教育民生常任委員会会議録 平成27年12月3日

開催年月日

平成27年12月3日(木曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午後0時12分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件
    (1)陳情第27-25号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員について国への意見書提出を求める陳情書
    (2)陳情第27-26号 「介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書
  2. 所管事務調査
    中学校給食に係る検討状況について
  3. 行政視察報告について
  4. 閉会中の継続審査について
  5. その他
    (1)学校警察連携制度について
    (2)その他

出席並びに欠席委員

出席 7名 欠席 0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 待寺真司 出席
副委員長 山田由美 出席
委員 金崎ひさ 出席
委員 窪田美樹 出席
委員 土佐洋子 出席
委員 飯山直樹 出席
委員 笠原俊一 出席
オブザーバー 議長近藤昇一 出席

傍聴者

畑中由喜子議員 石岡実成議員 伊東圭介議員

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
福祉部部長 仲野美幸
福祉課課長補佐 坂口薫
教育部部長 沼田茂昭
福祉課課長 守屋晃
福祉課係長 大渡覚
学校教育課課長 冨樫俊夫

会議の書記

議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局主任 佐々木周子

会議録署名委員

委員長 待寺真司

会議の経過

委員長(待寺真司君)

それでは、皆様おはようございます。定刻の10時となりましたので、教育民生常任委員会を開会いたします。(午前10時00分)
本日の出席委員は全員です。よって、本日の会議は成立いたします。
それでは、早速、次第のほうに移ってまいります。お手元のほうに資料を配付をさせていただいております。その確認をお願いいたします。まずは、本日の式次第がA4で1枚。それから、学校と警察との相互連携にかかわる実施要領。それから、教育民生常任委員会の行政視察報告案ですね、こちらが皆様のお手元に配付をしておりますけれども、よろしいでしょうか、配付漏れ等は。ありがとうございます。
それでは、本日の次第にのっとって委員会を進めてまいります。本日、当委員会に付託されている案件につきましては、議案はございません。陳情が2件付託をされております。まず、この陳情を審査をしていただきます。続いて、所管事務調査ということで、中学校給食にかかわる検討状況について、その後の報告を受けます。その後、行政視察報告について報告をした後、閉会中の継続審査について、そして、その他というような形で、この式次第どおりに進めてまいりたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。ありがとうございます。
それでは、まず、本日の最初の付託案件であります陳情第27-25号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員について国への意見書提出を求める陳情書を議題といたします。それでは、事務局、朗読お願いします。
(書記朗読)
ありがとうございました。当陳情につきましては、昨年の第4回定例会においても、ほぼ同趣旨ですね、ほんの少し字句が違う部分がありますけれども、ほぼ同趣旨の内容が出ております。一応、職員のほうは待機をさせておりますけれども、いかがでしょうか、審査に当たって何か、職員。

委員(土佐洋子君)

その前に言われた、昨年も同趣旨の陳情書が出された結果、どうでしたっけ。

委員長(待寺真司君)

結果についてはですね、全会一致で採択で、意見書提出となっております。今回も、参考資料として意見書案、それから、チラシ等がついておりますけれども、これも昨年とほぼ同内容ということでございます。職員はよろしいですか、このまま審査に入って。はい、わかりました。それでは、陳情第27-25号について、取り扱いも含めて委員の皆様から御意見を賜りたいと思います。御意見のある方は挙手をもってお願いをいたします。

委員(笠原俊一君)

毎年、たしか、これについては同じような陳情ということで出されて、この葉山の議会では全会一致で採択して、意見書出してると。いろいろな形で、当然、大事なことなんでね、それはよろしいんですけども、それがどういうふうによくなってきてるかっていうのが、よく見えないんですよね。毎年同じように出してて、少しでも改善されて、こういったところが改善されてよくなったんだけど、なおかつ、新たにこういったところも要望しますよというのが、本来的にはありがたいことなんですけども、何か毎年、我々が了解して、少しでも医療体制がよくなるようにということで出すのがむなしいような感じがしてしょうがないんですけども。ですから、ぜひ、出すときに、どの程度改善はされてるよということがいただけると、ありがたいなと。毎回同じように、同じような形というのはどうなのかなという、陳情に対する要望みたいな形になるんですかね。内容的には、当然大事なことですから、皆さんと協議しながら採択して送っていくべきだとは思っております。以上です。

委員長(待寺真司君)

では、他の委員の方、御意見等は。
笠原委員、確認なんですけれども、本年度も採択してということでよろしいですか。

委員(笠原俊一君)

私は採択してやるべきだと思うんですけども、ただ、この、先ほど言ったように、神奈川県のこの連合の方々から出されているんで、葉山さん、葉山の議会さん、皆さんのおかげでこういったところが直りましたと。こういうことはいただきたいなと思うんですね。じゃないと、全然、よくなってないんじゃないかというような、よく調べないとわからないんですよね。そこがちょっとむなしい気がしますんで、それだけ、ちょっとつけ加えたいなと思って、今、意見を言いました。

委員長(待寺真司君)

逆に改善されてないから出てきてるというとらえ方もできるのかもしれないんですけどね。では、他の委員の皆様、いかがでしょうか、御意見、取り扱いも含めてで結構でございますが。

委員(山田由美君)

この陳情を見た限りでは、中身は非常にもっともなことで、ほかのいろいろな新聞報道などでも。医療現場が非常に疲れている、例えば、夜勤を済ませた医師がそのまま休みもなくまた昼間の勤務につかなければいけないというような状況もあると聞いておりますので、この陳情は私は採択の方向で皆さんの御意見いただければいいのではないかと、私はこれは採択すべきと考えます。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。

委員(金崎ひさ君)

私も賛成をしたいと思います。陳情項目4項目については、全くそのとおりでね、なぜ、このように改善されないのかなっていう気がいたします。今、委員長がおっしゃったように、何度も意見書を出しても、改善されないから出てくるんだろうというところで、意見書の効果といいますかね、もっとはっきりと効果を出せるようなものであってほしいなというふうに思いますけれども、めげずに意見書を出し続けるということで、私は今回、賛成をさせていただきます。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。

委員(土佐洋子君)

私も、やはり、この毎年陳情が上がってくるっていう理由、これは労働環境など全く改善されてないということですので、ぜひ、採択して意見書を提出したいと思います。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。では、他の委員の方はよろしい…。

委員(窪田美樹君)

私も同様で、改善されてないから出てくるというものと理解しております。改善されたという項目を挙げたいのはやまやまですが、その項目が見つからない。報道などを見てれば、改善されたという報道すらないような環境にある中で、私たちの命を守ってもらう重要な部分には、意見書、採択して意見書を上げて、国にお話をしていってほしいと思います。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。

委員(飯山直樹君)

私も採択に賛成します。今、国の社会保障費が40兆円ぐらいで、医療・介護だけで30兆円ぐらいですかね。もうこれから、国家予算で今、半分ぐらい社会保障費になっていて、現実的に、これ以上、社会保障費をふやせるのかという問題はあるものの、実態として、この看護師、医師、介護職員が全く不足しているという状態は、後ろの資料のほかの諸外国見てのとおりですね、全然少ないですね。イギリスみたいに、ゆりかごから墓場みたいにですね、手厚い社会保障が本来実現していかなければいけない、国としての役割だと思うんでですね、医療、社会保障費を削減していかなければいけないと、いろいろ削減できるところはあるかと思うんですけど、その担い手がいなければ元も子もないので、実態として今、医療・介護の現場、全く人がいない状況ですから、これから25年まで、高齢者、どんどんどんどんふえていくという実態もありますんでですね、まさにその喫緊の課題として、何らかの施策を打っていくべきだろうと思いますので、そういう意味も含めて、大幅増員、ぜひ実現していただきたいと思います。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございました。それでは、委員の皆様の意見が出そろいましたので、おおむね、採択して、全員意見書をすべきということで一致してるかと思いますけれども。
それでは、これより採決に入りたいと思います。陳情第27-25号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員について国への意見書提出を求める陳情書を採択すべきという委員の方は挙手をお願いいたします。
(挙手全員)
挙手全員です。よって、陳情第27-25号は採択されました。なお、意見書のほうは提出ということで、皆様からありましたので、文案もついておりますが、この意見書についてはいかがいたしましょうか。
(「正・副一任」の声あり)
それでは、正・副一任という声がございましたので、正・副のほうで対応して、意見書のほうをつくらせていただきます。
それでは、続いて、陳情第27-26号「介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書を議題といたします。事務局、朗読お願いします。
(書記朗読)
ありがとうございました。それでは、陳情第27-26号について審査を行ってまいりますが、昨年も同趣旨の陳情は出ておりますけれども、若干、陳情項目等について違いがございます。この件について、職員も待機していただいておりますけれども、御質疑等ございますようでしたら、職員に入室していただきますけれども、いかがいたしましょうか。

委員(笠原俊一君)

葉山の現状をちょっと聞きたいんで、よろしくお願いします。

委員長(待寺真司君)

わかりました。それでは、職員入室のため、暫時休憩をいたします。
(午前10時18分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時19分)
職員に入室していただいておりますので、職員の紹介より始めたいと思います。

福祉部部長(仲野美幸君)

おはようございます。よろしくお願いいたします。職員の紹介をいたします。福祉部長の仲野です。よろしくお願いいたします。隣から、福祉課長の守屋です。課長補佐の坂口です。係長の大渡です。よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

よろしくお願いします。陳情審査について御出席をいただきまして、ありがとうございます。昨年も同趣旨の陳情が提出されておりまして、若干、役場職員のほうから冒頭御説明をいただいている部分がございます。ことしの春に介護報酬の改定等ございましたので、その辺の状況と、それから後ほど質問があろうかと思いますけれども、笠原委員からは町内の事業者の状況等についても何かつかんでることがあれば御報告をいただきまして、質疑を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。よろしいでしょうか。

福祉課課長(守屋晃君)

それでは、陳情第27-26号、神奈川県医療労働組合連合会執行委員長より出されました介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める陳情書につきましてということで、まず、これ、国の制度の話になるんですけれども、介護保険制度が平成12年の4月にスタートしてちょうど15年になるんですけれども、この年々深刻化する人材不足に対応して、国は平成21年10月に介護職員処遇改善交付金制度というのを取り入れまして、介護職員1人当たり、月平均なんですけれども1万5,000円が交付されるようになりました。それから、平成24年の4月には介護報酬が改定されまして、それまでの介護職員処遇改善交付金の相当分が介護報酬に移行されております。今回の改定、平成27年の改定なんですけれども、介護報酬が総額では2.27%引き下げられておりますけれども、この内訳といたしまして、このうちの介護職員の処遇改善加算というものがございまして、これにつきましては1.65%増の改定ということで、このうちの、月平均でもって大体1万2,000円の増額改定というふうになっております。改定内容は以上でございます。
それから、町内の事業者の関係なんですけれども…。

委員長(待寺真司君)

後ほどの質疑の中で、もし、でしたら。

福祉課課長(守屋晃君)

ちょっとすいません、事業者のことは。

委員長(待寺真司君)

わかりました。では、国の制度改定、ことしの春ですね、4月に2.27%引き下げられたという御報告。ただ、処遇改善については、逆に1.65%、月1万2,000円の増額が行われたということでよろしいですか。わかりました。
では、委員の方からの質疑を行いたいと思います。質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。

委員(笠原俊一君)

今、課長のほうから、大まかな話は、国全体のね、聞いたんですけども、特にこの陳情は、その介護の従事者の勤務環境の改善と処遇の改善ということで、給料面とあと体質ですか、体制ですか、それを改めてほしいということなんですけども。特に葉山の町は、高齢者、大分30%以上が65歳以上ということになっていて、いろんな介護施設が民間を含めてあると思うんですけれども、町のほうから助成金を出しているようなところもありますしね。全体像のケア施設っていうのかな、それ含めて、処遇とかそういう今の現況というのは、葉山の町はいかがなもんでしょう。

委員長(待寺真司君)

事業者内の情報が役場としてつかんでるかどうか。

福祉課係長(大渡覚君)

町内の事業者といろいろお話しする場面があるんですが、昨今、景気が少し上向きになってきたこともありまして、職員の募集を、チラシとかあるいは書簡とかで出しても、なかなか集まらなくなってきてるという形で、町内の事業者さんは、その職員集めにかなり苦労してらっしゃると。その原因が、この勤務体制の厳しさにあるのか、給料面にあるのか、それはちょっと不明なところがあるんですが、恐らくそういう総合的な部分を含めて、他業種に人材が流れていて、介護業界のほうにはなかなか来づらいという状況があるという話は聞いております。

委員(笠原俊一君)

特にね、勤務環境ってテレビでもありましたよね、ビルの上から高齢者が落とされたりとかね、要するにストレスがたまって、処遇、環境がよくないとそういうことも起こるのかな。葉山でそんなこと聞いたこともありませんし。ただ、お年寄りが非常に手がかかってくると、子供と同じようにね、年とってくると手がかかってきて、場所によっては拘束衣をつけられたりとかいろんなところがあると思うんですけども、葉山の町ではそういったいろんな年寄りの施設のところでのそのコミュニケーションというのが、町自体がとりにくいのかもしれませんけども、そういった問題があるのかなというようなことも含めながら、どんなような状況になってるのかな。こういった機会を捉えて、我が町の現状も聞ければなと思ったんですけども。なお、あわせて葉山の町の働く方たちの費用面の待遇も、いかがなものかななんて思いながら聞いたんですけども、そこら辺までは詳しくは把握はできてないということでしょうか。

福祉課係長(大渡覚君)

例えば、特別養護老人ホームに対して、虐待の防止に関する研修会とかいろいろやらせていただくことがありまして、その中で、いろいろな話をさせていただいて、議員のおっしゃるとおり、いろんな虐待事案が他市で起こっていると、こういうのがないような町を目指していきたいとか、いろいろお話しさせていただいて、やっぱり施設側としましては、いろいろ人員面とかで、さっき申し上げたように、なかなか人が来ないとか難しい面があるんですが、虐待はあってはならないことであると。そういった部分は、きっちりと内部の中でやらせていただいているというお話は聞いてますので、いろいろ状況は厳しくても、そのサービスに関しては低下させないような取り組みをしてらっしゃるという話は聞いております。職員に対するその人件費については、介護報酬に基づいてやっておりますので、なかなか厳しい状況あるんだろうなというふうな認識は持っております。

委員(笠原俊一君)

最後の質問にします。私はね、この神奈川県の今この陳情を出された団体というのは、神奈川県の医療労働組合連合会ということで、もちろん葉山にもいろんなこういう施設があって、そういったとこの意見を集約して国に対して要望していくと。あるいは、各町に話をして、処遇改善を国に訴えてくださいと、こういういろんな個別の、何ていうか、施設の総合がこういったところじゃないかなと思うんですね。ですから、当然そういったところの意見を持ち上げて、こういう陳情ができてると理解してますから、私はね、当然ですから、その町にある、その担当のところにも同じような情報提供があって、御相談があるんじゃないかなと、私は理解をしていたんで、あわせて聞いたところなんですね。ですから、そういう葉山の町の施設を、全体像を見る担当の町行政というのは福祉課、おたくたちの部分でしょうから、特に葉山の中から、そういう問題の提起があったり相談があるんじゃないかなと思って聞いたんですけども、今、大渡さんのほうからあったように、余りそういった御意見がきてないように思うんですけどね、どうなんでしょうね。

福祉課係長(大渡覚君)

介護の事業者から、例えば賃金を上げてほしいとか、そういうような直接な問い合わせが町役場にあるかといえば、それはないです。

委員長(待寺真司君)

処遇等、いいですか。よろしいですか。

委員(金崎ひさ君)

陳情書の中に書かれていることで、ことし、27年なんですけども、改定されたと。そして、今、御説明の中では2.27%引き下げがあって、介護報酬としてね、そしてその中で、職員の処遇改善で1.65%、金額にして1万2,000円の増額のことが含まれているということなんですが、この陳情書の中には、やはり介護報酬が2.25%引き下げられたことによって経営がすごく難しくなったというふうに書かれているんですね。今、職員が他業種に流れるという、なり手がいないというふうな御説明でしたけれども、施設側としてね、経営難のために人員を切っていくということはあるんでしょうか。

委員長(待寺真司君)

町内でということで。

福祉課係長(大渡覚君)

まず、介護保険の事業を始めるのに当たって、最低限の基準というのがございます。その最低限の基準を割ってしまうということは、それは法令違反、基準違反になるのであり得ません。ただ、それは基準というのは最低限の職員配置ですので、例えばそれ以上の手厚い職員配置というのは、当然あるわけです。その人数を減らすという可能性はあるんだと思います。

委員(金崎ひさ君)

すいません。じゃあその最低限の、この2番に、陳情項目の2番に書かれているんですけど、利用者2人に対して介護職員1人以上に引き上げることとありますけど、現況は何人について1人なんですか。

福祉課係長(大渡覚君)

ここに書いてあるとおりで、原則的には、利用者さん3人に対して1人と思っていただいて結構です。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。では、他に御質疑はいかがでしょうか。

委員(飯山直樹君)

今回の介護報酬の改定で、保険の報酬として全体で2.27%の引き下げがあった。ただ、実態はそれぞれの介護保険施設で引き下げ額の比率も相当ばらつきがありまして、特に通所介護系なんかは、もう10%近い引き下げがあって、全体として、特養、老健ぐらいは、現状維持ぐらいになってたと思うんですね。今回の介護報酬の改定の国の一番のもくろみとしては、産業として効率的に合理的に経営が行えるように、余りにもいっぱい小さな施設ができてしまったので、それを統廃合していこうという思惑が相当あったと思うんですね。私の周りでも小さな施設は相当数廃業に追い込まれるという状況は、去年、ことしとあったんですけど。葉山は、私が見る限りでは余りそういうふうにはなってないみたいなんですけども、実態として経営をやめたとかですね、そういう施設っていうのは、今、葉山だけじゃなくてこの近隣は、状況としてはどんな感じですかね、ちょっとこの内容とはまた異なるんですけども。

委員長(待寺真司君)

つかんでおられますか。

福祉課係長(大渡覚君)

まず、葉山町内においては、事業を廃止する、休止するというような御相談は一切、今のところ受けていないです。今後、そういった悩みがあるという話も、今のところ来ていないです。近隣の市に関しましては、少なくても逗子市あたりであれば、そういった話は聞いていないです。

委員(飯山直樹君)

これは個人的な見解なんですけど、今の介護事業の状況というのは、まだ成長段階にあって、自動車とかですね、いわゆる成熟産業のように大きな会社みたいなものがないんですよね。したがって、非常に小さな組織の中でキャリアパスがない。中に管理者がいて、あとは相談員がいて介護スタッフがいてという、給料が上がっていく仕組みがほとんどないのが、実は一番大きな問題だと思います。それは、その国がとっている、統廃合して合理化して、より大きな組織をつくっていくという形そのものに結びついていくとは思うんですけど。そうすると、実態として、これからこの介護業界というのをきちんとした産業として成り立たせていくためにはですね、当然ながら一つ一つの組織を大きくしていくような仕組みがないといけないんじゃないかなと思うんですが。その辺の、それぞれ一つ一つの会社であって、医療法人なりが、社会福祉法人なりが運営してるとは思うんですが、そういうところで、行政がですね、働きかけをして統廃合を進めるとかですね、そういった動きというのは全く…私が知る限りではないと思うんですが、いかがでしょう。

委員長(待寺真司君)

事業者に対しての統廃合を、町として働きかけるということについて、何かお考え等はあれば。

福祉課係長(大渡覚君)

現段階においては、国においても、また葉山町においても、そういった考えは持っておりませんし、そういった通知も一切ない状況です。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか、飯山委員。

委員(飯山直樹君)

それと、葉山も近隣の自治体もそうだと思うんですけど、特に特養、老健あたりは、人員が集められなくてですね、施設をオープン、完全にできないという状況に今、多くの施設がなってるかと思うんですが、今後、葉山でも小規模の、小規模多機能であったり、小規模の特養をつくっていくということが計画として出てるかと思うんですが、現状で、葉山、逗子あたりのですね、特養、老健で人員が集まらないでオープンができないという状況になってるかどうかお聞きしたいんですが、いかがですか。

委員長(待寺真司君)

飯山委員、オープンというのは新規ということですか。じゃなくて、通常…。

委員(飯山直樹君)

オープンはしてるんだけどフロアが全部は完全に開くことができない。

福祉課係長(大渡覚君)

現段階においては、逗子及び葉山において、そういった施設でオープンできないとか、事業所の一部を閉鎖するとかいう話は一切聞いていないです。

委員(飯山直樹君)

そうすると、恐らく実態としてですね、これは私も個人的にいろいろ聞いてる範囲のことなんですが、やっぱり過重労働をしてるんですよね。夜勤が終わって、そのまま日勤に入ってしまうとかですね、人員が全く足りていない状況なんで、それが今のやっぱ介護現場の実態だと思います。じゃあ、どうしたらそれが改善できるのかというと、やっぱり端的に言うと、いい報酬にしていくしかないなとは思うんですけど、いまいまの解決策としては。将来的にわたって、じゃあ、そうすると一番いい方法は、やっぱり産業として大きくしていくしかないとは思うんですけど。したがって、ここの陳情の趣旨に書かれてるようにですね、現状で処遇の改善、介護事業者の従業者のですね、働き環境の改善をしていくということを手つけるとしたら、やっぱり処遇改善をやっていくしかないというふうに、私は思います。

委員長(待寺真司君)

飯山委員、今、質疑の時間なので。

委員(飯山直樹君)

すいません。

委員長(待寺真司君)

処遇改善が必要だということで、町のほうも、そういう認識であるかどうかということではいかがでしょうか。処遇は企業のね、あれですから。

福祉課課長(守屋晃君)

介護報酬というのは、確かに上げてしまうと、これ保険料や何かにもはね返っていきますので、その辺のところって非常に難しい部分だと思うんですね。処遇改善だけで言いますと、またここに書かれているような問題も出てくると思いますので、非常にまだ始まって、この介護保険制度始まって15年なので、確かに、いろいろこれからも考えなきゃ、検討しなきゃいけない部分っていうのも、国もあると思いますので、難しいところは、かなり挟んであるとは思います。ただ、処遇改善というのはまだ必要だとは思っております。

委員長(待寺真司君)

保険料が平均で大体倍ぐらいになってますよね、制度当初から。他に御質疑のほうは。

委員(山田由美君)

例えば、介護の仕事を続けていきたいと思っても、その患者さんを持ち上げるために腰を痛めてしまって働きたくても働けなくなるとか、その健康上の理由で離職していく方はどのくらいいらっしゃいますでしょうか。

委員長(待寺真司君)

それは町内事業者で。全体はそこにいろいろ書いてあって。

委員(山田由美君)

はい、すいません。町内ではそのような事例は把握してらっしゃいますか。どの程度の方が、その労働がきついというのは、もし体力面だけのことであれば、よく最近テレビでやっておりますが、体に機械を取りつけて機械のパワーでこの力仕事をアシストするというのがありますが、そういうのを導入することで、その現場の方の体力的な負担を減らせるとか、そういう動きは何かございませんでしょうか、葉山の事業者で。

福祉課係長(大渡覚君)

明確な調査をしていないのでわかりませんが、我々が把握してる範囲では、そういった体力面の部分でやめてしまう、離職してしまって、事業者さんのほうから困った状況だという御相談を受けたことはないです。実際にはあるのかもしれないんですが、それが何%かどうかもちょっとわからないです。大体は一身上の都合でやめられるとかっていう形では聞きますけれども、その理由まではちょっと細かくは、ごめんなさい、分析できてない状況です。

委員長(待寺真司君)

陳情書の中には、全労連のアンケートでは、約3割が体力が続かないということでおやめになられてるということなんで、それが葉山にぴったり合ってるかどうかはちょっと照査はできてないということでございます。他に御質疑は。

委員(飯山直樹君)

介護報酬の改定は3年に1回やられてるかと思うんですが、ここのその陳情で書かれてるように、処遇改善を図ることとかですね、人員配置基準を見直すというのは、これは、介護報酬の改定とあわせて行われるものと理解してるんですが、途中でもできるんでしょうか。

福祉課係長(大渡覚君)

基本的には、3年に1回の介護報酬の改定のときに、そういった法律ですとか基準も変わっていって、報酬にリンクして人員基準とかも変わってくる部分もございますので、原則的には3年に1回変わっていくものと思っております。神奈川県が指定しているような事業者につきましては、葉山町が基準を設けてるわけではございませんので、国がどうこれから考えていくのかは、ちょっと私どもでは、今はわからない状況です。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。では、質疑は以上といたします。
それでは、職員退室のため暫時休憩いたします。ありがとうございました。(午前10時43分)

委員長(待寺真司君)

では、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時43分)
それでは、陳情第27-26号、この陳情の取り扱い等につきまして、委員の皆様から意見を求めたいと思います。挙手をお願いをいたします。

委員(飯山直樹君)

先ほど福祉課のほうからも言われたように、3年に1回介護報酬の改定があって、そこに向けて今から、ことし変わったばっかりですから、また3年後という形なんですけど、また次の3年後に向けてですね、の取り組みとして、この処遇改善図っていくというのを、今から訴えていくべきだと思います。この3番目のところに、国費で費用を賄うものと、これ非常に重要で、先ほど話あったように、保険の報酬は3年ごとにどんどんどんどん削られてる状況で、正直、事業者としては報酬に回せるお金というのはもうほとんどなくなってきてるわけです。そういう意味で、国費で費用を賄って処遇改善を手厚くしていくというこの趣旨、まさに理にかなってると思いますので、賛成いたします。

委員長(待寺真司君)

意見書についても、案がついておりますけれども、提出すべきということでよろしいですか。はい。飯山委員は採択をして意見書を提出すべきという御意見でございました。では、他の委員の方いかがでしょうか。

委員(金崎ひさ君)

けさ自宅からこの役場に来る途中、大体3キロぐらいなんですけども、その間に3台、何ていうんですか、介護の車に会いました。それだけ、大変、町民の中でも重要な施設だと思いますし、それから需要と供給のバランスもぜひとらなければいけない。多くの町民の方が頼りにしていらっしゃるという内容のものですのでね、快適でなければならないというのが基本だというふうに思います。ぜひ、これは、すぐに3年と言わず改善をしていただきたいなというふうに思いますので、意見書を上げて採択にしていただきたいというふうに思います。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。では、他の委員の方。

委員(土佐洋子君)

先ほどの職員との質疑の中で、町内の事業所でも職員が不足しているっていう話も伺いました。やはり、労働環境を改善しなくてはいけないと思います。ですので、これの陳情に賛成して、採択して意見書を提出すべきと思います。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。

委員(窪田美樹君)

私も同様で、先ほど副委員長から、あの機械をつけて体力、腰、腰痛をっていうんですけど、それの機械をつける暇すらないのが、その装備をしてやるんなら、もう一頑張りしてやっちゃおうっていうのが現状なんです。お給料安い、ボーナス安いからってやめようとしても、じゃあ次のってしても、次に来てくれる人がいないので、自分がここで抜けたらこの現場はどうなってしまうんだろうっていうことまで考えると、なかなかやめることができない。その環境の中で働かざるを得ないっていう、人間と人間のつき合いながらの仕事ですから、抜けたらこの利用者さんどうなるんだろうっていうのが現状になってきてしまうので、なかなか自分の環境をよくすることもないし、できないし、自分が頑張っていくしかないというのが現状で、最後の最後、本当に体が悪くなってやめざるを得ないっていうところにまで落ちていってしまうのが、本当の今の介護の現場だと思っています。ですので、この意見書を上げて、本当に早くにも早く改善していただきたいと思うのと、以前、処遇改善ということで、利用者さんに負担をかけるっていう処遇改善が行われました。それは決して解決には導かれないということなので、ここの中にある、国費で費用を賄うっていうのは大きくしてもらいたいぐらい、字を大きくして訴えてもらいたいぐらい、ここが一番重要だと思います。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございました。では他によろしいですか。

委員(笠原俊一君)

私もこの陳情には賛成をいたします。採択して意見書を提出するということにしたいと思います。
ただ、皆さん御意見言われたんで、私のほうも意見を1つ言わせていただきます。今、一番初めに金崎さんが言ったように、葉山の中では保育園のバスと介護の、デイケアだとかね、含めて、車が一番通っているのが、そういった状況かなと。我々教育民生常任委員会もこの間視察を行ってきて、そのこれからの高齢社会に対応した福祉施策を考えるという勉強もしてきました。今、役場の職員のほうにちょっと不満があるんですけども、そういう町の職員が把握してないっていうことは、先ほどの車の台数と同じように、葉山の中では、ある面、福祉施策に対応しているから情報が入ってないのかなと。全体像とすれば、大きな町ではニーズも高齢者もありますし、施設が全然足りないということで報道されているんでね、葉山の町ではそういったところを見ると逆に施設も多いですから、問題点は少ないのかなとは思いますけども、今、この委員会の中でも、そういった介護に関係するメンバーが2人もいますので、そういう中からも御意見を伺うと、やはり働く側の諸問題も多々あるようですので、大いにこれは訴えていくべきだなとは思っていますが、ただ、もう一つは、そういうお年寄りが元気で健康にという施策ももう一つ我々に課せられたほうなんで、なるべくそういうふうにならないような、年とっても元気でいられるような施策というものも、こういう陳情を通しながら教育民生として健康増進を図るという、何かのきっかけにもしたいなというように思っております。以上です。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございました。副委員長よろしいですか。

委員(山田由美君)

私も、この陳情は採択すべきと考えます。国にとっては介護の費用が年々ふえていくということで、多分お金を出したくないところだと思いますが、ただ、その介護従事者に十分なお給料が渡るということになれば、それが消費につながるという面もありますし、経済対策としても十分正しい方向を向いていることだと思いますので、国費で費用を賄うというのは十分あってよろしいことだと思います。以上です。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございました。それでは、委員の皆様の意見が出そろいましたので、これより採決に入りたいと思います。よろしいでしょうか。それでは、陳情第27-26号「介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書を採択すべきという委員の方は挙手をお願いいたします。
(挙手全員)
挙手全員でございます。よって、陳情第27-26号は採択されました。なお、意見書についても提出するということでよろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。では、意見書につきましては、案がついておりますので、これに基づきまして正・副のほうで行わせていただきます。よろしくお願いします。

委員(窪田美樹君)

この2枚目の意見書なんですけど、ここに括弧して国と県と両方書いてあるんですけど、これはうちはどっちに、国にも県にも出すんでしょうか。国だけでいい。

委員長(待寺真司君)

あっちですね。25号のほうですね。

委員(窪田美樹君)

はい。

委員長(待寺真司君)

25号、26号もですね。そうですね、神奈川県と国、機関と、はい。違う。今まで…(私語あり)暫時休憩します。(午前10時52分)

委員長(待寺真司君)

では、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時52分)
この意見書につきましては、ともに国のほうに提出するということで対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、付託案件が終わりましたので、2番目の所管事務調査に入ります。中学校給食に係る検討状況についてを議題といたします。既に皆様のお手元のほうに、葉山町立中学校給食推進委員会報告書がお手元のほうに配付をさせていただいております。それと、その報告書案についての意見ということで、お手元ありますか。よろしいですか。(私語あり)
暫時休憩いたします。(午前10時53分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時55分)
それではただいまより所管事務調査として中学校給食に係る検討状況についてを議題といたします。
職員に入室していただいておりますので、職員の紹介より始めたいと思います。

教育部部長(沼田茂昭君)

おはようございます。学校教育課長の冨樫でございます。教育部長の沼田でございます。よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

はい、よろしくお願いいたします。本日なんですけれども、本会議の一般質問においてですね、報告書が町長、教育長に提出されたということでございました。それを受けてこの報告書、若干内容について変更等をしたという御答弁がございましたので、そのあたりの御説明と、また本日この報告書案についての意見ということで、町内4小学校、2中学校のPTAの皆様方からの意見がお手元に、委員の皆様のほうに配付されておりますので、この辺に関しての質疑も含めて行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。では最初に説明を求めたいと思います。

教育部部長(沼田茂昭君)

それでは報告書案から「案」がとれた報告書ということでございまして、変更箇所を御説明したいと思います。
まずめくっていただきまして、「はじめに」というところでございますが。案のほうでは調査検討の範囲をというような文言が、「上の第2章では」のところ3段落目になりますか。そちらにそのように以前は記載されていたわけでございますが、葉山町の学校給食全体に目を向けというような、そういった文言に変えさせていただきました。
その下にダムウェイター等という記載がございますが、新しいほうでは配膳室の整備という中に含めさせていただきました。
それから続いて1ページでございますが、給食法が大幅に改正されたというふうな文言をつけておりましたので、新旧の対照表に変えさせていただきました。
続いて5ページ目でございます。2行目ですが、案のほうでは給食の必要性という形で記載されていたものを、中学校給食の必要性というふうな形に変えさせていただきました。
続いて8ページでございます。上から2行目、基本的な計画の案という部分を、その結果を報告書としてまとめてという形に変えさせていただきました。
9ページでございます。3行目、面積が必要となるという文言を、面積が必要となる可能性という形に変えさせていただきました。その下でございますが、学校給食施設設計の手引、これについての説明文を括弧内に加えさせていただきました。
13ページでございます。ここに小学校区の平成32年の入学者の算出方法。こちらを計算式として加えさせていただきました。
14ページでございます。特殊学級という文言を特別支援学級に変えさせていただきました。
18ページでございます。上の部分。最適地という表示を建設候補地と変えさせていただいたのと、敷地境界線は平成27年中に確定する予定ですというところの文言を、これまだ予定ですので削除させていただきました。
21ページ、22ページ、案のほうでは相談するというような、もしくは調整中というふうなところを書いてございます。(3)(4)(6)の部分について内容を追加いたしました。現在書けるのは推進委員会のレベルではここまででございまして、内容については当然のことながら今後詰めていくということに考えております。
24ページでございます。上から案のほうの4行目の「また給食を安全に児童生徒へ渡すため」云々の部分を、具体策のほうにおろしました。矢印の部分でございます。それと(3)の積載量とトラックの部分については、簡素化をさせていただきました。まだちょっと細かく決まっていませんので、簡素化にさせていただきました。
続いて25ページでございますが、シルバー人材センターへ委託することを検討しますという文言、(4)番でございます。ここについて一つの手段として考えられるという言い回しに変えさせていただきました。
26ページは基本計画という…失礼しました。スケジュールの中の27年度の基本計画というところを基本構想という文言に変えさせていただきました。27ページ、上から5行目の学校給食衛生管理基準の年月日は、前のほうのページにも出ておりますので、こちらは削除させていただきました。案から報告書に変わった部分は以上でございます。
続きまして保護者からの意見集約として、葉山地区PTA連絡協議会の下位会長のほうから提出された意見書でございます。これちょっとこの6校の意見を集約させていただきますと、まず資料不足という意見がございます。自校方式が続けられない理由を示してほしい。費用の問題、面積の問題。自校法式を継続した場合としての比較計画をつくってほしい。こういった意見、資料が不足してるっていう意見がございました。建設予定地についても、ほかに場所があるのではないか。こういった意見がございます。上小旧校舎での建設をする場合は、配膳回収時間を下校時間とずらすべきであるというような意見もございます。給食センターの運営に関しては町営が最低ラインであるという意見もございます。やはり我々が注目した、今までのものは当然の意見として受けとめてはおりますが、特に注目したところが、やはり来年から検討に教員や保護者を入れてもらいたい。やはりこの意見がやはり最も我々注目…注目という言い方は変ですけれども、思っているところでございまして。特に一色小学校の保護者の方からも、これから数年先、よりよい結果が残せるように歩み寄って、話を密にしていくことが大事であって、対立するのではなく不安懸念を取り除いていけば、もっといい方向が進めるんじゃないかという、こういった御意見を我々現在真摯に受けとめてですね、今後に向かっていきたいなと、そのように考えております。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございました。報告書がこの以前出ました報告書案との違いについての御説明と、それぞれ各PTAさんから出た意見のあらかた教育委員会として集約した部分を今部長から御報告をいただきました。
それでは質疑のほうに移ってまいりたいと思いますが、質疑は全般にちょっとわたってしまうかもしれませんけれども、よろしく御答弁のほうお願いをいたします。それでは全般を通してこの内容等についてでも結構ですし、今後の流れ等についてなど確認事項がございましたら、委員の方から質疑をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。

委員(山田由美君)

ただいまの御説明で、保護者と教員の代表を検討会に入れるべきという部分を重く考えていらっしゃると伺いましたが、具体的に保護者と教員を入れた検討会というのはどのように計画していらっしゃいますか。

教育部部長(沼田茂昭君)

先ほどの説明、ちょっと漏れました。実はこのPTAからの報告書、そしてまだ教員からの意見書の集約というのはまだ来ておりません。こういう各PTAと教員の各それぞれの立場の方々が意見を集約していただくっていうのは、9月に行われました給食会の臨時総会で決まったことでございまして、もう一度やはり保護者の間でももう一回給食会を開いてもらいたいという意見も多数ございまして、我々もぜひその方向で持っていきたいので、まず給食会で決まったことですので、できれば年内、遅くとも年明け早々ぐらいに給食会を開いて、その場でPTAと教職員からの意見を受け取り、その場でですね、ちょっとうちのほうから一つの投げかけとしまして、保護者や教職員を入れる検討体制について、このまま給食会を活用したほうがいいのか、もしくは新しい何らかの体制をとったほうがいいのかというような協議をしてみたいなというふうに考えてます。場合によっては給食会ではちょっと範囲を超えているので、新しい何らかの体制をつくってもらいたいというような話になれば、そのように動きたいなと思っておりますし。1回とにかくこの保護者の意見書という、もしくは教員の意見書というのは、給食会の中でまとまった話でございますので、1回そこの場でちょっと投げかけてみたいなと、そんなふうに思います。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(金崎ひさ君)

上山口旧校舎が最適地から建設候補地になったんですけど。広さとか交通のこととかで、すごく問題が浮上してますよね。それで26ページのこのスケジュールを見ますと、平成31年度9月の供用開始というのは変わっていないんですね。その間に候補地がいいのか悪いのか、それからほかに候補地はあるのかどうなのかという、まず実施計画をもう再来年につくる前に、基本計画もそうですけど、場所が決まらないとすごくやりづらいんじゃないかと思うんですね。その場所の決定に関する打ち合わせ、教員委員会だけではできないという答弁を本会議でいただいてますけど、そのあたりをどういうふうな形で進めていくのかをお聞きします。

教育部部長(沼田茂昭君)

まず教員委員会で基本構想の案をつくろうと今しております。一般的に基本構想というのは、いわゆる事業や施策に関する基本的な概念を載せるものでして、一般質問のときにもお答えしましたけれども、今の報告書というのはあくまでも条件が町有地の市街化調整区域という、その条件のもとで推進委員会の中では検討してきまして、多分基本構想の中でも一応場所が全く未定の状態では、候補地すらないような状態だと、概念的にもちょっとつくりづらい部分がありまして、あくまで候補地という形でもっていくつもりではおりますが、上山を。ただやはりそこには多少の含みを持たせる格好になろうかなとは思います。これについてはちょっと町部局とも。教育委員会でまとめますが、勝手につくっていくわけではなく、多分その都度横断的に町部局、もしくは必要であればそれぞれの担当課とも話し合いながら、いわゆる推進委員会っていう組織はやりませんけれども、そういった形の中でつくり込みをしていくのかなと。その構想案をもとに、たたき台にして、新体制なのか給食会なのかまだちょっとわかりませんけれども、そういったところで話をいろいろ詰めて協議していくのかなと、話し合っていくのかなと、そのように思います。

委員(金崎ひさ君)

じゃあ26ページのこのスケジュールの、平成27年度基本構想(本書のとおり)と書いてあるので、もうこれが既に27年度中なので、これが基本構想になるのかなと今思ってましたけど。これは、これをさらに、さらに教育委員会としてきちっとしたものを3月までにつくり直すということなんですか。もう一度基本構想が出てくる。

教育部部長(沼田茂昭君)

まず表紙が基本構想案というような名前に変わって、下が推進委員会から教育委員会に変わるようなイメージを持っております。

委員(金崎ひさ君)

そうすると、中身は本書のとおりって書いてあるので、大体変わらないでこのまんま、表書きを変えるだけで3月中に出す、ではない。

教育部部長(沼田茂昭君)

この報告書というのは推進委員会が特に外部の意見も特に取り入れず書いております。ところが教育委員会がつくる段階ではもう既に保護者から、もしくはこれから教員からも意見も出てきますし、教員委員会としても10月から何回か臨時会含めて、あくまでもこの報告書に基づいてですけれども、意見交換もしておりまして、そういったところは当然この中、盛り込まれていくと思いますので、ただ単にこれ、表紙が変わっただけではないということです。

委員(金崎ひさ君)

わかりました。そしてそのさっきの候補地の話ですけれども、何か会をつくるのではなくて、横断的に話し合いながら、この基本構想の中にある程度候補地が絞られて出てくるという形ですか。それとも来年度の、基本設計するのに候補地がないと設計できないと思うんですよ。それはこの基本構想の中には候補地はまだ未定かもわからないということですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

まずもう候補地の一つ、上山はあると思います。それ以外に要は名称が多分出てこないんじゃないかっていうことです、ここという名前は。ただ、例えば今後町全体で条件を変えていくとか、何かそういったことがあると、あるかもしれないみたいな、そういった含みは出てくるかもしれませんけど、基本構想としては一応教育委員会ですので、町有地の市街化調整区域というふうな条件のもとでやってきてますので、それは候補地の一つとしては上山っていう形では持っていくことになろうかと思います。

委員(金崎ひさ君)

では、候補地ではなくて、ここにつくりたいという横断的に話し合って、決定したら直ちにこの委員会にも御報告をいただきたいというふうに思います。

委員長(待寺真司君)

では、他に御質疑は。

委員(笠原俊一君)

質疑というかね、一般質問等々でも皆さんからいろんな意見があって、やっと本来的に教育委員会が主になってやり出したなって感がするのね。余りにも町長部局のほうの町長の発言に振り回されたような気がしてならないし、この委員会としても愛荘町だとか行って、各校の自校方式等々も中にはいろいろあった、気持ちがあったんですよね。愛荘町に視察行って、センター方式っていうのもまんざら悪くないなと。食事もして、試食もしてね、対応も非常によかったということですから。町民の認識っていうか、教育委員会のほうでそれこそ二宮だとか一緒に主だった人見てもらってね、一緒にテストして食べてもらって、そういうことをしていくとおのずとできるのかなという、前に向いていくのかなと思うんですね。と同時に今、金崎さんが質問をしていたように、この27年度基本構想と書いてあって、28年度は基本設計となっていると、まず一番初めに候補地確定しないと汚水処理場の轍踏んじゃうよ。だからきちっとやって、今かたくなに市街化調整区域じゃないとだめだということの概念外しちゃって、町がやることだからできないわけはないですし、それをやっぱり住民の人、PTAを中心に、教育委員会だから束ねてる組織あるんだから、そこら辺でここでやろう、これならいいんじゃないかということを盛り上げていかないと、基本設計自体が飛んじゃうんじゃないの。もうだって来年の3月に、ということはもう今から場所がわかってないと基本設計できないでしょう、12月だよ、もう。28年2月にだって予算始まってしまうんだから、もう時間的に考えたって無理さというふうに思ってしまう。長い議員やってるとね。ですからそれらは早急にやっぱり下支えということで、最終年度が31年を目指すんだということの中でね、組み立ては大事なんですけども。早急にやっぱりいろんな人たちに意見を聞いて、こういう形でどうだろうって、教育委員会が、町長部局じゃないんだよね、主になってやってもらいたいと思うんですよ。そういう意気込みというかね、28年度に出すということは、さっきも言ったようにもう2月ですからね。時間的に押していったって、今候補地がないのにできる。もう一回重なった質問になってしまうけど、どう思う。普通に考えれば時間的な余裕ないと思うよ。1年繰り上がっちゃうかもしれないけども、最終年度の31年は決めておきますと。来年度の予算だって基本設計、場所が決まらないのに出したら、さっき言ったように汚水処理場と同じことになると思うんだけど。失敗を経験してるからね、この町は。いかがですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

推進委員会の報告書の段階では、一応31年9月というふうになってまして、今の段階では教育委員会もそれを目指してはいきたいなと思います。ただ、おっしゃるとおり時間的に実際どうなのかっていうのがございますので、その辺を十分念頭に入れて早めに動き出したいなと、そのようには思ってます。

委員(笠原俊一君)

やはり教育委員会というのは非常にいろんな能力というかね、いろんなお知恵をもらえる場所でもあるし、その前の25ページなんかも、もうすべて一つのシルバー人材センターか、もう全部フランクに考えたほうがいいですよ。愛荘町なんかも民間企業に頼んでるしね。それでシルバー人材事業団みたいなボランティア組織みたいなものが配膳、ケアするというようなね、有償ボランティアですけども、そういうようなことも入ってきてますから。何しろ早急に場所の選定をいろんな角度で動かれるつもりがおありかどうかだけ聞いておきます。それがないと始まらないと思いますよ。ここだったらいいよということが、もしかしたら農地の方が、上山地域のね、農地の休耕田だとかね、そういったものも提供しようじゃないかという機運が生まれてくるかもしれない。と僕は期待してるんですけどね。ああいう狭い道路に入っていかなくても済むような場所が、まだまだ探せばあるんじゃないかなと思って期待してますから、ぜひとも質疑というよりも意見としてでも結構ですから、各町内会長だとかそういうのを集めてね、ぜひともこれでやっていこうよという機運をつくっていってもらいたいね。町長部局じゃなくてね、教育委員会としてやってもらいたいと思います。どうですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

それもちょっと今まだそこまでちょっと話してはないんですけども。繰り返しになります、今の段階では上山口というところしか頭にないので、今後条件とかいろんなものを外す外さないとかの話は当然今そういう含みを持たせた形で進めていきたいなとは思います。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。他に。

委員(飯山直樹君)

ちょっと気になるのは建設の費用の問題で。この資料ですと、前回も二宮と大井で7億から8億5,000万ぐらいという費用の算出が前例に基づいてされてましてですね。委員会で視察した愛荘町の施設は15億円ぐらいかかってるということだったんですけど。ざっとその建物の大きさとか見るとですね、大体二宮、大井の倍ぐらいの大きさなんですよね。二宮、大井の建築面積と延べ床面積見ると、大体100坪分ぐらいが2階建てになってるような印象なんですけどね。一方で愛荘町のほうっていうのは多分総2階みたいな感じになってるんだと思うんですね。恐らくその愛荘町のほうっていうのは、見たらいろんな中にみんなでクッキングができるようなファシリティーとかいろんなもの、会議室とかあってですね。そうしたものをつくると、当然ながら延べ床面積もふえてくるので、利用価値はいろいろまたふえて費用はかさむというふうなことがどうも推定されるんですけど。そうしたこの二宮、大井だけじゃなくて、今回視察したですね、15億円ぐらいかけるとこんなものができるとかですね、そういうものもひとつ盛り込んでもいいんじゃないかなと思います。これだけいろんなものがついてくると、こんなことが中でできるとかですね、それはそれでまたお金かける価値がそこに出てくるかと思いますので。

委員長(待寺真司君)

コンセプトの問題もあろうかと思いますが。

教育部部長(沼田茂昭君)

それも当然ここの中に、これはあくまで報告書どまりのものですので、最終的に構想の素案で案をつくりっていうふうな中では、そういったよそのいろんな、何ていいますか、今、この2カ所については例えば2階から給食室をのぞけるような見学コースとかが設置されてるような給食室にもなっております…センターにもなっておりますので、多分つくり込んでいく中でそういう細かいところも、これは当然皆さん関係者との話し合いの中でつくっていくんではないかというふうに思いますので。それを別に外すっていうつもりは、参考には十分なろうかと思います。

委員長(待寺真司君)

では、他にいかがですか。

委員(山田由美君)

給食センターは工場という分類になるので、市街化調整区域でなければならないのだという説明は承りましたが。ただ学校関係の施設なわけですから、例えば旧役場跡地などを考えると、そういう場所に特例として建設を認めてもらうということは絶対に不可能なんでしょうか。国とか県とかに特例として、市街化区域だけど学校施設だから認めてくれないかとお願いすることはできないんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

16ページ、建築基準法の抜粋がありまして、このただし書きの部分。建築基準法第48条ただし書き。やむを得ない。この限りではない。ということでよろしいですか。

委員長(待寺真司君)

公益上という部分で、これは町長が決めることになろうかと思いますけれども。その場合はこの限りではないというのが建築基準法で決まっておりますので、不可能ではないということでよろしいですか。では他に御質疑は。

委員(窪田美樹君)

この後教育委員会として基本構想を出して…基本構想案を出していくというお話なんですけど、そこにはじゃあ教育の観点も入れていかれると思うんです。そうするとこれまでセンター方式にするメリット・デメリットが中学校給食をやることに関してのメリット・デメリットが載せられてました。だけれど今度小学校をセンターにするという案が出ているところでは、そこでのメリット・デメリットもきちんと検討していかれるんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

もちろんそれは漏らさずやっていきますけれども、今ももう教育委員会の中でも審議をもう当然進めてますけれども。例えば小学校のセンターの一つの大きなメリットとしましては、給食を途切らせない。そういったメリットがありまして、そういうのもしっかりこの中には盛り込んでいきたいなと思います。

委員(窪田美樹君)

途切らせないというのは、給食施設を修繕するときに給食がなくなっちゃうという、お休みになっちゃうから、それがセンター化したらその時期がないよというお話ですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

一般的に給食室だけではなくて、学校のそういった施設を大きく直したり新築したり、そういったものっていうのは、同じ場所にそれをやりますと、当然給食だとか体育の授業とかそういうのができなくなりますので、一般的にはよその場所につくる。それで別の場所で授業とかを進めるっていうのが一般的なやり方だと承知しておりますので。今の葉山小学校の校舎も、我々が木造校舎で勉強しながら反対側で建てていた、できたら移るということですので。別の場所に建てるっていうことについては、給食を途切らせないというメリットもあろうかなと思います。夏休み40日間でたぶん建物できない、もしくは大規模ななかなか改修工事もできない中で、給食を途切らせないということを考えますと、別の場所っていうのも一つのメリットかなとは思います。

委員(窪田美樹君)

メリットを今聞きたかったわけじゃないんで。よくね、そうやって言われるんですけど、センター化して一つ事件が起きると、全員の小・中学校の給食が食べられないという、そこもデメリットと私も考えてますので、ばらしていい点と集中していい点と悪い点ともきちんと。そこをいつも言われないんですよ。センターにして何か起こったときというのを言われないから、ちょっと気になっていたんで、はい。

委員長(待寺真司君)

給食提供方式の比較というのは6ページに出てるんですが、これ、さらにもっと肉づけして、いろいろもっとあると思いますので、それをぜひ精査して議会のほうにも逐次報告していただくと助かりますので、お願いします。

委員(窪田美樹君)

先ほど御説明の中に、9ページの文言で変わった中ですが。面積が必要となるためっていうのを、面積が必要となる可能性がありますというふうに変えましたというお話だったんですけど。9のほうにはもっと、「その影響が経費だけでなく、小学校給食施設における」って長い文章があったんです…あるんです。それまで削除されているのは、御説明なかったと思うんですが、なぜそこを削除されたのか。

委員長(待寺真司君)

9ページのそこの一番上の文章の部分ですね。

教育部部長(沼田茂昭君)

(案)の小学校給食施設における懸案の複雑化、長期化っていう部分だろうと思いますけども。これ、単純に老朽化っていうことを言っておりますので、その前の部分で、小学校の4つの給食室の老朽化っていうところがございますので、ここは省かせていただいたということでございます。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。先ほど説明もそういうふうにされてたとは思うんですけれども。

教育部部長(沼田茂昭君)

(案)の懸案の複雑化、長期化っていうその意味合いはですね、一言で言うと今後余り長くもたせると、本当に老朽化が進んでいくっていうようなそういった意味合いですので、前の8ページのほうに施設の老朽化っていうところが出てますので、ちょっとわかりづらい、9ページのほうがわかりづらい表現でしたので削除させていただいたということでございます。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(窪田美樹君)

その報告書の中に報告…基本構想案の中に、この町民の方からの、町民の方、PTAの方からの御意見とかも入るんでしょうか。それは全く別に、こういう意見があったけれど、こういうふうなことを考えた上の構想です、こういう御心配があったけれど、こういうふうに解決策というか、こういうふうに考えながら、解決策を生み出しながらこういう構想にしましたっていうような町民の方の御意見も入った基本構想になるのか。それをどういうふうに対応されていくのか。

教育部部長(沼田茂昭君)

先ほどもちょっと説明しましたけれども、基本構想案というのはいわゆる皆さんと、体制はどういう体制かちょっとまだあれですけれども。その中で話し合うときのたたき台に使いますので、当然その中で皆さんの意見も盛り込みながら、加えたり消したり直したりというのは当然進めていくものだと、入っていくものだと。それはもう当然、でないと皆さんと話し合う意味ないので、それはやっていくつもりです。

委員(窪田美樹君)

先ほどのメンバーの方の御意見はもちろんなんですけれど、その中では。ただこのアンケートを別の…この方の御意見が全部その人たちが持ってきてるとは限らないで、落ちてしまうというところがあると思うんです。ですから、この一つの作業として全6校の方から出されたアンケートというんですか、御意見をきちんとそこの中に盛り込むのかって。これをその他大勢の中に入れないで、きちんとこれはこれとして盛り込むのかっていうお話。

教育部部長(沼田茂昭君)

それはそれとしてきちっと盛り込みます。はい。先ほどもちょっと言うの忘れちゃったんですけど、学校給食会とかを開いたときにですね、うちのほうも説明会を開くことはやぶさかではないので、ちょっとそういったことも含めて投げかけたいなと思います。どういった形で、こちらが行くのか、学校側に。もしくはこっちが時間と日にちを設定して来るのかって、ちょっとやり方が何ともわからない部分ありますので。そういったことで、今おっしゃるとおり全部ではないかもしれないっていうことですので。それはまた説明会とかのやりとりも多少今度そこに入ってくる可能性もゼロではないなと思います。でもしっかり、そういうのも中に含めてつくっていくものだと思います。

委員長(待寺真司君)

例えばパブコメなんかは一つ一つの意見に対して返答するではないですか。ですから例えばこの間の議会で意見を伺う会で出たものもお届けしてますけども。そういったことの細かい対応してくれるかということが一番ポイントかなというふうに思うんですけども、その辺はいかがでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

報告書の中ではパブコメっていうくだりもありまして、それも今ここでやりませんとは言いませんけれども。ちょっとかなり教員の意見もまだちょっと来てない中で、ちょっと全体を見て、構想案とかそういったものの何ていいますかね、ある程度の姿形ができた段階で考えるのかなとは、もう一回判断するのかなとは思います。

委員長(待寺真司君)

いいですか、窪田委員。例えば出た意見をそれぞれカテゴリー別に分けてね、常に出てきた意見をそこにつけ加えていくというような対応はしてほしいと思いますので。

教育部部長(沼田茂昭君)

まさに保護者の皆さんの意見なんかも、先ほどちょっと私が口頭で言いましたように、カテゴリー別に分けられるものなので、それはそういった形で考えていくのかなと思います。

委員長(待寺真司君)

はい、お願いします。

委員(土佐洋子君)

上山口小学校のPTAのアンケート見ていて、旧校舎跡地に建設されることについて、ほとんどの方が反対なのかとは思ったんですけども、これを見ると賛成の方が19.4%もいらっしゃって、この意見は尊重されるべきと思うんです。反対の方の中でも、ここを改善してくれたらいいよっていうこともありますし。あとどちらでもないという方も結構多いと思うんですけれども、いかがでしょう。

教育部部長(沼田茂昭君)

とにかく賛成であれ反対であれ、広く皆さんの意見を聞いていかなくてはいけないので、ここから先の人は聞きませんとか、そういったふうなことは考えてませんので。反対は反対でしっかり受けとめ、逆に賛成の方もいらっしゃるし、同じ反対でも、こういうふうに変わればいいんじゃないのとかっていう意見もありますので、その辺は細かく見ていきたいなとは思います。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。では、質問のほうはこれで…。

委員(窪田美樹君)

その基本構想とはまた別なんですけど、先ほど待寺委員長言われたように、この質問、各小学校・中学校から出てきた意見に対しての答えは、カテゴリー別にまとめたようにされちゃうのか。各校にちゃんと返せるものなのか。質問だったらね。意見には参考にしますぐらいしかないかもしれないんですけれど、質問に対してはきちんと各校それぞれに返す予定なんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

その予定です。その返し方等々についてもですね、一回給食会のほうで相談をしてみたいとは思ってますけれども、一つ一つ答えられるものについては答えていくつもりです。

委員(窪田美樹君)

中学校給食、センター式に変えてもお尻が、最初のお尻が変わってないですよね、出された31年9月っていうのが。それで、だけれどやらなきゃいけないことがたくさんふえた中で、教育委員会が今度これから教育委員会が先頭に立っていくと思うんですけれど。今まで以上のやり方を進めないと、ここお尻合わなくなってきちゃう。お尻をね、絶対合わせろということではないんですけれど。それくらいの覚悟があって進めていくのか。もちろん候補地が一番問題だと思うんです。そこら辺はどのように考えられてるのか、いかがですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

確かに報告書31年9月って書いてありますので、今の段階でそれを延ばすとか、そういったことここでもって明言することはちょっとできないんですけども。当然これを目途にですね、かなりタイトな、また忙しく丁寧にやっていかなければいけないとはもう重々大変な作業かなと思いつつ、これはもうやっていくべきものでございますので、進めていきたいと思います。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(金崎ひさ君)

ちょっと気づいたんですけど、上山口小学校のこの資料、推進報告会案のついてるので、誤字…読めないとこあるんですよ。ちょっとこれ読んでいただいてもいいんですけど。すいません、小学校の給食がセンター方式になるならお弁当を持たせるというその下。ちょっとごめんなさい。ちょっと読めない。

委員長(待寺真司君)

わかりますか、場所。(私語あり)ちょっと印刷上。

委員(金崎ひさ君)

いや、読んでくれればそれでいいです。読めないの、ごめんなさい。

教育部部長(沼田茂昭君)

木古庭の本圓寺の前にある広場に建設すればいい。上山口小学校の校庭及び駐車場を整備して…。

委員(金崎ひさ君)

わかりました、そこまでで大丈夫。ありがとうございました。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(金崎ひさ君)

はい、大丈夫です。

委員長(待寺真司君)

では質疑のほうはこれで終了としたいと思います。委員長からお願いがありますけれども、この報告書が出たときに、議会のほうに早急に出していただきたいということがありました。今後もいろいろな検討の中で、資料等出ようかと思いますけれども、出せるものにつきましては速やかに議会のほうにも参考送付をしていただきますようお願いします。
それでは委員の皆様、ちょっとお諮りしたいんですが、本日順番どおりにと申しましたけれども、今ちょうど職員入室しております。その他の学校警察連携制度について説明を教育委員会のほうから受けることになりますので、このまま引き続き進めてよろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。ではよろしくお願いします。

学校教育課課長(冨樫俊夫君)

では、よろしくお願いいたします。本日は学校と警察との相互連携に係る協定書、協定締結に関しまして、教育民生常任委員会の場におきまして説明及び御報告の場をいただきまして、ありがとうございます。それでは説明、報告等させていただきたいと思います。
まず今回の締結に至った経緯について御説明をさせていただきます。全国的なことではございますけれども、現在の児童・生徒を取り巻く環境は非常に大きく変化をしてきておりまして、全国的なことではありますけれども、いじめ、暴力行為、非行行為、またインターネット上のトラブル、虐待等の社会問題が増加している現状でございます。当町におきましては、日ごろより各学校におきまして子供たちの健全育成のために指導や支援をしております。必要に応じて家庭や地域、関係機関とも連携をして取り組んでおります。しかしながら近年、少ないとはいえ、家出や学校間トラブルなど、学校や家庭だけでは解決しがたい事例、あるいは児童・生徒の生命・身体に危険が及ぶ事案が発生し、中には学校で繰り返し指導しているにもかかわらず、学校や家庭だけでは解決できないものもございます。これらの事案につきまして、重大事態となる前に早期発見して対応することができるよう、適切な仕組みづくりが必要であると考えております。そのために学校と警察がこれまで以上に連携、協力ができる新たな連携の仕組みについて考え、児童・生徒の健全育成をさらに推進していきたいと考えまして、学校と警察との相互連携に係る協定締結、これをいたしましていわゆる学校警察連携制度を進めてまいりたいというふうに考えております。
現在、葉山町立小・中学校と警察につきましては、これまでも学校警察連絡協議会を定期的に開催し、各機関の取り組み報告ですとか情報交換、共有の場として連携を進めております。しかし先ほど申し上げましたように、学校だけでは解決が難しい事例も見られます。そこで葉山町としても学校と警察との相互連携に係る協定に関する実施要領を策定するとともに、葉山町教育委員会と神奈川県警察本部との間で、学校と警察との相互連携に係る協定書を交わし、学校だけでは解決できない、また拡大の恐れのあるケースや、本人に危害の及ぶ危険性がある場合や生命に係る内容について、児童・生徒に対する支援・指導や防止対策を行う上で、児童・生徒の個人情報を含めた情報交換ができ、より一層の連携を行えるように進めたいと考えております。また、個人情報のことになりますので、情報の提供・収集を関係機関とするそういった必要があることから、葉山町個人情報審査会に答申をさせていただき、本年10月30日付にて答申をいただき、本協定の締結による個人情報の取り扱いについて御了解を得たところでございます。
次に、具体的に協定の内容について御説明をさせていただきます。趣旨につきましては今冒頭でお話をさせていただいたところでございますけれども。この学校と警察との連携に係る協定書案をごらんください。横1枚A3のものになっておろうかなと思います。横にちょっと広げるようなものでございます。目的や連携機関につきましては御説明したとおり、第1条とそれから第3条のところ。第1条につきましては目的というところの中で、児童・生徒の身体の安全確保、健全育成、非行防止、犯罪防止を図ることを目的ということとさせていただいております。また連携機関につきましては、学校、それから教育委員会、各小・中学校、それから警察本部、神奈川県内に所在する各警察署でございますが、そことの連携を図ってまいりたいというふうに思います。第4条にあります連携の内容でございますけども、一般的な連携は当然でございますが、そこにありますとおり、個人情報を提供し、必要に応じて協議を行い、その子供の生命・身体の安全確保、健全育成、繰り返しになりますが非行防止、犯罪防止を図るものでございます。
具体的に情報提供する事案としてどういうものがありますかというと、第5条のほうの(2)でございます。学校から警察へ提供する事案といたしましては、そこにありますとおり、児童・生徒の犯罪行為に関する事案から、オのところ、被害に遭うおそれがある事案。こういったものにつきまして具体的に第6条にありますとおり、児童・生徒の氏名、生年月日、性別、年齢、学年・組、事案の概要ですとか指導状況、関係当事者への連絡状況等、こういったところでございます。
この第7条にあります児童・生徒の健全育成を推進する連絡表。具体的にどういった形で情報提供するかということに関しましては、後ろのほうにつけさせていただいておりますこの連絡表に沿いまして、関係機関との情報交換をさせていただきたいというふうに考えております。
当然、保存期間でございますけども、ここに保存期間につきましては…(私語あり)その連絡表でしていきたいというふうに考えております。当然保存期間でございますけれども、こちらの締結のほうに、協定書のほうに第8条のほうに書かせていただいておりますとおり、これにつきましては作成日の属する年度の翌年度末までとし、保存期限を過ぎたものについては、確実に破棄するということをここでうたっております。
当然学校が警察へ情報提供、あるいは警察から学校が情報収集した場合には、実施要領案第5条にありますとおり、原則本人、保護者に通知をいたします。ただし、そこに記載にありますとおり、自殺企図ですとか児童虐待、また知らせることで本人及び第三者に危害が及ぶ危険性がある場合には、本人ですとか保護者、またそのいずれかの通知を行わないということ。これ、行うことによってそれがまた危険な方向に行ってしまうといけませんので、そのことも書かせていただいております。加えて、どのような場合に警察に情報提供するかにつきましては、この実施要領案のところの第8条にあります、内容にあります。学校で起こったことすべてを報告、あるいは情報提供するものではございません。基本的にこの情報提供するのは、何度も何度も指導を重ねた上で、なかなかそれでも解決に至らない。そういった状況の中で大きな事案が発生しそうな場合に関して警察と連携を組むと。もう一つポイントは、警察にこれを報告、連携のためにお名前を等々、連携をしてくださいということで情報提供して、それで学校の役割は終わりではございません。そこからまた新たなスタートになるというふうに考えております。学校も当然そこから一緒にその子供の支援に当たるということが大事なポイントになってまいりますので、そこのところもあわせて記載させていただいております。ですから、この制度で指導をすべて警察にゆだねるということではなく、日ごろの指導は最後まで学校が主体になって行って、学校と警察が情報を共有する中で、協働して問題の早期解決に図ると。これが非常に重要な役割となってくる制度でございます。こういったことを通しまして、子供たちの健全育成に向けて行ってまいりたいというふうに考えております。
なお新聞等でもごらんいただいてるかもしれないんですが、県内、現在締結をしていないのは、もう2町村だけでございます。それで葉山町がこのたび、継続的に準備はしておったわけですが、このたびやっとその中に入れると、そういう現状でございます。以上で説明を終了をさせていただきたいと思います。
それから今後の具体的なスケジュールでございますが、今月24日に協定書の調印を行いまして、3月1日から運用開始をしたいと思います。締結をしてから運用開始までの間でございますが、保護者ですとか、あるいは先生方ですとか、あるいは広報ですとか町のホームページを使ってになろうかと思いますが、町民にもそのあたりをお知らせをしていく周知期間、これが必要となりますので。この周知期間を踏まえた上で、間はあきますが3月1日からの運用開始をしていきたいと、そのように考えておりますので、御報告並びに説明を、この場を借りて御説明させていただきました。以上でございます。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございました。今課長からありましたように、県内自治体、残るは葉山ともう1つというところで、自治体協定を結んでこういうような。ただこれ、協定を結ぶんですけれども、これまでも学校警察連絡会議というのはずっとやられて対応は図ってたと。それをしっかりこの協定という形でするということの御説明でございました。きょう配られたものですので、ちょっと質疑というのはいかがですか。何かもしございましたらこの場で。

委員(山田由美君)

個人情報の保護というのはよくわかっておりますが、連絡表を原則として1年間保存し、その後確実に廃棄とありますが、保存するのが1年だけで足りるのでしょうか。その1人の生徒さんについて立ち直りまで何年もかかる長い事案になるかもしれませんので、初期のころの連絡表が後になってもうないというのは、何か不都合はないのでしょうか。

学校教育課課長(冨樫俊夫君)

連絡表につきましては1事案に関しましてのものでございますので、そのものについては破棄をすると。ただし学校も指導の記録をきちんととっておりますので、その指導の記録については当然保存を、その事案がすべてのことが終了するまでは保管をするような形になろうかと思います。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(金崎ひさ君)

協定書の第5条のオですけど、児童・生徒が犯罪の被害に遭うおそれのある事案というのは、これは生徒間とか児童間の、児童・生徒同士とかそういう被害があるというおそれの場合ですか。

学校教育課課長(冨樫俊夫君)

おっしゃるとおりでございまして、例えばこの近辺ではないんですが、学校間抗争があるような場合に、事前に情報を提供することでそれを未然にとめさせるですとか、そういったことも含めて子供たち同士の危害が加わらないようにすると。広い意味で、たださまざまございますので、一つにはならないと思います。いろんなことが出てきたことに対してそれぞれで検討した上でどうするかというのは考えていくことになろうかと思います。

委員(金崎ひさ君)

わかりました。ちょっと上小界隈で通学帯のときに、生徒が…児童が近所の民間の人にちょっと被害をこうむるようなことがありましたよね。でも警察としては、今、世の中にたくさんありますよね。警察に言ってっても実際に被害がないと犯罪と認めないので、殺された後に調査するみたいなのがあるじゃないですか。ああいうものの対応かなって今一瞬思ったんですが、それではない。

学校教育課課長(冨樫俊夫君)

これ冒頭にありますとおり、葉山の子供たちの中での指導となりますので、そういうことは対象にはなっておりません。

委員(笠原俊一君)

1つだけ聞いておきたいんですけども。これ、学校と警察、葉山警察本部かな、との要綱の締結ということなんですけども。そうするとこれの上になるような、町の条例というものはないんですか、何か。

学校教育課課長(冨樫俊夫君)

これ、他市町県内どこを見ましても、そのようなところはございませんでしたので、教育委員会とそれから警察とを結ぶ中で学校が運用できるようにするという状況でございました。

委員(笠原俊一君)

たまたまね、前回石川県の加賀市に行って、我々家庭教育支援条例というものを勉強してきたんですよ。だから町にそういったものがあって、その下に現場の学校と警察とこういう要綱で締結してると、こういうことになるのかなと思うんですけど。それは教育委員会と警察とだけで済むものなのかしらね。

学校教育課課長(冨樫俊夫君)

恐らく県でしょうか、それは非常に大きな中で子供の支援に対してどうしようという、その条例の中での取り組みの一つの中に入っていったんだというふうに推測をさせていただきましたが、今、神奈川県内におきましては、そういう大きなところではなく、まず児童・生徒の支援をどうするかというその観点の中で進んできております。ですから今議員おっしゃるところは、今後の大きな町としての検討課題になろうかなと思いますが、現在早急に進めなければいけない事案としては、速やかにこの児童支援ができるような体制づくりというものをまずは進めていくことが重要であるかなというふうに思います。ですから議員おっしゃったことは今後の大きな検討課題であることですが、早急にそこを進めるというのは若干難しいところはあろうかと思います。以上です。

委員(笠原俊一君)

最後にします。要は学校側と警察が悪い子、問題がありそうだといったことの要するに共通の情報交換をしようよと。それでそれに対して対応して問題が起こらないようにしていこうと、こういうことでしょ。

学校教育課課長(冨樫俊夫君)

大筋ではそうですが、ただ単に問題のある、課題のあるということだけではなくて、むしろそれ以上に学校としても何度も指導している。保護者にも何度も指導している。ところがなかなかそれでも指導ができない。そういった中で、ではお子さんの名前を提供する中で、例えば警察のほうにも逮捕とかそういうことではなくて、少年保護センターといいまして、更生のほうを担当する部署がございます。そこにつなげることで、その子への支援をし、では学校では何を支援するか、警察ではどういう支援をしてくださるか。そういったことのために結んでいくことでございますので。例えば1回、2回の中で課題があるからすぐ情報提供ということではなく、何度も何度も繰り返しをする、あるいは大きな事案になっていく。もう早急にそれを対処しないと難しいような、生命にかかわるような事案に関しまして情報提供するということでございますので。安易に子供の名前を出すということではないようにしたいなというふうに、これは委員会も学校も含めて考えなければいけない課題であるというふうに考えております。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(笠原俊一君)

はい。

委員長(待寺真司君)

他によろしいですか、質問。これ、一応スケジュールどおり24日に協定が結ばれるということでよろしいですね。はい、わかりました。それでは以上でその他の学校警察連携制度についてを終了いたします。
では職員退出のため暫時休憩いたします。ありがとうございました。(午前11時59分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後0時01分)
それでは続いて行政視察報告についてでございますが、お手元に案を配付をさせていただきました。各委員さんからたくさんいろいろな考察、意見等をいただきまして、非常にボリュームのあるものになりました。一般質問なんか、あるいはきょうの質疑なんかでも視察の件を取り上げていただくことが非常に多くて、大変委員会としてもいい視察ができたのかなというふうに、委員長のあれでございますけれども、皆さんが取り上げていただいたことで大変よかったかなというふうに思っております。これ、案でございます。一応内容についてちょっと御確認をいただき、あるいは「てにをは」とか誤字・脱字等がもし発見された場合はですね、事務局のほうに伝えていただきたいと思います。それを12月の9日の12時まででよろしいですね、事務局。に、もしお気づきの点がありましたら事務局まで伝えていただきたいと思います。本会議の4日目にこちらの報告を行わせていただきますので。それで例年全部読むか読まないかというお話もありますけれども、今回についてはかなりのボリュームですから、概略を報告するという形で考えておりますけども、そのような形でよろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。事務局、メール対応でよろしいですか。はい、お願いします。
それからあと、お手元に収支報告を置かせていただいておりますので、もし見ていただきまして御不明な点等ございましたら、事務局のほうに資料はすべてそろってありますので、問い合わせをしていただきたいと思います。以上で行政視察報告については終わりたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。
それでは、続きまして閉会中の継続審査につきましてを議題といたします。皆様のお手元に閉会中の継続調査申出書の案を配付をさせていただきました。この内容で議長宛て申し出を行いたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。それでは以上、調査申出書継続審査についてを終わります。
それから、その他につきまして1は既に終わっております。(2)のその他でございますけれども、委員の方皆様から何かその他ございますでしょうか。

委員(金崎ひさ君)

今委員長がおっしゃったように、すごくいい視察をさせていただいて、愛荘町の給食センターがとても頭にあって、とてもとてもあの広さでは無理と、旧校舎のあの広さでは無理というふうな思いがあります。ただ答弁の中に二宮とか大磯を見てあの規模でできるんだという確信を持ったようなことをおっしゃってましたので、もしできましたらね、委員会としてこちらのほうの給食センターを見たいなというふうに思っております。御検討いただけたらうれしいなと思います。

委員長(待寺真司君)

ただいま金崎委員のほうから、二宮町、大井町ですね。この報告書のほうに記載をされております。面積等が愛荘町の半分までいかないですけれども、延べ床面積等、あるいは建築面積等、こちらに出ておりますので、これを参考にしてるというようなこともありましたから、委員の皆様、もし御同意が得られれば、2カ所にするのか1カ所にするのか、その辺も含めて検討したいと思いますけど。2カ所見たいですか。はい。回れますね。では先方に早速打診をする中でですね、閉会中において視察を行えればと思います。よろしいでしょうか。事務局、よろしいでしょうか。

議会事務局主任(佐々木周子君)

はい、ありがとうございます。今のお話の中で、時期などちょっと粗々決めていただければ大変うれしいなと思っておりまして。結構給食センターさんだと、休み中のほうがうれしいとか、休みじゃないほうがうれしいとかっていうのもちょっとあるので、幾つか日程を出していただければと思っております。一応の皆様の御予定としては、次の第1回定例会が2月の中旬ぐらいから始まるかと思いますので、その前までというような形でよろしいでしょうか。

委員長(待寺真司君)

そうですね。基本的にもう給食のほうもどんどん進んでいくと思いますので、ねじ巻いてという御答弁もありましたから、早めに行きたいと思うので、年内・年初。ちょっと先方の、今休みのほうがいいとかっていう話もありましたので、その辺もちょっとまた先方とも含めてですね、調整をしていただきたいと思います。では、委員会としてはちょっとこの後休憩をとって日程の調整を図らせていただきたいと思います。
他にその他で何かございますでしょうか、所管事務等。よろしいですか。それではちょっと日程調整のため、暫時休憩いたします。(午後0時06分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後0時10分)
では次回の日程なんですけれども、1月の25もしくは27で学校給食センターの視察という件で日程の調整を図らせていただきますので、よろしくお願いします。決定次第、委員の皆様には御報告をいたしますけれども、25、27、一応一日の委員会開催になると思いますので、予定のほうはあけておいていただきますようお願いをいたします。
では、本日の付議案件についてはすべて終了いたしました。なお陳情の第27-25号及び26号につきましては、採択の上、意見書提出となっております。ではそれぞれの報告文案については正・副一任でよろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。それでは報告文案につきましては、またメール等で配信はさせていただきますので、内容を御確認いただきたいと思います。もしどうしても内容等について調整が必要な場合は10日の2時でしたね、に委員会の報告文案についての委員会開催の予定がありますが、特段なければ開催はしないということで進めてまいりますので、よろしくお願いします。2時半ですか、2時半でございますので、よろしくお願いします。
では、以上をもちまして本日の教育民生常任委員会を閉会いたします。ありがとうございました。(午後0時12分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成28年1月15日

教育民生常任委員会委員長 待寺真司

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更新日:2018年02月02日