第五次葉山町総合計画基本構想・第1期基本計画

葉山町では、このたび2025年度から2040年度を計画期間とする「第五次葉山町総合計画基本構想」と、2025年度から2028年度までを計画期間とする「第1期基本計画」を策定しました。

本計画は、16年間という長い時間軸で、この先の葉山町の進む方向を検討しました。この先想定される、2040年問題をはじめとする少子高齢化の進行、広域連携といった構造的変化や急激な社会情勢の変化のなかで、町民の想う葉山町を未来に継承し、葉山らしいウェルビーイングを実現するために、2040年に目指すまちの姿を「自分らしく、つながるまち」としました。

 

そして、「自分らしく、つながるまち」の実現のために必要な施策と投資を検討し、分野横断的に推進していく3つの柱を次のとおり設定しました。

1つ目の柱は「健幸(けんこう)」です。町民が幸せであること。それは、海も山も人も健やかな、連綿と続く葉山の暮らしそのものです。これを未来へ継承していくために、一人ひとりが健康を保つ意識を高められる環境整備・取組みを進めつつ、何歳になっても安心できる医療・福祉体制を維持する。誰も取り残さない・押し付けない舵取りで着実に推進していきます。

2つ目の柱は「楽校(がっこう)」です。ワクワクする学びと探究の鍛錬を通じて、社会に生きる力を育むこと。この目標に向かって、子どもたち一人ひとりの興味と関心を伸ばし、もっと通いたいと思える空間を目指します。そして、学びは大人にとっても大切なテーマです。年齢に関わらず学び続けるための開かれた拠点として、地域の活動と連携していきます。

3つ目の柱は「連継(れんけい)」です。葉山町に関わる全ての人と行政が連携し、私たちのまちを未来へ受け継いでいくために、同じ目標に向かい、知恵を出し合うこと。さまざまな活動が横につながることで地域の力となり、これからのまちづくりを進めていくことができます。こうした「連継」を実現するために、デジタル化による連携プラットフォームの整備を進め、それぞれの地域のニーズにあった価値の実現を目指します。

 

この3つの柱を進めていくためには、行政職員が「自ら課題を見つけ、関連情報を公開し、町に関わる全ての人へ協力を募り、共に動く」新しい進め方を身につける必要があります。先が見通せない大きな課題に取り組むためにも、目の前の様々な課題に向き合い、関係者との信頼を少しずつ、そして繰り返し積み上げていくことを大切にして、葉山町に関わる全ての人と手を携えながら一歩一歩進んでまいります。

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更新日:2025年03月18日