議会運営委員会会議録 平成28年10月4日
開催年月日
平成28年10月4日(火曜日)
開会時間
午前10時00分
閉会時間
午前11時04分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 議会第3回定例会の運営について
(1)一般質問の人数割振り
(2)追加議案等の取り扱い
(3)委員会審査報告等
(4)議員派遣について - 付託案件について
陳情第28-23号 陳情 刑法犯及び特別法犯議員の除名および判決確定までの報酬差し止めに関する条例改正を求める(再提出) - 委員会行政視察について
- 閉会中の継続調査について
- その他
出席並びに欠席委員
出席 7名 欠席 0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 畑中由喜子 | 出席 |
副委員長 | 土佐洋子 | 出席 |
委員 | 金崎ひさ | 出席 |
委員 | 山田由美 | 出席 |
委員 | 伊東圭介 | 出席 |
委員 | 鈴木道子 | 出席 |
委員 | 窪田美樹 | 出席 |
オブザーバー | 議長 近藤昇一 | 出席 |
傍聴者
飯山直樹議員 石岡実成議員 待寺真司議員
一般傍聴者 1名
説明のため出席した者の職氏名
なし
会議の書記
議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局局長補佐 永井秀子
会議録署名委員
委員長 畑中由喜子
会議の経過
委員長(畑中由喜子君)
皆さん、おはようございます。全員おそろいでございますので、直ちに本日の議会運営委員会を開会いたします。(午前10時00分)
お手元に幾つか書面をお配りしてございますけれども、次第に沿いまして本日の議運を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず、付議案件の1でございますが、第3回定例会の運営について、一般質問の人数割りについてでございます。先般、質問の受け付け締め切りをいたしまして、12名の皆さんが提出なさいました。お手元に、くじによりまして決定した発言の順序がございますので、このとおりに行いますが、人数割りでございますけれども、11日(火曜日)に5人、12日(水曜日)に5人、13日に2人という人数割りで行えたらと思いますが、これでよろしゅうございましょうか。
(「はい」の声あり)
それでは、11日(火曜日)5人、12日5人、そして最終日の13日に2人という人数割りといたします。
それから、追加議案がございます。2番目ですが、町長提案によります議案第27号平成28年度葉山町一般会計補正予算(第4号)、それから報告第9号専決処分の報告について、この2点の取り扱いをお諮りいたします。本会議…補正予算と報告でございますので、本会議6日目、13日の上程となりますけれども、それでよろしいでしょうか。そのように決定させていただきます。
それから、議員提案でございますけれども、先日の議運で頭出しの御報告をいただきました返済不要の給付型奨学金の創設及び無利子奨学金の拡充を求める意見書が鈴木道子議員ほか数名の方の署名を添えて提出されておりますので、これを取り上げたいと思いますけれども、本会議6日目、これもやはり10月13日の上程となります。一応、書式整っては出されておりますけれども、鈴木道子委員、まだ署名はふやす御予定でしょうか。
委員(鈴木道子君)
皆様にお声がけさせていただきましたので、事務局に書式置いてありますので、御賛同いただける方はぜひ御署名をお願いしたいと思います。また、文章的にそう変わることはないと思いますけれども、若干の御希望の文章、訂正等がありましたらお声がけしていただければと思います。できれば、この形のままでお願いしたいと思います。
委員長(畑中由喜子君)
ただ、本日まで整っている分で受け付けということでございますので。ですから、今いただいている文章で出させていただくことになります。よろしいですか。
委員(鈴木道子君)
事務局にございますので、どうぞ。
委員長(畑中由喜子君)
署名の分は、ふやせれば皆様の御賛同いただければということで、よろしくお願いいたします。
(3)です。委員会審査報告等でございますけれども、決算特別委員会の審査報告が議案5件分、一般会計決算、それから特別会計決算4件、計5件ですね。それから、総務建設常任委員会の審査報告として陳情が4件、教育民生常任委員会の審査報告が陳情3件ございます。これ、いずれもやはり本会議6日目、10月13日の上程となります。なお、本日、議運、当常任委員会で陳情の審査をいたしますけれども、結論が出た場合にはやはり同じ13日の上程となりますので、御了承いただきたいと思います。
それから(4)議員派遣について、資料1をごらんください。資料のとおり、自治功労者表彰式及び町村議会議員研修会、大井町の生涯学習センターで行われます。11月18日(金曜日)の分ですけれども、これは全議員ということで、議員派遣を上程いたします。
以上、今後の定例会への上程の議案等についてでございましたが、よろしいでしょうか。
それでは、大きな2番目、付託案件、陳情審査に移りたいと思います。陳情第28-23号陳情刑法犯及び特別法犯議員の除名および判決確定までの報酬差し止めに関する条例改正を求める。再提出されたものでございますけれども、この審査に移りたいと思います。朗読はよろしいですか、再提出されたものですけども。いかがいたしますか。朗読いたしますか。じゃあ、事務局、朗読お願いします。
(書記朗読)
ありがとうございました。この陳情は、皆様既に御承知のように8月9日付で取り下げ前に出されたものが取り下げられまして、再提出という形で提出されたものでございます。審査をお願いしたいと思います。
委員(金崎ひさ君)
再提出されたものなんですが、9月の27日に議員研修会がございまして、江藤先生をお呼びしていろいろと私たちも細川関連のことについて勉強させていただきましたときに、委員長からはたしか江藤先生に対して質問をされたと思います。多分、この陳情の内容のことを含んでの御質問だったと思いますが、江藤先生の御回答はやはりそれは無理だろうというお話を、皆様もお聞きになってたと思いますけれども、やはり専門の方が無理だとおっしゃることを私たちどうあがいてもできないということで、本当、私自身も、私たち自身も、この葉山町議会としても、今回の件では大変歯がゆい思いをしてまして、何とかならないかというふうな思いはございます。できるものなら法を超えてまでやりたいとは思いますけれども、やはりそれは難しいということで、この陳情は申しわけないですけれども通すわけにはいかないのではないのかなというふうに、知見者の見解を承った後ですので、ここはちょっと難しいのではないのかなというふうに、私自身は判断したいと思います。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。ほかの方の御意見はいかがでしょうか。条例が法を超えることはできないというところでは、強く江藤先生からもお話をいただいたところではございます。
委員(山田由美君)
この陳情理由のところで、幾つか私、引っかかる点がありまして、裏面の真ん中からちょっと上、議員が刑法犯等の疑いで逮捕、起訴された時点で、議会の品位を重んじなければならないに抵触していることは明らかであるという文章にちょっと引っかかりがございます。というのは、逮捕、起訴されたとしても、まだ有罪とは確定していないので、もしかしたら誤認逮捕とか起訴されたけども裁判で無罪になるという可能性もあるので、逮捕だけで品位に反したと決めつけるのはちょっと無理があるかと思います。
それから、それより少し下の4番のところで、刑法犯等の疑いで起訴され、司法の判断で有罪になる可能性がある議員への報酬を支払うのはおかしいとありますが、有罪になる可能性があるからといって報酬を止めるという意味であれば、少しやはり無理があるのでは…結果的に有罪になるか無罪になるかは別として、可能性の段階では、まだ議員の身分があるわけですから、その期間はやはり報酬は払わなければならないのではないかと思いますので、この理由の点で少し疑問が残るので少々判断に迷っているところです。
委員長(畑中由喜子君)
山田委員の御意見は…もう一度ですか。どうぞ。
委員(山田由美君)
すみません。気持ちは十分にわかりますので、趣旨了承ではいかがでしょうか。
委員長(畑中由喜子君)
趣旨了承という御意見も出ましたけれども、ちょっと置いておいてほかの委員の皆様方の…趣旨了承はもちろん全会一致でないと趣旨了承には当然なりません。ただ、内容的にそれでいいかどうかという御判断も、皆様方にいただきたいと思います。
委員(窪田美樹君)
金崎委員お話がありましたように、先日の江藤先生のお話の中で、やはり法を…条例、幾ら条例を決めても、決める内容が法を超えることができない。私たちが幾らひねっても、それは決して法を超えることができないというところでは、ここにある条例改正を求めて、それは反対に私たちがいけないことをしてしまうというところになってしまうということになると考えますので、これを認めるというか、気持ちはわかるというところで、ですが、これに、はい、わかりましたということですと改正を求めることを認めてしまうことになるということになるので、この陳情には賛同できないというところです。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。
委員(金崎ひさ君)
今、山田議員がおっしゃった、陳情理由の中でちょっと理解しがたいことがあるのでというふうなことをおっしゃってましたけど、それで趣旨了承というところに持っていったところが、ちょっと私自身わからないんですが。報酬差し止めに関する、判決確定までの報酬差し止めに関する条例改正を求めるという陳情であって、そして陳情理由の中に書かれていることが山田議員自身がやはり身分が保障されているので、報酬は出さなければならないというふうな今、説明をなさっておりましたけれども、そこのところの矛盾が、そういう疑問を感じながらなぜ趣旨了承なのかというところ、もう少し御説明いただけますでしょうか。
委員(山田由美君)
趣旨了承と採択・不採択の基準というのが、私自身の中でちょっと揺れ動いているんですけれども、例えば、この訴えの内容ですね。1番と2番とがありますが、会議規則に何らかの条文を追加するということは考えてもよろしかろうと思います。この2番の判決が確定して、除名可否が決まるまでの報酬の支払いを差し止めるというほうが、これにどのような効力があるのかというのが少し悩ましいというか、理解しかねるところがありますので、私は1のほうについては何らかの条文を追加するという方向で考えるという意味で、趣旨を了承してもいいのではないかと考えます。全て、この提案の1、2番全てに賛同するというのではなく、一部に関しては趣旨を認めるという意味での趣旨了承でございます。
委員(金崎ひさ君)
それだとどうなるんでしょう。一部採択ということになるんですか。この趣旨了承というのは、どちらかというと、この陳情のタイトルに対して趣旨了承ということを、委員長報告ではいろいろと述べられるかもしれませんが、広報するに当たってはそういうことになると思うんですね。ですから、正確な1番のこういうことはオーケーだけど2番はだめだよというふうなことを、はっきりとさせるための採決の仕方というのはどういうふうにしたらよろしいんですか。もし、山田議員の意見が通るとしたら。趣旨了承では、私、ないなと思うんです。
委員長(畑中由喜子君)
一部採択という形式ですと、ピンポイントでこの部分ということを指し示せば、それでもオーケーということはあります。(私語あり)暫時休憩いたします。
(午前10時18分)
委員長(畑中由喜子君)
休憩を閉じて会議を再開いたします。(午前10時22分)
今ちょっと、過去の例は確かに一部採択ということをしたことはございますけれども、この中で会議規則にこれを適用することが適当なのかどうかという言い方っておかしいでしょうかね、そのあたりもございまして、ちょっと調べさせていただけたらという部分もございますが、皆様方の御意見を引き続きお願いいたします。
委員(鈴木道子君)
私は、やはりこういう陳情が出てくる町民の方のお気持ち、十分に私ども全員よくわかっていることなので、今、委員長がおっしゃいましたこと等も含めて、私はちょっと自分なりに勉強してみたい部分もありますので、今回は継続ということはいかがでしょうか、皆様。
委員長(畑中由喜子君)
今、継続というお話が出ましたけれども。
委員(窪田美樹君)
今、委員長が言われた調べさせてくださいというのは、今、休憩なり何なりの時間をとって今の時点を調べるのか、それとも今、鈴木委員言われたように継続という形をとって調べるのか、どのぐらいの時間がかかる調査に当たるのかでこの先の審査が変わってくると思うんですが。
委員長(畑中由喜子君)
それも含めて皆様方にお諮りいたします。今、調べようと思えば休憩中にというのもあろうかと思いますけれども、もっと広くという部分で、今、鈴木委員はおっしゃったように思いますので、このことだけではなくてね。というふうに私は今、受け止めたんですが、ほかに。
委員(土佐洋子君)
今の継続というお話の、その前に、山田委員からの御意見の中で一つ伺いたいことがあるんですけれども、陳情理由の3番のところで山田委員が、逮捕された時点で議会の品位を重んじなければならないに抵触していることは明らかであるということに対して、この葉山町議会としては逮捕された時点で辞職勧告を全会一致でしてるわけですけれども、ちょっと御意見と矛盾するところがあるのではないかと思いますけれども、いかがですか。
委員(山田由美君)
それは一事例と一般化の問題でございます。細川氏の場合は明らかにといいますか、ほぼ、ほぼ議会の名誉を汚したということは確定だと私も考えましたので、そのときは何らかの処分が必要であるとは考えました。しかし、これは一般化するための原則でございますから、これからどのような事件が起こるか予測がつきません。例えば、電車の中でちょっと体が揺れて隣の女性に触れてしまったことを痴漢だと言われて逮捕されるというような事例も考えられます。ですから、これから先、逮捕即、品位を重んじなかったということになる、そういう規則を設けておくのは危険だと考えます。
委員(金崎ひさ君)
最初に申し上げまして、江藤先生の例を出させていただきましたが、今、山田さんがおっしゃるように、確かに1番に関しては条例改正ということではなくて会議規則の話になっておりまして、そして道子議員が調べたいとおっしゃっているということは、じゃあ、そういうことを抜きにして、今、決着をというわけにはいかないかなと思っておりますので、もし継続ということでございましたら、私は継続のほうに賛成をいたします。
委員長(畑中由喜子君)
先ほど、窪田委員から調べるのが…私の発言で調べるというのがどれぐらいの時間軸かということ、御質問ございましたけれども、それも含めてね、今、調べるのであれば休憩をとって調べながら、また再開をして議論を続けるということになりますけれども、そういう観点からいくと、もっと長い継続ということでおっしゃっていますか。
委員(金崎ひさ君)
鈴木議員がどういう趣旨でおっしゃったのかわかりませんが、もしここで継続の動議が出てということでしたら賛成いたしますということで、鈴木議員、どのぐらいの時間が必要ですか。
委員(鈴木道子君)
私は、今、休憩をとって何かを調べるということではなくて、きょうの委員会としては継続ということがいいのではないかというふうに思っております。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。鈴木委員の御意見は、きょうのところは継続ということでとの御意見でございます。
委員(伊東圭介君)
私も継続に賛成をしたいと思います。やはりですね、これをきょうこの第28-23号をですね、ちょっと出すのは、ちょっとそれなりのしっかりした理由も必要だと思ってますし、それから取り下げの部分というのは私どもも理解をしてる部分でございました。だからそのほかに、28-17号は私どもが不採択にしたことについて同じ陳情者からですね、要望第28-2号というのも出てると思います。これも自治法の14条3項に関するもの、それから134条ですか、に関するものということで、これらについてですね、総務省の行政課の見解が載ってたりしますよね。そのあたりも含めて、もう一度総体的に調べる必要があると私も思ってます。ちょっと調べきれてないところもありますので、今回の事案について、これがもし適用されるということではないのでね。さかのぼって適用されることではないので、少し時間をかけて本格的にやはりですね、調査をする必要があると思うんですよ。先日の江藤先生にもですね、そのあたりも含めて総体的にお願いは、この間してなかったと思いますので、これからまた知見の活用でですね、やっていくわけでございますので、その辺もあわせてもう少し法律家のちゃんとした見解も欲しいなというふうに思ってますので、それがあればですね、この要望にも応えることもできますし、陳情にも正確に判断ができるかなと思いますので、私はもう少し時間をいただきたいということで継続の動議に賛成をしたいと思ってますけど。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。今、伊東委員からは継続に賛同したいということでございました。
委員(窪田美樹君)
この陳情の中の(1)というところで、会議規則の中で、この変更というか、加筆などができるのではないかというところを皆さんで調査というところもあると思うんですが、2番のほうもあわせて調査していけるのかがちょっと疑問ではあります。2番のところは、やはり法は法…これからあわせてこの全てをいくんだと思うんですが、2番についてもやはり確実にこれは無理なんだなら無理、できるかもというか、できるというところもあわせて調査をしていっていただきたいと思います。そのことも含めて継続に賛同します。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。それでは、今、皆様方の御意見、大体継続ということでまとまったように思いますけれども、これから調査を含めて行っていくという中では、一つには役場の法制担当の力も借りながらということも考えられますので、これからの運営の中でね、どこでどういう調査をしていくかということも含めて行っていけたらというふうに思います。
それでは、この陳情第28-23号に対して決定をしてよろしいでしょうか。よろしいですか。継続という御意見でまとまったように思いますけれども。
委員(伊東圭介君)
やはり調査をする中で、できること、できないことが出てくると思います。それをするかしないかも、また、それは議会の判断でございますので、やはりそこまで調査する必要はあるのではないかなと思ってますので、お願いしたいと思います。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。それでは、陳情第28-23号につきましては、本日のところは継続ということで、その間に調査を行っていくという結論にいたしましたので、そのような取り扱いとさせていただきます。
次に3番、委員会行政視察についてでございます。お配りしておりますように、今回は議会広報常任委員会との合同視察という形になります。それで、この説明をちょっとしていただけますか。
議会事務局次長(廣瀬英之君)
議会運営委員会の調査視察ということで、議会広報常任委員会と合同視察ということで、日時は10月の18日及び19日でございます。視察場所につきましては、1日目は鳥取県北栄町。内容といたしましては議会改革の取り組みについてと住民参加について。2日目は大山町、同じく鳥取県の大山町。内容といたしましては議会改革についてと議会だよりについてでございます。また、その他集合等の時間はこちらに書いてございますが、正式な通知につきましては、またメールにて御連絡いたしますので、また行程表につきましては、別紙にございますとおり1日目、2日目の行程がございますので、これによって視察を行う予定でございます。事前に質問事項について、金崎議員と土佐議員から連絡いただいておりますので、それをお知らせしております。
以上、簡単ではございますが、以上でございます。
委員長(畑中由喜子君)
何か御質問ございますでしょうか。よろしいですか。もし、時間等で御不明な点などありましたら、事務局のほうへお問い合わせをいただければと思います。議会が終わった直後でございますけれども、体調にお気をつけて、みんなで有意義な視察を行えたらと思います。この委員派遣を、全員になりますけれども、議長のほうにお願いをするということでよろしいですね。よろしいですか、そういう形で。じゃあ、委員派遣を私のほうから議長に申し出ておきます。
大きな4番です。閉会中の継続調査についてでございますけれども、お手元にお配りしてありますか。(私語あり)じゃあ、ちょっとこれ、最後に回します。
5番目のその他なんですけれども、既に皆様方の引き出しのほうにお入れしたと思いますけれども、9月29日の日にですね、昨年でしたかね、昨年の3月ごろに…もっと前だったかな、うちの場合は。ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する陳情というのをいただきまして、全会一致で第1回定例会ですね、全会一致で採択いたしまして、政府関係機関への意見書を提出いたしました。それが、その願いがかないまして、昨年6月に衆参両議院与党議員による肝炎対策推進議員連盟が設立されたこと。それからことし4月からは基準緩和が実施されたこと。そして3番目としては、請願書が国会に提出されました同趣旨の請願書が衆参両議院本会議で全会一致で採択されたということで、大変この原告団の皆様お喜びでございまして、わざわざ、この神奈川県の担当の下里さんとおっしゃる方が皆様方への御報告という形で報告書を持っていらして見えました。そして、皆様によろしくということだったんですけれども、B型肝炎原告陳述集というのと、なぜここまで広がったのかという岩波のブックレットなんですけれども、この2冊を御寄附いただきました。皆様にごらんになっていただきたいと思いますので、図書室のほうに置きますので、皆様、ぜひお手に取ってごらんになってください。
あとは、議長のほうからあれですね、専門的知見の活用についての御報告をいただくことになっておりますけども、よろしいですか。
オブザーバー(近藤昇一君)
先般、議会として江藤先生のお話伺ったわけですけども、江藤先生のほうからも条例改正したほうがいいんではないか、そして町民への説明も行ったほうがいいんではないかというお話をあのとき伺って、帰り際に先生とちょっとお茶、正・副議長、正・副委員長でお茶いただいた中で、先生にちょっとお願いしてはみたんですけども、予算的にはもう全くないわけです。ですから、もし年度内に先生にお願いするとなると、何らかの予算対応が必要になってくるわけですけど、正直言って、この定例会では、この間弁護士の費用として10万補正組んだばかりで、また新たに、きょう補正、町のほうからも来ましたけど、そこに盛り込むというのもちょっとね、議会で同じ会期の中で2度にわたって補正を組むというのもちょっと抵抗がありましたので。それから先生のほうは、お金のほうはそちらで何とか対応してくれれば、自分としてはもう研究を始めてもいいというお話もありましたので、それはあくまでも葉山の議会からの要請でなくて自主研究みたいな形で研究をしていただけるということで。早速ちょっと町長のほうにもお話ししてみたんですけど、12月の定例会の冒頭に、じゃあ補正予算という形だったら可能かなという話もありましたんで。一応、議会の手順としては、こちらで今考えてるのは、まだ先生とのそこまでは詰めてないんですけど、できれば年内にレポート提出いただいて、それを議会の中である程度もみながら1月に町民への報告、これはきのう広報常任委員会のほうにもお話ししまして、どこか1月でやろうよと。まだ具体的な日程も何も決まってませんけど、そして第1回定例会で最終日あたりに町民の皆さんの意見も含めて最終的に決定していくと。いわゆる、今考えているのは議会基本条例あるいは倫理条例、そのあたりに条例改正を行っていくということだと思うんですけども、そういう流れでいけたらどうなのかと。当然、町民への報告集会というか、形はね、我々議会としての江藤先生にも出席していただいて、江藤先生の話も聞いて条例の内容についても町民へ報告していく、あるいは我々が学習する場を公開するという、形としてはいろいろな形があると思うんで、進め方は、今、広報の常任委員会のほうで検討していただくということにはなってます。流れとしてはそんなような形で。ですからきょう議運の皆さんに御了解いただければ、早速江藤先生と交渉して金額も詰めなきゃならない。スケジュールもそういうスケジュールでいいかどうか。あと、1月に報告集会開くのであれば、まず、江藤先生の都合をね、優先しないとならないんで、そのあたりの詰めをやりたいと思ってはいるんですけども。このような流れでいかがなものでしょうか。
委員長(畑中由喜子君)
今、議長からお話がございました件について、何か皆様方から御意見があれば、ぜひ伺いたいと思いますが。今年度、まだ一度も町民との会議が開催できておりませんので、ぜひともということで、これはもう開催したいというのはみんなの思いだと思いますけれども、昨日の広報常任委員会で取り上げられましてお話が出ましたので、何らかの形でやはり細川元議員のことについても、町民の皆様には御報告をしなければならない時期が来るというふうには思っておりましたけれども、形や何かね、形式や何かが非常に難しい、まだ結論に至っておりませんので、最終結論には至っておりませんので、どういう形になるかということも含めて、まだ江藤先生のお考えも、お話も伺いながらということにはなろうかと思いますけれども。大体あらすじとしてはそのような形でよろしいでしょうか。よろしいですか。何か御意見あればぜひ出してください。
委員(窪田美樹君)
私、広報常任委員会委員長を務めさせていただいてますが、きのうの…昨日の委員とのやり取りの中に、どのように報告会という形をとるか、また、町民との会議というんですか、やり取りをとるかという中で、ある程度の投げかけをさせていただきました。今、議長からお話が出ましたように。その中で、委員とのやり取りの中には、委員長が音頭をとってやると言えばというようなお話がありました。皆さん、どのように報告して、この事案が事案ですから、町民の方とのやり取りにも不安があると、委員長もとてもなんですが。中で、音頭をとってというところで、では広報の副委員長とも、ではということでやる方向でという形をとらせていただきました。ここでは、議運の委員長と副委員長の音頭も必要かと思います。皆さんも、ほかの委員の皆さんも何らかの形でこの顛末というんですか、広報ではおたよりという形で2度出させていただいてますが、それが全て町民の方の目に届いているわけではないということもあると思っていますので、議運の委員長と副委員長の音頭をとって進めていっていただいてもよいのかなと思います。広報の委員長と副委員長も十分協力させていただきますので、そちらのほうでお願いしたいと思います。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。ただいま、広報常任委員会委員長でもある窪田委員から御発言がございました。もちろん、私どもも全力で町民との会議へ向かっていかなければいけないというふうに思います。そのあたり、私と副委員長を先頭にという形になるでしょうか。広報常任委員会のほうに協力しながらやっていきたいと思いますけれども、そのような形でよろしいでしょうか。
委員(土佐洋子君)
江藤先生からも、なるべく早い条例改正が必要だということもありましたし、実際に町民の方は細川君の問題について、今でも議員報酬が支払われてるんじゃないかとか、臨時号を出してもわかっていただけてない方がかなりいると思うんです。なので、やっぱり町民との会議というのは年度内、それも早い時期に必要だと思いますので、議長の言われた専門的知見の活用をぜひ進めていただきたいと思います。
委員長(畑中由喜子君)
では、そのような形で専門的知見の活用を進める中で、町民との会議への方向ということも出していって行っていきたいというふうに思います。その際は、皆様方の御協力は何としても必要でございますので、よろしくお願いいたします。
次に、ICT化のほうの推進チームで、きのうも会議をしていただきましたし、この間、教育民生常任委員会の中でタブレットの実証実験をしていただきましたので、御報告をよろしくお願いします。
委員(伊東圭介君)
ありがとうございます。今、畑中委員長言われたようにですね、9月30日の教育民生常任委員会の中で委員会での実証実験をさせていただいたところでございます。また、きのう会合のほうを開かせていただき、今後の進め方について御協議をいただいておりますので御報告をさせていただきたいと思います。
タブレット導入に向けて実証実験をどうするのか、今後の展開としてですね、どうするか。それから、予算化に向けたこと2点について、きのう御協議をいただきまして、結果的には12月1日、これ、まだ日程的には予定でございますけれども、本会議の初日に本会議での実証実験を行うこと、それからあわせて予算化に向けた主に見積もり等でございますけれども、予算化に向けた動きを事務局…議会事務局を中心にですね、調査をしていただくということで決定をさせていただいております。その見積もりにおいての最低のところで、特に台数ですかね、タブレットの台数、それからどういった仕様のものということでお願いをするかというとこですが、一応、台数については議会分の18台ということです、タブレットについては。それから、タブレットの種類というか、物についてはiPadプロ、ちょっと大きい画面のほうですけども、それについて見積もり等をしていただくということでお願いをさせていただいてます。
以上、決定したことは今報告したとおりでございますけれども、何かわからない点等あれば御質問いただきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。何かございますでしょうか。大体、この間のね、教育民生常任委員会の実証実験のときには皆さんおそろいでしたよね。傍聴議員も含めて触らせていただきましたので、大体のところは皆様、感触としてはお持ちかと思いますけれども。私は小さいほうのはとても小さくて字が読めなかったので、ぜひともiPadプロと、大きい画面のほうにしていただきたいということで勝手を申しましたけれども。今、伺いましたところ18台分、大きいほうでという予算化を考えていただいてるようでございますので、ちょっと安心しました。あと、よろしいですか、私のほうから。これ1台で済むのかなというのはちょっと、1台持っていれば、それだけで例えば会議の最中それで済むかなというのがちょっと不安ではあるんですけれども、例えば2台持ちにする場合に個人でもって同じような仕様にできるということで考えてよろしいんですか。
委員(伊東圭介君)
今、考えて導入をしようとしているソフトの会社のものであれば、1ライセンスにつき3台まで可能だということでございますので、今、議会として考えてるのは…当ITCの推進チームとして考えてるのは、公的には1台ということでございますけれども、1IDで3台まで使えるという、登録はできるということ。それで料金は同じということになってますので、その部分については個人的に対応することは十分可能かな。今、導入を考えてるソフト会社のものであれあばですね、可能ということでございます。当然、議長だとか委員長は、とても1台では会議の進行が難しいと思ってますので、その部分については2台ということになろうかと思いますけれども、もう1台については、一応、議会事務局の4台のうちの1台を会議のときに使うような形になるのかなというふうに考えてますけれども。
委員長(畑中由喜子君)
それで足りますかしらね。例えば、議会事務局も一緒に議場には入りますし、18台で、要するにちょうどの数ですよね。人数分。というか、委員長用という考え方あるいは議長用という考え方というのはなくても大丈夫なものでしょうかしら。これからの検討で。
委員(伊東圭介君)
その辺についてもこれからの検討、特に寒川の例を言えば傍聴用に2台を用意しているとかということもありますので、ただ、傍聴用に関してはね、かなり厳重な管理もしていかなきゃならないということもありますけど。その辺も含めて、とりあえず最低限議員14名分、それから事務局4名分のところで見積もりはするということでございますので、御理解いただければと思います。
委員長(畑中由喜子君)
私は了解いたしました。ほかの皆様で。
委員(鈴木道子君)
私もプロにしていただいたこと、大変よかったと。
委員長(畑中由喜子君)
まだ決定ではないですけどね、まだ。
委員(鈴木道子君)
決定ではないですけどね。なるべく決定にしてほしいと思います。
それともう1点は、ちょっと私は疎いのでわかりませんが、オプションでキーボードというのがあるそうですけども、そういうことは一応は御検討というか、話には出ましたんですか。
委員(伊東圭介君)
具体にそこまでの話はしてませんけども、カバーと共通でキーボードがつくようなものもございますので、場合によっては個人でつけられるということも十分可能でございますので、そのあたりはですね、まだ検討をしている段階でございますので、結果的にはそこまでの見積もりはしてない、出してないということでございます。
委員長(畑中由喜子君)
ほかの方はよろしいですか。
委員(窪田美樹君)
議会でこうやって進めていく中で、町側はどうなってるのかというところは、見方によっては議会だけが先走ってるのではないかというようなところもあるかと思うんですが、ICTチームとして、町…ICTチームとしてというか、この後、議会としてとなるかと思うんですが、そういった働きかけというのは全く関係ないでいくのか、それとも町側にも何かしらの動きがあるのか。私たちだけがデータ持ってiPadでこうやってる、向こうはペーパーでというふうな、なってしまうのか、それともある程度町も数台、一緒に動こうという動きがあるのかどうなのかと思うんですが。
委員長(畑中由喜子君)
前回、教育民生のときには、教育委員会がここに用意したのをみんな使いながらやっていただきましたけど、議長はいかがでしょうか。
オブザーバー(近藤昇一君)
私としてはね、できれば来年度予算にというふうに思ってはいたんですけども、議会もろもろ、いらんことがいろいろあったもんだから、どうしてもずれ込んできてるという現状の中で、来年度予算に正確な予算を組めるというのはちょっと難しいかなと。先ほど、チームリーダーのほうからもお話があったように、12月にまた実証実験をやろうという段階ですから、とても来年度の当初予算には組めないなということで、町長ともちょっと話ししまして、前お話ししたかもしれませんけども、漠とした予算を、例えば500万ぐらいかかりますよとか、ある程度概算で財政の担当のほうに教えておいてほしいと。そのことで6月の第1回定例会で…第2回定例会で補正予算ということは可能だろうという話は町長とやってますので。当然、町の側もそのつもりで、最初に委員長とたしか行ってるんですよね…あ、副議長の立場でも町長と会って町側も積極的にそれを進めていくし、議会がその準備をしていくに当たっては協力していくということを言われてますので。先般、教育民生でああいう形で、町側もそれで対応してたということがありましたので、私は大丈夫だと思うし。きょう皆様方の了解いただければ、当然12月の定例会に向けて町側も1日目は実証実験だよということで、全員がその対応をしていると。ただ、進め方としてはまだまだ、例えばタブレットの中に全部議案が入ってるわけですけども、そこにメモもできるわけですけども、それが永久に自分のものにならないわけですから、またタブレット返すわけですからね。ですから紙と併用というのはある程度やむを得ない。例えばメモを書いたり、これがだんだん正式に導入されれば、紙を削減というのも一つの大きなメリットですから、そこでもって紙と併用というのは避けたいとは思うんですけども、とりあえず実証実験ではそういう形にならざるを得ないのかな。ですから、町側もそういう形にならざるを得ないのかなと。もう一つは、実証実験ですから、全員にプロがわたるかどうかわからないです。数が少ないらしい。販売のほうもなかなか手に入らないような状況になってるようなことも誰か言ってました。ですから、この間も3台。だからちょっと希望者という形になるかもしれません。その辺は、何というか事情を理解した上でお願いしたいと思います。
委員(伊東圭介君)
今、議長言われたとおりなんですけども、町側としてはですね、例えば町側の職員が使ってるパソコンのリースの関係で、来年の9月がリース切れという話もあります。そんな関係で町側もどう対応してくるかというのはわからないですけども、ソフトとしては、できれば私どもが選択をしたものについて同じものを入れてもらうんでしょうけども、それがタブレットになるのかパソコンになるのかちょっとわからないですけども、方向的にはICT化には向かっていくということでございますので、それは今後のまた調整になろうかなと思ってますので、御理解いただければと思います。
あと実証の部分ですけども、あわせて一応、業者さんのほうにお願いするのは本会議の初日とあわせて、今の予定でいけば11月25の議運のときにもですね、できれば議案配付された段階で議案を入れていただいて、議運から使っていければ一番いいかなと思ってますので、それもお願いはしてあります。ただ、ちょっと難しいということであれば本会議一発と、1回ということになろうかと思います。
委員長(畑中由喜子君)
窪田委員、よろしいですか。
委員(窪田美樹君)
いや、町側のお金の動きじゃなくて、町側のICT…iPadの導入の状況を、導入に向かうのか、それともなかなかその声が聞こえてこない、町側のそういう導入していこうという声が全然聞こえてこなかったもので、議会が進んでその後についてくるという言い方は変ですけど、導入に向けた動きがあるのか、それとも全くというところだと、何かすごくもったいないなと思ったので、町側はどう考えられてるのかなと思って。ただ、今、副委員長のほうからそういうお話があるということなので、来年度、9月以降の町の動きも見ていたいと思っています。
委員長(畑中由喜子君)
議会がね、こういう動きになっていけば、当然町の側も何らかの対応をとる形になると思います。全部、書類という書類を全部PDF化するのかどうか、アイクラウドにアップしなければいけないという状況になってきますので、当然のこととして対応して来ざるを得ないのかな、来ると思います。信じていますけれども。でも、職員たくさんいますし、書類もたくさんございますのでね、本当に大変なことだと思いますけれども。じゃあ、ICT化推進チームからの御報告は以上ということでよろしいでしょうか。ありがとうございました。まだまだこれからも検討していただかなきゃならないこと、たくさんあると思いますけれども、よろしくお願いいたします。
じゃあ、最後にですね、意見書の頭出しを一ついただいております。横山議員から、地方議会議員選挙における政策ビラ頒布の解禁を求める意見書ということで、地方議会の選挙においても選挙期間中に有権者にチラシを配ることができるように法の改正をお願いしたいという意見書なんですけれども、これは12月議会に提出していただくということで御了解をいただきましたので、本日は頭出しだけということで、また、これ署名簿のほうが事務局に置かれると思いますので、賛同される方はぜひ御署名をお願いいたします。
その他については以上でございますけれども、それでは大きい4番に戻りまして、閉会中の継続調査についてでございます。閉会中の継続調査について、ただいまお手元に先ほど…ただいまじゃないですね、先ほどお配りいたしました申出書のとおり、会議規則第74条の規定によりまして、議長宛てに申し出たいと思いますけれども、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
御異議なしと認めます。よってお手元に配付いたしました閉会中の継続調査申出書のとおり、私から議長に付議要求をさせていただきます。
本日付議されました案件は以上でございますけれども、皆様方から何かございましたら。よろしいですか。大丈夫ですか。よろしいですか。
それでは、本日の議会運営委員会をこれにて散会といたします。どうもお疲れさまでした。ありがとうございました。(午前11時04分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成28年11月30日
議会運営委員会委員長 畑中由喜子
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更新日:2018年02月02日