちらで約60分程度、見学と体験をしていただいて、午後4時2分の電車でまた約2時間ほどかけまして串本に行きまして、一応ホテルに泊まって向こうで紹介してもらった道の駅だと思いますけれども、そちらのほうの町がやっているところで夕食をとるということで、5日の日につきましては、朝9時半から串本町のほうに参りまして、漁港の振興策に水産課長からお話を承った後に漁港の整備状況を二、三カ所見た後に、樫野の公園の漁協でやっている直営の釣り堀でございますので、そちらを見た後に、あと串本海中公園ということで、ラムサール条約のほうの登録もされているところを見学して、4時12分の電車に乗って逗子へ約、夜の11時半ごろ到着予定ということで、詳しい日程、集合につきましては、改めて各委員さんあてに文書でメールあるいはファクスで出しますので、よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

ということでございますので、9月の4日(木曜日)6時15分、逗子駅集合で、乗る電車は一応6時23分を予定しておりますので、ちょっと早いですけれども、集合のほうをよろしくお願いをいたします。
それでは、本日継続案件それから調査事項等いろいろとございまして、次回定例会前に委員会のほうを開催したいと思いますが、4、5以降で24日以前というと、8日の週は…尚政会さんがいらっしゃらないですね。そうすると、明けて16、17あたりは、16(火曜日)、もしいろいろ陳情審査とか決が出るようですと、意見書等もございますので。10、11、12がいらっしゃらないですね。8、9は森戸のお祭りですよね。7、8か。ちょっと暫時休憩します。(午後0時34分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて委員会を再開いたします。(午後0時35分)
それでは…そうしましたら、次回委員会のほうにつきましては、9月9日、16日のどちらかで、ちょっと調整をさせていただきます。そのときに先ほど来出ております水源地の現地踏査ができれば、そのときに行いたいと思いますので、また決まり次第、御連絡をいたします。
それでは、本日の委員会の結果につきまして、事務局のほうから報告をいただいて終わりたいと思います。

議会事務局次長(山本孝幸君)

本日の陳情第20-8号につきましては継続審査ということで、次回持ち越しということであります。所管事項の真名瀬漁港再整備事業等につきましては、引き続き再度所管事項としてやっていくということでございます。それから先ほど出ました文書の取り扱いにつきましては、どのような方法があるか、正・副委員長と確認しまして、次回のときに何らかの委員会としての意見表明ができる方法について検討してまいります。一応以上でございますね。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございました。それから、所管事項調査につきまして、長者ケ崎の町有地、それからきょう報告をいただきました副町長の占有地につきましても、境界確定、図面策定というお話が出ておりましたので、その辺も動きがありましたら報告できる。もしくは所管事項調査の題目として挙げるという形で進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
では、本日につきましては以上でございますが、委員の皆様のほうから何かございますでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、本日の総務建設常任委員会、これをもちまして閉会といたします。ありがとうございました。(午後0時38分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成20年9月9日

総務建設常任委員会委員長 待寺真司

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更新日:2018年02月02日