議会運営委員会会議録 平成20年10月9日

開催年月日

平成20年10月9日(木曜日)

開会時間

午後1時00分

閉会時間

午後2時18分

開催場所

葉山町議会 協議会室1

付議案件

  1. 付託案件
    (1)陳情第20-7号 「議会基本条例」について町民との意見交換を求める陳情
    (2)陳情第20-18号 議会基本条例制定にあたり、検討段階から町民参加を求める陳情書
  2. 第3回定例会の運営について
    (1)決議第1号 森英二町長に反省を求める決議(案)
    (2)意見第6号 「神奈川県後期高齢者医療広域連合」の運営改善に向けての意見書(案)
    (3)陳情第20-19号 葉山浄化センターの委託協定の実施の延期を求める陳情
  3. その他

出席並びに欠席委員

出席8名 欠席0名

出席並びに欠席委員の詳細
役職 氏名 出欠
委員長 佐野司郎 出席
副委員長 伊藤友子 出席
委員 土佐洋子 出席
委員 阿部勝雄 出席
委員 加藤清 出席
委員 待寺真司 出席
委員 中村常光 出席
委員 守屋亘弘 出席
オブザーバー 議長笠原俊一 出席
オブザーバー 副議長 金崎ひさ 出席

傍聴者

近藤昇一議員 畑中由喜子議員 鈴木道子議員 森勝美議員 伊東圭介議員
一般傍聴者 2名

説明のため出席した者の職氏名

なし

会議の書記

議会事務局局長 上妻良章
議会事務局次長 山本孝幸
議会事務局局長補佐 高橋孝行

会議録署名委員

委員長 佐野司郎

会議の経過

委員長(佐野司郎君)

こんにちは。長い定例会のお忙しい中、付託を受けまして議会運営委員会を開催する運びとなりました。本日皆様御出席でございます。全員出席ですので、議会運営委員会を開かせていただきます。(午後1時00分)
付託案件は、お手元の委員会次第にございますとおり、継続となっております陳情第20-7号、新しく出ました陳情第20-18号、やはり議会基本条例の制定についての陳情でございます。この付託案件から片づけていきたいと思います。
次に、幾つか日程について要求が出ておりますので、その後3件について日程の御意見をして決定したいと思います。その他と書いてありますけど、その他について、きょうの付託案件の陳情とも関連いたしますけれども、議会基本条例の今後の進め方の日程と、それから住民の方の御意見の伺い方についての運営委員会をいつ開くかという日程だけはきょう決めたいと思っておりますので、御協力をお願いいたします。それから、毎年行っております議員研修についてもその他で皆様に御報告と御意見を伺いたいと思っております。その他ありましたら、御用意をしていただければ討議できるんではないかと思います。
今、事務局のほうから傍聴希望者がいるということでございますので、構いませんでしょうか。
(「異議なし」の声多数)
どうぞ。暫時休憩いたします。(午後1時02分)

委員長(佐野司郎君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時02分)
それでは、まず御説明いたしましたとおり、付託案件からまいります。20-7号は既に継続して皆さんの御意見を逐次いただいておりますので、これについては文案は御承知おきだということで、あえてきょうは朗読をいたしません。陳情第20-18号については、きょう初めてでございますので、朗読をさせていただきますけれども、皆さんにお諮りいたします。両方とも議会基本条例について住民との関係ということで陳情が出されておりますので、皆様の御意見を伺うに当たり、2つ一緒ということでよろしいでしょうか。
(「はい、どうぞ」の声あり)
じゃあ、そういうことで、後ほど御意見を伺いたいと思います。事務局、朗読をお願いできますでしょうか。お願いいたします。
(書記朗読)
ありがとうございます。朗読をしていただきました。ここに私、名指しで書かれておりますけれども、やはり議会基本条例につきましては、最初皆様と確認をしたとおり、住民の方に議会に対してより関心を持っていただけるような、活発な議論がなされる議会でなければいけないということが1つ。そして、議会の内容をできる限り情報として住民の方に知っていただかなければいけないということが2つ。3つ目は、住民の方に参画していただいて物事を進めていくということを想定して情報を知っていただかなければいけないというふうに考えまして、葉山の議会は大変進んだところもあるし、まだちょっと足りないところもあるというようなことだろうと思います。議会基本条例を進めていくに当たり、ここに書かれていることは、何らかの場面で議論された、皆様の御意見をちょうだいしたと私は思っております。
そのことで方針を決め、あるいは日程を決めてここまで進んでまいりました。現状を説明すれば、小委員会から素案といいますか、案のまたもとになる素案というものが議会運営委員会の皆様にはお手元に文書で配付されたところでございます。これからの日程を、先ほどもいいましたように、きょうのその他という項目で、これから議会運営委員会である委員の皆様の御意見、それから議員全員の意見、そして住民の方の御意見をどういう形で、どういうふうに伺っていくかということを検討する委員会の日程を決めていただきたいというふうにお願いをしたところでございます。現状を説明すれば、そのとおりでございますけれども、陳情で出て、2件出ておりますので、これは職員に議会自身の問題でございますので、職員にいろいろ聞く、質疑するということではございませんので、皆様の御意見を順繰りに伺っていきたいと思います。この2件の陳情のどこの部分でも結構でございますけれども、この陳情をどうしていくかという最終結論に至る前に、御意見のある方は部分的でも結構でございますので、御意見を述べていただきたいと思います。挙手をお願いいたします。

委員(土佐洋子君)

町民の皆様の御意見を伺う会については、もう既に会派ごとに意見を出して、まとめられていますよね。ですので、それは早くホームぺージに出したほうがいいと思います。

委員長(佐野司郎君)

これも議会運営委員会で検討いたしまして、最初は統一見解が出せないので、あれに対する答えは出さないというような結論を、統一見解は無理だということだったと思います。しかしながら、それはおかしいと、各会派で違ってもいいから、答えは提出すべきだということの御意見を再三いただきまして、皆様で検討していただきました。各会派ごとに、それでは、共産党さんが一番早かったんですけれども、会会派ごとに質問に対する意見を出してもらってまとめようということで、その作業を遅ればせながらいたしました。答え、大分おくれたんですけれども、今、完成をして、大分前から事務局に預けてあります。それで、広報委員会に、議会だよりではとても無理な量だということは確認いたしましたけれども、ホームぺージに載るかなということで、お預けはしてあるんですけれども、ホームぺージもかなり時期を失したということなのか、あるいは量が膨大なのかということで、まだ載せていただいておりません。載せるか載せないかというのは、お願いはしましたけれども、広報特別委員会の決定でございますので、どうなっているかわかりませんけど、今、載ってないのが現状だと思います。現状はそうなんですけれども、また御意見があれば伺います。
土佐委員にお伺いいたしますけれども、ホームぺージに載せるべきだという御意見でよろしいですか。阿部委員、どうぞ。

委員(阿部勝雄君)

今そのことだけなんですが、この前、載せるというふうに決まったかどうかということなんですが、私も載せろと思っているんですが、当然のことですけど。それがなくて、広報でははっきり議運からそういう載せてくれというふうに来てないから載せないと、こういうふうに言われましたよ。個人的なあれなんですが。

委員長(佐野司郎君)

載せていただきたいと、そこにちょうど傍聴でいらしていて、委員長さんが。

委員(阿部勝雄君)

だから正式なのかどうか、そういうあれで、載せないとか技術的に載せられないとか、そういうことじゃなくて、正式に受けてないと、こういう言い方をされたんで、まだ開かないのと、私は個人的なあれでしたから、委員長に聞いたんですけど。その辺、はっきりしたほうがいいかなと。

委員長(佐野司郎君)

ちょっと事務局に聞くけども…もちろん、もしそういうことであれば正式に申し込みますけど。事務局、事務局に預けておきますのでということで、お願いしたつもりだったんですけど、正式に文書も出していませんし、あれなんですけれども、どういういきさつだったでしょうかね。

委員(阿部勝雄君)

今のように、確かに土佐さんが今言われたようにね、載せるか載せないか、ここでじゃあ載せましょうと、大きな話し合いというのかね、そういう結論になったかどうか。雰囲気は確かにみんな載せるべきだ、せっかく出したんだからというのはあったんだけど、そういうあれを決めたかなと私も疑問に思って、だから委員長が正式に言わなかったのかなと思っていたんですが。やっぱり、もしそうで…これから今、載っけてないんだから、今ぐちぐち言ってもしょうがないんだ。これできちっと決めて、載せてほしいと、正式に申し入れたらどうでしょうかね。

委員長(佐野司郎君)

委員長もいらっしゃいましたけど、筋から言うと、議会運営委員会が開いた会ですけれども、議会として開きましたので、議長さんにいらしたので、議長さんに承認をして事務局に預けますので、できれば載せてほしいですねということは言ったんですけど、委員長さんにぜひ載せてほしいと、確かに私は言った覚えがありませんので、載せてくれるだろうなというような解釈をしたということだと思います。それを今さら言ってもしょうがありませんので、皆様の御意見でこれだけは正式に要請すべきだということであれば、改めて議長と計らって広報特別委員会の委員長さんに正式にお願いをすることにいたします。ちょっと手遅れになって申しわけございません。勘違いがありました。

委員(守屋亘弘君)

私としてはですね、議会だよりに載せてほしいと思うんです。だから、もしこれからだということであれば。ただ、予算が伴うんでね、その辺、議会全体で考えるのかどうか。それは1点あろうかと思いますね。

委員長(佐野司郎君)

委員長、すいません。傍聴議員で申しわけないですけど、例の御意見を伺う会について、各会派で見解を出していただきましたね。それは事務局に既に現存しているんですけれども。ホームぺージに載せるしかないねみたいな話はここで出たんですけど、正式にお願いしてないということで、まだ載ってないということを指摘されましたので、載せるべきだという話が出ているんですけど、それは改めてお願いをいたしますけれども、載せたほうがいいと皆さんおっしゃったら、ぜひお願いしたいと思っております。ただ、今、守屋委員から、議会だよりに載せろと。ただ、予算が伴うのでという話が出ているんですけど、議会だよりはちょっと無理だねというんで、見送っちゃったんですけども、いかがなものでしょう、量的に処理できますか。すいません、委員じゃないのに、突然質問して申しわけないですが。

委員外議員(畑中由喜子君)

現行のままではとても無理です。一冊丸々、別に別冊号というか臨時号を出すような形でない限り、紙面がとれません。

委員長(佐野司郎君)

もう大体毎号載せなきゃいけないものがありますからね。

委員外議員(畑中由喜子君)

そうです。はい。

委員長(佐野司郎君)

はい、わかりました。ありがとうございます。

委員外議員(畑中由喜子君)

予算を特別に議運のほうで措置していただくとかということであれば、それはまた別のことでございますが、通常の発行の中では不可能だと思います。

委員長(佐野司郎君)

もし実現するとしたら、予算は改めて補正予算等をとらなければできませんか。

議会事務局局長(上妻良章君)

現予算ではちょっと流用等も含めても難しい部分がございますので、皆様の御意見で載せるというお話になるならば、補正をお願いしていくしかないというところでございます。

委員長(佐野司郎君)

補正を組んで、通していただいて出すとなると、また、またまた時期を逸したことになりますけれども。御意見ですので、伺っておきたいと思います。いかがしますか。ホームぺージでいいんじゃないかなという雰囲気ではあったんですけど、それがちゃんと手配できなかったのは委員長の責任でございますが。今、改めて議会だよりに活字で載せろという話が出ておりますけれども。内容等を考えて、どうでしょう。

委員(土佐洋子君)

かなり莫大な量になるとは思いますし、議会だよりのほうが町民の皆様、たくさんに見ていただくことができますけれども、私はホームぺージで十分ではないかなと思います。

委員長(佐野司郎君)

現実的には両方載れば一番いいんですけれども、現実の問題としてということがあります。それと、内容的に、中には大きな部分を占めておりましたものもありまして、既に済んでしまったと、町長もかわったしまったというようなこともありますし、それに対する答えも、質問も含まれていたような気もいたしますけれども、いかがでしょう、御意見を伺って、私が決めるわけではありませんので。

委員(待寺真司君)

折衷案というわけではないんですが、やはり住民の皆さんの中で、こういった会を開いた中で、議会基本条例がどういうものだというのがまだ非常にわかりにくい部分がありますので、例えばそこの部分、出た御意見は「だより」に載せて全体にするけれども、それ以外、今、委員長おっしゃられたような部分については、既に終わっていることもありますので、お金のかからない方法ということであれば、インターネットのホームぺージ上にそれは載せて「だより」のほうは編集の委員長、大変になるかと思いますけれども、例えば議会基本条例とは何ぞやとか、議会基本条例に対する意見、それは載せましたよね。特に全文じゃなくて、それはホームぺージで。

委員(加藤清君)

私は議会だよりに載せる必要はないと思っています。ホームぺージ、もし載せるならホームぺージでいいんではないかと思っています。ただ、今の、なぜかというと、議会だよりとなると補正予算とって、時期も随分どんどんずれていってしまうような問題もありますので、できればホームぺージに載せればいいんではないかと思っています。

委員長(佐野司郎君)

守屋委員、いかがでしょう。もし御希望なら事務局へ来れば手に入るわけですけれども、やはり全文を議会だよりとして活字で出すべきだという御意見…そこまでしなくてもいいんじゃないかなという意見が出てくる…阿部さん、御意見ありますか、どうぞ、お先に。守屋さんに、そういう御意見が出ているんですけど、どうですかって戻してしまいました。

委員(守屋亘弘君)

これは明らかに議会サイドの不手際ですよね。今の話聞いている範囲。だれが責任云々はさておいて。要するに私が議員として議会…失礼、会派でまとめるという方向だったので、それは協力してやりましたけれども、発表する段になって、今まで宙ぶらりんだったということでしょう。

委員長(佐野司郎君)

あのね、ちょっと違うんです。いきさつを、いきさつどおり説明させていただきますと、あれを計画したときに、皆様にお諮りしたときに、こちらから意見はほぼ言わないと。住民の方の御意見だけを伺おうというふうな形で記録が残っているんです。そういった覚えもあります。それに対するお答えについては、基本条例を決めていく中で検討して基本条例としてあらわれたことで勘弁してもらおうというふうなことで進み始めたんです。ところが、議会の基本条例じゃない部分について、いろいろな御意見が出まして、それについて答えをよこせという要求も出ました。それで検討したんですけれども、議会としてやった行事、イベントなので、議会として返事を出すべきだという、最初そういう方向だったんですけれども、とてもまとめ切れないんですね。もう極端に右と、そういうことがありましたので、やめにしますという結論を一遍出したんです。だけども、やはり住民の方に申しわけないという意見が出ましたので、それもそうだと。それから共産党さんから、こういうふうにやれば、各会派及び個人の見解というのは出せるじゃないかという例を出していただきまして、うちみたいにやったらどうだという提案をいただきましたので、皆さんにお諮りしたところ、共産党さんの設問の答え方を参考にしながら、事務局から改めてアンケートを出していただきました。それをまとめた時点で、ここが私のミスだったんですけれども、私は議会運営委員会の仕事が終わったというふうに考えました。で、もう議会でやったことだから、あと広報に載せるか載せないかは議会にお任せすると。改めて検討しろということでしたら検討しますけれども、議会運営委員会として載せていただきたいなという意見は言いましたけれども、皆さんの御意見は伝えましたけれども、載せける載せないの決定はしなかったということが私のミスと言えばミスで、おくれて現状になっている。これはうそも隠しもない、事実どおりなんです。ですから、最初から載るというのをサボって載せなかったということでは全然なくて、皆さんの御意見で載せるべきだという形でここまで積み重ねてきたわけです。ですから、載せるというか、答えをつくるべきだということで、答えをつくってきたわけです。ですから、答えはできたんですけれども、それをどを発表するかについては、もちろんつくったものですから、問い合わせがあればお見せもするし、場合によっては差し上げることもできるんですけど、それ以上のことは、するかしないかというのは、まだ厳密に言うと諮ってないんですよ。これは私のミスなんですけれども、諮ってないので、きょう、もしどういう方向でやればいいかを決まれば、改めて議長とともに広報特別に、せめてホームぺージには載せてください。あるいは、予算をとりますので、別冊で出してくださいというお願いをしようと思っているんですけれども、別冊まで、お金がいることだし、必要ないのではないかという意見がお3名から出ましたので、いかがでしょうということなんですが。ちょっと長くなってすいません。

委員(守屋亘弘君)

前段については、議会広報…ごめんなさい、議会だよりで出してますよね。だから、そういう関連からいくと、こういう結果になったというのはね、筋としては議会だよりに出すべきだという発想なんですよ。

委員長(佐野司郎君)

そうですね。現実の問題としてどう処理するかをお伺いしているんです。

委員(守屋亘弘君)

だから…で、なおかつ予算がかかって、ずれずれになってしまうということであれば、少なくともインターネット上でオーケーするとすればですね、謝罪をまずして、かくかく、こんなにおくれちゃいましたというのが私は、それでもって出すなら私は了解しますよ。

委員長(佐野司郎君)

質問を載せてあるんですね、ホームぺージに、いただいた。質問は載っているんです。そのときに、一番最後に入れてくださいとお願いしたことありましたよね。お答えについてはとか何とかって、どうやって書こうかと相談したことありましたよね。一番最後に、お答えについてはすぐに出せませんとか、統一見解ができませんとか、入れてくださいとか、入れようかとかって話をした覚えがあるんですよ。後になりますって書いたのか、お答えについては出せませんと書いたのかわかりませんけれども。何かそんないきさつもあったような記憶があるんですけれども。

委員外議員(畑中由喜子君)

今、私の記憶にはっきり残っているのは、町からの、町に対する質問の部分があって、それは比較的早い段階で回答が出たんですね。議会から出るであろう回答を、町側のだけを先に載せてしまうというのは非常に、じゃあ議会は何してるのということになるので、待っていますというところまで。ですから、町からの回答も載せてないです、当然のことながら。

委員長(佐野司郎君)

そうなんですか。

委員外議員(畑中由喜子君)

そうなんです。それはだから町の姿勢でずっときてしまって、私も確認をしなかったので、それは申しわけなかったんですけれども。

委員長(佐野司郎君)

いやいや、私のほうのミスですけれども。じゃあ、わかりました。現状わかりましたので、守屋委員も御理解いただいたので、早速議長と諮りまして、今ある資料をすべて、遅かろうが何しようが、ホームぺージに公開させていただくという手続をとらせていただきます。

委員外議員(畑中由喜子君)

議運からの御指示どおりに…御指示がないと、私どものほうで判断できることではございませんので。ただ、やり方としては、当然おわびの文章と、それから全文についてホームぺージに掲載してございますという御案内を載せるという形に…。

委員長(佐野司郎君)

もし活字が必要であれば、事務局にお申し出いただければ存在いたしますということも。また細かいことは改めてお願いにまいります。この件につきましては、そういうふうに処理させていただきます。もう過去のことを幾ら言っても、ちょっと悔やまれるだけで、あれですから。この陳情全体に対して何か御意見があれば。2つで結構ですけれども。前の陳情に関しては、意見は聞くつもりであると。そういう段取りで進んでいるので、継続をして聞く、住民の方の意見を伺うときになったらば、必ずやらなきゃいけないというのは皆さん確認しておりますので、そのときに述べていただければいいので、継続だということで継続にしてきました。たしかそういう御意見だったと思います。改めてまたちょっと細かい点まで含めた陳情が出ておりますけれども、いかがでございましょう。現状、基本条例制定の作業の現状も含めまして、この陳情をどう扱うか、皆様の御意見どおりにしたいと思いますので、どんどん活発に、思うところを言っていただきたいと思います。

委員(守屋亘弘君)

陳情20-7号については、趣旨はよくわかります。現時点を踏まえて、趣旨はよくわかる。ですから、素案…どこの時点の素案というのか、まだ素案自体がいわゆる議会運営委員会での素案というのはまだですよね。したがって、議会運営委員会で諮って、それからその後のステップがどうなのか知りませんけれども、一応私のアイデアとしては公聴会的なものを開いて、そこで御意見を伺うと。ただその中で、取り入れるか取り入れないかは議会サイド、議員サイドの任意だという私は理解をしてます。
それから18号については、若干考え方に我々と陳情者の間で考え方が違っていたんじゃないか。というのは、私の少なくとも認識は、我々でつくっていくんだと、議員あるいは議会でね。だけど、現時点でね、じゃあ振り出しに戻って、またやりましょうというんだったら、今までの努力は何なのか。我々のね。それはいろいろなステップがあって、我々の中で小委員会を設置してやりましょうというのは、みんなの少なくともこの中で合意したことですし、任されていると。だけども、それは何やら否定されて、もう一度初めからだというような、私は賛成できません。

委員長(佐野司郎君)

最初に皆様と確認した事項の中に、この作業はですね、条例を制定するというのが目的なんですけれども、やはり今ある議会を自分たちで見つめ直して、反省もするべきは反省をして、あるいは確認をすべきは確認をして、自分たちの問題として制定をしようというところから始まっております。ただ、今までのように住民の方に一切知らせないで、こう決まったよというのはよくないという御意見もありまして、それではどこかで何回か住民の方の御意見を取り入れましょうと、伺いましょうと。それを最終的に条文にあらわすかどうかは別の問題として、住民の方の御意見を聞きましょうということで、よく考えもしないでと言ったほうが結果的にはよかったんですけれども、まず最初に真っ更で聞いてみましょうということでやりました。そのときにちょっと問題点が出まして、町の情勢の時期もいろいろありまして、基本条例そっちのけという状態になりまして、議会、これはもう本当に議会の考え方が、特に正・副、今の副じゃなくて、正・副の考え方がちょっとずれていたということなんでしょうけれども、そういう結果になりました。今度は素案をつくった時点で、資料をちゃんとお渡しして、それについて御意見を伺おうと。そのお答えもしようと。あるいは、その結果、取り入れるか取り入れないか、修正するかしないかということの過程もお知らせしようというふうに皆さんで決めた覚えがあります。で、守屋委員のおっしゃるとおり、先ほど言ったように、住民の方の意見をどう伺うかというのを決める議運を最後にきょう決めていただきますというお話をしましたので、それを目指して継続できたんですけれども、ということでございます、現状は。で、守屋委員の御意見も大変よくわかりました。で、私が言いたいのは、自分たちの問題であるという点では全くそのとおりだということでございます。
他に御意見あれば伺います。

委員(待寺真司君)

今後の流れについてはですね、今、小委員会であらかた素案ができて、これから各会派、各議員さんから出て、それで議運で決まる。その流れは私、そのまま継続して、やはり住民とのこの陳情の中でも出てますし、その前の陳情もそうですけど、どこかの段階で当然その素案というか、議会が出してきたものに対して意見交換をする場というのは必要だと。その部分では両方の陳情の趣旨は十分わかりますし、そこの部分は賛成です。
もう1点、守屋委員も言われましたけれども、スタートがそういった議会のあり方について、議会の中でみずからどうしていこうかというような流れで出てくるのが議会基本条例で、恐らくこの陳情の趣旨を酌むということであれば、それは自治基本条例の中で、行政・議会・住民の役割なんかを決める中で、最初の段階からね、公募委員を入れてやるという形は、まちづくりの町の中の憲法だからありだと思います。その自治基本条例が今まだ葉山がないまま、私はそれを先行させるべきだという持論は持っていたんですけれども、それよりも先に議長から、あるいは他の状況も含めて議会を大きく変えていく必要があるという中で、議会みずから決めていくことですから、守屋委員の意見と一緒で、そこの部分はこのままいっていいのではないか。ですから、公募の町民を今からまた入れるということに関しては、この陳情の趣旨はちょっと私も了承できないという部分でございます。

委員長(佐野司郎君)

自治基本条例が先行すべきだという意見、前からあります。ですが、議会のほうではやはり議会基本条例から刺激を、きっかけを得たと、刺激を受けたというほうが先でございまして、議会基本条例だけでもつくろうよということで、いずれは自治基本条例ができれば、これも吸収されてしまうのではないかというところでございます。一般質問を行っていただきまして、現町長は自治基本条例に前向きなお答えをいただいております。制定するよというお約束をいただいておりますので、早晩始まるのではないかと思います。そのときには町民会議もありますし、あるいは特別な意見を聴取する諮問委員会等も考えられるわけですので、そのときは待寺さん言うように、違った形で制定されていくものだとは私も思っております。議会基本条例については、ニセコですか、刺激を受けて、いろいろなところで、湯河原も、身近で湯河原も制定されましたので、それでは我々も考えてみたいということと、先ほど言いましたように議会このままでいいのかというのが動機づけになっておりますので、どちらかというと反省の意味合いの濃い作業になっておりましたけれども、それなりに私は成果があったのではないかと。まだ終わっていませんけれども、思っております。で、待寺委員の意見もよくわかります。他に。

委員(阿部勝雄君)

私も前の20-7号ですか、町民に知らせていく。そのことをどういうふうに盛り込むかということで、今、議会基本条例をつくってきたし、小委員会でもそういうのをどこにどう入れようかという議論はかなりしてきたつもりです。ですから、そういう意味で町民の前にいろいろ知らせていこうかと。じゃあ知らせる方法としてというのは、これからも皆さんと議論していかなければいけないと思うんだけど、その辺のことは趣旨として20-7号がそういう趣旨だと私は解釈しています。いかにして町民の前に議会を開いてというかな、知らせていくかという意味だと。それは大いに私らも議会基本条例の中に盛り込む算段をしました。それはよしあしはまた皆さんで議論していただくんですが。この20-18号については、今、待寺委員が言われるように、自治基本条例と私、何かごっちゃにされているかなという感じはします。出てきたのを皆さんで町民の御意見を伺う会でも出たように、議会の中はそれぞれがいろんな意見を持って、それぞれの代表みたいな形で出てきていますよね。それを全く町民の中からずらっと選んだら、また同じことをわあっとやるだけで、それもこの書き方ですと、公募町民委員を含んだという書き方というのは、議会と議員とそういう形でつくれということなので、基本条例、自治基本条例は普通に単なる住民の諮問委員会みたいなものをつくるのと、全く違う形だと。選ばれたと言っちゃ失礼だけど、議員と同等の立場で議論するという場を設けろというふうにちょっと読めるものですから、自治基本条例とは違うんじゃないかなと私は解釈しています。
その辺で一番この人たちの願意はね、町民にいかにして知らせていくかということを自治基本条例に盛り込めと、そのことを意見として言いたいんだと私は思います。そこに出たいんじゃなくて、自治基本条例…失礼、議会基本条例の中に、町民にいかにして知らせていくかをちゃんと盛り込んでほしいんだと。それを言いたいがため…言いたいって、盛り込んでもらう内容をそこの場で議論していきたいということだと私は解釈しているんですが。そうだとすると、今言った20-7号ですか、この意思をどう生かすかというのと一体かなと思っております。ですから、この特に守屋さんも言われたけれども、小委員会である程度のたたき台というんですかね、それもでき上がっていますし、今からそれをほごにしてというのも、私もちょっとまずいかなと思います。ですから、そこの中にこの願意をね、町民にどう開かれていくか、知らせていくか、このことを今後の基本条例の中に盛り込んでいく議論をするべきだと。20-7号の意思を生かして、これにこたえていく、18号にもこたえていけるんじゃないかなと思っておりますが。

委員長(佐野司郎君)

御意見ちょっと整理いたしますと、私も小委員会をオブザーバーとして出席させていただきました。その中で、この町民の御意見を、町民の方に議会に参画してもらうということについて議論が行われたことを記憶しております。そのときに条例文に例えば年に何回、どこそこでやるというふうに書くべきだという御意見も確かに出ましたけれども、それはちょっと無理だと。時代もあれしていくので。そうしたら、どこかの議会で要綱をつくって、こういうふうに進めていくんだと。地区別会合だとか、いろいろ何とか懇談会とか書いてありましたけれども、意見交換会というのもありました。そういった要綱をつくって、同時にスタートさせれば、それで御納得いただけるんではないかというような、条例文には基本的な精神だけ載せればいいというような議論があったのも記憶しております。これからどう決まるかわかりませんけれども、そういう議論が確かに行われておりました。
もう一つは、今度開く町民の方の御意見を伺う場で、例えば町民の方、自分の意思表示をする機会が僕はあるんだと思っております。例えば最初から議員だけで決めたこんなものは認められないという御意見があれば、そのとき言えるんだと思うんです。それを我々がどう受け取るかというのは、また次の問題で、最初にお約束したとおり、何が何でも今考えているとおり、年度内にどうしてもつくるんだということは表明しておりません。目標としては年度内にと言っておりますけれども、御意見がたくさん出て、考え直さざるを得なかったら考え直すべきだと、私個人は思っておりますし、皆さんにもそういうふうに説明をして御納得をいただいておりますので、この後どういうふうに御意見を伺うか。やったふりだけでぱたぱたとやるということは、過去にもいろいろありましたけれども、町当局等を含めましていろいろありましたけれども、そういう方法はとりたくないなとは思っております。時間とチャンスは関心がおありの方にはわかるようにしたいなというふうに思っておりますので、これから皆さんの御意見をいただいて、それを決める日程を決めていくわけですけれども、私はそれまで、それで具体的な形でおこたえしたいなというふうに個人的には思っております。
他に御意見ありますか。小委員会の委員長でもあります、座長でもあります伊藤副委員長、どうぞ。

委員(伊藤友子君)

小委員会の座長をさせていただきました伊藤でございますが、やはり結論から申しますとね、既に待寺委員、それから阿部委員がおっしゃったことと、私も同じです。というのは、議会基本条例の一番の骨になるところは、議員みずから律して、議会の中でやはり議会基本条例というのは決めるべきだということが、私もそういう主張でしたし、皆様大勢を占めていたと思います。自治基本条例といいますのは、この陳情20-18号の中ほどに書いてございますけれども、条例制定は町の大きな行政活動の一つであり、このような場面では企画立案、検討、実施、評価のすべての段階で、町民が情報を得た上で参加することが現在の地方自治における住民参加、協働の基本的な方針であると考えます。もうここにおっしゃっているとおりで、これこそがやはり自治基本条例の骨子だと思います。そこに議会基本条例とですね、自治基本条例の違いというところがあってですね、この辺をやはり分けて考えていただければと私は思います。そうでなければ、議会基本条例を私たちが小委員会をつくって、その骨子をつくるまでには、それぞれの議員の皆様の各会派、それから個人の御意見をまとめ、それから何回もこの議会運営委員会の改革のほうでですね、やってきたものの集大成を小委員会で任されたわけでございますけれども、そういう中にですね、町民の皆様の御意見をどう入れて、最初の段階からというと、恐らくなかなか決まらないだろうと思います。ですから、最初に町民の皆様の御意見を伺う会をし、それからこれで大方のものができて、こういうものを私たちはつくりましたということを町民の皆様にまた機会を設けて御披露すると。そこにいろいろな御意見が出てくると思います。皆様全員がそれぞれ御意見違うように、いろいろな意見が、これはだめだというところから、まあいいじゃないかという御意見も、いろいろ出てくるのは百も承知ですが、それでも議員が自分たちで律する、そしてつくったものというものは、やはり議会基本条例であるからこそ、議員で努力をした結果だと思いますので、悪いところは悪いとおっしゃるのをひらにまた受けとめてですね、変えたり、それからそのような御意見をどう議会として受けとめるかということをみんなで努力をしていけば、やはり開かれた議会ということが町民の皆様にもわかっていただける一助になるんじゃないかと思っております。ですから、ここの公募町民委員会を含んだ検討委員会を設ける、町民対象に現状の説明会を開催する、こういうことはやはり自治基本条例であれば、本当にここから始めるべきだと思いますので、まずはこの辺を町民の皆様に御理解をいただくように私たちが今度開いたときに努力をしていけばよろしいのではないかと思っております。以上です。

委員長(佐野司郎君)

ここに書いてあるとおり、陳情のいただいた中に書いてあるとおり、企画立案、検討、実施、評価というのに最初から参画して協働でいくべきだというふうに書いております。これはなぜ書かれているかといえば、これまで町が、住民の方は議会も行政もかなり同じ認識でいると思いますけれども、そうなってなかった部分があったと。建前だけで、お題目だけで、本当にそれじゃパブリックコメントをして住民の方の意に沿うように検討して直る部分がほとんどなくて、これは無理だよとか、これは該当しないよというような意見で済んでしまうようなこともありました。確かにいろんな審議会もただ行政の側から出された案件に、いいよというような感じで済んできた時代もありました。今それがそれではもたなくなって、それでは通用しなくなって初めて考えられるわけですけれども、今、副委員長がおっしゃるように、自治基本条例制定の運びになったときには、議会の議員の方も、やはりこの段階から住民を巻き込んでやるべきだという意見は出てくると思いますし、皆様そういう御意見をお持ちだということは、きょうの意見を伺ってもよくわかります。ただ、議会基本条例につきましては、先ほどから説明しているように、議員が自分たちの一つの憲法というか、当たり前のことですけれども、住民のために働く立場であるということを確認しながら、もう一回やってみようということでございますので、このまま委員長としては進めていきたいなとは思っております。皆様も私と同じような意識をお持ちだというふうに今、感じているところでございます。御意見をいただかない方もいらっしゃいますけれども、もうほかにこの2件について御意見ありますでしょうか。よろしいですか。それでは…。

委員(阿部勝雄君)

コンクリートする前に、いかにして町民に知らせていくか、先ほど守屋委員が公聴会と言いましたけど、その辺の検討は今後議運で条例案をもう一回検討したときに、余りコンクリートになる前に、これも町民に聞いてみようじゃないかというあれをして、いかにして知らせて意見を聞く。そういうあれを考えていけば、もう少し町民の意見が反映されるかなと思いますので、単なる条文、ここだけでやっちゃったと、コンクリートしてからこうなんだと理屈を並べる前に、そういうことも考えていったらいかがでしょうか。

委員長(佐野司郎君)

過去にいろんな条例をつくるときに、議会の条例というのは幾つもないんですけれども、倫理条例と政務調査費の条例がありますけれども、それと別にしますと、そういうふうな格好で、もう先ほど言ったようにコンクリートになっちゃって、ただ、形だけ聞いたよという事例がなかったとは言えませんので、そんな轍を踏みたくないなとは思っています。で、阿部委員にお願いなんですけれども、今度は住民の方にどういうふうな意見を伺うか、あるいはそれをどう取り入れていくかという議運を行いますので、そのときは御意見をひとつ提出していただければありがたいなと思っております。
すいません、待寺委員が先でしたので。

委員(待寺真司君)

私も阿部委員の今の御意見と重ねてになりますけれども、例えばここの陳情の20-18号の1の2の3のところに現状を説明するリーフレットを全戸配布するという要望もあります。恐らくこの辺はどのような形で話が組み立てられていっているのかを知りたいという要望の一つで、これは私、対応としては、ある程度固まった段階で、それぞれに逐条解説というのをね、かなり詳しくつけて、そして住民との意見交換会になるのか、あるいは公聴会になるのか、パブコメになるのか、その辺の手法はこれからになりますけれども、いずれにしてもその段階でそういったものをお出ししながら、町民の意見をうまく(テープ1-B)これからの中で決められるということでございますので、この陳情の20-7及び20-18号については、私はその扱いとしては継続で、常に発信していくということを心がけながらいけばいいのではないかというふうに思いますけれども。

委員長(佐野司郎君)

はい、ありがとうございました。結論に対する御意見もいただきました。住民の方に発信する資料、情報としての資料については、やはり考えなければいけない、経過措置を、経過の説明も含めて、あるいは条文の説明も小委員会の手をまた煩わせるかもしれませんけれども、つけて出して、御意見をいただくというようなことをとりたいということと、それからパブコメだとか公聴会だとかありますけれども、それをミックスした形も考えられるのではないかなというふうに個人的には思っております。

委員(守屋亘弘君)

ちょっとこの問題、2つあろうかと思うんですよ。まず、確かに去年末、年末に住民の皆さんの御意見を賜る会、開いたと。ところが一体どうなっているのかいというのが1点あろうかと思うんですね、先ほどの反省も踏まえて考えれば。実際は、議会の総意として、くどいけれども、小委員会なるものをつくって、ずっとやってきたと。それを私自体がね、もとへ戻して白紙からやるつもりは全くありません。それからもう一つは、今、冒頭に申し上げたとおり、住民サイドに対する情報の発信について、現状はこうですと。しかるべき素案なるもの、例えばですよ、一つの選択肢として、素案なるものが議会でまとまったとするならば、それを開示して皆さんに御意見を伺うとか、その伺う方法というのは、先ほど待寺委員が言われたとおり、幾つもあろうかと思うんですよ。だから、現状はね、やはりかくかくしかじかであると。初めから何やらね、ちょっと誤解があるんじゃないかと思うんですね。我々が決めてやっていることが、何か悪いことみたいにね、言われちゃうと。

委員長(佐野司郎君)

住民の方に御理解いただいてないということですね。委員長の不徳のいたすところで。

委員(守屋亘弘君)

だから、それは我々がね、さっき申し上げたとおり、何も発信してなかったからって言われれば、全くそのとおりなんで、少なくとも是正するためには、何らかの早期にね、現状はこうだということを示すべきだと私は思いますけど。ただ、後戻りは絶対認められないと。

委員長(佐野司郎君)

わかりました。御意見を伺ってまいりました。それで、御意見を伺う会に出てきた行政、議会、ミックスでいろいろな御意見出たんですけれども、現実の問題として町長はおかわりになったということもありますし、真名瀬の遊歩道はとまったということは現実としてあるわけですね。ほとんどの熱気がそこにありましたので、それを確認するためにも、ホームぺージに載せろということでございますので、隠してまた誤解されてはいけませんので、先ほどの決定どおり載せさせていただくように努力いたします。これについては守屋委員のおっしゃるとおり、もう後戻りはできないんだと。これから先で住民の方の御意見をどう取り入れていくかについては、皆様がおっしゃるとおり、いろいろなやり方もあるだろうし、いろんな考え方をさらに柔軟に考えるべきだという御意見も出ておりますので、そういうふうにしていきたいなというふうに思っております。副委員長も多分そう思っていただけると思いますので。それで、待寺委員から結論に対しての御意見も出ましたけれども、では続けて伺います。この陳情に対する…付託されておりますので、結論を得なければなりませんので、継続という御提案がありましたけれども、ほかにございますでしょうか。

委員(阿部勝雄君)

それだけ言うなら私も継続なんですけども。基本的にね、どれか、この人たち、陳情者のあれは、いかに町民の声を聞いてくれるかということだと私は解釈していますので、それをこれから努力していくわけですから、これ、結果が出るまで、これを意思を酌んで、できるだけコンクリート化する前に、いかにしてできるか、その辺だけを大いに検討していきたいと思っています。継続して、これに対応していきたいと思っております。

委員長(佐野司郎君)

委員長がべらべらいろいろなことを言って大変申しわけないんですけれども、私個人としては、次の検討するときには住民とのこれから意見交換会の要綱ありますよね。住民と一緒にやらなければいけないという決まりは条文に案としてあるんですけれども、それを出すときに、条文説明としてこんな要綱を決めてやっていければいいんだとか、やっていくつもりだよというようなところまでいけば、住民の方にかなり納得していただけるかなというふうに個人的には考えております。また皆様の御意見をそれについても伺おうと思っております。

委員(守屋亘弘君)

暫時休憩を求めたいんです。

委員長(佐野司郎君)

わかりました。5分か10分…傍聴の方いらしてもよろしいですか。
じゃあ、暫時休憩いたします。(午後1時57分)

委員長(佐野司郎君)

休憩を閉じて会議を再開いたします。(午後1時59分)
この2件につきましては継続という御意見が出ております。20-7については既に継続を重ねております。20-18号も、この趣旨、この書かれていること全部ではなくて、取り上げるべき趣旨には沿っていきたいという御意見がたくさん出ましたけれども、継続すべきだという御意見が出ております。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声多数)
それでは、この2件は継続ということにしていただいて、次なる議会運営委員会でもまた皆様の御意見を伺いながらやっていきたいと思います。
(伊藤委員から、中座の申し出あり)
どうぞ。では、進めさせていただきます。すいません。べらべらしゃべって、隣でしゃべり過ぎたので、気分悪くなっちゃった。次まいります。日程の問題です。第3回定例会の運営について、1番、決議第1号森英二町長に反省を求める決議(案)というのが出ております。これ、事務局、この3件について、ちょっと状況を説明していただきたいんですが。

議会事務局局長(上妻良章君)

説明になるかどうかでございますけれども、決議第1号森英二町長に反省を求める決議案に関しては、これはもう御承知のように既に案が出てございます。これに関して、いつのせるかに関しては、当然事務局の云々ということはございませんので、皆様から御意見をいただいてというふうにはなろうかと思います。
第2の、意見第6号、その下、陳情第20-19号につきましては、これは今までの事例等も考えますと、意見第6号につきましては最終日の日程ということと、陳情第20-19号、3番目につきましては最終日付託、休会中の審議という形が今までの流れの形であろうかというふうには思ってございます。

委員長(佐野司郎君)

わかりました。1番、決議第1号につきましては、私の記憶では総務委員会の委員会から出たんだと思いますけれども、総務委員長いらっしゃいますので。御希望があればお伺いしたいと思います。

委員(待寺真司君)

ありがとうございます。総務建設常任委員会の審査の中で明らかになったことに対して、町長に対し二度とこういうことをしないでほしいということで、反省を求める決議というのを全会一致で笠原議長あてに提出をさせていただいたということでございます。通例ですと、きょうのお話ですと、本会議の最終日になろうかと思いますが、一応委員会として反省を求めるという部分で、できれば再開後、本会議の初日というと、4日目になるのかな。直近の本会議の冒頭で行わせていただければというふうに思っておりますので、日程のほうをちょっと御配慮いただければと思います。

委員長(佐野司郎君)

わかりました。17日の金曜日ですね。事務局、ここに入れますよね。じゃあ、冒頭でということも…本会議の冒頭でということもありますので、皆様よろしければ17日の金曜日に扱わせていただきたいと思いますけど、よろしいですか。
次へまいります。意見第6号、これはもう皆様既に下案としては御納得いただいて署名をいただいているものだと思いますけれども、最終日に意見書として上げさせていただきたいと思います。審議したいと思います。
3番目、よろしいですか。20-19号につきましては、これはおくれて出た陳情でございますので、最終日に付託先を決めて、休会中、閉会中に審査をしていただきたいということで、付託先はどこにいたしましょうか。教育民生ですか。教育民生に最終日に付託したいというふうに、伊東委員長、よろしくお願いします。では、そういうふうに決めさせていただきます。これ3件、日程については終わらせていただきます。
次に、その他でございますけれども、先ほどからいろいろ問題になっております基本条例の進め方については、次にいたしまして、議員研修というのを毎年行っておりますけれども、いろいろ正・副委員長、正・副議長、それと事務局と日程について下相談と、候補について下相談をしました。そのことについて、事務局から皆様に、それで決定してくれということではありませんが、一応そういう下相談はしたということで、情報としてお聞きいただきたいと思います。事務局、お願いします。

議会事務局局長(上妻良章君)

今、委員長がおっしゃられた内容でございますけれども、開催時期につきましてですね、これ、平成21年、来年になりますけれども、1月の下旬から2月の上旬、これを時期的には予定をさせていただいておるところでございます。もっとピンポイントで申しますと、21年の1月の26日(月曜日)ですね、から31日(金曜日)、この週になるか、その次でございます。2月の2日(月曜日)それから6日(金曜日)、その両週のうちのいずれかで調整をさせていただければなというふうに思っております。
テーマでございますけれども、現状御相談申し上げている内容につきましては、議会におけるコンプライアンスが政務調査費の用途等で非常に問題になっている。そういったところもございますので、議員の皆様の危機管理というところでですね、そういった部分の内容での講習ができればなというところで、事務局として皆様とも正・副委員長とも御相談させていただいておりますけれども、ほかにもし皆様で他のテーマ云々等という御意見がございましたら、それは委員長のほうで後で仕切っていただければというものでございます。

委員長(佐野司郎君)

今、御説明いただきましたけれども、相手方とは何の接触もまだしておりません。何かないのかという私の要望にこたえての答えでありますけれども、いや、それよりもこういうことについて勉強したほうがいいんではないかというようなことがありましたら、御意見として出していたければ検討したいと思いますけれども。時期については、いろいろな倫理のことや何かいろんなことがありまして、11月どうしてもとれないんです。で、来年でどうだろう、落ち着いたところでどうだろうということになりましたことを御説明いたします。

委員(土佐洋子君)

議員研修というの、よくわかってないんですけれども、そういった議員全員が参加するものなんですか。

委員長(佐野司郎君)

はい、町村会の議員研修が近々あるんですけれども、この葉山町の議員として毎年それなりの勉強をしているんですね。それは予算も5万円とってありまして、5万円の範囲でしか講師を呼べないんですけれども、基本条例についての勉強もいたしましたし、2度ばかりやりましたかね。それから調査費のこともありましたし、議会についていろいろなことを勉強してきているのが例でございますので、本年度もやりたいなと、予算があるからではなくて、予算をせっかくとってありますので、やりたいなと、お話を聞ければなということで講師を探しております。

委員(土佐洋子君)

今、1月末と2月の頭という日程が出ましたけれども、それは研修の日程は1日ですか。

委員長(佐野司郎君)

1日です。1日というか、半日です。ここでやります。

委員(土佐洋子君)

一応希望があるんですが。1月28日は避けてください。特定健診を受けたいんです。

委員長(佐野司郎君)

1月28日はできるだけ避けて。そういう御希望がありましたら、事務局のほうへ、そのとおりできるかどうかわかりませんけれども、一応お伺いするそうですから。他に。

委員(待寺真司君)

今、局長のほうから危機管理というお話、それも非常に興味あるテーマでもありますけれども、ちょっと1点ですね、財政健全化法で随分今回の決算書なんかでも指標が変わったりとかしていますので、ちょっと複雑な数字でわかりにくい部分もあって、もしその専門家を呼んで危ないとか危なくないとか、財政健全化法に関する何かを聞ければなというのが要望として1点挙げさせていただければと。

委員長(佐野司郎君)

新聞にも出ておりましたけどね、危ないところが幾つで危なくないところがと言われますけど、危なくないのはどの程度危なくないかというのは、いろいろ問題があるでしょうけど、その辺のところが聞ければなと、よくわかるような気がします。数字の読み方もいろいろ、足りているから大丈夫なんだというんじゃいけないのかなという気もしますので、そういう希望もありまして、講師等、御存じ寄りでもあるんですか。別に、それに関してということ。また後で、もし御提案があれば、事務局のほうにしていただきたいと思います。じゃあ、1月末か2月初めということで、改めてお諮りいたしますけれども、予定させていただきたいと思います。

議会事務局局長(上妻良章君)

ちょっと日程等を申し忘れましたけれども、今、待寺委員から御指摘がございました、御提案がございました。そういった御提案がございましたらですね、今月末までに事務局のほうへ御提案いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

委員長(佐野司郎君)

御提案がありましたら、今月末までにぜひ御提出をお願いしたいと思います。
それでは、最後の基本条例について、先ほどいろいろな御意見をいただきましたし、基本的、ごくごく基本的な住民の方の御意見を十分伺おうと。可能であれば取り入れようという御姿勢を皆さんに示していただきましたけれども、そのことについて議会運営委員会として日程と、それから方法について、まず既に皆様の御意見をまだ伺っておりませんので、小委員会が提出した素案について、改めて全員の皆様から御意見を伺います。それから、全員、議会運営委員会以外の全員、ほかの方の御意見も、会派にまとめろと言ってもなかなか出ておりませんので、何かの機会でとりたいと思います。そして、最終的には住民の方にどうお示しをして、どう御意見をいただいて、どう検討するかと、ここまで決めたいと思いますので、次の委員会を決めていただきたいというふうに思っております。そのときに、もし時間がありましたら、一般質問の先着順であるとか、あるいはまだ私のところへ届いておりませんけれども、いろいろ議会のあり方で早くこれを直したらどうだというような意見も耳にしておりますので、具体化したらそのときに諮りたいと思っております。広報特別委員会を常任委員会にしろとかしない、するとかしないとか、…そうですか。そういううわさも。もし御提案がありましたら、検討しなければいけないなというふうに思っております。
それでは、日にちのことで、一番決めやすいのは、何かある日の半分あいている日、ありませんかね。審査委員会でも何でもいいです。

委員(阿部勝雄君)

今言ってるのは、まだ小委員会で出しただけですよね。議運を開くという意味ですか。

委員長(佐野司郎君)

そうです。小委員会からの素案をいただいて、まず議運を開く。御意見をいただいて、次の全員と住民の方に対する向かい合い方について御意見をいただくと。この3点を協議したいんです。

委員(阿部勝雄君)

それ、3つとも日程を決めるということは…(「ここでじゃない」の声あり)日程を決めるということは、次回の議運で一回で終わっちゃうという考え方しかないんだけど、どうする。

委員長(佐野司郎君)

日程は決めません。基本的に、いつごろを目指してということで決めていきたいと。もちろん、全員に諮ったら紛糾しちゃってもとに戻らなきゃならないことも、可能性としてはありますので。それは順次決めていきますけど、とりあえずそれを、御意見をいただく最初の日程をきょうちょうだいしたい。それだけです。何かありますか、あいている日。できれば11月がいいんですけど。

委員(中村常光君)

僕の手帳に、わからないんだけど、鉛筆でね、政治倫理1時30分というのが。10日と25日。これ、1日ですか、半日ですか。

委員長(佐野司郎君)

半日でしょうね。

委員(中村常光君)

そうすると、午前中いいんじゃないですか、この今言った半日の。

委員長(佐野司郎君)

10日どうですか。10日午前中が候補に上がっておりますけど、よろしいですか。午後は政治倫理だそうです。じゃあ決めさせていただきます。異議の出ないうちに決めます。10時です。10日、10時。できましたら、会派の方の意見だとか、いろんなことがありましたら、お持ち寄りいただければありがたいと思います。改めて全員には御意見を聞く機会をつくりますけれども、早いうちに、もしわかりましたら、よろしくお願いしたいと思います。
他にその他で何か御提案…守屋委員、どうぞ。

委員(守屋亘弘君)

先ほど委員長がお話しになりました広報特別委員会の位置づけですよね。それをぜひ協議してほしいと思うんですけれども、要するに通例に従うと、来年の5月で改選になりますよね。だから、余り言いたくないけど、今の委員長は人ごとのように言うけれども、私がそっち行っちゃったら…というのは。特別委員会というのは、ある程度期限を区切ってやるんでしょう。

委員長(佐野司郎君)

それが本当ですね。

委員(守屋亘弘君)

だから、その位置づけね。私の記憶する範囲においては、例のITの関連で、最初に広報特別委員会って名づけて、インターネット関係の件は扱って、それから当時の議会だより編集委員会、それと合併した形で今日になっているんですけれども、先ほどのお話の中でもね、いわゆる情報発信ということを考えればですね、予算がしっかりとって、なおかつ名前からしてね、常任委員会にするのかどうかね。少なくとも今の状況は、常任委員会的でしょう。何も限られて、どうのこうのといって限られた期間という性質で委員会をやっているわけじゃないと私は理解しているんですけれども。

委員長(佐野司郎君)

特別委員会にしたときに、一応そういう話も出まして検討されたと思うんですけれども、改めていろいろな現状を見て、いいとか悪いとかあると思いますので、ここで結論は出せませんけれども、そういうことを取り上げる。それから常任委員会の所属についてという問題も当然ついてきますので、幾つ所属してもいいんだという話、あるいは何人所属してもいいんだというような話にもつながりかねませんので、その辺も含めまして意見交換はしなければならないなと思っておりますので、一回でぱっと決まるわけではありませんけれども、テーマとしてはちょうだいしなければなというふうに思っております。それよりも、一般質問の先着順というほうが取り扱いにくいのが現状事実でございまして、その辺ももう一度考えていただければなと思っております。それも皆さんの御意見で決めるべきは決めるべきだと思っておりますので、委員長は一切意見は言いませんけれども、取り上げていきたいと思っております。じゃあ、その2点を今、伺った…委員長から改めて、もし検討の必要がありましたら、言っていただければありがたいと思います。
ほかにございますか、その他で。よろしいですか。

委員(土佐洋子君)

前に議会だよりを事務局にお願いするというお話もあったような気がしましたけれども、あれはどうなりましたか。

委員長(佐野司郎君)

議会だより特別委員会が特別委員会になった時点でですね、議運で全員に諮って決めるという方法をとっていたんですけれども、全員協議会を開いて、議会だよりについて変更するときは全員協議会を開くという不文律の約束事になっておりました、昔は。ですけれども、特別委員会でちゃんとした委員会になったわけですから、もしそういう必要があれば、まず特別委員会のほうでこれは委員が発行するのではなくて事務局に発行させるべきだとういう結論をいただいて、それで事務局と調整をするなり、議運というよりは議長の扱いになるんでしょうけれども、そういう段取りになると思います。だから、まず議運で勝手に取り上げるわけにいきませんので、議会広報特別委員会のほうで今のも守屋副委員長が言ったから…守屋さんが言ったからそうなりましたけれども、向こうにまずお願いしていただければありがたいと思います。
よろしいですか。他に。それでは、時間余りかかりませんでしたけれども、ということですべて終わりました。これをもちまして議会運営委員会を終了させていただきます。どうもありがとうございました。(午後2時18分)

 

以上会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し署名する。

平成20年12月5日

議会運営委員会委員長 佐野司郎

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更新日:2018年02月02日