議会運営委員会会議録 平成30年5月31日

開催年月日

平成30年5月31日(木曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午前10時56分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

1 議会第2回定例会の運営について
2 議員の倫理に係る条例等における規定について
3 その他

出席並びに欠席委員

出席 7名 欠席 0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 笠原俊一 出席
副委員長 鈴木道子 出席
委員 横山すみ子 出席
委員 石岡実成 出席
委員 近藤昇一 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 待寺真司 出席
オブザーバー 議長伊東圭介 出席

傍聴者

飯山直樹議員 山田由美議員 窪田美樹議員 土佐洋子議員

説明のため出席した者の職氏名

なし

会議の書記

議会事務局局長 田丸良一
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局主任 保永優香

会議録署名委員

委員長 笠原俊一

会議の経過

◎委員長( 笠原俊一君 )
おはようございます。定刻になりましたので、これより議会運営委員会を開催いたします。 (午前10時00分)
なお、全員出席でございますので、よろしくお願いいたします。まず、議長のほうから、お願いします。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
会議冒頭に、今まで委員会中継のほうがですね、ちょっとソフトの関係でできなかったんですけども、本日からまた中継ができるようになりましたので、そのあたり、ちょっと詳しく、事務局のほうから説明をさせていただきたいと思いますので、お願いいたします。

◎議会事務局主任( 保永優香君 )
これまではユーストリームを使って、生中継と録画中継、放送していたんですけれども、そのユーストリームのほうがパソコンのバージョンで使えなくなってしまいましたので、かわりにOBSというアプリを使って、OBSというものを使って中継のほうは録画というか、中継映像をとって、これまでどおりユーストリームのほうにのせて生中継を配信して、OBSで録画をしたものをユーチューブにのせて、録画用の映像は流せるように、今回新しく設定し直しています。本当はユーチューブで両方ともできるように今なっていますので、将来的にはちょっと研究をして、ユーチューブライブで生中継もして、録画映像も発信できるようになればいいのかなと思っています。利用規約があるかなと思いますので、それは広報の委員会のほうで、内容をちょっと、そこのユーストリームで発信するというのが書かれていますので、検討して修正をしていく必要があるのかなと思っています。以上です。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
ありがとうございました。いずれにしても、今までのような形で、なるべく費用を使わずにということで、この委員会中継については行ってきました。そういったことがあった中で、今できることということで、少し違うところの中継システムというかな、システムじゃないですね、中継の関係のものをですね、使わせていただくということになりました。今後についてはまた、今のところ今年度予算等もつけてないということもありますので、費用をかけてということではなく、今までどおり費用を余りかけない形でやっていこうというふうに考えております。
それに関係してはですね、本会議の中継システムのほうも、これは議会費ではございませんけども、リースの期限が今年度で切れるということでよろしかったでしたっけ、来年度…確認してですか。もうそろそろ向こうのシステムのほうのリースの関係もありますので、その辺、改めてまたその辺、情報をとりながら、議会運営委員会のほうで今後の中継のシステムの関係については御協議いただきたいと思っておりますので、とりあえず今までどおり、この委員会の中継もきょうからできるということでございます。よろしくお願いいたします。

◎委員長( 笠原俊一君 )
はい、ありがとうございます。何か質問ございますか。
ないようでしたら、早速会議を始めたいと思います。本日の会議は、第2回定例会の運営についてということと、2番目として議員の倫理に係る条例等における規定についてと、先般江藤先生とお会いした話をさせていただきます。その後、その他ということで、午前中に終わる予定をしておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
それでは、早速第2回定例会の運営についてということで、まず提出議案等の一覧表、資料の1をおあけいただきたいと思います。付託先を決定をしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり )
それでは、資料1、第2回定例会提出議案等一覧、それでは、議案の第1号専決処分の承認についてから始めたいと思います。第1号は本会議ということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり )
では、それぞれメモをしていきながらいきたいと思います。第1号は本会議。
第2号議案、いかがでしょう。(「本会議」の声あり)これも本会議でよろしいですか。本会議。
第3号議案平成30年度一般会計補正予算。(「本会議」の声あり)本会議。
第4号、葉山町災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例。
(「本会議」の声あり)本会議。
第5号、葉山町税条例の一部を改正する条例。(「本会議」の声あり)本会議。
第6号、葉山町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。

◎委員( 近藤昇一君 )
これ、給食施設にかかわる問題だと思うんですよね。若干まだ説明を受けてないんでわかりませんけども、そこの家庭的保育の場所でそういう食事、給食というのかな、そういう施設がなくてもいいよという条例じゃないのかなと思ってるんですけど。そうすると、やっぱりちょっと委員会付託して、きちっとやっておかなきゃいけないんじゃないかなって私は気がするんですけど、いかがでしょうか。

◎委員長( 笠原俊一君 )
今、委員会付託という声が出ましたけど、いかがでしょう。よろしいですか。
そうしますと、6号は教育民生ということになりますか。それでは、議案の第6号は教育民生に付託させていただきます。
議案の第7号放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。本会議でよろしいですか。それでは、本会議ということにさせていただきます。
次、第8号、葉山町小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例。本会議でよろしいですか。(私語あり)それでは、8号は本会議。
第9号葉山町介護保険条例の一部を改正する条例。本会議でよろしいですか。
第10号工事請負契約の締結について(消防庁舎空調設備改修工事)。(「本会議」の声あり)本会議でよろしいですか。本会議。
第11号、財産の取得について(高規格救急自動車1台)。(「本会議」の声あり)本会議。同じく、財産の取得について(高規格救急自動車車載資機材一式)。(「本会議」の声あり)本会議。
議案第13号人権擁護委員の推薦について。本会議。あと、報告が1号、2号、3号ございますので、これも本会議と。確認させていただきます。議案第6号葉山町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を教育民生常任委員会に付託をさせていただきます。なお、1号からほかの報告の3号までは全て本会議ということで、よろしいですね。(「はい」の声あり )以上、決定をさせていただきます。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
議案第10号に消防庁舎の空調設備改修工事が入っております。
本来であれば、これ、ここには機械設備と建築というふうにありますけど、電気関係のものが実はもう1本ございました。2本別々で入札をかけましたが、1本についてはですね、不調に終わっております。それがですね、実は最低制限価格を下回っちゃったという事情でございまして、入札がなかったわけではなくて、4者も入ったんですが、予定価格よりですね、大分低く、4者とも入ってきて、最低制限価格を下回っているという現状がございます。それについても午後の議案説明会で担当のほうから御説明をさせていただきたいと思っておりますけども、1本については不調になっているということでございます。現状を考えますと、この2本が整わない限りですね、工事に入れない状況でございます。そう考えますと、今定例会が終わった後、ちょっと期間がわからないんですが、それも詳しく午後説明させますけども、臨時議会を開かなければならない状況になるんではないかというふうに、今のところ私のほうでは考えておりますので、それについても御承知おきいただきたいと思います。その、どのくらいの日程が改めて入札をかけるのに必要か、準備等も必要でございますので、それがわかったところで、おおよその日程のほうは調整をしたいとは思ってますけども、そのような状況だということだけ御承知おきいただければと思います。何か御質問があれば、お願いします。

◎委員長( 笠原俊一君 )
議長、議案の10号関係ということで、この10号は10号としてとりあえず大丈夫ということで。それに関連するものがもう1本含まれてくるという予測ですね。よろしいですか。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
実際にはもう2本、入札、分けて入札をかけてますので、1本は不調ということが事実でございます。

◎委員長( 笠原俊一君 )
じゃあ、その件については、午後また詳しく聞かせていただくということで、とりあえず付託先、よろしいでしょうか。今、議長からの報告、ちょっと頭の隅に入れて、議運のほうでまた臨時会を開く予定が出てくるのかなということだけ、議運のメンバーの方は御承知おきいただきたいと思います。よろしいですか。それでは、次、続きまして…(発言を求める声あり)

◎議会事務局次長( 廣瀬英之君 )
すいません。今の議案の中で、議案第13号につきまして、人権擁護委員の推薦についてという議案は、これ、人事案件につきましては本会議当日、6月5日、初日に机上配付となりますが、本日は参考資料といたしまして、こちら資料にもありますように、議案1-15、議案13、部外秘参考資料ということで、候補者の略歴書を配信しております。こちら、本日こちら議会運営委員会が終わった後、削除となりますので、御承知おきください。
それともう1点ですね、議案第11号の参考資料で、高規格救急自動車新旧比較詳細、消防総務課から提出されたものがございます。この中で、2ページに救急車の寸法図がございますが、この寸法のちょうど真ん中、救急車が横になっているところの寸法が書いてありますが、ちょっと文字化け、文字が変換がおかしくなっておりまして、差しかえたいということで消防本部のほうから連絡が来ております。皆様方、メモ書きとかしているといけないので、きょうの議会運営委員会が終わった後に、この資料につきましては差しかえさせていただきますので、メモ書きしている方につきましてはクラウド上にアップして保存していただきたいと思います。以上でございます。

◎委員長( 笠原俊一君 )
今のお話のが、まず救急車の規格の違いというのが、議案の11号参考資料の1ということですよね。(「はい」の声あり)それと、あと議案の13、部外秘参考資料ということで、一回目を通していただいて、どうぞ。よろしいですか。よろしいですか。それでは戻させていただきます。
次に、資料の2ですか。では、資料の2をおあけいただきまして、第2回定例会取扱い請願・陳情等ということで、継続となっているもの、今議会に新たに提出された請願・陳情、その下に請願と陳情と分けてございますので、この付託先を決めたいと思います。よろしいでしょうか。まず、継続となっているものの確認ですが、総務建設常任委員会のほうに陳情の第29-20と陳情の第30-1、継続となっております。よろしいですね。
次に、それでは付託先を決めたいと思います。今議会に新たに提出された請願・陳情等ということで、請願2本ございます。請願の第30-1号教職員定数改善の推進と義務教育費国庫負担制度の国負担2分の1復元をはかるための2019年度政府予算についての請願書。教育民生でよろしいですか。
次に、請願第30-2号開発行為における地盤改良剤等の使用による魚場及び海水浴場の汚染防止に関する請願書。総務。(私語あり)どちらでありますか。どちらでしょうね。(私語あり)

◎委員( 近藤昇一君 )
私、紹介議員の一人になっているんですけど、私は環境問題だと捉えて紹介議員になったつもりではいるんですけど、いかがなものなんでしょうかね。

◎委員長( 笠原俊一君 )
どうなんでしょうね。担当はどこになりますか。

◎委員( 近藤昇一君 )
これ、開発行為に対してどうのこうのじゃなくて、それに付随して、地盤改良剤…だからそれは環境に出てくるんじゃないのかという心配をされてるというふうに私は受けとめて紹介議員になったんですけどね。それはまあ、付託先はどこになろうが、別に議運で決めていただければいいことだと思うんですけど。私の受けとめ方はそういう受けとめ方で紹介議員になってます。

◎委員長( 笠原俊一君 )
開発行為ということで、下山のことかなという、前回の議会の報告会等にあったんで、私のほうの感覚としては、いろいろ請願・陳情出ておりましたので、そちらで総務かなというふうに思っていたんですけど、今、確かに所管からするとどこなのかな。開発行為なのか、環境の問題なのかということで考えるところなんですけども。実際に今、近藤委員、紹介議員になっておられますので、環境問題だということで取り上げれば教育民生の所管になるのかな。ただし、開発行為全体として考えると総務なのかなというところなんですけども。いかがなんでしょう、事務局。環境で呼ぶということで、どうなのかとやれば教育民生。どちらでも。

◎委員( 石岡実成君 )
恐らくちょっと勉強していくと、最終的には環境につながっていくんですけど、その前に何か、かま場で何かうまくやれば、排水をすればいいとか、そういうのは多分恐らく技術的な問題の話で環境を守れるという話だと思うんですね、この話は。なので、もしかしたら総務のほうが適しているかなとは思いますけど。

◎委員長( 笠原俊一君 )
場合によってはね、合同審査というやり方があると思うんですけれども、とりあえずのあれがどちらかに決めなければいけないんで、委員の皆さんのほうで決定していただければ。(私語あり)そうですね。そういう物差しというか、でもって付託先だけ決めといて、例えば環境課を呼ばざるを得ないということであれば、教育民生を呼んでいただくとね。逆に、都市計を呼ばなければいけないということであれば総務を呼んでいただくとか。ただ、主になるのはどちらなのかなということだけ決めておかないと動きようがないので、どちらが主でいくのかということだけ決めていただければと思います。
ちょっと、総務だというふうに思う方、ちょっと手を挙げていただけますか。では、総務委員会に付託ということで、よろしいですか。では、総務ということで決定させていただきます。なお、今の件につきましては、環境を呼ぶということで、合同審査のほうがいいよということであれば、委員長さんのほうにお願いして、今、土佐さんも来られてますから、ちょっとそこら辺をお諮りいただいて、審査するときにちょっと考えて、一考していただいてください。とりあえず議運としては付託先を決めざるを得ませんので、今、委員の皆さんの総意としては総務だということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。よろしいですね。
それでは、陳情の件に移ります。陳情の第30-4号地方財政の充実・強化を求める陳情。総務ですね。よろしいですね。
陳情第30-5号神奈川県最低賃金改定等についての陳情。総務。
陳情第30-6号精神障害者の交通運賃割引制度の適用を求める意見書採択についての陳情。教育民生。
陳情第30-7号住宅新築・増築に係る確認通知書交付後に建築計画変更がなされた場合におけるまちづくり条例の遵守および履行確保を図ることが重要である旨の確認を求める陳情。総務。
陳情第30-8号政府に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情。総務。陳情第30-9号陳情“罪を犯した議員への対応に関する”条例制定及び改正を求める。議運かな、これ。議運、よろしいですか。
陳情第30-10号陳情 議員選出監査委員の廃止と関連条例改正を求める。これも議運ですかね。
よろしいですか。総務という声がないですけど、いいですね。議運ですね。
陳情第30-11号陳情 陳情者個人情報ネット公開の中止を求める。広報。広報ですね、よろしいですか。
では、確認させていただきます。今回新たに提出された請願・陳情の付託先を決定いたしました。請願第30-1号、教育民生常任委員会。請願第30-2号、総務建設常任委員会。
陳情。陳情第30-4号、総務。陳情第30-5号、総務。陳情第30-6号、教育民生。陳情第30-7号、総務。陳情第30-8号、総務。陳情第30-9号、議運。陳情第30-10号、議運。陳情第30-11号、広報。よろしいですね。決定させていただきます。
続きまして、資料の3…4ですね、ごめんなさい。資料の4、会期日程の決定をさせていただきます。6月5日から第2回の定例会が始まります。第1日目は一般質問が全て入るということで、議長の報告、町長の報告等がございます。5日、一般質問、4人。これは昨日議長のほうで人選というんですか、抽選していただきましたので、初日が一般質問4人ということで、初日、1番が窪田議員、2番が待寺議員、3番が石岡議員、4番が鈴木道子議員。2日目、5人。2日目が朝から5人行います。1番目が山田議員、2番が畑中議員、午後から飯山議員と金崎議員、横山議員。3日目、午前中にお2人の方に一般質問していただきます。近藤議員、土佐議員。午後からは、先ほど言いました議案等の審査ということになると思います。よろしいでしょうか。そのように決定をさせていただきます。
それでは、8日(金曜日)の委員会の決定ですが、いかがいたしましょう。初日、教育民生でよろしいですか。議案と陳情の付託が多いのがやっぱり教育…総務…教育民生。議案で。(私語あり)教育民生でよろしいですか。8日、教育民生常任委員会。11日、総務。12日の火曜日は、これは広報になりますか。午後からICT推進チーム。13日が議会運営委員会。よろしいですね。この日程表で何かございますか。あとはよろしいですか。
では、日程のほうは決定をさせていただきました。日程の件はこれでよろしいですね。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
今、日程決めていただいたとおりでよろしいかと思います。昨日11人の方から一般質問の通告がございました。日程の人数割りについては、11人ということもありましたので、3日目を1人にしないということもありますので、お2人にさせていただいて、4、5、2という割り振りをさせていただいたところでございます。
それから、そのほかの日程についても、いつもと同じような休会日を設けて、委員会予備日を2日とる中で、文案の調整日を1日設けさせていただき、19日が本会議第4日目、20日が本会議予備日というような日程を組ませていただいております。これで今、了承いただきましたので、この形でいきたいと思っております。事務局で何か補足があれば。よろしいですか。はい、結構です。

◎委員長( 笠原俊一君 )
それでは、第2回定例会の日程、付託先、決定をいたしましたので、2番目として議員の倫理に係る条例における規定についてということで、先般江藤先生と…。

◎委員( 畑中由喜子君 )
資料請求は今ここでしたほうがいいですよね。資料請求。

◎委員長( 笠原俊一君 )
何の資料。
◎委員( 畑中由喜子君 )
議案についての。(「午後の…」の声あり)そこでしたほうがいいですか。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
どの議案の何かというところもあるとは思うんですが、基本的には午後、議案説明会が設定されておりますので、その際のほうがよろしいかと思いますけど。

◎委員( 畑中由喜子君 )
わかりました。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
いいですか。今ここで言われても、事務局を通してということになってしまうので。午後のほうがよろしいかと思います。

◎委員長( 笠原俊一君 )
では、そのようにさせていただきます。それでは、1番の第2回定例会の運営についてということの項目は終わらせていただいてよろしいですか。
それでは、2番目、議員の倫理に係る条例等における規定についてということで、5月22日に正・副委員長研修会の後に議長、副議長、議運の正・副と横山委員にお越しいただきまして、江藤先生と面談をさせていただきました。その件につきまして、江藤先生からいろいろなアドバイスいただいて、江藤先生と話をして、その後また食事をしながら、またいろいろアドバイスを受けました。その件につきまして、議長のほうからですか、補足はさせていただき、議長から報告させていただいて、なおかつ事務局から細かいところもいただいて、正式な費用弁償するというわけじゃなくて、正式なところの会議じゃないので、いろいろな多岐にわたるアドバイス、あるいは町村で、各町で今いろんな取り組みをしている話だとかさせていただきながらアドバイスをいただいた件について報告をさせていただきたいと思います。議長、よろしいでしょうか。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
今、笠原委員長からもありましたようにですね、正・副議長、それから議運の正・副委員長、そしてお世話役いただきました横山議員と、5名で江藤先生とお会いをして、今行っています条例改正に向けた取り組みについて、現状の報告、それから今後の方向性というんですかね、それについて少しアドバイスをいただいた形になっています。項目は4点だと思うんですけれども、議会基本条例について、それから議員の報酬条例について、政治倫理条例について、それから国への法律改正の要望の運動というんですかね、行動ということだと思います。
まず、議会基本条例についてでございますけども、全てにそうなんですけども、江藤先生から明確なお答えをもらったわけではないんですが、私どもが質問する中で、方向性をいただいたというふうに思っております。議会基本条例についてはですね、やはり倫理についての部分、特に16条の部分なんとは思うんですが、既にもう盛り込んでいるということもあるということ。それから、今までの議論の中で、まず研修はするべきだという、ここはもう皆さんで確認ができたんだという御報告をさせていただきました。それはそれでよろしいんではないかというお話でございました。
あと1点はですね、先生が言われていたのは、やはり議会の最高規範の部分に、いわゆる私ども検討した宣誓の部分ですかね。というのも、やはりここに盛り込んでも、おかしくはないよという返事だったと思います。私どもはちょっとここについては合意ができない部分がありましたので、また違うところでというふうに考えてはいましたけども、先生は、ここでそういったもの
をうたうことは、おかしくはないんではないかというような見解をお持ちでございました。議会基本条例については以上だと思います。
それから、報酬条例についてでございますけども、やはり先生のスタンスはですね、法を超えてまでの条例改正、条例の設定というのは、やはりよろしくないんではないかということで、やはり市川市等もやってますけども、ほかの市町村でもやってますけども、一時差しとめ。一時差しとめというところがやはり限界というか、一番よろしいんではないかと。要するに不払いではないというところで、一時的に差しとめることは、今のところでは限界ではないのかなというような見解だったと思います。
それからですね、政治倫理条例に関してでございますけども、これについては私どもも非常に悩ましいところでございますけども、先生はやはり報告書に上げていたとおりですね、やはりある程度罪名の指定というかな、確定というものはするべきではないかというような見解でございました。やはり、あやふやな中で、その場その場で対応するというほうが大変ではないかと。やはり一定の、これだけという、この罪名の範囲の中でまずは動いてみる。それから外れたものが出たときは、そのときにまた対応するしかないというとこで、やはり一定の枠の中で考えるべきで、それをですね、あやふやに、全て網羅できるような形にしておくほうがよくないんではないかというような見解だったと思われます。
それから、最後に国への法律改正の要望、これは公職選挙法の改正ということになろうかと思いますけども、引き続き葉山町議会として行うべきだということでございました。既に前総務大臣の高市早苗大臣については、前近藤議長と私とで大臣室まで行って要望書を提出したと言ったら、よく大臣がお会いしてくれましたねと言われました。確かに、それだけの問題なんだろうけども、なかなか大臣室でこの要望を受け付けるということは珍しいんじゃないかというふうに、先生も言ってられましたので、それだけの動きをしたのかなというふうには思ってます。ただ、今後の流れについては、その際ですね、総務大臣からもアドバイスがあったとおり、やはり議員の身分に関することなので、各政党にお願いをする、政党回りをするのがやはり近道かなということは言ってました。ただ、先生もいろんな会議のメンバーにも就任されておりますので、その際には、特に総務省に関しては、私のほうからも強くこの件は言うと。葉山さんを面倒見たこともあるので、強く言う。前回、実は近藤議長のときにですね、神奈川県の町村議長会のほうからも上げようとしたんだけど、直接関係ない議会は、それほど興味を持ってもらえなくてだめだったけどもという話をさせていただいたんですけども、いや、それは今の議長がもう一回やってくれと。県から全国へ上げてくれと。全国議長会のほうからこういったものを出すということがやはり重要なことだと言われましたので、わかりましたと。私も、じゃあ県のほうからもう一度皆さん、各県内のですね、町村議会の議長さんにお話をさせていただく中で、なるべく県から上げて、全国議長会で上げられるように動きますというお約束だけはしてまいりました。そんなことが今後大きな流れを変えることにね、なるんではないかというふうに先生も言っておられましたので、引き続きそれはやりましょうというお話でございました。
私が書きとめたり、記憶の中で先生から言われたことというのは、以上かなと思いますけども、御出席いただきました議員の方、それから事務局長においては、補足等ありましたらお願いをしたいと思います。以上です。

◎委員長( 笠原俊一君 )
ありがとうございます。事務局、何か補足があればお願いします。
よろしいですか。当日、研修が終わりましてから、議長、副議長、来られて、横山さんも一緒に来られて、その後、会議室、上の議員会館の研修室に江藤先生と行かれまして、私と議運の副委員長は下でとりあえず待っていたんですけど、なかなか出てこないので、どうしたのかなということで訪ねて行ったら、もう既にお話しされてまして、私たちが入ったときには、ちょうど会津若松の電話を江藤さんが携帯でして、どうなってるんだというような話をされてまして、慌てて私のほうも書きとめたんですけども、会津若松だと長期欠席の条例だとか、特例条例というんですか、そんなものもされてる対応してるというような話も小耳に挟みながら入っていった。その後、場所を、会館の場所も時間で借りているようですので、食事を兼ねて、先生、いろいろアドバイスくださいということで、非常に近所の中華料理屋さんに入って、事務局のほうで場所を設定していていただきましたので、個室をとっていただいて、そこでいろいろと、先生、本当にお忙しい中、申しわけございませんということで、いろいろ葉山の状況もお話ししながら、いろいろな角度で何とかしていきたいという話もさせていただき、ちょうど議長が市川市の条例ですか、先般の問題のものを渡しながら、いろいろアドバイスを受けてきました。今、議長が非常に細かくメモをとっていられたので、話を和やかに進めながら、今後の葉山の議会の進め方、しながらいろんな当時の状況等も話しながら、いろいろアドバイスをしていただいて、我々も一生懸命、どうしたらいいのかということで引き出していたところです。
その中で、私の気がついたことについては、先般の、今、議長から言われましたけども、議会基本条例の中で研修を行う、初め、当選したら研修を行わなきゃいけない。議員が議会、議員としての質というのを高めるために、そういう勉強会を設けるというのは当然のことだよということと、あと、ほかにはないんだけども、宣誓というものもね、おもしろいんじゃないのと。そういった基本条例の中で、なかなかそういうのをやったところはないけれども、やってみてもいいんじゃないのというようなことを言われたというのを記憶しているので、そこら辺も一つかなというのは、私の気がついたところなんですけども。議長は宣誓については政治倫理のほうで入れたらどうかななんていう腹があったんですけどね。一番の議会議員としての鑑の中で入れてしまうのも手じゃないのかなということをおっしゃられたのは非常に印象に思ってました。
私の気がついたところはそんなところなんですけども、非常に先生も、今後も国に対してのお力をいただける、また情報をいただけるような、非常に和やかな中にも葉山のことを心配していただいてる感じがすごくうかがえましたので、本当にありがたかったかなと思っておりました。非常に葉山に好意を持っていただいてるということで、葉山のことも江藤先生が、こちらが行ったときに題材として使ってる面もあるようですけども、非常に好意を持って考えていただける印象は持ちました。委員長としての感想はそんなところなんですけども。何かほかに、一緒に同席された方で皆さんに共通の認識を持っていただくためには意見、発言あればお願いしたいんですけど、いかがでしょう。
よろしいですか。ということで、きょうはこの件については、あとは触れていきませんので、次回の日程の中で、また江藤先生の話を題材に、議運の所管のときにさせていただきたいと思います。何か。

◎委員( 近藤昇一君 )
すいませんけど、事務局でさ、今、議長の話とか皆さんの話をまとめた形で、ちょっと資料としてつくっていただけませんかね。今ね、議長が言われたのがほとんどだと思うんだけど。それ、議事録とればいいんだろうけどさ、事務局も含めて、ちょっとまとめていただけると。
1点だけ、きょう聞いておいたほうがいいかなとは思ったんですけど、市川市の条例が限度だろうという。市川の場合には、出てきてね、出席してもあれですよね、一時停止。それは私もね、一時停止だからということで。休んだ場合ね、出てこないと、罪を犯しておいて。それも一時停止なんですか。一時差しとめ。だから、そこはもう、出てこないんだったら給料払うなと、私は思ってるんですよね。給料を払う…だから、そこのところがちょっとね、私も出てきた人間にまで払うなと。じゃなくて、出てこないやつには、もうね、特に罪を犯しておいて出てこないなんてね、ふざけんなって話なんですけど。だから、それはもう病気とけがとか全然違うと思ってるんでね。病気とけがだったら休んで停止できるけども、罪で停止できないという、ちょっと、休んで。そこをちょっと理解できないんだけど、その辺、何か先生、言ってませんでしたか。

◎委員長( 笠原俊一君 )
市川の話はこっちがしたんだよね。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
市川の部分は当然今、近藤議員言われたようにですね、出ても…欠席でも出席でも一時差しとめをしちゃう形ですけども、私どもが考えているのはそこではなかったはずなんです、最初はね。欠席という部分。逮捕・勾留された後、保釈された後等に欠席をする部分だったと思うんですけど。その辺についてはですね、やはり何ていうんですかね、いわゆる普通の病欠との関係があるよねということだったんですよね。やはり、それは当然できるという解釈だったと思います。病欠で。ただ、それについて、私ちょっと言ったのは、辞職勧告決議をされたものみたいなことはということは、ちょっと聞いたんですけども。それはどうかなというようなところはありましたね。(私語あり)やっぱりそこには根拠がないということなんだと思うんですけど。その辺はちょっとね、なかなか話詰められなかったところなんですけど。
今後、私どもはどう考えるかというところだとは思うんです。基本的にはやっぱりね、議会で決めることだというのが前提なんで、先生もそのような主張なんで、いろいろアドバイスはいただきますけど、最終決めるのは議会だよということだと思うんです。

◎委員長( 笠原俊一君 )
それと、先ほどの議長から伺った刑罰、政治倫理条例の中の刑罰の種類、局長のほうからいろんなものを出していただいているんですけども、それものぞかれてみて、自分たちで決めろと。要は、ものすごい種類ありましたよね。そこまでやっちゃうのというのもあったんですけども。そこの辺は自分たちで決めなさいというような要はトーンだったような気がします。
何かありますか。よろしいですか。次の議運の中で、また粛々とというか、活発にというか、決めていきたいと思います。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
いずれにしても、これで江藤先生からも正式な形じゃないですけども、アドバイスもいただいた中で、今後の展開としますと、正・副委員長を含めてですね、少し絞った形で、案を御提出させていただかないと、ちょっとなかなか議論進まないかなというふうに思ってますので、そういう方向で少し時間をいただければと思いますので、よろしくお願いします。当初はこの第2回定例会に提案しようという話だったんでございますけども、なかなか難しくなってしまいましたので、今、私が考えているところは、第4回定例会の冒頭に御提案ができればよろしいんではないかなと。ある程度の案が固まったところで、この議会運営委員会の中で固まった中でですね、住民、町民に対する説明といいますか、それもやはり必要ではないかなと思いますので、少しそのくらいの長い時間をいただかなきゃならないんではないかな。町民の皆さん方の御意見を聞く中でね、またそこで手を入れるのか入れないかというのは、また別の問題でございますけども、やはりそのくらいのちょっと期間を置いてということになろうかなというふうに思います。いろいろパブコメで済ますとかと、いろんな手はあるとは思うんですけども、やはり実際に町民とお会いしてやったほうが、実は逆に早いという部分もあろうかなと思いますので、そういう方向でですね、秋ごろにそういったものができるようなスケジュールで今後いきたいなというふうに私は考えておりますけども、議運の皆様方でまたそのあたりも含めて御協議いただければと思います。お願いいたします。

◎委員長( 笠原俊一君 )
以上で一応報告という形で、休憩もしないで全部、ざっくばらんに、わかるようにということで、休憩しないで江藤先生の話も含めてさせていただきました。では、次の議会運営委員会の中で、また議論をしたいと思います。よろしいですね。それでは、3番目、その他ということで、お願いします。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
すいません。前回の議会運営委員会の中で、議員研修会の話がございました。日程等はもう既に皆様方にメールで配信をさせていただいておりますけども、9月3日の月曜日ということで確定をさせていただいております。講師につきましても、法政大学副学長であります廣瀬克也先生のほうにお願いをすることが正式に決まっております。演題についてなんですけども、これについては今、先生とこれから調整をさせていただきたいと思っておりますけども、議会改革の中にもありました議会基本条例の検証であるとか、成果であるとかって、そういう方向というかな、そういう演題で、これからの議会改革について御講演をいただければいいかなというふうに思ってますけども、皆様方からちょっと御意見を、ここはちょっといただきたいなと思ってますので、委員長、よろしくお願いいたします。

◎委員長( 笠原俊一君 )
今、議長から、9月3日に行われます研修会の件でございました。何かこれだけはとか、ありましたらお願いをします。廣瀬先生は、条例…基本条例でしたっけ。議会で基本条例をつくるときに、私が議長のときにお呼びして、アドバイスをいただいて、最終的に議会の基本条例ができ上がったのは鈴木道子議長の誕生の6月だったと思いますけれども、その2年間にわたったときの一番の指針を廣瀬先生にお願いした記憶がございますので、また新たな、これから流れ、直したりしていく上では、非常に時期を得た方かなという思いはするんですけども、また何かアドバイス、またこういったところということがございましたら、御意見をいただきたいんですけど、いかがでしょう。ございませんか。またそれでは、その気がついたときに、まだ時間がございますので、お願いします。また、視察等でいろんな皆さんが行かれたときに、それを参考にして、廣瀬先生が来られるのは9月ですから、その前に我々皆さん、研修してきますのでね、よその町どうだったというものを、情報を持ってお集まりいただけるのではなかろうかなと思ってますので、どうぞよろしくお願いします。よろしいですか。

◎オブザーバー( 伊東圭介君 )
ありがとうございます。それでは、演題とともにですね、内容についても私のほうで先生と調整をさせていただきますので、よろしくお願いします。9月3日、午後2時からですね、14時からということで、予定のほうをよろしくお願いいたします。以上です。

◎委員長( 笠原俊一君 )
ありがとうございました。その他のその他で、何かございましたらば、お願いしたいと思いますけども。よろしいですか。

◎委員( 待寺真司君 )
ちょうど江藤先生の講演が実は正・副議長会で行われまして、そのとき非常に我々にとって興味深いというか、注視しなきゃいけないのが、今、議員のなり手がないということで、いわゆるプロパーの議員を少しついて、それにまたつけていくとか、あるいはそれぞれのところから、報酬を安くしてたくさん出してやるという、2通りの案が示されて、そのどっちかを選べというのをちょっと国のほうから出てくるというようなお話があって、江藤先生はその委員会の中に入っておられて、私はちょっと反対の立場というか、いるということで、地方自治からとか、自分たちの議会のあり方を国から押しつけられるようなことをされてはいけないというようなことで、今の全国町村議長会の宮城県の利府でしたね、利府の町長さんも、そういうような形で冒頭言われてましたので…あ、ごめん、議長。言われてましたので、今後またそういった流れが出てこようかと思いますので、ちょっと情報だけということで。

◎委員長( 笠原俊一君 )
ありがとうございました。それでは、議会運営委員会を一回閉じさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。以上で議会運営委員会を閉会いたします。ありがとうございました。 (午前10時56分)

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成30年7月30日

議会運営委員会委員長 笠原俊一

この記事に関するお問い合わせ先

お問合せ先:議会事務局
〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間:8時30分~17時00分
閉庁日:土・日曜日、祝祭日、年末年始
電話番号:046-876-1111 ファクス番号:046-876-1717

更新日:2019年03月19日