議会運営委員会会議録 平成21年10月16日

開催年月日

平成21年10月16日(金曜日)

開会時間

午前10時28分

閉会時間

午前10時48分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

議会運営について

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 近藤昇一 出席
副委員長 佐野司郎 出席
委員 畑中由喜子 出席
委員 山梨崇仁 出席
委員 伊東圭介 出席
委員 伊藤友子 出席
委員 金崎ひさ 出席
委員 笠原俊一 出席
オブザーバー 議長 鈴木道子 出席

傍聴者

森勝美議員 阿部勝雄議員 待寺真司議員 加藤清議員 鈴木知一議員

説明のため出席した者の職氏名

なし

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 近藤昇一

会議の経過

委員長(近藤昇一君)

御苦労さまです。金崎議員の一般質問の最中ですけども、ただいま休憩の動議が成立して、議長のほうからこの問題の取り扱いについて諮問されましたので、御足労願いました。(午前10時28分)
今の状況について、さきの定例会の中でも守屋議員、それと金崎議員でしたか、待寺さんもそうか。違ったっけ。2人だけ…山梨議員ですか、それがありましたので。過去、私自身も田中町長時代に残り時間5分まで答弁されたことがございまして、その際は議運で多少時間オーバーを認めていただきましたけど。それ以外は記憶する限りでは順調にね、この慣例を守ってこられたんですけども、ここへきて何度か、万たびこういうことがあると。前回たしか議長のほうから申し入れしたんでしたっけ。してましたね。それも行ったにもかかわらず、なると、これについてはやはり制度的にね、変えていく方向しかないのかなというようなちょっと気はしているんです。で、はっきり言って1時間という形が、答弁も含めて1時間だよという形になってると。どういうふうに使おうが自由だよと言われたら、これもうおしまいなんですよね。一つには、今回の件について、今現在の件については、議長のほうから申し入れ、もう一度、再度ね、申し入れていただく、何分ぐらいの答弁をするのかということで。それによって時間を延長するかどうかを諮るしかないのかなと、ちょっと私自身は思ってるんですけど。皆さんの御意見伺いたいと思います。いかがでしょう。

委員(笠原俊一君)

今、議運の委員長がおっしゃったとおり、私の議長時代に町長に対してそのような時間の、お互いの時間の割り振りというのは、お互いに1時間ですよと。ですから、我々も時間の中でおさめるように、次の方に御迷惑もかかるし、傍聴の方もいられるんでね、次に押していってしまいますから、そういった観点から注意をしたことがあります。
それともう一つ、そのときに私は、事務局から聞いてもわかると思うんですけども、もう一つ、意図的に話をはぐらかしている節があるので、それは私の議長のときには言いませんでしたけれども、よその町の一般質問では、例えば町長あるいは教育長、あるいは選挙の委員長だとか等々に質問があったときに、それに一般質問は議会議員が質問事項を渡してるんですね、通告をしてますから。それに全く答えない、すりかえてる。答えてないんですね、今の話を聞いてても。それについては議長が、この件については町長さん答えてませんよというふうに指図してる町もあるんですね。ですから、それを思うと今の金崎さんの、全部じゃないですけども、一部、二部の部分を通していってられましたけど、意図的にもう答えてないですよね。ですから、そういったことの問題点もあろうかなと思いますけども、それは判断が非常に難しいんですけど、まずはここの場所の中で時間をどうするかというのは、今、委員長さんが言われたとおり、当たり前のことですし、あとは議長の整理権の中で、この件にはきちっと答えなさいと。これは議長の裁量権だというふうに、二通りあるのかなというふうに思います。以上です。

委員長(近藤昇一君)

ほかにございますか、御意見。

委員(佐野司郎君)

制度的には向こうにも答弁の権利がございますので、近藤委員長はかつて残り5分というふうにされたこともあると聞きましたけども。まあそれはそうなんですけれども、長い慣習の中で、議会とのお互いの暗黙の了解のうちに、十分でないかもしれないけど、お互いに質問の時間もとってきてくれたということで、議会そのものに対して敵対したということは事実だと思うんです。意図的かどうかということについては、文書で提出しますと、質問の内容について漠然としてるときには、必ず職員が確認に来たりして、向こうは的確に答えようとする努力をしてきたのが慣例でございます。そういうことから考えると、これもそれで、ある特定な議員にだけ長い答弁というのは意図的だと私は個人的には判断をいたします。これは委員長とも話したんですけれども、やっぱり制度として答弁の時間を確保するなり何なりという制度を変えないと、あるいは向こうの時間を制限するというふうなことをしないと、今まで善意でお互いに両輪としてうまくやろうという精神のもとにやってきたので、それがないんだとすれば制度で決めるしかない。これはこの次の課題に、議運の次の課題になろうかと思います。ですが、きょうのことについては、議長が申し入れたことを無視されたという皆さんのお気持ち、私もその気持ち持ってますけど、憤りを感じますけれども、制度的には仕方のないことなので、きょうここで金崎議員の質問に対して、臨時に時間を与えるかどうかと、そういうことがとれるかどうかということがきょうの町長答えたいというんだから1時間のうち全部フルに使って60分答えてもらって、その後、金崎議員の質問を議会として認めるかどうか、そういう事例があったときに。近藤さんは前に延長してもらった経験があるとおっしゃいましたけども、緊急の場合として認めるかどうかというのは、きょう議運に与えられた選択の余地で、これによって町長不信は募るかもしれませんけども、制度的にはしゃべるというものをとめるわけにはいかないんだろうと私は思っております。

委員長(近藤昇一君)

ちなみに、残り時間はどのくらいですか。39分。

委員(金崎ひさ君)

大変お時間いただいて、ありがとうございます。私、質問に対してきちっと的確に、そしてこのことはものすごく説明しなければいけないことがあるから時間かかるんだよということであれば、おっしゃっていることがすべて質問に対する答弁であれば、私は別にとめません。ただし、聞いていないことを、質問でないところにいろいろ話をもっていって、ただただ時間を引き延ばしているということには耐えられなかったものですから、議長に手を上げて途中で声をかけさせていただきましたけれども、やはり大切な1時間でございますので、答弁に対してもこれだけはどうしても答弁したいという町長の思い入れで時間が長くなったら、文句は言いません。だけども、きょうのことは私、言ったことに対して何にも答えていただいてないと思ってますので、通常、私も5分ぐらいしか最初に言いませんし、そしてどんなに長くても15分ぐらいしか答弁、最初の答弁はないと思いますので、40分ぐらいの質疑応答の時間は確保されているものと思います。ですから、きょうのこと、皆様の御了解がどんなふうにいただけるかわかりませんけれども、町長の思い存分しゃべった後で、5分残ったとしても、正味35分、40分ぐらいは私は一問一答の時間をいただけたらというふうに思いますけれども。その辺は私の要望でございますので、私だけのためにそのような特殊な例を挙げるわけにはいきませんので、幸いなことに前例があるということで、委員長がどのくらいの休憩をして時間を延ばしていただいたのかということで、何分残ったらどうというふうなことで、急遽の取り扱いにしていただいても結構でございます。

委員長(近藤昇一君)

私自身、何分延ばしてもらったかがちょっと記憶ないんで、10分ぐらいだと思ったんですけどね。田中町長のころです。たしかそのくらいだと思ったような気がしましたけど。で、今、金崎委員のほうから40分は、第2質問からの40分ぐらい欲しいというお話がありました。

委員(畑中由喜子君)

今まだこれ1問目ですよね。議長からはやはりちゃんと簡潔に端的なお答えをしていただきたいということを再度していただいて、その結果ですね、全部のこと、答弁がどれくらいかかるかまだわからないですよね。あともう一回議運開くのかというのは、ちょっとことかもしれませんけれども、判断というのはそれから先というのもありかなと思います。

委員長(近藤昇一君)

それと、今の話で、議長にあと何分ぐらいの第1答弁があるのかを確認してもらって、それであとは金崎さんの今の御希望である第2質問からの40分というのを議運として認めるのか、いや、40分じゃなくて、もっと短くしろよというのか、その辺は皆さん方の判断でやれると私は思いますけど。あくまでも1時間というのは申し合わせ程度のものですから、会議規則でも何でもないということを考えれば、議運で決められると私は思います。

委員(佐野司郎君)

確認なんですが。議運で決めれば可能ですか、事務局長。

議会事務局局長(上妻良章君)

可能でございます。

委員(佐野司郎君)

委員長の責任になるとかわいそうだから。

委員長(近藤昇一君)

最終的には議長の責任ですから。

オブザーバー(鈴木道子君)

ありがとうございます。再三、町長の答弁中に金崎議員からお手が上がっておりましたけれども、多分、私が申し上げた簡潔にということだと思いまして、取り上げずに直接町長に言った次第ですけれども、皆様がよろしければ、町長にあとどのくらい、例えば与えるか、またはどのくらいの見積もりといいますか…の答弁であるかを確認しまして、それでこの席で金崎議員にプラス何分かを皆さんで御判断いただいて、質問の時間を確保するという状況というのはいかがでございますか。

委員(佐野司郎君)

確認しなくても、ずっとやっていただいて、そこから何分。で、一問一答だって、的確に答えるか、おれはわからないけど、金崎議員にとって的確かどうかという問題残るけど、でも与えた時間ということは、やっぱりそこから計算したらいかがですか。60分やっちゃったら、そこから30分とか25分とか40分とかと決めたらいかがでしょう。

委員長(近藤昇一君)

そういうような御意見もございますけども。

委員(笠原俊一君)

議場の中、議長の裁量権ですから、その範疇ということでね、今、佐野さんが言われたように、あの方をとめるというのは非常に難しいですから、はっきり言って。ですから、あとは特例の特例ということで考えていただかないと、特に次には伊藤友子議員の一般質問が控えてますし、その伊藤友子議員の発言をね、聞きたいって、時間をつくって来られる方もいるわけですよ。ですから、議会の中だけの決め事では済まないということですから、今回は特に町長が特段の思い入れで話をして長くなってしまったということであれば、金崎議員に特段の配慮をしてあげたってしょうがないなと僕は思うんで、その特別なという、異例だということにしておかないと、私の議長のときも答弁、質問、合わせて1時間が時間なんですよということを再三議員の皆さんにもお願いしましたし執行者にもお願いしたことですから、それを破っていくわけですからね。特に特例だという鈴木議長の判断のもとということにさせていただかないと、その特例、特例がいつもできてしまうと、これは後のことになりますのでね。特に今回のことは、そういう形でお願いしたほうがいいのかなと思います。

委員(伊藤友子君)

私も、こういう特例でね、これから…今、1の1だけを答弁してるのか、それとも4項目あるんですけれどね、4項目、町長はまとめてやっちゃってるんじゃないかと思うんです。(「2に移るって。」の声あり)2に移って。そうすると、思い入れが強いと思うんですね、将来像と書いてありますのでね、幾らでも言えるわけですよ。それを町長が配慮して簡潔にやるかどうかも、町長の、これはもう強い私のごみ問題について、将来像を思い入れを強く発表しますという、ちょうどいいチャンスだというふうに思っていらっしゃるかもしれないし、やはりこの辺は議長サイドでね、全部の、これが終わったらどのくらい金崎議員の質問時間を特例として認めるかは、やっぱりこれ、議長判断でやっていただくしかないなと思うんです。
(「ゼロからね。」の声あり)私たちでこれ、何分でいいとかね、そういうことじゃないので、委員長とですね、お決めになって、議長と。それしかないですよ。そのかわり、特例の配慮は認めましょうというのは議運で今回、今度制度化を、こういうことにね、たまたまあっちゃたまらないと。私たちのやっぱり権限もあれですね、認めてもらわなきゃいけないので、そうかといって町長が何を言ってもおかしいというのもないわけですよ。ごみに対して、特に。だから町長の持ち時間、今回は余りにもイレギュラーですから。だから、もう一度開く必要ないと思うんです、私。特例を認めましょうと、それだけでいい。あとは議長…議長判断ということで、委員長と御相談なすって、金崎さんを救済してあげてください。

委員(伊東圭介君)

私も今回、特別にというかね、時間の確保はすべきだと思います。それが再三議長からの申し入れも含めてね、聞いていただけないということについての抑止力にもなると思うんですよ。無駄なことやっても、また今度議会側は時間を延長してくるんだと、そういう抑止力になれば、今後そういうことないと思うんですよ。今までの町長は、そんな非常識なことやってきてないんです、正直。ここにきて同じ議員に対して何回も起きるわけですよ。そういう意味ではね、非常に町長のね、見識を疑うんですよ。で、絶対にこれは議会一致して時間の確保すべきだと思います。それが必ず抑止力になると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。

委員長(近藤昇一君)

ほかに御意見ございませんか。

委員(山梨崇仁君)

金崎議員の時間の件についても大事なんですが、それ以前に、どうでしょう、先に開会した後にですね、町長の答弁が、私は正直何を言ってるかわからなかったので。簡潔にもなってなければ、明快な答弁でもなかった。そういう点については議長から厳しく反省を促すというか、注意を促すことがまず第一かなと思いますけど、それについてはいかがでしょうか。議会軽視という観点では、やじにもですね、登壇中にマイク通して答えたりとか、あれは登壇してるんですから、一たん我慢していただいて、別の手だてをとる、議長に掛け合うとかですね、とるべきものを直接答えたりしている、すごい議会軽視な様子が見られるので、それも含めて、できれば注意すべきじゃないかと私は思います。

委員(佐野司郎君)

すべて終わってからやったほうがいいんじゃない。全部見届けて、この前申し入れしたのにおかしいよと、議会軽視だよ、これは。不信任にもつながるよみたいな話で、それは別の、次の話で、今やっても帰結を見ないと、これは重要なんだと、主観の問題だからね。金崎さんはそんな答弁いただいちゃ困るというのは金崎さんの権利だけど、議長がそれは不適切です、答弁内容が不適切じゃ、ちょっと今言えないから、終わった後で時間をね、浪費して、とんでもないという、議会ともうちょっとうまくやるように努力してくれと、うまくという表現は悪いけど、ちゃんと機能するように努力してくれと申し入れるとか、注意はできると思うけど、今やっちゃって、じゃああとやめときますと言われても納得できないよね、こっちも。とめたということになっちゃうからね。

委員長(近藤昇一君)

私の考えでは、いずれにしろ制度的なものをしないと、長いといったら、じゃあどこまでが長いというのかという話になっちゃうし、やっぱり見解の相違でね、相手方はその答弁に至るまでの経過をどうしても説明したいとなると時間使っちゃうだろうしね。ずれてる、ずれてないかについても、本人はずれてないと思ってるかもしれないし。どうしてもこれ制限するんであれば、やはり制度を、例えば逗子なんかもそういう制度化されてるというのを聞いてますし、それのほうがいいのかな。ただ、そうなると答弁時間によってね、なかなか時間のとり方が。ただ、今、1日5人ですか、の時間内におさまるとは思うんですけどね。その辺もやはり早急に結論を出したほうが私はいいかなと思ってます。で、今回について、御本人は40分ほど欲しいとは言ってますけども、それ、議長の判断にするのはちょっと酷かなと思うんですけど、いかがですかね。いいですか。議長の判断でよろしいということで。

委員(金崎ひさ君)

ありがとうございます。本当に町長に好きなだけ言っていただいて、その後、私の質問に対して時間をある程度確保していただけるということで皆様方の合意を得られたということで、私も溜飲がおりましたので、これはもう何分かというのは、その終わった時点の残り時間と、それから午後の時間とで議長にお任せしまして、そのことに関しては一切文句は言いませんので、お任せいたします。

委員長(近藤昇一君)

じゃあ、極力、そうは言っても,こちらとしては簡潔にまとめるようにしていただきたいと思います。そういう結論でよろしいですか。

オブザーバー(鈴木道子君)

わかりました。ちょっと議運の委員長とも御相談をさせていただきながら、議長権限ということで金崎議員の御意思がなるべく通るような形で時間を特例として確保するということにさせていただきたいと思います。なかなかこの裁判に至ったことに対する町長の責任を問うとか、将来像について伺う、先ほど伊藤友子委員がおっしゃいましたけれども、こういう質問をいただいたということで、町長側としても意図的であるかどうかという判断、大変難しいところでございますが、何回も重なっていることでございますので、特例として今回やらせていただきます。

委員長(近藤昇一君)

それでよろしいですか。じゃあ、よろしくお願いいたします。冒頭やっぱり一言ぐらい「簡潔に」ということをもう一度お願いします。
では、これで議会運営委員会閉会いたします。御苦労さまでした。(午前10時48分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成21年12月24日

議会運営委員会委員長 近藤昇一

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更新日:2018年02月02日