教育民生常任委員会会議録 平成24年5月18日

開催年月日

平成24年5月18日(金曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午後1時31分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件
    (1)議案第 65 号 葉山町小児の医療費の助成に関する条例
    (2)陳情第24-4号 小学校 保育園の給食に関する陳情
  2. その他

出席並びに欠席委員

出席7名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 待寺真司 出席
副委員長 長塚かおる 出席
委員 窪田美樹 出席
委員 守屋亘弘 出席
委員 荒井直彦 出席
委員 笠原俊一 出席
委員 横山すみ子 出席
オブザーバー 議長 畑中由喜子 出席

傍聴者

金崎ひさ議員 田中孝男議員 土佐洋子議員 近藤昇一議員
一般傍聴者 1名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
保健福祉部部長 稲山孝之
子ども育成課課長 仲野美幸
子ども育成課課長補佐 今山健二
教育部部長 高梨勝
学校教育課課長 加藤雄司
学校教育課課長補佐 永井秀子
財政課課長 小山誠

会議の書記

議会事務局主事 佐々木周子

会議録署名委員

委員長 待寺真司

会議の経過

委員長(待寺真司君)

おはようございます。定刻の10時となりましたので、本日の教育民生常任委員会を開会したいと思います。(午前10時00分)
委員全員出席でございますので、本日の会議は成立いたします。直ちに本日の会議に入ります。
それでは、まず、お手元のほうに資料を幾つか置いておりますので、確認のほうをさせていただきます。まず、本日の式次第が1枚、それから葉山町小児の医療費の助成に関する条例及び同条例施行規則(案)議案第65号参考資料というA4でホチキスどめになった資料が1部、それから議案第65号の同じく参考資料として小児医療助成事業市町村別実施状況表、こちらA4・1枚。それから、これちょっと本日ですね、委員の皆様には、事前にメールでお伝えしておりましたけれども、小学校及び保育園食の提供給食の放射線量の測定結果というのを1回目が終わっておりまして、ホームページに掲載されておりました。その資料をきょう私のほうで用意させていただいておりまして、そちらを1部置かせていただいております。いかがでしょうか、配付漏れ等はよろしいでしょうか。皆さん、ありますか。はい、ありがとうございます。
それでは、本日の会議に入りたいと思いますが、まず本日ですが、付託案件ということで、議案第65号葉山町小児の医療費の助成に関する条例、そして陳情第24-4号小学校保育園の給食に関する陳情、2点付議案件がございまして、そして2項目目としてその他を上げさせていただいております。
本日の進め方なんですが、前回同様ですね、陳情のほうから先に審査をさせていただきまして、議案はその後というふうな形で進めさせていただきたいんですけども、委員の皆様、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
ありがとうございます。それでは、まず最初に、本日は2番となっておりますが、陳情第24-4号小学校保育園の給食に関する陳情の審査を行います。
こちらにつきましては、前回説明等を受けて質疑を行い、継続となっているものでございます。また、お手元に配付しましたように、新たに測定結果というのも出ておりますので、一応職員のほうには待機をしていただいております。説明を受けてからの質疑というふうに入りたいと思いますけども、そのような進め方でよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
はい、ありがとうございます。それでは、職員入室のため暫時休憩いたします。
(午前10時02分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時04分)
職員が入室しております。では、職員の紹介から始めたいと思います。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

おはようございます。よろしく御審議をお願いします。町長部局の職員の出席の紹介をさせていただきます。子ども育成課長の仲野でございます。課長補佐の今山でございます。私、部長の稲山です。よろしくお願いいたします。

教育部部長(高梨勝君)

それでは、学校教育課の職員を紹介させていただきます。学校教育課長の加藤でございます。学校教育課の課長補佐の永井でございます。高梨です。よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。それでは、陳情第24-4号につきまして、前回いろいろと御説明をいただき、質疑も行わせていただきましたが、その後、前回もお話が出ておりました給食の検査を1回、春の分というか、1学期の分終了いたしまして、ホームページ等でその検査結果なんかも報告をされておりますので、まず、こちらのちょっと御説明等をいただきまして、その後、質疑という形で進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。説明のほうは…加藤課長、お願いします。

学校教育課課長(加藤雄司君)

それでは、よろしくお願いいたします。お手元に資料がございますか。はい、では、それを御参照いただければと思います。
今年度第1回目の測定につきましては、小学校1年生の給食開始に合わせまして、4月17日の火曜日から23日、月曜日までの1週間、5日分ですね。小学校4校及び保育園で提供いたしました給食、これをですね、財団法人日本冷凍食品検査協会に持ち込み、ゲルマニウム半導体検出器を用いましたガンマ線スペクトロメトリーによる各種分析法によりまして検査を実施いたしました。今回の測定時間につきましては、2,000秒に上げたことによりまして、検出下限値を1キログラムあたり0.6から0.8ベクレルまで高められましたので、国が定めております新基準値に比べてはるかに精度の高い検査結果を得ることができました。
検査結果のほうでございますが、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137、いずれも未検出となってございます。これにより一定の安全性が確認されましたことを改めてここに御報告申し上げます。
なお、結果につきましては、既に町のホームページ上で公表するとともに、各学校・保育園等へも連絡済みでございます。今後につきましても、毎学期、季節ごとの食材を検査していく予定でございます。以上です。

委員長(待寺真司君)

ありがごとうございました。それでは、説明が終わりましたので、全般で結構でございます。この件も含めまして、質疑のほうを受け付けたいと思います。では、質疑のある委員の方、挙手をもってお願いをいたします。

委員(窪田美樹君)

今、施設ごとと言われたんですけど、小学校は小学校、検査のあれで小学校は小学校、保育園は保育園でとか、あと4校別々とかという施設ごとでしょうか。施設ごと検査されるって言われたんで。

学校教育課課長(加藤雄司君)

これにつきましては、小学校の分と保育園の分、4校分と1保育園の分をまとめて1週間分を検査してございます。ただ、もし何かあった場合には、それぞれまた検体をとってございますので、それぞれどこから万が一出た場合には、突きとめられるように再検査を可能としてございます。

委員(窪田美樹君)

じゃ何かあったら施設ごとの対応できるということ。

学校教育課課長(加藤雄司君)

はい、そういう形になっております。

委員長(待寺真司君)

他に。

委員(窪田美樹君)

この測定時間2,000秒にされたということで、これ以前の検査時間と違うんですけど、それ費用は変わるんでしょうか。

学校教育課課長(加藤雄司君)

同額となってございますが、今回ですね、新たな価格が設定、4月からされておりまして、前回と同額ということになっております。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと勉強不足で申しわけないんで、教えてもらいたいんですけれども、陳情書の1ページ目の最後に、「現状でき得る限り知るためにも、検出限界値のなるべく低い検査をお願いしたいと思っています」って、何を言っているのか、さっぱり私にはわかんないんですが、この測定結果の中で、横の数値は検出限界値をあらわしていますとありますよね。というのは、上の表を見ると「検出せず」とずっとなっていて、その下に今の数値、今の検出限界値ですか、があるんですけれども。というのは、どういう意味を。

学校教育課課長(加藤雄司君)

これはですね、回転数を高めていくことによって、その検出限界をどんどんどんどん下げていくことが可能だと。それだけ精度が高まるわけですね。例えば回転数に比例して、逆にですね、その下限値を下げていくことができるということは、前回は500秒…600秒に対して、例えば10ベクレル以下とかという形で下限値を設定できる。今回はそれを2,000に上げたことによって、1ベクレル以下、もっと言えば、これで言うと0.67とか、0.66とか、そこまで下げる、細かく見ることができるよといった意味でとらえていただければいいと思います。

委員長(待寺真司君)

だから、いわゆる陳情の要旨に合った測定方法をしているというふうに。

委員(守屋亘弘君)

いや数字がね、これで全く問題ないよという意味であろうかと思うんだけども、ちょっと「検出せず」と書いてあって、数値が書いている。検出したわけじゃないということでしょ、これ。

学校教育課課長(加藤雄司君)

基本的に水準がございますよね。例えば10ベクレル、それ以内であれば、一応検出せずという形で出てくるんですね。これはもっと言えば、1ベクレル以下ですから、もっと細かいところまで落として見れていると。その中でも、それ以下の数字も出てきてないということで、検出せずという認識に立っているんですね。ただし、今、部長が補足していただきましたけど、0.67以下だと可能性はあるかもしれない。そういうふうに読み取れるわけですね。

委員(守屋亘弘君)

くどくて申しわけない。例えば一般食品でね、下に書いてある国の4月1日施行の新基準が100ベクレルですよね。1キログラム当たりね。それに対して0.66ベクレル私も余計なことを言うと怒られちゃうけどさ、全く問題ないという、ね、解釈でいいんですよね、わかりました。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

学校教育課課長(加藤雄司君)

そのような御理解で、全くそのとおりだと思います。

委員長(待寺真司君)

他にいかがでしょうか。

委員(長塚かおる君)

この結果をホームページに載せて、町民の方とか何か反応とかはあったんでしょうか。

学校教育課課長(加藤雄司君)

教育委員会のほうには一切お電話等のお問い合わせがございませんし、このデータについてはもう既に学校長あてに報告してございますので、今後、具体でですね、学校長からはまた、お便り等で保護者に周知、今されているところだと思いますが、特段そのようなお問い合わせはございません。

委員(長塚かおる君)

新1年生が入ってきて、保育園以外に幼稚園から入ってきた方もいらっしゃると思うんですが、そのもう懇談会も終わっていると思うんですが、その時点でこの給食に関しての放射線量の心配というか、親御さんからは出たという報告はあるんでしょうか。

学校教育課課長(加藤雄司君)

もう既に校長会を4月、5月、2回実施しておりますが、その中での報告は一切ありませんので、また、特別あれば、すぐまた単独でですね、連絡があると思いますので、受けとめていきたいと思っております。

委員(長塚かおる君)

そうしますと、この3月にこの方たちが出して、この方たちもまだ小学校の保護者としていらっしゃると思うんですが、この方たちからも4月以降、この検査をしたということで、何ももっとほかにつけ加えてということも全くないんですか。

学校教育課課長(加藤雄司君)

今のところございません。

委員長(待寺真司君)

では、他によろしいですか。
それでは、質疑を終了いたします。それでは、職員退室のため暫時休憩いたします。ありがとうございました。(午前10時14分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時15分)
それでは、委員の皆様、陳情第24-4号ですが、御意見あるいは取り扱いを含めて求めたいと思います。御意見及び取り扱いについて発言のある方は挙手をお願いをいたします。

委員(守屋亘弘君)

陳情書の提出は、先ほどもちょっとお話があったとおり3月1日付ですよね。それで、議論をしている内容については、測定結果ということで4月以降、4月1日施行の国の新基準値が出たと。で、特段検査、測定結果については問題がないと。心配すればするほどね、これは個人個人の感性というのか、あるいは主観ということも入るかと思いますけれども、いわゆる公平なね、測定結果ということで考えれば、繰り返しになりますけども、問題ないという結果であろうかと思いますんで、これをさらに云々してどうのこうのということはね、現時点では必要ないんじゃないかということで、最大限の理解を示すということであれば、趣旨了承が私は適当であると考えます。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございます。

委員(窪田美樹君)

この検査の方法に基準値を下げてとかというところはあるんですけれど、方法でなくて、これ回数のほうも陳情の方は言われているところです。ですので、今のところ、町としての対応は基準値を600秒から2,000秒にしたことによってもっと低い、国の基準より低い検査値が出ますよって、はかれる、計測できますよっていうことなんですけれど、回数に関しては全く陳情のところはのんでないというところで、もっと町に学期ごと1回ずつというのではなく、鎌倉市とかではもっと回数も多いというところでは、もう少し町として動いていくべきではないかと思うので、趣旨了承ではなく、町に強く求めていきたいと思うので、採決をお願いします。

委員長(待寺真司君)

今、お2人から御意見ありました。守屋委員は趣旨了承でということで、窪田委員につきましては回数をふやすという部分について強く要望するために、採決で採択ということですね、はい。

委員(笠原俊一君)

前回もね、今、窪田さんが言ったように、1週間ごとにとかね、回数をふやしてくれということは担当としては費用的にもかさむといって、学期ごとに行うということで、実際的には、結果的にいい結果も得られているし、陳情者のほうについても、先ほどの議論の中からもこういう結果が出て、何らの苦情もなかったようなことですからね。ただ、結論として、議会としてどういうふうにするのかというものは、財政的な見地、あるいは子供たちの安全というのは両方踏まえて、住民の方が納得するような結論の導き方というのはあると思うんですよ。ですから、趣旨了承がいいのか、採択して、可決するのか否決するのかというようなね、形を取ろうが、この結果的に町のほうのやっていること自体に何ら問題点というのは見出せないところがあるんで、私はこういったものはどうなのかな。みなし採択というか、そういうような形もあるのかなと。実際にはもう測定のもう600秒から2,000秒という細かいものまで見れるようなことに努力をされている結果もあるんでね、そういった落としどころでいいんじゃないかなと思うんですよ。このまま審査終了というのもちょっとおかしなものだし、実際に議論を継続してやっているんでね。ただ、願意はある程度を満たしているんじゃないかなという思いがあるんで、そこら辺の配慮をしてあげたらいいんではないかなと私は思うんですけどね。いかがなもんでしょうか。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。みなし採択というのはないですよね。それは、はい。(私語あり)そうですね、今、笠原委員からは皆さんへの投げかけというか、議会としてどういう判断をすべきかというところで御意見がありましたけれども、他の委員の方はいかがでしょうか。趣旨了承ですと、全会一致というのが原則となろうかと思いますので。

委員(横山すみ子君)

職員の方がいらっしゃるときに聞けばよかったなと思っているんですけれども、周辺の自治体でさまざまな方法で測定をされておりますけれども、その中で問題があったという報告は、今までのところ見ていないような。距離を広げますと、冷凍ミカンが引っかかったというのは新聞では見ましたけれども。この近辺では詳しく調べているところもないというふうに思っておりますので、今、問題になっておりますのは、採決をするか、趣旨了承はまとまらなければだめですので、委員長、ちょっと御配慮をいただきまして、休憩をいただければありがたいんですが。休憩…ほかの方の賛成がないとだめですけれども。

委員長(待寺真司君)

今、横山委員から休憩の動議が…賛成。はい、ではただいま休憩の動議、賛成者がいらっしゃいますので。はい。では、10分休憩をさせていただきますので、再開を10時半とさせていただきます。(午前10時21分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時27分)
それでは、休憩前に引き続きまして、陳情第24-4号の陳情について取り扱い等含めて、改めて御意見等ございましたらお願いをいたします。

委員(荒井直彦君)

やはりここは今、役場としてもですね、精いっぱいの努力を今やっている段階で、年3回ということで今年度はやるという計画があるので、何かあったときには、また回数をふやしていただきたいということがあるので、私は趣旨了承でお願いしたいと思います。

委員長(待寺真司君)

改めて、荒井委員のほうから趣旨了承でという御意見がございましたけれども、今のところ、他の委員さんは。

委員(窪田美樹君)

町側の以前からの話では、このまま、何かなければこのままということで動きが全く見えないということで、これ趣旨了承しても進まないというところで、町民の願いが聞き入れられていないというところで、採択をお願いします。

委員長(待寺真司君)

今、窪田委員からは引き続き採択、採決というような取り扱いでという御意見でございます。趣旨了承でまとまらないということであれば、採決のほうに移らせていただきたいと思いますけども、他の委員の方で、もし御意見等がございましたら、意見として残りますので、いかがでしょうか。

委員(横山すみ子君)

この陳情を読ませていただいて、3月に出されたわけですけれども、その後、基準が変わり、また町側は、今、窪田委員のほうからは町側の努力がないという前提でしたけれども、測定秒数も同じ金額の中で長くする努力をしたりしているのと、あと周辺自治体でも同様な調査をやっておりますけれども、問題が出ていないという段階で、この検査のやり方を即切りかえるということが、採択をするとその方向にしなさいということを議会が言ったということになりますので、陳情者の心情は受けとめたいとは思いますけれども、この陳情を現在、採択して、方式を切りかえる必要性について、今の段階ではもうちょっと様子を見てもいいのではないかと思います。あと、教育委員会としては説明やそれから情報の公開、それから検査の内容についても努力されているという跡は私は認めます。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。

委員(窪田美樹君)

私も町側の努力はもちろん数値が上がっているという、検査の内容を濃くしているというところでは、町側の努力はないというわけではなくて、回数に関して全くじゃあもう少し検討しますということもなく、いや年3回でということを言い切られていたので、こういった陳情が出ている中、ほかの鎌倉市では、自分たち…規模の違いも、市町村の規模の違いもあるんですけれど、そういったところをもっと検査しているところを見れば、もう少し葉山、年3回というところではないところを、もう少しこういうところの意見を酌んでいただいてもいいんではないかというところの努力を見せてほしいというところです。

委員(守屋亘弘君)

いやですから、趣旨了承という形をとってね、報告文にはそういう含みを持った文章にしたらどうかというアイデアもあろうかと思うんだけど、初めからこれじゃ我慢ならないというようなことになると、じゃあ採決しますかということになろうかと思うんです。もうある程度議論が出尽くした感じがあるんで、もし、趣旨了承を全会一致じゃなくちゃだめだとなれば、採決したほうが私はいいと思いますけどね。

委員長(待寺真司君)

今、ちょっとその前段として、いろいろなお考えおありになると思いますので、意見としてですね、報告文の中に、もし意見として残したいという部分がありましたら、委員の方から今、意見を求めているところで、守屋委員、御指摘のように窪田委員のほうが採決にというところでございますので、この後、採決には入らせていただきたいと思いますが、他によろしいですか。

委員(横山すみ子君)

すいません、補足して言わせていただきたいんですけれども、教育委員会がどういうふうに動くかを待つのではなくて、問題を感じたときは議会みずから、この委員会みずから即動くことは可能ですし、皆さんもそのおつもりだということを今までの議論からも感じておりますし、私自身も周辺、もしくは問題があれば、直ちに提起して、議会として動くということをしたいと思っております。

委員長(待寺真司君)

問題発生時の議会としての対応をしっかり行うということで。御意見としてありがとうございます。
他に御意見等なければ、採決に移らせていただきますけれども、よろしいですか。

委員(笠原俊一君)

1点だけ、採決に入るということでね、決して保護者の方たちのこういう安全に対するものをね、どうだということではないんですけども、現在の葉山の対応、町の対応の中で、これで納得ができるという中での判断だということをやっぱり言っておきたいなと思います。

委員長(待寺真司君)

副委員長、よろしいですか。

委員(長塚かおる君)

この陳情が出されたときには、今年度に関してまだ検査をするかどうかというところが断定されていなかったという状況で、今、4月からこのように毎学期やるということであれば、この陳情要旨に関して言うと、継続的な計測を希望しますということに関しては、町がすごく対応してくれているものと私は思っています。で、陳情理由に関しては、理由としていろいろこういったほうが、やったほうがいいという一つの例として挙げられているものですけれども、やはり近隣自治体、鎌倉市もかなり検査をしていますし、流通経路として葉山だけが全然特別な流通経路を持って野菜等が運ばれているわけではないので、そういったことからやはりどこかでまた、何か問題が発生したときに、すぐに対応できる私たちのやはりその目は持っていたほうがいいと思いますが、今回はこれに関して誠意を持ってやっているのではないかと私は思います。

委員長(待寺真司君)

では、各委員さんから御意見、取り扱いについて出尽くしたと思いますので、それでは窪田委員、趣旨了承では納得いただけないということで、はい、わかりました。
それでは、これより採決に移らせていただきます。それでは、陳情第24-4号小学校・保育園の給食に関する陳情を採択すべきという委員の皆様の挙手を求めます。
(挙手少数)
賛成少数です。よって、陳情第24—4号小学校・保育園の給食に関する陳情は不採択ということになりました。
それでは、続きまして議案第65号葉山町小児の医療費の助成に関する条例を議題とさせていただきます。
まず、前回、条例案を御説明いただき、質疑は既に終結をしておりますが、その後、施行規則案、本日提出をいただいておりますし、また、近隣のですね、神奈川県の市町村別の実施状況表も提案者より提出をしていただいておりますので、この新しい提出資料についての説明などを求めながら、質疑という形で進めてまいりたいと思います。なお、委員の皆様、本日につきましては、かなりいろいろと提案者より質疑のやりとり等あると思いますので、提案者におかれましては説明員の席のほうに移動していただきまして、今後の質疑を進めてまいりたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
それでは、窪田委員、そして提出者の近藤議員、説明員の席のほうにお願いをいたします。
暫時休憩いたします。(午前10時36分)

委員長(待寺真司君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時36分)
きょうはですね、子ども育成課の職員から傍聴の依頼が出ております。これを許可したいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
ありがとうございます。それでは、職員入室のため暫時休憩いたします。(午前10時37分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時38分)
それでは、議案第65号葉山町小児の医療費の助成に関する条例、これにつきまして、提出者である近藤議員、そして窪田委員のほうからまず資料もきょう新しく提出していただいておりますので、そちらの説明からいただきまして、質疑という形で進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。じゃ、説明のほうは。はい、窪田委員。

委員(窪田美樹君)

よろしくお願いします。配付させていただきました資料2部お手元にあるかと思います。条例の規則のほうをつくって皆さんに配付してありますが、何か御質問ありますか。(「説明を」の声あり)こっち。あともう1枚のほうを神奈川県内の市町村別を、以前、予算委員会のときに配られたものと似たような形のあれは取らせていただいたんですけれど、ちょっと入院のほうは全く変わっていないので、そちらのほうを省かせていただきました。で、改正内容、前年24年度、23年…前…24年3月31日までのはこうで、4月1日からこうですという比較のものを出しました。で、それ以前に、24年3月31日までに改正されているもの、年度途中で改正されているものもありましたので、そちらのほうは例えば小田原市とかでしたら、中途で改正されていますというところも備考欄に書かせていただきました。ですので、新しく24年度4月1日から始まったというところは、備考欄を見ていただければ、7地区…7地域というんですか、変わっています。見ていただいて、何かおわかりにならないことがありましたら。

委員長(待寺真司君)

で、あとは質疑を。近藤議員、何か補足説明はないですか。

委員外議員(近藤昇一君)

すいません。規則については、先般、議会事務局の方からも説明あったと思いますけども、あくまでもこれ参考であって、我々議会のほうで規則はできるものではありませんので、もし、この条例が通ればこれに対応した規則を町側のほうでつくると思われます。で、一応参考として出させていただきました。で、この表については、条例に対応する形で、比較で出させていただきました。以上でいいと思います。あとは年齢については、やはり見ていただいたとおり、葉山町より高い年齢のものが25自治体、33のうち25自治体ございます。それで、ことし、本年度改正されたのがやっぱり先ほど窪田議員言われたような数もありますんで、そういう面ではさきの総括質問ですか。窪田議員の質問に答えて、今年度は上げるつもりはないという町側の対応というのは、やっぱり議会の意思として一定の方向性を示すべきではないのかなと思っていますんで、よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございました。それでは、本日提出の資料についての御説明をいただきました。また、条例につきましては前回御説明をいただいておりますが、この辺につきましても、新たにまた質疑のある場合は挙手をもってお願いいたします。逐条ごとには追いませんので、条例全般での質疑という形で進めていきたいと思います。よろしくお願いします。では、質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。

委員(守屋亘弘君)

近藤昇一議員が言われたとおり、まず1点目として考えるのは、規則は議員提案はできないんですよね、言われるとおり。だから参考だということなんだけども、じゃあこの条例が例えば通ったと仮定して、行政サイドがつくんなければわかんないと。そういうことになりますよね。規則で定めるって書いてあったって、行政サイドがつくんなきゃわかんないでしょう。そういうことですよね。

委員(窪田美樹君)

以前の議会、委員会の中で規則はということを言われたので、私どもは参考までにつくったわけで、ですので、以前のときには私は規則のほうは提出しませんでした。

委員外議員(近藤昇一君)

もともとこれは規則で施行していたものですから、もともとの規則はあるんです。ですから、当然その規則のもとで、我々が今、提案しているのは年齢を変更しただけであって、内容的には同じですから。今のほとんどこの規則そのままの形になっています。という御説明でいかがでしょう。内容は同じなんです。

委員(守屋亘弘君)

だから、規則をね、ちょっと細かいことをこだわるけれども、内容は全く同じだと。それだったらしょうがないや。直すことはできないんだから。議員は。それはそれで、置いておいて。そもそも、もう一度確認したいんですけれども、私は町長がけしからんと思うんですよね。公約で出してきてね、それで窪田さんに聞いたら、今年度はやらないと言ったから出してきたということでしょう。そうしたら、もう一度さ、しつこく一般質問でもしたらどうですか。我々いい迷惑ですよ。どうなんですか。もう一度確認してね、それで、やらないといったら、それは別の問題にもなるけれども。マニフェストだなんて偉そうなこと言っていて、あれ自体はさ、ちゃんと本来的には時点時点でね、どこまでやるとかいうのが本来的なマニフェストなんだけど。ただばらまきみたいに、ぱらぱらぱらぱら出てきたから混乱するだけでしょう。と私は思っているんだけど。もう一度6月議会で質問して、再質問して、みんなの前ではっきりさせたほうがいいんじゃないかと思うんですけど、どうですか。

委員(窪田美樹君)

山梨さん、町長のお話では、やる気が見えないというのはもちろん私が感じたことで、議員として条例提案をさせていただいたんですけれど、そこに皆さんに御迷惑をかけたと私は思っていません。議員として一つの行動として起こして、皆さんも一緒に共感していただいて、町民の方がだれ一人この願いを持っていないというんであれば、皆さんに御迷惑、私の1人の思いとして出したのかもしれませんが、町民の方の願いもあって、お話もあってというところだったので、皆様一緒に賛同していただければと思って提案させていただきました。

委員(守屋亘弘君)

いやそもそもさ、町長が公約したということでしょう、ね。それで、さっき申し上げたように、くどくてしょうがない…申しわけないんだけど、この今年度、平成24年度は実施に移さないということを言ったと町長、そういうことでしょう。今年度はやらないと。そういうことでしょう。そういう答弁があったと。そういうことじゃないんですか。

委員(窪田美樹君)

はっきり言いまして、今年度やらないではなくて、私があの中でのやりとりでは、やる…全く今年度というだけでなく、ほかの施策、病院にかかる前に、親がこの子を病院に連れて行くべきかどうかという方策を考えていますというほうの意見を強く感じて、やりとりの中で、いやこれもやっぱり考えていきますというようなニュアンスにとれたというところで、全く私は小児医療助成のほうは、そっちのほうは考えないよという感じにとれたのもありまして、強く持っていくべきだと思っています。

委員外議員(近藤昇一君)

確かに町長自身がやる気というのがね、マニフェストを見ると、段階的に引き上げていくと言いながら、段階的というと6年生までと毎年1歳ずつ上げるのかなと思ったら、それもやらないみたいなね、話だったと。で、もう一つには、私どもも選挙のときに、町民に対してこれを条例提案していくんだというお約束をしていましたんで、それとあわせてね、我々はやらなきゃいかんと思って提案させていただいた部分はあります。

委員(守屋亘弘君)

それと、最新版の議員必携の中でですね、条例、議員の条例等の提出権に関連して、206ページに5として財政との関係はどうかとありますよね。で、この、ちょっと長くなりますけれども、「地方自治法では条例その他の案件が新たに予算を伴うものであるときは、町村長はその措置が的確に講ぜられる見込みが得られるまでは議会に提出してはならないと規定している」と。法222-1ですか。で、「議員提案または委員会提案の条例が予算を伴うものであるときは、この法第222条の規定は適用されないが、その趣旨は尊重して運用されるべきものである」と。実際に尊重するというようなことであれば、どの予算を削ってつけるというようなことまで考えておられますか。

委員外議員(近藤昇一君)

確かに守屋委員の言うとおりで、その条例…じゃない、失礼。自治法か、その法律そのものについては、規制は理事者側の規制なんですね。で、我々議会に対してはそれ尊重するようにという意味合いで、特に新規に予算が必要な条例を提案した場合に、これは当然それが必要になってくると思うんです。で、今回の場合には、今回の条例提案については10月1日施行でやっております。で、既にもう予算は組まれております。今現在の町の制度としては小学校1年生なわけですけども。で、当然これは予算見積もりから言えば、一定の補正予算が必要な金額だとは思います。しかしながら、現に予算が組まれているということであれば、私は問題ないと思っています。これが新規にね、予算組まなきゃなんない。で、4月1日から施行だと。そうしたら、それに当然予算も伴った提案がされていかなければならないと思うんですけど。で、これについて、町側が対応するんであれば、再議という方法もありますんで、町側がそれをやらなければ当然予算を組まなければならないという形になると思います。で、我々自身、議会のほうで予算編成はなかなかこれ難しい問題がありますんで、そういうふうに私は考えております。

委員(守屋亘弘君)

全体的な流れ…流れというか、プロセスとして、要するに現時点は規則で定めているよと。それを条例、多分条例のほうが効力が大きいというか、強いかもしれない。そういう面でいくと、余計ね、財政との関連が私は出てくると思うんですよ。あとは何というのかな、あとはこれが成立した場合は、町長サイドで考えてくれということになりますよね。それだけちょっと確認したいんですが。

委員外議員(近藤昇一君)

おっしゃるとおりだと思います。ただ条例提案したのは、我々先ほど言いましたように、規則では変更することができないということで、条例提案しました。
で、もう一つの意味としては、この条例も含めてですけども、葉山の町の中に我々議会が関与しなくても、町側でもって勝手に変えていくことができる制度が相当多くあるんですよ。で、特に町民の生活とかかわりあるものについては、一つでも多く、我々議会もそれに関与していくというのが地方分権の中でのね、議会の役割だと私ども思っていますんで、この年齢引き上げのための議員提案云々以前の問題としてもね、例えば保育園の保育料とか、あるいはいろんな耐震補強の制度のこれも要綱だか規則、リフォーム助成も要綱だか規則、それが町のほうで勝手にやめたり、また再開したりできるという、それ自体が私はおかしいなと。もっともっと議会がいろんなことに関与していくべきだと思っていますんで、その2点で今回、条例提案させていただきました。
で、先ほど言いましたように、予算については、やはり町側が議会の意思を酌んで何とかすべきだと私は思っております。で、とりあえず幾らぐらいかかるのかというのは、この間、御説明したとおりだと思っております。

委員(笠原俊一君)

前回もね、今、守屋さんの言ったトーンで質問をさせていただいたんですけれども、約1カ月、前回からたって、まさしく議会は議決機関ですし、町長部局は執行機関ですから、執行権の侵害にならないような形で、こういうふうにすばらしい、なればね、結果的にできればいいことだなとは思うんですけども。そのすり合わせというものが、当然財政のことがありますからね、大切なことだと思うんですけども。この1カ月間の間にその調整というかな、すり合わせというのはどのように行われましたか。

委員外議員(近藤昇一君)

先ほども言いましたように、私どもは特にやっておりません。あくまでも私は議会の意思だと思っております。これを決めるのは。例えば町側とすり合わせやってみて、町側が渋ったと。じゃあそれを町側が渋ったからこれを引っ込めるのかという話になると、それはちょっと違うんじゃないかなと。あくまでも議会の意思としてこれをやるのかやらないのかということだと私どもは思っていますんで、あえて予算幾らぐらいかかるのかというのは聞きましたけども。すり合わせという形はとっておりません。

委員(笠原俊一君)

端的に言ってしまえば、要するに、財政の裏づけがないものに対してやるということについて、問題が僕は出ると思うんです。思っているんですね。で、こういうふうに向こう側と調整がとれてできてくるんであればいいけれども、要は町長部局が感じるほうとすれば、要するに、不信任に当たるようなものになるんじゃないかなとね。窪田さんが言われたように、マニフェストの中で言っているじゃないの。それに対してやってくださいよと。で、それやりましょうよというんだったら、本当はね、フィフティー・フィフティーの中の感覚で、お互いに方向性が一緒なんだからできるんだけども、今年度は無理だと。で、しからば、6年生は無理なんだけども、3年生までは何とかできたから1年1年上げて、あるいは2年上げて、この辺でどうだよと。このような財政的な裏づけなんだけど、どうだというような話し合いがあったのかなというふうに僕は思ったもんですから、今聞いたところなんだけども、あくまでもそういったものがない。向こうのほうでも、これから6月の議会で何が提案されるか、私わからないんでね。その間に、その窪田さんだとか提案者のものが改めて調整されて出てくるのかなというものがあるのかなというような、疑心暗鬼というかな、思いもあるんですよ。ですから、あくまでも議員の提案というものが財政的な見地でも大事なものがあるんで、そういった先ほどから守屋さんも心配しているように、私も全くそういったところを心配しているんでね。せっかくの提案を可能なものにするにはどうしたらいいかという、パフォーマンスというようなことじゃなくてね、決してパフォーマンスだと言っているんじゃなくて、思い入れだということの理解では私もいますけれども、それを現実問題として何を勝ち取るかということが大事だと思っているんで、今そのすり合わせ、そういったものを一生懸命聞いているんですけども、このままいけばやっぱり行政サイドは出さない。町のほうだけする。でも、財政的な裏打ちがないということになると、議会だけが宙に浮いてしまうような、条例だけつくったけども、実際には施行されないんじゃないかというおそれが出てくるときに、それは執行権の侵害というか、いう形になるんじゃないかなとおそれが思っているんですけどね。そこら辺はどういうふうに理解したらいいんでしょう。

委員外議員(近藤昇一君)

まず我々一番最初に皆さん方に御提案させていただいたのは、中学校卒業で所得制限なしという形でやらしていただきました。しかし、皆さん方の若干のね、御意見伺っている中で、ちょっとそれは我々の理想ではあるんですけども、また、我々の政策でもあるんですけども、それはちょっと無理だろうと。所得制限つきで6年生という形、出させていただきました。これがより現実的だと私たち思ったんですけどね。
で、もう一つはすり合わせの問題ですけども、特に所管、担当課とのね、すり合わせは私ども無理だと思ったんですよ。というのは、もう町長がやらないと言ったやつを担当とやっても、町長がやると言わない限り、これは無理ですんで。それも本会議での答弁ですから、で、本会議で答弁したにもかかわらず、話し合ったらやるよというのは、これまたおかしな話になりますんで、本会議での答弁を聞く限りは、もうそのすり合わせは無理だと。財政的な問題についても、これ財政、じゃあ本当に財政が無理なのかね。無理であるならば、先ほど言いましたように、再議という方法、町長部局のほうではございます。そういう方法をとればいいと私は思っていますんで、我々は財政全般見てね、本当にこれは例えば2,000万のお金を捻出できない財政なのかどうかというのは、私はちょっと疑問に思いますけどね。そのぐらいはできるはずだと。ただ、どのお金をどう回すかというのは、我々全般を管理できない立場にいますので、議会としては。その辺はちょっと私どももわかりません。

委員(笠原俊一君)

例えばね、議会の方でこれを是としたときには、今、たまたまちょっと話が離れますけどね、議会全体として我々の歳費、報酬を下げようと。そういったものにぜひ使ってくれというような言い方で押していくしかないんじゃないかなと私は思ってはいるんですけども。あくまでも、我々が要するに財政課を押さえているわけじゃないんでね、本当のところのお金の動きはわからない。そうなると、議会みずからが減らしたものを突っ込んで、こういう形で応援するから頼むよという言い方しかないんじゃないかなと私は思っているんだけれども。もし、これを可能にするんであればね、そういった持っていき方でもって、少しでもやってくれよと。議会全体でいくしか、これを議決するんであればね、解決するんであれば、そういう方向しかないのかなとは思っていますけどね。何しろ、それ以前にやはり担当の財政課等を含めて、やっぱり話し合いを持っていくべき。筋としては僕はそう思っていますけどね。

委員外議員(近藤昇一君)

これは個人的にというか、公式な話ではありませんけども、財政課長とも話しする中ではね、通ってしまったら何とか予算化しなきゃしょうがないですよねという話はしていましたんで、それは。で、もう一つには、笠原委員が言われたように、議会のほうでこういう削減。じゃ例えば昨年、定数14にしたということで、3,000万ですか、たしか。その3,000万、じゃあどこ行っちゃったのという私も非常に疑問持っているんですよね。で、今回のこれが2,000万で、それが議会の意思としていって、これに使えよというんであれば、その3,000万どこ行っちゃったのって話に私はなると思いますんでね。ただ、それは我々がその予算編成権持っていませんので、あくまでも町長ということになりますと、町長に頼むしかないというふうに考えております。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(横山すみ子君)

議員による条例提案というのは非常に必要なことで、そういう意味で提案されたことには敬意を払いますけれども、財源の問題についてやはり伺いたいと思います。議会はこの条例案を採決という、可決した場合には、議決責任を負うわけですけれども、そのうちの財政の問題について、予算審議の中でも町長のプライマリーバランス、横浜方式で。というのを貫くとすれば、財源余裕どのぐらいあるかという議論したときに、約2,700万だという正式な答えが出ております。で、条例提案をする場合に、特に議員提案である場合に、先ほど新規の予算ではないというお話がありましたけれども、町長が3月議会ですね、窪田委員に対して発言したときに、非常に消極的であったという印象は私も受けましたけれども、一たん出した答弁を次の正式な場で修正をして、こういうふうにするということは可能であるわけですよね。それは町長や議会あるいは議員とのやりとりの中でハンドル、かじを切っていくというやり方もできるわけですけれども、議員提案の条例案というのは、やはりとても話し合いをする大きなチャンスであるはずで、これを決まったら財源を何とかしなきゃいけないですねというのは、財政の立場では当たり前ですけれども、議会が決めてしまえばそうするのだというのは、議会の合議制で物事をつくり上げていくというやり方の中では、少しやり方として積み上げのところが手薄ではないかなという感じを持っております。で、御提案者としては、この約2,100万と言われましたけれども、2,700万の余裕財源のうち2,100万を今回、全部小児医療費に回すべきとお考えになったんでしょうか。で、もし、今回これを通してやることになっていけば、これはことしはやったけれども来年は出さないというわけにはいかない性質の予算ですので、財源を一体どこから取ろうというふうに思われたか、お伺いしたいと思います。

委員(窪田美樹君)

山梨町長のその財政の考え方、組み立て方、プライマリーバランスとか、そういったものに何も私としては文句というか、そういうやり方ではない方法もあるんではないかという思いはあっても、その方法に何を言うあれもないんですけれど、臨時財政対策債という方法もあるということを常に私たちは言っているところもありますので、そういう根本的な考え方からもっと福祉やところに持っていけば、持っていってほしいというところも込めまして、思いを…思いというか、条例として提案させていただいています。予算の組み方のもの、根本的なところから考えていくべきではないかというところが…です。

委員(横山すみ子君)

行政側も議員提案で大きな額の予算を伴うものの提案を受けるのは、恐らく初めて、記憶する限り初めてだと思います。それで、議員提案の条例案はぜひ成功させたいと私は思っておりますので、もっと丁寧な積み上げ方で、全員合意できるようにいけたらいいなという心がございます。そういう意味では、財政課との話し合いとか、あるいは法制担当その他との事前の協議がなかったというのを伺って、ちょっと一瞬びっくりいたしました。で、もう一つは、財源が大変苦しいということで、6月に町長はマニフェストに従ったというか、自分の政策提案を含んだ補正予算を出すというふうに言われていたと思います。で、マニフェストの問題なんですけれども、あれが本当にマニフェストというものなのかどうか疑問を持っているというのは別といたしまして、4年間で実現するということで、小児医療費についてと書かれたのかなと思っているんですけれども、町長とのやりとり、詰め方として、工程表として、小児医療費についてあなたはいつまでに実現するつもりですか。財源はどういうふうにするつもりですかというのを本会議で…本会議じゃなくてもいいんですけれども、きちんとまだ町長本人からも聞いていないような気がするんですが、そういう意見の交換はされましたでしょうか、町長と。

委員外議員(近藤昇一君)

特別そういう形はやっておりません。で、これは先ほども言いましたように、私どもの町民に対する公約でもあったし、で、もう一つには、先ほど調整ということなんですけども、それでうんといった場合には、議員提案も必要なかっただろうし、嫌だといったら、じゃあどうするのかなっていうことなんですよね。だから、先ほど言いましたように、あくまでも議会の意思としてこの制度をどうするのかというところがやっぱり問われているんじゃないかなって私どもは思っていますんで、実際質問されて幾らかかるのかなと言われれば、当然その辺は調べなきゃいけないところだと思うんです。じゃあどうやって予算を組むのかって。先ほど財源の問題も言いましたけれども、それ考えの違いだと言われればそれまでなんですけども、臨時財政対策債というのは、箱ものだけでなくて、福祉にも教育にも使えるという、本来町がね、交付税として交付しなきゃなんないのに、足りないから借金してもいいよなんて。それまでは国が借りて地方におろしていたんです。そのときは皆さん使っていたわけですよね。それを国が借金しないで、地方に借金してもいいよという形でもって枠を来ているわけですけれども、それは我々は大いにその福祉や教育に使うべきだと思っております。そういう立場で言えば、財源は十分私はあると思っています。

委員(横山すみ子君)

今、御発言を聞いていて、あるいは本会議での町長答弁を思い出していると、町長サイドはマニフェストに書いてしまったと。で、共産党さんとしては、選挙のときの公約として小児医療費について条例提案をするということを言ってあったということで、ぶつかり合いかなと思うんですが、町民の皆さんにとっては実現できることが一番大事なはずですので、もう少し…あともう一つは今現在、規則で運用されていて、で、条例になっておりません。で、周辺自治体調べると、条例のところも結構あるなという印象は受けておりますけれども、議会の中で規則では不十分であると。提案する権利及び決定権が行政側にしかないので、条例化すべきではないかという意見が、例えばこの委員会等で十分にされて、じゃ条例でいこうということになったというタイミングではないというところもありまして、幾つかの懸念を持っております。私ばかり質問してもいけませんので、一回ここで終わらせていただいて、また後で。

委員長(待寺真司君)

御意見ということで。他に御質問。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと各論に入りますけれども、町長のマニフェスト云々と比べてですね、共産党さんの今回の提案は所得制限ありですよね。町長はないんだよね。私は町長のほうがいいと思う。(笑い)私は金持ちになりたいと思っているし、金持ちの味方、ね。どうして高額所得者をね、差別するのか。私には理解できないですけど、どうですか。

委員外議員(近藤昇一君)

私どもも所得制限は撤廃したいほうです。ですから、先ほども言いましたように、当初は中学校、所得制限なしという形で提案したいなと思ったんですけども、より現実的に、何人かの同僚議員の皆さんのお話を聞く中でね、より現実的に妥協したところなんですけどね。本来はやっぱり6年生…悩んだところです。6年生で所得制限なしにしたかったところです。その辺で御理解いただきたいと思います。

委員(守屋亘弘君)

私はぜひ撤廃してほしいと思うんですね。賛成、反対、まだ別にあるんですけど。というのは、職員が聞いているから余計そう思う。システムがまた変えなくちゃいけないでしょう、そういう条件づける、ね。また金かかるんですよ。あるいは残業するかもしれない。子ども手当なんていうのは、あれは何回も言うけど、国のペテンに遭っちゃってさ。ああいうことはね、また起こるんでしょう。あれまた変えるとか何とか言っている。だから、等しく平等にね、支給するなら、そういう判断をぜひしてほしいと思うんですが。これはお願いなんです。

委員外議員(近藤昇一君)

うちも基本的には親の所得に関係なしにね、これはこの恩恵を受けるのは子供ですから。で、子供にそういう親の所得による差別をつけてはならないと私どもは思っていますんで、基本的には守屋委員の言われるとおりだと思っています。今回は我々も妥協の産物みたいな形で、本意ではありませんけども、このような形で提案させていただきました。

委員長(待寺真司君)

他に。

委員(荒井直彦君)

山梨町長とは私自身は何も話していませんし、実際に公式の場で共産党…窪田議員の質問に対して言われたというのは聞いているんですが、改めて町長に委員会としてお呼びして、このマニフェストの18ページですか、載っていることに関して本当の言葉をどう思っているんだということをお聞きすることはできないんでしょうか。委員長。

委員長(待寺真司君)

私のほうですか。じゃあそれは委員会として正式に申し入れれば呼べなくはないと思います。議会ですから。

委員(荒井直彦君)

お願いできませんか。

委員長(待寺真司君)

暫時休憩します。(午前11時13分)

委員長(待寺真司君)

では、休憩を閉じて会議を再開します。(午前11時16分)
今はただいまの提案者、説明に対する質疑ということでお願いをします。この後、職員待機していただいておりますので、職員に対する質疑の時間も設けておりますので、よろしくお願いします。では、提案者に対する質疑を続行しますが、いかがでしょうか。

委員(横山すみ子君)

質疑というより、先ほど臨時財政対策債について共産党さんのお考えがあったんですけれども、私は国が破たん状態にある中で、後で払うからと言われたからといって借金をして、それを使うというやり方は先の見通しがないかなと思って、臨時財政対策債を目いっぱい借りて福祉その他に回すというやり方に関しては異議を持っておりますということをお伝えするのを忘れました。質問ではなくてごめんなさい。そういう反論をいたしました。

委員長(待寺真司君)

他にいかがでしょう。条例とか。あるいは市町村別実施状況表なども出ておりますけれども、この辺について何か御質問等ございましたら。

委員(横山すみ子君)

窪田委員、資料を早速きちんとお出しいただきまして、ありがとうございました。神奈川県内の資料をお出しいただいたんですけれども、非常にでこぼこあるなと思うんですが、共産党さんとしてはどこをお手本にというか、どんな方式がいいと、目指されるようなところはございますか、市町村で。特にないですか。

委員長(待寺真司君)

県内で。

委員外議員(近藤昇一君)

特にあれはないんですけども、今、私どもが理想と考えているのは、やはり中学校卒業で所得制限なしでというのが一つの理想として、で、この表にもあるように、かなりのところがもう中学校…失礼、小学校6年生まではやっていますんでね、そういう面ではやっぱり葉山もかなり下のほうのランクに入ってきているなと思っています。

委員長(待寺真司君)

県西部は結構手厚いですね。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと教えてもらいたいんですけど、一番上の横浜市の場合は、本年10月から小学校1年までという意味ですよね。それで、改正予定になっている。そういうことですね。で、よろしいんですか。

委員(窪田美樹君)

はい、そのとおりです。

委員長(待寺真司君)

他にいかがでしょうか、質疑は。逗子市の状況は何か情報として入っていたりとかしますか。特に逗子はこのままで、入っていないですか。

委員外議員(近藤昇一君)

逗子の過去の例では、所得制限撤廃の条例提案が議会で一度通って、市長のほうから再議が出されまして、再議の結果、それが否決されたということで、所得制限相変わらずついているというような状況は聞きました。ですから、逗子の議会でも議員提案がなされたという部分はあります。ありました。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。他に御質疑のほうはよろしいですか、説明、提案者に対する。よろしいですか。
はい、それでは質疑を終結いたします。窪田委員、近藤議員、ありがとうございました。また、自席のほうにお戻りをいただきます。
暫時休憩いたします。(午前11時20分)

委員長(待寺真司君)

では休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時21分)
ただいま提案者に対する質疑は終結いたしました。本日、子ども育成課並びに財政課職員に待機をしていただいております。この条例の議案審議に当たり、職員に対する質疑おありであれば、職員待機しておりますので、この後入室いただいて質疑という形で続行したいと思いますけれども、委員の皆様いかがでしょうか。職員に対する質疑、ありますか。確認ありますか。では入室していただきますので、よろしいでしょうか。この後、職員に対する質疑ということで進めてまいりたいと思います。
では、職員入室のため暫時休憩いたします。(午前11時22分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時25分)
職員に入室をしていただいておりますので、職員紹介から始めたいと思いますが、なお、総務部長におかれましては御不幸のため火曜日まで、来週火曜日まで欠席ということでございますので、きょうは欠席ということでございますので、よろしくお願いします。では、職員紹介お願いします。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

最初に、まず傍聴のお許しありがとうございました。それではですね、出席職員の紹介をさせていただきます。今、委員長も言いましたように、総務部長が欠席しておりますので、私のほうから総務部の職員の紹介もさせていただきます。まずは子ども育成課課長の仲野でございます。課長補佐の今山でございます。それから総務部財政課課長の小山でございます。よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

よろしくお願いします。本日は待機もいただきまして、ありがとうございます。今、議案第65号葉山町小児の医療費の助成に関する条例を議題として進めさせていただいておりますが、提案者から説明及び質疑が終わりまして、その後職員に対して委員の皆様から質疑があるということで御入室をいただきました。なお、前回、今回と傍聴いただいておりますので、その中でもし町側の立場として、何か先に報告もしくは説明する事項がございましたら、先に御説明をいただき、その後質疑というふうに移りたいと思いますが、特段なければ質疑から開始したいと思いますけれども、部長いかがでしょうか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

その順序で結構です。よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

質疑のほうから。はい、わかりました。それでは委員の皆様からの質疑を受けたいと思います。質疑のある委員の方は挙手をもってお願いします。

委員(笠原俊一君)

今ね、こういう審査をしているというのは町長も当然知ってると思うんです。で、御自分の選挙に当たってのマニフェストっていうものもこれに関してるものなので、そういった御指示っていうのは出てるんですか、出てないんですか。それで、まだ6月の、前回3月の予算のときは骨格予算ということで、この6月に補正対応して御自分のいろんな方向性、あるいはやりたいことを徐々に出してくるんだということで、まだどういったものが出てくるのか、全く私なんかはわからないんですよね。情報いただいてませんし。で、今まさしく議員のほうがその小児医療の件で6年生まで、こういうものを出したいんだということで、執行権の侵害にならないように、こういういい形のものが一番できればいいなと僕も願ってはいるんですけども、そういったところもしんしゃくしながら行政のほう、特に新町長はこういったことについてゴーサインは出てるんですか、出てないんですか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

笠原委員の今の御質問、2点ほどですね、説明とお答えをさせていただきます。まず1点目のですね、委員会が4月17日に第1回が開催されております。その状況につきましては、町長には説明をしております。その方向を説明をした中でですね、今後の町長の考え方も相談をさせていただきました。条例提案をされているものもですね、踏まえながら、予算関係やですね、それから子供のその医療費助成制度の今後のあり方について、すべて含めてですね、話をさせていただきました。さきの3月2日に予算特別委員会、町長に対する質問の中で、町長は皆様にですね、小児医療助成につきましては段階的に財政の裏づけをもって財源の確保に努めていきたいと。その中で目指すものは、6年生までは対象としたいという答弁をさせていただいております。その後調整をさせていただきまして、じゃ財源の確保はどういうふうな形をとるかっていうことがですね、一番大事になりますので、その話を含めた中でですね、皆様御承知のように、ことしの4月1日、職員全員の定期昇給の停止を行いました。そのかかわりでですね、約3,000万円の人件費削減が見込まれております。その削減の一部をですね、活用して、これからその小児医療の制度の対策の拡充に図っていきたいという考えが町長からございました。その調整をした中でですね、今回の6月の議会で補正予算をですね、検討させていただきました。その中で、補正の中で学年の拡大として2学年拡大を検討させていただきました。今現在、小学生2年生です。それを小学校4年生まで補正として計上させていただきます。この補正の中ではですね、いろいろ手続等がございますので、予定としては10月1日を施行として計上させていただきたいというふうに考えております。また25年度以降につきましては、また段階的にその小児医療拡大について検討してまいります。その中で町長の考えはですね、任期中に、町長任期中に小学校6年生までは無料化の取り組みを進めていきたいというふうに、今現在町長との調整の中では話をさせていただいております。以上御報告でございます。

委員(笠原俊一君)

やっと少し見えてきたんですけども。というと、町長部局のほうとすると6月の議会に2学年アップの議案が出てくるというような予想でいいのかな。それが1点で、もう一つの考え方としてね、町長もやりたい。特に執行権者ですから議案提案したときに議案の議決がなければできないんですよね。その議決機関が、みずからがそういった6年生までどうだよとやってるんでね、そういったところのすり合わせっていうのは、例えば総務部長とか部長級が、議会のほうではまさしく6年生までよしとしてるぞと、そういう動きがあるぞっていうことで、じゃあ町長がやりたいんだけどもいろんな財政的な見地、あるいは議会のことも考えながらうまく通るものを普通は提案をしていこうと思うわけじゃないですか。それがまさしく、だって議会のほうがもう少し上までいいよと、やれよと言ってるのに、乗らない手はないんじゃないの、執行権者として本当はね。ものは、方向性は同じ方向を向いてるんだから。だからそういったところの議会の様子を見ながら、いや、今は通すのはチャンスですよっていうことは、やっぱり財政の裏づけを見ながらここまでしかできないって消極的なのかね。普通はだって、本当は自分がやりたいのに、議会に対してびくびくしながらここまででどうですかってやるのをね、議会のほうがちょっともろ手を挙げてやってるんであればさ、すり合わせできるんじゃないの。まあもろ手とは言わないけども。そういった見方もあるんだぞっていうことで、もう一段階上げてやろうっていうところまでは行かない。そうすればすんなりこの、何ていうの、議員提案っていうものが通ってしまう部分があるんだけどね。どうなんだろう。その今のちょっと2点ばかし、聞きたいんだけど。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

1点目の6月補正につきましては、議会から条例が出てるのを前提にですね、議会条例についてはその6年生というのは町長の目指すものも、これは同じ位置に来てます。ただ、その条例についてはですね、議員皆様から議員提案されたものでございますし、今現在審議をされております。それは見込みの中で発生をするのでなくてですね、今、町長としてまず自分のそのマニフェストの中でも姿勢を、方向性を出すために、6月補正にはこれはその施政方針の中に多分話が入るんじゃないかと思いますが、その意向も含めてですね、6月補正の中にまず小児医療に対してのですね、助成の拡大の位置づけの考え方を皆様にお示ししたいと。
それと条例に、もう1点の条例につきましては、皆さんに御審議していただいておりますので、その条例の中にですね、私も今、傍聴をさせていただいた中で、いろいろ委員さんからの発言の中で、財源や予算や将来的な継続的なことになりますので、どうするんですかっていうのがかなりウエートを占めたお話だと思います。その中でですね、やはり町長も気にしてるのは、一気に6年生までとした場合に、今の財源確保の中で大丈夫なのかっていう一抹の不安を持ってると思います。まずその取っかかりっていうことじゃないんですが、一つの段階的に取り組んでいきますというものの一歩進んだ形で、今回6月に提案をさせていただきたいという考えでございます。

委員長(待寺真司君)

はい。よろしいですか、笠原委員。

委員(笠原俊一君)

もう一つだけ確認。今ちょっとわかんなかったんだけど、考え方だけ述べるのか、それとも4年生までの引き上げを6月に出すのか、それどっちなの。6月に…総務部長じゃないとわかんないの。取りまとめ中。議案として6月に4年生までのものを用意して持ってるの。それとも町長がその方向性だけ言うの。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

これは担当課のほう、私、部のほうにも町長からお話ありまして、6月補正には計上したいと、計上しますという考えでございます。

委員(守屋亘弘君)

だから簡単に考えりゃ、条例の提案なんか出てこないですよね。規則の見直しで終わっちゃうんだよ、行政サイドとして。それで、今お話しのとおり、その一般会計補正予算の中でうたわれてくると、そういう解釈でいいんですよね。もし、そのさっきのお話のようにね、現行よりも学年は上げて支給対象にするということであればね。そういうことでいいんですよね。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

予算計上しまして、それが皆様に可決いただければですね、規則を改正してそれを執行したいという考えでございます。

委員長(待寺真司君)

(私語あり)他にいかがでしょうか。

委員(窪田美樹君)

所得制限はどうされるんですか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

現在の規則でも所得制限を行っておりますので、6月にですね、承認いただいた場合には、所得制限、今の現行のものとして所得制限をつけて実施したいと思っております。

委員長(待寺真司君)

要するに小学校以降ですね。小学校以降は所得制限ありということです。他にいかがですか、委員の皆様から。よろしいですか、職員の質疑は。

委員(横山すみ子君)

2年引き上げで、現在の規則による所得制限は撤廃せずに予算を計上するおつもりがあるようだと。そのときの町長の考え方として、もしこのマニフェストを誠実に実行するのであれば、所得制限も撤廃することにはなるわけですけれども、段階的にどうしたいか。あるいは規則を条例に格上げする気があるとかないとか、そんな御指示はなかったですか。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

まずじゃあ初めの所得制限につきましては、マニフェストにも所得制限はしないっていうようなことになっております。で、町長もその所得制限につきましては考えを持ってます。ただ、今いきなりではなくてですね、まず自分の任期中の中に所得制限も含めてですね、検討を進めていきたいという考えがございます。
それから規則から条例にっていうお話ですが、今現在その規則で運営をさせていただいておりますが、過去に規則運営でですね、何かあってトラブルや問題や、または条例へ移行しようということのですね、こともなかったものですので、実際に今の規則運営でも問題なく、多分執行ができるだろうというふうに考えております。条例化については何もしないっていうことではないんですが、規則を前提とした運営をして、条例の制定に向けてもですね、それは検討しなきゃならんというふうには思っております。これは私の私見でございます。

委員(横山すみ子君)

逆に言うと、今のところの議論としては議会側から規則で運営しても何ら支障がないというのは行政側で思っておられることで、本来条例のほうがいいんではないかっていう意向がもし議会のほうにあれば、議会から提案していかないとその動きは生まれにくいという判断でいいでしょうかね。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

はい、そういうことですね、お話が…。

委員長(待寺真司君)

検討はされる。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

検討はさせていただきますが、条例化にですね、して、それで今の規則と条例にした場合にどれだけの効果等がですね、発生するかっていうのを、やはりいい条例にするにはありますので、今の私の段階では規則運営で、運用でもですね、十分発揮し執行ができるだろうというふうには思っております。

委員(横山すみ子君)

部長失礼しました。これは町長に聞くべきことでした。失礼しました。

委員長(待寺真司君)

他によろしいですか。ちょっといいですか、1点だけ。ちなみに今検討されているその2年上げるということなんですが、概算で所得制限つけてどのくらいの予算規模になりそうなんでしょうか。もう間もなく提出だから、ある程度。

子ども育成課課長(仲野美幸君)

今の予定ですと10月から施行ということで、今年度支出が発生するのは2カ月おくれの支払いになりますので、4カ月分だけなんですね。それで概算いたしまして、扶助費としては今260万、265万というところでおおよそ考えております。

委員長(待寺真司君)

もう1点。ちなみにそれが年間になると、これを単純に3倍すればいいという感じでよろしいですか、概算的には。はい、ありがとうございます。
では委員の皆様、よろしいでしょうか。では委員外議員より挙手がありますので、発言を許したいと思います。

委員外議員(近藤昇一君)

ありがとうございます。その265万ということでね、掛ける3だと。で、これ年齢上がるごとに金額下がってくるんですよね。そうすると6年生までが2,100万っていう数字が、どうもちょっと理解できなくなっちゃったんですよ。

委員長(待寺真司君)

年間でしょう。

委員外議員(近藤昇一君)

年間でね。するとこの、言うと750万、いわゆるその4年生まで。これを単純に6年生までに上げても2,000万いかないんだよね。でしょ。だからそうすると、じゃあ例えば6年生までやった場合に、あと年間でね、試算してどのぐらい差が出てくるのかなっていうのは。

子ども育成課課長(仲野美幸君)

委員会のときにお示ししたのが、22年度決算の部分でありまして、あの年は新型ウィルスとかいろいろ出て、扶助費が非常に高かったように記憶しておりまして、今、予算を立てる段階でまたその精査したところ、23年度予算につきましては比較的安価に済んでいるんです。それであと国民健康保険の年齢別の通院数とか見て考えたところでも、年齢が上がると少しずつ行く回数も減ってるというところで今は試算しております。ただ今後、やはり年度末に向けては、またことしのインフルエンザのはやりぐあいとか、またその他のものによって補正とかもあり得るかなとは考えておりますが、今はこの金額で計上しました…しております。

委員外議員(近藤昇一君)

6年生までだと幾らになるの。

子ども育成課課長(仲野美幸君)

6年生までですと、やはり3、4年…実際行ってみないとわからないんですが、ただやはり無料になれば今まで行かなかったお子さんも行く部分もあったりして、まあ3、4年生を倍にして、単純に倍にして1,600、今、3、4年生で年間800万ぐらいと考えておりますので、1,500万から600万ぐらいでおさまるかなと今は考えておりますので、2,000万程度と委員会でお答えしましたが、23年実績で見れば少し下がるかなと。

委員外議員(近藤昇一君)

はい、わかりました。それでもう一つはね、条例化で…失礼、失礼。規則で何の支障もない、それは事務的なことで支障がないということの意味だと私は思ってます。しかしながら議会との関係、我々議会もその十何人が町民の負託を受けて出てきてるわけですけども、我々議会に何も知らないうちにどんどん変わっていく部分がかなりあるんですよ、条例化してない中でね。例えば去年なんかは、就学援助金か、所得制限が…いやいや、所得の基準がね、教育委員会のほうでちょっと引き上げた。だけども議会に何も説明ない。予算はそのまま。聞いて初めてそのことを答える。それが実態なんですよ。まああれを条例化どういうふうにするのかわかりませんけども、条例化されてれば当然議会に提案されなきゃおかしいと。で、保育料もそうですよね。保育料も勝手にって言っちゃおかしいけども、町のほうで国の基準が示されたらそれで勝手に上げていく。国民健康保険もそうですよね。ですから町民生活にかかわりあるものについて、議会が何も知らないうちにどんどん変わっていくという、そういう制度そのものが私は今おかしいなと思ってるんですよね。ですから、確かに部長の言うように事務的には何も問題ないと思うんですよ。だけども我々議会と、議会の側からすれば、知らないうちにどんどん物事が変わっていってるというのがね、実態になってしまうというのを恐れを持ってますので、そういう意味で私は条例化したほうがいいと思ってます。

委員長(待寺真司君)

意見…質問として。

委員外議員(近藤昇一君)

意見になるよね。これはまた町長にもし聞く場があればね、聞かせてもらいますけども。

保健福祉部部長(稲山孝之君)

規則関係とかですね、要綱関係でその予算がですね、執行上のもので、皆様に御不満とかね、または不審点と申しますかね、そういうのが出たことは確かにございます。それにつきまして私も今、教育委員会の関係の就学援助金の関係についてもですね、確かにそのときにお話しさせていただきました。ただ、行政がですね、どうしても予算執行する場合には議会議決がなければできないことでございますし、また主要なものについてとかですね、あと規則であったとしても、要綱であったとしても、必ず事前に議員さんに場を設けて、例えば懇談会や、あとは全協や、そういうものを開いていただきまして、その中で説明をしていきますというものも、ちょっと私、教育部長のときに、それが失礼がないように今後図っていかなきゃならないでしょうと。これは部長会の中でも、必要においては必ず本会議に提案する前に事前に議員さんに説明をして、理解をしていただいてから提案するようなことに進めていきましょうということもですね、話をなっておりますので、今後は条例があるから、絶対条例があるので、必ず条例の中でうまい行政運営や執行方法ができますよっていう物の見方もございますが、それの前にですね、事前にですね、その即効性を持ったですね、また効果的なものを発生するために、いざ瞬時にはできるような形のものはある程度行政のほうで持って、責任を持って運営する仕方も一理あるんじゃないかっていうことを思っております。ですので、できる限り状況のものにおいては条例化するのは必要ですけども、逆に効率よく、またはスピード感持った形でできるんであればですね、行政にお任せしていただいて、要綱運営や規則のですね、執行の形でさせていただければと思っておりますので、これはちょっとお願いを含めて話させていただきました。

委員長(待寺真司君)

他によろしいでしょうか。はい、ありがとうございました。
それでは以上をもちまして質疑を終結いたします。職員退室のため、暫時休憩します。ありがとうございました。(午前11時49分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時51分)
では、ただいまの議案につきまして、職員からいろいろと新しい情報が今回入ってまいりました。それに関しまして、今、提案者となっておられます窪田委員のほうから、もし何か意見とか説明とか、特によろしいでしょうか。今後どのように審査をしていこうかなというところがあるんですけれども。6月議会に出てくるか出てこないかは、まだ手元にね、資料等何も届いてないので確定ではありませんが、部長が出席されて、当然責任ある発言であろうかと思いますので、こういった新しい状況が生まれた中で、この議案の取り扱いについて、きょうどうしたらいいのかというところをまた御意見いただければと思いますけれども。いかがいたしましょうか。

委員(笠原俊一君)

2つあると思うんだけども、1つは片方の規則でそのままやってくるっていうのと、これから、先ほど近藤さんが言ったようにね、条例というものでいつも見えるような状況にしていただきたいと。これもっともだと僕は思うんですよ。で、その条例にこういったものはしていくべきだということの議論が1つと、もう1つ、4年生までと6年生までと。同じ時期の提案となると、例えば議会のほうを採決してしまって、当然町部局のものを否決になるわけですよ。そうすると、やり方とすると、自分が出したものに対して否決をされたということで、執行権者とすれば、だから議案のほうが先だと思うんだよね。だから町長のほうが先になるだろうと。でも同じものであれば、大きいほうをとれば当然小さいほうが包括されるんだから、逆になれば反対でしょ。だから同じ同列のものであれば、大きいほうを先にやれば、それで1つで済んじゃうんですよ。そこら辺はちょっと後で事務局で調べてもらわなければいけないんだけども、議案という形になれば議案優先になるし、その議案をとれば後のはなくなるのかどうかね、ちょっと。条例というものがあるんで、ちょっとそこはわからないんですけども。ただ本来的にはやっぱりそうなればすり合わせしてのんでもらう、町長にのんでもらうっていうのが一番筋かなというように思うんだけれどね。今、だからその…。

委員長(待寺真司君)

ちょっといいですか。笠原委員からちょっとあったんですけども、これ、今後のちょっと成り行きなんですが、どちらが先になりますか。きょうの委員会で例えば決を出しちゃうとすると、冒頭、議会の。そうするとこっちが先。ちょっと暫時休憩します。
(午前11時54分)

委員長(待寺真司君)

では、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時58分)
それでは窪田委員、どうぞ。

委員(窪田美樹君)

はい、ありがとうございます。町側から小学校4年生までという町長の考えがあるということを今お話伺ったんですけれど、町長のマニフェスト、段階的にというところもありますが、私たち、こことして提案したのは6年生まで所得制限ありということで提案させていただきました。今、その町長が今度出そうとされている4年生、所得制限つきというところをこちらが丸のみするのではなく、ある程度のすり合わせとして、マニフェストにもある所得制限なしというところを入れていただくぐらいのすり合わせをして、4年生まで所得制限なしということを提案、意見として出して、それでしたらこの条例提案を、まあ条例と規則とやるというのはまたちょっと別なんで、そこはまた別の話なんですけど、取り下げしてもいいと思いますが。(私語あり)

委員長(待寺真司君)

提案者として、そのすり合わせはこの委員会としてということ、それとも提案者としてという。

委員(窪田美樹君)

まだ皆さん意見が、皆さんが委員会としての意見がないので、委員会としてじゃあというふうに、であれば委員会としてで、個人的にというかは、まだだと思うんですけど。

委員長(待寺真司君)

はい、わかりました。今ちょっと窪田委員から今後の町長との、まあ町長、町側との議会とのすり合わせ対応の中で、当議案について取り下げの意向もあるという御提案がございましたので、いずれにしてもちょっと12時になりますので、お昼休憩をとらせていただきまして、1時再開して、その件につきましてまた各委員から意見を求めて、本日この議案についてどのような結論を導き出していくのか議論をしたいと思いますので、よろしくお願いします。
それでは食事休憩のため、暫時休憩します。再開は午後1時といたします。よろしくお願いします。(午後0時00分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時00分)
休憩前に引き続きまして、議案第65号葉山町小児の医療費の助成に関する条例、こちらを議題として進めさせていただきます。
休憩前にですね、提案者であります窪田委員のほうから、いろいろと条件提示の中でこの議案取り下げについても検討したい旨の発言をいただきましたので、再度各委員さんにわかるようにもう一度発言を求めたいと思います。よろしくお願いします。

委員(窪田美樹君)

まず提案の前に、その町長とのすり合わせというのができるのかどうかっていうところがあるんですけど、それはできるんでしょうか。

委員長(待寺真司君)

各委員ということであれば難しいんですが、委員会として一致した意見で正・副のほうに預けていただければ調整のほうはできると、このように考えておりますので、はい。

委員(窪田美樹君)

ありがとうございます。では、じゃあ条件としては、町側から4年生、所得制限ありというところで、所得制限を外すというところを第1の条件として、2番目として規則のままということだったので、それを条例化してほしいということの2点を上げてもらいたいと思います。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございました。ただいま提案者であります窪田委員からありました。共同提案者の近藤議員、同じということでよろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。4年生までで所得制限ありで今、町のほうは検討してるという先ほど御答弁がありましたが、そこの部分を所得制限を外し、さらに規則で出してくるであろうものについて、議会としては今後のこともあるので条例にして提案してもらえないかという打診をしてほしいと。それがのんでいただければ、当議案の撤回を了とするということでよろしいでしょうか。このような御提案がありましたが各委員の皆様、やはり委員会として町長と対峙するに当たっては、各委員さん全員の御同意のもとで行うべきというふうに思いますが、今の御提案について御意見等ございましたら求めたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

委員(笠原俊一君)

私のほうもこれだけね、窪田さんが、提案者が御努力して条例案をつくっていただいたということで、真摯にこの審査をしていったんですけども、ただ心配したのは、やっぱり町長のほうとのすり合わせ、222条の件がございますので、そういったことの中でね、財政的な裏づけ、非常に心配をしていたんですけども、きょう部長のほうから4年生まで所得制限をありということで、提案を6月にすると、といった話をいただきました。そういった中でのすり合わせ、実のあるものをとるということは当然の条件だというふうに思いますので、それを所得制限を撤廃しながらやるっていうことは私は賛成をしてますし、なお条例化をしていくということについては、今、図らずも窪田さんから言われましたけども、規則運営じゃなくて議会としてはやはり町の最上位の法律的なものが条例ですからね、そういったものにしておいていただいて、我々がいつでも確認ができるような体制というのが必要なことだと。これも先ほど共同提案者の近藤さんから言ったとおりのことですから、そういったことでそのすり合わせをぜひ正・副の委員長さんのほうでしていただいて、まあ可能だと思うんですね。で、町部局が出したものに議会が承認をするっていうのが議会の原則ですから、それを一歩二歩も譲歩しながら認めてあげるというお墨つきを差し上げるんですから、そういった交渉をぜひしてあげれば議会のほうも納得するし、町民の方々にも一歩二歩もいい条件、子供たちを、子育てをしやすい場所ができるんじゃないかなと思いますので、ぜひ正・副の委員長さん、御苦労をお願いしたいと思います。

委員長(待寺真司君)

はい、ありがとうございました。では他に。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと確認なんですけどね、提案者の先ほどのお話ですと、委員会として調整に当たってほしいということでしょ。で、今、笠原委員がお話しになったことは、提案者がその町長サイドとのすり合わせっていうように聞こえたんですけれども。

委員長(待寺真司君)

いや、正・副委員長に最後お願いしたいというふうに、最後発言されて。

委員(守屋亘弘君)

ああ、そうですか。そうすると私の…それであれば私の聞き間違いで。大変失礼しました。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか。

委員(笠原俊一君)

ちょっと言葉が足らなくてすいません。提案者の窪田さんがそういう条件でいいということですので、それを可能にするために正・副の委員長さんが御苦労願えれば、我々委員としてもいいんではないかと、私の私見です。まだ皆さんの意見は聞いてませんけども、ぜひとも正・副の委員長さんで御苦労いただきたいということです。

委員(横山すみ子君)

この場で確認をとっていただきたいんですけれども、4年生までで所得制限をなしにして、条例化ということ、もしも委員会で全員の意思が一致できれば、教育民生常任委員会としてはこのような対応をするのでいかがかっていうこと、申し入れに近くなりますけれども。もし拒否されても、条例を出してしまえばできることということになりますよね、一致していれば。なので、各委員に4年生、所得制限なし、それから規則ではなく条例ということでオーケーっていうふうになったら、あとはかなりお手やわらかな申し入れからこうしますよというところまでできてしまうと思うので、この3つについて御確認をいただければと思います。

委員長(待寺真司君)

はい、わかりました。今その御意見をちょっと伺ってるところで、再度確認をさせていただきますけれども、4年生まで2年間上げると、年齢を。それから所得制限については撤廃。そして規則でやっていたものを条例化する、この3点。これを皆さんの意思が一緒であれば、それをもって正・副で町長部局との調整に入らせていただき、不調に終わった場合はその後はいろいろとやり方はあろうかと思いますので、それはまた委員会の中でそれぞれ各議員さんの考え方、委員さんの考え方なんかを持ち合ってやっていこうとは思いますけれども、きょうの段階ではまずそこの3点について、町側もある程度上げる方向で出してきたと。それを提案者のほうがのんでいただいて、さらに議会側としてもこれまで審議した中で幾つか出てきた課題、それを町側にぶつけてみて、そこで妥協があればすんなりといくのかなというふうに思っておりますので、それを皆さんが一致ということであれば正・副のほうで受けていきますけども、もしお1人の委員さんでも、いや、それじゃちょっと違うよと、どうしても6年生までだとか、そういう御意見があれば今承っておきたいということでございますので、確認はその3点でございます。これに異議がなければそのような正・副委員長での対応をとらせていただければと思っておりますので。いかがでしょう、他に。

委員(横山すみ子君)

この3つに異議ございません。よろしくお願いいたします。

委員長(待寺真司君)

ありがとうございます。では他に。荒井委員は。

委員(荒井直彦君)

私も異議はございません。

委員長(待寺真司君)

守屋委員はいかがでしょう。

委員(守屋亘弘君)

おっしゃるとおりで。

委員長(待寺真司君)

よろしいですか、はい。正・副一任されているんで。じゃあ一応委員さん全員一致ということで、改めて確認をさせていただきますが、4年生まで2年間分上げると。それから所得制限については撤廃申し入れ、そして条例化についても申し入れを行うと。これについて今後調整の中でまた結論が出ると思いますので、それは改めて報告する中で今後の対応を図っていきたいというふうに思います。
ということでございますので、本日につきましてはこの議案は継続という形での取り扱いになろうかと思いますけれども、よろしいでしょうか。次の補正予算をある程度出してくる日程というのは、事務局のほうでつかんでますかね。30日。(「30日で」の声あり)で、恐らくそれ以前に町長査定とか入ると思いますので、時間のない中での対応となりますので、正・副委員長、議会事務局とも一緒になり、なるべく早い段階での町長とのすり合わせ行わさせていただきます。結果につきましてはまたすぐ御報告をさせていただきますので、それによってまた当委員会での対応、あるいは提案者の対応等もあろうかと思いますので、よろしくお願いします。では本日…はい、守屋委員、どうぞ。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと形を整えるっていうことで、念のためなんですけど、委員の中から継続の動議を出すと。というのが正確なのかなと思うけど、どうなんでしょうか。暫時休憩をしてもらえれば。

委員長(待寺真司君)

はい。暫時休憩いたします。(午後1時10分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時11分)
それでは、議案第65号につきましては本日継続とさせていただきます。以上で本日の付託案件につきましては終わりました。
陳情第24-4号につきましては不採択という結論が出ておりますので、報告文案についてはいかがいたしましょうか。
(「正・副一任」の声あり)
では、報告文案につきましては正・副のほうで作成をしまして、また、これは初日ですね。(「8日です」の声あり)8日ですね。そうすると、報告文案についてはまたメール等で配信させていただくことになろうかと思いますので、御確認のほどよろしくお願いいたします。
それでは、引き続きましてその他なんですが、まず1点目、視察についてちょっと検討していただきたいと思います。まず視察についてなんですが、皆様御承知のとおり今年度につきましては議会運営委員会、議会広報特別委員会、それから各2つの常任委員会、それぞれ1泊2日での視察というような形で決定をしておりまして、それぞれ各委員会の状況なんですが、議会運営委員会が7月、広報特別委員会も今、7月で調整をしていただいておりますので、ちょっと7月での常任委員会視察というのは厳しいような状況にございますので、一応正・副としては10月、まあ9月議会、3回定例会以降ですね、10月下旬ぐらいを目途に視察を計画したいというふうに考えております。まだ日程についてはまだちょっと先でございますので、次回の教育民生常任委員会の中で最終的に日程のほうは調整させていただければと思いますが、本日、今お手元に事務局のほうから配付をさせていただきましたが、副委員長からメール等で皆様のところにお願いが行っていたと思いますが、行政視察先で希望するところについてお願いをしていたところ、幾つか出てまいりましたので、それぞれ提案していただいた委員さんから、どのような場所でどういった目的でというのを簡単で結構でございますので、御報告をいただいて、それをもとに、場所との関係もあります。余り離れたところを2日で行くということもちょっと厳しいので、その辺、幾つかの案にですね、まとめさせていただいて、次回の委員会に提案できればというふうに考えておりますので、御協力よろしくお願いします。
じゃあまず、どうしましょうか。じゃあまず副委員長のほうからいきましょう。(「休憩」の声あり)休憩で、そうですね、はい。それでは各委員さんからちょっと御説明いただくに当たりまして、休憩をとらせていただきます。暫時休憩をいたします。(午後1時14分)

委員長(待寺真司君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時30分)
以上で本日の当委員会での付託案件、そしてその他についての打ち合わせを終わりました。委員の方から何かございますでしょうか。特によろしいでしょうか。
それでは本日、正・副一任を受けた部分につきまして早急に対応を図らせていただいて、また委員の皆様に報告をさせていただき、次回日程がどうなるかはその場でまた調整をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
では、以上をもちまして本日の教育民生常任委員会、閉会させていただきます。ありがとうございました。(午後1時31分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成24年8月30日

教育民生常任委員会委員長 山梨崇仁

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更新日:2018年02月02日