教育民生常任委員会会議録 平成28年9月30日
開催年月日
平成28年9月30日(金曜日)
開会時間
午前10時00分
閉会時間
午後0時06分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 付託案件
(1)陳情第28-20号 平成29年度における「重度障害者医療費助成制度継続」についての陳情
(2)陳情第28-21号 平成29年度における透析治療への通院困難者に対する「通院支援」についての陳情
(3)陳情第28-22号 平成29年度における「慢性腎臓病(CKD)及び生活習慣病対策」についての陳情 - 所管事務調査
葉山町学校給食基本構想について - 行政視察報告について
- 閉会中の継続審査について
- その他
出席並びに欠席委員
出席 6名 欠席 0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 待寺真司 | 出席 |
副委員長 | 山田由美 | 出席 |
委員 | 金崎ひさ | 出席 |
委員 | 飯山直樹 | 出席 |
委員 | 窪田美樹 | 出席 |
委員 | 笠原俊一 | 出席 |
オブザーバー | 議長近藤昇一 | 出席 |
傍聴者
横山すみ子議員 鈴木道子議員 畑中由喜子議員 石岡実成議員
伊東圭介議員 土佐洋子議員
一般傍聴者 1名
説明のため出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
福祉部部長 | 仲野美幸 |
福祉課課長 | 中川禎久 |
福祉課課長補佐 | 佐野秋次郎 |
福祉課係長 | 齊木靖子 |
町民健康課課長 | 高橋雅宏 |
町民健康課係長 | 伊藤優子 |
町民健康課副主幹 | 大野聡 |
教育部部長 | 沼田茂昭 |
教育総務課課長 | 野田仁 |
教育総務課課長補佐 | 虫賀和弘 |
学校教育課課長 | 冨樫俊夫 |
会議の書記
議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局主任 佐々木周子
会議録署名委員
委員長 待寺真司
会議の経過
委員長(待寺真司君)
それでは皆様おはようございます。定刻の10時となりましたので、教育民生常任委員会を開会いたします。(午前10時00分)
本日の出席委員は全員です。よって本日の会議は成立いたします。
それでは本日でございますけれども、既にもう皆様のお手元にタブレットが用意をされております。この後、所管事務調査の葉山町学校給食基本構想についての議題からですね、このタブレットを使って委員会運営の試行ということで初の試みでございます、これを行います。議会ICT化推進チームの、きょう伊東委員長がいらっしゃってますけれども、学校給食基本構想についてから使って会議を行ってまいりますので、よろしくお願いします。
ではまず初めにですね、お手元のほうに配付をさせていただいております資料の確認から行いたいと思います。まず本日の式次第がA4で1枚。それから参考資料といたしまして、福祉部福祉課からですね、A4とそれからA3の組み合わせたクリップでとめた資料が1部。それから教育総務課・学校教育課からですね、葉山町学校給食基本構想という冊子になった綴じられた資料が1部。それからもう一つがですね、同じく教育総務課・学校教育課から出てます説明会等の概要に関する資料。これも冊子型になっております。それからもう1点がですね、教育民生常任委員会の視察報告の案ということで、お手元に事前に配付をさせていただいておりますけれども、配付漏れ等はないでしょうか。はい、ありがとうございます。
それではそれぞれの参考資料は所管のところで使いますが、視察報告の案につきましては、皆様からいただいた所感なども入っておりますので、改めてお読みいただいてですね、字句等の訂正等ございましたら事務局のほうにお願いをいたします。本会議の最終日になりますかね。最終日に視察報告を行いますので、それまでに字句の訂正等ございましたらお願いをいたします。
それでは本日の委員会の進め方でございます。お手元の次第をごらんください。付託案件といたしましては、陳情が3件、そして所管事務調査として葉山町学校給食基本構想について、3番目に行政視察報告について、これ今、案が出ております。それから4番目に閉会中の継続審査についてで、5番、その他となっておりますが、既に皆様には事前に御報告をさせて、また予定に入れていただいておると思いますが、本日午後にはですね、東京のビッグサイトのほうに行きまして、学校給食だけじゃないんですけれども、産業給食など給食全般に関する展示会が開かれております。またその中でアレルギー対応給食についてという講義がございますので、こちらのほうを委員会の視察ということで予定を入れておりますので、ちょっと長丁場になりますけれどもよろしくお願いをいたします。
では本日は順番どおりに進めてまいりますので、よろしくお願いします。まず付託案件の1、陳情第28-20号平成29年度における「重度障害者医療費助成制度継続」についての陳情、そして陳情第28-21号平成29年度における透析治療への通院困難者に対する「通院支援」についての陳情、この2件を一括議題として進めてまいりたいと思います。このような形で進めてまいりますけれどもよろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。それではまず陳情第28-20号、そして陳情第28-21号の朗読より始めたいと思います。事務局、お願いをいたします。
(書記朗読)
はい、ありがとうございました。事務局に朗読をしていただきました、それでは陳情第28-20号、そして21号を一括で審議をしてまいりたいと思いますが。これに関連して福祉部福祉課から資料が出ております。職員待機していただいておりますけれども、資料の説明等を受けたいと思いますけれども、そのような形でよろしいですか。その後質疑という形で進めてまいります。なお、20号、21号、昨年もほぼですね、ほぼ同内容の、少し内容等について記載等が変わっておりますけれども、陳情の趣旨という部分は昨年も同じようなものが出ておりまして、当委員会としては採択をしてるという状況でございますので、よろしくお願いします。
それでは職員入室のため、暫時休憩いたします。(午前10時09分)
委員長(待寺真司君)
それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時10分)
本日は陳情審査に御出席をいただきまして、ありがとうございます。また資料も御提出いただいておりますので、まず資料の御説明をいただいて質疑というふうに入りたいと思います。まず初めに職員の紹介をお願いしたいと思います。
福祉部部長(仲野美幸君)
改めましておはようございます。職員の紹介をさせていただきます。隣が課長の中川です。課長補佐の佐野です。係長の齊木です。よろしくお願いいたします。
委員長(待寺真司君)
よろしくお願いいたします。昨年もほぼ同内容の陳情が出ておりまして、当委員会で審査をさせていただきまして。また昨年につけ加えた資料をですね、お出しいただきましたので、若干この資料の御説明をいただければと思います。
福祉課課長(中川禎久君)
今回の陳情につきましては、重度障害者の医療費助成の継続と、あと通院支援についてですね、の陳情となっております。一応毎年ですね、資料のほをう出ささせていただいておりまして、まず資料1につきましてはですね、身体障害者及び知的障害者、精神障害者の方の人数ですね。28年4月現在の数値を載せさせていただいております。今回ちょっと今まではですね、平成24年4月からですね、古い年度の分をずっと出していたんですけども、今回の資料につきましては平成28年の4月現在の数値というふうなものに変えさせていただいております。ちなみに昨年のですね、27年の4月の状況を申し上げますと、身体障害者の人数、合計でいきますと922名、こちらが今回は944名。知的障害者の人数、これがですね、27年の4月は148名から155名。精神障害者の人数は平成27年4月は175名、こちらが191名。そうですね、全体で1,551名から1,620名ということにふえております。資料1につきましてはそういった状況となっております。
続きまして資料2ですね。こちらについてはですね、重度障害者医療費助成対象者の推移ということで、費用負担の内訳についての説明書となっております。左側が県の負担、そして右側がですね、町の負担、その補助内容という形になっております。それぞれのですね、昭和47年から現在までの状況を示した資料となっております。こちらについては例年どおりの資料となっております。
続きまして参考資料の3ですね。こちらはですね、重度の手帳の取得者の状況ということで、65歳以上とですね、それ以下の方の取得状況についてまとめさせていただいたものとなっております。内容については例年どおりの内容となっております。
続きましてですね、次のタクシー券、ガソリン券の利用状況。こちらについてはですね、陳情28-21号のほうですね。通院支援についての…ごめんなさい、すいません、こちらについては出してない。ごめんなさい。資料3まで。すいません、手持ち資料でした。でした。すいませんでした。以上が資料の説明になります。
委員長(待寺真司君)
はい、ありがとうございました。それではお出しいただきました資料について説明が終わりました。では陳情審査でございますけども、何か職員のほうに聞きたいこと、資料の関係も含めてですね、陳情内容等含めて、ある委員の方は挙手をお願いをいたします。
委員(金崎ひさ君)
すいません、タクシー券を配布された方が、自分で運転してもガソリン券になるというのは、あれ何年何月からでしたかしら。
福祉課課長(中川禎久君)
27年度からになります。
委員(金崎ひさ君)
27年…。
福祉課課長(中川禎久君)
すいません、申しわけない、28年度です。
委員(金崎ひさ君)
28年度ですね、はい、わかりました。じゃあ28年度ということは28年の4月1日からですね。
福祉課課長(中川禎久君)
たびたびすいません。27年度の4月1日からです、すいません。
委員長(待寺真司君)
え、27年度ですか。
福祉課課長(中川禎久君)
27年4月です。
委員(金崎ひさ君)
いや、私もそうじゃないかなと…私もそうだと思ったんですけど。あちらからの資料で、添付で、27年12月31日付で、葉山町がガソリン、本人の自己運転のみって書いてるんですよ。だからこれ、間違いですよね。はい、わかりました、ありがとうございます。
それからもう一ついいですか。陳情内容ですけど、重度障害者医療費助成制度の継続と、それからこれは自動車燃料費の助成及びタクシー券の継続。来年度これを何か削減しようとか、そういう風潮はございますか。
福祉課課長(中川禎久君)
葉山町におきましては継続の予定です。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。では他に御質問等。
委員(飯山直樹君)
ちょっと内容を教えていただきたいんですが。神奈川県のほうで医療窓口で通院に対して1回200円の負担というふうに書いてあるんですが、これ、昨年の資料を見ると、同じような内容のことが書いてあるんですが、これは窓口で、例えば通院で…という点数があって、それに対して1回200円分の2,000点なんですかね、あ、20点か、の点を差っ引いてくれるっていうことなんですかね。
福祉課係長(齊木靖子君)
基本的に病院の医療機関にかかった場合には、3割負担という形で皆さん御負担されてると思うんですけれども、そこの部分がこの医療費助成によって無料になっています。ただ神奈川県ではそこを無料にするのではなく、1回200円取りなさいということで、制度を補助金の制度に条件をつけています。ですので、幾らかかっても200円、1回。200円上限に達しなければ恐らくそれよりも少ない金額、150円とかになるとは思うんですけれども、その点数によってですね。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。
委員(飯山直樹君)
わかりました。ちょっと通院の費用に対して200円負担してくれるのかなと思ったので。そうすると葉山町の通勤費というか、タクシー代とかとかぶっちゃうので、どっちをどう取るのかなというふうに疑問があったので。わかりました、はい。とりあえず200円だけということですね。
福祉課係長(齊木靖子君)
ちょっと今、説明漏れたんですけど。神奈川県は200円取りなさいよって言ってるんですけど、葉山町はそれを御本人の負担にはせずに、町が100%の補助を出して、今のところはまだ御本人からの負担は取ってないです。ですので、神奈川県は補助金の交付をするときに、その200円分は差し引いて町に補助金は交付してきますが、その分は町が補填をしております。
委員長(待寺真司君)
わかりますか。県がそういった指導をしてるんですが、町はちゃんと全部見てると。そこの部分も負担ないようにしていただいてるということです。よろしいですか。他に質疑は、よろしいですか。よろしいですか。
委員(飯山直樹君)
透析患者の推移なんですけど。28年がこれは腎臓のところを見ると、透析患者数とニアリイコールというふうに思うんですけど、昨年の資料を見ると66人で、ことしは72人で6人ふえてると。過去の資料を見ると、隔年で10人ずつふえたり減ったりっていうふうになってるんですけど。これはずっと昔からこういう傾向で、毎年ふえては少し減っていくと、いろんな理由があると思うんですけど、そういう傾向だという理解でいいんですね、大体70人ぐらいだということで。
福祉課係長(齊木靖子君)
はい、最近そうですね、ふえてるほうが多いので、亡くなられる方よりもふえてる方のほうが多いので、少しずつふえてきてるような状況ではあるとは思います。ただ、やっぱり変動は大きいですね。病状が安定している方と、透析をしても全く何年も元気でいらっしゃる方と、やはりちょっと体に負担のかかる方と、そこの差は大きい病気ですね。
委員長(待寺真司君)
大体70人前後で過去推移してるというとこですよね。よろしいですか。
委員(飯山直樹君)
通院サービスなんですけど、葉山町の在住者の方は透析の診療所に主にどの辺に行ってるのかっていうことは把握されてるんですかね。
福祉課係長(齊木靖子君)
ハートセンターで透析センターができてからはハートセンターに行く方もふえまして、あとは逗子桜山クリニックという逗子にある病院さんであるとか、あとは、あそこはちょっとトンネルの手前にあるセンペルっていうところに通ってる方が多いですね。
委員長(待寺真司君)
鎌倉に抜ける手前のところですね。久木になるのかな、住所で言うと。
福祉課係長(齊木靖子君)
久木ですね、はい。
委員(飯山直樹君)
それらの診療所は通院サービスはやられてはないんですか。
福祉課係長(齊木靖子君)
ハートセンターとセンペルさんは通院サービスはやっております。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。では質疑のほうはよろしいでしょうか。はい。それではこれにて質疑を終結いたします。職員退席のため暫時休憩いたします。ありがとうございました。(午前10時22分)
委員長(待寺真司君)
それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時23分)
では陳情第28-20号、そして28-21号について、委員の皆様から御意見等、取り扱い等について求めたいと思います。では、挙手をお願いをいたします。
委員(金崎ひさ君)
今質問をさせていただいて、葉山町としてはこれを継続する意向だということですので、何にも問題ないと思います。それから陳情第28-21号についておりますこの参考資料ですけど、見開きの葉山町のところですけど、ガソリン券の助成が自己運転のみと書いてありますけど、これはもう既に改正されまして、御家族が運転していてもいい。それからタクシー券をガソリン券に変更することもできるというふうな、大変改良されておりますので、ここに書かれているのが、日にちが27年の12月31日ですけど、これちょっと勘違いだと思います。これよりもすごくよくなっているということで、それを継続するということですので、何ら問題ないと思いますので、私は両方とも採択すべきというふうに思います。
委員長(待寺真司君)
特に決算審査の中でも出ましたけども、燃料費助成事業については、当然対象者もすごいふえて、決算額でも前年より70万補助額がふえてるということで、使い勝手が非常に改善されたということで報告も受けておりました。
では今、金崎委員からこの2点の陳情について、両方とも町としては取り組んでいるので、採決で採択ということでよろしいですか。で、いかがかということでございます。では他に。
委員(窪田美樹君)
この陳情では継続をお願いしますということで、質問等の中ではそれは継続しますというお話もありました。この添付されてた資料の中の、記載ミスとか調べ切れてなかった部分っていうのもわかったんですけれど、ですので、この資料を丸っきりうのみにするわけにはいかないかなとも思うんですが、この概算の中を全部見てみると、葉山町の補助額の低さに私は本当に驚いてしまって、今回の陳情は継続ということなんで構わないんですが、改めてこの補助額のアップというか、もちろん1回の補助金とかそういったものを他の自治体と比べて、今後またどうしていくべきかって、葉山町の姿もまた検証してはみたいと思います。ですが、陳情では継続ということなので、陳情には賛成していきたいと思います。
委員長(待寺真司君)
はい、ありがとうございます。ちょっと内容の記載の部分については、先方にあれでしたらお知らせすることも大事かなと思いますので。はい、町のほう改善されました。では、他にいかがでしょうか。
委員(飯山直樹君)
私も昨年同様、採択すべきだと思います。今御指摘いただいたように、助成金の一覧を見ると、葉山町は非常にある意味極端に低いんだなというのを、これを見て驚いたんですけど。ただ、医療費、社会保障費、相当負担がふえてますので、その辺の全体像を見ながら、当然ながらこういう金額も決まってきてると思うんでですね、今後も全体を見ながら、じゃあどこにどう分配していくのかということはきちんと考えていくべきだということを一応つけ加えておきます。
委員長(待寺真司君)
はい、ありがとうございます。今後の拡充について課題はあるものの、当陳情については採択で構わないということで。継続はすると言っておりますので。
委員(笠原俊一君)
私も昨年同様で結構だと思います。ただもう一つ、この軽部さんのほうから添付されてる資料をもう一回職員のほうに確認をしながら。先ほど窪田さんからも意見があったように、近隣市と遜色ないようにというのかな、そうしていかないと住民の要望というものは達せられていかないだろうということがありますので、これはまた委員長のほうから資料が正しいものかどうか確認をしながら、この陳情者からいただいた資料だと思いますので、直すものは改めて直していただきたいというように思いますので、よろしくお願いいたします。
委員長(待寺真司君)
ちょっとこの概算の出し方もね、ちょっとわからないところがあるので、この辺はちょっと確認をしてみます。では、よろしいですか。副委員長、よろしいですか、はい。
それでは皆様からは採択というお声が多いというふうに受けとめておりますので、これより採決に入りたいと思います。では1本ずつですね、1件ずつ採決を行いますので、よろしくお願いします。
では、まず初めに陳情代28-20号平成29年度における「重度障害者医療費助成制度継続」についての陳情を採択すべきという委員の方は挙手をお願いいたします。
(挙手全員)
挙手全員です。よって、陳情第28-20号は採決されました。
続きまして、陳情第28-21号平成29年度における透析治療への通院困難者に対する「通院支援」についての陳情を採択すべきという委員の方は挙手をお願いいたします。
(挙手全員)
挙手全員です。よって、陳情第28-21号は採択すべきものと決しました。
それでは続きまして陳情第28-22号平成29年度における「慢性腎臓病(CKD)及び生活習慣病対策」についての陳情を議題といたします。
では事務局、朗読お願いをします。
(書記朗読)
はい、ありがとうございました。それでは陳情第28-22号について審査を進めてまいりますが、こちらの陳情につきましても、昨年とほぼ同内容でございます。若干実施したという部分がですね、内容的には変わっておりますけれども、ほぼ同内容の陳情でございます。一応町民健康課の職員には待機をしていただいておりますけれども、何か町のほうに確認したいことがあれば、入室していただきますけれども。いかがでしょうか。
委員(窪田美樹君)
ここの中では病名も書かれてるんですが、生活習慣病として大きく捉えたところで、学校に対し…ここの中で学校、教育委員会との連携も、ただ大人の方への未病や予防の対策だけでなくというところで、との連携があるのかとか、そういったものが聞ければと思うんですが。現状ですか。
委員長(待寺真司君)
はい、窪田委員からそういう要請ありましたので、では職員にちょっと入室いただいて、もう最初から質疑という形で、特に説明は受けずにですね、質疑という形で進めたいと思います。昨年も教育委員会との連携については議論をされております。進んだかどうかも含めて確認をしましょう。
では職員入室のため、暫時休憩いたします。(午前10時32分)
委員長(待寺真司君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時33分)
では、陳情審査に御出席をいただきましてありがとうございます。では職員の紹介より再開したいと思います。
福祉部部長(仲野美幸君)
それでは職員の紹介をさせていただきます。隣から課長の高橋です。係長の伊藤です。副主幹の大野です。よろしくお願いいたします。
委員長(待寺真司君)
はい、ありがとうございます。それでは委員のほうからですね、昨年もちょっと話題にはなったんですけれども、学校との連携、教育との連携について伺いたいということでございますので、改めて質問から、質疑から続行しますので、よろしくお願いします。では窪田委員、よろしくお願いします。
委員(窪田美樹君)
この陳情にもありますように、小学校・中学校を対象としてっていう、教育委員会との連携の現状と、この先どうされようとするのか教えてください。
町民健康課課長(高橋雅宏君)
この連携につきましては、学校教育課のほうとお話しをさせていただいておりまして、学校のほうもですね、障害者教育ということで、障害者教育そのものについて、やはり学校のほうの主導になるので、教育委員会として云々ということではないんですけども。例えば障害者の方とのお話をですね、先生方との打ち合わせをしたりとか、そういうことをやられてるのではないかというようなお話を伺いました。障害者教育という形になると、それは生徒さんのほうに、このCKDばっかりではないとは思いますけども、障害者の方々に対しての授業というのがあろうかと思いますので、そこの中でやっていただいてるというふうには思っております。
委員(窪田美樹君)
この陳情を見ますと、やってほしい教育っていうのが、こうならない、透析とか始めると一生のことでずっと行かなきゃいけない。だからこの病気にならないために、だから障害というよりは病気っていう考え方も必要かなと。この病気にならないためにはこういうふうな生活習慣というか、食事だったり運動だったりが必要だよっていう部分もあるかと思うんです。糖尿、この病気だけにかかわらず。そういった教育。体の不自由な方に対してどうっていう教育も障害者教育としてあるかと思うんですが、そことは視点のちょっと違うと思うんですが、その部分の教育はどのような連携をとられているのか。
委員長(待寺真司君)
未病っていうか、防ぐっていうことですよね。
町民健康課課長(高橋雅宏君)
私どものほうでは町民全体の健康という形でのスタンスで対応させていただいておりまして、このCKDについてもことしですね、広報等で特集まではいかないかもしれませんけど、ある程度のものをお出しして、それで要はこういう慢性の腎疾患にならないような形でするにはどうしたらいいかというようなことをですね、掲載をして対応させていただきたいというふうに思っております。それで今その案について、政策課さんのほうとですね、調整をさせていただいているところでございます。ただ、この学校のほうの対応になりますと、やはり学校教育法とか、あるいは校長先生のお考えとかっていうものが結構関係してくるというようなお話を聞いてますので、学校に対しての対応云々ってなりますと、ちょっと町民健康課のほうでわからない部分が結構ありますので、そちらの詳細についてはやはり学校サイドのほうに、担当のほうに聞いていただければとは思います。
委員長(待寺真司君)
窪田委員の趣旨は連携をとれてるかというところが主眼なんですね。
町民健康課課長(高橋雅宏君)
ですから連携という意味では、先ほどお話ししたように、学校教育課さんとのお話で、どういう形でおやりになってますかということはお伺いしてる状況ですけど。果たしてこちら側から学校のほうにこれしてください、あれしてくださいっていうことはなかなかちょっと言えない部分というか、難しい部分があるのかなというふうには感じています。
委員(窪田美樹君)
学校のほうではどう教育をしていいのかっていうところも、こういう病気にならないためにっていうところもわからない部分があると思うんです。こういう病気にならないようにするにはどうしようっていう指導の仕方、教え方がわからない。ではこっちの健康課のほうでは、どこまでが教育委員会にどう指導していいかわからないっていうところの、それこそ連携が必要なんじゃないか。お互いがわかってない中に。小さいときからのこういう頭の中に入っていくものはとても吸収してくれるし、自分のもし身内にこういう大変な人いたらっていうのがすごくあると思うんです。そういうところが必要だっていう陳情だと思うし。だから、それは連携を深めていただきたいっていう話なんですけど。お互い難しいっていうか、投げかけだけでは何も進んでいかないですよっていう陳情じゃないでしょうか。
町民健康課課長(高橋雅宏君)
今おっしゃられたことも踏まえましてですね、例えば町のほうで町民の方々にお知らせするような、広報とかですね、もっとかみ砕いて、小学生にわかるようなものを町のほうで探しまして、それを教育委員会さんのほうにですね、こういう資料があるのでこれをお役立てくださいというような形で学校教育課さんにですね、御提案とかをさせていただきたいと思います。
委員(笠原俊一君)
この28-22号の陳情には、陳情の理由の中にね、大和市では小学校・中学校の子供たちを対象にこういう勉強をしてるよと。今、窪田さん言わんとすることは、そういう子供たちにそういう啓発活動は大事なんだろうということで言ってられるんで、福祉課としては学校でそういった講習会というかな、そういうものがやることによって、将来的にそういう病気になる方が少なければ財政も出動しなくて済むわけじゃないですか。だからそういう福祉課として学校のほうに…。
委員長(待寺真司君)
町民健康ね。福祉部として。
委員(笠原俊一君)
教育をやってくれっていうようなことを言うのも、多分そこまでのことはやってないと思うんだけども、それも要するに連携じゃないかということなんだけど。かつて…毎年そういうことはやってるよっていうことであれば確認しますけども、そういう情報だとか入ってますか。
町民健康課課長(高橋雅宏君)
この件につきましては、この審査の前に学校教育課さんのほうに確認をさせていただきました。それで大和市さんのほうではこういう形でやられてるんですけど、葉山町のほうでもこういう形での提案というか、やるような予定はございますかということで、学校教育課さんにお伺いしたところ、やはり校長先生のお考えの部分があるので、現段階ではこういうことは予定をされていないというお話も伺っております。ですから、そういうことも、こういうことを、情報をですね、学校教育課さんにはお話ししましたので、これからこういうことができませんかということを学校のほうにお伝えいただくようにはさせていただきたいと思います。
委員(笠原俊一君)
よくね、学校には給食食べて元気な体と勉強と両立なんていうようなことを、標語でよく学校なんかに張ってあるよね。それで、ただジュースだとか甘いものばっかり飲み過ぎると、ペットボトル症候群というかな、隠れ糖尿みたいになって、若いのにね。大人になってくると、そういうので糖尿になる人もいるし、遺伝でなる人もいるしね。そういったことを今のうちから、若いうちから気をつけなさいよということだろうと思うんで、そういう連携をなるべく今の学校側ということじゃなくて、こちらのほうのそういう町民の健康全てを見るような課というのはおたくのほうですから、そういう連携をぜひとも図っておいていただきたいと、こういうことですね。
委員長(待寺真司君)
要望でよろしいですね。
委員(笠原俊一君)
要望ですね。
委員(金崎ひさ君)
予算面のことでお聞きしたいんですが。学校教育のほうで健康意識教育をするための予算というのは私はちょっと見たことがないので、多分予算化されてはいないだろうとは思うんですけれども。町民健康課のほうで、糖尿病患者への特化したものではないと思いますけど、そういう未病に関する何ていうのかしら、啓発活動に関してはある程度予算持ってらっしゃると思うんですね。それで、その中でここに書かれてるような、糖尿病患者に関する啓発活動みたいな講習会だとか何だとかというのを、今年度はまだ聞いてないんですけど、過去にやったことがあるのかないのか、わかりますか。
委員長(待寺真司君)
特定の疾病に特化した講演なり啓発活動をしたことが過去あるかという部分で。
町民健康課課長(高橋雅宏君)
私が知ってる範囲ではないんですね。それでこの陳情審査の、毎年お出しいただいてるような形がございまして、前の審査でも予算を確保しないのかっていうお話がありました。その際に、お金をかけてやるということではなくて、例えば広報の中で先ほどお話ししたように、特集を組んでですね、それで周知を図るというものも一つの方法かなと思っておりまして、毎年こういう形で予算の策定をお願いしますという御案内はいただいてるんですけども、お金をかけずにやるという方法で町のほうは対応したいと思って知恵を絞ってるところでございます。
委員長(待寺真司君)
広報自体もお金はかかってるものですからね。
町民健康課課長(高橋雅宏君)
実際はそうですけど。
委員(金崎ひさ君)
何か未病に対する啓発活動というのは何かやってますよね、予算化して。やってませんか。何かあったような気がしますけど。
町民健康課係長(伊藤優子君)
広くは健康増進事業全般がもう未病に関する取り組み全てになってしまいますので、健康教室ですとか、健康指導ですとか。あと先日も神奈川県との共同で未病健康サポーター養成講座という、やっぱり自分の健康は自分で守るための、健康意識を高めるための講座を実施しております。
委員(笠原俊一君)
1つだけ言っておきたいんだけどね、広報は小学生は読まない。親か学校の先生か家族が注意するなり指導しないと、子供読んでるかいなんて、読んでる子なんか見たことないよ。よろしくお願いします。
町民健康課係長(伊藤優子君)
先ほどの学校との連携というところで、まだ具体的なところまではできていないんですけれども、なおかつこのCKDに特化してるわけではないんですが、昨年度より学校の食育担当者の先生方の会議のほうに私どものほうで出席させていただいて、栄養士と一緒に、そして学校のほうの場と連携して、食事に関してのことで何か子供たちにできることがないかっていうところを、御相談を開始しております。ただ残念なことに、管理栄養士の職員のほうが年度途中の退職で、今不在の状態がありますので、少し足踏み状態になってしまっているんですけれども。そういった食育担当の先生方との、食育という視点とまた保健指導という視点は若干異なる部分もあるんですが、その中で何ができそうなのかというところを今模索してる最中ですので、そこで何かお子さんたちにとって直接目に触れられるようなものでお伝えできる場があればっていうふうに考えております。
委員長(待寺真司君)
では、よろしいですか。
委員(山田由美君)
先ほどの説明を聞いていてちょっと疑問に思ったのですが、学校長の考え方があるので、こちらから余り口出しできないというような意味のことをおっしゃられたと思いますが、町民の健康を考えるという観点から、学校に希望を出すということはどんどんしていいことだと思いますので。これ、腎臓病に限らず、生活習慣病全般が入ってくるということであれば、子供たちに対して最大効果があるのは、たばこに手を出してはいけないという教育だと思うんです。たばこというのは一度手を出してしまったら中毒になってしまって依存症がずっと続くということになりますので、子供たちが絶対にたばこに手を出さないように、手を出す前に予防教育をぜひ学校でよろしくお願いしますと、葉山町として強くお願いしますということはお願いしてもいいことだと思いますので、よろしくお願いいたします。要望でございます。
委員長(待寺真司君)
ちょっと特定にこだわるとあれなんですけれども。青少年問題連絡協議会等でもね、いろいろ薬物も含めてなんですけれども、そういった啓発活動は行っておりますので、改めて町民健康課のほうでも、町全体の健康都市というかですね、健康づくりということを担ってる課でございますので、積極的に情報発信していただければと思います。よろしくお願いします。
委員(窪田美樹君)
すいません、頭をひねってっていうところで、頭をひねって予算がかからないようになのか、頭をひねったら予算がかかってしまうようなもの、催し物が企画できるってことになったら予算づけがされるのか。根本が予算をかけないように頭をひねってるのか、企画を考えようとして、こういうことをやろうとして、結果予算がかからないでできるっていうのと、またちょっと視点が、企画の考え方が違うと思うんですが。予算をかけないように頭をひねられてるのか、こういう啓発をしようと頭をひねられてるのか。
町民健康課課長(高橋雅宏君)
非常に悩ましい問題があるとは思うんですけれども、やはり町とすると、なるべく支出をかけずに最少の経費で最大の効果ということはありますので、そういう感覚で言いますと、やはり皆さんに見ていただけるのは広報だとかそういう部分がありますし。必要があればですね、町内回覧で資料をお配りするとか、そういう形で対応ができればいいかなという考えではおります。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか、また予算のときにでも、もし要望等ありましたらお願いします。では質疑のほうはよろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして質疑を終結いたします。職員退席のため暫時休憩します。ありがとうございました。(午前10時49分)
委員長(待寺真司君)
それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時50分)
では陳情第28-22号につきまして、取り扱いを含め委員の方の意見を求めたいと思います。いかがでしょうか。昨年は採択をされてますかね。いかがですか。
委員(金崎ひさ君)
この陳情に全く異議はないんですが、内容的にですね、担当の課長の話だと、多分お金をかけないで支出を伴わないで、極力そういう広報活動をしたいというふうな方針のようでございまして。そして、それを改めて、次の予算には少しでもいいから、例えば大和市のように、これは教育委員会になるかと思いますけれども、障害者理解教育を、苦労なさってる方をお呼びして、お呼びするのにある程度お金がかかると思うんですが、そういうふうな体験談を発表するような会をやっていただく、いただけというふうな意思表示をこの議会ではっきりさせた上で採択して、予算化しなさいよということを前面に出すのか、あるいは今までのように、本当に全町民に対して健康は大切ですよみたいなところで、お金をかけないで広報活動に邁進するということをよしとするのか。もしそうだとしたら、私はきのうもいろいろありましたけど、趣旨了承でもいいのかなとは思いますし、その辺の意思表示をこの委員会で、委員の皆様がどういうふうに考えていらっしゃるかというのもお聞きしたいなと思うんですけれども。私としては体験談ぐらいやったほうがいいかなと思いますけど、議会としてそういう意思表示をきっちり出して、それで次の予算は見てるぞみたいなことを強く進めるかどうかは今後の問題ですけれども。皆さんの意見をお聞きできればなというふうに思います。
委員長(待寺真司君)
金崎委員から今のようなお話がありました。採択するならある程度議会としてもこういった事業を行って予算措置をとるようにというような意思を込めての採択だと。そうでない…今も他の事業ではですね、予算とってやっておる部分はね、いっぱいありますので。その辺も含めて内容は十分理解できるので、もし一致すれば趣旨了承でいかがかという御提案でございますが、他の委員の方はいかがでしょうか。
委員(笠原俊一君)
今、金崎さんと気持ち同じようなところがあって、それは先ほどの健康課のほうからの発言を聞いてね、思ったんだけども。教育委員会にしても福祉全体の部のほうにしても、予算全部消化してないというか、不用額出してるはずだったよね、決算でも、27年度のね。この啓発活動の講師謝金なんていうのは、そんな大した金額じゃないから、議会も予算認めてやるからもっとやれよと言ったほうがいいのかもしれない、この際ね。大した、何百万もするわけじゃないんだから。例えば議会でこの間講師をお願いしたって、そういうそんなびっくりするような金額じゃない。超一流のテレビ俳優だとかね、そういうの呼ぶわけじゃないと思いますんで。ある程度の予算をつけてもいいからやれと、もうこの際言ってあげたほうが呼びやすいんじゃないかなと思いますんで、この際、私は陳情採択してしまって予算つけてあげるぞ、取ろうじゃないかというほうのが前向きじゃないかなと思います。
委員長(待寺真司君)
今の御指摘等はまた委員会報告などにですね、掲載することによって町にも伝わると思いますので。今、笠原委員からは、やはりもう一歩進める、推し進めるという部分では採択して、そういった意見を議会として出していきたいということでございますけども。他の委員の方、いいですか。
委員(飯山直樹君)
私は採択して新たに新しい啓発活動をやっていくということまで踏み込む必要はないと思うんですけど、採択をすべきだと思います。なぜかというと、啓発活動じゃあやりましょうということになると、本当に実現性のある具体的なものを当然ながらまず吟味して考えるところから始めるべきだと思います。きちんと、どれだけ透析患者、糖尿病患者が減る実現性のあるものは何なのかと。そういうものに対して、ある意味医学的・栄養学的な見地からどうやってやっていくのかとかですね、そういうものを細かく調べていくっていうのは、これは結構大変な作業だと思いますけど、そこまで踏み込んでいかないと、結果としては実現性のあるものは出てこないんじゃないかと思います。ただ、現状でも広報活動なりさまざまな葉山町の情報活動で、これは昨年の説明の中でもありましたけど、いろいろやっていただいてるようなので、それは広い意味で葉山町の予算の中で当然やられてることですから、そういう意味で特別な予算をこの啓発活動に対してつけるのが採択ということではなくて、全体の葉山町の予算の中で、今までどおりしっかり考えながら、将来のことも考えてですね、何が実現性のあるものか考えながら、そういう取り組みもやりながら啓発活動を進めていくということがよろしいのではないかと思います。
委員長(待寺真司君)
結論としては採択ということなんですけども、ちょっとそこで委員同士の温度差が少しありますけれども。
委員(金崎ひさ君)
今の御意見でちょっと誤解されてるかなと思ったので発言させていただきますけれども。私はこういう事業をやれと、事業を設定してまできっちりやれということを議会として、意識は持ってもいいですけど、この事業だよっていうことを言えと言っているわけではなくて、ここの陳情の内容が「予算策定を陳情申し上げます」だから、次の予算のときに、私たちが陳情を採択したことについてどのぐらいの予算がついてるんですかぐらいの検証は必要だというふうなことを申し上げてるわけで、そういう検証もしないでただ採択をして、そして今までどおり予算はありませんでした、お金をかけないで広報に載せましたでは済まないんじゃないかなという意識を持つべきだということを申し上げたわけです。ですから、そこまで後追いをしないであれば、趣旨了承でもいいのかなというふうに思っておりますし、もちろん町民健康課が何もやってないなんて思ってませんし、他の予算でいろんな事業をやってますので、みんなが健康で生きるために。だから、それでカバーされているというふうに考えればいいわけですので、この陳情者の意識として「啓発活動のための予算策定を陳情申し上げます」と書いているところがちょっと引っかかったものですから、それだけの意識を持って採択するんなら採択すべきだというふうに申し上げただけです。すいません。
委員(飯山直樹君)
私もちょっと細かいこと言っちゃったんですが、趣旨としてはまさにこの陳情に書かれている予算策定というところが正直ちょっと引っかかったんです。そうするとなると、当然何らかの具体性が必要になってくるという意味で申し上げました。ただ、今までも当然ながらいろんな施策が打たれているので、去年同様の判断でいいのではないかと思います。
委員長(待寺真司君)
ではよろしいですか、他に。よろしいですか。(私語あり)
委員(窪田美樹君)
今、健康課の方とのやりとりの中で、余りにも消極的だなと。ここの中ではお子さんに対して早期からそういった指導っていうんですか、お知らせをすることによって、ここの中に書かれているのは、多額の治療費が発生することを抑制することにつながるって、まで教えてもらっているのに、費用対効果って言ったら大変変な言い方ですけど、今どれだけのことをすることによって、将来のこのお金にはかえられない、病気にならないっていうところをつくれていくっていうことを、きっとこの方は身をもって感じられてることなんではないかと思います。そういったことを実現していくためにも、この陳情は採択していきたいと思います。
委員(山田由美君)
私も採択するのであれば採択でいいと思うんですが。ただ、予算策定というところまで要求するのであれば、附帯意見をつけるといいますか、どうせお金をかけて健康意識教育をするのであれば、腎臓病にこだわらず、もうちょっと広く、喫煙に対する防止策とか、あるいは最近薬物乱用というのがふえておりますので薬物に対する教育とか、そういうものも含めて総合的な教育、意識改革のための何かをしてほしいという意見をつけた上でなら採択に賛成いたします。
委員長(待寺真司君)
意見はみんなで決めることですので。
委員(金崎ひさ君)
以前私が議長のときに、採択された陳情に関しては、解決するまで各定例会ごとに文書で返事を…文書でも言葉でもいいんですけど、どういうふうな経過ですみたいな、こういうふうに解決しましたとか、今はこういう経過ですという報告を受けるということを行政側に義務づけましたことがございますので、皆様の御意向を受けて、じゃあ採択をして、この陳情に関しては後追いをするということで、今までどおりの陳情、採択された陳情に対する行政側の報告義務があるということを継承して、採択に賛成をしたいと思います。
委員長(待寺真司君)
継承という、29年度についての陳情なんで、29年度の予算の中で何らかの形が出るようにということで、一言つけ加えるというような形でよろしいでしょうか。はい。それでは委員の皆様からの意見が出そろいましたので、これより採決に入りたいと思います。
オブザーバー(近藤昇一君)
ちょっと一言言わせていただきたいんですけども。山田委員の先ほどの発言では、子供たちにたばこを吸うなと。当然なんですよ、これは。20歳か、20歳まではやっちゃいけない。山田委員の言われるのは20歳過ぎても吸うなということを教育しろということですね。
委員(山田由美君)
そうです。
オブザーバー(近藤昇一君)
でも、これは嗜好品です。自由なんですよね。それを行政のほうで強制するというね、言い方は正しくないし。あとの発言ではあたかも薬物と同じようなね、扱いをしてると。侮辱ですよね。法律で禁止されてるものだったら確かにおかしい。でも今、嗜好品なんですよ。健康に対する被害もいろいろ言われております。本当に健康に完全に被害があるんだったら法律で決めなさい。それを議員というこういう公式の立場でどうのこうのと言うのは私は正しくないと思う。それぞれの場所でお互いに合意のもとに喫煙する場所、それを制限してるのは、これは私いいと思うんですよ。でも全般的に吸うなっていうのはね、こういう場で言うっていうのは私正しくないと思いますよ。いかがですか。
委員長(待寺真司君)
議長からの問いかけなんですけれども。訂正なり取り消すなり、御自身でその辺の判断はしていただきたいと思います。
委員(山田由美君)
喫煙に関しては、それは大人には個人の自由だと思いますが、ただ医学的には健康に悪いということが広く認められておりますので、吸わないほうがいいということを子供に教育することは私は正しいことだと信じております。
オブザーバー(近藤昇一君)
それをこういう場でね、教育委員会にそのように言えということは私はよくないと思いますけど、いかがですか。その嗜好のものを一方的に行政からやめなさいと。だったら法律でもってそういうように禁止するように働きかけたらどうですか。
委員(山田由美君)
はい、この場での発言が正しかったかどうかは、私ちょっとそこまで考えが至りませんでしたので、この場で発言したことはおわびいたします。私個人の意見は変わりませんが、はい、場所が不適切であったことは反省いたします。
委員長(待寺真司君)
議長、よろしいですか、はい。それではこれより採決に入ります。それでは陳情第28-22号平成29年度における「慢性腎臓病(CKD)及び生活習慣病対策」についての陳情を採択すべきという委員の方は挙手をお願いします。
(挙手全員)
はい、挙手全員です。よって、陳情第28-22号は採択すべきものと決しました。それでは陳情3件についてはすべて採択ということで決しました。
引き続きまして2番目の所管事務調査に移らせていただきます。それではこれよりですね、このタブレットを使った中での…に入りますけれども。なお、報告文案については正・副への一任でよろしいでしょうか。
委員(笠原俊一君)
一任でよろしいんですけども。私はこの場所の中で先ほどの山田さんのことについて、これ以外の部分の発言はね、正・副一任はしますけども、入れるのは好ましくないと言おうと思っていましたので。ただ、議長とのやりとりがありましたのでね、そこら辺は正・副一任してもきちっとやっていただけることを信じて正・副に一任したいと思います。
委員長(待寺真司君)
はい、わかりました。それではですね、タブレットのほうを使っての所管事務調査に入りますので、暫時休憩をいたします。(午前11時06分)
委員長(待寺真司君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時11分)
それでは、所管事務調査「葉山町学校給食基本構想について」を議題といたします。では、ICT化推進チームのほうからもございましたけれども、タブレットを使っての説明等を受けたいと思いますので、これよりよろしくお願いをいたします。
では、職員が既に入室しておりますので、職員の紹介より再開をいたします。
教育部部長(沼田茂昭君)
おはようございます。よろしくお願いいたします。教育総務課長の野田でございます。教育総務課課長補佐の虫賀です。学校教育課長の冨樫です。教育部長、沼田でございます。よろしくお願いいたします。
委員長(待寺真司君)
それでは、タブレットを使ってということで、試行ということで初めて、行政側、執行部側も初めてだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。では、説明のほうは。では早速、説明を。
教育部部長(沼田茂昭君)
それでは、タブレットを使う前に先立ちまして、これまでの流れの概略を説明させていただきます。
ことし2月に保護者・教職員・地域住民に対して説明会を開催いたしました。皆さんの御意見は、学校給食会報告書としてまとめられました。この説明会の結果を受けて、候補地については過去に検討のテーブルに上がった斜面地などを再検証する。アレルギー対応や食育については、指針の策定や質の低下を防ぐ方策として検討部会などを設置し着手すると…をいたしました。基本構想案は、これらを踏まえ作成し、その案をもとに2回目の説明会に臨みました。2回目の説明会では、保護者にあっては現状では仕方がないという意見も含め、一定の理解を示されたと。また、賛成である、ある程度賛成である、今後はソフト面をしっかりしてほしい、積極的・継続的な情報発信をお願いしたいなどの意見がございました。教職員にあっては、依然として自校方式を求める声もありましたが、逆に給食事業の検討過程で、中学生を参画させたいという意見もございました。今回の基本構想では、2回目の説明会で意見を反映できるところは反映させております。また、説明会とは別に葉山中学校の教職員に対しては、校長・教頭・教務主任・学年主任で構成される企画会議に担当者が赴き意見交換を行っております。こうして作成された基本構想は、教育委員会9月定例会で承認をもらいまして町長・副町長にも提出しているところでございます。
それでは、基本構想の主な箇所を中心にタブレットを使って御説明いたします。まず、基本構想で言う22ページ、タブレットで言う25ページ…(私語あり)ここでは、候補地の比較として前回の教育民生でパワーポイントにより御説明したと思いますが、その内容よりもさらに詳しい内容を記載させていただいております。例えば、土地の形状であれば上山口は宅地化された平坦地で造成工事の必要はないが、他の候補地は造成工事が必要であり、特に役場職員駐車場周辺や湘南国際村周辺は大規模な造成工事を伴うことなどの比較表となっております。
続いて基本構想23ページになります。ここでは、あくまでも目安ではございますが、造成費などの経費の目安を記載しています。正確な造成費用は、宅地造成のための測量設計委託を行わないと算出できません。ここでは、国税庁のホームページで公開されている市街地や農地等の評価に用いられる宅地造成費の金額表を判断の目安として記載させていただいております。この表では斜面地によって、それぞれ平米単価が定められており、3度超えから最大20度までの範囲となっております。
続いて基本構想24ページでございます。したがいまして、候補地については土地利用と施設設備の両面から総合的に検証し、また葉山町都市計画マスタープランによる長期的なまちづくりの観点からも、5つの候補地の中から葉山中学校のり面を建設予定地といたしました。
続いて31ページ、基本構想31ページ(12)でございます。ここにつきましては、先ほど触れました情報発信について、2回目の説明会で保護者の8保護者から、今後進めていくに当たり情報発信は丁寧に行ってほしいとの御意見があり、当然であるということでここに明記させていただきました。
基本構想34ページでございます。給食センターの整備スケジュールとなっております。造成工事に係る測量設計の結果によっては時期がずれ込む可能性があるため、基本構想案で示した31年9月を目標にはするものの、供用開始をここでは31年度から32年度と幅を持たせております。また、下段の*印、一番下の*印でございますが、葉山中学校の生徒指導担当の教員から、給食事業の過程において中学生を何らかの形で参画させるという御提案があったため、この提案を前向きに捉え記載のとおりとさせていただきました。
なお、造成工事に係る測量設計については、この議会開催中に追加補正を計上し、10月4日の議員懇談会で御説明する予定でございます。繰り返しになりますが、給食事業については、教育委員会として喫緊の課題だと考えております。今回候補地については、児童・生徒の安全性を最優先に、かつ長期的な合理性などを考慮しております。また、センター化については葉山町の現状、中学校給食の早期実現、小学校給食室の老朽化対策、また葉山町の規模などを総合的に踏まえ、今回センター化を選択させてもらったものでございます。
大変雑駁ですけれども、主な大きな変更点として説明させていただきました。よろしくお願いいたします。
委員長(待寺真司君)
ありがとうございました。それでは、他にはもう特によろしいですか、質疑ということで。それでは、これより質疑に入りたいと思いますが、お手元に紙ベースでも参考資料2部、かなり分厚いものが出ておりますので、こういった資料に関する点も含めて質問を受けたいと思います。質問のある方はどうぞ。
委員(金崎ひさ君)
今ちょうど出ているページをお聞きしますけど、三十何ページ、中学生が参画するという話です。業務設計の実施に当たっては中学生が参画するワークショップ等の開催を検討しますと。これはどういうふうなことを考えていらっしゃいますか。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
中学校の教職員の方とお話をしたときに、生徒会指導を担当されてる先生のほうから、例えば学校施設の設計段階でデザインであるとか、あるいは中学校の入り口に当たるので、そういうとこのサインであるとか、そういうものを中学生にも参加させたいというようなお申し入れがありましたので、それについて、我々としてどの程度対応できるか検討した上で、できればそういった生徒指導を担う先生の提案に応えられれば応えていきたいというふうに思ってます。
委員(金崎ひさ君)
設計業務というのは、ここにこういうふうな設計、ここが通路でみたいなことではなくて、例えばこの給食センターのネーミングだとか、そういうふうなことなんですか。ちょっとよくわからないので。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
機能面に関しては難しいと思います。ただ、例えば擁壁をつくるときのデザインであるとか、あるいは一部植栽をしたり、その管理を学校でできるかとか、これから先生方と御相談しながらどのぐらいの対応ができるかというところを、お互いに検討したいというふうに思っています。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。では、他にいかがでしょうか。ページ数、せっかくですのでページ、自分が発表者になってページめくっていただいて、やっていただいても結構ですので。質問のときに。質疑よろしいですか。
委員(金崎ひさ君)
全くページわからないんですけど、葉山中学校の土地を使うということで、葉山中学校のもちろん教職員にしても、PTAにしても理解をいただいたというふうに認識をしますが。私はどこかで聞いて知ってはいるんですが、御心配の方もいらっしゃると思いますので、今使われている駐車場を閉鎖というか、あそこにつくるわけですよね。駐車場の便宜というのはどういうふうにカバーするおつもりなんでしょうか。今後、でき上がった後で。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
駐車場の機能に関しては回復したいと思ってます。回復する場所が候補地の敷地内で可能ではないかというように思っているんですが、それ以外にも車の学校敷地への出入りの問題などもあるので、送り迎えなどそういう車もあるようですから、全体を見て学校の方々と相談しながら検討したいというふうに思います。いずれにしても駐車場の機能は回復いたします。
委員(金崎ひさ君)
まだ、はっきりと設計ができたわけじゃないので何とも言えないんですが、十分に駐車場がとれるだけの敷地があるということでよろしいですか。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
そのように考えています。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。ページ変えたんですけれども。いいですか、質問。では、他にいかがでしょうか。
委員(山田由美君)
この葉中ののり面に決定ということは、もう絶対に動かないのですか。ほかの可能性はもう全てなくなったという理解でよろしいですか。
教育総務課課長(野田仁君)
ここの建設予定地につきましては、9月の定例会のほうで教育委員会のほうの意思決定をしておりますので、こちらの部分につきましては、十分な何といいますかね、意思決定をしておりますので、条件等が変わらなければですね、それが変更するというようなことはないというふうに考えております。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。
委員(笠原俊一君)
先ほど、31年から32年度に開始するというお話だったんですけれども、ということは搬入先の葉山小学校、一色小学校、上山口小学校と南郷中学。受け入れの体制も、そのときに合わせて改修するということになりますよね。
委員長(待寺真司君)
改修の時期的なものについて。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
中学校のほうは給食を実施していないので、1年前に実施したいと思います。小学校のほうは直前まで給食を提供しているので、供用開始の当該年度に改修をするように考えています。
委員(笠原俊一君)
そうしますと、中学校で、要するに私のほうが聞きたかったのは、できるだけ冷めないような形で、あるいは配送の車が、要するにリフトがあるでしょうけれども、受け入れるところのプラットホームというのかな、受け入れ側のプラットホームというものを必要なんじゃないかと思うんですね。ですから想定すると、例えば葉山小学校は非常に近いですから小さい車で入って行ったときに、配食するには今の学校の入り口、職員の入り口が一番横づけがいいのかなと思いますと、あそこを改修しなければいけないんじゃないかなと思うんですよね。例えば玄関。あと、想定されるのが、今度は南郷中学校。南郷中学校も、あそこは階段が幾つか職員室だとか下駄箱のところがありますよね。そういうところのプラットホームというかな、そういったところの、どこに行くのか、どこに横づけするのかということと、そこからの動線、2階の部屋に持っていく動線をリフトにするのかとか、そういうことが含まれてくるので、この給食が始まることによって4校全ての…4校じゃないな、4校と2校か、6校か。全ての動線確保というのが必要になってくるというふうに思うんですけども、それはどこのページに入ってきますか。このページには多分入ってこないと思うんだけど。
委員長(待寺真司君)
昇降機とかプラットホームとか、その辺についての設備面での内容が、この構想の中に入っているかという御質問ですが。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
基本構想の中に具体的にお示ししているページはございません。基本的には、今現在、牛乳ですとか小学校であれば食材を搬入しているところを中心に改修をして、そこから配膳室へ給食を運びたいというふうに考えています。それらについても、今後設計をした上で必要な工事の準備を進めたいというふうに思います。
委員(笠原俊一君)
ちょっと先走ってね、いろんなこと言って申しわけないんですけど、我々あちこち給食の現場、あるいはそのときに視察をさせていただいて聞いてますんで、やっぱり働く人の過重を減らすためにも、そういった先の配慮まで当然必要になってくるということですのでね。また、場合によっては配送先もどうするかとかね、こちら側のシルバーでやるのか、それとも業者にお願いするのかとか、先々のことありますので、その都度今後のことですから、当然、教育委員会としては知恵を回してると思いますので、そのたびごとにいろんな心配事にわかってる範囲でお知らせをいただければと思います。
委員長(待寺真司君)
要望でよろしいですか。
委員(笠原俊一君)
要望で結構ですよ。
委員(金崎ひさ君)
34ページの2つの星ですけど、給食センターは小学校の夏休み期間中に調理員の研修を実施した上で9月に供用開始と。これは31年度から32年度となってます。必ずどっちか9月ということですか。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
給食関係の専門家の助言を受けると、やはり初めてセンター方式を導入する学校では、夏休み期間を十分に使って研修等を実施したほうが運用がスムーズに始められるということですので、当初お示しした31年9月という資料になってたと思うんですが、32年となった場合は、やはり32年9月が適当ではないかというふうに思っています。
委員(金崎ひさ君)
わかりました。それで、調理員ですけど、今、4校でお仕事なさってる方たちで賄える。それで2,000食分を一気に人数をふやすことなくできるということですか。それとも首切りがあるとか、そういうのはまだわからないですか。
委員長(待寺真司君)
職員の配置についてというのがあるかと思いますけれども、何ページだっけ。31ページ、じゃあちょっと戻します。(私語あり)
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
構想の10ページの一番上の(1)に、一般的な共同調理場の配置人数というのをお示ししてます。葉山の規模ですと、一番右側の1カ所当たり12.8人、これが国の示しているデータ上の数字です。今の葉山町のスタッフがですね、非常勤・アルバイト含めて29名おりますので、人数的には十分足りています。ただ、これをどのような人数を、どのように配置していくかは、これから関係者と協議が必要だと思っています。
委員長(待寺真司君)
できれば説明するときは、矢印とか印を使ってみてください。では、他にいかがでしょうか。
委員(窪田美樹君)
先ほどの御説明の中では、葉山中学校の保護者の方の駐車場は確保するというお話だったんですけれど、今、駐車場がある場所を広げて、狭いから広げて、そこに給食センターを建てる。でも、駐車場は確保するということは、その駐車場分広く造成するのか、それとも全くそこは、造成するのは給食センターを建てるためだけに造成して、余分というか、何か余裕が残るから保護者の方の駐車場が確保できるのか、どちらなんでしょうか。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
(私語あり)造成に関しては、駐車場の機能回復分も含めて造成をしたいというふうに思っています。この矢印の、ちょうどカーブの一番内側の部分は、土地としての奥行きが非常に狭いので、このあたりに駐車場がつくれるのではないかなというふうに思ってるんですが、高さが、変化の起伏の大きい土地なので、設計の中で駐車場も含めて造成をしたいというふうに思っています。
委員長(待寺真司君)
この含めて造成すると。
委員(窪田美樹君)
私が中学校に通っている保護者ではないので、こんなことは言えないんですが、その分の費用がどのぐらいかかるのか、保護者の方の駐車場代を、駐車場スペースを確保するために、造成にここ、かなりの、23ページでは傾斜度が20度で造成面積をって書いてありますよね。かなりの金額が見込まれるって書いてあるんですけれど、その分が保護者の方の駐車場を確保しない造成額と、確保するための造成額とではどのぐらいの差があるとかってわかりますか。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
現時点では、正確な数字はわかりません。ただ、検討の中では造成に伴ってどのぐらいの敷地、平地をつくるべきか、給食センター視察など何カ所か行ってるんですが、やはり敷地に余裕があるとこはそれなりに運用のしやすさというのがうかがえますし、狭いところには、やはり狭いなりにコストを抑制できるというメリットもあるので、そのあたりは総合的にですね、どのぐらいな広さ、それからコストのバランスを見ながら設計の段階で検討したいというふうに思います。
委員(窪田美樹君)
敷地に余裕があるという、その敷地の使い方によると思うんです。全く給食センター…保護者の方の駐車場が給食センターの敷地内とは考えるのにいかがなものか。給食センターとしての使い勝手の中の敷地をこれだけ確保しましたという中に、学校に来られる方のスペースが含まれるというのが、本当に広くとったから余裕がある給食センターを営業…やっていけるのかというのと、また違うとは思うんですが、保護者の方がそれで必要だという、どうしてもこのね、保護者のための駐車場は必要なんです。ここがないと私たちは賛成できませんというような声があったのかどうか、いかがでしょうか。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
保護者の方からは、直接そういうお話はありませんでした。ただ、学校教職員の皆さんの説明の中では、機能回復があるのかという質問はございましたので、学校を運用する中ではある程度の駐車場というのは必要なんだという認識を持ってます。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。例えば今、駐車場の件が出たんですけれども、当然、センターの配送車両等、納入車両等いろいろあるんですが、その辺の何ていうのかな、進入路のすみ分けまでは考えておられないですよね。今の位置で考えると。極力ね、事故等が起きないような環境整備というのが大事なように私は思いますので、その辺も改めて検討課題として、位置が正しいのかどうかも含めてですね、検討いただければと思います。
では、他にいかがでしょうか。
委員(窪田美樹君)
10ページの先ほどの、給食に従事する職員の場面なんですけれど、栄養士さんの配置というんですか、それが調理員さんと同じような、結局、延べ人数というんですか、従事にかかわる人数として延べとして計算されてしまいがち、今のお話ですと12.8人に関して葉山町は29人というと延べだと思うんですが、今後もそういう各小学校に1人ずついる栄養士さんが、センターになったらどういうふうになるのかというのが心配なんですけれど…気になるんですけれど、そこがどのようになってしまうのか。
委員長(待寺真司君)
栄養士等の配置人数とか、その辺について、どういうふうに今の段階で考えてるかという御質問ですが。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
こちら、県の定数のほうにつきまして、ある程度規定がございまして、まず県費で扱われるものにつきましては、定数上ですので予算によって若干、確実性はないところはありますけれども、基本で言えば、栄養士…いわゆる県費栄養士2名になると思います。ただ、そのうちの1名が栄養教諭、つまり2名がこの3,000食程度ということであれば、配当予定ということになるかと思います。ただ、それに引っかかって、現在、町職員の栄養士もおるわけですから、そこら辺で具体的にこのセンターを運営するに当たって、どういったことが必要なのかということをあわせながら、トータルでこの栄養士については、あるいは栄養教諭については配属を考えなければいけないというふうに考えております。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか、窪田委員。
委員(金崎ひさ君)
食育について伺いますけど、今の給食残渣というのはどのぐらいあるんですか。自校方式で。わからない。ちょっと町民の方からの御懸念をここで代弁するんですけど、センター方式になると目の前でつくってるわけじゃないですよね。においもないし何もない。お弁当形式で持ってこられて、給食ですけど、それで、これを食べ残しちゃいけないんだという教育ね、それをしっかりやらないと8億5,000万ぐらいかけてね、センターをつくって、そして食べ物を大事にするという食育に劣るようでは、お金をかけてセンター方式にする必要はないのではないかという御意見を私どもの出前フォーラムでお聞きしまして、じゃあ、それも一応確かめて確認をとりたいなと思って、今、質問をしているんですが、そのあたりはいかがでしょうか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
これにつきましては、たとえそれが自校であったとしても別のとこでつくっていたとしても、これは食べる側として、つくっていただく方は必ず相手としているわけですよね。そこのことは必ず授業の中で触れていくことが重要だというふうに考えております。文部科学省の学習指導要領の中でも、給食を活用した食育というのが当然出ております。それはもちろん、学習指導要領の中のことでございますので、教員が実際に進めていくわけですけれども、その際に、当然その部分は触れておりますので、もちろんそれ以外もありますけれども、そこの部分を触れておりますので、当然そのことを意識して子供たちには食育をしてまいりたいというふうに考えております。
委員(金崎ひさ君)
ぜひ、食べ物は大事にということで、食料自給率も低い日本ですのでね、それで世界的に見ると、やはり食べれない子が多くいる中で、残すのはもったいないというところまで食育の範囲は広がると思うんですね。
そして、上山口の説明会の中で出ましたけれど、給食センター方式になった場合に自分の子供は弁当を持たせたいという意向のある親にとって、そういう選択ができるのかと。いろいろ事情があると思うんです。給食が食べれない、アレルギーがあるからとか、それからこの前の原発の話もございましたね。やはり自分のうちで吟味した食材でないと食べさせたくない。あのときにかなり給食を拒否なさった方がいたと思うんですけど、そのようなことでセンター方式になったら建前上選べないんだよというふうなことをはっきりおっしゃらないで、結構苦労なさってた答弁なさってたと思うんですけど、そういうところは加味なさるんですか。それとも、基本はもう給食センターを使う、そしてアレルギーの方はそれに対応する給食を出しますという方針なんでしょうか。いかがですか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
まず大前提として、今、小学校が行われてると同等のものを提供したいというふうに考えておりますから、基本的に選択制ではないというふうに考えております。一律に提供する。ただ、今、委員おっしゃられたように、アレルギーですとか、あるいは御家庭の事情の中でどうしても難しいと、似たような答弁になってしまうかもしれないんですが、そういう状況には御相談いただく必要があろうかと思います。アレルギーに関しましても、今、検討している最中でございまして、現在もしております。それは、いろんな方法があるんですけれども、当然、保護者と養護教諭と校長と関係の教員と保護者が集まりまして相談をする中で、今月の献立表はこれであるけれども大丈夫かどうかというのを一つ一つ確認をした上で、そのお子さんについては、この日はじゃあ主菜が無理だから、この部分についてはお弁当にしましょうねとか、さまざまな対応をさせていただいてるところでございます。そこのところはセンターになったからといってやらないという話にはなりませんので、学校と協力しながら進めてまいりたいというふうに考えております。
委員(笠原俊一君)
30ページで、炊飯のことが書かれていまして、以前は上山の計画のときは炊飯はしないと。狭いですから。そのような話も聞いたような気がするんですけども、そうしますと…(私語あり)するんですか。じゃあ、まず、炊飯も御飯もつくるということで、あともう一つ、愛荘町だとか大井町、あるいは二宮だとか我々視察してまして、どの程度の規模の施設になるのかね。愛荘町は非常に規模が大きくて、例えばアレルギーの専門の場所があって、そこは全部アレルギー食専門の…専用のというかな、食器だとか全部分けてありました。ほかの、例えば二宮のほうはたしか炊飯はしてなかったのかな。狭いからしてないとかね。アレルギーの専用のは、部屋はたしかなかったような気がするんですけども。その規模を思うと愛荘に匹敵するような全てのものが入っているような、近代的なというかね、そのくらいの規模の施設なんでしょうか。想定が、建屋の規模がちょっとわからないんで。
委員長(待寺真司君)
愛荘町の情報はいってますよね。議会の視察報告等も出てましたので。かなり敷地的に余裕がある中で、ゆったりと動線もとられてた場所でございますが。
委員(笠原俊一君)
食材のストックヤードからね、その食材の残渣の処分のヤードまで、かなりあるんですよ。
委員長(待寺真司君)
想定している敷地面積の中で、そういったところまで対応できるのかという御質問でございますけれども、いかがでしょう。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
炊飯に関しては、現場からの強い要望もあって、今までの葉山町の給食のよさを守る上で、センターでの炊飯が必要だということで炊飯をするというふうにしています。アレルギーの対応室に関しては、どのぐらいの規模になるかわかりませんが、視察をしている限り大井町や二宮でもアレルギーの対応を図れるスペースは確保されていたと思います。構想の中では、建物として1,000から1,450ぐらい、大井町や二宮町など同じような食数の給食センター、最近建てられた施設を見ると、葉山も同程度の規模で炊飯も含めてできるんではないかなというふうに思っています。ただ、細かい面積に関しては今後の設計次第というところがございます。
委員(笠原俊一君)
神奈川県のね、アレルギーの対応のはちょっと違ったんじゃないかなと思うんですよ。アレルギーだけの対応の人だけ、終わってからとか先にとかね。愛荘の場合は全く釜から全て別仕立てだったように記憶してるんですけども。だからアレルギーの方専用の、子供たちのための別のものが1つ、丸っきりあったような気がしてるんで、そこの対応はちょっと違ってたんじゃないかなというふうに思ったんです。かなりそれだけのものを見ながら、働く人たちの負荷というか、ストレスがたまらないような動線の確保だとかも、せっかくやるんだったらね、そこまで考えてやられたほうがいいと思うんですよね。特に、葉山の今の自校方式のよさというか、悪さというか、夏のこの暑いのにクーラーもない、汗だくで重労働だという話は聞いてるわけですよね。ですから、働く人たちのことも非常に考えてあげないと、子供のことを考えるのは当たり前のことですからね、それも大事かなと思って今、確認したとこです。
委員長(待寺真司君)
アレルギー室については、もう完全に密閉というか、外部からほとんど異物や、そういったものが侵入しないようにしているということと、専用で職員を3名だったかな、配置してるんですね。ですから1食当たりの単価は、それは一般の給食と比べるとはるかに高いんですけど、そこまで力を入れて丁寧にやってるというところでございましたので、その辺はまた参考としてですね、ぜひ検討いただきたいと思います。では、他に。
委員(山田由美君)
アレルギー対応のところで、先ほどの説明の中で、親御さんや何かと相談なさって、今月はこの献立ですけど大丈夫ですかという確認をなさって、食べられないものがある場合はお弁当を持ってきていただく対応もあり得るというふうに聞いたように思いますが、100%給食で対応は不可能で、お弁当を持ってきていただく場合もあるという理解でよろしいですか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
子供のアレルギーは非常に多岐にわたってございまして、その一つ一つを全て代替食・除去食をつくるとなると、これはかなり時間的な制約も含めて施設的にも難しいというふうに考えております。そこで、国のほうの指針の中でどういったものを取り上げてるのか、それから、現行どういったことに対応してるのかということを踏まえまして、その対象品目を検討してまいりたいと思います。その上で、どの領域で代替食ができるのか、除去食ができるのかを検討して、そこにどうしても入りきれないものについては、お願いを、保護者の方にも御協力をいただかざるを得ないというふうに考えております。
委員(山田由美君)
センターになった場合は、そのような対応であるということはわかりました。現状の、自校方式でもやはり対応できないとき、お弁当を持ってきていただくということになってるんでしょうか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
そのとおりでございます。(「わかりました」の声あり)
委員長(待寺真司君)
他にいかがでしょうか。よろしいですか。もし、あれだったら委員外の方にいって、また戻ることもいたしますので。もし、委員外の方で何か御質問等ありましたらいかがでしょうか。ぜひ、これも使っていただきながら。
委員外議員(鈴木道子君)
すいません、基本構想、ちょっと私、不勉強なんですけども、当然のことながらドライ方式ですよね。
委員長(待寺真司君)
ここ27ページですね。ここ、今、変えました。
教育総務課課長(野田仁君)
センターのほうはドライ方式を予定しております。(携帯電話の着信音あり)
委員長(待寺真司君)
後ほど議長より、注意をお願いをいたします。
では、他にどうですか。委員外の方もどうぞ御質問、あるいは資料等の説明でいかがでしょうか。もう一つの概要の資料もあれですけれども、よろしいですか。
委員外議員(鈴木道子君)
米飯給食の件なんですけれども、若干ふえてきてる状況ですけれども、米飯給食については京都とかさまざまなところで全食米飯という動きが今、進んでいるように認識しておりますけれども、私は大変それは好ましいことだというふうに思っております。その辺のところは、給食センター建設とは直接には関係ないかもわかりませんが、この機にぜひ見直すべきだと思っておりますけれども、その辺のお声等、またお考え等はいかがでしょうか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
確かに米飯給食がよいということは私も情報として仕入れております。ただ、学校給食として提供する際に、食の多様性あるいは主菜・副菜ということのセットで考えた場合に、具体的にそれが何がいいかというのは、当然、栄養士の方と栄養価を考え、今後も検討してまいりたいというふうに考えております。
委員外議員(鈴木道子君)
ということは、今、米飯給食はいいということはわかっているというようなお話がございましたので、米飯給食の回数をふやすという方向に向かって検討しているという理解でよろしいでしょうか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
まだ、そこまでの回数をふやすかどうかというところまでの検討までは至っておりませんけれども、子供たちの給食にとって、トータルで給食全体を捉えたときにどうなのかということで考えさせていただきますが、今回センターをもってふやすかどうかというところのところまでに至っているわけではございません。
委員外議員(鈴木道子君)
これでおしまいにしますけども、私が京都市の給食を拝見いたしまして、視察に行ったんですけれども、地域が地域ですから、大変に和食ということの教育が充実しておりまして、もちろん多様な食ということを経験させるということで全部米飯ではなくて、月何回かパン給食とかいろいろございましたけれども、総じて米飯給食を多くするという姿勢が見られましたので、その辺のところは十分に研究なさって、よい方向に進むということをお願いを申し上げておきます。
委員長(待寺真司君)
ありがとうございました。
委員外議員(横山すみ子君)
設備的なところではないんですけれども、センター方式の給食が開始されるときに、生徒たちが使う器ですね、は今までのものをそのまま使うという形ですか。
委員長(待寺真司君)
中学校の場合は新しくね、入れるんでしょうが、小学校について。
委員外議員(横山すみ子君)
これ、聞いているのは、先ほど中学生参加するというときに、設備のほうもそうなんですが、食べる道具については、これは意見を聞く価値があるなと思いますが、そういう意見出なかったですかね。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
食器等に関しましては、洗浄機の選定にも影響がありますので、そういうところで判断が必要だと思います。ただ、現場の声としましては、今、強化磁器を使っているんですが、非常に重たくですね、作業性が悪いというところがあります。一方で、食育にとって強化磁器がいいのではないかという保護者の一部の方の意見もあります。ただ、全体の流れを見てますと、今、標準というか大半を占めているのは樹脂系の、比較的軽い食器になっています。その辺に関しては、デザインなどは意見は聞けるかもしれませんが、材質であるとかそういうところに関しては、専門家の助言や現場の意見なども聞きながら決めていく必要があるというふうに思います。
委員外議員(横山すみ子君)
材質等は、本当に作業効率もありますし限界はあると思うんですけれども、デザインと色等について、ぜひ生徒たちの意見…児童かな、聞いていただければと思います。
委員外議員(鈴木道子君)
すいません、最後にするということで申し上げましたが、失礼いたします。食育ということで、先ほどの陳情の審査等でも健康問題が出ておりましたんですけれども、新しくセンターができるという、この一つの大きな区切りをいいチャンスと捉えて、ぜひ食育に重点を置いていただきたいと思うんです。それで、和食が世界遺産になったというようなこともございます。大変に、子供たち塾に通ったりして、さまざまな食でなかなか従来の健康的な食を御家庭でもきちっとやっていただいている状況というのは、大変厳しい社会状況になってると思っておりますので、ぜひ世界遺産になった和食等も含めまして、これを大きなチャンスと捉えて本物の食の味というものを、より一層力を入れていただきたいというふうに私は思っておりますけれども、今回センター方式にするという建物、または、いろいろな配食方法等に十分な目はいっていると思うんですけれども、あわせてこれをチャンスに同時方向のような感じで、この食育ということを、やはり根本的にお考えいただくというようなことをお願いしたいと思っております。いかがでしょうか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
委員のおっしゃることも非常によくわかるところでございます。食育に関しましては、学習指導要領の面でも食育の観点を踏まえた学校給食の望ましい食習慣の形成というのが、太字で示されてるとおりですね、孤食、いわゆるこれは、なかなか学校だけではできないところでございます。保護者の協力がないとなかなかできない部分でございますので、そこらの呼びかけ等々も含めて考えてまいりたいと思うところでございます。なおですね、やはり学校教育活動ということになりますので、この学習指導要領の中に特別活動ですとか総則ですとか、そういったことの中でそこが細かく規定をされておりますので、それにのっとって各学校、きちんと全体計画を立てるようにということで指導してまいりたいというふうに考えております。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。
委員外議員(土佐洋子君)
ありがとうございます。36ページのところで、先ほど笠原委員も触れられていましたけれども、配送の方法で、シルバー人材センターってありますけれども、一つの手段と書いてありますけれども、どちらかに視察に行ったときに、プロのドライバーが必要というようなことも聞いたんですけども、そういうお考えはないんですか。
委員長(待寺真司君)
配送ドライバーについて、業者委託しているところもあるんですね。配送業者、運送業者に。だから、そういったものも念頭に置いているかという御質問でよろしいですか。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
視察などに行った際にですね、業者委託をしている際、給食専用の配送車を業者側が所有している場合、複数年にまたがる契約上、1社が継続していくような問題があるというふうにも聞いております。また、高齢者のドライバーに関しては一定の年齢制限を設けるべきだという話もあります。そのあたり、葉山町としてどのような形で配送を担うべきか、その辺に関しては今後検討をしていきたいと。一つの方法としては、やはりこのシルバー人材センターの活用も有力な選択肢の一つではないかというふうに思っております。
委員外議員(土佐洋子君)
今の同じページのところの、やっぱり給食センターに視察に行ったときに、児童みずからがセンターへ何か押して、自分たちで配送というか、回収とかしてたのを見かけたんですけども、やはり葉山中学校、近くてもトラックで配送・回収ということなんですね。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
そのように考えています。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。じゃあ、ちょっと1点ですね、これから実はこの後、教育委員会のほうでも東京ビッグサイトの展示会に行ってこられたと思いますけれども、これから我々委員会として、ちょっと行ってくるわけですが、1点大きなところでね、この8番の主要熱源についてベストミックスという書き方をされているんですが、基本的に…(私語あり)この8番のここのところなんですけども、いろいろな調理器具によって電源…熱源も違うと思うんですが、そういった展示会等もこれまで何度か行かれてると思いますが、現状でね、考えているベストミックスという部分をある程度もし今、御報告いただければ、その分、我々もちょっと見れるかなというふうに思います。先ほどの横山議員からもあったように、食器類なんかについてもですね、いろんなのが多分展示されてると思いますので、その辺について、今回も含めてこれまでの中で何か教育委員会として給食センターに当たって考えていることが、今、現時点で難しいかもしれないんですが、何かあればちょっと示唆をいただければと思いますが、いかがでしょうか。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
センター方式となると、ある程度、厨房設備・器具が大型化します。そうしますと、熱源としましてはガスなどの施設のほうが比較的大きい厨房設備が導入できるので、電気ですとどうしてもまだ大型化というところがガスに比べると進んでいないというふうに思っています。ただ、それについてもやはり厨房機器の専門業者などから専門的な企画提案を受ける必要があると思いますので、今後、例えば基本設計等、厨房設備の設計に入る段階では専門家のそういう提案が受けられる方式での契約、プロポーザル方式などを導入しながら選定をしていきたいというふうに考えています。
委員長(待寺真司君)
わかりました。ありがとうございます。では、他によろしいですか、質疑のほうは。ありがとうございました。それではですね、以上をもちまして所管事務調査「葉山町学校給食基本構想について」の議題を終了いたします。
それでは、職員退室のため暫時休憩しますが、何かこの使い方とかであれば、この終わった後、休憩中に…ちょっと暫時休憩します。(午後0時03分)
委員長(待寺真司君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後0時05分)
それでは、本日の3番目、行政視察報告についてですが、お手元に案を示させていただいておりますので、もし字句等の訂正等、また御自身の所感のところでね、訂正等ありましたら議会事務局のほうによろしくお願いをいたします。
それでは、続きまして4番目の閉会中の継続審査についてお諮りをいたします。お手元に配付をさせていただきますけれども、閉会中の継続調査申出書を、このとおり議長宛てに本職より提出したいと思いますがよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
ありがとうございます。それでは、申出書のほうを議長に送付を…提出をしております。
では、5番目のその他ですが、この後、視察のほうにですね、東京ビッグサイトのほうに参りますので、またその中でも、もしありましたら何でも言っていただければと思います。
では、本日の委員会はですね、この後委員派遣で視察に参りますので、以上をもちまして閉会としたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。なお、報告文案につきましては正・副で対応いたしまして、そして、またメール等で配信をして、訂正等あれば委員会を開きますので、その際はまた出席のほうをよろしくお願いいたします。
それでは、以上をもちまして本日の教育民生常任委員会を閉会いたします。ありがとうございました。(午後0時06分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成28年12月2日
教育民生常任委員会委員長 待寺真司
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更新日:2018年04月25日