議会運営委員会会議録 平成20年5月13日

開催年月日

平成20年5月13日(火曜日)

開会時間

午前10時00分

閉会時間

午前10時46分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

1)議会第1回臨時会の運営について
2)その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 佐野司郎 出席
副委員長 伊藤友子 出席
委員 土佐洋子 出席
委員 阿部勝雄 出席
委員 加藤清 出席
委員 待寺真司 出席
委員 中村常光 出席
委員 守屋亘弘 出席
オブザーバー 議長 笠原俊一 出席
オブザーバー 副議長 金崎ひさ 出席

傍聴者

畑中由喜子議員 近藤昇一議員 森勝美議員 伊東圭介議員 鈴木知一議員

説明のため出席した者の職氏名

なし

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 佐野司郎

会議の経過

委員長(佐野司郎君)

おはようございます。午前中から御苦労さまでございます。皆様御存じのように、本日、臨時議会の予定になりまして、皆様に日程を御審議いただきたいと思います。全員出席でございますので、議会運営委員会は成立しております。開かせていただきます。
(午前10時00分)
お手元の議事日程案に沿いまして御意見をちょうだいしたいと思います。その他の資料につきましては確認しますか。いいですか。それでは、その都度あれしていきたいと思います。
まず、第1、会期の決定。会期は、本日午後1時30分よりということで御承認いただけますでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
それでは、本日1日のみ。はい。1日のみの会期とさせていただきます。
第2、会議議事録議員の指名が次に行われます。これは議長の指名でございます。
第3、町長行政報告、これも町長のほうから時間をとって報告が行われます。
第4、陳情第20-2号ごみ処理広域化推進の再検討を求める陳情。既にごみ問題特別委員会で結論が出ておりますので、本会議が開かれますので、そこで本会議にかけたいと思います。で、委員会報告につきましては、本日この後、委員会報告が作成できるというごみ問題特別委員長からの報告をいただいております。
次、専決処分の承認について。既に各議員の手元に資料が届けられていると思いますけれども、葉山町手数料条例の一部を改正する条例、第6、議案第2号専決処分の承認について、葉山町税条例の一部を改正する条例。それぞれ法律の変更に伴いまして条例の改定が必要だという説明がついて資料が配付されております。
第7、議案第3号教育委員会委員の任命について。これは現在、皆様のお手元に資料が配られております。お目通しを願います。この件につきまして提案がございましたので、議会の承認を諮りたいと思うということで提案がありました。第7、議案第3号として教育委員会委員の任命についてというふうにさせていただきたいと思います。
第8、陳情第20-3号真名瀬漁港環境整備に関する陳情書。これはですね、出されておりましたけれども、議会がないということで付託先が決まっておりませんでしたので、きょう付託先を決めていただきたいと思います。今までの基準からいきますと、総務建設常任委員会になろうかと思いますけれども、それでよろしいでしょうか。
では、そう決定させていただきます。
以上が本日臨時議会の日程の案でございますけれども、この全部について御意見がございましたら挙手をお願いいたします。

委員(中村常光君)

この順序はこれでいいと思うんですがね、第3の町長の行政報告、聞かないとわからないんですけれども、私ども危惧しているのは7日にですね、横須賀の市長と三浦の市長と会うという話が前回ありましたね。で、それの報告が多分ここであるのかなと思うんですが、行政報告の今までの当町の本会議の慣例でいくと、特に質疑なしでですね、報告で終わるというんで、特にありませんか的なもので済んでいたんですが、その問題大きな問題ですから、ここでごみ特をですね、開くなり何なりしたほうがいいと思うんですが、皆さんの意見聞いてまとめていただけるとありがたいと思います。

委員長(佐野司郎君)

はい、わかりました。まず、最初にですね、町政の行政報告についての情報、議運の委員長も特別承っておりませんですけれども、事務局、今までの行政報告の慣例では質問があったことがあるのか、あるいはあった場合にどうするかということはわかりますでしょうか。

議会事務局局長(上妻良章君)

直近ではですね、質問といいますか、昨年の9月、第3回議会におきまして発言を求めるというところでそれを許可いたしまして、発言として質問、内容的には質問の内容なんですけれども、質問・答弁をした事例はございます。

委員長(佐野司郎君)

ということは、質問自体は当然可能であると。近藤さんがおやりになったんですか。それから、もう一つ出ておりました5月7日の町長の横須賀・三浦との何というんですか、面談といいますか、そういう情報は既に新聞では流れておりますけれども、このことについて行政報告があると断定するだけの情報は伝わっておりますでしょうか、議長。

オブザーバー(笠原俊一君)

内容はわかりませんけれども、内容という、深い内容というんですか。きょう5月7日に町長が行かれたときの話を行政報告でするというお話は承っております。

委員長(佐野司郎君)

はい、新聞にもそういうふうに書かれておりましたので、情報としてはあるんですけれども、やはり聞いてみないとわからない部分もありますので、その聞いた部分について質問は可能だということでございますので、質問をしていただければいいかと思いますが。

委員(中村常光君)

質問可能なんだけれども、本会議でですね、何というのかな、細かいというのかな、大まかな質疑が今までもあったと思うんですね、何点か。だけど、いろんな議員からですね、大勢の議員からね、どうじゃない、こうじゃないということになって混乱をするんで、ごみ特でやるのかね、全協でやるのかはともかくね、そういうことが聞いてからにするのかね。聞く前にもう日程的にですね、ほぼ入れておくのかね、その辺ちょっと皆さんに諮っていただくといいのかなと思うんです。というのはね、まず、市長に会うというのは市長に会っていないということははっきりしているわけですから、それら含めてかなりの議論になってくるのかなっていう懸念があるもんですから、議運でここでまとめておいたほうがいいのかなっていうふうに思っているだけであって、皆さんが、いや、その流れの中で聞いてからやりゃいいんだよっていうんなら、それはそれで別に構わないんですが、一応皆さんに聞いていただくほうがいいと思って申し上げています。

委員長(佐野司郎君)

どういう報告がなされるかどうかというのは、私にもさっき申しましたように承知しておりませんので、その報告がなされて、質問が生じるかどうか。あるいは違う提案が生じるかどうかというのは議長のほうにお任せしたいと、議運の委員長としては思っております。で、議長が再度、議運を開いて皆様の意見を伺えということであれば、すぐに開いて皆様の御意見を伺いたいと思っておりました。今、ここで聞かないものをそれぞれが得た情報でもって、こういう場合はどうしよう、こういう場合はどうしようというふうに決められるものかどうか、大変委員長としては懸念をしておりますけれども。委員の皆様の意見を聞けという中村委員の御提案でございますので、もし何があっても議運は開くべきだと、ここで決めておこうということであれば、いつ、どこで開くかというのは今、ここで決められないかなとも思うんですけれども、決定をするということではなくても意見がありましたらお伺いしておきたいと思います。意見を聞けという御提案ですので、ある方はお伺いしたいと思います。で、委員長としては報告がなされた後、議員の皆様からどういうような質問、あるいはどういうような動議があるかもしれませんし、どういうような提案があるかわかりませんので、それに議長が受けた後、議長の指示によって対応したいというふうに委員長としては考えておりますけれども、それ以外の御意見がありましたらお伺いしたいと思います。いかがでしょう。

委員(阿部勝雄君)

今、中村委員の言ったのは、ごみ特云々って言ったんで、改めて議運をどうだこうだと言ったとは思わなかったんだけど。議運、今、委員長は議運をもう一回開くかどうかという話なんだけど、ずれていませんか。

委員長(佐野司郎君)

いえいえ、そうじゃなくて。議長が議運を開けと言われれば皆様の御意見をもう一回伺いますということで、開かないで処理されれば議運は何も。で、今、決められるかどうかというのを聞いてお伺いしております。

委員(中村常光君)

今、ごみ特を開いたらというんで、僕はごみ特を否定していません。ごみ特であろうが、全協であろうが、議長とですね…議長じゃない、町長とですね、議論を闘わせるような会議を持ったらどうかということでございますんで、阿部さん、私がごみ特を開いたらどうかということではありません。限定していません。皆さんの御意見聞いて、何らかの議論ができる場を今からどこでやろうということを決めたらどうかなというふうに思っただけです。

委員長(佐野司郎君)

委員長の意見としては、質問なり意見を言う場が欲しいと言われれば、議長は当然それに対応なさるでしょうし、その場合に議運を開けといえば開きますよということであって、どう対処されるかは私はわかりませんけども、今、決めておくほうがいいのかという、決めておいたほうがいいんじゃないかという提案がありましたので、それで皆さんの意見を聞けということですので、あれば伺いますということでございます。

委員(守屋亘弘君)

そういうことであればですね、私は本会議でね、先ほどお話があったとおり質疑はできるというようなお話なんで、もうぜひ本会議でね、取り上げるべきというか、その質問を自由にさせてもらいたいと。それで、ごみ特あるいは全協という話もありますけれども、タイムラグが生じているとね、もうさっきのお話で5月7日に既にもう話をしてきて、新聞のどおりだと、前の町長と同じようなことを言われたらね、何のために聞いているのかわかりゃしないし、さっさともうこの時点で聞いたほうが、どんどんどんどん日がたって聞くよりも一番いいんじゃないかと私は思います。

委員長(佐野司郎君)

ごみ特だってきょう開こうと思えば開けるんで、タイムラグというのはありませんけれども…(私語あり)違う、違う。本会議をとめて開こうと思えば開けますけども。それは別といたしましても、とにかく聞いて意見が、質問をしたい人がして、それで本会議ではどうしようもないという事態になれば議長が議運を開けという指示があると思いますので、それから議運としては考えたいと。今、ここで議長の存念を聞くをのもちょっとかわいそうかなという気がいたしますんで。

委員(待寺真司君)

やはりこの行政報告の内容がね、まだわからない段階で今後の対応をね、今時点で決めるのは私も難しいと思いますので、委員長のおっしゃるとおりそのときにね、どういうような質問が出るかもわかりません。何人立たれるかもわかりません。それが本会議でずっと延々と職員がね、たくさんいる中でやるのがいいのか。それともやっぱり担当、それから町長呼んでごみ特、全協というのがいいのか、それはまたその都度、判断できると思いますので、そのときに議運を開いていただくのが一番いいのではないかと思います。

委員長(佐野司郎君)

議長も耳を2つ持っておりますので、多分聞いて頭に入れてくれたと思いますので、そういう対応は予測としては何かあるなと、御意見があるなと、あるいは質問があるなというふうに考えておりますので、対応してくれると思いますので、そのときにまた改めてよろしくお願いしたいと思います。中村委員、それでよろしいでしょうか。(「結構です」の声あり)それでは、そういうことで、全体としてこの日程でよろしいでしょうか。守屋委員、何かございますか、すいません。

委員(守屋亘弘君)

日程ということじゃなくて、ちょっと2点ばかり、今後の対応ということで。第5、第6につきましてはですね、法律の改正に基づいて条例の一部改正ということになっておりますけれども。根拠になった法律の改正、条文を必ず前からお願いしているようなんだけども、必ず解説文書等にのせてほしいということをお願いします。

委員長(佐野司郎君)

まず、一つずつ片づけます。事務局長、それを総務ですか…のほうに依頼できますでしょうか。

議会事務局局長(上妻良章君)

それはできると思いますけど。

委員長(佐野司郎君)

で、よろしいですか。出してくれと。改めて。前から言っているらしいんですけども、改めて念押しをしていただけますか。もとになる法律の改正された条文についての説明と資料。

委員(守屋亘弘君)

条文だけでもいいですけども。

委員長(佐野司郎君)

条文だけでもいい。はい。

委員(守屋亘弘君)

かくかくこういう変わったと、それに基づいてこういう条例の一部を改正するんだと。

委員長(佐野司郎君)

どこが変わったのかということですね。次、どうぞ。

委員(守屋亘弘君)

それから、もう1点は第7の議案第3号についてなんですけれども、余り言いたくはないんですが、どうも変なうわさが立ったり、情報開示という点ではなくて、町長サイドのね、情報管理が極めてね、不徹底というのか、不透明なんですね。で、つまらない電話が入ってきて、議員は何も知らないのかとかさ、いろいろ言われて、全然おもしろくない。だから、議長がお聞きになったとか、だから議長が言ったとか、そういう話じゃなくて、本来的に議長なりが町長にもう少しちゃんとしろというようなね、ことが言えないのかどうか、その点もね、よく議会の議員あるいは議会を否定されるような話にもつながると思うんですよ。ほかの人、ほかというか、言ってみれば民間人なんですか、役場に関係ない、あるいは議員でもなければ、そういう人たちのほうが先に知っていて、おかしな話にも今回もなりかねないと思うんですよね。これからも同じようなことがあると。ですから、議会サイドとしてある程度情報の管理というんですかね、しかもなお、その人事の問題についてね、先にいろんな話が流れてしまっているというようなことだと、我々、少なくとも私は大変やりにくい思いをしていますので、その辺。

委員長(佐野司郎君)

本日の日程とはちょっと切り離しまして、以前にもインターネットに我々が知らない時点で、あるいはまだその日に至ってない情報が流れて載ってしまうというような、たしか待寺委員でしたっけ、そういうような指摘もありまして、動議としては成立しなかったんですけど、そういう指摘もありました。で、それが先に伝わることがいいか悪いかということは、我々ちょっと直接関知できないんですけれども、少なくともそれに議員に対する情報が著しくおくれるという事態は正常ではないというのは私も理解できますので、これは日程とは別の問題として、その辺について議長どういうふうなお考えをお持ちでしょうか。指摘をしろという御意見ですので、議長に伺います。

オブザーバー(笠原俊一君)

今回のことについては、私も個人情報ということで町長からお話があったのは、5月1日に副議長同席のところで、この人事について日程を欲しいと、こういう話だったんですね。ですから、その前に全く守屋さんと同じように民間の方から、実はということでありましたので、私自体は議会の自分が議長として知らないことをもう既に民間の方が知っているということは、これはまあ今の町長サイドのほうから流れている、御本人からだと私は推察するしかないということなんで、これはよくないなということは個人的には思っています。ただし、それが議会側から流れた情報ということであれば、議会としての問題点というのがあくまでも個人情報ですからありますけども、御本人が例えばいろんな形の相談の中で流されているとすると、これは何ともいかんともしがたいなというふうに個人的には思っていますけども。今回のこの人事がある、私も同じように民間の方からいいのか悪いのかとか、こう来ましたんでね、よくない形だなというふうに個人的には思っています。

委員長(佐野司郎君)

で、議長もそういう経験があるということで個人的なお考えもありますけれども、これをどういうふうに町長のほうに伝えるかという問題になりますけれども、議員個人が一般質問なり、あるいは本会議での質問、あるいは意見という、討論の中で指摘するとかっていろいろな方法があると思いますけども。今、議運でございますので、議会として議長を通じてそれを指摘したほうがいいかどうかだけ、お諮りしたいと思います。

委員(阿部勝雄君)

私も今言った人事だけではなくて、全体的に我々の知る範囲以上のことがブログでどんどん書かれていますよね。で、すぐで1日おくれて我々に来たとかっていうんならまだしもなんですが、もう何日たっても全然我々の耳に入らないということがあります。ブログで我々が知るんでは余りにもおかしな話だと思うんで、その情報の管理ですかね、その情報を公開するなとは私は思っていません。公開はいいんですけれども、だから何でもいいんだということではないような気がするんで、やっぱり議会とあれのけじめというのはきちっとつけてほしいと。正式にやっぱり我々はそういうのを議長を通じて申し入れるべきなんじゃないかなと私は思います。

委員長(佐野司郎君)

そういうような意見があったということを町長に伝えることは可能でしょうか、議長。

オブザーバー(笠原俊一君)

実は5月1日の日に副議長同席でこの人事案件について資料をいただいたんですけども、議運までは私は今までの流れの中で、そういったものが同じ土俵で初めて資料をいただくということで、町長は「置いていきましょうか」と言われたんですけど、これは今までの個人情報ということなんで、いただきませんということで見させていただいて、必要なところだけメモをとらせていただいて、あとはお返ししましたんで、初めて正式なものをきょう一緒にお配りをいただいたということですから、事前にこういったものが回っているというのはどうなのかなということはありますし、また今言われた部分についてどういう形でいろんな相談をされないと前に進んでいかないことは事実ですから、そこの相談がひとり歩きしているというのは、町長には御注意くださいというぐらいしか言えないのかなと。ただ、いろんな相談ですから、個人的な相談をどういう形でされているかはわかりませんので、そこのところまで本当にだめだということは非常に難しい部分があるなということでしかお答えができない。まあ確かに今、議運の中での皆さん方からの御指摘ですから、十分に注意をしてくださいというぐらいしか言えないなというふうには思います。

委員長(佐野司郎君)

ということはですね、ちょっと質問してよろしいでしょうか。要するに、民間の方に特定はいたしませんけども、ブログを含めまして民間の方に流れている情報は、議長は既に相談として町長からすべて聞いているというふうに解釈してよろしいですか。議長の段階で止まっているということですか。

オブザーバー(笠原俊一君)

聞いておりません。全く聞いていません。私のほうもブログを見ると、えっというのがいっぱいありますんで、個人的に町長からというものは一切ありませんので、私のほうは議会として必要なものは町長室に行ってお話をするし、町長が議会に要請がある場合には町長が議長室に来ますから、そのときにはなるべく私のほうは副議長もいていただく、正式なものであれば。いただくし、局長もいていただくという態勢をとろうと思っていますから、個人的に1人で会っているということは今までありませんので。またそういうブログに流れる情報が既に入っているということは、皆さんと私、一緒ですから、ちょっとだけ町長部局から相談があった場合には早いですけども、ほとんど同じ時限ですから先にブログが流れる時限で民間人の方と同じレベルで私が情報を持っているということはないです。

委員長(佐野司郎君)

はい、ということですと…ちょっと待ってください。ということですと、そういう事実は皆さん認識していると、要するに民間のほうに余分な我々が知らない情報を含めて早く流れているという事象は承知しているということでございまして、それをどういうふうに伝えるかということでございますけれども、やはりそれがけしからんということではなくて、同じ、少なくとも同じ、あるいはそれより少し先行して議会にも情報を流してくれという要望をする以外に現段階ではないと思うんですけども、そういう要望を議長を通じて出すという結論でよろしいでしょうか。阿部委員、何か御意見が。

委員(阿部勝雄君)

今の議長のあれだと、議会…うちの団長がよく言うんですが、議会軽視だと言うんですが、我々に全々に知らせないままでどんどんどんどんしたら、その事実がそのとおり進んでいっているんですよね。ということは、議会軽視だって言われるのか、もう少しやっぱりその民間の人に何も言う必要ないということではないんですけど、そこに発表できるんだったら、議会のほうにせめて議長にはこういうふうにしたいとか、知らせてもらわないと困りますよね。ですから、そういう意味で情報が向こうに…失礼、民間の方々に提示できるような状況だったら、やっぱりせめて議会始まらなかったら、議長にこういうふうに今後進めていきたいということを言っていただくほうが私は、その後、議長がみんなにどうやって知らせるかは、これは議会の中ですから町長の権限を越えていると思います。越えているというか、範囲外だと思うんで、あとは議長の采配でいいと思うんだけど。議長も知らない、だれも知らないでどんどんどんどん進んでいっているほうが、民間人のほうがどんどん、お前ら何やっているって、先ほどね、守屋さんが言われたけど、よくあるんですよ。ブログで議会のあれは何やっているというおしかりも受けるような状況ですんで、せめてその辺は意思が決まってこういう方向で進みたいと、御意見も伺いたいというんだったら、やっぱりこちらにも流してもらうように言ってほしいなと私は思います。議会の意思としてそうあるべきじゃないかなと私は思っています。

オブザーバー(笠原俊一君)

私の議長、前任の議長もそうだったんですけども、議会で必要な議長として知り得て相談をしたいということは既にすべて代表者とか、会議を開くというお約束をしていますので、代表者の方々から皆さんに流れるということは常日ごろから心がけておりますので。ただ、ブログで出てきているものが果たしてそれが正確なものなのかどうかということは、私自体もよくわかりませんので、それが正確な町長部局から流れているものであれば当然私も知り得たいと思いますし、知らせたいと思いますけども、あくまでも後になってみないとわからないことが多過ぎますので、ちょっと今までにはこういう形なかったんですけども、最近は時代の背景でインターネットが普及して、そっちのほうが先行してしまっているのかなという嫌いがあるんじゃないかなと。それは果たしてすべてが正確なものというふうに私は思っていませんけども。ただ、議会の皆さんが必要なことは会派制をとっていますんで、会派の代表にすぐに連絡をとりながらしているというのが現状ですし、5月1日の時点で既に臨時会のお願いも各代表者にすぐにさせていただいたということでございますので、なるべくそういう方法で代表者会議を開きながら必要なものについては、議長として知り得たものについては、必要なものについてはすぐに流しているつもりであります。

委員長(佐野司郎君)

議長の段階で止まっていないと、今、委員長が余計なことを言ったからそういうお答えになるんでしょうけども。止まっていないことは皆さん、お認めになっております。

委員(阿部勝雄君)

1つだけ確認したいんですけどね、先ほどの議長が正・副議長に5月1日付でということをおっしゃいましたよね。私は団長から5月前に、4月の時点に議長から名前は言われなかったけど、人事の件についてというふうに話があったと。話を町長から話がきたんだというふうな話を聞いたんですけど、正式に来たのと、議長と本人に話をしているんだという話を私は団長から、何だ、じゃあ高木さんはやめるのかという話は5月以前に聞いたことがあるんですが、その辺はありませんか。

オブザーバー(笠原俊一君)

正式に今回の人事に対して来たのは5月1日で間違いないと思います。副議長も同席でいられましたんで、そのときにお話しになりました。ただ、同じ方が、3月の議会中にたまたま私が何かの折に町長室に行ったときに、実はということで見せられたんですけども、それはあくまでも非公式な形ですので、私はとどめおきますよということで見たということだけで、その確認をしていません。それは3月の議会中だったものですから、3月の議会中にその人事が出てくること自体、もう議運の想定すべて終わって、もう最終に近かったときに、実はこの議会中にしたいんだというけどもできるわけないなと。全然そういったことで、見たということはございますけども、そのときは副議長は同席じゃなかったですね。ほかのことでたまたま行ったときに見せられてということがありますから、同じ方ですから、それがその間からずっとまかれていたのかもしれませんけども、今回の臨時会の人事案件についての正式な町長と総務部長が来られて、実はということで来られたのは5月1日です。ですから、その5月1日の時点ですぐに代表の方々には臨時会の日程ということでお願いをお電話しました。ですから、それは議会の人が5月1日ですから、5月1日に代表の方に電話したのは間違いないと思います。

委員長(佐野司郎君)

よろしいでしょうか。阿部さん、よろしいですか。

委員(守屋亘弘君)

議長なり副議長をどうのこうのということは私は全く申し上げてないんで、その辺は重々誤解のないように。というのは、変なね、犯人捜しみたいなことまでなっちゃっているんですね。話がこじれちゃうと。で、当の町長は議長しか話していないからそんな漏れるはずがないとか、そんなああでもない、こうでもない話になっちゃって、それで議長なり副議長がね、犯人に仕立てられていますよ。(笑い)そういうことをね、考えると、もうはっきりね、情報管理徹底してくれと。議長あるいは副議長で申し上げてほしいと、私は思います。

委員長(佐野司郎君)

はい、具体的な提案に形になってまいりましたけど、それについていかがですか。

委員(伊藤友子君)

いいですか。じゃあお先に。近藤さん、さっき手挙げていらした…よろしいですか。今、おっしゃるように、情報の管理というのもそうですけれど、私、今度の人事についてですね、余りにも議会が受け身になっていて、それはインターネットの時代ですから、ブログで書かれて私たちよりも早く情報が流れてしまったというようなことももちろんあるでしょうけど、それよりも私たちが議会としてですね、この町長が出してくる人事について今後の問題だとも思いますけれども、果たして、今回教育長の人事なんですが、教育長にふさわしい人なのかどうか、この略歴書、きょう渡されて、この紙っぺら1枚で私は判断できないと思うんですよ。もっともっと時間をかけてですね、本当に葉山の小・中学校、葉山の教育を情熱を持って一生懸命やってくださる人かどうかというのを、少なくとも客観的に判断できる情報が欲しいと私はつくづく思いました。これだけではですね、これを出てきたので、「はい、そうですか」とも言えないし、「これはだめですよ」とも言えない。でも、そういうところをやっぱり議会としてもっと積極的に今までの慣例を破ってですね、変えていく必要がこれからはあるんじゃないかと、そう思っています。それがどういういい方法があるかというのは、やっぱり皆さんの意見でですね、できるだけ客観的に町民の方にも少しはわかるようにしたい。だから、せめて私はこの豊田茂紀さんという方がですね、森町長が推薦してきたんだったらば、この略歴書と一緒にですね、私はどう教育について考えているかぐらいのことを、10分でもいいから御本人がいらしてお話を伺いたい。そのくらいのことはこれから議会が承認するのに必要なことではないかなと思います。今後の問題だと思いますけど。

委員長(佐野司郎君)

今、具体的な話が2つ出ておりまして、守屋委員が言うように情報管理というものをもうちょっと考えろと。現実にいろんな問題が起きているんではないかというのが1つ。それは議長、副議長で申し入れてくれという具体的な話と、今、伊藤委員が言いましたように議会に対する情報の与え方が問題があるんじゃないかと。もっと、それ本質にかかわる情報をちゃんと出せということが2つ提案されております。これも多分議長に議会として申し入れてくれという話だろうと思いますけども。そのことについて御意見のある方。

委員(阿部勝雄君)

今、伊藤委員が言われたね、今までの情報云々というのは、私は少なくともあれで十分かというのはわかりますけど、団長からうちのほうに彼の本人が書いた何だっけ、履歴書とほかに自分の思いだか、教育に対する云々というのはA4の2ページのあれをいただきました。で、それで十分かというのはごもっともな話なんですけど。今まで人事で私はここへ来るまでこういう紙っぺら1枚もらっただけで審議してきましたよ。それから比べてじゃあ教育長だからって言われれば、確かに今のね、人権委員とかそういうものとは違うといえばそれまでなんですが。今までは私は教育長も副町長もずっと継続なんでわかりませんけど、そういう新しくかわるときに呼んで意見を聞いたなんていうことはあったのかということも思います。確かに我々評価するのにそれ必要だっていうのも私もよくそう思いますけれども、今のあれがまたあたかもまずいというような言い方ではなくて、今後変えていくべきなんだというのが私も賛同したいと思いますけども。今までから見たら私は経歴書くれた、前もってくれたということは一歩前進かなと。さらに各団代表者に教育長云々というのは来たというふうに私聞いていますんで、それから見たら以前よりは改善されているのかなと思っていたんですが、いかがなものなんですかね。

委員(伊藤友子君)

今、阿部委員のおっしゃったことは、私は今回のはあれですよ、公式にはここに略歴書だけ来たでしょう。私も今、阿部委員のおっしゃるように、正直申しますと、代表者として会ってほしいといって、それをお受けしたらこの履歴書、もっと詳しい履歴書と一緒に私見というのをちょうだいいたしました。ところが、もらってない方もあると思います。それは、議会として議長から出ているわけではないから。ね、だから今後の問題として、私はそういう詳しい資料をもっと早くに代表者を通じて、私は私の会派の人にはすぐあげました。だけど、それが皆さんに行っているかどうかといったら行っていないんですよ。だから、そういうことを申し上げているわけ。

委員長(佐野司郎君)

はい、近藤さん、お待たせしました。もとへ戻してください。

委員(近藤昇一君)

いやいや、今の話ですけども、我々も控室でたまたま町長が通りかかったときに、もうちょっと詳しいのないのと言ったら、要求された会派にはお渡ししていますのでということで、詳しいものについては私もいただいています。私もいただいたから阿部さんにはコピーしてお渡ししました。そういう経過になっています。ですから、もらっているところ、もらっていないところあるのかなとは思いましたけど、でも、いただけるものについては別に拒否するあれもないんでね、いただきました。それはきのう、おとといだっけ。金曜日か。金曜日かな、だと思いました。
で、この問題について、やはり先ほど阿部さん言ったようにね、我々は大分前にね、議長からこの休憩時間か何かに、名前は聞いておりませんけども、どうも町長腹決まっているようだという話は聞きました。で、正式に私ども町長から話聞いたのは5月…じゃない、4月30日。別のね、たまたま平和行進の申し入れの席上でその後、町長から実はこういうことを考えているという話は聞きました。で、各派の代表にはこれからお話ししますからということを言われておりました。我々はその段階で、その以前、もっと以前の段階でね、一部議員がいろいろこう名前まで知って話しているという話を聞いているんですよね。で、町長にその際、どうしてそれがね、一部議員が知っているんだと。我々も名前知らなかった。で、議長しか話してないと。で、さっき言ったように、議長が犯人ではないかみたいなね、話になってしまうんですけども。ですから、そういう面では非常にその情報管理、特に個人情報との関係ありますので、厳密にやったほうが私はいいと思うんですよね。
そういう面で、議長に言われてね、お話しされたときにはやはり頻繁でもいいんですよ、各派の代表者会議なんて。1週間に1回、1週間に2回だって、そういう情報があれば。それと、もう一つには過去、田中町長のときも、守屋町長のときにもね、やはりそういう議会に対しての配慮というのはあったと思うんですね、相当。例えば何かの拍子に情報が漏れてしまったと。そうしたら、あわててね、議会のほうに来て、こういう情報がどうも流れそうだからということで、代表者会議あるいは全協を開いてほしいということでもってやったし、例えば今回もそうでしょうけども、予算のときに記者発表する前に、議員の皆さんに聞いてもらいたいとかね、いうのが、結構そういう配慮があったと思うんですよ。そういう面で、仮にブログに流れてしまったんであれば、直ちにね、後手になっても構わないから直近でね、議会のほうに話して、最低限代表者でもね、できれば全員がね、聞ければ一番いいんだけど。そういう配慮をやはりお願いしてもらえないかなと。でないと、それこそ常に犯人捜しね、議長には言ったから議長からじゃあ漏れたんだろうって話になっちゃうからね。それは一番まずいことなんですよ。で、今の話で、そういうね、ことを今の話を議長から聞けばそういったことはなかったのというのはね、私もわかります。5月1日に正式だったら、もっと前から流れているわけですから。だから、その辺をね、やはり町長部局のほうに伝えていただきたいなと。だから、公開と垂れ流しとは違うんだと。今の状態、ちょっと垂れ流しみたいな感じしちゃうんですよ。公開は、情報開示というのはね、どんどん私は進めるべきだと思うし、ぜひそれはね、議会としてもやっぱり申し入れたほうがいいんじゃないかなと思いますので、ちょっと補足でもって申しわけないんですけど。

委員長(佐野司郎君)

話大分煮詰まってまいりまして、委員長として少し整理したいと思いますけども。まず第1に、情報のことについて問題があるというのは、皆様、それに異論のある方、いらっしゃいませんでした。で、情報公開と今、違うって言われましたけども、確かにそうで、全部の住民が知っているんであれば当然情報公開ですけれども、ある一部の人たちが知っていて、それが議員に対するおしかりだとか、あるいはブログとして町に流れていると。で、それは正しいのもあれば正しくないのもある。正しいんだけども、かなり我々がもう全然把握できない時点でそれが載せられたということもあるということで、問題あるのは確かだと思います。それで、先ほど言ったんですけども、この状態がいいとは思いませんので、議長、副議長を通じてお願いという形で少し情報管理をきちっとしてくれと。で、やや問題が生じているよということは伝えてもらいたいと思います。
それから、この人事に関しての情報の出し方については、今、議長から釈明もありましたけども、これはこれから…釈明じゃないな、説明もありましたけども、経過の説明がありましたけれども、これから議案としてかかるわけですから、そこでただせることもあるでしょうし、またこれからこういうことについては先の問題として、伊藤委員が言うように、今までの守屋時代とは別に、もっとみんなが十分考えられる情報を提供しろというのはまた別な話でございますので、きょうは、それは皆さんの御意見として議長も聞いておりますので、それも伝えていただきたいと思いますけれども。まず、基本的には、守屋委員からございました情報管理の面においていろいろなことで問題が起きているよと。で、議会の立場もなくなってきているんで、議長を通じてもうちょっとしっかり管理してくれないかと。あるいは議会にも同じか、それ以上の情報をちゃんとくれないかということをお願いとして申し入れていただきたいと思いますけども、そういう結論ではいけませんでしょうか。

委員(阿部勝雄君)

伊藤委員が言われたね、前もってその人の意見を聞くって、全くなるまでは民間人ですよね。どういう方法でそういうことができるのかね。

委員長(佐野司郎君)

だからそれは、じゃあそれは一つの例として聞きたいという願望として出てきたんだと思いますけども。

委員(阿部勝雄君)

書面でね、いただいた分のあれはまだ足りないというんなら。

委員長(佐野司郎君)

だからきょうの議案に対してそれをやれという要求ではありませんので、どっちかというと議会改革のうちに入るかと思いますけども、それは議長も聞いておりますし、皆さんも聞いておりますので、これからの問題としてどういう形で、どういうふうに町長に要望していけばいいか検討したいと思いますけども。きょうは情報管理ということで…だから、そうしたら町長に緊急質問でも何でもしていただいても結構でございますけど、この件に関してはですよ。これからのあり方については、人事について、特別職はこうだとか、あるいは委員会のメンバーについては、審議会・委員会のメンバーについてはどうだとか、いろいろあるでしょうけども。きょうは一切それに触れたくありませんので、これからの問題として御意見として、貴重な御意見としては伺ってはおきますけども。ただ、議会運営委員会の決定としましては守屋委員から出た、情報についていろいろな問題があると。それをぜひ議長に伝えてほしいというふうに、要望として何とかしてほしいということをお願いしようと思うんですが、議長、いかがでしょうか。やっていただけますでしょうか。

オブザーバー(笠原俊一君)

いろいろ皆さん方からのお話を承って、ちょっと僕も森町長さんのやり方もちょっと気に入らないなというところもありますし、やはり情報をきちっと流していただくには、議会の代表である議長をまず、それからにしていただきたいと思いますし、個人的な部分がかなり前もっていろんなところに流れていっているんだろうというように推察をしますので、これから大事な情報の管理をしていかなきゃいけない。ましてや個人情報のことですから、十分にこういったものについては正式なルートでやっていただきたいというふうに(テープ1-B)

委員長(佐野司郎君)

(テープ1-B)でしたけれども、この日程で午後の臨時議会を開いてよろしいでしょうか。最後に確認させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは議会運営委員会、これで終了させていただきます。どうもありがとうございました。
(午前10時46分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成20年6月9日

議会運営委員会委員長 佐野司郎

この記事に関するお問い合わせ先

お問合せ先:議会事務局
〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間:8時30分~17時00分
閉庁日:土・日曜日、祝祭日、年末年始
電話番号:046-876-1111 ファクス番号:046-876-1717

更新日:2018年02月02日