教育民生常任委員会会議録 平成22年2月2日

開催年月日

平成22年2月2日(火曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午前11時28分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件
    (1)陳情第21-20号 新型インフルエンザ対策ならびに助成等の支援に関する陳情書
    (2)陳情第21-23号 し尿等希釈投入施設建設計画の再検討を求める陳情
  2. その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 阿部勝雄 出席
副委員長 土佐洋子 出席
委員 鈴木知一 出席
委員 守屋亘弘 出席
委員 森勝美 出席
委員 待寺真司 出席
委員 加藤清 出席
委員 中村常光 出席
オブザーバー 議長 鈴木道子 出席

傍聴者

山梨崇仁議員 近藤昇一議員
一般傍聴者 3名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
生活環境部部長 成島光男
環境課係長 雨宮健治
環境課課長 池田務
クリーンセンター所長 石川渡

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 阿部勝雄

会議の経過

委員長(阿部勝雄君)

時間になりましたので、教育民生常任委員会を開会したいと思います。
(午前10時00分)
中村さんについては今ちょっとおくれてるということの連絡が入りましたので、追っつけ来ると思います。
それでは、きょう会議を再開いたしまして、次第に基づいて順番に進めたいと思います。付託案件として2件、陳情21-20号新型インフルエンザ対策の助成ということと、し尿処理希釈施設の建設計画についての再検討という2つのあれを順番に進めたいと思います。
まず、じゃあ陳情21-20号新型インフルエンザ対策ならびに助成等の支援に関する陳情書、継続審査となっています。これについては前にもう議論したので、きょう結論をいただければ幸いかなと思います。御意見を伺います。

委員(待寺真司君)

前回、近隣の状況とか、例えば国や県にどういうような形で出てるのかというようなことで、ちょっとお願いをしていた部分があったと思うんですけど、その辺は調査の報告とかいただければと思うんですけど。

委員長(阿部勝雄君)

事務局、近隣ちょっと調べていただけましたか。

議会事務局局長補佐(高橋孝行君)

平成21年12月の28日に保健センターの石井君のほうから、この提出状況についてということで、電話で承りまして、まず国に対しては厚生労働省に要望書を提出ということで、要望内容は新型インフルエンザワクチンの接種助成のみをしているということでございます。あと、神奈川県については、県知事あてに要望書を提出しまして、要望内容は、新型インフルエンザワクチン、季節性インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン等の接種助成についての要望を提出しているということでございます。あと、県下の自治体、議会への提出状況につきましては、横浜市、川崎市、横須賀市を除くすべての市町村に提出しているということで御連絡をいただいております。以上です。

委員長(阿部勝雄君)

ほかの採択状況とか、そういうのは。

議会事務局局長補佐(高橋孝行君)

この近隣で調べましたところ、まだ議案として提出されてない。だから22年の第1回定例会に上程されるみたいです。

委員長(阿部勝雄君)

ということですが、ほかに。

委員(待寺真司君)

今は国・県に対して出てるという状況で、じゃあ町の議会としてですね、これ非常に判断に難しいかな。それから、他の自治体もまだ議案として上がってないという状況を聞くと、きょうのところはちょっと継続でいいのかなというような気がしなくもないんですけれども。ただ、例えばこの助成の仕方もですね、町だけで100%助成というのは基本的に難しいと思うわけですよ。そうすると、やっぱり国が2分の1であったりとか、県が4分の1で、じゃあ市町村も4分の1を負担しましょうということでですね、国・県・地域が一体となって、こういった新型インフルエンザあるいは今後いろいろな形で季節性も出てくるんでしょうけれども、そういったときに必要なのかなという気はしなくもないんですが。この間のお話ですと、やはり予防というのはね、各個人の意識というか、そういった部分もありますので、なかなかちょっと判断に迷うところであると思いますが。きょう、今、事務局のほうから報告を受けた範囲では、私はちょっと継続でもう少し国・県、どのような形でね、審議が行われるのか、そういったのをちょっと見てみたいなという気はしております。

委員長(阿部勝雄君)

今、国・県等のあれも様子を見たいと、継続という意見もありましたけど、ほかに御意見がありましたら。

委員(森勝美君)

今、待寺委員のおっしゃったとおりだとは思うんですが、この陳情の中には、インフルエンザワクチンの接種のほかに、肺炎球菌ワクチンの接種についての陳情でもありますので、このインフルエンザというのはですね、今ちょっと下火になったといって、また発生したりして、非常に不安定な状況なので、大体ワクチンも十分にあるということで、それについてのやはり補助というのを、やはり町だけというのは負担が重いと思うんですよね。ですから、やはりいろんな周辺の市町村の動向、それなどをやっぱり考えるに当たっては、やはり継続という形になるのかなとは思います。

委員長(阿部勝雄君)

先ほど言った肺炎球菌云々というのについては、前回ので一応意見書としてお願いして出してありますので、そちらについては別の陳情がありまして、そっちで採択されて意見書を提出しています。ですから、確かに全体的なあれですか、予防接種ということなんですが、今回については特に新型インフルエンザだけという考え方をしたほうが、前の陳情との整合性があるかなと思いますので、待寺委員が言われる今、インフルエンザという意見になったかなと私はあれしてます。肺炎球菌については、前回意見書を出してますので、そんな気もしています。
森委員も今、継続ということなんで、いかがでしょうか。皆さん、よろしければ継続というんで、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
じゃあ、国の動きが見える、国・県等の、あるいはほかの自治体の動きが見えるまで、継続というふうにさせていただきます。21-20号は継続というふうにさせていただきます。
それでは、次の陳情21-23号し尿処理希釈施設についての計画云々という陳情に入ります。以前、皆さんから資料提出ということで、いろいろ意見の中で、これといってはっきりした資料のあれがちょっとわからなかったもので、こちらとして3つの資料請求があったかなというので、事務局の方々と調べていただきました。1つは、し尿処理希釈投入施設建設の具体的な計画案、これが出せないのかということでした。2つ目に、町長が提案した市街化調整区域での合併浄化槽から予測される汚泥量について、将来の汚泥量はどうなるのかという点が出されていたと。それと3つ目に、稼働後に20年間のし尿処理量がどういうふうに推計していくのかという、想定量を出せというような3つが意見としてあったかなと思って、今、お手元に配付しましたこの資料を出していただきました。この点について、担当者から説明も受けたいと思います。担当者の入場をお願いします。
暫時休憩いたします。(午前10時08分)

委員長(阿部勝雄君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時09分)
資料の提出について、し尿の先ほど言われた金額がはっきりした金額については、予算のときに、予算説明でないと、その前には出せないということなんで、資料の出し方の2として、資料2として出していただいたのは、大体このくらいになったらというんで、4億5,000万、5億5,000万、4億5,000万、3億5,000万と、こういうふうなふうになった、起債を、建設費がこうなった場合には、こういう起債の起こし方をして云々ということで出していただきました。このうち、どれになるかは、私らはわからないんですが、予算説明のときにはこれがはっきりするということに、何番目になるか、はっきりするということになると思います。そういう出し方しか、まだこの段階では出せないということで、いただきました。
それでは説明をお願いしたいと思います。出席職員の紹介を、部長お願いします。

生活環境部部長(成島光男君)

おはようございます。生活環境部長の成島です。よろしくお願いいたします。出席職員の紹介をさせていただきます。環境課長の池田です。係長の雨宮です。クリーンセンター所長の石川です。よろしくお願いいたします。

委員長(阿部勝雄君)

それでは、この出した資料について、一応説明をお願いしたいと思いますが。

環境課係長(雨宮健治君)

そうしましたらですね、お手元の資料、参考資料1のほうから御説明をさせていただきたいと思います。
まず1番目としましてですね、下水道投入開始からですね、20年後までのし尿及び浄化槽汚泥量の年間発生量の予測でございます。浄化槽汚泥、し尿ともですね、近年減少傾向にございまして、こちらをですね、数トレンドにかけましてですね、推計を実施してみました。もう結果につきましてはお手元の資料のとおりでございまして、投入開始、平成24年度からですね、20年後の平成44年度につきましては、浄化槽汚泥量につきましては3,148キロリットル程度、し尿については34キロリットル程度ということで、合計で3,182キロリットルのし尿及び浄化槽汚泥が発生するという見込みでございます。
続きまして資料2番のですね、市街化調整区域内をすべて合併浄化槽で整備した場合の発生汚泥量の予測ということでございます。こちらにつきましては、将来ですね、人口が一応今、減少していくという見込みがございますけれども、現時点ではですね、その20年後の人口、将来人口等は出ておりませんので、一応これ、参考までにですね、現在の市街化調整区域内人口がですね、全部合併浄化槽になったという仮定におきまして発生する汚泥量について記載をさせていただいております。平成21年のですね、4月1日現在の調整区域人口ですが、お手元の資料のとおり約3,941人とさせていただきました。こちらはですね、木古庭の人口1,641人、上山口の人口2,100人、そして下山口にですね、一部調整区域がございまして、こちらをおおむね200人というふうに予測をさせていただきまして算定したものでございます。こちらをですね、基本計画の合併浄化槽汚泥のですね、原単位1人日あたり2.17リットルを掛け合わせまして、年間発生汚泥量約3,121キロリットル、仮にですね、現時点の人口で調整区域内が全部合併浄化槽に転換した場合ですね、これくらいの汚泥量、浄化槽汚泥量が発生が見込まれるというものでございます。参考資料1につきましては以上でございます。

環境課課長(池田務君)

それではですね、参考資料2、し尿浄化槽汚泥投入施設年間費用について御説明させていただきます。こちらの表につきましては、元利均等償還で20年の償還期間ということで、据え置き期間が3年でございます。利率を2.5%として作成いたしました。それで、ここにありますように、建設費を6億5,000万、5億5,000万、4億5,000万、3億5,000万の4つの形を想定しまして、その建設費の75%を起債ということで作成いたしたものでございます。
まず平成22年度から24年度までが据え置き期間でございますが、その後の平成25年度をごらんください。25年度はですね、償還額と維持管理費、なお維持管理費につきましては1,137万円としております。そして償還額と維持管理費を合わせまして、建設費6億5,000万のときが約4,600万円、5億5,000万のときが約4,100万円、4億5,000万のときが約3,500万円、3億5,000万のときが約3,000万円となっており、以後、年間費用は、裏面をごらんくださいませ。そうすると最終年次の平成41年度まで同額としております。その裏面の最後の合計なんですが、償還額と維持管理費を合わせました20年間の総合計では、建設費6億5,000万のときが約8億4,200万円、5億5,000万のときが約7億4,300万円、4億5,000万のときが約6億4,500万円、3億5,000万のときが約5億4,700万円ほどとなっております。そしてですね、一番下の参考のところに記載してございますが、平成21年度のし尿浄化槽の予算ベースでございますが、汚泥運搬処理委託料は、運搬が8,854万3,000円、処理が7,700万円、管理費が186万4,000円で、合計がおよそ1億6,700万円ほどでありまして、この6億5,000万円の施設の場合でもですね、償還額と維持管理費を合わせまして年間4,600万円ほどでございます。したがいまして、委託とそのですね、比較しますと、1年間でおよそ1億2,000万円ほどの差が生じてしまうということになります。表につきましては以上でございます。

委員長(阿部勝雄君)

御質問があれば受けますけれども。

委員(待寺真司君)

ありがとうございます。参考資料の2のほう、これ、お願いした部分なんですけれども、1点ちょっと確認をさせていただきたいんですが、この参考として下についている21年度のし尿の運搬処理委託料の予算ありますけれども、この運搬の8,800万というのは、クリーンセンターから横浜へ大型で行くのみですか。それとも戸別で集めてくるのも入った数字なんでしょうか。まずそれを確認をさせてください。

環境課係長(雨宮健治君)

こちらクリーンセンターに集まったものを横浜市のほうに運搬するもののみでございます。

委員(待寺真司君)

そうすると、確認なんですけど、今、し尿を各家庭から町内業者に頼んで持ってきてますよね、クリーンセンターに。その費用は、こっちにしても、この今のやってる21年度の横浜にしても、この表には一切入ってないということの確認なんですけど、よろしいですかね。

環境課課長(池田務君)

入っておりません。

委員(守屋亘弘君)

前に全員協議会…協議会に出てきた資料は、消費税抜きの7億7,600万。だから、以前ちょっと確認したんですけど、消費税を含めたら8億1,400万ですか。それに対して見直したらこういう、どの数字かわからないけども、なるよと。この中の1つ、例えば6億5,000万から3億5,000万の幅があるんですけれども、その数字の建設費になるよという解釈でよろしいんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

昨年ですね、全員協議会で説明させていただきましたのは、基本設計の中でですね、施設を建設した場合幾らということで、税抜きという形で7億七千数百万円という形で出させていただきましたけれども、今回この建設費というふうに出させていただいておりますのは、それ以降、見直し等、当然我々としては規模を縮小するために行っていくという形で説明させていただいたと思いますけども、その中でやっていったとき、当然前よりも少ない金額でやるつもりでございますので、その中の内訳として、このどれかになるということじゃなくて、1億円刻みぐらいでですね、4つのパターンを今回資料として提出させていただいたという、そういうことでございます。

委員(守屋亘弘君)

どの程度の価格になるのかね、わからなくてこういう議論したって意味ないんじゃないの。というのはね、例えば24年で量的には浄化槽汚泥量とし尿とを足して9,261キロリッター、年間。だから、これを処理する、マックスでしょう、これが。マックスの数字で考えているんでしょう、設備自体を。それで、平成44年いけばさ、3分の1に減るやつをさ、マックスの数字で建設するということなんでしょう。それで、その費用は、およそ幾らということは、予算の説明段階でしか説明できないというんだったら、こういうもの、ここで出てきてね、議論するって、意味ないんじゃないかと思うんですが、委員長、どうですかね。

委員長(阿部勝雄君)

名指しで委員長と言われちゃったんだけど。今の設備そのものについては、半分のものをつくって、半分をどうするかってなると思うんですよね。ですから、最大限で、今あるものを処理しなければいけない。そうすると、例えば24時間運転と、ずっと前、この前言われましたけど、それを24時間運転を半分になったら12時間運転で可能にする。そういう時間で処理する以外にないかなというふうに思います。それをどこかにその間、半分になるまで、半分を委託するというふうにしないと、その間、どこかに何らかの別の処理方法を考えなきゃいかん。それがどっちが得かという考え方もあるかと思いますけれども、今あるものを全部処理する方法を考えなければいかんと思います。その一つの方法として、今、出されているのが、この全部を一気に処理できる可能性のある器をつくると。それをどういう運転の仕方をするかというのが、今出されているこの案だと思います。どちらが得かというのは、皆さんで、それよりも委託して、半分委託して、半分になった器をつくればいいんじゃないかというのは、皆さんそれぞれの考えだと思いますけど、今出されている案は、全体を処理して、少なくなった場合には時間を短縮する。そういう考え方の提案だと今、思っております。どちらがいいかどうかは、皆さんで判断してください。

委員(守屋亘弘君)

そうするとね、例えば、少なくなって、約、数字を丸めて言うと、年間3,000キロリッターですよね。で、例えば8時間稼働で3,000キロリッターを処理すると。24時間だったら9,000リッターになりますよね。そういう感じでつくってあるのか。今、委員長言われたように、どういう計画概要なのかね、それをおっしゃっていただかないと、こういう議論しても意味がないんじゃないですか。

生活環境部部長(成島光男君)

このし尿の投入に関しましては、前お話ししたと思いますけれども、重油でA重油で燃やしていると。また、当然、地球環境にもよくない。また一昨年あたりですか、重油価格がですね、かなり高騰した。財政状況でもよくないと。そういうもろもろのことからですね、し尿、あそこの焼却施設をとめてですね、何らかの形でやったほうがいいんじゃないかということでですね、このし尿投入施設というのを検討してきたわけでございます。今、守屋委員が言われましたこの44年のとき3,000キロリットルというお話ございますけれども、私たちは今現在ここをし尿の処理方法を変えてですね、そういうし尿の投入施設をつくったときに必要なものというのは、前もお示ししましたけれども、約9,000キロリットルの規模のものが必要なんだということで、どこの時点でこれをつくるかということが問題になってくるかと思いますけども、今までの経緯から考えてみますと、やはりいろいろの点で御指摘等我々は受けておりますので、この段階で施設の建設という形で出させていただいたわけでございます。当然、この中にですね、維持管理とかですね、そういう形についても今回資料に出させていただいておりますけども、やはり1年おくれると、先ほど課長からもお話ありましたけども、経費的にも財源を余計にプラスして出さなければいけないという状況が発生しますので、我々としてはこの時点でですね、この計画によって施設の建設のほうをやっていきたい。そのように考えております。

委員(守屋亘弘君)

1年おくれて、なぜ財源が苦しくなるのか、説明してくださいよ。

生活環境部部長(成島光男君)

ここの資料のところでですね、委託の経費という形で、資料2ですか、裏面の一番下に参考という形で出させていただいておりますけれども、これ、21年の予算でですね、1億6,700万ほどの金額がかかるというふうに示させていただいております。これがですね、施設の稼働後になりますと、24年のところを見ていただきますと、償還が入っていますが、25年からのよろしいんですけれども、例えば6億5,000万円の場合でも、4,600万円ほどの金額でこの施設を維持できるというふうに考えておりますので、その差額分が1億数千万円。1年おくれれば、その分余計に金額がかさんできます。1年ずれていきますので、22年度についても1億六千何百万円という予算を横浜市にですね、委託する経費というのを組まなきゃいけなくなりますので、当然時期がずれれば完成時期…一般財源としての支出がふえていくという、そういうように考えております。

委員(守屋亘弘君)

例えばね、簡単な話なんだけど、前の資料でいけば3,000万円焼却するよりも、横浜市に委託したほうが安いってことでしょう。それで、何だかわからないけど、20年の償却だ。償還が20年だからといって出てきたんだけども、それはイニシャルコストがかかるんでしょう。この財政が厳しい、厳しいという中で。それならずっと委託すりゃいいじゃないですか。何も建設しなくたってね。

生活環境部部長(成島光男君)

前に示させていただいているのは、現在…すいません。山のほう、クリーンセンターのほうで焼却していたときには約2億円ほどの金額がかかるという形で示させていただいたものです。委託処理の場合ですと、約1億7,000万円で、3,000万円ほど減になりますよということで示させていただいています。ただ、これはあくまでも建設という前提があってこの経過措置でやらさせていただいておりますので、この建設という形がなくなれば、当然横浜市のほうからも、横浜市にお願いして、またオーケーもらっているのは、了承いただいているのは、葉山町がそういう施設を建設する。その期間について横浜市で受け入れをしていただけるというふうになっておりますので、ここが葉山町のほうで、これが例えば1年間ずらす。また1年間ずらすという、その程度でしたら、横浜市のほうにお願いすれば受け入れてもらえるかなというのは思いますけれども、1年ずらせば稼働が今度25年度からになりますので、24年度についての金額については、やはり1億7,000万円前後の金額がかかってしまうと。そうしますと、やはり先ほど維持管理では四千何百万という形でできるというものが、1億7,000万程度かかりますので、その差額分が多く支出されてしまうというふうに考えておりますので、我々としてはぜひここの段階でこの計画で建設のほうをやらさせていただきたい、そのように考えております。

委員(守屋亘弘君)

だったら建設しなかった場合、委託出したらいいんじゃない。

生活環境部部長(成島光男君)

建設しない前提でしたら、横浜市で受け入れはしてもらえないと思っております。

委員長(阿部勝雄君)

よろしいですか、守屋さん。

委員(森勝美君)

資料1のほうの浄化槽汚泥量についてですけれども、人口が3,941人と想定して44年までの量がこういうふうに、3分の1に減っているわけですけれども…もっと減ってますね。これは人口がそれだけ減るというふうに考えたんですか。浄化槽の設置量は同じなんだけど、その辺がちょっと理解できない。

環境課係長(雨宮健治君)

まずですね、1番の下水道投入開始からの20年後までのし尿及び浄化槽汚泥量の年間発生量の予測なんですけれども、当然20年間、今、人口が減少するという予測がされてます。しかしながらですね、その人口の推計というのが現在行われてないという状況もありまして、人口からの推計というのはできないような状況でございます。ですので、現在浄化槽汚泥、し尿ともどもですね、減少傾向にあるという傾向をですね、引っ張りましてですね、40年間トレンドで数値をつくったのが資料1番の表でございます。ですから、こちらは人口の減少がどうこうというのは加味をしてなくてですね、現状の減りをずっと続けていった場合、こういう結果になりますというものをつくっております。
2番目のですね、市街化調整区域内の、すべて合併浄化槽で整備した場合の発生汚泥量の予測なんですけれども、こちらも当然ながらですね、全体の人口が減っていく中で、市街化調整区域内の人口も落ちていくという予測はされていますが、人口推計というのは実はしてないという状況です。ですので、現時点での人口ですね、調整区域内の現時点の人口が仮にですね、全部合併浄化槽人口になった場合の発生汚泥量ということで、これぐらいが見込まれるというものをつくったということでございますので、その辺をちょっと御理解いただければと思います。

委員長(阿部勝雄君)

ほかにありませんか。

委員(待寺真司君)

ちょっと、わかればでいいんですけど、教えていただきたいんですが。21年度、これ、当初予算の数字を引っ張ってきているわけですけど、ちなみに1月終わりましたよね。6分の5を終わったわけですが、実績値、着地の見込み、その辺は担当課のほうでつかんでいるのか、つかんでいないのか。つかでなければいいですけれども。年間…まあ大体進捗率が、金額ベースで。
半期終わった時点で、ある程度やれば見込み出るじゃないですか、着地の。まあ、それはそのときの多さとかね、いろいろあるんで、一概には言えないけど、おおよその見込み、着地見込みでね、どのくらいを予測しているのか。例えばこれが今、1億6,700万という数字が出てますけれども、これはあくまでも当初予算の段階で、少なかったとかそういうような事情があれば、当然これが減になってくるという、その今の大体、状況がもしわかれば教えていただきたい。

環境課係長(雨宮健治君)

すいません。余りぎりぎりシビアなところまでやってないのが現状なんですが、浄化槽汚泥、し尿とも減少傾向にございますので、当然見込みよりですね、若干少なくなるというふうに考えているところでございます。

委員長(阿部勝雄君)

よろしいですか。ほかに。よろしいですか。
それじゃ、ちょっと二、三、私のほうからあれを聞きたいんですが。この推計は、下水道のつなぐ接続がふえていくという仮定でずっとしてますよね。下水道の推移というんですか、今後どのくらい見積もっての計算なんですか。

環境課係長(雨宮健治君)

下水道の進捗状況ですとか、整備計画ですとか、これから全体計画の見直しなんかを控えている中でですね、ちょっと長期的な計算になります…予測になりますと、なかなか見えないのが現状でございます。ですので、現状の下水道の整備ですとか、そういったものはちょっと除かせていただいて、現状の搬入量ベースでですね、この傾向がずっと続いていった場合に、どういう数字に20年後になるのかという推計をさせていただいたというものでございますので、将来人口ですとか下水道人口とかというのは、基本的にはちょっと置いておかせていただいているというのが現状でございます。

委員長(阿部勝雄君)

もう一つ。合併浄化槽と単独浄化槽の汚泥の推移というのは、どのくらい考えている。例えば単独浄化槽から合併浄化槽になりますよね、移しますよね。そうすると汚泥はふえるのか減るのか。その辺のことはどういうふうに考えていられますか。

環境課係長(雨宮健治君)

基本設計のほうでもでですね、お示ししておりますけれども、単独浄化槽はトイレから出る汚泥のみをですね、浄化しているものでございまして、合併浄化槽は生活排水全般を処理します。当然、汚泥発生量というのは多くなるということが想定されていまして、基本設計の中では下水道…合併浄化槽においては、原単位でございますけれども、日量2.17リットルに対してですね、単独浄化槽につきましては1.31かな…で見込んでいるところでございます。約倍ぐらいですね。

委員長(阿部勝雄君)

もう一つ、すいません。し尿って、いわゆる完全にぼっとんですかね。これからとってくる量というのは、これはかなり多いと思うんだけど、この辺の今、戸数と、これでゼロになりませんよね。44年までにはまだあるということなんですが。これはやっぱり、かなり多いんですか、一回とるというと。その辺。

環境課係長(雨宮健治君)

すいません。ちょっと今、先ほど見なし…単独浄化槽の数字1.31とお答えしたんですけれども、基本設計の中ではですね、これ、1人1日の原単位でございますが、し尿、汲み取りし尿の場合ですね、1人1日約3.22リットルです。浄化槽汚泥の場合は2.17リットル。見なし浄化槽、単独浄化槽につきましては、ごめんなさい、1.36でございます。すいません。

委員長(阿部勝雄君)

わかりました。ほかに。

委員(待寺真司君)

きょう、先ほど私も確認させていただいた中で、非常にコストメリットという部分、1年間かけると出るということが、きょうの資料で出していただいてわかって、こういった施設整備であれば、当然後年もずっと使っていくわけですから、費用負担というのはね、このような形で最初に起債を起こして毎年こういった数字でやっていくというのは非常にコストメリットあるなというふうに思っております。それで、前回私ちょっと幾つか意見として言わせていただいた中で、例えば今のセンター内にこの施設をつくることができないのかどうか、あるいは他の何か補助金ですね、これ非常にやっぱりCO2削減に対して非常に効果を生むというような中で、町としてPRをしてね、何か補助金等そういったものがないのかということを、ちょっと前回提案させていただいたんですけれども、その後、特段その辺の動きはなかったということでよろしいんでしょうか。確認を。

生活環境部部長(成島光男君)

前回の委員会の中で、委員からそういうお話をお伺いして、一応我々としては何かないかという形で確認をさせていただきましたけれども、現時点でこれに該当するような補助金というのは、特段はございませんでした。

委員(守屋亘弘君)

先ほど阿部委員長がお話しになった下水道との関連ね。たまたま昨年の12月29日(火曜日)の日経新聞に、下水道の補助金は9割削減と出てるんですよ。だから、22年度予算案が通れば、葉山町もその影響は受けると思うんですよね。それであれば、先ほどそちらのお話ですと、従来の状況を踏まえてというように私は解釈したんですけれども、下水道事業が停滞というのか、そういうような国の方針で変更を余儀なくされるとなれば、量がふえるんじゃないかと。その辺は予算…町の22年度予算案、どういうように編成されているのか、我々知るよしもないんで、わからないんですけれども、それとの整合性というのはどうなんですか。それとも、先ほどお話しになったように、まだはっきりした見通しが立たないから、従来どおりの、例えば年度で面整備10ヘクタール程度のものだというような形になっているのか。それは両課を所管になっている部長は御存じだろうと思うんで、ちょっと聞かせてください。

生活環境部部長(成島光男君)

下水道の補助金に関しては、補助金から交付金にかわるんだということは我々のほう、把握させていただいておりますけども、それ以外のものにつきましては県・国に照会してもですね、現段階ではまだわからないという形になっておりますので、我々のほうとしてどうなるかというのは見えておりません。ただ、22年度についての補助率がどうなるかというのだけは確認させていただいておりまして、今のところ2分の1については変更はないんじゃないかという話は伺っておりますけども、実際どうなるかというのは、まだふたをあけてみないと最終的なものは私たちはまだわかりません。
あと、浄化槽の下水道の部分がおくれればですね、浄化槽汚泥の、し尿と浄化槽汚泥量がふえるんじゃないかっていうお話もございましたけれども、それにつきましては当然、例えば下水道の進捗率がどんどん下がっていった場合につきましては、これについては実際の数値から今回資料でですね、トレンドで出させていただいておりますので、最大の、今、24年でマックスという形で出させていただいているものについては、この辺についてはそれほど変更はないかと思いますけど、それ以降については減少する率が下がってくるのかなと思いますけども、今の施設の建設関係には直接の影響はないというふうには考えております。

委員(守屋亘弘君)

そういうちょっと不透明な状況の中で、何が何でもやるということですか、建設を。この設備の建設を。

生活環境部部長(成島光男君)

不透明なというのは、下水道の補助率がどうかというのは、そういうのはわかりませんけども、今言えることは、平成24年度の中で浄化槽汚泥の量というのは、このくらいあるんだと。これを処理しなけりゃいけないということを考えてますので、これを処理するためにはやはりこの施設の建設が我々は必要だと思っておりますので、22、23年でですね、建設のほうをやらせていただきたいというふうに考えております。

委員(守屋亘弘君)

それから、横浜市との契約なんですけれども、陳情者等が調べてくださった資料があるんですが、要するに一回も契約交渉なんかしてないんですよね。それで、向こうの言われるままに6.5リッター、パーリッター、金額を決めてると。それだったらもう少しね、ねばって、安くなれば、委託だってある程度いいんじゃないかと。それは確かにこういう設備を建設するからという条件つきかもしれませんけれども、ほかのところとのそういう話、打ち合わせをしたんですか。どうなんですか。

委員長(阿部勝雄君)

ほかのところというのは、場所のことですか。ほかの自治体ですか。

委員(守屋亘弘君)

自治体。

環境課係長(雨宮健治君)

他の自治体とですね、実施をしたのかというところなんですけれども、横浜市さんとの調整の前、直近には実はやってないんですが、随分前には実はやった形跡、経緯があります。ただし、葉山町のし尿と浄化槽汚泥の量がかなり多くてですね、これをのみ込める施設というのが実はなかなかないのが現状で、一部でしたらいいですよとかですね、そういったのは実はあったんですね。今回ですね、施設容量ですとか、あと搬入量の状況なんかを神奈川県さんなんかも含めてですね、いろいろ調査させていただきまして、横浜市さんのほうの施設にかなり余力があるということで、お願いに上がったということでして、何とかうちの全量をですね、のみ込めるということで、今回お願いをしたというような経緯でございます。

委員(守屋亘弘君)

だから、書類のやりとりだけで、いわゆる民間で言う契約交渉的な打ち合わせというのは全然なかったということでよろしいんですか。

委員長(阿部勝雄君)

金銭的にって、単価は出る。

生活環境部部長(成島光男君)

契約書を資料として出させていただいておりますので、内容はわかっていると思いますけれども。先方の処理料金という形で出てきているのは、処理原価相当料という形でですね、処理する原価に対して、その分を委託料という形で、町のほう、請求させていただきたいというお話がございましたので、それ以上の例えば原価を割った形でですね、やってくださいというような話というのは、我々のほうからはなかなかできない状況でございましたので、結果的にはこの処理原価相当料という形で横浜市から出てきた数値に対して契約のほうはさせていただいております。

委員(守屋亘弘君)

契約交渉も何もしないで、書類上のやりとりだけで決めたんですかって、確認をしてるの。

生活環境部部長(成島光男君)

うちのほうからはですね、横浜市のほうに依頼のほうはさせていただいております。依頼…話し合いというか、先方とですね、当然あいさつとかですね、そういうのは何度か行かさせていただいておりますけども、最終的には書類のほうで、うちのほうから提出させていただいて、横浜市のほうから内部で検討させていただいた結果、先方から了承という形でいただいています。提出した書類についての説明というのは、当然させていただいておりますけども、それ以外については特には正式な形のあれはというのはございません。

委員(守屋亘弘君)

だから、言われるままに契約したと、そういうように解釈するんですけれども、実際に変動費部分ぐらいで普通は考えてもらうのが当たり前じゃないかなと思うんですが、固定費まで。というのは、葉山町の分はプラス・アルファでしょう。ある程度、変動費部分で、それに色をつけてどうのこうのというような、今どきさ、全部向こうの言いなりになるなんて。ほかは全然当たってなくて、そういうことじゃないかなと私は思うんですけれども。というのは、ずっとこのままでいけばね、デフレだ何だかんだ言ってたって、全然値段下がらないじゃないですか。どうですかね、その辺。

委員長(阿部勝雄君)

値段の交渉の余地あるかっていう。

生活環境部部長(成島光男君)

先ほども言いましたけども、横浜市からはですね、要は処理にかかる原価相当分で葉山町のほうにお願いする。町のほうからのお願いを受け入れるという話ですので、それについての交渉というのは、我々のほうはお願いする立場で、原価を割ってまでやってくださいというのは、なかなか言える状況じゃございませんので、私たちのほうはですね、そういうような形での交渉というのは直接はやらさせていただいておりません。

委員長(阿部勝雄君)

よろしいですか。よろしいですか。もう一つちょっと聞きたいんですけど。今、守屋委員から、もし下水道がって話がありましたけど、下水道が全く進まない。極論ですけどね。とすると、1万3,000、今の22年度のキロリッター1万315、これが最大になるというふうに考えられるんですが。例えば今、面整備は進まないとしても、今、もう委託…委託じゃない、面整備なってるところがありますよね。まだ接続。そちらは補助金つくかつかないかは全く別に進むわけですよね。補助金、面整備はもうできてるわけですから、守屋さんが言うように、もしあれがつかなくなったら下水道が進まないんじゃないかって疑問を出されましたので、全く進まなくとも、今、面整備できてて接続してないところがありますよね。それを接続した場合に、減りますよね。合併浄化槽。そういうものというのは、ここで1万315リッターの…キロリッターの設備をつくる必要ないのかどうかって心配を私も確かに進まなければ、あり得る可能性ですよね。だから、それが減るのかどうか。いわゆる、そこまでは下水道の補助金がつこうとつくまいと進むだろうというのがないと、今、守屋さんが言われるように、あふれちゃうんじゃないのと。小さくなっちゃうんじゃないのという疑問なんですけれども。その辺は全く考慮されていませんか。

環境課係長(雨宮健治君)

おっしゃることはすごくよくわかります。現在ですね、面整備が終わっているところで、まだ未接続のところのお宅もございますし、そういったものを接続していくと。今年度整備した部分と、先ほどちょっと部長のほうからもお話がありましたけれども、現時点においては下水道の整備の補助率も含めてですね、我々としては今までどおりという情報しか入ってきておりませんので、淡々と事業を進めていくんだろうなというふうに思っております。その辺を加味しましてもですね、先ほど来ちょっと部長からもお話ありましたけど、24年度ぐらいの近未来につきましては、さほど影響は受けないだろうというのが我々の予測でございまして、そこから先につきましては、当然下水道整備がおそくなればなるほど浄化槽汚泥、し尿の量というのは減るスピードが落ちていくというふうに見ております。ですので、これは今回のこの提出させていただきました表につきましては、現在の傾向をずっとやっていったというような仮定でやらせていただいてますので、その辺はちょっと御理解いただければと思います。

委員長(阿部勝雄君)

さらにおくれるというか、まだ残る可能性はあると。もう一つ、逆にごみの場合ですね、いわゆるごみが足りなくなったから、その施設が大きいのをつくってごみが足りなくなったから集めてくるんだという、いわゆる最低限このくらい必要なんだよという施設になっちゃう、ごみの場合ね、よくありますよね。今回の場合には、今、時間で云々と言われましたけど、そういうことで施設はこの最小限このくらいは必要なんだというものにならないんでしょうね。その心配があるんです。

環境課係長(雨宮健治君)

ごみの施設につきましてはですね、一般的に容量の7割を切ると効率が一気に落ちるというふうに言われています。今回のし尿等の投入施設につきましては、委員長のほうからもお話があったように、時間をどんどん調整していったりですね、稼働日を逆に変えたりですね、そんなことで調整をしていくのかなと思ってます。ちょっと一般的な例ですけれども、隣の逗子市さんの施設につきましては、もうし尿、浄化槽汚泥の量もものすごく少なくてですね、1週間のうちもう数日しか稼働しないというような状況で運転をしているというふうに聞いておりますので、最終的には量がどんど減っていけばですね、そういう運営方法で調整をさせていただくというふうに思っております。よろしいでしょうか。

委員長(阿部勝雄君)

ほかに御意見ありませんか。
今、逗子市云々って話もあるんですが、逗子市の量、容量ですか、処理能力というのは、どのくらいだかわかりますか。マックスに動かした場合の処理能力。もしわからなければ、後で調べておいてもらって結構ですけど。今、恐らく今後そこにお願いできないのかって話になると思うんだよね。

環境課係長(雨宮健治君)

逗子市の施設につきましては、随分前にですね、実はちょっと調べた経緯がございまして、見学もさせていただきました。本当に小さな施設でですね、希釈水なんかについてもですね、タンクにたしか山水だか川水をちょっとためながら、それで処理をしてるというように聞いております。ですので、我々が今抱えているこの量がですね、全部のみ込めるかというと、かなり厳しいのかなと思っておりますので、詳細につきましてはちょっとまとめさせていただきまして、後日提出させていただければと思います。

委員長(阿部勝雄君)

はい、ほかに。資料についての説明やら、いろんな御意見で、それ以外は皆さんのこれに対する、陳情に対する御意見は後でしますけど、職員の説明に対して、よろしいですか。

委員(守屋亘弘君)

確認なんですけど、今までし尿焼却というのは24時間ずっと長い間やっていたということでいいんですかね、実績として。

委員長(阿部勝雄君)

焼却の場合ですね。焼却ですね。24時間運転かどうかということなんですが。

生活環境部部長(成島光男君)

ずっとと言われると、ちょっと私もわからないんですけれども、やめる前につきましては24時間という形で運転はさせていただいておりました。

委員(守屋亘弘君)

で、私の記憶で間違えたらまことに申しわけないんですけれど、ごみ焼却施設については、県から改善指示ですか、命令というのか指示というのか勧告というのか知りませんけど、2度ばかりあったと。し尿焼却については、担当部署からそういう県からの云々という話は聞いてなかったんですが、実際に県からあったんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

し尿につきましては、勧告というよりも、私が伺ってる限りでは、要は申請関係でですね、どういう…過去についてどういう形での焼却方法だったのか、また今はどう(テープ2-B)受けたというふうには聞いております。

委員(守屋亘弘君)

だから、24時間ある期間ずっと焼却処理してたと。それがまず1点ありますよね。期間的にはどの程度だったんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

ちょっとどのくらいの期間かというのは、ちょっと存じ上げてないので、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。

委員(守屋亘弘君)

それと、先ほどの御説明で、そういう県からのまあ勧告というのか指示というのか、そういうことじゃなかったということなんですか。

生活環境部部長(成島光男君)

し尿につきましては、要は焼却の場合ですと焼却…熱灼減量等とか、一酸化炭素がですね、基準値を大幅に超えてるという形で指導という形でですね、改善しなければ、このままの状態では焼却できないですよという話は伺っておりました。し尿につきましては、そういう形の基準をオーバーしてるとか、そういう形のものではなくて、要は焼却してる時間とかですね、そういうものが当初のやつと違ってるんじゃないかというようなことで、県から言われてるというのは聞いております。

委員(守屋亘弘君)

それを是正しろと言われたんでしょう、県から。違うんだ。そういうことじゃないの。

生活環境部部長(成島光男君)

是正というよりも、言われれば是正という形になりますけれども、どういう形でこういう状況になってきたんだというのを説明してくれという形で、その違いが何かということと、当然最初の、今の現状に合わせるような状態に書類上の変更をしなさいというような話では伺っております。

委員(守屋亘弘君)

言い逃れ…もう終わったことだから、ぐちゃぐちゃ言わないけれども、はっきりさ、認めりゃいいじゃないですか。こう書いてあるよ、起案用紙に、横浜市の。廃棄物の処理及び清掃に関する法律第9条の3に基づき改善するよう指導を受けています。県から受けたんでしょう。だって、それを…それで横浜市にお願いしてるんでしょう。

生活環境部部長(成島光男君)

それでということじゃありませんので、当然うちのほうから横浜にというのは、その前から、平成18年のときのし尿の分析をやったときから、下水道投入をしていったほうがいいんじゃないかというお話は伺っておりますので、その時点からもう下水道投入という前提で考えていっていますので、それが、そのためにし尿の投入をしていくんだということになったわけじゃありませんので、その辺だけは御承知いただきたいと思っております。

委員長(阿部勝雄君)

あともう一つ、私のほうから。先ほどし尿の焼却していた24時間運転、維持管理費の中に人件費も含んでいますか。それがなくなったら、今、いらないですよね。それをどこかに回してるから、今、し尿24時間運転だと、当然のことながら人がついてるのかもしれませんけど、そういう人件費も含めて採算ベース、この比較をされていますか。

生活環境部部長(成島光男君)

前、上で重油によって焼却していた時期は、委託部分も含めてですね、焼却処理ということで、約2億円というお話ししましたけども、その部分について含まれております。

委員(待寺真司君)

やっぱりちょっとどうしてもね、公共下水道の進捗と、この24年度の9,261という数字のね、ちょっと確認をさせていただきたいんですが。例えば23年度で今度新たに事業認可区域をふやすかふやさないかは、これ、審議会あるいは町長のお考え次第なんでしょうけれども、例えば役場であったり葉山小学校であったり、大きな公共施設が今度下水道に直接投入になりますよね。それから、例えば…例えばですよ、仮に東伏見が次の事業認可区域に入って接続するとなれば、即できるわけじゃないですか。そうすると、24年度の部分というのが、もっと数字が減るんじゃないかなという見通しが立てられるのか立てられないのか。何かこの9,261という数字の何かもう少し具体的な根拠が欲しいなというのが正直な思いなんですね。それで、確かにお金をかけないというのは、森町長も答弁していて、私の質問に対しても下水道は非常にもうペースがダウンすると。それはなぜかというと、都市計画の基金がなくなって、下水道特別会計に繰り入れるお金も都市計画税プラス幾らを一般会計から出せるのかというようなお話をしていたと思うんですね。一般質問とかに対して。ですから、その辺で、この24年度までの間に、下水道課がどのように考えていて、本当にこの数字が下水道課と環境課ですり合わせた数字なのかどうなのか。その辺、部長のほうでちょっと。要するに、何を言いたいかというと、二重投資になっちゃうともったいないと思うんですね。必要だというのは十分認識はしているんですけれども、じゃあ本当にマックスで必要な数字がこの9,261でいいのかどうかというのを、もう少し明確な資料等を出していただけると、非常に審査のほうも進めやすいのかなというふうに思うんですが。その辺、下水道課とのすり合わせ、その辺はいかがでしょう。

生活環境部部長(成島光男君)

先ほど雨宮のほうからも説明させていただいたと思いますけれども、資料1につきましては、実際のし尿浄化槽汚泥の数値を見ながらトレンドでやってきてますので、下水道の部分がどうとか、そういうのは加味しておりません、この中には。ただ、今、委員言われるように、例えば今年度、21年度、葉山小学校を今、工事やってます。で、来年度は一色小学校とかですね、この役場の前のところなんかも今年度工事終わりますので、来年度接続のほうはやらさせてもらいたい。町のほうにはお願いしてますけども、実際の数値としてはそういう部分が減ってくれば、これよりは若干減るかなとは思ってますけども。ただ、その部分を加味してこれというのは、どのくらいのというのは、ちょっと非常にこの中の資料として出すのは余りにもちょっと見込みがですね、はっきりした数字は出せないような状況でございますので、そういう部分については今回のこの中には加味はしておりません。ただ、下水道といたしましては、供用開始した部分については接続のほうはなるべく早いうちに接続していただきたいとありますので、下水道課としては供用開始区域の未接続のお宅につきましては、接続をお願いするというようなですね、文章とかですね、直接回ってお願いしたり、そういうような形はやらさせていただいております。

委員(待寺真司君)

これがトレンドだという数字は説明で受けてわかってるんですが。ただ、公共のね、建物とかは、どうなんですか、これ、年間でどのくらい出てるというのは、資料はとってないんですかね。例えば役場、例えば小学校、年間何回引き抜いて、どのくらいやってる。一般の家庭だといろんな家庭回っちゃうからわからないけど、公共だと多分1台で何回かとかっていう、年何回とか月何回引き抜きとか、そういう状況はちょっと私も知らないので、その辺どういうふうになってるのか。例えば役場なら1年間このくらい出るという、引き抜き汚泥がこのくらいあるという数値は追ってるんでしょうか。とってる。

環境課係長(雨宮健治君)

現在は、今その数字は持ってないんですけれども、引き抜きの履歴でですね、どのくらいの量が発生しているのかというのは、数値として出すことは可能だと思います。

委員(待寺真司君)

もしそれが可能であればね、かなり大きな数字だと思うんですよ。この要するに合計のね、このキロリッターの減りぐあいが、それが入るか入らないかによって、結構大きな違いが、素人考えでね、出るんじゃないかと思いますので、もしその履歴でできるんなら、葉山小学校や役場、あるいは他の公共施設等を数値を追えるものなら、もうそこが24年度までに確実に、公共施設ですから、つなごうと思えばすぐつなげるわけじゃないですか、一般の家庭と違って。ですので、その辺ちょっと、もう少し精査した数字が欲しいかなという気がいたしますので、できればちょっと次回ぐらいまでにお出しいただけると助かります。

生活環境部部長(成島光男君)

ちょっと調べさせていただいて、できれば次回のときには出させていただきたいと思います。

委員長(阿部勝雄君)

特に…。

委員(守屋亘弘君)

全協に出た資料で、候補地別立地条件比較表というのがありまして、その中の中継ポンプ施設、真名瀬駐車場の記載で、収集効率の欄に、長柄地区及び木古庭・上山口地区の運搬距離が長くなるとあるんですけど、長柄地区というのは下水道を進めていって、まだずっと20年先まで残るんですかね。下水道に聞いたら、もう極めて面整備のするところは限られちゃってると。だから、下水道課と環境課と、こういう表をつくる中で、何も連携とってないんじゃないかと私は思うんですけど、部長、どうなんですか。長柄地区はもう20年先まで面整備もできないの、全部。

生活環境部部長(成島光男君)

長柄地区につきましては、面整備についてはほとんど終わってると思っております。ただ、私有地についてはまだできてない部分も若干あるとは思っておりますけども、一般の部分についての面整備というのは、ほとんど終わっているかなと、そういうふうに思っております。

委員(守屋亘弘君)

だから、何で長柄地区が書いてあるのかということよ。ちゃんと文章を正確に書いてほしいと、いろんなところで言ってるんだけども。

委員長(阿部勝雄君)

何かコメントありますか。わからなければ…。

生活環境部部長(成島光男君)

長柄地区につきましても、現在すべてが下水道につながってるわけではありませんので。ただ、これの比較の中で、長柄地区についても現在でも汚泥、し尿等の汚泥を収集してるとありますので、そういう形でここに長柄地区という形で明記のほうをさせていただいているというふうに思っております。

委員長(阿部勝雄君)

よろしいですか。先ほど待寺委員が言われた公共施設云々というのは、少なくとも汚泥の量ぐらいは、いつやるかというのはまた別なあれで、調べておいたほうがいいかもしれませんね。あちこちの部分で。(私語あり)

環境課係長(雨宮健治君)

通称コミプラ、大型合併浄化槽なんですけれども、そちらについては規定量、量は規定で決まってますので、その量を定期的に引き抜いてるということですので、それははっきりしてる数字になっています。

委員(待寺真司君)

そうしたら、例えば今、もうパーク・ド・葉山四季の下まで整備いってますよね。そうすると24年度までにその団地の方の同意も必要ですし、東伏見もそうなんですけど、その辺がまた入ってくると大きな数字になるのかなという気もしますので、その辺の数字も、もし出して、一緒に出していただければ助かります。

委員長(阿部勝雄君)

わかりましたか。

委員(守屋亘弘君)

前の質疑の際に、いわゆる建設予定地であれば、今考えている建設予定地であれば、都市公園法に関連があるというお話があったように記憶してるんですけれども、それはクリアになってるんですか。

環境課係長(雨宮健治君)

詳しくは9日の日にお話しする、御説明することになると思うんですけれども、前にもお話ししたとおりなんですが、できるだけ施設はコンパクトに、しかも金額を安くするということを心がけまして、当時の基本設計からですね、大分施設規模というのを縮小させました。それによってですね、都市公園のほうには施設はかからないような状況にまで追い込むことができましたので、都市公園法についてはですね、特に問題はないものと我々は認識しております。

委員長(阿部勝雄君)

はい、よろしいですか。それじゃ、職員、御苦労さんでした。退席いたします。暫時休憩いたします。(午前11時11分)

委員長(阿部勝雄君)

再開いたします。(午前11時12分)
この陳情について、皆さんの御意見と今後のさらに御意見を伺います。

委員(守屋亘弘君)

実績処理施設を視察するという話になってますよね。

委員長(阿部勝雄君)

鎌倉云々って話が出てました。

委員(守屋亘弘君)

まあまあ、場所はまだ確定してないと思うんですけれども。どういう施設を建てるのかね。ただ、つくりますよといって図面も出てこなくて、そういうような状況で話を聞いても、まあ先行きはっきりしない、特に下水道との絡みでね。というような状況もあるので、とりあえずそういうステップを…まあ施設を見学、視察する。それからそれに基づいて、どういう施設なのか自体も、はっきり私自体は頭の中に入ってないものですから、とにかく陳情について云々よりも、その土台になるね、施設自体の状況を把握するのが先であると私は思いますので。それと、私自体はどうしてつくらなくちゃいけないかがよくわからない。こういう非常に財政が厳しい中でね、借りてまで。委託できるんだったら委託したほうだってメリットがあるって出てるんだから。そういうようなことを踏まえて、陳情については継続と。

委員長(阿部勝雄君)

先ほど施設云々というの、鎌倉の話が前に出たので、ちょっと担当者と聞いてみたんですが、全く違う、今度つくろうとしているのと違うもので、鎌倉はあるものを利用して云々とやったんで、そこを見ても余り参考にならないんじゃないか。かといって、じゃあどんなものをつくるんだか、まだ全くこちらがわからないもので、そのまま、じゃあどこにその視察に行こうかという案もまだ皆さんに提示してないんです。だから、こんなものができます、つくる予定ですよというのが、今度のあれで説明されますよね。それ見て、じゃあこの辺でどこかそれに似通ったものないのかというので、改めて皆さんと見に行く場所を相談したいと、こう思っていたもので、鎌倉のあれはペンディングして、見ても余り今回のに役立たないと言われたもので、ちょっとそれ、やめました。そんなこと、勝手にさせていただきましたけど。それで、施設の中身を見てから、聞いてから、それに似通ったものを視察したほうがいいんじゃないかなと思ってますので、御勘弁願いたい。森さん、何か。

委員(森勝美君)

その施設のことですけれど、前回も環境のほうからは、秦野市の話がありましたよね。秦野市が最新型のし尿投入施設をつくっているのか、つくったのかということと、それから相模原市もそういったし尿処理施設を今、もうあるということもあるので、その両市のどちらかを…伊勢原でしたっけ。を考えたらどうかなと思います。それと、今、守屋委員が、どうしてし尿焼却ではいけないのかというお話ありましたけれども…。

委員長(阿部勝雄君)

焼却じゃない、委託。

委員(森勝美君)

これは私たち、下水道をね、公共下水道工事が始まったときにも、そこに同時にできるようなものをというふうに私たちはずっと提言をしました。それで、し尿を焼却してるというところは、もうほとんどなくて、葉山がその代表みたいな形になっているので、し尿はやはり下水道工事をしている以上は、何とかそれと同時に処理すべきじゃないかという考えを議員のほとんどの方がお持ちだったように私は記憶しているので、それでやはり経費も2億円ですか、年間、重油がかかるということもあって、この緊急、財政厳しい折につき、何とかそのし尿投入施設はつくるべきじゃないかという、ずっとそういう考えを皆さん私はお持ちだったように思ってるんですね。で、横浜市がたまたま期間を切って受け入れてもいいよということで、ようやくそれができるようになったということで、私はし尿焼却施設という、焼却ではなくて、やはり投入施設はつくるべきだというふうに思いますので、焼却よりはいいだろうというふうに思っていますけれども。そういう意見です。(私語あり)
まあ、やはり実際稼働しているところをやはり見て、そういったものがこういうふうになるのだという、納得できるということが必要ではないかと思うので、やはり継続にして、視察をするということはどうだろうかと思います。

委員(待寺真司君)

きょういろいろまたちょっとお願いをした数字等もありますので、陳情自体は継続ということでお願いをしたいんですけれども、やはり今度コンパクトになったものが9日の日にというようなお話がありました。それを見てね、またいろいろな判断もできるんでしょうけれども、やはりイニシャルコストを今いかに抑えてやるかというところを、もう少し町として取り組んでほしいなと。それから、この間お願いしたことを早速調べてもらって、結局該当するものはないということで残念だったんですけれども、やはりそういったところ、設備投資に対してね、本当に補助金出ないのかとか、あとは金利の部分もね、あって、2.5で借りるというお話の中で、その辺も例えば民間のね、銀行からとかというふうになった場合、その辺の歩合のね、利率の交渉なんかも含めれば、どんどんどんどんやっぱりイニシャルコストも、それから償還のランニングコスト部分に入ってくる部分も抑えられるという、その努力をもうちょっと見せてほしいなというところもありますので、その辺ちょっと見て陳情の判断したいと思いますが。きょうのところはちょっと継続でお願いできればと思います。

委員長(阿部勝雄君)

陳情があれしてる間に、どんどんどんどん計画は進んでますけれども、その辺と兼ね合わせながら、ぜひ早い時期に結論を出したいと。

委員(土佐洋子君)

コンパクトになるといっても、逗子の施設はとてもコンパクトと聞いていますが、それとは全く違うと思いますので、葉山がつくる、予定している施設、近いものを視察してみたいと思いますし、待寺委員もさっき資料請求された資料を見てみたいので、継続としていただきたいです。

委員(加藤清君)

私、再建、陳情のちょっと建設計画の再検討を求めるということですけど、ごみと多分し尿というのは、本来では各自治体で、自治体内で処理しなければいけない施設だと思ってます。ただ、今、ごみも単独ではできないから広域というふうなごみの指針があるからで、し尿についてはまだ出ておりません。本来はつくらなきゃいけない施設だと思ってます。だから私はこれを採択するかしないかね、陳情をどうするかといえば、これは不採択だと思ってますが、いろいろ考えて、22年度予算にもこのし尿施設の計画ですか、建設費等々出てきます。2月の9日ですかね、全員協議会でも話があると思います。だから、今回はですね、私は冒頭には言いましたけど、継続ですということは、いろいろな資料がないとですね、比較検討もできないのがあると思うんです。非常にこれ、みんな無謀にね、しなければいい、ずっと頼めばいいなんて、どこだってずっとその自治体、横浜だって何十年、未来永劫契約してくれるわけじゃないんですから、その辺、自分でしなければいけませんので。ということで私はそういうものを踏まえながら、であれば今回は継続ということです。

委員長(阿部勝雄君)

ほかにありませんか。

委員(中村常光君)

きょうはこの陳情についての議論をしてきたと思うんですが、いろんな議論聞いてますとね、過去、葉山のし尿は横須賀に海上投棄依頼していたんですね。それを断られてつくったのが、この間の施設なんですね。それ、今度断られ…それがだめになって、今、横浜へしてるのも、期限つきということですから、加藤委員が言うようにね、いずれつくらなきゃならないのかということが前提にあると思うんですね。当町として。だけれども、つくるのについて、早いところこの陳情については結論を出したほうがいいんだけれども、結論を出すにしては余りにも不透明な部分が多過ぎるというんで、なかなか難しい。一応継続でやるのは継続というような皆さん御意見あるようですから、それでいいんですが、これをずるずる引っ張っていって、予算まで持っていっちゃうのか、継続、継続でやっていくのか、やっぱりある一定の時期に結論を出すのかというのは微妙ですから、きょうの陳情の取り扱いについては継続というのがいいと思います。

委員長(阿部勝雄君)

予算は黙っていても、もうできてるはずですから、大体これも盛り込まれた云々、出てくるだろうけども、予算に対する御意見は皆さんそれぞれが出していただいて、今回の陳情については皆さんが継続という声が多数なんですが、継続でよろしいですか。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと念のため、加藤委員がお話しになった件で、私と理念というか、考えが違うのが、し尿もごみも一般廃棄物で、廃棄物処理法では自区内処理の原則ということをなってるんですよね。だから、ごみもし尿も自分のところで処理しなさいよというのが廃棄物処理法の精神ですよね。ただ、ごみについて広域処理云々はありましたけれども、し尿においてもできなければ広域処理という考えだってできるんで、私が言いたいのは、いつまでもね、ずっと委託処理をお願いするということでもないと。この財政の厳しいときに、なぜ借金をしてまでもつくらなくちゃいけないのか。そういう意味で申し上げているんで、その辺は。

委員長(阿部勝雄君)

御意見としてあれしていただきます。それで、今のあれでは継続とさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。
(「異議なし」の声多数)
確認ですけど、資料の云々と言ったのは、待寺委員が言われた公共施設等のし尿…失礼、汚泥の量ははっきりしたほうがいいんじゃないか。それとあわせて、下水道の云々というのを話もありましたけども、その状況はまだ国の予算とかそういうのも含めて、変更されるだろうし、さらに下水道の審議会で拡大するのか、延長だけにとめるのかと、いろいろなことがありますので、そちらとしてはあまり資料として出せないだろうという気がしますので、待寺委員が言われた公共施設のし尿の量…失礼、汚泥の量、それをいつごろまでに計画して、コミプラとかも。その辺だけだと思いますけど、それでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それじゃ、それを資料請求をさせていただきます。
じゃあ、きょうはこれで継続と、陳情2つとも継続ということにさせていただきます。
以上で…失礼、その他がある。今回は両方とも継続なんですけれども、前回、国保の料とかあれが陳情が採択されました。それについて報告文案をというのを書かなければいけないんですけれども。(「正・副一任」の声あり)それを確認しておかなかったもので、あれします。じゃあ、正・副一任で、事前に皆さんに、でき上がったらメールなりそこに入れるなりしておいて、御意見を後で伺うということにしておいて、最終的な結論、文案の確認だけはさせていただきます。
ほかに、よろしいですか。

委員(待寺真司君)

例えば、今度9日にね、どういうものが出てくると思うんですが、それと同じような施設を、やはりちょっと見たいなという気がするんですね。

委員長(阿部勝雄君)

それは相談します。

委員(待寺真司君)

それで、できるだけ早い時期にしないと。

委員長(阿部勝雄君)

陳情のこの審査の前に、ちょっとできれば、その日程もまた皆さんに調整させていただきますけれども、全く同じものはないんじゃないかと言われたんで、似通ったものをどこかないか。県内でいいですよね。どこか遠くまではちょっと行けないかなと思いますので、その辺だけ相談させていただきます。その日程も皆さんに、9日過ぎた後に。よろしいですか。
それじゃ、教育民生常任委員会を閉会いたします。御苦労さんでした。(午前11時28分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成22年3月19日

教育民生常任委員会委員長 阿部勝雄

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更新日:2018年02月02日