教育民生常任委員会会議録 平成24年7月10日

開催年月日

平成24年7月10日(火曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午後4時00分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件
    陳情第24-9号 建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める陳情
  2. 所管事務調査
    (1)幼稚園就園奨励事業について
    (2)学校給食について
  3. その他

出席並びに欠席委員

出席7名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 待寺真司 出席
副委員長 長塚かおる 出席
委員 窪田美樹 出席
委員 守屋亘弘 出席
委員 荒井直彦 出席
委員 笠原俊一 出席
委員 横山すみ子 出席
オブザーバー 議長 畑中由喜子 出席

傍聴者

近藤昇一議員 中村文彦議員 土佐洋子議員 金崎ひさ議員
一般傍聴者 4名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
教育部部長 高梨勝
教育総務課課長 高梨裕之
教育総務課係長 山本寛子
陳情提出人代理人 田中富夫

会議の書記

議会事務局局長 山本孝幸
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局主事 佐々木周子

会議録署名委員

委員長 待寺真司

会議の経過

委員長(待寺真司君)

皆様おはようございます。定刻の10時となりましたので、本日の教育民生常任委員会を開会したいと思います。(午前10時00分)
本日の出席委員は全員です。本日の会議は成立いたします。直ちに本日の会議に入ります。
まず、本日お手元に資料を用意させていただいておりますので、その確認から行わせていただきたいと思います。まず本日の式次第が1枚、そして本日、ちょっといろいろとこの後説明を申し上げますけれども、委員会の運営のタイムスケジュールというのを用意させていただきましたので、そちらを1枚。それからこの後ですね、お昼でございますけれども、長柄小学校に行きまして低学年の児童たちと給食の試食ということでございますので、本日の…本日というか7月分の献立表、この10日のところが本日のメニューとなっております。そのA3の献立表が1枚。それから本日、各教室に入ってですね、子供たちと一緒に給食をとるということで、教育委員会のほうで準備をしていただいておりますので、各、男性・女性ちょうど1名ずつということで、議席番号順になっておりますので、1班から4班までつくらせていただきまして、班別名簿が1枚用意されております。以上4枚なんですが、お手元よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。
それからこちらの、きょうの陳情審査にかかわる部分で、青い表紙の「アスベスト健康被害者の御遺族の皆様へ」と、これ陳情者から提出をされております資料、事前に皆様のもとに配付をさせていただいておりますので、3時からの審査に使いたいと思いますので、お手元御用意をお願いをいたします。
それでは、本日の会議の進め方についてお諮りしたいと思います。お手元にタイムスケジュール、御用意をさせていただきましたので、そちらのほうを見ていただけますでしょうか。まず本日ですが、所管事務調査を最初に行いたいと思います。前回窪田委員から要望がございました「幼稚園就園奨励事業について」ということで所管事務調査、こちらのほうを行います。そして一応11時までですね、委員会の時間、午前中とっておるんですが、こちらの所管事務調査終わりましたら、時間がありましたらその後行政の視察についてですね、前回2案ありましたその視察について、お時間があればその中でやっていきたいと思います。で、11時10分になりましたら2階の玄関に集合してください。そこから長柄小学校へ移動します。で、長柄小学校到着後ですね、まず生ごみ処理機、外に設置されておりますので、そちらのほうを説明を受けながら見ていただくと。そしてその後、栄養教諭がいろいろと給食等についての御説明をいただけるということになっております。そしておおむね12時ぐらいになりましたら、各クラスにそれぞれ各班ごと入っていただきまして、子供たちと学校給食を試食をしていただくというような手はずになっております。で、こちらに、役場に帰着予定がおおむね1時半ぐらいの予定でおりますけれども、ちょっとこの辺は前後するかもしれません。そしてその後ですね、3時から陳情審査ということで、これは陳情人の方に3時に本日来ていただくように手配をとっておりますので、この間少し時間あいてしまいますけれども、この間休憩とさせていただきまして、3時からまた開会と、このような形で本日進めてまいりたいと思います。ちょっと一日がかりのですね、委員会になりますけれども、御協力よろしくお願いします。
以上、何かこの本日の進め方について御質問とか、よろしいでしょうか。よろしいですか。はい、ありがとうございます。じゃあ本日このタイムスケジュールにのっとって進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
それでは、まず本日最初に所管事務調査として、「幼稚園就園奨励事業について」を議題とさせていただきます。当議題につきましては窪田委員、それからまた他の委員からも御賛同がありまして、本日所管事務とさせていただいておりますが、窪田委員のほうから何か冒頭ございましたら。

委員(窪田美樹君)

皆さんの賛成いただいて職員を呼ぶことができたのが、職員からの説明を受けることができたのはいいことだと思っております。私は一般質問の前だったと思うんです。山梨町長のほうにマニフェスト…またマニフェストなんですけれど、には、これが全く触れられていないというところ、この陳情者からの説明にもありましたように、山梨さんは当選されたことによって大きく期待されてた方を裏切ることにはなりませんかっていうことも重ねて質問したんですけれど、山梨さんからは、山梨町長からはやる気がないと、今回これを取り上げる気はありませんという、とても寂しい期待を裏切るという答弁でした。そんな中からこの要望書っていうのが上がってきて、やはり同じように、この前回陳情書を上げられた方はやはり同じような思い、そういうふうに裏切られたというか、ここに「裏切られた思い」っていうのが本当に書かれていたというところで、今回この、山梨さんはこの要望書を受けて、その後どのような考えになられてるのかもあわせて町の職員の方に伺えたらと思いました。で、山梨さんが委員長のときにこれが通ったんですけれど、そのときに、私が本当に議員になって最初の陳情なんですね、これ5月31日、委員となって。その陳情がどのように動いていくのかっていうところも山梨さんに、議員のときの山梨さんに聞いたんですけれど、これはもう議員が見ていくしかない、これが取り上げられたからって町は絶対やるよっていうことではないということは、山梨さんのほうから説明は受けてお話を伺いました。ということは、またこれは議員の中でこれをどういうふうにするのかっていうのは、常に見届けていかなければいけないということで、今回は机上配付ということだったので、あのままだともう取り上げられないということだったので、今回職員の方を呼んで説明だけでもと思ってお話しさせていただきました。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございました。皆様、お手元に要望第24-1号ということで、本年5月30日、議会あてに出されてる資料あります。そこの裏面には町長に対してですね、要望書を出されております。私のほうでこちらの所管事務調査受けるということに当たりまして、職員との話し合いの中で、既に回答が出てるということでございますので、その辺についても職員から説明を受けて、そして質疑応答という形で進めてまいりたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
それでは職員より説明を求めますので、職員入室のため暫時休憩をいたします。
(午前10時06分)

委員長(待寺真司君)

それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時07分)
職員に入室していただいておりますので、職員紹介より始めたいと思います。

教育部部長(高梨勝君)

それでは職員の紹介をさせていただきます。7月1日付で異動がございました。教育総務課長の高梨でございます。係長の山本でございます。私、高梨でございます。よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

よろしくお願いします。本日はお忙しいところ、当委員会お越しいただきましてありがとうございます。所管事務調査ということで、私立幼稚園、まあ私立と、幼稚園の就園奨励事業について、既に町長あてに要望書等も出されておりまして、また議会に対しても要望書が出されておりまして、こちらが6月議会で机上配付という形になっておりますが、これに関して教育民生常任委員会として所管事務として調査を行いたい旨、申し上げさせていただきました。
既に回答が出てるというようなお話もありましたけれども、その辺の経緯について説明をいただいて、その後質疑応答という形で進めたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
ではすいません、説明のほうは教育委員会から。実際に回答を出された課は。

教育部部長(高梨勝君)

町民課のほうで出てます。

委員長(待寺真司君)

その内容については教育委員会のほうでも承知していただいてて。

教育部部長(高梨勝君)

承知しております。その内容について、読み上げさせていただきましょうか。

教育総務課課長(高梨裕之君)

ごみ処理や下水道処理など、町民生活の…ごめんなさい。大変失礼しました。私立幼稚園就園奨励金の上乗せ分につきましては、県内の市町村それぞれがその規模や政策に合わせてさまざまな形で実施、または実施していない状況にございます。近隣では鎌倉市・逗子市がそれぞれの方法で上乗せ処理をしておりますが、横須賀市・三浦市は上乗せを行っておりません。当町では財政状況が厳しい中、多くの課題を抱えながらも上乗せ分を現在9,000円としております。幼稚園就園奨励費全体で見ると、今年度の補助額は園児1人当たり31万4,000円から5万8,800円であり、当町としての現状では適正な額であると考えております。また、低所得者への給付を重点としているため、所得制限につきましても当面は現行を維持していきたいと考えております。以上です。

委員長(待寺真司君)

他に何かこの件に関して、教育委員会としての考え方というか、そういった部分で何か御説明いただける部分はありますでしょうか。特段なければ、特段ないと、はい。
今、町に対する要望でしたので、町民サービス課から回答を出されてるということで、今、読み上げていただきましたけれども、こういった回答が既に要望を出された方になされているということでよろしいですね、はい。という状況でございます。
今の件も含めまして質疑に入りたいと思いますが、委員の方、質疑のある方は挙手をお願いをいたします。

委員(横山すみ子君)

今、読み上げていただきました回答は、町民サービス課から要望を出された方に出されたというものですけれども、その文章については担当の課に相談があって、内容は教育委員会のほうで考えて町民サービス課が出したということですか。それとも…お願いします。

教育部部長(高梨勝君)

そのとおり、教育委員会のほうで原案は作成しております。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(守屋亘弘君)

まずその点に関連して、教育委員会委員は全部知ってるんですか、こういう要望関係。教育委員会は職員が知ってるだけじゃなくて教育委員会委員、委員長を初め5人いるんでしょ。全部知ってるの。

教育部部長(高梨勝君)

この件につきましては教育委員会への要望がないので、まだ報告がこれ、されてません。

委員(守屋亘弘君)

それと、この幼稚園就園奨励事業の定義は何ですか。

教育部部長(高梨勝君)

国が行っているのは、所得階層別になっておりますので、低所得者対策というふうに我々はとらえてまして、先ほど文書でお答えしたとおり、低所得者への給付を重点としてる政策と考えています。

委員(守屋亘弘君)

義務教育上ね、幼稚園というのはどういう位置づけなのか、私勉強不足でわかんないんだけど、例えば保育園だと待機児童がどうだこうだってしょっちゅう問題になりますけども、幼稚園ではそういう問題はあるんですか。

教育部部長(高梨勝君)

今のところ幼稚園は、逆に人数が減ってるっていうことを聞いております。ただ、この奨励金は本人に行くものなんですが、町としてもう一つ、幼稚園に対して運営費の補助もしてるということです。ですから、幼稚園に行ってる子たちに対する運営の補助は補助で幼稚園にしてます。今、こちらのほうの御要望があったものについては、本人のほうの幼稚園のお金ですね。幼稚園費のそちらのほうの補助になりますので、個人とそれから幼稚園運営と、両方に町は支出してるということが現実的にはあります。

委員(守屋亘弘君)

もう1点は保育園児とね、幼稚園児と、当然町の1人あたまの費用が違うと思うんですが、その辺はどの程度になっているのか。

教育部部長(高梨勝君)

その辺の資料は今、持ち合わせてございません。ただ、公立と私立の違いという部分もありますので、その辺の差が出てることは確かだと思いますね。

委員(守屋亘弘君)

そんなことはだれだってわかるでしょうが。葉山町に私立の幼稚園しかないんでしょう。大体こういうこと聞かれるって想像つかないの。だったら後でもいいから答えてくださいよ。

委員長(待寺真司君)

1人当たりの幼稚園、保育園それぞれ。

教育部部長(高梨勝君)

幼稚園であれば、年額大体31万ぐらいから30万、全国平均だと30万5,000円ですね。保育園については所得がない人は0円ですし、所得階層別になってますので、1人あたまって言えば、保育園のほうの保育料はちょっと今わからないんですけど、0円から最高額幾らまでかっていうので差は出ますけど。幼稚園は補助額ないから30万、全国平均で30万ぐらいです、1人あたま。

委員長(待寺真司君)

所得階層別であるんで、平均ということでよろしいですか、守屋委員。ちょっと所管が子ども育成課になるので、もし必要であればまた。よろしいですか、はい。
他に御質疑は。

委員(窪田美樹君)

30万の幼稚園という、幼稚園が30万平均ということは、公立の幼稚園はどのぐらい。あ、葉山ではないけど、今、全国平均で30万と言われましたよね。なので全国平均、公立幼稚園はどのくらい。

委員長(待寺真司君)

今の数字に公立・私立含めての数字、もしくは私立と公立分けて統計取ってないですかね。
もしなければ、窪田委員、次回所管事務調査ということなので、それまでに調べておいていただくという形でもよろしいでしょうか。一応この町長にあてた要望書については、1人当たり大体40万円近い支出をされてるという、葉山の場合は私立しかありませんので、公立と比べればやっぱりはるかに高くなってるんじゃないかというような部分がありますけれども、その辺はこの数字っていうのは町のほうでもつかんでいる大体の数字ということでよろしいでしょうか。大体40万円前後、葉山のお子さんに関しては。葉山の状況。

教育部部長(高梨勝君)

この辺の近隣は30万から32万円ぐらい、たしか僕は聞いてます。

委員長(待寺真司君)

近隣というのは。

教育部部長(高梨勝君)

逗子・葉山で大体そのぐらいということです。

委員長(待寺真司君)

幼稚園協会加盟のところということ。

委員(横山すみ子君)

物事を考えるときに、やっぱりちょっと近隣に目が行くんですけれども、大磯町は公立の幼稚園を幾つか持っているはずなんですけれども。あると思います。公立の幼稚園ということは、公務員として雇用された人たちが幼稚園の先生として子供たちを見ているということで、その場合にその父母の自己負担がどのぐらいであるかということと、本当はどのぐらいの経費を投入してるかっていうことを見なければいけないと思うんですけれども、言いたい趣旨は、保育園でも認可保育園と無認可で父母の負担に非常に大きな差が出ている。それから幼稚園を利用しながらも保育園的にというか、最近形態も変わってきて3歳児保育もできてきて、どちらを選ぶかは親の判断ではありますけれども、その自己負担に余りにも大きな差が出るというのは非常に不公平感があるなということで、きょう新葉クラブからもう1人来ておりますけれども、長い間この幼稚園就園奨励金の拡大については会派として取り組んできて、ようやく9,000円まできたなというところでまたとまってしまっているんですけれども。ということで今2つお願いをしております。大磯町の公立幼稚園がある場合、たくさんありますけれども、その親御さんの負担が葉山の平均とどのぐらい差があるかを見たいなと思います。で、自分で大磯町予算を見てなくて大変申しわけないんですが、大磯町がこの幼稚園の運営に関してどのぐらいの資金を投入しているかということ、おわかりでしたら教えていただきたい。

教育部部長(高梨勝君)

今、その辺の調査がないので、次回がございましたら次回までに調べさせていただければと思います。

委員長(待寺真司君)

どの程度税金投入して、公立幼稚園を運営してるかっていうものも含めてわかれば、よろしくお願いします。

委員(守屋亘弘君)

私個人の考えなんですけれども、新町長のマニフェストでね、守れないことらしいんだけど、我々にとってはいい迷惑ですよ。多分教育委員会もそうだと思うんだよね。勝手にマニフェストにうたっててさ、それができない、そういうことでしょ。(私語あり)逆か。それは町長の勝手だろうと思うけども。教育委員会自体もさっき回答のような話が出ましたが、当面はそういう同じ考えということでよろしいんですか。

教育部部長(高梨勝君)

あくまでも就園の奨励費は低所得者対策なので、上限で31万4,000円ってことはほぼ無料という形から、国のやつものせてますから、一番少なくとも葉山ですと5万8,800円、国と町のやつがあわせると5万8,800円出てるんです。ですから、先ほど来やってると34万全員が払って、そのまんまっていうわけじゃないですから、それに対して、例えば年間30万円の幼稚園費に対して一番多い人で30万円、少ない人で5万8,800円、ある程度の所得いっちゃうと自分で払わなきゃいけないという、こういう形になってますので、その意味では低所得者対策としてこの補助がありますよと。あともう一つ、先ほど来、公立と私立の幼稚園の1人あたまにかかってくるというのは、まさしく運営費の問題部分であろうかと思うんですね。運営費とそのやつが混じり合ってるかと思うんですが、運営費についても葉山町は各幼稚園にお支払いしてますので、その辺のバランスを考えながら、今、うちの葉山町として教育予算の枠内であれば、この辺の額で補助させていただくのが適正だと、今年度、24年度は適正だと考えてこの予算を計上させていただいてるところです。

委員(守屋亘弘君)

それともう1点は、当然幼稚園には学区制なんかないですよね。葉山の場合はみんな私立だから。あるいは葉山町民の子供たちをほかの都市に行かせることもできますよね。だからそういう、その関連で、あつい奨励事業をしている都市には行くということは十分可能だと思うんですが、そういう数字なんていうのはわかりませんか。

教育部部長(高梨勝君)

もう本当に考え方が各自治体違います。三浦半島で5の団体、葉山含めて5団体、横須賀・三浦系統は0円です。で、逗子・鎌倉が出てます。県央地域行くと考え方が、低所得者で国から出てるからそれ以外の人に出します、低所得者の上乗せはしませんとか、もういろいろな形でそこの自治体の考えなんですよ。ですから、葉山町については今までの歴史上は低所得者にのってるところに上乗せしていきましょうよっていう考えでやってますので、一概にもう全体的に、もしかしたら行ったところは一銭ももらえないよっていうところもありますから、余り各自治体とか近隣のみ、まあ近隣と言われているのは必ず葉山町は逗子、逗子って言われるんですね。逗子の場合と違うところが、私たち考えてるのも、とにかく生活基盤のところの差も出てますし、町と市の自治体との差も出てますから、その辺はいたし方ないんじゃないかなとは思ってますが、何とか努力しながらも9,000円ということで、一時は何か下げるような話も出たところも、それはできないよということで9,000円維持ということだけはさせていただいてますので、町の考えとしてはこれは必要だなという考えは原則持ってます。

委員長(待寺真司君)

他によろしいですか。

委員(窪田美樹君)

これは教育委員会の、幼稚園なのでね、教育委員会の管轄なのかと思いますけれど、ここの陳情の中では町長の、町長にこの気がないというところがとても残念というところが書いてあるんですけれど、町長からこの要望書を見られてどういう考え、これは申しわけないことをしたなとか、どうかなっていうお話っていうのはないんでしょうか。

委員長(待寺真司君)

町長からの指示とか話とか。

教育部部長(高梨勝君)

私どもはこの回答をするに当たって教育委員会の姿勢として、こういうやり方って先ほど読み上げさせていただいたところで、その後その文章で回答されてるってことは、我々のこの意見を、24年度については考えとして持たれたのかなと。ただ、来年度についての話はまだこれからですのでね、24年についてはいたし方ないんじゃないかという考えでいるんではないでしょうか。ここについてははっきり本人とお話ししたことがありませんし、協議事項でもないので、その辺については話し合いはしてません。

委員長(待寺真司君)

直接のやり取りは、この件に関してはまだ今してないと。

委員(窪田美樹君)

さっきの、じゃあ町民課からの答えっていうのは、町民課でしたっけ、からの答えというのは、町長も目を通されてのお答えでいいっていうこと。

委員長(待寺真司君)

そうじゃないと困りますけど。

教育部部長(高梨勝君)

町長名でそのお答えするときに見てないっていうのは聞いた覚えがありませんから、そんないいかげんなことはするシステムになってませんので、ちゃんと起案してオーケーが出ない限りはその回答はしてないっていうのが今までの流れですので、そこの部分についてはたしかこれ起案されてるというふうに、町長決裁で起案されてるとは聞いております。

委員長(待寺真司君)

他に。

委員(横山すみ子君)

先ほど部長、教育委員会の中ではこのような、つまり教育委員会予算の中で考えると現状のような姿であるという意味の御答弁だったと思うんですけれども、町長マニフェストって、これマニフェストなのかと文句つけつつまた読んでしまうんですけれども、子供…「親である皆さんへ」という文章の中で、待機児童ゼロを目指します、子供は町の宝、将来への希望です、葉山町で子供を産んで育ててくださいと投げかけをされていて、で、これは保育園のことに関しては書いてあるけどほかのことは書いてないんですが、読んだ人たちは葉山町で子供を産んで育ててくださいと言われたら、これはいろいろやってもらえるだろうと思うのが当たり前で、すいません、部長に聞くことではなく町長に聞くことでしたので、ぜひ機会を与えていただきたいと思います。

委員長(待寺真司君)

はい、御意見として今、よろしいですか。はい。

委員(長塚かおる君)

9,000円の、こちらは何名受けた、園児何名受けたかと、あとこの、その下の補助金額ですね。補助金額のほうは所得制限があるので、こちらのほうを受けた園児の数っていうのはわかりますか、今。

委員長(待寺真司君)

それは23年度実績で。

委員(長塚かおる君)

23年度実績で。

委員長(待寺真司君)

実績でよろしいですか。

委員(長塚かおる君)

22年度が362人というのは、これ去年受けた方、ちょっと去年のが載ってるんですけど。

委員長(待寺真司君)

23年度実績がもう出てるか…出てますよね、そろそろ。

教育総務課係長(山本寛子君)

9,000円の上乗せの人数と金額、はい。23年度390人、351万円です。国庫補助対象の。

委員(長塚かおる君)

補助金を受けた園児の数は。

教育総務課係長(山本寛子君)

392人、4,298万9,100円です。これは9,000円含んだ額なので、含んでない額も申し上げてよろしいですか。

委員長(待寺真司君)

もう一度。

委員(長塚かおる君)

390人が9,000円を受けて…すいません、もう1回。

教育総務課係長(山本寛子君)

9,000円払っているのが390人で351万円。で、9,000円を除いた就園奨励費を受けている人が392人、3,947万9,100円になります。

委員長(待寺真司君)

じゃ2人しか、受けてない人は2人しかいないってことなの。9,000円の上乗せ分。

教育部部長(高梨勝君)

例えば幼稚園が30万円で、階層別でいけば一番高い人が31万4,000円ですよね。31万4,000円払うんじゃなくて30万円払いますから、9,000円の上乗せはしない人も出てきますよということです。下のほうの階、5万8,000円ぐらいだと上限いってないですから、全額9,000円の上乗せ分はあるんですが、低所得者部分の方でいきますと最高が31万5,000円なんですよ。幼稚園安いところだと30万円とか31万円の人だと、この上のカットするとカットしたのが町のほうのお金を先にカットしてるってことで、9,000円と、補助の出てる人数と額が合わないということですね。

委員長(待寺真司君)

他によろしいですか。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと確認で申しわけないんだけど、その就園奨励事業というのは低所得者対策なの。あるいは子育て支援事業なのか。聞いてると低所得者対策のような色彩が強いと。

教育部部長(高梨勝君)

低所得者って言葉がいいのかどうかわかんないですけど、所得制限はかかってます。所得制限つきの就園費っていうことです。あんまり低所得っていう言葉が、今、とにかく全国平均の額っていうのはどこがどうなってるかわからないんで、どこが低所得っていう言葉っていうのはあんまりそぐわないんで、申しわけないんで、所得制限っていう言葉にちょっと申しわけないんですが、先ほどまで低所得だっていうより所得制限つきのですね、子ども手当と同じように所得制限がついてますよという、ある一定線の所得からということで。ただ、全体的に今までの言われてた国から出た言葉なんていうのは、出だしの言葉はそういう低所得って言葉になってるんですが。

委員長(待寺真司君)

いいですか、守屋委員。

教育部部長(高梨勝君)

それで年収がですね、680万円以下です、大体。町民税と出してるんで、ちょっと扶養者の人数とかいろいろ出てきますが、おおむね大体その辺を目安に見ていただければと思います。大体680万円を境に、そこの家族構成という、子供は何人いるかとかそういう部分も出てくるんですが、そういった形の部分でいきますと大体680を境に出る、出ないというところです。ですから一概に低所得者までとは呼ばないのかなとは思いますが。

委員(長塚かおる君)

そうしましたらこれ、所得制限を受けてる方は何人いるかわかりますか、児童数。

委員長(待寺真司君)

全通園児の中で要するに9,000円を受けられてない人の人数。

教育総務課係長(山本寛子君)

23年度で対象外の方は264人になっています。在園数が656人なので、大体40%の方が対象外になっています。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(守屋亘弘君)

所得制限撤廃する気持ちはないの。

教育部部長(高梨勝君)

制度として所得制限撤廃してうまくいくかどうかが、これ継続的に行うものですので、やはり奨励金については今のところは所得制限の撤廃は考えてません。国の制度も考えてないです。

委員(守屋亘弘君)

極めて大ざっぱな議論をするけれども、葉山町役場の職員のね、平均年収というのは720万強ですよね。そうすると、大ざっぱに言うとかなり所得制限であなた方ももらえないっていうことになるよね。それでもいいの。

教育部部長(高梨勝君)

今の制度じゃ当然そういうふうになると思います。

委員長(待寺真司君)

他に委員の皆様。

委員(窪田美樹君)

私この制度を利用してた口なんですけれど、この、ちょっともう忘れてしまった、680万円以下の人にだと5万8,000円、それとも30万。

委員長(待寺真司君)

それは階層別でまた分かれて、予算・決算書に階層別のが出てますので。

委員(窪田美樹君)

じゃ、680万円の所得だと幾ら補助金ってもらえるんですか。

委員長(待寺真司君)

それもですね、その家族構成とかで収入からそういう引かれるものがあるんですね、控除額が。それが家族構成とかによってちょっと違うので、一概に680万の人が幾らっていうことは言えないと思うんですけれども。

委員(窪田美樹君)

平均的に子供2人で、平均的に子供2人でね、680万の所得。

委員長(待寺真司君)

平均、モデルケースというのはよくあると思いますけれども、その場合。

教育総務課係長(山本寛子君)

この制度は所得階層によって4段階に分かれていまして、まず一番低い世帯ですと生活保護世帯が対象になっています。こちらは交付額が国のと上乗せ分、合わせまして23万5,200円から31万4,000、ごめんなさい、これ24年度の単価なんですけども、23万5,200円から31万4,000になっています。次が町民税非課税世帯、町民税所得割額非課税世帯でして、こちら年収約270万円以下の世帯が対象になります。こちらが20万5,200円から31万4,000円になります。次に町民税所得割額7万7,100円以下の世帯、こちら大体年収が約360万円以下の世帯になります。こちら12万1,200円から31万4,000円になります。そして最後に年収680万円以下の世帯になりますけれども、こちらが5万8,800円から31万4,000円の枠になっています。差があるのは兄弟構成などによって単価が変わってきます。以上です。

委員長(待寺真司君)

モデルケースとか、もしどこかの段階でつくって…はい。

教育総務課係長(山本寛子君)

モデルケースは、夫婦と子供2人の世帯をモデルにして、この基準が国のほうで算出されております。

委員(笠原俊一君)

1つだけ、山本さん、確認したいんですけども、これはあくまでも今言われた390人と264人という数ね、合わせて600人…650人ぐらいなんだけれども、これは葉山の中にある保育園に…(「幼稚園」の声あり)あ、幼稚園に来てる子供だけ。

教育総務課係長(山本寛子君)

葉山だけではなくて、葉山在住の方が葉山町であったり、横須賀市とか鎌倉市、逗子市、時には東京のほうに行かれてる方もいらっしゃいますので、調査をかけて出した数字です。

委員(笠原俊一君)

それでその、例えば葉山のお母さん、お父さんであっても、子供が葉山に保育園…あ、幼稚園に入れられない人もいるじゃないですか。仕事の都合だとかいろんな条件でね。そういう人たちでこの所得が、先ほど言った680万以下の、例えば逗子にはいろんな幼稚園もあるよね。そういったところに行ってる子供たちにその収入が満たない場合は補助をしてるっていうこと。

教育総務課係長(山本寛子君)

はい、しております。

委員(笠原俊一君)

だから考え方が、先ほど守屋さんが言ったようにね、この就園の子供たちを育てるための助成制度なのか、所得の低い方っていう、まあ言い方がちょっと今違ってくるんだろうけども、それなのかっていうことで、政策的な問題で大いにこの考え方が違っちゃうよね。例えば子供たちがよそのまちではね、今、少子化だから、子供をなるべくふやしたい、育てたいということであれば、当然その所得制限だとか撤廃しながら、大いに子供を育てやすいような形に補助するんだけども、あくまでも物の考え方で、低所得者対策ということであれば、全く天と地の差の考え方が違うよね。ですからそこら辺の考え方というものの基準というのかな、そこら辺は山梨町長はどういう考え方でいるということは、部長は聞いたことがある。例えばマニフェスト云々の別としてね、少子化対策っていうのが将来大きな問題になってくるんで、これが要するに町の方針としてね、低所得者のためにそういう制度をやるのか、それともやっぱり人口だとか将来の町のことを考えてこの就園の費用を払ってるのかっていうことによって、考え方の原点によって全く違うと思うんだよね、やり方が。ですからその子育てのためにこの子供たち、幼稚園の就園の助成をする原点は、もしかしたら低所得者対策だったかもしれないけども、今の首長さんがどういう考え方でいるかっていうことがはっきりわからないことについては、方向性も要するに議会としても、将来のこの就園助成というものの制度自体を考え直さなければいけないときがくるかもしれないんだよね、方向性だとかが。ですからそこら辺は部長と町長というのが話をしてるのかどうか。まあ担当が所管が違うのかなと思うんだけども、根本的な考え方の違いがあれば、ちょっと無理な話だなと思いながら今聞いてたんだけども。どうでしょう、そういう話はしましたか。

委員長(待寺真司君)

子育て支援策なのか、所得対策なのか。

教育部部長(高梨勝君)

その話はまだ正式にしたことはありません。今回の24年度予算については1月のやつで、そのまま現在の国の制度に上乗せしていくよっていうので予算計上させていただいてますので、そのまま24年については、言うならば680万円ですから、それを低所得と呼ぶかどうかは別として、国の制度にのせていくというのが24年の考えです。25年についてはやはり町長が私どもと協議する可能性はあると思いますね。ここについての、子供子育てについては。これは予算査定のときに話がしていくことだと思います。あくまでも24年については国の制度に上乗せをしてるよという制度で来てますので、そのとおり踏襲させていただいております。

委員(笠原俊一君)

これはね、もう私の考え方で申しわけないけども、もう既に680万というのは低所得者対策じゃないんだよね。もう、例えばこの半分ぐらいだったら低所得者対策ということで大いにやらなきゃいけない問題だけども、ここまで上がってれば、やっぱりもう子育て支援ということに考え方を変えるとかね、もう、だからそこら辺は議員と首長との政策的な考え方のすり合わせ、で、部長がどの程度のリサーチをしてるかわからないけども、そういったことが必ず必要になってくる時代なんでね、もう方向性を改めてもう考え方を変えないと、対策としてもう違ってるんじゃないかなと思うんだよね。だから、そこら辺は職員の方々から今の現状は把握できるけども、首長の考え方をきちっと聞いておかないことには何とも言えなくなってきてるんじゃないかなと。もう既にこの上限の費用自体がそういった対策ではないなと思うんでね。まあ方向性を考え方として聞かないと何とも言えないのかなという、私自身は思いましたけどね。

委員長(待寺真司君)

次年度予算に向けて今後教育委員会、それから町長との当然いろんな話し合いの中で一つの課題としては当然持ち上がってくる部分だと思いますので。まあ改めてまた、もしあれでしたら町長に一般質問等で、はい、聞いていただければと思いますけれども。他に。

委員(荒井直彦君)

全然、本当申しわけない、勉強不足で。幼稚園の奨励金の6,000円からスタートして、葉山町の値上げの経緯で今、9,000円になったという、年度というのはわかるんですか。例えば森前町長時代に少しいじったよとか、その…。

委員長(待寺真司君)

値上げした、そうですね、その制度自体ができたところから段階を追って上げてきていると思いますけども。それどうしますか、資料でもし、つくってもらえますか。

委員(荒井直彦君)

資料でお願いします。

委員長(待寺真司君)

今、口頭で大丈夫ですか、いいですか。

教育総務課係長(山本寛子君)

平成16年までが一律6,000円でした。一番最初がちょっとわからない…(私語あり)はい、15年度、16年度が6,000円、17年度が8,000円、18年度8,000円、19年度9,000円、20年度9,000円、そして21年度に国庫補助対象者に9,000円。で、現在に至っております。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。他に質問は。

委員(守屋亘弘君)

それから先ほどの答弁の中で、幼稚園児が減少傾向だというお話なんですけれども、明らかにそういう傾向があるということですか。その、保育園児はね、逆にふえてるんですか。そうなると、たまたま現時点までの幼稚園児に該当する年齢層が少ないということなんですかね。

教育部部長(高梨勝君)

やっぱり少子化っていう部分が一番現象は大きいと思います。それからニーズの変更で、保育園系統のほうがふえてきて幼稚園系統が下がってるという、2つの意味から減ってきてるというふうに聞いてますけど。

委員長(待寺真司君)

幼稚園自体はですね。幼稚園の生徒、園児数は。他に委員の方よろしいですか。

委員(窪田美樹君)

私の子供が幼稚園通ってたときに、この幼稚園奨励金とは別に幼稚園児所得に関係なく申請すれば5,000円もらえたという制度があったんですけど、それは、その前。

教育総務課係長(山本寛子君)

それが上乗せの、今、お話に上がってる9,000円の部分、今現在9,000円の部分です。

委員(窪田美樹君)

所得制限はなかったと思うんですけれど。

教育総務課係長(山本寛子君)

先ほどの15年度から20年度までが一律所得制限がなく、21年度から国庫補助対象者に9,000円に変わっております。

委員長(待寺真司君)

先ほどの説明の中で21年度から、そこから所得制限がかかっているということです。

委員(長塚かおる君)

葉山町が所得制限から外れてる方が40%というんですが、これ県とか近隣というか、そのあたりというのはわかるところは今ありますか。

教育部部長(高梨勝君)

財源と運営費と、そういうもの全部ひっくるめてちょっと調査させていただきたいと思います。

委員長(待寺真司君)

特に逗子・鎌倉あたりの状況等、調べていただけると助かりますので、よろしくお願いします。他に御質疑は、よろしいですか。
では、よろしいでしょうか。所管事務調査ということでまた御要望あれば次回委員会等で、本日はいろいろと調査していただくこともまた出ておりますので、その辺含めましてまた次回委員会にまた御出席いただければと思いますのでよろしくお願いします。
それでは職員退室のため暫時休憩します。ありがとうございました。(午前10時51分)

委員長(待寺真司君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時51分)
それでは幼稚園就園奨励事業につきまして、本日の所管事務調査は終了いたしましたが、次回に向けていろいろと調査依頼をしておりますので、その辺のまた報告を受けて質疑というような形で進めたいと思いますが、何か委員の方からこういったことについても調べてほしいとか、要望等ございましたら本日承っておきたいと思いますけれども、とりあえずきょう出た部分の調査でよろしいでしょうか。

委員(笠原俊一君)

根本的にね、今度の首長さんがどういう考え方を持ってるかっていうことを聞いておかないといけないときが来ると思うんで、早いうちがもしかしたらいいのかなと。で、例えばよその町なんかでは今、何ていうのかな、子供が人口が減っているということで、子供を育てたい、そういう親御さんどうぞ来てくださいというような政策もしてる町もあるようですしね。だから、子供たちをどういうふうに葉山の町のためにと思ってるのかを聞かないことには政策が出てこないんじゃないかなと思うんですよね。で、一律かなり高所得者の方々が子供のいろんな生活だといろんなことがあるんで、補助をいただければくださいよということだろうと思うんですけども、厳しい時代になってきましたからね、やっぱりそれじゃあもっと低い方を優先的にしてあげようということも大事な考え方ですし、ただ葉山の町自体がね、将来どういうふうに町をつくっていくかということは人口が大きな問題になりますから、首長の考え方を聞いておかないとちょっと方向性が、我々審査していろいろ勉強するのはいいんですけどもね、何をこの町のために生かすかということの方向性というものをきちっと聞いておかないと、ちょっと何ていうのかな、単なる勉強会で終わってしまうのかなっていう思いがあるんですよね。だからそこら辺もマニフェスト云々ということもありますし、書いてある、書いてないあるけれども、将来の方向性ということでは大事な要素だと思ってますので、どこかで1回、まあ一般質問でやれということであればやればいいんですけどね、聞かなきゃいけないのかなと思います。

委員長(待寺真司君)

わかりました。町長の考え方、要するにこの就園奨励事業費自体をどう位置づけるのかというような御提起だと思います。御提案だと思いますけれども、まあこれについては町長の考え方を聞かないといけないという部分ありますけれども、当委員会の所管事務調査で町長を呼んで聞くか、聞かないかという部分もあると思うんですね。他の委員会では所管事務調査でも当然町長に聞かなくてはいけない部分は出席要求を出しておりますので、もし出席して聞きたいということであれば正・副委員長から申し入れのほうは行いますので。
いかがでしょうか、他の委員の方は。まあ、この制度自体の、今、笠原委員からは問題提起というか、そういうような形だと思いますけれども。要するに子供全般に対してやる事業なのか、それとも御家庭の所得に応じてやる現在の児童手当か、それとも以前の子ども手当かというような部分になろうかと思いますけれども、どちらのほうを向いた事業としてとらえてるのか首長の考えを聞きたいということでございますけど、他の委員の方はどうでしょうか。例えば所管事務調査じゃなくても一般質問という場面もありますが、ただ9月議会になってしまうとちょっと、次年度予算に向けてちょうど始まる前後になりますので、もし委員会のほうで聞きたいということであれば、町長お呼びしてということも可能でございますので。いかがでしょうか。どうしますか、笠原委員。

委員(笠原俊一君)

ですからね、いろんな、結局その所管事務の調査してても、最終的には当たってしまうんですよ、ぶつかってしまう部分があるんでね。やっぱりちょっとそぐわないんで、一回一般質問か何かで首長の考えただしてからのほうがいいかもしれないという結論に自分はなったんですよ、今ね。ちょっと難しいんで。

委員長(待寺真司君)

次回一応調整事項、教育委員会のほうも持ち帰っておりますので、それに関しては次回の定例会始まる前に委員会のほうを開いて報告を受けたいというふうには委員長としては思っておりますので、日程についてはまた後ほど調整させていただきたいと思いますが。どうでしょう、町長に関しては特段次回呼ぶ必要はないということでよろしいですか。

委員(窪田美樹君)

私、これ質問で取り上げた部分では、一般質問で取り上げなさいと言われれば取り上げるんですけど、一般質問だと町長と1対1で他の議員の同じ、ほかの方がね、これを取り上げていただければ、みんなで取り上げていただければこういくんですけど、ほかの議員の方がどういうふうな思いを持ってるのかっていう、攻める立場というんですかね、攻めちゃいけないのかもしれない。その、聞くところではね、やはり呼んでね、話が進められるものであればこんなうれしいことはない、力強く町長に聞いていけるんじゃないかなと。一般質問でやってもどこまでそれ、やる気がないですっていう、今回やりませんって、そこで常にその同じやり取りになってしまうというところが多々今までいろんなところがあるので、私はこういうふうに思うけれどっていうところで、で、違う方向から子育て支援の面ではないか、低所得者対策ではないかと、いろんな委員の意見で聞けるというところでは、呼んでいいものなら呼んで聞けたらこんないいことはないと思うんですけれど。

委員(横山すみ子君)

私も窪田委員と同じ意見です。教育部長に詰めてもこれはわからない部分だなと思いましたのが、制度的には国の補助による所得制限つきの施策ということに、平成21年度切りかえてますよね。だけど町長に聞きたいのは、子供たち全体に対する支援についてどう考えているか、その中で調べなければいけないんですが、うちの町が保育園に行くお子さんよりも幼稚園に行くお子さんのほうが多い。幼稚園の数から見てもバランスとしてはそういう町だなと思うんですけれども、松田町とか大井町、中井町あたりは子供たち争奪戦という言葉を使ってはいけないかもしれない、町の将来をかけて子供たちにどうするかっていう論争が起きてるぐらいなので、幼稚園就園補助ということだけではなくて、子供たちに対する支援としてあなたはどう、いろんな施策があるけれどもこれについてはどうですかっていうことを、やっぱり一緒に聞いてみたいなと思いますので、チャンスをつくっていただければありがたいです。

委員長(待寺真司君)

ちょっと時間のほうがですね、次のあれがありますので、今、各委員さんから意見出ておりますので、また最後に取りまとめをさせていただきたいと思いますが、いずれにしましてもこの案件につきましては次回調査をしていただいてる部分に関して報告を受けて質疑、で、その際町長を呼ぶか呼ばないかについて、後ほどまた決定をして日程調整を行い、町長出席要請する場合は町長との日程もすり合わせしながら次回日程を決めたいと思いますので、そのような形でよろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。
それではちょうど11時となりましたので、それではこの後長柄小学校のほうに移動いたしますので、暫時休憩させていただきます。ありがとうございました。(午前11時00分)

委員長(待寺真司君)

それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時30分)
長柄小学校での児童たちとの学校給食の視察、大変実りあるというか、日ごろの子供たち、残してるんじゃないかななんて心配してたら、意外にみんなおかわりして、本当に残渣少ないんじゃないかなと逆に思ってしまうぐらい、非常に元気よくもりもり食べてる子供たちを見ることができました。
それでは引き続きまして、行政視察の件を議題とさせていただきますけれども、前回一応2案ということで、岐阜県の神戸町含む三重県の幾つかの自治体が1案、それから鳥取・島根のほうの校庭の芝生化を含めて各施設を回るのが1案ということで、この2案の中からきょうこの委員会の中で決定していこうというようなことで前回終わっております。ここからちょっと暫時休憩をさせていただきまして、それぞれについてまた詰めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
それでは暫時休憩いたします。(午後2時31分)

委員長(待寺真司君)

それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時44分)
それでは、ただいま皆様にいろいろと視察の件に関しまして調整を行わせていただきました。その結果ですね、当委員会の視察につきましては10月25、26、木曜日、金曜日。こちらの2日間、岐阜県の神戸町、それから三重県いなべ市、それから玉城町等を含めた幾つかの候補の中から2日間で、できれば3自治体を訪問して視察の予定を組みたいというふうに思っております。そのような形で進めてまいりたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。次回までにある程度具体的なプラン等をお示しできると思いますので、よろしくお願いをいたします。では、視察の件に関してはよろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。
それでは引き続きまして、付託案件となっておりました陳情第24-9号建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める陳情を議題とさせていただきます。
本陳情につきましては、さきの教育民生常任委員会で決定をしましたとおり、最初に陳情提出人の意見を聞くこととしたいと思いますけれども、これに御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
はい、ありがとうございます。御異議がございませんので、そのように進めてまいりますが、本日説明者につきましては陳情提出者の山田様より委任状が提出をされておりまして、代理人として田中様に御説明いただくということで委任状のほう、議長あてきておりますので御報告させていただきます。よろしくお願いします。
それでは説明のため、陳情人の入室のため暫時休憩をいたします。(午後2時46分)

委員長(待寺真司君)

それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時47分)
本日は葉山町議会基本条例第5条第2項の規定により、陳情第24-9号建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める陳情の提出人の代理として、神奈川土建一般労働組合鎌倉逗子葉山支部書記長の田中富夫氏に出席をいただいております。この際、委員長から一言ごあいさつを申し上げさせていただきます。本日は御多忙中にもかかわらず、本委員会のために御出席をいただきましてまことにありがとうございます。委員会を代表して感謝を申し上げます。
早速審査に入らせていただきます。まず、陳情提出人から簡潔に陳情についての御説明及び補足説明などをお願いをしたいと思います。そして説明、大体及び補足に関して15分程度の時間ということで、その後委員の質疑にお答えいただくようお願いをいたします。
それでは提出人の代理人として、田中様、よろしくお願いをいたします。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

本日はですね、葉山町議会の皆様においては貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。ただいま御紹介をいただきました、私は神奈川県内6万人の大工・左官などの建設職人で組織されております神奈川県建設労働組合の加盟組織であります神奈川土建鎌倉逗子葉山支部で書記長を務めております田中です。本日は先日陳情いたしました建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出の意見を述べさせていただきます。
御承知のように、5月25日に横浜地裁において建設アスベスト訴訟の判決が下されました。この裁判は国とアスベスト建材企業を被告として、2008年5月と6月に東京地裁と横浜地裁に対し、肺がん、中皮腫、石綿肺などアスベスト被害者と遺族の計212名が提訴した裁判です。ヨーロッパなどほかの諸外国と違い、日本におけるアスベスト被害の大半が建設業に集中しております。その理由は、戦前・戦後を通じて1,000万トンものアスベストが輸入され、特に1970年代から90年代にかけて年間30万トンという大量のアスベストが輸入されました。これらのうち8割以上は建材資材に使用されております。アスベストは耐火・耐水・耐食など、さまざまな性質を持つため、1950年代後半からアスベスト含有建材が大量に生産され、販売されるようになりました。
しかし、アスベストの塵肺の罹患の危険は戦前から、肺がん原因となる点については1955年、中皮腫を発症させることも1964年には明らかでありました。国は製造を禁止しないばかりか、耐火構造に指定認定し使用を容認、奨励し続けました。2006年に輸入がゼロとなり、全面禁止になったのは2008年であります。そして2005年6月のクボタ・ショックを契機にアスベスト被害が社会問題化し、労災補償の対象にならない方に対し迅速な救済を図ることを目的として、2006年2月に石綿被害救済法、石綿新法が制定されました。新法の制定により、労災保険の遺族補償給付の時効死後5年になった場合も救済対象とされましたが、救済金額は特別遺族弔慰金280万、特別葬祭費20万の合計300万円であり、救済額が労災補償に比べて著しく低い給付水準となっております。また、指定疾病が中皮腫、肺がん等に限られております。2012年6月現在、環境再生保全機構が発表した、申請した療養者の累計6,244名のうち、認定されたのは4,073名と6割余りにとどまっております。
国と建材メーカーは石綿新法の制定をもって、みずからの法的責任を否定したまま、建設産業従事者のアスベスト被害問題に決着をつけようとしました。過去のアスベスト暴露により、今後も建設作業従事者の中から多数のアスベスト被害者が発生することが予想されます。さらに建物の建てかえや解体で発生するアスベスト暴露の完全な防止がされず、新たな被害者を生む危険もあります。昨年発生した東日本大震災によるがれきの処理についても、今後新たな被害者の発生が懸念されます。
さきの判決に出た訴訟は、アスベスト被害者たちが国と建材メーカーの法的責任を明らかにするために起こした裁判であります。判決では、国の責任について、石綿含有建材の使用を促進した面は否定できないとしながら、建築基準法の加害者責任、労働安全衛生法の規制権限を行使しなかった責任など、一切の法的責任を否定しています。一方、原告の損害については石綿被害に関する法律の充実、補償制度の創設の可否を含め、再度検討が必要としております。マスコミの評価もおおむね私どもに好意的であり、国に補償制度の枠組みをつくるように提言しております。既に原告75名のうち、44名が死亡していること、重篤な疾患に苦しむ患者は命のあるうちの解決を強く願っています。国は早期の解決をすべきです。議会が三権分立の枠を超え、司法の判断に影響を及ぼすのではなく、司法の結論いかんにかかわらずアスベスト被害に苦しむ建設従事者の苦しみを葉山町議会の議員の皆様にも御理解いただき、アスベスト被害者救済基金の創設や労災制度、石綿新法の抜本改正を行い、アスベスト被害の早期解決が図られますようお力添えいただきたくお願いいたします。
近隣の市町村では、大和市や鎌倉市、逗子市においても同様の意見書が採択されております。ぜひともよろしくお願いいたします。御静聴どうもありがとうございます。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございました。以上で提出人からの説明を終わります。
これより提出人に対しまして質疑を行いたいと思いますが、なお念のため申し上げますが、田中様におかれましては私の許可を得て発言をしていただくようお願いをいたします。また、答弁に必要な範囲内で、委員に対して質問することができますけれども、委員に対しての直接の質問はできないことになっておりますので、よろしくお願いをいたします。
それでは委員からの質疑を求めたいと思います。御質疑のある方は挙手をもってお願いをいたします。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと勉強不足で申しわけないんですけれども、じん肺訴訟というのはありましたよね。同じその石綿、アスベスト、それから塵肺訴訟の原因もアスベストと考えてよろしいんでしょうか。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

筑豊じん肺訴訟というのがあったかと思いますけども、それと同じようにですね、その際は裁判においては国の責任が認められたかと思うんですけども、今回アスベスト訴訟に関しましてはそれが認められていないというのがありますね、筑豊とは違いまして。で、じん肺というのは細かい砂とかほこりとか、そういう何ですかね、石炭なんか掘ってるときなんか出るやつで、アスベストというのは日本には本来ないような含有物、石でして、主に外国から輸入されてる生産物って形になっております。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。他にいかがでしょうか。

委員(守屋亘弘君)

東京地裁判決が9月26日ということで書いてありますけれども、各地裁で全国的に訴訟を行ってると、そのように解釈してよろしいんですか。全国でその原告団が幾つあるんですか。

委員長(待寺真司君)

全国の状況等について。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

今、札幌や京都とか、九州のほうとか、今、たしか7つか9つだったかと思うんですけども、そのように地方裁判所で裁判を起こさせていただいております。

委員長(待寺真司君)

他によろしいですか。

委員(横山すみ子君)

すいません、神奈川で結構なんですが、原告団の皆さんの年齢層は大体どのぐらいか教えてください。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

やはり御高齢な方が多くてですね、アスベスト、大体吸ってから30年後とか40年後とか、静かな時限爆弾と言われるように、かなり年数がたってから発症する例が多いものですから、主にやはり50代以降、大体70代とかが多いようになっております。

委員長(待寺真司君)

他に御質問等はいかがでしょうか。

委員(窪田美樹君)

今、逗子市と鎌倉市って言われ…意見書を逗子市と大和市、鎌倉市は、鎌倉市もですよね。横須賀市はどうなのか。

委員長(待寺真司君)

横須賀市についてはいかがでしょうか。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

横須賀市についてもですね、意見書の陳情に対して提出の準備であるかと思うんですけれども、まだ提出はしていないかと伺っております。

委員(守屋亘弘君)

あともう1点ですね、陳情文の中で、2の陳情の理由の中ほどに「そして国が建築基準法などで不燃化、耐火工法としてアスベストの使用を進めたことに大きな原因があります」とありますけれども、逆に国がね、問題があるよという感覚を持ったのはいつごろでしょうか。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

既にヨーロッパ諸国等ではですね、1970年代、80年代にはもう既にアスベストの危険性等がわかってたというふうになっておりまして、その辺が裁判でも国の認識について争われてた点があるかと思うんですけども、ただ規制がですね、やはりつい最近までされなかったというところがございまして、裁判においてはそれは適切であったというふうにはなっておるんですけども、1970年代ぐらいにはやはり国とか企業においては危険性は知らされておったというふうに、世界的な流れとか学会のほうでは発表されておりました。

委員長(待寺真司君)

他にいかがですか。
ちょっと1点よろしいですか、私のほうから。この判決を受けたときに、その判決の中で、国に対して法律の充実や補償制度創設の可否を検討するように横浜地裁も促したというような新聞記事が御提出いただいた中にあったんですが、その後こういったのを受けて国が具体的に動いてるというような、そういった情報は原告団のほうには入ってないんでしょうか。国は全くそこの補償制度について関与しないよというようなまだ立場をとっておるのか、その辺はいかがなんでしょうか、現況は。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

何ですか、遺族給付金について子供がいない方には認められなかったというのが労災のほうであったんですけども、それがつい最近認められたというような事例が1件あったというふうには聞いておるんですけども、まだ全体的には金額の引き上げとかですね、年金制度とか、そういったのはまだ拡充はされてはいないかと思います。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございます。じゃ、まだ検討にも入っていないというような状況というふうにとらえて、わかりました。
では、他にいかがでしょうか。いろいろと資料も御提出いただいておりますので、その中でわからないこと等ございましたら。

委員(笠原俊一君)

アスベストの問題というのはかなり前から騒がれて、全体像の中では多少のことは知ってるんですけども、現実に逗子・葉山でこういった被害を持ってられる方っていうのは実際には何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

今回の原告団の中には幸いにも、鎌倉も逗子も葉山もいらっしゃらなかったんですけども、これがですね、今後広がるっていうことは予想はされるかと思うんですけども、実態の数字としては、すいません、把握はしていないんですけれども。

委員(笠原俊一君)

そうすると、逗子葉山支部の委員長さんとして、全国の動きにするために今回は動かれてると、こういう形なんでしょうかね。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

そうですね、やはり建設労働者のためにということと、今後ですね、先ほども述べさせていただきましたように東日本大震災においてですね、がれきの処理等ですね、あと町場なんか見ていますとやはり法律に反してといいますかね、そのまんままだ解体工事等が行われてる現場も間々見受けられますのでですね、そういった面もですね、即しまして、今回このような意見書を述べさせていただきました。

委員(笠原俊一君)

今、例えば昔の倉庫なんかアスベストのものがあって、それを注文しますとそれの処理の仕方と、あと安全ということで、当然そのアスベストがあると上乗せの費用ということで請求されますよね。そういう、これからはそういった対応はもうもちろんとられてるっていうことですよね。今から新たな被害は出ないで、過去の場合ですよね、今、被害が広がってくるんではなかろうかと言われたのは。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

本来ですとね、アスベスト処理に関しましては既にもう法律においてですね、届け出義務とか処理方法とかその密閉とかですね、保存とか、その辺は既に決まっておるんですけども、現状的にはまだ処理する業者の数も少ないですし、最終的な破棄する場所もですね、まだ決まってないとか、そういった現状もありましてですね、非常にまだ問題が多いかと思います。

委員(笠原俊一君)

最後にさせていただきますけども、このアスベストの被害の早期解決とかそういった動きをされてるのは、神奈川土建さんのグループとしてだけですか。ほかの団体っていうのはないんですか。そういう動きをする団体っていうのが、例えば逗子・葉山建設業組合とか、そうったところではないということなんですか。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

すいません、私ども先ほど申しましたように、全建総連という全国組織、63万人の中の同じ神奈川県でやっておりまして、逗葉建設さんですね、逗子葉山建設業組合さんと神奈川土建は同じ神奈川県建設労働組合の加盟団体でありまして、今回ですね、一緒に運動を進めようという話も途中まで来たんですけども、すいません、私どもの連絡ミス等もありましてですね、あと議会にですね、6月議会に間に合わせようということで、私ども単独でこのような意見書のほうを出させていただきました。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか、はい。では他に。

委員(守屋亘弘君)

それと、ちょっと全く素人で申しわけないんですけれども、いわゆる労働災害という観点から見てですね、単純な発想で、例えば何らかの労働をしていてけがをしたと。非常に言い方悪いんですけど、わかりやすいですよね。それですぐ救急車呼ぶなり何なりして対応したと。で、この場合は長い年月かかって発症するということではなかろうかと思うんですけれども、そうなると立証するのが大変難しいかなと思うんですが、そういう解釈でよろしいんですか。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

議員のおっしゃるとおりですね、確かに建設現場等でですね、落っこった、何したっていえばすぐ労災っていうのはわかるかと思うんですけども、アスベストに関しましては先ほど申したように発症まで30年かかるとか、非常に時間がかかるっていうのはかかるんですけども、ただ肺とかですね、解剖するとわかるんですけども、肺とかにですね、アスベストを吸いますと胸膜肥厚斑という、これはアスベストを吸ったという確かに形跡という証拠になるということになるんですね。ですから亡くなって解剖しないとアスベストを吸ったというのがわからないっていうのが、現状としてはあるということもあります。ですから時間が非常にかかるということもあるかと思います。

委員(守屋亘弘君)

それで現時点ではね、かなり防護して作業しますよね。たしか私も葉山町の建物の改修工事で、宇宙服みたいな、着用して作業しなくちゃいけないって、法律的にそうなったと思うんですけれども、現時点では起こりにくくなったっていうか、そういう防災対策というのか、面はかなり整備されてると考えてよろしいですかね。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

おっしゃるとおりですね、本来は風をね、起こして外に出して、防護服を着て作業をしなければならないというのが法律上のっとった作業の仕方で、ちゃんとそのための資格もね、取らなきゃならないというようになっておるんですけども、現実やはり私どもが見聞きしたりすると、なかなかそうまで行ってないのが現実なのかなというふうには感じております、はい。この暑い夏場なんかだと特にね、作業服かなり密閉されてますのでね、暑いですからね。まあそこまでね、昔ながらの手ぬぐいを口に巻いて作業するっていうのは、さすがに減ったかなとは思うんですけども、なかなかそこまでしてないように見受けられます。

委員長(待寺真司君)

それでは他にいかがでしょうか、御質疑のほうは。よろしいですか。

委員(笠原俊一君)

もう一つだけちょっと、勉強不足なので聞いておきたいんですけども、例えばこういうアスベストの被害だとかあったときには、逗子・葉山のこの建設業組合の方々っていうのは、どこにそういう窓口として、逗子も葉山もその窓口というのはないんじゃないかと思うんですけども、神奈川県の何かそういったところに聞くような、相談をするような、今までは体制だったんでしょうか。

委員長(待寺真司君)

このような事案が発生した場合。

陳情提出人代理人(田中富夫君)

確かに議員のおっしゃるようにですね、アスベストに関する専門的な医療をしているお医者さん自体がまだ少ないというのも第一なんですね。私どもはいつも東京都のほうにですね、専門のアスベストの詳しい方がいらっしゃいまして、その方のところに一緒にですね、行ってですね、もしアスベストの疑いがある場合はその方に診ていただきまして、それで労災などにかかわるようであれば労災の証明書とかも書いていただくというふうな手続をとっております。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。では特に、よろしいですか。いいですか。
それでは、質疑がないようですので、以上をもちまして提出人に対する質疑は終了いたしました。この際提出人に対しまして、委員会を代表して一言お礼を申し上げます。本日はお忙しいところ、本委員会の陳情審査のために御出席をいただきまして、本当にありがとうございました。御礼申し上げます。今後本委員会として本日の田中様からの御説明、質疑を通して今後の委員会審査に生かしてまいりたいと思いますので、ありがとうございました。
ではこの際、提出人退室のため暫時休憩をいたします。ありがとうございました。
(午後3時12分)

委員長(待寺真司君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時12分)
ただいま陳情提出者の代理人、田中様より御説明並びに質疑のほうを行わせていただきました。そういったさまざまな今までの流れを踏みまして、この陳情第24-9号について委員の皆様から取り扱いなどを含めて御意見を伺いたいと思います。御意見のある委員の方は挙手をもってお願いをいたします。

委員(守屋亘弘君)

まず結論から言うと、採択すべきと。理由については、要するに何ら罪がない建設従事者がこういう災害に遭ってるということを、そのまま見逃していいかどうかですよね。一生懸命働いてその、たまたま国が進めたそういう不燃化あるいは耐火工法としてのアスベストによってですね、長い間苦しむということ自体がね、大変苦しんでそれを見逃してるというのは、見逃すということ自体がね、大変同じ社会人というのかな、理不尽だと私は思います。以上です。

委員長(待寺真司君)

今、採択すべきというような御提案でした。守屋委員、確認なんですけども、国に対して意見書の提出を求める陳情ということでございますので、意見書提出の採択で意見書提出ということでよろしいですか、確認なんですが。はい、わかりました。では他に。

委員(横山すみ子君)

私も守屋委員と同様なんですけれども、既に苦しんでおられる方たちも年齢が高い方が多いということと、それから不安を抱えたまま人生過ごしておられる方もおられるわけで、これは長引かせてはいけない、一刻も早く救済すべきと思いますので、採択の上、意見書を提出したいと思います。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございました。それでは他に。

委員(窪田美樹君)

この問題ですけれど、救済法が成立されたってなってるんですけれど、それも不十分であり、抜本的にもう一度見直してほしいというところもあったり、また横浜では敗訴ということになってしまってるんですけど、また東京でもあるということで、早期にはなるんですよね。急いでというところもあると思います。ですので、採択して意見書を提出するべきと思います。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございます。

委員(荒井直彦君)

私も皆様の、先に答弁された議員と同じで、採択で意見書提出という判断をいたします。

委員長(待寺真司君)

はい、よろしいですか。

委員(笠原俊一君)

私はね、まず採択と。不採択はないんですけども、趣旨了承でもいいのかなっていう気がしてるのね。というのは、申しわけないんですけどほかに入ってくる情報がないんですよ。ですから町でこういったもの、部署があったりして、もう少しいろんなバランスの中でよく聞けて、町の現状だとかわかればもっといいなと。もちろんこういった方が早く救済されることは望むべきっていうことなんですけども、余りにも町に直近したものがないということの中で、趣旨はもちろんわかってるし、応援をするということはやぶさかじゃないんですけども、もろ手を挙げてこれがよくわかってるんだっていうのがちょっとね、採択だっていうところまでちょっと自分の判断が、何ですかね、まだ田中さんという方のワンウエーしかないものですから、あとはこの書類を見るだけなんでね、自分が直接に見たということでいろんなことがあったときには、それはもろ手を挙げて採択と言い切れるんですけども、ないときにはおおむねの了解ということで、私の場合はスタンスとして、趣旨はわかった、趣旨了承で意見書というのがどうかなとは思ってるんですけども。もちろん議会の判断の中で趣旨了承っていうと皆さんが同意しなければないものですから、やり方としてね。ですから、私のほうは今のところ趣旨了承でいかがかなとは思ったんですけども。もちろん意見書を出すんですけども。何人も何人もその直近、自分の周りにそういう方がいて目の前で見えるっていうことであれば、もうもちろん、その裏側もない、まじめにっていうことで、そういうことなんで、申しわけないんですけども、自分の一貫した考え方の中では趣旨了承でいければ、なければもちろん…(「採決」の声あり)なりますよね。自分の今、考え方を述べろということですから、今のところ私はそう思ってます。

委員長(待寺真司君)

今、笠原委員の意見としては趣旨了承でと、この趣旨了承については皆様の同意見にならなければいけませんので、今のところ皆様採択して意見書を提出すべきという方で4人きておりますので、はい。では副委員長は、よろしいですか。

委員(長塚かおる君)

私も採択をして意見書を提出するのでいいと思います。

委員長(待寺真司君)

では各委員さんから意見が出そろったんですけれども、採択して意見書を提出すべきという意見が大勢を占めているというふうに私自身は判断をさせていただきます。笠原委員からは趣旨了承でというお話なんですが、ちょっと今回については、そこの部分では。

委員(笠原俊一君)

別に私の考え方の一端を言っただけであって、反対してるわけでも何でもないということですから、趣旨了承にはのらないということであれば、採択か不採択をとっていただいて、そうすれば私ももちろん採択ということにのりますけれども、私の考え方を言ったまでのことでありますので、今、審査の最終的な局面の前に委員長さんの中で皆さんの意見をとりあえず聞きたいということですから、これから採決をしますという形をしていただければ、その中でまた採択か不採択かということでします。

委員長(待寺真司君)

そうしますと一応、大方採択でということなんですが、一応採決をとらせていただくというふうに段取りしてよろしいでしょうか、入って、はい。
それでは皆様からの御意見が出そろいましたので、これより採決を行わせていただきます。陳情第24-9号建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める陳情に、賛成の方の挙手をお願いをいたします。
(挙手全員)
はい、ありがとうございます。挙手全員であります。よって陳情第24-9号は採択されました。なお、国に対して意見書を提出するということも同時に行わせていただきます。
それでは、以上をもちまして陳情第24-9号についての審査を終了いたします。ありがとうございました。
では審査報告並びに意見書については…暫時休憩します。(午後3時20分)

委員長(待寺真司君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時21分)
それでは、ただいま陳情第24-9号、採択となりました。審査報告並びに意見書につきまして、いかがいたしましょうか。
(「正・副委員長一任」の声あり)
はい、ありがとうございます。では正・副そして事務局とで対応を図らせていただきます。ありがとうございました。
以上で本日の付託案件は終了ですが、その他でもし何かございましたら。そうですね、最後そこを、はい。

委員(横山すみ子君)

総合計画の後期基本計画の案、早ければ9月にという、正確な情報ではないかもしれませんが、ということも聞いたりしますので。それとの関連だけではないんですけれども、下水道の問題についてと、あと、し尿処理の投入の問題で進展があったかどうかについて、所管事務調査で聞き取りをさせていただければありがたいです。

委員長(待寺真司君)

下水道の問題についてはいわゆる認可区域とか市街化調整区域を合併浄化槽でとかっていう町長の方針と、はい。

委員(横山すみ子君)

町長の方針とそれから計画で示された文言が相当差があるなという感じを受けておりますので、どちらにしたいのか聞きたいなと思います。

委員長(待寺真司君)

し尿処理の件につきましては、何か動きがあった場合は担当課から連絡が来ると。そして報告をその委員会あるときにやっていただくようになってるんですけども、今のところちょっと今回も特段動きがなかったので、その後の動きについてちょっとまた確認は取ります。ちょっと全般的にこう、県とのやりとりがうまくいってないのか、動きがよく見えてこないんですね、そこが。

委員(横山すみ子君)

国の補助金はつかない事業ということなんですか。

委員長(待寺真司君)

MICS事業じゃなくて。

委員(横山すみ子君)

今進めているもの。

委員長(待寺真司君)

投入のはね。そうですね。その辺の補助事業にはならないという判断でやってると思うんですが。あくまでも県がそれを認めてくれるっていうところから次のステップに行けるんですかね。

委員(横山すみ子君)

県の補助もなし。

委員長(待寺真司君)

まだ今のところ。

委員(横山すみ子君)

というのは、もし対外的な、県、国はないとしても補助金多少でも考えるのであれば、通常6月あたりで協議を終えて9月、予算化の段階では見えていないと来年度に何もできないと思いますので。そうですね、多少動きが見えたときでもいいですけれども、聞き取りをぜひしたいと思います。

委員長(待寺真司君)

はい、わかりました。前回、前々回報告を受けて以来、その後動きが見えてないと。やるたびに一応担当課のほうには打診はしてるんですけれども、報告すべき事項に至っていないということですので、だからその調整の中で難航してるのか、その辺も含めてちょっと時間もたってますので、改めてその間の経緯を委員長のほうから担当課のほうに要請をしまして、次回それを説明いただくというような形で時間とりたいと思いますので。

委員(横山すみ子君)

言葉にこだわってしまうといけないんですけれども、報告すべき事項がないということはどういうことかと思ってしまいます。

委員長(待寺真司君)

動いてはいるんだけど、恐らく何らの議会に報告すべき成果が上がってないというような受け取り方を私のほうはちょっとさせていただいてて、それをもとにきょうも呼んでないわけなんですが。委員からそういった御指摘があったということでですね、改めてまた正・副のほうで対応をとらせていただきたいと思います。

委員(守屋亘弘君)

下水道投入施設の関連で言えばね、いわゆるコンサルを使ってただでやらせてるのかどうかね、はっきりさせてほしいと思うんですよ。この間の件ではね、まだどういうことをね、やらせるのかどうか決まってないなんて言いながら、実際に23年の8月26日かな、付に、県との協議資料なんてつくらせてるんでしょ。とんでもない話だよね。その辺をはっきりさせてもらって、町長も何考えてるのかね、もう金払ったからしょうがねえよなんていうような、そういうことであいまいなね、面を残して作業だけどんどん進めてるんじゃないかと。それはちょっと正・副委員長で確認をしてほしいと思うんですけど、いかがでしょうか。

委員長(待寺真司君)

わかりました。そうですね、はい。もう皆さん御承知のとおり、最初の投入施設の設計図面2,000万ちょいかかった部分が宙に浮いてると。交渉の中ではその範囲内で今度の投入施設について設計云々という話は前回のときにあったと思いますので、その後どのようになってるのかも含めてですね、今、横山委員からもありましたので、この件についてまた申し入れを行い、そしてしかるべく説明をしていただくように次回手配をとりたいと思いますので。他の委員の皆様よろしいでしょうか。

委員(笠原俊一君)

それも全然異論ないんですけども、昨日もごみのほうでね、日程を調整しましたよね。ただ、それいつやるのとなると、もうきのうの話で8月いっぱい、9月までなかったんですよ、日にちがね。そうすると9月の5日から定例会でしょ。そうすると定例会入ってからの日程の調整になるのか、ちょっとそれが見えないんです。

委員長(待寺真司君)

日程調整はちょっとこの後休憩でやりたいと思うんですが、ごみ特は全員ですので、教育民生半分ですから、8月あたりで一定の日にち設けたいとは思っておりますので、後ほど行いたいと思います。その際の一応所管事務調査として、今いろいろ挙げていただいてて、それから先ほど幼稚園就園奨励事業のところで、町長を呼んでというようなお話も出ておりましたので、そうしますと町長の日程も含めた調整が必要になろうかと思いますが。先ほどちょっと途中で長柄小のほうの視察に行ってしまいましたので、改めて委員の方から御要望等を伺いたいんですが、幼稚園就園奨励事業について町長出席していただいてですね、子育て政策全般も含めてですね、どのようにこの幼稚園就園奨励費を考えているのか。それから増額に対してどのような考えを持ってるのか、これを直接聞きたいということでございましたので、そのような形で町長に出席を要請するということで、正式に委員会として決めてよろしいでしょうか。

委員(守屋亘弘君)

私は町長出席云々は不要だと思います。というのは、もうさっきの議論にありましたけれども、低所得者対策だという面で考えればね、もうただお金がないからできないよということなんでしょ。その町長要望書に対して答えたのは。まあ言ってみりゃ、そういうことでしょ。で、押し問答してもしょうがないんじゃないかと。結局そのとおりですっていう話しか返ってこないんじゃないですか。だからその概念としてね、子育て支援策なのか、私が申し上げたような就園奨励事業というのの定義をね、はっきり同じような土俵で皆さんと、あるいは行政サイドが一緒であればいいけど、全然別のことを考えてた場合にはね、いつまでたってもすり合わせはできないんじゃないかと。

委員長(待寺真司君)

今、守屋委員からの意見で、皆様は呼びたいということと、守屋委員からは呼ぶ必要はないんじゃないかというようなお話でございましたけれども、そうですね、町長に具体的にこういうことを聞きたいんだというのは幾つか出ておりましたので、どうなんでしょうか、守屋委員。

委員(守屋亘弘君)

先ほどの時点のお話は、幼稚園のね、関連の話だったですよね。それで私も大変申しわけなかったけど勘違いしてて、マニフェストにあったかのような私は発言しちゃって申しわけなかったけど、それはなかったとなれば、もうあとは町長が言った話をまた向こうサイドはぶり返してくるだけじゃないかと。その要望書か何かに答えた文章をね。で、もろもろほかの面も含めてというんであれば、具体的にどういうことを聞くのかね、はっきりしてもらいたいと思うんですけど。幼稚園の関連だけで限れば私は必要ないと。

委員長(待寺真司君)

幼稚園の件だけでは必要ないというお話ですね。

委員(笠原俊一君)

それも一つの考え方なんだけれども、ただ先ほどの子供たちの問題については平成15年から20年までは一律の子育て支援の対策だったと。ところが21年からは所得制限を起こすなど変わってきてるんですよ、方針が。それと今、680万円以下の、年収がね、680万円以上の人に対してはそういったものはないっていうこともあるし、ですから680万円というものが低所得者対策なのかどうかっていうことはね、疑問は感じるよと。もう既に昔の考え方が違ってきてるんだから、今の町長さんはどっちなんだというのを確認をしておかないと、将来の方向性が変わってくるんじゃないかと、こういう疑問がわくから、あなたはどっちなんだということを聞いておきたいと。そこが根底になるでしょってことを私はさっき言ったつもりなんですよね。ですから、もう680万円というものがね、低所得者なのという思いもあるわけじゃないですか、それぞれ人には、守屋さんみたいに先々読める人と、我々みたいに読めない人間とそれぞれいるんですから、それを確認をしておきたいということなんです。ですから、もしやるんであれば、私のほうは8月中にそれをやる必要があるのかないのか、町長呼ぶんであればね。それとも9月の議会になってからやる必要があるのかということの今、いろんな日程を加味した中で、例えば8月中にやるんであれば町長はこのときはいらないよとか、逆に先に聞いておきたいよとかね、9月5日から定例会入っちゃいますから、その中で入ってから聞いてもいいし、どっちなのかなっていうのはちょっとそこがまだ自分の気持ちの中では整理できてないんですけれども、いずれにしても8月にそれをやるべきなのか、やらないべきなのかっていうものをまた議論もしなきゃいけないし、日程調整もしなければいけないんじゃないですかということもあわせてね。で、何しろ9月の定例会前にやるんだということで皆さんが一致すれば、やるための方策でそこに町長を呼ぶか呼ばないか決めていただければ結構です。

委員長(待寺真司君)

はい、わかりました。

委員(横山すみ子君)

今回陳情を出された私立幼稚園就園奨励費に関する要望の中で、議員の時代に山梨議員はこの同じ陳情に賛成をしておられたと。それで首長のお立場になられたときに、初年度予算つけにくかったのかもしれませんけれども、一体どう、外から見ておられた方は変わってしまったっていうふうに思われて、不安を感じての陳情だと思うんですが、単にことしつけにくかった、来年以降はやりますとか、あるいは小児医療費のときも大分議論をいたしましたけれども、子育て支援というものに対してどういう姿勢で臨んで、どういうシーンを入れていくかっていうのはちょっと一般質問だけの、1対1のやり取りでは詰めきれないような気もするので、できればあなたの本当のお考えはどこなんですかって聞きたいような気がいたします。

委員長(待寺真司君)

そうすると横山委員、時期的には定例会前、後期基本計画の部分でもきっとね、子育ての支援のところで関連してくるっていうことも考えると、なるべく早めと。

委員(横山すみ子君)

昨日、ごみ問題特別委員会で日程調整、大変御苦労をおかけしましたけれども、全員の都合を合わせるという困難さでございました。で、今回半分ですので、7月でもあるかもしれないし、これは早いほうが、予算に関連するところと、あと総合計画そのものには関連するかどうかわかりませんが、予算には関連があるところですので、行政側が議論を始める前にやったほうがいいかなと思います。

委員長(待寺真司君)

暫時休憩します。(午後3時35分)

委員長(待寺真司君)

それでは休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後3時58分)
非常に日程調整難航しましたけれども、ただいま休憩中に次回の委員会の日程が決定いたしましたので、内容等について再度確認をさせていただきたいと思います。次回委員会開催日は8月7日(火曜日)、1時開会とさせていただきます。
そして内容につきましては所管事務調査で3点、まず1点目は幼稚園就園奨励事業について、町長の考え方を町長をお呼びして伺うということがまず1点目。2点目につきましては公共下水道の事業認可区域について、見直しをするというような全体計画。下水道問題について、全般で。

委員(横山すみ子君)

事業認可区域というよりも、都市計画決定の範囲の変更ですよね。後ほど。

委員長(待寺真司君)

わかりました。じゃ下水道事業についてということで、所管事務調査のほうさせていただきます。そして3点目が、下水道し尿投入施設整備事業についてということで3点目。こちら2番、3番については所管の担当課、下水道課、環境課に出席をいただいて、職員から報告を受けた後、質疑応答というような形で、3点所管事務調査を行いたいと思います。よろしいでしょうか。(「はい」の声あり)はい、ありがとうございます。
では、その他につきましては本日、場所・日程決定をさせていただきました行政視察について、進捗があれば報告をさせていただくということで、委員会のほうを進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、以上で本日の会議終了したいと思いますけれども、委員の皆様よろしいでしょうか。(「はい」の声あり)はい、ありがとうございます。
それでは以上をもちまして、本日の教育民生常任委員会閉会いたします。御苦労さまでした。
(午後4時00分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成24年8月30日

教育民生常任委員会委員長 待寺真司

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更新日:2018年02月02日