議会運営委員会会議録 平成21年9月4日

開催年月日

平成21年9月4日(金曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午前10時51分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

(1)議会第3回定例会の運営について
(2)条例等の一部改正等について
ア 議案第 号 「葉山町議会常任委員会条例の一部を改正する条例(案)」について
イ 告示第 号 「葉山町議会委員会傍聴規程(案)」について
ウ 「葉山町議会と町民との意見交換会実施要綱(案)」について
(3)その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 近藤昇一 出席
副委員長 佐野司郎 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 山梨崇仁 出席
委員 伊東圭介 出席
委員 伊藤友子 出席
委員 金崎ひさ 出席
委員 笠原俊一 出席
オブザーバー 議長 鈴木道子 出席

傍聴者

阿部勝雄議員 守屋亘弘議員 鈴木知一議員 待寺真司議員 森勝美議員

説明のため出席した者の職氏名

なし

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 近藤昇一

会議の経過

委員長(近藤昇一君)

おはようございます。ただいま全員出席しておりますので、直ちに議会運営委員会を開催したいと思います。(午前10時00分)
それでは、まずお手元に配付されております資料の確認を事務局のほうでさせていただきます。

議会事務局局長(上妻良章君)

それでは、資料確認をさせていただきます。まず次第が1枚でございます。続きまして、第3回の定例会の運営についての資料ということで、資料ナンバー1といたしまして、定例会の審議日程表の案でございます。続きまして資料ナンバー2といたしまして、3回定例会の提出予定の議案の一覧表でございます。資料ナンバー3でございますけれども、行政報告及び継続審査となっている請願・陳情等の状況と、今回提出された請願・陳情等でございます。裏面を見ていただきまして、取り下げ申請、これが1件ございますので、それの部分と、あと要望が1点出てございます。あと一般質問の通告締め切り等の資料でございます。そのあと、取り下げの申請の申請書及び新しい陳情21-11号、新しく出た陳情といたしまして21-12号、要望書といたしまして要望21-3号、これを付させていただいております。資料ナンバー4でございますけれども、定例会陳情等の文書表でございます。最後、資料ナンバー5といたしまして、決算特別委員会、委員会人数等の割り振り表の案でございます。資料といたしましては、1に関しては以上でございます。
続きまして2につきまして、資料ナンバー1といたしまして、葉山町議会委員会条例の一部を改正する条例の提出、案と、今まで審議をいただいております議会・町民との意見交換会の実施の要綱の案、委員会傍聴規程の案でございます。資料としては以上でございます。

委員長(近藤昇一君)

ありがとうございます。それではまず、どのように進めるのか、日程を審議願いますか。今回、40日間ということで、途中に連休が5連休入るので、そういう関係でかなり長い日にちになるようですけども。それともう一つには、まず総括質問の答弁準備のために2日欲しいという町からの申し入れがあったらしいんですけど、議長のほうも受けたほうがいいかなということで今、そういうふうに提案されております。もう一つには、常任委員会をとりあえず1日ずつちょっとまたとってみようということで、結果的にそこで2日間かな、日程が延びてはいます。いう形で今、提案させていただいてますけども、いかがでしょうか。

委員(笠原俊一君)

正・副の議長さん並びに正・副の委員長さんの御苦労で日程をあらかじめ事務局と相談してやられることは、もちろん我々にとってはいいことなんですけども、基本的な考え方としてちょっと委員長に伺っておきたいんですけども、当然委員会の審査等々は十二分に議論を尽くすような日程ということが基本的なことなんですけども、さりとて議会のいろんなそれぞれの活動があるというのは御存じのとおりということで、基本的な考え方なんですけど、なるべく効率のいい日程調整を図って過去はきてきたんですね。審査の内容に十分できる、そしてコンパクトに短く詰めながら、ほかの活動もしていこう、対外的なこともそれぞれあるでしょうからと。これが基本的なことだったんですけども、今回40日間という非常に今まで32日間とか30…多くても最終36日間ぐらいが記憶の中なんですけども、今、連休があるからということなんですけども、その中、これから審議するわけですけども、なるべく効率のいい日程をやっていただいたというふうに理解しているんですけど、それでよろしいですね。

委員長(近藤昇一君)

委員長にお尋ねですけども、大体それはちょっと考えてみて、2つの案があったことは認めます。もう一つの案としては37日、3日間の違いなんですよね。というのは、最終日の本会議予備日が月曜日になってしまうということで、そこでもってやっぱりまた延びちゃってるんですよ。その37日のところは月曜日にまたがらないんで。だから結局、実質今までの考えると、2日延びるという…1日半か。1日半延びるということですか。今まで答弁が、答弁準備でもって1日半とっていたのを2日にしたと。それで常任委員会をもう1日とったので。というのは、過去、何度か常任委員会、重なったこともありましたので、副委員長、正・副とも相談して、とりあえずちょっとまた2日とってみようと。それで実態としてね、また皆さんの御意見で、何も付託案件ないんだからいいんじゃないかということになれば、きょうこの場でもって皆さんの御意見でというんであれば、またそれはそれでいいんですけども。あくまでも提案ですから。

委員(佐野司郎君)

笠原さんがおっしゃったことは、私も今までそれを主張してきた立場ですので、打ち合わせのときに一応申し上げました。で、今、延びたのは、総括のための半日の延長と、それから常任委員会の1日をとるということでやったんですけれども、もう一つ案があったと委員長おっしゃってましたけれども、その案と実質的に1日しか違わないんです。というのはなぜかというと、休みが間に入って、3日延長という格好になりますけれども、片方は予備日を使わなければ16日に終わってしまう。片方は16日が予備日になるということで、1日違うだけだったんです。なぜかといいますと、特別委員会に請願だの陳情が出てるんです。ですから、それも日程にとらなきゃならない。常任委員会だけですと、もっと短いんですけれども、そういう事情がありまして、一応議長は総括のための準備日にちの延長を受け入れてあげたらどうだという議長のお考えなんですけども、それは皆さんのお考えで、もしいけないというんならば。ただ、実質的に1日しか違わないので、提案は今、委員長がおっしゃったとおり皆さんに提案してみようということになりましたので、笠原さんがおっしゃった趣旨も議長、委員長も頭に入れてつくったものということで御説明させていただきます。

委員(笠原俊一君)

委員長さん、副委員長さんからそういう話があったので、むやみに日程を長くしたということじゃないということは理解はしました。しかしながら、この議会の日程というのは、議会の人間だけが拘束されるということじゃないということだけお含みいただきながら、職員全体に及ぼすということも含めて、これからも考慮して努力していただきたいと、このように思います。以上です。

委員長(近藤昇一君)

ほかに。

委員(伊東圭介君)

うちの会派のほうから今、話がありましたけど、基本的にはやっぱりそういうふうな考え方で他市町村考えると、もう少し短くコンパクトにやってるということもありますし、来月の8日からはまた参議院の補選もあるということもあります。告示になりますし、できればですね、そういうこともぜひ配慮をいただきたいということと、それからもう1点、町長側のほうからということで、この総括質問のところの半日延ばしてくれというところの部分なんですけども、事務局でわかっていれば、その辺の理由等も教えていただきたいな。今までは1日半でやってきたわけなんで、特に人数がふえるわけでもないですし、総括ということであれば、質問内容もですね、かなり似たりよったりのところも出てくるんだろうというふうに推測はされるんですね。そうなりますと、あえて何でここにきて延ばしてくれというところなのか、もし事務局でわかればお願いをしたいというふうに思います。

委員長(近藤昇一君)

わかりますか。

議会事務局局長(上妻良章君)

私の知る範囲でございますけれども、確かに今まで1日半、これは14日の決算総括の締め切りが12時で、1日半の1日半という形でやっておったと思います。その間も、今までやってきたわけですから、できないことはないというのは委員のおっしゃるとおりでございますけれども、その間も、私も向こうにいたときもそうですけれども、今回の申し入れにつきましても、例えばこれでいきますと14日の12時半に、12時に締め切ったと。従来ですと16日が総括質問になるわけですね。そうなりますと、答弁等の資料をつくる日にちがほぼ1日ないんですね。打ち合わせ等の日にちが当然その間にございますので、これで、事例で申しますと15日の午後には答弁等のいろいろ町長との打ち合わせが入ると。そうすると15日の午前中までにほぼ1日ですか、夜がありますので、半日の間にそういった答弁資料等をそろえなければいけないということで、今までも何とかもう1日あれば,そこをもう少しいろいろ余裕をもって資料等もそろえられるなという意見はあったものですから、その辺を踏まえて総務部長のほうから議長のほうに申し入れがあって、今回議長のほうがそれを取り入れたといいますか、議運のほうに諮っていただいたというところで私の知る範囲でございます。

委員長(近藤昇一君)

あくまでも先ほど副委員長も言われたように、ここで決めたいと思うんですよ。これはあくまでも提案として出されてますけど。いかがでしょう。

委員(佐野司郎君)

今、伊東委員がいみじくもおっしゃいましたけども、結果的に半日延ばすことによって、より充実した答弁があって、より有意義な議論がなされれば、議会としても異存はない。ただ、ちょっと職員がつらいからという理由だけでは、今までずっとやってきたわけですから納得できないということで、議長を通じて半日延ばすんだから、よりスムーズな、明確な答弁が、充実した答弁が得られる…得たいというふうに申し入れてもいいんじゃないかなと私は思うんですけれど。

委員長(近藤昇一君)

ちょっと今、議長いませんけども、じゃあ後ほどそのような申し入れを議長を通じて町長部局のほうにしたいと思いますけど、よろしいですか。

委員(伊藤友子君)

了解というお声がありましたけれどね、ここへくるまでには多分、局長のお話からも、今、議長がいらっしゃらないけれど、議長を通して申し入れがあったということがやっぱり作成の土台だったと思うんですよ。より充実した資料を答弁のために整えたいと、これは一理あって、議長も受けざるを得なかったと思うんですね。で、こういうことになりましたので、申し入れはまた申し入れでよろしいけれど、今回ですね、やっぱりその申し入れを一度議長のほうが受けたということも考慮して、これでやるしかないんじゃないかなって私、思うんです。というのは、やっぱり異例のことだと思うんだけど、5連休なんていうのはずっと続くということは余りなかったですよね。それですから、本当はこれが9日からでも始まりますとね、3、4の、最後の10月の3、4のこの土・日を抜かして予備日が2日になっていいわけですから、最初の出だしを整えればね、ここで2日間、会期38日間ということにも可能なんですよ。ちょうどきりのいい10日だったのか何かわかりませんが、私はこれは何も木曜からじゃなくて、水曜からやってね、一番最後の土・日がなくて予備日を金曜日にすればよかった。そうすれば会期は2日間縮まって38日間にもなったなと、そういう考えも一つはあったんじゃないかと思うので、今回はこれで一度進めてみたらいかがでしょうか。

委員長(近藤昇一君)

よろしいですか。

委員(金崎ひさ君)

これはもう来年のまた総括質問の定例になるのではなくて、答弁の内容をしっかり聞かせていただいて、さすがに2日あげたのがよかったなと、効果が出たなということであれば、またその辺は考えさせてもらいますけれども、何にも変わらなければ、また1日半ということで戻すということで、ぜひ議長を通して、そのあたりはしっかりと通達をしていただきたいと思います。

委員(佐野司郎君)

それから、今いみじくも効果という面が出ました。常任委員会も私と委員長と、まず最初に話をしたんですけれども、半日でずっとやらせてもらって、予備日を充ててきました。その半日で終わらないで同時開催ということも現実にありましたし、予備日を使ったことも再三ありました。ただ、それでは常任委員会に審査するテーマがなかったらどうするんだという話も出まして、いや、委員長は所管事項調査もできるじゃないかということで、でもやった実績ないよという話はしたんですけれども、これも一つのもとへ戻すということは一つの試し、試金石でありますので、有効に使ってよかったということであれば1日とるということで、今回はこういう提案で私も賛成しますと言ったんですけれども、これも今までは審査する対象がない場合はお休みしちゃっていたことが事実でございますので、お休みするんであれば、半日で詰めても、たくさんあるのが予測されれば別ですけれどもというお話はしました。でありますけれども、議長と委員長の意向でございますので、こういう提案をさせていただくことになりました。補足説明でございます。

委員長(近藤昇一君)

よろしいですか。それでは、先ほど提案されましたように、この常任委員会の2日の問題と、それと総括質問の答弁準備のこの日程について、特に答弁準備の日程については議長を通じて改めて申し入れて、今までと変わらないんだったらもとへ戻すよぐらいのことは、ちょっと伝えてもらおうかなと思ってますので、それでよろしいですか。
それでは、会期を40日間、9月10日から10月の19日までの40日間という日程を決めさせていただきます。
資料ナンバー2の上程予定されている議案の一覧見ていただきまして、付託するのか本会議でやるのかということについての判断を仰ぎたいと思います。まず、議案第18号葉山町一般会計補正予算(第3号)。
(「本会議」の声あり)
いいですか。議案第19号、21年度葉山町国民健康保険特別会計補正予算。
(「同じく」の声あり)
議案第20号平成21年度葉山町後期高齢者医療特別会計補正予算。
(「本会議」の声あり)
議案第21号平成21年度葉山町老人保健医療特別会計補正予算。
(「本会議」の声あり)
次、議案第22号平成21年度葉山町介護保険特別会計補正予算。
(「本会議」の声あり)
議案第23号平成21年度葉山町下水道事業特別会計補正予算。
(「本会議」の声あり)
議案24号から29号まで、これについて。

委員(畑中由喜子君)

補正予算、全部今、本会議ということでいくんですけども、一般会計の補正予算、かなりいろいろなものがたくさんあります。で、資料も欲しいようなものもありますし、本来であればね、ちょっとどこかに付託したいなというようなものもありますので、ここは時間をしっかりとれる、慎重な審査…審議ですね、本会議ですから。行うために、その旨、何ていうんでしょうね、議長にもお願いして、必要があれば休憩をしていただくとかという慎重な扱いをお願いしたいと思います。

委員長(近藤昇一君)

それと同時にお願いしたいのは、これは議長からお願いすることかもしれませんけども、できる限り、事前に資料については要求しておくようにしないと、その場で渡されても審議のあれにはならないと思うんですよね、資料には。そういう面では、事務局を通じてもいいのかな、議長を通じる…事務局に言えば議長にも当然伝わると思うんですけど、事前に資料請求はしておいて。

委員(畑中由喜子君)

そうですね、しておきたいと思いますけど。でもその場合、議員個人からの資料要求ということになりますよね。その事前に要求するというのは。そういうことで、必要があれば申し出るということでいいんでしょうかね。

委員長(近藤昇一君)

いや、個人であれ何であれ、個人だったら出さないという形になるのかね、だったら公文書公開しなきゃね、出ないのかって話になります。

委員(畑中由喜子君)

いやいや、共通の認識でという意味ですよ。

委員(笠原俊一君)

今、委員長言ったのは当たり前のことで、我々が補正予算の審査をするときに必要と思われるものは、議長を通じてでも何でもね、委員長でもいいと思うんですけども、出せと、それは当たり前のことですから、当然の要求として、今、畑中さんもいみじくも言いましたけども、一個人がするのではなくて、議会全体としての要求ということで、今、委員長言うとおりでよろしいと思いますけど。よろしくお願いします。

委員長(近藤昇一君)

事務局、よろしいですか。議長、お願いします。事務局とか議長を通じてという形になると思いますので、よろしくお願いします。よろしいですか。
それでは今、一括決算関係について、決算特別委員会付託を予定しておりますけども、それでよろしいですか。
(「異議なし」の声多数)
よろしくお願いします。
それでは、議案第30号葉山町国民健康保険条例の一部を改正する条例。
(「本会議」の声あり)
よろしいですか。
議案31号葉山町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例。
(「本会議」の声あり)
本会議でよろしいですか。
議案第32号、もう議題は省略します。
(「本会議」の声あり)
本会議ですか。
あと、報告4号、それから報告5号、これにつきましては、きょうか、きょうの4時からの全協で事前に説明があるとは思いますけども、これは報告です。
それと、議案第33号は、これからまた後段で最終的に皆さんにお諮りしますけども、委員会条例の一部を改正する条例が議会運営委員会として提案される予定でいます。これは当然本会議ということでやらせていただきます。
以上で、あと陳情がございますね。一応陳情2件です。新たな陳情。それで、この取り下げはもう本会議でもっての報告ですよね。陳情第21-11号「保険でよい歯科医療の実現を求める意見書」を国に提出することを求める陳情書。この付託先。教育民生でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
陳情第21-12号ごみ処理経費削減のための実効性ある具体策を早急に調査検討することを求める陳情書。ごみですか。
総務、なしですね。付託案件については以上だと思います。
そして、日程の中にあるように、一般質問の締め切り等のことと、それと総括質問の17、18における人数の割り振り、これについては17日をやはり5を押さえておくということでよろしいですか。それで、一応、今8人を予定してますけど、2人になれば強引に…これ、4・2になる場合も…5・2だっけ。総括質問は17日は5人と、これは確定させていただいて、18日の部分で調整します。そして一般質問については、5・5・3というふうに組んでますけど、状況によって最終日がどうなるかによって5・4にする場合も出てくるということで、一応日程が決まればまた皆さんにお諮りしますけども。そういう形でよろしいですか。
日程について、事務局のほうで確認いたしますか、とりあえず。よろしいですか。じゃあ、このとおりにさせていただきます。

委員(佐野司郎君)

ちょっと待って、どこかに全協が入るって言わなかった。

委員長(近藤昇一君)

あ、そうだ。18に入ってる。

委員(佐野司郎君)

理由だけでも。

議会事務局局長(上妻良章君)

すいません。18日のですね、本会議終了後に全員協議会、これを予定させていただいておりますけども、これにつきましては都市計画課のほうから中央道の関係で進展があるということで、議員の皆様にお話をさせていただきたい。その機会を設けていただきたいという要請がございましたので、それで議長にそういう要請ございましたので、その説明の場ということで協議会をお願いしたというところでございます。

委員長(近藤昇一君)

それでは、そのように日程は組まさせていただきます。
それでは、よろしいですか。それでは、その2のほうに移らさせていただきます。まず、葉山町議会委員会条例の一部を改正する条例、これについては傍聴規程を制定するために整備の必要が出てきたということで、事務局のほうからまず説明させます。

議会事務局次長(山本孝幸君)

委員会条例の一部を改正する条例につきましては、このたび議運の中で議会の委員会傍聴規程を定めると。要するに議会基本条例の関係で、委員会が原則公開になりましたので、制限公開から全面公開になった関係で、傍聴規程を定める。その傍聴規程の根拠規定が必要だということで、一番後ろのところに新旧対照表がついておりますが、ちょっとそちらをごらんいただきたいと思いますが。第15条の会議の公開のところに、第3項といたしまして、1項を追加する形で、前2項に定めるもののほか、委員会の傍聴に関し必要な事項は議長が定めるという傍聴規程の根拠規定を新たに設けるものでございます。
以上で、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。

委員長(近藤昇一君)

御意見、質疑等があれば。
よろしいですか。それでは、続きまして葉山町議会委員会傍聴規程、これについて先般の議運でも提案されておりますけども、事務局のほうから説明、追加ありますか。

議会事務局次長(山本孝幸君)

過去2回ほど傍聴規程につきましては御審査いただきまして、それの意見を踏まえて本日提出させていただいたものでございます。流れといたしましては、委員会条例がまず議会で通らないと決裁回せませんので、委員会条例が10日に本会議で可決後、傍聴規程、この傍聴規程を議長決裁を回しまして告示するという手続でございます。施行日につきましては、すべて議会基本条例と同様に10月1日公開のための施行となってございます。ですので、10日の日に一応議会運営委員会で本日この案でよろしいということで決定された場合であれば、10日の日に議長のほうから皆様に机上配付して、このような規程を議会運営委員会で策定した旨を御報告する予定でございます。以上でございます。

委員長(近藤昇一君)

いかがでしょう。

委員(佐野司郎君)

規程については、議論を重ねてまいりましたので異議はないんですけれども、ここに書かれていることは、こういう決まりだよということであるんですけれども、傍聴人に対して、傍聴人が知らなければ何の役にも立たない部分もあると思うんで、事務局としてはこれを傍聴する方に知らしめるのにどういう手段を考えていらっしゃいますか。

議会事務局次長(山本孝幸君)

今お手元の傍聴規程の一番裏面を、一番最後の面でございますが、委員会傍聴券のところに一応お願いとしては、この傍聴規程の中で必要な部分について抜粋してございますので、こちらを配付するとともに、ここの部分につきまして傍聴者にわかるように、A3判ぐらいの紙で張るなり、あるいは注意事項といたしまして机上に配付できるように準備させていただく予定でございます。

委員(佐野司郎君)

ありがとうございます。よろしくお願いします。

委員長(近藤昇一君)

ほかにございませんか。それでは、このように進めさせていただきます。
最後に、町民との意見交換会の実施要綱、最終的にこのような文章にされて、事務局のほうからまた説明ございますか。

議会事務局次長(山本孝幸君)

8月26日の議会運営委員会で意見がすべて出ましたので、その意見を踏まえてまとめたものでございます。あらかじめ本日の議運の前に皆様に見ていただくということで、あらかじめメールを送ってございますが、メールにつきましては皆様のほうから特別御意見は出ておりません。なお、メールのほうでちょっと記載させていただきましたが、第9条の第1項につきましては、ちょっと文章的にしつこかった文言がございますので、事務局のほうでちょっと一部手直しさせていただいて、主語を、意見交換会を終了したときは速やかに記録者が文書により議長に報告書を提出しなければならない。前回は、意見書の提出はということで主語になっておりましたけれども、ちょっと文章的におかしいということで、こちらに直させていただきましたので、きょう御審議いただければと思います。よろしくお願いいたします。

委員長(近藤昇一君)

いかがでしょう。よろしいですか。じゃあ、このようにさせていただきます。なお、議会委員会条例の一部を改正する条例については、これは議案となりますので、議会運営委員会の提案という形にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
局長、以上でよろしいですか。事務局のほうからほかに何か。

議会事務局局長(上妻良章君)

視察のお話でございますけれども、それはよろしいですか。議運関係といいますか、基本条例関係でですね、また視察が2件依頼がございます。予定といたしまして、11月の9日(月曜日)でございますけれども、高知県吾川郡町村議長会、これが午後から、主に基本条例の関係で視察の希望がございます。もう1件、11月の同じく12日(木曜日)でございますけれども、徳島県全体の町村議長会、これが午前中10時半からですね、同じく基本条例の関係で視察をお願いしたいというところで要請がございます。視察関係、以上でございます。

委員長(近藤昇一君)

正・副委員長は当然対応しますけども、時間の都合のつく限り、ほかの方も御出席願いたいと思っておりますので、よろしくお願いします。議長会が来るんです。

委員(佐野司郎君)

過去に幾つか視察を受けました。それで、こっちから説明してレクチャーすることもさほどありませんので、まず進行状況を説明して、向こうからいろんな意見交換として質問いただきながらやってまいりました。そのときに、やはりあれだけのものですから、言葉で説明しきれないところもありますし、守備範囲もいろいろありますので、経験から言いまして、強制ではありませんけれども、できましたら一人でも多くの参加者があれば話も弾むし、相手が20人ということもありますので、懇談という形をとってますので、ぜひお時間がありましたら助けていただきたいと思います。どうぞよろしく、もううんざりしているところでございますので、よろしくお願いします。

委員長(近藤昇一君)

ぜひよろしくお願いしたいと思います。もう一度すいません、日程。

議会事務局局長(上妻良章君)

11月の9日がですね、午後1時からの予定でございます。これが吾川郡でございます。11月の12日、これが午前中10時半からの予定でございます。これが徳島県の町村議会でございます。場所につきましては、ちょっとここ、今もお話にありましたけども、ちょっと入りきれませんので、教育委員会の会議室を予定してございますので、そちらのほうで、もしあれでしたらお願いいたします。(私語あり)

委員長(近藤昇一君)

じゃあ、議長の判断にお任せしたいと思います。もう一つね、全協室2について、テーブルの配置とかそういうものについて、もう一度レイアウトを少し考えたほうがいいんじゃないかというような意見もありますので、幾つかのレイアウト案をつくってみてください。お願いします。
その視察目的をちょっと言ってみてください。

議会事務局局長(上妻良章君)

11月9日のですね、吾川郡の目的が、主には基本条例でございますけれども、その他、議会中継あるいは議会運営に関してということでございます。12日の徳島県町村議長会につきましては、主に基本条例、あと表決の公表、あと定数・報酬等についてという件も聞きたいということで依頼がございます。

委員長(近藤昇一君)

よろしいですか。

委員(畑中由喜子君)

あと、議員研修会の日程も、もうわかってますよね。毎年の。

委員長(近藤昇一君)

事務局のほうは全協でと思ったらしいんですけども。ちょっとじゃあ発表させていただきます。

議会事務局局長(上妻良章君)

11月の13日、2時からですね、寒川町で毎年行っております議員の研修会、これが実施の予定でございます。今予定しておりますのは、細部に関してはこれから御連絡はいたしますけれども、12時こちらのほうをバスをチャーターいたしまして、食事をしてきていただいて集合、出発ということを予定してございます。

委員長(近藤昇一君)

よろしいですか。それでは、その他何かあれば。

委員(山梨崇仁君)

議会運営と直接かかわるか、施設の件で。協議会室1…(「2」の声あり)2の扉がですね、今、外されてる…(「直した」の声あり)もう直りましたか。失礼しました。ありがとうございます。

委員長(近藤昇一君)

きのう直してたそうです。ほかに。ほかにございませんか。
委員外議員から発言を求められております。よろしいでしょうか。(「どうぞ」の声あり)

委員外議員(守屋亘弘君)

1点、傍聴関係でお伺いしたいんですけれども、前から私が申し上げてる、いわゆる全員協議会の傍聴については、今までは…今までって、現在、現時点だと思うんですけれども、原則非公開だと。それで、実際問題、今回傍聴規程も委員会傍聴規程となってますよね。全員協議会は委員会ではないと。ただし、課題としてどうすべきかということは従来からあったと思うんですけれども、その辺はどのように考えればいいんでしょうか。私は開かれた議会云々とか、そういうことであれば当然ながら公開すべきという立場なんですけれども。話は長くなりますが、2点ばかり町民の方々から言われたのが、例の議会基本条例のパブリックコメントの中で、正確に申し上げれば、当時の議長立候補のされた笠原俊一議員が議長公約として取り上げてると、そういう回答をしてるんですね。パブリックコメントの回答の中で。そんなものは町民は聞いてねえよって言われたら、おしまいなんですよ。
それともう1点は、この間の5月22日ですか、正・副議長の選挙の際に、全員協議会で立候補者が所信表明したと。これは別に悪いとか何とか私は申し上げてないんだけど、非公開で、全員協議会が終わってからですね、投票行動に移ったと。ところが、だれが立候補してるのかも、傍聴してる人は全然わからない。こんなばかげたことがあるかと言われてるんですが。確かに議員以外わかりませんよね。具体的に申し上げれば、例えば佐野議員が立候補された、あるいは鈴木道子議員が立候補されたと。全然、一般の町民にはわからない。そういう点をね、是正してくれという意見があるんですよ、強い意見が。だから、その辺を踏まえて考えれば、私は先ほど申し上げたように、なぜ原則非公開にこだわるのかね、ちょっと理解ができないんですが、いかがでしょうか。

委員長(近藤昇一君)

今回の傍聴規程については、基本条例との絡みで委員会が原則公開になっちゃってますから。どうしても委員会に関しては無条件ですよね。それにはどうしても傍聴規程が必要だということなんで、そこに今、当然限定されちゃってるんですよね。私の個人的な見解でも、全員協議会についてね、どうするのか、きちっとやはりけじめつけなきゃいけない時期だと思いますので、これについてはやはりもう一度議運の中でね、改めて諮らなきゃいかんと私、思ってます。で、最終的にはね、議長の裁量でもいいんですよ。議長がこれはもう公開するんだと言えばね。一応は皆さんにも諮ってやったほうが私はいいかなと思ってますので。で、やはりこれまでの経過からいって、先例でもってずっと非公開だと思うんですよね。もう一つには、やはり公開した場合に、きちっと議事録があるかどうかというのが、やっぱり出てくるんですよね。で、一般公開した場合に、言った言わないといったときに、今、要点筆記なんですよね。本来だったらきちっと議事録とっておかないと、傍聴してて、あの議員こんなこと言ったじゃないかって言われたときに、いや、そうじゃないと、正式に議事録はこうなってますよというのが示せるかどうかというのが、原則公開にするかどうかの一つのやっぱり分かれ目なのかなとは思ってるんですよ。その辺も、でも皆さんの御意見で、もういいんじゃないかというんであれば、私は公開してもいいんじゃないかなとは思ってます。改めて次の議会運営委員会の議題として記録しておいていただければと思います。

委員(佐野司郎君)

公開するかどうかというのは、議長を初め皆さんの御意見で公開は可能だと思うんですけれども。ただ、全員協議会の位置づけ自体を変えなきゃいけないということが…そのほうが望ましいという意見もあるわけですね。全員協議会を正式な会議として位置づけて、公開原則で公開しますと、議員だけでやる会議がなくなっちゃうという意見もありまして、その辺を解決できれば、私も隠すことは何もありませんので、公開すべきだということなんですけども、それに至る前に、その結論が出る前に一つの基準をつくっておくというのは、守屋議員のおっしゃるとおりだと思ってますので、なるべく早い時期に議運で取り上げていくべきだと思ってます。

委員(笠原俊一君)

私のほうでパブリックコメントの中で答えたというんですけど、どういうふうに答えたか、ちょっと記憶がないんですけども。今の全協のあり方というのは、例えば議運の中で決定したことを、議運は8名のメンバーですから、全議員に調整する、知らしめるということで全員協議会を開く。あるいは、これから例えば議員の報酬だと、どうしようかと、ざっくばらんに委員長が聞きたい、議長の指名を受けて委員長がそういったものを平らにみんなの意見を聞くという、非公開の部分というのは非常に必要な部分というのがあるんですね。ですから、決定事項をみんなに伝達をするという役割のときは正式な形でオープンでもいいんですけども、皆さんの中で調整をする機能というのが、やっぱり2通り必要になってくるんじゃないかなというふうに思いますし、あとはその前段階として、会派代表者会議というものも、議長の、議長室の中で諸派の代表の方々の御意見を伺うということも、全く流動しているものの考え方を聞く会なんですね。ですから、全員協議会を守屋さんが言うように、ある面、町民の人たちにも知らしめたいという部分があるのと同時に、ざっくばらんな意見が非公式の中で出てくるというよさもあるので、そこら辺を全協と何かすみ分けをしないといけないのかなと。きょうは全協の非公式の会だよ、きょうは全協の公式の会だよというすると、ちょっとややこしいので、すみ分けをうまくしていかないと、これから委員長さん、議長さんがやりにくい部分が出てきてしまうといけないのかな。当然、委員会も傍聴が許されると、いずれにしても公開原則ですから、議運の席で決まったものを聞いていれば(テープ1-B)望ましいのかな。きょうは非公式に議員の全員の人から聞きたいよという会と、きちっとした意見を出してもらう会だよと分けないと、何でもかんでも、いつでもどうぞとやってしまうと、誤解が生まれるというのが非常に、議事録もない中の誤解が生まれるということは好ましくないのかな。だから、いい形のすみ分けをつくってもらったほうが僕はいいと思ってます。

委員長(近藤昇一君)

よろしいですか。結論としては、やはり議運の中でもう一度それについては議論したいなとは思ってます。時代の要請でね、ほとんどの会議が公開していくという方向だと思うんですよ。かつて委員会の傍聴すら葉山の議会では、昔はね、認めなかったという、そういう中で本音がしゃべれないとかいうような議論もありました。でも、今はね、全面公開して別に、だから発言が制限されるということはないと私も思ってますので。ただ、私は議事録との関係がね、まだ不十分かなという考えはちょっと持ってはいるんですけども、基本的には皆さんの議論の中で公開していく方向かなと思ってます。一度、何しろそれについては議論したいと思ってます。よろしいですか。

委員(佐野司郎君)

その議論を待たなきゃいけないんですけれども、ただ、現在ただいまの時点で議長が招集するものですから、議長がこれは公開でやりたいよといった場合は、できるんですよね。事務局ね。可能ですね。その場合に何か位置づけとして問題がありますか。普通の委員会と同じように、問題が起きても処理できるわけですね。

議会事務局局長(上妻良章君)

基本的に議長が認めた場合にはオーケーだと思います。以前からお話しになっている、今、国のほうでも法…条例を変えれば、正規な議員活動として全員協議会がオーケーですよというあれがございますので、そうしますと、もう有無を言わさず全面公開という形になる。それは方法論でございますけれども、議長、今おっしゃったお話の中では、議長の判断でそれはオーケーというふうに判断をさせていただきます。

委員長(近藤昇一君)

そういう面では、そこまで議論が立ち入るかもしれません。正式な会議に位置づけるかどうかもね。だから、今、副委員長が言われたように、議長の判断で私はいいと思います。傍聴の規則についても、規定についても当然適用、準用されるという意識で、認識でよろしいですよね。よろしいですか。議長、それでよろしいですね。よろしくお願いします。
ほかにございますか。よろしいですか。決算のメンバーはどうしますか。(私語あり)今回の特別委員会の委員については、皆さんのお手元に配付されてあるとおりになる予定でおります。ほかに、よろしいですか。事務局いいですか、確認もいいですね。それでは、本日の会議をこれにて終了させていただきます。どうもありがとうございました。(午前10時51分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成21年9月28日

議会運営委員会委員長 近藤昇一

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更新日:2018年02月02日