議会運営委員会会議録 平成27年6月2日
開催年月日
平成27年6月2日(火曜日)
開会時間
午前10時00分
閉会時間
午前11時18分
開催場所
葉山町議会 協議会室1
付議案件
- 議会改革について
(1)議会改革に係る検討項目の提出について
(2)議会のIT化に関する調査研究について - パソコン・タブレット及びスマホ・携帯電話の会議室への持込みについて
- 議案審査における論点整理について
- 総括質問のやり方について
- 委員会視察について
- 農業委員会委員の推選について
- その他
出席並びに欠席委員
出席7名 欠席0名
役職 | 氏名 | 出欠 |
---|---|---|
委員長 | 畑中由喜子 | 出席 |
副委員長 | 土佐洋子 | 出席 |
委員 | 金崎ひさ | 出席 |
委員 | 細川慎一 | 出席 |
委員 | 伊東圭介 | 出席 |
委員 | 鈴木道子 | 出席 |
委員 | 窪田美樹 | 出席 |
オブザーバー | 議長近藤昇一 | 出席 |
傍聴者
飯山直樹議員 山田由美議員 石岡実成議員 待寺真司議員 笠原俊一議員
説明のため出席した者の職氏名
なし
会議の書記
議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局補佐 永井秀子
会議録署名委員
委員長 畑中由喜子
会議の経過
委員長(畑中由喜子君)
皆さんおはようございます。全員おそろいですので、直ちに議会運営委員会を開催したいと思います。(午前10時00分)
本日お手元に次第書のほかに資料を2組お配りしておりますので御確認ください。よろしいですか。
それでは始めたいと思います。本日の付議案件は次第書にございますように6件ございます。分量も多いので、皆様方に的確に御審議をいただきたいと…御協議をいただきたいと思います。
まず最初に議会改革についてでございますが、4年に一度、改選後に必ずここのところ議会改革についてということで、議会改革に係る検討項目を皆様方からアンケートの形で提出いただいて、それをまとめてこの、とりあえず2年間ですね、どのように進めるかということを協議していくという形をとっておりますけれども、今回もそのような形で進めたいと思いますけれども、よろしゅうございますか。お手元に、早速でございますけどもアンケートの依頼文、それからアンケート用紙ですね、お配りしてございます。これにつきましては提出期限を6月の16日(火曜日)に定めたいと思います。その理由はですね、その後、この会期中に皆様方からどういう理由でこの改革を進めたいかというような御説明をそれぞれにいただきたいと思いますので、ちょっと時間的に早いんですが、6月16日までにはまとめて御提出をいただきたいと思います。なお、会派に所属されている議員については、会派内で御意見をまとめて、会派として提出をしていただきたいと思いますので、その辺よろしくお願いします。よろしゅうございますか。何かわからないことがありましたら事務局でも、それから私のところでも結構ですので、新人の方は特に、何かありましたらお尋ねください。
次に、議会改革の2つ目ですけれども、かねてより懸案でございました。これは今会期に初めて決まったことではないんですけれども、IT化に関する調査研究について、これは議長の所信表明のときに入っておりました項目です。これを進めていきたいと思うんですけれども、議長のほうからこの内容についてですね、どのような形を考えておられるのか御説明をいただきたいと思いますが、よろしいですか。
オブザーバー(近藤昇一君)
これ、前のね、前金崎議長のときから一つの懸案だったとは思うんですけども、県内でもお隣の逗子市でタブレット化、そして寒川でも、町村では寒川で始まっているという中で、いわゆる紙ベースの削減という面で一定の効果が見られていると思いますし、いずれはこういう方向というのはやっぱり進んでいくと私も思っていますので、葉山の議会でどういうふうに取り扱ったらいいのかということも含めてね、研究していただけないかなと思っているんです。とりあえず、私の希望としては寒川、全員でもって見に行ったらどうかなと。逗子市については前期のときに有志で視察は行ったんですけど、町村では県内では寒川が今始めていますんで、逗子よりも経費的に削減されているという話も伺っています。そういう面では、とりあえず逗子…失礼、寒川を全員で見ていただいて、どういう形での研究を進めていくのかということについてまた議運等で諮っていただければと思うんです。私としては特別チームができればなという希望がありますんで。議運とはまた別の特別委員というのもちょっと構想は持っているんですけど、その辺もまた議運で議論していただければと思います。とりあえず、寒川見れたらなと思うんですけど、その辺、議論していただければ。あとは、もし行くとなれば日程の調整になりますけど。お願いします。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。ということで、前議長のときからの懸案でございまして、逗子市にはもう既に前議会で視察に行っておりますが、町村では寒川が取り組んでいるということで、全議員で行えたらというふうに思います。これは議運の問題だけではなくて全議員にかかわることですので、視察はできれば全議員でというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。行うということでよろしいですか、皆さん。じゃあ、日程調整はまた後ほど…。
オブザーバー(近藤昇一君)
できるだけ早くとは思ってはいたんですけど、6月の定例会終了後、7月の上旬ということでいかがかなと思ったんですけど。きのう…おとといか。(「きのうです」の声あり)きのうか。きのうちょっと議長会がありまして、寒川の議長とお話ししましたら、7月の6日の週だと議長がおられるということで、説明できるということなんですけど。6日で調整しましたら、広報の委員会が後半にあるということで、そうすると、月、火、6、7。7月の6、7だと今のところあいているのかなと思ったんですけどね。そのあたりでの調整でいかがかなと思ったんですけど、どうでしょう。
委員(鈴木道子君)
申しわけないです。ちょっと、終了後またお話しいたしますけども、6、7、どうしてもだめでございまして。
委員長(畑中由喜子君)
そうですか。わかりました。日程調整は広報も含まれるので、ちょっと…ちょっと後にしてよろしいですか。後で、まだ広報の日程もこれから決まるところですので、ちょっと後で。どちらにしても、でも、受け入れ先の寒川町の議長の御都合ということも考えていかなければいけないので、その辺、調整が必要になってくると思います。じゃあ、これ、日程については次回11日の議運までに決めたいと思いますので、それぞれの議員の…委員の御都合もそれとなく伝えておいていただければと思いますので、後ほど、終了後にお願いいたします。
それで、この調査研究の場というか、新しく設置するという考えで議長はいらっしゃるんですが、それについて皆様方のお考えを伺いたいと思いますけど、いかがでしょうか。方法は幾つかあると思うんですよね。全く別に、何ていうんでしょう、調査研究のための、一番大きいのは特別委員会ですし、議運の中の下部組織みたいな形で議運のメンバーの中から、議運の…選ぶと、選んでグループ化してというかな、そういう形で決めていくか、あるいは議員全体の中から選んで決めていくという形もとれますし、どういう形が望ましいとお思いか、御意見を伺いたいと思いますけど、いかがでしょうか。まず、設置はしていきたいと思いますが、その辺はいかがですか。これまでの懸案でしたし、やはりあったほうがいいのかなというふうに思っておりますが。
委員(伊東圭介君)
この議会のIT化、ICT化の部分だけではなく、議会改革項目もアンケート出てきますよね。それも含めて、議運でやるのか、それとも今までの経緯、前期はちょっとわからないんですけども、別の組織でやったときもあるんですけれども、その辺を含めて、どうですかね、委員のほうから意見をいただいたほうがいいんではないかなと思いますけれども。
委員長(畑中由喜子君)
いかがですか。
委員(金崎ひさ君)
今お話しのように、議会改革項目にも出てくるかと思います。そして、先ほど議長がおっしゃったように、まず寒川町へ全員で視察に行った後に、中身を見た上でどういうふうにすれば葉山町に向いているかなというのを検討したほうがいいと思いますので、今の締め切りの…あ、今度の定例会中の議運でも諮っていただいて、どういうふうにすれば、どういうふうに立ち上げればいい…立ち上げるということはまずここで決めていただければ、あと方法、あと人選、そういうものはそこの定例会中の議会…議員、この委員会のほうで、議会運営委員会のほうでやったらどうかなというふうに思いますけど、いかがでしょうか。
委員長(畑中由喜子君)
ただし、寒川に行くのは定例会後になりますので、様子はわからないままですが。ただ、この議会、とにかく5月スタートになっていますので、なるべく前倒しでというか、早めに組織の立ち上げなどは取り組めたらというふうには思うんですけれども。今、金崎委員からは定例会中の議運で決めたらどうかという御意見がありました。よろしいですか、議長はそれで。
オブザーバー(近藤昇一君)
すいません。私自身が議長のときの所信表明の中で、改革項目についての取り扱いをどこでやるかということについても諮りたいという話は出しているんですよね。そういう面で、今まではずっと議会運営委員会で通常の議会…議運とそれと改革項目を扱う議運とというふうに分けてやってきましたけど、改めて、議運でやるというんであればまたそれで構わないんですけども、改めてちょっと皆さんにはお諮りしたいんで、そういう面で今、金崎さん…金崎委員が言われたような形でも私は構わないと思います。それまでに。特にそのICT化ですか、これについてはちょっと別途ね、議会改革の項目の中に皆さん方から出てくる可能性もあるんですけども、別途やっていただければなと思っていますんで。それ以外のことについて、どこで扱うかについてもまたやっていただければと思います。
委員長(畑中由喜子君)
今議長がおっしゃったのは、ICT化と議会項目はもしかすると別の場でという、そういう意味でおっしゃった…。ということですが、おわかりになりました。よろしいですか。ICT化のほうは若い方たちにお願いできればやっぱりいいのかなというふうにも思います。というのは、もう使いこなしていらっしゃる方たちもいらっしゃるし、より、こう何ていうんでしょう、先進的な取り組みになるかと思いますので、若い方たちを中心にお願いできたらというふうに思います。そうすると、今この議会改革の(2)のところにつきましては、議会改革項目のことも含めて調査研究に関する何らかの場を別々に設けるという形で進めたいと思います。
次に、6月議会中の、定例会中の議運で決めたいと、そこまでよろしいですか。その両方の場について定例会中。
委員(金崎ひさ君)
確認をさせてください。会派に持ち帰りたいと思いますので。今まで議会改革はこの議会運営委員会で検討していましたよね。これからはひょっとしたら議会改革の、例えば特別委員会とかそういう別ものをつくるかもしれないということを検討するということでよろしいですか。
委員長(畑中由喜子君)
はい、そうです。
委員(金崎ひさ君)
わかりました。
委員長(畑中由喜子君)
それでよろしいですね、議長。
委員(金崎ひさ君)
わかりました。
委員長(畑中由喜子君)
ですから、新たな場が、2つ検討しなきゃいけないということになります。よろしいですか。では、2番目のICT化について、議会項目も含めてそのような形で進めていきたいと思います。なお、寒川町議会への視察は皆様方の御都合も含めて伺った上で、できれば7月上旬に行いたいと思っております。
では2番目に、パソコン・タブレット及びスマホ・携帯電話の会議室への持ち込みというところに移りたいと思います。スマホや携帯電話についても本会議を含めた各委員会で持ち込み、あるいは使用することについて御協議をお願いしたいと思います。なお、お手元に議会の会議における情報通信機器の使用に関する申合わせ(案)をつくってみましたので。これ今までの申し合わせに、この網かけの部分、新しく追加したものです。本会議場、あるいは委員会室にスマートフォンや携帯電話を持ち込むに際しては、やはり一定以上のルールが必要というふうに思いますので、このような申し合わせにしてはいかがかと思っております。
オブザーバー(近藤昇一君)
金崎前議長はかなり気にされていた部分がありましたんで。一応各常任委員会…本会議もそうなんですけど、議長の口述、あるいは常任委員長の口述の中に、冒頭にやはり携帯電話への注意、開会前の発言として必ず入れておくという形で、鳴らすことについては防げるんではないかなってちょっと気がしましたんで。やはり緊急の場合のことで持ち込みたいという声も聞いていますんで、そういう形での対応でいかがかなと。ちょっと正・副の打ち合わせの中でも、じゃあ録音とか撮影はどうなんだよという話も出たんですけど、箱根町ではもう一気に全部オーケーに、傍聴人も撮影、録音オーケーという形にしたんですけど。とりあえずは、これどこだったっけ。厚木だっけ。(「小田原」の声あり)あ、小田原か。小田原の例をとってこういう形でどうだろうかと。とりあえずは撮影、録音は行わない。今、現時点で会議規則、あるいは傍聴人規則の中ではそれは議長の許可を得ないとできないという形になっていますんで、そこまで変えるとなるといろんな議論が必要になってきますんで、とりあえずはそこはそのままにして、持ち込みというのはいかがかなと思ったんです。今現在は御承知のとおり、パソコン・タブレットについては委員会では持ち込みは可能になっているんですけど、本会議での持ち込みが、これも懸案事項だったんですけども、それについてもいかがかということで、議論していただければと思いまして。
委員長(畑中由喜子君)
いかがでしょうか。
委員(土佐洋子君)
この申合わせ(案)で問題ないと思いますので。そして第2回定例会のときからこれで行いたいと思います。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。そのような御意見ですが、ほかに御意見ございますか。
委員(鈴木道子君)
これから、先ほどのお話で、IT化に関する調査研究も進めるということですので、私は従来から携帯電話についてはぜひ持ち込みをお許しいただきたいというようなことも発言しておりました。本会議についてもこのような申し合わせがありますので、ぜひこの申し合わせに準じてやったらいかがかというふうに思っております。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。窪田委員お手が上がりました。
委員(窪田美樹君)
ちょっとお聞きしたいんですけれど、使用できる者が議員と書いてあるんですけど、傍聴者は別に使用する、しないは関係なく、持ち込むのは今でもいいから書かないだけで…。
委員長(畑中由喜子君)
これはあくまでも議会の中の話で、傍聴規則は…。
委員(窪田美樹君)
の中ということで、書かれなくても構わない…。
委員長(畑中由喜子君)
傍聴規則は別にあります。
委員(窪田美樹君)
じゃあ、構わない。
委員長(畑中由喜子君)
禁じておりませんので、傍聴規則の中で。傍聴者が持ち込むことを。ですから、そのままでという形になると思います。ほかに。御意見ありますか。
委員(鈴木道子君)
追加で。この申し合わせを準じて今回やるといたしまして、当然のことながら、やっているうちにいろいろな問題等、気がついたことが出ましたら、ぜひそれはこの申し合わせに加えるというようなことをやっていけばいいんじゃないかというふうに思っております。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。もちろん不都合な点などありましたら、順次改正していけばいいと思います。金崎委員、よろしいですか。
委員(金崎ひさ君)
すいません、今、議長が代弁してくださったんですが。本当に何度も何度も、何度も何度も携帯電話のチャイムを鳴らすという不祥事がありまして、そしてついに持ち込み禁止になったわけですね。本来であれば、やはり議員としての良識の範囲内で、言われなくてもマナーモードにするとかするのが通常だと思います。もうそこまで規制をしなければいけないのかというと大変恥ずかしいことだというふうに思いますので、やはり本人の良識の範囲内で持ち込みを可にするということはあるべき姿だというふうに思います。最後のところで、例えばチャイムを鳴らしたとか、そういうことが、呼び出し音が出たというときには、議長、委員長が厳重注意はすると。使用機器等すぐに外に出しなさいみたいな判断をするんだろうと思いますけれども、くれぐれもそのようなことがないように、みんなが意識を持って持ち込みということは私はいいというふうに思います。
委員長(畑中由喜子君)
ほかにはよろしいですか。もしきょうこれで結論が出せるようでしたら、早速6月議会からということで、ほかの議員の皆さんにもお知らせをして、周知してということでいいと思うんですけども、もし、もうちょっと考えたいよという御意見の方があれば、6月11日の、次の議運ですね、定例会のための議運のときにまで延ばすことは可能ですけれども、いかがですか。大丈夫ですか。(「はい」の声あり)伊東委員、よろしいですか。
委員(伊東圭介君)
私も副議長で事前の会議も参加していますけども。ほかの方に、ほかの委員の方がよろしいということであればいいんですが、結構これ一気に進んでいる話ですよね、申し合わせを。今までの議会の決め事からするとですね、本会議というものも許されるようになりますし、今までであればですね、委員会だけがパソコン、タブレット、それは委員長の許可をとってということでございましたし、スマホとか携帯についてはもう一切だめと言ってたところが一気に進むわけでございまして、その辺のちょっと懸念は持っているのは事実でございますけども、この申し合わせでいこうということであればですね、また不都合が生じた段階で見直しということであれば、私もいいんではないかなと思いますけど、いかがでしょう。
委員長(畑中由喜子君)
ほかの委員の皆さんよろしいですか。
委員(金崎ひさ君)
新葉クラブではこの件についてはもう話し合っておりますので、持ち帰る必要はないということで、オーケーということだと思います。
委員長(畑中由喜子君)
細川委員もよろしいですか。会派で。どうぞ。
委員(細川慎一君)
私たちの会派もこれに賛成なんですけれども、議会のIT化に先んじてやることは必要なのかなと思いますので、今までの御意見に賛成です。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。伊東委員がおっしゃるように、本当に一気に進む形になってしまいましたけども。そうすると6月11日の議運を待たずして、きょうこの場で皆さんの合意がとれるんであれば早速準備に入りたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。それでは、2番目のパソコン・タブレット及びスマホ・携帯電話の会議室への持ち込みにつきましては6月議会から実施していくと。それにつきましては「議会の会議における情報通信機器の使用に関する申合わせ」ということで、皆様にお配りしたこの案を議会全体のものとしてお配りしていきたいと…周知していきたいと思いますが。
委員(窪田美樹君)
4番のスマートフォン及び携帯電話サイレントモードってあるんですけど、パソコンも立ち上げるとき音が鳴るんですよね、チャララランって。あれもサイレントモードの必要があると思うので、もしここに、そういう意味なら加えるほうがいいのか、それは常識の範囲内におさまるのか、別の扱いなのか。
委員長(畑中由喜子君)
じゃあ、ちょっと事務局からお願いします。
議会事務局次長(廣瀬英之君)
今の窪田委員のお話なんですけど、この4の使用に当たっての遵守事項ということで、(2)に音声や操作音を発するなど、会議の運営上支障にならないということで規定がありますので、そちらのほうでカバーできるかと思います。
委員長(畑中由喜子君)
特にここの4番に…4-4につきましては電話機能を使わないということに特化している項目だというふうに思います。よろしいでしょうか。それでは、この申し合わせで実施していきたいと思います。とても急展開をしておりますけれども、皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。
では次に、3番目、議案審査における論点整理についてなんですけれども、新しい議員の方はこの論点整理は何ぞやということおわかりにならないかもしれませんけれども、会津若松市で取り組んでいるその論点整理のやり方、議会の審査をより深めるために取り組んでいるやり方です。ちょっと過去にさかのぼって見ていただけるといいんですけれども、このやり方をここ約3年間ぐらいですかね、取り組んできましたけれども、状況としては会津若松市と全く同じやり方にはなっておりません。いわば、葉山版の論点整理のやり方で進んできたんですが、客観的に見ても非常にうまくいっているというふうにはなかなか言い切れない面が出てきております。というのは、質問項目になりがちなんですね。それはやはりちょっと論点整理というのとは違うんではないかという御意見もございまして、改めてこの論点整理について葉山町議会ではどのように取り組むかということを皆様方に協議していただきたいと思います。問題点、質問項目のようになっているというのが一つございましたし、それから今、葉山町で取り組めていないのが議案についての事前説明がされておりません。これはやはり論点整理をしていく上でどうしても事前の執行部側からの説明、それも議員全員にですね、全体に説明が必要だろうというふうに思われます。それから、今、先日の臨時会のときにもございましたけれども、その場で、本会議場で資料請求が出るようなことになりますと、本会議を中断しなければならなかったり、あるいは資料が出た後も十分な、何ていうんでしょうね、研究が足りないというような形になってしまいますので、やはり資料というのは事前にそろっていて、十分にそれを精査した上で会議に臨むというのが好ましい、望ましい形であろうというふうに思われます。ですから、問題点幾つかあるとは思うんですけれども、主なものとしては現時点で質問項目のようなふうになってしまっているということと、それから会津若松市の例をとりましても、やはり事前の議案に対する説明、これがきちんとなされているべきであろうということ、それから資料請求についても事前説明がなされればそこで何が必要かということがわかってくるはずなので、そこで事前の資料請求ができるということで、深い審査が可能になってくるんではないかというふうに思うんですけれども、そのあたりいかがでしょうかね。ほかにも改善すべき事項があろうかとは思いますけれども、皆様方どのようにお考えでしょうか。御意見を伺いたいと思います。
オブザーバー(近藤昇一君)
すいません。これも金崎前議長のときからの懸案で、最終的な結論見なかったもので、引き続き皆さんで議論していただかなければいけないのかなとは思ってはいたんですけど。結局、会津若松方式にしようとすると、どうしてもあと2日間議案の配付を前倒ししなければならないという状況なんですよね。市レベルだと当然のことなんですけど、町村レベルだと招集が3日前ですから、かなり葉山の場合には中5日…6日。(「中6日」の声あり)中6日というところまできていますんで、かなり早めの招集で、同時に議案の配付になっています。それをなおかつあと2日前倒し、これが理事者側のほうでもって受けてくれるかどうかというのもあるんですよね。実際にそれやらないと、今、委員長言われたような形でやるとすると、そのぐらいの日程がどうしても必要になってくると。それがないと本当の論点整理という形ではないんではないのかなと私も思ってましたんで、その辺も含めてね。もし論点整理きちっとやるんだと、2日、あと2日欲しいというんであれば、当然町側との交渉が今度始まります。町側がやってくれるかやってくれないかのせめぎ合いもしなきゃいけないのかなとは思っていますけど、その辺も含めてちょっと議論をね。きょうの結論でなくても私はいいと思っているんですけど、議論を深めていただければと。それまでの間は今までのどおりの形で進めるしかないのかなと思っています。
委員(鈴木道子君)
論点整理については、私も前回の議運でやはり議論をしてからの論点整理であるという文言の解釈からお話を申し上げましたけれども、資料については本当に事前に欲しいということがございますので、私は前回の委員長のときにはなるべく資料は委員長として事前に伝えておく、または委員の皆様から口添えがあれば、それに沿って資料の請求をしてまいりましたけれども、資料の請求については正・副に、委員の方はお伝えをして、必要ならば。委員会までに用意をしていただくというような形ができたら、それだけはまずやるというのはいかがでしょうかね。
委員長(畑中由喜子君)
それは6月議会に向けてということですか。
委員(鈴木道子君)
そうですね。ええ。
委員長(畑中由喜子君)
この議論を、何ていうんでしょう、議論がなされればまた何月議会からこれに取り組むという形になっていくと思うんですけれども、これはそうそうね、早急に、もちろん町側との打ち合わせもございますので、すぐに決められることではないんですが、今委員がおっしゃったのは、とりあえずの形でという意味で。
委員(鈴木道子君)
そうです、そうです。
オブザーバー(近藤昇一君)
今のやり方だとなかなかね、いつまでにじゃあ資料請求出して、いつまでに執行部のほうから提出してもらうのかというところまできちっとやっぱり決めていったほうがいいかなと思っているんですよね。先ほど言ったように、もし2日前倒しでもってやっていただけるんだと、次回あたりにもうちょっと詳しい構想みたいなやつをこう、流れをね、示したいと思うんですけども、議案が配られて次の日に議運開いて、委員会に付託する項目が決まれば、その委員会が直ちに次の日あたりに論点整理のための委員会開くと。で、本会議を迎えるというふうな形で、そのときに資料請求をじゃあいつまでにやるのかね。事前説明を受けて、そこの段階でもって付託が決まればその段階でやるのか、それとも論点整理しているときに資料請求するのかというのもあると思うんですよ。ですから、その辺もいろいろと決めていかないといけないのかなと。漠然と、できるだけ事前にね、請求していただければ議会がそこで空転することもなく進むと思いますんで、それはお願いしたいと思うんですけど。ただ、具体的にじゃあいつまでにというのはまだ決められないかなと思っています。ですから、皆さんの努力義務で、できるだけ早めに資料請求していただければというお願いの段階ですよね、今のところは。ですから、論点整理についてどうするのかという中でいろいろとまた決まってくるんじゃないのかなと思っていますんで、引き続きの議論をお願いしたいと思います。
委員(金崎ひさ君)
その事前説明を受ける2日間、さらなる2日間早く議案を出してくれという、まず、まず議長からお願いをしなければ始まらないと思うんですね。今のやり方として、5日前に告示があって、そしていろいろ私も議長時代にいろいろ考えたんですけど、本会議までの5日間ではもう時間が全然とれないんです。だから無理だと思います。議長から交渉していただいて、事前説明を受けるだけのゆとりをもらえれば、それはそれでまた考えられると思うんですけど、今の形で委員会付託のみが論点整理になっていますので、本会議で議案説明を一応全部しますよね。そのときに資料請求を今やっていますね。そして委員会までに出してくれということになると思いますので、やはりそれをもっと充実させて、そして私が今すごく問題だなと思うのは、論点を出せと言われても質問内容になっているんですよ。その質問内容を出すというのはすごく私はいいと思っているんですけども、あっち飛んだりこっち飛んだりしないで、この質問に対して集中的に各委員さんから質問を受けてということで、委員長が報告をつくるときにとても楽だというふうな形に進んでいると思います。そして、私が足りないなと思うのは、質疑の後に職員に出ていっていただいて、この問題について賛否を問うためにそれぞれの委員が意見を言いますよね。そこで出た論点を委員間同士で討論するということがちょっとできてないなというふうに思っているんです。ですから、例えば私がこういう理由で反対ですといった場合に、お隣の委員さんが、その件に関しては僕はこういう理由で賛成なんだけど、その件に関してはどうなんですかみたいな、委員間の討議が、論点を一つにまとめて、そして賛否を一つにまとめるための論点整理ですから、その辺を委員長采配でやっていただくということがまずできることかなというふうに思っています。ですから、事前に7日か前に告示をしていただけるかどうかというのは議長と…正・副議長でやっていただいて、それはそれで進めればいいなというふうに思いますけど、まず今できることをやるというのが委員長采配じゃないかなというふうに思っております。
委員長(畑中由喜子君)
ありがとうございます。ほかには。そうすると、まず論点整理について、今問題点として私が3項目挙げましたけれども、そのうちの事前説明はどうしても必要だということで皆様一致できれば、それからまたこの論点整理のやり方で今後も葉山町議会としては議案の審査に当たっていくということの確認ができれば、あとは行政側にですね、町長の、町長サイドに議案の提出を今よりも早めていただけるかどうかということがどうしても必要になってきますので、皆様方の御意見がまとまればですね、そのような形でスタート切れるかなと。それで、当面ですね、それがまだ実現するのはもちろん6月議会ではございませんし、9月でも早過ぎるかもしれない、これはちょっとまだわかりませんけれども、交渉を重ねなきゃいけない部分がありますので。ただ、その間も論点整理という形では続けていき、ただいま金崎委員がおっしゃったように、委員間討議をきちんと委員会の中で深めていくような形でやっていったらどうかということでございますが、それについてほかの委員の皆様いかがでしょうかね。1点目は、このままやはり論点整理の形で議会としては進めていくと。ついては、町長サイドに議案の提出期限をですね、もっと早めてもらうという交渉をすると。そこの部分については皆さんいかがですか。よろしいですか。御異議はないですか。
委員(鈴木道子君)
異議というわけではないんですけれども、論点整理をやるには、先ほどから何回もお話が出ていますように、会津若松のように事前説明というの欠かせないものだというふうに思っております。その日限的なことがありますので、執行部側に聞いていただくというのも一つの手ですけれども。もしくは、これは先の議論になりますけれども、委員会が開いて、1回、2回開いて、その進行上において出た議論を論点整理していくということもありというふうに私は思っております。まず、事前説明ということがなされないことにおいては、やっぱり、前、金崎議長がどういう意味ですかとおっしゃいましたけど、ブレーンストーミングというが私はすごく議論する上で大事なことだと思っておりますので、最初から論点整理というのは、前回も申し上げましたけども、反対であるということを申し上げました。今、議長がおっしゃったように、ちょっと執行部側に事前説明という日程の件で投げかけるということですので、それはやっていただいていいかというふうに思っております。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。その後の話はまた改めて御協議いただくとして、葉山町議会の場合、全ての議案を委員会に付託するのではなくて、議運を開いて、出された議案のうちこれとこれは委員会付託しようというふうに決めておりますので、どうしても議案が提出され、議運が開かれて振り分けをした後でないと事前説明もできないし、論点整理の取っかかりというのがないわけですよね。ですから、どうしても早めに議案を提出していただかないと、その間の日程がとれないということになるということは皆様ももちろんおわかりと思いますけれども、そういう意味で町側にぜひとも議案の提出をあと2日間ですかね、早めていただくということと、それから委員会付託された議案に関しては事前説明を求めるということが必要になってきますけれども。では、このことに関しては、そこまでのことに関して皆様方御異論がなければ議運の考え方としてこれで進めていき、正・副議長には町長と交渉に入っていただきたいと思いますけれども、よろしゅうございますか。
オブザーバー(近藤昇一君)
この論点整理、こうやっていくに当たって、事前説明もそうなんですけどね、さまざまなやっぱり問題あると思うんですよ。というのは、今、委員長言われたように、委員会付託するやつだけの説明なのか、あるいはじゃあ補正予算というのはほとんど葉山の場合には委員会付託しませんから、補正予算の事前説明も実際には受けたいですよね。特に資料なんかになるとそこの資料が、要求が出てくるし、そのあたりもどうしていくのかをやっぱり皆さんでちょっと検討していただいて、会津若松は市ですから、もうほとんど委員会中心ですからね、もう議案が出た段階でもう既にほぼ全ての議案が委員会付託されますから。町村の場合だとどうしても本会議中心になりますんで、逆に委員会に付託されるのが限定されちゃうということがありますんで、その辺も含めてね、どういうふうなやり方をしていったらいいのかということを今後議論していただければと思っています。
委員(鈴木道子君)
会津若松でこの論点整理がなされておりますけれども、ちょっと資料として過去に出たか、もしくは私の不勉強ですけれども、ほかでこの論点整理を取り入れているところがありましたら、ちょっと事務局のほうでそれまでに調べていただければと思います。何か余り聞かないので。ということは余りこの、何ていうか、合理的なやり方じゃないから進まないのかなという懸念もちょっとございますので、ぜひお調べいただきたいと思います。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。調べます。
委員(伊東圭介君)
まさに今、近藤議長が言われたとおりだと思うんですね。私も前期いなかったもので、どの程度こう葉山の議会の中、進められているかもわからないんですけど。それからまた会津若松の部分もですね、実際には見てませんし、わからないんですけれども。事前のその説明という部分では、懸念されるのは事前審査に当たらないような形をとらなければいけないというふうに思いますし、それから…となれば質疑がない形になるんだと思うんですね。一方的に行政側から聞く形になると思います。それから、今、各議員とか各会派でですね、必ず議案が配られれば、疑問点があれば行政側を呼んで各会派ごとでやったりもしていますよね。そういったことが行政側にすれば一括でできるということになればね、またそれは効率もよくなることだと思いますし。そういったさまざまな部分があるんで、また進みながらというか、検討していかないと、この場でぱっと答えが出るものではないんだというふうに思います、私も。
委員長(畑中由喜子君)
ありがとうございます。じゃあ、第1段階としてこの論点整理への取り組みとしては正・副議長にお願いをいたしまして、町側に議案の提出時期を早めていただくということと、それから委員会付託になったもの、あるいは補正予算ですね、について事前説明をしていただくということ…そうだ、皆さん、補正予算についてはいかがでしょう。補正予算はほとんどの場合、委員会付託にはならないですね。本会議でのいきなり審議になるんですが、これも事前説明の中に含めていただくという形でよろしいでしょうか。確かに資料請求や何かは補正予算の内容についてが一番、あるいは多いかもしれないですね。これまでの例からいくと。よろしいですか。必要がないということならば町長にお願いするのは委員会付託になった議案だけということになりますが、補正予算もその説明の中には含めてもらおうということであれば、やはり町側にお願いをしなきゃいけないと思います。
委員(窪田美樹君)
補正予算もお願いすることにして、出てきた案、議案が要らないもので…あ、要らないというか、判断すぐできるものであれば今回はいいですというふうなやり方もできるのか。お願いしておかないのに今回だけお願いしますというよりは。だから一応というか、形式的にはお願いするという形をとっといて、その議案に…内容によっては今回は大丈夫ですというやり方のほうが町側にはいいのかなと思うんですけれど。
委員長(畑中由喜子君)
確かにそうですよね。
委員(金崎ひさ君)
日にちが7日に延ばしていただけるかどうかの交渉によって、委員会付託だけだとしたら、常任委員会を2回開いていただいて、関係委員だけが委員会付託されたものを説明受けるというやり方もありますし、あるいは、全協とか議員懇談会とかに開いていただいて、全部の議案に対して、もちろん補正予算も含めて委員会付託されたものも、委員外の議員も一緒に説明を受けるというやり方もありますし、やはり7日に延ばしていただけるかどうかの交渉をして、それによって、委員会だと2日間開かなきゃいけない。だけど、全協、議員懇談会だと1日で済む。そうすると、どうせやるんなら補正予算も説明してくださいということも可能ですので、まずそちらの交渉から入ったらいかがでしょうか。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。それでは、議案の説明のほうは次のステップという形で、とりあえず議案の提出時期を早めていただけるかどうか、早めていただくようにですね、議会としては。それが大もとですので、議長…正・副議長に頑張って交渉をしていただきたいと思います。議長、よろしくお願いいたします。
委員(窪田美樹君)
この論点整理の部分で金崎委員が言われた、その論点が質問事項になっている。その後にいろんな質問が出てこう…質問というか、論点整理をしていく中で委員同士の話がこれまで何か、この意見に対してどうするという話がこなかったから最終的な論点整理の扱いになってこなくって、質問事項で終わってしまっているというところが一番だと思うんですね。せっかくみんなの視点で出してきて、それぞれの視点で、そこの中から気づき、それぞれの委員の気づきも出てくると思うし、そこの精査というのが大事だと思うので、そこの部分ならすぐというか、この次の…なかなか人の、ね、意見に対してどうのというところをここで白熱していく場面がなかなか今までなかったと思うんで、そこを覚悟していくというのが一番スムーズな論点整理に導いていけるんじゃないかなと思うので、そこに趣を置いて、これからの委員会、付託されたものですけれど、そこでいけるんじゃないかなと思うので、そこを心していきたいと思います。
委員長(畑中由喜子君)
実際に町側から議案の提出を早めていただくときが来るまでの間、とりあえず今の形で進めるわけですけれども、今、窪田委員からも御意見出ましたように、委員間討議を活発にして論点を導いていくという形、それは当然元来今までもやらなければいけなかったことがなかなか活発化しなかったという面がございますので、そこは皆様方でその方向へきちんと持っていくような形の委員会運営をお願いしていきたいと思いますけども、その形でよろしいですか。
委員(土佐洋子君)
私、今まで議運のメンバーじゃなかったので、会津若松、2回皆さん行かれているところ行っていないので、わかる方がいらっしゃったら教えていただきたいんですけども、委員間討議、葉山町議会がモデルとしての会津若松で、そこの会津若松で委員間討議が機能していないということを聞いているんですけども、どうして会津若松じゃそれができてないのかというのはわかりますか。
委員長(畑中由喜子君)
私たちが以前に視察に行ったときは活発にやられているというような印象でしたよね。説明もそのような形で。実際にその委員間討議をしている場面を視察できたわけではなくて、取り組まれた議員さんからじかに御説明をいただいたんですね、最初に行ったとき。私そこしか行ってないんですけども、そのほかの、次の機会のときにいらした方で何か情報はおありですか。
委員(鈴木道子君)
失礼。その話じゃないんですけども、委員間討議というのはやはり議案と事と次第によって活発になる場面もあるし、さらりといく場面もあったかと思うんです。少なからず、やられてはきてますね、葉山の…葉山で、委員会で、やってました。本当にこれが聞きたいという場面を要求、そういう思いがおありの委員の方は、聞いてましたよね、実際に。それをもう少し、何ていうんでしょうね、葉山の議会として活発化するかどうかと。各議員がそういう意識を持ってやるかどうか。また、そういう形が、形として組織化されたにしても、事と次第によって、本当に議案によってさらりとここの意見だけで終わるという場合も当然ながらありますよね。ちょっとそれ、ちょっと参考意見として申し上げましたけど。
委員長(畑中由喜子君)
ただ、今、副委員長が言われたのは、会津若松でもうまくいってないと、機能してないという話をどこかでお聞きになったということなんですが、私は、少なくとも私が視察に伺ったのは、もう何年前かしらね、3年…もっと前、4年ぐらいになるのかしら。そのときはあちらも始まったばっかりというか、とっても活発にやってらっしゃった時代でしたから、うまくいってないということは伺わなかったんです。その後、議長いらっしゃいましたか。
オブザーバー(近藤昇一君)
それぞれの制度いろいろね、各自治体、議会でそれぞれ総括しながら進めていると思うんで、今現時点でどうなっているのかというのについては、ちょっと事務局のほうにまた調査させたいと思います。ですから、今後論点整理を進めていくかどうかについても、進めていかなければ2日前倒しでする必要もないんですけど。その辺も含めてちょっと議論していただければと思っています。悪いことでは私はないとは思うんですけど、葉山の議会にそぐうのかどうか。ネット上ではえらく評価されて、論点整理葉山は始めたということで評価している方もいますけど。その辺も含めてどうなのかなと思って。やっぱりこの論点整理はやったほうがいいんだということであるならば、町側との交渉というのもあるし、逆に言えば、2日間早まるから、やる、やらないというのもまた出てくると思うんで。とりあえずは町とちょっと軽く交渉はしてみますけど、2日間前倒しになるかどうか。その上で、やり方、葉山のこういうやり方、葉山の中でどういうふうにやっていったらいいのかということについて、また議論していただければと思います。事務局にちょっと調査してもらいます。
委員長(畑中由喜子君)
論点整理をそもそも続けるか続けないかというところに立ち戻ってしまうと今の議論は全部、ちょっと待ってになっちゃうんですけども。進めるという形で今、基本的にその形で来ていると思っているんですけども、そこはよろしいですよね。議長…正・副議長にはじゃあ日程的なところは…。
委員(鈴木道子君)
今、委員長が確認されたことですけども。その論点整理、何回も申し上げますけども、国でやっている論点整理というのは審議会が、第1次審議会が終わって、第2次に移るときに、例えば第1次審議会の論点整理をするというようなことがありました。我が町でその論点整理というやり方を取り入れるには、何回も今お話出ていますように、事前説明と申しますかね、私はそれが絶対必要であるということに、その条件つきの審議の進み方というふうに申し上げておきます。ですから、ちょっと軽くアタッチしていただくということで結構でございます。
委員長(畑中由喜子君)
それでは、引き続き論点整理の形をとっていくということが基本で、町側に正・副議長で打診をしていただくと、議案の提出時期を早めることに関して。第2回定例会は現状のまま進める。ただし、委員間討議は活発化していこうということの確認でよろしいですか。それでは、そのような形で進めていきたいと思います。
4項目目の総括質問のやり方についてなんですけれども、総括質問、通告なしでやってまいりました。1回試行をいたしました、予算総括質問という形で。この形を決算委員会に先んじた決算の総括質問のときも同様に続けていくかどうかということについて皆様にお諮りしたいんですが、いかがでしょうか。結局どうであったかということのいわゆるまとめという形ではやっておりませんので、それも考えつつ、次期どうするかという形で皆様方の御意見を伺いたいんですけど、いかがですか。
委員(鈴木道子君)
まだ一度だけですので、私は格別な何か支障があるというふうには判断できませんでしたので、またちょっと二、三回続けてもいいのかなというふうに思っております。
委員長(畑中由喜子君)
ほかの委員の方はいかがですか。取り組んだのが予算の総括質問でしたから、対になる決算ということでどうなのかということですが、答弁者はほとんど町長のみという形になりますよね。予算については町長の政策的な意図を反映したものとかという形で、町長1人が答弁するということもありかなと思いますけれども、決算についてはちょっと違いますので、もう、何ていうんでしょうね、やってしまった、予算を執行した後のことをただすということになりますので、ちょっと趣が違うかとは思うんですが、とりあえず予算・決算という対の形でやってみるかどうかということですが、いかがでしょうか。
委員(土佐洋子君)
文字どおり総括的な質問ですので、質問事項のみの整理で、前回と同じように実施してみてもよろしいんじゃないでしょうか。
委員長(畑中由喜子君)
という御意見が相次ぎましたが。
委員(伊東圭介君)
私は今、その前に委員長が言われたとおりで、予算であれば町長の施政方針に準じた形の質問になろうかと思います。答弁者も町長ということなのでいいんですが。やっぱり決算だとどうしてもこう執行後の話になってくるんで、細かい部分も多少なりとも入ってしまうような気がするんですね。だからこれも、町側がこれのままいきますよということで、あ、大丈夫ですということであればいいとは思いますが、あとは聞く側のほうの配慮というんですかね、そういう形の通告で聞ける範囲ということで確認ができるんならいいんだと思いますし。これも町側のほうにですね、ちょっと一回投げたらいかがかなと思いますけど、どうでしょうか。
委員長(畑中由喜子君)
じゃあ、議案の提出時期のことを町長とお話ししに行くときに一緒に確認をしていただくということでよろしいですか。そうすると、今度総括質問があるのは9月の議会ですので、それまでに結論が出せればいいかと思います。皆様方もお考えをまとめておいていただけたらと思います。
では、5番目の委員会視察についてに移ります。委員会の視察なんですけれども、27年度の予算額は140万円となっております。ということは、1人当たりの額としては、議員1人当たりね、10万円を確保してございます。ただし、2常任委員会プラス議運と議会広報常任委員会と4つの委員会がございますので、これを組み合わせていって、全てで1人10万という形になります。したがってですね、どのような形で視察に取り組むかということを決めていかなきゃいけないと思うんですが、いかがでしょうか。考え方は今までの例からいっても、総務と教育民生と、いわゆる常任委員会を主に考えて2泊3日分使うのか、あるいは議会広報と議運も含めていくのか。議運と議会広報については隔年にするのか。常任委員会も隔年にするということも考えられますし、さまざまな組み合わせが考えられると思うんですけれども、どこに重点を置くかというようなことも考えつつ視察には取り組むべきかなと思いますが、いかがでしょうか。
委員(金崎ひさ君)
議会改革項目の中に新葉クラブとしても出させていただこうと思うんですが、予算ありきの視察ということはちょっと不本意だなというふうに思っております。それで今、この議運の中でも寒川町へ全員で今回の問題解決のために視察に行こうという提案がなされまして、そしてそれはオーケーされたわけですから、それに対してどのぐらい予算がかかるのかというのはまた別ものとして、やはり各常任委員会、ここで割り振って、今回はおたくの常任委員会は来年にしてくださいとかというのを決めないで、各常任委員会、各委員会の中で、ここに今回どうしても行きたいというものが出たときに、それに予算が幾らかかるのかというふうな発想をしたいなというふうに思っております。ですから今、昨年はこうだったから、じゃあことしはその反対版みたいなことを決めたくないなというのが私の考え方です。
委員長(畑中由喜子君)
わかりました。ほかの方は。議長、何かありますか。(私語あり)どうぞ。
オブザーバー(近藤昇一君)
確かに金崎委員の言われるとおりだし。ただ、どうしてもね、見たいところが、例えば一人頭10万円以上になっちゃう。じゃあ、ほかの常任委員会のやつをちょっと削ってこっちに持ってこうかというのもなかなか難しいと思いますんで。どうしても頭を、今、予算の中で。特に議会というこういう特殊な機関ですので、頭打ち10万をどういうふうに使うのかなというのがやっぱり、全体で決めていかないとなんないのかなと。例えば、議会運営委員会、あるいは広報常任委員会が今回ちょっと視察行きたいんだけどといったときに、ほかとのすり合わせでね、ほかはやっぱり10万使いたい、でもお金ないじゃないかという話になりますんで。その辺も含めて、どうしても頭打ちの中での。例えば4常任委員会が重なると4万5,000円ぐらいしか一人頭なんなくなるんですよ。それも含めてどうなのかなって。ことしの場合にはもう6月になっているわけですから、2カ月、年度としては2カ月もう過ぎてしまっているということで、今年度については、何ていうの、行けということじゃなくて、もし常任委員会で考えられるんであれば早めにね、やはり早くに、もしやるんならばやって、それを成果として議会の中で生かしてもらいたいと思いますんで。とりあえず2常任委員会ことしでやっていただいて、ことし議運あるいは広報やりながらね、やっぱりどうしても、やっぱり勉強したい場所があるというんであれば、来年度ほかの常任委員会とのすり合わせも含めてやったらどうかなというちょっと私思ってはいるんですけど、いかがかなと思って。
委員(金崎ひさ君)
それでしたら常任委員会が一度開かれて、そして委員会としてどのような課題を持って1年進めて…2年間ですけど、進めていくのかというふうな話し合いをした上で、そして先進市の視察と、ここで行こうというふうなのがあればということで、今決めなくてもいいんじゃないかなというふうに思います。それから、私は早い話が不用額を出してもいいと思っているんですね。行くところがなければ残していいと思っているんです。ですから、とりあえず寒川町で全員で行きましょうという今の委員会の決定を重視して、そしてそのためにどのぐらい予算がかかるのかというのをとっていただいて、要らないかもしれませんがとっていただいて、そしてその後、各常任委員会が3つ開かれた後にまたその様子を正・副議長、あるいは議会運営正・副委員長で聞いていただいて、またこの場で報告していただけたらそれでいいんじゃないかなというふうに思います。(私語あり)
委員(土佐洋子君)
金崎委員が言われたように、不用額を出すこと、もっともだと思うんです。でも、議長が言われるように、もうこの年度始まってしまっているということもあって、議会改革では寒川町議会に行くということが決まっていて、あと広報常任委員会も毎年…2年に1回ですか。
委員長(畑中由喜子君)
広報ね、研修会ね。
委員(土佐洋子君)
研修…クリニックがあると思うんです。なので、私はその2つの委員会を除いた総務建設常任委員会と教育民生常任委員会の2委員会で…(「検討する」の声あり)はい。というのがいかがかなと思います。
委員長(畑中由喜子君)
形としてそのようなことになろうかと思うんですけれども、それぞれの常任委員会で検討していただくと。6月の議会の中で常任委員会が開かれますので、それが一番早いチャンスかなと思うんですけれども、早急に組んでいただき…話し合っていただいて、決定をしていただくということでよろしいですね。
委員(窪田美樹君)
ちょっとお聞きしたいんですけど、広報常任委員会としてはもし広報常任委員会で行きたいとなると、例えばの話、9人なんです。行ってみたいところがあるとしたらね。そうなると、全員で行くとなるとこの1人当たり10万円の割り方とかもかなりちょっと難しいというか、複雑なやり方にもなるので、本来行くか行かないかを常任委員会で提案してもいいのかどうかというところもちょっと難しいところかなと思うんですが。
委員長(畑中由喜子君)
ですから、ことしは行かないと。
委員(窪田美樹君)
行かないという…。
委員長(畑中由喜子君)
研修に行くので…。
委員(窪田美樹君)
研修を視察という、視察というか、勉強ということに充てて…。
委員長(畑中由喜子君)
2年に1回必ずありますので。
委員(窪田美樹君)
じゃあ、もうそれは決定ということで、広報常任委員会では行かないということを決定ということにしたという形。
委員長(畑中由喜子君)
そういう今、御提案でした。
委員(窪田美樹君)
はい、わかりました。
委員長(畑中由喜子君)
よろしいですか。ほかの委員さんよろしいですか。じゃあ、委員会視察に関してはそのような形での取り組みをやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。常任委員長にはお話をすることにいたします。
6番目、農業委員会委員の推薦についてなんですけども、これは事務局から説明していただいたほうがいいですか。よろしいですか。局長、お願いします。
議会事務局局長(矢嶋秀明君)
現在、荒井直彦農業委員が議会推薦で農業委員となっていただいておりますが、荒井直彦氏から5月27日…あ、すいません。12日付で農業委員の辞任届が提出されました。5月27日の農業委員会総会でそれの同意が得られまして、5月31日付で農業委員を辞任することに決定されましたので、今後改めて議会推薦の農業委員を決めていただくことになりますので、それについて6月の定例会で議案として出していただくことになろうかと思います。以上でございます。
委員長(畑中由喜子君)
農業委員の選任につきましては議会推薦枠がございまして、必ず議会から、かつては2人だったんですが、今はお1人、農業委員会のほうにお譲りして、今は議会推薦お1人という形で進んでおります。この件につきましては…議長、いいですか。会派代表者会議で諮っていただくということで…(私語あり)よろしいですか。会派代表者会議で人選をしていただいて、6月議会に議案提案したいというふうに思います。早急に決めなければいけないので、6月定例会で議案として出てくるためには…会派代表者会議、6月9日ぐらい。定例会中じゃないですよね。定例会始まる前の議案…議案提案ですから。9日…告示日。(私語あり)
オブザーバー(近藤昇一君)
各派の代表とそれから議長経験者の方にお集まりいただいて、その場でやりたいと思っていますんで。一応…あ、9日10時ということで、もしここにおられる方で対象の方は。これは傍聴も可能だと思っています。傍聴も可能なんで。9日10時でもし、よろしくお願いしたいと思います。この日に告示がありますんで、議案もこの日。(「そうです」の声あり)
委員長(畑中由喜子君)
議案の配付ね。
オブザーバー(近藤昇一君)
各派代表とそれから議長経験者の方たちについては、議案は役場のほうで渡すように、自宅のほうにお届けしないという。(私語あり)もしできればそういうふうにしていただきたい。いや、どうしても自宅に届けてほしいというんであれば改めてまた申し出ていただきたいと思います。
委員長(畑中由喜子君)
ありがとうございます。よろしいですか。そういう形で進むことになりますので、会派代表者会議のメンバーの方は恐れ入りますが6月9日(火曜日)10時にあちらの委員会室にお集まりいただきまして、農業委員の人選に関する御協議をいただくという形で進めたいと思います。よろしくお願いいたします。
最後にその他でございますけれども、もう既に実施しておりますが、クールビズについてということで、これは事務局から御説明お願いできますか。
議会事務局局長(矢嶋秀明君)
町長部局のほうでは5月1日から9月の30日までの期間、クールビズということで、ノーネクタイ、ノー上着…男性についてでございますが、そういう形で…(「10月末じゃない」の声あり)あ、すいません。失礼いたしました。10月の31日までの期間、クールビズということで、男性職員についてはノーネクタイ、ノー上着で庶務…事務をさせていただいております。議会議員さんにおかれましてもあわせてですね、そのような対応をしていただければどうかなということでございます。これは毎年やっていただいていることでございますので、同じような対応で、議会の会期中においてもそのような対応でいかがかと思っております。以上でございます。
委員長(畑中由喜子君)
クールビズについては例年もっと早い時期に議会としても決定しているんですけれども、ことしは改選期に当たりまして、皆様への周知が今になったということで御承知おきください。
以上で本日議会運営委員会に諮る案件については全て終了いたしましたけれども、皆様方から何かございますか。よろしいですか。じゃあ、決定しましたことに関して事務局のほうで、よろしいですか。よろしい、確認しなくて。皆さん大丈夫、確認しなくて。大丈夫ですか。
それでは、これにて本日の議会運営委員会を閉会いたします。どうもお疲れさまでした。ありがとうございました。(午前11時18分)
以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。
平成27年7月23日
議会運営委員会委員長 畑中由喜子
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更新日:2018年02月02日