教育民生常任委員会会議録 平成29年12月6日
開催年月日
平成29年12月6日(水曜日)
開会時間
午前10時00分
閉会時間
午後0時13分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
1 付託案件
(1)陳情第29-9号 葉山町立学校給食に関わる全面的見直しに関する陳情書
(2)陳情第29-10号 葉山町立学校給食実施に向け、直営方式を求めるとともに、調理職員の待遇改善に関する陳情書
(3)陳情第29-14号 小学校給食の自校方式の存続と中学校給食の自校方式もしくは親子方式を求める陳情
(4)陳情第29-15号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める陳情
(5)陳情第29-16号 「介護労働者の労働環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情
(6)陳情第29-18号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情
(7)陳情第29-19号 国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情
2 所管事務調査
(1)第7期葉山町高齢者福祉計画 介護保険事業計画(案)について
(2)葉山町障害者福祉計画(案)について
3 行政視察報告について
4 閉会中の継続審査について
5 その他
出席並びに欠席委員
出席 6名 欠席 0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 窪田美樹 | 出席 |
副委員長 | 石岡実成 | 出席 |
委員 | 横山すみ子 | 出席 |
委員 | 鈴木道子 | 出席 |
委員 | 待寺真司 | 出席 |
委員 | 笠原俊一 | 出席 |
オブザーバー | 議長伊東圭介 | 出席 |
傍聴者
飯山直樹議員 山田由美議員 近藤昇一議員 土佐洋子議員
一般傍聴者 2名
説明のため出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
教育部部長 | 沼 田 茂 昭 |
学校教育課課長 | 冨 樫 俊 夫 |
福祉部部長 | 仲 野 美 幸 |
町民健康課課長 | 高 橋 雅 宏 |
町民健康課課長補佐 | 千 葉 和 久 |
町民健康課課長補佐 | 伊 藤 優 子 |
福祉課課長 | 中 川 禎 久 |
福祉課主幹 | 坂 口 薫 |
福祉課係長 | 斉 木 靖 子 |
福祉課係長 | 大 渡 覚 |
子ども育成課課長 | 行 谷 修 |
子ども育成課課長補佐 | 石 井 幹 男 |
会議の書記
議会事務局局長 田丸良一
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局主任 佐々木周子
会議録署名委員
委員長 窪田美樹
会議の経過
委員長( 窪田美樹君 )
おはようございます。本日定足数、皆さん御出席ですので、ただいまから教育民生常任委員会始めさせていただきます。 (午前10時00分)
お手元に配信されています式次第のほう、ごらんいただけますでしょうか。よろしいですか。本日付託案件として、陳情第29-9号葉山町立学校給食に関わる全面的見直しに関する陳情。2件目として、陳情第29-10号葉山町立学校給食実施に向け、直営方式を求めるとともに、調理職員の待遇改善に関する陳情書、こちらのほうは第3回定例会からの継続の審査となっております。
そして新たに3件目、陳情第29-14号小学校給食の自校方式の存続と中学校給食の自校方式もしくは親子方式を求める陳情。4件目として、陳情第29-15号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める陳情。5件目として、陳情第29-16号「介護労働者の労働環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情。6件目、陳情第29-18号神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情。29-19号として、国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情。この陳情7件が本日の審査となっております。そのほかに所管事務調査として、第7期の葉山町高齢者福祉計画、介護保険事業計画(案)についてと、2件目として、葉山町障害者福祉計画が本日の審査と付託されている案件、あと行政報告についてと閉会が付託案件となっております。
本日の進め方なんですけれど、見ていただきますと、教育委員会関係のものが、陳情が3件、それとあと私学…それと、私学助成のほうが、間に福祉課のほうが入りまして、そのほか、その後に、順番で行くとそうなるんですが、教育委員会の関係を先に進めるということで、1、2、3と6、7を先に進めるという形をとらせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数 )
それでは、そのようにさせていただきます。
それでは、まず1件目の陳情第29-9号、継続の審査となっているものの審査を始めさせていただきます。御意見がある方いらっしゃいますでしょうか。
委員( 笠原俊一君 )
前回、私、メモをとってあるんですけども、12月の中旬に建設予定…用地調査で結果が出るということで、この結果はもう出ているんでしょうか。
委員長( 窪田美樹君 )
こちらのほう、皆さんに以前よりお話しさせていただいていますように、補正予算が認められまして、会社のほうは決まったんですけれど、その会社からの話が出るのが11月22日が締め切り日となっております。ですので、その結果を待たないとわからないということと、あと11月…ごめんなさい。12月11日に中間報告として皆さんの日程調整等入って…日程が、お知らせが入っているかと思いますが、そこで中間報告という形で一度教育委員会から学校給食の、給食センターの敷地用地に関しては報告があるということを受けています。
委員( 笠原俊一君 )
前回の継続の理由は、その結果を見てから我々委員会としてのを出しましょうということで継続をした経緯があるというふうに思っているんですけども、その結果をお知らせいただいて、改めて協議をこの中でしようということだったと思いますので、その報告がなされないと同じことかなという思いがありまして、今、確認をしました。きょうの時点で教育委員会のほうから報告が出されるのであればきょう結論が出ると思いますけども、きょうできないとなると、同じように継続せざるを得ないんじゃないかなというふうに私は思うんですけれども、そこの辺が、きょう教育委員会からの報告、きちっとした報告が出されるのか否か、いつなのかということでこれが継続になるのか、きょう審査なのかが決まるんではなかろうかなと思いますけど、いかがでしょうか。
委員長( 窪田美樹君 )
今、御報告させてもらいましたように…。
議会事務局主任( 佐々木周子君 )
すいません、ちょっと委員長のお話にもあったんですけれども、議員懇談会が12月11日に予定されております。そちらで中間報告のほうがなされることになっております。あと、12月の第4回定例会が終了後に一度教育民生を開かせていただいて、その中でやらせていただこうかということで、今後日程の調整は、きょう全て案件が終わった後にさせていただこうと思っておりますけれども、そのような形でございます。
委員( 笠原俊一君 )
引き続き…引き続きの発言で申しわけございません。ということは、11月…少なくとも11日に議員懇談会の席上である程度の報告がある。その後にきちっとしたものが出るということだと思いますと、きょうは同じことなんで、3本ストレートに継続されたほうがよろしいんじゃないかなと思うんですけども、いかがでしょうか。(「賛成」の声あり)
委員長( 窪田美樹君 )
そのような御意見が出ていますが、ほかに。よろしいですか。それでは、1件目の陳情第29-9号、2件目の陳情第29-10号、こちらのほうは継続という形で。3件目のものは新しいものなので、今委員会で一度読み上げを行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数 )
それでは、事務局のほう、陳情第29-14号のほうの朗読をお願いいたします。
( 書 記 朗 読 )
ありがとうございました。ただいまの陳情書には陳情者から864人の方の署名簿が添付されていることを皆さんにお知らせいたします。
今、陳情書のほうを読み上げていただきましたが、この内容がほかの2件と同様であると考えられればなんですけれど、そうでないというのであれば、この今議会で審査する必要があるかと思いますが、いかがでしょうか。
委員( 笠原俊一君 )
言い回しは違うんですけども、同じことだというふうに私は理解をしておりますので、一緒の、継続をしてまとめてやられたほうがよろしいんじゃないかなと思うんですけども。内容は要はセンター化反対ということで、今の問題、ほかの2件のことと同様かなと思いますけども、いかがでしょうか。私はそういうふうに読みましたけど。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに御意見のある方いらっしゃいますでしょうか。
委員( 待寺真司君 )
私も笠原委員と全く同意見でありますので、きょうは継続でいいというふうに判断をしております。
委員長( 窪田美樹君 )
ただいま継続の御意見が出ました。
委員( 鈴木道子君 )
私も同じです。継続で結構です。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに、よろしいでしょうか。それでは、継続というお話が…お声が上がりましたけれど、継続という形で、賛成の方は。
(「はい」の声あり )
よろしいでしょうか。それでは…(発言を求める声あり)
委員( 笠原俊一君 )
継続で結構なんですけど、できましたら、いつこの、いつ開くのか、この件に対する結論の委員会をいつ開くのかということをまた改めて日程調整していただければと思いますけども。
委員長( 窪田美樹君 )
今、先ほど事務局のほうからお話がありましたように、12月の22日に会社の、企業のほうから、業者のほうから結果が出るということを受けまして、年内に一度教育民生常任委員会のほう、その報告を受けた、報告を受けた教育委員会からの話を聞きたいというふうに考えておりますので、日程調整のほうは、本日の会議が終わってからではないんですが、最後のほうでよろしいでしょうか。にしたいと思っております。
委員( 横山すみ子君 )
先ほどの事務局の説明ですと、今回の議会の日程が終わった直後ということ…終わってからということだと15日ですよね。11日に懇談会で聞いて、議会の日程が終了したところで相談したいということだったんで。そうすると、22日を待たず、もしくはそこで日程を協議するということですか。
委員長( 窪田美樹君 )
今、そうとられてしまっていたらなんですけれど、教育委員会とお話ししたところでは、最初は22日より前にというお話もあったんですが、そこではまだ報告できるようなふうにはまとまっていないというのが今の現状なんだそうです。ですので、22日をきちんと待って、成果物としてできたもの、できてからの御説明をしたいというお話を受けていますので、申しわけないですが、22日の後、祭日も入ってしまいますので、その後の、タイトな…25とか26、27とか、そういう…年末に。広報委員会もありますので、かなりまた日にちは限られてきますが、日程調整のほうはこの案件が終わってからという形をとらせていただきたいと思います。
委員( 横山すみ子君 )
了解しました。
委員長( 窪田美樹君 )
事務局、そういう形でよろしいですか。それでは、ただいまの陳情29-14号小学校給食の自校方式の存続と中学校給食の自校方式もしくは親子方式を求める陳情、これも継続という形をとらせていただきます。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
それでは4件目…ごめんなさい。6番の29-18号神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情に関して、こちらのほうの審査に…(私語あり)2件一緒でよろしいですか。
それでは、じゃあ、同時に。29-19号国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情ということの審査に移らせていただきます。陳情書を読み上げて…2件続けて読み上げていただいてよろしいですか。(「全部読むの」の声あり)頭だけで。陳情項目だけお願いいたします。
( 書 記 朗 読 )
こちらのほう、多くの資料が陳情者のほうからつけられています。そういったこともありますが、どうしましょう、職員から説明を受けますか。
委員( 笠原俊一君 )
職員からぜひ説明をお願いしたいんですが、一つにはね、きょうの神奈川新聞に書いてあったんですけども、私立校…私立への授業料の無償化ということで、政府の方針というのがきょうの神奈川新聞に出ているんですよ。ですから、これが果たして今言われているこの2件にぴたっとくるものなのか、確認をしたいということもありますのでお願いします。
委員長( 窪田美樹君 )
それでは、職員入室のため暫時休憩いたします。 (午前10時16分)
委員長( 窪田美樹君 )
休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午前10時18分)
職員の入室が終わりましたので、職員の紹介をお願いいたします。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
おはようございます。よろしくお願いいたします。隣が学校教育課長の冨樫でございます。教育部長の沼田です。よろしくお願いいたします。
委員長( 窪田美樹君 )
それでは、説明というよりか、聞きたいことがある方は。何か、申しわけないんですが、この陳情に対して職員の方から説明をするようなことがあるかないか。よろしいですか。では、質問のほうから。質問。
委員( 笠原俊一君 )
すいません。教育民生、我々の常任委員会では子供たちの教育の助成ということで、この私学の助成に対して毎年意見書送付をしているのが、全会一致でやっているのが現状なのかなと私は感じているんですけども、たまたまきょうの神奈川新聞にこういう私立校への授業料無償化ということで政府の方針、まだ確定はしてないようなんですけども、きのうの時点でわかったということが記事として出ていましたんで、これに…これだけ見ても、ある程度私学助成というものがきちっとされてくるのかなという思いがあって、この2つの陳情とこれが相まったときにどういうふうになっていくのかなということを、もし教育委員会の中でわかっていればお知らせいただければ。私もざっと読みながらこの陳情とどういうふうにかかわりがあってくるのかなという思いがあったんでね、ベテランの教育委員会のほうからお伺いしたほうが内容等分析してね、聞いたほうが早いんじゃないかなということであります。よろしいでしょうか。
学校教育課課長( 冨樫俊夫君 )
この件でございますが、私どもも政府方針という中で新聞は拝見をいたしました。ただ、まだこれ政府の中でまだ検討をしている段階であろうというふうに認識をしておりますので、直接この件に関して細かい内容がこちらで把握できているかというと、なかなか難しいところがあります。こちらもできる限り情報を得るようにはしているんですが、基本的にはこういう新聞等を参考にさせていただきながら調べている段階でございます。まだまだこれは政府レベルで検討されていくものですので、こちらが見解を述べる段階ではないかなというふうに思っておりますので、そこのところを酌んでいただけるとありがたいかなというふうに思います。
委員( 笠原俊一君 )
ただね、こういうメディアに載ったものというのはある程度信用できるものなんで、これだけの、要するに無償化に向けて動いているということですと、2020年といいますと、何年後ですか、4月からということで、今、2019年ですから、来年の4月からというふうに…再来年か。ごめんなさい。ということなんで、あと2年後…1年半後になってしまうのかな。今、2000…(私語あり)17か。まだちょっと先か。ごめんなさい、ちょっと勘違いしましたけども。そういうことなんで、こういう動きができてくるということでいくと、県だとかいろいろ対応がまた変わってくるのかなという思いがありまして確認をしたところなんですけど。見解はどうなんでしょう。今、冨樫さん言われただけの見解でいいの。
教育部部長( 沼田茂昭君 )
新聞を見ますとですね、非課税世帯を対象に国が実質無償化をする方針を固めたと、このようになっておりまして、うちのほうには今、神奈川県の私立高校の学費支援制度というのがございまして、これは県の制度でございます。こちらについてもですね、生活保護世帯から非課税世帯、以下区分がございまして、それによって私学助成をしているということで。(私語あり)
学校教育課課長( 冨樫俊夫君 )
今、委員の皆様方のデスクトップ上にはあろうかと思いますけれども、そちらのほうを簡単に私のほうから御説明をさせていただきます。これが今、県のほうで実施をされている私学、私立高等学校等への学費支援制度でございます。これ所管が県のほうの教育委員会ではなくて、県民部のほうの私学振興課というところが所管をしております。こちらのほう、最初の1ページ目のところでは、「最大で」とかいう大きな見出しがあろうかと思いますが、県が実際にしているのは1.、2.、高等学校就学支援金と私立高等学校等生徒学費補助金というのがございます。具体的に詳しいのは今ごらんになられている2ページ目のところ、こちらのところになろうかと思います。今お話をした1.、2.。1.のところについては国補助のところでございます。2.のところが県が独自で行っているもの。下の表の補助額と書いてあるのが、国と県を両方合わせながら、いわゆる市町村民税の所得割額にのっとってこれが支給されるようになります。そこの基準につきましてはお手元の表にあるような形になりますので、それにあわせてそれぞれの補助額が出てまいりますので、ごらんいただければと思います。
これとは別に、次のページに3.というのがあろうかと思います。3.というのが県の高校生等奨学給付金というのがございます。これは給付で返還不要でございます。ただし、そこに、支給対象というところに四角で1、2という、この2つ、これを満たす世帯であるということが条件となっておりまして、ここを支給対象といたしまして、支給額はその下の表になります。生活保護世帯、それから市町村割額が非課税世帯。なおかつ15歳以上23歳未満の扶養がいる、いないに分かれてこのような額になっております。申請につきましては下にあるような申請方法等、各学校、高等学校へ申請をするような形になります。それからもう…次のページにいきますと、今度は貸し付けのほうの高校奨学金もございます。
以上のようなものが県のほうで、県民部のほうで取り組んでいるものでございます。現在神奈川県としては以上のものが支給対象と…支給あるいは貸付ということで取り組みをしているものでございますので、以上御説明をさせていただきました。以上でございます。
委員長( 窪田美樹君 )
何かほかに御質問ある方いらっしゃいますか。
委員( 鈴木道子君 )
この4ページで高等学校奨学金の貸付の場合なんですけれども、返還が高等学校卒業後6カ月経過した後からというふうになっているんですけれども、これは例えば大学入学とかした場合も、この返還開始に従って返還することになるんですか。
学校教育課課長( 冨樫俊夫君 )
返還の義務は恐らくあろうかと思いますが、ただ、これ猶予される場合があります。それがその四角のところの3つ目の返還猶予というところがございますので、こんなところがあろうかと思います。なお、返還免除というのも、この一定の条件というのは、すいません、こちらでもまだ把握はし切れてないんですが、そういう条件のもとではこういう制度があるということは、そこに記載があるとおりでございます。(私語あり)
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。よろしいですか。それでは、職員の説明、御質問終わらせていただきます。
それでは、職員退室のため暫時休憩いたします。ありがとうございました。(午前10時28分)
委員長( 窪田美樹君 )
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午前10時30分)
ただいま職員の方の説明を受けましたが、御意見のある方いらっしゃいますか。皆さんの御意見お願いいたします。
こちら、例年出されているものですが、他の自治体の動向など、事務局のほう調べているかと思いますが、聞いてみますか。それでは、事務局、お願いいたします。
議会事務局主任( 佐々木周子君 )
御報告をいたします。ただ、今回第4回定例会がまだ始まっていない議会さんもありまして、鎌倉市さんと三浦市さんがまだ第4回定例会がきょうとかきのうとかに始まったばかりなので、ちょっと結果が出てないところでございます。今回の私学助成の2件につきましては、逗子市と二宮町が提出日が間に合わなくて3月議会になったというふうな報告を受けております。ですので、今わかっているのが寒川町と大磯町なんですけれども、寒川町のほうが委員会で不採択になりまして、意見書の提出をしないということになっております。大磯町につきましては委員会のほうで趣旨採択という形で、こちらも意見書は提出しないという結果が出ているそうでございます。まだ本会議のほうでは結論が出ていないという状況でございます。以上です。
委員長( 窪田美樹君 )
ありがとうございました。他市の状況は今、事務局に説明いただきましたが、葉山町としての皆さんの御意見伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
委員( 笠原俊一君 )
私は子供たちというかね、こういう私学の助成というのが大切なものだなと理解…思っていますので、できる限り応援をしたいということで思っております。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかの方の御意見ありますでしょうか。
委員( 待寺真司君 )
先ほど笠原委員から新聞の話題も出ましたけれども、いわゆる高校の完全無償化というのはまだまだ道のりとしては長いと思いますし、国としてもまだきっちりした方針というかですね、消費税増税に絡んでという部分もあろうかと思いますので、そういった先行きが見えない中、もう喫緊の課題であって、神奈川県は本当に低いんですよね、全国レベルで。
神奈川県は非常にすぐれた私学がたくさんあるけれども、やはり経済的な部分でどうしてもというような形で、そういった学校に進学できないというような形を神奈川県自体が招いてしまっているというふうに私自身は認識しておりますので、やはり県、そして国はですね、今後やっていくというような方針が出てますけれども、やはりそれについてもしっかりと私学助成はこれまでどおり葉山町議会としては意見書をつけて、採択して意見書をつけて、やはりもう次年度の予算編成入りますので。この資料の中にもありますように、東京や埼玉ではかなり所得の部分のね、ところで枠を広げるというような情報も入っておりますので、やはり非課税世帯だけじゃなくてですね、その先の年収の家庭にもしっかりとそういった支援がいくように、そこの枠は拡大していただくということは強く要望していかなきゃいけないというふうに思っておりますので、それは意見書の中等でですね、より具体的なものをやっぱり議会としても出していきたいと思いますし、今までも出し続けているんですが、実現しないというところにおいては、やはり具体的な、何ですかね、意見を付して出していくということが肝要かと思いますので、この2件については採択をして意見書を提出すべきというふうに私は思います。
委員( 横山すみ子君 )
子育て世代の大きな不安は教育費を負担し切れるかどうかというところがいつも頭にあるという状況だと思います。本来であれば大学まで希望する人は行けるというふうにすべきだと思っていますので、本議会ずっと意見書出しておりますけれども、引き続き採択して出す…趣旨了承でもどちらでもいいんですが、意見書を出すということをしたいと思います。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに御意見ある方いらっしゃいますか。
委員( 鈴木道子君 )
国のほうとして教育費の無償化ということがいろいろテーブルにのって、具体的に審議されて進みつつある状況ですので、それを後押しするというような意味においても、今まで同様に、私もこれは採択していいんではないかというふうに思います。
委員長( 窪田美樹君 )
よろしいですか。今、皆さんの御意見では、18号の神奈川県で、また19号のほうの国のほうも御一緒と捉えてよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)ありがとうございます。
それでは、1件ごとに態度表明というか、挙手による採決をさせていただきたいと思います。
陳情29-18号神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情に関して、賛成の方は挙手をお願いいたします。
( 挙 手 全 員 )
挙手全員となりますので、採択という形をとらせていただきます。
それでは、29-19号国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情に関してですが、賛成の方は挙手をお願いいたします。
( 挙 手 全 員 )
挙手全員となります。
それでは、こちらのほう、意見書のほうはいかがいたしましょうか。
( 「正・副一任」の声あり )
先ほど待寺委員ほうから、議会として独自の…議会としてというか、葉山町としても独自のというお話がありましたが、何を…。
委員( 待寺真司君 )
独自じゃなくてですね、この陳情の内容にも入っていますので、東京や埼玉はちゃんと、何万円以下の世帯について拡充していると書いてありますから、そこの、先ほど神奈川県のがあったじゃないですか、分かれている。あの部分をやはり拡充していくべきで、そのラインをどこにするかというのは、もしかしたらちょっと意見書をつくる段階で皆さんで意見を一致させないと、全額免除というあれじゃないと思いますので、どこの世帯の、年収世帯までというのはみんなで一致した意見でやらなきゃいけないので、その辺の一応ひな形をまず正・副でお願いをしたいということでございます。
委員長( 窪田美樹君 )
わかりました。何か独自のものを盛り込むのかというところで、少し焦ってしまいましたが。(私語あり)それでは、意見書案のほうは正・副で対応させていただきたいと思います。
それでは、次の案件に移らせていただきます。陳情29-15号安全・安心の医療・介護の充実と夜勤交替制労働の改善を求める陳情に関しての、どうしましょう、職員のほうから何か説明を受けますか。(「朗読いいの」の声あり)ごめんなさい。すいません。陳情書の朗読をお願いいたします。
( 書 記 朗 読 )
ありがとうございました。こちらのほう、1件ずつでよろしいですか。それでは、何か職員のほうから説明を受ける、質問したいということがあれば職員が待機していますので、いかがいたしますか。(「呼んでください」の声あり )
それでは、職員入室のため暫時休憩いたします。 (午前10時40分)
委員長( 窪田美樹君 )
職員の入室が終わりましたので、休憩を閉じて会議を再開いたします。
(午前10時42分)
職員の紹介をお願いいたします。
福祉部部長( 仲野美幸君 )
おはようございます。職員の紹介をさせていただきます。隣から、町民健康課長、高橋です。課長補佐、千葉です。同じく課長補佐、伊藤です。隣がですね、福祉課長、中川です。主幹の坂口です。後ろにいきまして、係長、大渡です。福祉部長、仲野です。
よろしくお願いいたします。
委員長( 窪田美樹君 )
よろしくお願いします。それでは、職員の紹介が終わりましたので、皆さんからの、何か御質問があれば。
委員( 笠原俊一君 )
毎年この医療関係の労働環境の改善というのは出てきているように思うんですけども、まず基本的にこの陳情者、この2本とも同じところから出てきているんですけども、この団体というのはどういう団体なのか、基本的なことに教えていただければと思うんですけど。
委員長( 窪田美樹君 )
おわかりになりますか。
町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
すいません、わからないというお話をさせていただきたいということで。ちょっと団体の状況までは把握しておりません。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。
委員( 笠原俊一君 )
本当はね、こういう団体はどういう団体かというのを教えていただくと非常に安心して見ることができるんで、基本的に伺ったんですけども。あと、現実的にこの両方、15については夜勤交代制労働の改善ということと、あとは、16のほうは介護労働者の環境改善、似たような感じかなとは思うんですけども。現実的に、毎回聞いているんですけども、医療現場というのは非常に過酷な現場なんだろうなという、テレビだとかいろんなの見てもね、人数が少ない、結構やめていく人が多いとか、そういうのがテレビだとかマスコミだとかでは見ているんですけども、現実として葉山の町が対応するような医療現場というのかな、そういった近しいところだとかでは、もう同じようなこういう、医療関係の現場というのが厳しい状況に置かれているんでしょうか。
町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
皆さん御承知のとおり、町では病院の管理をしているセクションもございませんので、実際のところどういう状況かというのはなかなか把握することは難しいんですけども、この陳情者の方がおっしゃっている非常に厳しい状況だということは、感覚的なものでお答えするしかないんですけども、そういう形で、日本全国どこの医療機関も、病院の中ではですね、お医者様が足りないとか、産婦人科の先生がいらっしゃらないとか、そういうことはよく耳にするところでございます。それから、看護師さんのほうもですね、非常に厳しい状況があるというようなお話もよく伺います。医療関係の、ここの文書の中にあります厚生労働省の5局通知とかですね…5局長通知ですか、それから6局長通知というのも出ておりまして、やはりこれ皆さんで協力してそういうところの改善をしていってほしいというような国の方針も出されておりますので、そういう部分で言えばですね、やはりこの書かれていることは現実なんだなというふうな感じは受けます。
委員( 笠原俊一君 )
特に今度逗子市さんがそういう医療の乗り出していくということでね、葉山も応援するような動きというのは出てくるのかなと思うんですけども、やはり状況だとかよく見といていただいて、それで、何ていいますかね、一般の会社なんかでもやっぱり待遇がいいところに人は必ず移るじゃないですか。ね、働くところの環境がよくて、給料がよくてというところに、働いている人は、労働者というのは動くと思うんですよね。そういったところを、いい環境を求めて実現しながら働いていただくことが今度、医療行為、あるいはケアだとかいったものを受ける患者さんというか、側のほうにとってはそういうことの現実になることが好ましいことだと思いますので、なおいろいろ調べていただいて、そういういいところのサンプルなんかもね、あそこの医療はすごく環境もいいし、働いている条件もいいよというようなものが参考になっていくと、こういう陳情がなくなってくるのかなというような思いがするんですけどね。ぜひそういうのを調べていただきたいなと思うんですけども。全然労働環境、問題ない、非常にすばらしい医療の現場、あるいはこういったところがどうなんだという、そういったものの情報だとかもお持ちではないでしょうかね。
町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
持っておりません。
委員( 鈴木道子君 )
せっかく職員の方いらしていただいているので、ちょっとお伺いしたいんですけども、町内の、町民の方のこういうことに関する、陳情に関するお声とか、それから看護師さんと、町内のですね、何かそういうようなお声を把握していらっしゃいますか。もしそういうことがあったらお伺いしたいなと思っておりますが。
町民健康課課長( 高橋雅宏君 )
特に町民健康課のほうで医療関係の担当をさせていただいておりますけれども、直接的にですね、その環境が悪いから改善してくださいとか、そういう御要望を受ける機会は今のところはないですね。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに何か皆さんから。よろしいでしょうか。ありがとうございました。職員の方、ありがとうございました。
それでは、職員退室のため暫時休憩いたします。 (午前10時50分)
委員長( 窪田美樹君 )
休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午前10時51分)
それでは、陳情第29-15号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める陳情に関して、皆さんの御意見お伺いいたします。
委員( 待寺真司君 )
この陳情者からの資料がついておりますけど、資料の2のこの、これを見ると、よく内容もわかりますし、また、これまでも出てきた陳情と同趣旨というふうに私は理解をしております。それで、特に夜勤交替…夜勤の1人にしないという陳情項目がありますが、これ岩手県の大豪雨のときにですね、高齢者のグループホーム、1人しかいなくて、全員、大変悲しいことに命を落としてしまった、そういった現場の声を聞いて、こういう形で夜勤1人体制の解消を訴えているというふうに私も認識しております。その他、夜勤改善というのはこれまでもずっと出てて、さらにまたこの団体から出続けるということはなかなか現場が改善されていないというふうに判断できますので、今回も私は採択をして意見書を、この団体からサンプルが出ておりますので、それを参考にして提出すべきものと私は思います。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。ございますか。
委員( 笠原俊一君 )
毎年こういったところで、私も賛成して、提出するほうに賛成なんですけど、ただ、余りにも我々が現場というものがわからないんでね、そこら辺がやはりマスコミだとかそういうのを見ながら、大変なんだなというのはわかっているんですけども。逆にさっき質問したんですけども、じゃあ、労働環境のいいところはどこなんだということもわからないし、今、この団体というのはどういう団体で、どういうふうに動いているかというものもよくはわからないというのが、自分の勉強不足もそうなんですけども、難しいところなのかな。いずれにしても、医療現場、あるいはこういう介護の現場というものが充実していくことがこれから高齢化が進んでいく中での大切なことなんでね、やっぱり国を挙げて、町のほうからもこういう体制をきちっとしてくださいよと、こういうのが出すのはやぶさかじゃない。出すべきだというふうに思っております。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。
委員( 鈴木道子君 )
この医療体制に関するいろいろなニュースはもうマスコミ等でもいろいろ耳にしているところですし、この労働時間というのは医療関係のみならず、いろいろな事件があるたびに問題にされてきて、それを誰かが、例えば不幸なことに亡くなるというようなことをきっかけに改善というのがやっと表に出てくるような状況だというふうに思っています。この医療体制は特に私たち、何ていうんでしょう、かかる患者側から見ても、やはり安全・安心な医療ということは大変、そういう状態であってほしいということは大いに思うところですけれども。
この体制にかかる、何ていうんでしょう、財政的な裏づけというのは私たち議員としてしっかり目にしなければいけないところなんですけれども、そこまでなかなかたどり着く勉強というのは不可能に近いような状況です。この文面から判断するしかないということを思いますと、やはり同様に、私もこれはぜひこうあってほしいというような思いをいたします。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかにございますか。
委員( 横山すみ子君 )
ずっとこの団体から同趣旨の陳情と意見書提出を求めるという意思が提出されているんですけれども、勤務医あるいは病院の夜勤の医師、看護師ともに、もう非常に過酷な状態だというのは多くの人が目にしているところで、医療費全体の削減の問題とこれを直に絡めるのではなく、これは必要なことだと思います。あと、医療費削減についてはそれぞれ個々に見ていかなければいけないんですけれども、採択して意見書を送りたいと思います。そして、どこが提出しているにせよ、言われている内容が必要なものであれば提出をするべきと考えます。
委員長( 窪田美樹君 )
よろしいですか。それでは、皆さんの御意見がそろいましたので、採決をとらせていただきたいと思います。陳情29-15号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める陳情に関して、賛成の方は挙手をお願いいたします。
( 挙 手 全 員 )
挙手全員です。挙手全員ですので、採択とさせていただきます。
それでは、次の陳情第29-16号「介護労働者の労働環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情に関して、朗読をお願いいたします。
( 書 記 朗 読 )
陳情の朗読が終わりました。先ほどのは医療だったんですが、今度は介護の部分です。職員からの説明を…何か職員に関して質問があれば。先ほどのは病院だったんですが、今度は葉山町にもある介護なんですが。(「一緒に済ませた」の声あり)よろしいですか。先ほど介護のほうも一緒に質問をしたということで、よろしいでしょうか。それでは、皆さんの御意見のほうからお願いいたします。
委員( 笠原俊一君 )
これは提出者も先ほどと同じで、やっぱり同じその医療関係の方、介護の方、同じだと思うんですよね。ですから、やはりこれも同時に、これも非常に必要になってくる、今、先ほど言ったように高齢者が多くなって、非常に必要な部分ですから、同じように待遇の改善、処遇の改善というものは必要なことだと私は思っておりますので、これも今までと同様に採択して意見書を出すということだというふうに私はすべきじゃないかなと思っています。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに。
委員( 待寺真司君 )
結論から言えば、私も採択して意見書を出すべきというふうに思います。
それで、この陳情の中にもありますように、2015年に介護報酬がマイナス改定になったんですね。
今度、次年度予算はたしかプラス改定のほうに動いているということでございますけれども、ただ、一旦マイナスにしたものをプラスにしているので、プラマイで考えるとそんなには上がってないというような中で、やはりこの処遇改善というのはこれからの超高齢化社会を迎える中で喫緊の課題というふうにやはり捉えなきゃいけないというふうに思いますので、この陳情の趣旨、全部理解できるものではございますので、採択して意見書を出すということでいきたいと思います。
委員( 横山すみ子君 )
介護の施設の、ベッドがあるにもかかわらず介護労働者が応募してくれない、人員が足りないためにあけてあるというようなことも聞く現状ですので、これは採択して意見書を送るべきと思います。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかにございますでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、皆さんの意見が出そろいましたので、挙手により採決をとらせていただきます。29-19号…ごめんなさい、間違えました。29-16号に賛成の方は挙手をお願いいたします。
( 挙 手 全 員 )
挙手全員で採択させていただきます。
これで、以上本日の陳情案件のほうは終わりました。意見書のほうは、内容のほうは、こちらの…。
( 「正・副一任」の声あり )
正・副一任ということで。
それでは、次の案件に移らさせていただきます。所管事務調査としてなんですが、第7期葉山町高齢者福祉計画・介護保険事業計画に関して職員の入室を求めたいと思いますので、暫時休憩いたします。 (午前11時02分)
委員長( 窪田美樹君 )
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午前11時03分)
職員の紹介をお願いいたします。
福祉部部長( 仲野美幸君 )
職員の紹介をさせていただきます。隣から、福祉課長、中川です。
主幹の坂口です。係長、大渡です。よろしくお願いいたします。
委員長( 窪田美樹君 )
お願いいたします。それでは、説明をお願いいたします。
福祉課課長( 中川禎久君 )
それではですね、第7期の高齢者福祉計画・介護保険計画について説明をさせていただきます。本編とですね、概要のほうをちょっと使って説明させていただきたいと思います。
まずですね、計画策定の目的、こちらはですね、団塊の世代が全て75歳以上となります2025年、平成37年ですけれども、こちらのほうをですね、見越した上で「お互いに支え合い、いきいきと健康に過ごせるまち はやま」、こちらをですね、基本理念といたしまして、平成32年度までの高齢者福祉、それとですね、介護保険事業の計画目標を盛り込んだ計画を策定することで、年齢を重ねても葉山町で生き生きと暮らしていけるまちづくり、こちらを目的としております。
高齢者福祉計画はですね、高齢者の福祉について定めるもので、具体的に言いますと、高齢者福祉施策の基本的方向、今後取り組むべき具体的な施策、計画の推進体制を盛り込んだ内容となっております。またですね、介護保険事業計画のほうはですね、国の基本指針に即しまして、3年を1期とする介護保険に係る保険給付の円滑な実施について定めるものとなっております。国のほうの基本指針としましては、基本理念、基本目標、達成しようとする目的、施策の達成状況の評価、市町村介護保険事業計画の基本的記載事項といたしましては、日常生活圏域の設定、各年度における介護給付費等対象サービス、これらの種類ごとのですね、量を見込むといったようなこととなっております。
そこで、この計画はですね、基本理念といたしまして、第四次葉山町総合計画基本構想におけます保健・医療・福祉分野の基本目標であります「一人ひとりが大切にされ、自立し、健康で生き生きと暮らしていけるまち」、こちらを踏まえまして、年齢を重ねても幸せな笑顔で過ごせる町、また地域での支え合いを大切にするぬくもりのある町、そうするため、「お互いに支え合い、いきいきと健康に過ごせるまち はやま」、これを基本理念として事業を遂行することで、上位計画に当たる葉山町総合計画との整合を図っております。
基本理念、それとですね、次に説明いたします基本目標自体は、第6期と変更はございませんが、基本目標におきましては多くのものを追加させていただいております。まず1ですね、基本目標1、元気で健康な状態を維持する。こちらにつきましては、平成28年度にはですね、国のモデル事業にも採用されましたケアマネジメント適正化事業を初めとし、自立支援に資するケアマネジメントを推進していきます。在宅医療・介護連携の推進としましては、逗葉地域在宅医療・介護連携相談室を中心としました関係機関との協力・連携、健康な方への外出支援としての公共交通機関での外出に対する支援、また日常生活圏域を2カ所とするとともにですね、地域包括支援センターの1カ所増設を掲げております。
続きまして、基本目標の2、地域でお互い助け合いながら暮らしていく。こちらにつきましてはですね、これまでの事業に加えまして、非常に好評を得ております貯筋運動の町内全域への普及推進、生活支援コーディネーターの設置、総合事業における多様なサービスの創設を目指しております。
基本目標の3、認知症になっても安心して暮らせるまちをつくる。こちらにつきましては、記載のとおり、認知症チェックサイトの普及推進、認知症地域支援推進員を中心とした理解促進、認知症初期集中支援チームによる早期発見・早期対応を行ってまいります。
基本目標の4、年齢を重ね介護が必要な状態となっても、可能な限り葉山町で暮らしていけるまちとする。こちらにつきましては、第6期計画期間中にですね、ちょっと先ほどとかぶりますけれども、国のモデル事業に採用されましたケアマネジメント適正化推進事業、29年度行っております介護予防活動普及展開事業等を引き続き推進し、要支援者・要介護者の状態改善を目指していきます。なおですね、葉山町が実施しておりますこれらの事業というのはですね、他の多くの自治体が実施しておりますモデル事業が行政のケアプランの一方的なチェックになっているのに対しまして、記載のとおりですね、行政、包括、事業所、そして専門職等がですね、協働で自立支援型マネジメントを推進しているというところが非常に大きな特徴となっております。
その他といたしましては、今回の計画ではですね、第6期では地域密着型の特養、小規模多機能等の施設整備、こちらを位置づけておりましたが、今回の第7期の計画では施設整備は位置づけておりません。特にですね、議会からも非常に指摘を受けております6期中に整備のできなかった地域密着型特養、こちらにつきましては現在の震災に係る復興需要、オリンピック需要による建築費・人件費の高騰、またですね、公募した際の応募状況、特養の待機者数の状況等を勘案しまして、第7期の3年間はそれらの動向を見きわめる期間とさせていただき、第8期以降に検討したいというふうに考えております。
それとですね、現時点ではまだ国のほうから介護報酬の改定について発出されておりません。
そのためですね、介護保険のサービス事業の見込み、あと保険料については空欄となっております。保険料の段階につきましては、現在14段階と、かなり細かい設定となっておりますので、こちらは現行のままというふうに考えております。
今後のスケジュールといたしましては、12月11日から1月9日までがパブリックコメントの期間となりますので、議員の皆様の意見につきましては、この期間中にですね、議会事務局のほうに提出していただければというふうに思っております。
以上、簡単ですが、今回の計画について説明させていただきました。
委員長( 窪田美樹君 )
ありがとうございました。御質問。
委員( 鈴木道子君 )
すいません。ちょっと基本的なことで大変恥ずかしいんですけれども、今の概要の中の認知症ケアパスというのはどういうものでしたかしら。
福祉課主幹( 坂口薫君 )
認知症の初期の段階から、ある程度進んだ段階までを一連で見れるようにして、症状の特徴的なもの、あとサービスのこういうものがございますよというような流れといったものを1枚でまとめたものをつくらせていただいております。
委員( 鈴木道子君 )
それはどういう場面で活用しているんでしょうか。
福祉課主幹( 坂口薫君 )
介護の申請が上がったときに、私ども認定調査に伺いますので、そのときにまずお配りをするということと、あと日々の相談の中で活用していきたいと思っております。
委員( 鈴木道子君 )
それは認知症普及啓発パンフレットと認知症ケアパスがあるわけですね。
この2つを活用してね。わかりました。はい、ありがとうございます。
委員( 待寺真司君 )
また計画に対して意見書を出す機会があるので、余り細かいことはと思うんですが、ちょっと2点だけ確認をさせてください。地域包括センターの1カ所増設というのが目標に掲げられて、これ、掲げた以上、絶対この期間中にやるということなんでしょうが、その見通しとか、その辺。できればこれ、30年度から入っていくものですので、もう来年の例えば当初予算の中にね、そういったものが盛り込まれてくるのか、今の段階で言える部分があれば、1点まずそこをお伺いしたいと思います。
福祉課課長( 中川禎久君 )
今回の計画、3年の計画になっております。実際には公募というような形になろうかと思いますので、そこで受けていただく方がいればですね、なるべく早い時期にやっていきたいと。予算については30年のですね、予算要望はしていきたいというふうに思っております。
委員( 待寺真司君 )
今1カ所、とりあえず…とりあえずというか、社協の福祉会館とかありますけれども、エリア的に言うと、増設するのは、じゃあ例えば海岸側になるのかなとか、あるいはもうちょっと山のちょっと離れたほうになるのかなとかって、いろいろ想定できるんですけれども、その辺、設置場所等についてね、現段階で具体的な見込みが立っているのか。その辺はいかがでしょうか。
福祉課課長( 中川禎久君 )
すいません、そちらのほうにつきましては、本編で言いますと8ページ、9ページですね、になります。8ページ、9ページを、すいません、お開きください。
その辺にですね、今回の生活…日常生活圏域を2圏域にしますというふうに書かさせていただいております。次の9ページがですね、どうやって分けていくのかという内容になっております。
木古庭・上山・下山・一色、これを1つの圏域、残り堀内・長柄を1つの圏域としております。
分けた基準といたしましては、65歳以上の高齢者数、あとですね、その人数の対比ですね。おおむね半分ぐらいになる。あとですね、10ページへ行っていただきますと、要支援認定者数、要介護認定者数も、こちらの区域で分けるとですね、おおむね50対50に近いものになるというふうに想定しておりますので、こちらのような形でカバーできるところというふうになってくるのではないかと考えております。
委員( 待寺真司君 )
もう一つちょっと聞きたくなってしまうんですけど。圏域がそういうふうに分かれて、当然ここは福祉会館は堀内・長柄圏域の方ということになると、一色・下山・上山・木古庭、この皆さんが使いやすい場所というと、ある程度真ん中辺になるのかなと思うんですが、ただ一つ、この間からちょっと一般質問でも出てますけど、旧役場の使い道みたいな話もね、この間、出てたわけですよ、実際、町長の答弁で。こういったものも視野に入っているということで考えておいてよろしいのかどうか、その辺はいかがでしょう。
福祉部部長( 仲野美幸君 )
現時点で公募させていただくということと考えておりますので、今、事業所を対象に考えております。
委員( 待寺真司君 )
じゃあ、もう1点ちょっと別なんですけども。認知症対策について、基本目標の中にかなりはっきりと入ってきておりますので、これはこれからの葉山町でも非常に大事な取り組みになろうかと思いますけれども、我々議会、教育民生常任委員会でも、尾張旭市のほうに行って、いわゆるテストプログラムみたいのあって、葉山町もありますよね。その辺の充実とか、そういった部分もこの目標を掲げた中で、今後取り組んでいくというふうに担当課のほうで考えているということでよろしいでしょうか。非常に早期発見、大事だということが昨今もう本当にメディア等でも取り上げられておりますので、その辺を充実させるという意味では、大事な事業になると思いますので、尾張旭市さん、多分見られていると思いますけれども、そういった今後の活動方針、どのようにお持ちなのかだけお聞かせください。
福祉課主幹( 坂口薫君 )
早期発見につきましては、地域包括支援センターのほうに専用のソフトというか、を買いまして、実際福祉まつりのときに活用させていただいて、17名のちょっと疑いのある方にチェックをして、何%…結構な割合でMCIと診断された方もいらっしゃったり、あと、それは日々の訪問の中で我々が対象者の家庭に出向いて、なるたけチェックをして、早めに医療機関あるいはサロンとか、介護保険ではなく、なるたけ元気のままいてもらうということでの発見の仕方、つなぎ方というのは、先ほど言ったような認知症のケアパスを使いながらもやっていこうかなと思っているところです。あと、町民健康課のほうともまたコラボしてですね、元気な人になるたけ元気でいてもらうために、認知症だけだとなかなか人が来ないので、コグニサイズとか、貯筋運動もちょっと変形させたりした形で、元気な方、脳のほうも元気でいてもらうような施策を考えていっているところです。
委員( 横山すみ子君 )
地域包括支援センターなんですけれども、今、非常に活躍していただいているんですが、これ…これというか、これからの計画の中で認知症の初期集中支援チームとか、生活援助の面を入れると、今の規模とか予算よりもふえるなというふうに思っているんですけれども、それを前提として公募に入るということですよね。
福祉課課長( 中川禎久君 )
そうですね、2カ所にふえますし、そういったことも含んでということになりますね。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに御質問は。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり )
それでは、職員退室のため暫時休憩いたします。 (午前11時19分)
委員長( 窪田美樹君 )
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午前11時23分)
職員の紹介をお願いいたします。
福祉部部長( 仲野美幸君 )
お待たせして申しわけございません。職員の紹介をさせていただきます。隣から、福祉課長、中川です。主幹の坂口です。係長、斉木です。子ども育成課長、行谷です。課長補佐、石井です。よろしくお願いいたします。
委員長( 窪田美樹君 )
よろしくお願いします。それでは、御説明のほうをお願いいたします。
福祉課課長( 中川禎久君 )
それでは、引き続き障害者福祉計画について説明させていただきます。主に概要のほうを使いまして、説明のほうをさせていただきたいと思います。
葉山町障害福祉計画はですね、障害者政策に関します基本的な計画である障害者計画と、障害者福祉サービスの提供体制の確保や業務の円滑な実施に関する計画であります障害福祉計画を一体的にまとめたものとなっておりましたが、平成28年6月、児童福祉法のほうがですね、改正されまして、障害児福祉計画を策定することが義務づけられましたので、今回は障害者計画、障害福祉計画、障害児福祉計画を葉山町障害者福祉計画として一体的にとりまとめております。
すいません、本編の8ページのほうをちょっとごらんいただければと思います。パソコンは、ごめんなさい、12ページですね、すいません。(「印刷されているのは8ページですけれども」の声あり)こちらに記載しておりますとおりですね、障害者計画、これは平成27年度から平成32年度の6年間が計画期間となっております。そのためですね、今回は3年経過時点での必要な見直し、いわゆる時点修正のほうを行わさせていただいております。その下ですね、障害福祉計画、これは第5期の計画として、その下の障害児福祉計画、これは第1期の計画として、国の基本指針に基づきつつ、前期計画期間中の実績をもとにしてですね、自立支援給付、地域生活支援事業、障害児支援事業に係る平成30年度から32年度までの3年間の各事業を見込んだものとなっております。
次にですね、すいません、概要のほうに戻っていただきます。障害者計画の基本理念ですが、基本理念については変更はございません。「障害のある人もない人も互いの人格と個性を尊重しながら、住み慣れた地域で互いに支え合い、共に安心して自分らしく暮らせるまちづくり」としております。この基本理念のですね、実現を目指しまして、7つの取り組みの柱となります基本目標のほうを設定させていただいております。この基本目標につきましても変更はございませんが、今回、国の指針の中でですね、地域共生社会の構築について記載することというふうになりましたので、現行の計画の基本理念に書かれている内容そのままでありますので、本編では40ページになりますので、機械ですと…44ページですね。ここに記載しております基本目標1、心のバリアフリーの推進において、共生社会の実現として、地域のあらゆる住民が支え手と受け手に分かれるのではなく、地域、暮らし、生きがいをともにつくり、高め合うことができる地域共生社会の実現に向け、特に障害のある人とない人がともに活動する相互交流の機会に主眼を置いた取り組みを進めていきますという形で追加をさせていただいております。その他の基本目標についての時点修正はございません。
またですね、重点施策については、相談資質の向上、重点施策の2、就労支援体制の整備、地域で自立した生活を送るための環境づくりと、3つございますが、重点施策のほうは時点修正のほうはございません。
次にですね、本編で言いますと48ページからですね、87ページの間がですね、この各基本目標に関連する事業を実施しております課や関係機関に対して、現時点での状況を確認し、取り組みの方向を調整した結果となっております。
続きまして、障害福祉計画と障害児福祉計画について説明をさせていただきます。障害福祉計画、それとですね、障害児福祉計画は、障害児者の支援のためのいろいろな事業についてですね、着実な事業実施を図るために事業ごとのサービス提供量、その確保策についてとりまとめたサービスの受給計画というふうになっております。本編で言いますと94ページから120ページまでが各事業の見込み量というふうになっております。概要のほうにも書いておりますけれども、見込み量につきましては、過去3年間の実績を勘案しまして、今後の3年間を推計したものというふうになっております。
それとですね、本編で99ページ、就労意向支援につきましては、地域意向と重点目標に合わせて見込み量のほうを設定しております。それとですね、102ページの(7)就労定着支援と、104ページの自立生活支援につきましては、制度改正の内容のほうがですね、まだ国のほうからきていないためですね、該当するであろうと見込まれる方の数で推計をさせていただいております。
次に、障害福祉サービスと障害児通所支援等の目標値についてですけれども、目標1、福祉施設の入所者の地域生活への移行、こちらにつきましては国の指針における地域生活移行率というのは、現行12%以上なんですけども、今回9%以上へ。削減率につきましては、現行が4%以上から今回2%以上にですね、高齢化と重症化というのを背景にですね、引き下げられましたけれども、生活支援移行数、それとですね、入所削減見込み数を、生活移行数については2人、入所削減見込みについては1人と、現行計画のままに据え置きましたので、いずれも国の目標値を上回った数字となっております。
続きまして目標2、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築。こちらにつきましては、今回新たに国の基本指針に追加されまして、精神障害者が地域の一員として安心して自分らしい暮らしをすることができるよう、精神障害に対応した地域包括ケアシステムの構築を政策理念として明確にするとなったことからですね、新たに追加した目標となっております。そのためですね、障害や疾病の有無にかかわらず、お互いに支え合い、地域で安心して暮らすことのできる体制づくりを進めるとともに、近隣市との連携により保健・医療・福祉関係者による協議の場を設置してまいります。
続きまして目標3、地域生活支援拠点等の整備、こちらにつきましては、障害のある人のニーズ、地域の課題を把握するとともに、県が実施いたします事業を活用しながら、近隣市と連携を図り、地域に必要なサービス提供の体制づくりを強化してまいります。また、地域の課題や各事業所の連絡調整機能、相談機能を持った相談支援体制の中核となります基幹相談支援センターの設置を新たに掲げさせていただいております。
続きまして目標4、福祉施設から一般就労への移行等につきましては、障害者総合支援法の改正におきまして、就業に伴う生活面の課題に対応できるよう、事業所・家族との連携調整等の支援を行うサービスといたしまして、就労定着支援が創設されたことを踏まえまして、職場定着率が成果目標に追加されております。国の指針における一般就労移行率の目標値は、現行の2倍以上から1.5倍以上、就労移行支援の事業利用者増減率は、現行の6割以上増加から2割以上増加に引き下げられておりますけれども、葉山町といたしましては自立支援協議会等のですね、現場の声を反映させまして、一般就労移行者数を5人、就労移行支援事業者利用者数を6人としたことからですね、国の目標値を上回った目標値としております。また、新たに追加されました1年後の職場定着率につきましては、国の目標値であります8割とさせていただいております。
続きまして目標5、障害児支援の提供体制の整備等につきましては、今回新たに国の指針に追加されたものです。障害支援の提供体制を計画的に確保するために、障害児福祉計画を策定することとなったことから、児童発達支援センターを中心としました地域支援体制を構築する。ライフステージに応じた切れ目ない支援と保健・医療・福祉・保育・教育・就労支援等と連携した支援を提供する体制を構築するという指針を受けまして、記載しておりますとおり、32年度末までに児童発達支援センター1カ所を設置します。それとですね、平成32年度末までに保育所等訪問支援を利用できる体制を構築します。平成32年度末までに、主に重症心身障害児を支援する児童発達支援事業所、それとですね、放課後等デイサービス事業所を1カ所の確保をします。平成30年度末までに医療的ケア児が適切な支援を受けられるよう、保健・医療・障害福祉・保育・教育等の関係機関等が連携を図るための協議の場を設置しますという4つの目標を掲げさせていただいております。
以上、簡単ではございますけれども、今回の障害者福祉計画の概要となります。
委員長( 窪田美樹君 )
ありがとうございました。何か御質問ある方いらっしゃいますか。
委員( 鈴木道子君 )すいません、今の御説明の目標5の3つ目の児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業所、これ、続きの分で1カ所を確保しますということですか。各1カ所じゃないですよね。
子ども育成課課長( 行谷修君 )
こちら、児童発達支援事業所というサービスと放課後等デイサービスという、サービスの種類が違うんですけれども、実はこれ、年齢によって就学後の方というのが放課後等デイサービスというののサービスになります。その前の方というのが児童発達支援となりますので、事業所はこれを2つ一遍にやっているところもございます。片方しかやってないところもございますので、それに対応できるような事業所を1カ所、これを2つやっているところであれば1カ所でいいと思うんですけれども、少なくともそういう方が通えるところ1カ所設けられたらなというふうに目標を掲げています。
委員( 待寺真司君 )
同じ目標のところで、平成32年度末までに児童発達支援センター1カ所設置というんですけど、これは町が設置ですか。それともまた民間事業者というような考え方なんでしょうか。
子ども育成課課長( 行谷修君 )
すいません、これ、目標設定の中で一番下の目標達成に向けてというところがあるんですけれども、ちょうどこの3番目のところですね。今のところ町で直営でというのは、たんぽぽ教室がやっています。たんぽぽ教室は就学前のお子さんを対象にしてますので、たんぽぽ教室の機能強化というのは必要だと思っているんですけれども、こちらの今、重症心身者が受けられるというようなことというのは、民間の事業者さんの参入をできればなというふうなことも考えています。町内には2カ所、サービス事業所がありますし、「結」と「あけぼの園」さんですね。町外の施設もありますので、なかなか近隣市で重症の方をお預かりできるというところの施設というのが限られてくると思いますので、施設整備であるとか、そういったものの要件を受け入れられる施設さんにお願いできる部分もあるのかなということで考えています。
委員( 待寺真司君 )
今、課長から、たんぽぽの機能強化というお話がちょうど出たんですけれども、たんぽぽ教室、まだあれですよね、非常勤の皆さんだけでやっておられますよね。その機能強化という部分で、前も4日しかやってないとかという、それは非常勤だからどうしても週の時間で関係がある。常勤を置くというような考えも機能強化の一つに入ると思いますけども、その辺は検討されてますか。
子ども育成課課長( 行谷修君 )
検討材料の一つになっています。現在では非常勤でも週5日間、お休みではなくて、それは改善しております。常勤職員を置いて、たんぽぽ教室が児童発達支援センターという、センターのビルではないんですけど、機能を持つようなことができればいいかなと思っていて、センターになるためには職員要件があります。常勤職員がいなければいけないとか、看護師を配置しなければいけないとかってありますので、そういったことも視野に入れながらやってますけど、全てのものをセンターとして持つのか、例えば一部を委託にするとかということも考えられますので、そういった意味での強化は考えています。
委員( 待寺真司君 )
せっかく先んじたいい事業なので、ぜひ町営でね、やはりしっかりと常勤体制をとって、対応できる体制をぜひこの目標を掲げた以上ね、実施計画、早くつくって実現に向けて動いていただきたいなって、きょうちょっとお話聞いてそう思いますので、その辺はぜひ部長、人員配置も当然ね、出てくるでしょうし、センター長というような、恐らく肩書になって常勤が入るというようなことになると思いますけれども、やはり非常勤だけの体制というのは、何かあったときに対応はおくれますよ。しっかりそういったセンター長を置くという、今まさにこの児童発達支援センターをたんぽぽとというようなお話の中では、まさにそこ大事なことになろうかと思いますので、目標に掲げてありますから、ぜひ実現に向けて動いていただきたいということを一つお願いと、それから引き続きちょっと質問なんですけれども、この目標5に医療的ケア児が適切な支援を受けられるように協議の場を設けますというふうにありますけど、今、葉山町自体は発達支援システム会議を設けてますよね。この中でできてないからここに目標を置いたということの認識でよろしいんですか。その「医療的ケア児」という言葉が余り聞きなれない言葉でございますので、そういった対象が今まではできていなかったということで目標に掲げているのか、その辺いかがでしょうか。
子ども育成課課長( 行谷修君 )
この目標4のところは、国のほうの指針はこの4つに対して全ての市町村が目標を掲げなさいというような仕組みになっています。したがって、できてないから挙げているわけではなくて、目標達成に向けての4つ目の括弧を見ていただきますと、葉山町は実はできています。こういうシステムの協議の場が、もう既にできていまして、それにさらなる強化を図っていこうということで、葉山町の中でも医療的ケア児の対象者の方も1例、2例ございまして、既に内部の中でコーディネートみたいなことはやっているんですけれども、やはり人材育成の部分がやはりこれからの課題であると思いますので、そこの強化はさらに町としてはやっていきたいというふうに考えています。
委員長( 窪田美樹君 )
ほかに御質問、よろしいですか。それでは、ありがとうございました。
それでは、職員退室のため、暫時休憩いたします。 (午前11時42分)
委員長( 窪田美樹君 )
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午前11時43分)
ただいま2件の計画のほうが説明を受けました。この計画はパブリックコメントにかけられるものとなっていますので、議会としてパブリックコメントのほうの御意見をまとめたいと思います。高齢者福祉計画のほうは1月の9日が計画、パブリックコメントの締め切り日となっていますので、それまでに皆さんの御意見をまとめたいと思うんですが、いつまでにまとめるかということを昨日佐々木さんと相談したんですが、佐々木さんのほうが今、いなくなってしまって。局長、おわかりになりますか。いや、私、日程はわかっているんですが、それでよいのかというところで。(私語あり)
すいません。パブリックコメントのほうの締め切りが1月の9日だったと思うんですが、それを意見まとめるために、いつまで皆さんの集約という形をとればいいのか。
議会事務局主任( 佐々木周子君 )
1月の9日締め切りということなので、1月の4日の正午までにいただければと考えております。(「5日の正午にしない」の声あり)5日の正午ですと、とりまとめをして起案までしてというような形になりますので、できればそういった形が望ましいんですけれども。5日にしましょうか。(私語あり)
委員長( 窪田美樹君 )
最初の事務局案で、皆さんお正月にやられるか、年内にやられるかは御自由ですので、事務局からの案で、4日の正午ということでよろしいでしょうか。ということで、皆さん、それは全委員にお知らせ願えますか。教育民生だけではなく、総務建設常任委員さん、全議員のほうにお知らせのほうをしたいと思います。高齢者福祉計画と、あと障害者福祉計画、2件のほうありますので、2件別々に書いていただくように、お願いいたします。(私語あり)ということで、よろしくお願いいたします。
それでは、3件目の行政視察報告についてですが、お手元の案のほうを開いていただけますでしょうか。こちらのほうなんですが、これに何か間違いなどがありましたら、皆さんで後ほどお知らせいただければと思います。また、報告のほうは、これ全文読み上げますとかなり長いものになってしまいますので、抜粋したものを本会議では読み上げさせていただきます。という形でよろしいでしょうか。もし何かいろいろな御意見ありましたら、12月11日(月曜日)のお昼、正午までにお知らせ、事務局のほうにお知らせください。読みますか、よろしいですかね。よろしいですか。
委員( 笠原俊一君 )ざっと目を通したんですけど、もう少し写真を入れたらどうかなと思うんですけど。広報だとか町の広報なんかも、議会の、写真をかなりふんだんに入れてますからね、もう少し間々に入れたら、もっと見やすいんじゃないかなという思いがするんですけど。ということです。意見です。
委員長( 窪田美樹君 )
御意見をいただきました。これ、議会広報…ホームページのほうに掲載されるときには、この写真をプラスするという形、この今のものは、例えばなんですけど、これは私たちの手元に配信ということ…配信という形できます。ホームページに掲載するときに、もっと足すという形でよろしいんでしょうか。笠原委員のほうからは、もっと写真を多くという御意見をいただいたということで。ほかによろしいですか。11日正午までに、誤字などありましたら、文などありましたらお知らせください。よろしいですか。
それでは、閉会中の継続審査について、お開きいただけますか。その他は…よろしいですか。その他がまだ、その後でやらせていただきます。お手元に配信させていただいております閉会中の継続審査申出書を議長のほうに提出させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数 )
それでは、議長宛てに提出させていただきます。
その他の案件についてなんですが、その他、皆さん、その他。先日お話しさせていただきました町民との会議に関してなんですけれど、そのとき、先日のときの話では、ごみ関係、それから教育、学校給食の関係ということでお話はさせていただいたんですが、どちらも12月11日のほうに御説明がある、事務局からのある程度の説明があるということで、今現在どちらの項目か、それ以外に絞ることが現在できて…できる状態ではありません。今ここでお知らせしたのが、そのことを皆さん、そういう会議を持つという、町民との会議を持つということを念頭に、忘れないでいただきたいということでお話しさせていただきました。その要件が、そのお話があった、題目を決めるときに11日が過ぎて、今度二十何日に、この後日程の調整も入りますが、給食の案件が説明を両方受ける…受けます。そのときにどちらをするか、または全く別のものをするかというようなことに絞って、絞らせていただきたいと思いますので、そういったことも踏まえて、町のほうからの説明を聞いていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。かなり日程のほうも、第1回定例会も入りますし、お正月というか、年末・年始、皆さん忙しいと、いろいろ案件も、御用事もあると思いますので、日程調節のほうもかなり厳しいものとなりますので、そちらのほうも少し調節、まだいつも、題目も決まってないですし、いつとも言えないものですが、少し気にしていてください。
次の、今お話しさせていただきました次回の日程…あ、ごめんなさい。町民との会議で何か御質問ある方いらっしゃいますか。
委員( 横山すみ子君 )
日程の候補としては、土曜日も入るんですよね。
委員長( 窪田美樹君 )
もちろん土曜日、日曜日というか、もしこの先、ごみのことであり、学校給食のことであり、どちらもその説明するものがない、例えばですね、ということになると、またちょっと別になると、今度夜のほうがいいんではないかというような案件も出てきもしない…出てくるかもしれない。また昼間に、平日の昼間がいいんでないかというところなので、申しわけないんですが、どこ、いつをって、土・日は外して大丈夫ですよとも言えないのが今の現状です。申しわけありませんが、その心づもりだけはしていただきたいと思います。
次回の日程…よろしいでしょうか、その町民との会議。次回の日程についてなんですけれど、先日教育委員会の、先ほどもお話しさせていただきましたが、22日を過ぎてからという御希望が…というお話、説明しやすいというお話でした。22日を過ぎると、22日が金曜日ですので、もう25、26、27、28となってしまいますが、26、27が議会広報常任委員会が入っています。あと、27、28が新春の集いの準備が入っております。28日が仕事納めとなっております。ですので、今こうちょっとお話しして、あいてるというか、丸々あいてるという、何もないという日が25日となっています。世の中ではクリスマスということがありますが。その中で皆さんで調節させていただきたいと思いますので、暫時休憩させていただきます。 (午前11時53分)
委員長( 窪田美樹君 )
休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午後0時04分)
ただいま日程のほうを調節させていただきました。給食センターのほうの報告のほう、教育委員会からの報告のほうは12月25日の午後1時半からを予定いたしております。それとあと、そのお話を受けて、陳情審査のほうをしたいと、する予定で、1月の11日か12日、どちらになるかまだ決定はいたしませんが、午後からの予定、2日間を予定として、2日間のうちどちらか1日を予定として考えて、あけておいてください。
それで、あと報告文案のほうはいかがいたしましょうか。
(「正・副一任」の声あり )
意見書のほうはいかがいたしましょうか。
(「正・副一任」の声あり )
正・副一任という声をいただきましたので、それで対応させていただきます。案ができましたら、皆さんのほうにメール配信をさせていただきますので、見てください。
以上で本日の案件が終わりますが、ほかに何か。
委員( 待寺真司君 )
ありがとうございます。ちょっと1点、提案をさせていただければと思うんですけれども、我々教育民生常任委員会、舞鶴市さんが大変な台風の被害を受けて、1日短くなってしまって、その分、逆に言うと視察の予算面ではまだあるというふうには伺っておりますので。それで今、ちょうどごみが今度説明を受けますけれども、各議員さん、担当職員から既に簡単なレクチャーを受けてると思いますが、久喜市の生ごみの分解施設、百聞は一見にしかずとも申しますので、説明だけでなくて現地で、においとかも含めてね、どのようなものかというのを委員会として視察できないかなというふうに思いますので、その辺、日程とるのが非常にタイトだとは思いますけれども、正・副、事務局のほうでそういったまた予算的に余裕があるのであれば、視察ができればなというふうに思いますので、ちょっと提案をさせていただきたいと思います。
委員長( 窪田美樹君 )
今、待寺委員からそのようなお話が出ましたが、いかがでしょうか。
(「久喜市って何県ですか」の声あり)埼玉県になります。埼玉県久喜市になります。茨城県側になります。いかがでしょう。それでは、暫時休憩いたします。 (午後0時07分)
委員長( 窪田美樹君 )
休憩を閉じて会議を再開いたします。 (午後0時13分)
ただいま待寺委員のほうから久喜市、埼玉県久喜市のほうに視察をというお話をいただきました。他の自治体にも先進的な取り組みをしているところもありますので、そこもあわせての視察ができるかどうかということも考えまして、御意見をいただいたということで、調節をさせていただきたいと思います。ほかに御意見の、何かある方。よろしいですか。
それでは、本日の日程全て終了いたしましたので、これで会議を閉じさせていただきます。皆さん、お疲れさまでした。 (午後0時13分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成30年2月6日
教育民生常任委員会委員長 窪 田 美 樹
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更新日:2019年01月23日