議会運営委員会会議録 平成29年4月27日

開催年月日

平成29年4月27日(木曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午前11時44分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 所管事務調査
    (1)議員活動実態調査について
    (2)議員の倫理に係る条例等における規定について
  2. 議会広報常任委員会委員の定数について
  3. その他
    (1)平成29年第2回臨時会について
    (2)クールビズの実施について
    (3)神奈川情報セキュリティクラウド(略称KSC)について

出席並びに欠席委員

出席 7名 欠席 0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 畑中由喜子 出席
副委員長 土佐洋子 出席
委員 金崎ひさ 出席
委員 山田由美 出席
委員 伊東圭介 出席
委員 鈴木道子 出席
委員 窪田美樹 出席
オブザーバー 議長近藤昇一 出席

傍聴者

飯山直樹議員 石岡実成議員 待寺真司議員 笠原俊一議員

説明のため出席した者の職氏名

なし

会議の書記

議会事務局局長 田丸良一
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局主任 佐々木周子

会議録署名委員

委員長 畑中由喜子

会議の経過

委員長(畑中由喜子君)

皆さん、おはようございます。全員おそろいでございますので、ただいまから議会運営委員会を始めたいと思います。
(午前10時00分)
本日は、議会改革の議運ということで開催させていただきます。お手元に次第書と、それから本日は資料がたくさん出ておりますので、まず資料のチェックをお願いしたいと思いますけれども。資料の1が平成28年議員活動実態調査、2がその時間数など細かい資料になります。資料3が所管事務調査報告書、これの議長への報告の案ですね。4番目が議会運営委員会所管事務調査報告書、これは先日の町民との会議で報告させていただいた江藤先生からの提言を受けての今後の対応ということのリストになります。それから5番目が神奈川情報セキュリティクラウドについてということになりますが。あとは後ほど議長から御報告のあります総務大臣への要望書が綴じたものが1つございます。皆さん、資料のほうは大丈夫でしょうか。
それでは、次第に沿いまして始めたいと思います。まず付議案件の1番、所管事務調査でございますが、資料の1から3を御参照ください。議員活動の実態調査についてでございます。実態調査につきましては、平成27年11月19日の議運で取り組むことを決定いたしましてスタートいたしました。ことしの1月31日までの調査ということで始めました。この資料をごらんいただきますように、各議員から提出されました議員活動の実態調査票を集計いたしまして、報酬額を試算いたしました。試算の結果は、資料1にございますが、これにつきまして事務局のほうから少し御説明をいたしますので、事務局、よろしくお願いいたします。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

ただいま畑中委員長のほうからお話がありましたとおり、平成28年における1年間の議員活動の状況を調査したところでありますが、本日その集計結果を資料1、資料2としてお配りさせていただいております。
それでは、資料のNo.1をごらんいただきまして、今回の議員活動実態調査につきましては、前回実施いたしました調査事項を基本といたしまして、議員活動の範囲を領域A、領域B、領域C、領域Xの4つの領域に区分しております。領域A及びBにつきましては、本会議や委員会等の会議録の記録をもとに事務局において集計いたしております。また、領域C、Xにつきましては、議員皆様の個々の議員活動の状況について、提出された調査票をもとに集計したものでございます。
1の各領域の活動換算日数でございますが、こちらは議長を除く議員1人当たりの活動日数となっております。領域AからXまでの合計の年間活動時間数につきましては、1,115時間となりまして、これを1日8時間で換算いたしまして、年間議員活動日数は139日間となりました。
2の町長の職務遂行換算日数でございますが、こちらは調査期間における町長の職務遂行日数といたしましては、平日243日、休日70日の年間313日間でございましたが、これを前回調査と同様に、休日を3時間換算いたしまして、換算後の職務遂行日数は平日243日、休日26日の269日とみなしました。
この活動日数をもとに、議員報酬月額を試算しましたのが、3の議員報酬試算でございます。議員活動換算日数139日と町長職務遂行換算日数269日を比較いたしまして、対町長比率51.7%を町長月額給料82万3,000円に掛けまして算出しました試算月額報酬は42万5,491円となりました。
また、資料2につきましては、議員別の活動状況を、活動時間数の多い順に集計したものでございます。以上、簡単ではございますが、説明いたします。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございました。この資料1、2に関して何か御質問などございましたら。皆様、御理解いただけますでしょうか。よろしいですか。前回と比較いたしますと、4万円ぐらい今回のほうが上回ったということでございます。
それで、この議会改革項目と…検討したわけですけれども、改革項目としての検討の一部だったわけなんですけれども、改革項目としては議員報酬の削減というふうに提案をされている議員がおいでになります。議運のメンバーではいらっしゃらないんですけれども、傍聴議員でいらっしゃいますが、この結論に対してね、どういうふうにしたらいいかということで、一応ちょっと御意見を伺わせていただけたら、御見解というか…土佐委員もね。それは前回の結果を受けてということで出された議会改革項目なんですけれども、今回こういう結論が出ましたので、その議会改革の検討項目をどうするかということになっていこうかと思います。もし…土佐さん、まずじゃあ副委員長。

委員(土佐洋子君)

私が近藤議長宛てに議会改革の項目に、検討項目に挙げたのが、議員報酬としか書いてないんですけど、それはどういう意味かというと、前回平成24年に1年間で議員活動の調査をいたしましたが、そのときに試算、議員報酬月額というのが38万1,870円になりました。私はそういうふうになったのだから、その額にすべきと思ったんです。それで改革項目の中に挙げたんですけども、結局その額にしなかったわけなので、今回42万5,491円という額になりましたが、前回も、下げることはできなかったので、今回も上げることはできないので、と思うんです。なので、議員報酬としては現行のままにすべきかなというのが私の考えです。

委員長(畑中由喜子君)

わかりました。ありがとうございます。まず議運のメンバーの中で伺ったほうがいいのかな。この結果を受けて、これをどのように対応していくかということなんですけれども。まず、改革項目に挙げられた土佐委員からは、今お話をいただきました。

委員(伊東圭介君)

改革項目に挙げられてある議員さんもいらっしゃるんですが、まず改選時の間もなく6月、27年の6月19日だったと思うんですが、陳情として葉山議会議員報酬の改定を求めるということで、前回の調査に基づいて議員報酬の削減を求める陳情が出たと思います。それが出たということで、この議会改革の中でその報酬についても検討しようということだったと思います。それはそれとして、もう一度調査をかけるべきで、単年度だけではなくね、もう一度、新たな任期になってその調査をするべきではないかというお話で、1年間かけて調査をしたと思います。それ以後、27年の同じ年ですけれども、11月10日に早期に結論を出しなさいという要望書も出たと思います。出ましたけども、それの要望書が出たことにおいて、じゃあもう一度ということの調査の始まりだったと思います。ただ、年を越えて28年の2月の21日ですかね、には逆に陳情の取り下げということで、その陳情自体ももう既になくなってしまったんですが、一応一定の実態調査が出たわけなんで、やはり今回その結論としてね、今任期の前期の議会項目の中に上がっていたものとして結論をやっぱりきょう出すべきだと思っています。私の意見とすれば、前回が24年の調査においては38万1,870円、今回28年度の調査においては42万5,491円ということで、幅は2万円ぐらいずつあるわけですけども、現行の報酬からするとですね。ただ、年によってそういった若干の振れはあるものの、現行の40万円というところについては一定の妥当性が僕はあると思いますので、今回結論として出すんであれば、現行の40万円の報酬というのは妥当性があるという結論にしたいというふうに考えていますけれども。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございました。ほかの委員の皆様はいかがでしょうか。

委員(金崎ひさ君)

伊東委員がおっしゃるように、40万というところは前回の2万低いのと今回2万多いので、じゃあ一々ね、調べたことで、まだ42万だから42万にするのかという話にはならないと思うんですね。本当に妥当な線で、私たち議員として本当にほかのことをほとんど何もすることがないくらい一生懸命議員活動しておりますし、ですから40万というのは妥当な線だと、他地域から比べたら多いとかという御批判もあるかと思いますけれども、妥当な線だというふうに思っておりますし、二度の調査においてこのような似たような金額が出るわけですので、このまま現状維持で行うべきではないかなというふうに思っております。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございます。

委員(鈴木道子君)

私どものこの報酬に関しては、町村として上位のほうだということで、大変な御批判等が機を捉えては出てくるところですけれども、今回の調査、前回の調査は低い数字が出ましたけれども、今回の調査等を考えますと、私も現状でいくのが妥当な線だというふうに思っております。個人的なことを申しますと、調査に当たって、目いっぱい数字的なものは出したつもりですけれども、抑えたというところも、正確を期すために抑えたというような数字、時間数をですね、そんなようなこともございました、私は正直を申しますと。ですから、私はもう現状で今回はよいのであるというふうに結論いたします。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございました。

委員(窪田美樹君)

私も前回のときには38万1,870円。2万円違う。今回も約2万円、今回は多いということで、前回のときは誤差の範囲というか、それぞれの各議員の活動内容とも合う…ありますのでということで、現状維持ということで、今回もそれに合わせれば現状維持という形が望ましいのではないかと考えています。町内、町村議会の中では葉山町町議会議員の報酬がかなり高い。全国の中でも高いということを言われていますが、葉山町が議員も生活していかなければいけないという現状があるのは事実です。周りの市、周りは全て市に囲まれている中での報酬として見れば、特別下げなければいけない、この活動実態とも見れば下げなければいけないというところには当てはまらないのかなというところも考えます。ですので、今回も…今回のこの議員報酬に関しては、現状維持という形が望ましいのではないかと考えます。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございました。山田委員はいかがでしょうか。

委員(山田由美君)

2回調査を行ったことで、振れ幅がこの程度あるということがわかりまして、それに合わせて一々金額を変えるというのは無理な話ですし、実際に自分が実態調査をして数字を書きつけてみて、活動の時間や日数をカウントするというのが非常に難しいことであるとわかりました。道で町民の方に会って立ち話して相談を受けたことは活動に入れていいのかどうかとか、いろいろ悩むこともありましたので、実際にはこの数字よりもっと大きい活動時間があるのかもしれません。一々時間数によって上下するというのは難しいことだとわかりましたので、現行のままが妥当ではないかと思います。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございます。皆様方の御意見を伺いましたけれども、この実態調査の結果を受けて、報酬額的には現行のままでよいのではないかという結論をいただいたと思っております。この件に関しましては、このような形で結論を得たいと思いますが、改革項目の中に削減すべきではないかという御意見をお出しになった議員さんもいらっしゃいまして、今、傍聴にいらしていただいているんですけれども、ちょっと御意見伺えたらと思うんですが。

委員外議員(飯山直樹君)

まず基本的に2つ考え方があると思っていて、1つは、総人件費は議員も役場も全体含めて結構な額がかかっているというのは事実なので、そこはこれからも全体として検討していく余地はあるなと思います。
もう一つは、労働に見合った報酬、働いた分だけお金をもらうというのは、これは一般社会で当たり前のことなので、その意味で、全体としての人件費は考えなければいけない。もう一つは実態に見合った報酬を得ると、支払うということから考えると、どれだけ働いたのかという、今回の結果が出てます。比較対象が町長の報酬になってますから、今後は町長の報酬についても全体としてですね、町長の報酬だけじゃないですが、全体としてやっぱり人件費は考えていくべきだろうとは思うんですけど、今回の結果を踏まえて、じゃあ議員としての報酬がどうなのかというのは、この数字がもう如実にあらわしているとおりだと思います。そうすると、じゃあ今回、前回と2万円ぐらいのぶれ幅が出てくるというのは、ある意味、ちょっと事件があったりして、多少そこに割かれているのかなと私は思います。なので、じゃあどれだけのぶれ幅があるのかというと、前回とやっぱり間をとっているというぐらいのレベルが今の報酬かと思いますので、その実態に合わせて報酬で現状は考えていくべきだろうと思います。ただ、町全体としてですね、これから本当にそれでいいのかというのは、やっぱり人件費をかかっているのは間違いないので、その中で議員の報酬についても全体として下げていくという気持ちでおります。実態として今は仕方がないというか、労働に見合った報酬ということで、比較対象は町長でいいのかどうかということも含めてですね、また考えていくべきだろうと思います。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございました。石岡議員はいかがでしょう。

委員外議員(石岡実成君)

私がまず議会改革案の中に今回の議員報酬を入れた一番の理由は、我々、私がまだ新人でなる前にそういった町民の方から陳情が出て、それに対して38万何がしという金額が出たことに対しての議会の動きが見えないというようなお話を伺ったこともあり、やはり私自身がどういった、1年間どのくらい時間を割くのかというのも全くわからなかった時代で、もう一度再検討すべきではないのかというのがまず一番の理由で挙げさせていただきました。実際に今回こういった調査を行って、自身でも感覚的にいろいろな流れであったりですとか、時間がどれくらい必要なのかというものを確認をさせていただきましたので、前回、今回というと、上限4万円ぐらいの幅はありますけれども、簡単に…先ほど土佐副委員長のほうもおっしゃってましたけれども、基本的には妥当な時間なのかなというか。その金額に関しては、いろいろ地方の格差があるので、賛否いろいろあると思うんですけど、私個人の今回のこの結果を踏まえて言えば、妥当なところであって、このまま現状維持でするのが一番妥当かと思っています。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございました。それでは、これでこの改革項目についての結論ということになろうかと思いますけれども、それでよろしゅうございましょうか。議長、どうぞ。

オブザーバー(近藤昇一君)

ちょっと補足でね、多分新人の議員さんたちがわからないのかな…わからないと思うんですけど、全国議長会のほうで議員の報酬の基準の計算の仕方ということで、3つほど挙げていたんです。その中で、江藤先生に我々は専門的知見で依頼して、今の町長との比較という方法をとったということで、なかなか議員報酬について幾らがいいのかというのは、その基準がない中で、3つでしたよね、たしか。3つの方式が挙がっていて、どれがいいかということで江藤先生はこの方法が一番いいんじゃないかということで町長を対象にしたということなんで、ただ単純に町長を挙げたということじゃなくて、全国議長会のほうで一つの基準をつくって示したんです。それで、それを採用しました。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございました。

委員(伊東圭介君)

議員の報酬の改定に当たっては、議会基本条例の第15条の第2項にも定められているように、原則として第三者機関による議員活動の客観的な評価等を参考にしなければならないという条項もありますけれども、今回については上げるという話ではないんですね。全てが削減という話なので、今回については議会独自のやり方ではありますけれども、上げると言えばね、当然この第三者の話を聞かなければいけないとは思いますけれども、現状においては現在の報酬額が適正であるという議会の独自の判断でありますけれども、そういうことでよろしいのではないかなというふうに思います。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございます。では、この件に関しましては、これをもって結論としたいと思います。そして、資料3をごらんください。この本日のこの結果を受けて、所管事務調査の報告書ということで、議長宛てに、これは最後の結論のところをということよりも、このことではなくて、この調査に関して、議長からの諮問にもなっておりますので、この報告書を提出したいと思いますけれども、これ、案で皆様のお手元にお配りしてございますが、このような形で裏に表のほうも添付というか、つけました。この形で議長宛てに報告を出したいと思いますけれども、正・副に御一任いただくような形でよろしいでしょうか。何かこれで特別に御意見でもあれば、今お聞かせいただきたいと思いますけれども。
よろしいですか。それでは、これを所管事務調査報告書として私から議長宛てに提出をさせていただきます。
次に、2番目、議員の倫理に係る条例等における規定についてということで、資料4をごらんください。これが江藤先生から先般御報告をいただきました中に、葉山モデルとして取り組んだらどうかというもの、5点挙げさせていただいております。この項目を今後の研究、私たちの調査とするということで、もう皆様方御承知と思いますけれども、これの取り扱いについて、私たちの任期がもう臨時会までということになりますので、前回のときにも皆様方と御検討いただきましたけれども、次期の議会運営委員会へ最優先で取り組んでいくということをお願いしていくという形でよろしいでしょうか。
よろしいですか。ありがとうございます。その前に議長のほう、正・副議長でこの一環でね、総務大臣のほうにというか、国のほうに要望書を条例改正に関して…じゃなかった、法律…法改正ですよね。に関して要望活動を行っていただきましたので、そのことに関して議長から御報告をいただけますでしょうか。はい、お願いいたします。

オブザーバー(近藤昇一君)

24日の日に副議長と局長、3人で国会に行ってまいりました。まず、山本ともひろ議員の秘書の方に全部案内していただいて、手配なんかもお願いしました、副議長を通じて。まず、衆議院議員は3人、山本ともひろ衆議院議員、浅尾慶一郎衆議院議員、畑野君枝衆議院議員。参議院議員は8人、佐々木さやか議員と島村大議員と、牧山ひろえ議員、松沢成文議員、中西健治議員、真山勇一議員、三浦信祐議員、三原じゅん子議員。大体県内選出あるいは4区選出ということで回ってきました。残念ながら議員本人はなかなかおられなくて、お会いできたのは畑野議員だけだったということなんですけども。それぞれ鎌倉の選挙もあったので、地元にお帰りになっていたということで。最後に5時45分から高市早苗総務大臣にお会いすることができました。今お手元にあると思うんですけど、この要望書をお渡ししてきました。行く前から総務大臣のほうから言われていたんですけども、これは議員マターではないのかと。議員の身分にもかかわる問題で、政府がどうのこうの、なかなか言える問題じゃないというお話もありました。でも、もし議員のほうからね、そういう提案があったら積極的に対応していただきたいということでお願いをしておいたんですけども。大体そういう感じだったと思います。何か補足があれば、副議長のほうからお願いできればと思うんですけど。

委員(伊東圭介君)

特にないんですが、議長、今報告していただいたとおりでございます。ただ、参議院のほうは、ほぼ国会のほうの議員会館のほうの秘書の方とお会いをさせていただきましたけども、やはり県内選出ということもあるんですけども、東京…地元じゃなくて東京の議員会館の秘書であっても、やっぱり今回の事件というのはよく承知をしていて、そうですね、そういうことありましたねということで、やはり国会でもかなり一時はですね、話題になったというか、そういう事実ということは知れていたというふうに私も感じましたし、やはりそれだけ全国に不名誉なことということで知られたんだなというような実感はありました。
議長言われたように、議員の身分に関することなので、基本的にはやはり議員提案をされるのが筋であろうということでございました。やはり、これ実際に法律にしていくのもかなり大変な作業になろうというような話もありました。現在、国会で審議されていますテロ等準備罪だとかのようにですね、どの犯罪をという絞り込みもかなり大変なことになろうと。私どもが今回お願いをしたのは、薬物に関してということであろうけども、そのほかにもさまざまなものがあるということで、その絞り込みについても大変だろうということで、そうそう簡単にはこの公選法の改正というのは難しいなというのが実感でございますけれども、粘り強くというか、事あるたびにやはりそういったことが葉山の議会から発信していかなければならないなというのもまた今回、国のほうへ行った感想でございます。以上です。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございました。不名誉なことでね、有名になるのはもう御免だというふうに思いますよね。今、御報告いただきましたように、総務大臣にもお目にかかることができました。御尽力いただきました議員の方には御礼申し上げたいと思います。また、正・副議長におかれては、どうもお疲れさまでございました。ありがとうございました。ただ、これでどんどん進むかというと、なかなか難しい面もあるという御報告をいただきました。何かこのことに関してございましたら。
よろしいですか。ありがとうございます。それでは、この議員の倫理に係る条例等における規定についてという部分では、以上となりますけれども、よろしいでしょうか。引き続きこのことに関しては、次期の議会運営委員会へ申し送るということで、最優先に取り組んでいただく課題ということでございますので、次期の議運のメンバー、どなたがなるかわかりませんけれども、よろしくお願いをしたいと思います。
それでは、大きな2番でございますけれども、付議案件の大きな2番で、議会広報常任委員会の委員の定数についてということで、議運のメンバーの中に議会広報常任委員会委員長がおられますので、定数に関する取り組みについて御報告というか、御提案をいただきたいと思います。

委員(窪田美樹君)

お時間いただきまして、ありがとうございます。議会広報常任委員会は2年前改選時より9名ということ、9名の委員を選出いたしまして、2年間やってまいりました。2年間行ってきましたが、9人というメンバー構成がいいのかどうかということもあわせて作業もしてまいりました。この9人となったのが、議会広報、これまでが特別委員会の中で6人、広報常任委員会として広聴機能も持たせるということで9人ということで、増員した…増員というんですか、メンバーをふやした形での運営をしてまいりました。この2年間をやって行ってきた中で、広聴の機能、町民との会議を開催したり御意見を伺う会も開催する中で、この9人というメンバーでなくても、メンバー人数を変えても作業というんですか、委員会が運営していけるのではないかというところになりまして、委員会の中で話をしてまいりましたが、では何人が妥当かというところもみんなで話してきた中で、7人。今まで以前のメンバーですと6人ということでしたが、広聴機能を持たせるということもありまして、持たせたということもありまして、せめて1人、1名のメンバー増員ということも含めまして、7人というところが妥当という意見に達しております。それに、そのことを踏まえまして、定数のほうの改正を、条例の改正を求めたいということで、今回提案させていただいています。

委員長(畑中由喜子君)

わかりました。ありがとうございます。ただいま議会広報常任委員会委員長から、委員定数の改正について御説明をいただきました。この件に関しまして、いかが取り扱うかと。求められておりますのは、委員定数の条例改正ということになりますけれども、まずこの委員の委員数の改定を御協議いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。この中で、議会広報常任委員会のメンバーが4人、私も含めて4人おりまして、残りは金崎委員、伊東委員、それから副委員長という3人の方なんですけれども、何か御質問なりございましたら、どうぞ、お願いをしたいと思いますけれども。

委員(金崎ひさ君)

新葉クラブは代表が編集委員会に入っておりまして、私は入っていないんです。それで、事前にこの件に関しては会派の意見ということで、どうですかという伺いを受けた経験があるんですが、私はやっていないので、9名で2年間やってみて、その反省とかいろいろやってみた感じでどうですかということを全部代表のほうにお任せしてありますので、今、委員長がおっしゃったように、7人が妥当だろうということを2年間の経緯を経て7人という人数が出たんだと思いますので、この件に関しては全くおっしゃるとおりということで、問題はないと思いますけれども、かつて9人にした経緯として、各常任委員会の委員長が入ったほうが編集に便利だとか、いろいろと情報を交換するのにすごくいいということで、たしか9人になったと思うんですが、そのあたりのことは、例えば7人にして各常任委員会の委員長が入るとは限らないということで、委員がどなたかは必ず入ると思いますけど、そういう趣旨のもとに行った9人だったんですが、そのあたりはいかがだったんでしょうか。

委員(窪田美樹君)

ありがとうございます。各常任委員長を入れるということで作業をしてまいりましたが、今、メールでのやりとりでしたり、広聴のときに、広聴機能を持たせたときに、町民の御意見を伺う会は全議員で取り組んでいます。ただ、意見交換会の場合は、そこに所属する、かかわっている常任委員会にお任せしているのが現実です。そこでの中でのやりとりも、直接即に決めることではなくても、伝達という形でも取り組んでいけるということを2年間やってきた中で、広聴の経験した中でも進めていけるということで、今回そういう定数を削減、委員の定数削減を提案させていただいてます。

委員(金崎ひさ君)

定員削減を提案されるからには、やはりそのほうがいいというふうに判断されたというふうに思いますので、それは私は賛成したいと思います。ただ、今、13人の議員数で、欠員が1人おりますので13人ですよね。これ、議運とのかかわりというか、どういうふうなメンバー構成するのかというのが、ダブらせるのかどうなのかということをちょっと、もし案があったらお聞きしたいなと思うんですが。

委員長(畑中由喜子君)

それはこの後で議運で議論したらいいのかなというふうに思います。議長も含めて。伊東委員は、お聞き及びですか、会派で。

委員(伊東圭介君)

はい。話としては聞いておりますし、情報としてはとっております。当然その中で、議会広報常任委員会としての結論として、今回9名から7名というお話だとは思いますが、若干この委員会を常任委員会化したときの経緯だとか、新たに広報にプラスして広聴の部分をプラスしてこういう人数になってきたんだと思いますけども、その中で2年間やった中で、そこまでの人数がいらないという結論だとは思うんですが、恐らくここ一、二年を見ている中では、やはり広報年4回の発行で、去年においては臨時号2つということで、やはり実質は広報の発行の時間に時間をとられていて、実は広聴の本当の機能というんですかね、議会としての発信、町民とのかかわりという部分の時間がなかなかとれてなかったんだと思います。そのあたりがやはり今後の課題かなとは思いますけれども、人数についてはその中で入っている方々がこうして2年間経過した中でのね、結論なので、私はいいとは思いますけども、この常任委員会としての仕事というんですかね、機能の部分についてはもう少しやはり考えていかなければいけない部分が残っているんじゃないかなという気がします。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございます。議会全体として、広聴について考えていかなきゃいけないのかなと私自身も、私が余りしゃべっちゃいけないかもしれませんけれども、広報の常任委員会の一メンバーとしてかかわらせていただいて、9人という人数、大人数をいただいたんですけれども、それを今、伊東委員言われたみたいに、広報の編集をするという非常に重い任務がありまして、それをこなすかたわらに広聴という部分をどう組み込むかというね、人数が多ければできるだろうということではなくて、多い人数でも広報に取り組んじゃうわけですので、その辺の切り分け方を今後どうするかというのは課題なのかなというふうにも感じました。ですから、人数的にはこの人数でという結論になっておりますので、これで2年間の結果と、結論ということにはなるのかと思っておりますけれども、広聴の部分については確かにこれで十二分ということではなくて、今後どのように進めていくかが大きな課題であると同時に、広報の編集の部分を多少軽くするという方策、例えばですけれども、外注に出すとかということも含めないと、広聴が動いていかないのかなというふうにも思いますので、それはまた今後の課題ということであるかと思いますが、そのようなことで御了承いただけたらありがたいと思います。

委員(窪田美樹君)

決して議会広報常任委員会は広聴機能をおろそかにしたわけではございません。そこのところは重々考えた上での7人のメンバー構成でございます。決してこの2年間を残念な形の広聴で終わったわけではないことを御承知おきいただきたいと思います。

委員長(畑中由喜子君)

ごめんなさい。私の今言い方がそういうふうに聞こえちゃったとしたら、本当に申しわけないですけれども、そういう意味ではなくてね、非常に大変なんです。それで、現実28年度においては2回の意見交換会プラス町民との会議ということで、非常に活発な広聴の作業もこなしましたし、それはそれで本当に躍進したというのかな、その前から比べればね。そういうことはあったということは御承知おきください。すいません、よろしくお願いします。

委員(窪田美樹君)

残念ながら、委員会を進めていく中、作業日数ということがどうしても出て、常任委員会としてもやっている活動日誌の中でも、作業の委員会が大きくなってきてしまっているのが現状です。広聴機能をどのようにしていくかということは、その作業とは全く離れた中で話し合っていかなければいけないというのがこの2年間をやってきて感じています。定例会の中で、必ず広報常任委員会開催が行われています。その中で、広聴をどのようにしていくか、これまでも各定例会ごとに報告会という形を設けたらどうかという話も出ています。ですので、今後の広報常任委員会にそこのところは任せたい、話し合っていただきたいということと、あとこのメンバーを7人に減らすことに当たっては、外部に委託する部分も考えてはどうかというお話も委員からは出ています。ですが、それは私たちが勝手に決め…予算も、お金もかかることですから、勝手に決めることはできませんという結果にはなっています。ですので、きちんと委員会の中で定数を削減すること、議会の広報・広聴機能をしっかりと取り組むこともあわせた上での7人のメンバー構成にしていっても、運営はしっかりと成り立っていけるのではないかという結果を今後の委員会に任せたいということになった経緯であります。

委員長(畑中由喜子君)

ありがとうございました。

委員(土佐洋子君)

私、常任委員会になる前の広報の委員会は長年入っていたんですけれども、本当に広報のお仕事、大変だったと思います。今回は委員の皆様の御意見から7人にということですので、委員の皆様の御意見、尊重したいと思いますので、この改正について賛成したいと思います。

委員長(畑中由喜子君)

わかりました。ありがとうございます。それでは、ただいま広報の常任委員会委員長から御報告をいただいて、皆様方からの御意見も伺いましたけれども、この委員定数の改正については、皆様これでいいのではないかという結論をいただきました。で、よろしゅうございますね。それでは、ここで条例改正、委員会の条例改正が必要になりますので、そのことに移っていきたいと思いますけれども、この第2回臨時会への提案でよろしいんですよね。そのようにしないとですね、第2回定例会で各常任委員会の委員のメンバーも選任になりますので…ごめんなさい、臨時会で。ですから12日ですよね。それに先立って、まず条例改正を行わないといけませんので、じゃあ皆さんに条例改正に関する新旧対照表をお配りいたしますので、ごらんいただきたいと思います。変わるのは人数のところだけです。

オブザーバー(近藤昇一君)

先ほど金崎委員のほうから御心配もあった割り振りなんですよね。我々定数14の中で、13人で今、葉山の場合は議長が抜けていますので、13人で計算しなきゃならないと。今現状だと12人で計算しなきゃならない。それが7・7となると、正常時14人全員いた中では、でも1人重複する可能性があると。今回、今割り振った場合には、12名で割り振りますから、2人重複するというような形になります。一応副議長ともいろいろ相談して、じゃあどういうふうにやっていったらいいのかなということを相談かけて、ある程度の決め事をしておいたほうがいいんじゃないかと。そのたんびに誰かやってくれないという話よりも。基本的に副議長に兼任してもらおうと。ただし、副議長が最初から広報に入っていた場合には、兼任も何もないので、その場合には議長、そのときの議長が決めるという形で、ですから今回の場合に、じゃあ欠員を出すのか出さないのかって、基本的に欠員は出したくないということで、それも議長が、新たな議長が決めるということで、そういうような申し合わせをやったらどうだろうかというふうに思ったわけですけれども。ある程度の決め事をしておいたほうが、正常の場合には副議長が例えば議運に入っていたら重複するよと。副議長がたまたま広報に入っていた場合には、これはしょうがないので、ほかの人選については議長が決めるという形でやらせていただければ、ある程度は議長の役も少し軽くなるのかなというふうに思ってます。確かにね、広報と議運、両方兼ねるとなると、なかなか出席日数も多くなりますし、負担が重くなるので。正直、何の役職もない方にやってもらうというのも非常に心苦しいところがありますのでね。ですから、一応申し合わせ、先例申し合わせ集でこれを盛り込もうという形にしたいと思っているんですけど、いかがでしょう。それを含めて、条例改正についての判断をしていただければと思います。

委員長(畑中由喜子君)

何か御意見ありますか、御質問とか。
何かありますか、質問。

委員(鈴木道子君)

6の8ね、これ、削除しちゃっていいんですか。現行の。一番下の委員長の件。

委員長(畑中由喜子君)

委員長…ごめんなさい。委員長が偶然入ることもありますけれども、特にこれは5の7に対してこの6の8があるということでしょう…違うのか。委員長以外の委員から互選する。これは5の7があるからこういう書き方になっていたんじゃないですか。これは今現在ですよ。これをだから削除するということで。

委員(鈴木道子君)

削除しちゃって大丈夫。

委員長(畑中由喜子君)

だから、5の7で、現行ですよ、今ね、5の7では、現在は広報の常任委員のうち3人は、以前から比べると3人プラスした、その3というのは、総務建設常任委員会と教育民生常任委員会及び議会運営委員会の各委員長を選任するってなって、今現在それで進んでますよね。ですから…。

オブザーバー(近藤昇一君)

今までのこの構成がね、最後に広報常任委員会決めてたんですよ。今まではね。というのは、各常任委員会の委員長を入れるという申し合わせになっていましたから、その委員長が決まらないと広報常任委員会の委員のメンバーが決まらないという形だったんです。これから、今後もそうだよね。副議長とかそういうのが決まってこないと、各議運のメンバーの構成も決まってこないとならないですけれども、少なくても最後に広報常任委員会やって委員長やるんで、議運と総務、それから教育民生の各常任委員長が兼務させるのは大変だというのもあるんですよね。ですから、兼務はさせないと。委員長の兼務はね。この辺は、私は問題ないと思うんですけど、今度は委員長を入れないということになってますから…入れないというか、偶然入ることはあってもね、偶然入ることはあっても。意図しては入らないので。大体、今までも各常任委員長の兼任というのはなかったし、それは多分そういうふうに、なくても全く問題ないということで削除させてもらったんですけど。

委員長(畑中由喜子君)

よろしいですか。ほかの委員さんは大丈夫ですか。よろしいですか。

オブザーバー(近藤昇一君)

基本的にはね、この常任委員長のメンバーそのものは…常任委員会のメンバーそのものは議長が決めるということになっているんですけど、でもこういう決め事一つつくっておけば、少しは楽かなと思いましたので、お願いします。

委員長(畑中由喜子君)

よろしいでしょうか。大丈夫ですね。それでは、先ほどの金崎委員の御質問も、こういう形でおさめさせていただけたらと思います。それでは、この件に関します委員会条例の改正及び先例申し合わせ集の見直しということでは、これで終わりにしたいと思いますけども、よろしいでしょうか。何かありますか、金崎委員、大丈夫。
では…それで、この条例の公布日は臨時会当日、5月12日ということになります。先んじてこの条例改正をするということですよね。そうじゃないと委員の選任できませんものね。そういう形になりますので、よろしくお願いいたします。
その他に移ります。その他の(1)平成29年第2回臨時会についてでございますけれども、ここに記してございますように、招集日は5月12日(金曜日)午前10時、これに対する告示日は5月9日(火曜日)となります。その他の日程なんですけれども、全部告示日に合わせてですね、10時から会派の代表者会議、それから午後2時から議会運営委員会、そしてその終了後に議案の説明会、補正予算が出る予定でございますので、その説明がございます。以上が第2回臨時会についてでございますけれども、議長から何かございますか。よろしいですか。

オブザーバー(近藤昇一君)

会派代表者会議…会派等代表者会議、ですから議長経験者も当然入っていただいてやりたいと思います。これは傍聴可なんで、御希望の方は傍聴されて構わないと思います。一応、委員構成について、各派の代表者から相談したいと、御希望を聞いて、そういうのが1つ目的となっております。

委員長(畑中由喜子君)

このときに御希望のどこの委員会に所属したいかとかというようなことは、このときにお話出ることですので、会派でも、会派代表者等ですので、もちろん傍聴も可能ですし、皆様、10時からですね、9日10時から、その心づもりでお出かけください。(私語あり)すいません、会派代表者等。

オブザーバー(近藤昇一君)

改めて、じゃあ会派等ということで、できればそれに属さない議員さんも傍聴していただければ調整が早めに、こちらから連絡してという手間が省けますので、よろしくお願いします。

委員長(畑中由喜子君)

よろしいでしょうか。では、そのような形になります。
その他の(2)ですけれども、クールビズの実施についてでございます。これ、議長から御説明をお願いいたします。

オブザーバー(近藤昇一君)

町のほうが5月1日から10月31日までクールビズということで言ってきてますので、できれば議会もそれに同調したいと思っておりますけども、いかがでしょうか。御異議なければ、そのようにさせていただきたいと思います。なお、5月12日の臨時会なんですけど、この日だけは申しわけないですけど、議会のホームページ用の写真撮るので、上着等着用して、この日だけはお願いできればと思います。

委員長(畑中由喜子君)

日限は5月1日から10月31日まで、毎年同じなんですけれども、その予定だそうです。じゃあ、議会のほうとしても、町側に合わせて、この期間をクールビズの実施ということでよろしいでしょうか。それでは、町の実施期間に合わせまして、議会もクールビズの実施をしたいと思います。ただし、5月12日、今、議長からお話ありましたように、写真撮影がありますので、議員バッジをつけた形で撮れるように、上着の着用、男性議員はネクタイもですよね。ですよね。という形で、写真撮影のときだけおつけになっても、もちろんいいですけども。よろしくお願いいたします。
(3)に移ります。神奈川情報セキュリティクラウド(略称KSC)について、資料の5でお配りしてございますけれども、これに関しまして、事務局のほうから、佐々木さんから御説明をお願いいたします。

議会事務局主任(佐々木周子君)

それでは、本町のほうで5月から加入します神奈川県情報セキュリティクラウドの概要について御説明をさせていただきます。予算特別委員会のところで電算室ですとか、そういったところからちょっとお話があった部分かなとも思うんですけれども、今申しましたとおりですね、5月から葉山町、神奈川情報セキュリティクラウドというものに参加いたします。それというのが、インターネット、マイナンバーの関係ですとかでインターネットのセキュリティーを強化しようということになりまして、国の通知により県のほうで一括してセキュリティークラウドという、とてもセキュリティー、インターネットで情報流出、個人情報の流出などを防ぐような仕組みを構築して、それに県内の全市町村が加入するということになっております。これ、絶対に加入しなければいけないということになっておりますので、避けられない制度というか、仕様変更になります。
皆様のほうに一番影響がありますのは、パソコンのインターネットの環境なんですけれども、今、インターネット、パソコンを立ち上げていただきますと、すぐにインターネットエクスプローラーですとかをクリックしていただいて、インターネット環境に出ていただけると思うんですけれども、そこにちょっと一手間がかかりまして、今まで使っていたインターネットエクスプローラーというのでは、インターネットに今後出られ…を見られなくなるんですね。新しく仮想ブラウザと、似たようなアイコンがトップ画面に置かれるようになりますので、それでインターネットに出ていただく形になります。そのときには、ログインがもう一回、パソコンで1回ログインするんですけれども、もう一回インターネットでログインするという作業が一手間ちょっとかかるようになります。
インターネット上のメール添付の、その2つ目なんですけれども、指のマークの2つ目にちょっと書かせていただいたんですが、KSCになりますと、一番変わりますのが、インターネット上に置いてあるファイルをダウンロードしたりとか、アップロード、メールに添付するということをするときに、毎回毎回ウィルスチェックと手動でオーケーと、承認をするという作業が必要になるというのが一番変わってくる、手間がかかってくるという点になります。ファイルの取得が変わりますよというのが一番大きいかなと思って、一番下の四角の中にイメージを書かせていただいたんですけれども、ちょっと小さくて恐縮なんですが、下のところに利用者のパソコンと承認者のパソコンとという部分があると思うんですけれども、まずファイルを例えばダウンロードする場合、新しい仮想ブラウザというところからファイルを一回取り込んで、それを横にあるファイル交換機能、右側にあると思うんですけれども、右側の真ん中ですね。そこにアップロードしまして、一回ウィルス検査を、ふるまい検査基盤というところで受けて、それが終わってウィルスが入ってないよという確認がとれたら、承認者のパソコンで内容を確認してもらって、じゃあパソコン本体の中にファイルを取り込んでいいですよということになって初めてファイルがダウンロードできるという仕組みになります。そういったところが一番大きいです。
あとですね、変わりますのが、インターネットへの同時接続件数に制限がかかってまいります。そこが30%ぐらい、全庁内で多分90台ぐらいしか同時接続ができないということになるそうなので、あとですね、その下にも書かせていただいたんですけれども、インターネットの画面を表示したままずっとそのままいることができなくて、例えば10分間そのまま何もしないと、一回ウィンドウが小さくなるらしいんです。それで、その後さらに5分間何もしないと、一回ログアウトしちゃって、もう一回最初からやり直しということになるそうです。ちょっとそこがお気をつけいただきたいところかなと思います。
インターネットの閲覧制限につきましては、今、例えばショッピングとかというふうにジャンル分けされちゃうと、インターネット上でアクセスできないページが出てきたりしているかと思うんですけれども、そういう閲覧制限につきましては基本的には現状維持をしていくという方針だということです。ただ、その後に書かせていただきましたが、回線が圧迫されますので、議会中継につきましては庁内のパソコンから見られない仕様になるということです。これ、動画サイトというものがそうなんですかというふうに電算室に確認したんですが、動画サイトというよりも、例えばライブ中継とかをしているときにたくさんの職員が一度にライブ中継を見てしまうと、ほかの調べものをしたいよという職員が接続できなくなってしまう、90件くらいのアクセス制限があるということがあって、なので議会中継に恐らく限定して見られなくなるというようなことを聞いております。ちょっと、それでKSCの管理会社のほうに、やっぱりうちの職員の説明会の中でも、どうにかならないのかというお話があったみたいなんですけれども、ちょっと現状まだ対策がとれてないというようなことになっております。ここ、括弧に書かせていただきましたが、町民の皆様が御自宅でごらんになるというものについては、特に影響はありませんので、そこは大丈夫です。
そのような形で、ちょっと若干会派室に置かせていただいているインターネットの環境が大分変わりますので、御承知おきください。
あと、皆様とやりとりをさせていただいているメールアドレスがあると思うんですけれども、そちらが外部アドレスになりますので、うちのほう、例えば一般質問を送っていただいたときに、すぐにうちのほうに取り込めなくて、一回検査して承認して、オーケーだったらダウンロードという形になるので、ちょっと事務局に例えば御連絡いただいて、別の書類とかで、ここ「を」が抜けていたから「を」を入れておいてというお話でも、すぐに対応ができないというような、すごい細かいところなんですけど、そういったところがあります。
先ほどのふるまい検査という、ウィルスチェック、コンピューターによるウィルスチェックなんですけれども、1回やると10分その後できないそうなので、そこもちょっと皆様、使いにくくなってくる部分かなと思っております。職員については、市町村とか、県とか国とか市町村については、LG-WANという仕組みの中でメールのやりとりをするのでいいんですけれども、外部の方というのとやりとりをするときに、このインターネットを介さなければいけないということになりますので、議会事務局も議員さんも大分これについては影響を受ける部署になってくるのかなというところです。本当はですね、もうちょっとクリアな説明をしたかったんですけど、実はちょっとまだトライアル期間が始まっておりませんで、5月の中旬、14日、実際に切りかえされて運用が始まりますのが5月の15日。ですから4に切りかえで、日曜日なので、15日に切りかえが行われますので、それ以降はそういった形になります。

委員長(畑中由喜子君)

質問があったらよろしいですか。

議会事務局主任(佐々木周子君)

そうですね。

委員長(畑中由喜子君)

いっぱい質問あると思うんですけど。疑問が。

議会事務局主任(佐々木周子君)

それで、すいません、皆様の会派室のパソコンを立ち上げていただきますと、恐らく最初にKSCの環境設定していますという、何かダイアログみたいなボックスが出て、それで5分間くらいそれが出続けますので。

委員長(畑中由喜子君)

毎回。

議会事務局主任(佐々木周子君)

毎回じゃないです。最初の初回だけです。休憩されますか。休憩のほうがいいですか。

委員(伊東圭介君)

とりあえずちょっと至急聞きたいなと思うのは、質問の通告なんですが、一応12時という今、決めがあって、パソコンからメールで送るということになりますよね。なってますよね。12時に近いところで数人の議員がもし送ってきたときに、かなりの時間がかかってしまうんですけれども、そういったことは事務局では今どういうふうに考えていますか。12時という一応議会で決まりの厳格な12時の時間があるんですけど、それ以外には余り期日の提出も含めて、若干緩いものがあるんでしょうけども、それだけちょっと心配だなと思って、その辺どういうふうに対応するつもりですか。

議会事務局主任(佐々木周子君)

一般質問の通告ですとか、添付ファイルにつきましては、ダウンロードができないんですが、印刷はできるんです。なので、ダウンロードは振り分け何とかとかというのにかけなければいけないんですけど、印刷だけはできるので、あとはメール受信したときに時間は出ますので、そこで対応は可能ではないかと考えております。

委員長(畑中由喜子君)

ちょっと意味がよくわからない、私の頭では。ダウンロードしないで、そのものを画面の中で見て印刷ができるということ。じゃあダウンロードして保存ができないということ。なるほど。ということだそうです。

委員(鈴木道子君)

時間がたてば保存する作業はできるんじゃないんですか。違うの。

議会事務局主任(佐々木周子君)

先ほどのふるまい検査というウィルスチェックと、承認という作業を行えばダウンロードすることは可能です。

委員(鈴木道子君)

そこに時間がかかるという。

議会事務局主任(佐々木周子君)

そこに…そうですね、今まで右クリックして保存していたのが、何手間かかかって、5分で終わったのが30分かかるかなというような感じかなというイメージです。

委員(鈴木道子君)

インターネット画面を表示したまま何も動かさない状態で10分というのは、何も動かさないというのは、上下で動かしたりとか、それは動かしたことになるのね。わかりました。

委員長(畑中由喜子君)

これは、すいません、役場のパソコンでの取り扱いだけ。例えば今、いろいろなファイル送っていただいてますよね、PDFにして。それを自宅で議員が個人個人がダウンロードしようと思ったら、この手続を経なきゃいけないということになるんですか。

議会事務局主任(佐々木周子君)

皆様が御自宅から議会事務局にメールをお送りいただく際には、特にそういったものは関係ございません。議会事務局のほうでそのファイルを受け付けるときに、こちらのシステムにのっかる…通さなければいけないということになります。

委員長(畑中由喜子君)

役場から私たちに届く場合は、だから大丈夫だ、今までどおりということでよろしいの。

議会事務局主任(佐々木周子君)

役場から皆様にメールをお送りするときには、議会事務局はそのふるまいと承認をしたものを送るということになります。

委員長(畑中由喜子君)

だから、こちらとしては今までどおりの手続でとれるということ。

議会事務局主任(佐々木周子君)

そうですね。ただ、例えば、あれ送ってくれるというふうに皆様によく言われることありますけれども、それをすぐに対応ちょっとできなくなるというおそれが出てくるということですね。

委員長(畑中由喜子君)

あと、このインターネットへの同時接続件数に制限ありで、今、90台ぐらいとおっしゃいましたけれども、これはまさか横浜市でも90台ということではないでしょう。どうして葉山町が90台なのかということは、いかがですか。

議会事務局主任(佐々木周子君)

ちょっと詳しくはわからないんですけれども、このインターネットの接続件数ですとか、あとはインターネット用のメールというのが今後設定されて、皆様とそれでやりとりするんですけれども、そういったメールアドレスに1アカウント当たりとかでお金がかかるというのが恐らくちょっと要因としてはあるかと思います。なので、全部の接続をフルでオーケー、100%というのにしなかったのはそのあたりが影響しているのではないかと思います。

委員長(畑中由喜子君)

それは、各自治体が負担すべき金額ということになるわけ。(「おっしゃるとおりです」の声有り) あと、ICT化で議員個人がペーパーレスを目指してこれからやるわけですけれども、それもそこから送るのでも同じ扱いになっちゃう。何とか議員が煩雑なこの、これを経ないで、例えばLG-WANに入っている自治体同士というか、なら、そういう…それは抜きでできると言われましたけれども、それに類似するというか、それに入っちゃうというか、何かそういう別の方策というのは考え…議員ね、だけというか、職員がどうなってるかわからないけども、それはいかがでしょうか。

議会事務局主任(佐々木周子君)

ちょっと確認はしていないんですが、以前、五、六年前ですかね、会派室のメールアドレスが変わったことがあるかと思います。あれは国からの指示で、LG-WANに議会は入れないようにというような指示があったんですね。なので、それで新しくメールアドレスを取得して皆様にお使いいただいているという状態なんです。それを考えると、恐らくちょっとLG-WANに議員さんの会派室のパソコンですとかが入っていただくというのは、ちょっと難しいのかなと思っております。それに類似する何かというものに関しては、今のところちょっと動きは確認できてないところです。

委員長(畑中由喜子君)

それは研究はしていただけたらありがたいかなとは思いますよね。ほかには何か御質問。

委員(窪田美樹君)

承認者に承認を依頼というところで、実際にそこに人が、事務局なりどこかに人がいないとできないことなのか。例えばですけど、みんなが帰られた後に控室でパソコンやってて承認をしてほしいというときとか、土・日とか、そういった場合はどうなんでしょうか。

議会事務局主任(佐々木周子君)

承認者につきましては、御本人ということが可能な設定があるようなので、ちょっとそこで交渉をさせていただこうと思っております。

委員長(畑中由喜子君)

ほかには大丈夫ですか。どうぞ、事務局。

議会事務局主任(佐々木周子君)

すいません、ちょっと私の説明があれなんですけど。通常の職員については、承認者が別にいてというのは、絶対ですね。それは、そこはやらなきゃいけないということになります。

委員長(畑中由喜子君)

この際ですので、傍聴の委員の方も何かこの件に関して、御質問あればと思いますが、いかがですか。大丈夫ですか。

委員(金崎ひさ君)

外部からメールが来たりしますよね、添付で。そうすると、それをどんな方法か知らないけど、ふるまい検査に出すのは誰が出すんですか。受けた者が出す。受けた者が出す、その方法というのは、ふるまい検査というのは人がやるんじゃなくて機械がやるんですよね。そこに持って行くのはどうするんですか。

議会事務局主任(佐々木周子君)

ちょっとメールじゃなくてあれなんですけども。ダウンロードをするという選択をしますと、ダウンロードをして…するところが、今までのデスクトップじゃなくて、仮想のところにダウンロードされるような形になっていて、そこからふるまい検査のところにファイル交換という何かボタンがあるそうなんですけど、そこを押すとふるまい検査にかかるという形になるそうです。

委員(金崎ひさ君)

それは例えば私が受けて、私がふるまい検査に出すことができても、承認者には今おっしゃったように私もなれる。それとも、例えば事務局長がなっていて、大丈夫ですよという承認をすれば、会派のメールにダウンロードできる。どういうふうになるんでしょう。(休憩を求める声あり)

委員長(畑中由喜子君)

暫時休憩いたします。
(午前11時25分)

委員長(畑中由喜子君)

それでは、休憩を閉じて会議を再開いたします。
(午前11時37分)
ただいま神奈川情報セキュリティクラウドについての説明を受けましたけれども、今後トライアル期間を経て5月15日に切りかえになるということでございます。かなり複雑なものがありますけれども、これは神奈川県のほうで絶対入らなければならない、強制的な部分ということでございますので、御了承のほどお願いをいたします。また何かトライアルを経てわからないことなどたくさん出てくるかと思いますけれども、議会事務局にお問い合わせをお願いをいたします。
本日の付議案件、以上でございます。議長のほうから何か。どうぞ、お願いします。

オブザーバー(近藤昇一君)

情報提供で。この間、4月いつだっけな、議長会がありまして、幾つか報告がありました。1つは、議員年金制度の関係の意見書、国に上げる意見書なんですけれども、全国議長会のほうから、ありがとうございましたということで、7割方かな、町村で927のうち671議会が上げていただけたと。ただ、残念ながら神奈川県では3町村と。
それと、後期高齢者医療広域連合の議会議員の推薦については、今年度の輪番は二宮と山北だそうです。あくまでも申し合わせというか、申し合わせなんで、個々の町村議会議員が立候補する権限を制限するものではないと解されています。
あと、地方自治法施行70周年なんで、これは次の議長なんですけども、11月の20日に記念式典を行うそうです。天皇・皇后両陛下臨席の上での、全国の町村議長、市町村議長か、招集というか招待されるそうです。
あともう一つ、議員研修会、11月9日の議員研修会なんですけれども、講師が決まりまして、金丸弘美さんということで、食環境ジャーナリスト、食総合プロデューサー、内閣官房地域活性化応援隊、地域活性化伝道師だという人だそうです。

委員長(畑中由喜子君)

お名前を…講師の名前。

オブザーバー(近藤昇一君)

金丸弘美さん。男の方ですよ。議長会の席では、岸井成格さんという声が多かったんですけど、日程の都合がとれなかったらしい。TBSによく出てくる解説委員。ひげ生やした。じゃなくて、結局金丸さんになりました。以上だと思いますけど。別にないですね。以上です。

委員長(畑中由喜子君)

はい、ありがとうございました。それでは、本日決定いたしましたことを事務局のほうから、いいですか、決定したことを、本日決定したことをちょっと振り返りで報告、確認でお願いできますか。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

それでは、本日決定した事項でございますが、議員活動実態調査につきましては、こちら、報告、所管事務調査報告といたしまして、5月12日の臨時会において委員長より、議運の委員長より報告するような形となっております。それは、案にありましたとおり、所管事務調査報告を報告するような形となります。
議員報酬に関する結論といたしましては、議会改革において削減ということで提案されておりましたが、調査結果を踏まえて現状のままとするということに結論づけております。
次の(2)の議員の倫理に係る条例等の規定につきましては、次期議会運営委員会で最優先的に取り組む事項として申し送り、次期議会運営委員会において検討していくということを決定しております。
続いて、議会広報常任委員会の委員の定数の改定につきましては、現行の委員定数9人から7人に改定し、5月12日の臨時会において議会運営委員会から提案することを決定しております。なお、条例の公布日は、当日常任委員会の委員を選任することもありますので、臨時会当日5月12日が公布施行日となります。
あとは、第2回臨時会の招集ということで、5月12日、午前10時から招集いたします。告示日は5月9日。この告示日に合わせまして、会派代表者等会議を5月9日の午前10時、同日午後2時からは議会運営委員会を開催いたします。議会運営委員会終了後、議案説明会を開催する予定でございます。
また、次にクールビズの実施につきましては、町執行部側が5月1日から10月31日まで実施しますが、それに合わせまして議会のほうも対応いたします。なお、5月12日の臨時会につきましては、ホームページ等の写真撮影がありますので、クールビズの対応ではなく、通常の上着等の着用をお願いいたします。よろしくお願いします。以上です。

委員長(畑中由喜子君)

はい、ありがとうございました。次回の議運は5月9日、午後2時からということになりますので、よろしくお願いいたします。
以上で本日の付議案件、全て終わりましたので、皆様方から何かございませんようでしたら、これにて…伊東委員、どうぞ。

委員(伊東圭介君)

すいません。議運終了後に予定していましたICT化推進チームの会合ですけれども、午後1時からということでお願いしたいと思います。5月9日の議運に、きょうの午後からやります決定事項について御報告をさせていただきたいと思っています。第3回定例会スタートという目標で進んでおりますので、本日は若干決め事もしていかなければならないと思ってますので、よろしくお願いします。以上です。

委員長(畑中由喜子君)

よろしくお願いいたします。それでは、これにて本日の議会運営委員会を閉会といたします。どうもお疲れさまでございました。ありがとうございました。
(午前11時44分)

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成29年6月7日

議会運営委員会委員長 畑中由喜子

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更新日:2018年02月02日