教育民生常任委員会会議録 平成21年6月2日

開催年月日

平成21年6月2日(火曜日)

開会時間

午前9時57分

閉会時間

午前11時17分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 所管事項調査
    (1)逗子市が誘致する総合病院について
  2. その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 阿部勝雄 出席
副委員長 土佐洋子 出席
委員 鈴木知一 出席
委員 守屋亘弘 出席
委員 森勝美 出席
委員 待寺真司 出席
委員 加藤清 出席
委員 中村常光 出席
オブザーバー 議長 鈴木道子 出席

傍聴者

近藤昇一議員 山梨崇仁議員 畑中由喜子議員 金崎ひさ議員 伊藤友子議員
一般傍聴者 2名

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
町長 森英二
健康増進課課長 稲子典義
保健福祉部部長 石川恵一
保健センター所長補佐 坂口薫

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 阿部勝雄

会議の経過

委員長(阿部勝雄君)

恐れ入ります。定刻ちょっと前なんですが、全員そろっておりますので、教育民生常任委員会開会したいと思います。(午前9時57分)
きょうは皆さん大変、日程調整もしないで急遽集まってもらうような形とったことに、まずおわびしたいと思います。御存じだと思いますけれども、ブログあるいは町長のきょうの一日ということで出てますけれども、逗子の病院問題について、逗子の副市長、続いて市長が続けざまに町長に会いに来て病院問題について懇談をされたと。で、これも御存じかと思いますが、きのう逗子の市議会があって、その結果を発表するということがあったものですから、逗子の市議会でどういう説明をされるのかわからない、そこの中から…後でやります。どういう内容で皆さんの耳に伝わってくるかわからないということで、急遽この説明を受けたほうがいいだろうという判断をして、私がお願いして今回開くことにさせてもらいました。そういうために皆さんに日程調整もしないで急遽開くことになったことをおわびしたいと思います。
それじゃあ、一たん休憩をして職員の入場をさせて説明を受けて…受けたい、それで質疑をしたいと思います。よろしいですか、そういうやり方でやりたいと。それで傍聴の希望者がありますので傍聴を許したいと思いますが。それじゃあ、職員と傍聴者入場のため、暫時休憩いたします。(午前9時59分)

委員長(阿部勝雄君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前9時59分)で、職員が入場しておりますので、出席職員の紹介をお願いします。

保健福祉部部長(石川恵一君)

おはようございます。きょうは委員長のほうにはお忙しい中、常任委員会開催いただきましてありがとうございます。それでは出席しております職員、紹介させていただきます。隣が健康増進課長、稲子です。同じく課長補佐、坂口です。部長の石川です。どうぞよろしくお願いします。

委員長(阿部勝雄君)

それでは、説明っていうか、今まで逗子の市長、副市長が来られて面談をされたと聞くんで、その説明を受けたいと思います。

保健福祉部部長(石川恵一君)

きょうは去る5月の27日、逗子市長が葉山の町長に面談を求めまして、逗子市が誘致する病院、1次と2次の救急を統合したいという考えを町長に直接お話をして、きょうまでの逗子市からの話、こちらのほうを報告させていただきたいと思います。
初めに逗子市から聞きました逗子市の現状についてですけれども、逗子市では誘致を予定している聖テレジア会病院計画について逗子市と協議を進め、平成19年12月の28日に県知事からの病院開設の許可を受け、現在は建築確認法に基づく手続を進め、逗子市のまちづくり条例、こちらのほうの手続を行っているというふうに聞いております。このような中で本年4月10日、1年を通じて24時間、終日救急医療、こちらのほうを行う救急委託料1億3,000万円について逗子市議会が認めることが難しいという決議が行われております。また、このことを受けまして、聖テレジア会は…お手元に配付してあります要望書、こちらのほうが4月27日、議会議長、逗子市長に対し用地の無償貸与と救急委託費1億3,000万円の確約について6月末までに期限をつけまして逗子市長からの回答を待っていると、そのような状況でございます。
次に葉山町ですけども、私が福祉のほうを担当しましてからきょうまでの経過について説明させていただきます。最初に逗子市から病院誘致のことについて担当者来られましたのは昨年の…平成20年、昨年の10月です。このときは病院の建設に向けた進捗状況について説明を受けました。そして、救急委託料について1次救急医療と同様の扱いをしてほしいと、そのような検討をしてほしいというお話をされました。
2回目が本年の2月です。このときも病院建設に向けた進捗状況、こちらのほうを説明されました。この中で逗子市の景観条例、有効な都市景観を…あ、都市環境をつくる条例、こちらのほうの手続は終了し、現在まちづくり条例のほうを検討…協議をしているというふうに聞いております。また、救急委託料についても前回と同様に協力願いたいというようなお話を受けております。
3回目が本年4月です。4月の27日に聖テレジア会からの要望書、こちらのほうを受けましたので、その説明を受けました。また、前回同様、救急委託料について1年365日無休で開設をしますよと、葉山の町民も利用しやすくなるということですので、ぜひ協力を願いたいというようなお願いを受けました。
4回目が本年の5月です。ここでは現在逗葉地域医療センターで行っている1次救急医療について、その中身に触れていきました。歯科を除いた内科・外科等を聖テレジア会が建設する病院で行いたいと、このことが実現すれば大幅な経費削減になるのでぜひ協力を願いたいというお話でした。
そして、5月の27日、町長と市長の会談となります。内容につきましては問答という形でもってお話をさせていただきます。初めに逗子市長からですけども、現在、聖ヨゼフ病院における総合的病院の設置についての計画を進めているが、市議会では病院開設に向けて市の財政措置等について決議が出されている。市議会からは救急の1次・2次統合について具体的に示されており、それによるコスト効果が図られると市議会から指摘を受けている。1次・2次の統合については聖ヨゼフと協議をしている中で議会の了承が得られるのであれば聖ヨゼフとしても実現は可能であるというような回答を受けている。葉山町においても1次・2次救急の統合について御理解をいただき、御協力を願いたいというお話でした。それに対して町長は、自分としては聖ヨゼフの1次救急は医師会の理解が大前提であると。2次救急については逗子市のほうから来られれば協議は行っていきたいと、そのようにお答えております。
また、市として市議会の同意は得られるのかという質問をしております。それに対して逗子市長は、1次・2次については市議会から言われたことであり、全員協議会、昨日行っておりますけども、その場の中で約3,000万円の削減効果があることを市長報告すると言っております。議会からはしっかりやれという話をいただいているというふうに言っております。
次に葉山町長は、町議会にも…葉山町の町議会ですけども、来週早々にこの話を報告したいと考えていると。本議会は6月17日から始まるため、早めに話をし、委員会が開かれるような形を考えていると。また、逗子市に対して市議会の中で葉山町との話が出ると思うが、葉山町にも説明し、理解を得られているという旨は伝えるのかと質問しましたところ、逗子市長はそのとおりであると。
一応私が担当してからきょうまでの町長と市長の会談までという形でもって報告をさせていただきました。以上です。

委員長(阿部勝雄君)

最初にあれなんですが、今べらべらとしゃべった経過とあれっていうのは何か文書になっているんですか。それあったら資料で出していただいたほうが議論しやすいかなと思うんですが。
それじゃあ、今、資料出るまでの間に何か質問がありましたら。

委員(守屋亘弘君)

今までのお話の中で、5月の27日にいわゆる逗子市長と副市長がこちらに見えたと。それで町長が対応されたようですけれども、そのときに石川部長も同席されていたということですか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

そのとおりです。

委員(守屋亘弘君)

資料で明らかになると思うんですけれども、町長はコミットメントしたということと理解してよろしいんですか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

今お話をさせていただきましたけども、1次救急については逗子市に病院ができるということは葉山の町民にとっても当然利用しやすくなるという部分もありますので、理解をしたんだと思います。ただ、その理解をするに当たっても、当然現在行っている1次医療、そちらについては逗葉医師会の全面的な協力を得ているということですので、逗葉医師会の了解が大前提であるというふうに答えております。それで2次医療につきましてはこれからの問題であると。逗子市さんのほうからお話が来れば、当然それお話を伺うことはやぶさかではないと、そのようなお答えをしていると、そのように理解しております。

委員(守屋亘弘君)

逗葉医師会の全面的な了解という条件がついているようですけれども、逗葉医師会はどういう対応なんですか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

逗葉医師会に対しては葉山町は聞く立場ですので、逗子…聞く立場ですので、逗子市からお話を聞く立場ですので、逗子市が当然これから医師会のほうにお話を持っていくものと、そのように理解しております。

委員長(阿部勝雄君)

ちょっと待ってください、休憩します。(午前10時08分)

委員長(阿部勝雄君)

休憩を閉じて会議を再開します。(午前10時10分)

委員(守屋亘弘君)

先方の説明の中でですね、いわゆる建築基準法上の問題点が現在あるらしいんですけれども、それをクリアしたとか、あるいはいつごろクリアするんだとかいうような説明はあったんでしょうか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

先ほども少し触れましたけども、現在まちづくり条例、これに基づく協議を行っていると聞いております。ですから、これが通れば法律的なものは解決するというような形では聞いております。

委員(守屋亘弘君)

そうすると、問題点は今の話の中で建築基準法の問題があると、それから町長がコメントした逗葉医師会の全面的な了解というのか賛成というのか、そういう問題があると。それがクリアできなければ建設に至らないのかなと思われるんですけれども、ここで言うその葉山町長のコメントで、葉山町にも説明し、理解を得られているという旨は伝えるのかと。というのは、きのう逗子市で全員協議会があったということはきょうの新聞情報で知りましたけれども、そういう点は何も触れてないですよね。というのは、この意味するのはね、要するに葉山町としては建設促進というのか、それを進めてくれというように考えているよということなんですかね、この理解している、得られているってことは。

保健福祉部部長(石川恵一君)

この病院の建設については当初逗子市が単独で先行しておりました。それで、途中から葉山町について協議に来たわけですけども、町長のお考えとしてはその建設に対して云々というよりも、病院ができた後、その後に1次救急を聖ヨゼフ病院で行うと。それ行うことにとっては町民にとって有益であると、また経費的な面についても削減ができると、その面を考えてそれについては理解を示したと、そのように理解しております。

委員(待寺真司君)

1次と2次の統合という話が出てきたわけですけれども、いわゆる今まで逗葉地域医療センターが受け持っていた1次救急を今度逗子としては統合する中で、聖ヨゼフの中でやっていきたいというような状況であろうかと思うんですが、これに対して逗葉地域医療センターのたしか理事会には葉山からも当然部長を含め出られていると思うんですけども、その辺の対応、こういうのが議会に出るってことは事前にそういう打ち合わせとかもあったのかなという部分あるんですが、理事会の対応、それから医師会がどう思っているのかっていう情報がもう少し欲しいんですけれども、いかがでしょう。

保健福祉部部長(石川恵一君)

最初にお答えしなかったのは大変失礼なんですけども、今回の1次救急でもって仮に聖ヨゼフができた場合に、そちらに移設…あ、行くというのは歯科を除いた部分です。歯科だけは医療センターでもって行います。それで、今、待寺委員が言われましたように、医療センターはどうなのかと、財団はどうなのかというお話ですけども、先日理事会が行われました。その席でもって出ておりました伊東副理事長ですけども、そちらから今回の1次・2次の統合、これに伴いまして現在行っている医療センターの事務が一部病院のほうに行く可能性があると、そういうようなお話をされました。その中で理事からは質問は出ましたけども最終的な結論というものではなくて、理事から…あ、副理事長から発言がされたと、そのように理解しております。

委員長(阿部勝雄君)

いいですか。

委員(待寺真司君)

こういう話がきょう出てきたわけですけども、このメリット・デメリットっていうことを葉山町としては当然考えていかなきゃいけないという中で、その歯科だけが逗葉地域医療センターに残る、で、他は移るということによる、例えば財政的なメリット、先ほども話出てまだ裏づけとれてないということですけども、やはりそういったことを資料として提供していただく中で判断していかなきゃいけないことではないかなというふうに思うんですが、町長がね、こういうようなお答えをしているということであるんであれば、逆にその1次救急をそちらでやってもいいというふうにとられかねないところもありますよね。だからその辺の具体的な話の中でどういうことが提案されて、それに対して森町長がどういう理解をしてこういう答弁をされたのかっていうのがもう少しちょっと聞きたいなというところがあるんですが、いかがでしょう。

保健福祉部部長(石川恵一君)

確かに委員言われますようにメリットとしては当然、先ほども言いましたけども、あそこまで、病院まで葉山町からどこから行っても20分以内では行かれると思います。現在は横須賀の市民病院が行かれていると思うんですけども、そういう面につきまして町民の方にとっては大変利便性があると。また、1次で行っている医療に行いましても当然その医療が手に負えないという部分につきましては2次の救急に運びます。仮にヨゼフがやれば2次救急も担当しておりますし、逗子市が単独で払うかわかりませんけれども、1億3,000万円を払って救急委託費という形で、1年365日、24時間無休で行うと、そういう面があれば当然町民の方にとっても有益であると、それが1点です。
で、もう1点は、先ほどから財源の明細がわからないじゃないかという御質問を受けましたけど、そちらのほうにつきましては逗子市のほうにもう一度確認をして正式なものでもっていただきたいと思います。それが出ましたときには委員会のほうにお配りさせていただきたいと思いますけども、金額的には市長が3,000万と言っております。それで今現在逗子市と葉山町の医療の割合、医療センターで行っている割合ですけども、66対34です。それでいきますと約2,000万と1,000万という形で、葉山町にとっても1,000万円は財政的な削減が図れるという面もございます。そういう点は町長は理解をして発言をされたと、そのように思っております。

委員(守屋亘弘君)

逆に、逗子市サイドからその1億3,000万の建設費ですか、それに対して葉山町も負担してくれという話が出ているんでしょうか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

先ほども言いましたけども、1次と2次を一緒にして協力してくれということであれば、当然そういう部分は逗子市さんは頭にあると思います。ただ、葉山町にとっては、まず第1次でもって医師会の了解を得てそちらにいくと。それがなった段階でもって2次が発生してくると、そのように理解しておりますので、逗子市さんが相談に来れば、当然それについては協議にのります。そのようなスタンスだと思います。

委員(守屋亘弘君)

ですから、具体的な金額はそのとき提示があったのかどうかです。

保健福祉部部長(石川恵一君)

金額については一切聞いておりません。

委員(守屋亘弘君)

そうすると、5月27日にその逗子市サイドが見えたのは、精神的に応援してくれというようなことなんですかね。

保健福祉部部長(石川恵一君)

逗子市さんとすれば聖ヨゼフ病院を誘致すると、その中に経費を削減するために1次を持っていきたいと。1次は逗子市と葉山町で共同で行っていると。そういう中でもって葉山町に対して事前にお話しに来たと。その中で葉山町の意見を聞いていったと、そのように思っております。

委員(守屋亘弘君)

くどいけれども、先ほど部長が御説明なさったように、1,000万、2,000万それぞれメリットがあるよということでこの計画に賛意を表してもらいたいと、そういうような、端的に言えばそういうことなんですかね。

保健福祉部部長(石川恵一君)

先ほど待寺委員の質問にお答えしたとおり、町民にとって有益である、また、町にとっても財政的な負担が軽くなると、そのような理解だと思います。

委員長(阿部勝雄君)

ほかに。委員長から質問してよろしいですか。じゃあ、いいですか。部長、このあれでは先ほど1次と2次を統合する、そのことに御理解をいただきたい。文章、今逗子市長さんの言われているのはそこだけですよね。経過を説明して1次・2次救急の統合について御理解をいただきたいと、こういうお願いだけですよね。先ほど来言っている1億3,000万についての云々というのは一言もまずここでは触れていません。今までの経過の中であったとは思うんですが。それに対して、この葉山町長最後に言った、葉山町との話し合いの中で葉山に…町にも説明して理解を得られた旨を、どういう旨を伝えるのかというのは、1次と2次救急が統合してもいいだろう、あるいはその方向で進められるんだったら、ここに医師会の理解を前提ととありますけれども、そういう解釈だけでよろしいんですか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

当然1次がヨゼフに行くということになれば、ヨゼフはもともと2次の救急医療を行っているわけです。ただ、今までは病院が幾つかありましてその中の一つとして輪番制で行っていたと。それが24時間今度は365日やりますよということであれば当然それはいいことだろうと、そのように町長は理解していると私は思います。

委員長(阿部勝雄君)

すいません。ですから、1次と2次の統合についてのみ、この葉山の町の説明で理解を得られている旨を伝えるのかと聞いたのは、そういう解釈かと。私、漏れ聞こえてくるところによると、逗子のほうはいわゆる1億3,000万についてもその前段にあります協議をしていくってありますよね、この辺を逗子の市長さんはいい…言葉は悪いですけど、るんるん気分で報告されたと聞いているものですから、そちらにも御理解をいただいたと解釈をされているような気が受けるもので、その辺をきちっと確認しておきたいなと思っているんですが、部長、立ち会っていていかがでしたか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

今、お手元に配付しました会談の要旨の中の最初の町長の答弁、この中では2次救急については逗子市との協議は行っていきたいと、今、委員、阿部委員が言われましたけども、これはあくまでも逗子市がこういうような形でやりたいという中でもって葉山町はお話は伺いますよと、それがいいものであれば、町長がどう判断するかわかりませんけども、この段階ではあくまで1次については医師会側の了解があれば賛成ですよという形で理解していると思います。で、2次についてはこれからのことであり、逗子市さんが相談に来ればいつでも門戸をあけて協議には応じますと、そういうふうな形で私は理解しております。

委員長(阿部勝雄君)

いいですか、先ほどの…議会用語でちょっとあれなんですが、話を聞きますよというのと協議をしますよというのは随分違う意味合いがあると思うんです。それを向こうのほうは協議はするということは、こちらの申し入れをよく聞いて御返事をいただく、いわゆる聞いてくれるという考え。お話を聞くのとこちらから申し入れを聞き入れるのとは大きく違うと思うんですが、その辺の御判断は。ここに「協議をしていく」と書いてあるんですが、その辺はいかがなものなんですか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

先ほどもお話ししましたけども、1億3,000万のお話について金額はどうなのかという形でもって守屋委員のほうからお話がありました。それについては私は一切聞いてないというお答えしましたけども、町長につきましても当然今、委員が言われました協議という中に1億3,000万が大前提であるというようなお考えがあるのかもわかりませんけども、町長としてはそうではなくて、あくまでも2次については1次が終了した時点でもって考えていきたいと、そういうふうに思っていると思います。

委員長(阿部勝雄君)

いやいや、その最後の文章…ごめんなさいね、何度も。最後がね、終わった時点で考えていくって言うから、その話にのるのかのらないのか、まだのらないとは言っていないんですよね。そこに逗子の市長さんが議会で葉山さんのお返事はいい方向だという答弁をされていると聞いているんですよ。いわゆるのってくれるというふうな答弁をされたと言わんばかりの、るんるん気分の答弁だったと聞くものですから、私は一番その回答があいまいな回答をしておいて、後になって出す出さないと大もめするようなことのないようにしたいもので、1次と2次の統合については、理解したかどうかはそれは了承したと、で、利益があるんでという話なんですが、この協議をしていくっていうふうにわざわざ、2次のあれについては協議をしていくっていう解釈を、なんでお話は伺いますと書けば、ね。それなのにわざわざ協議をって議会用語まで使ってやっているところに逗子市さんと葉山のその言ったあれが内容に食い違いが出てきていると後ほどいろんな問題が出るのかなと思っているものですから、くどいように聞くんですが、これ部長だけでわかりますかね。部長の判断はそうなんでしょうけども、町長もそう思ってらっしゃるんですかね。

保健福祉部部長(石川恵一君)

町長とお話する中でもって先ほど来言っていますように、1次については大変いいことだろうというふうな理解をしていると思います。ただ、2次につきましては当然その2次を共同でやるということになれば救急委託費、そちらのほうの1億3,000万、その話が出てくると思います。そういう中では町長は今現在お話は伺うというスタンスでもって、その中に積極的に入っていくという物の考えというのが、私この場でもってうまく言えないんですけども、1次はまずはオーケーだよと、でも2次についてはこれからお話を伺って決めていきたいというような考えだと思います。

委員(守屋亘弘君)

ここで町長は町議会にも来週早々に報告したいと考えているというコメントが載っていますけども、これは町長御自身が議会に説明したいということなんですかね。それであれば町長に出てもらってね、私ちょっといろいろ質問したいことがあるんですけども、その辺、意味するところはそういうことなんですかね。

保健福祉部部長(石川恵一君)

今まで逗子市から私が担当者ともお話をしてその内容については町長のほうに御連絡をさせていただいて、報告をさせていただいております。で、今回5月の27日に逗子市長が見えられたと。今までの担当者とは責任も当然違ってまいりますので、葉山町長がお会いしたと。そういう中でもって内容について、逗子市は6月1日、昨日ですけども、全員協議会の場の中でもって説明をしていくと。そうなりますと当然葉山町の議員の…議会にも当然説明をしなければならないという形でもって、きょうの協議会を…あ、常任委員会を開いていただきたいという形でもって町長はお話をさせていただいたんだと思います。

委員(守屋亘弘君)

だから、町長御自身で説明したいということなんじゃないかと思うんだけど、この辺どうなんですか。この文章を読むと報告したい、考えていると。それで、申し上げるまでもなく葉山町には副町長いないしさ、ね、その担当部長がこう推測して思いますって答弁されても、それが違うかもしれないし。

委員長(阿部勝雄君)

守屋委員、一応町長さんには待機していただいています。皆さんの要請があればお呼びしたいと思いますが。よろしいですか。すいませんが、じゃあ町長を呼んでいただけますか。

委員(待寺真司君)

すいません、ちょっと1点教えていただきたいんですけど、今、横須賀、三浦、逗子、葉山で輪番制で10病院で2次救急、交代でやっていますよね。そのシステム自体は聖テレジアが例えば逗子で横須賀から移りますよね。で、その輪番制の中には入って、今までと同じようにその輪番制というものは引き続きやるということの理解でよろしいですか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

当然この輪番を崩す場合には関係市町村…あ、市が集まって、市長が集まって協議をしなければならない。そういう場を持っておりませんので、私どもはこのまま輪番は続くと。

委員長(阿部勝雄君)

それともう一つ私のほうから聞きたいんですが、1次救急について、そのテレジア会でそのお医者さんたちがやるんでしょうか、それとも今の逗葉医師会がやるんですか。その辺すら我々にはわかってないんですよね、中身が。

保健福祉部部長(石川恵一君)

聖テレジア会が要望書を出した中にも逗葉医師会の全面的な協力を得てという形で出ておりますので、逗葉医師会の先生方が聖テレジア会の病院の中に入って第1次の救急を行うと、そうなります。

委員長(阿部勝雄君)

そうすると、今のあの医師会が全く話も聞いてない、何もやられていないって逗子の人たちが言っているのに、勝手に計画だけはその人入ってもらってやるんだけど、医師会のほうでは全然、言葉悪いですけど見向きもしないと。そういう中で計画だけ進むというのは全く腑に落ちないんだけど、そういう、おれたち医師会は向こうにちゃんとなくてね、医師会の人を入れるんなら別ですけど、今の場所があって、1次救急をやっている場所もあってそこで医師会の人たちがやっているのに、建物つくったからおまえらこっちに行ってやれって言われても、医師会は全く立ち会ってないでそれが可能なんでしょうかね。計画だけどんどん進んでいる感じがするんだけど。

保健福祉部部長(石川恵一君)

先ほども質問ありましたけども、当然その医師会が行くということにつきましては、逗子市さんがこれから医師会長のほうにお話をして理解を得ると、そういう段階だと思います。正式な医師会への要請というのは私はまだ…。

委員長(阿部勝雄君)

全く何が何だか、雲をつかむような話。じゃあ、ちょっとまだ、はい。

委員(土佐洋子君)

もしその1次と2次が統合されて歯科を除いてっていうことですけども、その歯科が残ってその医療センターの維持とか管理運営とかはどうされるつもりなんですか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

当然これからの協議になると思いますけども、逗子市さんが今考えているのは、今3階建てです。で、2階部分について歯科が入っております。それで1階部分について内科・外科と…のが行っておりますけども、その部分が当然あいてきてしまいます。それで今、土佐委員が言われましたように、その活用方法という問題がこれから出てくると思います。で、一次的には今現在財団法人が健診業務を行っていると。そういう中でもってそのスペースは使っていきたいというようなお話を逗子市さんからは聞いております。

委員長(阿部勝雄君)

また質問して大変申しわけない。健診するために今、葉山では800万…年間800万ほどこれから二十何年、あと20年ぐらい負担しなければいけないですね、あの1次救急用の建物に。それの部分は健診するためにずっと払い続けなきゃいけない。その辺についてはどうお考えなんでしょうか。やむを得ないと思ってらっしゃるんでしょうか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

当然これ平成12年からこの施設ができまして、委員言われるように30年の割賦で払っております。で、年間1,000万弱というお金を毎年払っておるわけですけども、これについて当然削減できればいいと、そのように私どもは考えております。ただ、この話が進む中でもって当然これから協議をするものと思っておりますし、今私が言いましたのは逗子市さんは財団のほうにお話をしたところ、その1階部分のスペースについては今も健診業務で行っていると、そういう中でも今後使わせてほしいというような話を私どもは聞いているということです。

委員(待寺真司君)

今、石川部長削減できればというところで、例えばその歯科診療だけになった場合に、当然あそこの運営をまだ逗子と葉山でやるということになれば費用負担、運営費の費用負担もあります。で、今おっしゃられたのは建設費の負担ですよね。そうすると、使用頻度が低くなるものに対して葉山町として従来どおりの建設費負担、あるいは運営費の割合負担というのは当然見直していくっていうことの前提がないと話として受け入れられないかなという気はするんですけれども、その辺は町としてお考えは、これからの協議になるんでしょうけれども、ただ、こちらが決まってないことをね、今こうだって言うのは難しいと思うんですが、腹づもりとして当然そういうことは持っているということの理解でよろしいですよね。

保健福祉部部長(石川恵一君)

初めに建設費の負担金、こちらについて今、委員言われましたように30年の割賦で払います。で、これについては平成12年の協議書、こちらのほうに66対33と…67対33という割合でもって逗子市と葉山で決めてあります。この決め事については完済するまで変わらないという取り決めがございます。で、今、委員言われているように、その部分が内容が変わってきているじゃないかといった場合にどうなんだということですけども、その協定書自体は、私今ここでうまく言えませんけれども、基本的には動かないのかなと。ただ、その利活用について、利活用については当然協議は入ると思います。で、もう1点の運営費、こちらに…運営費、こちらについては今現在人口割それから夜間・休日の診療割、それと特定健診の対象者、こちらのほうでもって割合を決めております。今現在は66対34という形で行っておりますので、当然これについては歯科だけになると。今現在歯科は年間700件ぐらいやってますけども、その部分でもってどのような割合になるのかちょっとわかりませんけれども、その部分についてもまだ先の話でわかりませんけども、協議の段階に入ると、そのようには思います。

委員長(阿部勝雄君)

きょうで終わるわけじゃないんですけれども、一応今回の一番のメーンである町長がいわゆる1億3,000万の中の負担も含めての答弁なのか、その辺の真意を聞く…聞きたいとは…。

委員(待寺真司君)

委員長おっしゃられるとおりだと思いますし、それから森町長がね、私議会でも一般質問したことがあるんで今それがうっとよみがえってきたんですけれども、もともとは総合病院誘致に積極的支援を行うというマニフェストで入っておられて、その後お金の問題でそれは決着ついたからというようなお話まで、その辺のね、ことも伺えればと思いますので、ぜひ守屋委員の…。

委員長(阿部勝雄君)

じゃあ、すいません、お願いします。じゃあ、暫時休憩します。(午前10時36分)

委員長(阿部勝雄君)

会議を再開したいと思います。(午前10時43分)
それじゃあ、町長が入場していただいておりますので、町長、質問でいいですかね、それとも町長にこの経過を語っていただきますか。先ほど来、逗子から来たところで問題となっていたのは1次・2次の統合についてという、御理解をいただきたいというその協力をお願いに来た、それに対して2次についても協議をしてというこの文章が、葉山町長のほうが2次救急については逗子市との協議を行っていきたいと考えていますというふうに回答しています。それともう一つ、町長のほうで議会の、市議会の中で葉山町との話が出る中で葉山町にも説明し、理解を得られたという旨を伝えるのかということなんで、この辺の1次・2次の統合だけなのか、1億3,000万についての話し合いなのか、この辺の葉山町長の理解を得られたという旨を伝えるのかというところのどちらを指して御理解をいただいたのかと…あ、理解を得られた旨というふうに解釈しているのか、その辺を中心にお話しいただきたいと思います。

町長(森英二君)

どうもおはようございます。今の委員長の御質問ですが、ここで問題になるのは1次と2次は切り離して考えております。1次・2次を統合して聖ヨゼフで対応していくということについては、市・町合わせて3,000万強の経費削減になるので、これは病院開設へ一歩進む方向になる、要素になるという理解をしておりますので、1次救急を2次と統合する、ヨゼフに統合するということには理解を示したということで結構です。で、2次医療についてはその1次救急のそれとはまた別の問題であるということで、これは改めてこれからもし相談が来れば相談にのるしというニュアンスでお答えはしております。ですから、今後これについては話し合いの場面が持たれていくであろうという理解で話をしております。そして、最後の質問の、葉山町が理解し、理解を得られたかという意味では、そういう1次医療…救急については理解を示したということで、統合することには賛成であるという趣旨、それと2次救急についてはまたこれからの問題であるというふうに分けて理解しているということはちゃんと話をしてくれるのかというニュアンスの意味。

委員長(阿部勝雄君)

委員の方、御質問をだれか。

委員(守屋亘弘君)

1次救急・2次救急云々があるかもしれませんけれども、先ほど部長から御説明いただいた中で、要するに町長としては逗子…逗葉、ごめんなさい。逗葉医師会の承認というのか、それが大前提であるというようなお話をされたと。1次救急・2次救急統合するだの、1次救急どうのこうのと問題があるんだけど、要するに総合的病院を建てる…建てられる前提としては県知事も地元の医師会の同意、それから当然ながらその建設予定地の周辺の住民の方々の合意というのか同意と、それがなければだめだよというような判断を示されていると思うんですけれども、要するに私がちょっと心配しているのは、前から私はかつての森英二君として総合的病院あるいは総合病院というのか、それについては積極的に運動あるいはそういう運動に対して支援してきたと。で、その他の政治団体でも今持っておられますよね。総合病院を誘致する住民の会、これは設立が15年の2月になっていますけれども、ちょうど思い出すと県議選の前です。直前に設置されたようなことになっていますが、私としては当時お話があって、私も賛同して、ある…もう正式名称は忘れましたけれども、年会費を納めていたと。だから考え方としては私は別に間違ってはないと思っています、個人的にね。ただし、さっきもちょっと話が出ましたけれども、逗子市サイドの方が見えてね、何らかの葉山町に負担をしてほしいということは一切出なかったのかどうか、その辺どうなんですかね。

町長(森英二君)

さかのぼりますと4月の28日に松下理事が福祉部長を訪ねてこの聖テレジア会との交渉の経過を説明をしております。その時点ではまだ費用の負担の問題は出ていなかったと理解しております。その次に5月の13日に松下理事が同じく部長のところへ来ております。そのときもまだ私とは会っていませんが、部長からの報告の中で今後の病院開設についてテレジア会から1億3,000万の話が出ていると。そういったことについていろいろと御理解をまたいただきたい、御相談したいという話があったと報告を聞いております。そしてこの5月の27日、市長・副市長がともに見えた。そのときには先ほど来話していると思いますが、まだこの1億3,000万の2次救急について具体的に負担してくださいとか、どれくらいでという交渉の上にのっているわけではないんです。1次救急を2次救急の聖テレジア会に融合してやれば3,000万強の経費節減になるんで、この点についてまず御理解をいただきたいというのが今回訪ねて来た一番の趣旨だというふうに私は理解しておりました。だから、それについては前提として医師会の承諾が必要になりますねという念を押しまして、で、2次救急の話とはまたこれは交渉は別の問題ですよということに確認をしていると、そういう意味でございます。だからまだ1億3,000万のうちのどれだけ負担してほしいとか、人口割だどうのとかと、一切それは出ておりません。

委員(守屋亘弘君)

現時点ではそういうお話だったということであろうかと思うんですが、そうすると将来方向としてね、そういう話が出るかどうかは全くわからないと、そのような理解でよろしいんですか。

町長(森英二君)

1次救急の統合の話が医師会の理解のもとに進めば、進めば次の2次救急の話になってくると思います。その時点で逗子からも正式に相談したいと申し入れがあるんではないかと予測をしております。しかしこれは大きな金額を伴うものでもあるし、当然予算の問題もある。議会の承認ということも必要な案件でありますから、それまでには来たら都度必要に応じて議会に、皆さんに相談しながら進めていくようになると理解しております。

委員(守屋亘弘君)

それから1点確認したいんですけれども、逗葉医師会については補助金を葉山町として出しているということであろうかと思うんですが、17年時点で当時の守屋町長の資金管理団体の葉山清心会に逗葉医師連盟として10万円寄附入っているんですよ、17年1月18日。これは選挙の直前だ。それから20日には神奈川県医師連盟と称して20万円入っている。で、森町長と逗葉医師会、そういう関連で政治献金等は森町長にありますかね。

町長(森英二君)

今、前守屋町長とのそういう寄附があったというのを今初耳で、医師会からも聞いたこともありませんし、私個人的にも医師会からそういう寄附を受けたことはございません。一切ありません。

委員長(阿部勝雄君)

ほかにどうですか。

委員(待寺真司君)

森町長ですね、この病院、逗子市長との会談要旨を読ませていただく中でね、非常に逗葉地域医療センターというのは建設費負担、運営費負担ということで逗子と葉山で共同の形で進めてきている、これを大きく動かすっていうような内容の相談を受けましたよね。それで、先ほど部長のお話ですと、その約3,000万の削減効果の内容の精査はまだできていない中で、町長がそれはいいよというようなニュアンスのとれる返事をされている。そして町議会にも来週早々に報告したいと考えているという、申されたんであればね、この場はやはり町長が議長に対して議員さんに説明したいということのね、報告をしてからでないと次のね、委員会が開かれるような形を考えているってことに結びつかないと思うんですよ。で、町長は議員を長くやられていた方ですから、その辺についてそのときお考えにならなかったのか。この運営の仕方ですよ、議会とのこの…何ですかね、報告とかこういう大事な事項の運営の仕方についてもう少し慎重に扱っていただきたいと思うんです。だから内容というよりもね、そこのところを町長のね、お考えをちょっとぜひ聞かせていただきたい。

町長(森英二君)

より慎重にという話ですけども、市長と対談した直後に部長と話して議長に申し入れてしかるべき会を開いてもらうようにということはやっていますよ。やりました。全協でも委員会でもどちらでもいいほうに開いてくださいと。(「議会の判断で」の声あり)そうです。

委員長(阿部勝雄君)

ほかに。いいですか、待寺委員、いいですか。

委員(待寺真司君)

そうすると、この3,000万の削減効果というお話が出たということでございますけれども、それに対して町側としてね、やっぱりそういうお話が出たときに内容を精査して確認する必要があると思うんですよ。それは担当部局としてはそういった部分というのは事前の数字としてつかんでいて、その場の会合で同席されていると思うんですけれども、こういうような町長の前向きな返答につながっているというふうにとらえておいてよろしいんでしょうか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

先ほども少しお答えしましたけども、正式な、これがこうで、これがこうでというものではありませんけども、大ざっぱなつかみという形でもって金額のほうを示していただきました。

委員(待寺真司君)

示していただいたのはいいんですけれども、それに対して町側としてもそのようだというような確認をね、しないといけないと思うんですよ。それはきょうここ開かれるまでの間にそういった確認はとれているのかということもお聞きしたかったんです。

保健福祉部部長(石川恵一君)

先ほども少しお答えしましたけども、なぜこれだけの金額減るんだという中でもって、現在事務職員が4名おられます。その4名の人件費に対して減るということの確認はさせていただいております。

委員長(阿部勝雄君)

よろしいですか。委員長から聞きたいんですが、先ほど私も逗子の市議会で結構葉山さんには御理解をいただいたということでかなり前向きの姿勢の答弁を…答弁なのか説明なのか、市長さんがされたと聞いています。この辺の説明の中身を食い違っているといけませんので、私は確認しておく必要があると思います。これはきちっと、先ほど待寺委員が金銭でどこが言っているのか資料としてとっておくべきだと言われましたけど、この向こうの報告した内容もきちっと把握しておいて、食い違いがあるんなら訂正を求める必要があると思う、こちらの意思をちゃんと説明してないとずれていって、最後になって何だおまえ言った…あ、失礼。葉山さんが言ったじゃないかということになって、いらぬトラブルになる可能性があるんで、きちっとその説明された内容を把握して私は精査しておく必要あると思うんですが、それをやっていただけないでしょうか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

先ほど町長がお答えしましたように、1次・2次の統合、その部分については、1次は医師会の了承を得て聖ヨゼフ病院で行うと。行うことについては当然2次もやっておられますので、その部分についてはオーケーだよと。ただ、1億3,000万円が2次救急として発生してると。その部分についてはこれから逗子市とのお話があれば承るというふうな町長お答えしていますので、その部分について逗子市のほうにもう一度確認を入れたいと思います。

委員長(阿部勝雄君)

そうじゃなくて、向こうできのう報告した中身を精査してこちらの思いと食い違いがないかどうかを確認してほしいと言っているんですが、わかりませんか。

保健福祉部部長(石川恵一君)

当然逗子の協議会におきましても議事録出ると思いますので、それは確認したいと思います。

委員長(阿部勝雄君)

町長さん何か言うことある。

町長(森英二君)

逗子のほうで非常にいい感触のような報告があったと今皆さんの御質問でしたけど、それは恐らくこの1次救急を統合して聖ヨゼフで行うということについて、こちらから何の異存もなしに理解を示したということを理解した発言ではないかと私は理解しています。

委員長(阿部勝雄君)

だからきちっと…。

町長(森英二君)

それ以上のものは特にないと思います。

委員長(阿部勝雄君)

ぜひ議事録をして食い違いがないように確認しておいていただきたいと思います。ほかにありませんか。委員外議員が手が上がっていますけど、よろしいですね。

委員外議員(近藤昇一君)

ありがとうございます。まず1次については、今のお話だともう全面的にオーケーみたいなね、話なんですけども、まだその建物のこれからの負担割合をどうするのか、これからのその運営、あそこの医療センターのね、運営をどうするのかってまだ決まってない段階で、ちょっと早計過ぎないかと私は思うんですよ。それらの条件をいろいろクリアした上でもってやるっていうんならいいけども、もう先にオーケーですよというなら、あとの条件なんていうのはどうにでもなっちゃうんですよ。建物は逗子の名義だし、土地も逗子の名義だし、ね。その辺のこともきちっとクリアした上でないと、これについてはオーケー出せませんと言っておかないと、もうあのときもうオーケーになっているじゃないですかというふうな理解を逗子の議会ではしちゃいますよ。
それともう一つについては、2次医療。2次医療についても逗子の全員協議会で、我が党の議員のきのう話聞くと、もう大体おおむね良好な回答を得られているということなんですよ。で、ここの文書に書いてある協議をするって、話を聞くっていうならまだわかるけども、協議をする、何を協議するのかなって。で、協議というのはもうお金の負担しかないんですよ。で、統合、統合って言っているけど、どこが統合なのかね。1次救急の場所が聖テレジアに変わっただけで、医者は逗葉医師会が派遣するんですよ。で、統合っていうんだったら聖テレジアがもう1次救急もやりますよと、医者も派遣します、医者もそこに出しますというんなら統合でいいんですよ。で、この統合という言葉でもって私はごまかされていると思うんですよ。1次と2次を統合しますから、2次のほうについても葉山は関連しますって、関連しないんですよ。だからこの協議をするっていうことはね、これ取り消さないと、2次ももう逗子はこの協議という、協議をしますよと逗子から話があれば、これ一言をもって逗子の議会では大変良好な、このように協議をしていただけると、この負担についての協議ですよ、当然。そういうような説明されているんですよ。私はそんな話今まで聞いたことないし、町長は本会議で、待寺さんでしたっけ、かの一般質問でね、もう負担はいらなくなったという話をしているわけですから。だからもう一切負担しないのかなと思ったら、協議に応じるっていうことは、その負担割合については話し合うという話になっちゃうんですよ。だからこれをちょっと否定してもらいたいんですよね。うん。

町長(森英二君)

まず統合という意味のことですけども、要するにすべて一体となってしまうという意味ではなくて、場所が医療センターから聖テレジア会への中に移動するということでの意味なんですよね。だから、自動的に2次医療まで一緒になっちゃうんだということとは違いますから、場所は同じ建物の中だから非常に都合がいいだろうと、医療行為においてですね、そういう意味で統合という言葉を使っているんであって、それ以上の意味ではないです。はい。で、協議という言葉の意味、そこまで厳密に、これはもう協議をするということは金額の交渉に入るんだという、理解だというふうに言われましたけども、こちらはまだそこまでの段階ということにはとらえていなくて、話し合いに、何ていいましょうか、場にはつきますよという意味での回答ですから、話ですから、そこら辺は誤解とかそごのないように逗子市とは調整はしていきたいと思っております。今後において調整します。

委員外議員(近藤昇一君)

それを明確に逗子のほうに伝えていただきたいんですね。でないと逗子はそう理解しているし、議会にはそういう報告されているわけですから。ですから、じゃあこの協議というのは何を想定されている協議なのかね。負担…負担割合しかおれないと思うんですよ、ほかにどんな協議があるのか。1次についても私はまだ問題だと思いますよ。1次についてもね。今のお話だともう全面的に賛成みたいな話だけど、クリアしなきゃなんない条件が幾らでもたくさん残っているんだもん。それらをすべてクリアした上で、だったらいいですよという話だったらいいんですけどね。今からもうオーケーというのは私は危険だと思いますよ。

町長(森英二君)

きょう、この委員会の後でこの様子、内容も含めて逗子市のほうと疑問を晴らすなり調整するなり、ことは早速行うつもりでおります。

委員(守屋亘弘君)

その際にですね、くどくて申しわけないけど、逗子の本音を聞いてほしいんですよ、ね。金も面倒みてくれということじゃないかと私は思っているんだけど、ただ単にさっきから説明いただいていますけれども、3,000万削減されると、それは確かなことであろうかと思いますけれども、実際問題ね、何らかの負担を葉山としてお願いしたいということであろうかと私は勝手に想像していて、それが間違いであればそれは間違いで訂正しますけれども、その辺ぜひお願いしたいんです。

町長(森英二君)

この1次救急についての結論が出て、その次の段階で逗子市から恐らくこの2次救急に対しての費用負担の話が来るというふうに考えております。それからの話になると思います。

委員外議員(山梨崇仁君)

1次救急の中で町長の御答弁の中に医師会の理解を前提とするという御発言がここに書かれていますけども、町長御自身が直接医師会と今回のこのヨゼフの件でお話をなさったことがあるのかないのかが1点。それから医師会側の我々の葉山町のほうにも折り込みで今回の聖ヨゼフ病院にはもう断固反対するという意思を明確に私も聞いております。そういう過程を考えると、1次救急のこの前提とすると実現がかなり難しい状況にあるというのはだれもが周知の事実だと思うんですが、その点について葉山町としてはどういうスタンスで医師会と今後立場をとっていくのか、その2点について伺います。

町長(森英二君)

今の段階では聖ヨゼフのほうとあるいは…失礼。医師会と私のほうとは接触はありません。ありません。それから、医師会のほうから何らかのアタックといいましょうかアクション、そういったものがあれば状況に応じてこちらは判断していきますが、現在までは逗子が中心になってこの総合的病院の問題を取り組んでおりますので、医師会との交渉等もすべて逗子が行っていますので、今こちらから経過を逗子からその後聞くような段階になってから対応を考えていくようになるだろうと。今やみくもにこちらから話しかける内容も持ち合わせてないわけですから、一番当事者が逗子市ですから、そこの結果を待ちながら対応を考えるという段階です。

委員(山梨崇仁君)

で、もう1点のほうが、言ってしまえば例えば葉山町と逗子市が直接交渉した中で1次救急について葉山町が是認する、後ろ盾するよという話になってしまえば、医師会にとってはこれは相当なプレッシャーになると思うんですね。そういった、医師会はもちろん反対をしているのに葉山町が医師会が前提としてオーケーすれば葉山町では推すよという話になればですね、これは逗子市側にとっては、推進する逗子市にとっては非常に大きな後ろ盾になると同時に医師会にとってはものすごいプレッシャーにもなると思うんです。その逗子市との、医師会との交渉に町が第三者として干渉しているようなイメージもとれるんですけども、その点について今後医師会との立場・関係もあると思います。葉山町としてはどういうふうにとらえていきたいのか、それを町長に伺いたいと思います。

町長(森英二君)

その今の山梨委員、非常に的確な指摘だと思います。私も実はそこのところを考えました。つまり、医師会との了解とかの以前に、葉山としてはもう全面的に賛成ですよという意思表示をすれば、それをもって逗子は葉山さんから全面的に理解を得られたんだから医師会さん絶対にってなるわけですよね。それのほうが余計おかしなプレッシャーになってしまうしという考えもありましたから、理解は示すけれども医師会の理解が、了解が前提ですよというやわらかいふうにとらえたつもりでおります。はい。

委員長(阿部勝雄君)

ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
内容ですが、今後これ恐らく今後どんどんどんどん逗子市のほうで進んでいけば、さらにいろんな問題が出てくると思います。先ほど来、所管調査ではないんじゃないかというあれがあったんですが、今後これは全協なり、我々のほうとしてやるには全協ですよね。全員にということでやったほうがいいのかどうか、ちょっと御意見を皆さんに伺いたいと思いますが。(私語あり)わかりました。それじゃあ一たん職員の…。

町長(森英二君)

最後に1点、ちょっと別件ですけども御報告しておきたいと思います。きのう6月1日現在で発熱外来を開設いたしました。で、ただし、その場所は公表しておりません。したがいまして、その疑いがある場合、懸念がある場合は鎌倉にあります保健センターに連絡をしていただいて、そこから症状等を聞きながら誘導をすると。どこへ行ってください、そういう仕組みにスタートいたしました。そのことだけ報告しておきます。神奈川新聞には出ていたかな。

委員長(阿部勝雄君)

鎌倉の保健所ですね。どこかにあれはあるんですか。

町長(森英二君)

番号も全部書いてあります。

委員長(阿部勝雄君)

番号…ホームページか何かに載っています。はい。わかりました。それじゃあ職員退席しますんで、暫時休憩します。(午前11時11分)

委員長(阿部勝雄君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時11分)
先ほど来あったんで、おしかりを受けましたんで、議長のほうに申し入れて今後こういうあれの進捗については議長判断で重要性を判断して、全協にするのか所管調査にするのか、議長にお願いして開いていただくことにしたいと思います。今回は緊急でいろいろ、こんなに進んでいろんなものがあるとは思っていませんでしたんで、最初。その辺で所管調査でもいいんじゃないかと思って判断して、最初に常任委員会を開いてほしいんだということを議長にも申し入れて、いろいろあって、急遽、逗子のほうでどんどん進んじゃったもので大きな問題になってきていますんで、この辺はおわびしたいと思います。今後…はい、今後は議長判断でお願いしたいと思います。待寺委員、何か。

委員(待寺真司君)

今、委員長からね、どんどん進んでというところが、実は各議員さんが一番懸念していたところだと思うんですよ。それで、きょうまさに町長がね、この議会の雰囲気も含めて逗子市と早急にやるということを、それを委員長が受けられてますので、責務としてですね、ぜひ向こうとね、本当に大きな、きょうのお話を聞いているとずれが出てきちゃうとまた、1回信義則というのをね、近隣自治体とやっておりますので、そうするともう葉山町完全にね、この問題本当に慎重に扱っていただかないと、また大きな問題になりかねないというのを包含する、非常にきょう委員長開いていただいてよかったと思いますけれども、その辺の溝の埋め込みをしっかり行わないと、またこれ本当にね、近隣自治体との大きな問題にも発展しかねませんので、ぜひ、委員長も含め正・副議長にお願いして、きょうのすぐの対応を図っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

オブザーバー(鈴木道子君)

ありがとうございます。今回のこの報告を受けるに当たりましては、とにかく6月1日に逗子で発表されるということで、早くにまずお知らせをするということを考えておりました。で、私は全員の皆様に何らの形でお話をして、それから全協なり何なりということを考えておりましたが、たっての、一応委員長と何回もやりとりをいたしましたんで、委員長のたっての御要望でこういう形になりましたが、今後はまた委員長とよく協議を重ねまして皆様の御希望に沿うような形でやっていきたいと思いますので、御了承ください。ありがとうございました。

委員長(阿部勝雄君)

それじゃあ、よろしいですか。あ、その他があるんだけど、何かありますか。
(「なし」の声あり)
それでは…あ、ごめんなさい。

委員(土佐洋子君)

その他のところで、一色小学校の新館の教室が物置になっていると…何かの委員会か議会のときに聞いて、で、そのほかの学校や一色小学校でも他の教室に空きが本当にないのかということを所管事項調査などで確認できないかと思うんですけど。

委員長(阿部勝雄君)

わかりました。今、前から空き教室で随分空きがないんだと言っていますけども、見たところ申しわけないんだけど机等を入れた倉庫に使っているようなところがありますんで、そういうところもということで、所管調査としていつか日程をとって早急にそれをやりたいと思いますが、よろしいですか。じゃあちょっと議会前にやれるかどうかちょっとわかりませんけれども、日程を計画しておきたいと思います。(「もう1点」の声あり)もう1点、はい、どうぞ。

委員(土佐洋子君)

あともう一つ学校のことなんですけども、パソコンを指導できる先生、教員の数に限界があるという声がありまして、そういうパソコン指導が緩いということで、それも調べるというか…。

委員長(阿部勝雄君)

あ、パソコンの使用状況というか、教育にどう使っているか、活用状況を、じゃあそれも一緒に…。

委員(土佐洋子君)

あ、それと先生がいない、パソコンの指導ができる先生がいない。

委員長(阿部勝雄君)

はい、その辺も説明を受けたいと思います。で、今どのくらいのあれでどういう教育をしてどんなあれしているのか、それもじゃあ同時に、一緒に、同じあれなんで、一回りする中で所管調査やりますか。よろしいですか、皆さんの御賛同がいただければそうしたいと思います。これもじゃあ調整して日程を計画したいと。これちょっとあれなると議会終わってから、すいません。その辺は…わかりました。
それでは…第1回目じゃないか。教育民生常任委員会を閉会いたします。御苦労さんでした。
(午前11時17分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成21年7月31日

教育民生常任委員会委員長 阿部勝雄

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更新日:2018年02月02日