教育民生常任委員会会議録 平成22年12月22日

開催年月日

平成22年12月22日(水曜日)

開会時間

午後1時58分

閉会時間

午後2時59分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件
    (1)陳情第22-15号 汚水処理施設整備に係る検討を進める機関の設置を求める陳情
    (2)陳情第22-23号 医業税制の存続と診療報酬への消費税のゼロ税率適用とする意見書提出を求める陳情
    (3)陳情第22-24号 大幅増と夜勤改善で安心安全の医療・介護を求める陳情書
    (4)陳情第22-26号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の採択を求める陳情
    (5)陳情第22-27号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める陳情
    (6)陳情第22-28号 高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める意見書の採択を求める陳情
  2. その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 阿部勝雄 出席
副委員長 土佐洋子 出席
委員 鈴木知一 出席
委員 守屋亘弘 出席
委員 森勝美 出席
委員 待寺真司 出席
委員 加藤清 出席
委員 中村常光 出席
オブザーバー 議長 鈴木道子 欠席

傍聴者

なし

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
生活環境部部長 成島光男
環境課係長 雨宮健司
下水道課課長補佐 高梨敦
環境課課長 矢嶋秀明
下水道課課長 高橋雅宏

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局主事 山崎大輔

会議録署名委員

委員長 阿部勝雄

会議の経過

委員長(阿部勝雄君)

出席者全員なので、教育民生常任委員会を開会いたします。
(午後1時58分)
きょう次第をお配りしてありますが、陳情の5件、これ全部継続なもので、以前皆さんから要望があった点について二、三の資料もポストに入れさせてもらいました。きょうの進め方ですが、ずっとこの順序で進めてよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それでは、最初に陳情22-15号汚水処理施設、これについても以前、審議会の諮問内容と審議委員のということで、資料を提出させてもらっています。その辺も御参考にしていただきたいと思います。その辺で、職員、出席を求めて…出席じゃない、待機させていただいておりますが、どういたしましょうか。(「お願いします。」の声あり)すいません、じゃあよろしく。職員出席のため、暫時休憩いたします。(午後1時59分)

委員長(阿部勝雄君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時00分)
それでは、職員出席していただいております。成島部長、職員の紹介をお願いします。

生活環境部部長(成島光男君)

生活環境部長の成島です。よろしくお願いいたします。職員の紹介をさせていただきます。下水道課長の高橋です。課長補佐の高梨です。環境課課長の矢嶋です。係長の雨宮です。よろしくお願いいたします。

委員長(阿部勝雄君)

それでは、一応資料としてあれを出されてありますけれども、下水道審議会のきのう開かれた…。

委員(中村常光君)

その前にちょっといいですか。この資料について伺いたいんですけど、議会事務局に伺うんですけれども、この横に入ってるやつは、その陳情が出てないということですか。どういう意味だろう。よそはみんなこう入ってる。

議会事務局局長(上妻良章君)

うちのほうで出させていただきました資料につきまして、22-26、27、28、横棒に関しては提出がないということでございます。

委員(中村常光君)

提出ないの。あれ。ありがとうございました。

委員長(阿部勝雄君)

それじゃ、すいません。

下水道課課長(高橋雅宏君)

本日お配りいたしました葉山町公共下水道事業計画について(諮問)ということで、きのうですね、昨日下水道審議会を開催させていただきました。そこの中で、町長のほうから会長をですね、その会議の中で互選をするという規定がございます。その会長を決めさせていただいた後、伊藤様がですね、会長になられましたので、伊藤様にこの公共下水道審議会での諮問という形でお渡しをいたしました。内容につきましては、葉山町公共下水道審議会規則第2条の規定に基づき、次の事項について諮問します。1、今後の下水道事業について、全体計画区域の見直しについて(公共下水道事業と合併浄化槽との経済性比較)、次に汚水量原単位の見直し等。それから2として、事業認可区域についてということで、認可区域の拡大か期間延伸かについてという形で諮問をさせていただきました。答申期限につきましては、平成23年の7月末ということでございます。
そのほかですね、第1回の公共下水道審議会の提出資料につきましては、一部ですね、議会事務局のほうへ皆様の閲覧用として置かせていただきました。また、この審議会については原則公開という形になっておりますので、ことしの28日までにですね、12月の28日までに葉山町のホームぺージからこの資料を閲覧できるように、今、準備を進めておりますので、カラー刷り等も含めてですね、そこからの印刷等はしていただけるようになるという形で考えております。
それからですね、2枚目に葉山町公共下水道審議会委員名簿という形でおつけをしております。この審議会委員の名簿につきましては、お名前は原則公表という形になっておりますので、このお名前を記載をさせていただいております。きのう、昨日ですね、会長・副会長もそこの中で決まりましたので、会長が伊藤博様、副会長が田代千秋様という形になりましたので、それも含めて資料として提出をさせていただきました。以上でございます。

委員長(阿部勝雄君)

御質問。

委員(待寺真司君)

委員会名簿のほうなんだけど、他の審議会なんかでも所属が書いてあるのが通例かなと思ったんですけれども、例えば学識経験者であるとか公募であるとか、それからどこかの団体とか、他の総合計画審議会とかもみんな名簿はそういうような形で見れるはずなんですけど、これは今回何か名前だけ、出せないとかという理由が何かあったんですか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

特にそういうことではございませんで、今、学識経験者の方はですね、伊藤博会長が学識経験の方でございます。

委員長(阿部勝雄君)

後で、ついたやつを出してください。特に公募なんていうのはね、どうしても。

下水道課課長(高橋雅宏君)

わかりました。今申し上げられるのは、公募については荒本様と田嶋様ですが、後でもう一回整理をしてお出しします。

委員(守屋亘弘君)

この中で女性は2人ですか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

そのとおりでございます。

委員(守屋亘弘君)

前に8人という話で、1人辞退したと。もう1人女性入れればね、女性参画社会の構築等で、30%以上を目標にしてるでしょう、審議会の委員というのは。なぜ初めからそういう目標に達しないようなね、形をとるんですか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

町のほうのですね、諮問、附属機関、諮問機関等の委員の選任基準というのがございまして、そこでは女性委員の割合が25%を超えるようにという形になっております。それで、今回7名のうち2名が女性という形で、それを超えているという判断でございますけれど。

委員(守屋亘弘君)

大変失礼な言い方して申しわけなかったけども、25%以上というのはいつから変わったんですか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

平成16年の11月1日策定となっております。

委員(守屋亘弘君)

第3次ね、行財政改革大綱で、30%以上と入っていると思うんだけど、そういう確認はしてないの。

下水道課課長(高橋雅宏君)

その点については私どもはしておりませんでした。

委員(守屋亘弘君)

であればね、もし私の言うのが正しかったら、訂正する意思はありますか。30%以上という。

下水道課課長(高橋雅宏君)

今から委員をかえるということは考えておりません。

委員(守屋亘弘君)

理由は。

生活環境部部長(成島光男君)

今、課長が言われたとおり、昨日第1回の審議会のほうを開催させていただきました。その中で、今回の委員につきましては7名で、互選により会長、副会長も決めさせていただきましたので、今から変更というような内容については、我々のほうはちょっと考えてはおりません。

委員(守屋亘弘君)

だから、変更すりゃいいじゃないの。何でできないの。そういう自分たちでさ、そういうラインを決めておいて、別に議会に諮って30%以上にするなんていうのは決めてないんですよ。行政サイドで出してきたものですよ。それを初めからどうしてそういう形にとるのかね。これはまたあなた方に言ってもしょうがないかもしれないけども、町長の方針なの、それでいいって言ってるのは。女性参画社会の構築なんて言いながら、何もなってないじゃないの。どうなってるんだよ。

委員長(阿部勝雄君)

何か言うことありますか。

生活環境部部長(成島光男君)

男女共同参画社会の中の計画の中で、30%以上を見込むというような話は存じておりますけども、今回応募した中で、確かに1名女性を委員さんで入れさせていただいて、最終的には25%弱…強ぐらいですか、の数字になったということで、私たちのほうはこの中で新たに3人にして30%を大幅に超えるというようなほうまでの考えは持っておりませんでしたので、とりあえずは25%を超えるぐらいの数値でしたら、全体としての男女共同参画社会の中での女性の割合としては満足いただけるものかなというふうには考えております。

委員(待寺真司君)

このちょうどね、同じ時刻というか、我々もちょっと別な委員会があったので聞けなかったんですけれども、町長が考え方を冒頭で方向性なりを示すというような部長から御説明をいただいてたと思うんですが、かいつまんでで結構ですけれども、町長の冒頭での話の内容というのは、どのようなものだったんでしょうか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

まだ議事録等の作成ができておりませんので、要約といいますか、聞いた中でのお話になってしまうことをお許しいただきたいと思います。年間ですね、10ヘクタールぐらいの整備でいくと、22年で約290ヘクタール終わると。622の残り330ヘクタールの残りが…622ヘクタールのうち残りが約330ヘクタールになってしまってですね、33年かかるというようなお話がありました。そこには膨大な事業費になってしまうので、果たしてこれでいくべきかどうかということを今回の諮問の大きな論点として掲げていきたいというようなお話とですね、それから私自身、3年前に町長選に立候補する際…立候補するに際しまして、公共下水道の見直しという形で公約に掲げて水環境事業の観点から当選させてもらっていると。こういう…こういった民意を背景に掲げているということがあるので、それも考慮いただきながら審議いただきたいというような旨のお話はございました。ちょっとメモ書きでばっと書いているものですから、要約は、議事録は今後出させていただきたいと思ってますので、詳しくはそちらを見ていただければと思います。

委員(待寺真司君)

1点確認なんですけど、当初公約に掲げていた市街化調整区域は合併浄化槽でという話は直接はしてないということなんですね。残りの、どうなんだろう、事業費がかかり過ぎるので、見直す、また公共下水道事業の見直しの方針を打ち立てているということなんですが、具体的な見直し内容までは踏み込んで冒頭述べてないということでよろしいんですか、確認を。

下水道課課長(高橋雅宏君)

聞いた中ではですね、直接的に、例えば全体計画区域のうちの市街化調整区域は今、待寺議員がおっしゃるとおりの市街化調整区域は合併浄化槽でいくんだというような断定的なお話はなかったのではないかと思っております。

委員(守屋亘弘君)

失礼。ここで1番の今後の下水道事業についての全体計画区域の見直しということは、現時点は全体計画は622だと、そういうことでいいんですよね。それで、それを例えば今もお話出ましたけれども、市街化調整区域は、例えばの話よ、外すと。だから、町長が従来から言ってる合併浄化槽でやるんだと。そういうことの意味合いでよろしいんですよね、ここで言う見直しというのは。

下水道課課長(高橋雅宏君)

ここに記載させていただいているとおり、公共下水道事業と合併処理浄化槽との経済比較とかですね、これをこちらの事務局サイドで検討させていただきまして、それを審議会にお諮りをして、そこの審議会の中でいろいろと御審議いただいた結果がですね、どのようになるかわかりませんけれども、その結果を踏まえて、それを町長に答申としてお出しするという形になろうかと思います。

委員(守屋亘弘君)

そうすると、今までね、下水道審議会では公共下水道しか扱わないということだったですよね。そうしますと、合併浄化槽に関しては、経済性比較と書いてありますけれども、ここまでは下水道審議会でやるんだと。実際に採用するとかしないとか、そういう問題については別個に検討会あるいは審議会というような性質の組織を設置するというような話もあったように聞いているんですが、そういう理解でよろしいんでしょうか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

守屋議員がおっしゃるとおり、葉山町の公共下水道審議会では、合併がいいのか公共下水がいいのかというところまでの線引きを…線引きといいますか、区分けをさせていただいて、もしそちらの部分において市街化調整区域は合併浄化槽のほうがよいという形になって、その方向性が出たらですね、そこから先は今度は合併浄化槽の関係の課のほうでどのように進められるかという形に移行していくのではないかと考えております。

委員(守屋亘弘君)

最終確認ですけれども、町長は市街化調整区域は合併浄化槽でやるんだと。ということは、さっきもおっしゃったとおり、新たな機関を設置して検討するんだという解釈でよろしいんですよね。

下水道課課長(高橋雅宏君)

その機関を、合併浄化槽という方向性が出たら、そこから先はまたその審議会とか委員会とか、あるいはどういう方向性でやるかを検討させていただきたいということでございます。

委員(守屋亘弘君)

そうすると、方向性が出たとしたら、下水道審議会と新たな機関とは両方できるということですよね。というのはね、ここで一たん、2の項目になろうかと思うんですけれども、事業認可区域云々もあるんですね。だから、今までの町長の発言だと、本年度と23年度で諮問して答申を得るんだということでしょう。だから、合併処理浄化槽の経済性があるよとなった場合には、2つの機関ができるということですよね。そう考えていいんじゃないかと私は思うんですが、その辺はどうなんですか。まだはっきりしないと。

生活環境部部長(成島光男君)

今、下水道課長言われました、例えば合併浄化槽のほうでいくんだって話が出た場合、機関を2つっていうことはまた別問題でありますので、合併浄化槽についてはどのような方向でやっていくかっていうのを担当課が検討して、その中で例えば審議会が必要になるんだっていうことでしたら審議会を新たに設置して進めていくと、そういうような考えになるかと思ってます。

委員(守屋亘弘君)

そうすると、合併処理浄化槽の経済性というものは、環境課で検討するんですか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

公共下水道について、この合併浄化槽と公共下水道との費用比較、俗に言うB/Cと言われているものについては、下水道課のほうでその検討をさせていただき、それで下水道審議会のほうにお諮りをさせていただきたいと思っております。

委員長(阿部勝雄君)

ほかに。提出資料を見てないんですけれども、その中に今言った合併浄化槽とのここに経済性比較というふうになっていますけど、そういうデータが入ってると見てよろしいんですか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

それは今回、第1回目のということですか。

委員長(阿部勝雄君)

あそこに出してあると言うから、その中にこのあれ入ってるんですかって聞いたの。

下水道課課長(高橋雅宏君)

お出しした、今回御説明させていただきました内容の中には、合併浄化槽関係のことにつきましてはですね、今、町のほうでやらせていただいている浄化槽の設置整備事業に係る助成制度、1件幾らという制度がございます。

委員長(阿部勝雄君)

3分の1、3分の1ですか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

その制度の御説明をさせてはいただきましたけれども、合併浄化槽の補助制度とかですね、その細かい内容については、これ、今後説明をさせていただこうと思っております。ですから第2回とか第3回とか、後半、これよりも後でその制度の説明もさせていただきたいということで御説明はしております。ですから、第1回目では詳しい説明はしておりません。

委員(守屋亘弘君)

ちょっとね、関連して、全く関係ないことなんだけど、現時点で下水道工事をしてると。それで、おおよその話、国から補助金、半分程度もらってますよね。その場合の補助金業務というのは、下水道課でやってるんですか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

そのとおりです。

委員長(阿部勝雄君)

よろしいですか。最後にもう一つ確認したいんですけど、市町村型云々という話がこの後出てくるかと思いますけど、あのときの1割負担ですね、個人の。それ以外の負担についてはどういう比率。国と県、あるいは町、その辺の負担のあれ。いわゆる後の9割はだれが負担するかって聞きたい。

環境課係長(雨宮健治君)

すいません、以前ですね、資料を御提出させていただいてると思うんですけれども、すいません、ちょっときょう手持ちに私、資料持ってきてないんですが。補助金と起債です。起債が入ります。起債を組みます。借金を…。

委員長(阿部勝雄君)

その分は町が負担する分は起債を起こせるということだけでしょ。起債分が国が後から返すっていうわけではないですよね。そこ…今後そういう合併浄化槽の経済性比較というこの文章の書き方は、今言ったように新築にはもう補助しない。そういう制度も説明されたということでよろしいんですか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

ですから、まだ制度説明に入ってないんです。第1回目の審議会では、先ほどお話ししたような形で、合併浄化槽関係のお話については、現在やっている町の個別の制度がありますという説明だけであって、今後の審議会の中で…。

委員長(阿部勝雄君)

その制度の中身は言わなかったということ。

下水道課課長(高橋雅宏君)

ですから、まだそこまで至ってないんです。

委員(守屋亘弘君)

それと、いわゆる下水道あるいは合併浄化槽関連でもいいんですけれども、一応考え方の前提は、当然ながら費用の対比になろうかと思うんですが、現行の制度は続くという前提で考えると。例えば補助金あるいは交付金かどうか知りませんけども、そういう前提での比較になろうかと思うんですが、そう考えてよろしいんでしょうか。

下水道課課長(高橋雅宏君)

基本的には町の負担とかを検討する場合には、現行制度がそのまま継続されるというふうには考えております。

委員(守屋亘弘君)

で、ちょっと置といて、来年度については、いわゆる市町村型関連の交付金等は見送りになってるという話があったんですが。

生活環境部部長(成島光男君)

今、議員言われたのは、地域再生計画の中の汚水処理の中の交付金、それにつきましては、今年度内閣府ですかね、予算持ってたと思うんですけども、内部の事業仕分けではないんですけれども、内部の中の、内閣府の中での仕分けやった結果、今年度予算については見送るんだって形になっておりましたので、23年度については予算計上されておりません。

委員長(阿部勝雄君)

ほかにございませんか。よろしかったら退席してもらいますけど、よろしいですか。
じゃ、職員、御苦労さんでした。ありがとうございました。職員退出のため、暫時休憩いたします。(午後2時25分)

委員長(阿部勝雄君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時26分)
陳情の中身にできるだけ沿って議論していただきたいと思います。陳情第21-23号…あ、ごめんなさい。22-15号汚水処理施設整備に係る検討機関をまた改めて。

委員(守屋亘弘君)

私は今までね、確認なんですけれども、いわゆる下水道審議会が設置されるまで、何を下水道審議会に諮問するかがよくわからないと。そういう中で、継続、継続ときたように理解しているんですけれども、いずれかのときに町長は審議会の答申とは別にね、もうはっきり現時点でも上山口・木古庭地域については、合併処理浄化槽でやるんだよと。だから、答申出てもね、尊重はするかもしれないけども、公約どおりやるんだというんであれば、新たな機関を設置して、それが妥当かどうかぐらいは、やっぱり検証する必要があろうかと思うんですよね。はい、さようでござんすかと、議会はね、それでわかりましたというような問題では私はないと思うんで、この陳情の趣旨に沿って採択というのが妥当な結論であろうかと思います。

委員長(阿部勝雄君)

ほかに。

委員(待寺真司君)

きょう採決するかどうかというのは、ちょっと私も考えが固まらない部分というかですね、きょうのお話を聞く中で、結局公共下水道審議会が来年の7月に答申を出すと。そこでかじを切ると。要するに全体計画を見直しして、例えば仮に市街化調整区域は市町村型並びにもしくはそういった補助金をもしかしたら制度として仕組みはなくなっているかもしれないので、そうなると別な方法も含めて、水環境をどう整備していくのかというのは、その時点から何か新たな機関というようなとらえ方をしているというふうに職員の説明を聞いた中では思いました。だから、そこの部分が今、下水道審議会が先行してやっているので、そこにもう一つの審議会なりを現時点で立ち上げることは、それはもう町長の意思があってね、そうするんだということであれば立ち上がるんでしょうけれども、恐らくまだ答申任せというところがあろうかと思うので、今、例えば仮にね、ここで採択をして、つくれということになって、じゃあ議会としてどういう意図でそれをつくれということになったんだということになると、ちょっとまた時期尚早かなという気がする。ただ、我々も改選があるのでね、そのまま流していくと流れてしまう陳情になるという懸念はあるんですけれども。ですから、その辺も含めて、今後何回かの審議会の中でどういった方向性があるのか。私も冒頭確認したけれども、町長からやっぱり意思がその辺、見えてないということでございますので、私はきょうの段階ではちょっと継続がいいのかなというふうに思っております。

委員長(阿部勝雄君)

今のこのあれでね、こんなこと言っちゃ何だけど、こちらの審議会と言いましたよね。そうじゃなくて、ここの組織の中の審査する、いわゆる下水道課と環境課を一緒にしたような検討ができる、組織的なあれをつくれと言ってると思っていたんだけど、外部に審議会をつくれということですか。全くそうだと、全然違う。この陳情の中身は、組織変更をしろというふうに私は受けとめていたんだけど、そうじゃないんだよね。何かこちらもね、審議会つくって、新たにつくる気はないなんて言ってたんだけど、守屋委員、何か。

委員(守屋亘弘君)

今、待寺委員がお話しになったように、まだよくわからない。申しわけないけど。で、年末・年始忙しいのにさ、また。本当言うと、町長に出てきて、どう考えてるのかってぴちっと聞かないと、例によってああだ、こうだになっちゃうから、継続の動議を私は出したいと思います。

委員長(阿部勝雄君)

よろしいですか。今、継続の動議ということなんで、賛成者がありますので、(「異議なし」の声あり)よろしいですね。じゃあ、継続とさせていただきます。
はい、それでは次の陳情第22-23号、先ほど来の医療税制の存続云々という陳情ですけれども、これについては皆さんのところに、ほかの自治体、近隣自治体の状況を一応資料として入れさせてもらいました。かなりあっちこっちで趣旨了承だったり不採択だったり、何となく後ろ向きだなと思うようなあれが…失礼、こんなことを言っていけません。そういう結果が皆さんのところへ行ってます。これも継続なんで、説明は今のところ必要ならば待機はお願いしてますけど。何ら変わりはないと思います。

議会事務局局長(上妻良章君)

三浦市のですね、了承できるものに関しては意見書ありということで記載がございます。大磯町、二宮町の趣旨採択、これにつきましては私どものほうの趣旨了承とほぼ同意味ということで、意見書の提出はないということでございます。

委員長(阿部勝雄君)

三浦の了承できるもの、これは意見書があるということですか。

議会事務局局長(上妻良章君)

大磯・二宮に関しては意見書はない。

委員長(阿部勝雄君)

皆さんの御意見。

委員(守屋亘弘君)

陳情の中で書かれている消費税の問題なんですけれども、消費税取られていると書いてますよね。ある薬剤、治療材料、それから医療機器等の購入に消費税は。医療機関が最終消費者として負担をしておりと。その分は全部医療機関でかぶってるという解釈をするんであれば、これはやっぱり是正すべきと私は考えますので、意見書は提出抜きの趣旨了承と。特に消費税の点に力点を置けば、そう考えるということです。

委員長(阿部勝雄君)

ほかに御意見ありますか。
趣旨了承というのは全員一致なんで、皆さんの御意見を。

委員(待寺真司君)

医療現場についてはね、本当にマスコミなんかでも多く取り入れられて非常に厳しい勤務体系を強いられている中、なかなかお医者さんの数もふえていかない。それから特に僻地というかですね、そういったところでの診療ができなくて、その地域に住むお年寄りがかなり遠くまで通わなければいけないという、そういった医業、医療を取り巻く全体を見るとね、本当に何か今、手を打たなきゃいけないという危機感は確かに私自身も持っておりまして、それを国に対して言っていくことというのは大事かなと思いますが、ここの場合は税制ということがですね、なっていることと、消費税のゼロ税率適用ということで、これは非常に政府の方針であったりとか、そういったものが大きく左右されるような、かなり大きなテーマであろうかというふうに思っております。この内容を読ませていただく限りの中では、私自身も非常にこの言わんとする理由、陳情項目についてはわかるんですが、今、守屋委員が言われましたけれども、なかなかこの税率がどうだということを具体的な数字をもって国に意見書ということは、ちょっと難しいというふうに私は思っておりまして、私もその趣旨は十分理解できますので、趣旨了承で扱えればというふうに思っております。

委員(土佐洋子君)

私も趣旨は理解できると思うんですけども、前回の委員会だったのか、守屋委員がね、この一番下に書いてある…トヨタなど輸出業者に適用されている免税措置をということを指摘されていましたけれども、私もこれはどうかなと思いますので、趣旨はわかりますけども、意見書はなしでというのがいいかなと思います。

委員長(阿部勝雄君)

意見書なしの趣旨了承という声が多いですが、いかがでしょうか。それでよろしいという意味でよろしいですか。それじゃ、趣旨了承とさせていただくということでよろしいですか。意見書なしと。はい、じゃあ22-23号は趣旨了承、意見書なしということにさせていただきます。
次に移ります。22-24号、これも同じような内容で、医療制度についての問題点を指摘しながら改善を求めているものですが、これについての御意見を伺います。

委員(待寺真司君)

前回ちょっとここの出した団体に調べてほしいというような内容で出したのが、これじゃないですよね。何かその後…。

委員長(阿部勝雄君)

年金のほうじゃなかったっけ。

委員(待寺真司君)

そうですよね。例えば組合関係で、労使の間でそういうような事態が招いているのかどうかと。

委員長(阿部勝雄君)

それは、これのこと。これだって言えば…(私語あり)これも同じような内容なんだよな。大変だ、大変だって。

委員(加藤清君)

これ、配付していただいたんですけど、私もちょっとさわりだけ読んだけど、なかなか理解できないんですけど。説明員…説明的に何か、正直言って理解できないんですよ。非常にね、この表紙の一番先の1週間の勤務状態を書いてあるあれにしても、なかなか理解ができなかったんで、ちょっと判断に迷うところがございまして。

委員長(阿部勝雄君)

理解しろって言われても。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと暫時休憩をお願いしたいです。

委員長(阿部勝雄君)

暫時休憩します。(午後2時39分)

委員長(阿部勝雄君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時43分)
22-24号について御意見伺います。

委員(待寺真司君)

これ、先ほどの医業税制についての陳情と私の意見としては同じような部分になってしまうんですけども、やはり医療現場での長時間労働ということ、それからやはり救急のところなんていうのは特にですね、本当に長時間勤務が続いていて、やはり患者を受け取る、患者を診る側がやはり長時間労働で体調が悪かったとか、そういったことで医療事故とかね、そういったことが起きるのは非常にまずいというような状況もありますので、この陳情書の全体を見るとですね、若干どの程度ふやすのか、予算をどの程度ふやすのかという、そういう具体的な数字がちょっと盛り込まれてない部分がありますので、ちょっと採択ということはできないんですが、やはり夜勤の改善であるとか、安全安心の医療、介護というのは、現場がしっかりしてこそできるということでありますので、特にこの要請の趣旨は非常に理解できる部分がありますので、私はもし皆様の御同意が得られれば趣旨了承で、意見書なしでいいのではないかというように思っております。

委員長(阿部勝雄君)

意見書なしで趣旨了承という声ですが、よろしいですか。
(「結構です。」の声あり)
それじゃ、趣旨了承とさせていただきます。意見書なしということで。
次に移ります。陳情22-26号最低保障年金制度の改善、これについての御意見を伺います。これと関連したやつで、これも一応皆さんのところにいろんな資料がほうり込んであったと思いますけれども、かといってすべてこのとおりということではない。この団体の主張されているのはこういうことなんで、ここの中に書いてある中身と皆さんの御意見も含めて、このとおりしろと言ってるわけではないと思います。この団体はこういう主張をずっとされてるという考え方で、この中身で沿って御意見を伺いたいと思います。

委員(加藤清君)

ちょっと休憩よろしいでしょうか。

委員長(阿部勝雄君)

暫時休憩いたします。(午後2時46分)

委員長(阿部勝雄君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時49分)
それでは、きょうの付議案件についてはすべて終了したということで、その他ということで皆さんの御意見を伺いたいと。何かあったら。

委員(加藤清君)

すいませんけど、この間の議案五十何号か、56号だか…53号か。あれ、取り下げになったんですけど、やはり何らかの形しないと。例えば工事の、今回は工事議決だったんですけど、要は設計にかかった費用があると思うんですよ。その辺を含めてから検証しないと、ここでやるのかどこでやるのかわからないんですけど、所管事項調査ならここでやらなきゃいけないだろうし、と思うんです。予算もついてたものを。その辺どうなさるのか。私は所管事項調査なり、ここでしたほうがいいんじゃないかと思いますけど。私のこれは意見です。

委員(守屋亘弘君)

一応議論のね、議論の土俵ということで確認をしたいんですけれども、今自体はそういう、今、加藤委員がお話しになったような形で、議長預かりという考えでよろしいんですかね。どこにするかは議論して決めるよと。だから、それは議長が議長権限で、たとえ全協か何か開いてどうすんべえとか、あるいは議運か何かで決めるということなんですかね。その辺どうなんでしょうか。ちょっともやもやとして、よくわからない。

委員長(阿部勝雄君)

私の解釈でよろしかったら。私も今、守屋委員が言われたように、本会議でのあれは最初に教育民生とかってちらっと言ったんですけども、最後のときには議長が決めます。そういう最後は言って、どこにするかっていうのは言われてないと思うんです。逆に皆さんのほうで、おれのところしたいんだって、みんなが言うんだったら、議長のほうに教育民生でやらせてもらいたいと言うことはできると思うんですけど、決定は私は議長ではないかと思ってます。議長のほうで議運に諮ってどこにするかとか、議長がここにやってもらえないかとか、教育民生でやってもらえないかとか、そういう議長の判断のほうが本会議の答弁ではそういうことを言ったと私は解釈しているんですが。ここで皆さんが、やっぱりここでやりたいんだということで、みんなそういう意見が強かったら、ここでもやらせてもらいたいとは言いますけれども、今まで全協でやってこられたので、組織的に言うと全協のほうは全員出席ですので、向こうのほうが強いと言えば変ですけれども、そういうあれはあるかなと思うんで、議長の判断をまつべきではないかなと私は思ってるんですが。そのときに議長にこちらの意思を伝えることはできると思ってます。どうでしょうか、皆さん。

委員(加藤清君)

私、今その議長でも結構なんですけど。

委員長(阿部勝雄君)

議長が決めると。

委員(加藤清君)

決めるんですけど、やっぱりこれ、年度、もうないんですよ。今年度(テープ1-B)話だと、議長預かりとなっているんですけど、何にも動きないというのは、やはり我々改選期も控えていて、予算執行が前提になってるのに、執行もできない。何にもできないというのは非常におかしいということで、一応もし委員長がですね、議長に預けてあるような形というあれば、常任委員会からこういう意見が出たと。私だけの意見かもしれませんが、出たというのを伝えていただけばと思うんですけど。

委員(待寺真司君)

引き取り手がいなければ、うちで引き取りますと。

委員長(阿部勝雄君)

もう一つ、こういう意見というのは、ここで、教育民生でやりたいという意見があったということですか。それとも急げという意味ですか。

委員(加藤清君)

両方ですね。急げというので、それが急いで取り組むということで、全協でも間に合わないというんなら所管事項と。そういう意味で、その2点ということです。

委員長(阿部勝雄君)

加藤委員の、急いで全協なり何なりで、とにかくやりなさいと。全協が間に合わなかったら教育民生で引き受けますと言っちゃ…してもいいですよという意見ですね。

委員(守屋亘弘君)

暫時休憩を求めたいんですが。

委員長(阿部勝雄君)

暫時休憩いたします。(午後2時54分)

委員長(阿部勝雄君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後2時57分)
先ほど来のこのし尿施設、投入施設か、この問題については議運で…議運じゃない、全協で諮られてきたんですが、今のところ加藤委員が言われるようにやっぱり期がないということで、急ぐ必要があるということだけ、だれしも否定できないものだと思います。この点について議長のほうに委員長として申し入れて、早めに議運開くなり、あるいは全協開くなりして、対策を急いでほしいと。もしあれでしたら、教育民生でその調査というかな、そういうことについては引き受けてもいいというかな、そういうことも添えて意見を言います。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
はい、わかりました。そういうふうにさせていただきます。その他については以上でよろしいですか。
それでは、きょうの教育民生常任委員会、これにて終了させていただきます。御苦労さんでした。(午後2時58分)

委員長(阿部勝雄君)

ごめんなさい。休憩を閉じて会議を再開いたします。
(午後2時59分)
報告文案の件について御意見を伺うのを忘れてました。いかがいたしましょうか。

委員(中村常光君)

慣例どおり正・副委員長に一任すると同時に、事務局と一緒によろしくお願いいたします。

委員長(阿部勝雄君)

それでは一任ということなんで、つくらせていただきますけど、また従来のようにメールでやりとりさせていただいて、よろしくお願いしたいと思います。
どうもありがとうございました。それではこれにて教育民生常任委員会を終了いたします。御苦労さんでした。(午後2時59分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成23年1月28日

教育民生常任委員会委員長 阿部勝雄

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更新日:2018年02月02日