議会広報常任委員会会議録 平成28年3月4日

開催年月日

平成28年3月4日(金曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午前10時53分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件
    (1)陳情第28-10号 葉山町議会に「地域手当」に関する「町民のご意見を伺う会」開催を求める陳情
    (2)陳情第28-11号 葉山町議会に「政治倫理」に関する「町民のご意見を伺う会」開催を求める陳情
  2. 閉会中の継続審査について
  3. その他

出席並びに欠席委員

出席 8名 欠席 1名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 窪田美樹 出席
副委員長 石岡実成 出席
委員 横山すみ子 欠席
委員 飯山直樹 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 笠原俊一 出席
委員 鈴木道子 出席
委員 山田由美 出席
委員 待寺真司 出席
オブザーバー 議長 近藤昇一 出席

傍聴者

伊東圭介議員

説明のため出席した者の職氏名

なし

会議の書記

議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局局長補佐 永井秀子

会議録署名委員

委員長 窪田美樹

会議の経過

委員長(窪田美樹君)

皆さん、おはようございます。ただいまから議会広報常任委員会開催いたします。(午前10時00分)
ただいまの人数が9名…あ、8名。ごめんなさい。8名。横山議員からは欠席届が出されています。定数を満たしていますので、広報委員会開催いたします。
まず、お手元に本日の会議次第をお配りさせていただいておりますが、よろしいでしょうか。本日は付託案件として、陳情第28-10号葉山町議会に「地域手当」に関する「町民のご意見を伺う会」開催を求める陳情、(2)として陳情第28-11号葉山町議会に「政治倫理」に関する「町民のご意見を伺う会」開催を求める陳情、2番目として閉会中の継続審査について、3番目その他となっております。
会の進め方ですが、次第の順に審査していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは事務局、陳情書を朗読お願いいたします。
(書記朗読)
はい、ありがとうございます。それでは、この陳情の皆様からの御意見をお伺いいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。

委員(笠原俊一君)

住民の方の貴重な御意見ですので、むげに不採択というわけにいかないと思いますし、一住民と言えるかどうかはちょっと別としまして、一つの我々が例えば広報常任委員会のほうで町民の意見を伺う会の開催に当たっての参考意見ということで受け取るしかないんじゃないかなということで、趣旨了承ということでいかがかなと思いますけど。採択すると必ずやらなければいけないんですけれども、趣旨了承であればいろんな一つのテーマ、何回、いつやるかということは議長との相談して日程等々決めなければいけないと思いますので、貴重な御意見としてこういったテーマも参考として、この次開く意見を伺う会の参考意見とされたらいかがかなと私は思います。

委員長(窪田美樹君)

そのほかに御意見ある方いらっしゃいますか。

委員(鈴木道子君)

私も笠原議員と同じ意見でございまして、この地域手当に関してはさまざまな場面で緊急の…緊急じゃない、喫緊の課題として組合との話し合いをするというようなお話も出ておりますので、今の現状ではそれを一刻も早く解決をするということを待っているという状況でいいのではないかと思います。また、その展開によって、またこの御意見を伺う会ということを開催するかどうかということを、その時点でまた皆さんで御相談するという感じで、これは趣旨了承で今日のところは妥当かと思っております。

委員長(窪田美樹君)

ありがとうございます。ほかに御意見ある方いらっしゃいますでしょうか。

委員(飯山直樹君)

私もこういう町民の皆さんがですね、直接いろんな話し合いに参加できる場っていうのは、どんどんつくっていくべきだと思います、まず。地域ごとであったり、ペットを飼われている人はペットについてとかですね、そのときそのときで直面している方々、当事者の人たちが自分たちで話し合って問題を解決していくような場というのは、必ず必要になってくると思います。まずは、どういうふうな仕組みにつくっていったらいいのかということを、きちんと決めていって、段階的にそうした場を設けていくべきだと思います。なので、それでもう一つ言うと、そうした場は決して個人の攻撃をするような場ではあってはならないと思います。みんなでざっくばらんに、フランクに話し合えるような場を、私はどんどんつくっていくべきだと思います。そうした土台をこれから少しずつこうした場でですね、議論できていけばいいなと思います。結論としては、こういうまずはトピックもあるんだということで、今後の検討課題として趣旨了承でさせていただければと思います。

委員長(窪田美樹君)

はい、ありがとうございます。そのほかに御意見ある方いらっしゃいますでしょうか。

委員(畑中由喜子君)

今まさにね、町民の御意見を伺う会というか、意見交換会のやり方を議会としてこれから決めていこうということで、というか、もうやりかけいるんですよね。きょうも資料出てますけれども、申込書の体裁を整えるという段階にきていまして、その形で対応していくというのが、これからやろうとしているところですので、今回ちょっと陳情が早く出ましたけれども、この申込書でやっていただければいいというふうに思うんですね。この陳情の取り扱いについては、皆様方が趣旨了承ということであればとは思いますけれども。このタイトルなんですけど、既に議会でも2回にわたって議員提案で条例提案されておりまして、議会では残念ながら否決されているわけですよね。今、町長の答弁としては、今年度、精力的に職員組合との総合的に給料の見直しの中でやっていくという答弁が出ているので、このタイトルでというのは私はちょっとどうなのかなとは思っていますけども、議会としては否決というね、意思表示をしているわけですから、どうなのかなということはちょっと疑問には思っています。

委員長(窪田美樹君)

はい、ありがとうございます。ほかにお話ある方、いらっしゃいますか。

委員(鈴木道子君)

今、趣旨了承というこの扱いについては、それでいいかなと。

委員(畑中由喜子君)

皆さんでその御意見がそろうならというところですけれども、私は内容的にはちょっと疑問には思っていますよ。さっき言ったように、2回も議員提案されてるのに、議会としては否決してるわけですから。御意見を伺うかどうかっていうことよりもね、議会の対応としてはそういう対応をとってるわけですよね。

委員長(窪田美樹君)

ほかに。

委員(山田由美君)

私も、この提案は適切ではないと思うので、不採択ということではいかがでしょうか。住民からの意見を伺うということならば、これからこのような意見交換会ができることですし、そちらで十分できることですので、この意見は、言いたいことはわかりますが、趣旨了承していながら何もしないというのも何か変ですし、ここはちょっとそぐわないということで、不採択でもよろしいのではないかと思います。

委員長(窪田美樹君)

ほかに御意見ある方いらっしゃいますか。

委員(待寺真司君)

先ほど畑中委員が言われたように、今ちょうどきょうもこの後、申込書や要綱について取り組んでいくというような段階でありますので、内容についてちょっと妥当ではないかな…妥当ではないという判断もできるんですけれども、私自身もこの町民の意見を伺う会というのは、もう少し回数もふやしたり、いろんなところに出て行ったりと、過去からずっと言っておりましたので、これをちょっと否決するというところには至らない部分がそこにあって、伺う会を開催を求める陳情、テーマをね、別にしてですね、ということであれば、やはり先ほどから出ている趣旨了承でこの陳情は取り扱ったらいかがかなというのが私の意見で、一括審査されなかったんですけれども、次の件も同様かなというふうに私は思っておりますので、皆様の同意が得られれば趣旨了承で、意見を伺う会はどういうふうにこれからしていくか、この委員会でももんでいかなきゃいけないということと、それから今度は町民の皆様が一定の人数集まった段階で意見交換会の申込書というひな型もできますので、これにテーマを書いていただいてですね、申し込んでいただくというような手法もこれからできていくわけですので、それを活用していただく。我々としては、そういった声に一つ一つ丁寧に、積極的に応えていくという姿勢を示すという意味でも、これちょっと否決は厳しいかなということで、趣旨了承ではいかがかなというのが私の意見です。

委員長(窪田美樹君)

ありがとうございます。ほか、皆さんの御意見は出そろい…あ、すいません。

委員(石岡実成君)

私は本来、正直言うと今回のこの陳情には不採択が適切であると個人的には思っています。理由としては、先ほど畑中委員のほうもおっしゃったとおり、地域手当の問題は既に過去2回、議員提案をされている中で、おのおのの議員がそれぞれの議員生命をかけて、ある程度の結論に至っていることであるということで言うと、それをその地域の方々からも非常に高い関心を集めた内容であれば、それぞれがそれぞれの思いを伝えてもいるはずだというところが大いにあると思うんですね。それを意見交換であればいいんですけれども、多分意見を聞くだけということの内容を考えると、非常に何かその会自体がどういう会になるのかなというのをちょっと想像すると、何か現実味に考えられないというのが正直な思いであります。ただ、一方で、町民の方からなるべくいろんな意見を聞くということであれば、それをむげにできないということの笠原委員とか待寺さんもおっしゃってましたけれども、そういったところも踏まえると、皆さんが趣旨了承だという流れであれば、そこで落ち着かせることでいいのかなとは思っておりますけども、個人的には本来不採択にするべきかなというのはちょっとつけ加えさせていただきながら、趣旨了承でよろしいかとは思っております。

委員長(窪田美樹君)

皆さんの御意見…。

委員(山田由美君)

皆さんが趣旨了承ということでまとまるのであれば、私もそちらのほうにいたしたいと思います。確かに町民の御意見を伺う会というのは絶対にやる必要のあることですし、テーマがこれに絞られなくても、ほかのことでもいいと思いますので、趣旨了承のほうに賛同いたします。

委員長(窪田美樹君)

皆さんの御意見が出そろっております。皆さんの御意見が、趣旨はわかる…町民との会議…町民の御意見を伺う会の開催に対しては問題がないのだけれど、この地域手当に関するところでは各議員それぞれの意見が出てる。議会としての意思決定もされてる中に、この町民の方からの御意見ということ、陳情というところではありますが、趣旨了承が妥当であろうというところで、皆さんの御意見がまとまってると思いますが。畑中委員も趣旨了承でというお話でしたよね。本来なら否決…石岡委員と一緒の部分と思いますが、皆さんが趣旨了承というところならというお話もありました。皆さんのお話が趣旨了承ということでまとまっておりますが、ほかに何か御意見ある方いらっしゃいますか。

委員(笠原俊一君)

私も先ほど一つ言い損ねたんですけど、図らずも待寺委員のほうから言っていただいたので。28-10、11というのは、私の考え方も全く待寺さんと同じで、最終的にはこの委員会でもんで、議長から受けてね、最終的にこの委員会でどういったテーマにしようということなんですけども、住民の方々からいろんな多様な意見、例えばごみの問題についてやってよとかね、これから消防のことについて、防災のことだとかもやってよとか、いろいろあると思うんですよ。意見を伺う会のテーマについては。ただ、こうやって現実に、この政治倫理あるいは地域手当についてやってくださいよという素直なとり方を、この出された方がどうか、意図はわかりませんけれども、我々として素直にこういったテーマでもってやってよということを出していただいたのは初めてのことですから、それを受けるという姿勢というものは、我々のほうでね、とっておく必要があろうと思うんですよ。近藤議長のほうも、今、年間1回の開催ということにこだわらないということで、もう少し前向きに、回数は決定してませんと思いますけども、複数回やっていこうという意思がたしか示されていると思いますのでね、そういう中では初めてこうやって町民の方のほうから出された陳情ですから、それをむげに、テーマがこうだからっていうことのとり方ではなくて、一つの大きな町民から初めて出された、意見を求められたということで、前向きに考える一つの糧とするという意味合いからすれば、10、11、私は一括して趣旨了承ということで取り上げていくことが、この委員会として前進になるんじゃないかなと、つけ加えて思います。

委員(鈴木道子君)

私もつけ加えさせていただきます。町民のご意見を伺う会の開催、過去の開催状況を見ますと、この前が昨年の10月24日でしたから、今回第1回定例会中ですけれども、時期的にはもうそろそろ開催をしてもいい時期だなというふうに思っておりますので、このテーマはまたそのときによっていろいろあるでしょうし、このことも含むかもしれませんけれども、開催するということについては、もうそろそろ準備して考えておいたほうがいいというふうに思ってはおります。以上です。

委員(畑中由喜子君)

先ほど私も開催するという、町民のご意見を伺う会を開催してほしいということに関しては趣旨了承でいいんじゃないかなというふうに思っていますけど、さっきも言いましたように。このテーマとしてはね、議会意思ははっきりしている中で、お話を伺うということがどうなのかなということは疑問に思っているということを改めて申し上げたいと思います。
それで、今、当委員会として議会としてこれから意見交換会のやり方をきちんと位置づけるということで、これからあと協議をするわけですよね。要綱とか申込書とかも、ひな型もできている段階にきておりますので、今後はこれに沿って申し込みをしていただくという形でお受けするということになっていくんじゃないかなと思いますので、それも加味した上での、意見交換会をしてほしいということに関して、趣旨は了承していきたい。したがって、その次のもなんですけど、待寺さんもおっしゃいましたけど、28-11号に関しても同じ見解を持っております。

委員長(窪田美樹君)

ほかに御意見ある方いらっしゃいますか。
今、皆さんからのお話では、町民のご意見を伺う会を開催することに何ら問題はない。開催するということ、姿勢はあるんですが、このタイトルの地域手当に関することに関して、申し込みがあれば受けるという方、申し込みがあれば、ぜひこういう形でも、タイトルには問わず、意見を伺う会をするべきというお話の方と、もうここでは議会意思となっているからやらないと、やらないというふうなお話があったように思いますが。このテーマでは…と思っております。
テーマに関して…(休憩を求める声あり)暫時休憩いたします。(午前10時20分)

委員長(窪田美樹君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時22分)
私、今、御意見まとめさせていただきましたが、そういう意思ではなかったという御意見があれば、お伝え願いたいんですが。

委員(笠原俊一君)

どうも私の発言が誤解を与えているようです。せっかく28-10号、11号と同様な趣旨で、町民の意見の開催を頼みますよということで私は全体像として理解をしていましたので、その町民の意見を伺う会を前進するためには、大いにこういう陳情があったほうがよろしいと思います。ただし、テーマにつきましては、そのときどきの課題について、議会あるいは我々が選ぶということで、町民の意見からのものは参考にはさせていただきますけれども、この10号にあるように地域手当に関するものに対してやってください、あるいは政治倫理に関するものに対してやってくださいということについては、あくまでも議会の中で取捨選択しながら、その場その場で臨機応変なテーマとさせていただきたいと思います。なお、今回の10号につきましての地域手当に関するということに特化したことについては、ちょっと異論がございます。ただし、全体像の町民の意見を伺う会というものに対しては、10号について賛同はいたしますけれども、この地域手当に限るということであれば、11号ともバッティングしますので、この件については私は考えておりません。ただし、先ほども言いましたように、広く町民の意見を伺う会を回数を重ねていくことに対しては賛成いたしますし、なおかつ趣旨了承ということで、今後とも町民の意見を伺う会を広く開催することに対しては大いに賛同をいたしております。以上。

委員長(窪田美樹君)

ほかに御意見。

委員(鈴木道子君)

休憩中のあれで、ちょっと誤解を私もされてるような気がいたしますので。地域手当に関しては、さまざまな場面で町長も喫緊の問題であるということで対処する姿勢が明白になっておりますし、今ここで開催する必要はないと思います。先ほど申し上げましたように、ご意見を伺う会に関しては、昨年10月でしたので、もうそろそろ準備をして、また第1回定例会が終わった時点でさまざまなテーマで町民の皆様方もいろいろな場面に関心を持たれていることと思いますので、そろそろ準備をして開催をする時期であるというふうに考えております。

委員長(窪田美樹君)

ありがとうございます。ほかに御意見のある方。

委員(石岡実成君)

余談というかですね、今回こういった会議、インターネット中継もされていることを踏まえて、最初にこの10号、例えば10号、11号、一括して審議しますという話であれば、今のこの話でいいと思うんですけど、多分インターネットとか見られている方がいきなり抱き合わせで審議するってなると、見ている人たちにとってもちんぷんかんぷんになると思うので、できればそういった進行じゃない場合は、一つ一つの議案をしっかりと、いただいた陳情をしっかりと審査していくことが一番円滑になると思いますので、その辺、皆さん、委員として気をつけてやっていただければありがたいなと思います。

委員長(窪田美樹君)

10号と11号は別々に審査してますので、それぞれまた11号のときには11号の意見をおっしゃっていただきますので。ほかに、皆さんの御意見、出そろっております。出そろいました。先ほどまとめさせていただきましたように、皆さんの御意見の中では、町民のご意見を伺う会の開催には何ら異論はない。すぐにでも開催すべきだというお話と、陳情の趣旨、中身にある地域手当に関するというところでは、賛同できる部分ではないという御意見が大変多かったと思います。皆さんの意見のまとめとしては、趣旨了承ということですが、このまま採決とってよろしいでしょうか。趣旨了承でよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
それでは、陳情28-10号は趣旨了承とすることに決定いたしました。
それでは、陳情第28-11号に移りたいと思います。事務局、朗読お願いします。
(書記朗読)
ありがとうございます。では、こちらのほう、陳情の28-11号のほうも皆さんからの御意見を伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。

委員(笠原俊一君)

先ほど副委員長のほうから、1個1個やれということですので、私の意見を述べさせていただきます。この件につきましては、きょうお手元に配られている意見交換会等住民参加に係る制度に関する要綱という中の3条に、1番、議会の活動状況、2番、政策の重要課題、3、その他議長が必要と認める事項ということで、町民との会議は次の事項に掲げるテーマ…事項のうちからその都度議長が広報常任委員会に諮って定めたテーマについて行うという規定がございますので、これに沿って意見交換会は回数を重ねていくべき。また、先ほど畑中委員のほうからも、こういった住民の意見交換会の申込書もでき上がって、これから町民の皆様方に多くの御意見を開催に当たっての用紙というものをつくられたということでございますので、これに沿った出し方をされて、上で我々のほうともまた委員会等で諮って、もんでいくべきだと思います。今回、陳情という形で貴重な御意見をいただいたということで、趣旨了承ということに28-11号についてはさせていただければと思います。以上。

委員長(窪田美樹君)

笠原委員からは趣旨了承というお話が出てまいりました。そのほかに御意見ある方いらっしゃいますか。待寺委員からは賛成というお声が上がっております。
よろしいですか。

委員(畑中由喜子君)

私も先ほどの28-10号と同様、町民のご意見を伺う会の開催に関しては趣旨了承という形でいいと思うんですけれども、この内容ですが、この政治倫理違反の事態の件ですけれども、審査会から結論が出て、今、議会としては、先日議長からきちんと審査対象となったお2人に、こういう結論だったということをお話があり、なおかつ対処するというお返事があったという、きちんとした手はずを踏んでいるところでございます。放置しているわけではないし、それから自浄機能を発揮できないと言われる事態とは思っておりません。今、途中の段階というところでございますので、これに関してやはり内容的には今、状況を待っているという段階ですので、そのことだけははっきり申し上げておきたいというふうに思います。

委員長(窪田美樹君)

畑中委員、内容…趣旨了承ということでよろしいですね。ほかに御意見ある方いらっしゃいますか。

委員(鈴木道子君)

趣旨了承で私も同じなんですけれども、最後の文面のほうの、理由はともかく、直接町民の意見を聞く場を速やかに設けるべきであるということに対しては賛成ですので、さまざまな問題、やはり議会としても事件もありましたし、1人の議員の事件もありましたこともありますし、町民の方はまたいろいろな意味で議会に対して関心をお持ちのことと思いますので、御意見を聞く場というのは本当に準備をして早く開催をするべきだと思います。この陳情に関しては、そのような観点から趣旨了承とさせていただきます。(私語あり)

委員長(窪田美樹君)

よろしいですか。皆さんの中から、町民との御意見を…町民のご意見を伺う会開催に何ら問題もなく、趣旨の陳情の中身の再発防止の観点が直接町民の意見を聞く場を速やかに設けるべきであるというところには賛同できるということ。しかしながら、政治倫理違反の事態は放置しているわけではなく、議長からの言葉もあって、今その対処を待っている段階というお話がありました。議長からの対処を待っていると…はい、お話もありました。という皆さんのお声の中では、趣旨了承ということでまとまっておりますが、いかがでしょうか。

委員(畑中由喜子君)

誤解されるといけないので、もう一回はっきり私としては言っておきたいんですけれども、この陳情の中の「ついては今後の再発防止の観点からも直接町民の意見を聞く場を速やかに設けるべきである」って、この方がおっしゃってるのは、政治倫理違反のことでやるべきだっていうふうにおっしゃってますので、全体としての、私はね、全体としての町民のご意見を伺う会の開催についてということで趣旨了承と申し上げているんであって、このテーマでということには賛同できません。

委員長(窪田美樹君)

この最後の「町民の意見を聞く場を速やかに設けるべきである」と。鈴木委員がとられたのは、この内容の…多分、私が言っていいのかわからないんですが、政治倫理違反の事態に対しての町民の意見を設けるという…べきではないと私はとりました。テーマはそれぞれにあって、そういうことのいろいろなテーマで町民の意見を聞く場を設けるというふうに鈴木委員がとられておっしゃったのでよろしいでしょうか。というふうに鈴木委員はとられたそうです。ということで、畑中委員のほうは、ここがとられたということで、今ちょっと話のすれ違いがあったようですが。
まとめますと、町民のご意見を伺う会の開催には何ら問題がないということで、皆さんの御意見が一致しております。

委員(山田由美君)

私は、本来この陳情は不採択にすべきであると考えます。ご意見を伺う会はもちろん開催することはいいことなんですが、このテーマで開けという要求でありますので、このテーマで開けというのはちょっとふさわしくないかと思いますので、それであるならば不採択にするほうがストレートではないかと思うのですが。

委員長(窪田美樹君)

山田委員からは…ごめんなさい。

委員(飯山直樹君)

おおむね私も畑中さんの意見に全く同じです。内容としては、こういった、この方がどういう意向でやっているのかは本音のところはわかりませんけど、それが何か個人の特定の攻撃になったりするような内容になってしまったら、参加してくる人が萎縮して、参加してこなくなってきますので、内容としてはこういう内容ではすべきではないと思います。ただ、先ほどの陳情と同じように、いろんな直面されている問題の当事者の方、たくさんいらっしゃいますから、そういう人たちを声を直接聞いていく会というのは、今まさに形をつくろうとやっているかと思いますけど、どんどん取り組んでいくべきだと思います。したがって、趣旨了承。気持ちとしては不採択で、内容としては不採択にしたいですが、趣旨了承ということでお願いしたいと思います。

委員(石岡実成君)

私も畑中委員と同じように、全く同じな意見です。ちょっと戻って、先ほどの10号もそうだったんですけども、内容に関してはやはり、既にこの政治倫理審査会、開かれてしまった後で、結果も出ておりますし、それを今、待っている状態だということには変わりがありません。そのまま、このテーマだけに沿ってもし会を開くということはやはり実現…現実的な部分で考えると、やはり決して賛同できるものではないという意思ははっきりと示しておきつつですね、ただ、何度も重複しますけれども、貴重な町民の方からの御意見だということを考えれば、趣旨了承というところに落ち着かせるのが妥当だとは思います。

委員長(窪田美樹君)

よろしいでしょうか、皆さんの御意見が出そろいました。山田委員からは採択というお声が上がっておりますが…不採択という声が上がっておりますが、皆さん、大変御意見の中では陳情の10号の中でもそういった御意見があった中で、11号に関しても町民のご意見を伺う会開催には何ら問題がないという趣旨で今、多くの委員の方がいらっしゃいます。趣旨了承ということですと、全員が一致しないとなりませんので…(休憩を求める声あり)それでは暫時休憩いたします。(午前10時40分)

委員長(窪田美樹君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時45分)
ほかの委員の方、趣旨了承ということでまとまっておりました。山田委員のほうが不採択というお話がありましたが、いかがでしょうか。

委員(山田由美君)

この町民のご意見を伺う会は文句ないのですが、政治倫理に限定してということで少し引っかかるところがあったのですが。あと、下のほうの文章に、これ以上現状を放置しておくならば、議会議員は何ら自浄機能を発揮できないのかと言われてもいたし方ない。この部分には非常に納得しかねるところがあったものですから、先ほどは反対と申しましたが、ただ、もろもろを考え合わせて、町民からの御意見を伺うという前向きな姿勢を示さなければいけないと思い直しましたので、趣旨了承のほうに賛同いたします。

委員長(窪田美樹君)

それでは、皆さんの御意見が出そろいました。皆さんが趣旨了承ということですが、いかがでしょう、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
それでは、陳情第28-11号は趣旨了承ということになりました。
これで本日の附帯案件のほうは全て終了いたしました。報告文案、陳情28-10号と陳情28-11号、委員会報告の文案についてはいかがいたしましょうか。
(「正・副一任」の声あり)
よろしいですか。

委員(鈴木道子君)

正・副一任ですけれども、先ほど、私も同じですけれども、意見をきちっと付して、この部分は賛成できないという部分の意見を必ず明記していただきますことをお願いいたします。

委員長(窪田美樹君)

それでは、報告文案については正・副委員長が協議いたしまして、まとめさせていただきます。報告文案につきましては、3月10日、午後3時30分に委員会を開催するか、その前にメール配信させていただいて、メールで納得していただければ開催しないということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
ありがとうございます。
それでは、次に閉会中…よろしいでしょうか。皆様のお手元上に閉会中の継続審査申出書、配付されたと思います。閉会中の継続審査について議題といたします。
ただいまお配りした申出書のとおり、議長宛てに申し出したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よって、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出書を本職から議長に付議要求いたします。
次にその他。その他でございますが、何かありますでしょうか。

オブザーバー(近藤昇一君)

皆様方のお手元に意見交換会等町民参加に係る制度に関する要綱と、それと意見交換会等申込書って資料出ておると思うんですけども。要綱を見ていただければわかるんですけども、開催要求、いわゆる6条のところですね。には、議員はこの書面をもって開催を求めることができるとなっているんですけど、いわゆる町民等の団体ですね、その規定がちょっとないんですよ。これ、やっぱり加えたほうがいいのかなと。それで、今回の陳情のように、はっきり言いましてどんなテーマでも要求があれば開くということじゃないと思いますので、その辺は議長の判断、あるいは広報常任委員会へ諮ってとか、何らかの決めをつくっておいたほうがいいかなと思いましたので、今ちょっとまだそれの準備もしていませんので、改めてまた皆様方にお諮りしたいと思いますので、その節はよろしくお願いします。

委員長(窪田美樹君)

今、議長からのお話がありました。そのほかに何かございますでしょうか。

委員(笠原俊一君)

一つ確認をするんですけど、28年度は広報常任委員会というものも視察をする予定ですか。まだ聞いてないんですけど。公には。

オブザーバー(近藤昇一君)

やっていただくための予算は組んであります。やるかやらないかは、やれという強制ではありませんので。そのための予算、大体1人当たり5万という形で。ですから、平年より増額はしてあります。というのは、人数が多いので。ということなので、自主的に決めていただければと思います。

委員(笠原俊一君)

正式な場面でまだ伺っていなかったんですけれども。ということで、大体の日程だとか、これが、この議会が終わりますとすぐ4月になりますので、次の28年度のどの場所でどういったテーマでというのは、逆にこのメンバーのほうで新たに、早めに諮り直していかなければいけないということを今理解しました。よろしくお願いします。

委員長(窪田美樹君)

委員長たってのお願いで、広報常任委員会も視察に行きたいという、候補地を見つけてありますので、以前。その提案、早くに提案させていただいて、今回の予算では広報委員は9名ですので、どうしても予算取りも多くなってしまいましたが、皆さんで行くことが大事と思っておりますので、時間…日程などはまたこの後、場所などもお知らせしたいと思います。またほかに場所がございましたら。

委員(鈴木道子君)

質問ですけど、ただいまの議長の話の要綱は、また事務局とあれで文章の案が示されるんですね。はい、わかりました。ありがとうございます。

委員長(窪田美樹君)

そのほかにございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
よろしいですか。それでは、以上で本日予定していた議題は全て終了いたしました。それでは、本日の議会広報常任委員会、散会いたします。皆様お疲れさまでした。(午前10時53分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成28年4月4日

議会広報常任委員会委員長 窪田美樹

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更新日:2018年02月02日