教育民生常任委員会会議録 平成28年6月8日
開催年月日
平成28年6月8日(水曜日)
開会時間
午前10時00分
閉会時間
午前11時50分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 付託案件
請願第28-1号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度の国負担2分の1復元をはかるための2017年度政府予算に関する請願書 - 所管事務調査
(1)平成27年度ごみ量検証報告について
(2)中学校給食に係る検討状況について - 行政視察について
- 閉会中の継続審査について
- その他
出席並びに欠席委員
出席 6名 欠席 0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 待寺真司 | 出席 |
副委員長 | 山田由美 | 出席 |
委員 | 金崎ひさ | 出席 |
委員 | 飯山直樹 | 出席 |
委員 | 窪田美樹 | 出席 |
委員 | 笠原俊一 | 出席 |
オブザーバー | 議長近藤昇一 | 出席 |
傍聴者
横山すみ子議員 鈴木道子議員 畑中由喜子議員 石岡実成議員 伊東圭介議員
土佐洋子議員
説明のため出席した者の職氏名
役職 | 氏名 |
---|---|
教育部部長 | 沼田茂昭 |
教育総務課課長 | 野田仁 |
学校教育課課長 | 冨樫俊夫 |
教育総務課課長補佐 | 虫賀和弘 |
環境部部長 | 伊藤義紀 |
クリーンセンター所長 | 内田自栄 |
クリーンセンター主任 | 鈴木崇 |
環境課課長 | 坂本泰一 |
環境課課長補佐 | 雨宮健治 |
環境課係長 | 西尾直樹 |
会議の書記
議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局主任 佐々木周子
会議録署名委員
委員長 待寺真司
会議の経過
委員長(待寺真司君)
皆様おはようございます。定刻の10時となりましたので、教育民生常任委員会を開会いたします。(午前10時00分)
本日の出席委員は全員です。よって本日の会議は成立をいたします。なお、本会議でありましたように土佐洋子委員が総務建設常任委員会のほうに移られましたので、当委員会、6名の運営ということになりますのでよろしくお願いをいたします。
それではお手元にですね、式次第を御用意をさせていただきました。まず資料の確認なんですが、先日レターケースのほうに入れさせていただいておりますけれども、所管事務調査の(1)に関する資料として参考資料1がクリーンセンターよりA4で1枚。それからA3で参考資料2というのが1枚配付をされております。よろしいでしょうか。それから所管事務調査の(2)のほうの、中学校給食に係る検討状況についてということでA4のホチキスどめの資料が1部用意をさせていただいておりますけれども、お手元のほうよろしいでしょうか。ありがとうございます。
それでは本日の会議を進めてまいりますが、お手元の式次第をごらんください。付託案件として請願第28-1号教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度の国負担2分の1復元をはかるための2017年度政府予算に関する請願書1件でございます。また、所管事務調査としては、平成27年度ごみ量検査報告について、そして中学校給食に係る検討状況についてと2件。3番目として行政視察について、4番目として閉会中の継続審査について、5番目その他ということになっておりますが、本日、職員の入れかえとかを考えまして、まず最初にですね、所管事務調査の(1)平成27年度ごみ量検証報告についての説明を受けまして質疑、それから請願に移りまして、最後に中学校給食に係る検討状況と、こういうような形で進めてまいりたいと思いますけれども、委員の皆様よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。
それでは最初にですね、(2)所管事務調査の1、平成27年度ごみ量検証報告についてを議題といたします。職員入室のため暫時休憩いたします。(午前10時02分)
委員長(待寺真司君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時03分)
職員が入室しておりますので、まず職員の紹介より行いたいと思います。
環境部部長(伊藤義紀君)
お時間いただきましてありがとうございます。それでは27年度中のですね、ごみの量についてきょうは御説明をさせていただきます。
私、環境部長の伊藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。隣がクリーンセンターの内田所長でございます。隣がクリーンセンター主任の鈴木でございます。その隣が環境課長の坂本でございます。同じく後ろが環境課の課長補佐、雨宮でございます。同じく係長の西尾でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
委員長(待寺真司君)
それでは、資料のほう、参考資料1、2を御提出いただいておりますけれども、まずこちらの資料に基づいて御説明をいただき、そしてその後、質疑応答という形で進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。それでは資料の説明を求めます。
クリーンセンター所長(内田自栄君)
それではですね、資料の確認をお願いいたします。事前に配付させていただきました参考資料1、参考資料2の2枚となります。
では、参考資料1及び2について御説明申し上げます。資料につきましては、例年ごみ量の報告ということで提出させていただいている資料に平成27年度を加え、伸び率での比較をしたものでございます。なお、資料については、決算ではございませんので見込みということで御理解、御了承ください。また戸別収集が平成26年6月から開始されたことに伴い、26年4月・5月分は従前のステーション収集が含まれた比較となっていることにつきましてもあわせて御了承ください。
それでは、まず参考資料1をごらんください。主なごみ、資源物の御説明をいたします。可燃ごみですが、平成27年度が5,826トン、26年度が5,909トン、マイナス83トンで前年度比1.4%の減となっております。なお、直接搬入が増となっておりますが、この中には火事による災害ごみ約60トンが含まれております。
続きまして、埋め立てごみや金属などの不燃ごみです。前年度比マイナス28.8%の減、312トンとなっております。処理として埋め立てが115トン、中間処理が47トンとなっております。また、アルミやスチール缶などは売り渡しという形で業者入札により買い取ってもらっております。
次にですね、プラスチックごみです。こちらも前年度比マイナス37トン、10.7%減の309トンとなっております。プラスチックごみの309トンの中には、容器包装プラスチックからの戻り、こちらが19トン、植木からの戻り30トンを含んだ量となっております。
粗大ごみですが、27年度は278トンとなっております。こちらには可燃ごみの187トンが含まれております。
以上の可燃ごみ・不燃ごみ・プラスチックごみ・粗大ごみについて前年度と比較しますと264トンの減となっております。
続きまして資源物でございます。容器包装プラスチックを除く資源物は、平成26年6月から戸別収集に伴い、町内会・自治会の委託となっております。よって、27年度の新聞・雑誌・段ボールの収集はゼロとなっております。直接搬入の新聞・雑誌・段ボール、また下段のほうにあります古布につきましては、金属類と同様に売り渡しという形で入札により業者に買い取ってもらっています。
続きまして植木剪定枝でございます。毎年度、天候などにされるため一概に比較することはできませんけれども、27年度につきましては前年度と比較しますとマイナス2.1%、39トンの減となっております。なお、草木類につきましては27年5月から月2回の収集から毎週水曜日の収集にと収集回数をふやしております。
続きましてガラス瓶でございます。ガラス瓶の増につきましては、26年度は一部不適合物があり埋め立て処分としておりました。しかしながら27年度は、分別が進んだことにより増となっております。
資料下段の計画収集総量でございますが、26年度は10万0,012トンでしたが、27年度はマイナス3.1%、306トンの減の9,706トンでした。参考資料につきましては以上でございます。
続きまして参考資料2をごらんください。廃棄物等の処分にかかる経費の26年度と27年度の決算の見込み額の比較でございます。資料の右には、減や増になった要因について簡単なコメントを入れさせていただいております。まず、上から2つ目の可燃ごみ運搬収集委託ですが、戸別収集により分別が進んだため可燃ごみの量が減少したことに伴いマイナス1.4%、約350万円の運搬処分費が減となりました。
その下の3段目、プラスチックごみ運搬処分委託ですが、前年度と比較して16.4%、約265万円の減額となっております。
続きまして不燃物残渣についてですが、中間処理・直接埋め立てがあります。不燃物残渣については蛍光管や乾電池などの分別をさらに進めたこと、またガラス瓶の分別が進み破砕後に埋め立て処分したものが大幅に減少した結果となっています。よって、不燃物残渣としては前年度と比較しますと640万円の減となっております。
また、下から3段目、ガラス瓶再商品化委託ですが、26年度はガラス瓶に混ざり物が多く、指定法人ルートいわゆる容リ協での引き取りができませんでした。しかしながら分別は進み、再商品化業務委託での処理が可能となったためゼロとなっております。
次に、下から2番目の資源ステーション収集運搬委託ですが、戸別収集が26年6月から実施しましたので、27年度は26年度と比較して2カ月分の委託料が増額となっております。
最後に一番下のミックスペーパー収集運搬委託でございますが、収集方法を戸別収集に変更したため26年度の4月・5月分が計上され、それ以降は町内会・自治会の委託に移行しているためゼロとなっております。
以上、廃棄物等の処分にかかる委託費については、戸別収集により着実に分別が進み、ごみの資源化・減量化が進展した結果として、前年度比見込みとしてですね、約874万円の減となっております。なお、参考までなんですけれども、こちらには資源ステーション収集運搬委託が入っておりますけれども、こちらを除きました廃棄物資源化処分事業で捉えますと前年度比約1,420万円の減となっております。
以上、簡単ではございますが、資料1及び2の説明とさせていただきます。
委員長(待寺真司君)
ありがとうございました。ただいま、参考資料1、2について御説明をいただきました。それでは質疑のある委員の方は挙手をもってお願いをいたします。
委員(飯山直樹君)
26から27年度で参考資料2を見ると、金額で2.3%の減になってると。それで進捗しているということで、28年度の予想としてはやっぱり同じぐらい減っていくという感じですか。
委員長(待寺真司君)
28年度の予測。
環境課課長補佐(雨宮健治君)
すいません、28年度につきましてはまだ2カ月しかあいてないということもありましてですね、なかなか予測が立ちづらいのかなと思ってます。ただ、26から27、収集体系を大きく変更した後のですね、毎月の原単位、分析していきますと、原単位自体はほぼ低値で安定してるという状況がずっと続いておりまして、皆さん当初御懸念なさってたリバウンドの兆候ですとか、そういったものは今の段階では見られてないというふうに我々は考えてます。ですので、これから人口の減少ですとか社会状況の変更によってごみ量ってかなり変動があるとは思うんですけれども、原則27年度ベースのですね、ごみ量の排出量をほぼほぼ確保しながらですね、あとは処理費については効率を上げていくとかですね、そういったので削減をしていけるのかなというふうに思ってます。現時点でちょっとごみ量のですね、傾向、まだ2カ月しかあいてない中ではなかなか判断できるものだとは思っておりません。すいません。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。それでは他の質問。
委員(金崎ひさ君)
ごみの中身を見る限りは全部が減ってるんですよね。どこかが減っててどこかがふえたというのでしたら分別が促進してというふうに思うんですが、全部減ってるということは町民の方の認識が高まったのかなという気もするし、もう一つミックスペーパーとかそういうものが資源物として分別されてごみというものが少なくなったのかなと思うんですが、決算で見ますけど町内会・自治会が資源物として出したものを業者に渡しますよね。その量が昨年度と比較して多くなってれば納得いくんですけど、そのあたりは把握してらっしゃいますか。
環境課課長補佐(雨宮健治君)
先ほどもちょっと御答弁させていただきましたが、基本的には原単位、本当にコンマ幾つの差ぐらいでの増減なんです。26と27を比較してですね、原単位ベースでちょっと収集の段階で見てみますと、収集の植木剪定枝が伸びが高くなってるということが考えられます。そんなのを考えてみますと、基本的に集団回収についてはですね、若干の伸びなんですけれども、ほぼほぼ排出量は横ばいというふうに御判断いただければよろしいかなと思います。
委員(金崎ひさ君)
そうするとやっぱりあれですね。町民の方たちがごみに対する認識を、ごみを買わないみたいな何かそういう認識ができたのかなという気もするんですけど、全部が減っているのがどういうことかなとちょっと不思議だったので、また検証いたします。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。では他に。
委員(窪田美樹君)
25、26、27と単年度での比較ができるんですけれど、町長が言われていた30%減にどれだけ近づいてるのか。以前のお話でまだ20%、17とか20という数字だったと思うんです。そこら辺との数字の比較というのは出ますでしょうか。
環境課課長補佐(雨宮健治君)
目標値がですね、平成22年比の燃やすごみ量との比較になっております。そこからの30%減となりますと、目標が5,128トンが目標値になるんですが、現段階で、この27年度の段階でですね、可燃ごみの総量が5,826トンになっておりますので、差としますと698トン多いという結果になっております。
委員(窪田美樹君)
それではパーセンテージでは30%という目標で、今現在二十何%とかっていうのはわかりますか。
委員長(待寺真司君)
22年度の数字とこれを割ればいいんじゃないの。
環境課課長補佐(雨宮健治君)
すいません。大変お待たせしてすいませんでした。約20%ということになってます。
委員長(待寺真司君)
窪田委員、よろしいですか。
委員(窪田美樹君)
今現在20%というと、まだあと10%、かなりの量だと思うんです。またここからが難しいと思うところだと思うんですけれど。今数字を伺ってもすぐパーセンテージが出てこないということは、町長もですけど環境課の方も、町長の4年の任期が終わったからまた新たなマニフェストと言われればそれまでですけれど、町長が最初に出したマニフェストを推奨していくために戸別収集も始めたというところでは、そこの30%に向けて努力してられるとは思うんですけど、30%目標にされてるのか、それともただ減を…どこまでの減を目指されてるのか、いかがなんでしょうか。
環境部部長(伊藤義紀君)
目指すところはぶれずにですね、30%を目指すつもりでおります。ちょっと前に町長マニフェストの30%が達成できたのかという話は内部でしてまして、残念ながらだめだったねというような結果はクリーンセンターと環境課、私も含めて認識をしてました。ただ葉山町がですね、今後下げどまりになったときにですね、じゃあごみの有料化、袋を有償頒布とかにしてやれば、恐らくは減ると。お隣の逗子市さんを例にとってみても減るんじゃなかろうかというふうに思います。ただ、今年度予算をお認めいただいた一般廃棄物のですね、計画の中では恐らくそういう話が将来に向けてはというような話が、多分そういうくだりが出てくる可能性があると思うんですけども、ただ、今まだごらんいただいたとおり下がっている。それがどの辺で鈍化してとまるかというところも細かく検証は必要になるかと思うんですけども、現在のところごみ袋を、ごみ処理の有料化するということは、まだ今は具体には考えていません。ただ、今後もこういう努力を続けて、例えばまずはそのごみを出して…出さないようにお願いすると。それから生ごみについても十分に水切りをしていただくとかですね、そういうことに努めながら、まずはごみを出さないように御協力をお願いする。それから、あとは出てしまったものについてはきちっとした分別によって資源化できるものは資源化すると。やむを得ず可燃の処理をしなければいけないものについては極力安価に、適正に処理をしていくというスタンスは変わりませんので、目指すところとしては当座の目標として30%。それからなおかつ資源化率も上げていくというところはぶれずに目指していきたいというふうに考えてございます。
委員(窪田美樹君)
今のお話の中で、30%を目指すために将来有料化、ごみ袋の有料化もあり得る。今お話はそこまではいってないけどという話になるのか、町長のマニフェストでは有料化にして30%を目指すというところは決して出てなかったはずなんです。なので、30%を目標にすることとごみ袋の有料化、するかしないかはですけど、別のラインで考えて話は進めていかないとだめと思うんですが、30%を目指すために有料化というのは全く違うと思うんですが。
環境部部長(伊藤義紀君)
ちょっと説明がよくなかったと思いますけれども、30%を達成するために有料化にするという考え方ではなくてですね、例えば当然ごみ処理には経費もかかりますし、パートナーシップが熟度を増してくると当然町の中の今のクリーンセンターの整備という話も多分出てこようかと思います。あとはまだ今の段階ではわかりませんけれども、逗子市さんとのいろいろ協議の中で、ごみの処理費がどれぐらいになるのかというところもまだわからないところもございます。ただ、最終的な策としてごみの有料化というのも、考えずにはいられないだろうというような考え方に基づいて今御説明をさせていただいただけで、じゃあいつから有料にしようとか、どういう方式でやろうとかというのは全く今は白紙の状態でございます。ですから、今後の状況で、もしかしたら有料化にしなければいけない時期が来るかもしれませんけれども、今のところは30%を達成するためにこのぐらいの年度に有料化にしようという考え方ではありません。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。
委員(金崎ひさ君)
カウントの仕方を教えていただきたいんですが、先ほどの御説明でプラスチックごみが309トンで、そのうち容器包装の戻りが19トンあるというふうにおっしゃいましたが、収集量は290トンだったということですか。そして容器包装プラの中の19トンがこっちに来たので、処理トン数が309トンだということですか。
クリーンセンター所長(内田自栄君)
こちらのほうはですね、直接搬入のほうにですね、戻りのほうを含ませていただいた数字となっております。
委員(金崎ひさ君)
そうすると、直接搬入の中に戻りの19トンをプラスして、そして309トンをプラスチックごみとして処理をしたということですね。
クリーンセンター所長(内田自栄君)
はい。おっしゃるとおりです。
委員(金崎ひさ君)
そうすると容器包装プラスチックの568トンに19トン、戻ってきた19トンが含まれているということですか。
クリーンセンター所長(内田自栄君)
廃プラに戻りますとですね、容器包装プラスチックと植木ごみについては、その分を控除しております。
委員(金崎ひさ君)
そうすると、本当は568プラス19トンを収集したんだけれども、19トンが廃プラだったので直接搬入のほうに19トンをプラスしたから、これは568に19マイナスしたものをここに書いているということですか。
クリーンセンター所長(内田自栄君)
はい、おっしゃるとおりでございます。
委員長(待寺真司君)
では、他にいかがでしょうか。
委員(窪田美樹君)
今のところで、処理費…処理トン数はそれなんですけど、処理費というのは1回容器包装で集めても処理費がかかって、それでもう1回プラごみとして処理費がかかる。二重のお金…お金としては二重にかかるんじゃないんでしょうか。
クリーンセンター所長(内田自栄君)
処理費として考えますと、窪田委員のおっしゃるとおりですね、搬出をしております量で計算しておりますので、処理費についてはですね、戻り分についてはダブルカウントになってきてしまっております。
委員長(待寺真司君)
決算のときもずっとそういう報告はある。よろしいですか。では他にいかがでしょうか。
委員(飯山直樹君)
さっきのちょっとごみの有料化というところで非常に引っかかっちゃったんですけど、町長が30%の削減を実現しようとしている時期というのは、私もマニフェストには細かく読んだことがないのでわからないんですけど、いつぐらいなんでしょうか。
環境部部長(伊藤義紀君)
町長に選挙として出馬なさるときにですね、いろいろマニフェストをつくったときに、ごみの減量化ということでその数値を掲げられてると思います。
委員(飯山直樹君)
そうすると一般的には、去年選挙終わったのか。その4年後までにという。その期間に30%が実現できなかったら有料化もあり得るという、私は理解でとっちゃったんですけど、そういうことなんでしょうか。
環境部部長(伊藤義紀君)
30%は減らしたいというような思いがあったのかなというふうには、私、直接詳しく話してないんでわからないんですけども、想定の範囲でそういうふうにごみを減らしていきたい、資源化率を上げたいという思いがあったのかなというふうに思います。私、有料化と申しましたのは、本当に具体に今有料化にするための道筋を立ててるということは全くございません。ただ、今大体どこの自治体でもごみを減量していくため、それから経費を賄うために有料化にしてるという方向性が結構いろんな自治体でございます。ただ、だからといって葉山町が構わず有料化にするということは、それはやはり自治体、自治体でいろいろ経営の仕方があると思いますので、そういうふうには考えていません。
ただ、人口の話が先ほど出ましたけども、人口は今微弱で少しずつ減ったり、少し上がったりという状況で、私も日々統計の資料とか見てますけれども、そういう状況が続いてわずかながら減ってますけど、逆に世帯数がふえている。核家族化が進展してると思うんですね。そうすると、一定、基本的なベースで出てくるごみの量というのは減らなくて、ごみの量が確実に減ってく、人口とともに比例して減ってくという考え方が多分成立しないと思ってるんですよ。一定量のごみは排出はされてくる。だけれども人口が今度減ってくるということであるような状況が見てとれると思います。ですから、ごみも生き物のように例えば夏の時期になったりとか、今回の持ち込みごみもそうですけれども、ゴールデンウイーク明けにものすごく多いごみの量が持ち込まれるとかっていうところもありますし、通年で見ていかないとですね、細かい分析ができないところもあります。ですから、これからまたどんどんどんどん、例えば先ほどはリバウンドは今の状況ではありませんけれども、リバウンドしてしまうような状況であれば、やっぱそれに対する対応策、今回有料化もお認めいただいて6月1日から始めて、今のところごみの量は、持ち込みごみの量は減ってます。ただ、件数的にはそんなに減らないような状況がちょっと予想されるようなものもあるんですね。粗大ごみと一緒に戸別収集のほうにも持ってきてしまうというところがあるので。ただ、議会のほうでも答弁させていただきましたけれども、成りすましと思われる業者さんの数はほとんどない。ただ戸別収集、そこで一つの目的が達成してると思いまして、まだ早いですけれども。ただもう一方の戸別収集を推進してくというところは、やっぱりそこはまだ達成してないと思ってるんです。ですから戸別収集のメリットをどんどんお伝えしていくこと、利便性は確保されてますということは私どものほうから発信していかなきゃいけないと思ってるんで、いろんなことを試してみてですね、安定的にごみの量がマックスここまではもう下がって、これ以上は下がらないという、多分そこがどこかに多分あると思うんですけども、そこまではいろんなことを考えていかなきゃいけないと思ってますので、必ずしも今の段階でよその自治体がやってるからって構わず有料化にしようという考え方はございません。
委員長(待寺真司君)
いいですか。
委員(金崎ひさ君)
帰って私の決算書を見ればわかることなんですが、ちょっと今わかれば教えていただきたいんですが、プラスチックごみの直接搬入の25年度と26年度の戻りのトン数わかりますか。
委員長(待寺真司君)
今すぐわかりますか。傾向として戻りのあれが減ったか減らないかという部分を。
クリーンセンター所長(内田自栄君)
26年度なんですが、容プラの戻りは約24トン、植木からの戻りがですね、26トンでございます。
委員長(待寺真司君)
25年はわかりますか。ないですか。後でよろしいですか。
委員(金崎ひさ君)
帰れば私の決算書には必ず聞くので書いてるんですけど。いわゆる私も今委員長がおっしゃったように、どのようなきれいさというか、分別が徹底してるのかなと。容器包装プラのほうにどのように汚れたものが入ったり、プラスチックごみが入ってるのかなというのを検証したくてちょっとお聞きしたんですけど、じゃあ性能がよくなったということですよね。戻りが少なくなってるということですからね。
クリーンセンター所長(内田自栄君)
不燃物の残渣率についてもですね、それぞれ減少しておりますので、おっしゃるとおりですね、戻りの部分についてかなり分別のほうが徹底できているというような形になっております。
委員長(待寺真司君)
いいですか。では他にいかがでしょうか。この資料についてのみのちょっと質疑とさせていただきますので、よろしいですか。
それでは、以上をもちまして所管事務調査の1を終了したいと思います。職員退室のため暫時休憩します。ありがとうございました。(午前10時32分)
委員長(待寺真司君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時34分)
職員入室しておりますので、職員の紹介より始めたいと思います。
教育部部長(沼田茂昭君)
おはようございます。よろしくお願いいたします。隣で学校教育課長の冨樫でございます。教育総務課長の野田でございます。教育総務課課長補佐の虫賀でございます。部長の沼田でございます。よろしくお願いいたします。
委員長(待寺真司君)
よろしくお願いします。それでは、1の付託案件、請願第28-1号をまず最初に審査を行いまして、その後、所管事務調査として中学校給食に係る検討状況、続けて行いたいと思いますのでよろしくお願いします。
それでは、請願第28-1号を議題といたします。事務局朗読お願いします。
(書記朗読)
ありがとうございました。それでは、この請願第28-1号なんですけれども、紹介議員が10名いらっしゃいます。そして、教育民生常任委員全員が署名をいただいております。もし署名議員の中で、この請願に対する補足説明等ございましたら御説明をいただき、そして資料を出していただいております。現在の葉山の公立の小・中学校の児童・生徒数の推移ということで、資料が出ておりますので、そちらの説明を受けてという形で審査のほう進めてまいりたいと思いますけれども、紹介議員のほうから何かございますでしょうか。
委員(金崎ひさ君)
御説明と申し上げましても、皆様がもう同意していただいておりますので、あえて申し上げることはございません。そしてやはりこれ幾度も出させていただいて、全て意見書は提出しているところでございますが、なかなか実現しないというところで、やはり以前2分の1であったのが3分の1になったという国の負担でございますけれども、これ本来であれば義務教育ですので国が全面的に面倒を見るべきことだというふうに思いますけれども、せめて2分の1に復元したいという非常に謙虚な請願でございますので、ぜひともまた引き続き意見書を出していただけたらというふうに思います。よろしくお願いいたします。
委員長(待寺真司君)
ありがとうございました。では、参考資料を提出いただいておりますので、こちらの御説明を受けて質疑というふうに移りたいと思います。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
冨樫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。まず、お手元のほうに今年度の小・中学校の児童・生徒数、並びに括弧書きで小さく示させていただきましたのがおよその1クラス当たりの人数でございます。少人数学級というふうなところで以前は35人以下学級というところで、先ほど朗読された中でも30以下学級というところのお話がございました。そこと照らし合わせて当町の状況を見させていただくところなんですが、実はごらんのとおり35人以下になっている学級が、確かに葉山町の場合には多く見受けられると思います。これには大きく分けて2つの要因があります。1つはちょうどクラスの人数が、例えば40人・40人が41人になった段階で3クラスになります。そうなりますと1クラス当たりは減っていく。これはあくまでも定数上のものでございますが、それ以外にそこに網かけをさせていただいてる部分があろうかと思います。こちらの部分、例えば長柄小学校の2年生77名ですから、通常であれば国の定数上で言えば80名のとこですから2クラスであるべきところを国から…県のほうですね、失礼いたしました。県のほうから加配をいただく中で2年生については、この加配により3クラスにしていると。それは一色小学校、それから…の2年生も同様でございます。それ以外にも網かけのところがございますが、こちらも例えば葉山小学校119名ですから定数上で言えば、これは3クラスのところでございます。これも実は少人数指導での先生を少人数学級として活用してよいという文部科学省からの学級編制の弾力的運用という、そこのところを活用いたしまして4クラスにしているところでございます。でも、これはあくまでも規定外の特別加配のところでございますので、必ず毎年もらえるということではございません。県の財政状況によってはもらえない可能性も多々ございます。これは、そういった意味では必ずこの少人数が保証されるわけではない、非常に危惧が残る部分でございます。そうしますと119のところで言えば、ほとんどが40名ぎりぎりのところと。39名から40名のぎりぎりのところのクラス編制をせざるを得ないような、そういう状況になろうかと思います。
そういった葉山町の状況でございますので、これを若干少ないクラスはあるとはいえ、この規定外のところ、国からの補助がない場合、県からの特別加配がなければ、あるいは予算がなければ、ここのところはかなり大人数のところで授業を進めなければならない。これは授業を進めなければならないと同時に、子供にとっては、やはり少ない人数の中で授業をやったほうがきめ細かい、きめ細やかな指導が受けられるわけですから、子供側から見えればできれば少ない人数でたくさん指導していただくほうが、これは効率がよいのも確かでございますし、教員から見ても一人ひとりがたくさん見えるようになってまいります。そういった意味では少人数学級、ここのところがいわゆるこの35人以下学級になってくると、子供に対するきめ細やかな指導もできるものというふうに考えられるところでございます。
簡単ではございますけど、私からの説明は以上でございます。
委員長(待寺真司君)
ありがとうございました。参考資料についての説明を受けましたが、もし何か委員さんのほうから御質疑がありましたら、挙手をもってお願いをします。
委員(窪田美樹君)
この葉山の6年生の状況で、加配されていて4クラス、3クラス、一色小3クラスって。4…ごめんなさい、2学年で学級が変わる。1、2年同じクラス、2、3年同じクラスという状態ですか、今でも。クラスがえは。毎学年クラスがえがあるのかどうか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
現在の状況でございますが、大多数の学校は2学年ずつとなっております。ただ、葉山小学校一部の学年で1学年ずつかわるというのは聞いておりますが、1、2年生と5、6年生については葉山小学校のほうも2学年共通と。クラス編制については共通ということで伺っております。ただ、今、2年続きのほうが安定するんではないかという御意見の中で、学校でも検討しているところだそうでございます。
委員(窪田美樹君)
では葉山小学校だけ、1学年でかわってしまう学年のときもある。多分3年と4年でかわるってことですか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
私が知り得てる範囲ですので、今年度もしかわっていたら、場合によってはもう既に2年ずつになっているかもしれません。というのは、葉山小学校もかつては単年度でかえていた時期があったんですね。ただ、それはさまざまな課題の中でそうせざるを得ない状況があったんだと思います。ただ、それをやっていく中で、やはり2年続きのほうがよいのではないかということで、論議が学校の中でされまして変わりつつあると。そういう状況で1、2年と5、6年は聞いております。ですから、そういった意味では、申しわけございません、場合によっては3、4年も今年度から変わってる可能性がありますが、大きな流れとしてはそういう流れになっているところでございます。
委員(窪田美樹君)
私の子供が4年生のときに転入生が多くて、そこでクラスがふえたんです。要は3年の学期の途中、2学期の途中。それで5年になるとき…5年生のときかな。とにかく学年の途中でもだし、2年ごとのクラス編制ででも、またそこでもクラスがえがあったということがあって、親からはクラスがえをしないでほしいと。そんな細切れにね、しないでほしいということだったんですけれど、人数的な問題、先生ふやしたままを維持できるわけでもないというか、予算的に。じゃあ減らさないでほしいって。この大勢の生徒のままでもいいから、それでもやってほしいという話もあったんですが、親からはね、親と子供からは。だけど学校の事情、教育上の事情ということで、そこはやはり何度もクラスがえがありました。ここの中で6年生があるという、6年でここは4クラスになったというのは、1年間ですよね。きっと配属が決まるの。この加配の。なので、この子たちは5年生のときは4クラスだったというわけでもなく、やっぱり5、6年でクラスがえがあったのかどうか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
この葉山小学校のこの6年生ですが、5年生のときもこの定数加配を使いまして4クラスだったんですね。ですから継続して4クラスをしていきたいという中で、これは2年続けて4クラスで何とか加配をいただけた事例でございます。それから小学校2年生の部分については、ここの部分については県のほうも極力35人を超えるのであれば1年生の継続性も含めて3クラスでとっていきたいという、そういう意図はあるようでございますので、できる限りとっていくという、今現状はあります。過去のは、過去の場合には人数が減ってしまえば、それは国・県の段階で教員を1人減らされてしまいますので、削らなければならないような状況があったのも事実でございます。当然それは逆もまたあるわけですから、委員が今おっしゃられたような、そういったところもあったかもしれません。できるだけそういったことがなくなってくれることが一番いい環境だと思うんですね。教育的環境としては。ですから、そういった意味では1、2年、3、4年、5、6年、これがどこも継続してできるためには少人数、いわゆる35人以下学級が成立をきちんとする中でそこが認められていくような形になればよろしいのかなという気はいたしております。
委員(窪田美樹君)
今、長柄のほうの開発というんですか、おうちがたくさん建ってきて、長柄小学校のお子さんもふえるかと思うんです。そういった中では今の4年生がもしかしたら3クラスになるかもしれない、でも2クラスになるかもしれないという人数ですよね。そういった中で締め切りのときには78とかで、本当なら2クラスなんだけれど、もしかしたら加配があるかもしれないというところも考えると3クラスにって、前からできるんでしょうか。加配が決まるというのはいつごろなんでしょうか。
学校教育課課長(冨樫俊夫君)
これがですね、正式に決まるのは県のほうからおよそ2月ごろ、2月ごろに決定通知が来るんですね。ですから、それまでは正式なことは申し上げられないというのが事実でございます。
委員長(待寺真司君)
では質疑がないようでしたら、これにて質疑を終結いたします。それでは職員退席のため暫時休憩いたします。(午前10時50分)
委員長(待寺真司君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時51分)
では、請願第28-1号について、委員の皆様から取り扱い等含めてですね、御意見をいただきたいと思います。では、どなたか。では、笠原委員、どうぞ。
委員(笠原俊一君)
毎年のように、子供たちの教育の環境を整えるためのものは大事なことだということで、教育民生常任委員会全員がサインをしていることですので、採択するということでよろしいと思います。
委員長(待寺真司君)
他にいかがでしょうか。飯山委員、よろしいですか。いいですか。飯山委員、どうぞ。
委員(飯山直樹君)
去年も採択されてますし、当然同じように採択すべきだと思います。もともと10年前ですかね。第7次教職員定数改善計画というのがあって、その後、本来第8次教職員改善計画というので、35人にすると。現状小学校1年だけで終わっちゃってるのが、もろもろ国の財政の問題等あったと思うんですけど、いまだに10年間たなざらしにされてしまってる状況であるというのは早々に解決すべきだと思いますので。ゆとり教育も終わって、これからより…また自民党政権下で、そうした取り組みも出てくるんじゃないかなと思いますけど、積極的に働きかけていくべきだと思いますので、採択していただきたいと思います。
委員長(待寺真司君)
ありがとうございます。
では、他にいかがですか。窪田委員、どうぞ。
委員(窪田美樹君)
特別加配で、先生の…ということも、国…県の都合、予算の都合ということもあるんでしょうけど、優先順位をこちらに早くすれば、確実にそこができる。なぜその措置が必要なのかということを、わかっているけれど予算の都合でということが見え見えの中では、もっときちんと子供たちのこと、教育を優先に考えるべきとして、この意見書を提出していきたい…採択すべきと思います。
委員長(待寺真司君)
ありがとうございます。では、皆様大体御署名もいただいてるということで、もし御意見ありましたら、挙手をもってお願いしますが、よろしいですか。
それでは、請願第28-1号につきまして、採択して意見書を提出すべきという委員の皆様の挙手を求めます。
(挙手全員)
挙手全員です。よって、請願第28-1号教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度の国負担2分の1復元をはかるための2017年度政府に予算に関する請願書は、全会一致で採択し、国に対して意見書を提出すべきものと決しました。ありがとうございます。
それでは、報告文案意見書につきましてはいかがいたしましょうか。
(「正・副一任」の声あり)
では、正・副一任の声をいただきましたので、報告文案並びに意見書を正・副のほうで対応させていただきます。
それでは、続きまして所管事務調査、中学校給食に係る検討状況についてを議題といたします。ちょっとスクリーンで映し出しますので、準備、それから職員入室のため、暫時休憩いたします。
(午前10時54分)
委員長(待寺真司君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時59分)
引き続き、所管事務調査の(2)中学校給食に係る検討状況についてを議題といたします。先ほど職員の紹介は終わっておりますので、早速、所管事務調査のほうに入りたいと思います。本日はスクリーンにも打ち出されておりますけれども、お手元にレジメで…レジメじゃなくて資料として用意させていただいておりますので、こちらの説明を受けて、質疑応答という形で進めてまいりたいと思います。この資料につきましては、これまで13回の保護者、それから教職員、地元への対する説明会の資料プラス他に一般質問等の部分も含めてということで、きょう御用意をしていただいておりますので、早速説明のほう受けたいと思います。
教育総務課課長(野田仁君)
おはようございます。貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。
まず初めにですね、本日配付させていただいた資料につきまして、概略説明をさせていただきます。本日の学校給食に係る検討状況については、説明資料は全13回。保護者、教職員及び上山口地域への説明会で使用したものをもとに作成させていただきました。一部追加しているところはですね、議会の一般質問での答弁を反映させて、自校式給食室の建てかえシミュレーション。自校方式とセンター方式のコスト比較などを追加させていただきました。基本構想案につきましては、このようなイメージで盛り込んでいければというふうに考えております。また新たにですね、保護者等の反応として、説明会でいただきました意見等をまとめたものと、葉山町学校給食基本構想の策定までのスケジュール案を示したものを作成させていただきました。
それでは、詳細につきましては虫賀課長補佐より御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
委員長(待寺真司君)
それでは、虫賀課長補佐、よろしくお願いいたします。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
では、よろしくお願いいたします。
まず、説明会で教育委員会が説明に使った資料について説明をさせていただいて、その後説明会で受けた意見などを御紹介させていただきたいと思います。教育委員会のほうで、まず保護者の方、教職員の方に説明したのは、教育委員会から、この給食に関する説明、情報の発信等が十分ではなかったと。特に小学校給食の施設の更新については、余りに唐突であるというような指摘を多方面からいただきまして、それについて我々として反省を込めおわびをした上で、どうして今、学校給食の話をするのかというところからの説明を始めました。
まず1点目は、中学校給食について、全国の事例・法令などを踏まえると、神奈川県が全国で最も低い25%ということで、全国的に見ると、中学校でもほとんど中学校給食実施してるんですということを紹介させていただきました。小学校に関しては、とても建物が古いというのが潜在的な課題として常にあったんだということを説明させていただいた上で、最近の施設と比べると、非常に…数十年前の施設なので狭いという問題を提案…紹介させていただきました。
ただ、この場所のイメージに関して、広さの話に関しては、説明がわかりづらいというのが多方面から指摘を受けておりましたので、こちらの…1つ資料として追加させていただいたんですが、葉山小学校の平面図です。葉山小学校給食室がこの位置にありまして、昇降口…お子さんの出入りする箇所が、道路側と山側に2カ所あります。今、赤線で書かせていただいた下のラインがですね、お子さんの動線になります。ここに給食室があるので、これを単純に、例えばこの緑のような形で大きくしようとすると、実際この土地の中にも入り切ってはいないんですが、子供の動線が完全になくなってしまう。仮にこれがこういう位置にしても、こういう位置にしても、やはり子供の動線が壊れてしまうというのがありまして、給食室、単に面積大きくできないという問題以外にも、出入り口であるとか、学校校舎全体に与える影響が非常に大きいというところがあります。そういうところで、仮に校舎から離れた場所には給食室はつくるわけにもいかないので、校舎付近となると、4校全て小学校の敷地の中で建てかえをするというのが厳しいという状況にあります。こちらの今の葉山小学校…一番大きいところが葉山小学校です。今の葉山町の給食施設、それから最近の衛生管理基準を満たす基準でつくられた施設の違いをですね、写真で紹介させていただきました。やはり、この回転釜と言われる大きい釜の上、吹き抜けになっていて、温度管理が…湿度管理ができると。床がきれいであって、ドライな形で運用ができるというところに、我々としてもできるだけ早く更新をしたいんだというお話をしました。
学校の給食の提供方法に関しては、センター方式から自校方式までいろいろ方式ある中の比較が十分ではないんじゃないかというようなところもいただいたんですが、今申し上げたように、自校方式や親子方式は、土地の問題が非常に厳しいところにあるということで、なかなか検討がしがたいというお話をしました。ランチボックスとセンター方式、こちらに関しての比較では、温かさであるとか初期投資、給食費などの話を…逗子市さんがランチボックス方式をやっていましたので、例えば逗子市さんのランチボックス方式を給食費で換算すると、月額5,000円を超えてくると。葉山町の給食費が今4,100円ですから、そういうものと比較しても、かなり保護者の負担も大きくなってしまうと。総合的に見て、教育委員会としては一時期ランチボックスという案も中学校給食で導入すべきだというふうには考えたんですが、最終的にはセンター方式が適切ではないかというふうに考えてるというのをお話ししました。
今回そうは言っても、コストの比較が全く見えないという指摘が、やはり議会でも多くいただきましたので、これは建設費のみの、非常に一般…一般論と言っても、少し乱暴なシミュレーションかもしれませんが、先ほどの資料でもあったんですが、センター方式…我々が考えている2,800食程度ですと、二宮町が1,000ちょっとですから、大井町が1,400ぐらいだったと思うんですが、1,450というふうに仮定をして、なおかつ自校式のそれぞれの小学校で、1食当たり0.8平米という想定の中で計算をすると、センターに対して、自校方式はトータルで2,000平米を超える面積が必要になってくると。想定単価は、センター方式であっても自校方式でも、専門家に聞くところ余り変わらないという話がありまして、60万円程度見れば十分ではないかという単価で計算をすると、センター方式で8億7,000万円、自校方式6校全てやると13億円を超えてくると。この差額が4億5,000万円ほどになってくるという、非常に雑駁な計算ではありますが、このようになると。厨房設備に関しても、やはりセンター方式のほうが1億円程度安くなると。調理員に関しては、国のデータを見ると、全国的な平均で、このぐらいの2,800食程度になると13.8人。これに対して、今の葉山町、小学校の働いている…アルバイトさんを除く正規と非常勤職員で22人います。これに中学校給食を同じような規模で考えると、9人程度プラスする必要があるかなと。合計で17人程度、人の配置でもセンター方式のほうが少なくて済むというところです。1食当たり0.8平米というのは、設計の努力によって0.7平米であるとか、少し小さくすることは可能だと思います。ただ、0.1平米抑えられたとしても、2億円以上差があります。そういう部分では、なかなかコストの完全な比較は難しいんですが、建設費のみを見るとこういう形だということです。
こちらは皆さん視察など行かれているので御承知されてると思うんですが、今の施設が汚染区域・非汚染区域を完全に分けて、材料を入れてから学校に運ぶまで、完全な一方通行で混ざらないようにしているというものも紹介しました。アレルギー室などもこういう個室をつくっているというところも御紹介しました。まずもって、施設を更新することで、どんなことができるかというところでは、衛生管理基準を満たすことができることで食の安全が確保できると。学校給食で言いますと、平成8年にありましたO-157の食中毒で、お子さんが亡くなるという痛ましい事故がありました。直接的な原因が施設であるとか食材であるとか、はっきりしないところはあります。ただ、学校給食でたび重なるそういう事故があるということを考えると、衛生管理基準満たしていくというのが非常に大事ではないかというふうに思います。でも建てかえと違いまして、今回の教育委員会で考えているプランで言うと、給食センターを別の土地に建てるので、給食が停止しないということも一つのメリットではないでしょうかというのも紹介させていただきました。そのほか、幾つのことについて御紹介をしております。
実際は、ではできることのほかに、どんなことが課題になるのかというところでは、今現在自校式ですぐれていると言われていることを継承していくこと。続けていくことが、我々の課題だというふうに認識しています。地産地消であったり、栄養士と調理員やお子さんとの触れ合いだったり、授業との連携。こういうものをセンター方式になっても、どのような方法で続けていくかということが課題だというふうに認識しております。このあたりに関しては、できるところから順次具体的な検討を進めるようにしていきたいというふうにも考えています。
アレルギーに関しては、昨年行ったアンケートで非常に多くの保護者の方が関心もありましたので、国が27年3月につくったアレルギーの対応指針というものの大原則などを紹介させていただきました。町としても、こういう国の指針に基づいて、葉山町版のですね、アレルギー対応指針というのをつくり始める必要があるというふうに認識しております。中学校に関しては、施設名のほかに時間割などの課題があるということ。あるいは給食費を決めていくような課題もあるということを御紹介しました。もう1点、あと中学校で給食を始めて、量はそもそも足りるのかという意見もたくさんありましたので、そもそも給食に関しては、栄養摂取の基準というのが年齢や体格によって決まっていて、こういうものを目安に栄養士が献立を考えてるということも御紹介しました。
ここからが候補地に関する話です。建物を建てるということなら、建ぺい率ですとかそういう問題があるので、単純に敷地の広さで表現することができなかったので、建物の大きさとして1,000から1,450ぐらいの建物が必要だと。建物の用途が工場扱いになるので、市街化調整区域が葉山としては建てられる場所なんだということも御紹介しました。昨年、国のほうから自校…親子方式のような形。例えば、葉山中学校の分を葉山小学校でつくるような場合に限っては、市街化区域の中にも建物を建てても、建てることに関して積極的に許可をするようにすべきだというような通知が出ています。ただ単純に、市街化区域の中に全く新しく給食センターを建てるということに関しては、なかなか土地利用の規制上許可が出るということは難しいのかなというふうに認識しております。
それから道路ですね。道路に関しては、ここでは4メーター以上の道路が必要だということを選定基準にして、なおかつ町有地の有効活用ということを条件にして、上山口を候補にしたということを御説明しました。
これは、葉山の土地利用の規制も紹介しました。実際どんな建物を建てるのかというところでは、大井町でありますとか二宮の施設を写真で紹介させていただきました。ちなみに、一番大きく写した大井町に関しては、3月の5日にですね、PTAの皆さんと一緒に視察に行ってまいりました。14名の保護者の方が参加していただいて、施設が新しくなると。更新されるということに関して、非常に望ましいというような印象を持たれた方が多かったと思います。一方で、ここに写っている道路も前面が2車線道路になってるんですが、道路との兼ね合いが、やはりこういう場所が望ましいのではないかということが、上山口小学校から参加されたような方から意見として出ておりました。この大井町では、候補地を選ぶときに、学校に隣接してるということをメリットとして考えてるという紹介がありました。それに驚かれてる保護者の方もいらっしゃいました。配送などを考えれば、このような道路事情があれば、学校のそばというのもあり得るのかなというような話もありました。
ここからは、上山口の保護者の方に向けたようなプレゼンになるんですが、どのぐらいの車が給食センターができることによって発生するのかというのをシミュレーションしたものです。このシミュレーションでは、まず一旦食器類ですね。食器類を学校に運ぶ。でき上がった給食は、その後に運ぶという方式を取ってます。この方式は、多くの地域で取られてるんですが、この方式を取ることによって、トラックの大きさを2トンなら2トンの大きさに制限すると。各学校通学路通りますし、生活道路も通ります。そう考えると、上山口に限らず、トラックは2トンに抑えるべきだというふうに思っております。トータルで14台。14台のトラックが必要になってきますという紹介をした上で、上山口小学校の時間割と比較をして、どのような状態なのかというのをお話ししました。実際に通学の時間とかぶるのが、1番右側の4時間授業。4時間授業というのが、1年生で週1回あるそうです。この週1回ある4時間授業の日に、帰りのトラックが重なってくると。この6校あるトラックのうちの最後の2つですね。これが帰ってくるときに重なってくると。もちろん時間割は日によって変わることもありますし、交通事情などで、必ず2台ということではないんですが、皆さんが一番心配に思われている、お子さんと車がぶつかる時間というのは、こういうところを目安にしていただきたいという説明はさせていただきました。
通学路に対するこのアプローチに関しても、このトラックが、通常上山口ですとこの位置、あるいはこの位置から入って来ると思うんですが、例えば一番短いルート。少し勾配はきついんですが、こういうところの一方通行を、葉山警察と相談をしながら解消をしたりすることも一つの方策だということも御紹介しました。例えば、今赤い印をつけたところ。今、人を立って、横断歩道を安全確保しているんですが、こういう人をさらに充実をさせることや、あるいは一番近い交差点付近、こういうところにも、春先の1年生が入学した時期ですとか、給食導入の初動期であるとか、そういう時期には人を配置するとか、そういうできる限りの安全対策を図りたいというお話もしました。しかしながら、説明会のところ、結果のところでも御紹介したいと思うんですが、説明会ではなかなか、だから安全、大丈夫だというような御意見は、残念ながらいただけませんでした。
トラックに関しては、今、各学校に牛乳を入れているトラックがあるんですが、それと同じ大きさですというお話もしました。トラックと言われてる中では、一番小さい規模のトラックだというふうに思います。候補地とさせていただいた周辺に関しては、地元説明会をやる前に、町内会の役員会…上山口の町内会の役員の皆さんがお集まりするところにお邪魔しまして、どういう範囲でどう説明をしましょうかということを御相談しました。御相談して決めたのが、葉山のまちづくり条例ですと、当初、最初の説明は境界線から30メートルの範囲。これを近隣住民として説明をすべきだというふうになっています。ただ、今回が給食事業という非常に皆さんの関心の高い事業でもあったので、当初から、その範囲を100メーターに広げたらどうでしょうかというのを御相談しました。さらに地元の方からは、100メーターという範囲外にも、車が通る道路沿いに関しては御案内をすべきではないかという御助言を町内会長などからいただいて、その範囲をポスティングをして、説明会を実施しました。
説明会の最後にはですね、自校方式が最もすぐれているんだと。何とか守ってもらいたいという意見も非常に多かったので、1つ、全国学校給食会というものを紹介させていただきました。こちらは、いろんな自校、センターにかかわらず、いろんな団体が参加して、給食の質の向上を図るためにいろんなことをやっています。これがたまたま優勝したのが、群馬県の学校給食センターでしたと。決勝に出た12施設のうち7施設がセンター方式であって、やはり方式ももちろん大事なんですが、方式以上に、その給食に携わる者の努力によっておいしい給食、安全な給食というのは提供できるんではないでしょうかということを、最後にお話ししました。
ここからが説明会をしたところの保護者や教職員の皆さんの意見です。まとめとしてお話をすると、学校給食会という会があるんですが、校長先生と給食担当をされている先生。各学校これで2名ずつ。それと、各学校のPTAですね。これも2名ずつ。計24名で構成する学校給食会というのがあるんですが、そこで給食の説明会はこういう方式で13回程度やるべきであるとか、そういう御助言もいただきながら進めてきたんですが、そこで説明会が終わった後、再度話し合いをした結果ですね、一番下のまとめに書いたように、建設地が上山口小学校でなければ、給食センター…その必要性も含めて、一定の理解は示せるという総括的な意見をいただきました。
その中でも、上山口小学校がなければというのは、保護者の中でも上山口の保護者の意見が大きくありました。これが、各学校の役員さんが説明会に参加してくださった意見をですね、集計してくださったものです。左の上が葉山小学校で、葉山小学校では参加された12名皆さんが賛成、概ね賛成というふうにおっしゃってくださいました。逆にその隣に…右側にある上山口小学校では、参加された17名のうち15名が反対であるというふうに言われています。残り2名、緑色の部分はどちらでもないという意見ですね。下の長柄小、一色小も、賛成、概ね賛成が反対を大きく上回っています。長柄小、どちらでもないというその他の意見が6名いらっしゃいますが、賛成が14名で反対が2名。説明会を実際開催した我々の肌の感覚としても、上山口小学校の場所の問題を除けば、保護者の皆さん、非常に好意的に、むしろ何とかもう少し早くならないかというような意見も出されるような方がいらしたぐらい、非常に反応はよかったというふうに思っています。
中学校に関しては、さらに実施を望む声が多かったです。南郷中学校30人というふうに人数が多いのは、たまたまこの日、役員さんの会合があった日に合わせて説明会をセッティングしてくださったようでして、こちらでも多くの皆さんに賛成をするというふうにおっしゃっていただきました。
そういう説明会を受け、大きく場所の問題等をまだ抱えておりますが、今後教育委員会として、どのように進めていくかについてはですね、まず説明会での意見。場所の問題や食育の問題、アレルギー対応の問題など、そういう問題をどのように解決していくか。そういうものを検討した上で、7月から8月までに基本構想案というものを作成したいというふうに思っております。基本構想となりますと、やはり場所の問題をいま一歩踏み込んだところまでいけないと、基本構想としては不十分ではないかというふうに思います。そういう案をつくりまして、教育民生の常任委員会、委員長とも御相談させていただいたんですが、でき次第、この場を借りて、またその案について説明をさせていただきたいと。学校給食会に対しても、その後説明をさせていただきたいと。教育委員会の説明をですね、待っていらっしゃる保護者や教職員の皆さんもいらっしゃいますので、この案ができ次第、さらに2度目の説明会を開催したいというふうに考えております。そういう説明会での意見などをまた踏まえ、できれば9月・10月に、教育委員会の定例会に諮れるところまで何とか進められるように努力したいというふうに思っております。また基本構想という「案」が取れた段階では、さらに議会や学校給食会に説明をさせていただける機会がいただければなというふうに思っております。
説明に関しては以上です。ありがとうございました。
委員長(待寺真司君)
それでは、説明ありがとうございました。それでは、本日詳しく説明をいただいたわけですけれども、この資料等について御質疑ある委員の方、挙手をもってお願いをいたします。一般質問でもですね、結構いろいろと多くの委員の方からも聞かれてたと思いますけれども、きょうは一応この資料の説明について御質疑を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。では、質疑のある委員の方、挙手をお願いします。窪田委員、どうぞ。
委員(窪田美樹君)
説明会の中で、センター化について、小学校の保護者の方からその他という…賛成・反対じゃないその他という意見の中には、どのようなものが出たんでしょうか。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
どちらとも言えないという御意見が、その他の大半だったと思います。賛成とも反対とも判断ができないという方が、その他に入っていらっしゃいます。
委員(笠原俊一君)
すいません。今最後のところで、今後の進め方ということで、9月から10月の間に我々議会のほうにということですと、そのときは、さっき虫賀さんのほうで、用地の話ができるようにということをおっしゃったと思うんですけども、そうすると、9月の定例議会にということではない。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
まず、基本構想案というのをつくった段階、前のスライドで、7月から8月にかけて基本構想案を作成したいと思います。その案の中に、候補地のことについてもいただいた御意見を踏まえた新しい内容を盛り込みたいと思います。その後説明会を実施した後にですね、最終的に「案」を取って、さらに議会にも説明はしたいというふうに思います。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。
委員(笠原俊一君)
そうしますと、あくまでも議会に対する、きょうみたいな形の中での報告ということになって、議会にまだ予算だとか計画だとかそういったものは出る段階ではない、下話の話ということですね。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
まず案をお示しして、それを関係者の皆さんに説明をして、その結果を踏まえて次の段階に、そういう話になるよう進めていきたいというふうに思います。
委員(笠原俊一君)
気がせいてますから、早くしてもらいたい。
委員長(待寺真司君)
では、他にいかがでしょうか。
委員(窪田美樹君)
そうなると、またこれがひとり歩きしても困るんですけれど、以前では27年に基本構想策定して、31年10月に給食開始ということが構想…構想という、ありました。ここまで案で基本構想を説明ということが出てますから、町としてはどのぐらいが給食開始を目途にされているんでしょうか。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
当初御説明した31年9月の供用開始という目標に関しては、今のところそれを堅持したいというふうに思っています。ただ、その時期に関しては、候補地の関係もございますので、総合的に考えて、スケジュールに関しても改めて基本構想案の段階で説明をさせていただきたいというふうに思います。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。他に御質疑のある委員の方。また、基本構想案の段階で、所管事務調査の中で詳しくまた御説明いただけるということと、候補地について、また検討ということも一般質問の御答弁の中でもあったと思いますけれども、そういったものが基本構想案の中に入ってくるということで考えておいてよろしいでしょうか。じゃあ副委員長、どうぞ。
委員(山田由美君)
大変以前の資料に比べて、追加資料が入ったことで説得力が増して、非常にいいと思うのですが、どうせ追加してくださるのであれば、センター方式と自校方式の比較だけでなく、親子方式の比較も載せていただきたいのですが、それは次に出てきますでしょうか。
委員長(待寺真司君)
親子方式の検討…単純な比較はできると思うんですけど。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
コストでありますとか、そういうものの単純比較はできると思います。ただ、説明でもお話ししたように、都市計画上の制約もあるので、前提として非常に厳しい中で、そういう比較だけがですね、適当なのかというところもあるので、説明会の意見などを踏まえてですね、そのあたり、口頭では説明をさせていただいてるところもあるので、そういう方々の意見も踏まえて、また考え直したいと思います。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。では、他によろしいでしょうか。よろしいですか。いいですか。委員外議員からもし質疑があれば受けたいと思いますけれども。よろしいですか、委員の方は。では鈴木議員、どうぞ。
委員外議員(鈴木道子君)
ありがとうございます。御近所の方の…説明会に御近所の方にお知らせをしたけれども、どなたもいらっしゃらなかったということがありますね。ちょっとその点、参加はなかったということがございますけれども、ちょっとその点、御近所の方のお声等はどういう把握をなさったんでしょうか。
委員長(待寺真司君)
何かパンフレット持って説明に行ったときに、何かもしあったら。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
近隣の方々には、直接職員がポスティングをして御案内をしました。直接的に接している方には、御自宅に訪問をする形で、あらかじめ説明をした上で、説明会の御案内をさせていただきました。しかしながら、ポスティングをされた方々が当日いらっしゃらなかったと。実際にお見えになった方も非常に少数でして、そのとき町内会長さんからもお話があったんですが、上山口という土地柄というんでしょうか。非常に土地利用に関しても、受け入れるというか、そういう気質というか、そういうところもあるので、参加がなかったんじゃないかと。あと、我々がポスティングに回った印象としては、お子さんがいらっしゃるような世帯が非常に少ないのではないかと。御高齢の方というんでしょうか。そういう方が大半で、給食事業に関しても土地利用に関しても、余り強い関心が示されていないとこともあるのではないかというふうに思っています。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。
委員外議員(鈴木道子君)
ということは、受け入れるという状況だったら安心をいたしますけども、反対の車等ですね、考えると、反対であるという、そういう御意見を陰ながらお持ちであるというようなことがなければ幸いなんですけど、その点だけがちょっと心配だなという、ちょっと聞いてみたいなという思いでございましたが。じゃあ明白な形では、そういうものはないというような判断でよろしいんでしょうかね。
教育総務課課長補佐(虫賀和弘君)
上山口の保護者の皆さんや、教職員の皆さんの意見を聞いている限り、地元の方も道路の事情に関しては不安をお持ちなんだと思います。しかしながら、説明会にはお越しにならなかったというふうに思います。
委員長(待寺真司君)
よろしいですか。では、他になければ以上をもちまして所管事務調査の2、中学校給食に係る調査状況について終了したいと思います。
では、職員の皆様ありがとうございました。職員退室のため、暫時休憩いたします。
(午前11時32分)
委員長(待寺真司君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時36分)
それでは、3番目の行政視察についてを議題といたします。お手元に視察の行程表案を配付をさせていただいております。また、視察先の関連資料を配付しております。この件につきましては、事務局よりですね、説明をいただきたいと思いますので、暫時休憩をいたします。
(午前11時36分)
委員長(待寺真司君)
それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時48分)
それでは4番目、閉会中の継続審査についてを議題とします。お手元に議長宛、閉会中の継続調査申出書の案を配付させていただいておりますけれども、このとおり決定して、議長宛申出書を行うことでよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
ありがとうございます。それでは、こちらの閉会中の継続調査申出書を議長宛に出します。
それでは、5項目目のその他に入りますけれども、その他何か委員の方からございましたら。金崎委員、どうぞ。
委員(金崎ひさ君)
このスケジュールというものが入っておりましたけど、いろいろと補正予算で質問もありましたが、ちょっと所管事務として、まだいろいろと起きるかなと思うんですけれども、成り行きを報告していただくような段取りを取っていただけたらというふうに思います。
委員長(待寺真司君)
ありがとうございます。きょうの中学校給食についても、基本構想案が恐らく7月とか8月ぐらいにあらかたできた段階で1回委員会を開くことになろうかと思いますので、恐らくそこまで特定開発の縦覧とか時期的に一緒になろうかなと思いますので、そのときにあわせて行わせていただければと思いますので、所管課のほうには正・副のほうで申し入れをしておきます。
その他いかがでしょうか。よろしいですか。それでは、以上をもちまして本日の教育民生常任委員会、全ての議題、付議案件を終わりました。次回は6月の28日の火曜日、7時、JR逗子駅集合で行政視察のほうに行きますので、よろしくお願いをいたします。
それでは、以上をもちまして本日の教育民生常任委員会閉会といたします。ありがとうございました。(午前11時50分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成28年7月20日
教育民生常任委員会委員長 待寺真司
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