教育民生常任委員会会議録 平成20年10月17日

開催年月日

平成20年10月17日(金曜日)

開会時間

午前11時00分

閉会時間

午前11時44分

開催場所

葉山町議会 協議会室2

付議案件

(1)付託案件
ア.陳情第20-9号医師・看護師は増やし地域医療と公立病院の充実を行うよう県に対しての意見書提出を求める陳情
イ.陳情第20-10号国・県に私学助成制度の充実を求める意見書の提出を求める陳情
ウ.陳情第20-11号葉山町の私学助成制度拡充を求める陳情
(以上 報告書・意見書 決定)
(2)その他
ア.はばたき作業所の改修について

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 伊東圭介 出席
副委員長 山梨崇仁 出席
委員 金崎ひさ 出席
委員 阿部勝雄 出席
委員 佐野司郎 出席
委員 鈴木道子 出席
委員 中村常光 出席
委員 守屋亘弘 出席
オブザーバー 議長 笠原俊一 欠席

傍聴者

なし

説明のため出席した者の職氏名

説明のため出席した者の職氏名の詳細
役職 氏名
保健福祉部部長 石川恵一
福祉課課長 小山誠

会議の書記

議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 伊東圭介

会議の経過

委員長(伊東圭介君)

おはようございます。定刻でございますので、教育民生常任委員会を開会させていただきます。(午前11時00分)
先日の常任委員会におきまして付託されました陳情3本の結果が出ております。それと意見書についても3つ提出することに決定しておりますので、その文案の調整をさせていただきたいと思います。
その前にですね、皆様方にちょっとまだお諮りしてなかったんですけれども、福祉課のほうからですね、ちょっと説明をしたいということがありまして、部長、課長、お呼びしておりますので、入室をしていただきたいと思います。案件はですね、はばたき作業所の改修をするということがございます。それに伴いまして、12月から3月までですかね、いっぱい期間がかかるということがあります。仮に移転をしなければならないということで、上山口小学校の旧校舎のほう、今、生涯学習施設で使っておりますけれども、一部教育研究所の関係も使っておりますけれども、その場所へ移転をしたいということがあります。あそこは生涯学習施設でございますので、貸出等もしている関係があり、もう周知をしなければ、町民にですね、周知をしなければならないということで、議案、補正とか議案とか、そういった部分…ごめんなさい、条例改正等は12月に予定をしておりますので、まだ時間あるんですけれども、その前に周知をしなければいけないという関係ありますので、担当常任委員会に説明したいということでございますので、それをまず先に報告させていただきたいと思いますけど、よろしいでしょうか。
(「どうぞ」の声あり)
それでは暫時休憩いたします。(午前11時01分)

委員長(伊東圭介君)

それでは、会議を再開いたします。(午前11時02分)
それでは、石川部長のほう、そして小山課長のほう、入室いただきましたので、報告ということで時間をとっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

保健福祉部部長(石川恵一君)

おはようございます。議会開催中の大変お忙しい中、お時間をいただきましてありがとうございます。きょうは福祉課が所管し、指定管理者が管理しております障害者授産施設はばたき、こちらの改修について御報告をさせていただきます。
指定管理者であります湘南の凪、こちらから利用者の利用活用を充実させたいということで、施設の改修について申し出がございました。町としても、その趣旨には同意をしております。また、この改修にかかわる経費、こちらにつきましては指定管理者、事業者が県のほうに補助申請をし、100%補助という形でもって改修をさせていただきます。現在、正式な図面、工程等まだ来ておりませんので、きょうはこれまでの経緯、改修の内容、こちらにつきまして御報告させていただき、改めて議会のほうに説明をさせていただきたいと思っております。それでは、課長のほうから経緯と内容につきまして御報告させていただきます。

福祉課課長(小山誠君)

それでは、今、冒頭に部長のほうからお話をさせていただいたような形で、こちらの改修工事に当たってのですね、法人からの申し出という部分で、年度当初にお話がございました。この制度が23年以降、自立支援法の新法に移行すると、事業移行する団体について100%補助をすると。その100%補助もですね、今年度に限ってという年度限定のものですから、そういった部分で法人側もですね、年度当初に私どものほうにお話をいただいて、それで県のほうに協議書を出して、今現在進んでいるところなんですが、その補助金につきましても当初はですね、国のほうで2,000万という、1事業所2,000万という形で補助が予定されておりましたが、やはり手を上げる、移行する部分の事業所がかなりあったということで、1,600万円を上限とする補助という形で変更になりまして、当初社会福祉法人の凪のほうもですね、事業所3カ所、法人として持っておりまして、小坪にあります「もやい」という施設ですね、そちらと沼間にあります「えいむ」、それと私どものほうの指定管理をしております「はばたき」、この3カ所の改修申請をしたところ、そういった予算立ての部分で補助できないということで、7月31日付で県のほうから内示を、仮内示という形でいただいた部分が約3,200万ほどの補助額、工事内容については、法人側のほうの選択肢ということで、申し出…県のほうからの通達があって、法人サイドの法人会を開いた中で検討した結果、小坪にあります「もやい」と、あと葉山町にも指定管理を受けているはばたきのほうの改修をするということで、方向転換してございます。先ほど部長のほうから申し上げたように、今、現段階ですね、工程だとか改修の細部にわたる内容ですね、その部分が図面化されたものがまだ私どもの手元にも届いておりませんし、これから神奈川県のほうに正規な申請をするというふうに伺っております。私ども現課のほうとしても、そこら辺を今、法人側サイドと調整しつつ対応させていただいているところでございます。
今後の一応見通しというか、私どものほうで行わなければいけない部分につきましては、はばたき作業所が移転をすると、改修するに当たって、やはり工事が伴いますので、今ある場所では事業展開できないということで、今、私どものほうから教育委員会のほうに申し出をしまして、上山口小学校の旧校舎2階ですね、そちらのほうが今、公民館的事業で一般開放されているという情報を得ましたので、そちらのほうの開放をしてもらえないかということで、教育委員会のほうに申し出ております。ただ、目的外使用につきましては、まだ申請はこれからになります。そういった部分で今、調整をさせていただいている中で、そちらのほうの改修工事も若干ではあるんですが、2階ということで、階段に手すりをつけるですとか、トイレに手すりをつける。あと、教室の中にですね、寄贈された鏡がかなり大きなものがございまして、それを保護する。あと、窓側のほうにですね、転倒予防の防護の手すりをつけるとか、そういった部分が必要じゃないかということで今、協議をして調整をしております。
そういった部分の工事があって、それから引っ越しをして、本体の工事に移っていくということで、約3カ月ないしは4カ月を予定しております。そういった部分で、12月1日から教育委員会のほうの御配慮いただいて、開放せず、私どものほうに目的外使用という形で許可をいただくような形で、ただいま動いているような状況でございます。以上でございます。

委員長(伊東圭介君)

はい、ありがとうございました。それじゃ、若干時間もとりたいと思いますけれども、何か質疑あれば、若干、今、現状でわかるということで。

委員(佐野司郎君)

本体工事などの移転の費用とか、改修工事費用というのは、それも補助に含まれているんですか。

福祉課課長(小山誠君)

移転費用については、補助の対象になっておりません。それと、移転先の改修工事、こちらがですね、含まれておりません。簡易的なので、今、見積もりとか図面をいただいた中で、どうするかということで法人側サイドと私どものほうで協議をしていこうということで今、話にはなっております。

委員長(伊東圭介君)

移転と、それから改修工事、上小のほうのは町、町費ということですよね。

福祉課課長(小山誠君)

すいません、言葉が足りないで申しわけない。これからまだ見積もりとか経費的なものがどのくらいかかるのか、ちょっと見えないものですから。移転費用については当然、町のほうの負担かなというふうに私ども考えているんですが、工事費についてはできることならば法人のほうでというお話はさせていただいているんですが、どのくらいかかるかというものも何も見えてない中で結論を出すのはいかがかなと思っておりまして、いずれにいたしましても12月の議会に補正なり、あと条例改正も必要になってきますので、その部分、対応させていただきたいというふうには思っております。

委員(金崎ひさ君)

このトイレって、洋式でしたか。たしか和式…上山口小の旧校舎。

福祉課課長(小山誠君)

2階にトイレがございまして、男子便所に洋式トイレが1つございます。女性のトイレに洋式便所が1つということで、1つでは不自由だということで、簡易的な、大がかりな工事をしないでもポータブル的な部分をのせて対応できるということで、今そのような話で進んでおります。

委員(鈴木道子君)

聞き逃した部分がありますので。最初の話のほうで、平成23年以降何とかと言った、すいません、それ、もう一度。

福祉課課長(小山誠君)

自立支援法が施行されまして、まだ今、はばたきという部分は新法に移行された事業という形では位置づけがされておりません。そういった部分で、今、はばたきのほうでは23年ではなく、前倒しして新法に移行していくような準備をされているように伺っております。当然、地域活動の部分の支援ということで、授産施設という呼び名は今あるわけなんですが、そこら辺の名称は変わってきて、事業をもう少し拡大した形で展開するというようなことになっていこうかと思います。

委員(鈴木道子君)

それで、補助がつくという、これが条件、新法に移るということが条件だということですね。

委員長(伊東圭介君)

ほかに。

委員(守屋亘弘君)

はばたき施設を指定管理者制度に移す際に、改修工事しましたよね。それとは別というのか、使い勝手が悪くなった、あるいは老朽化してきた、そういう理由によるものでしょうか。

福祉課課長(小山誠君)

ある意味、利用者がここで入れかわったりとか、ふえてきている状況、その方たちの身体状況等々かいま見たときに、トイレの改修、その部分は今回入っておるわけなんですが、車いすで出入りして、それを補助するような、移動を補助するような器具を取りつけるとか、はたまた階段の…ごめんなさい、入り口ですね、玄関の部分ですとか、あと事務所が今、2階にあるんですが、その部分の2階にあってはやはり利用者のハンディ的な部分で、1階に事務所を移動させるですとか、あと、今、食堂の部分と作業のする部分とのですね、使い勝手がよくないという、そういった部分の改修を今回行う予定というふうに伺っております。それとあわせて、当初はエレベーターの設置という部分も計画に上がっておりました。ただ、金額が抑えられてしまったということで、優先順位的な部分を加味して、今回はエレベーターを設置せず、今後町のほうなりで対応ということで、エレベーターを設置するようなスペースを確保しておくということで、今、図面のほうを描いているところでございます。

委員(守屋亘弘君)

精神障害者、とんとん作業所サイドで、手狭になったので移転したいという話があろうかと思うんですけれども、その際の移転費用については、今のところ寄附で賄うようなお話を聞いているんですが、今回そういうような、仮になるということだと思うんですよね。上山口小にちょっと仮住まいと。それで、その費用は町で見るということであろうかと思うんですが、そういうとんとんの兼ね合いで、一応それだけ、とんとんが移転するということであれば、町でも考えてほしいと思いますが。

福祉課課長(小山誠君)

今、委員のほうから指摘ございました部分につきましては、私のほうにも移転の話等々が入ってきております。当然、利用者の方も精神の部分もですね、ふえてきているということで、手狭ということで、いろいろ今、私ども事業を委託してやっていただいておりますので、その部分でいろいろ議論を重ねて、どうしようという部分でやっているわけなんですが。ただ、はばたき作業所ととんとんの位置づけという部分が、私ども町の施設で指定管理でお願いしているはばたきと、やはりとんとんの場合はNPOの事業に対して私どものほうで運営費補助という形で行っている関係上、どうしてもそこら辺の取り扱いという部分が、ちょっと検討しなければいけない、難しい部分があろうかというふうに理解しております。

委員長(伊東圭介君)

ほかによろしいでしょうか。

委員(阿部勝雄君)

これから行く上山口小学校の、広さは同じくらいあるんですか。

福祉課課長(小山誠君)

スペース的にはですね、学校の教室で言うと2クラス分ございます。かなり、今の現時点のスペースよりは広いということです。

委員(阿部勝雄君)

すいません。指定管理者って、ずっとではない、5年だかだったと思ったんですが。そのときに、例えばですよ、変更するということがあったら、そのあれは足かせになるようなことはないんですか。

福祉課課長(小山誠君)

この部分につきましては、指定管理者、17年4月から今現在の凪のほうに委託、指定管理をお願いしているわけですけれども、5年という部分で契約がなされております。今回の工事の所有権ですとかいろいろな部分、これはしっかり協定書のほうにもうたってございまして、町の所有権ということで、それを承知していただいて、今回取り組みをしていただくような形になっております。

委員長(伊東圭介君)

よろしいでしょうか。

委員(鈴木道子君)

これから教育委員会との協議になると思うんですが、この2階を公民館的に使っていたということで、どうなんでしょう、夜間だけ複合的に使うとか、そういうことを想定していらっしゃるんですか。それとも一切使わない。

福祉課課長(小山誠君)

今、私どものほうで教育委員会にお話し申し上げているのは、やはり備品ですとか、事務所の、どこまで入るかわからないんですが、個人情報的な部分もありますので、その管理上ですね、夜間に開放するとか、そういうことはちょっとできないというふうな理解をしておりまして、短期間の期間、私ども町の福祉課のほうに貸し出しをしていただくという形になります。

委員(鈴木道子君)

わかりました。

委員(山梨崇仁君)

実際の具体的なスケジュールと期間を教えていただきたいんですけれども、引っ越しはいつごろになって、上山口小学校の旧校舎側が今のお話あったように、一般の方が使えなくなる期間というのもですね、はっきりいつまでというふうに区切ったほうがいいと思うんですね。そういったものも含めて、いつまで利用できなくて、いつごろはばたきの皆さんが戻れるのか、そういったスケジュールを教えていただけますか。

委員長(伊東圭介君)

現時点でわかるところで。

福祉課課長(小山誠君)

まだ正式にですね、工事の工程表等々が上がってきてないものですから、本当に概略で大変恐縮なんですが、私どものほうで今、調整している中での想定ということで、移転の条例改正ですとか、補正の予算案件を経なければいけないということもありまして、一応施設のほうは12月1日から私どものほうに目的外使用という形で、とりあえずお願いする今、算段で動いております。工事、上山口小学校のほうの事前改修工事を12月半ばというか、頭から大体2週間程度かかるんじゃないかというふうに見ております。年内に引っ越しをして、1月から上山口小学校のほうで事業展開をしていくと。移転をしてから年明け、こちらの本体のほうの工事を着手するということで、余裕を見てですね、3月までを一応工事期間ということで、新年度に再度戻って対応させていただくというような形で今、動いております。ただ、工程表が上がってきてですね、年度末に戻れるような形にもなるかもしれませんけれども、今そのような形で、予定で動いております。

委員長(伊東圭介君)

よろしいでしょうか。

委員(守屋亘弘君)

今、思いつきで申しわけないんですけれども、一応こちらの施設が改修終わったと。そうなると、上山口のほうはあきますよね。そのあと、とんとんに入居させたらどうかと思うんですが。ちょっと検討してください。

保健福祉部部長(石川恵一君)

とんとんとはばたき、今、課長のほうから言いましたけれども、はばたきについては町の施設で指定管理を受けていると。とんとんのほうは民間の運営という形で利用させていただいていると思いますけれども、その部分を今ここでですね、どうのと、私のほうからお答えできませんけれども、そのものについては中でですね、一応検討はしてみたいと。ただ、施設自体は教育施設ですので、それを永久的に使うという部分では難しいものがあろうかと思います。

委員(阿部勝雄君)

1つだけ。今、あれは必ず2階に上がらなければいけないんだけど、利用者で2階に上がるのに困るという人はいないんですか。

福祉課課長(小山誠君)

一部介助を要しますけれども、問題ないというふうに伺っております。

委員長(伊東圭介君)

それではよろしいでしょうか。いずれにしても生涯学習施設で使っていますので、生涯学習課とのすり合わせというんですかね、綿密にやっていただかなければいけないと思いますので、その辺、告知というかな、使えなくなることもそうですし、そのあたりをですね、意外とあそこ、あんなところというか、あんなところと言っちゃ失礼ですけど、使っているんですよ、人数的にも、団体も。その間の保障というか、どこかスペース的なものもね、向こうも多分困ると思いますので、そういったところをぜひぜひ配慮するというかな、綿密にやっていただければと思います。

委員(中村常光君)

今、委員長が言われるとおりね、かなり使っているということになるとね、その代替なんて考えなくていいのかしらね。ちょっと気になりますね。例えば一色小学校のこっちの空き教室に移転するとかというようなことも、ある程度、はばたきに貸す、目的外使用で貸すんだから、もうその期間、貸せませんよだけでは、何か不親切なような気がするんで、教育委員会とよく話し合いながらですね、その辺も配慮が必要かなと思うんですが、考えておいていただければと。要望です。

委員長(伊東圭介君)

それでは、以上で報告を閉0じたいと思いますけど、よろしいでしょうか。それでは、以上で終了させていただきます。
暫時休憩いたします。(午前11時22分)

委員長(伊東圭介君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前11時43分)
それでは、今、休憩中に文案のほうを調整させていただきました。本会議最終日に今決めていただいたように報告をしたいというふうに思います。
特に委員のほうから何かなければ終わりたいと思いますけども、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それでは、以上をもちまして教育民生常任委員会を閉会いたします。お疲れさまです。
(午前11時44分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成20年12月15日

教育民生常任委員会委員長 伊東圭介

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更新日:2018年02月02日