議会運営委員会会議録 平成26年8月20日

開催年月日

平成26年8月20日(水曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午前11時38分

催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 議会改革について
    (1)議長選挙における所信表明に対する質疑について
    (2)政務活動費にかかる収支報告及び視察調査報告の公表について
    (3)委員会のネット中継について
    (4)その他の改革項目について
    ア 決算総括質問の一問一答方式について
    イ 広報広聴について
    ウ 反問権について
  2. その他

出席並びに欠席委員

出席7名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 横山すみ子 出席
副委員長 長塚かおる 出席
委員 近藤昇一 出席
委員 中村文彦 出席
委員 待寺真司 出席
委員 笠原俊一 出席
委員 鈴木道子 出席
オブザーバー 副議長 金崎ひさ 出席

傍聴者

守屋亘弘議員 土佐洋子議員 窪田美樹議員

説明のため出席した者の職氏名

なし

会議の書記

議会事務局局長 矢嶋秀明
議会事務局次長 廣瀬英之
議会事務局局長補佐 永井秀子

会議録署名委員

委員長 横山すみ子

会議の経過

委員長(横山すみ子君)

皆さんおはようございます。ただいまから議会運営委員会を開会いたします。委員全員おそろいでございます。(午前10時00分)
日曜日は町民との会議、大変お疲れさまでございました。出席者17名ということで、参加者からいただきましたポストイットでの御意見は、全部パソコンに打ち込みまして、記録ができたときにまたそれをどう扱うか御相談をさせていただきたいと思います。
それでは本日の議事に入っていきたいと思いますけれども、御承知のとおりきょうは午後に中学生議会が予定されておりまして、さまざま準備もあるということで、できる限り議会運営委員会の審議を、余裕を持って当たれるように、11時半をめどに行いたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。
それではお手元の次第をごらんください。本日は「議会改革について」を主に話し合っていただきます。では順番、そのとおりに進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
前から取り組んでいることでございますが、議長選挙における所信表明に対する質疑について、いろいろ調査等しておくようにということでございましたが、やっていただいておりますので、事務局のほうから御説明をいただきたいと思います。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

それでは本日お配りの資料の1をごらんください。1の「議長選挙における所信表明に対する質疑について」でございますが、前回7月23日開催の議会運営委員会におきまして、所信表明に対する質疑を行っている議会の状況を調べるとのことでしたので、お調べさせていただきました。
県内町村議会で、議長選挙時に所信表明を行っている議会のうち、質疑を認めているのは記載のとおり、大磯町、二宮町、愛川町、開成町議会でございます。そのうち実際に質疑が行われているのは二宮町だけとなっております。また、山北町は質疑を認めていないとのことでございます。
二宮町の所信表明に対する質疑の実施状況につきましては、要綱・要領等の定めはなく、申し合わせにより正・副議長選挙における立候補者による所信表明は本会議場で行い、質疑を認めるとしております。実際の質疑のやり方といたしましては、本会議において議長選挙を議題として取り上げ、議長がまず議長選挙に立候補される議員の起立を求め、候補者を確認しております。その次に、議席順に立候補者による所信表明を行い、その後、立候補者に対する質疑を行っております。直近2回の議長選挙における所信表明の質疑は記載のとおりでございます。平成24年12月6日の第4回定例会では、候補者は2人で質疑は3人行っております。このときの主な質疑といたしましては、ちょうど二宮町が議会基本条例を策定中だったことから、議会基本条例の基本的な考えなどの質疑でございました。また、平成22年12月3日の第2回臨時議会の議長選挙では、立候補者は1名でございましたが、質疑が2人行っております。このときの主な質疑といたしましては、全員協議会の公開や議長のリーダーシップでございました。なお、このような質疑を行うことにより、候補者同士のディベートにはならないかと心配されますが、そのことについて事務局に確認いたしましたところ、議長立候補者による他の候補者への質疑を認めていないことや、質疑は所信表明に対することであるため、今までにそのようなことにはなっていないとの回答でございました。以上でございます。委員長お願いします。

委員長(横山すみ子君)

はい、ありがとうございました。以上のような御報告をいただきましたけれども、本日この問題について委員間での討議を行いたいと思います。では、この報告を踏まえまして、御意見がありましたらどうぞ挙手をしてください。
前回より前から話題になっております所信表明については、当議会はこの場で行っておりますけれども、それについては特に変更をという御意見はございませんでした。候補者に対する質疑を認めるか、認めないかというところが課題となった話し合いだったと思います。

委員(鈴木道子君)

事務局で調べていただいた中で、質疑を認めないというのが山北町だけということですので、私はやはり、今まで申し上げたとおり質疑は認めたほうが、改革としては一歩進んだ改革だと思いますので、認めるべきだというふうに思っております。

委員(笠原俊一君)

確認をしたいんですけれども、こちらの質疑を認めているその議会というのは、まず議長立候補者が所信表明を述べて、それに対する質疑ということですか。それとも全くそれに関係なく、例えばあなた、全然関係ない、その所信表明に対する関係のない質疑も何でもありということなんでしょうか。

委員長(横山すみ子君)

所信表明に対する質疑でございますが、次長、その点はいかがでしょう。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

実際に質疑を行っている二宮町に確認したところですね、所信表明に対する質疑ということで、その他のことは認めていないということです。

委員(笠原俊一君)

いや、要するにね、いかに秩序を保ちながらいい形で、その立候補される方がどういうお考え方をお持ちなのかなということがね、特に改選のときは新人の方たちとかそういった方も、候補者がどういう考え方をお持ちなのかわからないと思うんですよ。ですからそういった意味では質疑というのも、これからの時代必要かなということを思うんですけども。ただ、私的なことだとかいろんな多岐にわたることを、やたらに聞くということもいかがなことなのかなと思いながらね、ただ、個人的にはどういうお考え方をお持ちなのか、所信表明に対してもう少し踏み込んだ考え方を聞きたいとか、それはもう当たり前のことですから、そういったことであれば問題ないのかなというような思いがしたものですから、伺いました。

委員長(横山すみ子君)

議運でテーマ、この問題取り上げましたときも、議長の、議長選挙における所信表明に対して質疑を認めるかどうかということで限定して始めております。
それでは皆様、他に。

委員(待寺真司君)

実際二宮で行われたということなんですが、この場合のその議事整理はどなたがやられたとかという、その辺は、町長、座長。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

二宮町は本会議場で所信表明、質疑を行っておりますので、議事整理は議長となっております。また、質疑のやり取りの議事録を見る限り、もう簡潔に質疑・答弁という形で、再質問はしてないような形になってます。

委員(待寺真司君)

つまりその、仮の議長ということですか。前職議長が。

委員長(横山すみ子君)

続いてますよね。

委員(待寺真司君)

まだ選ばれるまでね。選挙後は。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

一応二宮町も、議長の任期は葉山町と同様2年交代ということで、一般選挙後は当然臨時議長が議長を務めますので、議長が、臨時議長が行います。その2年後の交代時にはですね、議長が辞職しますので、当然副議長が議長をやります。

委員(待寺真司君)

これまでも述べてるように、質疑を認めるべきだということと、あとは立候補者は、二宮町もそのようですので、やはり候補者による質疑は認めないほうがいいのかなと。ただ、二宮が本会議場というのが非常に公開されてるなという部分なので、この辺はまたちょっと新たな課題として出てきたのかなと。私はイメージはここでという部分に思ってたんですけれども、なるほど、本会議場であれば皆さんが見れると。町民の皆さんもその様子が見れるということを考えると、委員会もこの後ネット中継するかどうかですね、議題になってますけれども、そういった意味では本会議場でというのはまたより一歩進んだ、開かれた議会という部分では考慮すべきところなのかなというふうにはちょっと感じております。

委員(近藤昇一君)

そもそも議長選挙に立候補制というのを導入する際にね、私自身は質疑を認めるべきだという主張をしてまして、実際には認めないというのが多数だったのでそれに従ったわけですけども、改めてそういう議論されるのであれば、当然質疑を認めても、ただその、二宮と同じようにその範囲内でね、おさめるということ、その…やっぱり制限は加えるべきだと思うし、場所についても私はどちらでもこだわらないつもりではいますけど、まあ議長のね、考えで、委員会もこれからネット中継やるというね、方向で今、検討も進めてますし、どちらでもいいのかなと私は思います。

委員長(横山すみ子君)

ここでやる場合は、今までは全員協議会の場で立候補表明されるということなんですが、本会議場を使って全員協議会を開いてということになるんでしょうか。それとも本会議。わからないですね、はい。すいません、二宮町議会の場合は本会議を開いてということですか。次長、お願いいたします。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

二宮町の場合にはですね、議事日程として本会議で議長選挙ということで議題としております。その中で一連の流れといたしまして、議長候補者による立候補の所信表明、その後質疑という形をとっております。以上です。

委員(近藤昇一君)

逗子も本会議じゃなかったのかな。一時期ちょっとやって、もうやめちゃってますけどね、逗子は。あのとき導入した際は、まだこの全協がね、公開されてないという部分がありましたので、その辺の思惑もあったのかな。たしか私は、逗子並みにすべき、逗子が導入して、葉山もやろうよって話になったはずですから、本会議のほうがいいんじゃないかというふうに言ったつもりでいるんですけどね。ただ、これからは、今、現状では全員協議会も正式な会議になってるし、そしてもう原則公開になってますしね。とは思うんですけど、考えてみると、ここでやってまた移動してって、その移動がありますよね。本会議場でやれば別に移動も何もなしで、そのまま投票行動にまで移れるというメリットはあるのかなというようなちょっと気はしますけど。それは皆さん方の協議でいいと思います。

委員長(横山すみ子君)

今回認めるという方向の意見が多いというのは、大変よくわかりました。次のチャンスが改選後にもう、1回ございますので、全協でやるべきか、本会議で議事の中でやるかということをもし決めておければ、すっきりと運営ができるかなと思うんですけれども、皆様、本日はやるということを決める。もしできれば、全員協議会でやるか本会議でやるかというところまで決めていただければ、あとは候補者は質疑しないとか、所信表明に対する質疑ということの確認ができる、確認をしておくということで済むかと思うんですが、いかがでしょう。

委員(中村文彦君)

話は戻るのかもしれませんけれども、質疑を認める中で実際に二宮町のみというのは、これはどうしてなんでしょうか。

委員長(横山すみ子君)

次長、何か調査してわかったところありますでしょうか。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

特に電話で聞き取りしてる中でですね、質疑はないということで、実際立候補される方というのは、水面下で誰が出るというのがわかっておりますので、この方はどういう考えであるかというのが基本的にわかっているので、質疑はないというふうなこともおっしゃってました。

委員長(横山すみ子君)

それでは当議会としてどうするかということで、本日結論を出せれば出したいと思うんですが。まず議長選挙の所信表明に対して、質疑を認めるということを決定してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
はい、ありがとうございます。それではこれに当たっての注意書きといいますか、注意事項として、所信表明に対する質疑で、候補者は質疑を行わないというところまではよろしいですか。(「はい」の声あり)
はい。それでは場所としてですね、全員協議会で行うか、本会議場で行うか。全員協議会の場合は本会議を休憩してこちらに移動して、ここでやった上、投票に戻るというやり方になっておりますけれども、公開度というところから行くと、結果として公開する形にはなりますが、流れとしてそのままやることができるという意味では、本会議でやるほうがロスは少ないという感じはいたしますが、その点についていかがでしょうか。

委員(鈴木道子君)

先ほどもお話出ましたけれども、移動のロス等も考えますと、すっきりと本会議で実施するというのが、私はいいと思います。

委員長(横山すみ子君)

近藤委員、失礼いたしました。どうぞ。あ、いいですか。

委員(待寺真司君)

ちょっと事務局に、もし御承知ならということなんですが、この場合、町側、執行部側も全員出席のもと、その場で所信表明、投票という形で行われたのかどうか、その辺はいかがでしょう。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

ちょっとそこは確認はしておりませんが、恐らく議事日程を…会議録を見る限り冒頭から始まっておりますので、出席してるものだと思います。

委員長(横山すみ子君)

それではいかがでしょうか。所信表明を行う場ということで、ちょっと性急かもしれませんが、半年後…あ、半年後でしょうか。

委員(長塚かおる君)

すいません、ちょっとお尋ねしますが、本会議、二宮は本会議でやってますが、ほかの3町はどちらでやってるんでしょうか。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

大磯町は本会議場で行っております。あとの3町ですね、そちらについては全員協議会室で行っております。ただ、あと議長選挙というのは地方自治法の第103条において、議員の中から正・副議長を選挙するということで、そのうち公職選挙法の規定を準用いたしまして、立候補制度は準用してない形になっております。そのため法的担保がないことによって、ほとんどが休憩中に、本会議を休憩して全員協議会などとして非公式に扱っている例が多いものとなっております。

委員(笠原俊一君)

私はどちらでもいいんですけれども、本会議場でもこちらでもね。ただ、やり方として本会議場でやるということになりますと、登壇して所信表明を述べて、登壇、残ってていただいて質疑をするのか、自席に戻って質疑を受けるのかね、そこら辺まで決めておかないといけないんじゃないかなと思うんですけども、そこら辺はどういうふうにするかね。もし本会議場でということになった場合に、質疑は登壇席で受けるのかということもひとつ踏まえてやらなければいけないのかなと思うんですよ。

委員長(横山すみ子君)

そうですね。本日は、それでは議長選挙における所信表明に質疑を行うというところまで決めさせていただきまして、次のチャンスといいますか、行われますのが来年の改選後でございますので、あと、他の議員の皆様にも所信表明に対して質疑を行うということを、議会運営委員会が決めましたということを御報告した上で、少し意見をいただいてもよいのかなと思いますが、議長、お考え何かございますか。

オブザーバー(金崎ひさ君)

やるということがここで決定した以上、場所的にはまだ急ぐことはないと思いますので、やりますということだけは定例会の全協でも…で皆様に御報告をして、そして確認をとった上でまた場所は改めて決めていただいてもいいかと思います。

委員長(横山すみ子君)

委員の皆様いかがでしょうか。そのようなやり方をとらせていただきたいと思いますが。もし話し合いがまとまらなければ、大体従来どおりということにはなっていきますが、正式に質疑は行うということは本日決定いたしましたので、議長のほうから場をつくっていただきまして、全議員の皆様に御説明をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、本日次の議題でございますが、前回また調査の御要請がございました政務活動費に係る収支報告及び視察調査報告の公表について、横須賀や他の事例等をちょっと調べてくださいということでございまして、調査していただきましたので御報告をお願いいたします。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

こちらも前回7月23日の開催の議会運営委員会におきまして、他の議会の状況を調べるということでしたので、県内町村議会と近隣市の状況を調べさせていただきました。県内14町村議会のうち、政務活動費が交付されている議会は、葉山町を除きますと7議会となっております。その7議会と近隣市では、三浦市が政務活動費の交付がありませんので、近隣3市の政務活動費に係ります収支状況、収支報告等の公表状況を一覧にしたものでございます。
まず大磯町では、議員別の収支報告一覧をホームページと議会だよりに掲載しております。なお、役場庁舎内の1階の町民情報コーナーに、収支報告書、領収書等の添付書類、及び視察報告書の写しを閲覧用に供しているとのことです。次に中井町は、ホームページには各議員から提出された収支報告書の表紙、印鑑を押している鑑の部分をPDF化いたしまして掲載しております。また、議会だよりには議員別の収支報告一覧表を掲載しております。次の松田町、箱根町、愛川町、逗子市につきましては、会派または議員別の収支一覧表をホームページまたは議会だよりに掲載しております。
次に近隣市の横須賀市でございますが、会派または議員から提出された収支報告書と、収支報告書の明細、視察報告書の写しをPDF化いたしまして、ホームページに掲載しております。なお、視察報告書をホームページに掲載しているのは横須賀市だけで、他の議会は掲載してない状況でございます。横須賀市の視察報告の公表状況は、前回の議運におきましても御説明させていただきましたが、会派で視察を行った場合の報告書といたしましては、政務活動費を会派で交付されている場合は会派の代表者が1つの報告書を提出しております。また、会派に属していても、政務活動費を議員個人で交付を受けている場合には、視察報告書は各議員でそれぞれ作成した報告書を個別に提出している状況でございます。このような報告の仕方をしているのは、政務調査費の創設された当初から、議員個人に交付された場合には議員個人が報告、会派に交付された場合には会派代表が報告することとしており、ほかに特段の理由はないとのことでございました。
視察報告の提出期限を設けているのは横須賀市と大磯町で、横須賀市が視察終了後は1カ月以内、大磯町が視察終了後速やかにと決めておりますが、他の議会では葉山町同様に、年度終了後に提出している収支報告書に添付しているのが現状となっております。以上でございます。委員長、よろしくお願いします。

委員長(横山すみ子君)

はい、ありがとうございました。事務局調査していただきまして、一覧をいただいておりますけれども、これまた方向性をきょう決めることができれば、また全協等で御報告の上、詳細を決めるというやり方のほうがいいかもしれないんですが、今の調査に基づきまして何か質疑がございましたら、どうぞ挙手をお願いいたします。

委員(近藤昇一君)

すいません。事務局にお聞きしたいんだけれど、葉山の現状というのは今、収支報告書はホームページ、議会でそれぞれ載せてあるの。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

すいません、今、マイク入ってなかったので。

委員長(横山すみ子君)

では再度、申しわけありません。

委員(近藤昇一君)

申しわけないです。葉山の現状をちょっと報告してください。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

葉山町の場合はですね、政務活動の手引により、それぞれ皆様行っているんですが、視察報告につきましては収支報告書を提出、年度が終了した後、4月30日までに提出する収支報告書に添付するということになっておりますので、極端な話、年度当初行った視察が翌年、1年後に報告出すような形となっております。

委員長(横山すみ子君)

公表の状況ですね。お願いいたします。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

あ、ごめんなさい。公表の状況ですが、公表はホームページ、議会だよりには掲載はしておりません。

委員(近藤昇一君)

そのことも含めて、情報コーナーに置いてるってところもありますよね。これも含めてちょっと検討したほうがいいんじゃないかなって気がしました。そういう面では、あ、ごめんなさいね。視察報告も収支報告についても、この辺のね、公開度というのはやっぱり高めていく必要があるんじゃないのかなと思いますけどね。

委員長(横山すみ子君)

そうしますと近藤委員、視察報告の公表のみではなく、収支報告の公表も含めて検討すべきという御意見でございますね。他の皆様いかがでしょうか。

委員(中村文彦君)

ここには山北町と開成町が入ってないんですけど、それはなぜですか。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

こちら県内14町村議会で政務活動費を交付している、葉山町も含めて8議会ですので、葉山町ちょっとこの表には除いてますけど、開成町は政務活動費は交付は受けてないという形です。

委員(待寺真司君)

ちょっと確認なんですけど、先ほど大磯町では速やかにというようなことだったんですけれども、その「速やかに」というのは、大磯町見ると視察報告は特に公表してないということなんですけれども、収支報告書とかそういうのを締め後速やかにということの説明だったんでしょうか。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

視察が終わった後、視察報告書を議長あてに提出するんですけど、その提出を速やかに提出するということで。それと、実際にはホームページとかは公表はしておりませんが、情報コーナーにはそれぞれ閲覧できるような形で、視察報告が各議員から出された場合には閲覧用に供しております。

委員長(横山すみ子君)

ほかに御意見よろしいでしょうか。

委員(鈴木道子君)

私ももう少し町民の皆様が見やすい形での公表をしてもいいというふうに思っております。ただ、議会だよりに載せるとなると、ページ数とかどの部分がということが、またそちらとの調整も必要だと思いますけれども、大まかな言い方をすれば、もう少し、せっかくしっかりと1円から領収書もつけてるし、大変に厳しい事務局の細かな点検もございますので、しっかりやってるというところを町民の皆様に見ていただきたい思いもございますので、もう少し公表をする機会、場所を考えてやったほうがいいと思います。

委員(笠原俊一君)

現実的にね、1カ月以内ということで、例えば横須賀並みにしたときに、苦しんでしまう場合が出るんじゃないかななんて、今、思っていたんです。というのは、例えばいろんな領収書だとか、その場でもらえるものもあるし、末にならないと…。

委員長(横山すみ子君)

収支報告ではなくて…。

委員(笠原俊一君)

報告書でしょ。

委員長(横山すみ子君)

視察報告です。

委員(笠原俊一君)

収支報告も含めてと書いてありますのでね、収支報告と視察報告と一緒になって、ものとしては、事務局としては受け取ってるはずだと思うんですけども。ですから報告書と一体になった書類というふうに私は理解をしてしまったものですから。ですから、そういった意味合いでいくと、先ほど次長が説明されたようにね、政務活動費自体を個人個人で、会派といえども私たちみたいに個人個人で受け取ってる場合は、それは報告書として個人個人やらなければいけないのかなという思いが新たにしたんですけれども。現実の問題としていろんな添付する領収書類と一緒になって1つの書類として上がりますから、そういったものは一月ってしてしまった場合に自分たちが苦しんでしまうものをつくってしまうというのはいかがかなと。ある程度、速やかにということであれば大丈夫かなとは思うんですけども、一月というこだわりをしたときにどうなのかなという、ちょっと疑問があるものですから、ちょっと心配をしてます。

委員(中村文彦君)

要はその政務活動費のですね、視察報告について、市町村…町村でですね、実施してるところというのはどこかあるんですか。町村、これ見るとないってことですか。

委員長(横山すみ子君)

県内について調査をしていただきました。もし全国必要であれば、はい、どうぞ次長。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

今、中村委員がおっしゃったこの表の視察報告のところにバツついてるってことなんですけど、こちら視察報告書を公表してるという…提出は当然あります。当然ありますけど、それをホームページとか情報コーナーで公表してるかどうかというと、町村では大磯町だけが公表してることで、ちょっとバツってなってるのは、こちらなってしまってますけど、ちょっとこれ、ホームページ上って部分であったのでバツってなってますけど、実際には紙ベースで情報コーナーで置いてあることとなってます。
あと、先ほど笠原委員のおっしゃってた、ちょっと私、説明がちょっと十分でなかったら申しわけないけど、視察報告書と収支報告は別もので、視察報告書は視察が終わった後に報告の視察の概要と、あと各、行かれた委員の所感、感想などを書いたものを報告書として出すのが1カ月以内ということで、収支報告書は年度が終了後速やかに…あ、1カ月以内に出すような形になってます。それは別です。

委員(笠原俊一君)

そうすると一体のものという考え方はしないんだ。報告書はね、別に報告書だけだったらば問題ないんだけど、私のほうはすべてを公表するというものでワンセットというふうに理解をしてしまったものですから、収支報告といろんな、例えば領収書類が後から送られてくるのがあるかなと思って、それがセットになって初めて住民の方々だとかいろんな方に公表ができるものなのかなと。報告書だけであればね、別に速やかに、それぞれに聞いたものですから、覚えてるうちに書くのは問題ないと思うんですけども。

委員長(横山すみ子君)

政務活動費に係る、1冊いただいていると思うんですが、その中に報告書のパターンがありまして、それに基づいて皆さん出していただいておりまして、活動内容についてということになっておりまして、収支報告は別でございます。

委員(近藤昇一君)

だから、今までは年度末にね、収支報告と、当然それを視察報告も添付して出さなきゃいけないってなったから、年度末に一括でよかったんだけども、これからもしやるとすれば、視察報告だけは先に出すと。当然収支報告はね、年度を締めないと報告できませんから、そういう形になるのかなと思うんですけど。葉山の場合はまだ収支報告についてもその公開というような形もとってないというのであれば、やっぱり、これはやっぱり出してるわけですから。情報公開請求すればね…え、情報公開請求しないと見られないんだっけ。閲覧に来れば見れるよね。閲覧に来れば見れるようになってるわけだから、だったらもうどんどん、できるだけ公にしていくという立場をやっぱりとったほうがいいかなと。特に町側に対しては情報公開ちゃんとやれよって言っていながらね、こちらではまだまだやってないというのは、やっぱりちょっと違うんじゃないかなというような気がしますので、やっぱり早急にやれるものだったら、同意がいただけるんだったらやったほうがいいのかなと。
もう一つなんですけど、先ほど中村議員からも出たと思うんですけど、議会だよりに出してるところが県内ではないんだけど、以前議運で視察に来られたね、町でやってるって、あそこどこだったかちょっと忘れたんだけど、どんな形でやってるのかをちょっと調べていただけると。多分ね、無制限にやったらとてもじゃないけど紙面足りないだろうし、どこでしたっけね。ちょっと後でまた調べてみますけど、そこでは会派の視察もたよりに載せてるんだという話もちらっとしてたんでね、どんな形で載せてるのかちょっと調べてもらえればと思います。可能だったらね、ここでもやれれば一番いいと思う。

委員長(横山すみ子君)

そうしますと、できる限り議会の情報を早く見えるようにするという意味では、視察報告に関しては先んじて出されたものは、ホームページの場合は長さ関係なく、2枚になっても3枚になっても出せますので、その扱いを始めるかどうかというところなんですが、これまた全議員にお話をしなければいけないというところがありますので、視察報告を年度末まで待つのではなく、できるだけ早くホームページには公表すると。議会だよりに関しては、長さ含めて、考えるべきことがあると思いますので、次の問題という形にしてもよろしいでしょうかね。

委員(中村文彦君)

ちょっと気になるのは、政務調査費をやめてるところもあるというんですけれども、政務調査費として手当を支給してないということなんですか。ここに載ってない市町村の中で。

委員長(横山すみ子君)

やめてるのではなくて支給していない。

委員(中村文彦君)

支給していないんですか。

委員長(横山すみ子君)

ということだと思います。

委員(中村文彦君)

それで事務局いいんですか。支給してないということですか。

議会事務局次長(廣瀬英之君)

県内14町村の議会のうち、葉山町を含め8議会だけが政務調査費の、当初から交付してますけど、その他の議会は途中で廃止したとかではなく、当初から政務活動費としては交付はされてないということです。

委員長(横山すみ子君)

ということでございます。先ほど全議員にかかわる問題について方針を決めた後、全協で話をして、その後詳細を決めるというやり方をお認めいただきましたけれども、この問題につきましても、視察報告についてホームページに掲載するというところまでは決めて、また全協で御説明をいただいて具体的なところを早急に決定するというやり方のほうが、他の議運でない皆様にも深くかかわる問題でございますので、そのほうがいいかなと思うんですが、このやり方についてはいかがでしょうか。ということ…はい、どうぞ。

委員(近藤昇一君)

あとはいつから。いや、いつからね。だから今年度のやつをもうやるのかね、それとも来年度からにするのかね、その辺も含めてちょっと決めていかないといけないのかなと。

委員長(横山すみ子君)

そうですね。これは議長からアイデアというか、いただきましたものでございますが、そのようなペースで進めてもよろしいでしょうか、議長。

オブザーバー(金崎ひさ君)

年度末に収支報告書と一緒に視察報告書をいただいて、私1人が議長室で読んでて大変参考になるようなことが、皆様、本当に視察研修なさっております。で、もったいないなという気がしたのがまず発端です。ですから視察終わった後に全協ででも、御自分のその視察の得た勉強の内容を皆さんに報告したらどうかというのが、私の最初の意見だったんですが、横須賀市のようにホームページに載せると、今度は全町民、全世界に発信できるということで、大変いいことだというふうに思っております。それでできましたら、今年度は私たち任期の最終年度ということで、視察がもう前半にすごく重なっているように思いますので、定例会の全協の中でこの報告をさせていただいて、そして1カ月となると、もう1カ月はとっくに過ぎてますので、次の報告、視察からということになるかと思いますので、期日は追って決めても、できましたら、政務活動費が世の中騒がれている時代でございますので、報告をさせていただいてホームページに載せさせて、でき次第載せさせていただくという形にすれば有効かなというふうに思いますが、これも全協で皆様にお諮りをして決めてもいいかなというふうに思います。

委員長(横山すみ子君)

このところでちょっと問題が残りますのは、政務調査費自体について公表を早くという意見、近藤委員からございましたけれども、これは議運でそのような意見が出ましたということをまた全協で御報告いただいて、方針を決めていくということでよろしいでしょうか。決めるにしても、もう半年以内にしないといけないことでございますが、その点については。

オブザーバー(金崎ひさ君)

収支報告書のホームページの掲載については、私、全協で諮る必要はないかなというふうに思います。それで既にもう皆様は、するとしても過去のものですので、皆様もう事務局に提出されてて、公表の域に入ってますので、それをホームページに載せるか載せないかというのは、ホームページ担当の広報の委員長の委員会で相談をさせていただくのでいいのかなというふうに思いますけど、ここで決まった上でですけれども。

委員長(横山すみ子君)

それでは方針を決定するということで、視察に関しましては公表するということで、詳細を全協報告後決定することになります。収支報告そのものについては、既に出されているものでございますので、公表する…現在のごらんいただけるというだけではなく、積極的にホームページ等で公表するという方向性を決めさせていただいてよろしいでしょうか。
(「はい、了解」の声あり)
はい。それでは本日決定ということにさせていただきます。

委員(長塚かおる君)

ホームページに載せることはしていくほうがいいと思うんですけども、政務調査費が幾ら支給されてるとかの数字がホームページのほうには載せられていないので、そういうところも含めて広報のほうでどのような掲載をしていくかというのを、ちょっといろいろと直していかなければいけないと思うので、話し合っていただきたいと思います。

委員長(横山すみ子君)

では、その点に関しては公表の形態ということになりますので、方針を決定した上でお願いをしていくという中に含めておいていただきたいと思います。
何か、ちょっと駆け足で議論をして大変申しわけないんですが、公表のレベルをもう一歩進めるということで決定をしていただきました。
それでは次に、急ぎ足で申しわけありません。3番目の委員会のネット中継について、鳥羽市議会の北村さんの研修を終わりまして、これからどのようにするかについて具体的な御議論をいただきたいんですが。ネット中継について皆様の御意見を伺いたいと思います。

委員(近藤昇一君)

具体的にはやっぱり一定の予算もかかることだと思うんですよ。あんまり、ユーチューブ使えばどうのこうのって話だったんだけども。葉山で導入した場合にどのぐらいの予算かかるかというのは、事務局のほうで試算されておられますか。まだであるなら、それもちょっと調査していただければと思うんですけども。
それともう1点は、この、この間の鳥羽のね、何だっけ…。

委員長(横山すみ子君)

北村さん。

委員(近藤昇一君)

あ、北村さんの話を聞いた後って話になってたんだけども、本会議へのタブレット及びパソコンの持ち込み、ノートパソコンの持ち込みについての議論も、もう同時に公的に、委員会ではもう認めてるんだけど、その辺も議論したほうがいいのかなと思ってます。お願いします。事務局に、もし調査してあれば。

議会事務局局長(矢嶋秀明君)

導入経費につきましては現在調査をしておりまして、すいません、まだ金額は出ておりません。

委員長(横山すみ子君)

他にいかがでしょうか。

委員(中村文彦君)

この間の講習会でですね、委員会のネット中継についての弊害ということもお話ありましたけど、その点についてはどのようにとらえてるんでしょう。

委員長(横山すみ子君)

すみません、弊害ということについて触れられましたか。

委員(中村文彦君)

ネット中継についてですね、件数がかなり上がったというところで、その件について一部の政治団体がビラを配ってあおったというような話もあったような気がしましたけど、そういうようなとらえ方じゃなかったですか。

委員長(横山すみ子君)

すみません、私は印象に残ってなかったので、大変申しわけないんですが。ネット中継をするといろんな反応は出てくることもあるかとは思いますけども。記憶されてる方いらっしゃいますか。はい。
研修を受けまして、今、もし葉山町で導入するとすれば、どのぐらいの設備で幾らぐらいかかるかということは、事務局で調査中ということでございます。近藤委員のほうからは、北村さんの御講演の中で、委員会の中継だけではなくて本会議に…関連してということでよろしいんですかね。

委員(近藤昇一君)

お話聞く中ではね、タブレットかパソコン、まあ向こうはタブレットでしょうけども、その活用方法についてね、大型のモニターを活用した形でのね、そういう活用の仕方もやってる。そこまで発展できるかどうか。将来的にはそうなるんでしょうけども、とりあえず今、委員会で認めてるような形を本会議でも認めるということで、確かに今、昔はね、パソコン、キー叩くと結構かちゃかちゃいってたけども、今は音は割としないんですよね。タブレットだったら余計、音するわけないんで、そういう面でのあれは障害なくなってるのかというのは気がしますので、先行き、将来的には必ず、いつかはわからないけども、どこの議会もそうなるというのはもう目に見えてますのでね、だったらちょっと、やれる人はやってもいいよみたいなね。で、将来的にはやっぱり逗子のような形態も生まれるのかなとは思いますけどね。財政的な問題もあるし、全員にタブレット支給なんていうのはまだちょっと無理かなとは思うしね。だったら自分たちのを持ち込むのは許可するという形もどうだろうかと思ってます。

委員長(横山すみ子君)

委員会での中継に関しまして、来年度から反映させるとすると、一番遅くて11月までにはどのようなやり方でということを、実施する場合は決めないと予算に反映できませんので、今、8月の末で…あ、中旬ですけれども、9月…はい。開会中の議会運営委員会で、委員会中継のほうは決めさせていただきたいと思います。タブレットに関しましては次回の議会改革の討議をする際に、これ話題に入れたいと思いますので、各委員、ちょっと調査等考えておいていただければと思います。

委員(笠原俊一君)

委員会のね、ネット中継というものをイメージするのが、ちょっと頭の中でみんな違うんじゃないかなと思うんです。というのは、本会議場でのネット中継というのは定点カメラといいますか、こう、動きますよね。この委員会のネット中継というやり方になると、例えばこの席、円形ですし、どこにそのカメラがあってどういうふうに回すのかということをイメージしておかないと、私はプロフェッショナルじゃないものですから、全体像は例えば入り口付近から映し込めると思うんですけれども、例えば委員長さんが話をする、次に私が話をするとか、隣、中村君ですから中村君が話をするとかね。そうなると、このカメラの位置だとかも、ネットで委員会と本会議とは全く違うと思うんですよ。逆にそういうネット中継をこの場所でやるということになると、私語だとかそういったものが抑えられていい場合も出てくるとは思うんですけども、何ていうんですかね、その形態が全く違うんで、ちょっとイメージがわいてこないんですけれども。この全体像をね、入り口から全部こう、広角で見るというものをイメージされてるのか、それとも全く、その議長さんと私の席は違う、ひっくり返しの場所にいますから、それをポイントで押さえたネット中継を考えてられるのかね、本会議場と同じように。

委員長(横山すみ子君)

考えているというか、カメラの台数とかいろんな問題がありまして、幾らお金かけるかという話になります。すいません、途中で。

委員(笠原俊一君)

それでその、幾らかかるかということももちろんそういうことなんですけども、全体像を見渡したネット中継をイメージされているのか、本会議場での個々のやり取りをしたイメージをしてるのか。ただし議事録を起こすということになると、個々だと思うんですよ。違いますか。いや、ですからイメージ…私がイメージしてるのと、皆さんのイメージしてるのはどこが共通なのかがちょっとわからないものですから、それをちょっと先に、これを目指してるんですということを言っていただかないと、ちょっと違うような気がするんですね。

委員長(横山すみ子君)

失礼します。北村…鳥羽市議会の北村さんの御講演では、お金をかけずに委員会中継を実現したということで、カメラとしては固定するので、個々の委員は追えないと。委員会の審議そのものがごらんいただけて、音は聞こえるという御説明だったように思います。もし、個々の委員の発言を追っていくとなると、人員の配置とカメラ、大変なことになりますので、一番安くできるやり方でこういうふうにしていますというのが前回の御説明でしたので、きょうもし御確認いただくとすれば、個々のメンバーの発言をカメラ角度変えて追っていくというのではなく、委員会の審議風景を中継するというイメージだと思うんですが、そのようなイメージでよろしいですか、委員の皆様。

委員(笠原俊一君)

ごめんなさい。ですから、この間の北村さんの話はそれはそれとして、葉山の議会としてはどれを目指すのかということをまず決めなければ、スタートが違ってくるかなということなんですけども。

委員長(横山すみ子君)

議長からも御発言ありましたように、経費をかけずになるべく早く実現したいという前提で、鳥羽市議会もお呼びしてございますので。確認したほうがよろしければ、委員の皆様いかがでしょうか。

委員(中村文彦君)

現状の本会議のね、インターネット中継のそういった検証ですか。要はどれぐらいの人数が視聴してて、費用1件当たり、この間までは700円かかると言っておりましたけども、委員会でそういうだけの費用対効果が出るのかどうかという検証をね、どこかで持たないと、要はこれだけ小さい葉山町でインターネット中継を入れるということになれば、この間視察してきたところは遠隔地が多いということで、そういうインターネットの中継をですね、委員会のほうも導入したという話ありましたから、そういったところでは葉山町としてどういうことを目途としてやるのかというのをちゃんと検討しないと、入れたはいいけれども見る人がいませんというのでは、ちょっとどうかなというふうに思いますけど。

委員(長塚かおる君)

インターネットを入れるかどうかという、今、入れるという方向でとりあえず取り組んでいるので、あと費用と、これから継続してどれだけの費用がかかるかというものを出した上で、余りにもかかるようだったらやめるかもしれないし、そのあたりの検証は後ほどということで、きょうのここで決められることではないと思うんですけどね。

委員長(横山すみ子君)

それで笠原委員のほうから、既に皆様、費用を余りかけずに公開を実現するという方向で議論が進んでいると思い込んでおりましたので、そのことについて確認したほうがよいということでございましたので、議長からの提案も…はい、どうぞ。

委員(近藤昇一君)

まずネット中継、確認されてなかったのかどうかわかんないんだけども、まず委員会でのネット中継をやるのかやらないのかね。その上で費用、本会議並みにやるのであれば費用かかるよ、それでもやるのかというね、それとも費用かけないで最低限でやって、せいぜい音声が、全体の画像が見えて音声が各家庭で聞けると、そういう形でやるのかという話になるんじゃないんですかね。

委員長(横山すみ子君)

勝手に私はそこは既に、費用をかけずに公開の方向で行っていると思ってしまったんですね。

委員(近藤昇一君)

私自身ももう公開するってことが前提でその、北村さんか、呼んだというようなちょっと認識になってたんですけども。であるならば、そうじゃなければもう一度、インターネット中継を委員会でもやるのかどうかというのを確認された…されて、その上でじゃあどういうやり方という議論に移ったほうがいいのかな。でないと、やるかやらないかがまだ決まってないというような感じですから。

委員長(横山すみ子君)

はい、わかりました。それでは笠原議員のほうからも御提案いただきましたが、委員会中継そのものをインターネットでやるかどうかということに関して、再度意思の確認を行いたいと思います。この点についていかがでしょうか。

委員(待寺真司君)

それはもうやるべきだと思います。北村さんも言ってたように、インターネット中継する意味、意義というのは、やっぱり常にこうオープンで、議会が情報を発信しているんだというのを、やっぱり市民、町民の方に知ってもらう、それがやはり大事だというところは、もう全くそのとおりだと思いますので、手法は私もそれなりに…それなりにというか、手法はちょっと、考え方は違うんですけれども、委員会のネット中継というか、委員会自体をこう公開していくというのはもう大賛成ですので、それは進めるべきだと思います。

委員(近藤昇一君)

私もその公開はしていくべきだというのと同時にね、この間町民との会議の中で出ましたけども、委員会の議事録が12月議会の委員会しかまだ出てない。で、これ現実問題として、今の、前も何か議運か何かで議論があったんですけどね、今の速記のところに頼んでる限りなかなか難しい部分もあるし、で、もう一つにはやっぱり事務局、あの人数の中でさ、全部これをまたチェックする、それなりに時間かかるんですよね。大きなところだと、もうそれこそ議事専門の職員がいてね、それ専門にチェックしてるからもっと早く上がるんだろうけど、今、もういろんな仕事を兼職みたいな形でもって、4人でもってやってるわけだから、現実問題として非常に難しい問題がある。その中でネット中継をやれば、それをもう一度見直せばいいということで、ですからこの間の町民の方もね、本会議はそれできるけども、委員会できないじゃないかという話が出てた。それをやれば、その部分については一定不満も解消するのかなと思いますしね。そういう部分でも早急にやったほうがいいかなと私は思ってます。

委員長(横山すみ子君)

方向性として、具体的にはこれから詰めるとしても、委員会のインターネット中継を行うということを、きょう確認させていただいてもよろしいでしょうかね。

委員(中村文彦君)

まだちょっと議論が足りてないと思ってるのが、結局インターネット中継で委員会中継しますと、結局それは先ほどもありましたように、全世界に配信される。要は我々がここで話す言葉というのは、基本もう全面的にですね、全国に配信される形になります。それを覚悟した上で、例えばですね、まあないとは思いますけども、不穏当な発言であるとか、そういったいろいろと誤解のある発言をした場合というのが、もう取り返しがつかない状況になりますから、そのあたりを覚悟した上で導入するということを考えてやるのであれば、まあ著しい人権侵害があるとは思いませんけれども、そういったような発言があったときに議会として責任が持てるのかということまでも、ちょっとちゃんと考えておかないと、要は公開が常だと言っても、訂正で済む文書とはわけが違うので、そのあたりをちょっともう一回確認しておかないと、安易に情報公開だと言って、要はそうすると相当こちらのほうにもレベルを高くしておかないと、チェックが世界から入りますよということは一つつけ加えておきます。

委員長(横山すみ子君)

本会議の中継も同じですけれども、これは中継であるということで、正式な会議録はまたやった上でということにはなっておりますが、速報性があるので注意してということは、それは全議員同じことだと思うんですが、はい。中村議員から御発言もございましたが、方向として中継をするという前提でこれから議論を進めるということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
はい。それではどのような費用でどういう形でということについては、今、事務局のほうで調査していただいているということで、次回もし間に合えば、29日は無理かもしれませんが、開会中の議会で出していただければ、予算審議に向けて間に合うという段取りになります。

委員(近藤昇一君)

ついでにいろんなイメージというのかな、例えばこの間、鳥羽市では全体のイメージで、2つぐらいの画面が並んでましたよね。ああいう形にした場合に、この葉山のこの委員会室、向こうも委員会室ありますけども、どんなイメージになるのかをちょっと写真か何かでうまく撮れたら。できますかね。

委員長(横山すみ子君)

あとは鳥羽市でユーチューブで見ることができると思います、インターネット上で。それではイメージがわくような映像を用意できるかどうか、ちょっと考えさせていただきます。

委員(笠原俊一君)

全く時代が違うんで、新しい機械だとか日進月歩なんでね、よくわからない部分があるんですけども、今、近藤議員が言われたように、2カ所ぐらい鳥羽市がやってるというのも一つの考え方なんですけども、もちろん費用がどのくらいかかるかわからないんですけども、今、よくテレビ会議みたいな、モニターが一つ一つついてますよね。あれがスカイプというのかな。同じように、自分の目の前で自分がしゃべってるのが録れるというふうな、そういうものが1個ずつこのテーブルにあれば、例えば全体像はこういう会議をしてる。話をしている人がポイントとしてこれは録れるというような機械もあるんじゃないかなと思うんですけども。全く機械のことなんでよくわからない。ただネット中継をしたときに、全体像のイメージは住民の方がわかるんですけども、この話のポイントは誰がどういうふうにしゃべっているのかというのがあったほうが、本当は住民の方はわかりやすいのかなとなったときに、そういった…何ですかね、新しい機械・時代というものの研究というものもあわせて必要なのかなと思うんですけども。ネットでのね。機械ごとなんで、ちょっと皆さんのイメージも私のイメージも違って話をしてるかもしれませんけども。今後のことということで、一つの題材として。

委員長(横山すみ子君)

費用という、ガラスの天井のようなものがございますので、他でそのようなぜいたくなことができてる議会があるかどうか少し調べさせていただきますが、委員会中継で個々の議員まで追っているところというのは、今まで見た中ではなかったかなと思います。横須賀がやっておりますけれども、横須賀でもそういう個々のはやっていないような気がいたしますので、ちょっと映像的なものが用意できるかどうか、次回までに研究させていただきたいと思います。本日は北村さん、鳥羽市議会からの研修を受けまして、なるべく情報公開を進めるという意味で委員会中継を行うという基本的なところの確認をさせていただきました。
それでは急いで申しわけないんですが、その他の改革項目について、きょう確認しておきたいところがございます。予算総括質問も一問一答式で行うということについてなんですけれども、定例会前に一度確認をするということになっておりましたので、一問一答式で行うということの確認をさせていただいてよろしいですか。
(「はい」の声あり)
では、議会運営委員会ではこのことについて再確認をしたということで、これはまた全協で全員の議員にお伝えをいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。議長、何かコメントありますか。はい、どうぞ。

オブザーバー(金崎ひさ君)

この件につきましては、決算総括が全協よりも先になる可能性がありますので、次の、いつだっけ、議員懇談会、25日にございますので、そのときにこの総括質問に関しましては御報告をさせていただきたいというふうに思います。

委員長(横山すみ子君)

わかりました。議員懇談会終了後全議員にお残りいただいて、議長からお伝えいただくという進め方になりますね。では、そこでよろしくお願いいたします。
では、決算総括質問の一問一答方式ということに関しては、議運の皆様よろしゅうございますね。
では次の、アは終わりまして、イという項目で広報広聴についてということで、以前からお話をしておりました広聴の扱いについてどうするかということで、常任委員会化が9月1日から始まりますけれども、広聴に関して前回のお話では近藤議員のほうからもどういう形で広聴を広報特別員会から広報委員会に移ったところに、どのような形で加えていくかということのお話、幾つかさせていただいておりましたけれども、考えておいてくださいという宿題になっておりました。この点につきましてはいかがでしょうか。

委員(中村文彦君)

広報委員会が特別委員会から常任委員会化されましたので、この件については付託したいと考えておりますけれども、それではまずいですかね。広報常任委員会のほうに。内容的なものを。委員会付託。

委員長(横山すみ子君)

付託する事柄ではなくて、広聴をどのように扱うかということを決めなければいけませんので。それで前回の議論でも常任委員長が…常任委員長を含めて3人入るとか、あるいは全員加わるとかという議論になりまして、どのようなやり方がよいかというところまでいっておりました。皆様お考えいただいたかなと思うんですけれども。どういうやり方でやるのが一番うまくいくかということについて、本日御意見をいただければ出していただきたいんですが。まだ余り具体的にお考えでなかったということであれば、29日の議運ではちょっと無理かと思いますが、次の開会中の議会運営委員会でこのことを詰めさせていただくという段取りでもよろしいでしょうか。委員の皆様、それぞれの御意見は。

委員(笠原俊一君)

広報のほうは今、中村君が言ったように常任委員会化されて、もう一つの広聴活動というのが新しい時代の中で住民の皆様からいろんな、多様な意見を聞く場をなるべくつくっていこうということで、広聴の重要性というのが認識をされたと思うんですね。それはとりもなおさず、議会の基本条例の中で今のところは1回以上かな、するということの充実だと思うんですよ。ですからいかに、この間やった住民との会議というものを多様な形でふやしながらやるかということを盛り込んだものを連動させていく。報告しながら御意見を伺うと。この連動性がかなり重要ではあるんですけれども、同じように広聴の特別…広聴の委員会というものを別立てでつくって、将来的にはどういう形になるのかわからないんですけども、形をつくっていかなきゃいけないのかなと、イメージ的には思ってるんですけども。今、広聴活動を充実させるための方策ということの考え方ということで議論を進めてかなければいけないということだと。分解するとね。ですから何らかの形で、これも何らかの委員会というものをつくっていかなければいけないんじゃないかなと、自分自体は思ってます。

委員長(横山すみ子君)

7月23日までの議論といたしましては、広報広聴ということで新しい委員会をつくるというよりも、その役割はどこでするかという議論になっておりまして、開成町と中井町かな…の見学をした後で、どのようなやり方で扱うのが一番よいかということで、新しい委員会をつくるという議論にはなっておりませんでした。これまた宿題だったんですが。

委員(近藤昇一君)

今、広報の部分については広報特別委員会。今…9月からか、常任委員会は。広聴については所管が議運なんですよね。今現在はね。それでいいのかどうかという議論だったと思うんですよ。ですから、広報広聴を一体化するのかしないのか。特に広聴の部分については…事務局にちょっと確認したいんだけども「広聴」という文字というのは入っていないんだよね、たしか。どこにもね。やっぱり「広聴」という文字を何らかのあらわす。所管事項でも何でも。そういう面で広聴をどうするのか。だから今までどおり議運でやっていくのか、それとも…今、笠原さんからは新たな委員会というのも提案がされましたけど、広報の常任委員会に所属させるのかという議論がやっぱりあったと思うんですよ。そういう面で、私自身も広聴についてはやっぱりこれから非常に重要な部分だし、きちっと位置づけるという面ではね、広報広聴を一体化したほうが私はいいかなと思ってます。やるにしても当然来年の新たな任期からということで、それに向けての…当然条例化もしなきゃなりませんから…だよね、事務局。ですからそれも含めてね、当然何ていうのかな。議会の構成そのものになりますから、議運の仕事になると思うんですけど。時間かかっても、やっぱりその辺は。ただ私の考えとしてこの間ちらっとね、申し述べたように3人ほどふやして、複数兼務ということをやって、当然その中には常任委員長も入ってもらって。それは広報のときもやっぱり効率化という面でもね、あるみたいなので。その辺も含めて検討されたらどうなのかな。できればあれだよね、正・副委員長あたりでたたき台みたいなのをつくって、いいのか悪いのかをそれを議論してもいいかなと思いますけど。すると前に進むんじゃないかなと。これはだめだ、あれはだめだという話でもね。あくまでもたたき台だというのが前提で。

委員(長塚かおる君)

たたき台という話はないんですけども、やはり広報広聴…広聴を重要性というものを考えていく中で、やはり議会からすぐに発信するということで、広報の中に…中に入れていくというのが一番いいと思っているんですね。それを広報広聴という名前にするかどうかはわかりませんけれども、広報の中でそこを発信していく中で、先ほど中村委員がおっしゃったように、広報と広聴のどういうふうな分け方とかどういうふうなこというのは、もう本当に広報のほうに投げかけるようになるかもしれませんけれども、議運としては広報広聴を一体化して、全員で…議長を除く全員でそれに臨むというような形がいいのではないかと思っています。

委員(笠原俊一君)

私もね、今長塚さんが言ったような形で、現実的にはね、今の広報委員会、9月からなる常任委員会は、議会運営委員会と対比の中で半々という考え方をお持ちかなと思うんですね。今ちょうど、このメンバーじゃない人が広報委員会ですから。そうしますと、広聴については新しい分野ですから、全員による委員会というものを一回立ち上げてつくってしまって、その中で動かしていって、例えば前回議長と副議長がどちらかの老人会のほうに呼ばれて、広聴活動ですよね。行きましたよね。そういう形で例えば、例えばですよ。今回どこどこで呼ばれた。じゃあ3人チームで行ってくださいと、こういうような派遣業務じゃないんですけども、そういうような動かし方を委員会として、例えば商工会のほうには、商工会関連ですから待寺君と笠原君と行ってくださいとか。そういうような広聴活動を自分から出前をしていくような仕組みの中の委員会という形で、もちろんですから情報として、今の広報委員会の方々から、正・副委員長さんからいろんな情報いただいて、今回出前で行ってきますとかね。こういう分散型で派遣業務みたいなしていくような、とりあえずの形をつくっていって、その次のときにまた合同になるとかね。仕組みとしてはまず立ち上げてしまって、そういう出前業務を行うようなことが、要するに議会活動を町民に知らしめるためとかいうようなね、ものの中で、組織をつくってから削るものは削る、また合流するものは合流するという仕組みのほうができやすいのかなと思いがあるんですけど。

委員(長塚かおる君)

そうすると、広聴委員会をまた一つ立ち上げるという意味ですか。常任委員会化するんですか。

委員(笠原俊一君)

初めから常任委員会というのは無理だと思うので、私はですよ。できればそういうふうにしたいけども、とりあえずは特別委員会。広聴特別委員会というものを、全員による特別委員会というものをつくって、その中で、もちろん特別委員会というのは期限だとかありますから、その中で一回もんでいくというのがいかがかなと思っているんですけども。

委員長(横山すみ子君)

新たな御提案が出ておりますが、他の委員の皆様いかがでしょう。広聴の機能をどこで果たすのが一番よいかという議論をするべきだと思うんですが。常任委員会、複数所属できることにはなりましたので、委員によって数が変わるということはあり得る話ではありますが。全員参加で常任委員会に所属して役割を分けるということになりますと、どの委員も2つ常任委員会に所属するという形にはなります。
それでは先ほど近藤委員のほうから、幾つか試案みたいなのを正・副委員長で考えたらどうかということをいただきましたが、非常に難しい御提案をいただいたとは思いますが。今までの議論に沿っていきますと、議会運営委員会としては、広聴の機能を今まで議運でやっていたけれども、広報広聴とすべきではないかという意見が多く出ていたようには思うんですが。その場合どういう形でやるかということで、ちょっと難しくなってまいりましたが。試案として…今議論を伺っておりますと、議会運営委員会で広聴をずっと抱えてやっていきなさいという御意見は今のところないというふうに見えました。そうすると二つぐらいの試案をつくって、次の9月議会でお出しをして、結論に近づいていただくということでよろしいでしょうか。余り議論が拡散していきますと、次の地方選挙後の議会でどの形でということで結論を出さないと、またゼロからのやり直しになりますので。それでは宿題がまたふえましたが、9月議会までに案をつくってでよろしいですか。近藤委員、悩んでおられるようですが、何か御提案ございますか。各自深く考えておられるようなんですが。副委員長、そういうことで引き受けちゃってもいいですか。

委員(長塚かおる君)

確認ですけども、今さらの確認かもしれません。広聴について、広聴をどこかでやるということはもう皆さん了承なんですよね。まだ。今ここでやっている。

委員長(横山すみ子君)

今までの議論の流れとして、だから議運で広聴を抱えるのではなく、広報広聴として一体的に取り組むほうがいいのではないかという方向に議論が向かっていると私は思っていたんですけれども。そのことについて新たな提案として、広聴の委員会をつくってはどうかという御提案が出ました。広聴の特別委員会をつくるということになりますと、広報特別委員会が広報委員会に常任委員会化したという、特別委員会ではないだろうという議論と同じことが起きてしまうという懸念もございます。

委員(笠原俊一君)

言葉が足りなくてすいません。広報広聴という一つの枠組みの中の委員会を将来的にはつくるということは、全く考え方は同じです。ただその手法として、今、広報の中に広聴というものがいきなりそうやったときに、アレルギーを起こしているんじゃないかなという気持ちがありますので。広聴というものを別立てにしてね、みんなで一回つくり上げて議論しながら、動きながら最終的に広報と広聴というものが、分担というのがわかりませんけれども、一つの委員会ということになるための手法として、とりあえず広聴委員会というものを全員でスタートしたらいかがかなと。こういう前提で話をしたわけです。ですから、いろんな…例えば大井町だとか行ったときの、いろんな産みの苦しみだとかあると思うし、その町のよさというのがあると思うんですよね。それぞれだから、葉山には葉山のやり方というのがあるので、そういったものを考えたときに、要するにいかに充実をさせながら、住民の方々に議会の話をしながらという溶け込んでいくということが大事な要素かなといったときに、やっぱり全員でもって話をしていく手法が一番いいだろうと。その中にベースとして、今までの議会の広報活動が行く人たちのベースにあるだろうということの考え方ですから。今いきなり、初めから広報広聴と分担してどっちどっちと、こういうつくり方というのは非常にもう、1年以上議論しながら難しかったので、この際であれば広聴というのも一回、一つの独立したものを立ち上げてから考え方を、もう一回振り出しに戻りながらつくり上げたほうが逆に早いのかなと思ったんですけども。自分の考え方ですから、いかがかなと思って言いました。

委員長(横山すみ子君)

それでは次の9月開会中の議会に向けて、今までの議論をまとめた正・副委員長からの案と、今全員による広聴委員会を立ち上げてはどうかという新たな提案が出ましたけれども、その場合、常任委員会ということになりますと、もう一つ常任委員会。今度は全員で広聴ということになって、大変バランスが難しいというかいろんな問題が考えられるかと思いますが。こういう提案もありましたということを添えて、次の委員会での議論の土台にさせていただきたいと思いますが。今までの議論からいくと、ちょっと路線が違うんですが。

委員(近藤昇一君)

広聴だけを特別委員会にするんであればね、町民会議特別委員会とかね。町民との会議そのものがすべてそこの特別委員会で仕切るという提案も出てきますよね。

委員長(横山すみ子君)

あと特別委員会でいいのかという問題も出ます。

委員(近藤昇一君)

また出てくるよね、当然。ごめんなさい。

委員(鈴木道子君)

私はずっと前に広聴全員でというふうに申し上げたことがあるんですけれども。今の特別委員会というお話が出てきてますけども、特別委員会は広報でやっと溶けて常任委員会化しましたので、これはちょっと特別委員会という案は、これはもうなしにして、正・副で試案といいますか、その方向に行ってるみたいなので考えて、今までの議論をまとめていただいていいんじゃないかと思いますけれども。そのまとめていただくにおいて、特別委員会というのはもうなしにしてよろしいと思います。というよりも、なしにしたほうがいいと思います。

委員長(横山すみ子君)

わかりました。きょうさまざまな御意見を新たにいただいておりますけれども、次回の議論のたたき台として2案ぐらいになりますでしょうか。出させていただく形をとりますので、きょうはこの問題については終了させていただきます。
それでは次に反問権についてということで項目をお出ししておいたんですけれども、時間が大変なくなってまいりました。反問権については、今までの議論の中では反問権について…認めるか認めないかという意見と、あと範囲をどうするかというのが2つございまして、そこで議論が先に行っていないということがございますが。29日の議会運営委員会日程協議でございますけれども、日程協議のあと多少の時間の余裕がありますので、反問権に関しましては議論の続きということで次の議運で取り上げさせていただきますので、よろしいでしょうか。先ほどの広聴広報に関しましては少しお時間をいただきたいので、開会中の議会ということにさせて…議会運営委員会ということにさせていただきます。反問権に関しましては次回行うということで御議論の用意をよろしくお願いいたします。
それでは、その他の項目に入らせていただきますが、先ほど冒頭にお話しいたしましたように、町民との会議は17名の御参加でございました。そのほかに、その他のところで議長から御報告があるということを承っておりますので、議長、御発言よろしくお願いいたします。

オブザーバー(金崎ひさ君)

去る8月16日に町民の方から町への提案として、数カ所という…幾つかの提案がございますが、その中で議会にかかわることが2つございましてまず御報告をしておきますが。議長交際費のことだと思いますけれども、人基準をつくったらどうかというふうな御提案と、それから役職の入った議員の名刺を、やはり公費でつくっているというところを指摘されております。それで回答が必要だということで回答期限が8月28日となっておりますので、書面で議会関係部分だけは私名で御本人に文章で回答しなければならないので、一応考えさせていただきましたが、「議会交際費の使途については必要最低限の支出にとどめ適正に運営を行っているところですが、今後議会運営委員会において検討課題として取り上げ、基準の整備を検討してまいります」という一文を書かせていただきました。それでこれで私よろしければ、議運の中でも人基準について、規定を…基準をつくっていただくことを項目に挙げていただきたいというふうに思います。
それから名刺の作成については、ちょっと勘違いをなさっているかなという気がいたしますけれども、「議長金崎ひさ」とか「副議長近藤昇一」とか、あるいは委員長名・副委員長名の役職のついたものは公費でつくっておりますけれども、個人の自宅の住所を書いたり電話番号を書いたりいろいろとコメントを書いた個人の名刺に関しましては、個人がつくっていらっしゃるという現実でございますので、やはり事務局とも相談いたしまして、こういう役職のついたものを個人でつくれというわけにはいかないので、今のことが間違っているとは思いませんが、返事として正規にやっておりますという強い言い方もできませんので、「公費による名刺の作成については本会議における経緯、他自治体での状況等を調査の上、取り扱いについて検討してまいります」という御返事を書かせていただきました。でもこれは今やっていることが私は正しいと思っておりますので、この件に関しましては議運で検討する必要はないと私は思っております。以上でございます。

委員(鈴木道子君)

今の議長の名刺についてなんですけれども、御返事にプラスして、その方が私たちが個人個人で私費でつくっている名刺を勘違いされてる可能性もあるので、そこのところをちょっと一文としてつけ加えていただいたほうがいいのではないかと思いますけれども。

オブザーバー(金崎ひさ君)

町への提案への回答でございますので、こちらが憶測で勘違いをしているのではないかという書き方ができないものですから、どういうふうに書けばいいかなといろいろと考えておりますけれども、私たちはどこからどうされても恥じない形で名刺を作成いたしておりますので。どういたしましょうか。じゃあもう少しわかりやすく書かせていただきます。

委員(鈴木道子君)

勘違いをちょっと懸念をすることがございますので、公費としてつくっている名刺はこういうものだけですというような書き方でも何か工夫して入れていただいたほうがいいかと思います。

委員長(横山すみ子君)

個々人の名刺に関しては、個人の負担で行っておりますということですよね。

委員(鈴木道子君)

それも入れられれば入れてあげたほうが、よりわかりやすいと思いますけれども。要するに、現状をきちっと認識していただくような一文を入れていただいたほうがいいのかなというふうに思います。

委員(中村文彦君)

すいません。その方はお名前とかというのはわかるのか。まずそれが一つということと、今回の回答というのが何に基づいて…要は情報公開条例に基づくとか、いろいろと要望書に基づくとか陳情に基づくとかあると思うんですけど、何に対する回答になるんでしょうか。

委員長(横山すみ子君)

御質問がきたと…どうぞ、議長。

オブザーバー(金崎ひさ君)

お名前は黒下さんです。それで期日はちょっと私存じませんが、回答が必要となっておりますので回答しなければならないということで、28日までということは事務局から聞いておりますが、これは何か規則があるんですか。

議会事務局局長(矢嶋秀明君)

すいません。これは、もと自体の文書は町民サービス課が受けているものでございまして、これは町への提案制度に基づく町民からの提案でございます。そのうち、議会に…何項目かある提案の中で、議会にかかる、今、議長が申し上げました2点の項目について議会が町民に対して回答するということでございます。

委員(中村文彦君)

提案で来てるのか苦情で来てるのか、ちょっと見えない。提言というのが、提案…どういう提案の内容で来てる、それに対してどう回答するのかというのが。提案の内容はどんな感じ。

オブザーバー(金崎ひさ君)

そのことを今お話ししております。町への提案という形で来ておりまして、そして議会にかかわる提案が2つございまして、議長交際費の使途要綱をつくれということと名刺の扱いの提案でございまして、使途要綱につきましては議会運営委員会でつくっていただいて議論をしていただきたいということを申し上げまして、黒下さん御本人にはこれから使途基準をつくる準備を進めてまいりますというふうな提案…回答です。そして名刺に関しましては、私が穏やかに書いたことが少しわかりやすく、もう少しはっきりしろという御指摘がございましたので、これは事務局と考えさせていただいて、もう少し、決して役職についた者だけの名刺で、私的なものは本人がつくっておりますと、公費は使っておりませんというふうな書き方を…ちょっと今御参考にさせていただきながら、もっとわかりやすい回答をさせていただきます。

委員(中村文彦君)

ちょっとわからないんですけど、誤解をしてると思われる提案に対しても回答するということになるんでしょうか。

オブザーバー(金崎ひさ君)

2項目の議会に対する質問が来ておりますので、それに対して丁寧に一つずつ答えていくというのは、回答が必要であるという町への提案の中に、必要ないという町への提案もあるわけですよ。でも、この方は回答が必要であると書いてありますので、回答する義務があると思います。ですから、名刺に関しましては、このような形で作成をいたしておりますが、自分のものは自分でつくっているというふうなちょっといい文章を…今の皆様の御意見を参考にさせていただきながら、ちゃんとした回答をしたいというふうに…28日までですので、きょうがラストチャンスですので、御意見を伺いたいというふうに思って御報告をさせていただいております。

委員長(横山すみ子君)

回答内容については皆様からの御意見を参考に、議長にお任せするということでよろしいでしょうか。正・副議長にですね、お任せするということでよろしいでしょうか。では、そのように議長よろしくお願いいたします。
本日用意いたしました付議案件は以下でございますが、事務局何か他にございますか。よろしいですか。
事務局のほうからは追加のことはないということでございますが、委員の皆様からいかがでしょうか。何かございますか。委員外議員からお手が上がっておりますが、よろしいですか。それでは簡潔によろしくお願いいたします。

委員外議員(守屋亘弘君)

2点ありまして、この間陳情に関してですね、その取り扱いを議運でお決めになると。それは別にいいとか悪いとかじゃないんですけれども、決定のプロセスとしてですね、全会一致なのか、あるいは多数決なのか。どういう方法で考えるんでしょうか。

委員長(横山すみ子君)

前回の7月23日でしたか、長年の懸案である陳情の中の、個人を誹謗するものとかいろいろ困った陳情についてどうするかという議論が断続的にずっと何年がかりで続いておりましたが、結論を出そうかということで大磯町を参考にこのようにしようということは、これは反対はなかったと思います。で確認をして、これから議員の皆様には、またチャンスがあれば報告する…しましたね。メールを皆様にお送りして、ホームページにも記載しておりますので、特に反対なくその手続きを進めさせていただきましたが、突然決めたことではなくて何年がかりの議論について結論を出したということでございます。それが1点。はい、どうぞ。

委員外議員(守屋亘弘君)

例えばね、Aの陳情が出たと。その扱いについて、例えば適切か不適切かということだと思うんですけれども、その決定は議運で全会一致なのか多数決で決めるのか。そういうプロセスをちょっと聞いてるんです。システムというのか。

委員長(横山すみ子君)

認めない場合について全会一致でやるのかどうかという御質問ですが。

委員(近藤昇一君)

今後の運営の方法でしょう。基本はやっぱり私は全会一致だと思いますよ。特に一番下のところのその他、不適切と思われるというような部分については、やっぱりあそこは重要ですから、これは全会一致でもって。もし全会一致にならなければ付託という形になると思いますよ。従来どおりと。私はそう思っています。

委員長(横山すみ子君)

そのときに確認はいたしておりませんが、今までの議会運営委員会のやり方としては全会一致ということを前提に進めてまいりますので、そのような取り扱いをすることになると思いますが、議長そのやり方でよろしいですか。

オブザーバー(金崎ひさ君)

これからの出てくる陳情のどうするかと付託先を考えるときに考えるわけでございますので、やはり全会一致だというふうに…ましてやこれを取り扱わないと決める場合は、全会一致であるべきだというふうに思います。

委員長(横山すみ子君)

議長一人に責を負わせるわけにはまいりませんので、議会運営委員会できちんと議論をして、全会一致で進んでいくということを今確認をいたしました。それではどうぞ。

委員外議員(守屋亘弘君)

勧奨退職にかかわる陳情が出て議論が分かれましたけれども、例えばあれを採択した場合にですね、監査委員の判断と違ったことになりますよね。そうすると議会意思は尊重してくれというような形になるんでしょうか。採択した場合に。

委員長(横山すみ子君)

どういう…すいません。本日の議題とちょっと違う問題が出ているんですけれども。委員の皆様、趣旨がおわかりに…(私語あり)そうですね。もしそういう場合はどうかということでございますが、そのような問題が起きたときは議会運営委員会で丁寧に議論をすることにはなると思いますが。想定で今質問をされておりますので、大変お答えしにくいんですが。(「結論出ないなら、いいですよ」の声あり)結論出ないというか、具体例として出てきたら深く議論することになると思います。委員の皆様よろしゅうございますか。回答したいという方がいらっしゃればよろしいですが、ちょっと結論出しにくいですね。
では、委員外議員からの御質問これでよろしいですか。
それでは午後からの用事もございますので、これで議会運営委員会を本日は閉会をいたします。29日反問権、議論に入りますのでよろしくお願いいたします。10時からですね。次回は29日、午前10時から議会運営委員会、日程協議のためのが主でございますが、始まりますのでよろしくお願いいたします。急ぎまして申しわけありませんでした。どうもありがとうございました。
(午前11時38分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成 年 月 日

議会運営委員会委員長 横山すみ子

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更新日:2018年02月02日