マイナンバーカードを活用した救急業務の実証事業
実証事業の概要
葉山町消防本部では、救急隊がマイナンバーカード専用の端末で読み取り、病歴・かかりつけ医・服用している薬などの情報を早期に把握し、適切な搬送先医療機関を選定することで、より迅速かつ円滑な救急業務を行えるかを検証するものです。
現在救急隊は、救急現場で病歴、受診歴、飲んでいる薬などの情報を、傷病者本人や家族などから口頭またはお薬手帳などで聴取しています。しかし、息苦しくて会話が難しい、お薬手帳を持っていないなど、救急隊が正確な情報収集を行うことができないケースが多くあります。
マイナンバーカードを活用することで、搬送先医療機関の選定に必要な情報を速やかに収集することができ、適切な医療機関への早期搬送に繋がることが期待されます。
いざという時に備え、日頃からマイナンバーカードを携行するとともに、実証事業へのご理解とご協力をお願いいたします。
マイナ保険証を活用するメリット
- 傷病者本人の情報を正確に伝えられる
- 病院の選定や搬送中の応急処置を適切に行える
- 搬送先病院で治療の事前準備ができる
実証事業の流れ
- マイナンバーカードの所持等を確認
- 本人確認
- 本人同意
- オンライン資格確認等システムにアクセスし、情報閲覧
→搬送先医療機関を選定し、救急搬送
実施期間
令和7年3月31日まで ※実施期間が変更になる場合がございます。
対象者
〇マイナンバーカードを所持している傷病者
〇健康保険証の利用登録がされていること
〇救急隊が目視で本人確認が行えること(カード写真と照合)
〇傷病者本人の同意が得られること
※傷病者の意識がない場合で、カードの所持がある場合に限り、本人の同意なく情報閲覧する場合もあります。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
お問合せ先:消防署
〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内2050番地の10
電話番号:046-876-0119
更新日:2024年10月24日