教育民生常任委員会会議録 平成29年12月25日
開催年月日
平成29年12月25日(月曜日)
開会時間
午後1時30分
閉会時間
午後3時33分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 所管事務調査
(1)第2期葉山町健康増進計画・食育推進計画(案)について
(2)学校給食センター建設調査業務委託進捗状況の最終報告について - 行政視察について
- その他
(1)国民健康保険における制度改革について
(2)その他
出席並びに欠席委員
出席 6名 欠席 0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 窪田美樹 | 出席 |
副委員長 | 石岡実成 | 出席 |
委員 | 横山すみ子 | 出席 |
委員 | 鈴木道子 | 出席 |
委員 | 待寺真司 | 出席 |
委員 | 笠原俊一 | 出席 |
オブザーバー | 議長伊東圭介 | 出席 |
傍聴者
飯山直樹議員 山田由美議員 近藤昇一議員 畑中由喜子議員 土佐洋子議員
一般傍聴者 4名
説明のため出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
福祉部部長 | 仲野美幸 |
町民健康課課長 | 高橋雅宏 |
町民健康課課長補佐 | 千葉和久 |
町民健康課課長補佐 | 伊藤優子 |
町民健康課課長補佐 | 矢島和明 |
町民健康課係長 | 大野 聡 |
教育部部長 | 沼田茂昭 |
教育総務課課長 | 野田仁 |
教育総務課課長補佐 | 虫賀和弘 |
政策財政部部長 | 小山誠 |
財政課課長 | 和嶋 敦 |
公共施設課課長 | 行谷友良 |
公共施設課課長補佐 | 長谷川宣治 |
公共施設課係長 | 臼井秀昭 |
会議の書記
議会事務局局長 田丸良一
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局主任 佐々木周子
会議録署名委員
委員長 窪田美樹
会議の経過
◎委員長( 窪田美樹君 )
皆さん、こんにちは。ただいま、本日ただいまの出席委員は6名となっております。定足数に達していますので、教育民生常任委員会を開催させていただきます。
(午後1時30分)
お手元のほうに次第のほうが配信されているかと思いますが、本日の進め方、所管事務調査として第2期葉山町健康増進計画・食育計画、2番目、学校給食センター建設調査業務委託進捗状況の最終報告で、行政視察について、その他となっておりますが、本日の会議の進め方ですが、まず3番目のその他に関して、国民健康保険における制度改革についてを扱った後、所管事務調査に入りたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり )
ありがとうございます。それでは、職員入室のため暫時休憩いたします。 (午後1時31分)
◎委員長( 窪田美樹君 )
それでは、職員入室しましたので、休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午後1時32分)
職員の紹介をお願いいたします。
◎福祉部部長( 仲野美幸君 )
それでは、職員の紹介をさせていただきます。隣から、町民健康課長、高橋です。課長補佐、千葉です。すいません、順番ちょっと違うんですけども、課長補佐の同じく矢島です。同じく伊藤です。係長、大野です。以上、よろしくお願いいたします。
◎委員長( 窪田美樹君 )
それでは説明を。
◎福祉部部長( 仲野美幸君 )
まず初めに、12月11日の議員懇談会におきまして、国民健康保険の制度改革について御説明差し上げました。その際の資料につきまして、訂正がありましたので、きょうここでおわびさせていただきます。大変申しわけございませんでした。説明のほうは、皆さんの議員懇談会でお知らせしたことなんですけれども、議長、委員長に御相談させていただきまして、本日の委員会のほうで御説明するということで御承諾いただいたところでございます。
説明は課長のほうからさせていただきます。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
それでは、今、部長のほうから御説明いただいた件につきまして説明をさせていただきます。
きょうお配りをいたしました参考資料、こちらですね、参考資料、議員懇談会という資料でございます。これをごらんください。前回ですね、12月の11日、この資料をもとに皆様に御説明をさせていただきました。ここの中で、エのところですね、私の手元の資料だと6ページのエのところ、新たに保険給付費交付金として保険者努力支援制度が導入されますというところの独自目標と書かせていただいたことに関しまして御指摘を受けておりました。その件に関しまして、きょう御説明をさせていただきます。
この資料を読ませていただきます。国民健康保険における制度改革についての独自目標は、独自指標(国保固有の指標)であったことをおわびをいたします。こちらのほうでちょっと転記ミスがございましたので、こういう形でございました。
それから次にですね、表の中から国保固有の指標としてわかりやすいものを2つ抜粋をして掲載をさせていただいておりました。葉山町として2つのみを実施するという趣旨ではございません。また、国保固有の指標は右の表に記載の6項目がございます。全ての項目で努力支援制度のポイント加算がございまして、それにより交付金がふえる制度でございます。この右のとおり、指標の1から指標の6まで、この項目について、葉山町のほうで今実施している項目がございますので、それについてはこの項目に当てはまればポイントが加算されるという状況でございます。
またですね、1枚おめくりいただきまして…すみません、今ごらんいただいている平成30年度各市町村標準保険料率の算定集計表、これ、仮計数という形で懇談会のときに御説明をさせていただいた表でございまして、県内の自治体のデータがないのかという御指摘がございましたので、この表をつけさせていただいております。これをごらんいただければ、所得割の割合とか資産割、あるいは被保険者均等割、それから世帯平等割という項目の金額が各自治体の全てが載っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。
まず国保のことは以上でございます。
◎委員長( 窪田美樹君 )
国保の国民健康保険における制度改革に関しての説明は以上です。何か質問のある方いらっしゃいますか。
◎委員( 待寺真司君 )
ちょっと国の固有の指標の中で、どういう取り組み状況でこれでポイントになるのかよくわからないのが指標の5なんですけれども、これ、第三者求償の取り組み状況というのはどういうことを国は地方自治体に求めてポイント制度にしようとしているんでしょうか。それが多ければいいということですか。
◎町民健康課課長補佐( 千葉和久君 )
県のほうからですね、資料をちょうだいしておるわけなんですけれども、今、待寺委員さんのですね、御質問で、第三者求償の関係、こちらのほうは通常業務で行っていることなんですけれども、例えば第三者求償のですね、レセプト等を抽出しまして、きちんと確認作業を行っているかとか、あと実際、損保会社のほうとですね、確認作業を行っているとか、その辺の通常業務を行っている上で、きちんと仕事をしておるかどうか。それによってポイントが加算されるというようなことです。
◎委員( 待寺真司君 )
この間ちょっと、どこだっけな、本会議だったと思うんですけど、医療費通知の取り組みで、町長が、私もちょっとあれが届いてというようなお話ありましたよね。これは、それを実施すればするほどポイントがついて町に戻るという、何かそういうシステムというふうなことで理解しておいてよろしいんですか。
◎町民健康課課長補佐( 千葉和久君 )
医療費通知の内容がですね、きちんと記載されたものが通知されてるかどうかということからですね、例えば医療費通知の中で、医療費の額を表示しているかとか、あと受診年月を表示しているか、あと1年間分の医療費について漏れなく通知しているかどうか、あと医療機関名だとか、通常ですね、医療費通知に記載されている内容について記載されておればポイントが加算になるということで、逆に、何通以上出したらとかいう部分ではポイント加算のほうには書いておりません。
◎委員( 待寺真司君 )
ごめんなさい、他の自治体の全然調べたことなくてね、聞いちゃって申しわけないんですけども、医療費通知自体は県内では統一で、例えば全国で見るとどういうふうになってるとかと、そういう状況は、今、内容をいろいろ言われましたけども、当然どこの自治体もそういった内容を盛り込んでやっておられると思うんですけれども、内容は全く一緒ですか、どこも。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
これは国保連のほうに葉山町は委託をお願いをしているんですけども、他の自治体さんがどのようにしているかはちょっとわからない部分です。一例を挙げますと、例えばレセプト点検なんかは、小さい自治体、例えば葉山町ですと、レセプト点検ができる職員を置くよりは国保連さんにお願いをしてやっていただいているんですけど、大きな自治体ですと自前でやられてるとか、そういう状況がありますので、ちょっと把握はできておりません。
◎委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。
◎委員( 待寺真司君 )
多くてすいません。指標のね、4で、国保の視点からの地域包括ケア推進の取り組みって書いてあるんですけど、国保の視点って、どんな視点ですか。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
これも30年度における評価指標という形で、その資料の中で記載されているものにつきましては、国保の視点から地域包括ケアの推進に資する、例えば下記のような取り組みを国保部局で実施しているかということがございまして、地域包括ケアの構築に向けた医療…医療というところですね。医療、それから介護、保健、福祉、住まいなどの部局横断的な議論の場への国保部局の参画というようなことですね。それから、地域包括ケアに資する地域のネットワークへの国保部局の参画。それからKDB…KDBシステムって、国保データベースシステムの略なんですけど、KDBレセプトデータを活用した健診事業、介護予防・生活支援の対象となる被保険者の抽出とか、このような項目ですね。ほかにもあるんですけど。そのようなことがあります。
◎委員( 待寺真司君 )
ちょっとこれ、書いても消えちゃったりするんで、例えばそういった資料はお出しいただけますかね、この国保の資料の詳しい内容については。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
この前と同じように、県のほうに確認をさせていただいて、よろしければお出しできると思いますので、はい、よろしくお願いいたします。
◎委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。よろしいですか。それでは、職員退室のため、暫時休憩いたします。 (午後1時43分)
◎委員長( 窪田美樹君 )
休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午後1時44分)
それでは、第2期葉山町健康増進計画・食育推進計画(案)について御説明をお願いいたします。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
では、まずですね、第2期葉山町健康増進計画・食育推進計画概要をごらんください。
計画の目的。健康増進法では、国民はみずから健康の増進に努めなければならないとされており、一人ひとりが主体的に健康づくりへの行動がとれるよう、市町村が行動計画を策定するよう規定しております。また、食育基本法では、生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむための食育を家庭・学校・地域などとの連携の中で推進していくように規定をしております。これらの法律に基づき、町民の健康増進・食育推進の一次予防を目的に策定するのが本計画でございます。
本町においては、第1期計画において、これは平成25年度から平成29年度でございます。関係機関と連携しながら健康づくり、食育推進に取り組んでまいりました。第1期計画の事業評価と見直しを行い、第1期計画策定時の町民アンケートの結果や意見懇話会での検討内容を踏まえ、町民みずからの行動を町が応援していく立場で第2期計画を策定いたしました。この計画をもとに、関連機関、地域団体等と連携して取り組んでいくことで、第四次総合計画の基本計画「一人ひとりが大切にされ、自立し、健康で生き生きと暮らしているまち」の実現を目指し、町民が生涯健康に過ごせることを目的にしています。ということでございます。
それで、資料、もう既にお配りをさせていただいておりますけれども、ここの中の、皆さんのページでいきますと7ページになると思います。ここに基本理念、それから基本方針の1、それから基本方針の2、それから基本方針の3、8ページにかけて記載をさせていただいております。
基本理念につきましては、「健康なまち 食育のまち 葉山」ということで、健やかに、穏やかに、生き生きと暮らし、自然の恵みを取り入れた食を楽しみ、みんなで手を取り合って「健康なまち 食育のまち 葉山」をつくります。という、これ大前提の理念がございます。
基本方針1には、「あなたの」健康づくりや食育への関心を高め、行動を起こすきっかけづくりをいたしますということがございます。
それから、基本方針2として、「みんなと」人々の交流を深め、関係機関や地域団体と協力して、より効果的な健康づくり、食育推進活動を実践します。ということがございます。
基本方針3として、「このまちで」葉山の自然の恵みを生かした健康づくり、食育推進活動を展開していきますということでございまして、議会のほうからもいろいろ御指摘はありました、この健康増進計画・食育推進計画に学校の給食のことはどうなってるんだという御指摘があったことに関しましては、ここの基本方針3の上から3番目ですね、子供たちの健やかな成長に向け、おいしくて健康的な給食など学校・保育所等と協力した食育の推進を目指しますという項目をここに記載をさせていただいております。
また、11ページには計画の策定に当たっての背景と目的を記載をさせていただいておりますが、ここの13ページですね、ここに表がございます。図がございます。この図がですね、第四次葉山町総合計画が基本計画、町の根幹をなす計画でございますので、ここの中に今回の第2期葉山町健康増進計画・食育推進計画が規定をされており、そのほかの子ども・子育てとか、あるいは高齢者福祉計画というような、福祉部で所管をさせていただいている計画とか、あるいはその下にあります学校における食に関する指導の全体計画と、あるいはその他関連計画というものがここに位置づけをされております。
次に、2ページ送っていただきまして、計画の期間でございます。15ページになるかと思います。この計画の期間につきましては、30年度から34年度までの5年間の計画を期間として設定をさせていただいております。
それからですね、次に第4章になります第2期計画の推進ということで、29ページになろうかと思います。こちらをごらんください。第1期の計画と、それから今回新たに設定した第2期の計画の関連図というふうになっております。乳幼児期につきましては、第1期の計画で項目を3項目立てさせていただきましたが、これにつきましてはその右に記載してありますように、母子保健法、児童福祉法に基づいて、子ども・子育て支援事業等で実施をさせていただいているということで、これはちょっと戻ってしまうんですけど、これは既存概要…既存事業というのが3章でつけさせていただいております。ここの中のNo34から55ということで、そこにこの項目でやるべきことといいますか、やっていることがここで、このほかの計画でやってますよと、事業でやってますよということで記載をさせていただいております。
それから、学童期ですね、これもまた3つの項目を第1期で計画をさせていただきましたが、この真ん中の「レッツ!磯遊び」教室という部分につきましては、右のほうに行っていただくと、事業目的の次に矢印で、生涯学習課で実施中と。今見ていただいていると思いますけど、第2期計画の事業整理についてということで、乳幼児期につきましては右に行っていただくと、3項目が母子保健、児童福祉でやっているよという項目で書かせていただいております。それから、学童期の真ん中の「レッツ!磯遊び」教室、これについても生涯学習課さんのほうで実施をしていただいているという項目でございます。
思春期のところにつきましては、やはりここ、学校関係の項目がすごく多くてですね、第1期計画でこの思春期の目標というものは立てさせていただいたんですけれども、実際ここでやっていくというのが非常に町民健康課のほうの担当でやるというのが非常に難しいなということが、やはり計画を立てた後にいろいろとわかってまいりまして、それについてはこの右側、一番右ですね、第2期計画での事業項目という形で、統合なりをさせていただいて対応していければというふうに、第2期の計画では思っています。
それから青年期、壮年期、高齢期につきましても、統合をさせていただいて、大項目とするとですね、第1期の計画では6項目に分けたんですけれども、実際やるのが非常に難しいことが多くてですね、第1期の計画だったので、その計画について未熟だったといいますか、計画を立てたときの振り返りをしたときに、非常に難しかったなという部分がございましたので、その経験を生かして、第2期計画では3つの項目、子ども期、それから成人期、高齢期、この3つに集約をさせていただいて、事業をやっていこうというふうに考えております。
次に、皆様のページですと35ページになるかと思います。この35ページの第2期計画の事業計画について、子ども期という記載がございます。ここの目的の次の手段ですね、この手段のところに、やはり給食関連の項目「作る!食べる!楽しむ!私のカラダにやさしい食事」という、1-2というナンバーに関しまして、手段として、1、教育委員会・栄養教諭・学校栄養職員などとの連携による、おいしくて健康的な給食実施への協力とか、あるいは2として、子供の食への関心を高める取り組みを学校と行うとか、あるいは3として、子供の食への関心を高める取り組みを食生活改善団体「若宮会」と行うというようなことで、ここにも給食関連の項目を記載をさせていただいております。
簡単ではございますけれども、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
◎委員長( 窪田美樹君 )
ありがとうございました。何かこれに関して御質問がある方いらっしゃいますか。
◎委員( 鈴木道子君 )
ちょっと今さらながらなんですけども、給食関係、子供についての「おいしくて健康的な」というふうにありますけれども、私はそこに一言「安全な」ということが加えるということが私は必要だと思うんですが、その点はどのようにお考えになるでしょうか。
◎町民健康課課長補佐( 伊藤優子君 )
「安全な」という言葉の検討は、担当部署とはいたしました。その際に、一応健康増進・食育推進計画の中では、なかなか食の安全性のところ、例えば商品の材料の納入ですとか、選別ですとか、そういうところまではタッチできる計画ではないので、そういったところは学校の今後食に関する計画の中で、例えば食材の調達先ですとか、地産地消の仕入れ先とか、そういう安全性というところは恐らく触れていくという流れで、こちらでは健康な食事、今回例えば策定委員の中に歯科の先生ですとか、ドクターとかもいらっしゃるんですけれども、例えば食事の栄養価だけではなくて、かみ応えのある食材とかを使って、歯とか顎とかをしっかりつくっていかれるような食事にしていこうとか、そういったような健康でなおかつおいしい、あと減塩とか、そういう取り組みを取り入れていくとか、そういうような健康の視点でのイメージのところのみを差し当たり今回計画の中には表現していくというような形で、一応の話し合いというのはさせていただいています。
◎委員( 鈴木道子君 )
一応机上にのった議論がされたということで、安心いたしました。では、その次の段階で、横課との連携ですね、安全ということについて今回はこちらの分野の中で入れなかったけれども、給食関係ではぜひ入れるようにと。その横の連携をぜひやっていただきたいということと、それから、ちょっとすごく細かいことですけれども、「おいしくて健康的な」でしたっけ、「おいしくて健康的な」というのは、まあ何かひとり言として聞いていただければあれですけれども、まず健康的でおいしいというのが言葉の順番からするとそういう順番かなというふうに思いますけど、その辺のところはどうだったんですか。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
言い回しの問題だと思うので、そこのところは今回は意味合いが同じようなことであれば、このままやらせていただければと思います。
◎委員長( 窪田美樹君 )
なお、この計画は議会としてパブリックコメントもありますので、今回は質疑という形で行わせていただきたいと思いますが。
◎委員( 鈴木道子君 )
その点の議論というのは別に、どういう議論がなされたかがちょっと様子がわかれば伺いたいです。
◎町民健康課課長補佐( 伊藤優子君 )
策定委員会の準備を進める中で、ちょうど大磯のいろんな給食の問題というのが出ていたことがありまして、報道の中では、あたかも給食の中に食育を取り入れたことで給食がまずくなったことで残しが多いというような報道のされ方というのが、それが非常に問題なんじゃないかという話題が出ました。本来、給食というのはおいしいということがまず大前提で、なんだけれども、おいしさと、そして健康的な視点というのを両方入れていく。食育を取り入れてもまずくなるべきものではなく、本来おいしい、子供がおいしいと体感できる食事というのを提供できることがまず優先順位としては高いところにあって、それがなおかつ子供の成長・発達に見合った、体にいいものであることが必要であるという、そういう議論がありまして、その中でこういうような表記の仕方になりました。
◎委員長( 窪田美樹君 )
よろしいですか。ほかに。
◎委員( 待寺真司君 )
ちょっとまず日程的なことを知りたいんですが、これからパブコメかかってやりますけども、そのパブコメを受けて再度計画に対する委員会を開いて最終決定していく。
その日時的には担当課としてはどの程度の日時を想定されてますか。
◎町民健康課課長(高橋雅宏君 )
パブコメにつきましては、12月の26日から1月の24日まで、約1カ月間をさせていただいて…ごめんなさい、1月25までさせていただいて、それ以降、皆様に、委員の皆様に書面会議で、こういう御意見がありましたというような形で対応をさせていただきたいと。それで、その後に議会の、議員の皆様にもこういうことがありましたということで、御説明ができればなというふうには思っています。
◎委員( 待寺真司君 )
ちょっと一言、総体的な部分で、この計画のつくり込みの中で、ちょっと気になるのは、PDCAサイクルのこと書いてあるじゃないですか。要は、プラン、ドゥー、アクション、チェックだっけ、最後のいわゆる評価。評価することが計画を毎年見つめ直すというか、ローリングしていくときには大事なんですけれども、その評価をするに当たっての、例えば…例えば簡単なことで言えば、健康増進教室にこの5年間で100人ふやしますよとかという、そういう何ていうかな、達成目標の評価指標がずこっと抜けてるような気がしてしょうがないんですよ。その辺は委員会の中でどういう話があって、目標を達成するためには当然、何かの数字をもってやらないとできないんじゃないかなというのは正直思うんですけれども、その辺はいかがだったんでしょうか。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
今御指摘いただいたことにつきましては、第2期計画の推進というところで、ここの実施期間、時期、期間というようなことで、こういうことでやっていくんですというようなことが書かれています。
◎委員( 待寺真司君 )
時期だけでしょう。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
はい。こういう形での目標設定といいますか、あと効果はこういうことがありますよというようなことは記載がございます。数値目標がないんじゃないかという今御指摘ですけども、そこら辺のところにつきましては、事業をやっていく上でいろいろなことがですね、新たにわかってくる部分もあると思います。その事業をやっていく中で、目標設定したほうがいいよとか、そういうことも当然御指摘が出てくると思いますので、これ実は毎年ですね、この委員会の検証といいますか…を今後やっていこうと。第1期の計画ではやってなかったんですね。やってなければ、要は計画つくった、担当が実施している、終わったというふうなことしかできませんので、それではよくないだろうということで、この計画の策定委員会を毎年やろうということになっていますので、そこの中でまた御指摘とか、これどうなってるんだとか、そういう御意見を伺いながらですね、事業をやっていければなというふうに思っています。
それと、先ほど私、1月の25日までってお話ししましたけど、24日の間違いです、すいません。
パブコメの期間です。きょうお配りしたこの資料が、12月の25日付でお配りした、この資料が間違ってます。すいません。24日でございます。
◎委員( 待寺真司君 )
ちょっと今ね、手元にないんで、これ見ればいいんですけど。第四次総合計画の中でも、恐らく食育とか健康増進に関する受診率を上げるとか、数値目標入ってたと思うんですよ。やっぱりそれと連動して、この計画の中に入らないと、ちょっと何かさっき総合計画の枠組みの中でみたいな感じで表が出てましたけど、やっぱりそこ抜けてないですかね。やっぱり具体的な数値目標というのは、計画の目標を達成するに当たってはどうしても必須のものだというふうに思いますので、再度その辺はやっぱり担当課のほうで、総合計画との整合性も含めて、もう一度見直してほしいなと思います。最終決定するまでに。ちょっと意見ですけど。パブコメでも出させてもらおうとは思いますけれども。いかがでしょうか。
◎町民健康課課長補佐( 伊藤優子君 )
すいません、今の評価の点に関しましては、策定委員会の中でも一定の議論があった部分なんですけれども、この計画自体が、今回の概要の目的のところにも書かせていただいたとおり、予防の中では一次予防といいまして、現在健康な人が今後もずっと健康でいてくれることを目標にする計画になっています。通常のほかの計画ですと、二次予防といって、何か、何らかの所見が出た人がそれよりも悪くならないようにとか、あるいは改善するようにというようなことが法律的にも大目標になっていくので、そうすると何とかだった人が何%いたんだけれども、その人たちを何%に減少させるとか、そういう数値目標というのが明確に出しやすい形になるかと思うんですが、この計画に関しては、今申し上げたような一次予防といって、今何か所見があるとかという人たちではないというところで、数値目標がそぐわないというふうな形で言われている計画になっております。本来はすごく先々長くこの取り組みをしていくことで、先々で何か評価ができるとしたら、言われているのは総医療費が例えば減少していくですとか、あるいは町民の健康寿命が延伸したことが何らかの統計で出てくるとか、それまでに20年ぐらいかかるんじゃないかというふうにも言われるような形で、明確な数値目標が出しづらい法律的な枠組みの中での計画だというふうに言われております。そして、差し当たりの一つ一つの取り組みに関しての評価は、例えば教室に参加したときに、例えば教室にアンケートをとって、参加者の満足度ですとか実施したときの回数と定員が見合うような感じでのニードがあったことですとか、そういったところで事業評価自体は行っていきながら、全体の計画の評価自体は5年後の策定の見直しの前に町民アンケート調査等を通して意識がどれくらい変わってきているかとか、取り組んでいる人が例えば自発的に取り組みができるようになった人が例えばどれくらいいるのかとか、そういうようなことで見ていくというような恐らく形になるかなと考えております。
◎委員( 待寺真司君 )
非常に何か難しいというか、今の御説明聞いてると、評価指標、立てづらいというようなお話なんですけど、ある自治体、参考でしていただきたいんですけども、静岡県の湖西市というところがあります。浜松…浜名湖の西の。そこのぜひ食育推進計画見てください。細かい評価指標があって、例えば朝食を毎日とっている幼児、児童、生徒の割合、こういったものが評価指標に入れてる。結局この計画だって子供たちに正しい食生活のあれしようとかってありますよね。それって何だといったら、やっぱり朝ちゃんと食べてるとか、よくかんでるとか、そういうようなやっぱり評価の指標というのは幾つも見つけられると思いますので、今、伊藤さんから御説明あったのは、その大きな計画の中ではわかるんですけれども、やっぱり食育ってもっと身近なものに捉えてもらって、一番大事なものですから、細かい指標をですね、しっかりと見ていただいて、つくり込んでいく計画にしていただきたいなという、ちょっと要望がありますので、ちょっとその辺ちょっと参考で見ていただければと思いますので、よろしくお願いします。
◎委員長( 窪田美樹君 )ほかに。
◎委員( 横山すみ子君 )
すいません、今まで不注意だったなと思っているんですけれども、策定委員会の名簿と、それから葉山町健康増進計画・食育推進計画意見懇話会設置要綱というのがあって、平成24年から動いているというふうに、最後のほうのページに書いてあるんですけれども、この計画策定に当たって、町民等の意見を聞く懇話会というのは、どの程度動いたんですか。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
懇話会、町民の方々からの御意見というのは、第1期のときにアンケートをとらせていただいたものを参考に対応させていただいているので、第2期の計画、これのためにまた町民の方々からの御意見を徴収したとか、そういうことはございませんでした。
ですから、第1期の計画の御意見をここに反映させていただいているということでございます。
◎委員( 横山すみ子君 )
ということは、現在はこの懇話会というのは動いていないということですか。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
動いておりません。
◎委員( 横山すみ子君 )
パブコメで言ったほうがいいとは思うんですけれども、町民の意見を聞くという設定の中で、生産者との接点が、この計画策定に当たってどこであったのかなって疑問を感じたんですけれども。地場産業というか、農業にしろ漁業にしろ、生産者との接点はあったのかないのかだけ伺いたい。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
委員の中に産業振興課の職員が入っておりまして、そこの中で間接的にはなるんですけど、その生産者の方々からの御意見が聞くことができたというようなことはあります。
◎委員( 横山すみ子君 )
担当の職務として、漁業関係、農業関係の方の意見を聞いてこいという設定はあったわけですね。
◎町民健康課課長補佐( 伊藤優子君 )
今回の計画策定に関しましては、第1期の事業の見直し、振り返りを行った際に、要するに第1期のときに町民アンケート、2,800通ぐらい回答いただいている分と、あと意見懇話会を5回程度実施して、各いろんな所属の方から御意見いただいてるんですけれども、そこの取り組みに対してちょっと達成していなかった部分ですとか、先ほど課長からの説明の中にもあったように、手法としてちょっと難しくて、今回見直して違う取り組みの仕方をしないと、せっかくいただいた御意見の御要望等を達成できないという判断をしまして、アドバイザーのほうのアドバイスのもとに、あえて意見懇話会を今回もう一度開くんではなくて、前回いただいた意見懇話会の意見、それからアンケートのニーズを最大限活用して、その第1期のものを要するに引き継ぐような形でやるべきだろうという結果になりました。そのことで今回は直接的な意見懇話会というものは開いておりませんが、関連各課の関連団体等から打ち合わせの中でいろいろ御意見とか、聞いていただいた間接的な今の実際ですとか実態等については伺っている経過があります。
◎委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。よろしいですか。
すいません、この第1期の計画は白黒だったんですけど、今回カラー…たまたま配信がカラーなだけで、現物はやはり白黒。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
これはいろんな方から御指摘をいただいておりまして、第1期の計画がちょっと色があったほうがいいんじゃないかというような御指摘もございまして、予算でもそれをつけさせていただいております。ですから、これにつきましては、全カラーにはなりませんけれども、要所要所で、表紙とか裏とか、あるいは中の部分も幾つか、何点かページはカラーにしたいと思っています。
◎委員長( 窪田美樹君 )
あと、この、以前もA3を折り込む形で資料というんですか、表があったんですけど、それも同じ形。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
カラーが4ページ…折り込みが4ページだそうです。
◎委員( 待寺真司君 )
きょう資料で概要がついてるんですけど、これはいわゆるこの計画の概要版とは違って、概要版は概要版で別につくっていくということでよろしいですよね。確認で。
◎町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
そのとおりでございます。
◎委員長( 窪田美樹君 )
ほかに、よろしいですか。それでは、職員退室のため、暫時休憩いたします。 (午後2時15分)
◎委員長( 窪田美樹君 )
休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午後2時19分)
それでは、職員入室しておりますので、職員の紹介をお願いいたします。
◎政策財政部部長( 小山誠君 )
よろしくお願いいたします。それでは出席職員の紹介をさせていただきます。私、政策財政部長、小山です。どうぞよろしくお願いいたします。隣におりますのが教育部長、沼田でございます。その隣が教育総務課長、野田でございます。その隣が教育総務課課長補佐、虫賀でございます。その隣が財政課長、和嶋でございます。その隣が公共施設課、行谷です。後ろへいきまして、私のほうから、公共施設課課長補佐、長谷川でございます。その隣が公共施設課係長、臼井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
◎委員長( 窪田美樹君 )
よろしくお願いいたします。それでは…よろしいですか。それでは説明のほうをお願いいたします。
◎教育部部長( 沼田茂昭君 )
それでは、よろしくお願いいたします。本日は学校給食センター建設業務委託につきまして、契約期限である12月22日に受託業者から調査報告がございまして、本日このことについて御報告させていただきます。なお、業務委託の完了検査につきましては、現時点では行われておりませんで、今週末を予定しておるところでございます。
それでは、詳細につきましては、資料に沿いまして担当のほうから説明させていただきます。
◎教育総務課課長補佐( 虫賀和弘君 )
それでは説明させていただきます。前回11月の28日の日にA案からD案、私どものほうから提案させていただいて、その際には工事期間や工事費が出ていないので、教育委員会としてそれぞれの案について評価することができないというお話をしました。その後、業者のほうから、今回提出しました資料のとおり、工事期間と概算費用についての情報が示されております。資料の中では、A3の資料の下3段です。建設工期と概算工事費、それから特記事項が示されております。
特記事項に書いてあることなんですが、こちらに関しては11月の末から検討していく中で、建築物の高さから生じるですね、日影の関係ですね、こちらの関係についていろいろ調査をしていくと、まずA案に関しての3階建て、1階、2階、3階が同じような床面積になるようなA案に関しては、どうしても建築基準法の日影の条件がクリアできそうもないということがわかりました。B、C、D案、特にB、D案ですね。B、D案に関しては、1階と2階が同じような床面積になるんですが、この場合もやはり日影の検討がですね、なかなか厳しいと。今後検討していけば、その条件をクリアする可能性はあるんですが、ここに関しても少し厳しいという報告がありました。C案に関しては、1階が大きく、2階が小さい案になっております。こうした基本的なコンセプトのもとの設計であれば、この日影の問題はクリアができるのではないかと。我々としても、C案に関しては、調理スペースや洗浄スペースがワンフロアになるというメリットがあるというのを前回報告を受けておりましたので、今後教育委員会といたしましては、基本的な方向としてはこのC案に近い形、1階にある程度のボリュームをつくって、2階のボリュームを抑えながら建築基準法の問題をクリアし、なおかつ作業性を向上させるという方向で検討をしていきたいというふうに考えております。
C案の中で見えるところとして、工事期間が約20カ月という報告がございます。こちらの資料では、事務的にですね、31年の7月から20カ月間で33年2月までという工期にしてありますが、これでいきますと我々が当初基本構想でお示しした32年度中というものには計算上はおさまることにはなるんですが、この年度末あるいはいろいろな事情を考えると、この20カ月に余裕を見る必要があるかもしれないというふうに思っております。ここに関しては、今後もう少しお時間いただいて精査をさせていただいて、32年度中というものがですね、実現可能性が十分にあるのか、33年度というところに少しかかってしまうのか、ここに関しては少しお時間をいただきたいと思います。
工事費に関しては、C案、15.9億円というふうに書いてあります。こちらに関しては厨房機器を除く外構などを含む建設工事費です。特記事項に関しては、今回建設可能性調査ということで、ある程度の配置であるとか平面であるとか、そういう中で工事期間と工事費の概算は出しているんですが、この15.9億円に関しては今後さらに検討を進めることによって約1億円程度の減額は見込めるのではないかということを所見として設計事務所からいただいております。そうしますと、我々とすると、15.9億円から1億円を引いた約15億円が建設費というふうに今、見込んでおります。
次にもう一つの資料、学校給食センターに係る説明資料というA4の資料で説明させていただきます。今申し上げた15億円ということを踏まえて、学校給食センターの初期費用というのがどのくらいかかるのかという試算を出しております。(1)として建設工事費を15億円、厨房機器に2億2,400万円、それ以外、厨房にかかる備品ですとか車両等々含めてセンターに直接かかる費用が18億7,880万円ほどかかるのではないかというふうに見込んでおります。センター方式ですと、(2)番、小学校や中学校の荷受け室を整備する必要がございます。こちら、整備の内容に関しては、設計を行ってみて、小学校の、特に小学校の施設の老朽化ぐあいによって金額が少し変わってくる可能性がありますが、設計工事を入れて2,680万円を見込んでおります。そのほかの費用としましては、公共下水道が今、福祉文化会館の前の町道まで来ております。これを建設予定地まで延長することで、5,400万円ほど見込んでおります。
トータル、1から3の合計が19億5,960万円。この19億5,960万円につきまして、(4)として神奈川県内のですね、実例や検討資料との比較を行っております。ここ最近、同じような食数で県内である実績としては、相模原市の上溝学校給食センター、こちらが建設費と厨房を含んで13億9,000万円ほど。それから鎌倉と横須賀に関しては、検討の報告書、調査報告書などに記載されているものの金額です。鎌倉市では総額で19億4,000万円、横須賀市が25億円ほどです。鎌倉・横須賀は調理食数が若干葉山より多いんですが、想定している鎌倉などの床面積1,500平米であるとか、そういうところを見ると葉山の比較対象としては適当なんではないかなと。こういうところから見ると、当初我々は上山口の平地で建設を予定していましたが、傾斜地、葉山中学校ののり面というところで建設するにしても、他市が行っている実例や検討などの金額と比較して著しく高いということはないんではないかなと。しかしながら、他市の検討の中では、センター方式の場合、土地の購入費というのを見込んでおります。今回我々は町有地を活用することで、傾斜地にはなりますが、そういう用地費を抑えることで他市と同じような金額に抑えるようにしているというところでございます。
次が、2ページにですね、学校給食の実施方法に関する比較の整理をまとめてあります。こちらに関しては、以前から私どものほうに比較が十分ではない、資料の整理が十分でないという比較をいただいておりましたので、この建設調査の実施に当たっては町として同時にですね、実施方法の検討の整理も行いますというお話をしておりましたので、今回資料として提出させていただいております。我々としましては、まず、そもそも大きい問題として自校式に関しては用地の問題があると。この用地の問題に関しては、以前私どもが使った1食当たり0.8平米というのが広すぎるのではないかとか、いろいろ御指摘をいただいております。しかしながら、よくよくいろいろな他市の実例を見ても、給食施設の面積に関して非常に大きい影響を与えているのが、この学校給食の衛生管理基準というところで、それぞれの作業スペースを壁などで間仕切る度合いによるということがわかりました。比較的小さい施設では、例えばアレルギーの調理と一般の調理を同じスペースでいてやっているというケースが見受けられます。そうすることによって、面積は抑えられるんですが、国のですね、基準に極力近寄せるということができていないというところがあります。教育委員会としては、いずれにしても学校給食事業、非常に大きいコストを投資するということと、それから施設に関しても40年あるいは60年とですね、長い間使っていくということを考えると、ある程度理想的な施設、国の基準に、示す基準にできるだけ近い施設というのをつくる必要があるんではないかという中で、面積を理由に、まずセンター方式が葉山の場合は適当であるというお話をさせていただきました。
それ以外にも、ここに少し書いたのが、例えば国庫補助。国庫補助に関しても、今、新規中学校を実施するものに関しては、補助金採択されやすくなっています。しかしながら小学校をそのまま単純に更新する、建てかえるようなものは、なかなか採択されていないという現状があります。そうしますと、自校式の場合、中学校に関しては採択される可能性があるんですが、小学校は採択されない。そうすると、自校では約6,900万円の交付金が出るのではないかと。センター方式ですと中学校を一体的にやりますので、その分も含め2億3,700万円ほど交付金が出るのではないかというふうに見込んでいます。
それから、初期投資ではないんですが、人件費の部分がございます。人件費に関しては、今の葉山町の実績ベースで比較をいたしますと、大体自校方式では32名ほどの調理員が必要なんではないかと。センター方式ですと25名ほど。これを実績ベースの金額で当て込んでいくと、センターですと年間で1億円ぐらい、自校方式ですと1億2,800万円。それから栄養士。栄養士に関しては、葉山町の場合、今、県費の栄養士が1人です。小学校残り3校が町費負担になっています。
これが自校方式になりますと、県費で2人まで、6校やると2人まで配置していただけるんですが、センター方式ですと1,500食以上のセンターになると2名の配置があります。県内の大井町ですとか二宮町などでは栄養士2名で運用しております。葉山町の中で以前から議会などでも教育長などから報告ありますが、我々としてはセンター方式の際、食育などの充実に向けて町費負担の栄養士1名の加配をしたいというふうに考えています。その加配分を入れたとしても、年間約4,450万円ほどセンター方式のほうが有利なんではないかと。これ以外にセンター方式の場合、配送員が必要になりますので、その分のコストが2名分ですとか、ふえてくるとは思うんですが、それでも人件費等々に関してはセンター方式のほうが安く抑えられるというふうに考えています。
注1というところで書いているのが、センター方式と自校方式のコストに関する比較です。センター方式に関しては、今回の建設調査の実績を踏まえて、17億2,400万円、自校が16億8,000万円となっておりますので、以前我々がセンター方式のほうが安いというふうには説明はしてきてるんですが、実際片方だけを実績に基づいて入れると逆転をしてしまう状況にあると。しかしながら、この自校方式のほうでは、例えば解体の費用ですとか、足りないと言っている面積を確保するための用地取得費ですとか、そういうものを考慮していないので、単純な比較は適当ではないとは思いますが、数字だけを見るとこのような状況になっているというところです。
これらを踏まえて、最後のページ、スケジュール、今後の我々教育委員会として考えている流れです。今回の建設調査の実施前にお話ししたとおり、基本構想、学校給食基本構想というものの見直しが必要だというふうに考えています。この見直しの中で、今回一部資料として説明させていただいたコストの問題や、実施方法の比較など、こういったものに関して基本構想の中に入れる必要があると思います。こちらに関しては、年が明けて1月、2月の教育委員会定例会、2回を使ってですね、見直しの検討をしてまいりたいというふうに思っております。
それからもう1点が、予算に関してでございます。給食センターの基本設計・実施設計の予算は、平成29年度に既に計上させていただいております。しかしながら、今回宅地造成に関する見直しですとか、建設調査を実施したことによって、29年度の実施が現時点では難しいというふうに考えております。29年度の予算に関しては、できましたら年が明けた第1回議会定例会において減額の補正をさせていただきたい。30年度の当初予算として、改めて基本設計・実施設計の予算を計上させていただきたいというふうに思っております。学校給食の基本構想の見直し後の説明に関しては、2月の教育委員会定例会で承認を受けた後にですね、改めて第1回議会定例会の期間中にですね、教育民生の委員長や議会と相談をしながら、日程を調整させていただいて、改めて説明をさせていただけるお時間がいただければというふうに思っています。それ以降、できましたら30年度に基本設計、実施設計を改めて行い、31年度・32年度にかけて整備工事を実施したいというふうに考えております。説明は以上です。
◎委員長( 窪田美樹君 )
ありがとうございました。よろしいですか。委員の方から、本日のほうは説明をということで受けておりますが、何か質問がある方。きょうの配信ですので、このデータがきょうの配信ですので、皆さんの御意見もいろいろあるかと思いますが、何か質疑があれば。
◎委員( 待寺真司君 )
ごめんなさい、資料が何ページだったっけな。さっきの。説明資料の…1ページに、これ確認なんですけど、(3)のその他の下水道整備ってあるんですが、これは使用料じゃなくて、あくまでも下水道設備をつける場合これだけの費用がかかるということで、要するに管まで接続するに当たって。附属部品も含めて、それだけがかかるということで、ランニングコストとはまた別なものの計算ということでよろしいですか。
◎教育総務課課長補佐( 虫賀和弘君 )
はい、そのとおりです。
◎委員( 待寺真司君 )
これは国庫補助の対象になる事業になりますか。
◎教育総務課課長補佐( 虫賀和弘君 )
市街化調整区域外からの区域外流入ということで、占用者負担という形で、下水道課の施設というよりは給食センターとして整備するので、補助は難しいと思います。
◎委員( 待寺真司君 )
概算で出ている数字の中で、2ページ、国庫補助金のところなんですが、採択の可能性が高いということでの記載ですけれども、これは採択はされるというふうに思っていてよろしいかということと、金額はこれがマックスになりますか。
◎教育総務課課長補佐( 虫賀和弘君 )
県と調整している中では、現状とすれば採択される可能性はあるだろうという話です。それと金額に関しては、食数とですね、主体構造、今回の場合は鉄筋コンクリート造ということで算出するので、この金額あたりが上限になろうかと思います。
◎委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。よろしいですか。すいません。単純にこれを、この4案を見て、見ると、今御説明いただいたC案が一番優位ということで、このC案で進めていくという形になるのか、それともA、B、Cも残して、まだ決めてないよという言い方になるのか。ここで、これを見るとどなたもこのC案だなと思うかと思うんですが、そういう…どういう教育委員会としては案の出し方というのは、どうされるんでしょうか。
◎教育総務課課長補佐( 虫賀和弘君 )
基本的にはC案のコンセプトを生かしていくという形になると思います。C案のコンセプトとしましては、1階面積がある程度広い形で、調理スペースと洗浄スペースはワンフロアにするということを基本にし、2階をできるだけ小さくするという形で、それをやりながらコストを抑えると。B案やA案、D案に関しては、1階、2階、3階が同じような面積なんですね。これであると、なかなか厳しいというふうに思っていますので、必ずしもこのC案の平面的な配置がこのとおりということはないです。これをベースにしながらも、見直しは必要だと思っています。見直す中で、1億円程度のさらなる減額が見込めるであろうというふうに考えています。
◎委員( 待寺真司君 )
あくまでもまだそれをたたき台にということの中での仮定での話なんですけれども、この説明図案って、全部この要するにドライエリアというのを外につくってますけど、建物を構造の中的にドライエリアってつくることも可能だというふうに思うんですね。要は、要はあれでしょう、ドライエリアというのはあくまでも湿気とかカビが起きないようにする。それを例えば建物で、今、例えば珪藻土の非常にすぐれたやつがあったりとか、そういった内部のほうで処理することも可能だと思うんですね。そうすると外構工事自体が安くなるんじゃないかという、ちょっと素人ながらの考えもあるんですけれども、その辺は検討されてますでしょうか。
◎教育総務課課長補佐( 虫賀和弘君 )
そもそも湿気対策とか、そういう問題が生じないようにという点では、例えば議員が言われるように擁壁をふくそうにして、二重擁壁にすることで湿気対策を図ることも一つの方策ではないかと思ってます。いずれにしても、懸念をいただいている湿気であるとか光である、通風であるとか、そういうのを総合的に、コストとのバランスも考えながら、それら別の方法に関してもあわせて比較はしたいというふうに思います。
◎委員長( 窪田美樹君 )
よろしいですか。
◎委員( 横山すみ子君 )
今、教育委員会のほうから御説明をいただいたんですけれども、きょう政策財政部長と財政課長、同席しておられます。何のために。御説明があるんでしょうか。
◎政策財政部部長( 小山誠君 )
私ども担当しているのは、公共施設課が執行委任を受けるであろうというような立場から今も、計画の段階から関与しているということで。それと、財政課のほうについては、当然、議員も御承知のようにあれですね、今後建設経費ですとかランニングコスト、そういった部分での予算の部分で、中期財政計画を立てていかなければいけないという立場の中からですね、この計画の段階から関与しているということで御理解いただければと思います。
◎委員( 横山すみ子君 )
一番懸念を持っているのがそこのところで、今の御説明いただいた数字からいくと、当初言われていた数字よりも相当膨らんだ数字で、これは建設の内容から考えればこうなるだろうという予測はつくものなんですけれども、懇談会の場面でも部長にお話し申し上げたと思うんですけれども、これから町が抱える大きな事業をどこでどう実施して、それに財政出動というか、支出とそれから返済のグラフというか、見通しをきっちり立ててからでないと、こんな大事業、手をつけるというのはとても大変な問題だと思うんですよね。そこら辺はもう十分に話し合っておられて同席されてるということですか。
◎政策財政部部長( 小山誠君 )
今、御心配いただいている部分につきましてはですね、まだ正確な建設経費ですとか、そういったものというのが、きょう初めて議会のほうにですね、今回の見込みである金額というのが提示させていただいております。その中で、教育委員会のほうとのすり合わせというか、その部分で給食センターについての今後のですね、見通しという部分、経費の見通しですね。それと、町全体を考えたときに、議員の皆様も御承知のとおりですね、下水道整備の部分ですとか、これからクリーンセンターの整備、そういったものが大きく経費がかさんでくるというところで、当然財政が逼迫してくるというか、そういう部分もございますし、借金、起債をどういう形で起こしていったらいいかというような議論も必要だということで、十分その中においてもですね、財政課が加わってですね、今、議論を交わしているところでございます。
◎委員( 横山すみ子君 )
一般質問でのやりとりが一番いい場面なんでしょうけれども、予算が出てきた後の一般質問で間に合わないという懸念もありまして、どうしようかなと思っているんですが。この前の町長とやりとりさせていただいたときに、懇談会の場面ではありましたけれども、プライマリーバランスを崩すこともあり得るという、赤字で表記したいような重要な発言というか、ほのめかしというか、あったんですけれども。一旦そこに手をつけてしまうと、これから大事業が控えてなければいいですけれども、非常に危ないなという、慎重すぎるのかもしれませんけれども、懸念を抱きました。今のお話だと、財政課もかんで…かんでというか、話し合いながら、全体を見て、その中で給食センターについて判断をして進めているというふうにお答えになったということですか。
◎政策財政部部長( 小山誠君 )
そのとおりでございまして、やはり今、近々に迫っているのは、この給食センターが第一案というところで、ここをベースに考えて、ここの部分については当然起債…補助金もそうですけれども、起債のあり方、基金の取り崩し、もろもろ優先してですね、取り組みをしていきたいというふうに考えているところでございまして、当然そのほかにも今、先ほど申し上げたように下水道の整備というのは10年概成の中で計画立てをしています。また、クリーンセンターの再整備というか、整備計画的な部分は今後経費的な部分がどのようになってくるのかというのは詰めていかなければいけないというふうに思っておりまして、議員懇談会の中でも町長がですね、一時、当然プライマリーバランスを崩すこともあるだろうという想定の御返答をさせていただいておりますけれども、当然そのような時期はあるのかなというふうにも思っているところでございます。
◎委員( 横山すみ子君 )
ちょっと御説明いただく…この場面で言うのが適当かどうか、ちょっと迷うところはあるんですけれども、下水道もごみも、国庫補助を得るためには何年以内にやらなければいけないという性質の補助金ですよね。クリーンセンターも広域に従って計画をつくって、何年以内であれば補助金が出ると。それから、下水道のほうも、10年間という中でもきちんと実施していかないと補助金が出てこないし、それから合併浄化槽からのつなぎに関しても6億以上かかると。正確な数字かどうかわかりませんが、言われた段階で、単純に足し算していっても、これから議会としてお願いしなければいけないかなとは思うんですけれども、現在の町債…特別会計も含めてですね、事業会計も含めて、町債の返済計画がどうなっているか。これから予想される事業を自前で全部できるわけはないので、想定される国からの補助金、取れるだろうということでしたけれども、保育園のときも、よその自治体も相当手を挙げたので、もらえなかったという例もありますので、予想としては2億3,000万ですか、くるかもしれない。けれども、全国的にも中学校給食に手をつけているところ多い…手をつけようとしているところは多いです。
だから、競争相手が多いわけですよね。甘い見通しはとても立てられないと思いますので、これは委員会なり議会なりの話し合いでやるしかないかなと思いますが、給食センターに関して、ここで部長のお顔を見たのでついつい幅広いことを言ってしまったんですけれども、別の場面でまたやらせていただきますが、そういう懸念はとても持ちます。この給食の事業が悪いと言っているのではなくて、町の財政がもつかという心配を持っています。
◎委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。よろしいですか。委員外議員から手が挙がっていますが、質問を許可してよろしいでしょうか。
◎委員外議員( 近藤昇一君 )
まず、説明資料で、4番で相模原市はいつ実施年数。それと鎌倉と横須賀は報告だというんですけれども、実際にいつ予定されてるのか。それと、先ほどの説明の中で、配送員のことについて触れてましたけど、これ、車両費も含めて外注にするのかどうかわかりませんけど、それをどのくらいに見込んでいるのか。
それと、じゃあついでに。あと今回の場合だと建物で約15億9,000万だっけ。そうするとね…15億ね。いやいやいや、建物。9,000万…何千万か、ということなんですけど、今回の場合は鉄筋ですよね。鉄骨で造成費4億かけてやった場合は、想定はされてるんですか。というのは、基本構想で言うと、たしか7億だか8億。それにプラス造成費4億かけて、何かそれのほうが安いような気がするんだけどね。以上。
◎教育総務課課長補佐( 虫賀和弘君 )
まず1点目、A4の資料の1ページ目、相模原市、鎌倉市、横須賀市なんですが、相模原市の上溝の学校給食センターが26年の3月ですね。鎌倉市の報告書が25年度のものですね。横須賀市が平成29年3月の報告。
◎委員外議員( 近藤昇一君 )
これ、最初から入れといてくれればいい。
◎教育総務課課長補佐( 虫賀和弘君 )
わかりました。それと2点目のですね、配送関係、車両のですね、1,300万円を資料の(1)には入れてあります。人件費に関しては入れていないです。
人件費に関しては、当初つくった28年9月の構想の中で、町で車両を持ってですね、配送をシルバーに委託することも考えたいというふうにしているところです。ただ、年齢の問題等々ございますので、そのあたりに関しては今後考えたいと思いますが、今想定しているのは車両を町で持って、配送に関しては直営もしくは委託するという形を考えています。それから…。
◎委員外議員( 近藤昇一君 )
費用的にはわからないということね。
◎教育総務課課長補佐( 虫賀和弘君 )
そうですね、シルバーで試算すると、調理員のような…
調理員は1人当たり400万円で今回計算しているんですが、それの半分程度になるんではないかなと思います。
それからもう1点、そもそも平地をつくってですね、鉄骨造の建物を建てるというほうがコスト面では有利なんではないかというところなんですが、以前、教育委員会のほうで4億円以上という造成費のお話をしたんですが、その4億円のコストを抑えた案というのが、葉山中学校の進入路そのものをですね、緩やかなカーブになっていたものをクランクのようにですね、道路をいじれば、コストだけを見れば4億円以上に抑えられるという案だったんです。もともとの葉山中学校の進入路を全くさわらずですね、造成をしようとすると、コストがですね、5億円を超える、あるいはですね、これは見込みなので非常に幅があるんですが、8億円を超えるというような試算もあったんですね。そういうものと比較すると、今回のもののほうがトータルでは安くなると思うんですが、進入路をいじるというのを前提に、4億円という以前教育委員会のほうから出た数字と比較すると、確かに4億円であれば今回のほうが少し高いんじゃないかというのは御指摘のとおりです。ただ、前回の造成の案がですね、4億円ではやりきれないと。4億円以上という話をさせていただいたと思うんですが、4億円という数字がですね、我々から出た数字なんですが、4億円以上というのがもう少し見込むべき金額というか、もう少し例えば進入路をいじるとか説明を加えるべき数字だったというふうに…いうような数字なんです。少し苦しいんですが、4億円の部分の比較でいけば、今回のほうが少し高くなるのは御指摘のとおりです。
◎委員長( 窪田美樹君 )
少しじゃなくて大分苦しい。
◎委員外議員( 近藤昇一君 )
どのくらい高くなるのかわからないんで、我々ね、ちょっとね。
そうするとね、4億かけて土地の購入ということは考えられないですか。そうした場合に、当初はある議員からね、2億あれば土地買えるんじゃないかって話もあって、4億あれば、じゃあ十分買えるんじゃないかと。そうすれば、私どもが懸念しているような、見た目もそうだよね。半分地下に埋まってしまうような建物。幾らドライエリアと言われても、大体マンションの人たち、住んでる人たちの話聞けば、ドライエリアは確かにあるんだけど、やっぱり湿気るよという話をね、実際に聞いてるし、私はもう本当に子供たちの食事をつくる場所ですからね、だったら4億かけて土地買ったほうがよっぽどすっきり、きれいなものができるんじゃないかなって気がするんですけどね。そういう検討は全くしてないんですか、教育委員会は。
◎教育部部長( 沼田茂昭君 )
従前からそういった御指摘があるのは承知しておりまして、基本構想を策定する段階で、確かに土地の購入とか、そういうのも検討材料としてはございました。
ただ、市街化調整区域であるとか、町有地とか、そういった枠の中で判断した限りでは、該当する場所がなかなか見つからなかった。また、今回の候補地については、やはりちょうど町の中心部に位置をして、配送にも非常に有利だというところで、今の場所で検討しているところですけれども、過去においてはほかの場所についても議論には上がっておりますが、なかなか当該地が見つからなかったというのが現状でございます。
◎委員外議員( 近藤昇一君 )
そもそも当初ね、予定していたのが、町有地でもって幾つか、4カ所だか5カ所だったっけな。検討したよね。じゃなくて、買うということでの検討がね、どういう検討がされたのか、我々全然見えないわけですよ。それでもって今回出てきたのが、4億かけて鉄骨づくりするよりも高いというなれば、4億でもって買える、どういう検討したのか全然我々見えてこない。少なくとも私はイメージの悪さというのはないと思うよ。だから、町長がもうね、議会で15億かけようが20億かけようがつくるんだと言っていた、そのとおりの数字だよね。
こんなでいいのかなってなね、ちょっと気はしてるんだけどね。その検討の…検討の何ていうのかな、経過というのは我々見える形でもって出せますか。
◎教育部部長( 沼田茂昭君 )
買うという検討ではなくて、もともと給食センター建てる土地の条件の中に、町有地という条件でやってきましたので、町有地以外という部分について、具体的に検討した経緯はございません。
◎委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。
◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
きょう午前中に教育委員会の定例会あったと思うんですが、そこで本日午後から議会への説明をするということで御説明をされてますよね。この結果も多分きょう教育委員会の定例会で報告をしたと思うんですけど、その結果というかな、教育委員さんの御意見とかはどのようになってるでしょうか。
◎教育総務課課長( 野田仁君 )
午前中に12月の定例会ございまして、こちらの同様の資料で御説明をさせていただきました。教育委員会の委員さんといたしましては、今後1月、2月の定例会で基本構想の見直しについての承認をしていただきたいということで御説明申し上げるというようなことで、委員さんのほうにつきましてはセンター方式というような委員会での議決をされてるということを遵守してというか、それは基本的に変わらないよというようなお言葉はいただいております。
◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
結果、この案でゴーサインというか、ゴーが出てるということでよろしいんですか。その辺をちょっと。
◎教育部部長( 沼田茂昭君 )
本日の定例会は、このあくまでも建設調査業務委託の結果を報告したわけでして、その結果を受けて、現段階では先ほど担当からもありましたように、C案をベースに、こういったコンセプトでやっていきたいという報告をさせていただきまして、金額も含め。それについて、例えば高いとか、だめだとか、そういった意見はございませんで、今後この資料をもとに見直す…一部見直しにかかる基本構想の見直しを説明する中で判断していただくということになろうかと思います。
◎委員長( 窪田美樹君 )
よろしいですか。それでは、ありがとうございました。職員退室のため暫時休憩いたします。 (午後3時01分)
◎委員長( 窪田美樹君 )
休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午後3時03分)
ただいま教育委員会のほうから学校給食、給食センターに関しての最終報告を受けました。この後、陳情が出てますが、本日ではなく、予定どおり1月の11日か12日のほうで陳情審査を行いたいと思っております。ですので、日程調整のほうは後ほどまた行わせていただいて、次第として次のほうに移らせていただいてよろしいでしょうか。2番目の行政視察についてですので、こちらのほうを議題とさせていただきます。ですので、暫時休憩いたします。 (午後3時04分)
◎委員長( 窪田美樹君 )
休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午後3時32分)
ただいま、その他に関して、議会広報…ごめんなさい、町民との会議の件についても話させていただきました。テーマのほうはごみ関連といいますか、ごみに関係することで皆さんとの、町民の方とのお話し合い、会議を設けたいと思っております。細かいテーマや進め方に関しては、議会広報常任委員長、議会広報のほうとお話しさせていただきます。
それとあと次の日程に関してなんですが、1月の11日を予定していますが、まだ教育委員会のほうからお返事のほうが来てませんので、とりあえずその日程を押さえておいていただいて、変更があった場合、もしかしたら12日ということもまだ考えてみてください。おいてください。それで、本日これで終わりにはなるんですが、その他にほか何かございますでしょうか。よろしいですか。
(「はい」の声あり )
それでは、行政視察に関して、委員派遣についてお諮りいたします。所管事務調査のため、会議規則第73条の規定により議長に対し派遣承認要求を行うこととして、派遣委員は全委員で、日時、場所及び目的については配付の調査視察日程のとおりとして、経費等の手続に関しては委員長に御一任いただきたいと思いますけれど、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数 )
御異議なしと認め、そのように取り計らわせていただきます。
それでは、本日の会議、これにて終了させていただきます。お疲れさまでした。
(午後3時33分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成30年2月6日
教育民生常任委員会委員長 窪 田 美 樹
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更新日:2019年01月23日