教育民生常任委員会会議録 平成27年10月14日

開催年月日

平成27年10月14日(水曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午前11時51分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 所管事務調査
    中学校給食に係る検討状況について
  2. その他
    「皆さまのご意見を伺う会」(10月24日)について

出席並びに欠席委員

出席 7名 欠席 0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 待寺真司 出席
副委員長 山田由美 出席
委員 金崎ひさ 出席
委員 窪田美樹 出席
委員 土佐洋子 出席
委員 飯山直樹 出席
委員 笠原俊一 出席
オブザーバー 議長近藤昇一 出席

傍聴者

横山すみ子議員 細川慎一議員 畑中由喜子議員 石岡実成議員 伊東圭介議員

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
教育部部長 沼田茂昭
教育総務課課長 野田仁

会議の書記

議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局主任 佐々木周子

会議録署名委員

委員長 待寺真司

会議の経過

委員長(待寺真司君)

皆様おはようございます。定刻となりましたので、教育民生常任委員会を開会をいたします。(午前10時03分)
本日の出席委員は全員でございます。本日の会議は成立いたします。
それでは直ちに本日の会議に移りたいと思いますが、まずお手元に配付資料を何点か置いてございますので、その資料の確認から行わせていただきたいと思います。本日の式次第がA4で1枚、それから学校教育課から提出をされております葉山町学校給食会臨時総会の概要についてA4で2枚でホチキスどめの資料。それからもう一つがですね、同じく教育総務課、学校教育課の連名で出されております葉山町立中学校給食推進委員会報告書(案)の、これがちょっとA4で冊子となっているものですね。それから今度10月24日に開催をされます「皆さまのご意見を伺う会」のこのあとパワーポイントに関するこの資料が、A4で3枚綴じたものがお手元にあります。それからもう1点が今度の11月4日出発します行政視察についての御案内が同じくA4で4枚綴りとなってるものがお手元に配付をさせていただいていますが、配付漏れはないでしょうか。はい、よろしいですか。はい、ありがとうございます。
それでは、本日の付議案件について入ってまいりたいと思いますが、所管事務調査として中学校給食に係る検討状況について、9月24日に開催されました教育民生常任委員会に引き続きましてですね、所管事務調査として取り上げさせていただきました。この内容につきましては、前回の会議のときに、9月の29日に葉山町学校給食会、これの臨時総会が開かれるということでございましたので、この経過報告ですね。この中でどのようなことが話し合われたかということをまず報告をいただきます。そしてあわせて、そこにちょっと厚い資料でですね、全部お目通しいただける時間が若干なくて大変恐縮なんですが、こういった報告書の案が、これはあくまでも案です。それから右の上に書いてありますように、取り扱いについては御注意をいただきたいということで、これはあくまでも現時点でのたたき台ということで資料を出していただきました。この部分についてもあわせてですね、説明を少し受けながら質疑のほうに入っていきたいと思います。そしてそれが終わりましたらその他ということで、皆さまのご意見を伺う会についてパワーポイントを作成しておりますので、それをちょっとこちらのほうで映しながらですね、若干説明をさせていただきたいと、こんなふうに進めてまいりたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。いいですか、大丈夫ですか。はい。
それでは所管事務調査、中学校給食に係る検討状況について、まずは教育委員会のほうから御説明をいただきたいと思いますので、職員入室のため暫時休憩をいたします。
(午前10時03分)

委員長(待寺真司君)

それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時04分)
職員が入室しておりますので、まず職員の紹介から始めたいと思います。

教育部部長(沼田茂昭君)

おはようございます。では紹介させていただきます。教育総務課長の野田でございます。教育部長の沼田でございます。よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

はい、それではまずですね、9月の29日に葉山町学校給食会の臨時総会が開催されるということで、前回の委員会の中で報告を受けまして、その際、その中でどのような意見が出たかというような会議の様子ですね、内容等をまず御報告をいただきたいと思います。あわせて、この臨時総会の概要については、このちょうどページが幾つというのがありますので、ちょうどこの報告書(案)も出していただいておりますけれども、その辺も絡めてですね、御説明をいただき、その後質疑応答というような形で進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
それでは説明を求めます。

教育部部長(沼田茂昭君)

それでは、よろしくお願いいたします。まず9月29日、学校給食会臨時総会でございまして、教育委員会から出席したのが教育部長、教育総務課長、学校教育課長、教育総務課の課長補佐となっております。学校給食会については、葉山小学校の栄養士が都合により欠席、葉山中学校会長、PTA会長が欠席ですので、副会長が代理に出席されたということになっております。
まず議事進行につきましては、学校給食会会長である一色小学校の増田校長が行いました。まず事務局から学校給食会臨時総会を開催した経過説明、その次に中学校給食推進委員会に至るまでの経過説明、並びに事前配付をいたしました報告書(案)の内容の概要説明、これを行いました。
続いて質疑応答としまして、お手元にお配りしてある参考資料の意見概要のとおりでございますけれども、かいつまんでこの概要について説明させていただきますと、保護者向けの説明会を希望したいという御意見がございまして、要望により実施すると。そのタイミングはちょっと調整したり見きわめたりしていきたいと。それから中学校は賛成だが小学校は疑問であると。これについては、小学校給食室の老朽化やドライ化も懸案になっていること、建てかえた場合の敷地面積が足りなくなること、小学校給食室全体の見直しを考えたというふうに回答をしてます。それから地産地消を継続できるのかということでございます。継続するように努めていくと。また低農薬野菜は継続できるのかと。これは継続できるように栄養士等と協議をしていきたい。それから米飯は外注と聞いているという問いについては、外注ではなくて炊飯の方向で現在考えています。それからセンター方式では果物が出しにくくなるのではという質問に対しては、栄養士とは相談するけれども可能であると。アレルギー対応はということについては、平成27年3月に文科省で方向を出している、その方向を遵守してしっかり対応していきたい。この質疑の段階では12月にパブコメを受けて最終報告と聞いていると。時期は延ばせないのかということについては、最終報告はあくまでも推進委員会のもので教育委員会のものではないと。そのため一旦12月でまとめたいと、この時点ではそのように回答してます。それと学校給食会は何回開くのかと。回数は特に定めてないと。必要に応じて開催したい。それからセンター化は決定かという質問に対しては、現時点では決定ではない。ただ、町としては最適と考えておりますと。それから上山口小学校旧校舎が候補地と聞いているけども、ほかに検討したのかと、については諸条件を満たしているのが上山であり候補地とさせていただいた。それから配送車両の集中により道路幅も含め通学路への影響ということについては、安全確保の観点からも通学路の配慮は絶対必要であると。通学路の走行距離を最短にするなどの研究を行う。また回収時間等々に合わせたシミュレーションも行うというふうに回答しております。親子方式などを検討したのかということについては、葉山小学校で葉山中学校分を、長柄小学校で南郷中学校分を、などの意見は出たけれども、衛生基準を満たす面積の確保が困難だっていうような結論になったというふうに答えております。また保温について問題はないのかということについては、食缶等の容器の保温機能が高まっていて心配ない。それから、そもそも中学校の完全給食は決定かと。これも正式には決定っていうわけではないんですが、ほぼその方向で考えていると。法令上義務教育は給食となっており、全国的な流れでもありますというふうに、そのような質疑応答がございました。
中に先ほども申しましたように、センター方式に疑問がありますという御意見。この意見が反対意見というふうに受け取れれば、確かにそうかもしれませんが、全体を通して感じたことは、詳しく知らないということから、デメリットというよりも不安や心配、もしくは今後の課題といったことの印象を受けました。それについては今まで情報提供を十分になされていなかったこと、また新聞報道のあり方など事務局の反省材料であるというふうに考えております。
会議の終盤で委員の皆様で今後の意見集約の方法を議論していただいて、本会のまとめとしております。それにつきましては保護者の意見については、各校のPTA運営委員会でまず一旦集約をし、これを葉山地区PTA連絡協議会でまとめていただくと。それから教員については各校の職員会議で集約し校長会で取りまとめると。両方とも取りまとめの時期が明確で…この段階では明確にできていないので、パブコメ等のスケジュールは今後調整していきたいというような話でこの日の会議は終わっております。以上で。

委員長(待寺真司君)

はい。あとこちらの報告書(案)について何か特別に御説明することとかはよろしいですか。特に。まだあくまでもたたき台ということでよろしいですね。はい、わかりました。それでは9月29日の学校給食会の臨時総会の概要について沼田部長のほうから御説明をいただきました。それではこの臨時総会における内容等も含めてで、それからまた本日いただきました現在の報告書の案の内容も含めてですね、一括で質疑を行いたいと思いますので、質疑のある方は挙手をもってお願いをいたします。

委員(金崎ひさ君)

はい、すいません。前回の委員会のときに御説明いただいたのが、この検討会の中間報告を今年度中にやってという。そしてそのでき上がったものを町長に戻すなりすると、どこでその内容を検討して実施に向けての決定者は誰ですかというお話を私しました。そしてそれをきょう御報告いただきたいと思うんですが。この前の一般質問でどなたかの質問で、中間報告をもっと前倒しにして、そして教育長が今後の検討するという御答弁をいただいたように思うんですが、そのあたりもう一度はっきり教えていただけますか。

教育部部長(沼田茂昭君)

まず、推進委員会はやはり町の部長、課長で集まっておりまして、教員や保護者の今度意見を集約しながらつくり上げていくのは、やはりちょっと推進委員会ではちょっと厳しい部分もございますので、一旦10月下旬をもって推進委員会の報告書は一回まとめ上げたいと。内容的には先ほど言いましたように、PTAや保護者の意見というのは入っていない形、つまり今お手元に配っている報告書案の中の、調整中とかっていうふうに書いてある部分、例えばアレルギーとかそういった部分について、一旦栄養士とかにまず話を聞いた上での素案で一回、それでまとめ上げたいなと思ってます。10月下旬に総合教育会議を予定しておりますので、その中で今後の大まかな方向性や流れも含めて、町長と教育委員のほうで大体流れを決めていただければと思っているんですが、私のほう…私のほうというか、今事務局のほうで考えておりますのは、まず報告書を10月下旬から11月にかけて、一旦白紙の部分、空欄の部分とかも含めて一旦まとめて、ここで一回推進委員会を終わらせる。そこに対して、本会議でも言いましたけれども、なるべくもう教育委員会のクレジットに持って行きたいなと考えておりますので、それを受けて教育委員会のほうでPTAや教員の意見も協議を重ねながらつくり上げていきたいなと。その名称はまだ決まっておりませんので、何という名前になるかわかりませんけれども。最終決定は、総合教育会議の中でどういう形で最終決定をするのかというのは、合議が必要かなとは思いますが、イメージ的には例えば部長会にかけるとか、何かしらの形でその内容を精査していただきたいなと。そこまで来て初めてパブコメかけられるのかなと。今ちょっと余りにも雑駁なんですけれども、そういうふうに思っております。

委員(金崎ひさ君)

そうすると、前の委員会でのおっしゃられたタイムスケジュールとは少し形式が変わったということで、一般質問を聞いていると大体わかったんですけれども。じゃあ改めてタイムスケジュールのようなものを出していただくというか…今ここでお聞きしますけど、10月下旬に推進委員会を報告書をまとめて終了する。だけど、今まではその報告書の中に町民の意見を組み入れてということで、推進委員会が町民の方たちの意見を集約するところまでやって3月とおっしゃってましたけど、それはなしにして、とりあえず推進委員会の10月下旬までの報告書をまとめて、そして今おっしゃった、ちょっとわからなかった、総合教育会議というのは町長も入ってるんですか。そうおっしゃってましたね。町長も入ってるその報告書を、町長にもちろん出すんでしょうけど、総合教育会議にかけて、そして町民の意見集約とかそれからパブコメとか、それからどうする、今後のことをこの総合教育会議で決めるということですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

まず最初の推進委員会の報告書の中に、PTAとかの意見を入れるって言ったのは、給食会開催する前だったと思います。実際この給食会を開催して、本会のまとめの中で先ほど申したような流れになりましたので、それを待ってるとかなり遅くなりますので、もう一旦推進委員会はその内容を網羅せずに一回終わらせたいなということでございます。総合教育会議は当然町長が開催する会議でございますので、その中でその報告書の中身というよりも、細かい中身というよりも、大まかな方向性、それから私が先ほど申し上げたようなこういう流れを、まず合議をもらおうかなと、そのように考えてます。

委員(金崎ひさ君)

そうすると総合教育会議が終わらないと、今後のスケジュールが決まらないということで、きょうの御報告ができないということですよね。タイムスケジュール。

委員長(待寺真司君)

詳しいスケジュールですよね。

教育部部長(沼田茂昭君)

それもありますし、まだPTAや教員がそれぞれ、葉P連と校長会からいつ報告、まとめた意見が上がってくるのかというのも。議事録の中にですね、葉P連が11月の22日とかにも予定してるって書いてあります。ですので、ちょっとその辺の日程もまだ今の段階ではっきり定まっていませんので。この段階で何月何日というのはなかなかちょっと、今後調整しなければいけないとこだと思います。

委員(金崎ひさ君)

最後に確認ですけれども。推進委員会では町民の意見を吸い上げることはしないで、そして後々の総合教育会議にかけた後のタイムスケジュールの中で、どこかの部分でみんなの意見を吸い上げて、教育関係とかPTAとかっていう、吸い上げて、そしてこのセンター方式のきちっとしたものを、もちろんパブコメも含めてやるということにしたということですね。

教育部部長(沼田茂昭君)

事務局で今そういうふうに考えているところでございます。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。他にいかがでしょうか。

委員(窪田美樹君)

教育委員会としてのこの給食に関してのまとめ。以前そり町教育長が就任されたときに、教育委員会としてのまとめをどこの段階で、また最終的な小学校も入れたものを検討したっていうのが、教育委員会としてのまとめっていうのは出るんですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

教育委員会のまとめとしては、この推進委員会の報告書を受けて、先ほども言いましたように、まだPTAやそういう方々の意見入ってませんけれども。その報告書を受けて、教育委員会の中で協議をする予定になっております。臨時会も含め、今度は、前回拡大検討委員会で出たランチボックスというのを受けて、教育委員会で協議をして、中学校給食は共同調理場の完全給食がいいだろうっていうふうな方向になったと。同じように、やはり今回のこの報告書を受けて、教育委員会のほうでも意見を集約するというふうに考えてます。

教育総務課課長(野田仁君)

今回お出ししている中学校給食推進委員会報告書(案)のほうの26ページのところになりますが、一応27年基本計画策定というようなことで、推進委員会の報告書を受けまして、教育委員会としてパブコメ対応するための基本計画書というのを作成する予定でございます。

委員長(待寺真司君)

教育委員会で。

教育総務課課長(野田仁君)

教育委員会で。その計画書に基づいてパブリックコメントを行っていきたいなと。そのときまでにPTAさんの意見とか、教職員の方たちの意見もそのときには反映できるんではないかというような形でございます。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。他に御質疑は。

委員(山田由美君)

すいません、ちょっと見当外れかもしれませんが。ほかの県に比べて神奈川県だけ給食の実施率が極端に低いというのは、何か特有の事情があるのでしょうか。

教育総務課課長(野田仁君)

地方が中学校給食率が高いとかっていうところは、多分推測で申しわけないんですけれども、両親が働くといいますか、例えば農作業とかの場合とか、そういった部分でですね、なかなかお弁当をつくれないとか、そういった状況があるのではないかと。所得の関係ももしかしたらあるかと思いますけれども、神奈川県については所得水準も多分高いと思うので、その辺の絡みかなとは思うんですけれども。明確にはちょっとお答えできないんで、申しわけございませんけども。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。この案件については議員懇談会でまず最初に中間報告ということで受けたものでございますから、委員外の方ももし御質疑ありましたら、挙手をいただければ御質疑のほう受けたいと思いますので。また委員さんでもし御質疑があれば、どうぞ引き続き。

委員(笠原俊一君)

1点だけ確認をしておきたいんですけれども。このセンター方式にするのは小・中一緒ということで、6校一緒に行っていきたいというようなことが、マスコミでも書いてあるし報告をされているんですけれども。老朽化という問題で、あと向こう4年間のうちにそういうように移行していきたいという希望がこちら側のほうであるということですけども。その間、どの程度老朽しているか。あるいは当然このパブリックコメントだとかは計画に沿ってね、事前にやっていったときに、不要な経費は避けたいはずだと思うんですよね。4校の給食センターのメンテナンスだとか、機械類もありますから、それもしなければいけない。その4年間の中では新たに、多少の手直しはするでしょうけども、今の状態で移行できる間のそういう費用っていうのはそんなにかからないでいけるのかな。要するにメンテナンス、大取っかえをしないような形でしょうからね。いかがなんでしょう、その傷みぐあいっていうか。

教育総務課課長(野田仁君)

確かにもう30年以上たってるので、老朽化の部分あるんですけれども、今給食の栄養士さんと作業員さん、また教育総務課の施設係の職員と綿密に連絡を取り合うなりして、対症療法というような形で衛生面とか安全面について対応をさせていただいているところでございます。今後不要なものについてとか、センター化に向けて、そういったものについては十分議論を重ねながらですね、なるべく経費のほうは抑えていきたい。抑えていきたいと言うとおかしくなると思いますけれども、対応を図っていきたいなというような形ですね。

委員(笠原俊一君)

確定をした段階で例えば今の4校にある機材だとかね、そういったものもセンターのほうで利用していくっていうのかな。そういった、それは例えばどこどこのこれは新しいから使うよとかね。全くセンター方式にしたらすべて新しいものに機材もなってしまうんでしょうか。ある程度はそういったものを、食器だとかね、利用しながら、そういう使い回しっていうのかな、そういったことも含んで、今の段階でセンター方式に移行したときに、いろいろなものが使える、4校で使ってるものが使えるというものもあるんでしょうかね。

教育総務課課長(野田仁君)

今ですね、今後基本設計をつくるに、委託等でですね、基本設計を出していく中でですね、施設がどういう施設になるかによってですね、使えるものも使えないものもというようなところが出てくるかと思います。今の時点ではですね、基本設計ができていないんで何とも言えないんですが、利用できるものについては活用していきたいなというようなことは教育委員会として考えております。

教育部部長(沼田茂昭君)

すいません。あわせまして小学校の給食はずっとセンターになる直前まで続いていきますので。確かに不要な経費っていうのはかけないというのはわかるんですが、かといって何もしないわけではなく、とにかく食の安全、質を下げない。それはもううちのほうは確保していかなければいけないと思いますので、それに必要な経費はしっかりとっていきたいなとは思ってます。

委員(笠原俊一君)

最後にしておきますけども。非常に新しいものを生み出すのは簡単なんですけども、古いものを整理整頓していくというのは非常に難しい。今そういう段階じゃないでしょうし、計画をしている段階なんですけどね。いろんな知恵が働く必要も出てくるんじゃないかな。新しいものを特にするときに、大事なものだとかこれを使い回しだとか当然あるでしょうし、4校でそれを例えば2校分を段階的にね、減らしながらやっていくとかね、いろんなスタートするときには知恵があるでしょうし、これからそれを伴って計画するんでしょうけども。ただ、いろんな機材だとか、もう全部すべて捨ててしまうというと、非常にもったいないなという気もしますし、総合的にそういったプロにいろんなコーディネートしてもらわないと、普通の知恵ではないようなものが非常に出てくるんじゃないかなと思って。まだ計画の序についてもいない段階ですから何とも言えないんですけども、これをきのう30ページからざあっと目を…見させていただいてね、いろんな問題いっぱいあるなということを見ながら、まだまだ想定されないものが出てくるんじゃないかなということで、ちょっと書いてない部分を先走って聞いたわけなんですけどね。そんなことで順番にやっていかなければいけない、つぶしていかなければいけない項目はいっぱいあるだろうけれども。ただ4年後のことですからね。そんなことを考えながら聞いていましたけども。担当もかわるでしょうし。だからこれに専属したようなスタッフというものを置いておかないと、前の話が4年もたったらそのときの人はいないよとなってしまうとね、いかがなものかなと思うんだけど。そういうチームみたいにつくって、誰か残していくようなものはどうなんだ。そういう役場内部のプロジェクト的なものは持ってるんですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

うちのほう、当然もうそういう希望は持っておりまして。やはりこれに特化した担当職員は必要かなと思ってます。今、教育総務課の施設の担当と、あと学校教育課にも給食の担当職員がおりまして、今そこでやってますけれども、本格稼働したらやはりそういう給食に対するチームみたいなものが必要なのかなと。ちょっと人事のほうの話にもなってきますので、うちのほうはそういう希望とか考えは今のところ持っております。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(金崎ひさ君)

すいません、ちょっとすっきりしないので聞きたいんですけど。この報告書。平成27年○○月になってますけど、これが10月とか11月になるっていうことですよね。そして先ほど御説明があった26ページなんですけど。平成27年度に基本計画、括弧して本書のとおりって書いてますけど、これが基本計画になる可能性もあるってこと。これはもちろん案ですから「本書のとおり」は消すかもしれませんけど。ここのところはこの10月に出た報告書をもとに、教育委員会が受けて、そしていろんな人の事情を聞きながら、27年度末までに基本計画をつくりますという表記になりますよね。そういうことですよね。そうすると、今これが、葉山町立中学校給食推進委員会報告書の中に出ている10月に発行するものの中に、小学校も4校も入れて6校のセンター方式がいいですよということをいろいろ書いてまして、25ページなんかは、給食センターからもう各小学校に何時から何時まで運びますという計画まで出ているわけですよ。そうすると、中学校給食のセンター方式を出してくださいというのが教育委員会の最終決定でしたよね。中学校をセンター方式にしてください。そして、たまたまこの中学校の給食、財政課いろいろ加えて4校も一緒に加えたほうがいいよという結果が出たのでこの報告書を受けましたよね。そしてそれを受けた教育委員会が今度は基本計画をつくるんですけど、6校ありきではないですよね。これからいろんな人を巻き込みながら、意見を聞きながら、やっぱり小学校は自校方式にしようかという意見もありということでよろしいんですか。教育委員会の本来の考え方は、小学校は自校方式、中学校は2校一緒にセンター方式というのが教育委員会の考え方でしたでしょ。それを検討委員会にかけてもらったら、いろんなことを考えながら財政的なことを考えて6校一緒のセンター方式がいいんじゃないかといって、この報告書として戻してもらうわけですよ。今度は教育委員会の立場として変更して戻ってきたということですよね。そうすると、そこのところでいろんな人の意見を聞きながら変更ができるのか。もとの教育委員会の考え方に戻れるのか、あるいはもう推進委員会でこういうふうにしてくれと言われたので、いろんな人、いろんな反対者もいながら、説得しながら、とにかく6校でやりましょうという立場になるのか。未定なのか決定なのか聞きたいんです。

教育部部長(沼田茂昭君)

その部分についてはまだ未定でございます。先ほど言いましたように、要はもう決定かって聞かれてしまいますと現段階ではまだ決定ではないと。ただ町としてというか、この推進委員会はこれが最適であろうというふうになっておるというところで。先ほど26ページのこの「本書のとおり」と書いてあります一番上の、これは8月28日に作成したものから変更させておりませんので、それ以降で給食会を、教育民生常任委員会も何回か開催され、学校給食会も開催されておりますので、この辺は多少また変わってくる可能性が十分あると。

委員(金崎ひさ君)

議会でもいろんな意見を聞こうというふうな立場もありますし、それで教育民生常任委員会でも視察を重ねようということになってますので。未定だと、決定ではないということだけ確認をさせていただきたかっただけです、はい。

委員長(待寺真司君)

よろしいですね、未定ということで。はい。他にいかがでしょうか。

委員(土佐洋子君)

配送と運搬のところで、コンテナっていうのはトラックというふうに言いかえて、それってイコールなんでしょうか。例えば葉山小学校6台って書いてあるのは、トラックが6台必要なんですっていう意味なんですか。

委員長(待寺真司君)

コンテナとトラックの違いを説明してもらえれば。24ページ。コンテナは…。

教育総務課課長(野田仁君)

コンテナっていうのは給食を入れたこういうようなものがコンテナというものでありまして、トラックの台数というのはコンテナを入れたトラックが6台必要だよと。そういうような解釈でございます。

委員長(待寺真司君)

違う違う、トラック1台に6台積むんでしょう。トラックは1台でいい。3トントラック1台。

教育総務課課長(野田仁君)

ごめんなさい。1台に6台積むということです、はい。すいません。

委員(土佐洋子君)

そしたら、じゃあ葉山中学校の場合は、コンテナ16台というのを1つのトラックに入れるということですか。

委員長(待寺真司君)

まあ、2トン、3トンどっちを導入するかわかんない段階での話だと思いますので。今の御質問では3トンだったら可能と。下に予定積載量がね、大体の、見込みですけど、あくまでも。汁物が多かったりすれば重いだろうし、いろいろあろうかと思いますので。土佐委員の質問としては、例えばトラックの台数が非常に多くかかってしまうのではないかというような御懸念があるという部分もあろうかと思うので、その辺については今後の形ですけども。学校によっては1つのトラックで2カ所回れるとかっていう、そういうようなことも考えられるということでよろしいですか。いいですか、よろしいですか、はい。

委員(飯山直樹君)

お金のことで御確認したいんですが。27ページで、二宮町と大井町の数字が出てるんですが、建設の平米単価がそれぞれ50万円と42万円というふうになっていて、その下に国が定める指定単価、交付金のところにですね、指定単価って書いてあるんですが、これはおおよそ幾らぐらいになってるかというのは現時点でわかりますか。

教育総務課課長(野田仁君)

ちょっと国のほうの定める指定単価っていうのが年度ごとに変わる可能性もありますので、今の時点ではちょっとわかりませんけれども。

委員(飯山直樹君)

大体大井町のほうで42万円、二宮で50万円です。大体このぐらいの範囲になってくるというのが今の考え方なわけですか。

教育総務課課長(野田仁君)

築年次が二宮のほうは平成22年、大井町のほうは平成20年というような年度でございます。建築費につきましては近年ちょっとかなりの上昇傾向にあるので、何とも今数字的なものは、明確な数字はちょっとわからないような状況ですね。あくまでも参考で、こういうようなものが建設されましたよというようなことで載せさせていただいております。

委員(飯山直樹君)

大体、今回最大で2,800食の給食のセンターつくるというふうに書いてありまして。そうすると、それで建築面積が大体1,420ぐらい、最大でですね、というふうに書いてありますので、そうすると規模的にはこの大井町のほうの規模になってくるかと思うんですけど。そうすると現時点での予算規模に関しては、大体この、平米単価わからないと出てこないと思うんですけど、規模的にはやっぱり8億5,000万ぐらい。そのうちの半分ぐらいを交付金で賄うというような算定で今考えてらっしゃるのかどうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

もう正直細かい数字っていうのはまだ全く見えてないんですけれども、一応ここに一つの目安として二宮、大井町を載せさせていただいて、推進委員会の中で検討しているのは、要は食数とか面積数が似てる部分がございますので、一つの目安としてはこのくらいの金額っていうふうな一つの物差しとして載せているということでございます。正確な積算はまだ、全くまだ手つかずの状態です。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。では他に。

委員(金崎ひさ君)

10ページ、すいません。6校センター方式にするとして、現在小学校に29人が従事していらっしゃいますよね。この人たちで賄えるのか。あるいは退職をお願いするのかという。実はこの概要、臨時総会の概要の中で、子供たちにはどういうふうにするのかといったら、シルバー人材センターを活用しますみたいなことがちょっとどっかにあったんです、パソコンで見たんですけど。そうすると、これ以上人をふやさなきゃできないのか。あるいはどうなんでしょうね。その人材…ちょっとどっかありましたよね。

委員長(待寺真司君)

それは多分配送のほうだと思います。シルバー人材は配送のほう。配膳配送。

委員(金崎ひさ君)

配送ですか。子供にはどのように渡すのかっていうのは、シルバー人材センターの活用。運転という意味ですか。違う。

教育部部長(沼田茂昭君)

それは車の運転の話でございます。

委員(金崎ひさ君)

運転ですか。

教育総務課課長(野田仁君)

運転とあと配送。荷物を置いて、置きますよね。学校の施設のほうで受け取りっていうのが発生してくるんですね、異物混入しないためにも。そこのところでシルバー人材センターの方の人数が必要になってくるという部分もございます。

委員(金崎ひさ君)

それで先ほどの質問ですけど。この29人で小学校を含めた6校のセンターが賄えるのか、人数ふやすのか、あるいは減らすのかっていうのは、まだ検討してらっしゃらない。

教育部部長(沼田茂昭君)

数字的な検討はしてませんけれども。例えばメニュー、1献立なのか2献立なのか、そういったことにも当然人の数というのがかかわってくると考えておりまして、当然アレルギー対応についても、法で定められたことはきっちりやっていかなければいけませんので、そういったものを含めて、今の29名が例えば半分になるとか、そこまでは考えてはおりませんけども、正確に何人必要かというのはちょっとまだ。また、これも一つの現在のこれだけの人数でやっているので、やはりこのくらいは必要なのかなと。あと当然ずっと先の話ですけれども、作業工程が多少というか、かなり変わってくる可能性がありまして、場合によっては研修を受けたり、そういうのも今話に出ておりますので、ちょっと人数的にはまだ今のところはっきりはしておりません。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。他によろしいですか。

委員(窪田美樹君)

教育委員会としてはあくまでも決定ではない、小学校6校合同が、6校一緒にやることが決定ではない。けれどほかの代替というんですか、小学校を自校式を残す方法もまだ考えているっていうこと。どこまでくればそれがやらないっていう方向まで。もちろんお母さん、保護者の方の声が大きければそこは考えるっていうところなんだと思うんですけど。どういったことがあれば、今ね、ここまで話が進んでるけれど、かたくなに、いや、決定ではない、決定ではないっていうふうに言われるふうにしか私はとらえられない。本当なら給食ね、6校一緒にやるのがいいんだって思ってるんだけれど、あくまでも保護者の方のお話聞いてない、声がどのぐらいあるかわからないから、あくまでも決定ではないっていうスタンスなんだと思うんです。だから不安を残してるお母さんなんかの保護者の方の声がどのぐらいなら本当に戻さなきゃいけないと思われるのか。少人数の方ならもうこのままっていうふうに思われちゃうのか、どのぐらいが教育委員会としてどのぐらいの方の声を聞くのが。こういう説明を受ければ声を上げるのが上げにくいという方もたくさんいらっしゃると思うんですが、どういうふうに考えられてるのか。

教育部部長(沼田茂昭君)

難しい質問なんですけど。あくまでも推進委員会のこのメンバーの中では、6校でやったほうが合理的であるというような意見は出しておりますけれども、これから保護者とか、あと教員の意見を踏まえた上でつくり込んでいくっていう中で、現在は決して決定というわけではないというふうに先ほどから答えてまして、それをもとに戻すといいますか、じゃあ中学校だけにしましょうと、小学校はそのままでやっていきましょうっていうふうに、例えばこれから教育委員会として協議をしていくんですけれども、保護者の意見とかいろいろ聞いて、教育委員会のどのタイミングというか、多分その話の中でそういうふうに、これはもう小学校はやはり自校のほうがいいだろうっていうふうな話になれば、それはそれに基づいて意見書っていいますか、そういうのを町のほうに出す。最終決定はやはり町全体の話ですので、先ほども言いましたように、ちょっと教育委員会が幾らこうしたいと言っても、やはりそれはいろんな財政面とか公共施設のいろんなことも絡みも出てきますので、教育委員会の意見としては、やはり保護者の意見とか推進委員会の意見とかも両方見比べる中で総合的に判断して、その段階で教育委員会の意見をまとめていくようになるんではないかと思います。ですから、どの時期にとかどういうタイミングでっていうのが。多分、両方出てきた段階でっていうふうなイメージを持っております。

委員(窪田美樹君)

すごい難しいところだと思うんですが。教育委員会として強く言うのが、費用面を言うのか、それとも子供たち、教育のことを考えて言うのかと考えたら、やはり趣を置いてほしいのは教育面の考慮のほうを上げてほしいとは思うんです。お金もかかるけれど、でもここはもう少し力を入れてっていうところでは。そういった中でもこの質疑の中でね、事務局ってあるのは、説明行かれたのは多分教育委員会の方が事務局としていられたんでしょうか。それとも検討委員会の説明の中だから、町部局のほかの方が行かれたのか。9月29日にある事務局ってあるのは。

教育部部長(沼田茂昭君)

ここで言う、9月29日で言うところの事務局というのは、推進委員会の設置要綱の中に庶務という形で第7条に書いてありますけれども、委員会の庶務は教育総務課及び学校教育課で行うということになってまして、いわゆる庶務という部分で事務局というふうに書かせていただきましたので、言い方変えれば庶務係というような、そういったイメージでございます。

委員(窪田美樹君)

このやりとりの中で、これ抜粋なので、どこまでが読み取れるか全くわからないんですけれど。教育委員会としてね、食育を考えていけば地産地消を継続できるのかっていうところの答えの中に、努力するとか、あとは低農薬を推奨しているが、今ね、学校がやってること、小学校がやってることを推奨してるけれど、センターになっても続けられるかっていうとき、栄養士と相談していくっていう、本当にこういうシンプルな答えだけだったんでしょうか。それとも2,800食の中でね、葉山町で本当に地産地消が2,800食できるかっていったら、いや本当は難しいんですって。だけど、こういった感じでやれる方法は残してあるのか。形だけにね、即いやそれは無理ですって答えないで、検討したけども無理な可能性が90%とかあるんだけれど、一応持って帰って検討したっていう建前だけをつくってるのか。本当に検討するやり方があるのか。それが全くわからない。それとも全くわからないから栄養士と相談していくっていう答えになるのか。どのぐらい…もうここしか今お母さんたちが、このお手紙見ると、報告書見ると、もうこのお話をもってお母さん方、PTAの会の人たちはこれでまた説明されるわけですよね、学校で。別の保護者の方にこの人たちが代表となって、またそこに説明だか何かをやってるんだから、このお話をそのまま別の保護者の方に説明してるんだと思うんですけれど。そのときにこの相談していくだけなのか。どのぐらい教育委員会として食育を考えた強さを持ってて。そこも考えてるんだけれど、やっぱり6校がいいんだよというふうになってるのか、センターがいいんだよってなってるのか。どのくらいの説明をされたんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

この給食会の時点では、そう細かい説明っていうのはしてません。ただ検討している中で地産地消をやる、継続して低下しないように進めていく。どうやったらそれが可能なのかというのを、これから栄養士さんたちとあと詰めていく。例えば献立の組み方一つによってもいろいろパターンがあるみたいですので。我々推進委員会のメンバーっていうのは、実質現場で実際に給食をつくってる者はおりませんので、そういった意味でこれから現場の人たちの意見も入れて、どうやれば地産地消とか低農薬の野菜とかの継続していくのかをこれからしっかり話し合っていきたいっていうようなイメージで答えております。具体のこういう、これとこれをやりたいとかっていうふうなところまで突っ込んだ回答というのは、あの時点ではできてないということです。

委員(窪田美樹君)

そうなってね、もし無理だってなった場合、教育委員会、今までやってきた教育委員会の中の食育の観点が失われ…これ、たらればになってしまうんですけど。失われてしまうときに、そしたら教育委員会としてセンター方式が進められるのかどうかっていうところにも…進めるって、センター方式がいいんだよっていう、食育の観点とか、がなくなってしまうときにね、そこを、でもしょうがない、こうやって出てきてるしっていう、お母さんたちの声とまた教育委員会の声と別だと思うんですけれど、教育委員会として持ってる考えはどこで守っていくのか。それともセンター式に流してしまうのか。教育委員会として譲れない点っていうのがあると思うんですよ。反対に保護者の方がこっちがいいって言っても、いや教育の観点からっていって。だけど話し合ったけど、じゃあお母さんたちがっていうのもあると思うんですけど。譲れない点っていうのは持ってると思うんですが。

教育部部長(沼田茂昭君)

おっしゃるとおり教育委員会として譲れない点というのは、学校給食法とか学校給食法の施行令とか、あと衛生基準、こういった法的な部分で、あと推進計画の中でも地産地消を進めるって書いてありますので、こういった部分についてはもう譲れない部分だと、そのように思っております。

委員(窪田美樹君)

ハード面はもちろん譲っちゃいけないというか、だめな点。葉山町としての教育委員会。よくね、いろんな自治体でここが特産っていうんですか、特別なところに力を入れている部分というのが、葉山だからというところがあると思うんですが、そういった面で譲れないっていうところが。

教育部部長(沼田茂昭君)

そういう流れですとあれですね、今やっている食育、現場でやっている食育とかそういったものに関しては、低下させようとは思っておりませんので、教育委員会として。それだけは譲れないっていう部分だと思います。それを落としてまでもというところまでは行かないと思います。とにかく今あるものをもう低下させないというのがもう、教育委員会としては第一条件だというふうに考えてます。

委員(金崎ひさ君)

ごく本当に基本的なところですけれども、上山口小学校の旧校舎を使って、あそこが更地にならないとできないセンター方式。その旧校舎は現在使われておりますし、これをどの部署で解体しますよという折衝を行うんですか。

委員長(待寺真司君)

解体するという折衝。

教育総務課課長(野田仁君)

そこの旧校舎の部分については、ヤシの実さんとかいろいろな団体が入ってられるということは認識しております。その辺のことについて、移転先等も考えなきゃいけないというような部分で、実際上解体をどこでするかってなるっていうか、もう前提として、その場所で次の移転先が見つからなければそこの敷地は使えないというような状況だと思います。

委員(金崎ひさ君)

解体という言葉を使ったのでちょっと誤解かと思いますけど。あそこの部分を現在使われている人たちに対して、ここを更地にしてそして給食センターにするのでという折衝はどの部分、教育委員会なんですか、それとも町民課なんですか、どこですかということを聞きたかったの。

教育総務課課長(野田仁君)

教育委員会になると思います、はい。

委員(金崎ひさ君)

そうすると同時進行として、教育委員会が基本計画をつくりつつ、旧校舎の活用者に対して、例えば代替地をつくるとか、それから上山口小学校の駐車場がなくなるわけですから、上山口小学校に来る人のための駐車場をどこにするとか、そういうふうなことを折衝を3月末までに、この基本計画をつくるまでに教育委員会がやるということですよね。

教育総務課課長(野田仁君)

すいません、今3月末って言われましたけれども、期限はちょっと今のところですね、決められないかとは思います。ただ、計画とするとこういう計画で行きたいよと。その中でのハードルというものが個々に出てくる。今ヤシの実さんの件もそうですし、あそこに倉庫がありますね、町の倉庫があったりとかする。それも撤去、どかさなきゃいけないと。そういったもろもろの部分についてクリアしていかなきゃいけないという部分があるので、ちょっと3月までにとかっていうような方針はちょっと出ないかと思います。

委員(金崎ひさ君)

基本計画をつくるのにここでやりたいという計画はつくるけれども、折衝は実施計画までですか、29年度までに折衝するっていうことですか。もしセンター方式であそこを使ってやるという計画を27年度につくるのであれば、そこ折衝はいつまでにやるんですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

28年度中にやらないと、この計画どおり、スケジュールどおり進むとなれば、できないかなと思っておりますので、個々のこの倉庫にしてもヤシの実にしても。特にヤシの実に関しては、簡単に右から左というわけにはいきませんので。この計画書の中にはその部分については、移転をということは書いてありますけれども、明確にどこっていうふうには書いてない、今現在書いてない。移転先がどこかということは、この計画書の中には書いてませんので、今お手元の。これから年度末から来年度にかけて移転先を決めていかなくてはいけない。それは推進委員会が云々ではなくて、もう教育委員会として、まさに教育の重要な部分ですので、それは慎重にしていかなければいけないなと。

委員(金崎ひさ君)

推進委員会ではなくて、26ページの平成27年度の基本計画を、10月の推進委員会を受けて教育委員会がつくると先ほどおっしゃったので、ちょっとそこのところを聞いてるんですが。この基本計画には上山口小学校の旧校舎とはまだ書かない。どこかにつくるという形をつくるんですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

候補地という形で、もしくは最適地という形で書いていくことになるんではないかと。

委員(笠原俊一君)

1つだけ聞いておきたいんですけども。今の小学校4校が有事のときの避難地に指定されてると思ってるんですけれども、そのときの教育委員会としては避難者に対する食事だとか水だとかね、供給するのに、内部的には給食センターというのはどういう位置づけに、その避難のときの。表の中にはそんなこと書いてないんですけども、内部的にはそういったとこでお湯わかしたり鍋を使ったり。それが給食の個々の小学校の使うような仕様というのは中にない。もしあるとすると、それがセンターになったときにどうしちゃうのかなっていうあれが出てくるんだけど。いかがでしょう。

教育部部長(沼田茂昭君)

この検討会の中では、防災のことについては全然触れてませんで、小学校からもし給食室が、自校方式の給食室がなくなった場合、災害時の例えばお湯をわかすとかっていう話だと思いますけれども。それについてはもともと給食室があったとしても、あそこ勝手にですね、人が入れない状況ですので、一般的には家庭科室とかそういったところでお湯わかしたり簡単な調理をしたりっていうふうなことは、この推進会の中では話したことはないんですけれども、担当課とそのような話をしたことはございます。

委員(笠原俊一君)

確認なんですけれども。有事のときに各小学校の給食室を想定して、内部的に想定して、こういうような食事をつくったり炊き出しをつくったりとか、いろんなものの想定は給食室は使われてないということで大丈夫なんだよね。そうするといろんな、もしそういうのがあるとすると、それもクリアしないといけないじゃないですか。

教育部部長(沼田茂昭君)

今現在、給食室を使うという想定はしてなくて、たしか家庭科室とかそこを使うと。3.11のときに葉山小学校の体育館に避難があったときも、朝のお湯は外部からコンロ持ってきてたしかお湯わかしたというような記憶をしておりまして、あの段階でも給食室はちょっと立ち入れなかったと。ですので、本当に長期的になってくれば家庭科室、もちろん調理できますので、その辺を使っていくのかなと、そのように思います。

委員(土佐洋子君)

センター方式になった場合、栄養士など県費負担になるんですか。

委員長(待寺真司君)

職員配置のほうですね。

教育総務課課長(野田仁君)

まだ確定ではないんですが、県費から何人か、規模によってですね、食数の規模によって派遣が…派遣といいますか、県の職員の方が来ていただけるという話は聞いております。

委員(土佐洋子君)

予想される2,800人分の給食だったら、二宮だったり大井町も2名なんで、そのぐらいが予想されるっていう考えですか。

教育総務課課長(野田仁君)

はい、そのとおりです。

委員長(待寺真司君)

他によろしいですか。

委員(窪田美樹君)

配送運搬に関するところなんですけれど、これ、センターになったら1校ずつおろして、またどこかに戻って、またコンテナとか回収行くのにまた車が出て、また戻ってっていう形をとるのか。長柄小とか葉小.例えば葉小に行ったらそこでおろして、回収までそこで車が待って、それから車が出るのか。車の交通とかを考えると、そこで待ってたほうが安全だとは思うんですが、提供してる間の時間。どういうふうな運搬方法を考えられているのか。

委員長(待寺真司君)

わかりますよね、質問。

教育部部長(沼田茂昭君)

25ページに書いてあるのは、給食を乗せて学校に行って、配送し終わったら空で帰ってくるということを想定してますけれども、これからもっと詳細なシミュレーションとかやる中で、実際給食が終わるまでそこでトラックを待たせたほうが、確かに通行量といいますか、それは減るということですので、それも一つの案なのかなとは思いますけど。ここに書いてあるのは往復を、また回収時間に行くというふうな想定をしております。

委員(窪田美樹君)

ここには往復の時間しか書いてなかったので、そういったところへの考慮、交通量とか子供たちが課外授業で学校の外に出てたり校庭で授業をやったりということもあると思うので。そういった面への配慮がどれぐらいされてるのかと思って聞いたんですが。まだ検討段階であるから、そういったことも可能であるっていうところで。1台に何個、小学校用と中学校用とコンテナの大きさがあると思うんですが、例えば上山口小学校はコンテナが小さいから、トラック1台だとほとんど積まないから2校行ったほうが効率的なんだとか、そういったところも検討されるんでしょうか。

教育部部長(沼田茂昭君)

そういったところも細かいところまで最終的には詰めていくつもりでございます。

委員長(待寺真司君)

あくまでもまだちょっと案の段階で、ちょっとまだ決定ではございませんので、その辺でちょっと御質疑のほうをお願いしたいと思いますが。委員外の方で。

委員外議員(横山すみ子君)

すいません、お願いいたします。災害時でも給食施設は使ってはいけないという、そういう御説明だったように聞こえたんですけれども。大災害時に給食施設という、大量調理ができる装備があるところを、東北等も含めて全く使わなかったのか。それから葉山で給食の問題について議論して、実際に設備等どうするかが決まって始動するのは、今の計画でも5年先ですよね。それ、学校の校舎についても同時に考えるとすると、大火力とそれから水回りを壁面で隔てて、災害時用の装備を片方につくっておくっていうのは不可能ではないと思うし、必要なものだと思うんですけれども。これは教育委員会の発想ではないかもしれませんが、本当に学校給食法では大災害時も立ち入ってはいけない。逆に、そこの例えば給食の職員とか栄養士さんがそこを使って何らか支援活動をするのも禁止ですか。使ってはいけないんですか。

委員長(待寺真司君)

学校は学校で決めてると思うんですよ、エリアを。

教育部部長(沼田茂昭君)

すいません、ちょっときょうそこまで資料を持ってきてないんですけれども。担当課と話したときには、基本的には給食室は検便検査等をやった者しか立ち入ってはいけないと。何かお湯わかすとかっていうところは家庭科室を一般的に使うんだというところまでしか、今現在ちょっと持ち合わせてないんで。学校の防災マニュアルとかちょっと確認をしないと、ちょっと明確なお答えができませんで、大変申しわけないんですけれども。

委員外議員(横山すみ子君)

すいません、これから先、先ほど金額的にも8億ぐらいですかっていう御質問あったように、非常に多額の金額が必要になる計画ですよね。しかも各校30年以上、35年以上ですか、で計画を実行する段階では建てかえも視野に入るぐらいの年限に近づいているはずなので。小学校・中学校のもう一つの役割として、一時避難所だったり、中長期の避難所としても当てにされているところがあって、そこでは食事というものに関してどれだけの装備をしておくかというのは、町としてはもう一つどうしても必要な視点だと思うので、今回の推進委員会の議論でそこを望むのが無理かもしれませんが、もう一つの視点としては学校に何を用意するか。窪田さんの言われるとおり、私は給食はもう子供たちのためと、食の面からきちんとやるのが一番のことだとは思うんですけども、町全体から考えたら、今6校あるのを何校になるか知りませんが、非常に将来的に町民にとっては頼りにする場所なので、もしいろんな変更をするんであれば、そこに装備として何らかの工夫をするという視点は欠かしちゃいけないような気がするんです。すいません、今資料がないと言われましたので、また違う場所で提案させていただきます。

委員長(待寺真司君)

そうですね、また防災面のところでよろしくお願いします。
では他によろしいですか、きょうは、はい。それでは質疑のほうはこれまでといたしますが、先ほどのお話の中で10月下旬に総合教育会議で合議にしていくというようなお話がありましたので、またその会議についてもですね、詳細等についてもまた当委員会への報告をお願いしたいと思います。日程につきましては、またちょっと委員会のほうでも調整はさせていただきますが、なるべくその会議終了後、早い段階での御報告をいただきますようお願いを委員長のほうからしたいと思いますので、よろしくお願いします。
では職員退室のため、暫時休憩します。ありがとうございました。(午前11時13分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時42分)
では休憩中にですね、今度10月24日に開催されます「皆さまのご意見を伺う会」をパワーポイント、それから資料について皆様から御意見をいただき、本日教育民生常任委員会として決定をさせていただきました。これにつきましては、今週の16日に開催されます議会広報常任委員会の委員会の中で委員さんのほうにまたプレゼンテーションのほうをさせていただき、そこでオーケーが出た段階で最終決定ということで、24日に私のほうから説明をするというような段取りとなります。よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。
それでは、その他で続きましてですね、10月4日からの行政視察の件を議題といたします。ごめんなさい、11月4日から。3週間後に迫っておりますけれども。事務局のほうから説明いただけますか。休憩しますか。はい、では暫時休憩します。(午前11時43分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時50分)
それでは、本日の付議案件等につきましては以上といたしますが、委員の皆様から何かございますでしょうか。
次回の予定なんですが、先ほどありましたように総合教育会議の日程がまだ決まっておりません。10月下旬ということでございます。ですので、その報告を待ってというふうに思っておりますので、視察から帰ってきてからの日程というような形になろうかと思います。それまでには教育会議の状況等が正・副のほうでつかめると思いますから、視察の最中にでもちょっと日程調整をさせていただければと思いますので。定例会前に一度報告をまた受けておいたほうがいいかなというふうに委員長としては思っておりますので、11月の中ぐらいのスケジュールで一回委員会を開きたいと思います。よろしいでしょうか。はい。
それでは、以上をもちまして本日の教育民生常任委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
(午前11時51分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成27年12月25日

教育民生常任委員会委員長 待寺真司

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更新日:2018年02月02日