議会運営委員会会議録 平成21年4月21日

開催年月日

平成21年4月21日(火曜日)

開会時間

午後3時08分

閉会時間

午後4時01分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 請願第21-1号 葉山町議会議員の定数削減を求める請願
  2. 議会基本条例素案に対する町民の意見募集の結果について
  3. その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 佐野司郎 出席
副委員長 伊藤友子 出席
委員 土佐洋子 出席
委員 阿部勝雄 出席
委員 加藤清 出席
委員 待寺真司 出席
委員 中村常光 出席
委員 守屋亘弘 出席
オブザーバー 議長 笠原俊一 出席
オブザーバー 副議長 金崎ひさ 出席

傍聴者

畑中由喜子議員 鈴木道子議員 伊東圭介議員 山梨崇仁議員 森勝美議員
一般傍聴者2名 報道関係者1名

説明のため出席した者の職氏名

なし

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 佐野司郎

会議の経過

委員長(佐野司郎君)

午前中に引き続きまして、お疲れで大変申しわけございません。よろしくお願いいたします。全員おそろいでございますので、議会運営委員会を開かせていただきます。(午後1時00分)
きょうの案件でございますけれども、1番が請願第21-1号、2番が議会基本条例素案に対するパブリックコメントが出ておりますので、結果が出ておりますので、それに対する皆様の御意見、その他でもってホームぺージの要綱、インターネット要綱というのが広報特別委員会で決定したそうでございますので、議会の皆様に後で御報告させていただきます。それから報償費について、町長部局が予算審査を受けたんですけども、変更になっておりまして、総務のほうからその連絡がありましたので、皆様にお目を通していただいて、御意見があれば伺いたいということでございます。あとはその他、何かありましたら皆様から御意見をいただきたいと思います。
それでは早速ですけれども、1番…(「傍聴人」の声あり)失礼しました。傍聴人がいるそうですので、よろしいですね。(「どうぞ」の声あり)暫時休憩いたします。(午後1時02分)

委員長(佐野司郎君)

それでは会議を再開いたします。(午後1時03分)
請願第21-1号葉山町議会議員の定数削減を求める請願でございますけれども、これについて委員長のほうから皆様に御提案があります。午前中行われました定数及び議員報酬等に関する検討特別委員会が開かれましたけれども、同じテーマでございますので、本会議でなきゃできませんけれども、次の本会議で付託がえをしていただきたいというふうに思って、議長に御相談申し上げましたところ、議長提案で付託がえを提案したいということでございますけれども、その方向でよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
きょうは、したがって継続にさせていただきたいんですけど、御異議ございますでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
では、1番に関しましては、それでやらせていただきたいと思います。
次に、議会基本条例素案に対する町民の意見募集の結果についてでございますけれども、これも僣越でございますけれども、委員長として一言皆様にお話しをさせていただきたいと思います。先ほどの会議でも申し上げましたけれども、実に町民の皆様の意見を伺う会、研修を含めまして34回以上の会議を重ねてまいりました。これだけの条例案をつくるのに34回は多過ぎるとは思いましたけれども、皆様、自分の立場等、議会のあり方等、足元を見つめながら会議を重ねてきて御協力をいただきました。その中で、皆様それぞれ、先ほども言いましたけれども、違う支持者から選ばれてここに参っております。意見も当然違いました。ですけれども、それぞれが多少の譲歩をしていただきまして、譲るものは譲っていただきまして、それでも結論が出ない項目もありましたけれども、あらかたについて結論を出していただいて、素案の形になりました。せっかくここまでまいりましたので、任期等も考えまして、6月の定例議会にどうしても提案したいというふうに委員長としては考えております。で、何とかそれに間に合うように委員会を重ねて提出できるような状態にしたいというのが今の決意でございます。それでもだめな場合もあるかもしれませんけれども、できましたら、せっかく皆様が合意を得た素案でございますので、議会からの提案として条例案を上程したいというふうに考えております。そのことを頭に置いていただきまして、きょうは会議を進めさせていただきます。
で、最初に御注意申し上げますけれども、この前お配り…レターケースに入れてお配りいたしました、この皆様からいただいた意見なんですけれども、これは個人情報に属するものでございますので、どんな意見が合ったということは全然話題にしていただいて構いませんけれども、だれがどういう意見を述べたということについては、一応個人情報でございますので、この資料のお取り扱いについては十分注意をしていただきたいというふうに申し上げておきます。
それで、早速ですけれども、皆様にレターケースに入れて、この意見をそっくりそのまま皆様にお渡ししてあります。考えておいていただきたいということで、きょう御意見を伺っていくわけですけれども、正・副及び議会事務局といたしましては、百何項目になると、先ほど阿部委員がおっしゃってましたけれども、集約中でございます。それについてはパブリックコメントの答えとしてもたたき台をつくりたいというふうに考えておりまして、それについてそのパブリックコメントをホームぺージ等にのせてお答えをするとき…前に皆様の御意見とあれをいただくつもりでおりますけれども、次の会議になろうかと思います。お配りできるような気がいたしますので、その方法でよろしいでしょうか。(「結構です」の声あり)それで足りないものは足していただいてやっていきたいなと思っているんですけど。

委員(守屋亘弘君)

委員長のお話の中で1点質問があるんですが、個人情報保護の観点からというお話でございますけれども、公文書請求を町民が出したといった際に、非開示ということになるんでしょうか。

委員長(佐野司郎君)

いいえ、名前の部分が消されて多分出るということであろうかと思います。そういうふうに確認いたしましたので。

委員(守屋亘弘君)

それでは、わかりました。ただし、例えば私どもが町民からこういう文書があるだろうといった場合に、提出者の氏名、それから電話番号、住所を抹消して出せば、それはそれでよろしいということですか。

委員長(佐野司郎君)

全然、コピーしていただいて、その部分を白くしていただければ何ら問題はないというふうに聞いております。

委員(守屋亘弘君)

はい、わかりました。

委員(阿部勝雄君)

そこまで言われるんだと、ここで議論するときに、だれだれさんの提案でって話が出てくると、結果的に同じになると思うんで、もしこれでいったら、番号なりA、B、Cなり打ってもらわないと、だれだれさんかこう言ってるって話出たときに、名前が出ちゃうんだけど、それはどうしますか。

委員長(佐野司郎君)

どうでしょう、その辺に関しては。

議会事務局局長(上妻良章君)

確かにどなたがこういう御意見だというのは、これ、公のテープに残りますので、やはり公文書…個人情報の規定上、よろしくないと思います。今ここで番号をということでございますけれども、もしこの場の決めでよろしければですね、お渡しした順にですね、A、B、Cでうちのほうでちょっと番号等も決めたいと思いますので、ちょっとその辺、休憩いただければと思いますけど。

委員長(佐野司郎君)

ということでございますので、暫時休憩いたします。
(午後1時08分)

委員長(佐野司郎君)

休憩を閉じて再開いたします。(午後1時11分)
事前にお渡ししたので私もいろいろ読んで、赤い字でいろいろ書き込んでみたんですけれども、わかりいいところもありますし、既に検討済みであって、あえて述べられてないということについてのこともありますし、基本条例とお間違えではないかなというようなこともありますし、議会そのものの仕組みにそぐわない御意見もありますし、ということで、いろいろ含まれておりました。かなり難解な部分もございましたし、何度か読み直したんですけど、十分頭に入ってないのが現状だということに、私個人では思っております。
お預けしてありましたので、きょうはこのパブリックコメントでいただいた意見で修正、素案について、我々がつくりました素案について修正をすべきである、あるいは足すべきである、あるいは減らすべきであるというような必要を感じたことについて、率直に皆様から御意見をいただきたい。で、皆様が、いや、これは修正すべきだとか、あるいはこういう意味合いで考え直したほうがいいということがありましたら、検討したいと思います。早速でございますけれども、お手を挙げて発言をお願いしたいと思います。いかがでございましょう。

委員(土佐洋子君)

この意見の中で、かなりの方が反問権について、つけるべきだとしていますけれども、今、実際議会で町長は反問権、取り違えているかもしれないところあるかもしれませんけれども、反問権はぜひつけるべきだと思います。

委員長(佐野司郎君)

この反問権につきましては、何度かの会議で検討させていただきました。結局的には、最初に申し合わせのとおり、合意を得ることが、これが一番顕著にできませんでしたので、入っておりません。これからの運用の中で見直しが行われれば、当然またそれも議題になると思いますけれども、この際であるので、ここでもう一回検討しておいたほうがいいという御意見があれば、皆様の御意見を伺いたいと思いますが、いかがでございましょう。

委員(守屋亘弘君)

私は御意見はいただきましたけれども、先ほど委員長がお話しの中で、当委員会、それからその中で小委員会も設けて、かなりの回数、審査をしてまいりましたし、ほかのいわゆる議会としてもここまで練り上げたものですから、今後ね、課題として受けとめて、今回はぜひ私どもの作成したもので議案として取り上げてもらいたいと。したがって、反問権の問題も出ましたけれども、残念ながらさきの議会では、はっきり申し上げて私に対する町長の答弁、あるいは金崎ひさ議員に対する答弁は、嫌がらせにしか私にとっては思えない。そういう、枝葉末節なことになるかもしれませんけれども、基本的にですね、そういうような状況を踏まえて考えると、反問権を許容するということは、まだ私は時期尚早で、私どものつくった素案でぜひ議案として考えてほしいというのが私の意見です。

委員長(佐野司郎君)

はい。今、枝葉末節と仰せになりましたけれども、そんなことではなくて、大変大事なことだと思います。過去振り返ってみますと、私の意見ではなくて、出た意見を思い返しますと、まず、反問権の質問の内容については、現在でも議長あるいは委員長の許可を得て、それは可能であるということが1つ。それからもう一つは、栗山町の看板ではありますけれども、反問権自体の、今、土佐委員もおっしゃいましたけど、反問権というものの解釈ができてないということもありますし、残念ながらこの間の本会議では明らかに時間を減らす、質問の時間を減らすように、作為的に行われたと思っても仕方がない事態が生じておりますので、そういう状況が醸成されてないということでございまして、そういうこともやはりそのときの会議では懸念を受けて、質問の権利を奪われてしまうというような意見も出たように記憶しております。だから、守屋委員の述べたことが、これまでの検討の経緯だと思いますけれども、それをわきまえた上で、さらにどうしてもあったほうがいいという御意見がありましたら伺いたいと思います。いかがでございましょうか。

委員(待寺真司君)

ちょっと今、委員長から御提案いただいたのと若干ちょっと違うような流れになってしまって大変恐縮なんですが、私、これだけ多くのね、町民の皆さんのパブリックコメント、読んでいる中で非常に深く条文も読まれていて、まさに町民の方々がね、議会がどうだということを非常にこの中でね、語られているところが、これは議会基本条例をつくろうとしたことの一つの大きな成果だというふうに私は思います。それで、今、具体個別のね、一つ一つの意見に対してどうするのかということを、私はここでやるんじゃなくて、守屋委員言われたように、やはり議会基本条例として我々が小委員会からずっと積み上げたものですから、私は一たんこれをですね、やはり成案として成立することをきょういろいろお話し合いをする中で決めていって、それでこれだけの意見が出てますから、私は再三コメント中にねということもありましたけど、今、コメントが終わった段階でも、今後やっぱり条例を生かしていくのは我々議会であり、こういった町民の意見を吸い上げていくのも、この場でもできると思いますし、さらには議会報告会というのもこの中にかなり出てました。やはり町民の皆さんが議員と直接対話をしたいという要望がですね、これだけ多く寄せられたということは我々も受けとめて、それで条例を運用していく中で、こういった意見が多分いろんな議会報告会をやれば出てこようかと思うんですよ。そういうことを町民の皆さんと密に、これから先やり合って、この条例は議会で決めたものですから、やはり議運の次のメンバーになるかもしれませんし、いろんな中で条例を改定していくということは、比較的他の条例に比べてできやすいというか、しやすい。そこに町民の意見を入れやすいものだというふうに思います。あくまでも基本という形で我々はいろんなたたき台で、いろんなところも勉強してつくってまいりましたので、今度は運用面でこの条例を生かしていくという方向を考える中で進めていきたいなと、私は個人的に思っていまして、先ほど守屋委員言われたように、ずっと積み上げてつくってきたものは一たん成案として私は出して、その中でまた町民と直接対話の中でいろいろやりとりできる場面を議会報告会という形になるのか、それはまたこれから議論していかなければいけないと思います。そういった場合をやるときには、当然他の自治体でもやっているような要綱をつくってね、具体的に決めて出て行くのか、そういったこともこれからその条例を成立させるまだの間に、ある程度我々が意思として持っていれば、このパブリックコメント寄せた方の意見もその中で少し反映させることができるのではないかと思いますので、私はそのきょう一件一件のだれだれさんがこういう意見だったということに対して条文をこう変えようとかというよりも、何かそういった大きな部分で話し合っていければなと、ちょっと差し出がましくて恐縮なんですが、ちょっとそのような形で、やはりまず条例成立させて、運用の中でいろいろ見直しができるんだということを、ぜひ町民の方にも理解していただきたいなというところもありますので。

委員長(佐野司郎君)

おっしゃるとおりで、私もそう感じておりまして、無理無理にやれば3カ月かそこらでできない条文ではないんですけれども、2年にわたって議論を重ねてきたという結果、生まれたものというのはあると思うんです。それで、傍聴の方もふえましたし、いろいろな陳情や請願もふえて喜ばしいことだと思っておりまして、少しは議会が住民の方に距離が近づいたというふうに私も実感させていただいております。おっしゃるとおりだと思います。
で、もう一つのことですけれども、やはり住民の方の意見を入れていくのに2通りあると思います。これから決めていく意見交換会というのについては、住民の方の意見をまた聞く機会を持つなり何なりして、どういう形がいいかというのを探っていくことも一つだと思いますし、それから今、待寺委員がおっしゃったように、見直しをある程度毎年見直すとか、2年に一度は見直すとかというようなことを申し合わせで決めておいて、それを確実に意見交換会等の意見を入れながら直していくということもできると思います。最初に申し上げましたとおり、成案としてこれはぜひ出したいというのも事実でございますので、大変貴重な意見で、それをきょうのうちにどういうふうな見直しをお約束できるかというのは、パブリックコメントに対する答えの中でどう書けるかということも皆さんの御意見をいただきたいと思います。貴重な御意見、ありがとうございました。
それは後でまた御意見いただくとして、他にこの点は注目しなければならないというのにお気づきの方がありましたら、言っていただきたいんですけれども。よろしいですか。

委員(守屋亘弘君)

先ほど申し上げた私の発言の中に、皆さんに誤解を与える面があったやに思いますので、ちょっとおわびして訂正しますけれども、枝葉末節と申し上げましたのは、先ほども申し上げましたけれども、さきの議会で町長の私への答弁、金崎ひさ議員に対する答弁、ああいうことを枝葉末節ということで申し上げたんであって、反問権が枝葉末節ということではないということで、ちょっと私の舌足らずな面があったかもしれませんので、おわびして訂正します。そういう意味です。

委員長(佐野司郎君)

聞き方がちょっと悪かったようでございます。よくわかりました。他にございますか。ポイント…。

委員(阿部勝雄君)

パブコメの考え方でよく町民にこれを成立する前に説明会を求めるという声も強くあると思うんです。また逆に、今いったように、これだけ議論してきたんだから、成立した後にでも修正がというのも一つの手かなと思うんですよ。その辺のことをしないと、先ほど委員長が言うように6月議会で出したいと思えば、出した以上は今度はね、だれから言われたから修正ってわけにはいかないんで、その辺のことをきちっとここで決めて、どちらにするのかということだけはまず決めなきゃいけないんじゃないかなと思いますが。

委員長(佐野司郎君)

パブリックコメントにどう答えるかということで、仏つくって魂をいれられるかどうかと、運用の面に入ってまいります。ですから一つの考え方ですけれども、最初の意見交換会はこのパブリックコメントの運用について御意見を伺うというテーマでもいいんじゃないかというような思いさえ抱いております。ですから、パブリックコメントでそういうことをお約束できるようにしておきたいなと、ちゃんと見直すよと、魂を入れて運用していくよということがあらわせられれば、御納得できる部分も多いと思います。
それから、一緒に考えて、もうちょっと説明、住民に説明しながら歩んでくればいいではないかという意見の中に、2通りございまして、これは明らかに自治条例に対する要求なんではないかなという部分もありますし、それから確かに、本当に回数を重ねて時間をかけましたけれども、住民の方の意見が十分行き届いてなかったということも事実ですけれども、それも陳情等出まして、皆様の御意見もいただきました。これはあくまでも我々自分自身を見直すための自分自身の規範をつくっているんで、というような御意見もあったように思います。ですから、逆に運用にかけて住民の方をらち外に置いてやるということは、この基本条例の精神に反するというふうに私も感じますので、次の議運の方にはしっかりとその辺を申し送っていくとともに、それを外れないようなきょう決め事をしていきたいなと思っておりますけれども、阿部委員、いかがでしょう、そういうことでは。いかがでございましょう。

委員(阿部勝雄君)

もう一つね、いろんな御意見って、我々これ、かなりの部分を議論してきた中身だと思うんですよ。だけど、文面には出てこないということがあって、かなりこれを、言葉は悪いですけど、町民には見えませんので、そんなこと、当たり前のことのようなことをいっぱい要望として出てますよね。だから、これを運用でやっていけるのか、あるいは文面を変えなければだめなのかという議論になると思うんですよね。それが今言ったように運用で変えられるとすると、条例つくってからでも十分それ取り入れますよと、そういう方向で今後進めるんですよというのは説明できるんだけど、私、こうずっと見ていても、文面を変えてまでという必要性の感ずるのは余りなかったんですけど。かなりのことを我々議論してきたんですよ。それが文章として過不足あるんでしょうけど、見た目から見ると、申しわけないんだけど、信用されてないなと感じを受けたものですから。その辺も含めてね、文章としてきちっと書けと言ってるところもあるようなんで、その辺は見直せと言えばね、文章の書き方ですので、あり得るのかもしれませんけど、我々かなりの部分、議論してきた中身だと思います。ですから、運用でできるというものもあると思うんで、その辺は皆さんの判断で、今みんなが言うように、条例通してからでも運用で十分やっていけるんじゃないのというものを取捨選択は後でしても、私は構わないかなと思ってます。どうしても文章を変えろといったなら、これは条例を変えなければいけないと思うんだけど、それほどという感じは私は持ってます。御意見を見てね、ごもっともな意見はたくさんあるんですけど、それを議論してきた中身で、文面として出てないという点が多々あると思ってますので、そのようにして運用で十分耐えられるものがたくさんあるなと思っております。

委員長(佐野司郎君)

ありがとうございます。きょうは最後のチャンスですので、素案そのものを変えなきゃいけないということもあります。法律的に触れる部分があれば、きょう変えておかなければいけないので、事務局、何かあるって言いましたっけ。変えたほうがいいという、事務局の法解釈の点から、1つあるようです。

議会事務局次長(山本孝幸君)

第15条でございますけれども、ちょっと15条を見ていただきたいんですが。第3項でございますが、議員の定数及び議員の報酬に関する条例改正は、委員会または議員が提案し、その理由について説明責任を果たさなければならないと書いてございますけれども、この議会基本条例を定めるに当たりましては委員長から現行の憲法、自治法の範囲内でということでございますと、第3項につきますと、読み方によりましては議員報酬及び議員の定数については法律上はあくまでも長にも提案権がございますので、これだと長の提案権を奪ってしまうような部分な記述とも読めるということで、他の条例と他の市町村、県の条例を見ますと、報酬に関する改正は「議員が提案し」じゃなくて「委員会、議員が提出した場合は、その理由を」ということで書いてあるものもございますので、その辺の表現はちょっと、多少いじくりたいなというふうに考えてございます。

委員長(佐野司郎君)

どう直したらいいんですか。

議会事務局次長(山本孝幸君)

ですので、今の場合でしたら、委員会または議員が提案する場合は、その説明…一番簡単な直し方は、「場合はその理由を」ということで、提案する場合は、その理由について説明を果たさなければならないという方法が一番簡単な改正でございます。または、あとはこのままにしておいて、ただし、長の提案権を奪うものではないというようなただし書きを入れることも可能でございますので、その辺はどちらでも、長にも要するに提案権があるということだけは明らかにしたいというふうに考えております。以上です。

委員長(佐野司郎君)

その点につきましては、そういう読み方もできるということでございますので、念を入れて直したいんですけれども、よろしいでしょうか。
じゃあ、それはお任せいただいて直させていただきます。他に、素案そのものをいじくっておいたほうがいいということがございましたら、挙手をお願いしたいと思いますけれども。よろしいですか。
それでは、まず素案は6月の議会に上程することを改めて目標にいたしまして、これから委員会を重ねていきたいと思います。そういうふうに決めさせていただきます。
それでですね、今言ったパブリックコメントに答えを書いて住民の方にお答えしなければなりません。それは今、正・副委員長と事務局の協力というか、事務局の大変な努力をいただきまして、今、作成中でございます。というのは、阿部委員よくおわかりだと思いますけれども、この意見を分類するだけでかなりの時間がかかっておりまして、答えまで、きょう提出するまで至りませんでした。意見のほうは分類、あらましできているんですけれども、百何項目になるということで、それに対する答えを皆様にこの次見ていだいて、ホームぺージ等でお答えをしていきたい。そのお答えの中で、運用で何とかできる部分はしていくんだという部分については、なるべく明記したいということでございます…ですので、いかがでしょう、どういうふうに表現していったら御提案、意見を提出していただいた住民の方にわかっていただけるかということについて、御意見があれば伺いたいと思うんですけれども。阿部委員、いかがですか、その辺について。

委員(阿部勝雄君)

変な話ですけど、結果だけね、これは入れる、入れない、あるいはでなくて、議論があった中身もできないものでしょうか。

委員長(佐野司郎君)

経過。

委員(阿部勝雄君)

こういう議論がありましたというのを入れたら、御理解いただける。

委員長(佐野司郎君)

既に議論をいたしましたと。その中でこういう意見がありましたと。

委員(阿部勝雄君)

そんなこと…でもね、かなり難しいわね。

委員長(佐野司郎君)

でも、できる限り…少なくとも門前払い的に、これは採用しませんとか、採用しますとかっていう返事にはしたくないんで、時間をかけております。

委員(阿部勝雄君)

できるだけ…。

委員長(佐野司郎君)

この次見ていただきますけれども、なるべくこういうわけでそれは載ってないんだと、これだけでこういう表現になっているんだという理由をつけながらいきたいと思いますし、これは我々の範疇ではないんだということに関しては仕方ありませんので、これは違うところで提案すべきものだと。それから、運用の中でしか対応できないことも中に含まれておりましたので、それはそう書かせていただきたいと思っております。
ほかにいかがでしょう。それとも、先ほど言ったように、見直しのあれを、申し合わせをしておきますか。3年に1回見直さなければいけないとか、そういうふうに決めておきますかっていう意味です。(「随時」の声あり)随時ですか。

委員(待寺真司君)

先ほど意見として述べさせていただいたのは、やはりこれだけ関心を持っていただいているという中で、議会基本条例が本当にこの町にとってね、自治基本条例がない町で、非常に、これがスタンダードになってくると思うんですよ。こういう、総括的な、総枠的な条例、こういう個別の条例じゃないので。ですから、これをより有効に活用するというのは本当に運用が大事なので。

委員長(佐野司郎君)

何もしなきゃ、そのままでいいですからね。

委員(待寺真司君)

そうなんですよ。ですから、そこをその条例制定後に意見交換会、要するにそれがじゃあずっとやるよということじゃなくてもいいかもしれません。いろんな御意見あると思います。私はやるべきだという主張なんですが。だから、毎定例会ごととか、そうじゃなくて、例えばここはこの議会基本条例について、一本だけでこういうのができましたと。それについては運用の中で今後いろいろとこれは生きた条例にしていくために町民の皆さんと意見交換をしたいというような形でね、設けて、条例制定後に速やかにそういった場を設けることによって、このパブリックコメントをお寄せいただいた方に対しても、その場でいろんな形で御返答ができていくのかなという部分もありますので、それを議会としてね、今の議運のメンバーとしてやるのかやらないのかというところを、ぜひ条例制定までに決めていきたいなというふうに思っておりますけれども。

委員長(佐野司郎君)

はい、大変、私もそういうふうに考えているんですけれども。任期を超えてお約束するには、パブリックコメントでやりますという答えを出しちゃうのが、もう議会に対する制約なんです。我々の任期中にやるとすれば、上程前にやるということになりますので、何で直さないんだという意見をまたやって、それも取り入れることが不可能であれば、かえって失礼になるということもありますので。ただ、約束は私もしたいと思うんですよ。上程して意見交換会の最初をやって、これの運用について意見をいただきますと。特に今、途中で終わってますけども、意見交換会の要領づくり、要綱づくりというのは手がけておりますけども、それも皆様の御意見を入れて手直しした部分が準備中なんです。この次の委員会にはもしかしたらまたたたき台としてお配りできるんですけれども、そういったものを必ずやりますよというのをパブリックコメントにそういう意見のところに盛り込んで、本会議で成立したら近い時間のうちに議会としてそれをやりますということを言ってしまえば、次の議長さんなり議運の委員長さんはやらざるを得ないかなという、ちょっとずるい考え方ですけれども、申し送りじゃなくて、約束にしてしまいたいなという部分はあるんですけれども。その辺も含めていかがでしょう。どういうふうにしたら一番いいでしょうか。本当に運用次第では、もともとやっていたことを条文にしたんですから、何にもしないでいいよということになってしまうんですけれども。確かに、せっかく近づいてきた、少し近づいてきた住民と議会…議員じゃなくて議会そのものとの距離をこれ以上あけたくないんでという気持ちもありますので。その辺をお考えになって、何かいいお考えがあれば。阿部委員、どうぞ。

委員(阿部勝雄君)

恐らく、この議会基本条例は全会一致でないと通らないし、全会一致にしようと思って今まで努力してきたものですよね。今まで我々がよく議会報告を議会としてやれというのは、反対・賛成がたくさんある中での賛成部分だけという数でいっちゃうのと、これはちょっと違うと思うんですよ。全会一致でやろうとしてることですから、私はこれは全員で説明会やってもいいなと思っています。そういう意味で、運用でできるものと、どうしても条例が改正しなければならない、今、私が思っているのは、それほど必要ないとは思ってますけれども、町民の中からいろんなあれが出てくると思うんですよ。例えば今の反問権だとか何とかといっても、栗山町なんかでは議長が采配できている程度の範囲内での反問権ですよね。だから、そういうところは運用でできるんですよということを御理解いただければ、この反問権というのは、このパブコメに10人中6人も出してますけども、御理解いただけるんじゃないかなと。ですから、運用でできるものとできないものとありますので、これは私も待寺さんと同じ内容で一致してるものですし、これをこれからみんなで進めようとしているものですから、一つ一つの案件の賛否とは違うと思うんで、私も出て行くことにはやぶさかでないと思ってます。ですから、運用が十分練り上げておいて、まあ6月までに出ていけと言われるとちょっと大変ですよね。ですから、あとは運用でどれだけ取り入れられるか。どうしてもだめだという皆さんの御意見が、町民の御意見があれば、修正をかけてでもやっぱり直しますと、我々がそう一致すればね。それでいいんじゃないかなと思いますので、私も出て行くことにはやぶさかじゃないし、条例を出して通ってからでも説明会は開くべきだと思います。

委員長(佐野司郎君)

わかりました。通ってからでも開くべきだ、修正もやぶさかではないという態度で臨みたいということでございます。反問権もそうですし、報告会あるいは意見交換会についてもそうですけれども、やはり御意見を伺いながら、その経過について、そのとき質問もしていただけると思うんですね。そうしたら、こういうわけなんだと。こういう考えでこうなったんだということも説明できる場面があるかと思いますので、それは議会としてでも、議運の、本会議通りますと離れますので、議会としてぜひやっていただきたいというふうに、次の議会のスタッフに強硬に申し入れるというか、約束であるというふうにして伝えたいと思いますけども、それでよろしいでしょうか。

委員(守屋亘弘君)

基本的にそれで構わないと思うんですけれども、一つ、考え方の違いといえばそれで終わっちゃうかもしれませんが、全員で説明責任ということなんでしょうかね。町民に対する説明会というのは。というのはね、私は議員は自由参加にしてほしいと思うんですよ。

委員長(佐野司郎君)

ごめんなさい、いいですか。御意見を伺う会のときも、ある部分、欠席された議員もいらっしゃいましたし、強制ではなかったんですけれども。ただ一つだけ言えるのは、議員全員が出てきたよといって議会に親近感を持っていただいた部分もあろうかと思いますので、基本的には自由参加でいいんですけれども、やるのは議会としてやりたいということでございます。議員全部が出るから議会じゃなくて、やはり議長さんがトップになって住民の方にお話を、意見交換をする、御質問を受けると。要するに議会運営委員会でやるんじゃなくて、議会として議長さんにやってほしいというふうに申し送りたいということでございまして、出席は当番制でもいいですし、複数やるんであれば当番制でもいいですし、自由参加でもいいと思いますけども、いかがでしょう。そういうふうに解釈していただけないでしょうか。ただ、みんな出てくると、住民の方は、へえ、珍しいね、議員全員そろったよって言われましたので、そういう効果もあるかなとは思っております。よろしいですか。(「はい」の声あり)じゃあ、そういうことで進ませていただきます。皆様に対するお約束ですけれども、次は議会事務局と協力して質問の分類と、それに対するパブリックコメントの回答、ホームぺージに載せるべき回答の素案をお示しいたしますので、そこでまた皆様に個別にたたいていただいて、これの答えはおかしいとか、この提案のとり方は違ってるとかということがありましたら、また御意見をいただきたいと思います。そこで議長、よろしいでしょうか。申し送りになってしまいますけれども、次の議長さんがお決まりになったときに、こういうふうに議運で決まった。きょう議事録に残っていますけれども、これは住民の方に対するお約束なんで実行していただきたいというふうに議長からもお申し送っていただきたいんですけれども、よろしいでしょうか。

オブザーバー(笠原俊一君)

きょうお話をするべきかどうか、ちょっとわかりませんけれども、大変長い間御苦労をいただきまして、私の任期中にできなかったのは残念な部分はございますけれども、これも先ほど委員長がおっしゃいましたとおり34回、33回までの資料はありますけれども、以上にわたりまして、本来であればもっと早くできたところ、いろんな状況もありましたし、丁寧に丁寧に皆さん方と議論を重ねてここまでこられたということでございますから、私自体には何ら文句を言うべきことではありません。しかしながら、次の議長さんのお役目といいますか、御負担になることでございますので、皆さんの努力を無にしないためにも、次の22日以後の議長さんが6月の定例議会の中でこれを十二分に生かしていただけるような形の申し送り、お願いはしていきたいと思っております。以上です。

委員長(佐野司郎君)

その方法でよろしいでしょうか。じゃあ、そうさせていただきます。ありがとうございました。
パブリックコメントに対する回答なんですけれども、次長、時期的にはどの辺に委員会を設ければ、今のメンバーの方にそれを見ていただいて御意見をいただけますでしょうか。

議会事務局次長(山本孝幸君)

6月に提案するのを前提にしますと、5月の今、臨時会が予定されておりますので、臨時会の前に、以前は当日ちょっと議会運営委員会があったんですが、できれば前日ぐらいに議会運営委員会を開いていただいて、そこで最終的なパブリックコメントに対する答えを出していただいて公表しないと、6月の議会にはこのメンバーでもう一度やるには、もう一度やらなきゃいけないと思いますので。そのためには今、委員長がおっしゃいましたとおり、パブリックコメントに対する答えはあらかじめ、その日にではなくて、できる限り5月の連休明けぐらいまでには皆様のもとへ届くようにして、それをあらかじめもう目を通していただいて、議運に臨んでいただく形で行っていただければ何とか間に合うと思います、委員長。

委員長(佐野司郎君)

いかがでしょう。じゃあ、いつもですと臨時議会は当日1時間ばかり早く集まりまして議運を、決まりですので開かせて最後の仕事をするわけですけれども、それを前日ないしはその前にやって、この問題もクリアしたいと。それには資料は連休明けごろをめどに、なるべく早く皆様のお目にかけるようにいたしますということですけれども、いかがですか。

委員(阿部勝雄君)

今のあれですと、提案される前にパブコメの返事は出す、そういう段取りですか。

委員長(佐野司郎君)

そう考えておりますけども。提案してからのほうがいいですか。いや、なるべく早く、礼儀上も早くお答えを出したいなというふうに思っております。それには最後に目を通していただいて、修正…ちょっと修正箇所が多ければ時間かかりますけれども、何とかしないなと思っておりますので、6月の提案までにはまだ時間が少し残りますので、可能かと思いますので。いかがでしょう、前日というのは。どっちにしても議運はやらなきゃいけないんですけれども。(「いいんじゃないですか。」の声あり)いいですか。じゃあ前日…議長いない。

委員(土佐洋子君)

18日の午前中だめなんですか。(私語あり)

委員長(佐野司郎君)

18日にどうせ委員会があるからどうかという話で。2時間じゃ無理かもしれないということなんですけど。(「21日でいいよ。」の声あり)いいですか。何か21日ぐあい悪いですか、土佐委員。(「臨時会は」の声あり)22日です。じゃあ、21日…1日の予定。そんないろんなものあるの。(私語あり)それとも午後にして、ちょっとぎりぎりまでやりますか。(「通常の臨時議会の議運もやっていただかなきゃいけないので。」の声あり)はい、わかりました。じゃあ、もう最後のお努めでございますので、21日の10時から。もしかしたら午後にかかるかもしれないということで、よろしくお願いいたします。決定させていただきます。ということで処理したいと思います。このことについて何か御意見ありますか。きょう言っておきたい。よろしいですか。

委員(待寺真司君)

いただいた御意見の中でね、本当の根本的な部分で、議会基本条例というのはどういうもので、なぜこの今、町に必要だという中でね、やはり議長が議長になられて、そのときにそういった議会改革の中でね、基本条例をやろうという部分に至った経緯があると私は思ってますので、この辺についてはやはりそれは笠原議長がそこの部分は…(「コメント
を。」の声あり)コメントというか、スタートの部分は請け負ってやっていただくということが肝要で、それをやっぱり町民にフィードバックしてこそ、このまた議会基本条例も生きるのではないかと。議会基本条例はそれぞれ皆さんいろんな勉強されて、みんな議員が必要だという中でやりましたけど、議会としてそれをどうだというまず指針は議長に示していただけるとありがたいなというところがありまして、議長に宿題を出す委員もいないかもしれませんけれども。

委員長(佐野司郎君)

議会基本条例はどういうものかという説明はあるんですけれども、そこに至った、なぜ葉山の議会にそんな時間をかけてやらなきゃいけなかったかという理由については議長が語るのが当然だと思いますので、考えておいていただきたいと思います。パブリックコメント、議長ワークというのをつくります。はい、わかりました。御希望として検討させていただきます。他によろしいですか。では、そういう段取りで進みたいと思います。提案していただいた方が、なるべく納得していただく、理解していただく。それでもだめだと言われる部分もあるかもしれませんけれども、走り出して、走りながら修正していくという方針でいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。あともう少しでございますので、御協力をお願いしたいと思います。
それでは、その他に入ります。インターネットのホームぺージ要綱について、特別委委員長いらっしゃいますので、資料ありますか。じゃあ配って御説明をお願いしたいと思います。本会議に配付する予定のものでございます。
(資料配付)
では、委員長お願いいたします。

委員外議員(畑中由喜子君)

お時間をいただきまして、ありがとうございます。先日、議会だよりの要綱をまとめさせていただきまして、皆様方に御承認というか、本会議で配らせていただきまして、もう効力を発しておりますが、それに引き続きましてホームぺージに関する要綱が全くない中で今日までまいりましたけれども、やはりきちんとした要綱に基づいた運用が必要ではないかということで、私どもの議会広報特別委員会で議論をさせていただきました。お手元に資料でお配りいたしておりますように、8条からなる、そして附則ですね、からなる要綱をつくりました。近隣の市町にも余りホームぺージに関する要綱の例がなくて、手探り状態だったんですけれども、このようにまとめてみましたので、これもまた足りないことも出てくるかもしれませんが、今後改正を重ねながら、より広く町民の方に見ていただけるホームぺージにしていけたらというふうに思います。これは一つの指針としてつくりましたので、お読みいただければおわかりいただけることばかりですが、ホームぺージの内容につきましては、これからもまたさらに充実させていかなければなりませんし、それはまた後の特別委員会のお仕事としてやっていっていただきたいというふうに思っております。
これは議長の決裁をいただきまして、きょう議運でお諮りいただいて、この形でよいということになれば、6月の定例…5月ですね、5月の臨時議会にまた机上配付させていただいて、正式なものとさせていただきたいと思います。何か御質問があれば、お答えできる範囲でと思いますが。よろしくお願いいたします。

委員長(佐野司郎君)

では、しばらく目を通す間、お待ちいたしますけれども、何か机上配付に際して、本会議での机上配付に際して御意見があれば承りたいと思います。なければそのまま机上配付を臨時議会にさせていただきたいと思います。
よろしいでしょうか。

委員(守屋亘弘君)

表題なんですけれども、葉山町議会ホームぺージに関する要綱、例えばホームぺージ作成要綱、そういうことでもいいのかなとは思うんですが。

委員長(佐野司郎君)

いかがですか。

委員外議員(畑中由喜子君)

どちらでもという部分はあるかもしれませんけれども、作成に関するだけではなくて、内容的にどういう内容のものをどれぐらいの期間掲示しておくかとかいうことも含まれますので、このような表題で対応したいと思いました。

委員長(佐野司郎君)

ということでございます。よろしいでしょうか。他に、よろしいですか。(私語あり)聞こえなかったことにいたします。それでは…委員長、どうぞ。

委員外議員(畑中由喜子君)

4条の掲載または保存期間で、これがどうしてこういう期間なのかというのは、多少疑問にお思いになることもあるかもしれませんけれども、これは本会議録の保存年限や何かとの関連もございまして、このような形。それからまた、サーバーの容量がございまして、今、議会が独立したサーバーを使っていないので、永遠に、永久にここに掲載し続けるというのは無理がございますので、このような形で今、対応させていただきたいと思っています。

委員長(佐野司郎君)

新たな課題でもありますけれども、つくる当初からそういうことは言われておりました。大変御苦労さまでございました。これで5月22日の臨時議会に配付をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
続きまして、次は報償費に関してなんですけれども、ざっとまた事務局から説明していただきますけれども、総務課より町の葉山町弔慰金に関する内規というのがありまして、それを改定したよというのが情報としてもたらされました。これは予算案として、予算書審議の中で予算書に載っておりますけれども、こういうふうに変えたよということなんですけれども、うちがこういうふうに変えたので同調しろということでもないみたいで、4月になりましてから変えたよという情報でございます。これについて御意見を伺うんですけれども、事務局、補足するところありますでしょうか。説明も可能であれば。資料の説明も可能であれば。

議会事務局局長(上妻良章君)

お手元の資料のですね、葉山町の弔慰金に関する内規の2ぺージ目と、2枚目と、議会の慶弔見舞内規の2枚目、これをあわせて見ていただければと思います。今、委員長がおっしゃったように、町長部局のほうで変えたから議会も変えたらとか変えるべきだとか、そういうお話ではございません。まさに今、委員長おっしゃったように、このように4月の初めですけれども、総務課のほうから町長部局のほうは変えましたというお話があって、4月1日から施行ですよというお話があったところでございます。
ざっと説明をさせていただきますと、ちょっと誤りの点がありますので、それから先にいきますけれども、弔意の部分のですね、町の内規の7番目ですか、議会の職にあった者というのがあると思いますけれども、これは議会の議員の職にあった者の間違いだと思います。あと一番した、見舞の一番上、これは町長は議会の議員または町長の職にある者でございます。あった者は、下にまた同じものがございますので、これは現職としてある者というふうに、ちょっと変えていただきたいと思います。
ざっとの説明でございますけれども、こちらの右側、その右側にですね、改正前、改正後とございます。慶意、見舞に関してはほぼ全廃というところと、本人以外、配偶者とか父母・子、あと生花のダブルにつきましては、すべて全廃という考え方でございます。本人につきましても、元職等につきましては廃止、現職につきましては値段同じなものもございますけれども、かなり金額を下げて実施をするというものでございます。これ、参考までといいますか、これをもし議会の部分に合わせた場合ではですね、議会のほうの慶弔の内規を見ていただきますと、2枚目の別表第1、別表第2、こちらのほうは廃止になります。別表第3につきましても、区分の議員の部分、ここに香料10万といったものが1万、あとはすべて町のほうに倣いますと廃止ということでございます。
あと、その次のぺージの申し合わせ事項というのが議会のほうであると思いますけれども、これの4番目でございますね。今までは町長部局等の課長職以上の同居の親族の場合、議会のほうから1万円のお見舞…弔慰金を出しておったんですけれども、これにつきましても町のほうに合わせると廃止になるというところでございます。これは当然、強制等ではございませんので、このような形で変更になったということで、町のほうからお話がございました。以上でございます。

委員長(佐野司郎君)

これはあくまでも報償費に関しましてでございまして、町交際費についてはまた別でございます。これで今、皆様に情報としてお伝えいたしましたけれども、この情報を得た段階で、議会として何らかの対応をするかどうか。あるいは、もう予算も成立したことだし、今年度はその必要はないのか等々に関しまして、御意見があればざっくばらんに伺いたいと思います。いかがでしょう。質問でも結構です。

委員(待寺真司君)

慶弔見舞金のですね、それぞれ弔意、慶意、見舞、その他町長が特に必要であると認めるものがですね、なぜか弔慰だけは残っているんですよ。これは何か理由はあるんですか。特に必要であると認めるものというのが、ちょっとわかりづらいのがこれまでもあったと思うんですけども。これだけ残した理由って何かあるんですか。

委員長(佐野司郎君)

慶意と見舞は廃止されてるんだけども、弔意に関してだけは要するにお葬式に関してだけは残ってるけど、どういう意味だかわかりますかということです。

議会事務局局長(上妻良章君)

申しわけございませんけれども、これがなぜ残ったかという部分に関しては、ちょっと確認はしてないんですけれども、これ以外に決め…これ以外の弔意というのはあると思います。他の市町の方であるとか。それにつきましてはこの弔意以外に交際費のほうで対応されてるという部分はございますけれども、この特に、その他町長が特にという部分がなぜ弔意だけ残ってるということに関しては、申しわけございません。まだちょっと確認はしてございません。

委員(守屋亘弘君)

ちょっと議会事務局に質問したいんですけれども、葉山町の慶弔見舞金内訳の中で助役、収入役または教育長の職にある者というのは、まだ葉山町には助役も収入役もいるということですか。

委員長(佐野司郎君)

助役は制度上残ってますけども。

委員(待寺真司君)

「あった者」じゃないんでしょう、「ある者」。

委員(守屋亘弘君)

「ある者」だもの。

委員長(佐野司郎君)

だから、ある者が、今はいないけども。

委員(守屋亘弘君)

慶意も見舞も、そうなってるよ。だから、行政サイドはみんなこう思ってるの。ちょっと質問。

議会事務局局長(上妻良章君)

総務からいただいたものをそのまま提出してしまって申しわけないんですけれども、確かに委員おっしゃるように、今、助役、収入役もございませんので、助役に関しては副町長、収入役に関しては会計管理者という形になってございますので、この表自体が誤りであると思います。それを御説明できなかった、申しわけございませんでした。

委員長(佐野司郎君)

じゃあ総務のほうにその旨伝えておきます。
他にございますか。肝心の議会としてはというところも御意見がありましたら。事前にわかっておれば、また時間をかけられたんですけれども、予算審査も済みましたし、予算審査の中で質疑が行われたかどうかも私、ちょっと定かではないんですけれども、いかがでございましょう。よろしいですか。特別、議会は議会として今年度はそのままでいいんではないかという考え方もありますし、私個人もそう思っておりますけども、いかがでしょう。よろしいですか。
じゃあ、取り立ててこの情報に関して議会が対応しないと。次年度の予算を編成するときには頭の中に残るでしょうけども、そういう資料にさせていただくということで、次のスタッフにお任せするということにしたいと思いますけども、そうさせていただきます。
他に何かその他で。

委員(山梨崇仁君)

すいません、今の参考で、予算の計上額をもしあれば、報償費の中で(「幾ら」の声あり)見込んでいるのかを、議会側と行政側と両方、参考までに教えていただけますか。

委員長(佐野司郎君)

総額と…両方。町のほうの総額と減らした部分と、町の…議会の総額だと思いますけど。

議会事務局局長(上妻良章君)

お答えになるかどうかあれなんですけれども、総額といいますと、ほかの報償関係がすべて総務のほうは入ってございます。そうしますと、新春のつどいを減らした部分でありますとか、そういう部分がございますので、この慶弔費だけ、これに限りますと20年度に比して90万の減だというふうには聞いております。それでトータルがたしか160万弱ぐらいになっておったなというふうに思います。議会の場合は15万でございます。

委員長(佐野司郎君)

総額で15万。ちょっと大きさが違いますけれども。他に質問等ありますか。よろしいですか。
それでは、その他で何か。もう残り少ない回数になりましたけども。

委員(守屋亘弘君)

ちょっとここでお話ししてもいいかどうかわからないんですけど、先ほど来お話が出ている臨時会がありますよね。その前に臨時会の運営についての議会運営委員会というのはあるんでしょうか。

委員長(佐野司郎君)

それがいつもは当日やってるんですけれども、基本条例…。

委員(守屋亘弘君)

だから、その前の日ということですか。

委員長(佐野司郎君)

前の日にずらしました。

委員(守屋亘弘君)

そういうことでよろしいですか。わかりました。

委員長(佐野司郎君)

そういうことでお願いしたいと思います。よろしいですね。
それでは、時間余りましたけれども、きょうはこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。御協力感謝いたします。(午後2時06分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成21年6月19日

議会運営委員会委員長 佐野司郎

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更新日:2018年02月02日